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JP2006131729A - 合成木材製造用樹脂組成物および合成木材成形品 - Google Patents

合成木材製造用樹脂組成物および合成木材成形品 Download PDF

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Yuji Taniguchi
雄二 谷口
Yasuhiro Nomura
泰弘 野村
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

【課題】 成形性が良好な合成木材用樹脂組成物と、この樹脂組成物から得られる各種形状の合成木材成形品を提供すること。
【解決手段】 ポリオレフィン樹脂20〜95重量部と、木粉80〜5重量部とからなる主体組成物100重量部に対し、相溶化剤として酸変性ポリオレフィン樹脂を0.1〜10重量部、滑剤を1〜20重量部それぞれ配合される合成木材用樹脂組成物合成木材用樹脂組成物より製造された合成木材成形品。
【選択図】 なし

Description

本発明は、合成木材製造用の樹脂組成物、およびその樹脂組成物を原料として製造された合成木材成形品に関する。さらに詳しくは、外観が木質に類似した成形品(合成木材製品)が得られる樹脂組成物、およびその樹脂組成物を原料として製造されてなる合成木材成形品に関する。
従来、いわゆる合成木材は、天然木材チップ、木粉などを主原料とし結合剤によって結合したものから、合成樹脂のみを原料としたもの、など種々のものが提案されている。これら合成木材成形品(製品)の用途は、屋内用、屋外用など多様であるが、例えば、リフォーム用床材として使用可能な合成木材として、熱可塑性樹脂、木粉、酸変性ポリオレフィン樹脂からなる樹脂組成物を原料として、製造されたものが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、ここに提案されている合成木材は、その製品形状が複雑であったり、高い物性を要求される屋外で使用される製品であったり、木質に酷似した製品外観が要求される製品であったりするときには、材料の成形性、製品の物性・外観などの点で、十分満足すべきものではなかった。例えば、木質に酷似した外観の製品を得ることを目的として、原料組成物中の木粉量を組成物全体の30重量%を超える割合とすると、原料組成物の成形性、得られる製品の物性が極端に低下するという不都合を生ずる。さらに、成形性についていえば、製品全体としては肉薄でありながら、部分的に肉厚部と肉薄部とを有する成形品にあっては、肉薄部を成形金型のとおりに成形することは困難となる。
特開2004−27002号公報
本発明者らは、合成木材成形品(製品)にとっては木質に酷似した外観を呈することが極めて重要な要素であることに鑑み、木質に酷似した外観の製品を得ることを目的として、原料組成物中の木粉の量を増量しても、成形性が低下し難い原料樹脂組成物を提供すべく鋭意検討した結果、本発明に至ったものである。すなわち、本発明の目的は次の通りである。
1.成形性が良好で各種形状に成形可能で、かつ、木質に酷似した外観を呈する成形品(合成木材製品)が得られる合成木材用樹脂組成物を提供すること。
2.木質に酷似した外観を呈し、屋内、屋外で使用可能な各種形状の成形品(合成木材製品)を提供すること。
上記課題を解決するため、第一発明は、ポリオレフィン樹脂20〜95重量部と、木粉80〜5重量部とからなる主体組成物100重量部に対し、相溶化剤として酸変性ポリオレフィン樹脂を0.1〜10重量部、滑剤を1〜20重量部それぞれ配合されてなる、ことを特徴とする合成木材用樹脂組成物を提供する。
また、第二発明は、ポリオレフィン樹脂20〜95重量部と、木粉80〜5重量部とからなる主体組成物100重量部に対し、相溶化剤として酸変性ポリオレフィン樹脂を0.1〜10重量部、滑剤を1〜20重量部それぞれ配合されてなる、ことを特徴とする合成木材用樹脂組成物を用いて製造されたものである、ことを特徴とする合成木材成形品を提供する。
本発明は、次の様な特別に有利な効果を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。
1.本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂に対する木粉の配合量を増量しても、相溶化剤が配合されているので、ポリオレフィン樹脂と木粉とのなじみを向上させ、これにより木粉をポリオレフィン樹脂に均一に分散させることができる。また、滑剤が配合されているので、成形品製造時に金型内面の滑りが向上するので、成形品を安定して製造できる。
2.本発明に係る樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂に対する木粉の配合量を増量できるので、木質に酷似した外観を呈する合成木材成形品(製品)が得られる。
3.本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、射出成形法、押出成形法を適用して合成木材成形品(製品)の製造が可能であり、優れた成形性を有し、しかも木質様の外観を呈する合成木材成形品を得ることが可能である。
4.本発明に係る合成木材用樹脂組成物は成形性が優れているので、肉厚の薄い部分と厚い部分のある偏肉成形品、断面が上下または左右非対称形状の異型成形品、中空部を有する成形品などを、容易に製造することができる。
5.本発明に係る合成木材成形品は、ポリオレフィン樹脂に対し多量の木粉を含有させたときは、天然木材に酷似した外観を呈し、質感を発揮する。
6.本発明に係る合成木材成形品は、天然木材に酷似した外観を呈するので、屋内、屋外での各種用途に供される。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂を基体樹脂とする。本発明においてポリオレフィン樹脂とは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリブテン系樹脂などが挙げられる。ポリエチレン系樹脂とは、ポリエチレン、エチレンを主成分としこれと共重合可能な単量体との共重合体をいう。ポリエチレンには、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンなどが挙げられる。エチレンと共重合可能な単量体として代表的なものとしては、α―オレフィン類であり、具体的には、ブテン、ヘキセン、オクテン、デセンなどが挙げられる。ポリプロピレン系樹脂とは、ポリプロピレン、プロピレンを主成分としこれと共重合可能な単量体との共重合体をいう。プロピレンと共重合可能な単量体として代表的なものとしては、エチレン、α―オレフィン類である。共重合体としては、エチレン・プロピレン共重合体、プロピレン・ブテン共重合体などが挙げられる。ポリオレフィン樹脂は、一種でも二種以上の混合物であってもよい。上記ポリオレフィン樹脂の中では、性能、コストなどの観点からポリエチレン、ポリプロピレンなどが好適である。
本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、上記基体樹脂に、木粉が組合せて配合される。木粉は、合成木材用樹脂組成物から成形品を製造する際に、製品の外観に天然木材に酷似した外観を付与する。本発明において木粉とは、製材工場から排出されるノコギリ屑(木屑、オガ屑)、木材チップ、廃木材の粉砕チップなどが挙げられる。木粉の粒度は、10〜200メッシュパス程度のもの、粒径にして20〜150μmのものが好ましい。
本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、上記基体樹脂と木粉に、相溶化剤と滑剤とを配合する。本発明において相溶化剤は、基体樹脂と木粉のなじみが悪く両者の界面に気泡が発生するので、極性を有する木粉と無極性の基体樹脂のなじみを持たせる(両者の密着性、接着性を向上させる)ように機能する。本相溶化剤としては、酸変性ポリオレフィン樹脂が挙げられる。変性ポリオレフィン樹脂とは、ポリエチレン系樹脂またはポリプロピレン系樹脂を、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体(単量体)の一種または二種以上の混合物によって変性されたものをいう。不飽和カルボン酸および/またはその誘導体としては、アクリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン酸などの不飽和カルボン酸、またはその誘導体、例えば、無水物、アミド、イミド、エステルなどが挙げられる。これらの中では、不飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が好適であり、中でもマレイン酸またはその無水物が好適である。基体樹脂がポリエチレンであるときは、無水マレイン酸変性ポリエチレンが好ましく、基体樹脂がポリプロピレンであるときは、無水マレイン酸変性ポリプロピレンが好ましい。
本発明において滑剤は、成形品を製造する際に成形性、特に押出機口金や金型の金属壁面との滑りを向上させる。滑剤としては、脂肪族炭化水素系滑剤、脂肪酸アマイド系滑剤、金属石鹸系滑剤、などが挙げられる。脂肪族炭化水素系滑剤の具体例としては、マイクロクリスタリンワックス、天然パラフィン、合成パラフィン、ポリオレフィンワックスおよびこれらの部分酸化物、フッ化物、塩化物などが挙げられる。脂肪酸アマイド系滑剤の具体例としては、高級脂肪酸のアマイド、高級脂肪酸のビスアマイドなどが挙げられる。金属石鹸系滑剤としては、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウムなどが挙げられる。
本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、上記ポリオレフィン樹脂20〜95重量部に対し、木粉80〜5重量部を組合せ配合・混合し、主体組成物とする。主体組成物中の木粉が80重量部を超えると成形性が不良となり、5重量部未満では成形品の表面の光沢が強く木質感が得られず、いずれも好ましくない。主体組成物の好ましい組合せは、ポリオレフィン樹脂40〜60重量部に対し、木粉60〜40重量部である。
上記主体組成物に組合せ配合・混合する相溶化剤、滑剤の配合割合は、主体組成物100重量部に対し、相溶化剤を0.1〜10重量部、滑剤を1〜20重量部の範囲で選ぶものとする。相溶化剤が0.1重量部未満では、基体樹脂中で木粉の分散性が悪く、また得られる成形品の機械的強度向上が不十分となり、10重量部を超えると、成形時の加熱により熱劣化を生じ、成形品の機械的強度低下や成形品表面へのブリードアウトを生じ、いずれも好ましくない。滑剤が1重量部未満では、樹脂組成物から成形品を製造する際、溶融樹脂と成形機の金属壁面との滑りが悪く成形性が向上せず、20重量部を超えると、溶融樹脂と成形機の金属壁面との滑りが高くなりすぎ、押出機やミキサー内での混練が不十分となり成形品の物性が低下するので、いずれも好ましくない。
本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、上に説明した各成分を、上に説明した割合で配合・混合されたものであるが、樹脂組成物には、必要に応じて他の成分、例えば、溶融張力付与剤のほか、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、着色剤、熱安定剤、難燃剤、発泡剤、充填材などの各種樹脂添加剤を配合することができる。
溶融張力付与剤は、本発明に係る合成木材用樹脂組成物の溶融時の溶融張力を適度に調節するように機能する。溶融張力付与剤としては、ポリテトラフルオロエチレン含有アクリルゴムが挙げられる。合成木材用樹脂組成物に対する溶融張力付与剤の配合量は、主体樹脂100重量部に対し0.1〜20重量部の範囲で選ぶのが好ましい。溶融張力付与剤の配合量が0.1重量部未満であると、合成木材用樹脂組成物は十分な溶融張力が得られず高速成形ができず、20重量部を超えると成形時に溶融樹脂が流動しにくくなり、成形機内での樹脂圧が極端に上昇し、高押出量での成形が困難になる。
紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤などが挙げられる。酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤などが挙げられる。光安定剤としてはヒンダードアミン系光安定剤が挙げられ、着色剤としては染料、顔料などが挙げられる。各耐候助剤は主体樹脂100重量部に対し0.05〜5重量部配合することが好ましい。これら樹脂添加剤の配合量は、上記主体組成物100重量部に対し、0.01〜5重量部の範囲で選ぶことができる。
本発明に係る合成木材用樹脂組成物を調製するには、まず、上記ポリオレフィン樹脂、木粉、相溶化剤および滑剤、要すれば溶融張力付与剤、樹脂添加剤それぞれ所定量秤量し、ブレンダー、タンブラー、ミキサーなどの従来から知られている配合、混合装置を使用して混合する。ついで、溶融混練機を使用して溶融混練してペレット(粒状)化する。使用できる溶融混練機としては、押出機、加熱ロール、バンバリーミキサーなどが挙げられる。混練して得られたペレットは、相溶化剤の作用によりポリオレフィン樹脂と木粉とは相互に均一に分散した形態となる。このため、本発明に係る合成木材用樹脂組から得られる合成木材成形品は、機械的物性が優れたものとなる。
本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、通常の熱可塑性樹脂と同様に、射出成形法、押出成形法を適用して、合成木材成形品(製品)を製造することができる。押出成形法では、長さ方向に対し直角に切断した断面が、円形、多角形、環状、コ字型を呈するものなどの外、同じ断面に肉厚部と肉薄部とを有する異型押出し成形品、上下や左右の形状や肉厚が異なる異型押出し成形品などが製造できる。異型押出し成形品を製造する際、成形品の形状によっては、金型内で溶融樹脂の流速差を生じることから、押出量を抑えて低速成形しなければならない場合がある。そのため、樹脂組成物に溶融張力付与剤を配合することが好ましい。合成木材成形品は、木質様の外観を有し、天然木材に近い質感を与え、屋内、屋外において、天然木材の製品に代えて使用できる。合成木材成形品(製品)の用途は、床材、化粧床材、天井材、壁材、デッキ材(浴室、屋外の洗濯物干し場、廊下、靴脱ぎ場、水切り場など、後記図1参照)、浴槽蓋材、目隠し材、ベンチ台、ベンチ背もたれ、牧場杭、牧場柵などが挙げられる。
本発明に係る合成木材成形品(製品)は、木粉の含有量が多い場合には、ポリオレフィン樹脂が紫外線劣化したり、成形品中の木粉が劣化し変色したりする場合があるので、成形品の種類、使用目的によっては、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、着色剤の群から選ばれる一種または複数の耐候助剤を配合し、成形品に種々の機能を付与することが好ましい。本発明に係る合成木材成形品(製品)は、その表面を、平均粗さ10〜500μmに不規則にサンドブラストなどにより研磨し、より天然木材に近い質感を与え、外観的にも、また触感的にも木質様に酷似させることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下に記載した例に限定されるものではない。なお、実施例、比較例中に「部」とあるは「重量部」を意味する。
以下の実施例、比較例において、樹脂組成物の成形性(流速差比率、幅高さ比率、肉厚比率、引落し率、目やに)、得られた成形品(製品)についての物性(耐候性、耐衝撃性)、木肌感、総合判定は次の方法、および基準に従って行った。図1は実施例、比較例において製造した成形品(デッキ材、寸法は後記する。)の一例の斜視図、図2は図1に示した成形品の長さ方向に対して直角方向の断面図、図3は以下に記述する「幅高さ比率」の測定方法を示す説明図である。
(1)流速差比率: 図1に示した左右非対称編肉異型の成形品(上面肉厚:2.5mm、下面肉厚:1.5mm)を押出機ダイから押出し、押出機ダイから押出された直後にナイフによって、押出し方向に対して直角方向に、60秒間隔で6回切り取り、切り取った各成形品上面側の長さと、下面側の長さを測定した。上面側の平均長さ/下面側の平均長さの比率を、流速比率とした。流速比率が3/1以下のものを○、流速比率が3/1を超えるものを×と表示した。
(2)幅高さ比率:図1に示した成形品につき、幅と高さ(図3参照)の比率で評価した。評価結果は、比率が10/1以上のものを○、比率が10/1未満から5/1以上のものを△、比率が5/1未満のものを×と表示した。
(3)引落し率:押出機ダイから樹脂温度170℃で押出された成形品を、冷却機を通過させて引取りロールで引取る際に、押出機からの樹脂押出速度よりも速い速度で引取ったときに、押出機ダイと引取りロールの間にある成形品表面にヒビ割れが発生する。このヒビ割れが発生する引取り速度増加分を、引落し率とした。評価結果は、伸び率が4%以上のものを○、伸び率が4%未満から2%未満のものを△、2%未満のものを×と表示した。
(4)目やに:成形品の製造の金型、成形品での目やに(成形時間の経過とともに付着蓄積する焼け樹脂、低分子量物、添加剤等)の発生の有無を目視観察した。評価結果は、目やにの発生が認められないものを○、目やにの発生が認められないものを×と表示した。
(5)耐衝撃性:JIS K7111に準拠し、23℃で測定した成形体のシャルピー衝撃値(KJ/mm)を測定した。評価結果は、3KJ/mm以上のものを○、3KJ/mm未満から2KJ/mm以上のものを△、2KJ/mm未満のものを×と表示した。
(6)耐候性:サンシャイン型ウェザーメーター(スガ試験機社製、型式:WE−SUN−HC・B・BR)を使用し、500hr暴露後の暴露前との色差ΔEを測定した。評価結果は、ΔEが10未満のものを○、ΔEが11〜20のものを△、ΔEが20を超えるものを×と表示した。
(8)木肌感:光沢計(スガ試験機社製、型式:UGV−5D)成形品表面に入射角60°で光を照射し、その反射量(%)で評価した。評価結果は、光沢度30%以下のものを○、光沢度30%を超えるものを×と表示した。
(9)総合判定:上記(1)〜(8)の評価項目で、×が一個もないものを○、一個でも×があるものを×と判定した。
[実施例1]
ポリオレフィン樹脂として、ポリプロピレン(出光石油化学社製、銘柄名:B−780)48部、木粉(カジノ社製、商品名:セルロシンN0100)52部の主体組成物100部に対し、相溶化剤として無水マレイン酸変性ポリプロピレン(三洋化成工業社製、商品名:ユーメックス1010)2部、滑剤としてステアリン酸亜鉛(日東化成社製)8部、溶融張力付与剤としてポリテトラフルオロエチレン含有アクリルゴム(三菱レイヨン社製、商品名:メタブレンA3000)5部、紫外線吸収剤としてベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティケミカルズ社製、商品名:チヌビン326)0.1部、酸化防止剤として有機リン系酸化防止剤(三洋化成工業社製、商品名:サノールLS770)0.5部、および着色剤(茶色顔料)3部をそれぞれ秤量し、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)によって撹拌混合して樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物の成分を表−1に、コニカル異方向2軸押出機(シンシナティエクストルージョン社製、型式:タイタン58)によって溶融混練し、幅300mm、高さ30mm、肉厚2.5mmの一方の端部が雄形状で、他方の端部が雌形状の左右非対称形状のデッキ材用成形品(製品)が得られるように設計された金型(成形品の斜視図を図1に、長さ方向に対して直角方向の断面図を図2に、それぞれ示した。)を使用して押出し、冷却して、デッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について上記方法で評価し、その評価結果を表−2に示した。
[実施例2]
実施例1に記載した例において、ポリプロピレンをポリエチレン(日本ポリエチレン社製、ノバテックHD HB422RP)に代えた外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について上記方法で同様に評価し、その評価結果を表−2に示した。
[実施例3]
実施例1に記載した例において、ポリオレフィン樹脂をポプロピレン33.6部とポリエチレン(日本ポリエチレン社製、商品名:ノバテックHD HB422RP)14.4部の混合物に代えた外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形体を製造した。得られた成形品について上記方法で同様に評価し、その評価結果を表−2に示した。
[実施例4]
実施例1に記載した例おいて、ポリオレフィン樹脂をポプロピレン48部とエチレンプロピレンゴム(出光石油化学社製、商品名:TPO J−5710)0.1部の混合物に代え、また木粉の量を51.9部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について上記方法で同様に評価し、その評価結果を表−2に示した。
[実施例5]
実施例1に記載した例おいて、ポリオレフィン樹脂をポプロピレン48部とエチレンプロピレンゴム(出光石油化学社製、商品名:TPO J−5710)5部の混合物に代え、また木粉の量を47部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形体を製造した。得られた成形体について上記方法で同様に評価し、その評価結果を表−2に示した。
[実施例6]
実施例1に記載した例において、ポリオレフィン樹脂をポプロピレン48部とエチレンプロピレンゴム(出光石油化学社製、商品名:TPO J−5710)15部の混合物に代え、また木粉の量を37部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について上記方法で同様に評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例7]
実施例1に記載した例において、ポリプロピレンの量を95部に、また木粉の量を5部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について上記方法で同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例8]
実施例1に記載した例おいて、ポリプロピレンの量を20部に、また木粉の量を80部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順出デッキ材用の成形体を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例9]
実施例1に記載した例において、無水マレイン酸変性ポリプロピレンの量を0.1部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例10]
実施例1に記載した例において、無水マレイン酸変性ポリプロピレンの量を10部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形体を得た。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例11]
実施例1に記載した例において、ステアリン酸亜鉛の量を1部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例12]
実施例1に記載した例において、ステアリン酸亜鉛の量を20部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表2−に示した。
[実施例13]
実施例1に記載した例において、ポリテトラフルオロエチレン含有アクリルゴムの量を0.1部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1と同様にしてデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例14]
実施例1に記載した例において、ポリテトラフルオロエチレン含有アクリルゴムの量を20部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例15]
実施例1に記載した例において、ポリテトラフルオロエチレン含有アクリルゴムの量を0部に変更した以外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例16]
実施例1に記載した例において、ポリテトラフルオロエチレン含有アクリルゴムの量を25部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[実施例17]
実施例1に記載した例において、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤の各量を0部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[比較例1]
実施例1に記載した例において、ポリプロピレンの量を100部に、また木粉の量を0部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[比較例2]
実施例1に記載した例において、ポリプロピレンの量を10部に、また木粉の量を90部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[比較例3]
実施例1に記載した例において、無水マレイン酸変性ポリプロピレンの量を0.05部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[比較例4]
実施例1に記載した例において、無水マレイン酸変性ポリプロピレンの量を10部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[比較例5]
実施例1に記載した例において、ステアリン酸亜鉛の量を0.1部に変更した外は(詳細は、表−1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
[比較例6]
実施例1に記載した例において、ステアリン酸亜鉛の量を30部に変更した外は(詳細は、表1参照)、実施例1におけると同様の手順でデッキ材用の成形品を製造した。得られた成形品について同様の評価を行い、その結果を表−2に示した。
Figure 2006131729
Figure 2006131729
表−1および表−2より、次のことが明らかとなる。
1.本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、成形性が優れているので、肉厚の薄い部分と厚い部分のある偏肉成形品、断面が左右非対称形状の異型成形品を、容易に製造することができる(実施例1〜実施例17参照)。
2.本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂に対し多量の木粉が配合されているので、得られる成形品は天然木材に酷似した外観を呈し、天然木材と同等の質感を発揮する。
3.これに対して、木粉を添加しない比較例1の樹脂組成物か得られる成形品は、表面光沢が高く、天然木材の木肌感が得られない。
4.また、比較例2の樹脂組成物は請求項1で規定する量よりも多い木粉が配合されているので、得られる成形品は耐衝撃性が低い。
5.さらに比較例3の樹脂組成物は、相溶化剤の配合量が請求項1で規定する量より少ないので、各成分は均一に分散されず、得られる成形品は耐衝撃性が低い。
6.比較例4の樹脂組成物は、相溶化剤の配合量が請求項1で規定する量より多いので、得られる成形品は耐衝撃性が低い。
7.比較例5の樹脂組成物は、滑剤のステアリン酸亜鉛の量が少ないので、溶融樹脂は成形機の金属面との滑りが低下し、口金表面に目やにが生じた。
8.比較例6の樹脂組成物は、滑剤のステアリン酸亜鉛の量が多すぎるので押出機内部での充分な溶融混練が行われず、樹脂組成物各成分の分散性の低下を生じ、得られる成形品は耐衝撃性が低い。
本発明に係る合成木材用樹脂組成物は、通常の熱可塑性樹脂と同様に、射出成形法、押出成形法を適用して、合成木材成形品(製品)を製造することができる。合成木材成形品は、木質様の外観を有し、天然木材に近い質感を与え、屋内、屋外において、天然木材の製品に代えて使用できる。合成木材成形品(製品)の用途は、床材、化粧床材、天井材、壁材、デッキ材(浴室、屋外の洗濯物干し場、廊下、靴脱ぎ場、水切り場など)、浴槽蓋材、目隠し材、ベンチ台、ベンチ背もたれ、牧場杭、牧場柵などが挙げられる。
実施例、比較例において製造した成形品の一例の斜視図である。 図1に示した成形品の長さ方向に対して直角方向の断面図である。 幅高さ比率の測定方法を示す説明図である。
符号の説明
1:上面側
2:下面側
3:中空部
4:雄型結合部
5:雌型結合部
6:厚さ測定箇所

Claims (5)

  1. ポリオレフィン樹脂20〜95重量部と、木粉80〜5重量部とからなる主体組成物100重量部に対し、相溶化剤として酸変性ポリオレフィン樹脂を0.1〜10重量部、滑剤を1〜20重量部それぞれ配合されてなる、ことを特徴とする合成木材用樹脂組成物。
  2. 主体組成物100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレン含有アクリルゴムを0.1〜20重量部配合されてなる、請求項1に記載の合成木材用樹脂組成物。
  3. 主体組成物に対し、紫外線吸収剤、酸化防止剤、耐光剤および着色剤の群から選ばれる一種以上の耐候助剤が配合されてなる、請求項1に記載の合成木材用樹脂組成物。
  4. ポリオレフィン樹脂20〜95重量部と、木粉80〜5重量部とからなる主体組成物100重量部に対し、相溶化剤として酸変性ポリオレフィン樹脂を0.1〜10重量部、滑剤を1〜20重量部それぞれ配合されてなる、ことを特徴とする合成木材用樹脂組成物を用いて製造されたものである、ことを特徴とする合成木材成形品。
  5. 表面を平均粗さ10〜500μmに不規則に研磨して木質様表面にされてなる、請求項4に記載の合成木材成形品。
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