JP2006130591A - 電動工具及び電動工具用歯車装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 急制動時に歯車の軸方向に発生する衝撃を緩和する機構を備えた電動工具及び歯車装置を提供する。
【解決手段】 スピンドル11の胴部11Aより延出される第一軸11Bには、第一ストッパ13が装着され、第一ストッパ13の装着方向反対面にはゴムシート13Aが設けられている。また第一軸11Bにはギア10が装着されており、ギア10の第一凹部10bに第一ストッパ13が挿入されている。ギヤ10には空間を画成する内包部10Bが設けられており、この空間内に突出する第一軸11Bにカップリング12が圧入により装着されている。内包部10B内空間の壁面とカップリング12との間の隙間10dには弾性部材15が挿入され、第一軸11Bより延出される第二軸11Cに、一面にゴムシート14Aが設けられた第二ストッパ14が、ゴムシート14Aがギア10と当接するように装着されて固定されている。
【選択図】図2
【解決手段】 スピンドル11の胴部11Aより延出される第一軸11Bには、第一ストッパ13が装着され、第一ストッパ13の装着方向反対面にはゴムシート13Aが設けられている。また第一軸11Bにはギア10が装着されており、ギア10の第一凹部10bに第一ストッパ13が挿入されている。ギヤ10には空間を画成する内包部10Bが設けられており、この空間内に突出する第一軸11Bにカップリング12が圧入により装着されている。内包部10B内空間の壁面とカップリング12との間の隙間10dには弾性部材15が挿入され、第一軸11Bより延出される第二軸11Cに、一面にゴムシート14Aが設けられた第二ストッパ14が、ゴムシート14Aがギア10と当接するように装着されて固定されている。
【選択図】図2
Description
本発明は電動工具及び電動工具用歯車装置に関する。
従来、電動工具において、交流電流による加振力、歯車のピッチ誤差及び偏心等により回転変動が発生し、駆動軸側の歯車と被動軸側の歯車はそれぞれの歯面で衝突、振動を繰り返す。この衝突等により騒音が発生し、また歯面と歯面との衝突力が加振力となり、歯車部分以外からも騒音が発生する。特に起動時においては駆動軸側のトルクが大きいため衝撃は大きく、騒音が発生していた。
これを解消するために、歯車精度を向上させることや、歯面の形状を変えることにより対策を行っていた。また、駆動軸と駆動歯車とを結合するために歯車内径に設けられる鋼材キーのがたを利用することや、特許文献1に示すように駆動軸と駆動歯車との間に弾性部材を介して駆動力を伝達する等が行われていた。
電動工具において、大きな軸力を伝達する際には、ハスバ歯車が用いられる。ハスバ歯車を用いることにより、各歯車の噛み合いが滑らかになり騒音を小さくすることができる。また各歯車同士が接触する歯面の面積を大きく取ることが可能となりため、歯が受ける衝撃を緩和し、歯車全体としての強度を高めることができる。
特開平3−49883号公報
しかし、従来の電動工具では、駆動歯車が、その回転方向にかかる衝撃を吸収するのみであり、回転方向と直交する方向である回転軸方向については、特に衝撃を吸収する手段は設けられていなかった。
またハスバ歯車においては、その歯車の歯すじが回転軸に対して斜めとなるため、歯車の軸方向に応力が発生する。よって起動時や、急制動時等のハスバ歯車を急激に駆動した場合には、回転軸方向に衝撃が発生していた。
また、ハスバ歯車に限らず、例えばかさ歯車等においても回転軸方向に応力が発生する場合があり、この場合にも同様に衝撃が発生する場合があった。
そこで、本発明は、急制動時に歯車の軸方向に発生する衝撃を緩和する機構を備えた電動工具及び歯車装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、ハウジングと、該ハウジング内に設けられて駆動軸を備えるモータと、該ハウジング内に支持されて該駆動軸で従動する歯車装置と、該歯車装置を介して回転可能な回転体と、を備えた電動工具であって、該歯車装置は、回転軸に設けられた係止片と、該係止片と係合する係止部を備えて該回転軸が挿入されて同軸回転可能な歯車と、少なくとも該歯車の軸方向一端面側の該回転軸上に設けられたストッパと、を備え、該ストッパの該歯車に対向する面は、弾性体により構成されている電動工具を提供する。
また、上記目的を達成するために、回転軸に設けられた係止片と、該係止片と係合する係止部を備えて該回転軸が挿入されて該係止片により同軸回転可能な歯車と、少なくとも該歯車の軸方向一端面側の該回転軸上に設けられたストッパと、を備えた歯車装置であって、該ストッパの該歯車に対向する面は、弾性体により構成されている歯車装置を提供する。
また、該歯車装置は該回転軸に所定の圧入力で圧入された中間部材を備え、該中間部材には該係止片が設けられ、該歯車は該中間部材を内包する内包部を有し、該内包部には該係止部が備えられ、該所定の圧入力は、該回転軸と該中間部材との間に所定の負荷が生じたときに、該回転軸と該中間部材との相対回転を生じさせることとすることが好ましい。
また、該内包部内であって該係止部と該係止片との間には、弾性部材が挿入されることが好ましい。
また、該ストッパは、該歯車の他端面側の該回転軸上に設けられていても良いし、該ストッパの全体は、弾性体により構成されていても良い。
本発明の請求項1及び請求項6記載の電動工具及び歯車装置によれば、歯車に軸方向の力が加わった際に、歯車がストッパに当接することができる。ストッパの歯車と対向する面は弾性体より構成されているため、歯車がストッパに当接した際に発生する衝撃を吸収することが可能になる。よって、急制動等により歯車に軸方向の衝撃が発生した場合であっても、その衝撃を吸収して緩和することが可能となる。
請求項2及び請求項7記載の電動工具及び歯車装置によれば、回転軸と歯車とが、回転軸に圧入された中間部材を内包部内に内包して中間部材が内包部に当接することにより動力的に接続されるので、回転軸と歯車とは直接接続されず、回転軸側及び歯車側に生じた衝撃が、歯車側及び回転軸側に伝達されることを抑制することができる。よって衝撃により発生する騒音を低減することが可能となると共に、歯車の損傷を抑制することが可能となる。また、回転軸または歯車に過大な負荷が生じた場合には、中間部材の係止片と歯車の係止部とが当接し、中間部材と歯車とが一体となって回転する時に回転軸と中間部材との間に負荷に応じた軸トルクが発生する。この軸トルクを回転軸と中間部材との間で摩擦に係るエネルギーとして消費することが可能となり、歯車等の損傷を防止できる。
請求項3及び請求項8記載の電動工具及び歯車装置によれば、弾性部材を介して回転軸と歯車とが弾力的かつ動力的に連結されることが可能となるので、弾性部材部分で回転軸と歯車との間に発生する振動を抑制し、騒音をより低減することが可能となる。また、係止片と係止部との当接を、弾性部材で吸収しきれない負荷が生じた場合のみとすることが可能となる。また、弾性部材で吸収しきれない負荷が生じた場合には係止片と係止部との当接により、弾性部材にそれ以上の負荷がかからなくなるため弾性部材が塑性変形することを抑制することができる。また、更に負荷が生じた場合には、回転軸と中間部材との間で摩擦に係るエネルギーとして負荷に応じたエネルギーを消費するため、歯車、中間部材、及び弾性部材との寿命を相互に向上させることが可能となる。
請求項4及び請求項9記載の電動工具及び歯車装置によれば、歯車の両端面に対向する位置にストッパを固定することにより、歯車にかかる衝撃の方向が軸方向の何れであっても、その衝撃を吸収することが可能となる。よって、例えばハスバ歯車において、その回転方向が正方向負方向の何れであってもその回転にかかる衝撃を吸収して緩和することが可能となる。
請求項5及び請求項10記載の電動工具及び歯車装置によれば、ストッパの全体が弾性体でできているため、衝撃吸収性が増し、歯車で発生する衝撃をより好適に吸収することが可能となる。
本発明の第一の実施の形態による電動工具として電動丸鋸に適用した例を、図1乃至図4を参照しながら説明する。図1に電動丸鋸1の全体にかかる部分断面図を示す。電動丸鋸1は、モータ3を内部に支持収納するハウジング2と、ハンドル2Aと、モータ3により回転駆動される鋸刃4と、ソーカバー5と、ベース6と、ファン7とを主に備える。ハウジング2の一端側には、ハウジング2内部と外部とを連通させる空気吸入口2aが形成されている。ハンドル2Aは中空部を有し、ハウジング2に一体として連結して設けられ、モータ3の駆動を制御する図示せぬスイッチを備える。鋸刃4は、後述のスピンドル11に取り付けられて、切断可能な方向(正転方向)にのみ回転可能である。ソーカバー5は、ハウジング2に取り付けられて鋸刃4の外周の上側半分を覆う形状をなしている。ソーカバー5には、ファン風を排出するためのファン風排出口5aが形成されている。ベース6は、ソーカバー5を介してハウジング2と連結され、被切断材上を摺動可能な底面6aを有し、鋸刃4を底面6aより下方に突出させる図示せぬ開口部が形成されている。回転によりファン風を発生させモータ3を冷却するためのファン7は、モータ3の駆動軸3Aに固定して設けられている。
駆動軸3Aの一端側には、ハスバ歯車であるピニオンギア8が設けられている。駆動軸3Aおよびピニオンギア8は、空気吸入口2aが形成されているハウジング2部分の内周面およびソーカバー5に設けられた第一軸受9Aによって回転可能に支承されている。ソーカバー5内には駆動軸3Aと平行に延び、鋸刃4を回転させる回転軸となるスピンドル11が、第二軸受9B、第三軸受9Cにより回転可能に支承されている。スピンドル11のハウジング2側にはピニオンギア8と噛合するハスバ歯車であるギア10が、スピンドル11と同軸に固定されている。スピンドル11には、一対の鋸刃固定部材11Dがスピンドル11に対して回転不能に取り付けられている。そして、鋸刃4は鋸刃固定部材11Dで挟持固定されている。
電動丸鋸1には、ソーカバー5内においてスピンドル11の軸心を中心に回動可能に保持され、ソーカバー5内に収納可能で、鋸刃4外周のほぼ半分を覆う形状をしたセーフティーカバー5Aが設けられている。セーフティーカバー5Aは図示しないスプリング等の付勢手段によって付勢されており、図1に示すように大部分がベース6の底面6aよりも下方に突出し鋸刃4外周が露出するのを防止する回動位置が初期状態となっている。切断作業時には、セーフティーカバー5Aの切断方向前方側端部(図1の紙面に垂直方向手前側)が被切断材の端部に当接し、その状態で電動丸鋸1が切断方向に摺動することによってスプリングに抗してセーフティーカバー5Aはソーカバー5内に収納されるようにスピンドル11の軸心を中心に回動し、ベース6の底面6aより鋸刃4が突出する。
ギア10の一側面と他側面とには、図3に示すように、ギア10の軸方向に凹んだ円形の第一凹部10bと第二凹部10cとが形成されている。第一凹部10bの内径は後述の第一ストッパ13外径より僅かに大きく、第二凹部10cの内径は、後述の第二ストッパ14外径より僅かに大きく形成されている。
第一凹部10bの底面と第二凹部10cの底面との間には、図2に示すように、内包部10Bが設けられている。内包部10B内には空間が形成され、この空間を形成する内包部10Bの一部に、断面がギア10の中心軸方向へ向けて突出している係止部である凸部10Aが形成されている。凸部10Aは、凸部10A−1と、凸部10A−2から構成され、この凸部10Aは、内包部10Bの直径方向の互いに反対側の位置に一対設けられている。
スピンドル11は、図2に示すように、鋸刃固定部材11Dが設けられる箇所である胴部11Aと、胴部11Aの端部より延出される第一軸11B及び第一軸11Bより延出される第二軸11Cとより構成されている。第一軸11Bは第二軸11Cより断面径が大径に構成されている。第二軸11Cの先端部付近には、その外周に渡って溝11aが形成されている。
ギア10とスピンドル11との間には、図2に示すように、円盤状の第一ストッパ13が配置されている。第一ストッパ13は、その中心に孔13aが形成されている。この孔13aの内径は、第一軸11Bの外径と略同じに形成されている。また、第一ストッパ13の一側面には弾性体であるゴムシート13Aが設けられている。この第一ストッパ13は、孔13aで第一軸11Bに装着される。この時にゴムシート13Aがギア10と対向するように、第一ストッパ13は配置される。
第一ストッパ13が孔13aで第一軸11Bに装着された後に、ギア10が第一軸11Bに装着される。この時に第一凹部10b内に第一ストッパ13が挿入される。第一ストッパ13外径は第一凹部10b内径より僅かに小さいため(図3)、ギア10は容易に装着することができる。また、第一凹部10b内に第一ストッパ13が挿入されることにより、ギア10の重心位置が第一軸11Bの軸心位置と略同じになる。
ギア10が第一軸11Bに装着された状態で、内包部10B内の空間に突出した第一軸11Bに中間部材であるカップリング12の孔12aが圧入により装着される。このカップリング12は、カップリング12の直径方向に延出された一対の係止片12Aと、係止片12Aに略直交する位置に一対設けられた突出部12Bとを備えている。カップリング12が装着される際に突出部12Bは、内包部10Bの凸部10A−1と凸部10A−2との間の隙間10dに挿入される。突出部12Bと凸部10Aはそれぞれ当接可能な位置に配されるため、突出部12Bは、凸部10A−1と凸部10A−2との間でのみ移動可能となり、突出部12Bが設けられたカップリング12はこの間でのみ回転可能となる。係止片12Aは、内包部10B内の空間内に配置される。
カップリング12の孔12aは、第一軸11Bの外径に対して所定値の締め代(0.017mm〜0.039mm)が設けられている。また圧入箇所である第一軸11B及び孔12aは、圧入されて接する面が研磨加工されているため、カップリング12を所定値の締め代に対する適切な荷重を加えて孔12aで第一軸11Bに装着することにより、締り嵌めされて嵌着される。この時に、圧入個所に滑りが生じる軸トルクは、30Nm〜50Nmとなり、これらはモータ3により発生する最大軸トルク(約15Nm)の2倍以上の値となる。なお、上記締め代値及び軸トルクは一例であり、回転体である鋸刃4の大小やモータ特性の大小によって適宜設定される。
カップリング12が孔12aで第一軸11Bに圧入された後に、図4に示すように、弾性部材15が係止片12Aで仕切られる内包部10B内の空間にそれぞれ配置される。弾性部材15は、耐熱性、耐油性を備えたゴムより形成されている。この弾性部材15は断面が略楕円形状からなり、この楕円形状を成す表面の一部分が、内包部10Bに形成された空間内の側面に面し、楕円形状を成す表面の他の部分が係止片12Aの回転方向に対向する壁面に面する。そして、図4に示すように、この係止片12Aが内包部10Bの空間内で一の弾性部材15と他の弾性部材15との間に挟まれる形状となるため、係止片12Aは、隙間10d内の略中心に位置することになる。よって、この係止片12Aと略直交する位置に設けられている突出部12Bは、隙間10dの回転方向略中心に位置することになる。
弾性部材15は全て略同一形状であり、弾性部材15を内包する内包部10B内の空間はギア10の回転の中心軸芯を法線とする面上で、中心軸芯を点として点対称に形成されている。また、スピンドル11及びカップリング12は、スピンドル11の回転の中心軸芯を法線とする面上で、中心軸芯を点として点対称に形成されている。弾性部材15は、内包部10Bの空間内に配置される際に、係止片12Aの回転方向に対向する両壁面に面するとともに、カップリング12の外周面とも接してカップリング12と内包部10Bとの間で圧縮されて保持される。内包部10B及びカップリング12及びスピンドル11は点対称に形成されているため、全て略同一形状である弾性部材15を介してのカップリング12及びスピンドル11と内包部10Bとの位置関係において、それぞれの回転の中心軸芯が略同一となり、弾性部材15が圧縮されて保持されているため、カップリング12及びスピンドル11と内包部10Bとの位置関係にずれ等が発生せずに保たれる。よって、ギア10及びスピンドル11に負荷がかからない状態では、内包部10Bを有するギア10とスピンドル11とは、弾性部材15のみを介して連動可能となっている。
弾性部材15が内包部10B内の空間に挿入された状態で、図2に示すように、第二ストッパ14が弾性部材15を覆い隠すようにスピンドル11に取り付けられる。
第二ストッパ14は、略円盤状で中央部に孔14aが穿設されるとともに、一面に弾性体であるゴムシート14Aが設けられて構成されている。孔14aは、その内径が第二軸11Cと略同径に形成されている。この第二ストッパ14は、ゴムシート14Aがギア10に対向した状態で第二軸11Cに孔14aが外挿されて、第二ストッパ14の外殻が第二凹部10c内に挿入され、溝11aが孔14aから露出した状態で保持される。この状態では、弾性部材15が外部に露出しない。
第二ストッパ14が取り付けられた状態で溝11aには止め輪16(図3)が嵌入される。これにより、第二ストッパ14が第二軸11Cより外れることを防止している。
第二ストッパ14が設けられることにより、ギア10は、第一ストッパ13と第二ストッパ14とで狭持された状態になる。また、第一ストッパ13と第二ストッパ14とのギア10と接する面には何れもゴムシート13Aとゴムシート14Aとが設けられているため、ギア10が軸方向に動いた場合は常にゴムシートに接触する。以上のギア10、スピンドル11、カップリング12、第一ストッパ13、第二ストッパ14、及び弾性部材15を含んで歯車装置が構成される。
次に電動丸鋸1の動作について説明する。作業者が電動丸鋸1の図示せぬスイッチを押すことによりモータ3が回転し、この回転をピニオンギア8及びギア10に伝え、最終的にギア10に接続されたスピンドル11に狭持されて固定された鋸刃4を回転する。ギア10とスピンドル11との回転の中心軸芯は略同一であるため、スピンドル11とギア10との間の、回転の中心軸芯の振れによる振動等は低減されている。
この時に、ギア10は、図4に示すように、時計回りに回転する。スイッチを入れた時には鋸刃4は停止しているため、鋸刃4が固定されたスピンドル11及びスピンドル11に圧入されたカップリング12は、慣性力によりその位置に止まろうとし、ギア10に対して相対的に反時計回り方向へ回転する。しかし、カップリング12に設けられた係止片12Aと内包部10B内空間の側面とが、弾性部材15を介して係合するため、弾性部材15が圧縮されることにより、カップリング12とギア10との当接を防止し、低騒音で滑らかに回転する。
ギア10は、ハスバ歯車であるため、ギア10がピニオンギア8との噛合により回転する際には、軸方向への応力が発生する。よって、ギア10が時計回りに回転することにより第一ストッパ13の方へギア10が付勢される。このときにギア10と第一ストッパ13とはゴムシート13Aを介して接するため、金属同士の接触が起こらず、ノイズ等を低減することが可能となっている。
電動丸鋸1が回転中に、板等の被切断材を切断し始めると、鋸刃4に負荷が生じる。この負荷は被切断材の材質、厚さ等により決定されるが、被切断部材ですべて同じ負荷となるとは限らず、切断個所により生じる負荷に変化が発生する。この負荷の変化により、ギア10に対してスピンドル11及びカップリング12は、図4において時計回り、反時計回りに回転しようとするが、これらの回転により生じる回転方向の力はカップリング12とギア10との間の弾性部材15により吸収される。また、軸方向に発生する力はゴムシート13A及びゴムシート14Aにギア10が接触して吸収される。よって、ギア10は上記負荷の変化による影響を受け難く、これによってギア10とピニオンギア8の歯部間でのガタツキ及びこのガタツキに起因する歯車装置からの騒音、変形等の発生を抑制することができる。
また負荷の生じない通常回転時でも、交流電源による加振力、ギア10とピニオンギア8とのピッチ誤差や偏心等により、ギア10の回転数等は微妙に変化するが、この変化により生じる力もカップリング12とギア10との間の弾性部材15とゴムシート13Aとゴムシート14Aとにより吸収されるため、スピンドル11やカップリング12には伝わり難く、鋸刃4を含むスピンドル11やカップリング12は、鋸刃4がはずみ車となって、定常回転する。このため、鋸刃4の振動の発生及びこの振動に起因する騒音の発生を抑制することができる。なお、カップリング12とギア10との間に微妙な回転のずれによる衝撃が発生する場合が有るが、これらの衝撃は弾性部材15で吸収されるため、通常回転時においても、作業者に違和感を生じさせるような衝撃を低減することが可能となる。
電動丸鋸1が停止する場合には、作業者がスイッチから手を離すことによりスイッチが切れ、モータ3に電磁ブレーキがかかる。この電磁ブレーキにより、ピニオンギア8はその回転に負荷が生じ、ギア10も急速に回転を停止する。しかし、鋸刃4を含むスピンドル11及びカップリング12は、鋸刃4の慣性力により、ギア10に対して相対的に時計回りの方向に回転する。この時に、カップリング12に設けられた係止片12Aと内包部10B内空間の側面とが弾性部材15を介して係合し、弾性部材15が圧縮されることにより、カップリング12とギア10との係合を防止し、衝撃等を発することなく停止することが可能となる。
また、鋸刃4の回転が瞬時に止められる場合、例えば被切断材を切断中に、既に切断した被切断材の一部により鋸刃4が狭持されて回転が止まる場合や、被切断材が電動丸鋸1では切断不可能な材質等であった場合がある。この場合には鋸刃4及びこれを固定するスピンドル11は急停止するが、モータ3に連結されるピニオンギア8及びギア10は回転しようとする。この時にピニオンギア8とギア10との間には負荷が発生し、ギア10には、軸方向へ付勢される応力が発生し、急激に軸方向へ移動しようとする。この時にギヤ10は、ゴムシート13Aまたはゴムシート14Aの何れかに衝突するが、これらは弾性体であるため衝撃は低減され、作業者に与える不快な振動等を低減することができる。
また、スピンドル11等が急停止した場合には、カップリング12とギア10との間に介された弾性部材15が、係止片12Aと内包部10B内空間の側面との間で圧縮される。弾性部材15に過度の圧力が加えられると弾性部材15は塑性変形し、その弾性的な特性を失うことになる。これを防止するために、弾性部材15が一定値以上圧縮された状態、即ち、ギア10に対してカップリング12が一定の回転角以上回転しないようにする。
具体的には、カップリング12の突出部12Bとギア10の凸部10Aとが、当接することにより、カップリング12は、ギア10に対してその当接箇所以上回転することを防止する。この凸部10Aは、突出部12Bに対して、時計回り方向に凸部10A−1、反時計回り方向に凸部10A−2と、突出部12Bが何れの方向に回転しても当接するように設けられている。
よって、鋸刃4が瞬時に停止した場合は、スピンドル11及びカップリング12の回転が停止した状態でギア10が回転するため、弾性部材15が縮んで突出部12Bと凸部10A−2とが当接する。
突出部12Bと凸部10A−2とが当接した後は、ギア10とカップリング12とは一体となって回転しようとする。この時に、未だ鋸刃4が急停止したことによる反力が低減されていない場合には、ギア10に連結するピニオンギア8を介してモータ3に反力が伝えられることになり、これによりモータ3は破損等のおそれがある。
しかし、ギア10とスピンドル11との間に介在して動力を伝達しているカップリング12は、スピンドル11の第一軸11Bに圧入されているのみである。また、カップリング12とスピンドル11との間で発生する軸トルクが30Nm〜50Nm以上の場合にカップリング12がスピンドル11に対して回転することが可能である。鋸刃4が瞬時に停止した場合には、スピンドル11とギア10との間に発生する軸トルクは、50Nm以上の値を示すため、この場合にはカップリング12とスピンドル11との間に滑りを生じさせることが可能である。
よって、鋸刃4及びスピンドル11が回転を停止したとしても、ギア10及びこれと一体となったカップリング12は、カップリング12とスピンドル11との間の滑りにより、スピンドル11に対して回転し、ピニオンギア8によりギア10に係る軸トルクがカップリング12とスピンドル11との間の滑りに必要な軸トルク以下になるまで圧入個所の摩擦力として軸トルクに係るエネルギーを吸収する。これにより、鋸刃4が急停止した場合でも、モータ3に負荷をかけることなく停止し、かつ停止時に弾性部材15が劣化することも防止することができる。
本発明に係る電動工具及び歯車装置においては、上記実施の形態に限らず、他の様々な実施例が想定される。例えば、上記実施の形態においては、係止片12Aと係止部である凸部10Aとは、弾性部材15を介して係止しているが、弾性部材15及び突出部12Bが無く、係止片12Aと凸部10Aとが直接係止可能な状態であっても良い。
また、ギアの軸方向応力を吸収するゴムシートは、ギアの両側面に対向するように設けられているが、ギアが正回転時または負回転時の何れか一方の回転に係る一方向の応力のみに対応するように、ギアの一側面だけに設けられていても良い。特にカサバ歯車のように、通常一方向しか応力が働かない歯車では、ギアの一側面だけでも十分に本発明の効果を得ることが可能である。
また、本実施の形態では第一ストッパ及び第二ストッパを、金属板とゴムシートとを接合して構成していたが、これに限らず、ストッパをゴムや樹脂素材等の弾性体のみより構成しても良い。
1・・電動丸鋸 2・・ハウジング 2A・・ハンドル 2a・・空気吸入口
3・・モータ 3A・・駆動軸 4・・鋸刃 5・・ソーカバー
5A・・セーフティーカバー 5a・・ファン風排出口 6・・ベース 6a・・底面
7・・ファン 8・・ピニオンギア 9A・・第一軸受 9B・・第二軸受
9C・・第三軸受 10・・ギア 10A・・凸部 10B・・内包部
10b・・第一凹部 10c・・第二凹部 10d・・隙間 11・・スピンドル
11A・・胴部 11B・・第一軸 11C・・第二軸 11D・・鋸刃固定部材
11a・・溝 12・・カップリング 12A・・係止片 12B・・突出部
12a・・孔 13・・第一ストッパ 13A・・ゴムシート 13a・・孔
14・・第二ストッパ 14A・・ゴムシート 14a・・孔 15・・弾性部材
16・・止め輪
3・・モータ 3A・・駆動軸 4・・鋸刃 5・・ソーカバー
5A・・セーフティーカバー 5a・・ファン風排出口 6・・ベース 6a・・底面
7・・ファン 8・・ピニオンギア 9A・・第一軸受 9B・・第二軸受
9C・・第三軸受 10・・ギア 10A・・凸部 10B・・内包部
10b・・第一凹部 10c・・第二凹部 10d・・隙間 11・・スピンドル
11A・・胴部 11B・・第一軸 11C・・第二軸 11D・・鋸刃固定部材
11a・・溝 12・・カップリング 12A・・係止片 12B・・突出部
12a・・孔 13・・第一ストッパ 13A・・ゴムシート 13a・・孔
14・・第二ストッパ 14A・・ゴムシート 14a・・孔 15・・弾性部材
16・・止め輪
Claims (10)
- ハウジングと、
該ハウジング内に設けられて駆動軸を備えるモータと、
該ハウジング内に支持されて該駆動軸で従動する歯車装置と、
該歯車装置を介して回転可能な回転体と、を備えた電動工具であって、
該歯車装置は、回転軸に設けられた係止片と、該係止片と係合する係止部を備えて該回転軸が挿入されて同軸回転可能な歯車と、少なくとも該歯車の軸方向一端面側の該回転軸上に設けられたストッパと、を備え、
該ストッパの該歯車に対向する面は、弾性体により構成されていることを特徴とする電動工具。 - 該歯車装置は該回転軸に所定の圧入力で圧入された中間部材を備え、該中間部材には該係止片が設けられ、
該歯車は該中間部材を内包する内包部を有し、該内包部には該係止部が備えられ、
該所定の圧入力は、該回転軸と該中間部材との間に所定の負荷が生じたときに、該回転軸と該中間部材との相対回転を生じさせることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。 - 該内包部内であって該係止部と該係止片との間には、弾性部材が挿入されることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の電動工具。
- 該ストッパは、該歯車の他端面側の該回転軸上に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の電動工具。
- 該ストッパの全体は、弾性体により構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか一に記載の電動工具。
- 回転軸に設けられた係止片と、該係止片と係合する係止部を備えて該回転軸が挿入されて該係止片により同軸回転可能な歯車と、少なくとも該歯車の軸方向一端面側の該回転軸上に設けられたストッパと、を備えた歯車装置であって、
該ストッパの該歯車に対向する面は、弾性体により構成されていることを特徴とする歯車装置。 - 該歯車装置は該回転軸に所定の圧入力で圧入された中間部材を備え、該中間部材には該係止片が設けられ、
該歯車は該中間部材を内包する内包部を有し、該内包部には該係止部が備えられ、
該所定の圧入力は、該回転軸と該中間部材との間に所定の負荷が生じたときに、該回転軸と該中間部材との相対回転を生じさせることを特徴とする請求項6に記載の歯車装置。 - 該内包部内であって該係止部と該係止片との間には、弾性部材が挿入されることを特徴とする請求項6または請求項7のいずれかに記載の歯車装置。
- 該ストッパは、該歯車の他端面側の該回転軸上に設けられていることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一に記載の歯車装置。
- 該ストッパの全体は、弾性体により構成されていることを特徴とする請求項6乃至請求項9いずれか一に記載の歯車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004321503A JP2006130591A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 電動工具及び電動工具用歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004321503A JP2006130591A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 電動工具及び電動工具用歯車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006130591A true JP2006130591A (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=36724575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004321503A Withdrawn JP2006130591A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 電動工具及び電動工具用歯車装置 |
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Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2004-11-05 JP JP2004321503A patent/JP2006130591A/ja not_active Withdrawn
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KR102015080B1 (ko) | 2017-11-13 | 2019-08-29 | 김다혜 | 회전장치 |
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