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JP2006127699A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置 Download PDF

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JP2006127699A
JP2006127699A JP2004317793A JP2004317793A JP2006127699A JP 2006127699 A JP2006127699 A JP 2006127699A JP 2004317793 A JP2004317793 A JP 2004317793A JP 2004317793 A JP2004317793 A JP 2004317793A JP 2006127699 A JP2006127699 A JP 2006127699A
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JP2004317793A
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Takeshi Hara
健 原
Masahiko Azeno
正彦 畔野
Masaaki Tsuji
政明 辻
Keiichiro Uesugi
恵一郎 上杉
Isamu Miyanishi
勇 宮西
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】 記録終了時点での記録データと記録すべき位置とのずれの発生を抑える光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】 プリピット検出手段が、記録動作終了後に記録終了位置以降の未記録領域においてプリピット検出を行ってプリピットシンク信号を生成し、書き込みシンク信号生成手段が、記録動作終了後継続して書き込みシンク信号を出力し、位置ずれ検出手段が、記録終了位置以降の未記録領域においてプリピットシンク信号と書き込みシンク信号との時間的なずれを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクへのデータの記録及び光ディスクからのデータの再生を行う光ディスク記録再生装置に関する。
CD−R/RW、DVD−R/RW,DVD+R/RW等の光ディスクに記録を行う際、既に記録したデータの終端位置から新しくデータを追記録する場合は、記録済みのデータと新しく記録するデータとの間に不連続や重ね書きが生じないよう記録を行わねばならない。このために、既記録データの終端位置を正確に検知する高精度な記録位置制御を行う必要がある。
理想的に記録位置が制御されると、図2に示すようにメディア上データにずれが生じることがない。しかし、光ディスク上に予め形成されたウォブル情報から生成する書き込みクロックに同期して書き込まれる書き込みデータの、ディスクの絶対位置に対する位置特定精度には限度がある。更に、図3に示すように、書き込みクロックに同期して記録された記録データの論理上の位置が、メディア(光ディスク)上に記録されたデータの物理的位置とずれている場合でも、制御回路が前回の終端位置であろうと判断する論理上の位置から追記が開始される。このような位置ずれは、追記をするたびに蓄積し大きなずれを引き起こす可能性がある。
その結果、ディスクに正しくすべてのデータを記録できない、再生できないディスクを作ってしまう、などの重大な問題が生じる。
上記問題点を解決するため、特許文献1に示す光ディスク装置は、光ディスクに予め形成された所定のプリピットを検出することによって得られるプリピットシンク検出信号と、光ディスクに記録されたデータを再生しその再生データに含まれる所定の同期信号を検出することによって得られるデータシンク信号との時間的なずれを検出し、検出された時間的なずれを補正するように記録クロックの周波数を制御することによって記録位置ずれの蓄積を防止する。
しかし、既に記録されている領域においてランドプリピットを読み取る場合、プリピット信号自体と記録マークとの干渉等により正確に位置情報を得ることができないことがある。特許文献1の光ディスク装置は、安定したプリピット信号を再生するという前提条件に関して何ら配慮されていない。したがって、記録済みのデータと新しく記録するデータとの間に不連続や重ね書きが生じるという問題は解決されていない。
特開2003−30841公報
本発明は、光ディスク記録再生装置において、記録済みのデータが存在する光ディスクに新たにデータを追記する場合、プリピットシンク信号と書き込みシンク信号との位置ずれの発生を常時把握して解消せしめることを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するためになされたものである。本発明の請求項1に記載の光ディスク記録再生装置は、
光ディスクのプリピットを検出し、検出したプリピットに応じてプリピットシンク信号を生成するプリピット検出手段と、
光ディスクに予め形成されたウォブル情報を検出するウォブル情報検出手段と、
ウォブル情報に同期して、書き込み速度に応じた書き込みクロックを生成する書き込みクロック生成手段と、
書き込みクロックに同期して、データ書き込みのタイミングを定めるために用いる書き込みシンク信号を生成する書き込みシンク信号生成手段と、
プリピットシンク信号と書き込みシンク信号の時間的なずれを検出することによって、書き込みデータと光ディスクの絶対位置とのずれを検出する位置ずれ検出手段とを備え、
プリピット検出手段は、記録動作終了後に記録終了位置以降の未記録領域においてプリピット検出を行ってプリピットシンク信号を生成し、
書き込みシンク信号生成手段は、記録動作終了後継続して書き込みシンク信号を出力し、
位置ずれ検出手段が、記録終了位置以降の未記録領域においてプリピットシンク信号と書き込みシンク信号との時間的なずれを検出することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の光ディスク記録再生装置は、
位置ずれ検出手段は、ずれの絶対量をチャネルクロック単位で検出し、所定の最大ずれ量とずれの絶対値との比較によりずれの方向を検出することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置である。
本発明の請求項3に記載の光ディスク記録再生装置は、
プリピット検出手段がプリピットを所定の間隔で所定の回数続けて検出した直後に、位置ずれ検出手段がプリピットシンク信号と書き込みシンク信号の時間的なずれを検出することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置である。
本発明の請求項4に記載の光ディスク記録再生装置は、
記録制御手段を更に備え、
プリピット検出手段が未記録領域でプリピットを検出する動作を開始するための記録済領域から未記録領域への切り替えタイミング信号が、
記録データから検出される終了アドレスの値と記録制御手段に設定されたターゲットアドレスとを比較して両値が一致する時点で、記録制御手段により生成されることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の光ディスク記録再生装置である。
本発明の請求項5に記載の光ディスク記録再生装置は、
プロセッサ部を更に備え、
位置ずれ検出手段は、検出を完了した時点で、プロセッサ部に対してずれ検出完了割り込み信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置である。
本発明の請求項6に記載の光ディスク記録再生装置は、
光ディスクのプリピットを検出し、検出したプリピットに応じてプリピットシンク信号を生成するプリピット検出手段と、
光ディスクに予め形成されたウォブル情報を検出するウォブル情報検出手段と、
ウォブル情報に同期して、書き込み速度に応じた書き込みクロックを生成する書き込みクロック生成手段と、
書き込みクロックに同期して、データ書き込みのタイミングを定めるために用いる書き込みシンク信号を生成する書き込みシンク信号生成手段と、
光ディスクに記録されているデータを再生し、再生信号より再生クロックを生成する再生クロック生成手段と、
再生クロックに同期して再生データに含まれる所定のシンク信号を検出し、検出したシンク信号に応じてデータシンク信号を生成するデータシンク検出手段と、
プリピットシンク信号と書き込みシンク信号の時間的なずれを検出することによって、書き込みデータと光ディスクの絶対位置とのずれを検出する位置ずれ検出手段と、
データシンク信号を基準に書き込みクロックに同期して新たなデータを前回記録終了位置から連続するように光ディスクに記録する記録制御手段とを備え、
書き込みクロック生成手段は、位置ずれ検出手段が前回の記録動作終了時に記録終了位置以降の未記録領域にて検出した位置ずれ検出量を次回記録時において補正する書き込みクロックを、生成することを特徴とする光ディスク記録再生装置である。
本発明を利用することにより、記録終了時点での記録データと記録すべき位置とのずれの発生を抑える光ディスク記録再生装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を説明する。
第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光ディスク記録再生装置のブロック図である。なお、実施の形態の説明では、光ディスクとして「DVD−R/RW」を想定しているが、本発明は他の光ディスクメディア(例えば、CD−R/RWやDVD+R/RW)の記録再生装置でももちろん利用可能である。
光ディスク記録再生装置は、光ディスク2、スピンドルモータ4、モータドライバ6、サーボ回路8、ホストインターフェイス10、読み出しクロック生成回路12、光ピックアップ14、リードアンプ16、DVDデコーダ18、バッファマネージャ20、バッファRAM22、レーザコントロール回路24、書き込みクロック生成回路26、プリピット信号デコーダ28、位置ずれ検出回路30、記録制御回路32、DVDエンコーダ34、及びCPUインターフェイス36からなる。
光ディスク2はスピンドルモータ4で回転駆動される。スピンドルモータ4は、モータドライバ6とサーボ回路8により回転制御される。光ピックアップ14は、半導体レーザ、光学系、フォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、受光素子、ポジションセンサ等(図示せず。)を内蔵しており、レーザ光を光ディスク2に照射する。
光ピックアップ14にて得られた再生信号は、リードアンプ16で増幅され2値化された後、読み出しクロック生成回路12及びDVDデコーダ18に対して出力される。
読み出しクロック生成回路12は、入力された再生信号を基に読み出しクロックを生成し、DVDデコーダ18に出力する。DVDデコーダ18では、読み出しクロックに同期して、信号検出アンプ16より入力される再生データに含まれるシンクコードを検出し、その検出したタイミングでセクタ毎にデータシンク信号を生成する。
プリピット信号デコーダ28は、光ピックアップ14およびリードアンプ16を介して光ディスク上のウォブルとランドプリピットを読み出し、ランドプリピットを検出したタイミングからプリピットシンク信号を生成する。
図4は、プリピットシンク信号の生成を示す波形図である。シンクフレーム内で検出される1〜3回のランドプリプットからプリピット信号が生成され、プリピット信号からビットシンク信号が生成される。また、ランドプリピットが所与の2シンクフレーム間隔で検出されることが維持されている状態になると、プリピット信号デコーダ28はビットプロテクト状態とされる。ビットプロテクト状態となると、その状態を示すプリピットプロテクト信号が生成される。このビットプロテクト状態時におけるビットシンク信号がプリピットシンク信号となる。従って、ランドプリピットが正常に検出されていれば、プリピットシンク信号は2シンクフレーム毎に生成される。
書き込みシンク信号について説明する。書き込みクロック生成回路26によって生成されるチャネルクロックの単位を1Tとする。このチャネルクロックが1488Tまでカウントされるとシンクフレームシンクのタイミングとされる。このシンクフレームシンクが2回カウントされて1回生成されるシンク信号が、書き込みシンク信号である。この書き込みシンク信号は、前述のプリピットシンク信号の間隔に相当するように、2シンクフレームに1回生じるシンク信号である。なお、書き込みクロックは、ウォブル情報を基にして且つ書き込み速度に応じて書き込みクロック生成部26により生成される。光ディスク上のウォブル情報は、光ピックアップ14及びリードアンプ16を介して検出される。
図5は、記録動作終了後に記録終了位置以降の未記録領域においてプリピットシンク信号の生成を行い、未記録領域でのプリピットシンク信号と書き込みシンク信号のずれを測定する場合の各波形のタイミングを示す図である。
記録動作終了後に記録終了位置以降の未記録領域でプリピットシンク信号を生成し、未記録領域における書き込みシンク信号とプリピットシンク信号のずれを測定する場合、まず、記録データ書き込み動作中に、CPUが未記録領域測定信号をCPUインターフェイス36を介して設定する。未記録領域測定信号が設定されると、記録データの書き込み終了時に書き込みが行われないように、記録制御回路32は書き込み許可信号をLレベルに変化させデータの書き込みを終了する。ここでは、ピックアップ14による光ディスク2へのデータ書き込みを終了させるのみであり、書き込みシンク信号の生成動作、及び、ランドプリピット検出動作は続行される。
記録制御回路32は、記録データ書き込み終了時に、強制プリピットサーチ信号をプリピット信号デコーダ28、及び、位置ずれ検出回路30に出力する。この強制プリピットサーチ信号は、既記録領域から未記録領域への切り替りタイミングの信号として用いられる。ここで、記録制御回路32に予め設定された追記する位置を示すターゲットアドレスと、記録データから検出される終了アドレスの値とを比較し、その比較結果によって強制プリピットサーチ信号を生成するようにしてもよい。このようにすることによって、既記録領域から未記録領域への切り替りタイミング信号である強制プリピットサーチ信号を正確に生成することができる。
強制プリピットサーチ信号を受け取ったプリピット信号デコーダ28は、未記録領域で検出されるプリピット信号のサーチ状態に入る。図5においては、既記録領域においてランドプリピットが全く検出できない場合の例を示している(点線によるプリピット信号は未検出であることを示す)が、強制プリピットサーチ信号を受け取ったプリピット信号デコーダ28は現在の状態をリセットし、強制的にプリピット信号のサーチ状態に入る。
プリピットのサーチ状態を経て、プリピット信号デコーダ28がプリピット信号を検出する。その後、未記録領域においてプリピット信号が所定の間隔で複数回検出された時点で、プリピット信号デコーダ28はビットプロテクト状態となりプリピットシンク信号を生成する。
強制プリピットサーチ信号とプリピットプロテクト信号が共にHレベルである状態を受け取った位置ずれ検出回路30は、書き込みシンク信号が入力されるとHレベルに変化し、プリピットシンク信号が入力されるとLレベルに変化するシンク差検出信号を生成する。一方、書き込みクロック生成回路26が生成するチャネルクロック単位の書き込みクロックは、位置ずれ検出回路30に入力されている。そこで位置ずれ検出回路30は、チャネルクロック単位でカウントする「ずれ量カウンタ」によりシンク差検出信号のHレベル期間を測定する。図5では、測定結果値は“N”と示される。
ここで、最大ずれ量をM(例えば、M=127)と予め設定しておき、測定したずれ量カウンタの値から、ずれ量の決定と、ずれ方向の判定を行う。図6の例のように、書き込みシンク信号とプリピットシンク信号が同じタイミングである理想的な状態では、ずれ量は0となる。図7の例のように、ずれ量カウンタ値が「N1」で最大ずれ量Mより小さい場合は、書き込みシンク信号がプリピットシンク信号より早く、そのずれ量がN1となる。図8の例のように、ずれ量カウンタ値が「N2」で最大ずれ量Mより大きい場合は、書き込みシンク信号がプリピットシンク信号より遅く、そのずれ量が(2976−N2)となる。
測定が完了すると、測定完了信号(図5最下段)が生成され、以降のずれ量の検出は行われない。ここで、位置ずれ検出回路30は書き込みシンク信号とプリピットシンク信号のずれの測定を完了した時点で、測定完了割り込み信号をCPUインターフェイス36を介してCPUに出力するようにしてもよい。このようにすることによって、外部に測定完了のタイミングを通知でき、この通知に従い光ディスク記録再生装置は追記動作へと動作を切り替えることができる。
以上のように、既記録領域においてランドプリピットが検出できない場合でも、記録終了時点での、記録データから把握される位置と記録すべき位置とのチャネルクロック単位でのずれ量とずれ方向とを把握できる。
図5により示した未記録領域でのプリピットシンク信号と書き込みシンク信号のずれの測定の手順は一つの例である。ディスク上の絶対位置であるプリピットシンク信号と、書き込みデータに同期している書き込みシンク信号とのずれ量が正確に検出できるのであれば、ずれの測定の手順は上記のものに限定されない。例えば、プリピットシンク信号を1セクタに1回得られるワードシンク信号とし、書き込みシンク信号をシンクフレームシンクを26回カウントして得られるセクタシンク信号として、両者を比較してずれ量・ずれ方向を測定してもよい。
そして、測定されたずれ量・ずれ方向のデータを基に、追記時の書き込みクロックの生成を制御する。ずれ量を補正するように書き込みクロックの生成を制御する動作について説明する。
書き込みクロックは、ディスク上に刻まれたウォブルを再生して得られる2値化後のウォブル信号を、書き込みクロック生成部26のPLL(Phase Locked Loop)機能のリファレンス信号として入力することにより生成される。つまり、書き込みクロックは、書き込みクロック生成部26のPLL機能によってディスク上のウォブルに追従するように生成されている。
ここで、位置ずれ検出回路30にて検出されたシンク差検出信号のずれ量が“nT”(Tがn個分)であり、書き込みシンク信号がプリピットシンク信号に対して先行している場合を想定する。このように先行している場合は、ずれが同様の状態で蓄積されていくと前回記録領域と追記領域の間にすきまが生じて増加する可能性がある。従って、このずれ発生を防ぐためには書き込みクロックをやや遅めに生成する必要がある。このためには、書き込みクロック生成部26のPLL機能にて発生する信号が、遅くなる方向に操作されればよい。つまり、PLL回路にて実際に得られた位相比較結果よりも書き込みクロックが遅くなるように、PLL回路のチャージポンプ出力を操作すればよい。実際にはPLL回路のチャージポンプに対する制御信号のアップ(Up)信号とダウン(Down)信号の生成部において、ダウン(Down)信号をやや長めに生成するようにする。
書き込みクロックを遅らせる上記操作を一挙に行うことは急激な書き込みクロックの変動に繋がり、書き込まれるデータの品質に悪影響を与える。従って、ある一定間隔で緩やかに修正を行うのが好ましい。具体的には、例えば1シンクフレームに1回、(1/4)T単位での修正を行うようにしながら、nTのずれの修正に達するまで修正操作を繰り返せばよい。すなわち、(1/4)Tの修正を(n×4)回繰り返すことによってずれの補正が行われ、正確な追記記録制御が実現できる。
書き込みシンク信号がプリピットシンク信号に対して後れている場合には、書き込みクロックがやや早くなるようにPLL回路のチャージポンプ出力を操作すればよい。この場合はPLL回路のチャージポンプに対する制御信号のアップ(Up)信号とダウン(Down)信号の生成部において、アップ(Up)信号をやや長めに生成するようにする。この修正を適宜繰り返してずれ量の補正を行えばよい。
上記の修正の進行程度をCPUから調整できるようにしておいてもよい。つまり、どれぐらいの間隔でどれぐらいの修正を行うかをCPUから設定できるようにしておいてもよい。
なお、記録制御回路32は、上記のように制御された書き込みクロックに同期して、DVDデコーダ18から生成されるデータシンク信号を基準に、新たなデータを前回記録終了位置から連続して光ディスク2に記録するように、レーザコントロール回路24及び光ピックアップ14を制御する。
このように測定されたずれ量・ずれ方向のデータを基に、追記時の書き込みクロックの生成を制御することによって、新たに記録するデータと光ディスクの絶対位置とのずれを最小限に維持することが可能となる。
次に、記録終了から追記開始までの処理の流れを、図9のフローチャートに示す。
前回記録終了前に、CPUよりCPUインターフェイス36を介して未記録領域測定命令がなされ(S0)、光ディスク上への前回の記録が終了し(S1)、シーク動作へ移行する(S2)。
シーク動作とは、光ディスク2上に形成されているウォブル・ランドプリピットを検出することによって光ディスク2上の位置を特定しながら辿っていく過程である。シーク動作(S2)によって書き込みシンク信号とプリピットシンク信号とのずれ量とずれの方向が測定され、測定が完了するとずれ測定完了信号がCPUインターフェイス36を介してCPUへ出力される。
その後、ずれ量の測定結果が確認され(S4)、CPUよりCPUインターフェイス36を介して追記動作開始命令がなされる(S5)。追記動作開始命令がなされるとシーク動作へ移行し(S6)、追記開始位置までのシーク動作が完了すると(S7)、追記動作が開始され、前回記録されたデータに連続するように新たなデータが記録される(S8)。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスク記録再生装置のブロック図である。 記録時の書き込みクロックに同期した記録データの論理上の位置と、メディア上の記録されたデータの物理的位置とが、正常な関係にあるときの各種信号の波形図である。 記録時の書き込みクロックに同期した記録データの論理上の位置と、メディア上の記録されたデータの物理的位置とに、ずれがあるときの各種信号の波形図である。 プリピットシンク信号の生成を示す波形図である。 各種の信号の関係を示す波形図である。 プリピット信号と書き込みシンク信号にずれが無いときの各種信号の波形図である。 書き込みシンク信号がプリピット信号に先行するときの各種信号の波形図である。 プリピット信号が書き込みシンク信号に先行するときの各種信号の波形図である。 前回記録終了から追記開始までの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2・・・光ディスク、12・・・読み出しクロック生成回路、14・・・光ピックアップ、18・・・DVDデコーダ、26・・・書き込みクロック生成回路、28・・・プリピット信号デコーダ、30・・・位置ずれ検出回路、32・・・記録制御回路、34・・・DVDエンコーダ。

Claims (6)

  1. 光ディスクのプリピットを検出し、検出したプリピットに応じてプリピットシンク信号を生成するプリピット検出手段と、
    光ディスクに予め形成されたウォブル情報を検出するウォブル情報検出手段と、
    ウォブル情報に同期して、書き込み速度に応じた書き込みクロックを生成する書き込みクロック生成手段と、
    書き込みクロックに同期して、データ書き込みのタイミングを定めるために用いる書き込みシンク信号を生成する書き込みシンク信号生成手段と、
    プリピットシンク信号と書き込みシンク信号の時間的なずれを検出することによって、書き込みデータと光ディスクの絶対位置とのずれを検出する位置ずれ検出手段とを備え、
    プリピット検出手段は、記録動作終了後に記録終了位置以降の未記録領域においてプリピット検出を行ってプリピットシンク信号を生成し、
    書き込みシンク信号生成手段は、記録動作終了後継続して書き込みシンク信号を出力し、
    位置ずれ検出手段が、記録終了位置以降の未記録領域においてプリピットシンク信号と書き込みシンク信号との時間的なずれを検出することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 位置ずれ検出手段は、ずれの絶対量をチャネルクロック単位で検出し、ずれの絶対値と所定の最大ずれ量との比較によりずれの方向を検出することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  3. プリピット検出手段がプリピットを所定の間隔で所定の回数続けて検出した直後に、位置ずれ検出手段がプリピットシンク信号と書き込みシンク信号の時間的なずれを検出することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  4. 記録制御手段を更に備え、
    プリピット検出手段が未記録領域でプリピットを検出する動作を開始するための記録済領域から未記録領域への切り替えタイミング信号が、
    記録データから検出される終了アドレスの値と記録制御手段に設定されたターゲットアドレスとを比較して両値が一致する時点で、記録制御手段により生成されることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の光ディスク記録再生装置。
  5. プロセッサ部を更に備え、
    位置ずれ検出手段は、検出を完了した時点で、プロセッサ部に対してずれ検出完了割り込み信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  6. 光ディスクのプリピットを検出し、検出したプリピットに応じてプリピットシンク信号を生成するプリピット検出手段と、
    光ディスクに予め形成されたウォブル情報を検出するウォブル情報検出手段と、
    ウォブル情報に同期して、書き込み速度に応じた書き込みクロックを生成する書き込みクロック生成手段と、
    書き込みクロックに同期して、データ書き込みのタイミングを定めるために用いる書き込みシンク信号を生成する書き込みシンク信号生成手段と、
    光ディスクに記録されているデータを再生し、再生信号より再生クロックを生成する再生クロック生成手段と、
    再生クロックに同期して再生データに含まれる所定のシンク信号を検出し、検出したシンク信号に応じてデータシンク信号を生成するデータシンク検出手段と、
    プリピットシンク信号と書き込みシンク信号の時間的なずれを検出することによって、書き込みデータと光ディスクの絶対位置とのずれを検出する位置ずれ検出手段と、
    データシンク信号を基準に書き込みクロックに同期して新たなデータを前回記録終了位置から連続するように光ディスクに記録する記録制御手段とを備え、
    書き込みクロック生成手段は、位置ずれ検出手段が前回の記録動作終了時に記録終了位置以降の未記録領域にて検出した位置ずれ検出量を次回記録時において補正する書き込みクロックを、生成することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008004197A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Toshiba Corp 光ディスク記録装置

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JP2008004197A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Toshiba Corp 光ディスク記録装置

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