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JP2006121593A - サーバ装置、データ配信方法およびプログラム - Google Patents

サーバ装置、データ配信方法およびプログラム Download PDF

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JP2006121593A JP2004309662A JP2004309662A JP2006121593A JP 2006121593 A JP2006121593 A JP 2006121593A JP 2004309662 A JP2004309662 A JP 2004309662A JP 2004309662 A JP2004309662 A JP 2004309662A JP 2006121593 A JP2006121593 A JP 2006121593A
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Shinji Sako
慎二 佐古
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Abstract

【課題】複数の情報端末にデータを配信する際に、配信のためのトラフィック量を低減してネットワーク間の通信路の利用効率を向上するサーバ装置を提供する。
【解決手段】複数のLANのうち自装置の接続されたLANである自装置接続LANに対して異なるLANに接続された他のサーバ装置のIPアドレスが格納された記憶部52と、複数の宛先を含むデータを外部から受信し、その宛先のIPアドレスに自装置接続LANのネットワークアドレスが含まれていれば、IPアドレス宛にデータを送信し、また、自装置接続LANとは異なるLANのネットワークアドレスを含むIPアドレスが宛先に含まれていれば、宛先から自装置接続LANをネットワークアドレスとするIPアドレスを消去してデータを記憶部に格納されたIPアドレス宛に送信する転送制御処理を行う制御部50とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のLAN(Local Area Network)間でデータを配信するためのサーバ装置およびデータ配信方法と、コンピュータに実行させるためのプログラムとに関する。
従来のデータ配信方法として、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続された複数の情報端末に同一のデータを配信する場合について説明する。以下では、情報端末がクライアントコンピュータ(単に「クライアント」と称する)の場合とする。
1台のクライアントから複数のクライアントに同一のデータを配信する際、ユニキャスト通信では、クライアントは同一のデータを宛先の数だけ複製し、複製したデータ毎に異なる宛先のIP(Internet Protocol)アドレスを添付して送信する。このようにして、同一の配信処理を宛先の数に対応して行う必要があった。
これに対して、マルチキャスト通信では、クライアントが1つのデータに宛先のIPアドレスを全て添付して送信すると、LAN内のルータでデータが複製され、各IPアドレス宛に同一のデータが配信される。このようにして、送信元のクライアントは1度の送信で複数のクライアントに対して同一のデータを配信することが可能となる。ただし、マルチキャスト通信では、宛先となる全てのクライアントが同一のLAN内にある必要があった。
従来の通信方法の一つとして、ネットワーク内における複数の通信端末間で情報をやり取りする方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この文献による方法では、複数の通信端末に同一の情報を送信する際に通信端末間で情報を転送することによって、通信制御装置と通信端末間の通信路を効率的に利用するものである。
特開2002−165272号公報
2つのLANを結ぶ通信路において、単位時間あたりに送受信可能な通信量は、通常、LAN内に比べて著しく小さい。2つのLANのうち一方のLANにあるクライアントが他方のLANにある複数のクライアントにデータを配信する際、上述のユニキャスト通信を行うと、一方のLANから他方のLANに宛先のクライアント毎にデータが送信されるため、LAN同士を結ぶ通信路のトラフィックが増加し、通信速度が遅くなってしまうという問題があった。
また、上述の文献の通信方法は、同じLAN内における通信量を低減するものであるが、LAN同士を結ぶ通信路の通信量を抑制するものではない。
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、複数の情報端末にデータを配信する際に、配信のためのトラフィック量を低減してネットワーク間の通信路の利用効率を向上するサーバ装置、データ配信方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のサーバ装置は、ネットワークアドレスの情報を含むIPアドレスを宛先とするデータを転送するサーバ装置であって、
複数のLANのうち自装置の接続されたLANである自装置接続LANに対して異なるLANに接続された他のサーバ装置のIPアドレスが格納された記憶部と、
複数の宛先を含む前記データを外部から受信し、該宛先のIPアドレスに前記自装置接続LANのネットワークアドレスが含まれていれば、該IPアドレス宛に該データを送信し、また、該自装置接続LANとは異なるLANのネットワークアドレスを含むIPアドレスが該宛先に含まれていれば、該宛先から該自装置接続LANをネットワークアドレスとするIPアドレスを消去して該データを前記記憶部に格納されたIPアドレス宛に送信する転送制御処理を行う制御部と、
を有する構成である。
本発明では、サーバ装置が受信するデータの宛先に自装置接続LANと異なるネットワークアドレスを含むIPアドレスがあれば、そのデータは他のLANに接続されたサーバ装置に送信される。他のLANをネットワークアドレスとするIPアドレスが複数宛先にあっても、自装置接続LANから他のLANへのデータ送信が1度ですむ。また、他のサーバ装置にデータを送信する際、自装置接続LANをネットワークアドレスとするIPアドレスを消去することで、サーバ装置が他のサーバ装置に送信したデータを再び受信することを防げる。
一方、上記目的を達成するための本発明のデータ配信方法は、ネットワークアドレスの情報を含むIPアドレスを宛先とするデータを転送するサーバ装置によるデータ配信方法であって、
複数のLANのうち前記サーバ装置の接続されたLANである自装置接続LANに対して異なるLANに接続された他のサーバ装置のIPアドレスが入力されると、該IPアドレスを前記サーバ装置に保存し、
複数の宛先を含む前記データを外部から受信し、該宛先のIPアドレスに前記自装置接続LANのネットワークアドレスが含まれていれば、該IPアドレス宛に該データを送信し、また、該自装置接続LANとは異なるLANのネットワークアドレスを含むIPアドレスが該宛先に含まれていれば、該宛先から該自装置接続LANをネットワークアドレスとするIPアドレスを消去して該データを前記記憶部に格納されたIPアドレス宛に送信するものである。
また、上記目的を達成するための本発明のプログラムは、ネットワークアドレスの情報を含むIPアドレスを宛先とするデータを転送するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数のLANのうち前記コンピュータの接続されたLANである自装置接続LANに対して異なるLANに接続された他のコンピュータのIPアドレスが入力されると、該IPアドレスを前記コンピュータに保存し、
複数の宛先を含む前記データを外部から受信し、該宛先のIPアドレスに前記自装置接続LANのネットワークアドレスが含まれていれば、該IPアドレス宛に該データを送信し、また、該自装置接続LANとは異なるLANのネットワークアドレスを含むIPアドレスが該宛先に含まれていれば、該宛先から該自装置接続LANをネットワークアドレスとするIPアドレスを消去して該データを前記記憶部に格納されたIPアドレス宛に送信する処理を前記コンピュータに実行させるものである。
本発明では、同一のデータを複数のクライアントに送信する場合、異なるLAN間のデータ転送をLAN毎に設置したサーバ装置でまとめて行い、クライアントへのデータ転送は同一LAN内のサーバ装置から行うため、異なるLAN間のデータ通信量を1つのクライアントに送信する場合とほぼ同量に抑えることができる。
本発明は、LAN毎にサーバ装置が設けられ、1つのLANに接続されたクライアントが他のLANに接続された複数のクライアントにデータを送信する際、LAN間のデータの送受信をサーバ装置がまとめて行うことを特徴とする。
本発明のサーバ装置を用いたデータ配信システムについて説明する。
図1は本実施例のデータ配信システムの一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、データ配信システムは、LAN11およびLAN12と、LAN11に接続されたサーバ31と、LAN12に接続されたサーバ32とを有する。LAN11にはクライアント21およびクライアント22が接続され、LAN12にはクライアント23およびクライアント24が接続されている。LAN11およびLAN12には図に示さないルータが接続されている。なお、サーバ31が接続するLAN11はサーバ31にとって自装置接続LANに相当し、以下では、自装置接続LANを「自装置のLAN」と称する。
サーバ31は、LAN11に接続されたクライアント21、22のデータ転送を制御する。サーバ32は、LAN12に接続されたクライアント23、24のデータ転送を制御する。
サーバ31およびサーバ32の構成について説明する。本実施例では、サーバ31およびサーバ32は同様な構成のため、サーバ31の構成について説明する。
図2はサーバの一構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ31は、外部とデータを送受信するデータ送受信部54と、配信のためのデータを含む配信データを一時的に格納するための記憶部52と、各部を制御する制御部50とを有する。データ送受信部54は、外部からのデータを受信するデータ受信部41と、外部にデータを送信するデータ送信部42とを備えている。制御部50は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)56と、プログラムを格納するためのプログラムメモリ58とを備えている。
記憶部52には、LAN11とは異なるLANに接続された他のサーバのIPアドレスが記述されたサーバアドレステーブルが格納されている。本実施例では、LAN12に接続されたサーバ32のIPアドレスがサーバアドレステーブルに記述されている。IPアドレスには、一般的に、LAN自体を示すネットワークアドレスとLANに接続されたクライアント毎に異なるホストアドレスの情報が含まれる。
制御部50は、外部からデータ受信部41を介して配信データを受信すると、配信データを記憶部52に一旦格納し、配信データの宛先を読み出す。続いて、読み出した宛先にLAN11をネットワークアドレスとするIPアドレスがあるか否かを判定する。LAN11をネットワークアドレスとするIPアドレスが宛先にあれば、配信データをそのIPアドレス宛にデータ送信部42を介して送信する。また、LAN11以外をネットワークアドレスとするIPアドレスが宛先にあるか否かを判定する。LAN11以外をネットワークアドレスとするIPアドレスが宛先にあれば、サーバアドレステーブルを参照し、サーバアドレステーブルに格納された、いずれかのサーバのIPアドレス宛に配信データをデータ送信部42を介して送信する。サーバ宛に配信データを送信する際、宛先にLAN11をネットワークアドレスとするIPアドレスが含まれていればそれを消去しておく。このように、LAN11をネットワークアドレスとするIPアドレスを消去するのは、サーバ31から配信データを受け取った他のサーバがサーバ31に配信データを返信することになり、LAN間の通信量を増加させてしまうからである。
次に、クライアント21〜24の構成について説明する。
クライアント21〜24はパーソナルコンピュータなどの情報端末である。クライアント21、22は、図に示さない記憶部にサーバ31のIPアドレスの情報が格納されている。そして、他のクライアントに配信データを送信する際、宛先となるクライアントのIPアドレスの情報を添付した配信データをサーバ31に送信する。クライアント23、24は、図に示さない記憶部にサーバ32のIPアドレスの情報が格納されている。他のクライアントに配信データを送信する際、宛先となるクライアントのIPアドレスの情報を添付した配信データをサーバ32に送信する。
次に、配信データの構成について説明する。
図3は配信データの一構成例を示す模式図である。図3(a)はクライアント21からクライアント22、23、24宛に送信する配信データを示す。
配信データには、宛先や送信元の情報を含むヘッダと、内容となるデータとがある。ヘッダには、宛先および送信元のIPアドレスと、転送制御先との情報が含まれている。図3(a)に示すように、宛先にはクライアント22、23、24のIPアドレスが記述され、送信元にはクライアント21のIPアドレスが記述されている。転送制御先にはサーバ31のIPアドレスが記述されている。
図3(b)はサーバ31がサーバ32に転送する配信データを示す。図3(b)に示すように、配信データのヘッダには、図3(a)に示した宛先および送信元のIPアドレスの他に、転送元の情報としてサーバ31のIPアドレスが含まれている。
次に、本実施例のデータ配信システムの動作手順について説明する。ここでは、クライアント21がクライアント22、23、24に配信データを送信する場合とする。
図4はサーバの動作手順を示すフローチャートである。
クライアント21は、図3(a)に示した配信データをサーバ31に送信する。サーバ31は、図4に示すように、クライアント21から配信データを受信すると、配信データを記憶部52に一旦格納し、配信データの宛先を読み出す(ステップ101)。読み出した宛先にLAN11をネットワークアドレスとするIPアドレスがあるか否かを判定する(ステップ102)。LAN11をネットワークアドレスとするクライアント22のIPアドレスが宛先にあるため、配信データをクライアント22に送信する(ステップ103)。
そして、LAN11以外をネットワークアドレスとするIPアドレスが宛先にあるか否かを判定する(ステップ104)。LAN12をネットワークアドレスとするクライアント23とクライアント24のIPアドレスが宛先にあるため、クライアント22のIPアドレスを宛先から消去し、図3(b)に示した配信データをサーバ32宛に転送する(ステップ105)。
一方、サーバ32は、サーバ31から配信データを受信すると、配信データを記憶部52に一旦格納し、図4に示したように、配信データの宛先を読み出す(ステップ101)。読み出した宛先にLAN12をネットワークアドレスとするIPアドレスがあるか否かを判定する(ステップ102)。LAN12をネットワークアドレスとするクライアント23、24のIPアドレスが宛先にあるため、配信データをクライアント23、24宛に転送する(ステップ103)。さらに、LAN12以外をネットワークアドレスとするIPアドレスが宛先にあるか否かを判定する(ステップ104)。LAN12以外をネットワークアドレスとするIPアドレスが宛先にないため、サーバ32は処理を終了する。なお、サーバ32がクライアント23、24に配信データを転送する際、配信方法はユニキャスト通信であっても、マルチキャスト通信であってもよい。
本実施例では、上述したように、クライアント23およびクライアント24宛の1つの配信データがクライアント21からサーバ31を介してサーバ32に転送された後、サーバ32からクライアント23、24に送信される。LAN11からLAN12へは1つの配信データが転送されるだけですむため、クライアント21からユニキャスト通信で配信データを送信する場合に比べて、2分の1の通信量ですむ。これにより、LAN11とLAN12間の通信路の通信量を従来よりも低減できる。したがって、クライアント間で交換するデータ量が減少し、ネットワークの利用効率が向上する。
また、クライアント21およびクライアント22の両方が宛先に指定された配信データをLAN12側から送信する場合でも、上記実施例と同様にしてサーバ32が配信データをサーバ31に転送することで、LAN12からLAN11への配信データの転送が1度ですむため、LAN12側からユニキャスト通信でクライアント21およびクライアント22に送信する場合に比べて2分の1の通信量となる。
本実施例は、サーバを有していないLANに接続されたクライアントの配信データを転送制御する方法に関するものである。
本実施例のデータ配信システムについて説明する。
図5は本実施例のデータ配信システムの一構成例を示すブロック図である。実施例1と同様の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本実施例のデータ配信システムは、図1に示したLAN11にLAN13が接続されている。LAN13にはクライアント22が接続されている。LAN13にはサーバが設けられていない。
次に、サーバ31の構成について図2を参照しながら説明する。なお、実施例1と同様な構成および動作についての説明を省略する。また、サーバ32はサーバ31と同様であるため、サーバ32についての説明を省略する。
サーバ31が自装置に接続されたLAN11とは異なるLAN13に接続されたクライアントの配信データも転送制御の対象とするために、記憶部52には制御部50が配信データを転送すべき送信元または宛先となるIPアドレスのネットワークアドレスが格納されている。以下では、このようなLANのネットワークアドレスを制御対象ネットワークアドレスと称する。本実施例では、制御対象ネットワークアドレスはLAN13のネットワークアドレスとなる。
サーバ31の制御部50は、外部から配信データを受信すると、配信データの送信元IPアドレスのネットワークアドレスを読み出して、配信データがLAN11から送信されたものか、他のLANから送信されたものかを確認する。配信データが他のLANから送信されたものである場合、送信元IPアドレスのネットワークアドレスが記憶部52に格納された制御対象ネットワークアドレスに一致するか否かを判定する。判定の結果、それらが一致するとき、その配信データをLAN11内のクライアントから送信されたものと同等に扱って処理する。
また、外部から受信した配信データの宛先のIPアドレスを読み出し、読み出したIPアドレスのネットワークアドレスが制御対象ネットワークアドレスに一致すると、そのIPアドレス宛に配信データを送信する。
次に、本実施例のデータ配信システムの動作手順について説明する。ここでは、クライアント22がクライアント21、23、24に配信データを送信する場合とする。
クライアント22は、クライアント21、23、24を宛先とした配信データをサーバ31に送信する。サーバ31は、クライアント22から配信データを受信すると、配信データを記憶部52に一旦格納し、配信データの送信元IPアドレスのネットワークアドレスを読み出す。読み出したネットワークアドレスがLAN13を示すものであり、LAN13のネットワークアドレスが制御対象ネットワークアドレスに一致することを確認すると、受信した配信データをLAN11内のクライアントから送信されたものと同等に扱う。
続いて、サーバ31は、実施例1の図4に示したように、配信データの宛先を読み出し(ステップ101)、読み出した宛先にLAN11をネットワークアドレスとするIPアドレスがあるか否かを判定する(ステップ102)。上述したように、LAN11をネットワークアドレスとするクライアント21のIPアドレスが宛先にあるため、配信データをクライアント21に転送する(ステップ103)。
さらに、LAN11およびLAN13以外をネットワークアドレスとするIPアドレスが宛先にあるか否かを判定する(ステップ104)。LAN12をネットワークアドレスとするクライアント23とクライアント24のIPアドレスが宛先にあるため、クライアント22のIPアドレスを宛先から消去した配信用データをサーバ32宛に転送する(ステップ105)。以下、サーバ32の動作については実施例1と同様なため、その説明を省略する。
なお、サーバ31は、クライアント22のIPアドレスを宛先とする配信データを外部から受信する場合、そのIPアドレスのネットワークアドレスが制御対象ネットワークアドレスと一致することを確認し、配信データをクライアント22に送信する。
本実施例では、上述したように、サーバを備えていないLAN13に接続されたクライアント22からの配信データも、実施例1と同様に、LAN間の通信量を増加させることなく転送することが可能となる。また、クライアント21およびクライアント22宛の配信データをLAN12側から送信する場合、サーバ31はサーバ32から受信する配信データをクライアント21とクライアント22に転送する。これにより、LAN12からLAN11およびLAN13への配信データの転送が一度ですむため、LAN12側からユニキャスト通信でクライアント21およびクライアント22に送信する場合に比べて2分の1の通信量となる。
本発明のサーバ装置やデータ配信方法を、会議の参加者の音声や映像を会議参加者のクライアントに配信するネットワーク会議システムといった用途に適用してもよい。また、同一の内容を複数のクライアントに配信するネットワークを利用した放送といった用途にも適用可能である。
なお、サーバ31、32はゲートウェイサーバとしての機能を備えていてもよい。
また、LANの数は上記実施例に限定されず4つ以上接続されてもよく、各LANにはサーバが2台以上接続されていてもよく、LAN毎にクライアントが3台以上接続されていてもよい。その際、サーバ間で配信データの転送が2回以上繰り返される場合には、転送の度に配信データのヘッダに転送元の情報を履歴として残すようにしてもよい。配信データに履歴を残すことで、サーバが配信データを受信すると、履歴にあるサーバにはその配信データを転送しないようにすることで、同じ配信データが何度も転送されることを防ぐことができる。
また、サーバの制御部は配信データの宛先を読み出す際、宛先のIPアドレスに含まれるネットワークアドレスに一致するものがサーバアドレステーブルにあるか否かを判定するようにしてもよい。判定の結果、一致するものがサーバアドレステーブルにあれば、そのアドレスのサーバを転送制御先に指定して配信データを転送する。この場合、より早く配信データをクライアントに配信することが可能となる。
本発明のデータ配信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。
また、本発明のサーバ装置やデータ配信方法を、会議の参加者のクライアントにカメラとスピーカを備え、参加者の音声や映像を各クライアントに配信するネットワーク会議システムに適用してもよい。さらに、同一の内容を不特定多数のクライアントに配信するブロードキャスト通信のような「放送」に適用してもよい。
実施例1のデータ配信システムの一構成例を示すブロック図である。 サーバの一構成例を示すブロック図である。 配信データの一構成例を示す模式図である。 図1に示したサーバの動作手順を示すフローチャートである。 実施例2のデータ配信システムの一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11、12、13 LAN
21、22、23、24 クライアントコンピュータ(クライアント)
31、32 サーバ
41 データ受信部
42 データ送信部
50 制御部
52 記憶部
54 データ送受信部

Claims (6)

  1. ネットワークアドレスの情報を含むIPアドレスを宛先とするデータを転送するサーバ装置であって、
    複数のLANのうち自装置の接続されたLANである自装置接続LANに対して異なるLANに接続された他のサーバ装置のIPアドレスが格納された記憶部と、
    複数の宛先を含む前記データを外部から受信し、該宛先のIPアドレスに前記自装置接続LANのネットワークアドレスが含まれていれば、該IPアドレス宛に該データを送信し、また、該自装置接続LANとは異なるLANのネットワークアドレスを含むIPアドレスが該宛先に含まれていれば、該宛先から該自装置接続LANをネットワークアドレスとするIPアドレスを消去して該データを前記記憶部に格納されたIPアドレス宛に送信する転送制御処理を行う制御部と、
    を有するサーバ装置。
  2. 前記記憶部に、前記自装置接続LANとは異なるLANのうち該自装置接続LANと同等に前記制御部が扱うためのネットワークアドレスである制御対象ネットワークアドレスが格納され、
    前記制御部は、外部から受信したデータの宛先のIPアドレスに含まれるネットワークアドレスが前記制御対象ネットワークアドレスと一致すれば、該IPアドレス宛に該データを送信する請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記データは送信元のIPアドレスを含み、
    前記制御部は、外部から受信したデータの送信元のIPアドレスに含まれるネットワークアドレスが前記制御対象ネットワークアドレスと一致すれば、該データについて前記転送制御処理を行う請求項2記載のサーバ装置。
  4. 前記制御部は、
    前記データを外部から受信し、前記自装置接続LANとは異なるLANのネットワークアドレスを含むIPアドレスが該宛先に含まれている場合、該ネットワークアドレスに一致するネットワークアドレスを含むIPアドレスが前記記憶部に格納されていれば、該データを該IPアドレス宛に送信する請求項1から3のいずれか1項記載のサーバ装置。
  5. ネットワークアドレスの情報を含むIPアドレスを宛先とするデータを転送するサーバ装置によるデータ配信方法であって、
    複数のLANのうち前記サーバ装置の接続されたLANである自装置接続LANに対して異なるLANに接続された他のサーバ装置のIPアドレスが入力されると、該IPアドレスを前記サーバ装置に保存し、
    複数の宛先を含む前記データを外部から受信し、該宛先のIPアドレスに前記自装置接続LANのネットワークアドレスが含まれていれば、該IPアドレス宛に該データを送信し、また、該自装置接続LANとは異なるLANのネットワークアドレスを含むIPアドレスが該宛先に含まれていれば、該宛先から該自装置接続LANをネットワークアドレスとするIPアドレスを消去して該データを前記記憶部に格納されたIPアドレス宛に送信するデータ配信方法。
  6. ネットワークアドレスの情報を含むIPアドレスを宛先とするデータを転送するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    複数のLANのうち前記コンピュータの接続されたLANである自装置接続LANに対して異なるLANに接続された他のコンピュータのIPアドレスが入力されると、該IPアドレスを前記コンピュータに保存し、
    複数の宛先を含む前記データを外部から受信し、該宛先のIPアドレスに前記自装置接続LANのネットワークアドレスが含まれていれば、該IPアドレス宛に該データを送信し、また、該自装置接続LANとは異なるLANのネットワークアドレスを含むIPアドレスが該宛先に含まれていれば、該宛先から該自装置接続LANをネットワークアドレスとするIPアドレスを消去して該データを前記記憶部に格納されたIPアドレス宛に送信する処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010224761A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Nec Personal Products Co Ltd シンクライアントシステム、サーバ装置、それらのアップデート方法及びプログラム
US10880198B2 (en) 2015-05-08 2020-12-29 Qualcomm Incorporated Aggregating targeted and exploration queries

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