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JP2006117385A - 媒体給・搬送装置の駆動方法、媒体給・搬送装置及び記録装置 - Google Patents

媒体給・搬送装置の駆動方法、媒体給・搬送装置及び記録装置 Download PDF

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JP2006117385A
JP2006117385A JP2004307490A JP2004307490A JP2006117385A JP 2006117385 A JP2006117385 A JP 2006117385A JP 2004307490 A JP2004307490 A JP 2004307490A JP 2004307490 A JP2004307490 A JP 2004307490A JP 2006117385 A JP2006117385 A JP 2006117385A
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Atsuhiko Takeuchi
敦彦 竹内
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Abstract

【課題】 給送手段の第1の駆動源と、搬送手段の第2の駆動源と、移動手段の第3の駆動源が独立駆動可能な媒体給・搬送装置のスループットを向上させることができる駆動方法等を提供すること。
【解決手段】 第1の駆動源61で給送手段134の切替動作を行うとともに、第2の駆動源80で搬送手段151により現在搬送中の媒体の排出動作を行い、第1の駆動源で給送手段により次に搬送すべき媒体の給送動作を行う。これにより、最初に第1及び第2の駆動源の同時加速動作を行い、次に第2の駆動源の加速動作を行うので、この次動作で第2の駆動源と第3の駆動源を同時加速動作することができ、スループットを向上させることができる。
【選択図】 図16

Description

本発明は、媒体を給送及び搬送する媒体給・搬送装置の駆動方法、駆動制御プログラム、上記駆動方法が適用可能な媒体給・搬送装置及びその媒体給・搬送装置を備えた記録装置と液体噴射装置に関する。
記録装置の1つであるインクジェット式プリンタは、一般に用紙を供給する給送装置及び用紙を搬送する搬送装置と、記録ヘッドが搭載され用紙搬送直交方向(主走査方向)に往復移動するキャリッジを備えている。これらの給送装置、搬送装置及びキャリッジは、給送モータ、搬送モータ及びキャリッジモータにより独立駆動されるようになっている。このような構成のインクジェット式プリンタにより連続給紙で記録する場合、給紙モータにより給紙装置のホッパを上昇させて次の用紙を給紙する動作と同時に、搬送モータにより搬送装置の排紙ローラを回転させて前の用紙を排紙する動作を行っている。
特開2004−83263号公報
一般に、次の用紙を給紙するとともに前の用紙を排紙する動作と同時に、キャリッジモータによりキャリッジを移動させて記録ヘッドのフラッシング位置に位置決めする動作を行うことにより、スループットを向上させることができる。ところが、上述したインクジェット式プリンタは、消費電力上の制約から、給送モータ、搬送モータ及びキャリッジモータは同時に加速動作を開始することができないという制約を持っている。したがって、例えばキャリッジモータの駆動開始までに40msecというウエイト時間を設定しなければならないので、スループットが低下している。この点を解消するには、より大きな電流を発生させる駆動回路を使用すれば良いが、コストアップに繋がることになる。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、給送手段の第1の駆動源と、搬送手段の第2の駆動源と、移動手段の第3の駆動源が独立駆動可能な媒体給・搬送装置のスループットを向上させることができる駆動方法、駆動制御プログラム、上記駆動方法が適用可能な媒体給・搬送装置及びその媒体給・搬送装置を備えた記録装置と液体噴射装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の媒体給・搬送装置の駆動方法では、少なくとも異なる2系統の給送経路を切り替えて媒体を給送する給送手段の第1の駆動源と、給送される前記媒体を搬送する搬送手段の第2の駆動源と、搬送される前記媒体の両側端部間で往復移動する移動手段の第3の駆動源とを有し、各駆動源が独立駆動可能な媒体給・搬送装置の駆動方法であって、前記第1の駆動源で前記給送手段の切替動作を行うとともに、前記第2の駆動源で前記搬送手段により現在搬送中の前記媒体の排出動作を行い、前記第1の駆動源で前記給送手段により次に搬送すべき前記媒体の給送動作を行うことを特徴としている。これにより、最初に第1及び第2の駆動源の同時加速動作を行い、次に第2の駆動源の加速動作を行うので、この次動作で第2の駆動源と第3の駆動源を同時加速動作することができ、スループットを向上させることができる。
また、前記第1の駆動源で前記給送手段により次に搬送すべき前記媒体の給送動作を行うとともに、前記第3の駆動手段で前記移動手段の所定位置への移動動作を行うことを特徴としている。これにより、第1、第2及び第3の駆動源の同時加速動作を回避することができるので、駆動源のウエイト時間を設定する必要が無く、スループットを向上させることができる。また、前記第2の駆動源は、前記搬送手段により現在搬送中の前記媒体の排出動作を行った後も継続駆動することを特徴としている。これにより、第1、第2及び第3の駆動源の同時加速動作を回避することができるタイミングが増加するので、スループットをより向上させることができる。また、前記第2の駆動源は、前記搬送手段により現在搬送中の前記媒体の排出動作を行った後は駆動を一旦停止することを特徴としている。
また、少なくとも異なる2系統の給送経路を切り替えて媒体を給送する給送手段の第1の駆動源と、給送される前記媒体を搬送する搬送手段の第2の駆動源と、搬送される前記媒体の両側端部間で往復移動する移動手段の第3の駆動源とを有し、各駆動源が独立駆動可能な媒体給・搬送装置の駆動を制御する制御プログラムであって、前記第1の駆動源で前記給送手段の切替動作を行うとともに、前記第2の駆動源で前記搬送手段により現在搬送中の前記媒体の排出動作を行うステップと、前記第1の駆動源で前記給送手段により次に搬送すべき前記媒体の給送動作を行うステップとを含むことを特徴としている。これにより、最初に第1及び第2の駆動源の同時加速動作を行い、次に第2の駆動源の加速動作を行うので、この次動作で第2の駆動源と第3の駆動源を同時加速動作することができ、スループットを向上させることができる。
上記目的達成のため、本発明の媒体を給・搬送する媒体給・搬送装置では、上記各媒体給・搬送装置の駆動方法が適用可能なことを特徴としている。また、媒体に記録する記録装置であって、上記各媒体給送装置を備えたことを特徴としている。また、被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置であって、上記各媒体給送装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏する媒体給・搬送装置、記録装置及び液体噴射装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式複合機の外観構成の全体を示す斜視図、図2は、その内部構造を示す斜視図、図3は、その概略側面図である。このインクジェット式複合機100は、例えばJIS規格のL判やA6判からA4判までのサイズの単票紙やハガキに記録することができるプリンタ機能と、JIS規格のA4判までのサイズの原稿及びUS規格のレターサイズまでの原稿を読み取ることができるスキャナ機能と、JIS規格のL判、2L判、B5判、A4判、六切り、ハガキのサイズの用紙に複写することができるコピー機能を備えている。
このインクジェット式複合機100は、図1に示すように、全体が略直方体状のハウジング101で覆われており、下段にプリンタ110が配設され、上段にスキャナ120が配設された構成となっている。そして、背面側に給紙部130が配設され、前面側に給排紙部140が配設されている。ユーザは、記録前の用紙のセッティング方向として背面側の給紙部130及び前面側の給排紙部140の一方または両方を選択することができるので、インクジェット式複合機100の設置位置の自由度を高めることができる。さらに、記録後の用紙は常に前面側の給排紙部140から排紙されるので、ユーザは用紙を容易に取り出すことができる。
ハウジング101の上面には、図1に示す矩形平板状のスキャナカバー102が配設されている。このスキャナカバー102は、前部に取っ手103が形成されており、後部の回転軸を中心に図示矢印a方向に回動可能に取り付けられている。ユーザは、スキャナ120を使用するときは取っ手103に指を差し込んでスキャナカバー102を開閉することができるので、原稿の出し入れを容易に行うことができる。
ハウジング101の前面両側には、図2に示す複数のインクカートリッジ10が抜き差しされるカートリッジ収納部104がそれぞれ形成されている。各インクカートリッジ10は、記録用の各色のインクを貯留している。各カートリッジ収納部104は、図1に示す透明もしくは半透明のカートリッジカバー105によって覆われている。カートリッジカバー105は、その下部の回動軸を中心に図示矢印b方向に回動可能に取り付けられている。ユーザは、従来のように重量のあるスキャナ120全体を持ち上げてプリンタ110の内部を開放しなくても、カートリッジカバー105を軽く押して係止部を外しカートリッジ収納部104を開放するのみにより、インクカートリッジ10の交換作業等を行うことができるので、作業効率を向上させることができる。
ハウジング101の上面のスキャナカバー102の手前には、図1に示すように、プリンタ110、スキャナ120、コピーの各動作を指示する操作部106が配設されている。操作部106は、パワーをオン・オフするパワー系、用紙の頭出し等を操作したりインクのフラッシング等を操作する操作系、画像処理等を行う処理系等の図示しないボタン等と、状態を表示する液晶パネル107等を備えている。ユーザは、液晶パネル107を見て確認しながらボタン等を操作することができる。
ハウジング101内には、図2及び図3に示すように、本発明の特徴的な部分を含む給紙部130と給排紙部140と記録部150等が配設されている。このインクジェット式複合機100は、給紙部130を構成するリアASF(給送手段)134及び給排紙部140を構成するフロントASF(給送手段)144を駆動する給紙モータ(第1の駆動源)61と、記録部150を構成する紙送りローラ(搬送手段)151とその従動ローラ(搬送手段)152を駆動する紙送りモータ(第2の駆動源)80と、記録部150を構成するキャリッジ(移動手段)153を駆動するキャリッジモータ(第3の駆動源)159を備えている。これらの駆動源61、80、159は、それぞれ独立で駆動可能であるが、消費電力上の制約から、給送モータ、搬送モータ及びキャリッジモータは同時に加速動作を開始することができないという制約を持っている。本発明の特徴的な部分は、各駆動源61、80、159の駆動方法であり、詳細については後で詳述する。
給紙部130には、図1に示すように、上方に向かって矩形状に開口したリア給紙口131が形成され、このリア給紙口131の両端縁と後縁に沿ってフレーム132が配設されている。そして、このフレーム132には、図1〜図3に示すように、給紙する用紙を1枚もしくは複数枚サポートするペーパーサポート133と、ペーパーサポート133にサポートされている用紙を1枚ずつ自動的に給送する背面給紙機構(以下、リアASFという)134等が配設されている。このリアASF134については後述し、ここではペーパーサポート133について説明する。
図4は、ペーパーサポート133とリアASF134の詳細を示す側面図であり、図1〜図4を参照して説明する。ペーパーサポート133は、用紙の裏面をサポートする第1サポート21及び第2サポート22と、用紙の両サイドエッジをガイドする固定エッジガイド23と可動エッジガイド24等を備えている。
第1サポート21は、平板状に形成されてフレーム132の後壁内側に格納・引出自在に配設され、第2サポート22は、平板状に形成されて第1サポート21に格納・引出自在に配設されている。第1サポート21及び第2サポート22は、給紙方向に伸縮自在に形成されているので、不使用のときはコンパクトに格納しておくことができ、また使用のときは種々のサイズの用紙を確実にサポートすることができる。
また、固定エッジガイド23は、フレーム132の装置前面側から見て右側壁に沿う形状でホッパ31と一体形成され、可動エッジガイド24は、フレーム132の装置前面側から見て左側壁に沿う形状に形成され、フレーム132の左側壁と右側壁の間をフレーム132の後壁と略平行に移動可能なようにホッパ31に取り付けられている。固定エッジガイド23と可動エッジガイド24は、用紙のサイズが異なっても確実に用紙の両側縁をガイドすることができるので、給送を高精度に行うことができる。
給排紙部140には、図2及び図3に示すように、前方に向かって矩形状に開口したフロント給排紙口141が形成され、このフロント給排紙口141の下側に給紙トレイ142が配設され、給紙トレイ142の上側に排紙トレイ143が配設されている。そして、フロント給排紙口141の奧には、図3に示すように、給紙トレイ142に収納されている用紙を1枚ずつ自動的に給送する前面給紙機構(以下、フロントASFという)144と、排紙トレイ143に用紙を自動的に排送する前面排紙機構(以下、フロントEJという)145が配設されている。このフロントASF144については後述し、ここでは給紙トレイ142、排紙トレイ143及びフロントEJ145について説明する。
給紙トレイ142は、図2及び図3に示すように、平板状に形成されており、上面に記録前の給紙される用紙が積層収納されるようなっている。排紙トレイ143は、図2及び図3に示すように、第1トレイ143a、第2トレイ143b及び第3トレイ143cを備えている。第1トレイ143aは、平板状に形成されて後部が給排紙部140の奧の本体フレーム108に回動自在に配設され、第2トレイ143bは、平板状に形成されて第1トレイ143aに格納・引出自在に配設され、第3トレイ143cは、平板状に形成されて第2トレイ143bに格納・引出自在に配設されている。
排紙トレイ143は、第2トレイ143b及び第3トレイ143cが引き出された状態で、上面に記録後の排紙される用紙が積層載置されるようなっている。第2トレイ143b及び第3トレイ143cは、排紙方向に伸縮自在に形成されているので、不使用のときはコンパクトに格納しておくことができ、また使用のときは種々のサイズの排紙される用紙を確実に積層載置することができる。なお、この給排紙部140は、給排紙時に折り曲げることが不可能な厚手の用紙や光ディスク等が収納されたトレイを手差しで給紙、供給することが可能なようにも形成されている。
フロントEJ145は、図3に示すように、第1排紙ローラ51と第1ギザローラ52、第2排紙ローラ53と第2ギザローラ54等を備えている。第1排紙ローラ51は、プラテン155の搬送下流側に配設されており、プラテン155を通過してくる用紙を第1ギザローラ52とともに挟持して排送し、さらに第2排紙ローラ53は、第1排紙ローラ51の搬送下流側に配設されており、その用紙を第2ギザローラ54とともに挟持して排紙トレイ143上へ排送するようになっている。
図5は、フロントASF144の詳細を示す側面図、図6は、リアASF134とフロントASF144の詳細を示す斜視図であり、図3〜図6を参照して説明する。リアASF134は、ペーパーサポート133にサポートされている用紙を給送するために持ち上げるホッパ31、このホッパ31により持ち上げられた用紙を取り出す給紙ローラ32、この給紙ローラ32により重送された用紙を1枚のみに分離するリタードローラ33、このリタードローラ33により分離された残りの用紙をホッパ31へ戻すリア紙戻しユニット34等を備えている。
ホッパ31は、用紙が載置可能な平板状に形成されてフレーム132の後壁と略平行に配設されており、下端が給紙ローラ32の近傍に位置し、上端がフレーム132の後壁頂部に近接して位置するように配設されている。そして、ホッパ31は、下端側の裏面にフレーム132の後壁に一端が取り付けられた図示しない圧縮バネの他端が取り付けられており、この圧縮バネの伸縮により上端側を中心に下端側が旋回するように配設されている。
給紙ローラ32は、断面の一部が切り欠かれたD字状に形成されてホッパ31の下端近傍に配設されており、間欠的に回転してホッパ31により持ち上げられた用紙を摩擦給送するようになっている。リタードローラ33は、給紙ローラ32と当接可能に配設されており、給紙ローラ32により用紙が重送されたときに最上層の用紙のみを下層の用紙から摩擦分離するようになっている。リア紙戻しユニット34は、爪状に形成されて給紙ローラ32の近傍に配設されており、リタードローラ33により分離された下層の用紙を爪に掛けてホッパ31へ戻すようになっている。
フロントASF144は、給紙トレイ142に収納されている用紙を取り出すピックアップローラユニット41、このピックアップローラユニット41により取り出された用紙の向きを変える土手部42を備えている。さらに、ピックアップローラユニット41により重送された用紙を1枚のみに分離するリタードローラユニット43、このリタードローラユニット43により分離された残りの用紙を給紙トレイ142に戻すフロント紙戻しユニット44、給送される用紙をU字状に反転させる中間ローラ45及びアシストローラ46等を備えている。
ピックアップローラユニット41は、給紙トレイ142の後部上方に配置され給紙トレイ142に対して上下に旋回自在に配設されており、下降して給紙トレイ142に収納されている用紙を摩擦給送するようになっている。土手部42は、給紙トレイ142の後部にて後方に向けて傾斜するように配設されており、ピックアップローラユニット41により給送される用紙の先端を上方に方向変換するようになっている。
リタードローラユニット43は、中間ローラ45と当接可能に配設されており、ピックアップローラユニット41により用紙が重送されたときに最上層の用紙のみを下層の用紙から摩擦分離するようになっている。フロント紙戻しユニット44は、爪状に形成されてリタードローラユニット43の近傍に配設されており、リタードローラユニット43により分離された下層の用紙を爪に掛けて給紙トレイ142へ戻すようになっている。アシストローラ46は、中間ローラ45に対して常時当接するように配設されており、リタードローラユニット43により分離された最上層の用紙を中間ローラ45と挟持してU字状に反転させ、プラテン155へ給送するようになっている。
リアASF134とフロントASF144は、同一の給紙モータ61で駆動される。すなわち、リアASF134は、給紙モータ61に連結されているリアASF歯車機構62により駆動される。一方、ピックアップローラユニット41を除くフロントASF144は、給紙モータ61に連結されているフロントASF歯車機構63により駆動される。そして、ピックアップローラユニット41は、フロントASF歯車機構63に連結されているピックアップローラユニット駆動機構64により駆動される。
このピックアップローラユニット駆動機構64は、フロントASF歯車機構63に連結されている伝達ベルト機構65と、この伝達ベルト機構65に連結されている伝達軸機構66と、この伝達軸機構66に連結されている昇降機構67及び伝達ベルト機構68を備えている。そして、リアASF歯車機構62と、フロントASF歯車機構63及びピックアップローラユニット駆動機構64との駆動切替を行うクラッチ機構70を備えている。
記録部150には、図3に示すように、記録動作に同期して副走査方向に用紙を送る紙送りローラ151とその従動ローラ152、記録動作に同期して主走査方向に移動するキャリッジ153、記録動作に同期してインクを吐出する記録ヘッド154、記録時の用紙を平坦に保持するプラテン155等が配設されている。
紙送りローラ151は、図3に示すように、プラテン155の搬送上流側に配設されており、給紙ローラ32により給送される用紙もしくは中間ローラ45により反転給送される用紙を図2に示す紙送り機構156及び紙送りモータ80により従動ローラ152とともに挟持してプラテン155へ送り出すようになっている。キャリッジ153は、プラテン155の上方で図3に示すキャリッジガイド軸157に貫装されて図2に示すキャリッジベルト158に連結されており、図2に示すキャリッジモータ159によってキャリッジベルト158が作動すると、キャリッジベルト158の動きに連行され、キャリッジガイド軸157に案内されて往復移動するようになっている。
記録ヘッド154は、図3に示すように、プラテン155と所定の間隔が空くようにしてキャリッジ153に搭載されており、例えばブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタの5色のインクをそれぞれ吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド154は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口から用紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。次に、リアASF歯車機構62、フロントASF歯車機構63、ピックアップローラユニット駆動機構64、クラッチ機構70について、さらに図を参照して説明する。
図7は、リアASF歯車機構62、フロントASF歯車機構63、クラッチ機構70の詳細を示す斜視図、図8は、ピックアップローラユニット41周辺の詳細を示す斜視図である。リアASF歯車機構62は、図7に示すように、給紙モータ61の軸に嵌入されたピニオン61aと噛み合うリア第1平歯車62a、このリア第1平歯車62aと噛み合うリア第2平歯車62bを備えている。フロントASF歯車機構63は、図7に示すように、給紙モータ61の軸に嵌入されたピニオン61aと噛み合うフロント第1平歯車63a、このフロント第1平歯車63aと噛み合うフロント第2平歯車63b、このフロント第2平歯車63bと噛み合い、かつ伝達ベルト機構65のピックアップ第1平歯車65aと噛み合うフロント第3平歯車63cを備えている。
クラッチ機構70は、図7に示すように、給紙モータ61の軸に嵌入されたピニオン61aと噛み合うトリガ第1平歯車71、このトリガ第1平歯車71と噛み合うトリガ第2平歯車72、このトリガ第2平歯車72と噛み合うトリガ第3平歯車73、このトリガ第3平歯車73と同軸に揺動自在に配設されたリア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75を備えている。さらに、給紙ローラ32の軸に配設され、リア給紙トリガ74の後方向・前方向の揺動によりオン・オフするリアクラッチユニット76、フロント紙戻しユニット44の軸に配設され、紙戻しトリガ75の後方向・前方向の揺動によりオン・オフするフロントクラッチユニット77を備えている。なお、リア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75の後方向の揺動によるオン状態は、キャリッジ153の後部に配設されているリップ153aにより規制されるようになっている。
ピックアップローラユニット41は、図6に示すように、ピックアップホルダ60に配設されたピックアップローラ69及びピックアップローラユニット駆動機構64を備えている。ピックアップホルダ60は、平箱状に形成されており、一端側に軸支持された伝達軸機構66を構成する伝達軸66aを中心に他端側が旋回自在に配設されている。ピックアップローラ69は、円筒状に形成されており、2つのピックアップローラ69が、ピックアップホルダ60の他端側に軸支持されたピックアップローラ軸69aに間隔を空けて配設されている。
伝達ベルト機構65は、図6に示すように、フロントASF歯車機構63のフロント第3平歯車63cと同軸に配設された第1プーリ65b、伝達軸66aの一端に嵌入されたピックアップ第1歯車66bと噛み合うピックアップ第2平歯車65c、このピックアップ第2平歯車65cと同軸に配設された第2プーリ65d、第1プーリ65bと第2プーリ65dに掛け渡されたベルト65eを備えている。伝達軸機構66は、伝達軸66aとその両端に嵌入されたピックアップ第1歯車66b及びピックアップ第2歯車66cを備えている。
昇降機構67は、図8に示すように、伝達軸機構66の第2歯車66cと並設された太陽歯車67a、この太陽歯車67aと噛み合う第1遊星歯車67b及び第2遊星歯車67c、この第1遊星歯車67b及び第2遊星歯車67cとそれぞれ噛み合う第1ラック歯67d及び第2ラック歯67e、この第1ラック歯67d及び第2ラック歯67eと傾斜面67fが形成されているカムピックアップ67g、ピックアップホルダ60の側面に形成され、カムピックアップ67gの傾斜面67fと摺動するカム67h、カムピックアップ67gを所定位置に位置決めする2安定バネ67iを備えている。
第1遊星歯車67bと第2遊星歯車67cは、軸方向及び径方向に互いにずらして配設されている。また、第1ラック歯67dと第2ラック歯67eは、長手方向及び幅方向に互いにずらして形成されている。このような配置とすることにより、一方の第1遊星歯車67bまたは第2遊星歯車67cが第1ラック歯67dまたは第2ラック歯67eと噛み合っているときは、他方の第2遊星歯車67cまたは第1遊星歯車67bが第2ラック歯67eまたは第1ラック歯67dと離れているという状態を形成することができる。
伝達ベルト機構68は、図8に示すように、伝達軸機構66のピックアップ第2歯車66cと噛み合うピックアップ平歯車68a、ピックアップ平歯車68aと同軸に配設された第1プーリ68b、ピックアップローラ軸69aの一端に嵌入された第2プーリ68c、第1プーリ68bと第2プーリ68cに掛け渡されたベルト68dを備えている。以上のような構成のリアASF134とフロントASF144の動作について図を参照して説明する。
図9は、リアASF134の動作を説明するフローチャート、図10は、そのときのリア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75とキャリッジ153のリップ153aの動作を示す図、図11は、リア給紙時のリアASF歯車機構62、クラッチ機構70の状態を示す斜視図である。リア給紙前の状態では、リア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75は後方向に位置しており、キャリッジ153はホームポジションに位置しているとする(図10(A))。
そして、キャリッジ153がトリガ側へ移動してリップ153aがフロント紙戻しトリガ75の前方向の揺動を規制すると(図9のステップS1、図10(B))、給紙モータ61が逆転(CCW)してリア給紙トリガ74が前方向へ揺動する(図9のステップS2、図10(B)、図11)。そして、リアクラッチユニット76がオンして給紙ローラ32が回転し最上層の用紙を給紙する。その後、給紙モータ61が正転(CW)してリア給紙トリガ74が後方向へ揺動し、リアクラッチユニット76がオフし、リア給紙が開始される(図9のステップS3、図10(C))。
図12は、フロントASF144の動作を説明するフローチャート、図13は、そのときのリア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75とキャリッジ153のリップ153aの動作を示す図、図14は、フロント給紙時のフロントASF歯車機構63、クラッチ機構70の状態を示す斜視図である。フロント給紙前の状態では、リア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75は後方向に位置しており、キャリッジ153はホームポジションに位置しているとする(図13(A))。
そして、キャリッジ153がトリガ側へ移動してリップ153aがリア給紙トリガ74の前方向の揺動を規制すると(図12のステップS1、図13(B))、給紙モータ61が逆転(CCW)してフロント紙戻しトリガ75が前方向へ揺動する(図12のステップS2、図13(B)、図14)。そして、フロントクラッチユニット77がオンしてフロント紙戻しユニット44が回転し下層の用紙を押し戻す。その後、給紙モータ61が正転(CW)してフロント紙戻しトリガ75が後方向へ揺動する(図12のステップS3、図13(C))。そして、フロントクラッチユニット77がオフし、キャリッジ153が移動してリップ153aがリア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75の前方向の揺動を規制する(図12のステップS4、図13(C))。そして、給紙モータ61が逆転(CCW)してフロント給紙が開始される(図12のステップS5、図10(C))。
このような構成において、インクジェット式複合機100にて用紙に記録する場合の動作について説明する。上述したように、ユーザは、リア給紙を行うかフロント給紙を行うかをプリンタドライバにより選択することができる。ユーザが、リア給紙を選択した場合、先ず、ユーザは、ペーパーサポート133の第2サポート22を第1サポート21から完全に引き出すとともに、第1サポート21をフレーム132から完全に引き出してセットする。そして、記録前の複数枚の用紙をペーパーサポート133に収納してインクジェット式複合機100を起動する。
すると、上述したキャリッジ153及びリア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75の動作によりリアASF134に切り替えられ、ペーパーサポート133に積層収納された用紙は、給紙ローラ32の回転に機械的に同期した圧縮バネの復元によるホッパ31の上昇により給紙ローラ32に押付けられ、最上層の用紙のみがリタードローラ33により分離されて紙送りローラ151へ給送される。そして、用紙は、スキュー取り及び頭出しされた後、紙送り機構156により駆動されている紙送りローラ151とその従動ローラ152に挟持されてプラテン155へ給送される。
一方、ユーザが、フロント給紙を選択した場合、先ず、ユーザは、記録前の複数枚の用紙を給紙トレイ142に収納してインクジェット式複合機100を起動する。すると、上述したキャリッジ153及びリア給紙トリガ74及びフロント紙戻しトリガ75の動作によりフロントASF144に切り替えられ、給紙トレイ142に積層収納された用紙は、ピックアップローラユニット41により中間ローラ45に摩擦給送され、最上層の用紙のみがリタードローラユニット43により分離されて給送される。そして、用紙は、スキュー取り及び頭出しされた後、紙送り機構156により駆動されている紙送りローラ151とその従動ローラ152に挟持されてプラテン155へ給送される。
プラテン155へ給送された用紙は、キャリッジモータ159とキャリッジベルト158により走査されるキャリッジ153に搭載された記録ヘッド154により記録される。このとき、インクジェット式複合機100の制御部は、例えばイエロー、マゼンタ、ライトマゼンタ、シアン、ライトシアン、ブラックの計7色のインクカートリッジから記録ヘッド154へ各色インクを供給し、各色インクの吐出タイミング及びキャリッジ153や紙送りローラ151の駆動を制御して、高精度なインクドット制御、ハーフトーン処理等を実行する。そして、記録が完了した用紙は、紙送り機構156により駆動されている第1排紙ローラ51と第1ギザローラ52、第2排紙ローラ53と第2ギザローラ54に挟持されて給排紙部140へ排紙され、排紙トレイ143上へ積層載置される。
図15は、本発明の駆動方法の実施形態であるリア給紙時の給紙モータ(ASFモータ)61、紙送りモータ(PFモータ)80、キャリッジモータ(CRモータ)159の動作を示すフローチャート、図16は、リア給紙から記録完了までのタイムチャートである。連続給紙において、前ページの有無を確認し(ステップS1)、前ページが有るときは紙送りモータ(PFモータ)80により前ページ排出動作を行う(ステップS2、時点t1〜t6)。そして、この処理と平行して、給紙モータ(ASFモータ)61によりリア給紙トリガ74の外し動作(リアクラッチユニット76がオンして給紙ローラ32が回転する動作)を行う(ステップS3、時点t2〜t4)。なお、時点t1〜t3におけるキャリッジモータ(CRモータ)159によるキャリッジ153のリア給紙ポジションへの位置決め動作は、最初のページに対してのみ行われる。
そして、給紙モータ(ASFモータ)61によりホッパ31の上昇動作を行って、紙送りローラ151とその従動ローラ152のニップ点までの次ページ搬送動作を行う(ステップS4、時点t5〜t8)。そして、この処理と平行して、キャリッジモータ(CRモータ)159によるキャリッジ153のフラッシングポジションへの位置決め動作を行う(ステップS5、時点t5〜t7)。従来はキャリッジ153のフラッシングポジションへの位置決め動作にウエイト時間を設定していたが、本実施形態では上述したように平行処理することができるので、スループットを向上させることができる。
そして、給紙モータ(ASFモータ)61によりリタードローラ33のリセット動作を行う(ステップS6、時点t9〜t10)。そして、この処理と平行して、紙送りモータ(PFモータ)80により次ページ頭出し動作を行う(ステップS7、時点t9〜t11)。その後、紙送りモータ(PFモータ)80により次ページ搬送動作を行う(時点t12〜t13)。そして、この処理と平行して、キャリッジモータ(CRモータ)159によるキャリッジ153の記録動作を行ってリア給紙ポジションへの位置決め動作を行う(時点t12〜t13)。以上により、リア給紙から記録完了までの1サイクルが終了する。
以上のように、本実施形態のインクジェット式複合機100によれば、給紙モータ61でリアASF134の切替動作を行うとともに、紙送りモータ80で紙送りローラ151とその従動ローラ152により現在搬送中の用紙の排出動作を行い、給紙モータ61でリアASF134により次に搬送すべき用紙の給送動作を行うので、最初に給紙モータ61と紙送りモータ80の同時加速動作を行い、次に紙送りモータ80の加速動作を行うときにキャリッジモータ159を同時加速動作することができ、スループットを向上させることができる。
また、給紙モータ61でリアASF134により次に搬送すべき用紙の給送動作を行うとともに、キャリッジモータ159でキャリッジ153の所定位置への移動動作を行うので、これらの駆動源61、80、159の同時加速動作を回避することができ、これらの駆動源61、80、159のウエイト時間を設定する必要が無く、スループットを向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、紙送りモータ80は、現在搬送中の用紙の排出動作を行った後は時点t6で駆動を一旦停止するようにしたが、現在搬送中の用紙の排出動作を行った後も継続駆動するようにしてもよい。これにより、各駆動源61、80、159の同時加速動作を回避することができるタイミングが増加するので、スループットをより向上させることができる。また、用紙がリアASF134から連続給紙される場合について説明したが、用紙がフロントASF144から連続給紙される場合でも適用可能である。
媒体給送装置を備えた記録装置や読取装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置、スキャナ等であっても適用可能である。また、記録装置や読取装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。
本発明の一実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式複合機の外観構成の全体を示す斜視図である。 図1の複合機の内部構造を示す斜視図である。 図2の複合機の内部構造の概略側面図である。 図1の複合機のペーパーサポートとリアASFの詳細を示す側面図である。 図1の複合機のフロントASFの詳細を示す側面図である。 図1の複合機のリアASFとフロントASFの詳細を示す斜視図である。 図6のリアASF歯車機構、フロントASF歯車機構、クラッチ機構の詳細を示す斜視図である。 図6のピックアップローラユニット周辺の詳細を示す斜視図である。 図6のリアASFの動作を説明するフローチャートである。 図9のリア給紙トリガ及びフロント紙戻しトリガとキャリッジのリップの動作を示す図である。 図9のリア給紙時のリアASF歯車機構、クラッチ機構の状態を示す斜視図である。 図6のフロントASFの動作を説明するフローチャートである。 図12のリア給紙トリガ及びフロント紙戻しトリガとキャリッジのリップの動作を示す図である。 図12のリア給紙時のリアASF歯車機構、クラッチ機構の状態を示す斜視図である。 本発明の駆動方法の実施形態であるリア給紙時の給紙モータ、紙送りモータ、キャリッジモータの動作を示すフローチャートである。 本発明の駆動方法の実施形態であるリア給紙から記録完了までのタイムチャートである。
符号の説明
21 第1サポート、22 第2サポート、23 固定エッジガイド、24 可動エッジガイド、31 ホッパ、32 給紙ローラ、41 ピックアップローラユニット、43 リタードローラユニット、44 フロント紙戻しユニット、45 中間ローラ、60 ピックアップホルダ、61 給紙モータ、62 リアASF歯車機構、63 フロントASF歯車機構、64 ピックアップローラ駆動機構、67 昇降機構、69 ピックアップローラ、70 クラッチ機構、74 リア給紙トリガ、75 フロント紙戻しトリガ、76 リアクラッチユニット、77 フロントクラッチユニット、80 紙送りモータ、100 インクジェット式複合機、101 ハウジング、110 プリンタ、120 スキャナ、130 給紙部、131 リア給紙口、132 フレーム、133 ペーパーサポート、134 リアASF、140 給排紙部、144 フロントASF、150 記録部、151 紙送りローラ、153 キャリッジ、153a リップ、156 紙送り機構

Claims (8)

  1. 少なくとも異なる2系統の給送経路を切り替えて媒体を給送する給送手段の第1の駆動源と、給送される前記媒体を搬送する搬送手段の第2の駆動源と、搬送される前記媒体の両側端部間で往復移動する移動手段の第3の駆動源とを有し、各駆動源が独立駆動可能な媒体給・搬送装置の駆動方法であって、
    前記第1の駆動源で前記給送手段の切替動作を行うとともに、前記第2の駆動源で前記搬送手段により現在搬送中の前記媒体の排出動作を行い、
    前記第1の駆動源で前記給送手段により次に搬送すべき前記媒体の給送動作を行うことを特徴とする媒体給・搬送装置の駆動方法。
  2. 前記第1の駆動源で前記給送手段により次に搬送すべき前記媒体の給送動作を行うとともに、前記第3の駆動手段で前記移動手段の所定位置への移動動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の媒体給・搬送装置の駆動方法。
  3. 前記第2の駆動源は、前記搬送手段により現在搬送中の前記媒体の排出動作を行った後も継続駆動することを特徴とする請求項1または2に記載の媒体給・搬送装置の駆動方法。
  4. 前記第2の駆動源は、前記搬送手段により現在搬送中の前記媒体の排出動作を行った後は駆動を一旦停止することを特徴とする請求項1または2に記載の媒体給・搬送装置の駆動方法。
  5. 少なくとも異なる2系統の給送経路を切り替えて媒体を給送する給送手段の第1の駆動源と、給送される前記媒体を搬送する搬送手段の第2の駆動源と、搬送される前記媒体の両側端部間で往復移動する移動手段の第3の駆動源とを有し、各駆動源が独立駆動可能な媒体給・搬送装置の駆動を制御する制御プログラムであって、
    前記第1の駆動源で前記給送手段の切替動作を行うとともに、前記第2の駆動源で前記搬送手段により現在搬送中の前記媒体の排出動作を行うステップと、
    前記第1の駆動源で前記給送手段により次に搬送すべき前記媒体の給送動作を行うステップとを含むことを特徴とする媒体給・搬送装置の駆動制御プログラム。
  6. 媒体を給・搬送する媒体給・搬送装置であって、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の媒体給・搬送装置の駆動方法が適用可能なことを特徴とする媒体給・搬送装置。
  7. 媒体に記録する記録装置であって、
    請求項6に記載の媒体給・搬送装置を備えたことを特徴とする記録装置。
  8. 被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置であって、
    請求項6に記載の媒体給・搬送装置を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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