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JP2006106019A - 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動制御方法 - Google Patents

液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動制御方法 Download PDF

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JP2006106019A JP2004288253A JP2004288253A JP2006106019A JP 2006106019 A JP2006106019 A JP 2006106019A JP 2004288253 A JP2004288253 A JP 2004288253A JP 2004288253 A JP2004288253 A JP 2004288253A JP 2006106019 A JP2006106019 A JP 2006106019A
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Abstract

【課題】 通常表示動作状態からスタンバイ状態への移行時における表示ムラの発生をなくした液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動制御方法を提供すること。
【解決手段】 待機状態等になったときに通常表示動作状態からスタンバイ状態に移行させる機能を備える液晶表示装置において、通常表示動作状態からスタンバイ状態に移行させる際に、少なくとも走査側駆動手段が全ての走査ラインに走査駆動信号を順次出力する間、単位セル回路231及びコモン信号出力手段に同じ電圧レベルの信号Y及びコモン信号電圧をそれぞれ出力させ、当該期間の終了後、走査側駆動手段による走査駆動信号の出力を停止させてスタンバイ状態に設定する制御を行う。
【選択図】図3

Description

本発明はアクティブマトリクス型LCD(Liquid Crystal Display)を用いた液晶表示装置、及び当該液晶表示装置を駆動するための駆動制御方法に関する。
液晶を駆動させて画像表示する液晶表示装置が知られている。このような液晶表示装置には、液晶表示パネル上に複数の走査線と複数の信号線とをそれぞれ直交に配置し、各交点近傍に液晶画素を配置するアクティブマトリクス方式のものがある。このアクティブマトリクス型液晶表示装置においては、スイッチング素子(例えばTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ))を介して信号ラインに接続される画素電極(表示画素)と、当該画素電極に対向して配置される共通電極との間に液晶が充填され、2つの電極間にて電場が形成されることにより液晶が駆動される。
図13は、液晶表示パネルの等価回路を示す図である。液晶表示パネル10は、列方向に配設された複数の信号ラインLd及び行方向に配設された複数の走査ラインLgと、信号ラインLdと走査ラインLgの各交点近傍に配置された複数の画素電極と、各画素電極に対向して配置された共通電極(対向電極)と、画素電極と共通電極の間に充填、保持された液晶からなる液晶容量Clcと、該液晶容量Clcに並列に接続され、他端が補助容量配線Lcを介して所定電圧Vcsに接続され、液晶容量Clcに印加された信号電圧を保持するための補助容量Csと、走査ラインLgにゲート端子が接続され、上記画素電極にソース端子が接続され、信号ラインLdにドレイン端子が接続されたTFTと、補助容量配線Lcと各信号ラインLdとの間に接続された静電気保護抵抗Rcsと、を備える。なお、補助容量配線Lcと各信号ラインLd間にダイオードやトランジスタによる静電気保護回路が設けられており、静電気保護抵抗Rcsは、この静電気保護回路の等価的な抵抗成分を表わしたものである。
このような構成を有する液晶表示パネル10を備える液晶表示装置においては、走査ドライバ30によって各行(走査ラインLg)に走査信号が順次印加されて選択状態となると、対応するTFTがオン状態となる。そして信号ドライバ92によって信号ラインLdに出力された表示信号電圧がTFTを介して各画素電極に印加されることにより、表示信号電圧と共通電極に印加されたコモン信号電圧VCOMとの電位差が各表示画素の液晶容量Clcに充電されて、該電位差に応じて各表示画素における液晶分子の配向状態が制御される。これにより、所望の画像情報が液晶表示パネル10に表示される。
ところで、上述したような液晶表示装置において、待機状態等になったときに、通常表示動作状態から非表示状態に設定するとともに、必要最小限の部分のみを動作させて、電力消費を低減させたスタンバイ状態に設定する機能を備えるものがある。このようなスタンバイ状態では、例えば、信号ドライバ92の出力がハイインピーダンス状態とされ、更に、走査ドライバ30による垂直走査が停止される。そのため、各表示画素の液晶容量Clcは、通常表示動作終了時の電圧を保持した状態となる。この表示画素に保持された電圧(残留電圧)は、周辺配線(走査ラインLg、信号ラインLd、補助容量配線Lc等)やTFT等を介して発生するリーク電流により、時間経過と共に徐々に放電されて、最終的に共通電極(コモン信号電圧VCOM)と同電位となる。
ここで、リーク電流により残留電圧がコモン信号電圧VCOMと同電位となるまでには、数秒程度の比較的長い時間を要するため、表示画像(残像)が徐々に消えていく(残像)過程がユーザの目に認識されることになる。このような表示の変化は、ユーザに対して見苦しさを感じさせる原因の一つとなっていた。また、通常表示動作状態から待機状態に移行する度に、各表示画素の液晶分子に残留電圧に基づく直流電圧成分が印加されることになるため、液晶の劣化を招きやすいという問題も有していた。
このような残留電圧の問題を解決する手段として、例えば、特許文献1に記載されているような技術が知られている。すなわち、特許文献1においては、液晶表示装置の装置電源が遮断されてから、実際に電源から供給される駆動電力が遮断されるまでの所定の期間において、走査ドライバの垂直走査を継続させ、信号ドライバの出力をハイインピーダンス状態に制御することによって、信号ラインLdの電位を静電気保護抵抗Rcsと液晶容量Clcとの時定数に応じた十分短い時間で補助容量配線Lcの電位Vcs(コモン信号電圧VCOM)と同電位とすることにより、各表示画素に0V又は低電圧を書き込んで、残留電圧による残像を消す残像消去処理が行なわれるようにしている。
特開2000−163025号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている残像消去処理の方法では、以下のような問題があった。図14は信号ドライバ92の従来の要部構成図である。信号ドライバ92は概略、クロック信号CLKに基づいてシフトレジスタスタート信号SRTを所定方向に順次シフトさせるシフトレジスタ回路921と、シフトレジスタ回路921の出力信号に電圧変換を施すレベルシフタ回路922と、輝度信号(RGB反転信号)を1行単位で取り込んで保持し、輝度信号に対応する電圧レベルを持つ信号Y1、Y2、・・、Yn(以下、包括的に「信号Y」と言う。)を所定のタイミングで各信号ラインLdへ出力するサンプルホールド回路923と、を備えて構成される。
サンプルホールド回路923は、概略、レベルシフタ回路922から出力された信号に応じて入力された輝度信号を保持し、保持された輝度信号に対応した表示信号電圧Vsigを出力するデータ保持回路9231と、表示信号電圧Vsigを所定の増幅率で増幅して出力するアンプ回路9232と、出力イネーブル信号(以下、単に「信号OE」と言う。)に基づいてオン/オフ制御されて、アンプ回路9232から出力された信号を断続するスイッチ回路9233と、クリア信号CLRに基づいてオン/オフ制御されて、スイッチ回路9233から出力された信号か、或いは所定の電圧(VDD、VL、VSS)、を切り換えて出力するスイッチ回路9234と、によって構成される。
上述の残像消去処理を行う期間では、信号OEに基づいてスイッチ回路9233の各スイッチがオフ状態とされて、信号ドライバ92の出力がハイインピーダンス状態に制御されるが、各スイッチは、実際にはトランジスタによって構成されて、トランジスタをオン状態及びオフ状態に制御することによってスイッチ動作するものである。ここで、スイッチを構成する各トランジスタの特性にバラツキがあって、通常表示動作時には何ら問題になる程度ではないが、オフ状態でのリーク電流が比較的大きいトランジスタが存在する場合がある。この場合、残像消去処理中は、上述のようにスイッチ回路9233を構成する各トランジスタがオフ状態とされるが、リーク電流が比較的大きいトランジスタに対応した信号ラインLdに、アンプ回路9232から僅かに電流が流れて、当該信号ラインLdの電位が、他の信号ラインLdの電位に対してやや上昇する現象が生じる場合がある。この場合、当該信号ラインLdに接続された表示画素の表示輝度がやや低下することになり(ノーマリホワイトの場合)、残像消去処理中の液晶表示パネル10の表示が縦縞状となって、表示ムラとしてユーザに視認される問題があった。また、このような信号ドライバは通常表示動作に対しては問題ないにも係らず不良品とされてしまい、信号ドライバの歩留まりを低下させる原因となっていた。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、通常表示状態からスタンバイ状態に移行する間の残像消去処理を行う期間における表示ムラの発生をなくすことができ、また、信号ドライバの歩留まりを向上させることができる液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動制御方法を提供することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明の液晶表示装置は、複数の走査ライン及び複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列されて画素電極を有する複数の表示画素と、各画素電極の対向位置に配設される共通電極とを有する表示パネルと、前記複数の信号ラインの各々に所定の映像信号に基づく信号電圧を印加する信号側駆動手段と、前記複数の走査ラインに走査駆動信号を順次出力して前記表示画素を走査する走査側駆動手段と、前記共通電極に所定の周期で極性反転するコモン信号電圧を印加するコモン信号出力手段と、を備える液晶表示装置において、前記液晶表示装置を通常表示動作状態からスタンバイ状態に移行させる、スタンバイ状態設定手段を備え、前記スタンバイ状態設定手段は、前記通常表示動作状態から前記スタンバイ状態に設定する間の所定期間において、前記信号ラインに印加される前記信号電圧と前記共通電極に印加される前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定する制御手段を備えることを特徴とする液晶表示装置。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液晶表示装置において、前記所定期間は、少なくとも、前記走査側駆動手段が前記複数の走査ラインの全てに前記走査駆動信号を順次出力する期間を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の液晶表示装置において、前記制御手段は、前記所定期間の終了後、前記走査側駆動手段による前記走査駆動信号の出力を停止させて、前記スタンバイ状態に設定する手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶表示装置において、前記信号側駆動手段は、前記複数の信号ラインの各々に個別に接続され、入力される前記映像信号に基づく表示信号を保持し、保持した前記表示信号を対応する信号ラインに前記信号電圧として印加する複数の表示信号保持手段を有し、前記制御手段は、前記所定期間において、前記信号ラインに印加される前記信号電圧を、前記表示信号保持手段が保持していた前記表示信号から、特定の電位の信号に切り換える切換手段と、前記コモン信号電圧を前記特定の電位の信号と同じ電位に設定する手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の液晶表示装置において、前記所定期間における、前記特定の電位の信号及び前記コモン信号電圧は、一定の電位に保持される信号であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の液晶表示装置において、前記所定期間における、前記特定の電位の信号及び前記コモン信号電圧は、所定の周期で反転される信号であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の液晶表示装置において、前記表示信号保持手段は、前記映像信号に基づく前記表示信号を個別に取り込み、保持する一対のサンプルホールド手段を備え、水平走査期間毎に、前記サンプルホールド手段の一方に前記表示信号を取り込むとともに、前記対応する信号ラインに、前記サンプルホールド手段の他方に保持された前記表示信号に基づく前記信号電圧を印加することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、複数の走査ライン及び複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列されて画素電極を有する複数の表示画素と、各画素電極の対向位置に配設される共通電極とを有する表示パネルと、前記複数の信号ラインの各々に所定の映像信号に基づく信号電圧を印加する信号側駆動手段と、前記複数の走査ラインに走査駆動信号を順次出力して前記表示画素を走査する走査側駆動手段と、前記共通電極に所定の周期で極性反転するコモン信号電圧を印加するコモン信号出力手段と、を備えた液晶表示装置の駆動制御方法であって、前記液晶表示装置を通常表示動作状態からスタンバイ状態に移行させるステップを有し、前記スタンバイ状態に移行させるステップは、前記通常表示動作状態から所定期間の間、前記信号ラインに印加される前記信号電圧と前記共通電極に印加される前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定するステップと、前記所定期間の終了後、前記走査側駆動手段による前記走査駆動信号の出力を停止させて、前記スタンバイ状態に設定するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の液晶表示装置の駆動制御方法において、前記信号電圧と前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定するステップにおける前記所定期間は、少なくとも、前記走査側駆動手段が前記複数の走査ラインの全てに前記走査駆動信号を順次出力する期間を有することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の液晶表示装置の駆動制御方法において、前記信号電圧と前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定するステップは、前記信号ラインに印加される前記信号電圧を、前記映像信号に基づく信号から特定の電位の信号に切り換えるステップと、前記コモン信号電圧を前記特定の電位の信号と同じ電位に設定するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の液晶表示装置の駆動制御方法において、前記信号電圧と前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定するステップは、前記特定の電位の信号及び前記コモン信号電圧を所定の周期で反転するステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、通常表示状態からスタンバイ状態に移行する間の残像消去処理を行う期間において、信号ラインに印加する信号とコモン信号電圧の電圧レベルを同電位とすることにより、表示パネルの全画面を短時間で白表示状態(ノーマリホワイトの場合)とすることができる。更に、スタンバイ状態において信号側駆動手段の出力をハイインピーダンス状態にする構成ではないため、信号側駆動手段の出力段のトランジスタにリーク電流があっても、残像消去処理中の液晶表示パネルの表示が縦縞状となってしまうことがない。これにより、信号側駆動手段の不良品数を減らして、歩留まりを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は、液晶表示装置の構成の一例を示すブロック図であり、図2は、信号ドライバ20の要部構成図である。図1に示すように、液晶表示装置1は、液晶表示パネル10、信号ドライバ20、走査ドライバ30、RGBデコーダ40、反転アンプ50、駆動アンプ60、LCDコントローラ70及び電圧発生回路80等によって構成される。ここで、上述した背景技術において図13及び図14に示した構成と同等の構成については、同一の符号を付して、その説明を簡略化又は省略する。
信号ドライバ20は、信号ラインLdが接続され、後述するLCDコントローラ70から出力される水平制御信号に基づいて、反転アンプ50から供給されるR(赤)、G(緑)、B(青)の各色の輝度信号を1行単位で取り込んで保持し、該輝度信号に対応する表示信号電圧を各信号ラインLdに順次供給する。ここで、水平制御信号とは、クロック信号CLK、シフトレジスタスタート信号SRT、スタンバイ信号STBYB、出力イネーブル信号OE、コンデンサ選択信号LOE及び出力バイアス電流設定信号VB等である。
スタンバイ信号STBYBは、待機状態等になって液晶表示装置1をスタンバイ状態に移行する際に、ハイレベルからロウレベルに切り換えられて出力されて、液晶表示装置1をスタンバイ状態に設定するための信号である。出力イネーブル信号OEは、信号ドライバ20から輝度信号に対応する表示信号電圧が液晶表示パネル10に印加されることを許可するための信号である。コンデンサ選択信号LOEは、ライン毎に極性反転されて、後述するサンプルホールド回路23のサンプリングコンデンサを選択するための信号である。
図2に示すように、信号ドライバ20はシフトレジスタ回路921、レベルシフタ回路922及びサンプルホールド回路23等によって構成される。シフトレジスタ回路921は、LCDコントローラ70から出力される信号CLK及び信号SRTが入力される。そして信号CLKに基づいて、信号SRTをラッチし、順次シフトしてレベルシフタ回路922へ出力する。レベルシフタ回路922は、シフトレジスタ回路921から出力された信号に電圧変換を施して、信号SP1、SP2、・・、SPn(以下、包括的に「信号SP」と言う。)を出力する。
サンプルホールド回路23は、上述の図14におけるサンプルホールド回路923と同様に、概略、データ保持回路、アンプ回路等を備えて構成されるものであるが、サンプルホールド回路923における、信号ラインLdの各々に対応した回路部分を単位セル回路231とする。単位セル回路231はレベルシフタ回路922から信号SPを入力し、反転アンプ50から入力された輝度信号に対応する電圧レベルを持つ信号Y1、Y2、・・、Yn(以下、包括的に「信号Y」と言う。)を出力する。なお、単位セル回路231の詳細については後述する。
走査ドライバ30は、走査ラインLgが接続され、LCDコントローラ70から出力される垂直制御信号に基づいて、各走査ラインLgに走査信号を順次印加して選択状態とする。これにより、選択状態となった走査ラインLgと信号ラインLdとが交差する位置の表示画素(画素電極)に、信号ドライバ20から信号ラインLdを介して供給された輝度信号に対応する表示信号電圧が印加される。
RGBデコーダ40は、例えば、液晶表示装置1の外部から供給される映像信号(コンポジットビデオ信号)から水平同期信号H、垂直同期信号V及びコンポジット同期信号CSYを抽出して、LCDコントローラ70に供給すると共に、映像信号に含まれるR、G、Bの各色信号(RGB信号)を抽出し、反転アンプ50に出力する。
反転アンプ50は、LCDコントローラ70から供給される極性反転制御信号FRPに応じてRGB信号を反転処理して、RGB反転信号を生成して上記輝度信号として信号ドライバ20に出力する。
駆動アンプ60は、極性反転制御信号FRPに基づいてコモン信号電圧VCOMを生成し、液晶表示パネル10の共通電極に出力する。なお、駆動アンプ60はコモン信号電圧VCOMのハイレベル及びロウレベルの電圧値を設定できる機能を備え、例えば外部より印加されるコモン信号電圧VCOMの電圧レベル設定用の電圧に応じて設定する。
LCDコントローラ70は、RGBデコーダ40から供給される水平同期信号H、垂直同期信号V及びコンポジット同期信号CSYに基づいて、極性反転制御信号FRP等を生成して、反転アンプ50及び駆動アンプ60に出力すると共に、水平制御信号及び垂直制御信号等を生成して、各々信号ドライバ20及び走査ドライバ30に出力することにより、所定のタイミングで各表示画素に輝度信号に対応する表示信号電圧を印加して、液晶表示パネル10に映像信号に基づく所定の画像情報を表示させる制御を行う。
電圧発生回路80は、液晶表示装置1を備える装置の電源投入に基づいて、液晶表示装置1を構成する各回路部の動作に必要な電圧、例えば、論理回路の高電圧(正電圧)VDD、論理回路の低電圧(接地電圧又は負電圧)VSS、アナログ回路の高電圧(正電圧)VDDA及びVDDC、アナログ回路の低電圧(接地電圧又は負電圧)VSSA等を生成して出力する。ここで、論理回路の低電圧VSSとアナログ回路の低電圧VSSA、及び、論理回路の高電圧VDDとアナログ回路の高電圧VDDA、は論理回路の電源系とアナログ回路の電源系を分離するために、それぞれ別個に設けられているものであるが、VSSとVSSA、VDDとVDDA、はそれぞれ同じ電圧値である。
このような構成を有する液晶表示装置1において、各走査ラインLgに走査信号が順次印加されて選択状態とされ、信号ラインLdに供給された表示信号電圧がTFTを介して各画素電極に印加されることにより、表示信号電圧と共通電極に印加されたコモン信号電圧VCOMとの電位差が各表示画素の液晶容量Clcに充電されて、該電位差に応じて各表示画素における液晶分子の配向状態が制御される。これにより、所望の画像情報が液晶表示パネル10に表示される。
<単位セル回路の第1の実施形態>
図3は、単位セル回路の第1の実施形態の回路図を示した図である。単位セル回路231は、入力された輝度信号を保持するためのコンデンサ(サンプルホールド手段)C1、C2と、コンデンサC1、C2の保持された表示信号電圧を所定の増幅率で増幅して出力するアンプ33、34と、信号LOE及び信号SPに基づいてオン/オフ制御されるスイッチ31、32と、信号LOE及び信号OEに基づいてオン/オフ制御されるスイッチ35、36と、スタンバイ信号STBYBに基づいてオン/オフ制御されるスイッチ(切換手段)37、38と、を有する。そして、スイッチ31及びスイッチ32の一端には反転アンプ50から輝度信号が入力される。スイッチ31の他端は、コンデンサC1の一端とアンプ33の入力端子に接続される。コンデンサC1の他端には電圧VSSが印加される。アンプ33の出力端子はスイッチ35及び37の一端に接続される。スイッチ35の他端は対応する信号ラインLdに接続され、スイッチ37の他端には電圧VSSAが印加される。
スイッチ32の他端は、コンデンサC2の一端とアンプ34の入力端子に接続される。コンデンサC2の他端には電圧VSSが印加される。アンプ34の出力端子はスイッチ36及びスイッチ38の一端に接続される。スイッチ36の他端は対応する信号ラインLdに接続され、スイッチ38の他端には電圧VSSAが印加される。
単位セル回路231には、LCDコントローラ70から信号STBYB、信号OE、信号LOE及び信号VBが入力され、レベルシフタ回路22から信号SPが入力される。スイッチ31は信号LOEがロウレベルで且つ信号SPがハイレベルの時にオン状態となり、それ以外の時にオフ状態となる。スイッチ32は信号LOEがハイレベルで且つ信号SPがハイレベルの時にオン状態となり、それ以外の時にオフ状態となる。スイッチ35は信号LOE及び信号OEがハイレベルの時にオン状態となり、それ以外の時にオフ状態となる。スイッチ36は信号LOEがロウレベルで且つ信号OEがハイレベルの時にオン状態となり、それ以外の時にオフ状態となる。スイッチ37及びスイッチ38は信号STBYBがロウレベルの時にオン状態となり、信号STBYBがハイレベルの時にオフ状態となる。アンプ33及びアンプ34には所定のバイアス電圧VBが印加され、バイアス電圧VBに基づいてバイアス電流が設定される。
図4は、単位セル回路の第1の実施形態における主な信号波形を示した図であり、図5は、単位セル回路の第1の実施形態を適用した液晶表示装置における主な信号波形を示した図である。通常表示状態においては、図4及び図5に示すように、輝度信号及び信号LOEは水平走査期間毎に反転され、信号LOEがハイレベルの期間(例えば、水平走査期間H11)では、信号SPがハイレベルの間スイッチ32はオン状態となる。また、スイッチ36はオフ状態であるため、そのとき入力された輝度信号はコンデンサC2にサンプリング(充電)される。一方、スイッチ31はオフ状態であるため、コンデンサC1にサンプリングされた輝度信号はホールド(保持)されるが、信号OEがハイレベルの間スイッチS35はオン状態となるため、コンデンサC1にホールドされている輝度信号はアンプ33を介して信号Yとして出力される。
次に信号LOEがロウレベルの期間(例えば、水平走査期間H12)では、信号SPがハイレベルの間スイッチS31がオン状態となる。また、スイッチ35はオフ状態であるため、そのとき入力された輝度信号はコンデンサC1にサンプリングされる。一方、スイッチ32はオフ状態であるため、コンデンサC2にサンプリングされた輝度信号はホールドされるが、信号OEがハイレベルの間、スイッチS36はオン状態となるため、コンデンサC2にホールドされている輝度信号はアンプ34を介して信号Yとして出力される。また、通常表示状態において、コモン信号電圧VCOMは、液晶表示パネル10の駆動に適した電圧で水平走査期間毎に反転される。
そして、通常表示状態からスタンバイ状態に移行する際には、図4及び図5に示すように、まず残像消去処理が行われた後、スタンバイ状態に設定される。この残像消去処理を行う期間においては、信号STBYBはハイレベルからロウレベルに切り換えられ、信号OEはハイレベルに設定される。これにより、スイッチ37及びスイッチ38がオン状態となり、アンプ33及びアンプ34の出力端子は低電圧VSSAに接続される。そして、信号OEはハイレベルに設定されているため、信号LOEがロウレベルになると(例えば、水平走査期間H14)、スイッチ36がオン状態となり、信号LOEがハイレベルになると(例えば、水平走査期間H15)、スイッチ35がオン状態となるが、何れにおいても、信号Yの電圧レベルは低電圧VSSAに固定される。
一方、図5に示すように、残像消去処理を行う期間において、コモン信号電圧VCOMの電圧レベルが低電圧VSSに固定されるように、駆動アンプ60を設定する。この場合、例えば、駆動アンプ60に印加される極性反転制御信号FRPを一定レベルとして、コモン信号電圧VCOMが一定電圧に固定されるようにし、駆動アンプ60に印加されるコモン信号電圧VCOMの電圧レベル設定用の電圧を低電圧VSSとして、コモン信号電圧VCOMの電圧レベルが低電圧VSSとなるようにする。また、信号STBYBはロウレベルになるため、この残像消去処理を行う期間において、前述のように単位セル回路231から出力される信号Yの電圧レベルは電圧VSSAとなっており、電圧VSSと電圧VSSAとは同じ電圧値であるため、液晶表示パネル10の共通電極に印加されるコモン信号電圧VCOMと各信号ラインLdに印加される信号Yは同電位となる。また、この残像消去処理を行う期間中、走査ドライバ30は垂直走査を続けて、走査ラインLgには走査信号が順次印加される。従って、各表示画素には0V(白表示データ)が書き込まれ、液晶表示パネル10の全画面には白が表示(白ラスタ表示)される。これにより残留電圧による残像が速やかに消去される。
そして、残像消去処理を1フィールド期間(または複数フィールド期間)行った後、走査ドライバ30による垂直走査を停止して、液晶表示装置1をスタンバイ状態に設定する。
このように、残像消去処理を行う期間において、信号ラインLdに印加する信号Yとコモン信号電圧VCOMの電圧レベルが同電位となるように構成することにより、液晶表示パネル10の全画面を短時間で白表示状態とすることができる。更に、サンプルホールド回路23における単位セル回路231の出力をハイインピーダンス状態にする構成ではないため、仮に、各単位セル回路231のスイッチ35、36を構成するトランジスタの特性にバラツキがあり、オフ状態でのリーク電流が比較的大きいトランジスタが存在したとしても、リーク電流によって残像消去処理中の液晶表示パネル10の表示が縦縞状となってしまうことがない。従って、このようなリーク電流が比較的大きいトランジスタを有する信号ドライバでも支障なく用いることができる。これにより、信号ドライバの歩留まりを向上させることができる。
なお、上記においては、残像消去処理を行う期間において、走査ドライバ30によって走査ラインLgが順次選択されることによって垂直走査がなされるとして説明したが、これに限らず、垂直走査を一括して行ってもよい。これにより、残像消去処理における液晶表示パネル10を白表示とする処理一括して行われ、残像消去処理に要する時間を短縮することができる。
<変形例>
尚、本発明の適用は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。図6は、単位セル回路の第1の実施形態における回路図の変形例を示した図である。図6に示すように、信号STBYBに応じて信号Yの電圧レベルを電圧VSSAとするスイッチ(切換手段:図3におけるスイッチ37、38)を1系統としてもよい。即ち、スイッチ35とスイッチ36の他端にスイッチ61の一端が共通接続され、スイッチ61の他端には電圧VSSAが印加される。スイッチ61は信号STBYBがハイレベルの時はオフ状態となり、ロウレベルの時はオン状態となる。
図7は、図6に示す単位セル回路の変形例における主な信号波形を示した図である。通常表示状態からスタンバイ状態に移行する間の残像消去処理を行う期間において、信号STBYB及び信号OEはロウレベルとなる。これによりスイッチ35及びスイッチ36はオフ状態となるためアンプ33及びアンプ34の出力はハイインピーダンス状態となるが、スイッチ61がオン状態となるため、信号Yの電圧レベルは電圧VSSAとなる。そしてコモン信号電圧VCOMの電圧レベルを電圧VSSとすることで、信号ラインLdと共通電極が同電位となり、液晶表示パネル10の全画面を白表示状態にすることができる。
また、上述の実施形態においては、単位セル回路231は2系統のアンプ33、34によって構成されること説明したが、これらのアンプを1系統のアンプによって構成するようにしてもよい。
<単位セル回路の第2の実施形態>
図8は、単位セル回路の第2の実施形態の回路図を示した図である。上述の単位セル回路の第1の実施形態においては、残像消去処理期間において、信号Yの電圧レベルを電圧VSSAとし、コモン信号電圧VCOMの電圧レベルを電圧VSSとすることとしたが、つまりは信号Yとコモン信号電圧VCOMとが同電位となればよい。そこで、本実施形態における単位セル回路は、残像消去処理を行う期間において、信号Yの電圧レベルを電圧VDDCとし、コモン信号電圧VCOMの電圧レベルを電圧VDDAとする構成を備えるものである。すなわち、図8に示すように、単位セル回路の第2の実施形態は、図6におけるスイッチ61の代わりに、信号STBYBに応じて信号Yの電圧レベルを電圧VDDCとするスイッチ(切換手段)81がスイッチ35とスイッチ36の他端に共通接続される。
図9は、図8に示す単位セル回路の第2の実施形態における主な信号波形を示した図であり、図10は、単位セル回路の第2の実施形態を適用した液晶表示装置における主な信号波形を示した図である。残像消去処理を行う期間において、スイッチ35及びスイッチ36はオフ状態となるためアンプ33及びアンプ34の出力はハイインピーダンス状態となるが、スイッチ81がオン状態となるため、信号Yの電圧レベルは電圧VDDCとなる。一方、図10に示すように、残像消去処理を行う期間において、コモン信号電圧VCOMの電圧レベルが電圧VDDAに固定されるように、駆動アンプ60を設定する。電圧VDDAと電圧VDDCは同じ電圧値であるため信号ラインLdと共通電極が同電位となり、各表示画素には0V(白表示データ)が書き込まれて、液晶表示パネル10の全画面を白表示状態にすることができる。
なお、前述の図3と同様に、信号STBYBに応じて信号Yの電圧レベルを電圧VDDCとするスイッチを、アンプ33及びアンプ34の出力端子にそれぞれ接続するようにしてもよい。この場合、残像消去処理を行う期間において、信号OEはハイレベルに固定され、スイッチ35及びスイッチ36はオン状態に固定される。
<単位セル回路の第3の実施形態>
図11は、単位セル回路の第3の実施形態の回路図を示した図である。上述の第1及び第2の実施形態においては、残像消去処理を行う期間において、信号Yとコモン信号電圧VCOMの電圧レベルを、同じ一定の電圧に設定する構成としたが、両者が同じ電圧であれば、一定の電圧でなくともよい。そこで、本実施形態における単位セル回路は、残像消去処理を行う期間において、信号Yとコモン信号電圧VCOMの電圧レベルを同じ電圧に保った状態で、例えば1水平走査期間(1ライン)毎に両者の電圧を反転させる構成を備えるものである。すなわち、図11に示すように、単位セル回路の第3の実施形態は、信号PRECに応じて信号Yの電圧レベルを電圧VDDCにするスイッチ(切換手段)111と、信号DISCに応じて信号Yの電圧レベルを電圧VSSAにするスイッチ(切換手段)112と、を更に有し、スイッチ111及びスイッチ112が、スイッチ35及びスイッチ36の他端に共通接続される。また、信号PREC及び信号DISCは、LCDコントローラ70から入力される。
図12は、図11に示す単位セル回路の第3の実施形態を適用した液晶表示装置における主な信号波形を示した図である。残像消去処理を行う期間において、信号PRECと信号DISCは互いに極性が異なるように、例えば1水平走査期間(1ライン)毎に反転駆動される。また、コモン信号電圧VCOMは、ハイレベル時の電圧レベルが電圧VDDA、ロウレベル時の電圧レベルが電圧VSSに設定されて反転駆動される。そして、コモン信号電圧VCOMがハイレベルの時、信号PRECがハイレベル、信号DISCがロウレベルとなるように、各信号が設定される。そして、信号PRECがハイレベルの時、スイッチ111がオン状態、スイッチ112がオフ状態となるため、信号Yの電圧レベルは電圧VDDCとなり、このとき、コモン信号電圧VCOMの電圧は電圧VDDAであり、電圧VDDCと電圧VDDAは同じ電圧値であるため信号ラインLdと共通電極は同電位となる。また信号DISCがハイレベルの時、スイッチ111がオフ状態、スイッチ112がオン状態であるため、信号Yの電圧レベルは電圧VSSAとなり、このとき、コモン信号電圧VCOMの電圧は電圧VSSAであり、電圧VSSAと電圧VSSは同じ電圧値であるため信号ラインLdと共通電極は同電位となり、いずれのタイミングにおいても信号ラインLdと共通電極は同電位であるため、上述の第1及び第2の実施形態の場合と同様に、液晶表示パネル10の各表示画素に0V(白表示データ)が書き込まれる。そして垂直走査が1フィールド期間(または複数フィールド期間)行われることにより、液晶表示パネル10の全画面を白表示状態にすることができる。
液晶表示装置の構成の一例を示すブロック図。 信号ドライバの要部構成図。 単位セル回路の第1の実施形態の回路図を示した図。 単位セル回路の第1の実施形態における主な信号波形を示した図。 単位セル回路の第1の実施形態を適用した液晶表示装置における主な信号波形を示した図。 単位セル回路の第1の実施形態における回路図の変形例の一例を示した回路図。 単位セル回路の変形例における主な信号波形を示した図。 単位セル回路の第2の実施形態の回路図を示した図。 単位セル回路の第2の実施形態における主な信号波形の一例を示した回路図。 単位セル回路の第2の実施形態を適用した液晶表示装置における主な信号波形を示した図。 単位セル回路の第3の実施形態の回路図を示した図。 単位セル回路の第3の実施形態を適用した液晶表示装置における主な信号波形を示した図。 液晶表示パネルの等価回路。 従来の信号ドライバの要部構成図。
符号の説明
1 液晶表示装置
10 液晶表示パネル
20 信号ドライバ
21 シフトレジスタ回路
22 レベルシフタ回路
23 サンプルホールド回路
231 単位セル回路
30 走査ドライバ
40 RGBデコーダ
50 反転アンプ
60 駆動アンプ
70 LCDコントローラ
80 電圧発生回路

Claims (11)

  1. 複数の走査ライン及び複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列されて画素電極を有する複数の表示画素と、各画素電極の対向位置に配設される共通電極とを有する表示パネルと、前記複数の信号ラインの各々に所定の映像信号に基づく信号電圧を印加する信号側駆動手段と、前記複数の走査ラインに走査駆動信号を順次出力して前記表示画素を走査する走査側駆動手段と、前記共通電極に所定の周期で極性反転するコモン信号電圧を印加するコモン信号出力手段と、を備える液晶表示装置において、
    前記液晶表示装置を通常表示動作状態からスタンバイ状態に移行させる、スタンバイ状態設定手段を備え、
    前記スタンバイ状態設定手段は、前記通常表示動作状態から前記スタンバイ状態に設定する間の所定期間において、前記信号ラインに印加される前記信号電圧と前記共通電極に印加される前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定する制御手段を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記所定期間は、少なくとも、前記走査側駆動手段が前記複数の走査ラインの全てに前記走査駆動信号を順次出力する期間を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記所定期間の終了後、前記走査側駆動手段による前記走査駆動信号の出力を停止させて、前記スタンバイ状態に設定する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記信号側駆動手段は、前記複数の信号ラインの各々に個別に接続され、入力される前記映像信号に基づく表示信号を保持し、保持した前記表示信号を対応する信号ラインに前記信号電圧として印加する複数の表示信号保持手段を有し、
    前記制御手段は、前記所定期間において、前記信号ラインに印加される前記信号電圧を、前記表示信号保持手段が保持していた前記表示信号から、特定の電位の信号に切り換える切換手段と、前記コモン信号電圧を前記特定の電位の信号と同じ電位に設定する手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  5. 前記所定期間における、前記特定の電位の信号及び前記コモン信号電圧は、一定の電位に保持される信号であることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記所定期間における、前記特定の電位の信号及び前記コモン信号電圧は、所定の周期で反転される信号であることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  7. 前記表示信号保持手段は、
    前記映像信号に基づく前記表示信号を個別に取り込み、保持する一対のサンプルホールド手段を備え、
    水平走査期間毎に、前記サンプルホールド手段の一方に前記表示信号を取り込むとともに、前記対応する信号ラインに、前記サンプルホールド手段の他方に保持された前記表示信号に基づく前記信号電圧を印加することを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  8. 複数の走査ライン及び複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列されて画素電極を有する複数の表示画素と、各画素電極の対向位置に配設される共通電極とを有する表示パネルと、前記複数の信号ラインの各々に所定の映像信号に基づく信号電圧を印加する信号側駆動手段と、前記複数の走査ラインに走査駆動信号を順次出力して前記表示画素を走査する走査側駆動手段と、前記共通電極に所定の周期で極性反転するコモン信号電圧を印加するコモン信号出力手段と、を備えた液晶表示装置の駆動制御方法であって、
    前記液晶表示装置を通常表示動作状態からスタンバイ状態に移行させるステップを有し、
    前記スタンバイ状態に移行させるステップは、
    前記通常表示動作状態から所定期間の間、前記信号ラインに印加される前記信号電圧と前記共通電極に印加される前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定するステップと、
    前記所定期間の終了後、前記走査側駆動手段による前記走査駆動信号の出力を停止させて、前記スタンバイ状態に設定するステップと、
    を含むことを特徴とする液晶表示装置の駆動制御方法。
  9. 前記信号電圧と前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定するステップにおける前記所定期間は、少なくとも、前記走査側駆動手段が前記複数の走査ラインの全てに前記走査駆動信号を順次出力する期間を有することを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置の駆動制御方法。
  10. 前記信号電圧と前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定するステップは、
    前記信号ラインに印加される前記信号電圧を、前記映像信号に基づく信号から特定の電位の信号に切り換えるステップと、
    前記コモン信号電圧を前記特定の電位の信号と同じ電位に設定するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の液晶表示装置の駆動制御方法。
  11. 前記信号電圧と前記コモン信号電圧とを同じ電位に設定するステップは、前記特定の電位の信号及び前記コモン信号電圧を所定の周期で反転するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の液晶表示装置の駆動制御方法。
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