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JP2006105326A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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Genichi Hatagoshi
弦一 波多腰
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】 簡単な構造でキャリパ半体の連結強度をバランス良く確保し、制動時にキャリパボディが制動反力によって変形することを防止し、安定した制動力を得る。
【解決手段】 キャリパ半体3a,3bに小径のシリンダ孔11と大径のシリンダ孔12とを対向して設け、各シリンダ孔11,12に、小径・大径のピストン13,14をそれぞれ内挿する。ピストン13,14とシリンダ孔11,12の底壁との間に液圧室6,7を画成し、対向する液圧室6,7を別々に連通させる液通路3h,3iを設ける。大径のシリンダ孔近傍となるディスク回出側の接合面3eに2本の連結ボルト9,9を、小径のシリンダ孔近傍となるディスク回入側の接合面3dに1本の連結ボルト8を、中間部の接合面3fの大径シリンダ孔寄りに1本の連結ボルト10を挿通して締結し、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車や自動二輪車等の走行車両に用いられる車両用ディスクブレーキに係り、詳しくは、ディスクブレーキに用いるキャリパボディが分割型であって、このキャリパボディを構成するキャリパ半体を複数の連結ボルトを用いて連結する構造に関する。
ディスクロータの両側に対向配置される一対のキャリパ半体を、複数の連結ボルトで連結してキャリパボディを形成し、双方のキャリパ半体の作用部に、複数のシリンダ孔を対向して設け、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを内挿した分割型のキャリパボディでは、制動時に制動反力によってキャリパボディが変形することを防止するために、キャリパボディのキャリパ半体の連結強度を確保するようにしている。
例えば、車両前進走行時におけるディスクロータ回出側の連結ボルトの本数を、車両前進走行時におけるディスクロータ回入側の連結ボルトの本数よりも多くしてキャリパ半体の連結強度を確保するもの(特許文献1参照。)や、ディスクロータ回入側及び回出側のいずれか一方の連結ボルトから、中央部に設けた連結ボルトまでのピッチを、他方の連結ボルトから、前記中央に設けた連結ボルトまでのピッチよりも長く設定し、連結ボルト間のピッチが長い方に小径のピストンを、短い方に大径のピストンを配置してキャリパ半体の連結強度を確保するもの(特許文献2参照。)や、ディスクロータの両側部に対向配置される双方のキャリパ半体の作用部に、それぞれ大小2つのシリンダ孔を対向して設け、大径のシリンダ孔側に設ける一対の連結ボルト間のピッチを、小径のシリンダ孔側に設ける一対の連結ボルト間のピッチよりも大きく設定したものがある(特許文献3参照)。
特開2001−271856号公報 特許第3505700号公報 実開平4−109695号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、2系統の液通路を持つキャリパボディで、ディスク回入側、回出側のピストンをそれぞれ独立して作動させ、且つ、大小異径のピストンが用いられる場合では、制動時に大径のピストン側からキャリパボディに作用する制動反力が、小径のピストン側からキャリパボディに作用する制動反力よりも大きいので、大径のシリンダ孔近傍のキャリパボディのキャリパ半体の連結強度を確保することが求められ、ディスクロータ回出側の連結ボルトの本数を、車両前進走行時におけるディスクロータ回入側の連結ボルトの本数よりも多くしても、キャリパ半体の連結強度をバランス良く確保することはできなかった。
また、特許文献2及び3のように、連結ボルト間のピッチを変えることによりキャリパボディのキャリパ半体の連結強度のバランスを調整しようとするものでは、バランスの調整幅が小さく、キャリパ半体の連結強度を充分に確保することは困難であった。
そこで本発明は、簡単な構造でキャリパボディのキャリパ半体の連結強度をバランス良く確保することができ、制動時にキャリパボディが制動反力によって変形することを極力防止し、安定した制動力を得ることのできる車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため本発明は、ディスクロータの両側に対向配置される一対のキャリパ半体を、双方のキャリパ半体の接合面に挿通される複数の連結ボルトで連結してキャリパボディを形成し、前記ディスクロータの両側部に対向配置される双方のキャリパ半体に異径の複数のシリンダ孔を対向して設け、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを内挿し、各ピストンとシリンダ孔の底壁との間にそれぞれ液圧室を画成し、対向する少なくとも一組の液圧室と他の液圧室とをそれぞれ別々に連通させる2つの液通路を備えた車両用ディスクブレーキにおいて、ディスク周方向外側に位置する2組のシリンダ孔のうちで、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を、小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくしたことを特徴とし、前記各ピストンの前面と、前記ディスクロータの側面との間に、摩擦パッドを1枚づつ対応して設けてもよい。また、前記大径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの本数を、前記小径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの本数よりも多くすることにより、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくすることや、前記大径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの径を、前記小径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの径よりも大径とすることにより、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくすることもできる。
さらに本発明は、ディスクロータの両側に対向配置される一対のキャリパ半体を、双方のキャリパ半体の接合面に挿通される複数の連結ボルトで連結してキャリパボディを形成し、前記ディスクロータの両側部に対向配置される双方のキャリパ半体に異径の複数のシリンダ孔を対向して設け、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを内挿し、各ピストンとシリンダ孔の底壁との間にそれぞれ液圧室を画成し、各ピストンの前面とディスクロータの側面との間に摩擦パッドを1枚づつ対応して設けた車両用ディスクブレーキにおいて、ディスク周方向外側に位置する2組のシリンダ孔のうちで、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を、小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくしたことを特徴とし、前記キャリパボディは、対向する少なくとも一組の液圧室と他の液圧室とをそれぞれ別々に連通させる2つの液通路を備えたものでもよい。また、前記大径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの本数を、前記小径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの本数よりも多くすることにより、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくすることや、前記大径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの径を、前記小径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの径よりも大径とすることにより、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくすることもできる。
さらに、前記大径のシリンダ孔を、車両前進走行時におけるディスクロータ回出側に、前記小径のシリンダ孔を、車両前進走行時におけるディスクロータ回入側にそれぞれ配置すると好適である。
上述の発明により、双方のキャリパ半体に異径の複数のシリンダ孔を対向して設け、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを内挿し、各ピストンとシリンダ孔の底壁との間にそれぞれ液圧室を画成したキャリパボディにおいて、ブレーキ作動時に大きな反力が加わる大径ピストン側のキャリパボディ半体の連結強度を高めることができ、キャリパ半体の連結強度をバランス良く確保することができる。これにより、制動時に制動反力によりキャリパボディが変形することを有効に抑制でき、安定した制動力を得ることができる。
特に、対向する少なくとも一組の液圧室と他の液圧室とをそれぞれ別々に連通させる2つの液通路を備えたキャリパボディでは、異径のピストンを自由に配置することができるようになる。
また、各ピストンの前面とディスクロータの側面との間に摩擦パッドを1枚づつ対応して設けたものでも、キャリパ半体の連結強度をバランス良く確保することができることから、各摩擦パッドの偏摩耗を有効に抑制することができる。
さらに、前記大径のシリンダ孔は、車両前進走行時におけるディスクロータ回出側に、前記小径のシリンダ孔は、車両前進走行時におけるディスクロータ回入側にそれぞれ配置することにより、制動時に、より大きなトルクが係るディスク回出側のキャリパ半体の連結強度を上げることができ、安定した制動力を確保することができるとともに、摩擦パッドの偏摩耗も防止することができる。
複数の連結ボルトは、連結ボルト同士の間隔や、各連結ボルトから各ピストンまでの間隔を適宜変更することにより、キャリパ半体の連結強度をよりバランス良く設定することができる。
以下、本発明の各形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図5は、本発明の第1形態例を示すもので、図1は図2のI−I断面図、図2はディスクブレーキの平面図、図3はディスクブレーキの正面図、図4はディスクブレーキの背面図、図5は図3のV−V断面図である。なお、図中の矢印Aは、車両前進走行時のディスクロータの回転方向を示し、以下の説明で用いるディスクロータ回入側と回出側とは、車両前進走行時の場合とする。
ディスクブレーキ1は、ディスクロータ2と、該ディスクロータ2の一側部で車体に取り付けられるキャリパボディ3と、該キャリパボディ3の内部に、ディスクロータ2を挟んで対向配置される4枚の摩擦パッド4,5とを備え、キャリパボディ3内のディスク回入側の2つの液圧室6,6とディスク回出側の2つの液圧室7,7を、それぞれ別々のブレーキ操作子(図示せず)によって液圧作動する二系統式となっている。
キャリパボディ3は、ディスクロータ2の一側面に配設される第1キャリパ半体3aと、ディスクロータ2の他側面に配設される第2キャリパ半体3bとをブリッジ部3cで突き合わせ、ディスク回入側の接合面3dに連結ボルト8を、ディスクロータ回出側の接合面3eに連結ボルト9,9を、中間部の接合面3fに連結ボルト10をそれぞれディスク軸方向に挿通して締結し、双方のキャリパ半体3a,3bを連結して形成され、第1キャリパ半体3aに形成した車体取付け用のブラケット3gを用いて車体にボルト止めされる。
双方のキャリパ半体3a,3bのディスク回入側には、小径のシリンダ孔11,11が、ディスク回出側には、大径のシリンダ孔12,12がそれぞれ対向して形成され、ディスク回入側のシリンダ孔11,11には小径のピストン13,13が、ディスク回出側のシリンダ孔12,12には大径のピストン14,14がそれぞれ内挿される。ディスク回入側のピストン13,13とシリンダ孔11,11の底壁との間には、前記液圧室6,6が、また、ディスク回出側のピストン14,14とシリンダ孔12,12の底壁との間には、前記液圧室7,7がそれぞれ画成されている。ディスク回入側の液圧室6,6は液通路3h,3hにて連通し、ディスク回出側の液圧室7,7は液通路3i,3iにて連通している。また、各シリンダ孔11,12には、ピストンシール15とダストシール16とがそれぞれ設けられている。
ピストン13,13の前面には、前記摩擦パッド4,4が、ピストン14,14の前面には前記摩擦パッド5,5がそれぞれ1枚づつ対応して設けられている。各摩擦パッド4,5は、ライニング4a,5aと金属製の裏板4b,5bとから成り、それぞれのライニング4a,5aをディスクロータ2側に向け、ディスクロータ2を挟んで対向する2枚の裏板4b,4b及び裏板5b,5bの上部に、ハンガーピン17,17をそれぞれ挿通して、ディスク軸方向へ移動可能に吊持される。
第1キャリパ半体3aと第2キャリパ半体3bとに分断されたブリッジ部3cの中央部には、2つの天井開口部3j,3jが、各摩擦パッド4,5を各ピストン13,14の前面へ抜き差しできる大きさでディスク周方向に並設され、これら天井開口部3j,3jの形成によって、天井開口部3j,3jを挟んだディスク回入側と回出側及び中間部の3箇所に、前記接合面3d,3e,3fが形成されている。大径シリンダ孔12,12の近傍となるディスク回出側の接合面3eには、2本の連結ボルト9,9が、小径のシリンダ孔11,11の近傍となるディスク回入側の接合面3dには1本の連結ボルト8が、中間部の接合面3fの大径シリンダ孔寄りには、1本の連結ボルト10が挿通され締結される。
また、車体取付け側となる第1キャリパ半体3aには、ディスク回出側に作動液導入用のユニオン孔3kと、作動液中の混入エアを排出するブリーダ3nを装着するブリーダ孔(図示せず)とが、ディスク中間部に同様のユニオン孔3mとブリーダ3oを装着するブリーダ孔3pとがそれぞれ設けられている。ディスク中間部に設けた前記ユニオン孔3mとブリーダ3oとは、前記ディスク回入側の前記液通路3h,3hに連通し、ディスク回出側の前記ユニオン孔3kとブリーダ3nとがディスク回出側の液通路3i,3iにそれぞれ連通する。
このように形成されるディスクブレーキ1では、運転者の制動操作によって、ブレーキ系統毎の液圧マスタシリンダで昇圧された作動液が供給される。ディスク回入側のユニオン孔3mに導入された作動液は、液通路3h,3hを通ってディスク回入側の液圧室6,6に入り、ピストン13,13をシリンダ孔開口部方向へ押動して、各ピストンの前面に配設された摩擦パッド4,4のライニング4a,4aをディスクロータ2の側面へ押圧する。また、ディスク回出側のユニオン孔3kへ導入された作動液は、液通路3i,3iを通ってディスク回出側の液圧室7,7に入り、ピストン14,14をシリンダ孔開口部方向へ押動して、各ピストン14,14の前面に配設された摩擦パッド5,5のライニング5a,5aをディスクロータ2の側面へ押圧する。
制動時の第1キャリパ半体3aと第2キャリパ半体3bとには、ピストン13,14から反ディスクロータ方向の制動反力が作用し、キャリパボディ3がブリッジ部3cを支点にハの字状に開くように変形しようとする。大径のピストン14,14を備えたディスク回出側では、小径のピストン13,13を備えたディスク回入側よりも制動反力が大きくなるが、小径シリンダ孔11,11の近傍となるディスク回入側に1本の連結ボルト7が配設されるのに比べ、大径シリンダ孔12,12の近傍となるディスク回出側には2本の連結ボルト9,9が配設されることから、大径シリンダ孔12,12近傍のキャリパ半体3a,3bの連結強度が高くなり、キャリパボディ3の変形を有効に抑制することができるとともに、制動時に、より大きなトルクの係るディスク回出側のキャリパ半体の連結強度を上げることができ、安定した制動力を得ることができる。さらに、キャリパボディ3の変形を有効に抑制することができることから、各摩擦パッド4,5の偏摩耗を防止することができる。
図6及び図7は本発明の第2形態例を示し、図6は図7のVI−VI断面図、図7はディスクブレーキの平面図である。なお、第1形態例と同様の部材には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本形態例のキャリパボディ3は、1つのブレーキ操作子(図示せず)によって液圧作動する一系統式で、ディスク回入側の2つの液圧室6,6と、ディスク回出側の2つの液圧室7,7とが液通孔3q,3qでそれぞれ連通するとともに、液圧室6,6が液通孔3u,3uで連通している。ディスク中間部にユニオン孔3rと、ブリーダ3sを装着するブリーダ孔3tとがそれぞれ設けられ、ユニオン孔3rは液通孔3qに、ブリーダ孔3tは前記液通孔3u,3uにそれぞれ連通している。
本形態例では、大径シリンダ孔12,12の近傍となるディスク回出側の接合面3e,3eには、大径の連結ボルト20が、小径シリンダ孔11,11の近傍となるディスク回入側の接合面3dには小径の連結ボルト21が、中間部の接合面3fの大径シリンダ孔寄りには、小径の連結ボルト22が挿通され締結される。このように、小径のシリンダ孔11,11の近傍となるディスク回入側に小径の1本の連結ボルト21が配設されるのに比べ、大径シリンダ孔12,12の近傍となるディスク回出側には1本の大径の連結ボルト20が配設されることから、大径シリンダ孔近傍のキャリパ半体3a,3bの連結強度を高くすることができ、部品点数が増加することもない。
なお、本発明は上述の各形態例に限るものではなく、ディスク回入側に大径シリンダ孔を、ディスク回出側に小径シリンダ孔を形成するものであっても、キャリパ半体の連結強度をバランス良く保持することができる。また、シリンダ孔の数も上述の各形態例のように4つ設けるものに限らず、それ以上のものでも適用でき、摩擦パッドも、各ピストンの前面に1枚づつ対応して設けられる分割型のものに限らず、ディスクロータの両側面に1枚づつ配設するタイプのものでも差し支えない。
図2のI−I断面図である。 本発明の第1形態例を示すディスクブレーキの平面図である。 同じくディスクブレーキの正面図である。 同じくディスクブレーキの背面図である。 図3のV−V断面図である。 図7のVI−VI断面図である。 本発明の第2形態例を示すディスクブレーキの平面図である。
符号の説明
1…ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパボディ、3a…第1キャリパ半体、3b…第2キャリパ半体、3c…ブリッジ部、3d,3e,3f…接合面、3h,3i,3q…液通路、3j…天井開口部、3k,3m…ユニオン孔、3n,3o…ブリーダ、4,5…摩擦パッド、4a,5a…ライニング、4b,5b…摩擦パッド、6,7…液圧室、8,9,10,20,21,22…連結ボルト、11,12…シリンダ孔、13,14…ピストン

Claims (9)

  1. ディスクロータの両側に対向配置される一対のキャリパ半体を、双方のキャリパ半体の接合面に挿通される複数の連結ボルトで連結してキャリパボディを形成し、前記ディスクロータの両側部に対向配置される双方のキャリパ半体に異径の複数のシリンダ孔を対向して設け、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを内挿し、各ピストンとシリンダ孔の底壁との間にそれぞれ液圧室を画成し、対向する少なくとも一組の液圧室と他の液圧室とをそれぞれ別々に連通させる2つの液通路を備えた車両用ディスクブレーキにおいて、ディスク周方向外側に位置する2組のシリンダ孔のうちで、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を、小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくしたことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  2. 前記各ピストンの前面と、前記ディスクロータの側面との間に、摩擦パッドを1枚づつ対応して設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。
  3. 前記大径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの本数を、前記小径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの本数よりも多くすることにより、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくすることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ディスクブレーキ。
  4. 前記大径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの径を、前記小径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの径よりも大径とすることにより、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくすることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ディスクブレーキ。
  5. ディスクロータの両側に対向配置される一対のキャリパ半体を、双方のキャリパ半体の接合面に挿通される複数の連結ボルトで連結してキャリパボディを形成し、前記ディスクロータの両側部に対向配置される双方のキャリパ半体に異径の複数のシリンダ孔を対向して設け、該シリンダ孔のそれぞれにピストンを内挿し、各ピストンとシリンダ孔の底壁との間にそれぞれ液圧室を画成し、各ピストンの前面とディスクロータの側面との間に摩擦パッドを1枚づつ対応して設けた車両用ディスクブレーキにおいて、ディスク周方向外側に位置する2組のシリンダ孔のうちで、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を、小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくしたことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  6. 前記キャリパボディは、対向する少なくとも一組の液圧室と他の液圧室とをそれぞれ別々に連通させる2つの液通路を備えていることを特徴とする請求項5記載の車両用ディスクブレーキ。
  7. 前記大径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの本数を、前記小径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの本数よりも多くすることにより、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくすることを特徴とする請求項5または6記載の車両用ディスクブレーキ。
  8. 前記大径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの径を、前記小径のシリンダ孔近傍に挿通される連結ボルトの径よりも大径とすることにより、大径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度を小径のシリンダ孔近傍のキャリパ半体の連結強度より大きくすることを特徴とする請求項5または6記載の車両用ディスクブレーキ。
  9. 前記大径のシリンダ孔は、車両前進走行時におけるディスクロータ回出側に、前記小径のシリンダ孔は、車両前進走行時におけるディスクロータ回入側にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の車両用ディスクブレーキ。
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