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JP2006101940A - 眼科用レーザ治療装置 - Google Patents

眼科用レーザ治療装置 Download PDF

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JP2006101940A
JP2006101940A JP2004289374A JP2004289374A JP2006101940A JP 2006101940 A JP2006101940 A JP 2006101940A JP 2004289374 A JP2004289374 A JP 2004289374A JP 2004289374 A JP2004289374 A JP 2004289374A JP 2006101940 A JP2006101940 A JP 2006101940A
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Kazuhiro Yoshimura
一裕 芳村
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Nidek Co Ltd
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Nidek Co Ltd
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Abstract

【課題】 患者眼の視線の適切な誘導を容易に行うことができる眼科用レーザ治療装置を提供すること。
【解決手段】 複数の可視波長の治療レーザ光を選択的に出射可能なレーザ光源を持ち、レーザ光源からの治療レーザ光を患者眼の患部に導光照射する眼科用レーザ治療装置において、治療レーザ光の波長を選択する治療レーザ光選択手段と、選択した治療レーザ光と略同色のエイミング光を生成するエイミング光生成手段と、患者眼の視線を誘導するために位置可変の固視灯であって、治療レーザ光の内で少なくとも1つの色と略同色である光を含む複数色の光を選択発光可能な固視灯と、固視灯の発光色をエイミング光の色に対して異なる色に切換える固視灯色切換手段と、を設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、患者眼眼底にレーザ光を照射し、治療する眼科用レーザ治療装置に関する。
緑色、黄色及び赤色等の異なる波長の治療レーザ光を選択的に患者眼眼底に導光して光凝固するレーザ治療装置が知られている。この種の装置では、患者眼の症例や患者眼の状態に応じてレーザ波長を選択している。また、この種の装置では、選択された治療用レーザ光と略同色(略同波長)のエイミング光で照準合わせを行うと、実際の治療用レーザ光の透過特性がエイミング光で観察できて都合が良いため、エイミング光も選択された治療レーザ光と略同色となる構成にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−87304号公報
ところで、眼底周辺にレーザ光を照射する場合、手術眼とは異なる他方の眼に外部固視灯を見させ、この固視灯により他方の眼を誘導することにより、手術眼の眼底を治療レーザ光の照射に適した位置に置く方法がある。しかし、固視灯の発光色とエイミング光の色とが同じであると、術者が「固視灯を見てください」と言っても、患者は誤ってエイミング光を固視してしまい、視線誘導に手間取ることがある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、患者眼の視線の適切な誘導を容易に行うことができる眼科用レーザ治療装置を提供することを技術課題とする。
(1) 複数の可視波長の治療レーザ光を選択的に出射可能なレーザ光源を持ち、該レーザ光源からの治療レーザ光を患者眼の患部に導光照射する眼科用レーザ治療装置において、前記治療レーザ光の波長を選択する治療レーザ光選択手段と、該選択した治療レーザ光と略同色のエイミング光を生成するエイミング光生成手段と、患者眼の視線を誘導するために位置可変の固視灯であって、前記治療レーザ光の内で少なくとも1つの色と略同色である光を含む複数色の光を選択発光可能な固視灯と、前記固視灯の発光色を前記エイミング光の色に対して異なる色に切換える固視灯色切換手段と、を設けたことを特徴とする。
(2) 複数の可視波長の治療レーザ光を選択的に出射可能なレーザ光源を持ち、該レーザ光源からの治療レーザ光を患者眼の患部に導光照射する眼科用レーザ治療装置において、前記治療レーザ光の波長を選択する治療レーザ光選択手段と、該選択した治療レーザ光と略同色のエイミング光を生成するエイミング光生成手段と、患者眼の視線を誘導するために位置可変の固視灯であって、複数色の光を発光可能な固視灯と、前記治療レーザ光選択手段による治療レーザ光の選択信号に基づいて、前記固視灯の発光色を前記エイミング光の色に対して異なる色に自動的に切換え制御する固視灯色切換手段と、を設けたことを特徴とする。
(3) (2)の眼科用レーザ治療装置において、前記エイミング光の色及び前記固視灯切換手段により切換えられた固視灯の発光色に対して、さらに固視灯の発光色を異なる色に切換えるための信号を入力する色切換信号入力手段を設けたことを特徴とする。
(4) (2)又は(3)の眼科用レーザ治療装置において、さらに、前記固視灯切換手段により前記治療レーザ光選択手段の選択信号に基づいて切換えられる前記固視灯の発光色の設定情報を、使用者が変更するための変更手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、患者眼の視線の適切な誘導をスムーズに行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は眼科用レーザ治療装置であるレーザ光凝固装置の外観構成の概略図である。1は装置本体であり、レーザ光源や光ファイバ2にレーザ光を入射させる光学系が収納されている。3はレーザ出力や照射時間、波長の切替え等の光凝固条件の設定及び表示、装置の状態等の表示を行うためのコントロールボックスである。4は患者眼を観察しながらレーザ光を患者眼の患部に照射するスリットランプデリバリであり、光ファイバ2に導光されたレーザ光を照射するレーザ照射部5、患者眼を照明する照明部6、患者眼を観察する双眼の顕微鏡部4aを備える。7はレーザ照射のトリガ信号を送出するフットスイッチである。
80は外部固視灯ユニットである。外部固視灯ユニット80は、チンレスト8の上部に設置されており、自由に動く多関節アームの先端に固視灯となる多色発光ダイオード80aが取り付けられている。このため、多色発光ダイオード80aは位置可変である。多色発光ダイオード80aは、異なるなる発光波長の単色発光ダイオード、赤、黄、緑の波長を発する3つの発光ダイオードを組み合せたものであり、それぞれの発光ダイオードのオン・オフや駆動電流の比率の組み合わせによって任意の異なる色を発光することができる。
図2は装置本体1の光学系を説明する図である。9はレーザ光源であり、その内部には固体レーザ媒質であるNd:YAG結晶、励起光源である半導体レーザ、波長変換器である非線形結晶が備えられている。Nd:YAG結晶は励起光源からの励起光により、近赤外域の複数の発振線(ピーク波長)を持つ光を放出する。複数の発振線の内で出力が高い、約1064nm、約1123nm、約1319nmの3つの発振線における第二高調波を、非線形結晶を利用して発生させることにより、可視域の波長約532nm(緑)、波長約561nm(黄)及び波長約659nm(赤)の3色のレーザ光を出射させる。
11はレーザ光源9からのレーザ光の入射角がブリュースタ角(56.3°)となるように配置された光分割部材としての透明ガラス板で、レーザ光源9からのレーザ光の内、P偏光のほぼ全てとS偏光成分の約8割を透過し、S偏光成分の約2割を反射させて分離する。治療用に用いられるレーザ光源の多くは、1000:1程度の偏光比を持つ直線偏光であるため、約1/5000のS偏光成分を取出すことができる。
治療用レーザ光として利用するP偏光成分のほぼ全てとS偏光成分の約8割のレーザ光は、ガラス板11を透過して光軸L1の光路を通る。光軸L1上には波長約532nm(緑)、波長約561nm(黄)及び波長約659nm(赤)の3波長に対応した1/2波長板32が設けられており、1/2波長板32によりP偏光がS偏光成分に、S偏光がP偏光成分に変えられる。
また、光軸L1上には治療光用シャッタ17が配置され、治療用レーザ光が必要でない時は、駆動装置67の駆動により治療光用シャッタ17が光路に挿入されて治療用レーザ光を遮断する。この治療光用シャッタ17の開閉はシャッタセンサ17aによって検知される。
また、光軸L1上にはP偏光成分を透過し、S偏光成分を反射する偏光子15が設けられ、偏光子15を透過したP偏光成分はディフューザ33に入射する。ディフューザ33は治療用レーザ光の出力を減少させるために不要となったレーザ光を吸収する役目をしている。1/2波長板32は駆動部32aにより回転され、1/2波長板32の回転角度と偏光子15とにより、偏光子15で反射されるS偏光成分の光量が変わり、治療用レーザ光の光量(出力)が調整される。
偏光子15を反射した光路には、ビームスプリッタ36、S偏光を反射させ、P偏光を透過する光学偏光合成部材としての偏光子16が配置されている。ビームスプリッタ36はS偏光成分の一部を反射させて、残りを透過する。ビームスプリッタ36を反射した光路上には、S偏光成分のみを通過させる偏光板38、出力センサ37が配置されている。出力センサ37により、治療レーザ光の出力がモニタされる。
一方、ガラス板11を反射したS偏光成分のレーザ光は、治療レーザ光と同色のエイミング光として利用される。ガラス板11を反射したレーザ光は、さらにミラー12を反射して光軸L2を進む。光軸L2上には1/2波長板31が設けられており、S偏光がP偏光成分に変わる。S偏光が進む光軸L2上には、光軸L1と光軸L2の光路長の差を補正するための補正レンズ13が置かれている。また、光軸L2上には、S偏光成分をカットする偏光板34が配置されている。偏光板34は、P偏光成分のみを全透過し、S偏光成分を全てカットする偏光方向になる様に配置されている。1/2波長板31は駆動部31aにより回転され、1/2波長板31の回転角度により偏光板34を透過するP偏光成分の光量が変わり、エイミング光の光量(出力)が調整される。
偏光板34を通過したP偏光成分エイミング光は、ほとんどが偏光子16を通過して光軸L1側の治療用レーザ光と合成されるが、一割程度は偏光子16で反射し、エイミング光用出力センサ35に入射する。
10は安全シャッタであり、駆動装置61の駆動により光路から離脱してレーザ光の通過を可能にし、また、異常発生時等の所定の場合に光路に挿入されてレーザ光を遮断する。この安全シャッター10の開閉はシャッタセンサ10aによって検知される。22は集光レンズであり、レーザ光を光ファイバ2の入射端面に集光、入射させる。
以上の構成により、レーザ光源9から出射させる治療レーザ光の波長(赤色、緑色、黄色)を選択すると、その選択された治療レーザ光と同色のエイミング光が生成される。なお、治療レーザ光の波長(色)と略同色のエイミング光を生成する構成としては、治療レーザ光の光路に減衰フィルタを挿脱する構成でも可能である。
図3はスリットランプデリバリ部の光学系及びレーザ光の導光光学系を説明する図である。装置本体1からのレーザ光(治療レーザ光及びエイミング光)は、光ファイバ2を介して照射光学系70に入射される。照射光学系70はコリメータレンズ71、変倍レンズ72、対物レンズ73、駆動ミラー74を備える。変倍レンズ72は図示なきノブを使用することにより光軸方向に移動し、レーザ光のスポット径を変化させる。また、駆動ミラー74は術者が図示無きマニュピレータを操作することによって自在に反射角度を変え、照射位置の微動変更ができる。照射光学系70から導光されたレーザ光は、コンタクトレンズ49を介して患者眼Eの眼底に照射される。
40は照明光学系であり、照明光源41より出射した可視光束はコンデンサレンズ42を透過した後、可変円形アパーチャ43により高さを、可変スリット板44により幅を決定され、スリット状の光束に形成される。その後、可変スリット板44を通過したスリット照明光はフィルタ45、投影レンズ46を介した後、分割ミラー480a、48bで反射され、コンタクトレンズ49を介して患者眼Eを照明する。47は補正レンズである。
50は観察光学系である。観察光学系50は、左右の観察光路で共用される対物レンズ51と、左右の各光路に配置された変倍レンズ52、結像レンズ53、正立プリズム54、視野絞り55、接眼レンズ56の他、患者眼やレンズによる治療レーザ光の反射から術者の眼を保護するために、治療レーザ光をカットする術者保護フィルタ57を備える。
図4は装置の制御系ブロック図である。60は主制御部であり、レーザ光源9、フットスイッチ7、コントロールボックス3、各センサ、各駆動部部が接続されている。コントロールボックス3には、レーザ出力を設定する回転ノブ3a、エイミング光の光量を設定するスイッチ3b、治療レーザ光の波長(色)を選択するカラースイッチ3c、レーザ照射の可能/不可能の状態を切換えるスイッチ3dが設けられている。その他、コントロールボックス3にはレーザ照射時間、レーザ照射のインターバル時間等のレーザ照射条件を設定するスイッチ及び表示部が設けられているが、図4では図示を略している。治療光用シャッタ17はフットスイッチ7が押されたときに、設定されたレーザ照射時間だけ開けられる。
また、主制御部60には固視灯発光制御部62が接続され、固視灯発光制御部62は固視灯である多色発光ダイオード80aと接続されている。固視灯発光制御部62は、主制御部60を介して入力されるカラースイッチ3cの信号に基づいて、選択されている治療レーザ光の波長(色)と同色のエイミング光とは異なる発光色(波長)になるように、多色発光ダイオード80aの発光色を切換え制御する。固視灯発光制御部62には、エイミング光の色に対する発光色の対応パターンが記憶されており、カラースイッチ3cの信号を取得すると自動的に多色発光ダイオードユニット80aの発光色を制御する。また、固視灯発光制御部62には、固視灯コントローラ63が接続されている。固視灯コントローラ63には、多色発光ダイオード80aを点灯するための点灯スイッチ64、多色発光ダイオード80aの発光色を手動操作で任意の色に切換えるための信号を入力するスイッチ65(色切換信号入力手段)が設けられている。
以上のような構成を持つ装置の動作および操作を説明する。レーザ照射に際して、術者はコントロールボックス3の各スイッチを操作して、レーザ光の波長選択、レーザ出力、凝固時間等の凝固条件等を設定しておく。レーザ光の波長選択は、カラースイッチ3cを使用して治療目的に応じたもの(赤、黄、緑)を選択する。例えば、赤色のレーザ光を選択したとする。レーザ光が選択されると、レーザ光源9から選択された波長のレーザ光が出射される。尚、電源投入時には、治療光用シャッタ17は閉じた状態である。スイッチ3bをON(エイミング光が0でない状態)にすると、主制御部60は駆動装置61の駆動により安全シャッター10を開ける。レーザ光源9から出射されるレーザ光のうち、S偏光成分の一部はガラス板11で反射してエイミング光とされる。スイッチ3bによって調整されたエイミング光量となるように、主制御部60は、エイミング光用出力センサ35からの信号を基に、1/2波長板駆動部31aにより1/2波長板31を回転させ、出力端に導かれるエイミング光の光量を変える。エイミング光は光ファイバ2を通り、スリットランプデリバリ4のレーザ照射部5に導光され、患者眼眼底に照射される。
術者は照明光学系40で照明された患者眼眼底を観察光学系50により観察し、エイミング光の照射スポットにより患部への照準合わせを行う。ここで、眼底周辺に照準合わせを行う場合、スイッチ64により多色発光ダイオード80aを点灯して、患者眼の視線を誘導する。このとき、固視灯発光制御部62は、カラースイッチ3cの選択信号に基づき、その選択した治療レーザ光の赤色、すなわちエイミング光の赤色とは異なる色となるように、多色発光ダイオード80aの発光色を切換える。その発光色は、例えば、赤色と区別が容易な緑色である。
なお、患者眼の手術眼Eにはコンタクトレンズ49が眼前にあるため、患者眼の視線誘導には手術眼ではない他方の眼を利用する。手術眼にあてたコンタクトレンズ49を緩め、眼球運動し易くする。外部固視灯ユニット80は2つ以上の関節を持っており、先端についた多色発光ダイオード80aを患者眼の視線を誘導したい位置に移動することができる。他方の眼の視線誘導に伴って、術眼も固視灯の方向に誘導される。術者は、点灯している多色発光ダイオード80aの発光色を観察することによりその色が分かる。手術眼はエイミング光の赤色も見えるが、「緑色を見てください」と伝えることで、患者は迷うことなく、多色発光ダイオード80aの方向に眼を向けることができる。
多色発光ダイオード80aにより手術眼の視線を誘導し、眼底周辺の患部がエイミング光の照準位置に入るようになったら、コンタクトレンズ49により手術眼を固定する。フットスイッチ7を踏み込み操作すると、治療光用シャッタ17が開けられ、治療レーザ光が患部に照射される。
上記では、治療レーザ光と同色のエイミング光の赤色に対して、多色発光ダイオード80aの発光色を緑色としたが、エイミング光の赤色と異なり、区別が容易であれば他の色であっても良い。カラースイッチ3cにより治療レーザ光及びエイミング光の色を緑色とした場合には、多色発光ダイオード80aの発光色を赤色に切換えれば、患者眼はエイミング光と区別が容易となる。また、治療レーザ光及びエイミング光を黄色とした場合には、多色発光ダイオード80aを緑色もしくは赤色とすれば良い。カラースイッチ3cによる選択色に対する多色発光ダイオード80aの色の切換え制御は、主制御部60に予めプログラムを記憶させておくことで可能である。エイミング光の色に対する多色発光ダイオード80aの色は予め設定でき、その発光色を可視域波長の範囲で任意に設定することもできる。本実施例では多色発光ダイオード80aの色を赤色、緑色、黄色としたが、これに限るものではない。固視灯の色は少なくとも1つが治療レーザ光(エイミング光)と同色(同波長)であればよい。例えば、赤色とオレンジ色の2色の構成であってもよい。
また、カラースイッチ3cの選択色によって多色発光ダイオード80aの色が自動的に切換えられた後であっても、スイッチ65を使用することにより、患者の都合に合わせて他の色に変更することもできる。例えば、エイミング光が赤色で、自動的に切換えられた多色発光ダイオード80aが緑色であり、患者がこの緑色に対して感度が弱いような場合には、これらの赤色及び緑色と異なる黄色やオレンジ色等に変更し、エイミング光と区別して多色発光ダイオード80aの視認を容易にする。
さらに、エイミング光の色とそれに基づいて決定される多色発光ダイオード80aの色の対応パターンを使用者が設定変更することができる。例えば、エイミング光が赤色の時に多色発光ダイオード80aが自動的に緑色に切換えられる設定であったものを、多色発光ダイオード80aが自動的に黄色に発色する設定に変更したい場合を想定して説明する。エイミング光の赤色に対して、緑色となっている多色発光ダイオード80aの色を、発色切換え用のスイッチ65で黄色に切り替える。ここで、固視灯点灯用のスイッチ64を長く押す、例えば、3秒間押しっぱなしにすると、現在の色、つまり黄色が次回から赤色のエイミング光に対して自動的に切り替えられる多色発光ダイオード80aの色として設定される。この時、多色発光ダイオード80aが点滅し、設定を変更したことを使用者に知らせる。以上のように、エイミング光と多色発光ダイオード80aの発色対応パターン設定を変更することによって、術者が使用時に自動的に多色発光ダイオード80aの色が切り替えられた後に毎回手動で他の色に切り替える手間を省き、スムーズに治療ができる。
なお、上記のようにカラースイッチ3cの選択色の信号に基づいて多色発光ダイオード80aの色が自動的に切換えられる構成にすると、術者の手間を省いて都合が良いが、自動制御が無い場合でも、スイッチ65の切換え信号の入力操作で固視灯(多色発光ダイオード80a)の発光色をエイミング光と異なる色に切換えることも可能である。
眼科用レーザ治療装置であるレーザ光凝固装置の外観構成の概略図である。 装置本体内部の光学系を示す図である。 スリットランプデリバリ部の光学系及びレーザ光の導光光学系を示す図である。 装置の制御系ブロック図である。
符号の説明
1 装置本体
3 コントローラボックス
3c カラースイッチ
4 スリットランプデリバリ
9 レーザ光源
40 照明光学系
49 コンタクトレンズ
50 観察光学系
60 主制御部
62 固視灯発光制御部
63 固視灯コントローラ
64 点灯スイッチ
65 スイッチ
70 照射光学系
80 外部固視灯ユニット
80a 多色発光ダイオード





Claims (4)

  1. 複数の可視波長の治療レーザ光を選択的に出射可能なレーザ光源を持ち、該レーザ光源からの治療レーザ光を患者眼の患部に導光照射する眼科用レーザ治療装置において、前記治療レーザ光の波長を選択する治療レーザ光選択手段と、該選択した治療レーザ光と略同色のエイミング光を生成するエイミング光生成手段と、患者眼の視線を誘導するために位置可変の固視灯であって、前記治療レーザ光の内で少なくとも1つの色と略同色である光を含む複数色の光を選択発光可能な固視灯と、前記固視灯の発光色を前記エイミング光の色に対して異なる色に切換える固視灯色切換手段と、を設けたことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
  2. 複数の可視波長の治療レーザ光を選択的に出射可能なレーザ光源を持ち、該レーザ光源からの治療レーザ光を患者眼の患部に導光照射する眼科用レーザ治療装置において、前記治療レーザ光の波長を選択する治療レーザ光選択手段と、該選択した治療レーザ光と略同色のエイミング光を生成するエイミング光生成手段と、患者眼の視線を誘導するために位置可変の固視灯であって、複数色の光を発光可能な固視灯と、前記治療レーザ光選択手段による治療レーザ光の選択信号に基づいて、前記固視灯の発光色を前記エイミング光の色に対して異なる色に自動的に切換え制御する固視灯色切換手段と、を設けたことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
  3. 請求項2の眼科用レーザ治療装置において、前記エイミング光の色及び前記固視灯切換手段により切換えられた固視灯の発光色に対して、さらに固視灯の発光色を異なる色に切換えるための信号を入力する色切換信号入力手段を設けたことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
  4. 請求項2又は請求項3の眼科用レーザ治療装置において、さらに、前記固視灯切換手段により前記治療レーザ光選択手段の選択信号に基づいて切換えられる前記固視灯の発光色の設定情報を、使用者が変更するための変更手段を設けたことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。



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