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JP2006099414A - 電子会議装置、電子会議装置制御プログラム - Google Patents

電子会議装置、電子会議装置制御プログラム Download PDF

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JP2006099414A JP2004284482A JP2004284482A JP2006099414A JP 2006099414 A JP2006099414 A JP 2006099414A JP 2004284482 A JP2004284482 A JP 2004284482A JP 2004284482 A JP2004284482 A JP 2004284482A JP 2006099414 A JP2006099414 A JP 2006099414A
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Abstract

【課題】会議における議論を活性化させるための支援を可能にする。
【解決手段】電子会議装置1は、全体画像に対する一定範囲の指定を入力し、この入力された範囲指定に該当する画像内から部分画像を切り取ってオブジェクトを生成し、全体画像とを関連づけて記憶しておく。電子会議装置1は、この生成されたオブジェクトを表示し、各種の操作を入力して処理すると共に、この表示されたオブジェクトを選択する指示に応じてオブジェクトに対応する全体画像を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、会議の出席者が使用している情報機器間でデータを共有することで会議を支援するための電子会議装置、電子会議装置制御プログラムに関する。
従来、会議を電子的に支援するためのシステムが考えられている(例えば特許文献1,2)。
特許文献1に記載された電子支援装置は、会議出席者が情報処理装置を介して送信した個人の知識である情報を会議出席者全員で共有化するための情報共有領域と、共有化された知識である情報の構造を編集するための選択表示領域とを明確に区別し、会議出席者が共通に視認することができる表示装置に表示し、このように表示装置に表示された状態で、情報共有領域に表示されたオブジェクト(ファイルアイコン、一時的にコピーされた情報(文字列、画像など))の中から所定のオブジェクトが指定されると、この指定されたオブジェクトを選択表示領域の所望の位置に表示することができる。
これにより、一の会議出席者により提供された情報が更新されたことを他の会議出席者や会議の進行役は容易に認知することができ、提供された情報は選択表示領域には直接表示されないことから各情報処理装置での同期処理は必要ないので、議論の進行を妨げることなく会議を運営することができる。また、会議の進行役を中心に会議出席者全員による選択表示領域を用いた議論中に、発散的に生成/提供される情報に対し、少なくとも二以上の属性の属性値を組み合わせた付与属性を付与することができるので、各情報の関係をその場で整理することができ、効率的な情報収集や情報把握を行うことができる。
特許文献2に記載された電子会議システムは、複数のクライアントが1つのサーバに接続され、各クライアントがサーバにある情報を閲覧あるいは編集可能なサーバ/クライアント型の電子会議システムであって、サーバは文書の表示画面データを記憶するための複数の画面バッファを備え、各画面バッファ毎に、複数のクライアントが表示画面データを同時に表示できる共有画面モード、あるいは1つのクライアントのみが表示画面データを表示できる個別画面モードのいずれかのモードを選択し、共有画面モードにあるサーバの画面バッファと個別画面モードにあるサーバの画面バッファの両方に同じ文書データを記憶している場合に、1つのクライアントにおいて個別画面モードにあるサーバの画面バッファに記憶された文書データに対して編集操作を行うと、該操作に対応した所定のタイミング毎に、編集操作と同じ編集操作が共有画面モードにあるサーバの画面バッファに記憶された文書データに対して行われる。
これにより、個々の端末で、共有文書に対する追記、編集などを行う際に、他人に不要なあるいは他人に見られたくない部分は全ての端末で共有されないため、他人の目を気にせずに共有文書に対して追記、編集することができ、会議出席者などのユーザの利便性を向上することができ、また、共有画面に表示された文書と同じ文書が自分だけ参照できる個別画面に表示され、共有画面に表示された文書に対して行う編集を共有画面の表示内容とは無関係にこの個別画面上で実施できるため、ユーザの利便性を向上することができる。
特開2003−281066号公報 特開2003−281101号公報
このように従来の会議を支援するためのシステムでは、会議出席者で情報を共有できるようにしながら、出席者個人から提供される情報に対して考慮がなされた扱いがされるように構成することで会議を支援している。
しかしながら、何れのシステムにおいても、会議出席者で情報を共有しながら議論の進行を妨げないようにする、あるいは会議の出席者(ユーザ)の利便性を向上させることで支援するものであり、会議出席者の創造性を刺激し、より多くのアイディアを提供させることで議論そのものを活性化させることについては意図されていなかった。
本発明の課題は、会議における議論を活性化させるための支援が可能な電子会議装置、及び電子会議装置制御プログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、表示装置に表示された画像の一定範囲を指定する範囲指定手段と、前記範囲指定手段により指定された範囲に該当する部分画像をもとにオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、前記オブジェクト生成手段により生成されたオブジェクトを記憶するオブジェクト記憶手段と、前記範囲指定の対象となった表示画像を前記オブジェクト記憶手段に記憶されたオブジェクトと関連づけて全体画像として記憶する全体画像記憶手段と、前記オブジェクト記憶手段により記憶されたオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、前記オブジェクト表示手段により表示されたオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、前記オブジェクト選択手段により選択されたオブジェクトに対応する前記全体画像記憶手段により記憶された全体画像を表示する全体画像表示手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記範囲指定の対象となる表示画像は、他のアプリケーションにより表示された画像であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、ポインティングデバイスを有し、前記範囲指定の対象となる表示画像は、前記ポインティングデバイスから入力されたデータからなる画像であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、予め決められた時間の経過を判別する時間経過判別手段をさらに具備し、前記オブジェクト表示手段は、前記時間経過判別手段により予め決められた時間が経過したと判別された場合に、前記オブジェクト記憶手段により記憶されたオブジェクトを表示することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記オブジェクト表示手段によりオブジェクトを表示する条件を設定する条件設定手段とを具備し、前記オブジェクト表示手段は、前記条件設定手段によって設定された条件に従ってオブジェクトを表示することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記オブジェクト表示手段により表示されたオブジェクトの配列の変更要求を入力する配列変更要求入力手段と、前記オブジェクト表示手段は、前記配列変更要求入力手段により変更要求が入力される毎に前記オブジェクト記憶手段に記憶された複数のオブジェクトの配列をランダムに変更して表示させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記オブジェクト記憶手段に記憶されたオブジェクトの表示要求を入力する表示要求入力手段と、前記オブジェクト表示手段は、前記表示要求入力手段により入力された表示要求に応じて、前記オブジェクト記憶手段に記憶された複数のオブジェクトを一覧表示させることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記オブジェクト表示手段によって表示された複数のオブジェクトを選択する複数オブジェクト選択手段と、前記複数オブジェクト選択手段によって選択された複数のオブジェクトを関連付けて共通する所定の属性を設定する設定手段とを具備したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1記載の発明において、ネットワークを介して他の情報機器と接続する接続手段と、前記接続手段により接続された前記他の情報機器との間で、前記オブジェクト記憶手段により記憶されたオブジェクトを共有化する共有化手段とを具備したことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記他の情報機器に対応する機器オブジェクトを、前記オブジェクト表示手段により表示されるオブジェクトと共に表示する第2オブジェクト表示手段と、前記第2オブジェクト表示手段により表示された前記機器オブジェクトと、前記オブジェクト表示手段により表示されるオブジェクトとの関連づけを示す指示を入力する関連指示入力手段と、前記関連指示入力手段により入力された指示に応じて、前記機器オブジェクトと前記オブジェクトとを関連付けを設定する関連付け設定手段とを具備したことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記接続手段により接続された他の情報機器のそれぞれに応じた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段により記憶された前記他の情報機器のそれぞれに応じた画像データを選択的に合成して表示する合成表示手段とを具備したことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、コンピュータを、表示装置に表示された画像の一定範囲を指定する範囲指定手段と、前記範囲指定手段により指定された範囲に該当する部分画像をもとにオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、前記オブジェクト生成手段により生成されたオブジェクトを記憶するオブジェクト記憶手段と、前記範囲指定の対象となった表示画像を前記オブジェクト記憶手段に記憶されたオブジェクトと関連づけて全体画像として記憶する全体画像記憶手段と、前記オブジェクト記憶手段により記憶されたオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、前記オブジェクト表示手段により表示されたオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、前記オブジェクト選択手段により選択されたオブジェクトに対応する前記全体画像記憶手段により記憶された全体画像を表示する全体画像表示手段として機能させることを特徴とする。
請求項1,12記載の発明によれば、表示された画像に対して一定範囲が指定されることで、指定範囲に該当する画像内に何らかの情報が表示されている場合には、その情報を表す部分画像をもとに、各種処理の処理単位となるオブジェクトを生成さすることができる。従って、全体画像中で特徴的な部分、例えば文字列、図形、画像などをオブジェクト化しておけば、このオブジェクトを画面中に表示させて、会議の内容や進行状況に応じて各種の操作、例えば移動、コピー、削除などをすることで、アイディアプロセッサとして機能させることで会議出席者の創造性を刺激し、より多くのアイディアを提供させることで議論の活性化を図ることができる。そして、必要に応じてオブジェクトを選択指示すれば、このオブジェクトを含む全体画像を表示して簡単にオブジェクトに対する詳細を確認することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、他のアプリケーションにより画面に表示された画像からオブジェクトを生成するので、他のアプリケーションで作成された情報を簡単に会議において利用することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、一般に会議などでは議論の内容をメモ書き(手書き)することが多いが、こうして手書きされたメモ内容からオブジェクトを生成して会議に利用することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、予め決められた時間が経過した場合、例えば最後に行われた入力操作から一定時間が経過した場合には会議が停滞した状態にある可能性があるため、オブジェクトを自動で表示させることで創造性を刺激し、これをきっかけにして停滞した議論の活性化を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4の発明の効果に加えて、オブジェクトを表示させる場合の条件、例えば表示開始時間(例えば入力操作がされていない期間)、表示対象とするオブジェクトの選択方法、表示パターンなどを、利用者の好みに合わせて設定できるようにすることで、創造性を刺激して会議の活性化に有効なオブジェクトの表示が可能となる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、オブジェクトを表示させる場合に、複数のオブジェクトの配列をランダムに変更することで、会議の出席者が意図していないオブジェクトの関係を提示することで、創造性を刺激して会議の活性化を図ることができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、複数のオブジェクトを一覧表示して会議出席者に提示することができるので、オブジェクトとして設定されている事項を容易に整理することができ、議論を整理して会議の進行をスムーズにすることができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、複数のオブジェクトを選択してそれらを関連づけて共通する属性、例えばサイズ、色、グループなどを設定することで、画面中でのオブジェクトを整理し、オブジェクトの関係を明瞭にすることで、オブジェクトを利用した会議の進行をスムーズにし、新たに創造性を刺激することができる。
請求項9記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、他の情報機器とネットワークを介して接続し、オブジェクトを共有化することで、会議の出席者が個々に使用している情報機器において、出席者がオブジェクトに対する操作を行うことができる。この場合、オブジェクトに対する操作内容は、会議出席者に共有させることもできるし、オブジェクトを利用した個々の出席者の検討内容として扱うことができる。
請求項10記載の発明によれば、請求項9の発明の効果に加えて、ネットワークを介して接続された他の情報機器のそれぞれに対応する機器オブジェクト、すなわち会議出席者に応じたオブジェクト(出席者オブジェクト)を表示させ、他のオブジェクトとの関連づけを設定できることで、例えばオブジェクトが表す事項についての担当者の割り振りなどをオブジェクトとの関連づけにより決めることができる。
請求項11記載の発明によれば、請求項9の発明の効果に加えて、ネットワークを介して接続された他の情報機器における共有化されたオブジェクトに対する操作内容、すなわちオブジェクトを利用した個々の出席者の検討内容を表す画像データを別々に記憶し、これらを合成して、あるいは特定の出席者に対応する画像データを用いて表示させることで、出席者の意見をオブジェクトに対する操作内容として会議に提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態における電子会議装置1を使用するシステム構成を示すブロック図である。
電子会議装置1には、複数のパーソナルコンピュータ2,3,4、PDA(personal digital assistant)5などが無線LAN(Local Area Network)などによる無線接続、あるいはUSB(Universal Serial Bus)などによる有線接続されている。なお、相互接続の方法については無線、有線の何れの場合も他の方法を用いることが可能である。
本実施形態における電子会議装置1では、電子会議装置制御プログラムを実行することにより、仮想のホワイトボード(電子ホワイトボード)を設定して画像データを管理する。本実施形態では、画像中において各種処理の単位とするオブジェクトを設定し、このオブジェクトと全体画像のデータとを関連づけて管理する。電子会議装置1は、ポインティングデバイス(タブレットなど)を通じて例えば手書き入力される軌跡を表すデータ(座標時系列データ)、あるいはアプリケーションによって処理されている画面の画像データを電子ホワイトボードに貼り付け、この電子ホワイトボードで管理される画像データによる画像を、プロジェクタ6を通じてスクリーン7に投影(表示)させて、会議の出席者に見せることができる。
また、電子会議装置1は、電子ホワイトボードにより管理される画像データを、ネットワーク(無線LAN、USBなど)を介して接続されたパーソナルコンピュータ2,3,4及びPDA5と共有化し、パーソナルコンピュータ2,3,4及びPDA5においても同様の画面を表示させることができる。
さらに、電子会議装置1は、パーソナルコンピュータ2,3,4及びPDA5における、電子ホワイトボードにより管理される画像データに対する各種処理の結果を入力し、選択的に合成してプロジェクタ6を通じて投影(表示)させることができる。
図2は、図1に示す電子会議装置1の詳細な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、電子会議装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(random access memory)11、ROM(Read Only Memory)12、RTC(Real Time clock)13、無線LANコントローラ14、映像信号出力コントローラ15、LCDコントローラ16、タブレットコントローラ17、USBコントローラ18、ハードディスクコントローラ19、LCD20、タブレット21、USBインタフェース22、及びハードディスク23を有している。
CPU10は、ROM12に記憶された各種プログラム、ハードディスク23からロードされたOSや各種のアプリケーションプログラムを実行する。アプリケーションプログラムには、プレゼンテーション、ワードプロセッサ、表計算、図形描画等の機能を提供するプログラムの他、本実施形態における電子ホワイトボード機能を実現するための電子会議装置制御プログラムが含まれている。
RAM11は、各種プログラムやデータなどが一時的に記憶されるもので、CPU10により実行される各種処理のワークエリアとして使用される。電子会議装置制御プログラム(電子ホワイトボード機能)が実行されている場合には、電子ホワイトボードに貼り付けられる画像データや、この機能により管理される各種データ(オブジェクト等)のファイルが記憶される。
ROM12は、システム全体の制御を行うためのプログラムが予め記憶されている。
RTC13は、専用バッテリによりバックアップされており、年月日時刻を示すデータを出力する。
無線LANコントローラ14は、パーソナルコンピュータ2,3との間の無線通信を制御する。
映像信号出力コントローラ15は、プロジェクタ6により画像を投影させるための映像信号を、例えばRGBあるいはDVI(Digital Visual Interface)により出力する。映像信号出力コントローラ15は、電子ホワイトボード機能が起動されている場合に、CPU10の制御により電子ホワイトボード画像を表示するための映像信号を出力する。
LCDコントローラ16は、CPU10の制御のもとで、LCD20における表示を制御する。LCD20の表示面には、タブレット21が重ね合わせて一体化されており、タブレット21により入力される座標時系列データに応じた筆跡を入力位置に合わせて表示する。
タブレットコントローラ17は、タブレット21上で位置指示手段として使用されるペンのペン先が接触した部分を検出し、その位置情報(座標データ)を取り込む。タブレット21は、LCD20の表示面と重ね合わせて一体化されている。
USBコントローラ18は、CPU10の制御のもとで、USBインタフェース22を介して接続されたパーソナルコンピュータ4やPDA5などの他の情報機器との間でUSB規格に準拠したデータ転送を実行、制御する。
ハードディスクコントローラ19は、CPU10の制御のもとで、ハードディスク23に対するプログラムやデータの書き込み、読出しを制御する。ハードディスク23には、OS(Operating System)プログラム、各種アプリケーションプログラム(電子会議装置制御プログラムを含む)などのプログラムの他、電子ホワイトボード機能において管理される画像データや設定データを含むファイルなどが記録されており、必要に応じて読み出される。
なお、図2に示す構成では、ポインティングデバイスとしてタブレット21が設けられているが、その他のポインティングデバイス、マウスやその他の座標データ入力デバイスを設けることも可能である。
また、ポインティングデバイスとしてLCD20と一体化されたタブレット21だけではなく、一般のホワイトボードの形状をした、ボード上でのマーカ(ペン)などによる描画に応じて筆跡を表す座標時系列データを入力可能な装置を電子会議装置1に接続した構成とすることもできる。
また、図1に示すシステム構成では、電子会議装置1からプロジェクタ6に対して電子ホワイトボードの画像データを出力し、プロジェクタ6による画像をスクリーン7に投影させるものとしているが、例えば電子会議装置1からのデータを受信して画像を表示する大画面を持つディスプレイを用いることも可能である。
次に、本実施形態における電子会議装置1の動作について、図3〜図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
本実施形態の電子会議装置1において、電子会議装置制御プログラムにより実行される電子ホワイトボード機能では、起動処理、ドラッグ処理(ドラッグメニュー処理、オブジェクト編集メニュー処理)、ファイルメニュー処理、自動オブジェクト表示処理を実行する。
以下、電子会議装置1により実行される各種処理の詳細について個々に説明する。
(起動処理)
まず、起動処理について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
電子会議装置1では、任意のアプリケーションプログラムを実行させることができる。アプリケーションには、例えばプレゼンテーション、ワードプロセッサ、表計算、図形描画等がある。電子会議装置1は、アプリケーションプログラムが実行中である場合、このアプリケーションで処理されている画面がLCD20において表示されている。
ここで、電子ホワイトボード機能の実行が指示されると、CPU10は、電子会議装置制御プログラムを起動して起動処理を開始する。まず、CPU10は、電子ホワイトボード機能の起動時の画面をキャプチャ、すなわち起動時にアプリケーションで処理対象としていた画面の画像データを取得してRAM11に一時記憶する(ステップA1)。
CPU10は、電子ホワイトボード画面(ウィンドウ)をLCD20において表示させ(ステップA2)、この電子ホワイトボードにキャプチャした画面を貼り付ける(ステップS3)。そして、CPU10は、電子ホワイトボードを使用可能状態、すなわちタブレット21上におけるペンを用いた手書き入力操作により座標時系列データ(筆跡データ)を入力し、この筆跡を表す画像を表示できるようにする。
図11には、電子ホワイトボードの表示画面の一例を示している。電子ホワイトボードには、ペン操作により指示可能な複数のコマンドボタンの他、手書き入力領域が設けられている。
電子ホワイトボードの起動時にアプリケーションにより処理されていた画面がキャプチャされた場合には、手書き入力領域にキャプチャされた画面が表示される。例えば、プレゼンテーション用のアプリケーションの場合には、文字列、図形、画像などが表示される。
なお、前述した説明では、他のアプリケーションによる画面をキャプチャして電子ホワイトボードに貼り付けるものとして説明しているが、電子ホワイトボード機能の起動時にアプリケーションが実行されていない場合には、図11に示すような画像が貼り付けられていない初期状態の電子ホワイトボードが表示される。
この場合、以下に説明する処理では、電子ホワイトボードでペンを用いて手書き入力された筆跡を表す座標時系列データ(画像データ)を処理対象とする。以下の説明では、手書き入力された画像データを処理対象として説明する。
(ドラッグ処理)
次に、ドラッグ処理について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。ドラッグ処理では、電子ホワイトボードに入力された(貼り付けられた)画像データに対するドラッグ操作により各種の処理を実行することができる。ドラッグ操作とは、ペン先をタブレット21に接触させた状態で移動させて、座標時系列データを入力する操作をいう。
ここで、電子ホワイトボードには、例えば図12(a)に示すように、手書き入力された文字列(「ホワイトボード」)を表す座標時系列データ(画像データ)が入力されているものとする。
電子ホワイトボードがアクティブ(データ入力が可能な状態)であり、ペンがオブジェクトを選択するツールとしてのモードになっている時に、図11に示す電子ホワイトボード画面のデータ入力領域においてペンを用いたドラッグ操作により範囲指定がされた場合(ステップB1〜B3)、CPU10は、ドラッグ操作により指定された範囲内に、処理単位として管理されているオブジェクトが含まれているかを判別する(ステップB4)。なお、オブジェクトの詳細については後述する(図5、図13)。
範囲指定であるか否かは、例えばドラッグ操作により入力された座標時系列データの端点と終点が近傍に位置し(あるいは筆跡が交差し)、座標時系列データによって所定以上のサイズの領域を囲んでいるかにより判別する。
例えば、図12(a)に示す手書きの文字列を表す画像データに対して、図12(b)示すように、この文字列を囲むようにドラッグ操作された場合には、この画像データに対してはオブジェクトが定義されていないので、オブジェクトが含まれないと判別される(ステップB4、No)。
この場合、CPU10は、ペンがタブレット21(LCD20の表示画面)上から離された(ペンアップ)のタイミングに合わせて、ドラッグ操作により画像データが入力された位置の近傍に、例えば図12(c)に示すように、ドラッグメニューを表示させる(ステップB7)。ドラッグメニューには、例えば「オブジェクト化」「空白挿入」「削除(左寄せ)」「消去」「コピー」「移動」のコマンド名(選択肢)が一覧表示されている。
次に、CPU10は、ドラッグメニューから選択されたコマンドに応じた処理のためのドラッグメニュー処理を実行する(ステップB8)。
図5には、ドラッグメニュー処理のフローチャートを示している。
なお、ドラッグメニューの「オブジェクト化」以外の処理については、本発明と直接関係がないので説明を省略する。また、ドラッグメニュー外の部分がペンにより指示(あるいはマウスなどにクリック)された場合には(ステップC2、Yes)、ドラッグメニューを閉じて元の表示画面に戻るものとする(ステップC3)。
まず、ドラッグメニューから「オブジェクト化」が選択されると(ステップC1、Yes)、CPU10は、範囲指定のためのドラッグ操作により入力された座標時系列データをもとに、指定された範囲を例えば矩形枠によって設定する。例えば、指定範囲内の画像から所定距離に位置する水平垂直(x,y)方向の直線により矩形枠を設定する。
そして、指定範囲内の画像(部分画像)を切り取り、RAM11に一時記憶しておく(ステップC4)。そして、CPU10は、部分画像と指定範囲の位置とをもとにオブジェクトを生成し、切り取った部分画像に矩形枠を付加してオブジェクトとして電子ホワイトボードに貼り付ける(ステップC5)。この時、オブジェクトは、部分画像を切り取った位置に貼り付けるものとする。
オブジェクトの生成では、図13に示すような各種データを記憶するファイルが生成される。すなわち、(1)全体画像からオブジェクト(部分画像)を除いた画面ファイル(ファイル名:picmmddhhmm.bmp)、(2)全体画像のサムネイル画像ファイル(ファイル名:sammmddhhmm.bmp)(図13(2)(b))、(3)オブジェクトの設定ファイル(ファイル名:cardmmddhhmm.def)、(4)オブジェクト画像ファイル(ファイル名:cardmmddhhmm.bmp)である。
なお、全体画像のサムネイル画像に対応する全体画像の画像ファイル(図13(2)(a))については、別途、所定のファイル名が付されて記憶されているものとする。
なお、各ファイル名における「mmddhhmm」は、前の「mm」が現在月、「dd」が現在日、「hh」が現在時、後の「mm」が現在分を表しており、CPU10が、オブジェクトの生成時に、RTC13から取得されるデータをもとにそれぞれを設定し、ファイル名を自動生成する。
なお、オブジェクトの設定ファイルの構成は、図13(3)に示すように、全体画像中におけるオブジェクトの位置よそサイズを示すデータと、オブジェクト画像ファイル名(貼り付け画像名)との組からなるデータ(以下、オブジェクトデータ)が、全体画像中に設定されたオブジェクト分含まれている。オブジェクトの位置を示すデータは、範囲指定された画像に対して設定した矩形枠の始点とする頂点のxy座標と、始点からのxyそれぞれの方向のサイズを示すデータにより定義されている。
CPU10は、オブジェクトの生成時に、前述した各ファイルを生成することによりオブジェクトと、オブジェクトに関連する画像(全体画像、部分画像)を管理する。CPU10は、これらのオブジェクトに関連するファイルを保存し(ステップC6)、ドラッグメニューを閉じる(ステップC7)。
図12(d)には、オブジェクトが貼り付けられ、ドラッグメニューが閉じられた時の画面の一例を示している。
なお、画面中に貼り付けられたオブジェクトに対しては、後述するオブジェクト編集メニューを用いた編集の他、画面中の任意の位置に移動させる編集が可能である。例えば、パーソナルコンピュータなどにおいて一般的に行われているGUI(Graphical User Interface)の操作と同様にして、ペンによりオブジェクトを選択した状態でドラッグ操作をすることで、ペン先の移動位置に追随するようにオブジェクトを移動させる。このオブジェクトの移動が行われた場合には、オブジェクトの設定ファイル中の移動対象となったオブジェクトのオブジェクトデータ(位置をデータ)を変更するものとする。
ここで、図12に示すオブジェクト化された画像を範囲指定するドラッグ操作がされた場合には(図4、ステップB3、Yes)、CPU10は、この全体画像に対するオブジェクトの設定ファイルに含まれる、各オブジェクトの位置を示すデータを参照し、指定範囲内にオブジェクトが含まれると判別することができる(ステップB4、Yes)。
この場合、CPU10は、ペンがタブレット21(LCD20の表示画面)上から離された(ペンアップ)のタイミングに合わせて、ドラッグ操作により画像データが入力された位置の近傍に、オブジェクト編集メニューを表示させる(ステップB5)。オブジェクト編集メニューには、「削除」「色分け」「グループ化」「グループ解除」「サイズ自動調整」のコマンド名(選択肢)が一覧表示されている(図15(b)、図16(b)、図17(c)参照)。
次に、CPU10は、オブジェクト編集メニューから選択されたコマンドに応じた、オブジェクトに対する各種処理のためのオブジェクト編集メニュー処理を実行する(ステップB6)。
図6には、オブジェクト編集メニュー処理のフローチャートを示している。
まず、オブジェクト編集メニューから「削除」が選択された場合(ステップD1、Yes)、CPU10は、オブジェクト編集メニューを閉じて、図14に示すオブジェクト削除確認メッセージを表示する(ステップD7)。
ここで「OK」を選択する入力があった場合には(ステップD8、Yes)、CPU10は、範囲指定されたオブジェクトの削除を実行し(ステップD10)、削除確認メッセージを閉じて処理を終了する(ステップD11)。この場合、表示画面中からオブジェクトを削除し、元の画像(部分画像)を表示させる。また、オブジェクトの設定ファイル(図13(3))から削除対象となったオブジェクトのオブジェクトデータを削除する。また、オブジェクトを除いた画面ファイル(図13(1))についても、削除されたオブジェクトに対応する部分画像を含む画像データに更新するものとする。
一方、オブジェクト削除確認メッセージから「キャンセル」を選択する入力があった場合には(ステップD9、Yes)、CPU10は、削除確認メッセージを閉じて処理を終了する(ステップD11)。
次に、オブジェクト編集メニューから「色分け」が選択された場合(ステップD2、Yes)、CPU10は、複数の色が選択肢として設けられた色分けサブメニューを表示する(ステップD12)。
例えば、図15(a)に示すように、2つのオブジェクト(「ホワイトボード」「検索」)が表示された画面中において、図15(b)に示すように、2つのオブジェクトを囲むように範囲指定されたものとする。この場合、図15(b)に示すオブジェクト編集メニューを表示され、さらに「色分け」が選択された場合には、複数の色「白」「赤」「青」「緑」…を選択肢とした色分けサブメニューを表示する。
ここで、色分けサブメニューから何れかの色を選択する指示が入力された場合(ステップD13)、CPU10は、選択された色(例えば「赤」)を示す属性データを、編集対象としているオブジェクトに対して共通して付加し、オブジェクトを赤色表示に変更し(ステップD15)、オブジェクト編集メニュー及びサブメニューを閉じて処理を終了する(ステップD16)。例えば、色を示す属性データは、オブジェクトの設定ファイルに含まれる各オブジェクトのオブジェクトデータ(図13(3))に付加して管理する。
色変更されるオブジェクトは、枠表示のみを赤色に変更しても良いし、枠内の部分画像のみ、あるいは全ての部分を色変更するようにしても良い。
一方、オブジェクト編集メニュー外の部分がペンにより指示(あるいはマウスなどにクリック)された場合には(ステップD14、Yes)、オブジェクト編集メニューを閉じて処理を終了する(ステップD16)。
なお、前述した「色分け」の説明では、2つ(複数)のオブジェクトに対して色変更をする場合について説明しているが、1つのオブジェクトを指定して色変更することも勿論可能である。
次に、オブジェクト編集メニューから「グループ化」が選択された場合(ステップD3、Yes)、CPU10は、選択された複数のオブジェクトに対してグループ化を実行し、オブジェクト編集メニューを閉じて処理を終了する(ステップD17)。
例えば、図16(a)に示すように、2つのオブジェクト(「プロジェクタ」「検索」)が表示された画面中において、図16(b)に示すように、2つのオブジェクトを囲むように範囲指定されたものとする。この場合、図16(b)に示すオブジェクト編集メニューを表示し、ここで「グループ化」が選択された場合には、2つのオブジェクトの部分画像を合成して1つの部分画像とし、この部分画像からなるオブジェクトを生成して、図16(c)に示すようにして表示する。
この場合、オブジェクトの画像ファイル(図13(4))を、2つの部分画像を合成した部分画像の画像ファイルに変更すると共に、オブジェクトの設定ファイル(図13(3))に含まれる合成された2つのオブジェクトのオブジェクトデータに代えて、合成されたオブジェクトに対応するオブジェクトデータを設定する。
なお、オブジェクトの「グループ化」を実行する場合には、グループ化前の個々のオブジェクトのファイル(オブジェクトの画像ファイル、オブジェクトの設定ファイルに含まれるオブジェクトデータ)については、後述する「グループ解除」に対応できるように、別途、記憶しておくものとする。
次に、オブジェクト編集メニューから「グループ解除」が選択された場合(ステップD4、Yes)、CPU10は、選択されたオブジェクトに対するグループ化を解除し、オブジェクト編集メニューを閉じて処理を終了する(ステップD18)。
すなわち、ドラッグにより範囲指定されたオブジェクトが、前述したようにグループ化がされている場合、グループ化の際に記憶しておいたグループ化前の個々のオブジェクトのファイルを用いて、グループ化前の状態に戻すことによりグループ化を解除する。これにより、グループ化されていたオブジェクトが個々に分離され、複数のオブジェクトが表示される。
次に、オブジェクト編集メニューから「サイズ自動調整」が選択された場合(ステップD5、Yes)、CPU10は、選択された複数のオブジェクトについてのオブジェクトデータ(オブジェクトの設定ファイル内)を参照し、オブジェクトの縦横方向のそれぞれについて最も大きいサイズを抽出する。そして、全てのオブジェクトの縦横サイズを、それぞれ抽出された最も大きいサイズに変更することでオブジェクトのサイズを調整し、オブジェクト編集メニューを閉じて処理を終了する(ステップD19)。この場合、オブジェクトの設定ファイル内のサイズが調整されたオブジェクトについて、オブジェクトデータの位置及びサイズを変更する。
例えば、図17(a)に示すように、サイズが異なる2つのオブジェクト(「ホワイトボード」「検索」)が表示された画面中において、図17(b)に示すように、2つのオブジェクトを囲むように範囲指定されたものとする。この場合、図17(c)に示すオブジェクト編集メニューを表示し、ここで「サイズ自動調整」が選択された場合には、2つのオブジェクトのサイズの大きい方、すなわちオブジェクト「ホワイトボード」のサイズに合わせて、オブジェクト「検索」のサイズを調整して、図17(d)に示すように、2つのオブジェクトを同サイズで表示する。
なお、オブジェクト編集メニュー外の部分がペンにより指示(あるいはマウスなどにクリック)された場合には(ステップD6、Yes)、オブジェクト編集メニューを閉じて元の表示画面に戻る(ステップD20)。
このようにして、複数のオブジェクトを選択してそれらを関連づけて共通する属性、例えばサイズ、色、グループなどを設定することで、画面中でのオブジェクトを整理し、オブジェクトの関係を明瞭にすることができる。これにより、オブジェクトを利用した会議の進行をスムーズにし、新たに創造性を刺激することができる。
図18には、オブジェクト編集メニューを用いたオブジェクトの編集例を示している。図18は、KJ法的なオブジェクト編集の例を示すものである。
まず、図18(a)に示すように、会議中に議論であがったキーワードとなる文字列がランダムに手書き入力されたものとする。
ここで、前述したドラッグメニュー処理によりそれぞれをオブジェクト化し、さらに全てのオブジェクトを選択してオブジェクト編集メニューから「サイズ自動調整」を実行することにより、図18(b)に示すように、同じサイズに調整された各キーワードに対応するオブジェクトを表示させることができる(カード化)。これにより、各オブジェクトを画面上で容易に扱いやすくすることができる。
カード化されたオブジェクトは、会議の議論に応じて任意の位置に移動させることで、例えば関連するオブジェクトの位置を近接させる、同じ色により表示する、さらには図18(c)に示すように、手書きによりオブジェクトを接続する線を入力することにより(オブジェクト「ローカル」「TV会議」「ネットミーティング」「遠隔地」)、関連するオブジェクトをグルーピングする。そして、各オブジェクトの配置を決定し、これをもとに議論を進めることができる。
こうして、会議の内容や進行状況に応じてオブジェクトに対して各種の操作をすることで、アイディアプロセッサとして機能させることで会議出席者の創造性を刺激し、より多くのアイディアを提供させることで議論の活性化を図ることができる。
(ファイルメニュー処理)
次に、ファイルメニュー処理について、図7、図8、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。ファイルメニュー処理では、オブジェクトを表示させ、このオブジェクトを用いて同オブジェクトを含む全体画像を表示させることができる。
電子会議装置1には、ファイルメニュー処理の実行を受け付けるためのファイルメニューが設けられている。例えば図11に示す電子ホワイトボードの表示画面において、コマンドラインの「ファイル」が選択された場合には、図19に示すようなファイルメニューを表示させる。
図19に示すファイルメニューには、「画面呼出」「画面保存」「オブジェクト一覧」「シャッフル」「出席者オブジェクト自動表示」「設定」などのコマンド名(選択肢)が一覧表示されている。
ここで、ファイルメニューから「画面呼出」が選択された場合(ステップE1、Yes)、CPU10は、ファイルメニューを閉じて、オブジェクトが設定された画面を一覧中から選択して表示させるための画面一覧表示ウィンドウを表示する(ステップE2)。
図20には、画面一覧表示ウィンドウの一例を示している。画面一覧表示ウィンドウでは、オブジェクトが設定された画面(画像データ)のサムネイル画像ファイル名を一覧表示する一覧表示領域(図中、右側の領域)と、この領域中で指定されたファイル名に対応する画面を縮小表示するための画面表示領域、さらに「OK」「キャンセル」ボタンが設けられている。
一覧表示領域において何れかの画面(ファイル名)が選択されると(ステップE3、Yes)、CPU10は、選択されたファイル名を例えばハイライト表示させ、該当するサムネイル画像ファイルを読み出して画面表示領域において縮小表示させる(ステップE4)。こうして、一覧表示領域中に表示されたファイル名を任意に選択することで、呼び出しの対象とする画面を縮小表示によって確認しながら探すことができる。
何れかのファイル名に対応する画面が縮小表示された状態で「OK」ボタンが選択されると(ステップE5、Yes)、CPU10は、このファイル名に対応する全体画像のファイルを読み出し、電子ホワイトボード画面に表示させ(ステップE6)、画面一覧表示ウィンドウを閉じて処理を終了する(ステップE8)。
一方、「キャンセル」ボタンが選択されると、CPU10は、画面一覧表示ウィンドウを閉じてファイルメニュー処理を終了する(ステップE8)。
なお、一覧表示領域にサムネイル画像ファイルのファイル名を一覧表示するとしているが、全体画像のファイル名や、あるいは画面を識別する任意の名称を表示するようにしても良い。一覧表示において何れかが選択された場合、これに対応するサムネイル画像ファイルを読み出して、画面表示領域に表示するものとする。
次に、ファイルメニューから「オブジェクト一覧」が選択された場合(ステップE9、Yes)、CPU10は、ファイルメニューを閉じて、オブジェクトが設定された画面をオブジェクトを指定して表示させるためのオブジェクト一覧表示ウィンドウを表示する(ステップE10)。
図21には、オブジェクト一覧表示ウィンドウの一例を示している。オブジェクト一覧表示ウィンドウでは、オブジェクトを一覧表示するオブジェクト一覧表示領域と、「画面呼出」「オブジェクト貼付」「キャンセル」ボタンが設けられている。CPU10は、各オブジェクトについてのオブジェクト画像ファイルを読み出し、例えば縦4横5の配列により一覧表示する。
オブジェクト一覧表示領域において何れかのオブジェクトが選択されると(ステップE11、Yes)、CPU10は、選択されたオブジェクトを例えばハイライト表示させる(ステップE12)。ここでは、オブジェクト一覧表示領域中に表示されたオブジェクトを任意に選択してハイライト表示させることができる。
そして、何れかのオブジェクトがハイライト表示された状態で「画面呼出」ボタンが選択されると(ステップE13、Yes)、CPU10は、このオブジェクトが含まれる全体画像のファイルを読み出し、電子ホワイトボード画面に表示させ(ステップE14)、オブジェクト一覧表示ウィンドウを閉じて処理を終了する(ステップE18)。
また、何れかのオブジェクトがハイライト表示された状態で「オブジェクト貼付」ボタンが選択されると(ステップE15、Yes)、CPU10は、この選択されたオブジェクトを電子ホワイトボード画面に独立のオブジェクトとして貼り付け(ステップE16)、オブジェクト一覧表示ウィンドウを閉じて処理を終了する(ステップE18)。
一方、「キャンセル」ボタンが選択されると、CPU10は、オブジェクト一覧表示ウィンドウを閉じてファイルメニュー処理を終了する(ステップE18)。
このように、画像中から会議の議論のキーワードとなるオブジェクトを生成しておくことで、オブジェクトを選択することで、簡単に議論で使用された画面を呼び出して表示させることができるので、議論の進行をスムーズにし、また議論を進める上で有効な情報を簡単に提供することで議論の活性化を図ることができる。
次に、ファイルメニューから「画面保存」が選択された場合(ステップE19、Yes)、CPU10は、ファイルメニューを閉じて、図22に示すような画面保存確認メッセージを表示させる(ステップE20)。
ここで「OK」を選択する入力があった場合には(ステップE21、Yes)、CPU10は、現在、電子ホワイトボード画面において表示されている画面の画像データを、所定のファイル名を設定して保存し(ステップE22)、画面保存確認メッセージを閉じて処理を終了する(ステップE24)。
一方、画面保存確認メッセージから「キャンセル」を選択する入力があった場合には(ステップE23、Yes)、CPU10は、画面保存確認メッセージを閉じて処理を終了する(ステップE24)。
次に、ファイルメニューから「シャッフル」が選択された場合(ステップE25、Yes)、CPU10は、ファイルメニューを閉じて、図23に示すようなシャッフル確認メッセージを表示させる(ステップE26)。
ここで「OK」を選択する入力があった場合には(ステップE27、Yes)、CPU10は、現在、電子ホワイトボード画面において表示されている各オブジェクトの位置をランダムに変更し(ステップE28)、シャッフル確認メッセージを閉じて処理を終了する(ステップE30)。
一方、シャッフル確認メッセージから「キャンセル」を選択する入力があった場合には(ステップE23、Yes)、CPU10は、シャッフル確認メッセージを閉じて処理を終了する(ステップE30)。
このように、複数のオブジェクトの配列をランダムに変更することで、会議の出席者が意図していないオブジェクトの関係を提示することもあり、これにより出席者に対して創造性を刺激して会議の活性化を図ることができる。
次に、ファイルメニューから「出席者オブジェクト作成」が選択された場合(ステップE31)、CPU10は、ファイルメニューを閉じて、図24に示すような、出席者オブジェクト作成確認メッセージを表示させる(ステップE32)。
ここで「OK」を選択する入力があった場合には(ステップE33、Yes)、CPU10は、電子ホワイトボード画面において出席者オブジェクトを作成して表示させ(ステップE34)、出席者オブジェクト作成確認メッセージを閉じて処理を終了する(ステップE36)。
図25(a)には、電子ホワイトボード画面に複数のオブジェクトが表示されている状態において、「出席者オブジェクト作成」の実行により複数の出席者オブジェクトが追加表示された画面の一例を示している。
例えば、電子会議装置1は、パーソナルコンピュータ2,3,4及びPDA5からネットワークを通じて、それぞれを識別するデータ、例えば会議出席者が任意に登録しているユーザ名を自動的に取得し、このデータをもとにして図25(a)に示すような、ユーザ名を含む所定サイズのオブジェクトを生成する。例えば、初期状態においては、予め決められた位置に出席者オブジェクトを一覧表示させる。
なお、ネットワークを通じて取得したデータをもとに出席者オブジェクトを生成するのではなく、パーソナルコンピュータ2,3,4及びPDA5を使用している会議の出席者についてのデータ(氏名)などを別途登録しておくことで、このデータをもとにして出席者オブジェクトを生成するようにしても良い。
こうして、電子ホワイトボード画面に表示させた出席者オブジェクトは、他のオブジェクトと同様にして、任意の位置に移動させる他、前述したオブジェクト編集メニュー処理において説明した各種オブジェクトの編集を施すことができる。
例えば、図25(b)に示す例は、資料のページを表すオブジェクト「目次」「ゴールイメージ」「企画書」…のそれぞれに対して、出席者を担当として割り振りする場合を示しており、出席者オブジェクトを担当とするオブジェクトの近傍にそれぞれ移動させ、さらに手書き入力によってその関係を示す線を入力している。
CPU10は、各オブジェクトに対する出席者オブジェクトの関連づけを示す指示(線の入力)に応じて、各オブジェクトと出席者オブジェクト(ユーザ名)との関連を示す関連データを生成して、記憶しておく。この関連データは、ユーザからの指示に応じて任意に呼び出すことができ、オブジェクトと出席者(ユーザ名)との対応関係を示すオブジェクト表示、あるいは一覧表表示をすることができる。
一方、出席者オブジェクト作成確認メッセージから「キャンセル」を選択する入力があった場合には(ステップE35、Yes)、CPU10は、出席者オブジェクト作成確認メッセージを閉じて処理を終了する(ステップE36)。
次に、ファイルメニューから「オブジェクト自動表示」が選択された場合(ステップE37、Yes)、CPU10は、ファイルメニューを閉じて(ステップE38)、後述する自動オブジェクト表示処理(図10)を起動し、同処理のステップF5以降処理を実行する(ステップE39)。オブジェクト自動表示処理は、後述する「設定」の処理(ステップE40〜E49)により設定されたオブジェクトの表示条件に従ってオブジェクトを自動的に表示させる処理である。詳細については後述する。
次に、ファイルメニューから「設定」が選択された場合(ステップE40、Yes)、CPU10は、ファイルメニューを閉じて、オブジェクトを自動表示する際の条件を設定するためのオブジェクト自動表示設定ウィンドウを表示する(ステップE41)。
図26には、オブジェクト自動表示設定ウィンドウの表示例を示している。オブジェクト自動表示設定ウィンドウには、オブジェクト自動表示の実行を設定するための項目「オブジェクト自動表示」が設けられている。この項目に対するチェックボックスが選択されると(ステップE42、Yes)、「オブジェクト自動表示」を実行するように設定する(ステップE43)。
「オブジェクト自動表示」の実行が設定された場合、「自動表示開始時間」「オブジェクト抽出基準」「表示パターン」の項目に対する設定が可能となる。
「自動表示開始時間」は、電子ホワイトボード画面に対する入力操作が最後にされた後に、何分経過した後にオブジェクトを自動表示させるかを示す時間を設定するためのもので、例えば1分〜60分の間でエディットボックスにおいて任意に設定することができる。
「オブジェクト抽出基準」は、複数記憶されているオブジェクトのうち、何れのオブジェクトを表示させるか判別する条件を設定するためのもので、例えば「使用頻度昇順」「使用頻度降順」「日付昇順」「日付降順」の何れかをラジオボタンにより選択することができる。
この場合、各オブジェクト画像ファイルのそれぞれに対応して、オブジェクトの使用頻度を示すデータが管理されているものとする。「使用頻度昇順」または「使用頻度降順」が選択された場合には、この使用頻度を示すデータを参照して表示対象とするオブジェクトを抽出する。「日付昇順」「日付降順」が選択された場合には、例えばオブジェクト画像ファイルのファイル名を参照することにより、表示対象とするオブジェクトを抽出することができる。
「表示パターン」は、オブジェクトを表示する際のパターンを設定するためのもので、例えば予め用意されたパターン1〜4の何れかをラジオボタンにより設定することができる。オブジェクトの自動表示パターンの詳細については後述する(図27、図28)。
こうして、エディットボックスに対する入力、あるいはラジオボタンの選択操作があると(ステップE44)、CPU10は、その選択操作に応じた設定を行う(ステップE45)。
ここで、「OK」を選択する入力があった場合には(ステップE46、Yes)、CPU10は、設定変更された内容、すなわちオブジェクトを自動表示する際の条件を示すデータを記憶装置(ハードディスク23)に書き込み、オブジェクト自動表示設定ウィンドウを閉じて処理を終了する(ステップE49)。
一方、オブジェクト自動表示設定ウィンドウから「キャンセル」を選択する入力があった場合には(ステップE48、Yes)、CPU10は、オブジェクト自動表示設定ウィンドウを閉じて処理を終了する(ステップE49)。
このように、オブジェクトを表示させる場合の条件、例えば入力操作がされていない期間、表示対象とするオブジェクトの選択方法、表示パターンなどを、利用者の好みに合わせて設定できるようにすることで、後述する自動オブジェクト表示処理において、創造性を刺激して会議の活性化に有効なオブジェクトの表示が可能となる。
なお、ファイルメニュー外の部分がペンにより指示(あるいはマウスなどにクリック)された場合には(ステップE50、Yes)、ファイルメニューを閉じて元の表示画面に戻る(ステップE51)。
(自動オブジェクト表示処理)
次に、自動オブジェクト表示処理について、図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。自動オブジェクト表示処理では、ファイルメニュー処理の「設定」の処理により設定された、オブジェクトを自動表示する際の条件を示すデータに応じて、オブジェクトを自動表示させることができる。
まず、自動オブジェクト表示処理が起動されると、自動オブジェクト表示タイマのカウントを開始する(ステップF1)。このタイマは、電子ホワイトボード画面に対する入力操作が最後にされた後の時間経過をカウントするためのものである。
CPU10は、電子ホワイトボード画面に対する何らかの入力操作があった場合には(ステップF2、Yes)、自動オブジェクト表示タイマをリセットして(ステップF4)、改めてカウントを開始する(ステップF1)。
一方、電子ホワイトボード画面に対する入力操作がなく(ステップF2、No)、オブジェクトを自動表示する際の条件を示すデータが示す自動表示開始時間が経過したと判別された場合(ステップF3、Yes)、同データのオブジェクト抽出基準及び表示パターンに応じてオブジェクトを電子ホワイトボード画面において表示させる(ステップF5)。
例えば、表示パターンとしては、電子ホワイトボード画面の予め決められた位置に固定して表示させる他、図27及び図28に示すように、オブジェクトの表示位置を変更しながら表示させたり、さらには同時に表示するオブジェクト数を変更しながら表示させるパターンなどがある。
図27(a1)〜(a4)、(b1)〜(b4)は、それぞれ表示対象とする1つのオブジェクトを変更しながら、その表示位置を変更して表示させるパターンを示している。
図28(c1)〜(c8)は、同時に表示するオブジェクト数を1〜5、5〜1に順次変更しながら、表示対象とするオブジェクトを変更して表示させるパターンを示している。
なお、図27、図28に示すパターン以外の表示パターンを用いることも勿論可能である。
ここで、表示されるオブジェクトをペンにより指示(あるいはマウスなどにクリック)する入力操作があった場合(ステップF6、Yes)、CPU10は、自動オブジェクト表示を解除して、このオブジェクトが含まれる全体画像のファイルを読み出し、電子ホワイトボード画面に表示させる(ステップF7)。例えば、オブジェクトの自動表示により新たな発想があった場合などに、このオブジェクトを含む全体画像を表示させることで、より具体的な議論を開始することができる。
なお、全体画像を表示させた場合、自動オブジェクト表示処理を継続して実行し、前述と同様にして一定時間入力操作がなかった場合に、オブジェクトの自動表示を開始する。
一方、オブジェクトの自動表示がされている間に、オブジェクトを選択する操作以外の操作がされた場合には(ステップF8、Yes)、CPU10は、自動オブジェクト表示を解除して元の状態に戻す(ステップF9)。
このように、予め決められた時間が経過した場合、例えば最後に行われた入力操作から一定時間が経過した場合には会議が停滞した状態にある可能性があるため、オブジェクトを自動で表示させることで出席者に対して創造性を刺激し、これをきっかけにして停滞した議論の活性化を図ることができる。
次に、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ2,3,4、PDA5における処理内容を、電子会議装置1によりプロジェクタ6を通じて投影(表示)させる場合について説明する。
パーソナルコンピュータ2,3,4、PDA5は、ネットワークを通じて、電子会議装置1において電子ホワイトボードにより管理されている画像データ、すなわち図13に示す各ファイル、及び前述した各種処理に関係するデータを取得(共有化)することができる。また、これらのデータに対する電子会議装置1において電子ホワイトボード上で操作可能な各種処理についても、それぞれにおいて電子会議装置制御プログラムを実行することで実現することができる。
電子会議装置1は、パーソナルコンピュータ2,3,4、PDA5において実行される処理内容をネットワークを通じて取得し、それぞれの処理内容に応じた電子ホワイトボード画面の画像データを、例えば図29に示すような、パーソナルコンピュータ2,3,4、PDA5のそれぞれに専用のレイヤに記憶する。
図29において、最下層レイヤ(レイヤ1)は、テンプレート(例えばアプリケーションによる画面(罫線、議事録、スプレッドシート等))のファイルを表示させるためのレイヤである。
レイヤ2〜5は、ユーザ1〜4がそれぞれ使用するパーソナルコンピュータ2,3,4、PDA5に対応するもので、それぞれから取得した処理内容に応じて画像データが記憶される。
電子会議装置1は、例えば利用者からの指示に応じて、全てのレイヤを合成して表示(投影)させたり、あるいは複数のレイヤのうち何れかのレイヤを選択して(例えばレイヤ1,2,5)、これを合成して表示させたりすることができる。また、1つレイヤ(すなわち特定の会議出席者による操作内容)を選択して表示させることもできる。
このようにして、ネットワークを介して接続された他の情報機器(パーソナルコンピュータ2,3,4、PDA5)における共有化されたオブジェクトに対する操作内容、すなわちオブジェクトを利用した個々の出席者の検討内容を表す画像データを別々に記憶し、これらを合成して、あるいは特定の出席者に対応する画像データを用いて表示させることで、出席者の意見をオブジェクトに対する操作内容として会議に提供することができる。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、電子会議装置1を実現するコンピュータに実行させることのできる電子会議装置制御プログラムを、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで、あるいは通信媒体を通じて提供することができる。電子会議装置制御プログラムによりコンピュータの動作を制御することで、前述した実施形態における機能を実現することができる。
本発明の実施の形態における電子会議装置1を使用するシステム構成を示すブロック図。 図1に示す電子会議装置1の詳細な構成を示すブロック図。 本実施形態における起動処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるドラッグ処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるドラッグメニュー処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるオブジェクト編集メニュー処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるファイルメニュー処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるファイルメニュー処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるファイルメニュー処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態における自動オブジェクト表示処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態における電子ホワイトボードの表示画面の一例を示す図。 本実施形態におけるドラッグ処理を説明するための表示例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクトの生成に関係する各種ファイルについて説明するための図。 本実施形態におけるオブジェクト削除確認メッセージの一例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクト編集メニューの「色分け」が選択された場合の処理例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクト編集メニューの「グループ化」が選択された場合の処理例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクト編集メニューの「サイズ自動調整」が選択された場合の処理例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクト編集メニューを用いたオブジェクトの編集例を示す図。 本実施形態におけるファイルメニューの一例を示す図。 本実施形態における画面一覧表示ウィンドウの一例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクト一覧表示ウィンドウの一例を示す図。 本実施形態における画面保存確認メッセージの一例を示す図。 本実施形態におけるシャッフル確認メッセージの一例を示す図。 本実施形態における出席者オブジェクト作成確認メッセージの一例を示す図。 本実施形態における出席者オブジェクトが表示された画面の一例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクト自動表示設定ウィンドウの表示例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクトの自動表示パターンの一例を示す図。 本実施形態におけるオブジェクトの自動表示パターンの一例を示す図。 本実施形態における電子会議装置1で用いられるレイヤの概念を示す図。
符号の説明
1…電子会議装置、2,3,4…パーソナルコンピュータ、5…PDA、6…プロジェクタ、7…スクリーン、10…CPU、11…RAM、12…ROM、13…RTC、14…無線LANコントローラ、14a…アンテナ、15…映像信号出力コントローラ、16…LCDコントローラ、17…タブレットコントローラ、18…USBコントローラ、19…ハードディスクコントローラ、20…LCD、21…タブレット、22…USBインタフェース、23…ハードディスク。

Claims (12)

  1. 表示装置に表示された画像の一定範囲を指定する範囲指定手段と、
    前記範囲指定手段により指定された範囲に該当する部分画像をもとにオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、
    前記オブジェクト生成手段により生成されたオブジェクトを記憶するオブジェクト記憶手段と、
    前記範囲指定の対象となった表示画像を前記オブジェクト記憶手段に記憶されたオブジェクトと関連づけて全体画像として記憶する全体画像記憶手段と、
    前記オブジェクト記憶手段により記憶されたオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、
    前記オブジェクト表示手段により表示されたオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、
    前記オブジェクト選択手段により選択されたオブジェクトに対応する前記全体画像記憶手段により記憶された全体画像を表示する全体画像表示手段と
    を具備したことを特徴とする電子会議装置。
  2. 前記範囲指定の対象となる表示画像は、他のアプリケーションにより表示された画像であることを特徴とする請求項1記載の電子会議装置。
  3. ポインティングデバイスを有し、
    前記範囲指定の対象となる表示画像は、前記ポインティングデバイスから入力されたデータからなる画像であることを特徴とする請求項1記載の電子会議装置。
  4. 予め決められた時間の経過を判別する時間経過判別手段をさらに具備し、
    前記オブジェクト表示手段は、前記時間経過判別手段により予め決められた時間が経過したと判別された場合に、前記オブジェクト記憶手段により記憶されたオブジェクトを表示することを特徴とする請求項1記載の電子会議装置。
  5. 前記オブジェクト表示手段によりオブジェクトを表示する条件を設定する条件設定手段とを具備し、
    前記オブジェクト表示手段は、前記条件設定手段によって設定された条件に従ってオブジェクトを表示することを特徴とする請求項4記載の電子会議装置。
  6. 前記オブジェクト表示手段により表示されたオブジェクトの配列の変更要求を入力する配列変更要求入力手段と、
    前記オブジェクト表示手段は、前記配列変更要求入力手段により変更要求が入力される毎に前記オブジェクト記憶手段に記憶された複数のオブジェクトの配列をランダムに変更して表示させることを特徴とする請求項1記載の電子会議装置。
  7. 前記オブジェクト記憶手段に記憶されたオブジェクトの表示要求を入力する表示要求入力手段と、
    前記オブジェクト表示手段は、前記表示要求入力手段により入力された表示要求に応じて、前記オブジェクト記憶手段に記憶された複数のオブジェクトを一覧表示させることを特徴とする請求項1記載の電子会議装置。
  8. 前記オブジェクト表示手段によって表示された複数のオブジェクトを選択する複数オブジェクト選択手段と、
    前記複数オブジェクト選択手段によって選択された複数のオブジェクトを関連付けて共通する所定の属性を設定する設定手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の電子会議装置。
  9. ネットワークを介して他の情報機器と接続する接続手段と、
    前記接続手段により接続された前記他の情報機器との間で、前記オブジェクト記憶手段により記憶されたオブジェクトを共有化する共有化手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の電子会議装置。
  10. 前記他の情報機器に対応する機器オブジェクトを、前記オブジェクト表示手段により表示されるオブジェクトと共に表示する第2オブジェクト表示手段と、
    前記第2オブジェクト表示手段により表示された前記機器オブジェクトと、前記オブジェクト表示手段により表示されるオブジェクトとの関連づけを示す指示を入力する関連指示入力手段と、
    前記関連指示入力手段により入力された指示に応じて、前記機器オブジェクトと前記オブジェクトとを関連付けを設定する関連付け設定手段と
    を具備したことを特徴とする請求項9記載の電子会議装置。
  11. 前記接続手段により接続された他の情報機器のそれぞれに応じた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記画像データ記憶手段により記憶された前記他の情報機器のそれぞれに応じた画像データを選択的に合成して表示する合成表示手段と
    を具備したことを特徴とする請求項9記載の電子会議装置。
  12. コンピュータを、
    表示装置に表示された画像の一定範囲を指定する範囲指定手段と、
    前記範囲指定手段により指定された範囲に該当する部分画像をもとにオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、
    前記オブジェクト生成手段により生成されたオブジェクトを記憶するオブジェクト記憶手段と、
    前記範囲指定の対象となった表示画像を前記オブジェクト記憶手段に記憶されたオブジェクトと関連づけて全体画像として記憶する全体画像記憶手段と、
    前記オブジェクト記憶手段により記憶されたオブジェクトを表示するオブジェクト表示手段と、
    前記オブジェクト表示手段により表示されたオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、
    前記オブジェクト選択手段により選択されたオブジェクトに対応する前記全体画像記憶手段により記憶された全体画像を表示する全体画像表示手段として機能させるための電子会議装置制御プログラム。
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