[go: up one dir, main page]

JP2006094955A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006094955A
JP2006094955A JP2004282425A JP2004282425A JP2006094955A JP 2006094955 A JP2006094955 A JP 2006094955A JP 2004282425 A JP2004282425 A JP 2004282425A JP 2004282425 A JP2004282425 A JP 2004282425A JP 2006094955 A JP2006094955 A JP 2006094955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging device
solid
cover glass
state imaging
sealing resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004282425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4578913B2 (ja
Inventor
Masahiro Kawachi
昌宏 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2004282425A priority Critical patent/JP4578913B2/ja
Publication of JP2006094955A publication Critical patent/JP2006094955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4578913B2 publication Critical patent/JP4578913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】小型化しても組立易く且つ光学性能を確保可能な撮像装置を実現する。
【解決手段】撮像装置は、固体撮像素子41と、固体撮像素子41の受光部41aを覆う第1のカバーガラス42及び第2のカバーガラス43と、固体撮像素子41の外形と略同一の大きさに形成してこの固体撮像素子41の裏面に接合し、固体撮像素子41の信号処理を行うための電子部品48aを実装して信号ケーブル接続部49を設けた回路基板44と、回路基板44と固体撮像素子41とを接続するTABテープ50と、固体撮像素子41より突出する第1のカバーガラス42の裏面からTABテープ50と電子部品48aとを封止する絶縁性封止樹脂部46aと、を構成部品として有する固体撮像装置33を具備し、水平方向又は垂直方向において第1のカバーガラス42の外形寸法範囲内にこのカバーガラス42以外の他の構成部品が収まるように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置、特に内視鏡の挿入部先端部に内蔵される撮像装置に関する。
従来より、内視鏡は、工業用又は医療用広く用いられている。上記工業用の内視鏡は、細長の挿入部をボイラ、エンジン、化学プラントなどの管内、或いは機械内に挿入し、対象物の観察及び検査などに用いられている。また、上記医療用の内視鏡は、細長の挿入部を体腔内に挿入することによって体腔内の患部等を観察したり、必要に応じて処置具を鉗子チャンネル内に挿通して治療処置を行うことができる。
このような内視鏡のなかには、挿入部の先端側に撮像装置を内蔵した電子内視鏡がある。上記電子内視鏡に用いられる撮像装置は、対物光学系から取り込んだ被写体像を撮像するCCD等の固体撮像素子を有している。
上記撮像装置は、例えば、特開平4−317280号公報に記載されているように、固体撮像素子の表面にカバーガラスが接着され、固体撮像素子の裏面は電子部品が実装された回路基板が可撓性基板を用いて接続されている。そして、この回路基板に形成された外部電極に信号ケーブルを接続した固体撮像装置を電子内視鏡先端部に備えたものが提案されている。
また、通常の内視鏡の使用環境は苛酷であり特に、内視鏡は、洗滌・消毒・滅菌の工程において、振動や陰圧、100℃を超える高温が加えられたりする場合がある。このため、上記電子内視鏡の挿入部先端部に内蔵される上記従来の撮像装置は、ユニット内において回路基板に実装される電子部品や信号ケーブル接続部を保護するために封止樹脂を充填した封止樹脂部を設けている。
特開平4−317280号公報
しかしながら、上記従来の固体撮像装置は、可撓性基板と固体撮像素子との接続部以外は封止されておらず、組立時に回路基板上に配置された電子部品を破損させてしまうという問題点を有していた。また、固体撮像素子が最も大きい部品であるため、組立時に固体撮像素子に触れ易く固体撮像素子が静電破壊するという問題点を有していた。
更に、従来の撮像装置は、固体撮像装置を小型化すると組合わせる対物光学系によって、上記カバーガラス側面にて反射した光線が上記固体撮像素子の受光部に入射し、フレアやゴーストを発生させる不要光が生じるという問題点を有していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、小型化しても組立易く且つ光学性能を確保可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明による撮像装置は、対物光学系の焦点位置に集光された被写体像を撮像する固体撮像素子と、前記固体撮像素子の受光部を覆うカバーガラスと、前記固体撮像素子の外形と略同一の大きさに形成してこの固体撮像素子の裏面に接合し、前記固体撮像素子の信号処理を行うための電子部品を実装して信号ケーブル接続部を設けた回路基板と、前記回路基板と前記固体撮像素子とを接続する電気接続部材と、前記固体撮像素子より突出する前記カバーガラス裏面から前記電気接続部材と前記電子部品とを封止する絶縁性封止樹脂部と、を構成部品として有する固体撮像装置を具備する撮像装置において、前記固体撮像装置は、少なくとも水平方向又は垂直方向において前記カバーガラスの外形寸法範囲内にこのカバーガラス以外の他の構成部品が収まることを特徴としている。
これにより、撮像装置は、少なくとも水平方向又は垂直方向において、前記カバーガラスの外形寸法範囲内に封止樹脂にて覆われた他の構成部品を納めることで、組立時に固体撮像装置の構成部品が破損することを防止できる。また、撮像装置は、カバーガラスが固体撮像素子をはじめ他の電子部品よりも外形が大きいので、組立時に固体撮像素子や電子部品に作業者が直接触れることを防止できるので、固体撮像装置が破損することを防止することができる。
また、撮像装置は、前記カバーガラス及びカバーガラス裏面に形成する遮光膜の寸法をカバーガラス側面に反射した光線が前記固体撮像素子の受光部に入射しないための所望寸法とすることで、フレアやゴーストの発生を防止することができる。
本発明の撮像装置は、小型化しても組立易く且つ光学性能を確保できるという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1ないし図30は本発明の一実施例に係わり、図1は一実施例の撮像装置を備えた内視鏡装置を示す全体構成図、図2は図1の内視鏡の挿入部先端側の構成を示す断面図、図3は図2の撮像装置の構成を示す断面図、図4は図3の固体撮像装置付近の断面図、図5は図4の固体撮像装置の上面図、図6は図4の複合信号ケーブルの断面図、図7は図4のTABテープの後端側を示す表面図、図8は図7のTABテープの断面図、図9は多層回路基板を有する固体撮像装置の構成を示す断面図、図10は図9の回路基板の第1層を示す表面図、図11は図9の回路基板の第2〜第4層を示す表面図、図12は図9の回路基板の第5層を示す表面図、図13は図9の回路基板の第6層を示す表面図、図14は図9の回路基板の第7層を示す表面図、図15は図9の回路基板の第8層の表面を示すと共に、この第8層の配線に並列に流れる、位相が反転する駆動信号の例を示す説明図、図16は配線に対してシールドグランドを設けた回路基板の第7〜第9層を示す断面図、図17は図16の第8層を示す表面図、図18は図16の第7,第9層を示す表面図、図19は電子部品に対してグランドプレーンを設けた回路基板の第5及び第6層を示す断面図、図20は遮光膜を形成していない固体撮像装置の要部断面図、図21は遮光膜の形成範囲を説明するための固体撮像装置の要部断面図、図22は遮光膜と固体撮像素子の受光部との位置を0.05mm間隔を保つ位置に設定しした際の要部拡大図、図23は入射角度25°の光が入射してもこの光がインナーリードに反射しないように遮光膜とインナーリードとの位置を設定した際の要部拡大図、図24は第1のカバーガラスの前面に接合される第2のカバーガラスの位置を説明するための固体撮像装置の要部断面図、図25は第1のカバーガラスの前面に接合される第2のカバーガラスの外形を設定するための固体撮像装置の要部断面図、図26はカバーガラスの外形寸法範囲内に固体撮像装置を構成しているカバーガラス以外の他の構成部品が収まるように構成した固体撮像装置を示す断面図、図27は成形型により絶縁性封止樹脂部の外形が形成される様子を示す断面図、図28は回路基板に樹脂流出防止部を設けた固体撮像装置を示す断面図、図29はTABテープに電子部品を実装した固体撮像装置を示す断面図、図30は図29の固体撮像装置の正面図、図31は図6の同軸線の構成を示す斜視図、図32は図6の単純線の構成を示す斜視図、図33は回路基板の信号ケーブル接続部に接続される同軸線及び単純線を示す説明図、図34は複合信号ケーブルの他の構成例を示す説明図、図35は接続接点としてランドの代わりに接続ピンを形成した回路基板の第7層付近を示す説明図、図36は図24に対して1枚のカバーガラス側面に段部を形成して1つのカバーガラスを設けた固体撮像装置の要部断面図である。
図1に示すように内視鏡装置1は、撮像装置として後述のCCD等の固体撮像素子を有する電子内視鏡(単に内視鏡)2と、この内視鏡2へ照明光を供給する光源装置3と、内視鏡2の制御及び内視鏡2で得た画像信号に対して信号処理を行うビデオプロセッサ4と、このビデオプロセッサ4から出力される映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモニタ5とで主に構成されている。
内視鏡2は、細長な挿入部11及びこの挿入部11の基端側に操作部12を備えている。内視鏡2は、操作部12の側部より図示しない照明光伝達手段などを内挿したユニバーサルコード13を延出している。内視鏡2は、このユニバーサルコード13の端部に設けたライトガイドコネクタ13aを介して光源装置3と着脱自在に接続されるようになっている。内視鏡2は、ライトガイドコネクタ13aの側部より延出する信号ケーブル14の端部に設けた電気コネクタ14aを介してビデオプロセッサ4と着脱自在に接続されるようになっている。尚、ビデオプロセッサ4は、図示しないVTRデッキ、ビデオプリンタ、ビデオディスク等の周辺機器が接続可能である。
挿入部11は、先端に設けられた先端硬性部15と、この先端硬性部15の基端側に設けられ、複数の湾曲駒にて構成した湾曲自在の湾曲部16と、この湾曲部16の基端側に設けられた長尺で可撓性を有する可撓管部17とを有している。
操作部12は、後方側に図示しない湾曲操作レバーが設けられている。この湾曲操作レバーを回動操作することにより、内視鏡2は、湾曲部16を湾曲することができるようになっている。また、操作部12は、前端付近に生検鉗子やレーザープローブ等の処置具を挿入する処置具挿入口18が設けられている。この処置具挿入口18に処置具を挿入することで、内視鏡2は、内部に配設された後述する処置具挿通用チャンネルを経て処置具の先端側を突出させ、患部組織を採取する生検等を行うことができる。
図2に示すように先端硬性部15には、ステンレス等から形成される先端部材21が設けられている。この先端部材21の挿入部後方側には、湾曲部16が配設されている。また、先端部材21の挿入部先端側には、PSF(ポリサルフォン)等の絶縁材料から形成される先端カバー22が嵌合している。
湾曲部16の外周には、弾性のある湾曲ゴム23を配設している。この湾曲ゴム23の挿入部先端側は伸縮性の少ない糸24で先端部材21に対して糸巻き固定し、更に、接着剤90で固定することで、内視鏡挿入部の水密確保を行っている。
先端部材21には、透孔25が形成されており、この透孔25には被写体像を撮像する撮像装置26が配設されている。また、先端部材21には、透孔27が形成されており、この透孔27には挿入部11内に挿通されているライトガイド28の先端側が固定され、このライトガイド28で伝達された光源装置3からの照明光を出射する照明光学系29が配設されている。
ライトガイド28は、被覆チューブ100に被覆され、更に保護チューブ101に被覆され、この保護チューブ101の先端側が糸102にて固定されている。
また、先端部材21には、透孔104が形成されており、この透孔104に接続パイプ105、処置具挿通チューブ106から形成される処置具挿通用チャンネル103が設けられている。処置具挿通チューブ106の先端側は、糸107にて固定されている。
光源装置3内に設けられている図示しないランプより供給された照明光は、ライトガイドコネクタ13a、ユニバーサルコード13及び内視鏡2の操作部12及び挿入部11内を挿通するライトガイド28を介して先端硬性部15まで導かれる。先端硬性部15まで伝送された照明光は、先端硬性部15の先端面から照明光学系29を経て被写体を照明する。照明光により照明されて得られる被写体像は、先端硬性部15に設けた撮像装置26で撮像され電気信号に変換された後、この電気信号をビデオプロセッサ4に伝達される。
ビデオプロセッサ4は、伝達された電気信号からビデオ信号に信号処理した後、このビデオ信号をモニタ5に伝達して、モニタ画面上に観察画像を表示するようになっている。
次に、内視鏡2に内蔵される撮像装置26の詳細構成を説明する。
図3に示すように撮像装置26は、対物光学系として対物レンズ群31を有する対物光学ユニット32と、固体撮像装置33を有する撮像ユニット34とを備えて構成されている。
対物光学ユニット32は、被写体像が固体撮像装置33の後述する固体撮像素子41の受光部41aに結像するよう対物レンズ群31を対物レンズ枠32aの所定位置に配設している。撮像ユニット34は、撮像素子枠34aの先端側に対物光学ユニット32の対物レンズ枠32a後端側を嵌合固定すると共に、後端側には固体撮像装置33を配設している。
固体撮像装置33は、挿入部11を挿通している複合信号ケーブル35の先端側に亘って熱収縮性チューブ36により密着固定されている。複合信号ケーブル35を挿通している単純線又は同軸線は、ユニバーサルコード13及び信号ケーブル14、電気コネクタ14aを介し、ビデオプロセッサ4に電気的に接続されるようになっている。
この複合ケーブル35は、図6、図31及び図32に示すように構成されている。
8本の同軸線108は、内部導体109、これら内部導体109を覆う内部絶縁被覆110から構成される芯線111と、芯線111を覆う外部導体112、外部導体112を覆う外部絶縁被覆113から構成されている。
2本の単純線114は、導体115と絶縁被覆116とから構成されている。そして、同軸線108と単純線114をケブラー等の繊維より形成される介在120を中心として撚り束ね、その外周にはPTFE(四フッ化エチレン樹脂)等から形成される絶縁テープ117が螺旋状に被覆している。更に、その外周には、銀メッキ銅合金製の総合シールド118が形成された上に、PFA(フッ素樹脂)から形成される外皮119により覆っている。
図4に示すように、固体撮像装置33は、固体撮像素子41と、第1のカバーガラス42と、固体撮像素子41と回路基板44とを電気的に接続する可撓性基板であるTAB( Tape Automated Bonding )テープ50と、電子部品と信号ケーブル接続電極が形成された回路基板44と、固体撮像素子41より突出する第1のカバーガラス42の裏面からTABテープ50、回路基板44上の電子部品を覆うように形成された絶縁性封止樹脂部46aから構成されている。
第1のカバーガラス42の裏面には固体撮像素子41の受光部41aへ入射する不要光を遮光するためのクロム等から形成される遮光膜47が蒸着形成されている。この遮光膜47は、第1のカバーガラス42側面にて反射する光線や、固体撮像素子41裏面のアルミ配線により乱反射する光線や、固体撮像素子41表面に接続されるTABテープ50のインナーリード53aに入射する光線を遮光するようになっている。
TABテープ50は、図7及び図8に示すように絶縁性の約20〜30μmのポリイミド樹脂フィルム52上に約20〜30μm厚銅薄から形成されるリード53が形成されている。そして、ポリイミド樹脂フィルム52より突出するインナーリード53aは固体撮像素子41端部で屈曲され、固体撮像素子41表面上に形成されたボンディングパッド122に対してAu(金)等のバンプ123を介して接続される。
ポリイミド樹脂フィルム52に形成した開口54内に延出するアウターリード53bは回路基板44の電気接続面51に接続される。このとき、アウターリード53bの先端部は、ポリイミド樹脂フィルム52上に固定されている。このため、アウターリード53bには、ずれが生じず、安定して回路基板44上に形成された電気接続面51に半田等により接続することができる。
そして、第1のカバーガラス42は、TABテープ50のインナーリード53a上に固体撮像素子41の受光部41aと平行状態で紫外線硬化型接着剤等により接着固定されている。尚、固体撮像装置33は、TABテープ50の代わりに図示しないワイヤを用いて固体撮像素子41と回路基板44とを電気的に接続するように構成してもよい。
また、固体撮像素子41とその外周に設けられたTABテープ50を含めた外径寸法は、第1のカバーガラス42の外径寸法より小さくなるように設計されており、更に入射光軸方向先端側から見たときに、第1のカバーガラス42の外周から固体撮像素子41の外周もしくはTABテープ50が突出しないような配置になるように固定手段である接着剤は固体撮像素子41と第1のカバーガラス42とを固定している。
回路基板44には、積層セラミック基板により形成され、コンデンサやベアチップ、撮像信号出力用のトランジスタIC( Integrated Circuits )等の電子部品48aが電子部品実装面48に実装されている。
回路基板44の後端部には、複合信号ケーブル35の単純線114の導体115又は同軸線108の内部導体109が電子部品実装面48よりも低い位置に形成された信号ケーブル接続面125の表面に形成した信号ケーブル接続部49に接続されている。
また、固体撮像装置33は、第1のカバーガラス42の裏面からTABテープ50、回路基板44に実装される電子部品48aを覆うように絶縁性封止樹脂により封止した絶縁性封止樹脂部46aを設けている。
以上より、固体撮像装置33を取り扱う際に回路基板44上の電子部品48aを破損させることなく撮像装置26の組立が行える。
また、第1のカバーガラス42の外形寸法が固体撮像装置33を構成する他の部品よりも大きく設定されているため、絶縁性封止樹脂部46aがない状態の固体撮像装置33を取り扱う際でも、固体撮像素子41や、その他の電子部品48aに組立作業者が接触する機会を減らすことができるので、静電気等による破損の発生を防止することができる。
また、第1のカバーガラス42の外形寸法が固体撮像装置33を構成する他の部品よりも大きく設定されているため、絶縁性封止樹脂部46aの外形を形成する際に用いる型の内形を第1のカバーガラス42と揃えることで、確実に固体撮像装置33の外形を第1のカバーガラス42以下に抑えることができるので、外形寸法のばらつきを抑え、安定生産することができる。
撮像装置26は、過酷な内視鏡の外部使用環境、特に洗滌・消毒・滅菌の工程において、振動や陰圧、100℃を超える高温が加えられたりする。例えば、内視鏡の外部環境が高温から低温となった場合は固体撮像装置周囲の封止樹脂は熱収縮する。よって、固体撮像装置を覆う封止樹脂が1種類であればこの封止樹脂が収縮することにより、TABテープや電子部品が引張られ、回路基板から剥離するという問題があった。一方、内視鏡の外部環境が低温から高温となった場合は固体撮像装置の封止樹脂は膨張する。よって、封止樹脂が膨張することにより、TABテープや電子部品の接続部が破壊されるという問題があった。
本実施例では、撮像素子枠34aの基端部から、固体撮像装置33、信号ケーブル接続部49、複合信号ケーブル35の先端側にかけて被覆された熱収縮性チューブ36内に第2の封止樹脂部46bが設けられている。そして、前記絶縁性封止樹脂部46aは、この第2の封止樹脂部46bよりも線膨張係数が5%以上小さく設定されている。
以上より、内視鏡の外部環境が急激の温度変化したとしても、絶縁性封止樹脂部46aの線膨張係数が第2の封止樹脂部46bよりも小さいため、TABテープ50及び電気接続面51や電子部品48aの接続部に生じる膨張・収縮等の応力の発生を低く抑えることができるので、固体撮像装置の破損を防止することができる。
加えて、絶縁性封止樹脂部46aの弾性率を第2の封止樹脂部46bよりも10%以上低く柔らかく設定することで、熱膨張・収縮した第2の封止樹脂部46bの応力を絶縁性封止樹脂部46aにて緩和することができるので、固体撮像装置の破損を防止することができる。
一方、内視鏡に搭載される撮像装置は、内視鏡内に配置される他の内蔵物が動くことにより撮像装置に外力が加えられ、撮像装置内の固体撮像装置が破損したり、信号ケーブル接続部が破損するという問題があった。
本実施例では、絶縁性封止樹脂部46aに対して第2の封止樹脂部46bの弾性率を10%以上低く柔らかくすることで、撮像装置の外部より加えられる応力を第2の封止樹脂部46bにて吸収緩和することができる。このため、本実施例では、撮像装置の破損を防止することができるので、製品品質が向上する。
上記両封止樹脂の弾性率は、撮像装置が搭載される内視鏡の仕様により適宜決定される。 つまり、外部環境の影響が撮像装置に伝わり易い内視鏡であれば、絶縁性封止樹脂部46aを第2の封止樹脂部46bに対して弾性率を低くすればよく、内視鏡内の他の内蔵物による影響を受け易い内視鏡であれば第2の封止樹脂部46bを絶縁性封止樹脂部46aに対して弾性率を低く設定すればよい。
また、固体撮像装置33は、長手軸の後方側に沿って小型化されるように構成されている。即ち、第1のカバーガラス42>固体撮像素子41≒TABテープ50の電気接続面51>回路基板44上に実装された電子部品48a>信号ケーブル接続部49となるように徐々に小型化している。
ここで、この信号ケーブル接続部49の厚みは、複合信号ケーブル35の外径よりも著しく薄くした場合には、信号線の引き回し距離が長くなるので、撮像装置26の長手軸方向が大きくなってしまう。よって、この信号ケーブル接続部49の厚みは、複合信号ケーブル35外径よりも小さく、かつ複合信号ケーブル35外径より外皮119、総合シールド118、絶縁テープ117及び同心円状に配置された同軸線108や単純線114の径を差し引いたΦRよりも大きい寸法が最適となる。
以上より、撮像装置26の外形を長手軸後方側に沿って小型化されるので、この小型化された部位に他の内蔵物、例えば、処置具挿通用チャンネル又はライトガイドの最も太い位置である糸102、糸107を撮像装置後方寄りに配置することで、内視鏡内の内蔵物を近接配置することができるので、内視鏡先端部を細径化することができる。
そして、図33に示すように信号ケーブル接続部49に接続される同軸線108及び単純線114は複合信号ケーブル35内で撚り束ねられた順序で接続される。これにより、同軸線108及び単純線114の配線が行い易くなり、撮像装置26の長手方向の大きさを小型化することができる。
尚、複合信号ケーブル35は、図34に示す構成で、ケーブル端近傍を処理し信号ケーブル接続部49に接続してもよい。先ず、複合信号ケーブル35の外皮119をストリップする。次に、このストリップされた外皮119の端部と略同一位置にて総合シールド118及び絶縁テープ117をカットする。次に、複数の同軸線108の外部絶縁被覆113をストリップする。
外部絶縁被覆113端より露出した外部導体112を複合信号ケーブル35中央部に撚り束ねる。この後、撚り束ねた外部導体112を軟銅線等から形成されるジャンパ線124で縛り、半田等で固定して統括部125を形成する。このとき、統括部125は介在120と略同一寸法に形成する。ジャンパ線124の先端部は、同軸線108及び単純線114の先端部と同じ長さに設定される。
次に、同軸線108は内部絶縁被覆110が、単純線114は絶縁被覆116がストリップされ、内部導体109、導体115、ジャンパ線124が信号ケーブル接続部49に半田等により接続される。このとき、各同軸線108の外部導体112をジャンパ線124にて一括して束ねることで、各信号線のシールドGNDを同電位とすることができ、信号劣化を防止すると共に、EMC等の放射ノイズ発生を制御できる。
また、各同軸線108の外部導体112を一括することで、信号ケーブル接続部49の接続箇所を削減できるので、信号ケーブル接続部49を小型化することができる。
尚、外部導体112の統括部125内に固体撮像装置33のGND線である単純線114の導体115を内部に統括してもよい。これにより、映像信号のGNDレベルが更に強化され、ノイズの少ない良好な画像を得ることができる。
また、本実施例では、絶縁性封止樹脂部46aは固体撮像素子41及び回路基板44の上下方向にのみ設けるように構成している。
このことにより、図5の上面図に示すように固体撮像素子41及び回路基板44は、絶縁性封止樹脂部46aの存在しない両側サイド例えば、回路基板44の側面を把持することができるので、この絶縁性封止樹脂部46aに作業者が触ることなく取り扱うことができるようになっているので、固体撮像装置33の破損を防止できる。
次に、回路基板44の詳細構成を説明する。
図9に示すように回路基板44は、例えばセラミックにより多層(積層)に形成されている多層回路基板である。尚、この回路基板44は、左右対称(図中では、上下対称)な層構造となっている。即ち、回路基板44は、上から第1層61a〜第8層61hまで、下から第1層61a〜第8層61hまでとなっている。
尚、回路基板44は、TABテープ50のアウターリード53bを配線した電気接続面51を有する第1層61aと、この第1層61aの電気接続面51と同じ方向の面に電子部品48aを実装する電子部品実装面48を有する第5層61e、及び信号ケーブル接続部49を有する第7層61gを備えている。この回路基板44は、電気接続面51より電子部品実装面48に実装した電子部品48a及び信号ケーブル接続部49を低い位置に形成している。
このことにより、回路基板44は、可撓性の電気接続部材であるTABテープ50が形成される面方向と、電子部品実装面48及び信号ケーブル接続部49を同一方向とすることで、これら電子部品実装面48及び信号ケーブル接続部49が形成されない面方向は第1のカバーガラス42と同一サイズ以下とすることができるのでその分小型化できる。
また、回路基板44は、電気接続面51が形成されない面方向が電子部品48aや電気接続部(ランド)が露出しないので絶縁性封止樹脂を施す必要がなく小型化できる。
図10に示すように回路基板44の第1層61aは、電気接続面51にTABテープ50bのアウターリード53bが接続されるランド62が形成されている。これらのランド62は、TABテープ50の開口54に合わせて形成されている。これらのランド62には、スルーホール63が形成されており、図11に示す次の第2〜第4層61b〜61dまでスルーホール63が延出形成されている。
図12に示すように第5層61eは、電子部品実装面48であり、電子部品48aを半田等で実装するための実装ランド64aが形成されている。実装ランド64aには、スルーホール64bが各々に形成されている。
また、図13に示すように第6層61fは、スルーホール63及び64bを接続するパターン65が形成されている。また、図14に示すように第7層61gは、信号ケーブル接続部49が設けられている。この信号ケーブル接続部49は、複合信号ケーブル35の信号線35aが接続される接続接点としてランド66が形成されている。このランド66には、スルーホール67が形成されている。
図33に示すように、ランド66は図6に示す複合信号ケーブル35内の同軸線108,単純線114が交差することなく接続できるように、同じ順序で配列されている。これにより、同軸線108,単純線114の配線取り回しが容易となるので光軸方向の撮像装置を小型化することができると共に、組立時の不良発生を防止することができる。
以上により、実装される部品取付用ランドを形成する第5層61eと、ランド62,66と実装ランド64aの配線を行うパターン65を形成する層例えば第6層61fとを分けることで、実装ランド64aを避けて配線パターン65を形成する必要がなくなるので、配線長を短くできて信号劣化を防止できる。また、高密度配線が可能となり小型化できる。
尚、第7層61gは、ランド66の代わりに接続接点として図35に示すように接続ピン129でもよい。このとき、接続ピン129のピッチPが全て等しければ、この接続ピン129に接続される信号線が太い単純線114の導体115を外側に配置することで、半田付けを行う際に隣接ピンとショートすることを防止できるので、組立時の不良を防止できる。
本構成は、接続ピン129に接続される導体径が全て同じであっても同様の効果を得ることができる。また、細い導体を配置するときにも同様の効果を得ることができる。また、接続ピン129の側面に接続することで、信号ケーブル接続部49の高さを内側に対して外側を低く抑えることができる。
また、信号伝送効率上は、導体115の太さは大きい方が好ましい。よって、導体115を太くする場合は、破線で示す導体115aのように、第1のカバーガラス42の外形寸法範囲内に納まるように設定することで、撮像装置26の水平方向の外形寸法を大きくすることなく、良好な画像を得ることができる。
また、図15に示すように第8層61hは、第7層61gのスルーホール67に接続する基板内の配線68が設けられている。この第8層61hは、配線68が複合信号ケーブル35の同軸線108から供給される信号、例えば、位相が反転する水平転送駆動信号68a、68bを並列にさせることで、EMC(電磁両立性 ElectroMagnetic Compatibility) 放射ノイズを防止するようになっている。
また、この第8層61hには、配線68をシールドするシールドグランド69が形成されている。更に、配線68の端部には、スルーホール70がTABテープ50を介して固体撮像素子41に接続されている。
上記構成により、回路基板44は、複合信号ケーブル35の各信号線と基板内の電子部品48a及び固体撮像素子41と信号の送受信が行われるようになっている。
尚、回路基板44は、EMC放射ノイズ対策として図16に示すように第8層61hの配線68を覆うようにシールドグランド69を設けてもよい。
即ち、第8層61hは図17に示すように配線68がシールドグランド69に覆われ、この第8層61h前後の層、即ち、第7層61gと第9層61iは図18に示すようにスルーホール69aで接続されたシールドグランド69を設けたシールドグランド層となっている。このことにより、回路基板44は、基板内の配線68がシールドにより強固に覆われてEMC放射ノイズを防止できる。
また、回路基板44は、EMC放射ノイズ対策として図19に示すように第5層61eに実装される電子部品48aに対してグランドプレーン71を設けてもよい。即ち、回路基板44は、第5層61eの下層である第6層61fにグランドプレーン71が設けられている。尚、符号72は、電子部品48aとの接続接点である。
また、図19に示す電子部品48aは、例えば、フリップチップボンディングされる撮像信号出力用のトランジスタジスICである。尚、トランジスタICの接続強度は、チップコンデンサ等の半田付け強度に比べて極めて低いため、このトランジスタICの下面には絶縁性封止樹脂と同程度以下の線膨張係数を有するエポキシ系のアンダーフィル126が充填され強度補強されている。このトランジスタICは、固体撮像素子41から出力される撮像信号を増幅するために設けられている。固体撮像素子41からの撮像信号は、外乱ノイズに弱いが、第6層61fに設けたグランドプレーン71により画像不良の発生を防止できる。
尚、固体撮像装置33は、小型化すると組み合わせる対物光学系によって図20の破線で示すように第1のカバーガラス42側面に入射した光線が直接固体撮像素子41の受光部41aに入射しフレアやゴーストを発生する問題点がある。
また、素子面41bはアルミ配線等が施された反射率の高い面状態となっているので、受光部41a横の素子面41bに入射する光は、図20の実線で示すように素子面41b、第1のカバーガラス42表面との間で多重反射を繰り返し受光部41aに入射することで、同様な画像不良が発生してしまう。
そこで、固体撮像装置33は、第1のカバーガラス34の側面にて反射した光が固体撮像素子41の受光部41aに入射しないように、第1のカバーガラス42の裏面に形成される遮光膜47の形成範囲が図21に示すように決定されるようになっている。
固体撮像装置33は、遮光膜47からt1の位置で内部側に全反射する光を遮光するように第1のカバーガラス42の裏面に形成される遮光膜47の形成範囲を決める。
即ち、固体撮像装置33は、対物光学ユニット32の対物レンズ群31から第1のカバーガラス42に対して最大角度αの角度で入射して遮光膜47からt1の位置において反射した光を遮光するために、遮光膜47の形成範囲L(カバーガラス端〜遮光膜47端)を第1のカバーガラス34の側面から固体撮像素子41の受光部41aに向けてt1×tanαの範囲としている。
このことにより、固体撮像装置33は、最大角度αよりも入射角度の低い光が遮光膜47にて遮光されるので、不要光が入射せず、フレアやゴーストを発生しない。
また、内視鏡用として組み合わされる対物光学系により発生し得る光線の最大角度は約15〜25°であるため、25°の光線が入射しても、不要光が受光部に入射しない寸法設定を行うことで、様々な対物光学系と組み合わせ可能な汎用性の高い固体撮像装置を提供することができる。即ち、固体撮像装置の共通使用が可能となる。
尚、遮光膜47は、固体撮像素子41と第1のカバーガラス42とを組み立てるときの精度に対する位置ずれを考慮し、受光部41aとの位置を設定するようになっている。
例えば、図22に示すように固体撮像装置33は、位置出し精度が±0.05mmであれば、遮光膜47と受光部41aとの位置が0.05mm間隔を保つ位置とする。
ここで、内視鏡2は、対物光学系により最も入射角度が最大となる値が25°である。
そこで、本実施例では、図23に示すようにこの入射角度25°の光が入射してもこの光がインナーリード53aに反射しないように遮光膜47とインナーリード53aとの位置を設定している。
このことにより、固体撮像装置33は、入射角度25°の光が入射してもこの光がインナーリード53aに反射しないので、フレアの発生を防止できる。
また、第1のカバーガラス42を図24に示すように固体撮像素子41表面よりt2未満の第1−1のカバーガラス127と第1−2のカバーガラス128とに分割し、第1−1のカバーガラス127の外形を第1−2のカバーガラス128の外形よりも小さく設定する。そして、第1−2のカバーガラス128裏面には固体撮像装置33の全体を覆う黒色の絶縁性封止樹脂部46aが形成されている。
これにより、対物光学ユニット32の対物レンズ群31から入射する光線が、固体撮像素子41の表面からt2の位置にて第1−2のカバーガラス128側面に入射し内部側に全反射する光線を、第1−2のカバーガラス128後端面に形成した絶縁性封止樹脂部46aにて吸収することができるので、光線が第1−1のカバーガラス127及び受光部41aまで入射することを防止することができる。また、固体撮像装置33後方に沿って撮像装置の外形を小型化することができる。尚、第1のカバーガラス42の裏面に遮光膜を設けることで、処置具挿通用チャンネル103を介して挿通される鉗子等に照明光が反射することにより発生する予期しないフレア光が固体撮像素子41表面に入射することを防止できる。
尚、第1のカバーガラス42を分割するのではなく、図36に示すように1枚のカバーガラス128b側面に段部を形成しても同様の効果を得ることができる。この構成の方が、各カバーガラスの位置出しが不要で、部品点数も削減できるので、安価な撮像装置を得ることができる。
また、第1のカバーガラス42の前面に接合される第2のカバーガラス43の外形寸法も同様に図25に示すように決定されている。即ち、第2のカバーガラス43側面の位置は、対物光学ユニット32の対物レンズ群31から入射する光線が、遮光膜47からt3の位置にてカバーガラス43側面に入射する場合、遮光膜47内形端からt3×tanαと設定する必要がある。
本実施例では、少なくとも水平方向又は垂直方向においてカバーガラスの外形寸法範囲内に固体撮像装置33を構成しているカバーガラス以外の他の構成部品(固体撮像素子41、回路基板44、TABテープ50、絶縁性封止樹脂部46a)が収まるように構成している。
即ち、図26に示すように固体撮像装置33は、第1のカバーガラス42又は第2のカバーガラス43の外形寸法範囲内に固体撮像素子41、回路基板44、TABテープ50、絶縁性封止樹脂部46aが収まるように構成されている。
このことにより、固体撮像装置33は、第1のカバーガラス42又は第2のカバーガラス43の外形寸法範囲内に固体撮像素子41、回路基板44、TABテープ50、絶縁性封止樹脂部46aが配置されているので、装置外形を第1のカバーガラス42又は第2のカバーガラス43内に規定することができる。
固体撮像装置33は、図27に示すように成形型91により絶縁性封止樹脂部46aの外形を形成するようになっている。
先ず、固体撮像装置33は、固体撮像素子41の受光部41a側に対し、遮光膜47を蒸着した第1のカバーガラス42が接着接合される。次に、固体撮像装置33は、固体撮像素子41の裏面に対し、電子部品48aを実装した回路基板44を接着接合される。
固体撮像装置33は、TABテープ50aのインナーリード53aが固体撮像素子41の受光部41aと同一面上に設けた図示しない電極に接続され、TABテープ50bのアウターリード53bが回路基板44の第1層61aに形成されたランド62に接続される。
そして、固体撮像装置33は、これら第1のカバーガラス42と固体撮像素子41と回路基板44とを一体的に組み立てた後、成形型91に落とし込まれて絶縁性封止樹脂を注入され、絶縁性封止樹脂部46aの外形が形成される。
このことにより、固体撮像装置33は、TABテープ50又はワイヤを絶縁性封止樹脂部46aにて確実に覆うことができるので、固体撮像装置周辺に配置される補強枠等の導電部材とのショートを防止できる。
また、固体撮像装置33は、TABテープ50を接続する電気接続面51を第1のカバーガラス42内に収めることができるので、カバーガラス外形を基準に絶縁性封止樹脂部46aを形成することで、電気接続面51の露出を防止できる。
従って、固体撮像装置33は、第1のカバーガラス42より後端以降が第1のカバーガラス42又は第2のカバーガラス43より大きくなることを防止できると共に、電装部品であるTABテープ50及び電気接続面51や電子部品48a等の露出を防止できる。
この結果、固体撮像装置33は、外形寸法を第1のカバーガラス42又は第2のカバーガラス43にて規定でき、小型化が可能となる。これにより、本実施例の撮像装置26は、小型化しても組立易く且つ光学性能を確保できる。
尚、固体撮像装置は、図28に示すように回路基板に樹脂流出防止部を設けて構成してもよい。図28に示すように固体撮像装置33Bは、回路基板44Bの電子部品実装面48に樹脂流出防止部として突起部92を設けている。この突起部92は、電子部品48aよりも高く形成されている。
尚、この突起部92は、直方体形状に形成されているが、電子部品48aより高く形成されて樹脂が流出しなければ、直方体形状でなくともよい。
これにより、固体撮像装置33Bは、突起部92により絶縁性封止樹脂が電子部品実装面48までの範囲内に抑制でき、この電子部品実装面48以降に流れ出すことがない。
従って、固体撮像装置33Bは、上記第1実施例の固体撮像装置33と同様な効果を得ることに加え、封止樹脂が信号ケーブル接続部49まで流出することがないので、この信号ケーブル接続部49に樹脂が付着するのを防止できる。
図29に示すように固体撮像装置33Cは、回路基板44Cの凹部に電子部品94を配置し、TABテープ93は電子部品94後方の電気接続面にて半田等により固定される。固体撮像装置33Cは、回路基板44Cに実装された電子部品94がTABテープ93にて覆うような形状に形成されている。尚、電子部品94上には、粘着剤130を有するポリイミドテープ131が配置されている。これにより、電子部品94とTABテープ93の絶縁が確保される。
図30に示すように固体撮像装置33Cは、TABテープ93が存在しない水平方向に対して第1のカバーガラス42又は第2のカバーガラス43の外形寸法範囲内に固体撮像素子41、回路基板44C、TABテープ93、絶縁性封止樹脂部46aが収まるように構成されている。これにより、固体撮像装置33Cは、上記第1実施例の固体撮像装置33と同様な効果を得ることができる。また、電子部品94は、TABテープ93に覆われているので、絶縁性封止樹脂部46a硬化時の膨張収縮による破損を防止することができる。また、TABテープ93に絶縁性封止樹脂部46a硬化時に外側に引っ張られる応力が加わったとしても、粘着剤130部にて応力緩和され電子部品94の破損を防止することができる。
尚、本発明は、以上述べた実施例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
本発明の撮像装置は、小型化しても組立易く且つ光学性能を確保できるので、工業分野のみならず、医療分野において、特に内視鏡の挿入部先端部に内蔵される場合に適している。
一実施例の撮像装置を備えた内視鏡装置を示す全体構成図である。 図1の内視鏡の挿入部先端側の構成を示す断面図である。 図2の撮像装置の構成を示す断面図である。 図3の固体撮像装置付近の断面図である。 図4の固体撮像装置の上面図である。 図4の複合信号ケーブルの断面図である。 図4のTABテープの後端側を示す表面図である。 図7のTABテープの断面図である。 多層回路基板を有する固体撮像装置の構成を示す断面図である。 図9の回路基板の第1層を示す表面図である。 図9の回路基板の第2〜第4層を示す表面図である。 図9の回路基板の第5層を示す表面図である。 図9の回路基板の第6層を示す表面図である。 図9の回路基板の第7層を示す表面図である。 図9の回路基板の第8層の表面を示すと共に、この第8層の配線に並列に流れる、位相が反転する駆動信号の例を示す説明図である。 配線に対してシールドグランドを設けた回路基板の第7〜第9層を示す断面図である。 図16の第8層を示す表面図である。 図16の第7,第9層を示す表面図である。 電子部品に対してグランドプレーンを設けた回路基板の第5及び第6層を示す断面図である。 遮光膜を形成していない固体撮像装置の要部断面図である。 遮光膜の形成範囲を説明するための固体撮像装置の要部断面図である。 遮光膜と固体撮像素子の受光部との位置を0.05mm間隔を保つ位置に設定しした際の要部拡大図である。 入射角度25°の光が入射してもこの光がインナーリードに反射しないように遮光膜とインナーリードとの位置を設定した際の要部拡大図である。 第1のカバーガラスの前面に接合される第2のカバーガラスの位置を説明するための固体撮像装置の要部断面図である。 第1のカバーガラスの前面に接合される第2のカバーガラスの外形を設定するための固体撮像装置の要部断面図である。 バーガラスの外形寸法範囲内に固体撮像装置を構成しているカバーガラス以外の他の構成部品が収まるように構成した固体撮像装置を示す断面図である。 成形型により絶縁性封止樹脂部の外形が形成される様子を示す断面図である。 回路基板に樹脂流出防止部を設けた固体撮像装置を示す断面図である。 TABテープに電子部品を実装した固体撮像装置を示す断面図である。 図29の固体撮像装置の正面図である。 図6の同軸線の構成を示す斜視図である。 図6の単純線の構成を示す斜視図である。 回路基板の信号ケーブル接続部に接続される同軸線及び単純線を示す説明図である。 複合信号ケーブルの他の構成例を示す説明図である。 接続接点としてランドの代わりに接続ピンを形成した回路基板の第7層付近を示す説明図である。 図24に対して1枚のカバーガラス側面に段部を形成して1つのカバーガラスを設けた固体撮像装置の要部断面図である。
符号の説明
1 内視鏡装置
2 内視鏡
11 挿入部
15 先端硬性部
26 撮像装置
31 対物レンズ群
32 対物光学ユニット
32a 対物レンズ枠
33 固体撮像装置
34 撮像ユニット
34a 撮像素子枠
35 複合信号ケーブル
35a 信号線
41 固体撮像素子
41a 受光部
42 第1のカバーガラス
43 第2のカバーガラス
44 回路基板
46 封止樹脂
46a 絶縁性封止樹脂部
46b 第2の封止樹脂部
47 遮光膜
48 電子部品実装面
48a 電子部品
49 信号ケーブル接続部
50 TABテープ
51 電気接続面
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (8)

  1. 対物光学系の焦点位置に集光された被写体像を撮像する固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の受光部を覆うカバーガラスと、
    前記固体撮像素子の外形と略同一の大きさに形成してこの固体撮像素子の裏面に接合し、前記固体撮像素子の信号処理を行うための電子部品を実装して信号ケーブル接続部を設けた回路基板と、
    前記回路基板と前記固体撮像素子とを接続する電気接続部材と、
    前記固体撮像素子より突出する前記カバーガラス裏面から前記電気接続部材と前記電子部品とを封止する絶縁性封止樹脂部と、
    を構成部品として有する固体撮像装置を具備する撮像装置において、
    前記固体撮像装置は、少なくとも水平方向又は垂直方向において前記カバーガラスの外形寸法範囲内にこのカバーガラス以外の他の構成部品が収まることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記固体撮像装置の周囲を封止する第2の封止樹脂部を有し、
    前記絶縁性封止樹脂部は、前記第2の封止樹脂部よりも線膨張係数が低いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記固体撮像装置の周囲を封止する第2の封止樹脂部を有し、
    前記絶縁性封止樹脂部と前記第2の封止樹脂部とは、樹脂の弾性率が異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記固体撮像装置は、前記固体撮像素子への不要光を遮光するための遮光膜を前記カバーガラス裏面に形成し、このカバーガラスに対する最大入射角度をα,前記遮光膜から最大入射角度光線のカバーガラス側面への到達位置までの高さをt1とし、前記遮光膜の形成範囲を前記カバーガラス側面から前記受光部に向けてt1×tanα以上の範囲としたことを特徴とする請求項1〜3に記載の撮像装置。
  5. 前記カバーガラスに対する最大入射角度をα、前記固体撮像素子表面から最大入射角度光線のカバーガラス側面への到達位置までの高さをt2とし、前記固体撮像素子より前記t2未満の位置で前記カバーガラス側面が小さくなる段部を形成したことを特徴とする請求項1〜3に記載の撮像装置。
  6. 前記カバーガラスは、厚みが前記t2未満の第1のカバーガラスと、第2のカバーガラスが接合されることにより形成され、前記第1のカバーガラスが前記第2のカバーガラスよりもカバーガラス側面が小さく形成されたことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記回路基板は、前記電気接続部材を配線した電気接続面と、この電気接続面と同じ方向の面に前記電気接続面よりも低い位置に前記電子部品を実装する電子部品実装面を形成し、前記電子部品と同じ位置又は、低い位置に前記信号ケーブル接続部を形成したケーブル接続面を形成し、前記固体撮像装置外形を先端側より基端側に向けて低く形成したことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記信号ケーブルは、複数の同軸線及び単純線が撚り束ねて構成される複合ケーブルであり、前記電気接続面よりも後方に形成される前記信号ケーブル接続部の厚みが、この信号ケーブル接続部に接続される信号ケーブルの外形よりも薄く、前記信号ケーブル内で同心円状に配置された同軸線又は単純線の同心円内形よりも厚いことを特徴とする請求項1又は7に記載の撮像装置。
JP2004282425A 2004-09-28 2004-09-28 撮像装置 Expired - Fee Related JP4578913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282425A JP4578913B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282425A JP4578913B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006094955A true JP2006094955A (ja) 2006-04-13
JP4578913B2 JP4578913B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=36235340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004282425A Expired - Fee Related JP4578913B2 (ja) 2004-09-28 2004-09-28 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4578913B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011004771A1 (ja) * 2009-07-06 2011-01-13 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 信号出力基板および内視鏡
WO2011024573A1 (ja) * 2009-08-31 2011-03-03 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像装置
JP2015198805A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 富士フイルム株式会社 撮像装置
US9259613B2 (en) 2006-04-20 2016-02-16 Nike, Inc. Systems for activating electronic devices for operation with athletic equipment
JP2016036558A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 Hoya株式会社 撮像モジュール、撮影モジュールの製造方法及び電子スコープ
US20160266373A1 (en) * 2014-05-21 2016-09-15 Olympus Corporation Image pickup unit and endoscope
WO2016143179A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 オリンパス株式会社 内視鏡用撮像装置
WO2017203983A1 (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 オリンパス株式会社 電子回路ユニット、撮像ユニットおよび内視鏡
US9913509B2 (en) 2005-06-27 2018-03-13 Nike, Inc. Systems for activating and/or authenticating electronic devices for operation with footwear and other uses
WO2018078765A1 (ja) * 2016-10-27 2018-05-03 オリンパス株式会社 内視鏡用撮像ユニットおよび内視鏡
WO2018078767A1 (ja) * 2016-10-27 2018-05-03 オリンパス株式会社 内視鏡
CN108778094A (zh) * 2016-05-19 2018-11-09 奥林巴斯株式会社 摄像单元和内窥镜
JP2019141485A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 Hoya株式会社 内視鏡
WO2022264337A1 (ja) * 2021-06-16 2022-12-22 オリンパス株式会社 撮像ユニット、および、内視鏡
WO2023013356A1 (ja) * 2021-08-02 2023-02-09 Hoya株式会社 内視鏡

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019163175A1 (ja) 2018-02-20 2019-08-29 オリンパス株式会社 撮像ユニットおよび内視鏡
US11832799B2 (en) 2021-08-24 2023-12-05 Altek Biotechnology Corporation Surface mounted assembly and related endoscope

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437053A (ja) * 1990-05-31 1992-02-07 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像素子
JPH04317280A (ja) * 1991-04-17 1992-11-09 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像装置
JPH05268535A (ja) * 1992-03-24 1993-10-15 Toshiba Corp 視覚センサー
JPH06177201A (ja) * 1992-12-04 1994-06-24 Olympus Optical Co Ltd 半導体装置
JPH0961731A (ja) * 1995-08-30 1997-03-07 Olympus Optical Co Ltd 撮像ユニット
JP2000092477A (ja) * 1998-09-07 2000-03-31 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2001268406A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2002112957A (ja) * 2000-10-12 2002-04-16 Olympus Optical Co Ltd 電子内視鏡システム
JP2002159439A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437053A (ja) * 1990-05-31 1992-02-07 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像素子
JPH04317280A (ja) * 1991-04-17 1992-11-09 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像装置
JPH05268535A (ja) * 1992-03-24 1993-10-15 Toshiba Corp 視覚センサー
JPH06177201A (ja) * 1992-12-04 1994-06-24 Olympus Optical Co Ltd 半導体装置
JPH0961731A (ja) * 1995-08-30 1997-03-07 Olympus Optical Co Ltd 撮像ユニット
JP2000092477A (ja) * 1998-09-07 2000-03-31 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2001268406A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2002112957A (ja) * 2000-10-12 2002-04-16 Olympus Optical Co Ltd 電子内視鏡システム
JP2002159439A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9913509B2 (en) 2005-06-27 2018-03-13 Nike, Inc. Systems for activating and/or authenticating electronic devices for operation with footwear and other uses
US11006691B2 (en) 2005-06-27 2021-05-18 Nike, Inc. Systems for activating and/or authenticating electronic devices for operation with footwear and other uses
US9259613B2 (en) 2006-04-20 2016-02-16 Nike, Inc. Systems for activating electronic devices for operation with athletic equipment
US9649532B2 (en) 2006-04-20 2017-05-16 Nike, Inc. Golf club including an electronic module
US9844698B2 (en) 2006-04-20 2017-12-19 Nike, Inc. Systems for activating electronic devices for operation with athletic equipment
US10300335B2 (en) 2006-04-20 2019-05-28 Nike, Inc. Systems for activating electronic devices for operation with athletic equipment
US9555285B2 (en) 2006-04-20 2017-01-31 Nike, Inc. Systems for activating electronic devices for operation with athletic equipment
US12194343B2 (en) 2006-04-20 2025-01-14 Nike, Inc. Systems for activating electronic devices for operation with apparel
US11207563B2 (en) 2006-04-20 2021-12-28 Nike, Inc. Systems for activating electronic devices for operation with apparel
WO2011004771A1 (ja) * 2009-07-06 2011-01-13 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 信号出力基板および内視鏡
US8212863B2 (en) 2009-07-06 2012-07-03 Olympus Medical Systems Corp. Signal output board and endoscope
CN102245079A (zh) * 2009-07-06 2011-11-16 奥林巴斯医疗株式会社 信号输出基板以及内窥镜
JP4732550B2 (ja) * 2009-07-06 2011-07-27 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 信号出力基板および内視鏡
US8152316B2 (en) 2009-08-31 2012-04-10 Olympus Medical Systems Corp. Imaging device
WO2011024573A1 (ja) * 2009-08-31 2011-03-03 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像装置
CN102356343A (zh) * 2009-08-31 2012-02-15 奥林巴斯医疗株式会社 摄像装置
JP4790874B2 (ja) * 2009-08-31 2011-10-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像装置
JP2015198805A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 富士フイルム株式会社 撮像装置
US20160266373A1 (en) * 2014-05-21 2016-09-15 Olympus Corporation Image pickup unit and endoscope
US10067333B2 (en) * 2014-05-21 2018-09-04 Olympus Corporation Endoscope having image pickup sensor and first and second light blocking members
JP2016036558A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 Hoya株式会社 撮像モジュール、撮影モジュールの製造方法及び電子スコープ
WO2016143179A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 オリンパス株式会社 内視鏡用撮像装置
JP6072366B1 (ja) * 2015-03-10 2017-02-01 オリンパス株式会社 内視鏡用撮像装置
US10039437B2 (en) 2015-03-10 2018-08-07 Olympus Corporation Image pickup apparatus for endoscope
CN108778094A (zh) * 2016-05-19 2018-11-09 奥林巴斯株式会社 摄像单元和内窥镜
WO2017203983A1 (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 オリンパス株式会社 電子回路ユニット、撮像ユニットおよび内視鏡
JP6297240B1 (ja) * 2016-05-24 2018-03-20 オリンパス株式会社 電子回路ユニット、撮像ユニットおよび内視鏡
JPWO2018078767A1 (ja) * 2016-10-27 2019-06-24 オリンパス株式会社 内視鏡
CN109963493A (zh) * 2016-10-27 2019-07-02 奥林巴斯株式会社 内窥镜
WO2018078767A1 (ja) * 2016-10-27 2018-05-03 オリンパス株式会社 内視鏡
JPWO2018078765A1 (ja) * 2016-10-27 2019-04-04 オリンパス株式会社 内視鏡用撮像ユニットおよび内視鏡
WO2018078765A1 (ja) * 2016-10-27 2018-05-03 オリンパス株式会社 内視鏡用撮像ユニットおよび内視鏡
JP2019141485A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 Hoya株式会社 内視鏡
WO2022264337A1 (ja) * 2021-06-16 2022-12-22 オリンパス株式会社 撮像ユニット、および、内視鏡
US12301970B2 (en) 2021-06-16 2025-05-13 Olympus Corporation Image pickup unit and endoscope
WO2023013356A1 (ja) * 2021-08-02 2023-02-09 Hoya株式会社 内視鏡
JP2023021704A (ja) * 2021-08-02 2023-02-14 Hoya株式会社 内視鏡
JP7638820B2 (ja) 2021-08-02 2025-03-04 Hoya株式会社 内視鏡
EP4382026A4 (en) * 2021-08-02 2025-06-25 Hoya Corporation ENDOSCOPE

Also Published As

Publication number Publication date
JP4578913B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4578913B2 (ja) 撮像装置
JP3875505B2 (ja) 撮像装置
US10653306B2 (en) Electronic circuit unit, imaging unit, and endoscope
US10281710B2 (en) Imaging module and endoscope apparatus each having a flexible substrate divided into different regions where a chip having a transmission buffer and a drive signal cable are connected to the different regions
US20150358518A1 (en) Image pickup apparatus and endoscope
US9345395B2 (en) Imaging module and endoscope device
US20170251913A1 (en) Compact image sensor module and method of assembly for image sensor modules
JP6218492B2 (ja) 内視鏡
WO2019044609A1 (ja) 内視鏡
WO2019176601A1 (ja) 撮像ユニットおよび斜視型内視鏡
JP5063834B2 (ja) 電子内視鏡システム
US20180310813A1 (en) Imageing unit and endoscope
JP3905152B2 (ja) 内視鏡用の撮像装置
JP4530497B2 (ja) 撮像装置
US10517465B2 (en) Cable connection structure and endoscope apparatus
JPH0435474A (ja) 固体撮像装置
JP6336184B2 (ja) 内視鏡
JP7555298B2 (ja) 内視鏡撮像装置および内視鏡
JP7702341B2 (ja) 内視鏡撮像装置及び内視鏡
JP6209288B2 (ja) 撮像装置の小型化
JP2000051150A (ja) 撮像装置
JP6120592B2 (ja) 内視鏡用撮像ユニット
JP5189209B2 (ja) 内視鏡先端部構造
JP4054117B2 (ja) 電子内視鏡
JP7598290B2 (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100825

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4578913

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees