[go: up one dir, main page]

JP2006089232A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006089232A
JP2006089232A JP2004277434A JP2004277434A JP2006089232A JP 2006089232 A JP2006089232 A JP 2006089232A JP 2004277434 A JP2004277434 A JP 2004277434A JP 2004277434 A JP2004277434 A JP 2004277434A JP 2006089232 A JP2006089232 A JP 2006089232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
recording material
image forming
paper
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004277434A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Asami
順 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004277434A priority Critical patent/JP2006089232A/ja
Publication of JP2006089232A publication Critical patent/JP2006089232A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】記録材が搬送ローラを通過する際の、記録材後端の跳ね上がりによる衝撃を緩和し、葉書のような腰の強い記録材を通紙しても、画像ブレを防止できる画像形成装置を提供すること。
【構成】合成樹脂等の弾性、剛性を有する板材から成る衝撃吸収板を、転写前上ガイドの下面に、転写前下ガイドに接触しないように固定する。葉書等の腰の無い記録材が通紙された場合、この衝撃吸収板は、搬送ローラを抜けたときの記録材の跳ね上がりに沿って上方へ弾性的に湾曲することで、跳ね上がりによる衝撃を緩和する。又、先端がカールし易い普通紙、薄紙が通紙された場合、記録材は、衝撃吸収板と擦れることなく、衝撃吸収板と転写下ガイドとの隙間をすり抜けるように搬送される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式、静電記録方式等の作像プロセスを採用した画像形成装置に関するものである。
従来から電子写真方式を利用した画像形成装置が広く使用されている。この電子写真方式の画像形成装置は、例えば、ドラム状の感光体ドラムを所定のプロセススピードで回転させながら、この感光体を帯電器で一様に帯電し、画像情報を担持する光を感光体ドラムに照射することで、この感光体ドラムに静電潜像を形成し、トナーを用いて静電潜像を現像して可視像を形成し、転写領域において、この可視像を記録紙等に転写してプリント画像を得る装置である。
図15を参照して上述した転写領域の周辺について説明する。図15は転写ガイドと搬送ローラとの位置関係の一例を示す模式図である。
記録材1は、上搬送ローラ2、下搬送ローラ3に挟持されながら搬送され、転写前上ガイド4と転写前下ガイド5とに挟まれた領域を通り、感光体ドラム6に到達し、転写・分離帯電器7(コロナ帯電器)によって感光体ドラム6上のトナー8(可視像)が記録紙1に転写される。このような、コロナ帯電器を用いた転写方式では、記録材1の感光体ドラム6への張り付きが弱く、記録材1と感光体ドラム6との間に僅かな隙間がある。そのため、記録材1の後端が搬送ローラ2,3を抜けたとき等、記録材1が衝撃を受けたときに、この隙間が変動することで転写不良を引き起こし、画像がブレることがあった。
しかし、図16に示すように、近年の転写方式は、コロナ帯電方式に変わり、感光体ドラム6と、それに対向して圧接された転写ローラ9とで構成される転写ニップN1で、感光体ドラム6上のトナー8を転写する転写ローラ方式が主流となっている。この転写方式ならば、記録材1は、転写ニップN1で完全に感光体ドラム6に密着した状態で転写されるため、記録材1が搬送ローラ2,3を抜けたときの跳ねにより、記録材1と感光体ドラム6の隙間が変動することはなく、画像がブレることも少ない。
尚、跳ねに着眼した転写ガイド構成を選択している先行技術として、以下に挙げるものがある(例えば、特許文献1及び2)。
特開平05−257395号公報 特開平10−232567号公報
しかしながら、近年主流の転写ローラ方式を用いた画像形成装置でも、葉書のように腰のある厚紙を通紙した場合に、画像がブレる可能性がある。特に、装置構成上、転写前ガイドが湾曲していると、搬送ローラを抜けたときの跳ね上がりが大きくなるため、ブレが悪化し易い。
そこで、図17に示す特許文献1(特開平05−257395号公報)のように、転写前上ガイド12の先端に弾性部材13を設け、転写ニップN2の直前で記録材1の後端が跳ねるのを抑制する構成がある。但し、この構成は、感光ドラム14に近接した位置に弾性部材13を配置しているため、この弾性部材13の表面が帯電することで感光ドラム14上のトナー15が飛び散り、画像が乱れたり、機内が汚れたりする可能性がある。しかも、この構成では、転写前上ガイド12を抜けるときの跳ねは防止できるが、搬送ローラ16を抜けるときの跳ねは防止できないため、跳ねによる騒音や、跳ね上がりに起因するブレ等の画像不良を完全には防止できない。搬送ローラ16を抜けるときの跳ねを防止するには、搬送ローラ16に近い位置で記録材1の跳ねを抑える方がより効果的である。
そこで、図18に示す特許文献2(特開平10−232567号公報)のように、記録材1の跳ねを防止する、跳ね防止部材17を、搬送ローラ18,19直後の転写前ガイド20,21に設けた構成がある。この構成によると、跳ね防止部材17は、転写前下ガイド21に完全に接触しているため、搬送ローラ18,19を抜けたときの記録材1の後端が跳ね上がるのを完全に抑えることができる。但し、弊害として、記録材1は常に跳ね防止部材17に擦れるため、記録材1の印字面が帯電し、画像不良を引き起こすという不具合があった。更に、先端が波打った紙や、カールした紙が搬送された場合、跳ね防止部材17と転写前下ガイド21の接触面に記録材1が引っ掛かり、ジャムや角折れ等の搬送不良を引き起こす可能性がある。
そこで、本発明は、上記のような画像不良や搬送不良等の問題を引き起こすことなく、搬送ローラを抜けたときの紙後端の跳ねを和らげ、例えば葉書のような腰の強い記録材を通紙しても画像ブレを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を解決するため、請求項1記載の発明は、所定方向に回転しながら静電潜像と現像像を形成する感光体ドラムと、該感光体ドラムに対向してバネ等で圧接される転写ローラと、感光体ドラムと転写ローラとで構成される圧接ニップ領域に記録材を搬送する転写前ガイドと、転写前ガイドに所定のタイミングで記録材を搬送する搬送ローラと、を備える画像形成装置において、転写前ガイドは、記録材の上面側及び下面側に位置する一対の転写前上ガイド及び転写前下ガイドで構成し、転写前下ガイドは、前記圧接ニップの接線より上方から、記録材を転写ニップに案内するように配置し、転写前上ガイドの下面には、弾性シート部材を転写前上ガイドと転写前下ガイドに挟まれた搬送領域に、転写前下ガイドには接触しない状態で設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記弾性シート部材は、その長手方向の位置関係において、最小幅サイズの紙の端面よりも内側に形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記弾性シート部材は、その形状及び長手方向の位置関係が、長手方向の紙搬送中心に対して、略左右対称であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記弾性シート部材は、長手方向又は搬送方向に対して、複数枚で構成することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記弾性シート部材は、表面が平滑で、弾性、剛性を有する板材から成り、PET、ポリイミド、ポリエチレン等の合成樹脂フィルム又はゴム材の表面にPTFE、PFA、FEP或はポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS等をコーティングしたものであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記転写ローラと搬送ローラの回転周速比に関して、転写ローラの周速をVt、搬送ローラの周速をVrとした場合に、その周速の関係が、Vt>Vr、又は、Vt=Vrであることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、搬送ローラ直後で記録材の後端が跳ね上がった場合でも、その跳ね上がりに起因する衝撃を、転写前上ガイドの下面に設けた衝撃吸収部材で吸収することができる。そのため、腰の無い厚紙を通紙した場合でも、跳ね上がりによる衝撃で、感光体ドラム、転写ローラ等の転写部材や、転写中の記録材を振動させることがなくなり、転写、潜像、現像位置での画像ブレを防止することができる。更に、衝撃吸収部材は、転写前下ガイドに触れないように配置しているので、衝撃吸収部材との摩擦帯電による画像不良や先端がカールした紙の引っ掛かりジャム等の搬送不良が起こることもない。
請求項2記載の発明によれば、衝撃吸収部材を、長手方向に対して複数枚設ける構成にして、記録材の両端部を押えるように配置したので、記録材を長手方向に渡り、広範囲で押さえ込むことができる。そのため、中央に1枚だけ設けるよりも、記録材の跳ね上がりを押え易くなり、画像ブレの防止効果を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、転写ローラと搬送ローラの回転周速比に関して、転写ローラの周速をVt、搬送ローラの周速をVrとした場合に、その周速の関係をVt>Vrに設定することで、転写前ガイド上で、記録材を引っ張り搬送にすることができる。記録材が引っ張り搬送になると、転写前ガイド上で記録材がたるみのを防止でき、記録材が衝撃吸収部材と接触しにくくなる。又、弛みが小さくなれば、記録材後端が搬送ローラを抜けたときの、弛みの反動で生じる跳ね上がりも小さくできる。従って、腰の無い厚紙を通紙した場合でも、記録材は軽く跳ね上がり、僅かに衝撃吸収板に触れる程度となり、跳ね上がりによる衝撃で、感光体ドラム、転写ローラ等の転写部材や、転写中の記録材を振動させることはなくなり、転写、潜像、現像位置での画像ブレをより一層防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、転写前上ガイドの下面に設けた衝撃吸収部材を搬送方向に複数枚設けることで、記録材の跳ね上がりによる衝撃を、複数回に分割して段階的に吸収することができる。従って、記録材の後端が搬送ローラを抜けた直後の跳ね上がりだけでなく、続いて、衝撃吸収部材を抜けたときの2次的な跳ね上がりを抑えることもできる。更に、1枚のみ設ける場合に比べて、各々の衝撃吸収部材の厚みを薄く、又、長さを短くすることができので、摩擦帯電による画像不良や搬送不良の防止効果を更に高めることができる。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。
図1は画像形成装置の概略構成を示す模式図である。画像形成装置100は、葉書(本発明に言う所定サイズの記録材の一例である)や薄紙大判紙等の記録材101が積載される給紙トレイ102を備えている。給紙トレイ102に積載された記録材101は、給紙ローラ103及び給紙パッド104によって1枚ずつ分離・搬送され、給紙ガイド105を通過して搬送ローラ106,107に到達する。この到達した時点で、搬送ローラ106,107は回転を一時停止し、搬送されてきた記録材101の先端が、レジスト機構部108の位置に倣い、記録材101の斜行が矯正される。又、画像形成装置100は、モータ(図示せず)によって、矢印A方向に回転する感光体ドラム109を備えている。この感光体ドラム109は、アルミニウム等から成る導電性基板110と、この導電性基板110に積層されたCGL(電荷発生層)及びCTL(電荷輸送層)から成る感光体層111と、を有している。
感光体ドラム110には、帯電ローラ112が圧接して配置されており、この帯電ローラ112により、感光体ドラム109の表面が一様に帯電される。その後、レーザー照射部からの露光L(画像情報を担持する光)が感光体ドラム109の感光体層111を照射し、感光体ドラム109上に静電潜像が形成される。感光体層111が露光Lに照射される位置よりも感光体ドラム109の回転方向下流側には、静電潜像を現像する現像器113が備えられている。現像器113は、回転する現像スリーブ114を有しており、この現像スリーブ114から感光体ドラム109にトナー115(現像剤)が供給される。感光体ドラム109上に形成された静電潜像が、現像スリーブ114に対向する位置に来ると、静電潜像に現像スリーブ114からトナー115が供給され、感光体ドラム109にトナー像115a(可視像)が形成される。
一方で、搬送ローラ106,107は、感光体ドラム109に形成されたトナー像115aの移動速度に同期したタイミングで回転を開始する。この回転開始と共に、レジスト機構部108で斜行が矯正された記録材101は、搬送ローラ106,107から板状の転写前上ガイド116と転写前下ガイド117とに挟まれた領域へと送り出され、感光体ドラム109に到達する。この間、跳ねや振動が大きい等、記録材101の搬送状態が安定しない場合は、転写前上ガイド116の下面に固定された衝撃吸収部材118で、記録材101の跳ねや振動を緩和することができる。この衝撃吸収部材118の作用については、後述する。
又、感光体ドラム109に到達した記録材101は、感光体ドラム109と転写ローラ119との圧接部から成る転写ニップNで、感光体ドラム109上のトナー像115aを転写される。転写ニップNよりも感光体ドラム109の回転方向下流側には、クリーニングブレード120を備えたクリーニング装置121が配置されており、このクリーニングブレード120によって、転写後に感光体ドラム109に残留したトナー115が掻き落とされる。
一方で、トナー像115aが転写された記録材101は、搬送ガイド121を通り、定着器123に搬送される。定着器123は、互いに対向して圧接された2つのローラ124と125から成り、熱と圧力により、記録材101上のトナー像115aを溶融定着させる。その後、記録材101は排紙ローラ126から機外へと排出され、プリントの1サイクルが終了する。
図2を参照して、本発明における振動吸収部材118の構成及び作用について説明する。
図2は振動吸収部材118の近傍の概略を示す断面図である。
転写前上ガイド116及び転写前下ガイド117は、画像形成装置100の本体に連結されている。転写前上ガイド116は、紙詰まり等が発生した場合に備え、回転軸を中心にして感光体ドラム109から離れる方向Zに回動するように構成されている。又、転写前上ガイド116は、屈折部Kを支点に湾曲形状を成し、搬送ローラ106,107に近い位置で、開口部を広くしている。開口部を広くすることで、カールした記録材101が転写前上ガイド116に引っ掛かるのを防止したり、厚みのある記録材101が跳ねても、転写前上ガイド116に強く激突しないようにしている。
一方、転写前下ガイド117は、画質(ドット再現性、文字飛び散り)の向上を目的に、転写ニップ接線Mの上方2°(感光体ドラム側)より、記録材101が転写ニップNへ進入するように構成されている。
又、搬送ローラ106,107は、端部において不図示のバネで圧接している。搬送ローラ106は、表面が平滑なPOM材で構成されている。その外径は、内側を大きく、外側を小さくすることで、圧力の均一化を図っている。搬送ローラ107は、金属製の軸の周りにゴム材が巻かれて構成されている。その外径は、記録材101を転写領域へと搬送する紙搬送速度に効いてくるが、本実施の形態では、ローラ径と回転速度から換算したローラの紙搬送速度を、プロセススピードを100%に対して、転写ローラ119と搬送ローラ107共に101. 3%に設定している。
又、転写前上ガイド116の下面には、本実施の形態である、衝撃吸収部材118が、接着又はカシメによって固定されている。衝撃吸収部材118は、記録材101の跳ね上がりを抑え、跳ねによる衝撃が転写領域へと伝わるのを防止する部材である。衝撃吸収部材118の材質としては、紙後端の振動を吸収する弾性部材が好ましく、更に紙先端の引っ掛かりを防止するため、表面が平滑で剛性を持ったものが良い。例えば、PET、ポリイミド、ポリエチレン等の合成樹脂フィルム、又は、ゴム材の表面にPTFE、PFA、FEP、或はポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS等をコーティングしたものが好ましい。衝撃吸収部材118の厚みは、厚過ぎると、記録材101との接触による搬送抵抗が大きくなり、搬送不良を起こす可能性がある。一方で、薄過ぎると、記録材101の衝撃を吸収できない可能性がある。
そこで、衝撃吸収部材118の厚みを変えながら、腰のない厚紙として、葉書を通紙したときの画像ブレのレベル及び先端がカールした薄紙大判紙を通紙したときのジャム発生率を確認した。尚、本測定で使用した葉書の寸法は、縦148mm、横100mm、薄紙大判紙の寸法は、縦297mm、横210mmであり、これらをプロセススピード200mm/secで搬送した。又、本測定で使用した衝撃吸収部材118は、搬送方向の幅が18mm、長手方句の幅が150mmのPETシートから成る板材を、長手方向には紙中心に対して左右対称に配置し、搬送方向には屈折部Kからの張り出し量aを3mmとして、この幅3mmの部分をテンションフリーで搬送路に張り出すように配置している。このような条件において、衝撃吸収部材118の厚みを0μm〜300μmまで振りながら、ブレとジャムの発生率を測定した。
Figure 2006089232
これらの結果より、衝撃吸収部材118の厚みは、100〜150μmが好ましいと分かる。以上の結果を考慮して、本実施の形態における衝撃吸収部材118は、厚みを125μmとした。
又、図2を参照して、本実施の形態における衝撃吸収部材118の搬送方向の貼り位置に関して説明する。
図2は、本実施の形態における衝撃吸収部材の近傍の概略を示す断面図である。図2に示すように、衝撃吸収部材118は、転写前上ガイド116の下面に、転写前上ガイド118の屈折部Kよりも下流側に張り出すように配置している。衝撃吸収部材118は、搬送方向の幅が18mmで、上流側の幅10mmの裏側には転写前上ガイド116の下面に固定するための粘着テープが張られている。又、下流側の幅8mmは、転写前上ガイド116に固定されておらず、記録材101との接触により弾性的に湾曲することができる。又、下流側の幅3mmは、屈折部Kからテンションフリーで搬送路に張り出している。
ここで、衝撃吸収部材118を、屈折部Kよりも上流側の開口部に配置すると、記録材101の跳ねを防止する効果は高まるものの、開口部で記録材101と強く擦れて、上述の搬送不良や画像不良が起こる可能性がある。一方で、屈折部Kよりも下流側に配置すると、跳ねを防止する効果が低下してしまうだけでなく、開口部が狭いために、同じく、搬送不良や画像不良が起こる可能性もある。そこで、本実施の形態では、転写ローラ119と搬送ローラ106,107のほぼ中間に位置する転写前上ガイド116の屈折部Kの下面に、屈折部Kよりも下流側に張り出すように配置している。
図3に、跳ね上がりの大きい記録材101として、葉書101aを通紙した場合の、葉書101aの後端部が搬送ローラ106,107を通過している状態、図4に、同じく葉書101aの後端部が搬送ローラ106,107を通過した直後の状態を示す。図3及び図4に示すように、葉書101aのように腰が強く、跳ね上がりの大きい厚紙を通紙した場合、記録材101は、搬送ローラ116,117を抜けた勢いで、転写前上ガイド116の屈折部Kよりも上流側の開口部あたりで、大きく上方向に跳ねる。
しかし、このように、搬送ローラ直後で記録材の後端が跳ね上がった場合でも、その跳ね上がりに起因する衝撃を、転写前上ガイドの下面に設けた衝撃吸収板で吸収することができる。従って、葉書のように、腰の無い厚紙を通紙した場合でも、跳ね上がりによる衝撃で、感光体ドラム、転写ローラ等の転写部材や、転写中の記録材を振動させることがなくなり、転写、潜像、現像位置での画像ブレを防止することができる。しかし、衝撃吸収部材118の張り出し量aが大き過ぎると、衝撃を吸収する効果は高まるものの、カールした薄紙が先端で引っ掛かり易くなり、又、厚紙等の搬送抵抗が異常に高くなることで、搬送不良や摩擦帯電による画像不良が発生する可能性がある。
そこで、衝撃吸収部材118の張り出し量aを変えた場合の、葉書を通紙したときの画像ブレのレベル及び先端がカールした薄紙大判紙101bを通紙したときのジャム発生率を確認した。
尚、本測定で使用した、葉書、薄紙大判紙の寸法及びプロセススピード等の測定条件は前述の測定と同じである。又、本測定で使用した衝撃吸収部材118は、厚みが125μm、搬送方向の幅が18mm、長手方句の幅が150mmのPETシートから成る板材を、長手方向には紙中心に対して左右対称に配置し、搬送方向には屈折部Kから所定の張り出し量aをテンションフリーで搬送路に張り出すように配置している。このような条件において、衝撃吸収部材118の張り出し量aを0mm〜7mmまで振りながら、ブレとジャムの発生率を測定した。結果を以下の表2に示す。
Figure 2006089232
結果より、張り出し量aを3mmにすると、画像がブレることはなく、搬送不良も起こらない。又、摩擦帯電による画像不良が起こらないことも確認している。従って、本実施の形態では、衝撃吸収部材118の屈折部Kからの張り出し量aを3mmとした。
又、図5に、厚紙を除く記録材101として、普通紙101b、又は薄紙101cを通紙した場合の、記録材101b,101cの後端部が搬送ローラ106,107を通過している状態、図6に、同じく、記録材101b,101cの後端部が搬送ローラ106,107を通過した直後の状態、を示す。
図5及び図6に示すように、張り出し量aが3mmの構成で、普通紙101b又は薄紙101cを通紙した場合、記録材101b,101cは、殆ど衝撃吸収部材118に触れることなく、衝撃吸収部材118と転写前下ガイド117との隙間をかいくぐるように搬送するため、カールした薄紙101cが先端で引っ掛かることもなく、又、普通紙101bの表面が摩擦帯電することもない。
次に、図7を用いて、衝撃吸収部材118の長手方向の貼り位置を説明する。
図7は振動吸収部材118の長手方向の位置関係を示す図である。図7に示すように、衝撃吸収部材118は、長手方向に対して、紙中心Pを基準にして、左右対称の位置に固定されている。この長手方向の位置は、搬送抵抗による斜行を考慮して、左右対称の位置に設けることが好ましい。又、長手方向の長さは、長くするほど衝撃を吸収する効果は高まるものの、搬送抵抗が大きくなってしまう。そこで、長手方向の長さを変えた場合の、葉書101aを通紙したときの画像ブレのレベル及び先端がカールした薄紙大判紙101bを通紙したときのジャム発生率を確認した。
尚、本測定で使用した、葉書、薄紙大判紙の寸法及びプロセススピード等の測定条件は前述の測定と同じである。又、本測定で使用した衝撃吸収部材118は、厚みが125μm、搬送方向の幅が18mmのPETシートから成る板材を、長手方向には紙中心に対して左右対称に配置し、搬送方向には屈折部Kからの張り出し量aを3mmとして、この幅3mmの部分をテンションフリーで搬送路に張り出すように配置している。このような条件において、衝撃吸収部材118の長手方向の幅を0μm〜180μmまで振りながら、ブレとジャムの発生率を測定した。結果を以下の表3に示す。
Figure 2006089232
これらの結果より、長手方向の長さは150mm以上が好ましい。従って、本実施の形態では、衝撃吸収部材の長さを150mmとする。又、その衝撃吸収部材118を、紙中心を基準にして、左右対称の位置に固定する。但し、左右に数ミリずれる程度ならば、斜行、画像ブレへの影響はない。
<実施の形態2>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態2を説明する。
本実施の形態は、実施の形態における衝撃吸収部材118が長手方向に複数枚に分割していることを特徴とする。
図8は本実施の形態における振動吸収部材218の長手方向の位置関係を示す図である。衝撃吸収部材218は、長手方向に対して、紙中心Pを基準にして、左右対称の位置に2枚固定されている。左右対称に配置したのは、斜行を考慮して、搬送抵抗を左右で均等にするためである。2枚で固定しているのは、同じ長さで比較した場合に、中央部を1枚で固定するよりも、両端部を2枚で固定した方が、紙を長手方向に渡り、広範囲で押さえ込めるからである。中央部を1枚で押えた場合は、押え切れない端部は抑制力を受けずに大きく跳ね上がるのに対して、両端部を2枚で押えた場合は、押え切れない中央部でも、紙の剛性で下方向への力を受けて、跳ね上がりが小さくなるからである。
又、衝撃吸収部材218を固定する位置に関して、衝撃吸収部材218の内側の端部は、最小幅サイズの紙101d(横76.2cm×縦127cm)よりも内側に配置する。これは、衝撃吸収板218のエッジと記録材1 01のエッジが擦れたり、記録材101のエッジが、衝撃吸収板218のエッジに引っ掛かるのを防止するためである。エッジ同士が擦れると、衝撃吸収部材218の削れ粉や紙紛が発生し、これらの粉が感光体ドラム209に吸着することで画像不良に繋がる可能性ががある。又、記録材201のエッジが引っ掛かると、記録材101が斜行することで、画像が斜めに印字されたり、角折れや紙シワが発生したりする可能性がある。従って、本実施の形態では、これらの弊害を防止するため、紙中心Pから37mmの位置に、衝撃吸収部材218の内側のエッジを配置した。
そこで、実施の形態1と同様に、長手方向の長さを変えた場合の、葉書101dを通紙したときの画像ブレのレベル及び先端がカールした薄紙大判紙101cを通紙したときのジャム発生率を確認した。尚、本測定で使用した、葉書、薄紙大判紙の寸法、プロセススピード等の測定条件及び衝撃吸収部材の材質、厚み、張り出し量に関しては、実施の形態1の測定の場合と同一とした。結果を以下の表4に示す。
Figure 2006089232
これらの結果より、長手方向の長さは50mm以上が好ましい。従って、本実施の形態では、長さ50mmの衝撃吸収部材218を、両端部の紙中心Pを基準にして、外側に37mmから87mmの位置に2枚固定する。
以上の構成によると、衝撃吸収部材218の長手方向における最適な長さは、実施の形態1が150mmであったのに対して、本実施の形態は100mmとなる。即ち、記録材201の跳ねによる衝撃を抑え込むには、実施の形態1よりも、本実施の態例のように両端部に衝撃吸収板218を配置した方が効果的である。尚、衝撃吸収部材218は、搬送抵抗が増えない程度に、長手方向に複数枚設けても良い。
<実施の形態3>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態3について説明する。
本実施の形態は、実施の形態1の転写ローラ119と搬送ローラ106,107の回転周速比を規定することで、衝撃吸収部材218の厚みや長手幅の寸法を改定したものである。
図9は実施の形態3における振動吸収板218の近傍の概略を示す断面図である。
転写ローラ218は、不図示のモータによって矢印A方向に回転する感光体ドラム309に従動して矢印B方向に回転する。搬送ローラ307は、感光体ドラム309を駆動するモータと同一のモータによって、矢印C方向に回転する。搬送ローラ306は矢印C方向に回転する搬送ローラ307に従動して矢印D方向に回転する。ローラ径と回転速度から換算した各ローラの紙搬送速度は、プロセススピードを100%に対して、転写ローラは101. 3%、搬送ローラは100. 3%である。これらの回転速度はローラ径を変えることで微調整できる。回転速度を調整することで、転写前ガイド216,217上での記録材101の挙動を操作できる。本実施の形態では、転写ローラ319を搬送ローラ306,307より速回しすることで、記録材101が僅かに引っ張られる構成とする。
ここで、図10及び図11に、比較例として、記録材101が僅かに弛んだ場合と、図12及び図13に、本実施形態における、記録材101が引っ張られる場合の紙の挙動を示す。
図10及び図11に示すように、転写ローラ319を搬送ローラ306,307に対して遅回しして、記録材101が弛む構成の場合、記録材101は、搬送ローラ306,307に近い開口部で大きく上側に弛み、屈折部Kよりも下流側に延びた衝撃吸収部材218に接触することもある。この状態で、記録材101の後端が搬送ローラ306,307を通過すると、記録材101は大きな弾性復帰力で瞬間的に上方向に力が働き、転写前上ガイド216や衝撃吸収部材218に強く接触することになる。このような場合、衝撃吸収部材218との摩擦帯電で画像が乱れたり、衝撃が十分に吸収できずにブレが発生する可能性もある。
一方で、図12及び図13に示すように、本実施の形態では、転写ローラ319を搬送ローラ306,307より速回しすることで、記録材101が僅かに引っ張られる構成のため、記録材101は、搬送ローラ306,307に近い開口部で大きく弛むことはなく、衝撃吸収部材318に接触することもない。この状態で、記録材101の後端が搬送ローラ306,307を通過しても、記録材101は軽く跳ね上がり、僅かに衝撃吸収部材318に触れる程度になる。
従って、本実施の形態のように、記録材が僅かに引っ張られるな構成にすると、遅回ししたときに比べて、記録材101の跳ね上がりによる衝撃が小さくなり、衝撃吸収部材318の厚みを100μm以下にしても、又、幅を50mm以下にしても、画像ブレを防止することができる。又、このように、衝撃吸収部材318の厚みを薄く、幅を短くすることで、摩擦帯電による画像不良やジャム等の搬送不良への防止効果が更に高まる。
そこで、本実施の形態では、衝撃吸収部材318の厚みを100μm、長手幅を25mmにした。尚、その他の寸法、材質等については実施の形態2と同様の構成とした。このような構成において、腰の無い厚紙として葉書101aを通紙したがブレは発生せず、又、薄紙大判紙101cを通紙したが摩擦帯電による画像不良や搬送不良は発生しなかった。尚、通紙速度、転写材の寸法等、測定条件は実施の形態2と同様である。
<実施の形態4>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態4を説明する。
本実施の形態は、実施の形態4の衝撃吸収部材218を、搬送方向に複数枚設けたものである。
転写前上ガイド416は屈折部K1,K2を支点に湾曲形状を成し、搬送ローラ406、407に近づくほど開口部は広くなっている。転写前上ガイド416の下面には、板状のPETシートから成る2枚の衝撃吸収部材430,431を接着、又は、カシメによって固定している。衝撃吸収部材430は、厚みが80μm、搬送方向の幅が18mm、長手方向の幅が20mmの板材を、長手方向には紙中心に対して左右対称に2枚配置し、搬送方向には屈折部K1から自由長3mmで搬送路に突き出すように配置している。又、衝撃吸収部材431は、厚みが50μm、搬送方向の幅が18mm、長手方向の幅が15mmの板材を、同じく、長手方向には紙中心に対して左右対称に2枚配置し、搬送方向には屈折部K2からは自由長2mmで搬送路に突き出している。
本実施の形態のように、搬送方向に複数の衝撃吸収部材430,431を設けると、複数回に分割して、記録材401の衝撃を吸収することができる。従って、1枚のみ設ける場合に比べて、衝撃吸収部材430,431の厚みを薄く、又、長手幅を短くすることができる。従って、1枚のみ設けている実施の形態2は、厚みが125μmで、長手幅が50mmなのに対して、2枚設けている本実施の形態は、厚みは80μmと50μmで、長手幅は20mmと15mmほどで良い。
しかも、複数回に分割して、衝撃を吸収できるので、記録材401の後端が搬送ローラ406,407を抜けたときの跳ね上がりだけでなく、続いて、衝撃吸収部材430を抜けたときの2次的な跳ね上がりも、2枚目の衝撃吸収部材431で抑えることができる。このように、枚数を増やすほど、段階的に跳ね上がりによる衝撃を吸収することができ、しかも、各々の部材の厚みを薄くできるので、記録材401との摩擦による画像不良やジャム等の搬送不良も防止することができる。
尚、本実施の形態のように、衝撃吸収部材を複数枚設ける場合、跳ね上がりの大きい搬送ローラ側ほど、衝撃吸収部材の厚みは厚く、長手幅は長くする方が画像ブレには効果的である。
又、実施の形態3のように、転写ローラ419と搬送ローラ416,417の回転周速比に関して、転写ローラの周速をVt、搬送ローラの周速をVrとした場合に、その周速の関係が、Vt>Vrにすると、更に画像ブレに効果的である。
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の概略構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る振動吸収部材の近傍の概略を示す断面図である。 振動吸収部材の近傍における、葉書を通紙したときの紙の挙動を示す模式図であり、記録材が搬送ローラに挟持搬送されている状態を示す図である。 振動吸収部材の近傍における、葉書を通紙したときの紙の挙動を示す模式図であり、記録材の後端が搬送ローラを通過した直後の状態を示す図である。 振動吸収部材の近傍における、普通紙又は薄紙を通紙したときの紙の挙動を示す模式図であり、記録材が搬送ローラに挟持搬送されている状態を示す図である。 振動吸収部材の近傍における、普通紙または薄紙を通紙したときの紙の挙動を示す模式図であり、記録材の後端が搬送ローラを通過した直後の状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る振動吸収板の長手方向の位置関係を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る振動吸収板の長手方向の位置関係を示す正面図である。 本発明の実施の形態3に係る振動吸収板の近傍の概略を示す断面図である。 振動吸収部材の近傍における、葉書を通紙したときの紙の挙動を示す模式図であり、転写ローラの周速をVt、レジストローラの周速をVrとした場合に、その周速の関係がVt<Vrであるときの、記録材が搬送ローラに挟持搬送されている状態を示す。 振動吸収部材の近傍における、葉書を通紙したときの紙の挙動を示す模式図であり、転写ローラの周速をVt、レジストローラの周速をVrとした場合に、その周速の関係がVt<Vrであるときの、記録材の後端が搬送ローラを通過した直後の状態を示す。 振動吸収部材の近傍における、葉書を通紙したときの紙の挙動を示す模式図であり、転写ローラの周速をVt、レジストローラの周速をVrとした場合に、その周速の関係がVt>Vrであるときの、記録材が搬送ローラに挟持搬送されている状態を示す。 振動吸収部材の近傍における、葉書を通紙したときの紙の挙動を示す模式図であり、転写ローラの周速をVt、レジストローラの周速をVrとした場合に、その周速の関係がVt>Vrであるときの、記録材の後端が搬送ローラを通過した直後の状態を示す。 本発明の実施の形態4に係る振動吸収板の近傍の概略を示す断面図である。 従来の画像形成装置の転写領域の周辺を示す模式図である(コロナ帯電器による転写方式)。 従来の画像形成装置の転写領域の周辺を示す模式図である(転写ローラによる転写方式。) 従来の画像形成装置の転写領域の周辺を示す模式図である 従来の画像形成装置の転写領域の周辺を示す模式図である。
符号の説明
100 画像形成装置
101 記録材
101a 葉書
106 上搬送ローラ
107 下搬送ローラ
109 感光体ドラム
116 転写前上ガイド
117 転写前下ガイド
118 衝撃吸収板
119 転写ローラ

Claims (6)

  1. 所定方向に回転しながら静電潜像と現像像を形成する感光体ドラムと、該感光体ドラムに対向してバネ等で圧接される転写ローラと、感光体ドラムと転写ローラとで構成される圧接ニップ領域に記録材を搬送する転写前ガイドと、転写前ガイドに所定のタイミングで記録材を搬送する搬送ローラと、を備える画像形成装置において、
    転写前ガイドは、記録材の上面側及び下面側に位置する一対の転写前上ガイド及び転写前下ガイドで構成し、転写前下ガイドは、前記圧接ニップの接線より上方から、記録材を転写ニップに案内するように配置し、転写前上ガイドの下面には、弾性シート部材を転写前上ガイドと転写前下ガイドに挟まれた搬送領域に、転写前下ガイドには接触しない状態で設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記弾性シート部材は、その長手方向の位置関係において、最小幅サイズの紙の端面よりも内側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記弾性シート部材は、その形状及び長手方向の位置関係が、長手方向の紙搬送中心に対して、略左右対称であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記弾性シート部材は、長手方向又は搬送方向に対して、複数枚で構成することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記弾性シート部材は、表面が平滑で、弾性、剛性を有する板材から成り、PET、ポリイミド、ポリエチレン等の合成樹脂フィルム又はゴム材の表面にPTFE、PFA、FEP或はポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS等をコーティングしたものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記転写ローラと搬送ローラの回転周速比に関して、転写ローラの周速をVt、搬送ローラの周速をVrとした場合に、その周速の関係が、Vt>Vr、又は、Vt=Vrであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の画像形成装置。
JP2004277434A 2004-09-24 2004-09-24 画像形成装置 Withdrawn JP2006089232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004277434A JP2006089232A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004277434A JP2006089232A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006089232A true JP2006089232A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36230568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004277434A Withdrawn JP2006089232A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006089232A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139855A (ja) * 2006-11-10 2008-06-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置および感光体カートリッジ
US20100189485A1 (en) * 2009-01-29 2010-07-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image Forming Apparatus
JP2012078732A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム
US8787805B2 (en) 2011-02-15 2014-07-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having an intermediate transfer belt

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139855A (ja) * 2006-11-10 2008-06-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置および感光体カートリッジ
US20100189485A1 (en) * 2009-01-29 2010-07-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image Forming Apparatus
US8725056B2 (en) * 2009-01-29 2014-05-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2012078732A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム
US8787805B2 (en) 2011-02-15 2014-07-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having an intermediate transfer belt

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8002276B2 (en) Sheet conveyance device
JP4492641B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP5932312B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP4876751B2 (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2008216619A (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2006089232A (ja) 画像形成装置
JP4498396B2 (ja) 画像形成装置
JP4498395B2 (ja) 画像形成装置
JP7706697B2 (ja) 給送装置、及び、画像形成装置
JP5534421B2 (ja) シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP7532146B2 (ja) 画像形成装置
JP7087657B2 (ja) 画像形成装置
JP7087658B2 (ja) 画像形成装置
JPH11255378A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP7314663B2 (ja) 画像形成装置
JP6036194B2 (ja) 画像形成装置
JP6123202B2 (ja) 画像形成装置
JP5759937B2 (ja) 画像形成装置
JP7505210B2 (ja) 画像形成装置および記録材案内装置
JPH05134563A (ja) 用紙ガイド装置
JP6303807B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2022161450A (ja) 画像形成装置
JP2009198965A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2010173810A (ja) 記録媒体給送装置及び画像形成装置
JPH10232567A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060201

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204