[go: up one dir, main page]

JP2006087746A - 降圧剤の評価方法及びその装置 - Google Patents

降圧剤の評価方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006087746A
JP2006087746A JP2004278382A JP2004278382A JP2006087746A JP 2006087746 A JP2006087746 A JP 2006087746A JP 2004278382 A JP2004278382 A JP 2004278382A JP 2004278382 A JP2004278382 A JP 2004278382A JP 2006087746 A JP2006087746 A JP 2006087746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood pressure
antihypertensive
data
difference curve
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004278382A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Kuga
圭祐 久賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004278382A priority Critical patent/JP2006087746A/ja
Publication of JP2006087746A publication Critical patent/JP2006087746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract


【課題】 本発明は、高血圧患者に降圧剤を処方する際、医師が患者の日内変動パターンを定量的に評価していなかった問題、膨大なABPM等のデータから降圧剤の降圧効果を定量的に抽出できなかった問題、患者が降圧剤の効果を得られない場合に医師が患者へ有効な降圧剤を推定できなかった問題を解決することである。
【解決手段】本発明は、上記の課題を解決するために、24時間血圧計測装置から血圧データ等を入出力できるコンピュータにおいて、血圧データ等から同一患者における特定の降圧剤の投与前と投与後のデータを自動的に抽出するデータ抽出手段、データ抽出手段によって抽出したデータを基に特定の降圧剤の差分曲線を算出する差分曲線算出手段、差分曲線と基準血圧0mmHgとの間で囲まれた降圧面積を算出する降圧面積算出手段、算出した前記差分曲線と前記降圧面積から自動的に降圧ピーク値等の評価を表示できる評価表示手段とからなること特徴とする降圧剤の評価方法及びその装置の構成とした。

【選択図】 図1

Description

本発明は、高血圧等の患者に装着する24時間血圧計測装置であるABPMを用い、医師が降圧剤の降圧効果の定量的評価及び、降圧剤の投与後データから降圧剤の投与前のデータを差し引くことによって得られた差分曲線による降圧効果の日内変動の評価を構成する降圧剤の降圧度の時間積分、最大降圧度、最大降圧時間、T/P比を容易に評価できる降圧剤の評価方法及びその装置に関する改良発明である。
従来、降圧剤を使用する前後の血圧の測定方法として間接法であるカフ帯で上腕圧迫する方法を始めとして、コロトコフ法、オシロメトリック法等があり、コロトコフ法の場合、主に外来診察においてカフ帯で、上腕を圧迫し、聴診器によって、血管の音を聞きながら水銀柱の目盛りをみて収縮期血圧である最高血圧及び、拡張期血圧である最低血圧の変動を測定して高血圧等の判断を医師が行っていた。
しかし、外来診療は主として午前中に行うことが多く、人間の血圧は夜間に下降し、早朝に覚醒と共に血圧が上昇する日内変動パターンがあるが外来測定血圧では、患者の日内変動パターンまで評価することができなかった。
前記日内変動パターンは、昼間活動しているとき血圧が高く、夜間の睡眠中に血圧が低下することであり、夜間の降圧が認められた場合ディッパー型とし、夜間の血圧下降が少なくなる場合ノンディッパー型とし、昼間の血圧よりも、夜間の血圧が高い場合には逆ディッパー型となっている。現状では便宜上、夜間の収縮期血圧が昼間に比べて10%以上下がればディッパー、10%未満の場合をノンディッパーとしている。
また日常生活では正常血圧であるが、診察室内では精神的な緊張等のために患者が高血圧になってしまう白衣高血圧症という症状もあり、外来における1回の血圧測定により血圧の日内変動を考慮した高血圧の診断ならびに高血圧の程度の判断、降圧剤の降圧効果の判定を行うには限界があった。
患者の高血圧等の程度、血圧の日内変動、年齢、性別又は、内臓疾患や喫煙等のように危険因子の有無を医師が勘案して適切な降圧強度及び降圧持続時間を有する降圧剤を処方し、膨大なABPM等のデータを医師が勘案することによって適切な降圧剤の選択、降圧剤療法が適切であるかの判断は困難であった。
なお、その他の降圧剤の評価方法としては下記のように第1から第4まで評価方法がある。第1の降圧剤の評価方法として、臨床開発時に治験薬の降圧効果を評価する場合に使用する<累積降圧率>があり、降圧度を評価した後、(1)下降(2)下降傾向(3)不変のいずれかであった患者の割合を%で示す場合がある。
前記累積降圧率の降圧度は(1)の下降の場合、(収縮期血圧≦20,DBP≦−0)で示すことができ、(2)の下降傾向の場合、(収縮期血圧−19から−10、拡張期血圧−9から−5)で示すことができ、(3)の不変の場合、(収縮期血圧±9、拡張期血圧±4)で示すことができる。なお、患者が重症である場合、累積降下率が低くなる。
第2の降圧剤の評価方法として<血圧正常化率(降圧達成率)>があり、ある薬剤を投与した際の高血圧ガイドラインなどの降圧目標値(たとえばJSHの一般の高血患者では、140/90)以下にコントロールできた患者の割合を用いて製薬会社等は評価を行っていた。
第3の降圧剤の評価方法として<血圧平均値>として、平均血圧値=(収縮期血圧+2×拡張期血圧)/3で薬剤の降圧度(投与前と投与後の平均血圧の差)を評価することがある。なお、第4の降圧剤の評価方法として<平均降圧度(単位:mmHg)>がある。
これは、ABPMを使用して、日内の多数の測定値の平均値で評価するものである。
また、従来の発明では、「血圧測定装置、血圧測定方法、及び血圧測定処理プログラムを記録した記録媒体」がある。かかる発明は、血圧測定装置にあって、測定された血圧関連データの信頼性を評価することを可能にし血圧を測定する血圧測定手段と、この血圧測定手段による血圧の測定の際における、脈の発生間隔を測定する脈間隔測定手段と、この脈間隔測定手段により測定された脈の発生間隔と予め定められた式データに基づき、前記血圧測定手段により測定された血圧測定値を評価する測定血圧評価手段とを具備したことを特徴とする血圧測定装置であるが、脈の発生間隔を計測することを手段とする従来発明では医師が降圧剤の降圧効果を定量的に投与時期を判断することは不可能である。
特開平11−47102号
本発明は、高血圧患者に対して降圧剤を処方する際、患者の日内変動パターンを数値、図表化等からなる定量的に評価していなかった問題や、患者が降圧剤を使用している場合等のように、膨大なABPM等のデータから降圧剤の24時間に亘る降圧効果を定量的に活用、抽出できなかった問題、各種の降圧剤の24時間の降圧効果を定量的に比較できなかったために降圧剤の強弱が医師の経験あるいは、定性的な判断によって行われていた欠点、そして、患者が降圧剤を服用しても効果を得られない場合に医師が他の種類の降圧剤に変更する等医師が即座に患者への有効な降圧剤を推定できなかった問題を解決することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、24時間血圧計測装置と、前記24時間血圧計測装置から血圧データ等を入出力できるコンピュータにおいて、前記コンピュータに蓄積した血圧データ等から同一患者における特定の降圧剤の投与前と投与後のデータを自動的に抽出する又は、ある特定の降圧剤を使用した患者の降圧剤の使用前と使用後のデータを自動的に抽出できるデータ抽出手段、前記データ抽出手段によって抽出したデータを基に降圧剤の投与前と投与後の差分曲線を定量的かつ日内変動パターンとして算出及び表示する差分曲線算出手段、差分曲線と基準血圧0mmHgとの間で囲まれた降圧面積を算出する降圧面積算出手段、算出した前記差分曲線と前記降圧面積から自動的に降圧ピーク値等の評価をディスプレイ上に表示できる評価表示手段とからなることを特徴とする降圧剤の評価方法及びその装置の構成とした。
第1に本発明である降圧剤の評価方法及びその装置は、医師は患者各々の降圧剤の効果を降圧面積及び差分曲線を算出し、斜線等で降圧面積全体を着色する等のディスプレイ表示により、個々の患者が持っている特有の血圧日内変動パターンを把握できた上で、前記患者の日内変動パターンに適合した降圧剤を定量的かつ視覚的に評価できるため、患者に対して最も適した降圧剤の投与が可能となる。
第2に医師は、膨大なABPMである24時間血圧計測装置のデータを数値として活用することで、抽出できなかった問題を解決し、降圧効果の判定及び降圧療法の判定を医師が容易にできるようになった。
図1は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の内部構成図、図2は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の全体図、図3は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の流れ図である。
図1及び図2に示したように、本発明である「降圧剤の評価方法及びその装置1」は、医師が降圧剤を使用する患者に携帯させる24時間血圧計測装置2と、前記24時間血圧計測装置2から血圧データ等を記憶装置3eで入出力できるコンピュータ3において、
前記コンピュータ3の記憶装置3eに蓄積した同一患者の血圧データ等から同一の患者における特定の降圧剤の投与前と投与後のデータを自動的に抽出する又は、ある特定の降圧剤を使用した患者の降圧剤の使用前と使用後のデータを自動的に抽出できるデータ抽出手段、前記データ抽出手段によって抽出したデータを基に、特定の降圧剤の投与前と投与後のデータからなる差分曲線を定量的かつ日内変動パターンとして算出及び表示する差分曲線算出手段、差分曲線と基準血圧0mmHgとの間で囲まれた面積である降圧度mmHgと、降圧時間(分)の積分量である降圧面積を算出する降圧面積算出手段によって算出した前記差分曲線と前記降圧面積から自動的に降圧ピーク値等の評価をディスプレイ上に表示できる評価表示手段とからなることを特徴とする降圧剤の評価方法及びその装置である。
24時間血圧計測装置2とは、カフ帯2aと、患者毎にある特定の降圧剤の投与前と投与後の血圧等データを記録する測定装置2bと、前記カフ帯2aにエアを送気し測定装置2bとを接続する接続ケーブル2cとからなり、前記測定装置2bは、前記エアの流入量、流出量を制御する制御装置と、血圧等のデータを記録するメモリを備え、更にエアの流入量、流出量を調節する自動開放弁や、カフ帯2aの圧力を制御する圧力センサーや、加圧ポンプを備えた装置である。なお、本発明で使用する24時間血圧計測装置2の血圧の測定方法は、コロトコフ法、オシロメトリック法等のいずれかの測定方法を選択することが可能である。
なお、前記24時間血圧計測装置2を装着する患者は、主に高血圧の者を対象とし、高血圧の定義としてWHOの基準となる収縮期血圧140mmHg以上、又は、拡張期血圧90mmHg以上を基準とする。なお、収縮期血圧130mmHg以下、かつ拡張期血圧85mmHg以下を正常とする。
そして、24時間血圧計測装置2で測定した患者の血圧等のデータは、USBケーブル等のデータを出力するケーブル等から、前記測定装置2b内に設けた送受信装置を利用して、クライアントのコンピュータ3まで血圧等のデータを送信する仕組みである。
クライアントのコンピュータ3は、24時間血圧計測装置2で得た血圧等のデータを送受信できる装置であり、前記血圧等のデータを構成する患者名、収縮期血圧等の各データ毎に手入力することもできるキーボード3fを備えた入力装置3b、膨大なABPM等のデータから正しい血圧値及び血圧日内変動を視覚化して表示できるディスプレイ3hである出力装置3c、血圧等のデータを送受信できる送受信装置3dと、血圧等のデータを構成し、使用降圧剤名、患者毎、投与降圧剤毎に分けると共に、使用降圧剤名、収縮期血圧、拡張期血圧、心拍数、記録時間等からなる薬剤データ3i、血圧測定データ3j、患者別データ3kとからなる記憶装置3eと、前記薬剤データ3i、血圧測定データ3j、患者別データ3kのそれぞれから抽出データを自動判断し、自動判断の結果である降圧剤等の薬投与後の血圧等のデータから、薬投与前の血圧等のデータを差し引いて描いた
各降圧剤毎の平均の収縮期血圧、拡張期血圧、心拍数などの差分曲線等を演算できるCPU3aとからなることを特徴とする。
前記CPU3aは、記憶装置3e等に蓄積した血圧データ等から抽出データを自動的に判断するデータ抽出手段によって抽出し、その抽出したデータを基に複数の差分曲線を算出する差分曲線算出手段、前記差分曲線と基準血圧0mmHgとの間で囲まれた算出した降圧部分面積の合計を降圧面積として黄色等の斜線で着色する降圧面積算出手段、算出した差分曲線と前記降圧部分面積から自動的に降圧ピーク値、降圧トラフ値等の評価を前記降圧面積の下部に表等で示すことができる評価表示手段とからなること特徴とする。
前記評価表示手段によって得た結果は、コンピュータ3を構成する前記入力装置3bの接続部3gまでUSBケーブル等のケーブルで接続し、MO等の記録媒体を備えた制御装置3lに保管するか、若しくは出力装置17を構成するプリンター17aに紙データとして出力することができる。
なお、前記制御装置3lは、前記CPU3aに対し、降圧剤の投与前と投与後の差分曲線や降圧面積を算出するデータ抽出が足りているがどうかを判断すると共に抽出データが欠損した場合、患者個人毎のデータの平均値をサーバーとなるコンピュータ5から適宜データを抽出することができる。
そして前記コンピュータ3は、インターネット通信回線4又はLAN等(図示せず)を介して接続したサーバーとなるコンピュータ5と接続している。コンピュータ5は、前記クライアントのコンピュータ3同様、外部の病院等で測定した24時間血圧計測装置2等の血圧等のデータを集計できるCPU5aと、前記血圧等のデータを構成する患者名等の各データ毎に手入力できるキーボード5fを備えた入力装置5b、血圧等のデータを視覚化して表示できるディスプレイ5gである出力装置5c、血圧等のデータを送受信できる送受信装置5dと、血圧等のデータを各データ毎に分けてデータベースとして機能する薬剤データ6、血圧測定データ7、患者別データ8とからなる記憶装置5eとからなることを特徴とする。
前記CPU5aは、記録紙やカルテ等9bにも記録することができるプリンター9a等の出力装置9を備え、前記制御装置3lと同様の機能を有した制御装置5hをコンピュータ5の外部に備えていることを特徴とする。
コンピュータ5の記憶装置5eは、前記クライアント側であるコンピュータ3の記憶装置3eに一旦格納した膨大な薬剤データ6、血圧測定データ7、患者別データ8をマスターデータとして保管することができる。また制御装置5hは、コンピュータ3を構成する制御装置3lと同様の機能を有すると共にサーバーのコンピュータ5の記憶装置5e全体の正誤性を確認するための装置で、前記入力装置5bまでUSBケーブル等のケーブルで接続している。次に、図3で本発明を構成する降圧剤の評価方法について詳細を説明する。
図3に示した本発明を構成する降圧剤の評価方法1aは、医師は高血圧のように疾患にかかった薬剤投与患者の選定S1と、選定した患者に対し、薬剤投与前の血圧測定S2をすることから始める。
薬剤投与前の血圧測定S2は、降圧剤の服用を開始する前に予め各患者毎に前記24時間血圧計測装置2を上腕に装着し、血圧等のデータを図1及び図2に示した測定装置2b内部のメモリーに一時的に正確に記録する仕組みである。そして、薬剤投与前の血圧測定S2が終了した後に、薬剤投与後の血圧測定S3となる。なお、患者の血圧の測定方法については、薬剤投与前の血圧測定S2、薬剤投与後の血圧測定S3共に同一とする。
次に、前記血圧測定S3手段によって測定した血圧等のデータは自動的に図1及び図2に示した24時間血圧計測装置2からクライアントであるコンピュータ3までUSB等のケーブルで送信する。なお、USB、R232C等のケーブルが使用できない場合の手動式データ入力の手段として、測定した血圧データを手入力S4する手段を設けた。よって前記24時間血圧計測装置2で得た記録用紙等の血圧等のデータをキーボード3fを使用し手入力でも行うことができる。
データ抽出S5手段は、コンピュータ3が自動的に薬剤データ3i、血圧測定データ3j、患者別データ3kとからなる記憶装置3eにアクセスし、特定の降圧剤の投与前と投与後のデータであるデータ抽出S5する条件となる薬剤の種類や、収縮期血圧・拡張期血圧、心拍数などのパラメータ及び、コロトコフ、オシロメトリック等の測定方法等に沿ってコンピュータ3のCPU3aまで送信する手段である。
差分曲線算出S6手段は、コンピュータ3のCPU3a又はコンピュータ5のCPU5aを用いて、各種降圧剤毎の降圧剤の投与後データから、各種降圧剤毎の降圧剤の投与前データを差し引く差引手段と、差し引いた後の各値に基づいて、各種降圧剤毎の差分値の平均値から降圧剤毎に差分曲線を差し引き、定量的かつ日内変動パターンとして出力する手段である。
本発明は、前記複数の差分曲線で、個々の患者が持っている特有の血圧日内変動パターンを表示できると共に、降圧剤の最大降圧度及び最大降圧時間を評価することでき、なおかつ、降圧剤投与後の経過時間により、どれほどの降圧度が得られるのかについての評価を行うこともできる。
また、前記差分曲線の最下点となる最大降圧度(降圧ピーク値、単位:mmHg)及び、差分曲線の最上点となる最小降圧度(降圧トラフ値、単位:mmHg)のそれぞれを求めることができると共に、前記最大降圧度、最小降圧度からなるT/P比を評価できることを特徴とする。詳細は図5で説明をする。
降圧面積算出S7手段は、降圧度mmHgと、降圧時間(分)の積分量である。即ち、前記差分曲線を構成する縦軸のmmHgを上底及び下底とし、横軸の時間を高さとして略台形状の降圧部分面積を演算し、前記降圧部分面積を30分毎の積分を行い、その合計である降圧面積を算出及び表示する手段である
また前記降圧面積評価手段S7は、降圧剤の投与後データから降圧剤の投与前データを差し引き、各降圧剤毎の差分値の平均値から差分曲線を算出して降圧部分面積を演算し、前記降圧面積をディスプレイ3h上に表示できることを特徴とする。
降圧評価表示S8手段は、ディスプレイ3h上に表示した差分曲線上に、降圧剤を投与したポイントは、三角形や菱形などの記号や符号等を用いて医師に視覚的にわかりやすく表示でき、なおかつ、次回の薬剤投与時間などの表示をディスプレイ3h上に表示することができる。次に図4及び図5にて、前記差分曲線の詳細と降圧面積の詳細について説明をする。
図4は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置で出力した差分値データ表の降圧部分面積を示した正面図、図5は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置で患者の24時間血圧計測装置2の血圧等のデータから正しい血圧値及び血圧の日内変動を抽出し、出力した差分値データ表の降圧面積を示した正面図である。
なお、図4及び図5に示した差分値データ表10は、前記差分曲線算出S6手段、前記降圧面積算出S7手段、前記降圧評価表示S8手段からなり、医師が降圧剤等の薬剤である降圧剤Xを使用している患者から得た24時間血圧計測装置2のデータから、前記差分曲線算出S6手段により、薬剤投与後の血圧等のデータから、薬剤投与前の血圧等のデータを差引くことで各血圧等のデータ毎に差分曲線に変え、降圧面積算出S7で降圧部分面積を算出し、降圧評価表示S8で、前記降圧部分面積の合計である降圧面積全体を黄色等の斜線で着色することである。
本発明で使用する差分曲線は、第1差分曲線10c、第2差分曲線10d、第3差分曲線10eからなり、余弦曲線の最上点である降圧ピーク値と最小値である降圧トラフ値の差の1/2と、余弦曲線の最下点を示す時刻の3要素からなることを特徴とする。
本発明の場合、各患者毎に対応する血圧等のデータに欠損が生じた場合でも、前記サーバーのコンピュータ5から、各患者毎に対応した平均値データから前記欠損データ得ることができる。なお、本発明では、24時間の単一周期のみから降圧面積を算出しているが、12時間周期、8時間周期、48時間周期のように周期時間を変動しても降圧面積を自由に算出することができる。
前記差分曲線は、コサイナー法を構成するコサインフィティング法等(cosinefitting)を用いて時系列データを最適余弦曲線等で回帰するもでき、かつ、前記コサインフィティング法(cosinefitting)に限定せず、シングルコサイナー法(single cosinor)、ポピュレイションミーンコサイナー法(population−mean cosinor)、そして、24時間に亘る時系列データを周期回帰する場合に血圧日内変動の中の12時間、8時間等のより短い周期までデータのとして取り込むことができる離散フーリエ変換(DFT)法等を取り込むことでより最適な差分曲線とすることもできる。
また、平滑化手法として、前記差分曲線を構成する各点に関し、隣接する3点又は4点の平均値を求め、これを1時点のデータとして置き換える移動平均法などで、
各患者毎、各降圧剤のデータ毎の平均値を求めることができる。
図4に示した差分値データ表10の縦軸は、収縮期血圧10c、拡張期血圧10d、心拍数10eの差分値10aを10毎に6区分に分けて表示した±30(単位:mmHg、或いは心拍数/分)の範囲で表示し、横軸は、患者が降圧剤を投与した直後で単位:mmHg、或いは(心拍数/分)である0:00から30分毎に24時間分である48区分を構成する時間軸10bを設けた。
本発明において、前記差分値10aの範囲及び、時間軸10bについて各範囲を限定せず、自由に変更することができる。時間軸10bは、降圧剤投与後からの累計時間のみならず、時計等のように10時、14時等のように現在時刻の表示と投与後の累計時間の表示を併せて行うこともできる。また降圧剤を投与したポイントは、三角形や菱形などの記号や符号を用いて、視覚的にわかりやすく表示できる。
図4の上部に示した縦軸の基準血圧10lとなる0mmHg以下は、赤色等で収縮期血圧であるSYSの数値や第1差分曲線10cを示し、以下同様に青色等で拡張期血圧であるDIAの数値や第2差分曲線10dを示し、緑色等で心拍数であるPRの数値や第3差分曲線10eを示した。なお、前記SYS:10c、DIA:10d、PR:10eの数値及び曲線に付す色は自由に変更ができる。
図4に示した略台形状のA’、B’、C’・・A、B、Cの面積は降圧部分面積15である。前記降圧部分面積15は、緩やかに右上方向に上昇していく収縮期血圧(SYS)を構成する第1差分曲線10cと、縦軸の基準血圧10lの0mmHgとの間の面積となる。
収縮期血圧の場合の降圧面積:10gは、第1差分曲線10cと横軸の基準線0mmHgとの間に囲まれた降圧部分面積の合計となる。降圧剤Xは、前記収縮血圧の降圧面積は、−25140(単位:mmHg・分)と図4の上部に表示する。
なお、収縮期血圧の降圧面積15が−25140mmHg分であるということは、即ち、1日では1440分となり、−25140を前記1440分で除すると平均−17.46mmHgの降圧効果が得られることを示している。また拡張期血圧であるDIA10h、心拍数/分であるPR10iも同様に算出できる。
拡張期血圧の場合の降圧面積:10hは、第2差分曲線10dと縦軸の基準である0mmHgとの間に囲まれた降圧部分面積の合計となり、心拍数であるPR:10iは、第3差分曲線10eと縦軸にある基準血圧0mmHgとの間に囲まれた心拍数部分面積の合計となる。
本発明は、収縮期血圧であるSYS:10gの降圧部分面積15から降圧面積15aを自動的に算出できることで前記降圧部分面積の集合体である降圧面積の色分けを行うと共に、降圧面積の大きさによって、医師が降圧剤の効果の大きさを視覚的に判断でき、更に患者の日内変動パターンまでを考慮して使用中の降圧剤の評価を行うことができる。
また降圧面積15aの基準となる面積値は、降圧剤X以外の各製薬メーカー等の降圧剤の種類毎に異なる。よって、降圧面積15aの大きさとなる基準血圧は限定をしない。なお降圧面積15aの基準血圧をより多く得るために、前記インターネット通信回線4を経て、サーバーのコンピュータ5から、1種類の降圧剤毎に20人前後の患者データから検出し、平均値を、クライアントのコンピュータ3の降圧面積の基準血圧とすることができる。
図5に示したのは、前記図4に示した降圧部分面積15の合計となる降圧面積である。図5は収縮期血圧である第1差分曲線10cと降圧面積15aの詳細を中心に説明する。本発明を構成する前記第1差分曲線10c及び降圧面積15aは、1日1回服用の持続性のカルシウム拮抗薬等で生じるT/P比となるトラフ/ピーク比を自動的に算出し、前記降圧面積15aに隣接して表示できることを特徴としている。
トラフ/ピーク比は、1988年にFDA(米国食品医薬局)の降圧薬評価ガイドライン中で提唱された降圧剤の持続性を評価する指標で、降圧剤服用後の降下度の最大値(降圧ピーク値)から、次回の降圧剤服用前の降圧度の最小値(降圧トラフ値)との比率である。尚、理想は100%であるが(日内変動全くなし)だが、実際の降圧薬では、50%以上あることが望ましい。
本発明は降圧剤Xとしてカルシウム拮抗薬であるニフェジピンを用い、血圧日内変動の中で第1差分曲線10c上に降圧トラフ値10jと降圧ピーク値10fの各々を示し、次回降圧剤を服用する直前等に多く見られる降圧効果が最小となる最小降圧度となる降圧トラフ値10jをX軸方向に対して時間軸10b毎に示した表上に数字で示すと共に、逆正三角形等の図形とトラフの頭文字であるTの文字を組み合わせた文字図形でX軸上に自動的に示すことができる。
また降圧剤を投与したとき、血中濃度が上昇して降圧効果が最大となる最大降圧度を構成する降圧ピーク値10fをX軸方向に対して時間軸10b毎に示した表上に数字で示すと共に、正三角形等の図形とピークの頭文字であるPの文字を組み合わせた文字図形でX軸上に自動的に示すことができる。
よって差分曲線から、患者の最大降圧度及び、最大降圧時間を評価できると共に、降圧剤投与後の経過時間や降圧剤を投与してからの累計時間(図示せず)を図4及び図5のディスプレイ上に表示することができる。さらにまた前記降圧トラフ値と降圧トラフ値との双方からなるトラフ/ピーク比については、前記第心拍数であるPR10iに隣接して、T/P比10k、44.0(%)として自動的に表示することができる。
前記T/P比10kの算出方法は、収縮期血圧の場合、SYS10gの降圧トラフ値10jの値である−11、降圧ピーク値10fの値である−25で割り、百分率に直すことで前記T/P比10kを算出することができる。
なお、24時間血圧計測装置2で、24時間の計測をしたが<領域Y>のように、計測忘れ、若しくはデータ不十分等のように、血圧等のデータ等のデータの欠損を生じた場合、
各降圧剤毎、各患者毎のデータを参照し、時間毎に隣接するデータを自動的に前記欠損データとして補完することができる。
図6は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の薬剤投与前のデータ表の正面図、図7は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の薬剤投与後のデータ表の正面図、図8は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の差分値データ表の降圧部分面積の拡大図である。
図6及び図7のデータ表11、12に示したように、縦軸である収縮期血圧(SYS)及び拡張期血圧(DIA)については、水銀柱ミリメートル11a、12aであるmmHgを単位とした。なお、横軸である心拍数(PR)については、心拍数/分とした。
前記図4及び図5と同様に横軸は、患者が降圧剤を投与した直後である0:00から30分毎に24時間分の48枠を構成する時間軸11b、12bとし、符号11c、12cは、SYSである収縮期血圧曲線であり、符号11d、12dは、DIAである拡張期血圧曲線、符号11e、12eは、PRである心拍数曲線とする。
図8に示した第1差分曲線10cは、基準血圧10lである0mmHgとの間に設けた複数の略台形状の降圧部分面積15の合計である降圧面積15aからなることを特徴とする。なお、図8に示したAの部分降圧面積を算出する場合には、上底、下底を各L1、L2等のL*とし、時間軸をT1、T2とするT*とする場合、降圧部分面積は((L1+L2)×T1))/2となり、次のBの降圧部分面積を((L2+L3)×T2)/2)とし、以下、A、B、C・・・のように順次面積を合計することで、患者の24時間血圧計測装置を装着した際の全体の降圧面積15aを表示することができる。
なお、図9は、本発明である降圧剤の評価方法及びその装置で、本発明で使用する降圧剤等の薬剤データ等を入力するための入力画面13の正面図である。図9に示したように入力画面13には、タイトル13aとなる「血圧測定データグラフ表示」と表示され、表示画面内の構成を、データ選択ボタン13b、薬剤・患者選択ボタン13c、そして血圧等のデータを、各差分曲線に変換し、基準との間に囲まれた面積である降圧面積に変換できるデータ変換ボタン13dを備えている。
図10に示したのは、本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の第2実施例である。図1に示した構成との相違点は、クライアントであるコンピュータ3の外部接続装置としてICカード14aの読み取り、書き込みを可能としたカードリーダー14を設けたことを特徴とするものである。
クライアントのコンピュータ3は、24時間血圧計測装置2で得た血圧等のデータを外部装置のカードリーダー14に送ることで、診察券となるICカード14a内部に前記血圧等のデータ、本発明で算出した降圧面積等の評価・判定結果となるデータを記録することができる。
カードリーダー14は、前記ICカード14aに内部から血圧等のデータを読み取ることのみならず、書き込みである記録もできる装置である。なお、前記入力装置3bの接続部3gまでUSBケーブルのみならず、R232Cケーブル等のデータを出力するケーブル等で接続している。
即ち、担当医が変更になった場合や、外出先で事後に遭遇した場合でも、本発明を構成する降圧面積等の評価・判定の結果を患者毎の固有のデータとして所持できるようになるため、急遽、担当医以外の医師が降圧剤を投与しなければならない場合でも、クライアントのコンピュータ3、サーバーのコンピュータ5の記憶装置にアクセスできる送受信装置を備え、かつ、カードリーダ14等を備えたデスクトップ型コンピュータ、ノートブック型のコンピュータ、PDA型端末装置等のようにコンピュータさえあれば、降圧剤を投与する時期の見極や、降圧剤の持続性の有無を医師は迅速にかつ簡単に判断することができる。
図11は本発明である降圧剤の評価方法及びその装置で出力した降圧剤Xを服用した後
の24時間血圧を予測を示したデータ表16である。今データ表16は、縦軸である収縮期血圧(SYS)及び拡張期血圧(DIA)を水銀柱ミリメートル16aとし、横軸に時間軸等16b及び、服用前収縮期血圧16c、服用後収縮期血圧16d、及び、差分収縮期血圧16eの数値一覧を表示できることとした。
前記図1等に示した24時間血圧計測装置2で計測した患者の血圧データから、当該降圧剤の前記差分曲線値を差し引くことで、当該降圧剤をその患者に処方した場合の日内血圧データを予測できることを特徴とする。
データ表を出力する装置の構成は、実施例1の装置構成を示した図1及び図2に示した24時間血圧計測装置2と前記24時間血圧計測装置2から血圧データ等を記憶装置3eで入出力できるコンピュータ3、及びデータ抽出手段等を使用する。また元データとして図6及び図7に示した薬剤投与前のデータ表の曲線である符号11c、薬剤投与後のデータ表の曲線である符号12cをそのまま使用することができる。
即ち、本発明では従来24時間血圧計測装置2で得た膨大な血圧データを活用できなかった問題を、グラフや数値等のように定量的かつ視覚的に表示できるため、降圧剤Xの効果を予め降圧面積として予想できると共に、患者に直接降圧剤を投与しなくても患者に処方する降圧剤の効果及び日内血圧データを容易に予測することができる。
本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の内部構成図である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の全体図である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の流れ図である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置で出力した差分値データ表の降圧 部分面積を示した正面図である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置で出力した差分値データ表の降圧 面積を示した正面図である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の薬剤投与前のデータ表の正面図 である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の薬剤投与後のデータ表の正面図 である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の差分値データ表の降圧部分面積 の拡大図である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置で薬剤データ等を入力するための 入力画面の正面図である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置の第2実施例の内部構成図 である。 本発明である降圧剤の評価方法及びその装置で出力した降圧剤Xを服用した後の24時間血圧を予測を示したデータ表である。
符号の説明
1 降圧剤の評価方法及びその装置
1a 降圧剤の評価方法
2 24時間血圧計測装置
2a カフ帯
2b 測定装置
2c 接続ケーブル
3 コンピュータ
3a CPU
3b 入力装置
3c 出力装置
3d 送受信装置
3e 記憶装置
3f キーボード
3g 接続部
3h ディスプレイ
3i 薬剤データ
3j 血圧測定データ
3k 患者別データ
3l 制御装置
4 インターネット通信回線
5 コンピュータ
5a CPU
5b 入力装置
5c 出力装置
5d 送受信装置
5e 記憶装置
5f キーボード
5g ディスプレイ
5h 制御装置
6 薬剤データ
7 血圧測定データ
8 患者別データ
9 出力装置
9a プリンター
9b カルテ等
10 差分値データ表
10a 差分値
10b 時間軸
10c 第1差分曲線
10d 第2差分曲線
10e 第3差分曲線
10f 降圧ピーク値
10g SYS
10h DIA
10i PR
10j 降圧トラフ値
10k T/P比
10l 基準血圧
11 データ表
11a 水銀柱mmHg
11b 時間軸
11c 符号
11d 符号
11e 符号
12 データ表
12a 水銀柱mmHg
12b 時間軸
12c 符号
12d 符号
13 入力画面
13a タイトル
13b データ選択ボタン
13c 薬剤・患者選択ボタン
13d データ変換ボタン
14
カードリーダー
14a ICカード
15 降圧部分面積
15a 降圧面積
16 データ表
16a 水銀柱ミリメートル
16b 時間軸等
16c 服用前収縮期血圧
16d 服用後収縮期血圧
16e 差分収縮期血圧
17 出力装置
17a プリンター
S1 薬剤投与患者の選定
S2 薬剤投与前の血圧測定
S3 薬剤投与後の血圧測定
S4 測定した血圧データを入力
S5 データ抽出
S6 差分曲線算出
S7 降圧面積算出
S8 降圧評価表示




Claims (7)

  1. 24時間血圧計測装置と、前記24時間血圧計測装置から血圧データ等を入出力できるコンピュータにおいて、
    前記コンピュータに蓄積した血圧データ等から同一患者における特定の降圧剤の投与前と投与後のデータを自動的に抽出するデータ抽出手段、データ抽出手段によって抽出したデータを基に降圧剤の投与前と投与後の差分曲線を定量的かつ日内変動パターンとして算出及び表示する差分曲線算出手段、差分曲線と基準血圧0mmHgとの間で囲まれた降圧面積を算出する降圧面積算出手段、算出した前記差分曲線と前記降圧面積から自動的に降圧ピーク値等の評価をディスプレイ上に表示できる評価表示手段とからなることを特徴とする降圧剤の評価方法及びその装置。
  2. 前記降圧面積評価手段が降圧剤の投与後データから降圧剤の投与前データを差し引き、
    各降圧剤毎の差分値の平均値から差分曲線を算出して降圧部分面積を演算し、前記降圧面積をディスプレイ上に表示できることを特徴とする請求項1項に記載の降圧剤の評価方法及びその装置
  3. 前記差分曲線が最大降圧度を評価できることを特徴とする請求項1項又は、請求項2項に記載の降圧剤の評価方法。
  4. 前記差分曲線が最大降圧時間を評価できることを特徴とする請求項1項乃至請求項3項に記載の降圧剤の評価方法。
  5. 前記差分曲線により、最大降圧度、最小降圧度、及びT/P比を評価できる請求項1項乃至請求項5項に記載の降圧剤の評価方法。
  6. 前記降圧面積算出手段が、降圧剤の降圧効果を定量的に評価できることを特徴とする
    請求項1項又は、請求項2項に記載の降圧剤の効果の評価方法
  7. 前記24時間血圧計測装置で計測した患者の血圧データから、当該降圧剤の前記差分曲線値を差し引くことで、当該降圧剤をその患者に使用した場合の日内血圧データを予測できることを特徴とする請求項1項乃至請求項6項に記載の降圧剤の評価方法。

















JP2004278382A 2004-09-24 2004-09-24 降圧剤の評価方法及びその装置 Pending JP2006087746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004278382A JP2006087746A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 降圧剤の評価方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004278382A JP2006087746A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 降圧剤の評価方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006087746A true JP2006087746A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36229251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004278382A Pending JP2006087746A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 降圧剤の評価方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006087746A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007000508T5 (de) 2006-03-28 2009-01-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma-shi Verfahren zum Festlegen einer Montagebedingung
JP2010142273A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Omron Healthcare Co Ltd 生体指標管理装置
JP2010279399A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Nikkiso Co Ltd 患者データ管理装置
JP2016093314A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2016095653A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
CN111226285A (zh) * 2017-10-18 2020-06-02 佳能医疗系统株式会社 医院信息系统及图像数据生成程序
WO2021210172A1 (ja) * 2020-04-17 2021-10-21 日本電気株式会社 データ処理装置、システム、データ処理方法、および記録媒体

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007000508T5 (de) 2006-03-28 2009-01-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma-shi Verfahren zum Festlegen einer Montagebedingung
JP2010142273A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Omron Healthcare Co Ltd 生体指標管理装置
JP2010279399A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Nikkiso Co Ltd 患者データ管理装置
JP2016093314A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2016095653A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
CN111226285A (zh) * 2017-10-18 2020-06-02 佳能医疗系统株式会社 医院信息系统及图像数据生成程序
WO2021210172A1 (ja) * 2020-04-17 2021-10-21 日本電気株式会社 データ処理装置、システム、データ処理方法、および記録媒体
JPWO2021210172A1 (ja) * 2020-04-17 2021-10-21
JP7409486B2 (ja) 2020-04-17 2024-01-09 日本電気株式会社 データ処理装置、システム、データ処理方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Imai et al. Japanese society of hypertension (JSH) guidelines for self-monitoring of blood pressure at home
Dadlani et al. Ambulatory blood pressure monitoring in clinical practice
JP7124453B2 (ja) 投薬管理装置、投薬管理方法及び投薬管理プログラム
JP4025220B2 (ja) 血圧計および心血管系疾病リスク分析プログラム
JP3668843B2 (ja) 電子血圧計および血圧測定データ処理システム
Imai et al. The Japanese Society of Hypertension guidelines for self-monitoring of blood pressure at home
TWI303985B (en) A blood pressure measuring device and a method for operating a blood pressure measuring device
US20080294021A1 (en) System and Method for the Management or Control of Cardiovascular Related Diseases, Such as Hypertension
US20110009714A1 (en) Hemodynamic monitors and alarms
US20040111034A1 (en) System for measuring at least one body parameter, a blood pressure monitor and a medical thermometer
Head et al. Ambulatory blood pressure monitoring
US20210118539A1 (en) Medication management device, medication management method, and non-transitory computer-readable storage medium storing medication management program
JP7076967B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
TWI328439B (en) A system and method for hypertension management
JP2006087746A (ja) 降圧剤の評価方法及びその装置
US7678060B1 (en) Method of monitoring a state of health, and a wellness/emotional state monitor implementing the method
Zuspan et al. Blood pressure self-monitoring during pregnancy: practical considerations
US6878116B2 (en) Blood pressure analyzer
WO2023112779A1 (ja) 診療支援システム、診療支援装置及びプログラム
Janicki-Deverts et al. Ambulatory blood pressure monitoring
De Lusignan et al. Measuring blood pressure at the wrist: more comfortable for patients and more convenient for doctors?
JP6926399B2 (ja) 診断支援装置、診断支援方法、及び、診断支援プログラム
RAYBURN et al. Portable blood pressure monitoring for borderline or mild hypertension during pregnancy
JP2023151323A (ja) 診療支援システム、診療支援装置及びプログラム
Haney Accuracy of aneroid versus oscillometric sphygmomanometry in normotensive and hypertensive adults

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060310

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070411

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080130