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JP2006087016A - 通信端末、通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信端末、通信システム及び通信方法 Download PDF

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JP2006087016A JP2004272140A JP2004272140A JP2006087016A JP 2006087016 A JP2006087016 A JP 2006087016A JP 2004272140 A JP2004272140 A JP 2004272140A JP 2004272140 A JP2004272140 A JP 2004272140A JP 2006087016 A JP2006087016 A JP 2006087016A
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Abstract

【課題】 呼制御装置を用いて通話呼を確立できない場合においても、端末間での呼接続を可能とする通信端末、通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ発呼要求を送信する通信端末であって、呼制御装置へ送信した発呼要求に対応する応答がないときに障害を検知する障害検知部と、障害が検知された場合に、相手先の着呼端末の宛先情報を問い合わせるための宛先検索要求を生成し、所定の範囲に属する少なくとも1つの通信端末へ宛先検索要求を送信する検索要求送信部と、少なくとも1つの通信端末から宛先情報を含む宛先検索応答を受信する検索応答受信部と、宛先情報を用いた発呼要求を作成して相手先の着呼端末へ送信する発呼要求送信部とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、相手先の宛先情報を取得する通信端末、通信システム及び通信方法に関する。
近年、ブロードバンドインターネットやVoIP(Voice over Internet Protocol)電話が一般に普及してきた。VoIPはインターネットやイントラネットなどのIPネットワークを使用して音声データを送受信する技術である。インターネットを利用したVoIP電話は、インターネット電話と呼ばれている。また、インターネットから独立したIP網上でVoIP技術を使用して提供される電話サービスをIP電話と呼ぶこともある。音声信号をデータに変換し、通信網の一部にインターネットを利用することにより、相手先までの距離に関係なく低価格で電話サービスを提供できる。
これに伴い、PBX(Private branch exchange)を用いて構築された内線電話システ
ムをVoIP電話に替えることにより、運用コストなどの削減をする企業が急増している。
図11は、VoIPを用いた内線電話システムの例を示す図である。図11において、企業の事業所や支店には、内線電話として使用される複数のVoIP端末104が設置されている。各VoIP端末104は、各事業所/支店108内に設けられた内部ネットワークに収容されており、各内部ネットワークは、外部ネットワークに接続されている。外部ネットワークには、SIPサーバ102が接続されている。SIPサーバ102は、アプリケーション層の通話制御プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)
に従って各VoIP端末104の呼制御装置として機能する。
各VoIP端末104は、他のVoIP端末104を相手先として通話を行う場合には、SIPサーバ102に対して発呼要求を送信する。SIPサーバ102は、発呼要求を受信すると、着呼先に相当する他のVoIP端末104のIPアドレスを検索し、検索されたIPアドレス宛に発呼要求を転送する。そして、着呼先のVoIP端末104に発呼要求が着信すると、VoIP端末104間で通話のための呼(以下、通話呼)が確立される。このように、SIPサーバ102が各VoIP端末104のIPアドレスを管理することにより、各VoIP端末104が相手先のIPアドレスを知らなくても、発呼要求が相手先に着呼する様にしている。
VoIP端末104が通話呼を確立するには、SIPサーバ102の支援が必要である。そのため、SIPサーバ102は常時稼動することが求められる。しかし、VoIPシステムにおける障害は多種多様なため、SIPサーバ102とVoIP端末104間の通信障害等を救済する仕組みが必要である。現在行われている障害対策として、企業もしくは事業所/支店108毎にバックアップサーバ110を別途構築し、運用する必要があった。
各バックアップサーバ110は、SIPサーバ102と同等の機能を有しており、各VoIP端末104は、SIPサーバ102との間に通信障害が生じている場合には、バックアップサーバ110に対して発呼要求を送信することにより、相手先との通話呼を確立することができる。
また、サーバ装置との通信が不可能になったときの障害対策を開示する既知の技術には
、以下のようなものがある。
特許文献1は、現行のVoIPサーバからバックアップ用VoIPサーバへ切り替わる際のブランクをなくす通信システムに関する技術を開示する。
特許文献2は、異なる通信事業者のゲートキーパ等に対してアドレスが回答されないときキーワード情報に対応してIPアドレスを特定する技術を開示する。
特開2003−258837号公報 特開2003−249946号公報
上記従来技術では、構築コスト削減・運用コスト削減を目的としているにも関わらず、企業もしくは事業所/支店毎にバックアップサーバを構築する必要があるため、構築コストの増大を招く恐れがあった。
更に、バックアップサーバに対して電話番号の管理などの運用が必要になる。そのため、通信センターのSIPサーバおよびバックアップサーバの二重管理が必要となり、運用コストの増大を招く恐れがあった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、障害対策のためのコストの上昇を抑えつつ、呼制御装置を用いて通話呼を確立できない場合においても、端末間での呼接続を可能とする通信端末、通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、発呼端末(calling terminal)から受信した発呼要求(call request)を相手先の着呼端末(called terminal)へ転送する呼制御装置へ発呼
要求を送信する通信端末であって、呼制御装置へ送信した発呼要求に対する応答がないときに障害を検知する障害検知部と、障害が検知された場合に、相手先の着呼端末の宛先情報(destination information)を問い合わせるための宛先検索要求(destination retrieval request)を生成し、所定の範囲(predetermined area)に属する少なくとも1つの通信端末へ宛先検索要求を送信する検索要求送信部と、少なくとも1つの通信端末から宛先情報を含む宛先検索応答(destination retrieval response)を受信する検索応答受信部と、宛先情報を用いた発呼要求を作成して相手先の着呼端末に送信する発呼要求送信部とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、障害発生時に使用されるバックアップサーバを構築する必要がないので、全体構成を簡易にできる。また、なんらかの理由(例えば、呼制御装置の装置障害;発呼端末と呼制御送置間、呼制御送置と着呼端末間、着呼端末と発呼端末間のいずれかのネットワーク障害)により発呼端末が発呼要求に対する応答を受信できない状態でも、通信端末は、所定の範囲に属する通信端末から発信先(着呼端末の宛先情報)を取得することができる。即ち、障害時の必要最小限の機能が保持できる。
また、本発明は、記憶部と、発呼要求が受信される場合に、この発呼要求の送信元の宛先情報を記憶部に格納する書込部と、宛先検索要求が受信される場合に、この宛先検索要求に応じた相手先の着呼端末の宛先情報を記憶部から検索する検索部と、検索された宛先情報を含む宛先検索応答を生成し、宛先検索要求の送信元の発呼端末へ送信する検索応答送信部とをさらに含むことを特徴とする。
本発明によれば、発呼要求が受信される場合に、宛先情報を記憶する記憶部を有するので、宛先検索要求に応じた相手先の着呼端末の宛先情報が記憶部に記憶されていた場合には、該当する宛先情報を送信元の発呼端末へ送信できる。
また、本発明は、発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ発呼要求を送信する通信端末であって、相手先の着呼端末の宛先情報を取得するための宛先検索要求を少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ送信する検索要求送信部と、宛先検索要求を受信した少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答がないとき、前記呼制御装置へ相手先の着呼端末を呼び出すための発呼要求を送信する発呼要求送信部とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、所定の範囲に属する少なくとも1つの通信端末から着呼端末の宛先情報を得ることができなかったときにのみ、呼制御装置へ相手先の着呼端末を呼び出すための発呼要求を送信するので、呼制御装置の負荷を軽減できる。また、少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲において、各通信端末に記憶された通話履歴を有効に利用できる。
また、本発明は、(i)相手先の着呼端末の宛先情報を取得するための宛先検索要求を少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ送信する検索要求送信部と、宛先検索要求を受信した少なくとも1つの通信端末から宛先情報を含む宛先検索応答を受信する検索応答受信部とを含む発呼端末と、(ii)少なくとも発呼要求の送信元の宛先情報を記憶する記憶部と、発呼端末から送信された宛先検索要求に従って前記記憶部から相手先の着呼端末の宛先情報を検索する検索部と、検索部により検索された相手先の着呼端末の宛先情報を含む宛先検索応答を生成し、発呼端末へ生成された宛先検索応答を送信する検索応答送信部とを含む通信端末からなることを特徴とする。
本発明によれば、所定の範囲の発呼端末と通信端末が協調して相手先の着呼端末の宛先情報を取得することができる。
本発明によれば、障害対策のためのコストの上昇を抑えつつ、呼制御装置を介して端末間で呼接続を行うことができない場合においても、端末間での呼接続を可能とする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〔通信システムの構成〕
図1は、本発明の通信端末を含む通信システムの実施形態を示す全体構成図である。図1には、ユーザ端末A1〜A3が属するネットワーク20、ユーザ端末B1〜B3が属するネットワーク22、ネットワーク20及び22の外部に存在する通信センター2、通信センター2に設置されたユーザ端末間の通話呼を確立するために使用されるSIPサーバ4が示される。
ネットワーク20及びネットワーク22の各々はIPマルチキャストパケットもしくはブロードキャストパケットが到達する範囲を示す。IPマルチキャストパケットが到達する範囲は、事業所及び支店などの同一ドメイン内に限られない。SIPサーバ4は、各ネットワーク内またはネットワーク間のユーザ端末間で通話呼を確立するために使用される。
IPマルチキャストは特定の複数のユーザ端末にメッセージを送信する技術である。また、ブロードキャストは、同一ネットワーク(LAN)内の全ユーザ端末にメッセージを送信する技術である。IPマルチキャストパケット又はブロードキャストパケットが到達する範囲を以下単に「所定の範囲」という。
図1に示す通信システムにおいて、各ユーザ端末は、SIPサーバ4との間に通信障害がない場合には、SIPサーバ4を介して相手先のユーザ端末との通話呼を確立する。これに対し、SIPサーバ4の装置障害や、発呼側のユーザ端末とSIPサーバ間、SIPサーバと着呼側のユーザ端末間、着呼側のユーザ端末と発呼側のユーザ端末間のいずれかに通信障害がある場合には、SIPサーバ4を介することなく相手先との通話呼を確立するバックアップ動作を行う。バックアップ動作とは、相手先のユーザ端末との通話呼を確立するためにユーザ端末間で行う動作である。バックアップ動作の詳細については後述する。
以下、図1に示した各装置の構成について説明する。
<SIPサーバ>
SIPサーバ4は、各ユーザ端末のIPアドレスを管理している。そして、SIPサーバ4は、アプリケーション層の通話制御プロトコルであるSIPに従って、発呼元のユーザ端末からの発呼要求を着呼先に相当する他のユーザ端末へ転送するために使用される各ユーザ端末の呼制御装置として機能する。
SIPサーバ4は、各ユーザ端末からSIPサーバ4へ送信された発呼要求を受信すると、着呼先に相当するユーザ端末のIPアドレスを検索し、検索されたIPアドレス宛に発呼要求を転送する。そして、着呼先のユーザ端末に発呼要求が着信すると、ユーザ端末間で通話呼が確立される。
<ユーザ端末>
各ユーザ端末は、SIPを用いて相手先のユーザ端末との通話呼を確立するVoIP端末として機能する。ユーザ端末として利用できる端末は、IP電話(固定タイプ、携帯タイプ)、パーソナルコンピュータ(デスクトップタイプ、ノートタイプなど)などである。
図2は、ユーザ端末として適用可能なIP電話装置の構成例を示す図である。図2において、IP電話装置は、音声を入出力する受話器6、音声とIPパケットとを変換する音声/IPパケット変換装置8、IPパケットを送受信するパケット送受信装置10、通信の管理などを行う基本VoIP処理装置12、通信障害などが生じたときに動作するバックアップ動作装置14、バックアップ動作装置14からの要求に応じて動作する電話番号検索装置16、電話番号検索装置16により検索される宛先情報を記憶するメモリー18を備えている。
受話器6は、通話する際の人とのインターフェースであり、音声の入力をするマイクロホン、音声の出力をするスピーカー及び電話番号を入力するためのボタンなどを有している。音声/IPパケット変換装置8は、受話器6から入力された音声をIPパケットに変換する変換装置であり、且つ、ネットワークを介して受信したIPパケットを音声に変換する変換装置である。
パケット送受信装置10は、受信するフレームをIPパケットにしてSIPメッセージとRTP(Real-Time Transport Protocol)パケットに分配する。SIPメッセージは、図4に示されるようなメッセージである。
また、RTPは、リアルタイムにデータを転送するためのプロトコルである。RTPパケットのヘッダーは、タイムスタンプとシーケンス番号という情報を含む。タイムスタンプはパケットが送信された時刻を、シーケンス番号はパケット送信の順番を示す情報である。更に、RTPパケットを送信するとき、UDP(User Datagram Protocol)パケット
化、IPパケット化の処理をしてから、IPネットワークに送信する。
基本VoIP処理装置12は、通信障害など生じていないとき通常の通話のための処理を行う。ここで、通常の通話のための処理とは、ボタンを使用して受話器6から入力される相手先の電話番号を含む発呼要求メッセージを生成する処理、発呼要求メッセージの応答メッセージに応じて通話呼を確立する処理、ユーザの切断操作に応じて通話呼を切断する処理を含む。
基本VoIP処理装置12は、通話履歴をメモリー18上に作成するように構成されている。基本VoIP処理装置12は、自端末に他のユーザ端末からの発呼要求メッセージが着呼した場合に、その発呼要求メッセージに含まれる相手先の識別情報(例えば、電話番号)及びIPアドレスを入手することができる。
また、基本VoIP処理装置12は、自端末からの発呼時に相手先からの応答メッセージを受信する際に、相手先のIPアドレスを入手できる。更に、基本VoIP処理装置12は、他のユーザ端末からの着呼時またはバックアップ動作により相手先のユーザ端末のIPアドレスを入手することができる。基本VoIP処理装置12は、これらの発呼及び着呼によって入手されるIPアドレスをメモリー18上の通話履歴に書き込む(本発明の「書込部」に相当)。
図3は、通話履歴の記憶の説明図である。図3に示すように、メモリー18上には、自端末が通話を行った相手先のユーザ端末のIPアドレスを含む通話履歴テーブル24が作成及び登録される。通話履歴テーブル24中のIPアドレスは、そのIPアドレスを有するユーザ端末の識別情報を検索キーとして検索されることができる。IPアドレスの読み出しは、電話番号検索装置16(本発明の「検索部」に相当)によって行われる。検索キーは「ユーザ名@ドメイン名」で表されるSIPアドレスである。
通話履歴テーブル24には、通信センター2にあるSIPサーバ4と通信して通常の接続をしている際に取得した宛先情報(SIPメッセージの送信元のユーザ端末の識別情報及び送信元のユーザ端末のIPアドレス)、またはバックアップ動作時に所定の範囲のユーザ端末から取得した宛先情報が登録される。つまり、メモリー18には、発信履歴及び着信履歴が通話履歴テーブル24として記憶される。
図3において、ユーザ端末A3は、ユーザ端末B3,ユーザ端末C1などの電話番号とb3、c1などの相手先のIPアドレスを複数の宛先情報として、メモリー18内の通話履歴テーブル24に記憶している。相手先の電話番号及びIPアドレスは発信及び着信がある毎にユーザ端末の通話履歴テーブル24へ追加又は更新される。尚、宛先検索要求メッセージは複数のユーザ端末に同時に送信されるため、宛先検索要求メッセージの送信元の宛先情報は通話履歴テーブル24に記憶しないようにしてもよい。
なお、通話履歴テーブル24に登録されるレコードの数に上限を設け、レコード数が上限値を超える場合には、古いものから順に削除されるようにしても良い。また、登録時刻を同時に登録するように構成し、登録時から所定時間が経過したレコードが削除されるように構成しても良い。
バックアップ動作装置14は、基本VoIP処理装置12にて、SIPサーバ4との間の通信障害(SIPサーバ4の装置障害、或いは、ユーザ端末とSIPサーバ間の回線障
害、発呼要求メッセージの消滅又は発呼応答メッセージの消滅)が検知された場合に、基
本VoIP処理装置12から処理を引き継いで、バックアップ動作を行う。
基本VoIP処理装置12は、例えば、自端末が発呼端末として発呼要求メッセージをSIPサーバ4宛てに送信した場合において、所定時間内に(タイマがタイムアウトにな
る前に)、発呼要求メッセージの応答メッセージを受信できなかった場合には、障害が発
生じたと判断し、バックアップ動作をバックアップ動作装置14に依頼する(本発明の「障害検知部」に相当)。ここで、基本VoIP処理装置12は、タイムアウトが所定回数(1回又はそれ以上)発生した場合に通信障害が発生したと判断する。
<バックアップ動作>
バックアップ動作は、問い合わせ端末としての動作と、問い合わせに対応する応答端末としての動作とを含む。問い合わせ端末としての動作として、バックアップ動作装置14は、着呼を所望する相手先のユーザ端末のIPアドレスを問い合わせるための宛先検索要求メッセージを作成及び送信する(本発明の「検索要求送信部」に相当)。宛先検索応答メッセージは、所定の範囲に属するユーザ端末が受信するように制御される。
具体的には、バックアップ動作装置14は、宛先検索要求メッセージの宛先MAC(Media Access Control)アドレス(送信アドレス)にブロードキャストアドレスを設定したり、宛先検索要求メッセージの宛先IPアドレス(送信アドレス)にIPマルチキャストアドレスを設定したりする。これによって、宛先検索要求メッセージは、所定の範囲のユーザ端末に到達することになる。送信元のIPアドレスには、自端末のIPアドレスを設定する。宛先検索要求メッセージは、パケット送受信装置10からネットワークへ送出される。これによって、自端末は、宛先検索要求メッセージの応答メッセージたる宛先検索応答メッセージを受け取ることができる。
一方、応答端末としての動作として、バックアップ動作装置14は、基本VoIP処理装置12を介してパケット送受信装置10で受信される宛先検索要求メッセージを受け取る。基本VoIP処理装置12は、受信したSIPメッセージがブロードキャストもしくはIPマルチキャストされたメッセージである場合に宛先検索要求メッセージであると判断し、宛先検索要求メッセージをバックアップ動作装置14へ渡す。
この場合には、当該宛先検索要求メッセージに含まれる電話番号を抽出し、電話番号検索装置16に与える。電話番号検索装置16は、電話番号を検索キーとして、電話番号に対応するIPアドレスをメモリー18上の通話履歴テーブル24から検索する(本発明の「検索部」に相当)。IPアドレスが検索された場合には、電話番号検索装置16は、IPアドレスをバックアップ動作装置14に渡す。IPアドレスが検索されなかった場合には、電話番号に対応するIPアドレスが存在しないことをバックアップ動作装置14へ伝えて処理を終了する。
バックアップ動作装置14は、検索されたIPアドレスを含む宛先検索応答メッセージを作成及び送信する(本発明の「検索応答送信部」に相当)。宛先検索応答メッセージには、宛先検索要求メッセージの送信元IPアドレスが宛先IPアドレスとして設定される。宛先検索応答メッセージは、パケット送受信装置10からネットワークへ送出され、宛先検索要求メッセージの送信元のユーザ端末へ到達する。
上述のように、応答端末は、IPアドレスがメモリー18に記憶されていた場合には宛先検索要求メッセージを作成し、IPアドレスがメモリー18に記憶されていない場合には処理を終了する。
なお、基本VoIP処理装置12、バックアップ動作装置14、電話番号検索装置16は、メモリー18に記憶されたプログラムを、IP電話装置に設けられた図示せぬプロセッサ(CPU(Central Processing Unit)等)が実行することによって実現する機能として
構成することができる。もっとも、基本VoIP処理装置12、バックアップ動作装置14、電話番号検索装置16は、それぞれの機能を実現する専用のハードウェアチップで構成することもできる。
IP電話装置は通常の呼接続を実施するためにSIPスタックを導入しており、最小限の必要な機能(バックアップ動作装置14、電話番号検索装置16など)を追加し、基本VoIP処理装置12に改良を加えることのみでバックアップ動作が実行可能となる。
<メッセージ>
次に、バックアップ動作時に作成される宛先検索要求メッセージ及び宛先検索応答メッセージの構成について説明する。各ユーザ端末は、SIPに従って通話呼を確立するSIP端末として機能する。通常、ユーザ端末は、相手先のユーザ端末に発呼する場合には、SIPメッセージの一つである発呼要求メッセージを作成する。発呼要求メッセージを受信したユーザ端末は、発呼要求メッセージの応答メッセージとしてのSIPメッセージを返信する。
本実施形態では、宛先検索要求メッセージ及び宛先検索応答メッセージとして、SIPメッセージを用いる。図4は、宛先検索要求メッセージ及び宛先検索応答メッセージの構成例である。
図4に宛先検索要求メッセージを示す。発信元のユーザ端末は、宛先検索要求メッセージの宛先MACアドレスとしてブロードキャストアドレスまたは宛先検索要求メッセージの宛先IPアドレスとしてIPマルチキャストアドレスを設定する。図4に示すように、宛先検索要求メッセージは、検索対象である相手先の識別情報(05012340003@10.191.19.50)を含んでいる。そして、宛先検索要求メッセージを受信したユーザ端末は電話番号(識別情報)を検索キーとして、電話番号に対応するIPアドレスを検索する。
また、“INVITE sip:・・・”から始まるメッセージ部分は、SIPサーバ4を介して相手先のユーザ端末に送信されるSIPメッセージ(発呼要求メッセージ)と同じである。SIPサーバ4を介して相手先のユーザ端末との通話呼を確立する際には、送信アドレスとしてSIPサーバ4のIPアドレスが設定される。
宛先検索要求メッセージを受信したユーザ端末は、検索対象の電話番号に対応するIPアドレスがメモリー18上に記憶されていたとき、宛先検索応答メッセージを作成する。図4に示すように、宛先検索応答メッセージは、検索対象の電話番号に対応したIPアドレス(10.19.19.125)を含んでいる(破線楕円で囲んだContactヘッダを参照)。宛先検索応答メッセージは宛先検索要求メッセージに記述された送信元のIPアドレス(10.19.19.10)が送信アドレスとして設定され、送信元へ送信される。
送信元のユーザ端末は、受信した宛先検索応答メッセージから検索対象の電話番号に対応するIPアドレス(10.19.19.125)をContactヘッダから抽出して、送信アドレスにIPアドレス(10.19.19.125)を設定し、発呼要求メッセージを生成する。このようにSIPメッセージを使用することで、SIPサーバ4を利用せずに相手先のユーザ端末へ発呼要求メッセージを送信することができる。尚、発呼要求メッセージのINVITEのSIP‐URIには、宛先検索応答メッセージに含まれるContactヘッダを用いて、sip:05012340003@10.19.19.125が設定される。
<正常時の動作>
次に、送信元のユーザ端末とSIPサーバ4との間で通信障害が生じていない場合(正
常時)の動作について説明する。図5は、正常動作時(SIPサーバ4を使用する場合)
の動作例を示す図である。
図5は、通信センター2のSIPサーバ4(呼制御装置)と複数のユーザ端末A1〜B3間で正常に動作している場合を示す。図5では、ユーザ端末A1とユーザ端末B3間で通話呼を確立するための動作について説明する。
(1)発信元のユーザ端末A1(発呼端末)は、ユーザ端末B3と通話呼を確立するために、通信センター2のSIPサーバ4へ発呼要求メッセージを送信する。SIPサーバ4は、ユーザ端末A1から送信された発呼要求メッセージを受信する。SIPサーバ4は、受信した発呼要求メッセージに含まれる電話番号を検索キーとして使用し、電話番号に対応する相手先のユーザ端末(着呼端末)のIPアドレスをSIPサーバ4に記憶された宛先テーブルから検索する。
例えば、宛先テーブルとして、SIPサーバ4は、ユーザ端末B3の宛先情報(一例として、図4の宛先検索要求メッセージに示される電話番号である宛先「05012340003@10.19.19.50」及び図4の宛先検索応答メッセージに示されるIPアドレス「10.19.19.125」)を管理している。
(2)SIPサーバ4は、検索した相手先のIPアドレスをユーザ端末A1から受信した発呼要求メッセージの送信アドレスに設定し、ユーザ端末B3へ発呼要求メッセージを送信する。発呼要求メッセージを受信したユーザ端末B3はユーザ端末A1へ応答メッセージを送信する。
(3)ユーザ端末B3から応答メッセージを受信したユーザ端末A1は、SIPサーバ4に記憶された相手先の宛先情報を利用して、ユーザ端末B3との通話を確立することができる。
<バックアップ時の動作>
次に、SIPサーバ4と発呼端末との間の通信障害が生じている場合におけるバックアップ動作について説明する。図6及び図7は、バックアップ動作時の動作例を示す図である。図8は、所定の範囲における相手先のIPアドレスの検索方法を示す説明図であり、図9は、発呼端末と着呼端末との間の通話呼を確立する手順の例を示す図である。なお、図7〜図9における“(1)〜(4)”の数字は、同じ動作であることを示す。
図6において、ユーザ端末A1は、ユーザ端末B3と通話を行う場合には、SIPサーバ4へ、ユーザ端末B3への発呼要求メッセージを送信する。このとき、SIPサーバ4の装置障害や、ユーザ端末A1とSIPサーバ4との間の回線障害等が発生している場合には、ユーザ端末A1は、発呼要求メッセージの応答メッセージを受信することができない。ユーザ端末A1は、応答メッセージを受け付ける時間を管理するためのタイマが所定回数タイムアウトになると、バックアップ動作を開始する。
バックアップ動作とは、通信センター2にあるSIPサーバ4とユーザ端末の間でなんらかの障害(SIPサーバ障害、ネットワーク障害)により相手先への通話を確立できなくなった場合に、所定の範囲のユーザ端末と協調して、相手先のIPアドレスを検索して通話呼を確立する動作をいう。
図7に示すように、ユーザ端末A1は、宛先検索要求メッセージを、ブロードキャスト
ドメイン又はIPマルチキャストドメイン内のユーザ端末へ向けて送信する。図7に示す例では、同じネットワーク(LAN)内に属するユーザ端末A2及びA3へ向けて、ユーザ端末B3のIPアドレスを問い合わせるための宛先検索要求メッセージがブロードキャストされている(図7〜図9;(1))。宛先検索要求メッセージは、SIPメッセージの一つである発呼要求メッセージ(INVITE)を用いて作成される。
各ユーザ端末A2、A3は、宛先検索要求メッセージを受信すると、宛先検索要求メッセージに含まれる相手先の電話番号に対応するIPアドレスを、自端末が保有する通話履歴テーブル24から検索し、対応するIPアドレスが検索された場合には、そのIPアドレスを含む宛先検索応答メッセージをユーザ端末A1へ返信する。
図8に示すように、各ユーザ端末A1〜A3のメモリー18には、通話履歴テーブル24が格納されており、ここには、宛先(電話番号)に対応するIPアドレスが格納されている。宛先検索要求メッセージ(INVITE B3)を受信した各ユーザ端末A2及びA
3は、自端末の通話履歴テーブル24を検索する。
図8に示す例では、ユーザ端末A3にユーザ端末B3の宛先及びIPアドレスが記録されている。ユーザ端末A3は、ユーザ端末B3の宛先を検索キーとして検索されたユーザ端末B3のIPアドレスを含む宛先検索応答メッセージをユーザ端末A1に返信する(図
7〜図9;(2))。宛先検索応答メッセージは、SIPメッセージの一つである“302 Moved Temporary”を用いて作成される。
図9に示すように、ユーザ端末A1は、宛先検索応答メッセージをユーザ端末A3から受信すると、宛先検索応答メッセージに含まれるユーザ端末B3のIPアドレスが送信アドレスに設定された発呼要求メッセージ(INVITE B3)を相手先のユーザ端末B3
へ送信する(図7〜図9;(3))。
ユーザ端末A1の基本VoIP処理装置12は、宛先検索応答メッセージから相手先のIPアドレスを抽出し、抽出したIPアドレスを送信アドレスに設定することにより発呼要求メッセージを作成し、相手先に送信する(本発明の「発呼要求送信部」に相当)。
図9において、100番台は暫定応答であり、リクエスト(INVITE B3)を受信
し、処理中であることを示す(例: 100 Trying 、180 Ringing)。また、200番台は成功応答であり、リクエストが理解され、受け入れられたことを示す(例: 200 OK 、202 Accepted)。ACKはINVITE B3に対応する応答をユーザ端末B3から受信した
ことを示す。
そして、通話呼(RTPセッション)が確立すると、ユーザ端末A1とユーザ端末B3間でVoIPによる通話が可能となる(図7〜図9;(4))。
上述したバックアップ動作は、他のユーザ端末によるSIPサーバ4を介した通話呼の確立手順を妨げない。図10に示すように、例えば、或るユーザ端末(図10ではユーザ
端末A3)は、SIPサーバ4との間の回線障害により、SIPサーバ4を介して通話呼
を確立できない。これに対し、ユーザ端末A1とSIPサーバ4間の通信回線は正常である。
この場合、ユーザ端末A3は、上述したバックアップ動作を行い、相手先の着呼端末(
図10ではユーザ端末B3)と通話呼を確立することができる。一方、ユーザ端末A1は
、SIPサーバ4を介して相手先の着呼端末(図10ではユーザ端末A2)との通話呼を確立することができる。即ち、各ユーザ端末A1及びA2は、両ユーザ端末間の呼の確立手順と、ユーザ端末A3からの宛先検索要求メッセージに対応する応答処理とを同時に行う
ことができる。
バックアップ動作におけるユーザ端末A1及びユーザ端末A3間の協調は、宛先IPアドレスもしくは宛先MACアドレスによって動作する。そのため、通信センター2のSIPサーバ4を用いて動作するユーザ端末A1と通信センター2のSIPサーバ4を用いないで動作するユーザ端末A3による両動作が混在することが可能である。
〔実施形態の効果〕
以上説明した本発明の通信端末としてのユーザ端末によれば、従来技術に示すようなバックアップサーバが存在しなくても、SIPサーバ4を介することなく通話呼を確立することができる。このように、バックアップサーバを必要としないので、内線電話をIP電話に置き換える際のコストを低減することができる。
バックアップ動作時は、所定の範囲の各ユーザ端末に通話履歴情報として通話履歴テーブル24に記憶されていない相手先と通話することが出来ない。しかし、通常、企業ではグループもしくは事業所の通話履歴が頻繁に使用される(外線および内線を含めて)番号であるため、一時的な救済方法としては問題ない。また、通話履歴テーブル24に記憶できる通話履歴情報のレコード数を増加することで対処できる。
また、相手先のユーザ端末のIPアドレスを得るためのメッセージとして、SIPメッセージ(INVITE, 302 Moved Temporary)を用いるので、従来のSIP端末としてのユーザ
端末に微少な改変を加えることで、バックアップ動作を行わせる(バックアップシステム
を導入する)ことができる。この点でも、バックアップシステムの導入に要するコストを
低減することができる。
また、バックアップ動作が実行されているときでも、正常時の動作を妨げないので、バックアップ動作を行うユーザ端末とバックアップ動作を行わないユーザ端末とが混在した通信システムを構築することができる。
〔変形例〕
上述した実施形態の構成は次のように変形することができる。
基本VoIP処理装置12は、受話器6から入力された電話番号を受け取って発呼要求メッセージを作成する場合に、メモリー18上の通話履歴テーブル24から電話番号に対応するIPアドレスを検索し、対応するIPアドレスが検索できた場合には、検索されたIPアドレスを宛先IPアドレスとして設定した発呼要求メッセージを送信するように構成することができる。このようにすれば、SIPサーバ4をバイパスすることができるので、SIPサーバ4の負荷軽減、ネットワークリソースの浪費を抑えることができる。
また、バックアップ動作装置14は、問い合わせ端末としての動作として、宛先検索要求メッセージを作成する前に、電話番号検索装置16に、相手先のIPアドレスを検索させ、対応するIPアドレスが検索されなかった場合に、宛先検索要求メッセージを作成するように構成することができる。このようにすれば、宛先検索要求メッセージを送信しなくて済み、ネットワークリソースの浪費を抑えることができる。
また、宛先検索要求メッセージの到達範囲として、MACアドレスとIPマルチキャストアドレス間、或いは複数のIPマルチキャストアドレス間に所定の優先順位を設け、優先順位の高いものから順に使用されるようにしても良い。
また、各ユーザ端末はSIPサーバ4との通信をする前に、相手先のIPアドレスを検索する動作(「宛先検索要求メッセージ」を送信)を実行し、いずれのユーザ端末からも
宛先情報を含む「宛先検索応答メッセージ」を受信しないとき、SIPサーバ4へ発呼要求メッセージを送信するようにしてもよい。
この場合、所定の範囲に属するユーザ端末から相手先のIPアドレスを見つけることができなかったときにのみ、通信センター2のSIPサーバ4へ相手先の着呼端末を呼び出すための発呼要求を送信するので、SIPサーバ4の負荷を軽減できる。また、少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲において、各通信端末に記憶された通話履歴を有効に利用できる。
<本発明のシステムへ移行する経過措置>
本発明のユーザ端末を使用すれば、バックアップサーバ110を構築することは基本的に必要でない。しかし、図11に示すような既存のバックアップサーバ110を設置してある事業所/支店108において、既存のシステムから本発明のシステムへ移行する経過措置として、従来のようにSIPサーバ4との障害が発生した際に本発明のユーザ端末がバックアップサーバ110へ宛先情報を問い合わせるようにしても良い。更に、ユーザ端末とバックアップサーバ110間で障害が発生した際に、複数のユーザ端末間で宛先情報を問い合わせるような構成としても良い。
<その他>
(付記1)
発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ発呼要求を送信する通信端末であって、
前記呼制御装置へ送信した前記発呼要求に対する応答がないときに障害を検知する障害検知部と、
前記障害が検知された場合に、前記相手先の着呼端末の宛先情報を問い合わせるための宛先検索要求を生成し、所定の範囲に属する少なくとも1つの通信端末へ前記宛先検索要求を送信する検索要求送信部と、
前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答を受信する検索応答受信部と、
前記宛先情報を用いた発呼要求を作成して前記相手先の着呼端末に送信する発呼要求送信部と
を含む通信端末。
(付記2)
記憶部と、
発呼要求が受信される場合に、この発呼要求の送信元の宛先情報を前記記憶部に格納する書込部と、
前記宛先検索要求が受信される場合に、この宛先検索要求に応じた相手先の着呼端末の宛先情報を前記記憶部から検索する検索部と、
検索された宛先情報を含む宛先検索応答を生成し、宛先検索要求の送信元の発呼端末へ送信する検索応答送信部と
をさらに含む付記1記載の通信端末。
(付記3)
前記書込部は、前記宛先検索要求が受信される場合に、この宛先検索要求に含まれる前記宛先情報を前記記憶部に書き込まない
付記2記載の通信端末。
(付記4)
前記通信端末は、SIP(Session Initiation Protocol)に従って、SIPサーバたる
前記呼制御装置を介して通話呼を確立するSIP端末であり、
前記検索要求送信部は、発呼要求のSIPメッセージを用いて前記宛先検索要求メッセージを作成し、
前記検索応答受信部は、宛先情報としての前記相手先の着呼端末のIP(Internet protocol)アドレスを含む宛先検索応答メッセージとしてのSIPメッセージを受信する
付記2又は3記載の通信端末。
(付記5)
前記検索要求送信部は、ブロードキャストアドレス、又はIPマルチキャストアドレスが宛先アドレスとして設定された前記宛先検索要求メッセージを送信する
付記1〜4の何れかに記載の通信端末。
(付記6)
前記検索応答受信部により受信した宛先検索応答の送信元の宛先情報を記憶する記憶部を更に含む付記1記載の通信端末。
(付記7)
前記呼制御装置は、前記通信端末が属するネットワークと異なる外部ネットワークに属するSIPサーバまたは前記通信端末が属するネットワークにおけるバックアップサーバである
付記1記載の通信端末。
(付記8)
前記宛先情報は、相手先の着呼端末の電話番号とIPアドレスである
付記1記載の通信端末。
(付記9)
発呼要求を着信させるべき相手先の着呼端末の宛先情報を取得するための宛先検索要求を少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ送信する検索要求送信部と、
前記宛先検索要求を受信した前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答がないとき、発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ相手先の着呼端末を呼び出すための発呼要求を送信する発呼要求送信部と
を含む通信端末。
(付記10)
前記送信された発呼要求に対応する相手先の着呼端末からの応答に含まれる宛先情報を記憶する記憶部と
を更に含む付記9記載の通信端末。
(付記11)
前記少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲は、ブロードキャストパケットまたはIPマルチキャストパケットが到達する範囲である
付記9記載の通信端末。
(付記12)
相手先の着呼端末の宛先情報を取得するための宛先検索要求を少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ送信する検索要求送信部と、
前記宛先検索要求を受信した前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答を受信する検索応答受信部と
を含む発呼端末と、
少なくとも発呼要求の送信元の宛先情報を記憶する記憶部と、
前記発呼端末から送信された前記宛先検索要求に従って前記記憶部から相手先の着呼端末の宛先情報を検索する検索部と、
前記検索部により検索された相手先の着呼端末の宛先情報を含む前記宛先検索応答を生成し、前記発呼端末へ前記生成された宛先検索応答を送信する検索応答送信部と
を含む前記通信端末
からなることを特徴とする通信システム。
(付記13)
前記発呼端末は、発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ送信した前記相手先の着呼端末を呼び出すための発呼要求に対応する応答がないとき、前記宛先検索要求を少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ送信することを特徴とする付記12記載の通信システム。
(付記14)
前記発呼端末は、前記宛先検索要求を受信した前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答がないとき、前記呼制御装置へ前記宛先検索要求を送信することを特徴とする付記12記載の通信システム。
(付記15)
前記発呼端末は前記宛先情報を記憶する記憶部を更に含み、記憶部に相手先の着呼端末の宛先情報が記憶されていないとき、前記呼制御装置または少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ前記宛先検索要求を送信することを特徴とする付記12記載の通信システム。
(付記16)
発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ発呼要求を送信する通信装置で使用される通信方法であって、
前記呼制御装置へ送信した発呼要求に対する応答がないときに障害を検知する障害検知ステップと、
前記通信障害が検知された場合に、前記相手先の着呼端末の宛先情報を問い合わせるための宛先検索要求を生成し、所定の範囲に属する少なくとも1つの通信端末へ前記宛先検索要求を送信する検索要求送信ステップと、
前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答を受信する検索応答受信ステップと、
前記宛先情報を用いた発呼要求を作成して前記相手先の着呼端末に送信する発呼要求送信ステップと
を含む通信方法。
(付記17)
発呼要求が受信される場合に、この発呼要求に含まれる発呼端末の宛先情報を記憶部に格納する書込ステップと、
前記宛先検索要求が受信される場合に、この宛先検索要求に応じた相手先の着呼端末の宛先情報を前記記憶部から検索する検索ステップと、
検索された宛先情報を含む宛先検索応答を生成し、宛先検索要求の送信元の発呼端末へ送信する検索応答送信ステップと
をさらに含む付記16記載の通信方法。
(付記18)
前記書込ステップは、前記宛先検索要求が受信される場合に、この宛先検索要求に含ま
れる前記宛先情報を前記記憶部に書き込まない
付記17記載の通信方法。
(付記19)
前記通信端末は、SIP(Session Initiation Protocol)に従って、SIPサーバたる
前記呼制御装置を介して通話呼を確立するSIP端末であり、
前記検索要求送信ステップは、発呼要求のSIPメッセージを用いて前記宛先検索要求メッセージを作成し、
前記検索応答受信ステップは、宛先情報として前記相手先の着呼端末のIP(Internet protocol)アドレスを含む宛先検索応答メッセージとしてのSIPメッセージを受信する
付記17又は18記載の通信方法。
(付記20)
前記検索要求送信ステップは、ブロードキャストアドレス、又はIPマルチキャストアドレスが宛先アドレスとして設定された前記宛先検索要求メッセージを送信する
付記16〜19の何れかに記載の通信方法。
(付記21)
前記検索応答受信ステップにより受信した宛先検索応答に含まれる宛先情報を記憶する記憶ステップ
を更に含む付記16記載の通信方法。
(付記22)
前記呼制御装置は、前記通信端末が属するネットワークと異なる外部ネットワークに属するSIPサーバまたは前記通信端末が属するネットワークにおけるバックアップサーバである
付記16記載の通信方法。
(付記23)
前記宛先情報は、相手先の着呼端末の電話番号とIPアドレスである
付記16記載の通信方法。
(付記24)
相手先の着呼端末の宛先情報を取得するための宛先検索要求を少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ送信する検索要求送信ステップと、
前記宛先検索要求を受信した前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答がないとき、受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ相手先の着呼端末を呼び出すための発呼要求を送信する発呼要求送ステップと
を含む通信方法。
(付記25)
前記送信された発呼要求に対応する相手先の着呼端末からの応答に含まれる宛先情報を記憶する記憶ステップと
を更に含む付記24記載の通信方法。
(付記26)
前記少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲は、ブロードキャストパケットまたはIPマルチキャストパケットが到達する範囲である
付記24記載の通信方法。
本発明の全体構成を示す構成図である。 本発明のIP電話装置の構成例を示す図である。 通話履歴の記憶状態を説明する説明図である。 バックアップ動作のSIPメッセージ例を示す説明図である。 ユーザ端末とSIPサーバ間の動作が正常時の動作を説明する説明図である。 バックアップ動作時の動作例示す図である。 バックアップ動作時の動作例示す図である。 相手先のIPアドレス検索方法を説明する図である。 バックアップ動作時の通話呼を確立する手順を示す図である。 通常動作およびバックアップ動作の混在している状態を示す図である。 従来の構成を示す構成図である。
符号の説明
2 通信センター
4 SIPサーバ
6 受話器
8 音声/IPパケット変換装置
10 パケット送受信装置
12 基本VoIP処理装置
14 バックアップ動作装置
16 電話番号検索装置
18 メモリー
20 ネットワーク
22 ネットワーク
24 通話履歴テーブル24
A1 ユーザ端末
A2 ユーザ端末
A3 ユーザ端末
B1 ユーザ端末
B2 ユーザ端末
B3 ユーザ端末
102 SIPサーバ
104 VoIP端末
106 通信センター
108 事業所/支店
110 バックアップサーバ

Claims (5)

  1. 発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ発呼要求を送信する通信端末であって、
    前記呼制御装置へ送信した前記発呼要求に対する応答がないときに障害を検知する障害検知部と、
    前記障害が検知された場合に、前記相手先の着呼端末の宛先情報を問い合わせるための宛先検索要求を生成し、所定の範囲に属する少なくとも1つの通信端末へ前記宛先検索要求を送信する検索要求送信部と、
    前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答を受信する検索応答受信部と、
    前記宛先情報を用いた発呼要求を作成して前記相手先の着呼端末へ送信する発呼要求送信部と
    を含む通信端末。
  2. 記憶部と、
    発呼要求が受信される場合に、この発呼要求の送信元の宛先情報を前記記憶部に格納する書込部と、
    前記宛先検索要求が受信される場合に、この宛先検索要求に応じた相手先の着呼端末の宛先情報に相当する宛先情報を前記記憶部から検索する検索部と、
    検索された宛先情報を含む宛先検索応答を生成し、宛先検索要求の送信元の発呼端末へ送信する検索応答送信部と
    をさらに含む請求項1記載の通信端末。
  3. 発呼要求を着信させるべき相手先の着呼端末の宛先情報を取得するための宛先検索要求を少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ送信する検索要求送信部と、
    前記宛先検索要求を受信した前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答がないとき、発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ相手先の着呼端末を呼び出すための発呼要求を送信する発呼要求送信部と
    を含む通信端末。
  4. 相手先の着呼端末の宛先情報を取得するための宛先検索要求を少なくとも1つの通信端末が属する所定の範囲へ送信する検索要求送信部と、
    前記宛先検索要求を受信した前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答を受信する検索応答受信部と
    を含む発呼端末と、
    少なくとも発呼要求の送信元の宛先情報を記憶する記憶部と、
    前記発呼端末から送信された前記宛先検索要求に従って前記記憶部から相手先の着呼端末の宛先情報を検索する検索部と、
    前記検索部により検索された相手先の着呼端末の宛先情報を含む前記宛先検索応答を生成し、前記発呼端末へ前記生成された宛先検索応答を送信する検索応答送信部と
    を含む前記通信端末
    からなる通信システム。
  5. 発呼端末から受信した発呼要求を相手先の着呼端末へ転送する呼制御装置へ発呼要求を送信する通信装置で使用される通信方法であって、
    前記呼制御装置へ送信した発呼要求に対応する応答がないとき障害を検知する障害検知ステップと、
    前記障害が検知された場合に、前記相手先の着呼端末の宛先情報を問い合わせるための宛先検索要求を生成し、所定の範囲に属する少なくとも1つの通信端末へ前記宛先検索要
    求を送信する検索要求送信ステップと、
    前記少なくとも1つの通信端末から前記宛先情報を含む宛先検索応答を受信する検索応答受信ステップと、
    前記宛先情報を用いた発呼要求を作成して前記相手先の着呼端末に送信する発呼要求送信ステップと
    を含む通信方法。
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