JP2006084937A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 有機感光体上の静電潜像を現像剤により現像し、顕像化されたトナー像を記録材に転写した後、該有機感光体上の残留トナーをクリーニングブレードにより除去する画像形成方法において、前記有機感光体は、下記一般式(1)の関係を有する表面物性を有し、前記現像剤が、数平均一次粒径0.1〜1μmの無機外添剤を添加したトナーを含有する画像形成方法。 一般式(1): 1.5≧B/A≧1.0
【選択図】 図4
Description
(請求項1)
有機感光体上の静電潜像を現像剤により現像し、顕像化されたトナー像を記録材に転写した後、該有機感光体上の残留トナーをクリーニングブレードにより除去する画像形成方法において、前記有機感光体は、下記一般式(1)の関係を有する表面物性を有し、前記現像剤が、数平均一次粒径0.1〜1μmの無機外添剤を添加したトナーを含有することを特徴とする画像形成方法。
但し、
Aは2mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We2)と全仕事量(Wt2)の比:We2/Wt2を表し、
Bは20mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We20)と全仕事量(Wt20)の比:We20/Wt20を表す。
(請求項2)
有機感光体上の静電潜像を現像剤により現像し、顕像化されたトナー像を記録材に転写した後、該有機感光体上の残留トナーをクリーニングブレードにより除去する画像形成方法において、前記有機感光体は、下記一般式(1)の関係を有する表面物性を有し、前記現像剤が、数平均一次粒径0.1〜1μmの無機外添剤を添加したトナーを含有し、前記クリーニングブレードの反発弾性H(JISK6301(測定温湿度25℃/50%RH))が式2を満足することを特徴とする画像形成方法。
但し、
Aは2mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We2)と全仕事量(Wt2)の比:We2/Wt2を表し、
Bは20mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We20)と全仕事量(Wt20)の比:We20/Wt20を表す。
(請求項3)
有機感光体上の静電潜像を現像剤により現像し、顕像化されたトナー像を記録材に転写した後、該有機感光体上の残留トナーをクリーニングブレードにより除去する画像形成方法において、前記有機感光体は、下記一般式(1)の関係を有する表面物性を有し、前記現像剤が、数平均一次粒径0.1〜1μmの無機外添剤を添加したトナーを含有し、前記クリーニングブレードが硬度K(JISK6301(測定温湿度25℃/50%RH))が式3を満足することを特徴とする画像形成方法。
(請求項4)
前記クリーニングブレードの有機感光体への当接荷重が5〜20mN/cmであることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成方法。
(請求項5)
前記有機感光体の表面層が架橋構造を有するシロキサン系樹脂層であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成方法。
(請求項6)
請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成方法を用いて電子写真画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
但し、
Aは2mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We2)と全仕事量(Wt2)の比:We2/Wt2を表し、
Bは20mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We20)と全仕事量(Wt20)の比:We20/Wt20を表す。
但し、
Aは2mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We2)と全仕事量(Wt2)の比:We2/Wt2を表し、
Bは20mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We20)と全仕事量(Wt20)の比:We20/Wt20を表す。
又、本発明の画像形成方法は、有機感光体上の静電潜像を現像剤により現像し、顕像化されたトナー像を記録材に転写した後、該有機感光体上の残留トナーをクリーニングブレードにより除去する画像形成方法において、前記有機感光体は、下記一般式(1)の関係を有する表面物性を有し、前記現像剤が、数平均一次粒径0.1〜1μmの無機外添剤を添加したトナーを含有し、前記クリーニングブレードが硬度K(JISK6301(測定温湿度25℃/50%RH))が式3を満足することを特徴とする。
本発明の画像形成方法は上記構造を有することにより、有機感光体に発生しやすいトナーフィルミングやクラックの発生やブラックスポットの発生を防止し、画像ムラやハーフトーン画像の劣化を防止して、良好な電子写真画像を提供することができる。
30≦H(反発弾性)≦70 (単位;%)
本発明では、前記一般式(1)の関係を有する有機感光体のクリーニング手段に、反発弾性が30≦H≦70の範囲のクリーニングブレードを用いることにより、クリーニングブレードの先端部での変形(感光体に圧接する事による変形)を阻害することなく、しかもクリーニングブレードの振動を安定にし、ブレードめくれやトナーフィルミングが発生しない安定したクリーニング性を実現できることを見いだした。一方、Hが30未満では大粒径無機外添剤による研磨によりクリーニングブレードが摩耗しやすく、その結果、トナーすり抜けが発生し、トナーフィルミングが発生しやすい。Hが70より大きいと、クリーニングブレードの振動が大きく、不安定となり、ブレードめくれが発生し、感光体にクラックが発生しやすい。
64≦K(硬度)≦73 (単位;度)
本発明では、前記一般式(1)の関係を有する有機感光体のクリーニング手段に、硬度が64≦K≦73の範囲のクリーニングブレードを用いることにより、クリーニングブレードは支持体212に安定して保持され、しかもクリーニングブレードの振動を安定にし、ブレードめくれやトナーフィルミングが発生しない安定したクリーニング性を実現できることを見いだした。一方、Kが64未満では大粒径無機外添剤による研磨によりクリーニングブレードが摩耗しやすく、その結果、トナーフィルミングの発生やブレードめくれが発生しやすくなり、Kが73より大きくても、クリーニングブレードの振動が大きく、不安定となり、ブレードめくれが発生し、感光体にクラックが発生しやすい。
使用圧子:ダイアモンド ビッカース圧子
負荷条件:0.2mN/sec又2.0mN/secの速度で有機感光体の表面からビッカース圧子を押し込む
負荷時間:10sec
除荷条件:負荷と同じ速度で負荷を除く
測定試料
アルミ平板上に前記した感光体と同様に中間層、電荷発生層、第一電荷輸送層、第二電荷輸送層を設け、同じ条件で乾燥させた試料を作製した試料をH100V機に固定し、試料に対して垂直にビッカース圧子を押し込み測定。
20mNの押し込み荷重(全荷重が20mN)で測定した弾性仕事量(We20)と全仕事量(Wt20)の比:B=We20/Wt20とすると、AとBの間に下記の一般式(1)の関係を有することを特徴とする。
本発明の有機感光体は上記関係を有し、該有機感光体上に形成された静電潜像を大粒径無機外添剤を添加したトナーを用いて顕像化することにより、感光体にトナーフィルミングやクラックの発生を防止して、画像欠陥を防止した良好な電子写真画像を得ることができる。
1≦We20≦40 5≦Wt20≦60
We2が0.02より小さいか、We20が1より小さい場合は、大粒径無機外添剤による擦過傷が発生しやすく、ハーフトーン画像を劣化させると共に、該擦過傷部分にトナーの微粒成分が付着して、トナーフィルミングが発生しやすい。
(R)n−Si−(X)4-n
式中、Siはケイ素原子、Rは該ケイ素原子に炭素が直接結合した形の有機基を表し、Xは水酸基又は加水分解性基を表し、nは0〜3の整数を表す。
1)アルミニウム板、ステンレス板などの金属板
2)紙或いはプラスチックフィルムなどの支持体上に、アルミニウム、パラジウム、金などの金属薄層をラミネート若しくは蒸着によって設けたもの
3)紙或いはプラスチックフィルムなどの支持体上に、導電性ポリマー、酸化インジウム、酸化錫などの導電性化合物の層を塗布若しくは蒸着によって設けたもの等が挙げられる本発明で用いられる導電性支持体の材料としては、主としてアルミニウム、銅、真鍮、スチール、ステンレス等の金属材料、その他プラスチック材料をベルト状またはドラム状に成形加工したものが用いられる。中でもコスト及び加工性等に優れたアルミニウムが好ましく用いられ、通常押出成型または引抜成型された薄肉円筒状のアルミニウム素管が多く用いられる。また、前記導電性支持体は、その表面に封孔処理されたアルマイト膜が形成されたものであっても良い。
式(1) SF=(2πL2/4A)×100
〔式(1)において、Lは、球形状トナー粒子投影像の最大長さ(μm)を表し、Aは、該球形状トナー粒子投影像の面積(μm2)を表す。〕
なお、形状指数(SF)は、画像解析装置(株式会社ネクサス製:NEXUS)を用いて、重合法等により得られた球形状トナー粒子100個の各々について、その投影像の最大長さL(μm)及び該球形状トナー粒子投影像の面積A(μm2)を計測し、これらの値を上記の式(1)に代入して得られた個々の値を平均して求めたものである。
ラジカル重合性単量体成分としては、特に限定されるものではなく従来公知のラジカル重合性単量体を用いることができる。また、要求される特性を満たすように、1種または2種以上のものを組み合わせて用いることができる。
架橋剤としては、トナーの特性を改良するためにラジカル重合性架橋剤を添加しても良い。ラジカル重合性架橋剤としては、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、ジビニルエーテル、ジエチレングリコールメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、フタル酸ジアリル等の不飽和結合を2個以上有するものが挙げられる。
酸性基を有するラジカル重合性単量体または塩基性基を有するラジカル重合性単量体としては、例えば、カルボキシル基を有する重合性単量体、スルホン酸基を有する重合性単量体、第1級アミン、第2級アミン、第3級アミン、第4級アンモニウム塩等のアミン系の重合性単量体が挙げられる。
分子量を調製することを目的として、一般的に用いられる連鎖移動剤を用いることが出来る。連鎖移動剤としては、特に限定されるものではなく例えばオクチルメルカプタン、ドデシルメルカプタン、tert−ドデシルメルカプタン、n−オクチル−3−メルカプトプロピオン酸エステル、四臭化炭素およびスチレンダイマー等が使用される。
本発明に用いられるラジカル重合開始剤は水溶性であれば適宜使用が可能である。例えば過硫酸塩(過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等)、アゾ系化合物(4,4′−アゾビス4−シアノ吉草酸及びその塩、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩等)、パーオキシド化合物等が挙げられる。
前述のラジカル重合性単量体を使用して重合を行うためには、界面活性剤を使用して水系媒体中に油滴分散を行う必要がある。この際に使用することのできる界面活性剤としては特に限定されるものでは無いが、下記のイオン性界面活性剤を好適なものの例として挙げることができる。
着色剤としては無機顔料、有機顔料、染料を挙げることができる。
R1−(OCO−R2)n
式中、nは1〜4の整数を表すが、好ましくは2〜4であり、さらに好ましくは3〜4、特に好ましくは4である。
R2:炭素数=1〜40、好ましくは13〜29、更に好ましくは12〜25
以下に、本発明に係るエステル基を有する結晶性化合物の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されない。
《現像剤》
本発明に用いられるトナーは、一成分現像剤でも二成分現像剤でもよいが、好ましくは二成分現像剤である。
感光体の作製
(感光体1の作製)
中間層
ポリアミド樹脂(アミランCM−8000:東レ社製)60gを、1600mlのメタノ−ルに溶解分散せしめて中間層組成液を調製し、洗浄済みの円筒状アルミニウム基体(直径:80mm)上に浸漬塗布法で塗布し、膜厚0.3μmの中間層を形成した。
60gのY型チタニルフタロシアニンと、700gのシリコーン樹脂溶液(KR5240、15%キシレン−ブタノール溶液:信越化学社製)を、2000mlの2−ブタノンからなる塗布組成液を混合し、サンドミルを用いて10時間分散し、電荷発生層塗布液を調製した。この電荷発生層塗布液を、前記中間層上に浸漬塗布法で塗布し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
200gの電荷輸送物質(4−メトキシ−4′−(4−メチル−α−フェニルスチリル)トリフェニルアミン)と、300gのビスフェノールZ型ポリカーボネート(ユーピロンZ300:三菱ガス化学社製)と、2000mlの1,2−ジクロロエタンを混合し、溶解して電荷輸送層塗布液を調製した。この電荷輸送塗布液を、前記電荷発生層上に浸漬塗布法で塗布し、膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。
γ−グリシドキシプロピル59gとジメトキシシラン32gをエタノール35gに溶解し均一な溶液とした。これにジヒドロキシメチルトリフェニルアミン(例示化合物T−1)26gおよび酸化防止剤(例示化合物2−1)、アルミキレート(アルミキレートA(W):川研ケミカル社製)1gを加えて混合し、この溶液を乾燥膜厚3μmの表面層として前記電荷輸送層上に塗布し、120℃にて1時間の加熱硬化を行い本発明の感光体1を作製した。
感光体1の表面層を下記にように変更した以外は、同様にして感光体2を作製した。
感光体(3)の作製
感光体1の表面層を下記にように変更した以外は、同様にして感光体3を作製した。
感光体(4)の作製
感光体1の表面層を下記にように変更した以外は、同様にして感光体4を作製した。
感光体(5)の作製
感光体1の表面層を下記にように変更した以外は、同様にして感光体5を作製した。
感光体(6)の作製
感光体1の表面層を下記にように変更した以外は、同様にして感光体6を作製した。
感光体(7)の作製
感光体1の表面層を下記にように変更した以外は、同様にして感光体7を作製した。
感光体(8)の作製
感光体1の表面層を下記にように変更した以外は、同様にして感光体8を作製した。
顕濁重合法により、表2に示したトナー体積平均粒径が7.0〜7.2μm、形状指数(SF)=107の球形状トナー(外添剤処理前トナー):トナー1Bk(黒)を製造した。該トナー1Bkに、外添剤として、シリカB(数平均一次粒径=20nm)を1質量%及びチタニアB(数平均一次粒径=230nm)を0.5質量%添加し、ヘンシェルミキサーにより混合してトナー1Bkを得た。該ヘンシェルミキサー処理によっては、トナーの体積平均粒径及び形状指数(SF)は変化しない。
又、他の顕濁重合法により、表2に示したトナー体積平均粒径が4.3μm、形状指数(SF)=106の球形状トナー(外添剤処理前トナー):トナー2Bk(黒)を製造した。該トナー2Bkに、外添剤として、シリカA(数平均一次粒径=12nm)を1質量%及びチタニアA(数平均一次粒径=155nm)を0.5質量%添加し、ヘンシェルミキサーにより混合してトナー2Bkを得た。該ヘンシェルミキサー処理によっては、トナーの体積平均粒径及び形状指数(SF)は変化しない。
トナー1Bkの製造において、外添剤処理前のトナー1kgと平均粒径0.6mmのガラスビーズ1kgとをそれぞれサンドグラインダー(媒体型分散機;内径200mm、撹拌ディスク径180mm)に入れて、85±2℃、500rpmにて0.5〜8時間連続撹拌し、非球形化処理を行った。所定時間の処理を行った後、40℃以下に冷却し、撹拌停止後、目開き200メッシュの篩を通してガラスビーズを取り除いた後、表2に記した形状係数(SF)を有するトナー3Bk〜6Bk(外添剤処理前トナー)を製造した。これたの各トナーに、表2に示したシリカ等の外添剤を添加し、ヘンシェルミキサーにより混合してトナー3Bk〜6Bkを製造した。これらのトナーの体積平均粒径及び形状指数(SF)を表2に示す。
トナー1Bkの製造において、外添剤を表2に記したように変更した以外は同様にしてトナー7Bk〜9Bkを製造した。これらのトナーの体積平均粒径及び形状指数(SF)を表2に示す。
トナー2Bkの製造において、外添剤処理前のトナー1kgと平均粒径0.6mmのガラスビーズ1kgとをそれぞれサンドグラインダー(媒体型分散機;内径200mm、撹拌ディスク径180mm)に入れて、85±2℃、500rpmにて1.5時間連続撹拌し、非球形化処理を行った。所定時間の処理を行った後、40℃以下に冷却し、撹拌停止後、目開き200メッシュの篩を通してガラスビーズを取り除いた後、表2に記した形状係数(SF)を有するトナー10Bk(外添剤処理前トナー)を製造した。このトナーに、表2に示した疎水性シリカ等の外添剤を添加し、ヘンシェルミキサーにより混合してトナー10Bkを製造した。これらのトナーの体積平均粒径及び形状指数(SF)を表2に示す。
トナー10Bkの製造において、外添剤を表2に記したように変更した以外は同様にしてトナー11Bkを製造した。これらのトナーの体積平均粒径及び形状指数(SF)を表2に示す。
上記トナーの各々に対してシリコーン樹脂を被覆した体積平均粒径60μmのフェライトキャリアを混合し、トナー濃度が6%の現像剤1Bk〜11Bkを製造した。
基本的に図3に図示されるクリーニング装置を用い、前記感光体1〜8、現像剤1〜11及びゴム弾性体のクリーニングブレードの反発弾性、硬度、当接荷重を表4の組み合わせのように変化させ、図1に示す画像形成装置に装着し、30℃80%RHの環境下、プロセススピード350mm/secで、画素率が7%の文字画像、ハーフトーン画像、ベタ白画像、ベタ黒画像がそれぞれ1/4等分にあるオリジナル画像を用いて、100万枚の画像形成テスト(コピー)を実施した。
クリーニングブレードの当接角(θ):20°
クリーニングブレードの反発弾性H:50°、硬度K:70°
この画像形成装置は、デジタル電子写真方式であり、現像手段は、反転現像方式である。
(評価項目と判断基準)
トナーフィルミングの評価
◎;感光体表面にトナーフィルミングの発生が少なく、画像(ハーフトーン画像)がすっきりしている(良好)
○;感光体表面には小さなトナーフィルミングの発生があるが、画像(ハーフトーン画像)には、その痕跡が出ていない。(実用上問題なし)
×;感光体にトナーフィルミングが発生し、画像(ハーフトーン画像)に画像ムラが出ている(実用上問題有り)
クラックの評価
◎;感光体表面にクラックの発生なし(良好)
○;感光体表面に小さなクラックの発生がみられるが、画像にはクラックの痕跡が現れない(実用上問題なし)
×;感光体にクラックが発生し、画像にクラックによる画像ムラが発生している(実用上問題有り)
ダッシュマーク
ハーフトーン画像上に周期性が感光体の周期と一致するダッシュマーク(彗星状の小さなすじ画像)の発生状況を下記の基準で判定した。
○;0.4mm以上のダッシュマークの頻度:6個/A4以上、10個/A4以下が1枚以上発生(実用上問題なし)
×;0.4mm以上のダッシュマーク画像欠陥の頻度:11個/A4以上が1枚以上発生(実用上問題有り)
クリーニングブレードの安定性
○:50万枚のコピーを通して、ブレードめくれやブレード鳴きの発生なし
×:50万枚のコピーを通して、ブレードめくれ又はブレード鳴きが発生
評価結果を表4に示す。
評価1の組み合わせNo.1の条件で、クリーニングブレードの反発弾性H及び当接荷重を表5のように変化させ、評価1と同様に評価した。評価結果を表5に示す。
評価1の組み合わせNo.1の条件で、クリーニングブレードの硬度K及び当接荷重を表6のように変化させ、評価1と同様に評価した。評価結果を表6に示す。
12 書き込みユニット
14 帯電電極
16 現像器
18 転写電極
20 分離電極
21 クリーニング装置
161 滞留トナー
211 クリーニングブレード
212 支持体
214 弾性板
218 枠体
219 シート状導電性部材
E 画像形成部
Claims (6)
- 有機感光体上の静電潜像を現像剤により現像し、顕像化されたトナー像を記録材に転写した後、該有機感光体上の残留トナーをクリーニングブレードにより除去する画像形成方法において、前記有機感光体は、下記一般式(1)の関係を有する表面物性を有し、前記現像剤が、数平均一次粒径0.1〜1μmの無機外添剤を添加したトナーを含有することを特徴とする画像形成方法。
一般式(1): 1.5≧B/A≧1.0
但し、
Aは2mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We2)と全仕事量(Wt2)の比:We2/Wt2を表し、
Bは20mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We20)と全仕事量(Wt20)の比:We20/Wt20を表す。 - 有機感光体上の静電潜像を現像剤により現像し、顕像化されたトナー像を記録材に転写した後、該有機感光体上の残留トナーをクリーニングブレードにより除去する画像形成方法において、前記有機感光体は、下記一般式(1)の関係を有する表面物性を有し、前記現像剤が、数平均一次粒径0.1〜1μmの無機外添剤を添加したトナーを含有し、前記クリーニングブレードの反発弾性H(JISK6301(測定温湿度25℃/50%RH))が式2を満足することを特徴とする画像形成方法。
一般式(1): 1.5≧B/A≧1.0
但し、
Aは2mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We2)と全仕事量(Wt2)の比:We2/Wt2を表し、
Bは20mNの押し込み荷重で測定した弾性仕事量(We20)と全仕事量(Wt20)の比:We20/Wt20を表す。
式2 30≦H(反発弾性)≦70 (単位:%) - 有機感光体上の静電潜像を現像剤により現像し、顕像化されたトナー像を記録材に転写した後、該有機感光体上の残留トナーをクリーニングブレードにより除去する画像形成方法において、前記有機感光体は、下記一般式(1)の関係を有する表面物性を有し、前記現像剤が、数平均一次粒径0.1〜1μmの無機外添剤を添加したトナーを含有し、前記クリーニングブレードが硬度K(JISK6301(測定温湿度25℃/50%RH))が式3を満足することを特徴とする画像形成方法。
式3 64≦K(硬度)≦73 (単位:度) - 前記クリーニングブレードの有機感光体への当接荷重が5〜20mN/cmであることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成方法。
- 前記有機感光体の表面層が架橋構造を有するシロキサン系樹脂層であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成方法を用いて電子写真画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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