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JP2006081573A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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JP2004266389A
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Hiroko Minayoshi
裕子 皆吉
Kenji Terai
謙治 寺井
Koichi Kubo
光市 久保
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】使用者の意図で、さらに高い水位、あるいは、さらに低い水位を設定できることを可能にしたドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】水平または斜めの回転中心軸を有する回転ドラム1と、洗濯機本体9に弾性的に支持され回転ドラム1を回転自在に内包する水受け槽3と、水受け槽3内に給水する給水弁14と、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知する布量検知手段30と、布量検知手段30により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位を表示する水位表示部22eと、設定された水位を変更可能な水位変更入力設定スイッチ21jとを備え、水位変更入力設定スイッチ21jは、布量検知手段30により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに高い水位、あるいは、さらに低い水位を設定できるようにしたもので、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、水平方向または傾斜方向に回転中心軸を有する回転ドラム内で、洗い、すすぎ、脱水する洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、横軸に回転自在に支承された回転ドラム内に洗濯物を投入し、洗浄行程を開始すると、給水弁を通して水槽内に給水し、水位検知手段により洗浄水位より低い水位まで給水され、その後、布量検知手段により水を含んだ状態で投入された布量の検知を行い、この検知結果に対応した最適な洗浄水位を設定するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−291号公報
このような従来の構成では、布量検知手段で検知された布量により設定される水量で洗濯を行うが、ドラム式洗濯機は高濃度の洗剤液を洗濯物に含めて叩き洗う方式のため、使用水量が少なく節水が可能である。その反面、使用者の中には、洗濯中の洗濯物が洗濯液につからず濡れているように見えないので、洗濯、すすぎが十分に行われているようには見えないなどの潜在的な不満を持たれている場合があった。また、洗濯物が極めて少量の場合には、布量検知手段で検知された布量により設定される水量では、洗濯物が水面に浮きやすく、持ち上げられて落下するといった通常の動作が行われず、洗濯できるように見えないという不満点もあった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに高い水位、あるいは、さらに低い水位を設定できるようにしたもので、使用者の洗浄性能、すすぎ性能に対する不安感を払拭できるようにしたドラム式洗濯機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、水平または斜めの回転中心軸を有する回転ドラムと、洗濯機本体に弾性的に支持され前記回転ドラムを回転自在に内包する水受け槽と、前記水受け槽内に給水する給水手段と、前記回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段と、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位を表示する水位表示手段と、設定された水位を変更可能な水位変更入力設定手段とを備え、前記水位変更入力設定手段は、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに高い水位、あるいは、さらに低い水位を設定できるようにしたものである。
これによって、洗い、すすぎ行程中に、さらに高い水位では洗濯物の濡れ性が向上し、さらに低い水位では衣類が転動しやすくなり、洗浄性能およびすすぎ性能が向上するとともに、使用者の洗浄性能、すすぎ性能に対する不安感を払拭できる。
本発明の洗濯機は、使用者の意図で、布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに高い水位、あるいは、さらに低い水位を設定でき、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができる。
第1の発明は、水平または斜めの回転中心軸を有する回転ドラムと、洗濯機本体に弾性的に支持され前記回転ドラムを回転自在に内包する水受け槽と、前記水受け槽内に給水する給水手段と、前記回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段と、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位を表示する水位表示手段と、設定された水位を変更可能な水位変更入力設定手段とを備え、前記水位変更入力設定手段は、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに高い水位を設定できるようにしたものであり、洗濯物の量に関わらず、多目の水量で、洗濯、すすぎを行うことができるため、洗浄、すすぎ性能が向上するとともに、洗濯中の洗濯物が、洗濯液につかりやすくなり濡れているように見えるため、使用者に安心感を与え、使用者の洗浄性能、すすぎ性能に対する不安感を払拭できる。
第2の発明は、水平または斜めの回転中心軸を有する回転ドラムと、洗濯機本体に弾性的に支持され前記回転ドラムを回転自在に内包する水受け槽と、前記水受け槽内に給水する給水手段と、前記回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段と、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位を表示する水位表示手段と、設定された水位を変更可能な水位変更入力設定手段とを備え、前記水位変更入力設定手段は、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに低い水位を設定できるようにしたものであり、更なる節水が可能になるとともに、洗濯物が極めて少量のときにも、洗濯物が持ち上げられて落下するといった通常の動作が確実に行われるようになるため、使用者に安心感を与え、使用者の洗浄性能、すすぎ性能に対する不安感を払拭できる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位に対応した洗剤量を表示する洗剤量表示手段を備え、前記洗剤量表示手段は、水位変更入力設定手段により切換えて設定された水位に応じて、洗剤量を変更して表示するようにしたものであり、より高い水位に切換えた場合は、洗剤液が薄まることなく、高濃度の洗剤液で洗濯できるので、洗浄性能が向上でき、また、より低い水位に切換えた場合は、洗剤量を必要量まで少なくすることができ、省エネ効果が得られるとともに、すすぎ性能を向上することもでき、使用者の満足度を高めることができる。
(実施の形態1)
図1に示すように、回転ドラム1は、有底円筒形に形成し外周部に多数の通水孔2を全面に設け、水受け槽3内に回転自在に配設している。回転ドラム1の回転中心に略傾斜方向に回転軸(回転中心軸)4を設け、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。この回転軸4に、水受け槽3の背面に取り付けたモータ5を連結し、回転ドラム1を正転、逆転方向に回転駆動する。回転ドラム1の内壁面に数個の突起板6を設けている。
水受け槽3の正面側の上向き傾斜面に設けた開口部を蓋体7により開閉自在に覆い、この蓋体7を開くことにより衣類出入口8を通して回転ドラム1内に洗濯物を出し入れできるようにしている。蓋体7を上向き傾斜面に設けているため、洗濯物を出し入れする際、腰を屈めることなく行うことができる。
水受け槽3は洗濯機本体9よりばね体10とダンパー11により揺動可能に吊り下げており、水受け槽3の下部に排水経路12の一端を接続し、排水経路12の他端を排水弁13に接続して水受け槽3内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁(給水手段)14は洗剤投入ケース35および給水経路15を通して水受け槽3内に水を給水するものである。水位検知手段16は水受け槽3内の水位を検知するものである。
なお、本実施の形態では、回転ドラム1の回転中心に略傾斜方向に回転軸4を設け、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設しているが、回転ドラム1の回転中心に略水平方向に回転軸4を設け、回転ドラム1の軸心方向を略水平方向に配設してもよい。
また、図1には図示していないが、回転ドラム1内に温風を送風する送風ファン17と温風を加熱するヒータ18(図2参照)とを備え、回転ドラム1内の洗濯物を乾燥する乾燥機能を有している。
制御装置19は、図2に示すように構成しており、モータ5、排水弁13、給水弁14、送風ファン17、ヒータ18などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御するマイクロコンピュータからなる制御手段20を有している。制御手段20は、運転コース等を設定するための入力設定手段21からの情報を入力して、その情報を基に表示手段22で表示して使用者に知らせるとともに、入力設定手段21により運転開始が設定されると、水受け槽3内の水位を検知する水位検知手段16等からのデータを入力して負荷駆動手段23を介して、排水弁13、給水弁14、送風ファン17、ヒータ18などの動作を制御し、洗濯・乾燥運転を行う。
このとき、制御手段20は、モータ5のロータの位置を検出する位置検出手段24からの情報に基づいて、駆動回路25を介してインバータ26を制御することによりモータ5を回転制御するようにしている。モータ5は直流ブラシレスモータで、図示していないが、3相巻線を有するステータと、リング上に2極の永久磁石を配設しているロータとで構成し、ステータは3相巻線を構成する第1の巻線5a、第2の巻線5b、第3の巻線5cをスロットを設けた鉄心に巻き付けて構成している。
インバータ26は、パワートランジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードの並列回路からなるスイッチング素子で構成している。第1のスイッチング素子26aと第2のスイッチング素子26bの直列回路と、第3のスイッチング素子26cと第4のスイッチング素子26dの直列回路と、第5のスイッチング素子26eと第6のスイッチング素子26fの直列回路で構成し、各スイッチング素子の直列回路は並列接続している。
ここで、スイッチング素子の直列回路の両端は入力端子で、直流電源を接続し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子の接続点に、それぞれ出力端子を接続している。出力端子は、3相巻線のU端子、V端子、W端子に接続し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子のオン・オフの組合せにより、U端子、V端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、解放の3状態にする。
スイッチング素子のオン・オフは、ホールICからなる3つの位置検出手段24a、24b、24cからの情報に基づいて制御手段20により制御される。位置検出手段24a、24b、24cは電気角で120度の間隔でロータが有する永久磁石に対向するように、ステータに配設されている。
ロータが1回転する間に、3つの位置検出手段24a、24b、24cは、それぞれ電気角で120度の間隔でパルスを出力する。制御手段20は、3つの位置検出手段24a、24b、24cのいずれかの信号の状態が変わったときを検知し、位置検出手段24a、24b、24cの信号を基に、スイッチング素子26a〜26fのオン・オフ状態を変えていくことで、U端子、V端子、W端子を正電圧、零電圧、解放の3状態にし、ステータの第1の巻線5a、第2の巻線5b、第3の巻線5cに通電して磁界を作り、ロータを回転させるよう構成している。
また、スイッチング素子26a、26c、26eはそれぞれパルス幅変調(PWM)制御され、例えば、繰り返し周波数10kHzでハイ、ローの通電比を制御することで、ロータの回転数を制御するようにしてあり、制御手段20は、3つの位置検出手段24a、24b、24cのいずれかの信号の状態が変わるたびにその周期を検出し、その周期よりロータの回転数を算出して、設定回転数になるようにスイッチング素子26a、26c、26eをPWM制御する。
電流検知手段27は、インバータ26の一方の入力端子に接続した抵抗28と、この抵抗28に接続した電流検知回路29とで構成し、インバータ26の入力電流値を検知し、その出力を制御手段20に入力している。モータ5が直流ブラシレスモータの場合は、トルクは入力電流にほぼ比例するので、抵抗28に接続した電流検知回路29により、インバータ26の入力電流値を検知することで、モータ5のトルクを検知することができる。
布量検知手段30は、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知するもので、回転ドラム1を所定回転数(例えば、200r/min)に立ち上げるときの電流検知手段27からの信号により回転ドラム1内の洗濯物の量を検知するようにしている。
商用電源31は、ダイオードブリッジ32、チョークコイル33、平滑用コンデンサ34からなる直流電源変換装置を介して、インバータ26に接続している。ただし、これは一例であり、直流ブラシレスモータ5の構成、インバータ26の構成等は、これに限定されるものではない。
入力設定手段21は、図3に示すように、洗い時間を設定する洗い時間設定スイッチ21a、すすぎ回数を設定するすすぎ回数設定スイッチ21b、脱水時間を設定する脱水時間設定スイッチ21c、乾燥時間を設定する乾燥時間設定スイッチ21d、スタート・一時停止スイッチ21e、電源入りスイッチ21f、電源切りスイッチ21g、第1のコース設定スイッチ21h、第2のコース設定スイッチ21i、水位変更入力設定スイッチ(水位変更入力設定手段)21jなどを有している。
第1のコース設定スイッチ21hは、運転するコースを設定するもので、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を行うコースと、洗い、すすぎ、脱水の各行程を行うコースと、乾燥行程のみを行うコースとを順次切換設定できるようにしている。
第2のコース設定スイッチ21iは、おまかせコース、お急ぎコース、わたし流コース、毛布コースなどを切換設定するもので、順次、切り換えられるようにしている。
表示手段22は、洗い時間表示部22a、すすぎ回数表示部22b、脱水時間表示部22c、第2のコース設定スイッチ21iで設定されるコースを表示するコース設定表示部22d、水位表示部(水位表示手段)22e、数字表示部22f、数字表示部22fに表示されているのが洗剤量の場合点灯する洗剤量表示部22g、数字表示部22fに表示されているのが残り時間の場合点灯する残り時間表示部22h等を有している。
制御手段20は、布量検知手段30の出力により設定された設定水位を水位表示部22eに表示し、また、水位変更入力設定スイッチ21jの設定に基づいて、設定水位を変更するとともに、水位表示部22eの表示も変更するようにしている。その変更に伴い、投入する洗剤量についても、使用者が確認可能なように、洗剤量表示部22gを点灯させるとともに、数字表示部22fに変更後の洗剤量(杯)を表示するようにしている。
ここで、布量検知手段30、設定水位、洗剤量表示部22gの関係を表1に示す。表1において、布量検知手段30により検知された洗濯物の量が、0〜3kg未満の場合、水位表示部22eは「低」を表示し、設定水位は90mmに設定され、洗剤量表示部22gが点灯するとともに、数字表示部22fに「0.5」が表示される。また、布量検知手段30により検知された洗濯物の量が、3〜5kg未満の場合、水位表示部22eは「中」を表示し、設定水位は100mmに設定され、洗剤量表示部22gが点灯するとともに、数字表示部22fに「1.0」が表示される。さらに、布量検知手段30により検知された洗濯物の量が、5〜8kgの場合、水位表示部22eは「高」を表示し、設定水位は110mmに設定され、洗剤量表示部22gが点灯するとともに、数字表示部22fに「1.2」が表示される。
Figure 2006081573
この後、使用者により、水位変更入力設定スイッチ21jが操作され、「少量」に設定されると、設定水位は60mmに変更して設定され、洗剤量表示部22gが点灯するとともに、数字表示部22fに「0.3」が表示される。一方、使用者により、水位変更入力設定スイッチ21jが操作され、「最高」に設定されると、設定水位は160mmに変更して設定され、洗剤量表示部22gが点灯するとともに、数字表示部22fに「1.3」が表示される。
上記構成において、図4を参照しながら動作を説明する。回転ドラム1内に洗濯物を投入し、ステップ100で動作を開始し、ステップ101で電源入りスイッチ21fをオンし、ステップ102にて第1のコース設定スイッチ21hおよび第2のコース設定スイッチ21iを操作してコースを設定する。
ステップ103にてスタート・一時停止スイッチ21fをオンすると、ステップ104にて布量検知手段30により回転ドラム1内に投入された衣類の量を検知する。ここで、布量検知の動作を開始すると、制御手段20は回転ドラム1内の洗濯物のバランスをとりながら回転数を上昇させ、回転ドラム1の回転数が150r/minから200r/minの範囲で、電流検知回路29で検知したインバータ26の入力電流値、いいかえればモータ5の電流値を積算し、この積算値に基づいて、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知する。
次いで、ステップ104で検知した洗濯物の量に対応して、ステップ105で、表1に示すように、水位表示部22eは「低」、「中」、「高」のいずれかを表示し、設定水位はそれに対応して、90mm、100mm、110mmのいずれかに設定され、洗剤量表示部22gが点灯するとともに、数字表示部22fに「0.5」、「1.0」、「1.2」のいずれかが表示される。
その後、ステップ106で水位変更入力設定スイッチ21jの操作有りか否かを判定する。このとき、水位変更入力設定スイッチ21jの操作がある場合は、その操作に基づき、ステップ107で、設定水位を変更し、変更後の設定水位および洗剤量を表示する。ステップ108で所定時間(例えば、30秒)経過したか否かを判定する。この所定時間の間に、使用者は表示された洗剤量に基づいて、洗剤投入ケース35の中に洗剤を投入する。
なお、ステップ106で、水位変更入力設定スイッチ21jの操作がない場合は、ステップ108に移行し、またステップ108で、所定時間経過していなければ、ステップ105に戻る。
ステップ108で、所定時間経過したことを判定すると、ステップ109で給水を始める。ステップ110で設定水位を判定するまで、給水を続ける。ステップ110で設定水位を判定すると、ステップ111で回転ドラム1の回転、すなわち洗い行程を実行する。
ステップ111での洗い行程の実行中に、水位変更入力設定スイッチ21jの操作がある場合は、回転ドラム1の回転を中止し、ステップ114で水位変更入力設定スイッチ21jの操作に基づき設定水位を変更する。このとき、ステップ115で水位の変更が、アップか否かを判定する。水位の変更がアップでなく、ダウンの場合、以下のステップをとばし、ステップ118に移行する。これは、せっかく溜めた洗濯水を洗濯に使用せずに排水してしまうといった、非経済的なことを行わないようにし、使用者に不安感を与えないようにするためである。なお、水位の変更は次行程で行う。
一方、水位の変更がアップの場合は、ステップ116で補給水を行う。ステップ117で変更した設定水位を判定するまで、補給水を続ける。ステップ117で変更した設定水位を判定すると、ステップ118で再度回転ドラム1の回転させ、洗い行程を続行する。
ステップ119で所定の洗い時間か否かを判定し、所定の洗い時間が経過するまで、上記ステップを行う。所定の洗い時間が経過すると。ステップ120で次行程(例えば、排水、すすぎ行程)に移行する。
以上のように、布量検知手段30により検知された洗濯物の量に対応した水位よりも、さらに高い水位を設定できるので、洗濯物の量に関わらず、多目の水量で洗濯、すすぎを行うことができるため、洗浄、すすぎ性能が向上するとともに、布量検知手段30により検知された洗濯物の量に対応した水位では、洗濯中の洗濯物が洗濯液につからず濡れているように見えない使用者に対しても、洗濯物が洗濯液につかりやすくなり濡れているように見えるため、使用者に安心感を与え、使用者の洗浄性能、すすぎ性能に対する不安感を払拭できる。
また、布量検知手段30により検知された洗濯物の量に対応した水位よりも、さらに低い水位を設定できるので、更なる節水が可能になるとともに、布量検知手段30により検知された洗濯物の量に対応した水位では、洗濯物が極めて少量のときに、洗濯物が水面に浮きやすく、持ち上げられて落下するといった通常の動作が行われず、洗濯できるように見えない使用者に対しても、水位をさらに低くすることにより、洗濯物が突起板6に確実に引掛けられ、持ち上げられで、回転ドラム1内の上方近傍から下方に落下するといった動作を実現できるため、使用者に安心感を与え、洗浄性能、すすぎ性能を確実に実現することができる。
さらに、変更設定された水位に応じて洗剤量表示をすることで、より高い水位に切換えた場合でも洗剤液が薄まることなく、高濃度の洗剤液の間々で洗濯できるので、洗浄性能が向上できる。また、より低い水位に切換えた場合は、洗剤量を必要量まで少なくすることができ、省エネがはかれるとともに、すすぎ性能を向上することもできる。以上より、お客さまの満足度を高めることができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、使用者の意図で、布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに高い水位、あるいは、さらに低い水位を設定でき、使用者の洗浄性能に対する不安感を払拭することができるので、乾燥機能も有したドラム式洗濯乾燥機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機のブロック回路図 同ドラム式洗濯機の入力設定手段および表示手段の拡大正面図 同ドラム式洗濯機の要部動作フローチャート
符号の説明
1 回転ドラム
3 水受け槽
4 回転軸(回転中心軸)
9 洗濯機本体
14 給水弁(給水手段)
21j 水位変更入力設定スイッチ(水位変更入力設定手段)
22e 水位表示部(水位表示手段)
30 布量検知手段

Claims (3)

  1. 水平または斜めの回転中心軸を有する回転ドラムと、洗濯機本体に弾性的に支持され前記回転ドラムを回転自在に内包する水受け槽と、前記水受け槽内に給水する給水手段と、前記回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段と、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位を表示する水位表示手段と、設定された水位を変更可能な水位変更入力設定手段とを備え、前記水位変更入力設定手段は、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに高い水位を設定できるようにしたドラム式洗濯機。
  2. 水平または斜めの回転中心軸を有する回転ドラムと、洗濯機本体に弾性的に支持され前記回転ドラムを回転自在に内包する水受け槽と、前記水受け槽内に給水する給水手段と、前記回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段と、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位を表示する水位表示手段と、設定された水位を変更可能な水位変更入力設定手段とを備え、前記水位変更入力設定手段は、前記布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位の範囲よりも、さらに低い水位を設定できるようにしたドラム式洗濯機。
  3. 布量検知手段により検知した洗濯物の量に対応して設定された水位に対応した洗剤量を表示する洗剤量表示手段を備え、前記洗剤量表示手段は、水位変更入力設定手段により切換えて設定された水位に応じて、洗剤量を変更して表示するようにした請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
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