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JP2006080775A - データ伝送システム - Google Patents

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JP2006080775A
JP2006080775A JP2004261364A JP2004261364A JP2006080775A JP 2006080775 A JP2006080775 A JP 2006080775A JP 2004261364 A JP2004261364 A JP 2004261364A JP 2004261364 A JP2004261364 A JP 2004261364A JP 2006080775 A JP2006080775 A JP 2006080775A
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JP2004261364A
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Satoru Ono
哲 小野
Takasuke Ueda
考祐 上田
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Abstract

【課題】伝送遅延時間の異なる伝送路媒体を同時に利用してパケットを送信した際、受信側で確実にパケットを再構成する。
【解決手段】一方の伝送装置24は、それぞれ4系列CH1〜CH4とCH5〜CH8からなる無線伝送路12と光ファイバ伝送路18を同時に利用してパケットPaを送信する際、パケットPaを8ビットずつ分割し、無線伝送路12と光ファイバ伝送路18の所定の系列CHのフレームのタイムスロットにマッピングして、送信する。他方の伝送装置26は、送信されたフレームを無線伝送路12及び光ファイバ伝送路18の他端側で受信し、遅延時間差を考慮してデマッピングし、パケットPaを再構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、送信側でパケットをフレーム内に分割し、伝送路を通じて受信側に伝送し、受信側で前記フレームから前記パケットを再構成するデータ伝送システムに関する。
従来から、国土交通省、警察庁及び内閣府等の官公庁、都道府県及び市町村等の自治体、電力会社及びガス会社等の公共事業者では、防災業務、電力系統保護等の目的で自営回線を構築している。
この自営回線として、従来、伝送路媒体を光ファイバとするネットワークが構築されている(非特許文献1)。
この光ファイバネットワークでは、端局装置間が自営設備である光ファイバにより接続され、各端局装置にLAN(Local Area Network)接続機器やMPEG2インタフェース等を有するカメラ等の端末装置が接続され、送信側の端末装置から出力されるパケットが一方の端局装置でフレームに分割されるとともにE/O(電気/光学)変換されて光ファイバの一端に供給され、光ファイバの他端まで伝送されたフレームが他方の端局装置によりO/E変換された後、パケットに合成され、受信側の端末装置に伝送されるように構成されている。
図11は、伝送線路に冗長性があり、今後に想定されるデータ伝送システム2の構成を示している。
このデータ伝送システム2では、伝送装置4と伝送装置6との間に、無線装置8、10に接続された無線伝送路12と、端局装置14、16に接続された光ファイバ伝送路18が設けられている。この場合、伝送装置4と端局装置14及び無線装置8との間、伝送装置6と端局装置16及び無線装置10との間には、それぞれ4系列(4CH:4チャネル)の各6[Mbps]帯域の有線伝送路が接続されている。
なお、実際上、伝送装置4と伝送装置6との間の各系列は、全二重の回線であるが、繁雑となるので、一方向のみの伝送により説明する。
国土交通省(旧建設省)「ディジタル端局装置(SDH)仕様書」建電通仕(国電通仕)第42号、平成10年6月3日制定、平成11年9月24日改訂
ところで、このように構成されるデータ伝送システム2においては、一般には、無線伝送路12あるいは光ファイバ伝送路18のみを単独で利用して伝送装置4と伝送装置6との間でデータ伝送を行うことになるが、回線の有効利用のため、あるいは伝送速度(伝送帯域)を向上させるために、伝送装置4から所定のパケットを伝送装置6に送信する際に、無線伝送路12(無線回線)及び光ファイバ伝送路18(光ファイバ回線)を両方同時に利用することが考えられる。
しかしながら、無線回線と光ファイバ回線とを同時に使用することを考えた場合、無線回線に比較して光ファイバ回線の伝送遅延が大きく、受信側の伝送装置6で、パケットを確実に再構成することができないという課題がある。
なお、伝送路媒体としては、さらに、メタリック回線(有線)等も考えられ、このように、伝送遅延時間の異なる伝送路媒体(光ファイバ回線と無線回線、無線回線とメタリック回線、又はメタリック回線と光ファイバ回線等)を同時に利用して所定のパケットを伝送する際に、あるいは同一の伝送路媒体、例えば、衛星を介する無線通信(衛星回線という。)と直接の無線通信(直接回線という。)等の場合であっても各回線の伝送遅延時間が異なる場合にはパケットの再構成が困難であるという問題がある。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、伝送遅延時間の異なる伝送路媒体あるいは異なる回線を同時に利用して所定のパケットを送信した際、受信側で確実に前記パケットを再構成することを可能とするデータ伝送システムを提供することを目的とする。
この発明に係るデータ伝送システムは、パケットを分割し、所定数のタイムスロットからなるフレームに載せて送信側から受信側へ伝送するデータ伝送システムにおいて、前記送信側と受信側との間に設けられる、それぞれ複数系列からなる複数の固定帯域伝送路と、前記パケットを前記タイムスロットのデータ量ずつ分割し、前記複数の固定帯域伝送路の所定の系列のフレームのタイムスロットにマッピングし、前記複数の固定帯域伝送路の一端側からそれぞれフレームとして送信する送信側装置と、送信された前記フレームを前記複数の固定帯域伝送路の他端側で受信し、各系列毎に受信バッファに格納した後、デマッピングして前記パケットを再構成する受信側装置と、を備え、前記受信側装置は、前記パケットがマッピングされた所定の系列の前記フレーム中、最後に到着したフレームが前記受信バッファに格納されたとき、各受信バッファから前記フレームを構成するデータを読み出してデマッピングし、前記パケットを再構成することを特徴とする。
この発明によれば、パケットをタイムスロットのデータ量単位に分割し、複数の固定帯域伝送路の所定の系列のフレームにマッピングして送信側装置から複数の固定帯域伝送路を通じて受信側装置に送り、受信側装置では、パケットを構成する最後のフレームが受信バッファに格納されたとき、各受信バッファから前記フレームを構成するデータを読み出してデマッピングし、パケットを再構成するようにしているので、確実にかつ最小の時間でパケットを再構成することができる。また、複数の固定帯域伝送路を同時に使用することができるので、伝送路の帯域を広くすることができる。
なお、パケットがマッピングされた所定の系列の前記フレーム中、最後に到着したフレームが前記受信バッファに格納されたときの判断は、例えば、各系列のフレームを、複数の固定帯域伝送路の遅延時間差をカバーする数の複数フレーム構成とし、この複数フレームを構成する少なくとも1つのフレーム中、特定のタイムスロットのデータをユニークとしておくことにより、自動的に可能となり、複数の固定帯域伝送路の遅延時間差が、複数フレームの1/2周期以内の遅延時間差であれば、確実にかつ最小の時間でパケットを再構成することができる。
また、パケットがマッピングされた所定の系列の前記フレーム中、最後に到着したフレームが前記受信バッファに格納されたときの判断は、例えば、系列間の最大遅延時間差が時間測定等により予め既知であれば、パケットがマッピングされ最初に到着した系列のフレームが到達してから前記の既知の最大遅延時間後に、最後に到着する系列のフレームの読出を開始する構成とすればよい。
なお、この発明に係る複数の固定帯域伝送路を、無線伝送路と光ファイバ伝送路とすること、あるいは無線伝送路、光ファイバ伝送路及び有線伝送路とすることができる。
この発明によれば、伝送遅延時間の異なる伝送路媒体、あるいは同一の伝送路媒体であっても異なる回線を同時に利用して所定のパケットを送信する際にパケットをタイムスロットのデータ量単位に区切り所定の系列のフレームにマッピングして送信側装置から受信側装置に送り、受信側装置では、パケットを構成する最後のフレームが受信バッファに格納されたとき、各受信バッファからマッピングされた順に読み出することでデマッピングし、パケットを再構成するようにしているので、確実にパケットを再構成することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に参照する図面において、上記図11に示したものと対応するものには同一の符号を付けてその詳細な説明は省略する。
図1は、この発明の一実施形態に係るデータ伝送システム20の一部の構成を示している。
このデータ伝送システム20では、例えばA地点設備21に配置されるRPR(Resilient Packet Ring)機能を有する伝送装置24と、B地点設備22に配置されるRPR機能を有する伝送装置26との間に、無線装置8、10に接続されたマイクロ波多重伝送路である無線伝送路12と、端局装置14、16に接続された光ファイバ伝送路18の二重化された伝送路が設けられている。
なお、無線装置8と端局装置14は、A地点設備21を構成し、無線装置10と端局装置16は、B地点設備22を構成している。
この場合、伝送装置24と端局装置14及び無線装置8との間、伝送装置26と端局装置16及び無線装置10との間には、それぞれ全二重の4系列(4CH:4チャネル)の各6[Mbps]帯域の有線伝送路が接続されている。
無線伝送路12及び光ファイバ伝送路18は、それぞれ全二重の4系列(4CH)分以上の帯域を有するように構成されている。
図2は、RPRシステムとしてのデータ伝送システム20の全体ブロック図を示している。
図2から分かるように、このデータ伝送システム20では、C地点設備23もA地点設備21及びB地点設備22と同様に構成されており、このC地点設備23に配置されるRPR機能を有する伝送装置(不図示)は、A地点設備21及びB地点設備22の伝送装置24、26に対して、それぞれ、同様の無線伝送路12及び光ファイバ伝送路18により伝送路が二重化されて接続されている。
ここで、例えば、A地点設備21とB地点設備22間において、無線伝送路12のみに障害が発生した場合には、A地点設備21とB地点設備22間において、残りの光ファイバ伝送路18を利用して通信が可能であり、これとは反対に、光ファイバ伝送路18のみに障害が発生した場合には、A地点設備21とB地点設備22間において、無線伝送路12を利用して通信が可能である。
さらに、例えば、A地点設備21とB地点設備22との間の無線伝送路12と光ファイバ伝送路18の両方同時に障害が発生した場合、A地点設備21とB地点設備22とは、C地点設備23を利用して迂回伝送ができ、障害に強いデータ伝送システム20の構成となっている。
以下、A地点設備21とB地点設備22を代表として、これらの構成及び通信の動作について説明する。
図1に示すように、A地点設備21の伝送装置24には、レイヤ3スイッチ(L3スイッチ)32を介して複数の端末36が接続され、B地点設備22の伝送装置26には、L3スイッチ34を介して複数の端末38が接続されている。
図3は、伝送装置24、26を構成する送信側装置42の構成を示している。
図4は、伝送装置24、26を構成する受信側装置44の構成を示している。
図3に示すように、送信側装置42は、たとえば端末36からL3スイッチ32を通じて供給されたイーサネットパケット(以下、パケットという。イーサネットは登録商標。)を後述するタイムスロットのデータ量に対応するバイト単位に分割するパケット分割部46と、バイト単位に分割されたパケットを各系列CH1〜CH8のフレーム中のタイムスロットTSに分配する(載せる)マッピング部48とを備えている。
系列CH1〜CH4のフレームは、無線伝送路12を通じて図4に示す受信側装置44に供給され、系列CH5〜CH8のフレームは光ファイバ伝送路18を通じて受信側装置44に供給される。
図5、図6は、各系列CH1〜CH8を伝送するフレームの構成を示している。図5はフレームの詳細構成図、図6はフレーム全体構成図である。
フレームは、4[ms]の長さを有するスーパーフレームSFが繰り返す構成とされ、1個のスーパーフレームSFは、32個のフレームF1〜F32から構成されている。
各フレームFは、ヘッダ部とペイロード部とから構成され、ヘッダ部は、タイムスロットTS97(8ビット)、TS98(8ビット)、オーバーヘッドOH(5ビット)から構成され、ペイロード部は、タイムスロットTS1〜TS96(各8ビット)から構成される。各フレームFの帯域は、(98スロット×8ビット+5ビット)/125[μs]=6.312[Mbps]である。
ここで、スーパーフレームSFの先頭フレームFであるフレームF1の特定のタイムスロットであるタイムスロットTS97には、値「0=00000000=00」が書き込まれ、フレームF2〜F32のタイムスロットTS97には、値「128=11111111=FF」が書き込まれる。したがって、フレームFのタイムスロットTS97の値を判断することにより、スーパーフレームSFの繰り返しを検出することができる。すなわち、フレームF1のタイムスロットTS97のデータは他のフレームF2〜F32のタイムスロットTS97のデータに対してユニークなデータとなっている。
図5、図6に示すように、各タイムスロットTSの書込アドレスWADは、1バイト毎にカウントアップするように構成され、スーパーフレームSFの先頭のフレームF1の先頭のタイムスロットTS1をカウント値「1488」に設定し、第17番目のフレームF17のタイムスロットTS96をカウント値「3167」、フレームF17のタイムスロットTS97をカウント値「0」、最後のフレームF32の最後のタイムスロットであるオーバーヘッドOHをカウント値「1487」に設定するようにしている。
図4に示す受信側装置44は、送信側装置42のマッピング部48で各系列CH1〜CH8のフレーム中のタイムスロットTSに分配された(載せられた)パケットを、それぞれCH1〜CH8受信データWD1〜WD8として受信する。
この場合、各系列の書込アドレス生成部51〜58は、スーパーフレームSF中、フレームF1のタイムスロットTS97の値「0」を検出したとき、書込アドレスWAD=1584を生成し、以下タイムスロットTS毎に「1」だけカウントアップし、図5、図6に示した、各系列CH1〜CH8のスーパーフレームSFに対応する書込アドレスWAD1〜WAD8を生成し、各系列CH1〜CH8に対応して設けられている受信バッファ61〜68に供給する。受信バッファ61〜68は、書込アドレスWAD1〜WAD8で指定されるアドレスに対応するタイムスロットTSのデータを格納する。各受信バッファ61〜68のデータ容量は、(8ビット×98+5ビット×1)×16+所定時間Δt(読出遅延時間)分のビット数2=25248ビット(3156バイト)以上の値に設定されている。
また、遅延検出回路メモリリード制御部72は、スーパーフレームSF単位で受信データWD1〜WD8の遅延を検出し、スーパーフレームSFを構成するフレームF1〜F32中、最後に到着したフレームの受信データWD1〜WD8が受信バッファ61〜68に格納されたときに、所定の読出アドレスRADを順次生成し、受信バッファ61〜68に供給する。
この読出アドレスRADによりCH1〜CH8受信データRD1〜RD8が受信バッファ61〜68から読み出される。
読み出した受信データRD1〜RD8をパケット再構成部74でマッピングすることで、A地点設備21の端末36からL3スイッチ32を通じて送信側装置42に入力されたパケットが、受信側装置44のパケット再構成部74で再構成され、再構成されたパケットがL3スイッチ34を通じて所定の宛先の端末38に供給される。
このように制御することにより、この実施形態に係る異方伝送路である、無線伝送路12と光ファイバ伝送路18の伝送遅延時間が異なっている場合でも、確実にパケットを再構成することができる。
次に、基本的には以上のように構成されかつ動作するデータ伝送システム20のパケット分割及びパケット再構成動作について例を挙げてさらに詳しく説明する。
なお、全系列CH1〜CH8を使用する伝送形態では繁雑となるので、ここでは理解の容易化のために、無線伝送路12の系列CH3、CH4及び光ファイバ伝送路18の系列CH5、CH6の4系列を同時に使用して伝送する伝送形態を例として説明する。
図7に示すように、ある端末36からL3スイッチ32を通じて伝送装置24のパケット分割部46にa、b、c、…iの順からなる9バイトのパケットPaが供給されるものとする。ここでは、理解の容易化のために9バイトのパケットとした。
このとき、パケット分割部46は、予め定められた取り決めに従い、系列CH3〜CH6の4系列にパケットPaを分割してマッピングする。ここでは、図7に示すように、スーパーフレームSFを構成する第2フレームF2の先頭のタイムスロットTS1からCH5、CH6、CH3、CH4、CH5…の順に、各1バイトのデータa、b、c、…iをマッピングする。
このようにしてマッピング部48でマッピングされ系列CH3〜CH6に分配されたデータをタイムスロットTSに載せた各スーパーフレームSFは、図示しないクロック信号に従い伝送装置24を構成する送信側装置42から同位相(図7に示す状態)で送信される。
この場合、4系列CH3〜CH6のフレームF中、系列CH3、CH4のフレームFは、伝送装置24を構成する送信側装置42から無線装置8、無線伝送路12を通じて無線装置10で受信され、伝送装置26の受信側装置44に送信される。一方、4系列CH3〜CH6のフレームF中、系列CH5、CH6のフレームFは、伝送装置24を構成する送信側装置42から端局装置14、光ファイバ伝送路18を通じて端局装置16で受信され、伝送装置26の受信側装置44に送信される。
ここで、図8の上側の図「受信側:バッファ書込時」に示すように、受信側装置44では、まず、時間的に先に受信側装置44に到着する、換言すれば、遅延時間の少ない無線伝送路12を経由した系列CH3、CH4の受信データWD3、WD4をほぼ同時に受信する。このとき、書込アドレス生成部53、54は、受信データWD3、WD4のフレームF1のタイムスロットTS97の値「0」を検出したとき、アドレスカウンタ値を「1584」とし、以下、タイムスロットTSを受信するごとに上述したようにカウントアップする。
このとき、受信バッファ63のアドレスWAD3=1584にはデータ「0」が、アドレスWAD3=1587にはデータ「c」が、アドレスWAD3=1588にはデータ「g」が書き込まれる。
同時に、受信バッファ64のアドレスWAD4=1584にはデータ「0」が、アドレスWAD4=1587にはデータ「d」が、アドレスWAD4=1588にはデータ「h」が書き込まれる。
次に、受信側装置44では、無線伝送路12に比較して遅延時間が遅延時間td分だけ大きい光ファイバ伝送路18を経由して、遅延時間td遅れた到着した系列CH5、CH6の受信データWD5、WD6を、書込アドレス生成部55、56及び受信バッファ65、66で受信する。
このとき、受信バッファ65のアドレスWAD5=1584にはデータ「0」が、アドレスWAD5=1587にはデータ「a」が、アドレスWAD5=1588にはデータ「e」が、アドレスWAD5=1589にはデータ「i」が書き込まれる。
同時に、受信バッファ66のアドレスWAD6=1584にはデータ「0」が、アドレスWAD6=1587にはデータ「b」が、アドレスWAD6=1588にはデータ「f」が書き込まれる。
受信バッファ65、66のアドレスWAD5=WAD6=1584にデータ「0」が書き込まれたとき、遅延検出回路メモリリード制御部72は、所定時間Δt(遅延量1/4フレーム以内とする。)後に、受信バッファ63〜66に対して、図8の下側の図「受信側:バッファ読出時」に示すように、読出アドレスRAD3〜RAD6=1584、1585、1586、1587、1588、1589、…を供給する。
図9は、上述した受信側装置44の遅延検出回路メモリリード制御部72のより詳しい動作説明に供されるフローチャートである。
まず、ステップS1において、それぞれスーパーフレームSFからなる系列CH3〜CH6のうち、系列CH3を基準系列(CH)に仮に設定する。
次にステップS2において、基準系列のタイムスロットTS97が値「0」のとき、基準系列(CH3)の書込アドレスWAD3の値と、他の系列(CH4〜CH6)の書込アドレスWAD4〜6の値とを比較する。
次いで、ステップS3において、基準系列(CH3)の書込アドレスWAD3の値が、他の系列(CH4〜CH6)の書込アドレスWAD4〜6の値とを比較し一番小さい(最も小さい)かどうかを判断し、小さくなかった場合には、一番遅れている系列(この場合、系列CH5又はCH6)を基準系列(CH)に設定する。
そして、再度ステップS2の比較処理を行い、ステップS3の判断が成立したとき、次に、ステップS5において、最も遅く到着した基準系列である系列CH5のフレームF2を受信バッファ65に書き込んだとき、読み出す。
すなわち、上述したように、読出アドレスRAD3〜RAD6=1584、1585、1586、1587、1588、1589、…を受信バッファ63〜66に供給する。
この場合、パケット再構成部74は、読出アドレスRAD3〜RAD6=1584、1585、1586、1587、1588、1589、…により受信バッファ63〜66から読み出されたデータa、b、c、…iを、予め定められた取り決めに従い、データa、b、c、…iの順にデマッピングし、パケットPaを再構成する。
パケット再構成部74により再構成されたパケットPaは、L3スイッチ34を通じて宛先の端末38に送出される。
以上説明したように上述した実施形態によれば、パケットPaを分割し、所定数(タイムスロットTS1〜TS98とオーバーヘッドの計99個)のタイムスロットTSからなるフレームFに載せて送信側から受信側へ伝送するデータ伝送システム20に適用される。
この場合、伝送装置24、26を構成する送信側装置42は、それぞれ複数系列である4系列CH1〜CH4とCH5〜CH8からなる第1固定伝送路である無線伝送路12と第2固定帯域伝送路である光ファイバ伝送路18を同時に利用してパケットPaを送信する際、パケットPaをタイムスロットTSのデータ量(ここでは8ビット)ずつ分割し、無線伝送路12と光ファイバ伝送路18の所定の系列CHのフレームFのタイムスロットTSにマッピングし、無線伝送路12及び光ファイバ伝送路18の一端側からそれぞれスーパーフレームSFとして送信する。
受信側装置44は、送信された各スーパーフレームSFを無線伝送路12及び光ファイバ伝送路18の他端側で受信し、各系列CH1〜CH8毎に受信バッファ61〜68に格納した後、デマッピングしてパケットPaを再構成する。
この場合、受信側装置44は、パケットPaがマッピングされた所定の系列のスーパーフレームSF中、最後に到着したフレームFが受信バッファ61〜68に格納されたとき、各受信バッファ61〜68からフレームFを構成するデータを読み出してデマッピングし、パケットPaを再構成するようにしている。
このため、確実にかつ最小の時間でパケットPaを再構成することができる。
この場合、各系列CH1〜CH8のフレームFを、無線伝送路12と光ファイバ伝送路18との間の遅延時間td差をカバーする数の複数フレーム構成(スーパーフレームSF)とし、このスーパーフレームSFを構成する少なくとも1つのフレームF1中、特定のタイムスロットTS97のデータを他のフレームF2〜F32のタイムスロットTS97のデータ(この実施形態では「11111111」=「FF」)に対してユニークである「0=00000000=「00」」としているので、無線伝送路12と光ファイバ伝送路18の遅延時間差tdが、スーパーフレームSFの1/2周期である2[ms]以内の遅延時間差tdであれば、確実にかつ最小の時間でパケットPaを再構成することができる。
なお、上述した実施形態では、図2に示した無線伝送路12及び光ファイバ伝送路18により伝送路が二重化されたデータ伝送システム20を例として説明しているがこれに限らず、図10に示すように、無線伝送路12によりRPRシステムが構成されたデータ伝送システム20Aに適用することもできる。
この図10例では、例えば、既存の光ファイバ伝送路18が、A地点設備21とB地点設備22との間にのみ配設されており、このA地点設備21とB地点設備22間では、無線伝送路12の他に、既存の光ファイバ伝送路18を併用することにより帯域の広帯域化を図ることができる。
この発明の一実施形態に係るデータ伝送システムの一部の構成を示すブロック図である。 データ伝送システムの全体構成ブロック図である。 伝送装置を構成する送信側装置のブロック図である。 伝送装置を構成する受信側装置のブロック図である。 スーパーフレームの詳細構成を示す説明図である。 スーパーフレームの全体構成を示す説明図である。 パケットを分割してフレームに載せて送信する送信側の動作説明図である。 受信したフレームからパケットを再構成する受信側の動作説明図である。 遅延検出回路メモリリード制御部の動作説明に供されるフローチャートである。 他の実施形態に係るデータ伝送システムの全体構成ブロック図である。 問題点の説明図である。
符号の説明
8、10…無線装置 12…無線伝送路
14、16…端局装置 18…光ファイバ伝送路
20、20A…データ伝送システム 21…A地点設備
22…B地点設備 23…C地点設備
24、26…伝送装置 32、34…L3スイッチ
36、38…端末 42…送信側装置
44…受信側装置 46…パケット分割部
48…マッピング部 51〜58…書込アドレス生成部
61〜68…受信バッファ 72…遅延検出回路メモリリード制御部
74…パケット再構成部

Claims (3)

  1. パケットを分割し、所定数のタイムスロットからなるフレームに載せて送信側から受信側へ伝送するデータ伝送システムにおいて、
    前記送信側と受信側との間に設けられる、それぞれ複数系列からなる複数の固定帯域伝送路と、
    前記パケットを前記タイムスロットのデータ量ずつ分割し、前記複数の固定帯域伝送路の所定の系列のフレームのタイムスロットにマッピングし、前記複数の固定帯域伝送路の一端側からそれぞれフレームとして送信する送信側装置と、
    送信された前記フレームを前記複数の固定帯域伝送路の他端側で受信し、各系列毎に受信バッファに格納した後、デマッピングして前記パケットを再構成する受信側装置と、を備え、
    前記受信側装置は、前記パケットがマッピングされた所定の系列の前記フレーム中、最後に到着したフレームが前記受信バッファに格納されたとき、各受信バッファから前記フレームを構成するデータを読み出してデマッピングし、前記パケットを再構成する
    ことを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 請求項1記載のデータ伝送システムにおいて、
    各系列の前記フレームは、前記複数の固定帯域伝送路の遅延時間差をカバーする数の複数フレーム構成とされ、この複数フレームを構成する少なくとも1つのフレーム中、特定のタイムスロットのデータがユニークとなっている
    ことを特徴とするデータ伝送システム。
  3. 請求項1又は2記載のデータ伝送システムにおいて、
    前記複数の固定帯域伝送路には、無線伝送路と光ファイバ伝送路が含まれる
    ことを特徴とするデータ伝送システム。

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