JP2006079926A - ブレーカ用端子台及び複数の一次送りブレーカ付き分電盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の一次送り回路を盤内に設けるに当たり,スペースを圧迫せず,低コストで、配線作業を容易に行うことが可能なブレーカ用端子台。
【解決手段】基板への固定手段を有しているブレーカのプラグイン端子に電源導体を接続する端子台であって,端子台は,電源導体23,24を接続する端子部2222,2223とプラグイン端子に接続するバー状端部2221,2231を備える導電体,導電体を保持するとともに基板への固定手段を備える絶縁枠体から成り,バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さは,ブレーカ20、20’の並設方向の幅の整数倍に設けられ,端子台はブレーカの長側面202に接して位置するとともに、バー状端部は絶縁枠体からの突出方向の長さに応じた数のブレーカに対して各々のブレーカのプラグイン端子に挿入接続されてブレーカの長側面の開口から導出されることを特徴としたブレーカ用端子台22。
【選択図】図5
【解決手段】基板への固定手段を有しているブレーカのプラグイン端子に電源導体を接続する端子台であって,端子台は,電源導体23,24を接続する端子部2222,2223とプラグイン端子に接続するバー状端部2221,2231を備える導電体,導電体を保持するとともに基板への固定手段を備える絶縁枠体から成り,バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さは,ブレーカ20、20’の並設方向の幅の整数倍に設けられ,端子台はブレーカの長側面202に接して位置するとともに、バー状端部は絶縁枠体からの突出方向の長さに応じた数のブレーカに対して各々のブレーカのプラグイン端子に挿入接続されてブレーカの長側面の開口から導出されることを特徴としたブレーカ用端子台22。
【選択図】図5
Description
本件の発明は,分電バーに接続されるプラグイン端子を備えた複数の分岐ブレーカの一部について,電源を前記分電バー以外から接続する手段に関わり,特に主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカを備える分電盤の複数の分岐ブレーカに主幹ブレーカの1次側から電源を供給するための手段に関わる。
分電盤は,主幹ブレーカの2次側に分岐用銅バーを配し,該分岐用銅バーに複数の分岐ブレーカを接続し,分岐ブレーカから負荷機器へ電気を供給する構成となっている。負荷機器として火災報知器などの安全監視機器を接続する場合など,過負荷や漏電などで主幹ブレーカが切となった場合,電源電圧の供給が停止されるため監視機器が働かなくなり,安全上問題がある。このため,そのような監視機器については主幹ブレーカの1次側から専用分岐ブレーカを介して電源を供給(1次送り)するように1次送り配線を行い,主幹ブレーカが切れても安全監視機器への電源電圧が継続して供給されるようになっている。
また,火災報知器以外にも,誘導灯や,その他主幹ブレーカが切となった場合でも電源の供給を停止することが望ましくない負荷機器を設置する場合には同じく一次送り配線にて電源を供給する。この場合,それぞれの機器に対して電源を供給する回路は別々に設けることが好ましい。即ち,それぞれ専用の一次送り分岐ブレーカを設けて配線を行う。
また,火災報知器以外にも,誘導灯や,その他主幹ブレーカが切となった場合でも電源の供給を停止することが望ましくない負荷機器を設置する場合には同じく一次送り配線にて電源を供給する。この場合,それぞれの機器に対して電源を供給する回路は別々に設けることが好ましい。即ち,それぞれ専用の一次送り分岐ブレーカを設けて配線を行う。
従来,1次送りの配線技術としては,図10(特許文献1の図1)に示すように,基板への固定手段とプラグイン端子を有し,該プラグイン端子に導体を接続するための開口を具備し該開口は短側面から長側面に連続して開口しているブレーカのプラグイン端子に電源導体を接続する端子台であって,該端子台は,電源導体を接続する端子部と前記プラグイン端子に接続するバー状端部を備える導電体,該導電体を保持するとともに前記基板への固定手段を備える絶縁枠体から成り,該端子台は前記ブレーカの長側面に接して位置するとともに,前記導電体のバー状端部はプラグイン端子に挿入接続されて前記ブレーカの長側面の開口から導出されることを特徴として提供されたブレーカ用端子台を用いて,基板と,主幹ブレーカと,主幹ブレーカの2次側に接続される分電バーと,該分電バーに接続するプラグイン端子を含み前記基板に長側面が隣合うように並べて固定される複数の分岐ブレーカを備える分電盤において,前記複数の分岐ブレーカの側端部に位置する分岐ブレーカを前記ブレーカ用端子台に置き換えるとともに,該端子台の端子部と主幹ブレーカの1次側を電源導体で接続したことを特徴として1次送りブレーカ付き分電盤を提供したものがあった。
この分電盤において,2個の一次送り回路を設けようとした場合には,図11(特許文献1の図5)に示されたように,分電バーを挟んで上下に設けられた分岐ブレーカのうち,主幹ブレーカ側の側端部に位置する分岐ブレーカの変わりにブレーカ20と20’また,端子台22と22’を取付け,端子台22と22’に主幹ブレーカ1の1次側端子103から電圧を供給するように設けて構成し,分岐ブレーカの側端部に2個の1次送りブレーカを設置するように設けていた。
しかしながら,複数の一次送り回路を設ける場合には,分電バーを挟んで上下の分岐ブレーカの側端部に位置するブレーカを一次送り用のブレーカと差し替えて,さらにそれぞれに端子台を取付ける必要があり,盤内スペースが減少して配線作業が煩雑になる上に,端子台が複数個必要となりコストアップの要因となるという課題があった。
また,主幹ブレーカからの電線引き回し作業を,端子台の数だけ複数箇所行う必要が生じ,一次送り用の配線作業に手間がかかるという課題があった。
さらに,分電バーの下方に位置する端子台への主幹ブレーカからの配線が,該分電バーを跨ぐように配設されるため十分な絶縁性に注意して作業を行う必要があるなど作業性が困難であるという課題があった。
そこで本件の発明は,複数の一次送り回路を盤内に設けるに当たり,コストアップを最小限に抑えながらも盤内のスペースは単一の一次送り回路を設ける場合と変わらずに設けられ,盤内の作業スペースを圧迫せず,しかも配線作業を容易に行うことが可能な複数の一次送り回路を設けることが可能なブレーカ用端子台及び複数の一次送りブレーカ付き分電盤を提供することを目的としている。
以上のような課題を解決するために,第一の課題解決手段においては,基板への固定手段とプラグイン端子を有し,該プラグイン端子に導体を接続するための開口を具備し該開口は短側面から長側面に連続して開口しているブレーカのプラグイン端子に電源導体を接続する端子台であって,
該端子台は,電源導体を接続する端子部と前記プラグイン端子に接続するバー状端部を備える導電体,該導電体を保持するとともに前記基板への固定手段を備える絶縁枠体から成り,
前記バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さは,ブレーカの並設方向の幅の整数倍に設けられ,
該端子台は前記ブレーカの長側面に接して位置するとともに,前記導電体のバー状端部は
該バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さに応じた数のブレーカに対して各々のブレーカのプラグイン端子に挿入接続されてブレーカの長側面の開口から導出されることを特徴としてブレーカ用端子台を提供したものである。
これにより,ブレーカのプラグイン端子に接続するバー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さを,ブレーカの並設方向の幅の整数倍に設けて構成したため,盤内のスペースについては,一次送り回路を一つだけ設けた場合と変えずに,所定の複数のブレーカを一次送り回路のブレーカとして用いることができ,
また,コストアップについては,所定の長さだけ伸ばしたバー状端部分が相当しコストアップは僅かで最小限となるため,配線作業の煩雑さやコストアップ要因を伴わずに複数の回路を一次送り回路にできるブレーカ用端子台を提供することが可能となる。
該端子台は,電源導体を接続する端子部と前記プラグイン端子に接続するバー状端部を備える導電体,該導電体を保持するとともに前記基板への固定手段を備える絶縁枠体から成り,
前記バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さは,ブレーカの並設方向の幅の整数倍に設けられ,
該端子台は前記ブレーカの長側面に接して位置するとともに,前記導電体のバー状端部は
該バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さに応じた数のブレーカに対して各々のブレーカのプラグイン端子に挿入接続されてブレーカの長側面の開口から導出されることを特徴としてブレーカ用端子台を提供したものである。
これにより,ブレーカのプラグイン端子に接続するバー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さを,ブレーカの並設方向の幅の整数倍に設けて構成したため,盤内のスペースについては,一次送り回路を一つだけ設けた場合と変えずに,所定の複数のブレーカを一次送り回路のブレーカとして用いることができ,
また,コストアップについては,所定の長さだけ伸ばしたバー状端部分が相当しコストアップは僅かで最小限となるため,配線作業の煩雑さやコストアップ要因を伴わずに複数の回路を一次送り回路にできるブレーカ用端子台を提供することが可能となる。
第二の課題解決手段においては,基板と,主幹ブレーカと,主幹ブレーカの2次側に接続される分電バーと,該分電バーに接続するプラグイン端子を含み前記基板に長側面が隣合うように並べて固定される複数の分岐ブレーカを備える分電盤において,
前記複数の分岐ブレーカの側端部に位置する分岐ブレーカから数えて,第一の課題解決手段に記載のバー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さに対応する数のブレーカに対して該バー状端部を接続して,端子台を設けるとともに,
該端子台の端子部と主幹ブレーカの1次側を電源導体で接続したことを特徴とする複数の1次送りブレーカ付き分電盤を提供したものである。
これにより,複数の一次送り回路を設ける場合において用いる端子台は一つでよく,配線作業が煩雑にならず,一次送り用の配線作業に手間がかからず,分電バーを跨いだ配線が不要で配線作業を簡易に行うことが可能となる。
前記複数の分岐ブレーカの側端部に位置する分岐ブレーカから数えて,第一の課題解決手段に記載のバー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さに対応する数のブレーカに対して該バー状端部を接続して,端子台を設けるとともに,
該端子台の端子部と主幹ブレーカの1次側を電源導体で接続したことを特徴とする複数の1次送りブレーカ付き分電盤を提供したものである。
これにより,複数の一次送り回路を設ける場合において用いる端子台は一つでよく,配線作業が煩雑にならず,一次送り用の配線作業に手間がかからず,分電バーを跨いだ配線が不要で配線作業を簡易に行うことが可能となる。
本発明によれば,一次送り回路に用いる端子台をブレーカのプラグイン端子に接続するバー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さを,ブレーカの並設方向の幅の整数倍に設けて構成し,該端子台を分電盤を備えて,該端子台の端子部と主幹ブレーカの1次側を電源導体で接続して一次送り回路を設けた分電盤を構成したため,複数の一次送り回路を盤内に設けるに当たり,コストアップを最小限に抑えながらも盤内のスペースは単一の一次送り回路を設ける場合と変わらずに設けられ,盤内の作業スペースを圧迫せず,しかも配線作業を容易に行うことが可能なよう,複数の一次送り回路を設けることが可能なブレーカ用端子台及び複数の一次送りブレーカ付き分電盤を提供することができる。
次に,本発明に係る住宅用分電盤の実施の形態について図面を用いて説明する。
以下に本件発明を,図面を用いて詳細に説明する。図1から図4は,分岐ブレーカーの電源端子がプラグイン方式で1次送り専用分岐ブレーカーがない分電盤の説明図である。図1において1は主幹ブレーカー,2と3は分岐ブレーカー配設部であり,複数の分岐ブレーカーが2列に配列され,図では,2側に4個,3側に4個,計8個の分岐ブレーカーを有している。主幹ブレーカーと複数の分岐ブレーカーは,9と4の分電バーにより,主幹ブレーカーの2次側端子102と複数の分岐ブレーカーの電源側端子が電気的に接続されている。また,2側と3側の分岐ブレーカーは分電バーを挟んで対峙している。5と6は図の一番左側の上下に位置する分岐ブレーカーの電圧切替装置で5は上側7の分岐ブレーカーの,6は下側8の分岐ブレーカーの電圧切替装置で夫々の分岐ブレーカーへの供給電圧を単相3線式の100Vと200Vに切替えるようになっている。
図2は図1の主幹ブレーカーと分岐ブレーカーと分電バーの部分を詳細に表した図で,図3は100V200V電圧切替手段を含む分電バーの分解構造を示す。図3において,11〜13は主導体で11は単相3線式のL1極,12はN極,13はL2極で,それぞれ主幹ブレーカー1の2次側に接続される。12のN極の主導体からは1201のように分岐ブレーカーの数だけU字状切欠部が設けられており,11と13の主導体には,U字状切欠部1101,1301および,接続部1102,1302が片方の列の分岐ブレーカーの数分だけ設けられている。501と601は切替ねじ,502と602は接続板,503と603は切替接続子,504と604は雌ねじ部材で,501〜504と1101,1201で5の電圧切替装置を,601〜604,1202,1301で6の電圧切替装置を構成している。
図4の10は各電圧切替装置間を絶縁する絶縁枠体で,内部が電圧切替装置の数分の区画に仕切られており,夫々の区画には接続板と主導体の分岐ブレーカーへの接続部を延出する切欠窓部1001と1002が設けられている。
図3の電圧切替装置は次のように組み合わせられる。ねじ501は接続板502の長穴部と切替接続子503を貫通し,雌ねじ部材504に螺装されるが,雌ねじ部材504と切替接続子503の間にU字状切欠部1101または1201を挟んで螺着される。1101と1201のU字状切欠部は互いにU字の開放部が向かい合わせになるよう配置されており,ねじ501を緩めた状態では,ねじ501と切替接続子503と雌ねじ部材504は,接続板502の長穴内を移動して,U字状切欠部1101と1201の間を行き来できるよう構成されている。
図3において,分電バーと分岐ブレーカーは,絶縁枠体10から延出した接続板602と接続部1102に分岐ブレーカー8の電源側プラグイン端子801と802が差し込まれて弾性的に接続される。この状態でねじ601を接続板602の長穴内で分岐ブレーカー8に近い位置に寄せてねじを締めつければ,接続板602は,N極に電気的に接続されて,分岐ブレーカー8は単相3線式のN極とL2極に接続され,100Vの電圧が分岐ブレーカー8に供給され,また長穴内で分岐ブレーカー8から遠い位置に寄せてねじを締めつければ,接続板602は,L1極に電気的に接続されて,分岐ブレーカー8は単相3線式のL1極とL2極に接続され,200Vの電圧が分岐ブレーカー8に供給されることになる。同様に向かい合って設置される分岐ブレーカー7も電圧切替装置5により供給電圧を切替えることができる。
図5および図6は本件発明のブレーカ用端子台の説明図である。図5において20,20’はブレーカ,21は基板,22は端子台,23,24は電源導体である。ブレーカ20は基板21に対する取付面に図示しない系合凹部を有し,該系合凹部に基板21の系合凸起211が系合するとともに,基板21の溝212に対し図示しない爪がブレーカ20から突出して基板21に固定される。またブレーカ20の短側面201にはプラグイン端子の開口部2051,2061を有し,該開口は長側面202側に連続する開口2052,2062を有している。
22は端子台で,該端子台は図2に示すように端子部2222と2232およびバー状端部2221と2231を有する導電体222と223,および絶縁枠体221から成り,該絶縁枠体から前記バー状端部2221と2231および端子部2222と2232を露出するよう図5のように組み立てられる。バー状端部2221と2231は,各々の分岐ブレーカの並設方向の幅の整数倍となるようこの場合には2倍の長さに設けられている。該バー状端部2221と2231は,ブレーカ20の短側面201のプラグイン端子開口2051,2061から挿入されてプラグイン端子に接続され,開口2052,2062に収納されるとともに絶縁枠体は長側面202に接して位置し,絶縁枠体の穴2211により基板21の穴213にねじ25で固定される。ブレーカ20’についても同様である。その後,端子部2222,2232には電源導体23,24が接続され,ブレーカ20及び20’は電源導体23,24から電圧を供給される。
図7は,図5に示す端子台22とブレーカ20を分電盤に実装する場合の分岐ブレーカと基板および分電バー部の図で,分電バー4および該分電バー4に接続される複数の分岐ブレーカ31〜37が基板21に取り付けられており,分電バーの上下に対向して配設されるブレーカのうち上側のブレーカにおいて,分岐ブレーカ31〜33の側端部から数えて1番目と2番目にブレーカ20と20’と端子台22が取付られている。なお,導電バー4のブレーカ20及び20’に接続するための接続部は予め切断されている。
図8は,図7に示す分電バーと複数の分岐ブレーカにさらに主幹ブレーカ1を取付け分電盤として構成した概念図で,31〜37の分岐ブレーカは主幹ブレーカ1の2次側端子102に接続された分電バー4から電圧を供給され,ブレーカ20,20’は端子台22に接続された電源導体23,24を通じ主幹ブレーカ1の1次側端子103から電圧を供給するよう構成されている。
一次送りを用いる負荷の数が2個よりも増えて,3個,4個,・・と必要である場合には,図9に示したように,バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さを,ブレーカの並設方向の幅の整数倍である3倍,4倍の長さに設けた導電バーを用いて端子台を構成するとともに,この端子台を用いた分電盤を構成し,一次送り回路数を増やした分電盤を簡単に構成することができる。
以上のように,一次送り回路に用いる端子台をブレーカのプラグイン端子に接続するバー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さを,ブレーカの並設方向の幅の整数倍に設けて構成し,該端子台を分電盤を備えて,該端子台の端子部と主幹ブレーカの1次側を電源導体で接続して一次送り回路を設けた分電盤を構成したため,複数の一次送り回路を盤内に設けるに当たり,コストアップを最小限に抑えながらも盤内のスペースは単一の一次送り回路を設ける場合と変わらずに設けられ,盤内の作業スペースを圧迫せず,しかも配線作業を容易に行うことが可能なよう,複数の一次送り回路を設けることが可能なブレーカ用端子台及び複数の一次送りブレーカ付き分電盤を提供することができる。
本発明によれば,分岐開閉器の並びに沿って,一次送り用の開閉器を省スペースに配置することが可能となるため,住宅用分電盤のみならず,一連の分岐開閉器からなる分岐開閉器群が複数個盤内に設けられる工業用の制御盤等においても本発明を適用することで,より省スペースに一次送り用開閉器を備えた盤を提供できる可能性がある。
1 主幹ブレーカー
2 カバー
3 ボックス
11 主導体のL1極
12 主導体のN極
13 主導体のL2極
1101 U字状切欠部
1301 U字状切欠部
1102 接続部
1302 接続部
5 電圧切替装置
501 切替ねじ
502 接続板
503 切替接続子
504 雌ねじ部材
6 電圧切替装置
601 切替ねじ
602 接続板
603 切替接続子
604 雌ねじ部材
7 分岐ブレーカー
8 分岐ブレーカー
10 絶縁枠体
20 分岐開閉器
20’ 分岐開閉器
21 基板
22 端子台
23 電源導体
24 電源導体
212 溝
213 穴
201 短側面
2051 開口部
2052 開口部
2061 開口部
2062 開口部
202 長側面
2222 端子部
2232 端子部
2221 バー状端部
2231 バー状端部
221 絶縁枠体
222 導電体
223 導電体
25 ねじ
801 電源側プラグイン端子
802 電源側プラグイン端子
2 カバー
3 ボックス
11 主導体のL1極
12 主導体のN極
13 主導体のL2極
1101 U字状切欠部
1301 U字状切欠部
1102 接続部
1302 接続部
5 電圧切替装置
501 切替ねじ
502 接続板
503 切替接続子
504 雌ねじ部材
6 電圧切替装置
601 切替ねじ
602 接続板
603 切替接続子
604 雌ねじ部材
7 分岐ブレーカー
8 分岐ブレーカー
10 絶縁枠体
20 分岐開閉器
20’ 分岐開閉器
21 基板
22 端子台
23 電源導体
24 電源導体
212 溝
213 穴
201 短側面
2051 開口部
2052 開口部
2061 開口部
2062 開口部
202 長側面
2222 端子部
2232 端子部
2221 バー状端部
2231 バー状端部
221 絶縁枠体
222 導電体
223 導電体
25 ねじ
801 電源側プラグイン端子
802 電源側プラグイン端子
Claims (2)
- 基板への固定手段とプラグイン端子を有し,該プラグイン端子に導体を接続するための開口を具備し該開口は短側面から長側面に連続して開口しているブレーカのプラグイン端子に電源導体を接続する端子台であって,
該端子台は,電源導体を接続する端子部と前記プラグイン端子に接続するバー状端部を備える導電体,該導電体を保持するとともに前記基板への固定手段を備える絶縁枠体から成り,
前記バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さは,ブレーカの並設方向の幅の整数倍に設けられ,
該端子台は前記ブレーカの長側面に接して位置するとともに,前記導電体のバー状端部は
該バー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さに応じた数のブレーカに対して各々のブレーカのプラグイン端子に挿入接続されてブレーカの長側面の開口から導出されることを特徴としたブレーカ用端子台。 - 基板と,主幹ブレーカと,主幹ブレーカの2次側に接続される分電バーと,該分電バーに接続するプラグイン端子を含み前記基板に長側面が隣合うように並べて固定される複数の分岐ブレーカを備える分電盤において,
前記複数の分岐ブレーカの側端部に位置する分岐ブレーカから数えて,請求項1記載のバー状端部の絶縁枠体からの突出方向の長さに対応する数のブレーカに対して該バー状端部を接続して,端子台を設けるとともに,
該端子台の端子部と主幹ブレーカの1次側を電源導体で接続したことを特徴とする複数の1次送りブレーカ付き分電盤。
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Country | Link |
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JP2009219293A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Kawamura Electric Inc | 端子台 |
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2004
- 2004-09-09 JP JP2004262406A patent/JP2006079926A/ja active Pending
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