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JP2006069437A - 鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造 - Google Patents

鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造 Download PDF

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JP2006069437A
JP2006069437A JP2004257350A JP2004257350A JP2006069437A JP 2006069437 A JP2006069437 A JP 2006069437A JP 2004257350 A JP2004257350 A JP 2004257350A JP 2004257350 A JP2004257350 A JP 2004257350A JP 2006069437 A JP2006069437 A JP 2006069437A
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caliper
hose
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Akio Handa
秋男 半田
Atsuko Yamaguchi
敦子 山口
Makoto Toda
真 戸田
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】 ブレーキホースが転舵時や車両の振動時に過度に大きく振れないようにする。
【解決手段】 前輪17のホイール154の内側に、ブレーキディスク137及びこのブレーキディスク137を挟んで制動するブレーキキャリパ111からなるとともにこのブレーキキャリパ111にブレーキホース112にてブレーキ液圧が供給されるディスクブレーキ装置110を配置し、左右の前輪17,17をそれぞれフロントアッパアーム40及びフロントロアアーム41で支持する独立懸架式とし、これらのフロントアッパアーム40及びフロントロアアーム41の先端にそれぞれボールジョイント86,87を介してナックル88を取付けた鞍乗り型不整地走行車両10のブレーキホース支持構造において、ボールジョイント86,87のそれぞれの中心を通るキングピン軸115上に、ブレーキホース112を支持するホース支持部としての第3ブラケット225を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造に関するものである。
従来の鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造として、ブレーキホースの途中をサスペンションアームに固定したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特公平7−102796号公報
特許文献1を以下に説明する。なお、符号については同公報に記載されているものを使用した。
特許文献1には、同公報の第3図に示される通り、車体フレーム1に上下スイング可能に上部アーム23及び下部アーム24を取付け、これらの上部アーム23及び下部アーム24のそれぞれの先端にボールジョイント26を介してナックルブラケット25を取付け、このナックルブラケット25で前輪11を回転可能に支持し、ナックルブラケット25にキャリパユニット32を取付け、ブレーキホース33の途中をクランパ23aで上部アーム23に取付け、ブレーキホース33の先端をキャリパユニット32に接続したことが記載されている。
特許文献1の技術において、クランパ23aとキャリパユニット32との間の部分が比較的長いため、例えば、前輪11を転舵してブレーキホース33の上記した部分が屈曲、移動したとき、あるいは、車両が振動したときに、ブレーキホース33が過度に大きく振れないように考慮する必要がある。
本発明の課題は、ブレーキホースが転舵時や車両の振動時に過度に大きく振れないようにした鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造を提供することにある。
請求項1に係る発明は、車輪のホイールの内側に、ブレーキディスク及びこのブレーキディスクを挟んで制動するブレーキキャリパからなるとともにこのブレーキキャリパにブレーキホースにてブレーキ液圧が供給されるディスクブレーキ装置を配置し、左右の車輪をそれぞれ上アーム及び下アームで支持する独立懸架式とし、これらの上アーム及び下アームの先端にそれぞれボールジョイントを介してナックルを取付けた鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造において、ボールジョイントのそれぞれの中心を通るキングピン軸上に、ブレーキホースを支持するホース支持部を設けたことを特徴とする。
従来はサスペンションアームとキャリパユニットとにブレーキホースが固定されていたため、それらの固定部間の距離が比較的長いため、転舵時、或いは車両の振動時にブレーキホースが過度に大きく振れるおそれがあったが、本発明では、キングピン軸上にホース支持部を設けたため、ブレーキホースは、ホース支持部を中心にして屈曲し、また、ホース支持部からブレーキキャリパの間の短い距離でしか振れないため、ブレーキホースの移動量、移動範囲を小さくすることができる。
請求項2に係る発明は、ブレーキホースを、上アームで支持したことを特徴とする。
下アームがブレーキホースの下方を覆うガード部材となり、ブレーキホースを飛び石、路面の突部等から保護することができる。
請求項3に係る発明は、上アームを、前後一対の前アーム及び後アームから構成し、ブレーキホースを、後アームに沿って配置したことを特徴とする。
上アームの前アームがブレーキホースの前方を覆うガード部材となり、ブレーキホースを飛び石等から保護することができる。
請求項4に係る発明は、車輪から車体側へ伝わる衝撃を緩和するクッションユニットの一端を車体側に取付け、他端を上アームに取付けたことを特徴とする。
クッションユニットの下端を上アームに取付けることで、クッションユニットの下端とブレーキホースとが同じ上アームに支持されることになるため、サスペンションが揺動してもブレーキホースとクッションユニットとが干渉することがない。また、上アームを構成する前アームと後アームとが交差する剛性の高い位置にクッションユニットを取付けることで、確実にクッションユニットの荷重を受けることができる。
請求項1に係る発明では、キングピン軸上にホース支持部を設けたので、ブレーキホースを、ホース支持部を中心にして屈曲させることができるとともに、ホース支持部からブレーキキャリパの間の短い距離でしか振れさせないようにできるため、ブレーキホースの移動量、移動範囲を小さくすることができ、ブレーキホースが過度に大きく振れるのを防止することができる。従って、ブレーキホース周りのスペースを小さくすることができ、車両のコンパクト化、小型化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、ブレーキホースを上アームで支持したので、下アームがブレーキホースの下方を覆うガード部材となり、ブレーキホースを飛び石や路面の突部等から保護することができる。
請求項3に係る発明では、上アームを前後一対の前アーム及び後アームから構成し、ブレーキホースを後アームに沿って配置したので、上アームの前アームがブレーキホースの前方を覆うガード部材となり、ブレーキホースを飛び石等から保護することができ、一層良好となる。
請求項4に係る発明では、車輪から車体側へ伝わる衝撃を緩和するクッションユニットの一端を車体側に取付け、他端を上アームに取付けたので、クッションユニットの下端とブレーキホースとが同じ上アームに支持されることになるため、サスペンションが揺動してもブレーキホースとクッションユニットとが干渉することがない。また、上アームを構成する前アームと後アームとが交差する剛性の高い位置にクッションユニットを取付けることで、確実にクッションユニットの荷重を受けることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明の鞍乗り型不整地走行車両の側面図であり、鞍乗り型不整地走行車両10(以下、単に「不整地走行車両10」と記す。)は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の中央下部に搭載したエンジン12と、このエンジン12に接続するとともに車体フレーム11に取付けた動力伝達装置13と、左右の前輪17,17(手前側の符号17のみ示す。)及び左右の後輪18,18(手前側の符号18のみ示す。)を懸架する前サスペンション15及び後サスペンション16と、前輪17,17に連結するとともに車体フレーム11に取付けたステアリング装置21とを備える四輪駆動車両である。
車体フレーム11は、メインフレーム25と、メインフレーム25の前後に取付けた前フレーム26及び後フレーム27と、前フレーム26の下部の左右間に取付けたブラケット31と、前フレーム26の上部の左右間に取付けたクロスメンバ32とを有する。なお、33はメインフレーム25に取付けた座席シート、34は燃料タンク、35は前フレーム26に取付けたフロントガード、36は前フレーム26に取付けたフロントキャリア、37はメインフレーム25の後部に取付けたリアキャリアを示す。
前サスペンション15は、左右独立懸架で、車体フレーム11に上下揺動可能に取付けた左右一対のフロントアッパアーム40,40(手前側の符号40のみ示す。)及びフロントロアアーム41,41(手前側の符号41のみ示す。)と、フロントアッパアーム40及びクロスメンバ32のそれぞれの間に取付けた左右一対のフロントクッションユニット42,42(手前側の符号42のみ示す。)とを備える。
後サスペンション16は、車体フレーム11に取付けたリヤクッションユニット44を備える。
動力伝達装置13は、エンジン12の出力軸に連結した変速機47と、ギアチェンジペダル48と、変速機47の前後に連結した前駆動軸51及び後駆動軸52と、前駆動軸51に連結し且つ車体フレーム11側に取付けた前最終減速装置53と、後駆動軸52に連結した後最終減速装置54とを有する。
ステアリング装置21は、メインフレーム25の前上部にシャフトホルダ55で取付けたステアリングシャフト56と、ステアリングシャフト56に取付けたハンドル57と、を有する。なお、61は前輪17,17の上方を覆うフロントフェンダ、62は後輪18,18の上方を覆うリヤフェンダである。
エンジン12は、4サイクルエンジンであり、シリンダブロック63と、このシリンダブロック63の上部に取付けたシリンダヘッド64と、このシリンダヘッド64の前部に接続した排気装置65と、シリンダヘッド64の後部に取付けたキャブレタ66と、シリンダヘッド64内に設けた動弁機構67と、シリンダブロック63内に移動可能に挿入したピストン71と、このピストン71にコンロッド71aを介して連結したクランクシャフト72と、シリンダブロック63の下方に配置したオイルパン73と、エンジン12の前方に配置してエンジン12を強制空冷する冷却ファン74とを備える。
図2は本発明に係る不整地走行車両の前サスペンションの要部正面図である。ここでは、前サスペンション15の左側の前輪17を懸架する部分のみ示し、前サスペンション15の右側の前輪17を懸架する部分の説明は省略する。
前サスペンション15は、車体フレーム11の前部に左右に渡した3本のアーム支持部81,82,82(アーム支持部82の奥側に配置したアーム支持部82は不図示。)と、アーム支持部81,81の端部に上下スイング自在に取付けた前述のフロントアッパアーム40と、アーム支持部82,82の端部に上下スイング自在に取付けた前述のフロントロアアーム41と、これらのフロントアッパアーム40及びフロントロアアーム41のそれぞれの先端にボールジョイント86,87を介して連結したナックル88と、このナックル88に回転自在に取付けたハブ(不図示)と、車体フレーム11及びフロントアッパアーム40のそれぞれに渡したフロントクッションユニット42(図1参照)とからなり、このハブに前輪17を取付ける。なお、43はフロントクッションユニット42の下端を支持するためにフロントアッパアーム40の先端部40aの上面に取付けたクッション支持ブラケットである。
ナックル88は、第1アーム125及び第2アーム126を備え、これらの第1アーム125及び第2アーム126に、ディスクブレーキ装置110のブレーキキャリパ111を取付けた。
ディスクブレーキ装置110は、ハブに取付けたブレーキディスク137と、このブレーキディスク137を挟み込んで制動する前述のブレーキキャリパ111とからなり、前輪17を構成するホイール154内に完全に収まる、いわゆる、ホイールイン型のものである。
ここで、前最終減速装置53は変速機47(図1参照)の下部から前方に延ばした前駆動軸51(図1参照)の先端に連結したものであり、この前最終減速装置53からドライブシャフト93を介してハブに動力を伝え、前輪17を駆動する。
95,96はドライブシャフト93の両端部に設けた等速ジョイント97,98を覆うゴムブーツであり、一方のゴムブーツ95及び等速ジョイント97,98間に渡したシャフト99のそれぞれの前方及び前方斜め下方を、フロントロアアーム41に取付けたインボード側ガード部材102で覆い、他方のゴムブーツ96の前方を、ナックル88に取付けたアウトボード側ガード部材105で覆う。
図中の112はハンドル57(図1参照)側に設けたマスタシリンダ(不図示)とブレーキキャリパ111とに渡したブレーキホースであり、このブレーキホース112の途中をフロントアッパアーム40及び車体フレーム11に固定し、特に、ブレーキホース112の固定部の一つ(詳しくは、後述する第3ブラケット225である。)を、フロントアッパアーム40の先端部40aの上方であって、ボールジョイント86,87のそれぞれの中心を結んだキングピン軸115上に配置した。
図3は図2の3矢視図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、ナックル88に設けた第1アーム125及び第2アーム126(詳しくは、第1アーム部125の先端部に設けた第1キャリパ支持部125a及び第2アーム部126の先端部に設けた第2キャリパ支持部126a)にボルト117,118でブレーキキャリパ111を取付けたことを示す。
ブレーキキャリパ111は、第1アーム125及び第2アーム126に取付けたキャリパブラケット131(輪郭を太線で示した部分である。)と、このキャリパブラケット131に第1連結部132及び第2連結部133で連結したキャリパアセンブリ134とからなる。
ここで、131Aは第1アーム125の第1キャリパ支持部125aに取付けるためにキャリパブラケット131に設けた第1取付部、131Bは第2アーム126の第2キャリパ支持部126aに取付けるためにキャリパブラケット131に設けた第2取付部である。
キャリパアセンブリ134は、キャリパブラケット131に連結したキャリパボディ136と、このキャリパボディ136の内側に配置するとともにブレーキディスク137を両側から挟み込む一対のパッド138,141(手前側の符号138のみ示す。)と、これらのパッド138,141を押圧するためにキャリパボディ136内に移動可能に収納したピストン142とからなる。
前輪17(図1参照)の中心を点190、ピストン142の中心を点191、ボルト117の軸線を点192、ボルト118の軸線を点193で表し、点190から点191までの距離をL1、点190から点192(又は、点193)までの距離をL2とすると、距離L2は距離L1よりも大きい(L2>L1)。即ち、ナックル88にブレーキキャリパ111を取付けるボルト117,118を、ピストン142の中心よりも半径方向の外側に配置した。これにより、制動時に、パッド138,141(詳しくは、パッド138,141のピストン142の中心位置に対応する位置)にブレーキトルクが作用したときに、ボルト117,118に発生する荷重をより小さくすることができる。
図4は図3の4−4線断面図であり、ナックル88にベアリング145を介してハブ146を回転可能に取付け、このハブ146の内側に、等速ジョイント98(図2参照)に一体に設けた車軸147をスプライン結合するとともにナット148で取付け、ハブ146に複数のボルト151でブレーキディスク137を取付け、このブレーキディスク137を内方から覆うためにナックル88にカバー部材152を複数のボルト153で取付けたことを示す。なお、154はハブ146に複数のボルト155及び複数のホイールナット156で取付けたホイール、154aはホイール154のリム、157は止め輪、158,159はダストシールである。
カバー部材152は、径外方に延びるディスク部152aと、このディスク部152aの外周縁の一部に設けたフランジ部152bとからなり、図3に戻って、フランジ部152bを、ディスク部152aの下部の外周縁以外の部分、即ち、ディスク部152aの上部外周縁及び後部外周縁(詳しくは、角度θの範囲)に設けた部材である。
図5は本発明に係る不整地走行車両のブレーキキャリパを示す断面図(一部は正面図を示す。)であり、キャリパブラケット131にキャリパアセンブリ134を連結する第1連結部132及び第2連結部133を示す。
第1連結部132は、両端部に環状溝162a,162aを設けたスリーブ162と、このスリーブ162の環状溝162a,162aに嵌めたラバー製のブッシュ163と、これらのスリーブ162及びブッシュ163のそれぞれの間に充填することでスリーブ162とブッシュ163との間を潤滑するグリース164と、スリーブ162内に通した連結ボルト166とからなり、連結ボルト166をキャリパブラケット131にねじ結合し、ブーツ163の圧肉円筒部163aをキャリパボディ136に設けたアーム部136a(詳しくは、アーム部136aに開けた嵌合穴136b)に嵌合させた。
第2連結部133は、キャリパブラケット131に圧入したスリーブ171と、このスリーブ171に開けた摺動穴171aにスライド可能に挿入した摺動ピン172と、スリーブ171と摺動ピン172との隙間を塞ぐラバー製のブーツ173と、摺動ピン172をキャリパボディ136に設けたアーム部136c(詳しくは、アーム部136cに開けた嵌合穴136d)に取付ける取付ボルト174とからなる。なお、172aは取付ボルト174にねじ結合するために摺動ピン172に形成しためねじである。
即ち、ブレーキキャリパ111は、キャリパブラケット131に対してキャリパアセンブリ134を浮動状態とした、キャリパ浮動型であり、上記の第1連結部132ではキャリパブラケット131側とキャリパボディ136側とがラバーコンタクト、第2連結部133ではキャリパブラケット131側とキャリパボディ136側とがメタルコンタクトの状態で、キャリパブラケット131に対してキャリパアセンブリ134がピストン142(図3参照)の押圧力の反力によって図の左方向又は右方向に移動する。
これにより、ブレーキディスク137に倒れが生じたときに、第2連結部133側で、キャリパブラケット131に対するキャリパアセンブリ134の移動を案内しながら、第1連結部132側で、キャリパアセンブリ134をブレーキディスク137の倒れに追従させることができ、常にパッド138,141をブレーキディスク137に密着させて、ブレーキ性能を高めることができる。
図6(a),(b)は本発明に係る不整地走行車両のブレーキキャリパを説明する説明図である。
(a)は図3に示したブレーキキャリパ111を裏側から見た図であり、キャリパブラケット131にキャリパアセンブリ134を連結する第1連結部132及び第2連結部133において、第1連結部132は、正転方向(即ち、車両の前進時の回転方向である。)に回転するブレーキディスク137がキャリパアセンブリ134内に入り込む側(いわゆる、「回入(かいにゅう)側」である。)に位置し、第2連結部133は、正転方向に回転するブレーキディスク137がキャリパアセンブリ134から出る側(いわゆる、「回出(かいしゅつ)側」である。)に位置する。
また、キャリパブラケット131は、第1取付部131A及び第2取付部131Bにそれぞれ隣接してほぼ半径方向外側に突出する凸部131C,131Dを設けた部材である。前輪17(図2参照)の中心からキャリパボディ136(輪郭を太線で示した部分である。)の外面136e(詳しくは、外面136eの半径方向外側へ最も突出する部分である。)までの距離(即ち、半径である。)をR1とし、前輪17の中心から凸部131C(又は凸部131D)の先端までの距離(即ち、半径である。)をR2とすると、距離R2は距離R1よりも大きく(R2>R1)、距離R2と距離R1との差Pは、凸部131C,131Dの外面136eからの突出量である。
キャリパボディ136は、側面にブレーキホース112(図2参照)を接続するホース接続穴177(めねじを形成した部分である。)を備える。なお、178はキャリパボディ136内に設けたシリンダからエアを抜くエア抜き穴、181はエア抜き穴178の開口部に設けた口金、182は口金181に被せたキャップである。
(b)はブレーキキャリパ111を紙面に沿って切断した断面図であり、パッド138に長手方向(ほぼブレーキディスク137の回転方向)に突出する突出部138a,138bを一体に設け、キャリパブラケット131にパッド138を配置するパッド配置用の開口部131aを形成し、この開口部131aに突出部138a,138bを係合させる係合切欠き部131b,131cを設けたことを示す。
これらの突出部138a,138b及び係合切欠き部131b,131cは、回転するブレーキディスク137をパッド138,141(図5参照)で挟んで制動したときに、ブレーキトルクを受けるトルク受け部である。図中の矢印はブレーキディスク137の正転方向であるから、突出部138b及び係合切欠き部131cが正転方向のトルク受け部、突出部138a及び係合切欠き部131bが逆転方向のトルク受け部である。なお、184は開口部131a内にパッド138を配置したときに、バッド138のがたつきを無くすために開口部131aとパッド138との間に介在させた板ばねである。
図7は本発明に係る不整地走行車両のブレーキホース支持構造を示す平面図であり、ブレーキホース112を車体フレーム11側からフロントアッパアーム40に沿って支持するとともに、ブレーキホース112の先端をブレーキキャリパ111に接続したことを示す。
詳しくは、車体フレーム11に第1ブラケット221を取付け、フロントアッパアーム40を構成する後アーム222に第2ブラケット224及び第3ブラケット225を取付け、これらの第1ブラケット221、第2ブラケット224及び第3ブラケット225でブレーキホース112を固定し、第3ブラケット225のブレーキホース固定部225aを後アーム222の先端部40aの上方、即ち、キングピン軸115(図2参照)の延長線上に配置したことを示す。また、ブレーキホース112を、クッション支持ブラケット43よりも後方、詳しくは、先端部40aの後方を通したことを示す。なお、227は第3ブラケット225を先端部40aに取付けるボルト、228は第2ブラケット224と第3ブラケット225との間でブレーキホース112の振れを押さえるために先端部40aに取付けたホース押さえ具である。
フロントアッパアーム40は、アーム支持部81にボルト231及びナット232で回転可能に取付けた車体取付部233と、この車体取付部233から車両側方に延ばした前述の後アーム222と、車体取付部233から後アーム222の先端部40aに渡して取付けた前アーム235とからなる。なお、45はフロントクッションユニット42をクッション支持ブラケット43に連結するボルトである。
このように、クッション支持ブラケット43を、上アーム40の先端部40aの上面(即ち、前アーム235と後アーム222とが結合する剛性の高い部分である。)に取付けても、図2及び図7で示したように、クッション支持ブラケット43と第3ブラケット225とが離れた位置となるため、クッション支持ブラケット43とブレーキホース112との干渉を防止することができる。
以上に述べたブレーキホース112の作用を次に説明する。
図8(a),(b)は本発明に係る不整地走行車両のブレーキホースの作用を示す作用図である。
(a)は、転舵していない状態、即ち、前輪が直進方向を向いている状態でのブレーキホース112を示す。なお、ブレーキホース112の第3ブラケット225よりも先端側を先端部112Aとし、この先端部112Aには、その形状を容易に把握できるようにハッチングを施した。
(b)において、転舵時には、ナックル88及びブレーキキャリパ111は、キングピン軸115(図2参照)を中心にして矢印の向きに移動し、ブレーキホース112の先端部112Aは第3ブラケット225を中心として屈曲しながら移動する(想像線は、(a)に示した移動前の先端部112Aである。)。このように、先端部112Aでは、移動量、特に先端部112Aの中間位置での移動量が小さく、先端部112Aの全体の移動範囲も小さい。
図9(a),(b)はブレーキホースの支持方法の比較例の作用を示す作用図であり、図8に示した実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
(a)は第3ブラケット325を、フロントアッパアーム40の先端部40aの車体中央寄り(即ち、図の上方寄りである。)に取付けた状態を示す。ここでは、ブレーキホース112の先端側を先端部112Bとし、ハッチングを施した。
(b)において、転舵時に、ナックル88及びブレーキキャリパ111が、キングピン軸115(図2参照)を中心にして矢印の向きに回転するのに伴い、ブレーキホース112の先端部112Bでは、その移動量、特に先端部112Bの中間位置での移動量が大きく、また、大きな範囲で移動する(想像線は(a)に示した移動前の先端部112Bである。)から、周囲の部品と干渉しないようにブレーキホース112の配置に留意する必要がある。
以上の図2及び図7で説明したように、本発明は第1に、車輪としての前輪17のホイール154の内側に、ブレーキディスク137及びこのブレーキディスク137を挟んで制動するブレーキキャリパ111からなるとともにこのブレーキキャリパ111にブレーキホース112にてブレーキ液圧が供給されるディスクブレーキ装置110を配置し、左右の前輪17,17をそれぞれ上アームとしてのフロントアッパアーム40及び下アームとしてのフロントロアアーム41で支持する独立懸架式とし、これらのフロントアッパアーム40及びフロントロアアーム41の先端にそれぞれボールジョイント86,87を介してナックル88を取付けた鞍乗り型不整地走行車両10のブレーキホース支持構造において、ボールジョイント86,87のそれぞれの中心を通るキングピン軸115上に、ブレーキホース112を支持するホース支持部としての第3ブラケット225を設けたことを特徴とする。
キングピン軸115上に第3ブラケット225を設けたので、ブレーキホース112を、第3ブラケット225を中心にして屈曲させることができるとともに、第3ブラケット225からブレーキキャリパ111の間の短い距離でしか振れさせないようにできるため、ブレーキホース112の移動量、移動範囲を小さくすることができ、ブレーキホース112が過度に大きく振れるのを防止することができる。従って、ブレーキホース112周りのスペースを小さくすることができ、鞍乗り型不整地走行車両10のコンパクト化、小型化を図ることができる。
本発明は第2に、ブレーキホース112を、フロントアッパアーム40で支持したことを特徴とする。
ブレーキホース112をフロントアッパアーム40で支持したので、フロントロアアーム41がブレーキホース112の下方を覆うガード部材となり、ブレーキホース112を飛び石や路面の突部等から保護することができる。
本発明は第3に、フロントアッパアーム40を、前後一対の前アーム235及び後アーム222から構成し、ブレーキホース112を、後アーム222に沿って配置したことを特徴とする。
ブレーキホース112を後アーム222に沿って配置したので、フロントアッパアーム40の前アーム235がブレーキホース112の前方を覆うガード部材となり、ブレーキホース112を飛び石等から保護することができ、一層良好となる。
本発明は第4に、車輪17から車体側へ伝わる衝撃を緩和するクッションユニットとしてのフロントクッションユニット42の一端を車体側に取付け、他端を上アーム40に取付けたことを特徴とする。
フロントクッションユニット42の下端をフロントアッパアーム40に取付けることで、フロントクッションユニット42の下端とブレーキホース112とが同じフロントアッパアーム40に支持されることになるため、サスペンションが揺動してもブレーキホース112とフロントクッションユニット42とが干渉することがない。また、フロントアッパアーム40を構成する前アーム235と後アーム222とが交差する剛性の高い位置にフロントクッションユニット42を取付けることで、確実にフロントクッションユニット42の荷重を受けることができる。
本発明のブレーキホース支持構造は、キングピン軸回りに車輪を操舵する車両に好適である。
本発明の鞍乗り型不整地走行車両の側面図である。 本発明に係る不整地走行車両の前サスペンションの要部正面図である。 図2の3矢視図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る不整地走行車両のブレーキキャリパを示す断面図である。 本発明に係る不整地走行車両のブレーキキャリパを説明する説明図である。 本発明に係る不整地走行車両のブレーキホース支持構造を示す平面図である。 本発明に係る不整地走行車両のブレーキホースの作用を示す作用図である。 ブレーキホースの支持方法の比較例の作用を示す作用図である。
符号の説明
10…鞍乗り型不整地走行車両、17…車輪(前輪)、40…上アーム(フロントアッパアーム)、41…下アーム(フロントロアアーム)、86,87…ボールジョイント、110…ディスクブレーキ装置、111…ブレーキキャリパ、112…ブレーキホース、115…キングピン軸、137…ブレーキディスク、154…ホイール、222…後アーム、225…ホース支持部(第3ブラケット)、235…前アーム。

Claims (4)

  1. 車輪のホイールの内側に、ブレーキディスク及びこのブレーキディスクを挟んで制動するブレーキキャリパからなるとともにこのブレーキキャリパにブレーキホースにてブレーキ液圧が供給されるディスクブレーキ装置を配置し、左右の車輪をそれぞれ上アーム及び下アームで支持する独立懸架式とし、これらの上アーム及び下アームの先端にそれぞれボールジョイントを介してナックルを取付けた鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造において、
    前記ボールジョイントのそれぞれの中心を通るキングピン軸上に、前記ブレーキホースを支持するホース支持部を設けたことを特徴とする鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造。
  2. 前記ブレーキホースは、前記上アームに支持されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造。
  3. 前記上アームは、前後一対の前アーム及び後アームからなり、前記ブレーキホースは、前記後アームに沿って配置されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造。
  4. 前記車輪から車体側へ伝わる衝撃を緩和するクッションユニットの一端を車体側に取付け、他端を前記上アームに取付けたことを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型不整地走行車両のブレーキホース支持構造。
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