JP2006066524A - 基板搬送用治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基板へのダメージを抑制することができる基板搬送用治具を提供すること。
【解決手段】
本発明にかかる基板搬送用治具100は、電子部品の実装領域206を有する基板200を粘着材102で基体101の平坦面に固定して搬送した後、前記基板200を前記基体101より取り外し可能とされた基板搬送用治具100であって、前記基板101の前記実装領域206の裏面は、前記基体101と固定されないようにするものである。
【選択図】 図4
【解決手段】
本発明にかかる基板搬送用治具100は、電子部品の実装領域206を有する基板200を粘着材102で基体101の平坦面に固定して搬送した後、前記基板200を前記基体101より取り外し可能とされた基板搬送用治具100であって、前記基板101の前記実装領域206の裏面は、前記基体101と固定されないようにするものである。
【選択図】 図4
Description
この発明は、基板搬送用治具に関し、特に、電子部品の実装領域を有する基板を固定した後、取り外し可能とされた基板搬送用治具に関する。
通常、フレキシブル基板(FPC:Flexible Printed Circuit)などの基板実装面には、複数の電子部品が表面実装技術(SMT:Surface Mounting Technology)を用いて実装される。例えば、FPCを電子部品実装工程(クリーム半田印刷工程、電子部品搭載工程、リフロー工程などを含む。)において搬送する際、基板搬送用治具を用いる。該治具の基体の平坦面にFPC実装面の裏面を対向させて載置し、FPCの端の数箇所を片面テープで上記平坦面に固定する方法が採用されてきた。
また、液状粘着剤を基板搬送用治具の基体の平坦面に直接塗布又は噴霧定着させ、その粘着剤上にFPCを固定する方法も利用されている(特許文献1参照。)。しかし、これらの固定方法は、FPCの固定(取り付けおよび取り外し)に手間がかかり作業性が悪いとともに、FPC実装面に粘着剤が接触・残留するという難点が認められる。
そこで、例えば、特許文献2には、FPC固定用粘着シートを用いる方法が開示されている。この方法は、基材の両面に適度な弱粘着性を有する粘着剤層が形成されたFPC固定用粘着シートを用い、該シートを基板搬送用治具の平坦面の基体全面または所定位置に配設し、該シート上にFPC実装面の裏面を載置して固定するものである。
特開2002−374062号公報
特開2003−243819号公報
より小さいスペースで、より高密度の実装を行う実装方法として、ICチップをFPC上に直接実装するCOF(Chip On Film)が実用化されている。この実装方法として、接着剤中に導電粒子を配合した異方性導電接着材を用いる方法が知られている。この方法では、FPCの接続端子上に異方性導電接着材を配設し、その上にICチップの実装端子とFPCの接続端子とを位置合わせした状態でICチップを載置し、押圧するとともに加熱する。これにより、FPCとICチップとは熱硬化した異方性導電接着材によって固着されるとともに、接続端子と実装端子とは異方性導電接着材中に含まれる導電粒子を介して導通する。
上述のように、ICチップは異方性導電接着材を用いてFPC上に実装される。一方、種々の抵抗やコンデンサ等のチップ部品は、クリーム半田を用いてFPC上に実装される。したがって、FPC上にICチップが実装された状態で基板搬送用治具に固定され、チップ部品の実装が行われる。
その後、ICチップ及びチップ部品などの電子部品が実装されたFPCは、基板搬送用治具の基体から取り外される。例えば、図7に示すように、FPC20は、基板搬送用治具10の基体11の平坦面上に粘着材12を用いて固定されている。チップ部品25の実装後、FPC20を基体11から取り外す際、基体11とFPC20の間にピンセットなどの取り外し治具を滑り込ませて、FPC20の一部を挟み、引き剥がすことによって、FPC20の取り外しを行っていた。
このとき、例えば、実装されたICチップ24の角部を起点としてFPC20が折り曲げられると、FPC20にストレスがかかってしまう。これによって、実装されたICチップ24の実装端子とFPC20の接続端子の接続部分が剥離してしまうという問題があった。特に、異方性導電接着材で実装されているICチップ24の接続部分は、ファインピッチな配線が形成されているため、ダメージを受けやすい。また、異方性導電接着材は半田と比較すると接着力が弱いために、ストレスがかかると剥離してしまう可能性が高かった。
本発明は、このような事情を背景としてなされたものであり、基板へのダメージを抑制することができる基板搬送用治具を提供することを目的とする。
本発明にかかる基板搬送用治具は、電子部品の実装領域を有する基板を粘着材で基体の平坦面に固定して搬送した後、前記基板を前記基体より取り外し可能とされた基板搬送用治具であって、前記基板の前記実装領域の裏面は、前記基体と固定されていないことを特徴とするものである。これによって、取り外しの際に生じる基板へのダメージを抑制することができる。
また、前記基体の平坦面上の、前記基板の前記実装領域の裏面に対向する位置を除いた部分に、前記粘着材が配設されている。これによって、基板の取り外しの際に生じる基板へのダメージを抑制することができ、また、安定的に基板を保持することができる。
前記基体の平坦面上の、前記基板の前記実装領域の裏面に対向する位置に、前記基板を平坦に保持するための基板支持部が設けられていることが好ましい。これによって、基板の取り外しの際に生じる基板へのダメージを抑制することができ、また、基板を平坦に保つことができるため、電子部品の実装をより安定的に行うことが可能である。
本発明にかかる基板搬送用治具は、前記実装領域に実装される電子部品が、ICチップであるときに特に有効である。また、前記基板が、フレキシブル基板であるときに特に有効である。
本発明により、基板へのダメージを抑制することができる基板搬送用治具を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る基板搬送用治具の構成を示す図である。図1(a)は基板搬送用治具100の模式的平面図、図1(b)は図1(a)のA−A切断線による断面図である。図1(c)は、図1(b)と異なる構成を有する基板搬送用治具100のA−A切断線による断面図である。
図1において、基板搬送用治具100は、例えばアルミ等の金属で形成された平板状の基体101の表面上に、粘着材102を備える。粘着材102は、例えば、耐熱性を有する両面粘着テープを用いることができる。粘着材102として上記両面テープを用いることで、後述のフレキシブル基板の裏面と基体101とを上記両面粘着テープの粘着力で確実に固定することができる。
なお、粘着材102として、例えば、フレキシブル基板の取り付けおよび取り外しが容易となるように工夫された特開2003−243819号公報に記載のFPC固定用粘着シートを用いることが、より好ましい。このFPC固定用粘着シートは、アルキル基の炭素数が4〜14の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを単量体主成分とし且つ分子ないに官能基を含有しているアクリル系ポリマーと、アルミニウム系架橋剤とからなる粘着剤層が、基材の両面に形成されているものである。このFPC固定用粘着シートは、特にフレキシブル基板に対する粘着性や剥離性を保持しつつ、剥離後には粘着剤成分がフレキシブル基板に残存せず、しかも、電子部品の実装時のリフロー工程などの加熱工程を経ても粘着性及び剥離性が優れている。
この粘着材102には、後述するフレキシブル基板200のICチップ204及びチップ部品205が実装される実装領域の裏面に対向する位置に穴104が設けられている。穴104の配置、フレキシブル基板200の取り外し方法については後述する。また、粘着材102に設けられた穴104とフレキシブル基板200の実装領域の裏面とが対向するようにフレキシブル基板200を固定する。粘着材102に設けられた穴104は、図1(b)に示すように粘着材102を貫通するように設けてもよいし、あるいは図1(c)に示すように粘着材102の表面上に形成された凹部であってもよい。
位置決め部103は、後述のフレキシブル基板200を基体101上の所定位置に位置決めする部材であり、図1に示すように、例えば基体101表面に2個配設される。この位置決め部103は、フレキシブル基板の形状に応じて、個数、配置が変更される。なお、図1では両位置決め部103はフレキシブル基板の特定辺に平行に配設されているが、対角線上に配設されてもよい。
次に、フレキシブル基板の構成を説明する。ここでは、ICチップ204がフレキシブル基板200上に実装されているCOF(Chip On Film)を例として説明する。図2は、フレキシブル基板200の平面図である。ここでは、基板搬送用治具100に取り付ける前の、ICチップ204が実装されている状態のフレキシブル基板200について図示している。
図2に示すように、フレキシブル基板200上の実装領域206aにはICチップ204が実装されている。さらにフレキシブル基板200の上には、後の工程で抵抗やコンデンサなどのチップ部品を実装するための実装領域206bが複数設けられている。ここで、チップ部品及びICチップ204をまとめて電子部品と呼ぶ。したがって、実装領域206a及び実装領域206bが電子部品の実装領域206となる。電子部品の実装領域206は、それぞれに実装される電子部品よりも大きい領域であり、例えば、電子部品よりも1mm程度大きい領域とすることができる。すなわち、電子部品の実装精度に応じたマージンを取るため、実装領域206を電子部品よりも1mm大きい領域としている。
フレキシブル基板200の実装面に設けられたチップ部品を実装するための実装領域206bは、フレキシブル基板200に配線された電極線(不図示)と接続されている。また、この実装領域206bには接続パッド(不図示)が設けられており、後の工程でチップ部品をフレキシブル基板200の電極線と電気的に接続するためのクリーム半田が接続パッド上に塗布されるようになっている。また、フレキシブル基板200には、図1で示される基板搬送用治具100の位置決め部103の位置に対応して、位置決め穴203が設けられている。
ここで、ICチップ204とフレキシブル基板200の接続について図3を参照して説明する。図3は、ICチップ204とフレキシブル基板200との接続部分の断面図である。図3に示すように、ICチップ204とフレキシブル基板200との接続には、例えば、接着剤中に導電粒子を配合した異方性導電接着材を利用して接続する方法を用いる。まず、フレキシブル基板200上のICチップ204の実装領域206aに異方性導電接着材300を配設する。
その上にICチップ204の実装端子202とフレキシブル基板200の接続端子201とを位置合わせした状態でICチップ204を載置し、押圧するとともに加熱する。これにより、フレキシブル基板200とICチップ204とは熱硬化した異方性導電接着材300によって固着されるとともに、フレキシブル基板200の上面に設けられた接続端子201とICチップ204の下面に設けられた実装端子202とは、異方性導電接着材300中に含まれる導電粒子を介して導通する。
なお、フレキシブル基板200の裏面には、補強板が取り付けられていてもよい。
次に、フレキシブル基板200を基板搬送用治具100に取り付けた状態について、図4、図5を参照して説明する。図4では、フレキシブル基板200で隠れた部分を破線で示している。図4(a)は、フレキシブル基板200を基板搬送用治具100に取り付けた状態を示す平面図、図4(b)は、図4(a)のA−A切断線による断面図である。図4(c)は、図4(b)と異なる構成を有する基板搬送用治具100にフレキシブル基板200を取り付けた状態を示すA−A切断線による断面図である。図5は、フレキシブル基板200を取り外すときの状態を示す図である。
図4において、位置決め部103に位置決め穴203をはめ合わせることにより、フレキシブル基板200が所定の位置に配置される。また、粘着材102は、基体101の平坦面上にフレキシブル基板200が確実に固定されるようにフレキシブル基板200の裏面の、電子部品の実装領域206に対向する位置を除いた部分の略全面に接するように配置されることが好ましい。基板搬送用治具100にフレキシブル基板200裏面が粘着される面積を広くすることができるため、浮きや撓みの発生が抑えられて実装品質を向上することができる。
なお、粘着材102は、フレキシブル基板200の実装面の裏面の一部に接するように配置されていてもよい。その際、フレキシブル基板200と粘着材102との貼着面積を考慮して、最適な粘着力が得られるようにすると安定的かつ効率的に、電子部品の実装を行うことができる。
粘着材102には、フレキシブル基板200の電子部品の実装領域206に対向する位置に穴104が設けられている。チップ部品205の実装領域206bにチップ部品205を実装した後、フレキシブル基板200は、取り外し用治具(不図示)を用いて取り外される。このとき、取り外し用治具でフレキシブル基板の一部を挟んで引き剥がすように取り外しを行う。
特に、ICチップ204の接続部は、異方性導電接着材を用いて接続されている。例えば、異方性導電接着材の引き剥がし強度は500g/cmであるのに対し、半田の引き剥がし強度は1.5kg/cmである。したがって、異方性導電接着材で接続されているICチップ204は他のチップ部品205と比較すると、ストレスがかかると剥離してしまう可能性が高い。よって、少なくともICチップ204を実装する実装領域206aの裏面と対向する位置の粘着材102には穴104を設けることが好ましい。もちろん、チップ部品205を実装する実装領域206bに対向する位置の粘着材102に穴104を設けてもよい。
図4(b)に示すように、本発明では、フレキシブル基板200のチップ部品205及びICチップ204が実装されている実装領域206の裏面と対向する粘着材102には、穴104が設けられている。そのため、その穴104の部分においては、フレキシブル基板200と基体101とは固定されていない。したがって、図5に示すようにICチップ204及びチップ部品205の角部においてフレキシブル基板200にストレスがかかることがなく、剥離の発生を抑制することができる。フレキシブル基板200へのダメージを抑制し、フレキシブル基板200の取り外しを行うことができる。
チップ部品205を実装する際、例えば、クリーム半田印刷工程において、フレキシブル基板200の実装面のチップ部品205の実装領域206bにメタルマスクを介して、クリーム半田を印刷する。このとき、フレキシブル基板200の実装面が平坦に保持されていると、効率的に安定して印刷を行うことができる。
そして、その後、自動実装機により、チップ部品205が実装領域206bのそれぞれに対し、画像認識により実装位置等を確認しながら実装される。この際も、フレキシブル基板200が平坦に保持されていると、確実に画像認識がなされ、効率的に安定してチップ部品205を実装することができる。なお、クリーム半田に熱を加えた後の半田付不良が低減できる。
したがって、より安定的に効率よくチップ部品205の実装を行うために、実装領域206においてフレキシブル基板200を平坦に保つほうが好ましい。そのため、図4(c)に示すように、粘着材102の穴104の部分に粘着材102と同じ厚みで、かつ、粘着性を有しない基板支持部400を設けることが好ましい。すなわち、粘着材102に穴104を設けなくても粘着材102の実装領域に対応する位置において粘着性を有しなければよい。これによって、取り外しの際にかかるフレキシブル基板200へのダメージを抑制し、かつ、フレキシブル基板200へのチップ部品205の実装を安定的に効率よく行うことができる。
また、粘着材102を基板搬送用治具100に残したまま、フレキシブル基板200だけを剥がすことができるため、粘着材102を繰り返し使用することができ、生産性が向上する。
本実施の形態では、穴104が貫通孔の場合について説明したが、粘着材102に凹部を形成してもよい。この場合も上述したように、凹部ではフレキシブル基板200と基体101は固定されないので、フレキシブル基板200の取り外しの際に生じるストレスを抑制することができる。これによって、フレキシブル基板200へのダメージを軽減することができる。
本実施形態における、電子部品が実装されたフレキシブル基板の取り外し方法について図6を参照して説明する。まず、ICチップ204を有するフレキシブル基板200に設けられている位置決め穴203と基板搬送用治具100の位置決め部103とをはめ合わせ、フレキシブル基板200を所定の位置に位置決めをする(ステップS101)。このとき、フレキシブル基板200の電子部品の実装領域の裏面と粘着材102に設けられている穴104とが対向するように、フレキシブル基板200を配置する。
次に、基板搬送用治具100の平坦面に粘着材102を介して、フレキシブル基板200を基体101に貼り付け、固定する(ステップS102)。そして、フレキシブル基板200が基板搬送用治具100の基体101に固定された状態で、チップ部品205の実装を行う。まず、フレキシブル基板200の実装面に設けられたチップ部品205の実装領域206bに、メタルマスクを介してクリーム半田を自動印刷する(ステップS103)。さらに、その後、クリーム半田が印刷された部分にチップ部品205を載置する(ステップS104)。この状態で、基板搬送用治具100をリフロー炉に送り、熱風及び/または赤外線により加熱されてチップ部品205の半田付けを行う(ステップS105)。
そして、チップ部品205の実装が終わったフレキシブル基板200を基板搬送用治具100の基体101から取り外す(ステップS106)。まず、取り外し治具を用いて、フレキシブル基板200の端部を挟む。そして、取り外し治具で挟んだ状態で引き剥がすようにして、フレキシブル基板200を基板搬送用治具100から取り外すことができる。このとき、電子部品の実装領域206の裏面には粘着材102がないため、フレキシブル基板200の電子部品との接続部においてストレスがかかることなく、フレキシブル基板200の取り外しを行うことができる。
100 基板搬送用治具
101 基体
102 粘着材
103 位置決め部
104 穴
200 フレキシブル基板
201 接続端子
202 実装端子
203 位置決め穴
204 ICチップ
205 チップ部品
300 異方性導電接着材
400 基板支持部
101 基体
102 粘着材
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203 位置決め穴
204 ICチップ
205 チップ部品
300 異方性導電接着材
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Claims (5)
- 電子部品の実装領域を有する基板を粘着材で基体の平坦面に固定して搬送した後、前記基板を前記基体より取り外し可能とされた基板搬送用治具であって、
前記基板の前記実装領域の裏面は、前記基体と固定されていないことを特徴とする基板搬送用治具。 - 前記基体の平坦面上の、前記基板の前記実装領域の裏面に対向する位置を除いた部分に、前記粘着材が配設されている請求項1に記載の基板搬送用治具。
- 前記基体の平坦面上の、前記基板の前記実装領域の裏面に対向する位置に、前記基板を平坦に保持するための基板支持部が設けられている請求項1または2に記載の基板搬送用治具。
- 前記実装領域に実装される電子部品はICチップである請求項1、2または3に記載の基板搬送用治具。
- 前記基板は、フレキシブル基板である請求項1、2、3、または4に記載の基板搬送用治具。
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