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JP2006065903A - 記憶再生装置及び撮像装置 - Google Patents

記憶再生装置及び撮像装置 Download PDF

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JP2006065903A
JP2006065903A JP2004244315A JP2004244315A JP2006065903A JP 2006065903 A JP2006065903 A JP 2006065903A JP 2004244315 A JP2004244315 A JP 2004244315A JP 2004244315 A JP2004244315 A JP 2004244315A JP 2006065903 A JP2006065903 A JP 2006065903A
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Toru Horii
亨 堀井
Takeshi Inoue
剛 井上
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Sharp Corp
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Abstract

【課題】 データの再生を行う場合に、再生を行うデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているとき、記憶媒体上のおけるデータ配置を最適化し、データへのアクセス速度が向上することができる記憶再生装置及び撮像装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る記憶再生装置が搭載されたデジタルカメラ1は、操作部14にて再生対象の映像データの指定を受け付けると、ハードディスク20のFAT領域(23)に格納されているFATを読み出し、読み出したFATをバッファ17へ書き込む。そして、バッファ17に書き込まれたFATを解析して、受け付けた映像データがハードディスク20の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かの判定を行う。そして、不連続な領域に分断されて記憶されていると判定された場合、連続する領域に記憶するように、データの領域を変更する処理(いわゆるデフラグ処理)を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記憶媒体に記憶されたデータを再生する場合に、データが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているとき、連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更して、記憶媒体の最適化を行うことができる記憶再生装置及び該記憶再生装置を搭載した撮像装置に関する。
近年、CCDセンサ、CMOSセンサなどの撮像素子を搭載したデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどのデジタルカメラが普及している。デジタルカメラは、撮像素子によって光電変換されたアナログ形式の映像信号をデジタル形式に変換し、変換した信号を映像データとして記憶媒体に記憶する。近年では、撮像素子の性能、並びに、記憶媒体の記憶容量及びアクセス速度が向上し、いわゆる銀塩カメラと同様、連写撮影及び動画撮影が可能なデジタルカメラが実用化されている。
記憶媒体としては、DVDのような光記憶媒体、フラッシュメモリのような半導体メモリが用いられている。また、ハードディスクを記憶媒体としてデジタルカメラに搭載すれば、大容量の画像を記憶することが可能となることから、ハードディスクを搭載したデジタルカメラ(ビデオカメラ)の開発が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−309797号公報
また、上述した各記憶媒体は、従来のシーケンシャルアクセス型のテープ状の記憶媒体とは異なり、ランダムにデータ(ファイル)を記憶することができ、不要なファイルを逐次消去することができることから、所定のファイルを瞬時に選択して再生することができる。
しかしながら、上述のようなデジタルカメラのような記憶再生装置は、先ず、ファイル1,ファイル2,…,ファイル6を記憶媒体に連続して書き込む(図6(a))。この状態で、ファイル2,ファイル4,ファイル5を記憶媒体から消去した場合、ファイルが記憶されていた領域は、新規のファイルが記憶できるように、空き領域1,空き領域2になる(図6(b))。そして、新規のファイル7を記憶媒体に書き込む場合、ファイル7のデータサイズが空き領域1の容量より大きければ、ファイル7を連続した領域に記憶できず、ファイル7−1及びファイル7−2に分断されて書き込まれる(図6(c))。よって、1つのファイル、すなわち連続した情報としてのデータが、分断された状態で記憶媒体に記憶されることになる。
つまり、記憶再生装置は、データの記憶及び消去をランダムに行うことができるが故に、記憶媒体にフラグメンテーションが生じる。したがって、データの記憶及び消去が繰り返されることによってデータの連続性が失われ、データへのアクセス速度が低下してしまうという問題があった。より具体的には、不連続の領域にデータを書き込む、また、分断された状態のデータを読み取る場合、書込部及び読取部(磁気ヘッド、光学ヘッド)の移動に要する時間(シーク時間)が増大してしまい、データへのアクセス速度が低下する。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、データの再生を行う場合に、再生を行うデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているとき、連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更する構成とすることにより、記憶媒体上のおけるデータ配置を最適化し、データへのアクセス速度が向上することができる記憶再生装置及び該記憶再生装置を搭載した撮像装置の提供を目的とする。
また本発明は、データが記憶されている領域を示す領域データが記憶媒体に記憶されている場合に、その領域データを解析することによって、データが不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定する構成とすることにより、簡単な構成でデータの記憶媒体における領域を把握することができる記憶再生装置及び該記憶再生装置を搭載した撮像装置の提供を目的とする。
また本発明は、データの再生を行う場合に、再生を行うデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶され、かつ、そのデータのデータサイズ以上の連続する空き領域が記憶媒体に存在するとき、連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更する構成とすることにより、記憶媒体上のおけるデータ配置を最適化し、データへのアクセス速度が向上することができる記憶再生装置及び該記憶再生装置を搭載した撮像装置の提供を目的とする。
また本発明は、再生対象のデータの指定を受け付けた際に、そのデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定する構成とすることにより、再生対象のデータの指定を受け付けてから再生を開始するまでの間に、そのデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定することができ、再生と並行して、連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更することができる記憶再生装置及び該記憶再生装置を搭載した撮像装置の提供を目的とする。
また本発明は、データが記憶されている領域を示す領域データが記憶媒体に記憶されている場合に、その領域データをバッファに記憶し、記憶された領域データを解析する構成とすることにより、領域データを解析する場合に、記憶媒体にアクセスする必要がなくなり、解析に要する時間が短縮される記憶再生装置及び該記憶再生装置を搭載した撮像装置の提供を目的とする。
本発明に係る記憶再生装置は、複数の領域を有する記憶媒体へのデータの記憶及び前記記憶媒体に記憶されたデータの再生を行う記憶再生装置において、データの再生を行う場合、該データが前記記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段にて前記データが前記記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されていると判定された場合、連続する領域に記憶するように、前記データを記憶する領域を変更する変更手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、データを再生する場合、先ず、そのデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定する。そして、データが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されていると判定された場合、該データが連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更する。これにより、記憶媒体のおけるデータ配置を最適化でき、データへのアクセス速度が向上される。また、データの再生と並行して行うようにすれば、データの再生が実行されている時間を有効活用して、記憶媒体のおけるデータ配置を最適化することができる。
本発明に係る記憶再生装置は、前記記憶媒体に、前記データが記憶されている領域を示す領域データが記憶されており、前記判定手段は、前記領域データを解析することによって前記判定を行うようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、データが記憶されている領域を示す領域データが記憶媒体に記憶されている場合に、その領域データを解析することによって、データが不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定する。これにより、簡単な構成でデータの記憶媒体における領域を把握することができる。
本発明に係る記憶再生装置は、複数の領域を有する記憶媒体へのデータの記憶及び前記記憶媒体に記憶されたデータの再生を行う記憶再生装置において、前記記憶媒体に、前記データが記憶されている領域を示す領域データが記憶されており、データの再生を行う場合、前記領域データを解析することによって、前記データが前記記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かの判定を行う判定手段と、前記領域データを解析することによって前記データのデータサイズを算出する算出手段と、前記記憶媒体に、前記データサイズ以上の連続する空き領域が存在するか否かを検出する検出手段と、前記判定手段にて前記データが前記記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されていると判定され、かつ、前記検出手段にて前記データサイズ以上の連続する空き領域が存在すると検出された場合、該連続する空き領域に記憶されるように、前記データを記憶する領域を変更する変更手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、データを再生する場合、先ず、そのデータが記憶されている領域を示す領域データを解析することによって、記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定する。また、領域データを解析することによって、データのデータサイズを算出し、データサイズ以上の連続する空き領域が存在するか否かを検出する。そして、データが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されていると判定され、かつ、データサイズ以上の連続する空き領域が存在する場合、該データが連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更する。これにより、記憶媒体のおけるデータ配置を最適化でき、データへのアクセス速度が向上される。また、データの再生と並行して行うようにすれば、データの再生が実行されている時間を有効活用して、記憶媒体のおけるデータ配置を最適化することができる。
本発明に係る記憶再生装置は、再生対象のデータの指定を受け付ける受付手段を備え、前記判定手段は、前記受付手段にてデータの指定を受け付けた際に前記判定を行うようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、再生対象のデータの指定を受け付けた際に、そのデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定する。これにより、再生対象のデータの指定を受け付けてから再生を開始するまでの間に、そのデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定することができ、再生と並行して、連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更することができる。
本発明に係る記憶再生装置は、前記記憶媒体から読み出されたデータを一時的に記憶するバッファを備え、前記変更手段は、前記領域データを前記バッファに記憶し、記憶された領域データを解析するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、データが記憶されている領域を示す領域データが記憶媒体に記憶されている場合に、その領域データをバッファに記憶し、記憶された領域データを解析する。これにより、領域データを解析する場合に、記憶媒体にアクセスする必要がなくなり、解析に要する時間を短縮することができる。
本発明に係る撮像装置は、上述した各発明のいずれか1つの記憶再生装置と、画像を撮像する撮像手段とを備え、該撮像手段によって撮像された画像に係るデータを前記記憶媒体に記憶するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、撮像手段によって撮像された画像に係るデータを記憶媒体に記憶してある場合、画像に係るデータを再生するとき、記憶媒体のおけるデータ配置を最適化することができ、画像に係るデータへのアクセス速度が向上される。これにより、例えば、動画を再生する場合、一度再生が終了すれば、次に再生するときには、データ配置が最適化されていることになるので、動画のフレーム落ちが発生することを防止できる。
本発明によれば、データの再生を行う場合に、再生を行うデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているとき、連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更する構成としたので、記憶媒体上のおけるデータ配置を最適化し、データへのアクセス速度が向上することができる。したがって、例えば、動画を再生する場合、一度再生が終了すれば、次に再生するときには、データ配置が最適化されていることになるので、動画のフレーム落ちが発生することを防止できる。
本発明によれば、データが記憶されている領域を示す領域データが記憶媒体に記憶されている場合に、その領域データを解析することによって、データが不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定する構成としたので、簡単な構成でデータの記憶媒体における領域を把握することができる。
本発明によれば、データの再生を行う場合に、再生を行うデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶され、かつ、そのデータのデータサイズ以上の連続する空き領域が記憶媒体に存在するとき、連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更する構成としたので、記憶媒体上のおけるデータ配置を最適化し、データへのアクセス速度が向上することができる。
本発明によれば、再生対象のデータの指定を受け付けた際に、そのデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定する構成としたので、再生対象のデータの指定を受け付けてから再生を開始するまでの間に、そのデータが記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かを判定することができ、再生と並行して、連続する領域に記憶するように、データを記憶する領域を変更することができる。
本発明によれば、データが記憶されている領域を示す領域データが記憶媒体に記憶されている場合に、その領域データをバッファに記憶し、記憶された領域データを解析する構成としたので、領域データを解析する場合に、記憶媒体にアクセスする必要がなくなり、解析に要する時間を短縮することができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明に係る記憶再生装置としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、CPUで構成された制御部10を備えている。制御部10は、バスを介してROM11、RAM12、撮像素子13、操作部14、信号処理部15、ハードディスクコントローラ16、バッファ17、表示部18、及び出力部19と接続され、これら各部を制御し、ROM11に予め格納されているコンピュータプログラムに従って種々の機能を実行し、各部と連携して又は単独で本発明における各種の手段として機能する。また、デジタルカメラ1は、従来と同様、外部から入力された映像信号を所定形式(以下、MPEG形式とする)の映像データにエンコードする機能、エンコードした映像データを記憶する機能、記憶している映像データを映像信号にデコードする機能などを有している。
RAM12は、制御部10によるコンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するもので、例えばDRAM、SDRAMなどにより構成される。撮像素子13は、CCD又はCMOSなどから構成されており、入射される光を光電変換してアナログ形式の映像信号を生成する。ハードディスクコントローラ16は、記憶媒体であるハードディスク20と接続されている。
信号処理部15は、ADC(アナログ・デジタル・コンバータ)15a,エンコーダ15bと、デコーダ15c,DAC(デジタル・アナログ・コンバータ)15dを有している。ADC15aは、撮像素子13にて生成されたアナログ形式の映像信号を、所定のサンプリング周波数でデジタル化してエンコーダ15bへ出力する。エンコーダ15bは、デジタル化された映像信号をMPEG形式の映像データに符号化する。符号化された映像データは、バッファ17に出力され、ハードディスクコントローラ16によって、ハードディスク20に記憶される。なお、エンコード形式としては、DV圧縮形式、モーションJPEG形式などであってもよく、その映像圧縮規格については限定されるものではない。
一方、ハードディスク20に記憶されているMPEG形式の映像データは、ハードディスクコントローラ16によってバッファ17に出力され、デコーダ15cによって、映像信号に復号化してDAC15dへ出力される。DAC15dは、映像信号をアナログ化して出力部19へ出力する。出力部19には、液晶ディスプレイ又はCRTディスプレイなどの表示機器50が接続されており、出力部19から出力された映像信号に係る映像が表示機器50に表示される。
操作部14は、デジタルカメラ1を操作するための各種のファンクションキーを備えている。ファンクションキーは、撮像を開始する撮像開始キー14a、再生を開始する再生開始キー14b、撮像・再生を終了する終了キー14c、並びにテンキー及び十字キーなどが設けられている。利用者によって、テンキー、十字キーなどが操作されることによって、再生したい映像データの指定が受け付けられる。
表示部18は、液晶モニタ又はLEDモニタなどの表示デバイスで構成されており、デジタルカメラ1の動作状態の表示、利用者へ操作入力を促す画面の表示などを行う。なお、オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)を表示機器50に表示してデジタルカメラ1を操作するようにしてもよいし、表示部18をタッチパネル方式とすることにより、操作部14の各種のファンクションキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
ハードディスク20は、図2に示すように、大別して、システム領域21、ディレクトリ領域22、FAT領域23、及びデータ領域24からなる。FAT領域23には、ディスク上のファイルが記憶されている領域(物理的位置)を管理するテーブル(FAT)が記憶されている。このFATを参照して、データ領域24に記憶されているファイルを読み出したり、データ領域24にファイルを記憶したりする。ファイルの作成及び削除などファイルの状況に変化が生じた場合は、FATが更新される。
次に、本発明に係る記憶再生装置としてのデジタルカメラ1が行う動作を、フローチャートを用いて説明する。
図3及び図4は、本発明に係る記憶再生装置としてのデジタルカメラの動作手順を示すフローチャートである。なお、動作手順は一例であり、これに限るものではない。また、このような動作手順は、ROM11へ予めコンピュータプログラムを組み込んでおくことにより行うことができる。
制御部10は、先ず、操作部14にて再生対象の映像データの指定を受け付け(ステップS1)、ハードディスクコントローラ16を介して、ハードディスク20のFAT領域23に格納されているFATを読み出し(ステップS2)、読み出したFATをバッファ17のシステム領域に書き込む(ステップS3)。
そして、制御部10は、バッファ17に書き込まれたFATを解析して、S1にて受け付けた映像データがハードディスク20の不連続な領域(クラスタ)に分断されて記憶されているか否かを判定する(ステップS4)。より具体的には、制御部10は、バッファ17に書き込んだFATから、映像データが記憶されている領域を特定する領域番号が不連続であるか否かによって判定する。もちろん、映像データが1つのクラスタに記憶されている場合は、不連続ではないと判定するようにする。このように、制御部10は、ハードディスク20にアクセスすることなく、バッファ17を参照することによって、映像データがハードディスク20の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かの判定を行うことができる。
S4において、映像データがハードディスク20の不連続な領域に分断されて記憶されていない、すなわち、1つの領域に記憶されていたり、連続するクラスタに記憶されていると判定された場合(S4:NO)、制御部10は、映像データが最適化された状態でハードディスク20に記憶されていると判断する。そして、映像データの再生を行って(ステップS5)、処理を終了する。
一方、S4において、映像データがハードディスク20の不連続なクラスタに分断されて記憶されていると判定された場合(S4:YES)、制御部10は、バッファ17に書き込まれたFATを解析して、S1にて受け付けた映像データのデータサイズを算出し(ステップS6)、ハードディスク20に映像データのデータサイズ以上の連続する空き領域が存在するか否かを検出(判定)する(ステップS7)。
S7において、ハードディスク20に映像データのデータサイズ以上の連続する空き領域が存在しないと検出(判定)された場合(S7:NO)、制御部10は、映像データを連続する空き領域に再配置することができないと判断し、S5へ移行して映像データの再生を行って、処理を終了する。
一方、S7において、ハードディスク20に映像データのデータサイズ以上の連続する空き領域が存在すると検出(判定)された場合(S7:YES)、制御部10は、バッファ17に書き込まれたFATを解析して、映像データを構成するデータ数Nを算出する(ステップS8)。
そして、制御部10は、変数i(i=1,2,…)を1に設定し(ステップS9)、ハードディスクコントローラ16を制御し、映像データを構成する第iデータ(ここでは、第1データ)をハードディスク20から読み出し(ステップS10)、読み出した第iデータ(ここでは、第1データ)をバッファ17のデータ領域に書き込む(ステップS11)。
次いで、制御部10は、ハードディスクコントローラ16を制御し、第iデータ(ここでは、第1データ)をバッファ17から、ハードディスク20の空き領域に書き込む(ステップS12)。ここで、ハードディスク20の空き領域とは、S7にて検出された映像データのデータサイズ以上の連続する空き領域のことである。これにより、映像データを構成する第iデータ(ここでは、第1データ)を、ハードディスク20のうちの映像データのデータサイズ以上の連続する空き領域の先頭から記憶することができる。
制御部10は、バッファ17のシステム領域に書き込まれたFATを更新する(ステップS13)。これによって、バッファ17のシステム領域には、S12の処理によって第iデータが記憶された領域が反映されたFATが記憶される。
そして、制御部10は、ハードディスクコントローラ16を制御し、バッファ17のシステム領域に格納されているFATを読み出し(ステップS14)、読み出したFATをハードディスク20のFAT領域23に書き込む(ステップS15)。これにより、ハードディスク20のFAT領域23には、S12の処理によって第iデータが書き込まれたハードディスク20の領域が反映されたFATが記憶される。
なお、制御部10は、信号処理部15を制御し、S12の処理を行う際に、第iデータ(ここでは、第1データ)をバッファ17から読み出して、デコーダ15cにて第iデータ(ここでは、第1データ)を復号化し、DAC15dにて、復号化した第iデータ(ここでは、第1データ)をアナログ化する。そして、アナログ化した第iデータ(ここでは、第1データ)を出力部19から表示機器50へ出力する。これにより第iデータ(ここでは、第1データ)に係る映像が表示機器50に表示される。
このようにして、デジタルカメラ1は、映像データを構成する第iデータ(ここでは、第1データ)を記憶する領域の変更と、第iデータ(ここでは、第1データ)の再生処理とを並行して行うことができる。
そして、制御部10は、まだ処理を行っていないデータが存在するか否か、すなわち、変数iがデータ数N未満(i<N)であるか否かを判定する(ステップS16)。S16において、変数iがデータ数N以上(i≧N)であると判定された場合(S16:NO)、映像データを構成するすべてのデータについて処理を行ったことになるになるので処理を終了する。
一方、S16にて、変数iがデータ数N未満(i<N)であると判定された場合(S16:YES)、まだ処理を行っていないデータが存在することになるので、変数iをインクリメント(i=i+1)し(ステップS17)、S10へ移行して、次のデータ(第(i+1)データ)に係る処理を行う。つまり、映像データを構成するデータのデータ数がNである場合、S10〜S15の処理をN回実行することによって、映像データを構成する各データ(第1データ,第2データ,…,第Nデータ)が記憶されるハードディスク20における領域の変更と、各データ(第1データ,第2データ,…,第Nデータ)の再生処理とを並行して行うことができる。
次に、映像データを構成するデータ数が3である場合の動作について説明する。図5は、本発明に係る記憶再生装置としてのデジタルカメラの動作の様子を説明するための説明図である。
図5(a)は、ハードディスク20のデータ領域24に、第1データ30a、第2データ30b及び第3データ30cから構成された映像データが記憶されている状態を示し、FAT領域23には、その状態におけるディスク上のデータの物理的位置を管理するFAT31が記憶されている。
図5(a)の状態で、利用者により映像データの再生が受け付けられた場合、ビデオカメラ1は、第1データ30aに対して、上述したS9〜S14の処理を行って、ハードディスク20の空き領域24aの先頭の位置から第1データ30aを書き込み、さらに、その書き込みによって変更となったFAT31を更新する(図5(b))。
次いで、ビデオカメラ1は、第2データ30bに対して、上述したS9〜S14の処理を行って、ハードディスク20の第1データ30aが書き込まれた空き領域24aの次の位置から第2データ30bを書き込み、さらに、その書き込みによって変更となったFAT31を更新する(図5(c))。
そして、ビデオカメラ1は、第3データ30cに対して、上述したS9〜S14の処理を行って、ハードディスク20の第2データ30bが書き込まれた空き領域24aの次の位置から第3データ30cを書き込み、さらに、その書き込みによって変更となったFAT31を更新する(図5(d))。
以上、詳述した如く、ハードディスク20の不連続の領域に分散されて記憶されていた映像データが、連続する領域に連続して記憶されることになるので、映像データへのアクセス速度を向上することができる。また、上述した処理は、映像データの再生処理と並行して行うようにしたので、映像データの再生処理が実行されている時間を有効活用して、デフラグ処理を行える。
なお、本実施の形態では、ハードディスク20のFAT領域23に格納されているFATを読み出し、読み出したFATをバッファ17のシステム領域に書き込む形態について説明したが、読み出したFATをRAM12に書き込むようにしてもよいことは言うまでもない。
本発明に係る記憶再生装置としてのデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 ハードディスクの記憶領域の内容を示す概略図である。 本発明に係る記憶再生装置としてのデジタルカメラの動作手順を示すフローチャートである。 本発明に係る記憶再生装置としてのデジタルカメラの動作手順を示すフローチャートである。 本発明に係る記憶再生装置としてのデジタルカメラの動作の様子を説明するための説明図である。 記憶媒体の記憶状態を説明するための説明図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 制御部
11 ROM
12 RAM
13 撮像素子
14 操作部
15 信号処理部
16 ハードディスクコントローラ
17 バッファ
18 表示部
19 出力部
20 ハードディスク

Claims (6)

  1. 複数の領域を有する記憶媒体へのデータの記憶及び前記記憶媒体に記憶されたデータの再生を行う記憶再生装置において、
    データの再生を行う場合、該データが前記記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かの判定を行う判定手段と、
    前記判定手段にて前記データが前記記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されていると判定された場合、連続する領域に記憶するように、前記データを記憶する領域を変更する変更手段と
    を備えることを特徴とする記憶再生装置。
  2. 前記記憶媒体に、前記データが記憶されている領域を示す領域データが記憶されており、
    前記判定手段は、
    前記領域データを解析することによって前記判定を行うようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の記憶再生装置。
  3. 複数の領域を有する記憶媒体へのデータの記憶及び前記記憶媒体に記憶されたデータの再生を行う記憶再生装置において、
    前記記憶媒体に、前記データが記憶されている領域を示す領域データが記憶されており、
    データの再生を行う場合、前記領域データを解析することによって、前記データが前記記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されているか否かの判定を行う判定手段と、
    前記領域データを解析することによって前記データのデータサイズを算出する算出手段と、
    前記記憶媒体に、前記データサイズ以上の連続する空き領域が存在するか否かを検出する検出手段と、
    前記判定手段にて前記データが前記記憶媒体の不連続な領域に分断されて記憶されていると判定され、かつ、前記検出手段にて前記データサイズ以上の連続する空き領域が存在すると検出された場合、該連続する空き領域に記憶されるように、前記データを記憶する領域を変更する変更手段と
    を備えることを特徴とする記憶再生装置。
  4. 再生対象のデータの指定を受け付ける受付手段を備え、
    前記判定手段は、
    前記受付手段にてデータの指定を受け付けた際に前記判定を行うようにしてあること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の記憶再生装置。
  5. 前記記憶媒体から読み出されたデータを一時的に記憶するバッファを備え、
    前記変更手段は、
    前記領域データを前記バッファに記憶し、記憶された領域データを解析するようにしてあること
    を特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1つに記載の記憶再生装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の記憶再生装置と、
    画像を撮像する撮像手段とを備え、
    該撮像手段によって撮像された画像に係るデータを前記記憶媒体に記憶するようにしてあること
    を特徴とする撮像装置。
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Cited By (2)

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JP2010272160A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Toshiba Alpine Automotive Technology Corp 光ディスク再生装置および光ディスク再生方法
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