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JP2006061992A - 燃焼式動力工具 - Google Patents

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智雅 西河
Yoshitaka Akiba
美隆 秋葉
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Abstract

【課題】最適なファンの配置位置を適用することにより、ファンの回転による空気の流量増を実現し、シリンダ等を効率よく冷却可能な燃焼式動力工具を提供する。
【解決手段】ファン19は、その回転軸方向のファン19の中央部(ラインA)が、接続部10B1よりもプッシュレバー9側に位置し、回転軸方向のファン19のヘッドキャップ11側の端部(ラインB)が、接続部10B1と一致するか又は接続部10B1よりもヘッドキャップ11側に位置するように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼式動力工具に関し、特に可燃性ガスと空気とを混合した混合ガスを着火することにより動力を発生させる燃焼式動力工具に関する。
従来、ガス釘打機等の燃焼式動力工具においては、燃焼室内に可燃性ガス等の燃料を噴射してこれを点火プラグを放電スパークさせることにより点火し、この時の燃焼室内気体の膨張をピストンによる一軸方向への運動量に変え、このピストンの運動量により、釘を打ち付ける構造となっている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特公平3−25307号公報 米国特許第5197646号明細書
しかし、従来の燃焼式動力工具では、シリンダ等の冷却を行うための空気の流れを生じさせるファンの位置の最適化が行われておらず、円滑な空気の流れ及び十分な空気の流量が期待できない。
そこで本発明は、ファンを最適な位置に配置することにより、ファンの回転による空気の流量増を実現し、シリンダ等を効率よく冷却可能な燃焼式動力工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、該ハウジングの一端に設けられ、可燃性ガス通路が形成されたヘッド部と、該ハウジングの他端側に設けられ、工作物への押圧時に移動可能なプッシュレバーと、該ハウジング内に固定して設けられたシリンダと、該シリンダの軸方向に該シリンダに対して往復摺動可能なピストンと、該プッシュレバーに連接され、該ハウジング内において該シリンダに移動可能に案内され、該ヘッド部に当接、離間し、該ヘッド部、該シリンダ、該ピストンと共に燃焼室を画成する燃焼室枠と、該ピストンから反燃焼室方向に延びるドライバブレードと、該燃焼室内の可燃性ガスと空気との混合気に着火するために該燃焼室に臨む点火プラグと、該ヘッド部に設けられたモータによって回転され、該燃焼室内に配置されて可燃性ガスと空気とを攪拌混合するファンとを有し、該燃焼室枠は、該プッシュレバーに連接される枠基部と、該枠基部の反プッシュレバー側に位置して該ヘッド部に当接可能な枠頭部とを有し、該枠頭部は、外端が該枠基部に接続され該ファンの回転軸に向って延びる接続部と、該接続部の内端から該ファンの回転軸方向に沿って延び該ヘッド部に当接、離間する当接ガイド部とを有し、該可燃性ガスが該可燃性ガス通路を介して該燃焼室に供給され、該点火プラグの点火動作により該混合気が爆発燃焼して該ピストン及び該ドライバブレードを移動させる燃焼式動力工具において、非作動の状態における該回転軸方向の該ファンの中央部が、該接続部よりも該ピストン側に位置するように、該ファンが配置されている燃焼式動力工具を提供している。
ここで、非作動の状態における該回転軸方向の該ファンの該ヘッド部側の端部が、該接続部と一致するか又は該接続部よりも該ヘッド部側に位置するように、該ファンが配置されていることが好ましい。
更に、該ハウジング内には、該プッシュレバーが工作物に押しつけられて該プッシュレバーが該ハウジング内に後退し該燃焼室枠が所定位置に達したことを検出するヘッドスイッチが設けられ、該ヘッド部には、該ファンを回転させるためのモータが設けられ、該モータは、該ヘッドスイッチの検出開始によって電力が供給され、該ファンを回転させるとともに、該混合気の爆発燃焼後に、該プッシュレバーを該ハウジングから突出動作させ該燃焼室枠が該所定位置から移動して、該ヘッドスイッチが検出を終了してから7秒以内に電力供給が停止されることが好ましい。
請求項1に記載の燃焼式動力工具によれば、非作動の状態における該回転軸方向の該ファンの中央部の位置が、接続部よりもピストン側に位置するように、ファンが配置されているので、ファンの回転による空気の流れが、接続部や当接ガイド部で阻害される量が少ない。従って、空気を効率よく流すことができ、空気の流量を増加させることができる。この空気の流量が増加により、爆発燃焼により高温状態にあるシリンダ等の冷却効率を向上させることができ、燃焼式動力工具の連続作業性を向上させることができる。
請求項2に記載の燃焼式動力工具によれば、非作動の状態における回転軸方向のファンのヘッド部側の端部の位置が、接続部と一致するか又は接続部よりも該ヘッド部側に位置するようにファンが配置されているので、空気が燃焼室内において自己循環することが少ない。従って、空気を効率よく流すことができ、空気の流量を増加させることができる。この空気の流量が増加により、爆発燃焼により高温状態にあるシリンダ等の冷却効率を向上させることができ、燃焼式動力工具の連続作業性を向上させることができる。
請求項3に記載の燃焼式動力工具によれば、モータは、ヘッドスイッチが検出を終了してから7秒以内に電力供給が停止されるので、ファンの回転の動力源である電池の一本あたりの打込み回数を増加させることができる。
本発明の燃焼式動力工具を燃焼式打込み工具に適用した実施の形態について図1を参照して説明する。図1は、打込み動作前の状態である燃焼式打込み工具1を示しており、燃焼式打込み工具1は、外枠体を構成し排気口2aが形成されたハウジング2を有する。ハウジング2の上部には、吸気口3aが形成されたヘッドカバー3が取付けられている。ハウジング2の側部からはハンドル4が延設される。
ハンドル4には、トリガスイッチ5を備え、図示せぬ電池が着脱可能に挿入されている。ハウジング2内のハンドル4が延設される箇所にはボンベ室29が形成され、ボンベ室29内には可燃焼液化ガスを内含し、後述のガスボンベ接続部25Aに接続される噴射ロッド30Aを有するガスボンベ30が着脱自在に収容される。ハンドル4の下方には、図示しない釘を装填したマガジン6が設けられている。
ハウジング2の反ヘッドカバー3側端部付近からは、後述のシリンダ20と一体成形されて、その先端部分が工作物28に対向するノーズ7が延設されている。ノーズ7は後述のドライバブレード23Aの摺動と、図示せぬ釘が工作物28に打込まれるのをガイドする。ノーズ7の下端7Aには、工作物28に当接するプッシュレバー9が往復摺動可能に突出して支持され、プッシュレバー9の上端部は、後述する燃焼室枠10の枠基部10Aに固定されたアーム部8と連接されている。
アーム部8とシリンダ20との間には、付勢部材であるスプリング22が介装されている。よって、アーム部8に連接されたプッシュレバー9がヘッドカバー3から離反する方向に付勢される。そして、プッシュレバー9の先端を工作物28に当接させ、スプリング22の付勢力に抗してハウジング2を工作物28方向に押したとき、プッシュレバー9のハウジング2側はハウジング2内に移動可能である。
ハウジング2の反プッシュレバー9側端部には、開口を覆うためのヘッド部たるヘッドキャップ11が固定されている。ヘッドキャップ11の後述する燃焼室26の反対側には、モータ18が配置されており、このモータ18の近傍には、点火位置が燃焼室26内に面し、トリガスイッチ5の操作並びにプッシュレバー9の押圧動作により点火される点火プラグ12が設けられている。モータ18は回転軸18Aを有しており、燃焼室26内に位置する回転軸18Aの端部には、後述する軸流ファンであるファン19が固定されている。
ヘッドキャップ11のハンドル4側内には燃料通路25が形成され、燃料通路25の一端はヘッドキャップ11の下端面に開口し、他端側はヘッドキャップ11に取付けられたガスボンベ接続部25Aと係合している。そして、ガスボンベ接続部25Aの反燃料通路25側は噴射ロッド30Aに接続されている。
ハウジング2内には、ハウジング2の長手方向に移動可能な燃焼室枠10が設けられる。燃焼室枠10は、枠基部10Aと、枠基部10Aの反プッシュレバー9側に位置する枠頭部10Bとから構成される。枠頭部10Bは、外端が枠基部10Aに接続され回転軸18Aに向って延びる接続部10B1と、接続部10B1の内端から回転軸18A方向に沿って延びヘッドキャップ11に当接・離間可能な当接ガイド部10B2とから構成される。また枠基部10Aには、アーム部8が連結固定されているため、プッシュレバー9の移動に伴って燃焼室枠10も移動する。
またハウジング2内には、燃焼式打込み工具1が工作物28に押し付けられて、燃焼室枠10が所定位置にあることを検出するための図示せぬヘッドスイッチが設けられている。プッシュレバー9を工作物28に押つけて、プッシュレバー9がハウジング2内に後退し、燃焼室枠10が所定位置まで達したときに、図示せぬヘッドスイッチがオン動作して、モータ18の回転が開始される。
そして燃焼室枠10の内周面に当接して燃焼室枠10の移動を案内するシリンダ20が、ハウジング2に固定されている。シリンダ20の軸方向中央部付近には排気穴21が形成されている。この排気穴21には図示せぬ逆止弁が選択的に塞ぐように設けられる。
図1に示すように、シリンダ20内には、シリンダ20に対して往復摺動可能なピストン23が設けられ、ピストン23はシリンダ20内をピストン上室とピストン下室に画成する。このピストン23のピストン下室側の面からドライバブレード23Aがノーズ7位置まで延出され、このドライバブレード23Aの先端が図示せぬ釘を打撃する箇所となる。また、シリンダ20内の下面には、弾性体より構成されるバンパ24が配置されている。よって、ピストン23が下方に移動した場合に、下死点でバンパ24に衝突することになる。
そして燃焼室枠10の上端がヘッドキャップ11に当接したときに、ヘッドキャップ11、燃焼室枠10、ピストン23上室とにより燃焼室26が画成される。燃焼室枠10がヘッドキャップ11から離間したときは、ヘッドキャップ11と燃焼室枠10の上端との間に外気と通じる第1流路31が生じ、また燃焼室枠10の上端部とシリンダ20の上端部との間に第1流路31に続く第2流路32が生じる。これら流路は、シリンダ20の外周面側に燃焼ガスや新たな空気を通過させ、この通過した燃焼ガス等はハウジング2の排気口2aから排出される。また、吸気口3aは燃焼室26内に空気を供給するために形成され、排気穴21からは、燃焼室26の燃焼ガスを排出する。
ファン19は、非動作時その回転軸方向の中央部(ラインA)が、接続部10B1よりもプッシュレバー9側に位置し、回転軸方向のファン19のヘッドキャップ11側の端部(ラインB)が、接続部10B1と一致するか又は接続部10B1よりもヘッドキャップ11側に位置するように配置されている。
ファン19はその回転により、燃焼室枠10がヘッドキャップ11と当接位置にあるときに空気と可燃性ガスとを攪拌混合させ、点火後に乱流燃焼を生じせしめて燃焼を促進させ、燃焼室枠10がヘッドキャップ11から離間して、第1流路31、第2流路32が生じたとき、燃焼室26内の燃焼ガスを掃気すると共にシリンダ20を冷却するという3つの機能を果たす。
次に燃焼式打込み工具1の動作について説明する。非作動の状態では、スプリング22の付勢力により、プッシュレバー9は反ピストン23方向に付勢されてノーズ7下端より突出している。このとき燃焼室枠10はアーム部8を介してプッシュレバー9に連接されているので、当接ガイド部10B2はヘッドキャップ11と離間し、また燃焼室枠10の燃焼室26を画成する部分と、シリンダ20の上端部とも離間して、第1流路31、第2流路32が提供される。このときピストン23は、シリンダ20内の上死点位置に停止している。
この状態でハンドル4を把持し、プッシュレバー9を工作物28に押し付けると、プッシュレバー9がスプリング22の付勢力に抗してピストン23方向に移動し、同様にアーム部8を介してプッシュレバー9と連接した燃焼室枠10も移動し、上述した第1流路31が閉じられて、燃焼室26が密封される。
またプッシュレバー9の移動に伴って、ガスボンベ30から液化ガスが噴射され、液化ガスはガスボンベ接続部25Aを介して、燃料通路25を通り燃焼室26内に供給される。
更に、プッシュレバー9の移動に伴って燃焼室枠10がストローク端まで移動すると、図示せぬヘッドスイッチがオンとなってモータ18に電力が供給され、ファン19の回転が開始する。ファン19が密封空間となった燃焼室26内で回転することにより、噴射された可燃性ガスが燃焼室26内の空気と攪拌混合される。
かかる状態でハンドル4のトリガスイッチ5をオンすると、点火プラグ12がスパークし、混合ガスに着火して燃焼・膨張する。この燃焼・膨張した混合ガスはピストン23をプッシュレバー9の方へ移動させ、ピストン23がシリンダ20内のバンパ24に衝接するまでノーズ7内の釘はドライバブレード23Aを介して工作物28に打ち込まれる。
打ち込み後、ピストン23はバンパ24と接し、燃焼ガスは排気穴21よりシリンダ20外部へ放出される。排気穴21には逆止弁(図示せず)が付随しており、燃焼ガスがシリンダ20外部へ放出され、シリンダ20及び燃焼室26内部が大気圧になった時点で逆止弁は閉じられる。
シリンダ20及び燃焼室26内部に残った燃焼ガスは燃焼後であるため高温であり、その燃焼熱がシリンダ20の内壁、燃焼室枠10の内壁から吸収され、シリンダ20等は高温になる。この吸収された熱は、シリンダ20、燃焼室枠10の外壁表面から大気中に放散される。
このシリンダ20等に燃焼ガスの燃焼熱が吸収されることにより燃焼ガスが急冷され、燃焼ガスの体積が減少してピストン23上部の閉じられた空間の圧力が低下し大気圧以下になり(熱真空という)、ピストン23を初期の上死点位置に引き戻す。
その後、トリガスイッチ5をオフし、本体を持ち上げ、プッシュレバー9を工作物28から離すと、プッシュレバー9と燃焼室枠10がスプリング22の付勢により反ピストン23方向へ戻り、第1流路31及び第2流路32が提供される。また、モータ18は、燃焼式枠10が所定位置から移動してヘッドスイッチが検出を終了しても7秒間は電力を供給されているので、ファン19は回転を継続している。このファン19の回転により空気の流れが発生し、吸気口3aからきれいな空気が矢印a1のように取り込まれる。
次に、空気は第1流路31を矢印a2のように流れる。ここで、流路32及び排気口2aが狭いため、ファン19により生じる全体の流れには大きな動作圧力が必要となる。一般的に大きな動作圧力を生じさせるには、ファン19及びその近傍の設計において、ファン19より流れ出る風の向きがファン19の半径方向外側に向けると高い動作圧力を発生できる。このため空気は、矢印a3のようにファン19の半径方向外方に流れる。このときファン19の中央部(ラインA)が、接続部10B1よりもプッシュレバー9側に位置するように配置されているので、空気は接続部10B1や当接ガイド部10B2で阻害されにくくなっている。
また、ファン19のヘッドキャップ11側の端部(ラインB)が、接続部10B1と一致するか又は接続部10B1よりもヘッドキャップ11側に位置するように配置されているので、空気が燃焼室26内において自己循環することが少ない。従って、空気を第1流路31から第2流路32へ効率よく流すことができ、各流路を流れる空気の流量を増加させることができる。次に、空気は矢印a4のように第2流路32を通り排気口2aから排出される。このように空気が流れることによって、燃焼ガスを排気口2aから排出し燃焼室内の空気を掃気する。
またこの空気の流れにより、高温状態にあるシリンダ20の内壁及び燃焼室枠10の内壁は冷却される。上述のようにファン19の配置位置によって空気の流量が増加しているので、ファン19の回転によるシリンダ20等の冷却効率を向上させることができる。従って、燃焼式打込み工具1の連続作業性を向上させることができる。また、ヘッドスイッチが検出を終了した後の従来8秒以上であったモータ18への電力供給時間を8秒未満にしても従来と同様の冷却効果を得ることができ、図示せぬ電池の一本あたりの燃焼式打込み工具1の打込み回数を増加させることができる。その後ファン19が停止し初期の静止状態となる。静止状態になった後、上記過程を再度繰り返すことにより、再び釘を打ち込むことが可能となる。
また例えば比較例として図2に示すように、ファン19の回転軸方向の中央部(ラインC)が、接続部10B1よりもヘッドキャップ11側に位置するように配置すると、空気が当接ガイド部10B2及び接続部10B1に当たり(矢印b1)、空気の流れに乱れが生じる。このため所望の空気の流量が得られず、シリンダ20等を冷却する時間が増加し、燃焼式打込み工具1の連続作業性の低下を招くこととなる。
本発明による燃焼式打込み工具1は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
本発明による燃焼式動力工具を燃焼式打込み工具に適用した実施の形態を示す側方断面図であって、釘打ち動作前の状態を示す図。 比較例としてファンの回転軸方向の中央部を、接続部よりもヘッドキャップ側に位置するように配置した燃焼式動力工具の一部を示す側方断面図であって、釘打ち動作前の状態を示す図。
符号の説明
1 燃焼式打込み工具 2 ハウジング 9 プッシュレバー
10B2 当接ガイド部 10B1 接続部 10A 枠基部 10B 枠頭部
10 燃焼室枠 11 ヘッドキャップ 12 点火プラグ 19 ファン
18 モータ 20 シリンダ 23A ドライバブレード 23 ピストン
25 燃料通路 26 燃焼室 28 工作物 A ラインA B ラインB

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    該ハウジングの一端に設けられ、可燃性ガス通路が形成されたヘッド部と、
    該ハウジングの他端側に設けられ、工作物への押圧時に移動可能なプッシュレバーと、
    該ハウジング内に固定して設けられたシリンダと、
    該シリンダの軸方向に該シリンダに対して往復摺動可能なピストンと、
    該プッシュレバーに連接され、該ハウジング内において該シリンダに移動可能に案内され、該ヘッド部に当接、離間し、該ヘッド部、該シリンダ、該ピストンと共に燃焼室を画成する燃焼室枠と、
    該ピストンから反燃焼室方向に延びるドライバブレードと、
    該燃焼室内の可燃性ガスと空気との混合気に着火するために該燃焼室に臨む点火プラグと、
    該燃焼室内に配置されて可燃性ガスと空気とを攪拌混合するファンとを有し、
    該燃焼室枠は、該プッシュレバーに連接される枠基体と、該枠基体の反プッシュレバー側に位置して該ヘッド部に当接可能な枠頭部とを有し、
    該枠頭部は、外端が該枠基部に接続され該ファンの回転軸に向って延びる接続部と、該接続部の内端から該ファンの回転軸方向に沿って延び該ヘッド部に当接、離間する当接ガイド部とを有し、
    該可燃性ガスが該可燃性ガス通路を介して該燃焼室に供給され、該点火プラグの点火動作により該混合気が爆発燃焼して該ピストン及び該ドライバブレードを移動させる燃焼式動力工具において、
    非作動の状態における該回転軸方向の該ファンの中央部が、該接続部よりも該ピストン側に位置するように、該ファンが配置されていることを特徴とする燃焼式動力工具。
  2. 非作動の状態における該回転軸方向の該ファンの該ヘッド部側の端部が、該接続部と一致するか又は該接続部よりも該ヘッド部側に位置するように、該ファンが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼式動力工具。
  3. 該ハウジング内には、該プッシュレバーが工作物に押しつけられて該プッシュレバーが該ハウジング内に後退し該燃焼室枠が所定位置に達したことを検出するヘッドスイッチが設けられ、
    該ヘッド部には、該ファンを回転させるためのモータが設けられ、
    該モータは、該ヘッドスイッチの検出開始によって電力が供給され、該ファンを回転させるとともに、該混合気の爆発燃焼後に、該プッシュレバーを該ハウジングから突出動作させ該燃焼室枠が該所定位置から移動して、該ヘッドスイッチが検出を終了してから7秒以内に電力供給が停止されることを特徴とする請求項2に記載の燃焼式動力工具。
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