[go: up one dir, main page]

JP2006058414A - ケース構造 - Google Patents

ケース構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006058414A
JP2006058414A JP2004237966A JP2004237966A JP2006058414A JP 2006058414 A JP2006058414 A JP 2006058414A JP 2004237966 A JP2004237966 A JP 2004237966A JP 2004237966 A JP2004237966 A JP 2004237966A JP 2006058414 A JP2006058414 A JP 2006058414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
reinforcing member
reinforcing
decorative panel
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004237966A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Koneyama
渉 小根山
Hiroaki Aikyo
宏明 相京
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004237966A priority Critical patent/JP2006058414A/ja
Publication of JP2006058414A publication Critical patent/JP2006058414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】 ケース全体の強度を確保して小型化および薄型化を図る。
【解決手段】 平面型の表示パネル4を収納する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材12内に配置される補強部材13が、外周に補強壁20を有する金属製のほぼ枠状の第1補強部材17と、この第1補強部材17よりも強度の高い金属材料からなり、表示パネル4の一側部を第1補強部材17との間に挟んで保護するほぼ帯板状の第2補強部材18とを備えている。従って、第1、第2補強部材17、18によってケース部材12を確実に補強することができると共に、第1、第2補強部材17、18間に表示パネル4の一側部を挟み込んで保護しているので、実装スペースを小さくすることができる。これにより、ケース部材12内に補強部材13を配置しても、表示パネル4が小さくならず、しかもケース部材12も大きくならずに、十分に強度を確保して、ケース全体の小型化および薄型化を図ることができる。
【選択図】 図6

Description

この発明は、電子辞書や携帯電話機、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの電子機器に用いられるケース構造に関する。
例えば、携帯電話機などの電子機器のケース構造は、ケース本体内に組み込まれる表示パネルが落下などの衝撃によって破損しないように、表示パネルをパネルホルダに装着して保持すると共に、このパネルホルダに補強部材を設けてパネルホルダを補強し、この状態でケース本体内に組み込んだ構成になっている。
このような電子機器のケース構造では、小型化および軽量化の要望に応えるために、補強部材を最小限必要な個所、例えば表示パネルの長手方向に沿う端辺部、または表示パネルの各角部に対応する個所などの所定個所のみに設けることにより、補強部材による容積および重量の軽減化を図っている。
特開2003−316275号公報
しかしながら、このような従来のケース構造では、表示パネルを保持するパネルホルダを補強部材で補強し、この状態でパネルホルダを補強部材と共にケース本体内に組み込む構成であるから、ケース本体の大きさが大きくなり、ケース全体の小型化および薄型化を十分に図ることができないという問題がある。すなわち、補強部材は、パネルホルダの外側に取り付けられているだけの構造であるから、パネルホルダを補強して間接的に表示パネルを保護するだけで、補強部材によって表示パネルを直接保護することができず、その分、実装スペースが大きくなり、小型化および薄型化が十分に図れない。
また、このような従来のケース構造では、表示パネルを保持するパネルホルダを補強部材と共にケース本体内に組み込む構成であるから、ケース本体を交換しなければ、色や模様などの装飾を変更することができず、このため簡単に且つ容易に装飾を変えることができないので、装飾的なバリエーションに乏しいという問題もある。
この発明が解決しようとする第1の課題は、ケース全体の強度を確保して小型化および薄型化を図ることができるケース構造を提供することである。
また、この発明の第2の課題は、装飾的なバリエーションが豊富なケース構造を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図14に示すように、平面型の表示部(表示パネル4)を収納する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材(12)と、このケース部材内に配置されて前記ケース部材を補強する補強部材(13)とを備え、前記補強部材が、外周に補強壁(20)を有する金属製のほぼ枠状の第1補強部材(17)と、この第1補強部材よりも強度の高い金属材料からなり、前記表示部の一側部を前記第1補強部材との間に挟んで保護するほぼ帯板状の第2補強部材(18)とを備えたことを特徴とするケース構造である。
請求項2に記載の発明は、図6〜図10に示すように、前記第2補強部材(18)は、その長手方向に沿う一側部に補強壁(22)が両端部を除いて形成されていると共に、前記両端部が一段低く折り曲げられて前記第1補強部材(17)に一体に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のケース構造である。
請求項3に記載の発明は、図6〜図14に示すように、前記第2補強部材(18)の前記両端部に位置する前記第1補強部材(17)の両側部には、金属薄板を断面ほぼコ字状に折り曲げると共に、そのコ字状の両端部を更に両側方向に向けて折り曲げて鍔部(23a)を形成したほぼ棒状の側部補強部材(23)が前記第2補強部材の長手方向に対し直交した状態でそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のケース構造である。
請求項4に記載の発明は、図1〜図14に示すように、前記ケース部材(12)にはキーボード(5)を有する他のケース(第2ケース2)を回動可能に取り付けるためのヒンジ部(3)が設けられ、前記側部補強部材(23)の一方の各端部(各他端部23b)が前記ケース部材の前記ヒンジ部の内部に挿入されていることを特徴とする請求項3に記載のケース構造である。
請求項5に記載の発明は、図1〜図14に示すように、平面型の表示部(表示パネル4)を収納する保持ケース(8)と、この保持ケースの表面に取り付けられるほぼ枠状の化粧パネル(9)と、前記保持ケースの裏面に装着される裏面パネル(10)とを備え、前記保持ケースには、キーボード(5)を有する他のケース(第2ケース2)を回動可能に取り付けるためのヒンジ部(3)が設けられ、前記化粧パネルには、前記保持ケースの前記ヒンジ部を覆うヒンジカバー部(26)が一体に設けられていることを特徴とするケース構造である。
請求項6に記載の発明は、図1〜図5、および図11〜図13に示すように、前記化粧パネル(9)には、前記保持ケース(8)の外周縁部と前記裏面パネル(10)の外周縁部とを覆う外周側面部(30)が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のケース構造である。
請求項7に記載の発明は、図1〜図5および図13に示すように、前記化粧パネル(9)の前記外周側面部(30)のうち、前記ヒンジ部(3)と反対側に位置する外周側面部には、前記表示部(表示パネル4)の表示面側に位置する前記保持ケース(8)の表面側から裏面側に向けて突出する傾斜面(30a)が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のケース構造である。
請求項8に記載の発明は、図1〜図14に示すように、平面型の表示部(表示パネル4)を収納すると共に、この表示部の表示面を露出させる表示用開口部(14)を有する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材(12)と、このケース部材の前記表示用開口部よりも面積の広い装飾用開口部(25)を有して前記ケース部材の表面に着脱可能に取り付けられるほぼ枠状の化粧パネル(9)とを備え、前記ケース部材と前記化粧パネルとには、それぞれ異なる装飾が施されていることを特徴とするケース構造である。
請求項9に記載の発明は、図1〜図5に示すように、前記ケース部材(12)と前記化粧パネル(9)とが、その一方に設けられた係止部(31)と他方に設けられた係合部(32)とを有し、前記係止部と前記係合部とが係脱可能に係合して前記ケース部材と前記化粧パネルとを相互に固定することを特徴とする請求項8に記載のケース構造である。
請求項1に記載の発明によれば、平面型の表示部を収納する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材内に配置される補強部材が、外周に補強壁を有する金属製のほぼ枠状の第1補強部材と、この第1補強部材よりも強度の高い金属材料からなり、表示部の一側部を第1補強部材との間に挟んで保護するほぼ帯板状の第2補強部材とを備えているので、第1、第2補強部材からなる補強部材によって合成樹脂製のケース部材を確実に補強することができ、これによりケース部材の肉厚を薄くしてケース部材全体の小型化および薄型化を図ることができる。
この場合、特に補強部材である第1補強部材と第2補強部材との間に表示部の一側部を挟み込んでいるので、表示部を第1、第2補強部材で直接保護することができると共に、その分、実装スペースを小さくすることができ、これによりケース部材内に補強部材を配置しても、表示部が小さくならず、ケース部材も大きくならずに、十分に強度を確保してケース全体の小型化および薄型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第2補強部材の長手方向に沿う一側部に補強壁が両端部を除いて形成されていると共に、この第2補強部材の両端部が一段低く折り曲げられて第1補強部材に一体に接合されていることにより、第2補強部材の板厚を薄くしても、補強壁によって第2補強部材の長手方向の強度を高めることができ、また第2補強部材の両端部が一段低く折り曲がれて第1補強部材に一体に接合されているので、第2補強部材によって第1補強部材を強固に補強することができ、これにより第1、第2補強部材の各板厚を薄く形成しても、第1、第2補強部材からなる補強部材全体の強度を十分に高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第2補強部材の両端部に位置する第1補強部材の両側部に、金属薄板を断面ほぼコ字状に折り曲げると共に、そのコ字状の両端部を更に両側方向に向けて折り曲げて鍔部を形成したほぼ棒状の側部補強部材が第2補強部材の長手方向に対し直交した状態でそれぞれ配置されていることにより、側部補強部材として金属薄板を用いても、第2補強部材の長手方向に対して直交する方向における補強部材の強度を更に高めることができる。特に、側部補強部材が、金属薄板を断面ほぼコ字状に折り曲げると共に、そのコ字状の両端部を更に両側方向に向けて折り曲げて鍔部を形成した構成であるから、側部補強部材の全体の厚みを薄くしても、十分に強度を確保することができ、このため側部補強部材の薄型化を図って、補強部材全体を薄型化しても、側部補強部材および第1、第2補強部材によってケース部材を強固に補強することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ケース部材にキーボードを有する他のケースを回動可能に取り付けるためのヒンジ部が設けられ、このケース部材の両側に配置される側部補強部材の各端部がケース部材のヒンジ部の内部に挿入されているので、合成樹脂製のケース部材にヒンジ部を一体に形成しても、側部補強部材の端部によってヒンジ部を補強することができ、これによりヒンジ部が合成樹脂製でその肉厚が薄くても、ヒンジ部が破損しないように強固に補強することができる。
請求項5に記載の発明によれば、平面型の表示部を収納する保持ケースに、キーボードを有する他のケースを回動可能に取り付けるためのヒンジ部を設け、この保持ケースの表面に取り付けられるほぼ枠状の化粧パネルに、保持ケースのヒンジ部を覆うヒンジカバー部を一体に設けたので、ほぼ枠状の化粧パネルを交換することにより、アクセントとしての色や模様などの装飾を変えることができ、これにより装飾的なバリエーションが豊富になるばかりか、化粧パネルのヒンジカバー部が保持ケースのヒンジ部を覆うことにより、化粧パネルとヒンジ部との一体感が得られ、これにより装飾性およびデザイン性の向上を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、化粧パネルが保持ケースの外周縁部と裏面パネルの外周縁部とを覆う外周側面部を有することにより、化粧パネルの外周側面部によって保持ケースの外周縁部と裏面パネルの外周縁部とを覆い隠すことができ、これによっても装飾性およびデザイン性の高いものを得ることができる。特に、化粧パネルの外周側面部によって保持ケースの外周縁部と裏面パネルの外周縁部とを覆い隠すことができるので、保持ケースの外周縁部および裏面パネルの外周縁部に隙間などが生じないように、保持ケースおよび裏面パネルを高い精度で製作する必要がないため、保持ケースおよび裏面パネルの製作が容易にできる。
請求項7に記載の発明によれば、化粧パネルの外周側面部のうち、ヒンジ部と反対側に位置する外周側面部には、表示部の表示面側に位置する保持ケースの表面側から裏面側に向けて突出する傾斜面が形成されていることにより、保持ケースの表示部と他のケースのキーボードとを対向させた状態で、保持ケースと他のケースとを重ね合わせて閉じた際に、化粧パネルの傾斜面によってヒンジ部と反対側に位置する側面部分に、ほぼ「く」の字形状の凹みを形成することができ、これによりヒンジ部を中心に保持ケースと他のケースとを回動させて開くときに、凹みに指を挿入しやすくすることができるので、容易に両ケースを回動させて開くことができ、使い勝手の良いものを得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、平面型の表示部を収納すると共に、この表示部の表示面を露出させる表示用開口部を有する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材と、このケース部材の表示用開口部よりも面積の広い装飾用開口部を有してケース部材の表面に着脱可能に取り付けられるほぼ枠状の化粧パネルとを備え、ケース部材と化粧パネルとにはそれぞれ異なる装飾が施されていることにより、化粧パネルの装飾用開口部から露出するケース部材の装飾と化粧パネルの装飾とによって装飾性を高めることできるほか、化粧パネルによって立体的な装飾効果をも得ることができ、これにより装飾性およびデザイン性の高いものを得ることができ、しかも化粧パネルを交換してアクセントとしての色や模様などの装飾を変えることができるので、装飾的なバリエーションを豊富にすることができる。
請求項9に記載の発明によれば、ケース部材と化粧パネルとが、その一方に設けられた係止部と他方に設けられた係合部とを有し、係止部と係合部とが係脱可能に係合してケース部材と化粧パネルとを相互に固定することにより、ビスなどの締結部品を用いずに、化粧パネルをケース部材に簡単に且つ容易に装着することができ、これにより組み立て作業性の向上を図ることができるばかりか、容易に化粧パネルを交換することができるので、化粧パネルの交換により自由にアクセントとしての装飾を変えることができ、このため、より一層、装飾的なバリエーションを豊富にすることができる。
以下、図1〜図14を参照して、この発明を電子辞書に適用した実施形態について説明する。
図1はこの発明の電子辞書を開いて使用する状態の斜視図、図2はその電子辞書を閉じた状態の斜視図、図3は図2の側面図、図4は図1の第1ケースの斜視図である。
この電子辞書は、図1〜図3に示すように、第1ケース1と第2ケース2とを備え、これら第1ケース1と第2ケース2とをヒンジ部3によって回動可能に連結し、このヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、2が回動して開閉することにより、折り畳み可能な構成になっている。
第1ケース1は、図1に示すように、全体がほぼ長方形の平板状に形成され、第2ケース2に対向する面側に表示パネル4がその表示面を露出させた状態で設けられた構成になっている。この場合、表示パネル4は、液晶表示素子やEL素子(エレクトロルミネセンス素子)などの平面型の表示素子からなり、電気光学的に情報を表示するように構成されている。第2ケース2は、第1ケース1とほぼ同じ形状で同じ大きさに形成され、第1ケース1に対向する面側にキーボード5が設けられた構成になっている。このキーボード5は、文字キー、カーソルキー、機能キーなどの電子辞書に必要な各種のキーを備えている。
ヒンジ部3は、図1〜図3に示すように、第1ケース1の一方の長辺部(図1では下側に位置する長辺部)における両側に設けられた一対の第1円筒部6と、これに対向する第2ケース2の長辺部(図1では上側に位置する長辺部)における中間部分に設けられた第2円筒部7とを備え、第1ケース1の一対の第1円筒部6間に第2ケース2の第2円筒部7を配置させた状態で、第1円筒部6と第2円筒部7とを連結軸(図示せず)によって回動可能に連結した構成になっている。この場合、ヒンジ部3における一対の第1円筒部6のうち、一方の第1円筒部6内には第1、第2ケース1、2を電気的に接続するためのフレキシブルな配線基板(図示せず)が設けられている。
また、ヒンジ部3における他方の第1円筒部6内には、第1、第2ケース1、2を任意の角度に開いた状態で保持するためのチルト機構(図示せず)が設けられている。これにより、この電子辞書は、ヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、2を互いに離れる方向に回動させると、図1に示すように、第1、第2ケース1、2が互いに開いてチルト機構により任意の角度に保持され、またヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、2を互いに接近する方向に回動させると、図2および図3に示すように、第1ケース1の表示パネル4と第2ケース2のキーボード5とが互いに対向して第1、第2ケース1、2が互いに重なり合って閉じるように構成されている。
ところで、第1ケース1は、図4および図5に示すように、平面型の表示パネル4を収納する保持ケース8と、この保持ケース8の表面(図5では上面)に着脱可能に取り付けられるほぼ枠状の化粧パネル9と、保持ケース8の裏面(図5では下面)に装着される裏面パネル10とを備えている。保持ケース8は、図6(この図6は図5の保持ケース8を下面側から見た斜視図である。)に示すように、平面型の表示パネル4を収納するほぼ枠状のケース部材12と、このケース部材12内に配置されてケース部材12を補強する補強部材13とを備えている。
ケース部材12は、合成樹脂からなり、図5および図6に示すように、全体がほぼ長方形の枠状に形成されている。このケース部材12の表面(図5では上面)には、表示用開口部14が表示パネル4の表示面に対応して形成されている。また、このケース部材12の裏面(図5では下面)における外周部には、図5および図6に示すように、側壁部15がヒンジ部3の一対の第1円筒部6に対応する部分を除いてほぼ連続して形成されている。また、このケース部材12における一方の長辺部(図5では下側に位置する長辺部)の両側には、ヒンジ部3の第1円筒部6がそれぞれ一体に形成されている。
これら第1円筒部6は、図5および図14に示すように、ケース部材12の端部から円筒状に湾曲形成され、ケース部材12側に位置する外周面にスリット状の開口部6aがケース部材12の長辺部に沿って形成されていると共に、外側に位置する端面が塞がれた構成になっている。さらに、ケース部材12の裏面(図6では上面)における所定個所、例えば図6および図12に示すように、ヒンジ部3付近およびヒンジ部3と反対側に位置する両側の各隅部付近には、取付ボス16がそれぞれ形成されている。
一方、補強部材13は、図6〜図8に示すように、ほぼ枠状の第1補強部材17と、ほぼ帯板状の第2補強部材18とを備え、これら第1、第2補強部材17、18をスポット溶接などによって一体に接合した構成になっている。第1補強部材17は、SUS304Bなどの加工性の高い金属材料からなり、図7および図8に示すように、全体がほぼ長方形の枠状に形成されている。この場合、第1補強部材17は、その外周に沿って補強壁20を有する断面ほぼL字状に形成され、図6に示すように、補強壁20がケース部材12内の側面に密着した状態でケース部材12内に装着されるように構成されている。
この第1補強部材17におけるヒンジ部3側に位置する長辺部および左右両側に位置する短辺部の各補強壁20には、図6〜図8に示すように、ビス21(図4参照)が螺着するねじ孔20aがケース部材12の側壁部15に設けられた切欠き部15aに対応して設けられている。また、第1補強部材17におけるヒンジ部3側に位置する長辺部の補強壁20の両側には、図7および図8に示すように、切欠き部20bがヒンジ部3の第1円筒部6に対応して設けられている。さらに、第1補強部材17の所定個所、つまりヒンジ部3と反対側に位置する両側隅部には、図8および図12に示すように、ケース部材12の取付ボス16が挿入する挿入孔17aが設けられている。
また、第2補強部材18は、第1補強部材17よりも強度の高いSUS304Hなどの金属材料からなり、図7および図8に示すように、全体がほぼ帯板状に形成されていると共に、その両端部が一段低く折り曲げられた構成になっている。この第2補強部材18は、ヒンジ部3と反対側に位置する第1補強部材17の長辺部(図7では上側の長辺部)に沿って第1補強部材17内に配置され、この状態で両端部が第1補強部材17の両側隅部にスポット溶接によって接合され、図6に示すように、表示パネル4の一側部(図6では下辺部)を第1補強部材17との間に挟んで保護するように構成されている。
この場合、第2補強部材18の両端部には、図8および図12に示すように、ケース部材12の取付ボス16が挿入する挿入孔18aが第1補強部材17の挿入孔17aに対応して設けられている。また、この第2補強部材18の長手方向に沿う一方側、つまり図7および図8に示すように、第1補強部材17の長手方向の補強壁20に接近する側に位置する長辺部には、その両端部分を除いて、図13に示すように、補強壁22が折り曲げられて形成されている。
この第2補強部材18の両端部に位置する第1補強部材17内の両側部には、図9および図10に示すように、ステンレスなどの金属材料からなる側部補強部材23が第2補強部材18の長手方向に対し直交した状態でそれぞれ配置されている。これら側部補強部材23は、図11に示すように、金属薄板を断面ほぼコ字状に折り曲げ、且つそのコ字状の両端部を更に両側方向に向けて折り曲げて鍔部23aを形成することにより、図9および図10に示すように、全体がほぼ角棒状に形成されている。
この側部補強部材23は、図9および図10に示すように、その一端部が第2補強部材18の両端部上に対応して配置されると共に、第1補強部材17の両側の短辺部に沿って配置されるように構成されている。すなわち、この側部補強部材23の一端部、つまり第2補強部材18側に位置する一端部には、図9および図10に示すように、取付片24が形成されており、この取付片24には、取付孔24aが第2補強部材18の挿入孔18aに対応して設けられている。
これにより、側部補強部材23は、第1補強部材17の両側の短辺部に沿って配置された状態で、図12に示すように、ビス29を取付孔24aに挿入させてケース部材12の取付ボス16に螺着することにより、第1、第2補強部部材17、18を挟んでケース部材12に取り付けられている。この場合、側部補強部材23の他端部23aは、図9に示すように、第1補強部材17の切欠き部20bから外部に突出し、この突出した部分が図14に示すようにケース部材12のヒンジ部3の第1円筒部6内にその開口部6aから挿入し、これによりヒンジ部3の第1円筒部6を補強するように構成されている。
一方、化粧パネル9は、合成樹脂からなり、図4および図5に示すように、全体がほぼ長方形の枠状に形成されている。すなわち、この化粧パネル9には、図4に示すように、ケース部材12の表示用開口部14よりも面積の広い装飾用開口部25が形成されている。また、この化粧パネル9のヒンジ部3側に位置する長辺部(図5では下側の長辺部)の両側部には、図5に示すように、保持ケース8のケース部材12に形成されたヒンジ部3の一対の第1円筒部6を覆うヒンジカバー部26がそれぞれ一体に形成されている。
これらヒンジカバー部26は、図5に示すように、ほぼ半円弧状に形成され、ケース部材12の各第1円筒部6にそれぞれ形成された装着凹部27内に配置されるように形成されている。この場合、ヒンジカバー部26の先端部には、図14に示すように、第1円筒部6の装着凹部27内に形成された係止凹部27aに係脱可能に係合する係合突起28が設けられている。また、この化粧パネル9の外周縁部には、図4および図5に示すように、保持ケース8の外周縁部、つまりケース部材12の側壁部15と裏面パネル10の外周縁部とを覆う外周側面部30がヒンジカバー部26に対応する部分を除いて形成されている。
この外周側面部30のうち、ヒンジ部3と反対側に位置する外周側面部30、つまり図3に示す左辺部側に位置する外周側面部30には、図3に示すように、表示パネル4の表示面側に位置する保持ケース8の表面側(図3では下面側)から裏面側(同図では上面側)に向けて突出する傾斜面30aが形成されている。この場合、第2ケース2においても、図3に示すように、ヒンジ部3と反対側に位置する外周側面部が表面側(図3では上面側)から裏面側(同図では下面側)に向けて突出する傾斜面2aが形成されていることが望ましい。
これにより、化粧パネル9は、図2および図3に示すように、第1ケース1の表示パネル4と第2ケース2のキーボード5とを互いに対向させた状態で、第1ケース1と第2ケース2とを閉じて重ね合わせた際に、化粧パネル9の傾斜面30aおよび第2ケース2の傾斜面2aによって、ヒンジ部3と反対側に位置する第1、第2ケース1、2の側面部分に、ほぼ「く」の字形状の凹みを形成するように構成されている。
また、この化粧パネル9の外周側面部30の内面には、ケース部材12の側壁部15の外面に設けられた突起状の係止部31に係脱可能に係合する突起状の係合部32が設けられている。これにより、化粧パネル9は、保持ケース8のケース部材12の外面に装着されるときに、係合部32がケース部材12の係止部31を乗り越えて係止部31に係止されることにより、保持ケース8のケース部材12に着脱可能に取り付けられるように構成されている。また、この化粧パネル9には、保持ケース8のケース部材12と異なる色や模様などの装飾が施されている。
さらに、裏面パネル10は、アルミニウムなどの重量の軽い金属からなり、図5に示すように、全体がほぼ長方形の平板状に形成され、その外周部に立上り縁部33がヒンジ部3に対応する個所を除いて形成され、この立上り縁部33の内側に保持ケース8がヒンジ部3を除いて配置されるように構成されている。この場合、裏面パネル10の立上り縁部33には、ビス挿入孔34が保持ケース8の第1補強部材17の補強壁20に設けられたねじ孔20aに対応して設けられている。これにより、裏面パネル10は、その外周部の立上り縁部33の内側に保持ケース8が挿入され、この状態で立上り縁部33のビス挿入孔34にビス21を挿入させて保持ケース8の第1補強部材17のねじ孔20aに螺着することにより、保持ケース8に取り付けられるように構成されている。
このような電子辞書の第1ケース1によれば、平面型の表示パネル4を収納する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材12内に配置される補強部材13が、外周に沿って補強壁20を有する金属製のほぼ枠状の第1補強部材17と、この第1補強部材17よりも強度の高い金属材料からなり、表示パネル4の一側部(図6では下辺部側)を第1補強部材17との間に挟んで保護するほぼ帯板状の第2補強部材18とを備えているので、図6に示すように、第1、第2補強部材17、18からなる補強部材13によって合成樹脂製のケース部材12を確実に補強することができる。
この場合、第2補強部材18の長手方向に沿う一側部(図8では上辺側)には補強壁22が両端部を除いて形成されていると共に、この第2補強部材18の両端部が一段低く折り曲げられて第1補強部材17にスポット溶接などによって一体に接合されているので、第2補強部材18の板厚を薄くしても、補強壁22によって第2補強部材18の長手方向の強度を高めることができる。また、第2補強部材18は、その両端部が一段低く折り曲がれて第1補強部材17に一体に接合されているので、第2補強部材18によって第1補強部材17を強固に補強することができる。
このため、第1、第2補強部材17、18の各板厚を薄く形成しても、第1、第2補強部材17、18の強度を十分に高めることができると共に、合成樹脂製のケース部材12の肉厚を薄く形成することができる。特に、補強部材13の第1補強部材17と第2補強部材18との間に表示パネル4の一側部を挟み込んでいるので、図6に示すように、表示パネル4の一側部を第1、第2補強部材17、18で直接保護することができると共に、その分、実装スペースを小さくすることができる。これにより、ケース部材12内に補強部材13を配置しても、表示パネル4が小さくならず、またケース部材12も大きくならずに、十分に強度を確保して、ケース全体の小型化および薄型化を図ることができる。
また、第2補強部材18の両端部に位置する第1補強部材17の両側部には、図9および図10に示すように、金属薄板を断面ほぼコ字状に折り曲げ、且つそのコ字状の両端部を更に両側方向に向けて折り曲げて鍔部23aを形成したほぼ角棒状の側部補強部材23が第2補強部材18の長手方向に対し直交した状態でそれぞれ配置されているので、側部補強部材23の材料として金属薄板を用いても、これら側部補強部材23によって第2補強部材18の長手方向に対して直交する方向における補強部材13の強度を更に高めることができる。
すなわち、側部補強部材23は、図11に示すように、金属薄板を断面ほぼコ字状に折り曲げ、且つそのコ字状の両端部を更に両側方向に向けて折り曲げて鍔部23aを形成した構成であるから、厚みの薄い金属薄板を用いても、側部補強部材23全体の強度を確保することができるほか、側部補強部材23全体の厚みを薄くしても、十分に強度を確保することができる。このため、側部補強部材23全体の小型化および薄型化を図ることができるほか、補強部材13全体の小型化および薄型化を図っても、側部補強部材23および第1、第2補強部材17、18によってケース部材12全体を強固に補強することができる。
また、第1ケース1のケース部材12には、図14に示すように、キーボード5を有する第2ケース2を回動可能に取り付けるためのヒンジ部3が設けられ、側部補強部材23の他端部23bがケース部材12に形成されたヒンジ部3の第1円筒部6内にその開口部6aから挿入していることにより、合成樹脂製のケース部材12にヒンジ部3の第1円筒部6を一体に形成しても、この第1円筒部6内に挿入した側部補強部材23の他端部23bによってヒンジ部3の第1円筒部6を補強することができ、これによりヒンジ部3の第1円筒部6が合成樹脂製で、且つその肉厚が薄くても、第1円筒部6が破損しないように強固に補強することができる。
また、この電子辞書の第1ケース1によれば、図4および図5に示すように、平面型の表示パネル4を収納する保持ケース8に、キーボード5を有する第2ケース2を回動可能に取り付けるためのヒンジ部3を設け、この保持ケース8の表面にほぼ枠状の化粧パネル9を着脱可能に取り付けると共に、この化粧パネル9に保持ケース8のヒンジ部3の第1円筒部6を覆うヒンジカバー部26を一体に形成したので、ほぼ枠状の化粧パネル9を交換することにより、アクセントとしての色や模様などの装飾を変えることができ、これにより装飾的なバリエーションが豊富になるばかりか、化粧パネル9のヒンジカバー部26が保持ケース8のヒンジ部3の第1円筒部6を覆うことにより、化粧パネル9とヒンジ部3との一体感が得られ、これにより装飾性およびデザイン性の向上を図ることができる。
この場合、化粧パネル9には保持ケース8の外周縁部であるケース部材12の側壁部15と裏面パネル10の外周縁部である立上り縁部33とを覆う外周側面部30が形成されているので、図11〜図13に示すように、この化粧パネル9の外周側面部30によってケース部材12の側壁部15と裏面パネル10の立上り縁部33とを覆い隠すことができ、これによっても装飾性およびデザイン性の高いものを得ることができる。特に、化粧パネル9の外周側面部30によって保持ケース8の外周縁部と裏面パネル10の外周縁部とを覆い隠すことができるので、保持ケース8の外周縁部および裏面パネル10の外周縁部に隙間などが生じないように、保持ケース8および裏面パネル10を高い精度で製作する必要がないため、保持ケース8および裏面パネル10の製作が容易にできる。
また、この化粧パネル9の外周側面部30のうち、ヒンジ部3と反対側に位置する外周側面部30には、保持ケース8の表示パネル4の表示面側に位置する表面側から裏面側に向けて突出する傾斜面30aが形成されていることにより、第1ケース1の表示パネル4と第2ケース2のキーボード5とを対向させて第1、第2ケース1、2を重ね合わせて閉じると、図3に示すように、ヒンジ部3と反対側に位置する第1、第2ケース1、2の側面部分に、化粧パネル9の外周側面部30の傾斜面30aによって、ほぼ「く」の字形状の凹みを形成することができる。このため、ヒンジ部3を中心に第1、第2ケース1、2を回動させて開くときに、化粧パネル9の外周側面部30の傾斜面30aによって形成された凹みに指が挿入しやすくなり、これにより容易に第1、第2ケース1、2を回動させて開くことができるので、使い勝手の良いものを得ることができる。
また、この電子辞書の第1ケース1によれば、図4および図5に示すように、平面型の表示パネル4を収納すると共に、この表示パネル4の表示面を露出させる表示用開口部14を有する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材12と、このケース部材12の表示用開口部14よりも面積の広い装飾用開口部25を有してケース部材12の表面に着脱可能に取り付けられるほぼ枠状の化粧パネル9とを備え、ケース部材12と化粧パネル9とにそれぞれ異なる色や模様などの装飾が施されていることにより、化粧パネル9の装飾用開口部25に対応して露出するケース部材12の装飾と化粧パネル9の装飾とによって装飾性を高めることできるほか、化粧パネル9によって立体的な装飾効果をも得ることができ、これにより装飾性およびデザイン性の高いものを得ることができ、しかも化粧パネル9を交換して、アクセントとしての色や模様などの装飾を変えることができるので、装飾的なバリエーションを豊富にすることができる。
この場合、化粧パネル9の外周側面部30の内面には、図5に示すように、保持ケース8のケース部材12における側壁部15の外面に設けられた係止部31に係脱可能に係合する係合部32が形成されているので、化粧パネル9を保持ケース8のケース部材12の外面に装着するときに、化粧パネル9の係合部32がケース部材12の係止部31を乗り越えて係止部31に係止される。このため、ビスなどの締結部品を用いずに、化粧パネル9を保持ケース8に簡単に且つ容易に装着することができ、組み立て作業性の向上を図ることができるばかりか、容易に化粧パネル9を交換することができるので、化粧パネル9の交換により自由にアクセントとしての装飾を変えることができ、より一層、装飾的なバリエーションを豊富にすることができる。
なお、上記実施形態では、折り畳み式の電子辞書に適用した場合について述べたが、必ずしも折り畳み式の電子辞書である必要はなく、ほぼ長方形の1つのケースのみからなる電子辞書であっても良い。この場合のケースも、第1ケース1と同じ構造にすれば良い。
また、上記実施形態では、電子機器として、電子辞書に適用した場合について述べたが、必ずしも電子辞書である必要はなく、携帯電話機やPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの電子機器にも適用することができる。
この発明を適用した電子辞書を開いて使用する状態の斜視図である。 図1の電子辞書を閉じた状態の斜視図である。 図2の側面図である。 図1の第1ケースを示した斜視図である。 図4の分解斜視図である。 図5の保持ケースを下面側から見た斜視図である。 図6の補強部材を示した斜視図である。 図7の分解斜視図である。 図7の補強部材に側部補強部材を配置した状態の斜視図である。 図9の分解斜視図である。 図4のA−A矢視における要部の拡大断面図である。 図4のB−B矢視における要部の拡大断面図である。 図4のC−C矢視における要部の拡大断面図である。 図4のD−D矢視における要部の拡大断面図である。
符号の説明
1 第1ケース
2 第2ケース
3 ヒンジ部
4 表示パネル
5 キーボード
6 第1円筒部
7 第2円筒部
8 保持ケース
9 化粧パネル
10 裏面パネル
12 ケース部材
13 補強部材
14 表示用開口部
15 側壁部
16 取付ボス
17 第1補強部材
18 第2補強部材
20、22 補強壁
23 側部補強部材
23a 鍔部
23b 側部補強部材の他端部
25 装飾用開口部
26 ヒンジカバー部
30 外周側面部
30a 傾斜面
31 係止部
32 係合部
33 立上り縁部

Claims (9)

  1. 平面型の表示部を収納する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材と、このケース部材内に配置されて前記ケース部材を補強する補強部材とを備え、
    前記補強部材は、外周に補強壁を有する金属製のほぼ枠状の第1補強部材と、この第1補強部材よりも強度の高い金属材料からなり、前記表示部の一側部を前記第1補強部材との間に挟んで保護するほぼ帯板状の第2補強部材とを備えたことを特徴とするケース構造。
  2. 前記第2補強部材は、その長手方向に沿う一側部に補強壁が両端部を除いて形成されていると共に、前記両端部が一段低く折り曲げられて前記第1補強部材に一体に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のケース構造。
  3. 前記第2補強部材の前記両端部に位置する前記第1補強部材の両側部には、金属薄板を断面ほぼコ字状に折り曲げると共に、そのコ字状の両端部を更に両側方向に向けて折り曲げて鍔部を形成したほぼ棒状の側部補強部材が前記第2補強部材の長手方向に対し直交した状態でそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のケース構造。
  4. 前記ケース部材には、キーボードを有する他のケースを回動可能に取り付けるためのヒンジ部が設けられ、前記側部補強部材の一方の各端部は、前記ケース部材の前記ヒンジ部の内部に挿入されていることを特徴とする請求項3に記載のケース構造。
  5. 平面型の表示部を収納する保持ケースと、この保持ケースの表面に取り付けられるほぼ枠状の化粧パネルと、前記保持ケースの裏面に装着される裏面パネルとを備え、
    前記保持ケースには、キーボードを有する他のケースを回動可能に取り付けるためのヒンジ部が設けられ、前記化粧パネルには、前記保持ケースの前記ヒンジ部を覆うヒンジカバー部が一体に設けられていることを特徴とするケース構造。
  6. 前記化粧パネルには、前記保持ケースの外周縁部と前記裏面パネルの外周縁部とを覆う外周側面部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のケース構造。
  7. 前記化粧パネルの前記外周側面部のうち、前記ヒンジ部と反対側に位置する外周側面部には、前記表示部の表示面側に位置する前記保持ケースの表面側から裏面側に向けて突出する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のケース構造。
  8. 平面型の表示部を収納すると共に、この表示部の表示面を露出させる表示用開口部を有する合成樹脂製のほぼ枠状のケース部材と、このケース部材の前記表示用開口部よりも面積の広い装飾用開口部を有して前記ケース部材の表面に着脱可能に取り付けられるほぼ枠状の化粧パネルとを備え、
    前記ケース部材と前記化粧パネルとには、それぞれ異なる装飾が施されていることを特徴とするケース構造。
  9. 前記ケース部材と前記化粧パネルとは、その一方に設けられた係止部と他方に設けられた係合部とを有し、前記係止部と前記係合部とは係脱可能に係合して前記ケース部材と前記化粧パネルとを相互に固定することを特徴とする請求項8に記載のケース構造。

JP2004237966A 2004-08-18 2004-08-18 ケース構造 Pending JP2006058414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004237966A JP2006058414A (ja) 2004-08-18 2004-08-18 ケース構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004237966A JP2006058414A (ja) 2004-08-18 2004-08-18 ケース構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006058414A true JP2006058414A (ja) 2006-03-02

Family

ID=36105945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004237966A Pending JP2006058414A (ja) 2004-08-18 2004-08-18 ケース構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006058414A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294808A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Sony Corp 電子機器
JP2011097378A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Nec Corp 携帯電子機器、及び該携帯電子機器に用いられるヒンジ機構
JP2011133558A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Canon Inc 電子機器
JP2012047803A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Casio Comput Co Ltd 機器ケース
JP2013073089A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Brother Ind Ltd 画像形成装置
KR20160022955A (ko) * 2014-08-20 2016-03-03 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
JP2020003529A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 アイホン株式会社 廊下灯
JP2021142655A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 いすゞ自動車株式会社 金属樹脂接合体および装置
WO2022185769A1 (ja) * 2021-03-05 2022-09-09 株式会社デンソー 表示装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294808A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Sony Corp 電子機器
JP2011097378A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Nec Corp 携帯電子機器、及び該携帯電子機器に用いられるヒンジ機構
JP2011133558A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Canon Inc 電子機器
JP2012047803A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Casio Comput Co Ltd 機器ケース
JP2013073089A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Brother Ind Ltd 画像形成装置
KR20160022955A (ko) * 2014-08-20 2016-03-03 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
KR102230296B1 (ko) * 2014-08-20 2021-03-22 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
JP2020003529A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 アイホン株式会社 廊下灯
JP2021142655A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 いすゞ自動車株式会社 金属樹脂接合体および装置
WO2022185769A1 (ja) * 2021-03-05 2022-09-09 株式会社デンソー 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4949190B2 (ja) 携帯式コンピュータおよび筐体構造
JP3725633B2 (ja) 携帯形機器
JP6739590B1 (ja) 電子機器
JP2011070488A (ja) 情報処理装置
WO2011055480A1 (ja) 携帯端末
JP2006058414A (ja) ケース構造
JP2007065874A (ja) 電子機器
US20110143818A1 (en) Mobile device
US20120307475A1 (en) Electronic Device
JP5140870B2 (ja) 電子機器およびフレーム部材
JP5415199B2 (ja) 電子装置
JP2009059169A (ja) 電子機器
JP2008052124A (ja) 保護パネルの取付構造及び携帯型電子機器
KR100813692B1 (ko) 휴대 단말기
JP4563943B2 (ja) 携帯電話機
JP2012198673A (ja) 電子機器
JP2000047754A (ja) 電子機器
US20070076360A1 (en) Computer device with universal cover
JP2007194757A (ja) 折り畳み型携帯電話機
JP4436876B2 (ja) 携帯端末
JP2012065108A (ja) 外付け部品及び携帯端末装置
JP4703515B2 (ja) 携帯端末
JP7108745B1 (ja) 電子機器
JP4747086B2 (ja) 携帯端末機
JP4525516B2 (ja) 折畳み型携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060210

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060314