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JP2006057421A - シャッター開閉機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シャッター等の開閉体を上昇/下降させる駆動源に制動力を付与するブレーキ機構に不具合が発生した場合においても、前記開閉体の意に反する自重降下を確実に阻止することのできるシャッター開閉機を提供する。
【解決手段】 開閉体の自重降下を防止する第1のブレーキ機構113と、第1のブレーキ機構113に故障が発生して、駆動源としての電動機110の回転子軸111に制動力が付与できなくなったとき、前記回転子軸111に制動力を付与して前記開閉体の自重降下を防止する第2のブレーキ機構114を備えて構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、建物の開口部や通路等を開放/閉鎖するシャッター等の開閉体を電動で操作する開閉機であって、前記開閉体の自重降下を防止するブレーキ機構に一定の不具合が発生した場合には、前記開閉体が意に反して降下することによって、利用者が怪我等することを確実に阻止することのできるシャッター開閉機の改良に関するものである。
従来から、建造物の出入口や防火区域等の開口部を開放/閉鎖するシャッターとして、例えば、電動機等を駆動源として正/逆回転する巻取ドラムに前記シャッターを巻付け/巻戻すことによって、前記開口部を開放/閉鎖するものが知られている(特許文献1参照)。
前記[特許文献1]記載のシャッター開閉機は、[特許文献1]の図3に示すように、シャッター開閉機6のケース8内に、巻取ドラム駆動用の電動機9と、環状の電磁マグネット10が同一軸線上に収容固定されており、電動機9の回転子軸11は電磁マグネット10の内空部を貫通して、前記ケース8の両端に設置した軸受11aを介して回転自在に支承されている。
前記電動機9と電磁マグネット10の間には、回転子軸11にピン13等を用いて環状のブレーキディスク12が止着されており、このブレーキディスク12の環状端面には、ブレーキライナ14が貼着されている。
前記電磁マグネット10の内空部には、取付筒17が前記回転子軸11部分に遊嵌されており、該取付筒17の端部には、前記ブレーキディスク12と電磁マグネット10間の空所を利用して環状のブレーキドラム16が止着されている。
前記取付筒17の外側には、ブレーキドラム16をブレーキディスク12側に押圧付勢する制動コイルバネ18が遊合弾設されており、電磁マグネット10の鉄心部分には、前記ブレーキドラム16を遊嵌した回り止めピン19が止着されて、電磁マグネット10に対してブレーキドラム16が回転することを阻止できるように構成されている。
一方、前記回転子軸11の一端は、当該開閉機6の出力軸の役目をなして、図示しない伝動機構を介すことにより、[特許文献1]の図1に示すシャッター2の巻取ドラム(図示せず)に連動連結されている。
そして、シャッター2を前記巻取ドラムに巻き取る場合は、電動機9と電磁マグネット10へ通電することにより、電磁マグネット10は、前記取付筒17に止着したブレーキドラム16を、制動コイルバネ18の付勢力に反して鉄心部分に吸引させて、前記ブレーキディスク12から離隔させる。
これにより、前記ブレーキディスク12に止着された回転子軸11の制動状態が解除されるので、電動機9は、回転子軸11を正方向に回転させることが可能となる。そして、前記回転子軸11の回転動作は伝動機構を介して前記巻取ドラムに伝達されて、シャッター2を前記巻取ドラムに巻き取ることにより、開口部を開放する。
また、前記シャッター2の巻き取りを停止させる場合は、電動機9と電磁マグネット10への通電を停止することにより、電動機9は回転子軸11の回転を停止する。一方、電磁マグネット10は、鉄心部分に吸引していた前記ブレーキドラム16を制動コイルバネ18の付勢力によって再びブレーキディスク12の環状端面に貼着したブレーキライナ14に圧接させる。
このとき、前記ブレーキドラム16は、電磁マグネット10の鉄心部分との間に回り止めピン19で止着されており、かつ、前記回転子軸11にピン13等を用いて止着されたブレーキディスク12は、環状端面に貼着したブレーキライナ14とブレーキドラム16の圧接により制動力が作用するので、シャッター2の自重によって電動機9の回転子軸11が逆方向へ回転しようとしても、回転子軸11が電磁マグネット10に対して回転することは阻止され、さらに、電磁マグネット10は開閉機9のケース8に固定されているので、シャッター2は電動機9と電磁マグネット10への通電を停止した時点で確実に停止する。
また、シャッター2を下降させて開口部を閉鎖したい場合は、再度、前記電磁マグネット10に通電し、かつ、前記電動機9の回転方向を切り換えるスイッチを投入することにより、ブレーキドラム16を電磁マグネット10の鉄心部分に吸引させて、ブレーキディスク12に貼着したブレーキライナ14とブレーキドラム16との圧接を解消させ、かつ、電動機9によって回転子軸11を逆方向に回転させることにより、これと伝動機構(図示せず)を介して連動連結される図示しない巻取ドラムを回転させて、前記巻取ドラムに巻き取られた状態のシャッター2を巻き戻すことにより、前記シャッター2を下降させて、開口部を閉鎖する。
また、前記シャッター2の下降動作を停止させる場合も、前述したシャッター2の上昇動作を停止させる場合と同様に、電動機9と電磁マグネット10への通電を停止することにより、ブレーキドラム16の電磁マグネット10の鉄心部への吸引動作を解除して、制動コイルバネ18の付勢力を利用してブレーキディスク12に貼着したブレーキライナ14に前記ブレーキドラム16を圧接させて、電動機9の回転子軸11に制動力を付与する。
これにより、前記回転子軸11は、その回転動作を停止するので、前記巻取ドラムはその回転動作を停止して、シャッター2を確実に停止させることができる。なお、このとき、前記ブレーキドラム16が電磁マグネット10の鉄心部との間に止着した回り止めピン19によって、ブレーキディスク12の回転を防止していることも前述した場合と同様である。
特開平3−28486号公報
然るに、前記[特許文献1]記載のシャッター開閉機6は、シャッター2を任意の位置で停止させる場合、電動機9の回転子軸11にピン13等を利用して止着したブレーキドラム16の環状端面に貼着したブレーキライナ14に、電磁マグネット10によって吸引/吸引解除され、かつ、電磁マグネット10に対して回転阻止する回り止めピン19を具備したブレーキドラム16を制動コイルバネ18の付勢力を利用して圧接することによって制動力を付与して、前記回転子軸11に伝動機構を介して連結される回転ドラムに制動力を付与することで前記シャッター2を停止させる構成であり、これによって、前記シャッター2は前記回り止めピン19によって上昇および下降が規制される。
この場合、前記シャッター2の自重降下は、電磁マグネット10とブレーキドラム16に具備された回り止めピン19によって阻止されるのみであり、前記回り止めピン19が破損した場合には、回転子軸11に制動力が付与されず、シャッター2が意に反して自重降下してしまう危険があった。
また、前記シャッター2の停止状態の自重下降を防止(手動による上昇は許容)するために、前述した回り止めピン19に代えて、ブレーキドラム16の外周部に外径方向に突出するラチェット歯を周回り方向に並列状に形成し、かつ、前記開閉機6のケース8にはこのラチェット歯と係合するラチェットを組み込むことにより、前記ブレーキドラム16がシャッター2の閉鎖する方向に回転することを規制し、シャッター2が開放する方向に回転することは許容するシャッター開閉機も知られている。
しかし、この種のシャッター開閉機は、シャッター2の開放と閉鎖および停止を繰り返すことにより、ブレーキドラム16とケース8間に取り付けたラチェット部分に繰り返し負荷が加えられることによって、万全の強度を有して安全上問題なく継続使用可能に設計されたブレーキ機構であっても、万が一、前記ブレーキ機構に何らかの不具合が発生した場合は、ブレーキドラム16とブレーキディスク12に貼着したブレーキライナ14の圧接状態において、前記回転子軸11に制動力が加わらず、結果、前記回転子軸11に伝動機構を介して連動連結される回転ドラムに制動力が付与されなくなり、シャッター2が意に反して自重降下した場合には、利用者が前記シャッター2と衝接することによって怪我等の不測の事態が生じてしまう懸念があった。
そこで、本発明は前記問題点を解決するために、電動機の回転子軸に制動力を付与するブレーキ機構に何らかの不具合が発生した場合でも、シャッターが意に反して自重降下することに起因する事故等の発生を確実に阻止することのできるシャッター開閉機を提供する。
請求項1記載の発明は、シャッター等の開閉体を巻取るドラム体に連動連結されて、電動機等の駆動源によって前記ドラム体を回転させることにより、前記開閉体を上下動させる電動式の開閉機において、前記駆動源の回転子軸を軸着して、該回転子軸とともに回転するブレーキディスクと、該ブレーキディスクに止着したブレーキライナに第1の弾性部材の付勢力によって圧接されて、前記回転子軸の回転を制動するブレーキドラムと、該ブレーキドラムを前記第1の弾性部材の付勢力に反して前記ブレーキライナから離隔させる電磁マグネットを備え、かつ前記ブレーキディスクには、前記回転子軸の制動状態において、前記開閉体が上昇する方向にのみ前記回転子軸が回転することを許容する第1のブレーキ機構と、該第1のブレーキ機構の故障時、前記開閉体が下降する方向に前記回転子軸が回転することを防止する第2のブレーキ機構を具備して構成した。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシャッター開閉機において、前記第2のブレーキ機構は、前記ブレーキドラムの軸心として回転する前記電磁マグネットのプランジャと、該プランジャに具備されて、ブラケットに穿設した第1の係合溝に嵌合する係合片を外径部に備えて、前記第1のブレーキ機構の故障時、前記プランジャの軸心回りの回転を規制する廻止めプレートと、前記第1のブレーキ機構の正常時、前記廻止めプレートの内径部に形成した第2の係合溝と係合可能な形状をなし、かつ、前記第2の係合溝と所定の角度間隔を保って前記プランジャの軸心方向と直交して突出する第1のピン部材と、前記ブラケットに固定されて、前記廻止めプレートの脱落を阻止する脱落防止板と、前記廻止めプレートを前記脱落防止板側へ押圧する第2の弾性部材を具備して構成した。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のシャッター開閉機において、前記プランジャは、当該プランジャの長手方向と直交する方向に突出する第2のピン部材を備え、前記ブレーキドラムは、前記第2のピン部材と前記プランジャの軸心回りにのみ係合する第2の係合溝を形成して構成した。
請求項4記載の発明は、請求項2,3記載のシャッター開閉機において、前記プランジャは、外部操作可能な操作杆と、前記ブレーキドラムを当該プランジャとともに前記電磁マグネット側へ移動させるストッパリングを具備して構成した。
請求項5記載の発明は、請求項2ないし4記載のシャッター開閉機において、前記脱落防止板は、前記プランジャを軸心回りに回転させる操作ハンドルを着脱可能な開放端を外部へ突出させる中空部を形成して構成した。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のシャッター開閉機において、前記操作ハンドルは、前記プランジャの開放端を挿入する挿通孔と、前記廻止めプレートと当接する接触端面、および、前記第1のピン部材と第2の係合溝の係合状態を解除可能な深さ位置で、前記第1のピン部材と係合できる第3の係合溝を形成した連結部材を具備して構成した。
請求項1記載の発明によれば、開閉体の自重降下を第1のブレーキ機構と第2のブレーキ機構によって防止する構成であるので、第1のブレーキ機構が故障した場合であっても、前記第2のブレーキ機構によって前記開閉体の自重降下を確実に阻止することができ、意に反する前記開閉体の自重降下によって利用者に怪我等の不測の事態が生じることを確実に防止することができ、安全性の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、第1のブレーキ機構の正常時、廻止めプレートの内径部に形成した第2の係合溝と所定の角度間隔を保って、電磁マグネットのプランジャの軸心方向と直交する第1のピン部材を備えて構成したので、第1のブレーキ機構の故障時のみ、前記プランジャが開閉体の自重降下方向に回転して前記第1のピン部材を第2の係合溝に第2の弾性部材の付勢力を利用して嵌合させて、前記開閉体の自重降下を防止することができる。つまり、第1のブレーキ機構が正常である限り、第2のブレーキ機構にシャッターの上昇/下降,停止動作に伴う負荷が加えられることはなく、第1のブレーキ機構が故障して初めて第2のブレーキ機構によりシャッターの自重効果を防止することができるので、安全性を維持できる期間の継続を簡単,確実に実現することができ、効果的である。
請求項3記載の発明によれば、プランジャから突出する第2のピン部材をブレーキドラムに形成した第2の係合溝に嵌合して、ブレーキドラムの軸心として前記プランジャを連結する構成であるので、軸心回りにはブレーキドラムとともに回転し、軸心方向には、単独で進退動作させることができる前記プランジャを簡易な構成により実現することができ、利便である。
請求項4記載の発明によれば、電磁マグネットのプランジャに、外部から当該プランジャを進退動作させる操作杆と、ブレーキドラムを前記プランジャの後退動作によって電磁マグネット側へ移動させるストッパリングを具備して構成したので、前記操作杆を操作することによって、前記ブレーキドラムをプランジャとともにブレーキライナから離隔させて、回転子軸の制動状態を解除できるとともに、前記操作杆の操作を終了した際、第1の弾性部材の付勢力により、前記ブレーキドラムを再度ブレーキライナに当接させることができ、停電時において、前記開閉体の自重降下と停止を手動操作によって簡単に切換えることができ、便利である。
請求項5記載の発明によれば、前記廻止めプレートがブラケットから脱落することを阻止する脱落防止板に中空部を形成し、該中空部から前記プランジャの開放端を外部へ突出させるように構成したので、前記開放端に操作ハンドルを着脱自在に取り付けることができ、該操作ハンドルの回し操作によって、前記プランジャを軸心回りに回転させて、開閉体を手動で開閉させることができ、停電時においても、前記開閉体を手動で開閉させることができ、有効である。
請求項6記載の発明によれば、前記操作ハンドルに、プランジャの開放端を挿入する挿通口と、前記廻止めプレートと当接する接触端面と、第1のピン部材と第2の係合溝との係合状態を解除可能な深さ位置で、前記第1のピン部材と係合する第3の係合溝を形成した連結部材を具備して構成したので、前記操作ハンドルを廻止めプレートに当接させて、前記廻止めプレートを押込み操作することにより、第1のピン部材と廻止めプレートの係合状態を解消すると同時に、連結部材に形成した第3の係合溝に係合させることができ、前記プランジャを簡単,確実に軸心回りに回転させる可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図5により説明する。図1において、101は電動式のシャッターであり、この電動シャッター101のシャッター102部分は、その左右両端部が建造物の防火区域等に立設した左右一対の案内レール103,104に上下動自在に嵌合支承されている。
105は前記建造物の防火区域等の上方部位に取り付けられたシャッターケースであり、その内部には、巻取ドラム106を正逆転させて、シャッター102を巻取ドラム106に巻取り/巻き戻すことにより、シャッターケース105から昇降させて開口部107を開放/閉鎖するシャッター開閉機108が収納されている。
また、109は前記シャッター開閉機108の操作スイッチ等を具備した操作ボックスであり、図1に示す電動シャッター101のシャッター102部分は、平常時、開放状態に保持されて利用されている。
次に、前記シャッター開閉機108の構造について図2を用いて説明する。前記シャッター開閉機108は、前記巻取ドラム106を回転させる駆動源としての電動機110と、該電動機110の回転子軸111の回転を減速して出力する減速機構112と、前記電動機110の回転子軸111の回転を規制する第1,2のブレーキ機構113,114から概略構成されている。
前記電動機110は、図1に示す操作ボックス109に具備したスイッチの操作によって、前記回転子軸111の回転方向の切換えを可能にする制御回路を収納した制御ボックス115を具備しており、両端部が開口した外枠116内に圧入されて収容,固定されている。
前記電動機110の外枠116は、その左側開口部を、減速機構112の右外枠117に形成した外側張出部117aに複数(図2では作図上、1箇所のみ記載)の連結ボルト116aを利用して固定され、かつ、前記右外枠117の中央部に、前記電動機110側に突出した中央張出部117bの内周面側に装着した第1の軸受118aに前記回転子軸111の左端部を回転自在に支承している。
前記右外枠117の内側壁面119には、基端部近傍に第1の減速ギア120を装着し、且つ、先端部外周面に小径ギア121を刻設した第1の減速軸122が回転可能に軸承されており、前記第1の減速ギア120と第1の軸受118aを挿通して右外枠117内に突出した回転子軸111の左端部に刻設した小径ギア123が連動可能に噛合されている。
また、前記右外枠117の開口部には、当該開口部を閉塞する左外枠124が連結ボルト125によって抜脱不能に固定されている。そして、前記左外枠124の内側段部126には、前記第1の減速軸122に刻設した小径ギア121と噛合って回転する第2の減速ギア127を先端部に装着した第2の減速軸128が回転自在に支承されており、該第2の減速軸128の外周面には小径ギア129が刻設されている。
さらに、前記左外枠124には、その開口部と対向する2層形状の底部130,131が形成されており、上側底部130には、左外枠124の開口部側へ突出する上側張出部132が形成され、下側底部132には、前記上側張出部132とは逆方向に突出する下側張出部133が形成されている。
そして、前記上側張出部132と下側張出部133には、第3,4の軸受134a,134bが装着され、シャッター開閉機108の出力軸135を回転可能に支承している。前記出力軸135の右端部には、第1の軸受118aを挿通して右外枠117の開口部と左外枠124の開口部を突合せ接合することによって形成される空間内に突出して、先端部に、前記第2の減速軸128の小径ギア129と噛合う第3の減速ギア136が具備されている。
また、前記出力軸135の左端部は、第4の軸受134b内を通過して外部へ突出し、図示しない出力軸用のスプロケットとチェーンを介して図1に示す巻取ドラム106の一方の端部(図1に示す左端部)に備えた巻取ドラム用のスプロケット(図示せず)と連結されることにより、図1に示す巻取ドラム106を回転させる。
一方、電動機110の外枠116の右側開口部は、第1のブレーキ機構113を構成する基部側枠体137の底部外側に前記連結ボルト116aによって前記開口部を閉塞する格好で固定されている。また、前記基部側枠体137の底部外面部には、略中央部から電動機110側に突出する中央張出部138が形成されており、該中央張出部138内には、電動機110の回転子軸111を第1の軸受118aとの間で回転自在に軸承する第2の軸受118bが装着されている。
また、前記回転子軸111の右端部は、第2の軸受118b内を挿通して基部側枠体137内に突出しており、その先端部は第1の筒体部139aに内嵌されている。さらに、前記第1の筒体部139aには、これと連続してより径大に形成した第2の筒体部139bと、該第2の筒体部139bの先端から径方向に拡開する円板部139cが一体的に形成されてブレーキディスク139を構成している。
そして、前記ブレーキディスク139は、回転子軸111の軸心回りを前記回転子軸111と従動回転可能に止着され、かつ、前記円板部139cの環状端面には、摩擦材としてのブレーキライナ140が貼着されている。
また、前記第2の筒体部139bの外周面には、前記回転子軸111が一定速度以上で回転した場合、前記回転子軸111の回転速度を所定速度以下に抑制する遠心ブレーキ141が取り付けられている。
前記基部側枠体137の開口部には、これを閉塞する略有底筒状の他端側枠体142が連結ボルト143によって取り付けられ、この他端側枠体142を取り付けることによって形成された基部側枠体137との間の内部空間には、電磁マグネット144が連結ボルト145を利用して、他端側枠体142の底部に揺動不能に固定されている。
前記電磁マグネット144は、コイル部146への通電によって鉄心部147に吸着される略円盤状のブレーキドラム148と、前記鉄心部147の中空部から他端側枠体142の底部中央に形成した開孔部149を挿通して外部(図2の右側)へ突出するプランジャ150を備えて構成されており、前記ブレーキドラム148の円盤部148aの中央開口部151に形成した後述する係合溝(以下、第2の係合溝という)に、前記プランジャ150の長手方向に直交して突出するスプリングピン等からなるピン部材(以下、第2のピン部材という)152を係合して連結されている。
また、前記ブレーキドラム148の円筒部148bは、前記鉄心部147の中空部内に挿入され、かつ、前記円筒部148bの上端部と他端側枠体142の底部間には、ブレーキドラム148をブレーキディスク139の環状端面に貼着したブレーキライナ140に圧接するばね体(以下、第1の弾性部材という)153が、前記プランジャ150を内挿した状態で嵌め込まれている。
さらに、前記ブレーキドラム148の円盤部148a外周縁には、径方向に突出するラチェット歯(図示せず)が周回り方向に並列配置されており、このラチェット歯が前記他端側枠体142に組込まれたラチェット154と係合して、前記第1のブレーキ機構113は構成されている。
また、前記第1のブレーキ機構113には、これと併設して、前記他端側枠体142に連結ボルト155によって、第2のブレーキ機構114のブラケット156が固定されている。そして、前記ブラケット156は、第1のブレーキ機構113側の径大部156aと、該径大部156aから連続して、より端部側に位置する径小部156bを備えて構成されており、径小部156bの内側には、前記径大部156aの内側空間と前記径小部156bの中空部とを仕切る区画板157と、該区画板157から第1のブレーキ機構113が位置する方向と相反する方向に延出する中空筒158が一体的に形成されている。
そして、前記第2のブレーキ機構114は、他端側枠体142の底部中央に形成した開孔部149を挿通した前記プランジャ150がブラケット156の径大部156a内と径小部156bの中空筒158内を通過して外部に向けて進出している。
前記径小部156bの開口端面には、略円環状の脱落防止板159が連結ボルト160によって固定されており、前記脱落防止板159の中央部には、前記プランジャ150を外部へ突出させる中空部161が形成されている。
一方、前記脱落防止板159の中空部161から突出するプランジャ150には、前記プランジャ150の長手方向と直交する方向に突出するスプリングピン等からなるピン部材(以下、第1のピン部材という)162が具備されている。
また、前記第1のピン部材162は、これと係合する後述する係合溝(以下、第2の係合溝という)を内径部に備えた廻止めプレート163が具備され、前記廻り止めプレート163は、その外径部に形成した後述する係合片を前記ブラケット156の内側周壁に穿設した後述する係合溝(以下、第1の係合溝という)に嵌合して取り付けられる。
さらに、前記ブラケット156の区画板157と廻止めプレート163の間には、区画板157に一端を当接して中空筒158を内嵌するバネ部材(以下、第2の弾性部材という)164が前記プランジャ150を内挿して配置されて、前記廻止めプレート163を脱落防止板159側に付勢している。
さらに、前記ブラケット156の径大部156aの内側空間には、プランジャ150に一端を接続して、他端に操作ワイヤ166を連結した操作杆167が取り付けられており、前記操作ワイヤ操作166を引張り操作することによって、支持ピン165を枢支点として、第1の弾性部材153の付勢力に反して、前記操作杆167を時計方向に微小角度回動させて、前記プランジャ150を第2のブレーキ機構114側へ後退させ得るように構成されている。
次に、図3,4を用いて前記第1,2のブレーキ機構113,114の構造について詳述する。前記第1のブレーキ機構113は、図3に示すように、他端側枠体142の中空部を挿通するプランジャ150の軸心方向と直交する方向に、前記プランジャ150を貫通して突出する、例えば、スプリングピンからなる第2のピン部材152を具備している。
また、他端側枠体142の中空部に配置されるブレーキドラム148には、ブレーキドラム148の内径部に、前記第2のピン部材152との間で、プランジャ150の軸心回り方向にのみ係合可能な第2の係合溝168が、前記プランジャ150を挟んで互いに対向する位置に形成されており、さらに、前記プランジャ150の軸心方向(電動機110側)へのブレーキドラム148の移動を規制するストッパリング169を具備している。
そして、前記ブレーキドラム148は、図2に示すように、前記ストッパリング169と電磁マグネット144の鉄心部147間に配置され、かつ、前記ブレーキドラム148の円筒部148bが、前記鉄心部147の中空部内に挿入されることにより、ブレーキドラム148が電磁マグネット144の電磁作用による吸着動作と第1の弾性部材153の付勢力によって、前記プランジャ150上を円滑に摺動可能に取り付けられている。
また、前記ブレーキドラム148の外径部には、図3に示すように、ラチェット歯170が周回り方向並列状に複数(図3では8個)配置されており、各ラチェット歯170間の溝部内には、前記他端側枠体142に連結ボルト171によって脱落不能に組み込まれたラチェット154の爪部(ブレーキドラム148が逆回転することを防止する爪片であり、以下、逆止爪という)154aが係合されている。
そして、前記逆止爪154aは、ブレーキドラム148が図3の矢印方向に回転する場合は、ラチェット歯170と衝接する毎に、枢支ピン154bを支点に復帰バネ154cの付勢力に反して、時計回り方向に微小回動することによって前記ブレーキドラム148の矢印方向の回転を許容し、ブレーキドラム148が矢印方向と逆方向に回転する場合は、前記ラチェット歯170と係合して、ブレーキドラム148が矢印方向と逆方向に回転することを防止する。
前記第2のブレーキ機構114は、図4(a)に示すように、ブラケット156の内側壁面に、該ブラケット156の中空部を挿通するプランジャ150の軸心方向と平行に穿設した複数の係合溝(第1の係合溝)172に、前記廻止めプレート163の外径部に形成した複数の係合片173を嵌合して回転不能に取り付けられている。
前記廻止めプレート163の内径部には、前記プランジャ150を貫通して突出する第1のピン部材162が係合する係合溝(第2の係合溝)174がプランジャ150を挟んで対向する位置に形成されており、前記第1のピン部材162は、通常時(第1のブレーキ機構113が故障していないとき)、前記第2の係合溝174と所定の角度間隔(図4(a)では90°)を保持して配置されることにより、廻止めプレート163を図2に示す第2の弾性部材164の付勢力に反して、区画板157側へ押し戻した状態を維持している。
つまり、廻止めプレート163は、前記第1のピン部材162を図2に示す右側端面に当接した状態で、第1のピン部材162と第2の弾性部材164間に挟持されており、外周部縁に形成した複数の係合片173をブラケット156に形成した第1の係合溝172に嵌合することによって、前記ブラケット156内を図2に示す左右方向にのみ移動可能となるように取り付けられている。
つづいて、前記シャッター開閉機108の動作について説明する。なお、以下の説明において、図1に示すシャッター102を上昇させる方向に各部材が回転することを正方向に回転する、または、正回転するといい、前記シャッター102を下降させる方向に各部材が回転することを逆方向に回転する、若しくは、逆回転するという。
まず、前記シャッター102を開放する場合、利用者は、図1に示す案内レール103の近傍に備えた操作ボックス109の「開」ボタンを押操作することによって、図2に示す電動機110と電磁マグネット144への通電を開始する。
これにより、電動機110は、回転子軸111を第1,2の軸受118a,118b間で正方向に回転させる。一方、電磁マグネット144は、前記ブレーキドラム148を第1の弾性部材153の付勢力に反して鉄心部147に吸着させる。
前記ブレーキドラム148が鉄心部147に吸着すると、回転子軸111の右端部に止着されたブレーキディスク139の環状端面に貼着したブレーキライナ140から前記ブレーキドラム148が離隔して、回転子軸111に付与されていた制動力を解消する。
この結果、前記回転子軸111は、軸受118a,118b間を正方向に回転して、左端部外周面に刻設した小径ギア123に噛合する第1の減速ギア120を回転させることにより、右外枠117の内側壁面119に回転自在に取り付けられて、前記第1の減速ギア120に軸着される第1の減速軸122を回転させる。
前記第1の減速軸122には、その外周面に小径ギア121を刻設しており、該小径ギア121は、第2の減速ギア127に噛合されて、これを回転させる。また、前記第2の減速ギア127は、左外枠124の内側段部126に回転自在に取り付けられた第2の減速軸128に噛合されており、前記第2の減速ギア127の回転によって前記第2の減速軸128は回転する。
前記第2の減速軸128が回転すると、この外周面に刻設された小径ギア129に噛合う第3の減速ギア136が回転し、これに軸着される出力軸135が第3,4の軸受134a,134bに支承されて、前記電動機110の回転子軸111の回転速度に対して減速されて回転する。
さらに、前記出力軸135の先端位置(図2の左端部)には、出力軸用のスプロケット(図示せず)が取り付けられており、該スプロケットはチェーン等を介して図1に示す巻取ドラム用のスプロケット(図示せず)に連動連結される。
つまり、前記回転子軸111が正方向に回転することにより、回転子軸111の回転は減速機構112によって一定の速度に減速された後、図1に示す巻取ドラム106に伝達される。そして、このようにして回転が伝達された前記巻取ドラム106は、シャッター102を巻取る方向に回転することにより、前記シャッター102を巻き取って、これをシャッターケース5内に収容する。
また、前記シャッター102の開放動作を停止する場合は、図1に示す操作ボックス109の「停止」ボタンを押操作することにより、図2に示す電動機110と電磁マグネット144への通電を停止する。これにより、電動機110は回転子軸111の正回転動作を停止し、また、電磁マグネット144は、ブレーキドラム148の鉄心部147への吸引を解消して、第1の弾性部材153の付勢力によりブレーキドラム148をブレーキディスク139の環状端面に貼着したブレーキライナ140に圧接させる。
すなわち、電磁マグネット144への通電停止に伴って、ブレーキドラム148は第1の弾性部材153の付勢力を利用してブレーキディスク139に当接することにより、当該ブレーキディスク139に軸着される回転子軸111に連動して回動可能な状態に移行する。
然るに、ブレーキドラム148は、図3に示すように、その外径部にラチェット歯170が周回り方向並列に複数配置されており、他端側枠体142には、連結ボルト171によってラチェット154が抜脱不能に一体的に組み込まれており、また、前記ラチェット154は、枢支ピン154b回りに微小回動可能な逆止爪154aを備えて、当該逆止爪154aをブレーキドラム148のラチェット歯170間の溝部内に没入することにより、ブレーキドラム148が図3に示す矢印と逆方向に回転することを禁止している。
すなわち、前記回転子軸111の回転は、電磁マグネット144への通電停止によって、ラチェット154の逆止爪154aによって逆回転が防止されたブレーキドラム148を回転子軸111に止着したブレーキディスク139の環状端面に貼着したブレーキライナ140に圧接することによって、確実に規制されるのである。
これは、図1に示すシャッター102の開放動作を停止した際、前記巻取ドラム106には、シャッター102の自重によって、これを閉鎖する方向に前記巻取ドラム106を回転させる力が作用し、この回転力は、前記巻取ドラム用スプロケットからチェーン(図示せず)を介して、図2に示すシャッター開閉機108の出力軸用の図示しないスプロケットに伝達される。
これにより、前記出力軸用のスプロケットを備えた出力軸135は、シャッター102を開放する場合とは逆方向に回転して、減速機構112を介して電動機110の回転子軸111を逆回転させる。しかしながら、前記回転子軸111には、前記ブレーキディスク139が止着されており、前記ブレーキディスク139には、その環状端面に貼着したブレーキライナ140に圧接したブレーキドラム148の回転(図3に示す矢印と逆方向)がラチェット154によって規制されているので、シャッター102が自重によって降下することはなく、操作ボックスの「停止」ボタンを押操作した時点で確実に停止させることができる。
一方、図1に示すシャッター102を下降させる場合は、操作ボックス109に備えた「閉」ボタンを押操作することにより、図2に示す電動機110の回転子軸111を逆回転させるとともに、電磁マグネット144の電磁作用によってブレーキドラム148を第1の弾性部材153の付勢力に反して鉄心部147に吸着させて、ブレーキライナ140からブレーキドラム148を離隔させる。
前記ブレーキドラム148の離隔動作によって前記電動機110の回転子軸111は制動力から開放されて回転(逆回転)可能な状態となる。前記回転子軸111が逆回転すると、該回転子軸111に連動連結された減速機構112は、前記回転子軸111が正回転する場合とは逆方向に全ての減速ギアおよび減速軸を回転させて、出力軸135に伝達する。
前記出力軸135が回転子軸111の逆回転動作を一定の回転速度に減速して逆回転動作すると、これと図示しないスプロケットおよびチェーンを介して連動連結される図1に示す巻取ドラム106は逆方向に回転して、巻取ドラム106に巻付けた状態のシャッター102を、シャッターケース5から前記開口部107を閉鎖する方向に下降させる。
次に、前記シャッター102の下降動作中において、シャッター102の下降動作を停止させる場合は、前記操作ボックス109の「停止」ボタンを押操作することにより、電磁マグネット144への通電を停止する。
前記電磁マグネット144への通電が停止されると、第1の弾性部材153の付勢力によってブレーキドラム148が回転子軸111に止着したブレーキディスク139に貼着したブレーキライナ140に圧接して、ブレーキドラム148に形成したラチェット歯170とラチェット154の逆止爪154aとの係合によって、シャッター102が開口部107を閉鎖する方向に回転子軸111が回転することを防止するための制動力が付与される。
また、これと同時に、前記操作ボックス109の「停止」ボタンの押操作によって電動機110への通電も停止されるので、前記電動機110は、第1のブレーキ機構113による制動力の付与と相俟って、前記回転子軸111の逆回転動作を停止する。つまり、前記ブレーキドラム148とブレーキディスク139間に作用する制動力と、電動機110の動作停止に伴い、前記回転子軸111は逆回転動作を停止して、減速機構112と連動する出力軸135の回転動作を停止する。
この結果、図1に示すシャッター102は、利用者が操作ボックス109の「停止」ボタンを押操作した時点で、前記シャッター102を確実に停止させることが可能となる。
このように、図2に示すシャッター開閉機108は、操作ボックス109に具備した各種ボタンを押操作することにより、図1に示すシャッター102を上昇,下降させて開口部107を自由に開放,閉鎖および停止させることができる。
つづいて、前記第1のブレーキ機構113が故障した場合について説明する。前記シャッター102が開口部107を完全に閉鎖していない停止状態で、前記第1のブレーキ機構113に故障が発生した場合、ブレーキディスク139に貼着されたブレーキライナ140に第1の弾性部材153の付勢力によって圧接されたブレーキドラム148は、図3に示す矢印方向と逆向きに回転する。
これは、図1に示すシャッター102が、常に、その自重によって下降して開口部107を完全に閉鎖しようとするため、このシャッター102の下降によって、シャッターケース5内の巻取ドラム106は、逆方向に回転して図示しないスプロケットとチェーンを介して、図2に示す出力軸135を逆回転させる。
前記出力軸135が逆回転すると、この回転は減速機構112を介して電動機110の回転子軸111に伝達される。このとき、前記回転子軸111に止着されたブレーキディスク139は、第1のブレーキ機構113の故障時において、その環状端面に貼着したブレーキライナ140にブレーキドラム148が圧接した状態であるものの、前記ブレーキドラム148には、当然、ラチェット154による逆止作用が働かないので、前記回転子軸111はブレーキドラム148とともにシャッター102が下降する方向(逆方向)に回転する。
前記ブレーキドラム148が逆回転すると、図3に示すように、前記ブレーキドラム148には、その中央開口部151に形成した第2の係合溝168にプランジャ150の軸方向に直交して貫通,突出するスプリングピン等からなる第2のピン部材152が係合しているので、前記ブレーキドラム148の逆回転とともに前記プランジャ150も逆方向に回転する。
前記プランジャ150の逆回転によって、図4(a)に示すプランジャ150の軸方向と直交する方向に突出した第1のピン部材162は、廻止めプレート163上を矢印方向に回転,摺動して、同図(b)に示すように、前記廻止めプレート163の内径部に形成した一対の第2の係合溝174内に、第2の弾性部材164(図2参照)の付勢力を利用して係合される。
また、前記廻止めプレート163は、その外径部に形成した係合片173がブラケット156の内側壁面に、プランジャ150の軸心方向と平行して穿設した第1の係合溝172内に嵌合されているので、第2の係合溝174内に第1のピン部材162を係合した状態のプランジャ150は、廻止めプレート163とブラケット156間の係合によって回転不可となり、プランジャ150に図3に示す第2のピン部材152によって係合されたブレーキドラム148の逆回転を阻止する。
このとき、ブレーキドラム148は、第1の弾性部材153の付勢力によってブレーキディスク139に貼着したブレーキライナ140に圧接されており、また、ブレーキディスク139は回転子軸111に止着されているので、前記プランジャ150の逆回転の規制によって、電動機110の回転子軸111の逆回転も規制される。
つまり、第1のブレーキ機構113が故障した場合、シャッター102は自重によって下降動作するが、前記シャッター102の自重降下は第2のブレーキ機構114によって即座に停止されて、利用者の安全性を確実に確保することができる。
なお、前記第2のブレーキ機構114によってシャッター102の自重降下が停止された状態においても、利用者が操作ボックス109(図1参照)上の「開」または「閉」ボタンを押操作することにより、再度、図2に示す電動機110および電磁マグネット144への通電が行われて、ブレーキディスク139に貼着したブレーキライナ140からブレーキドラム148を離隔させることにより、前記回転子軸111を正回転若しくは逆回転させて、減速機構112を介して出力軸135を正,逆回転させることにより、巻取ドラム106に前記シャッター102を巻取り/巻き戻して、シャッター102を上昇または下降させることができる。
また、前記シャッター102の開閉動作を停止する場合は、操作ボックス109の「停止」ボタンを押操作すれば、電動機110と電磁マグネット144への通電が停止されて、ブレーキディスク139に貼着したブレーキライナ140に第1の弾性部材153の付勢力によりブレーキドラム148を圧接させて、前記回転子軸111に制動力を付与することができる。
このとき、前記ブレーキドラム148の回転は、第2のブレーキ機構114によって規制されており、シャッター102がその自重によって下降動作することを良好に阻止することができる。
つづいて、前記第2のブレーキ機構114によってシャッター102の自重降下が停止された状態において、手動でシャッター102を開閉させる場合の動作について説明する。
図4(b)に示すように、プランジャ150から突出する第1のピン部材162が廻止めプレート163に形成した第2の係合溝174に係合した状態で、図1に示すシャッター102を手動で開閉する場合、図5(a)に示すように、前記プランジャ150の開放端175を挿入する挿通口176を備え、かつ、前記第1のピン部材162と係合可能な第3の係合溝177を一端開口部から長手方向に切り欠いて、互いに対向する位置に形成した円筒状の連結部材178と、該連結部材178に取り付けたクランク状の腕部179からなる操作ハンドル180を使用する。
つまり、図5(a)に示す操作ハンドル180の連結部材178を脱落防止板159の中空部161内を通して廻止めプレート163にあてがい、これを第2の弾性部材164の付勢力に反して、同図(b)に示すようにブラケット156内に押し込むことにより、前記プランジャ150は、その開放端175を連結部材178の挿通口176内に挿入する。
また、前記プランジャ150の軸方向と直交する方向に突出する第1のピン部材162は、前記廻止めプレート163の押込み動作によって前記連結部材178に形成した第3の係合溝177内に進出する。
このとき、前記第3の係合溝177は、連結部材178の一端開口部から長手方向に所定の深さで切り欠き形成されているので、第1のピン部材162が第3の係合溝177内に進出することにともなって、第1のピン部材162と第2の係合溝174の係合状態を解消する。
つまり、第1のピン部材162は、第2の係合溝174との係合状態が解消されると同時に、第3の係合溝177に係合されることになるので、図5(b)に示す腕部179を回し操作することによって、前記プランジャ150を正方向または逆方向に手動で回転させることができる。
前記プランジャ150が回転すると、プランジャ150と第2のピン部材152によって係合された図3に示すブレーキドラム148は、第1のブレーキ機構113の故障によって正方向または逆方向の何れにも自由に回転させることができ、前記ブレーキドラム148と第1の弾性部材153の付勢力によって、ブレーキライナ140を介して圧接されるブレーキディスク139は、回転子軸111を正/逆回転させる。
前記回転子軸111の正/逆回転に伴い、図2に示す出力軸135は減速機構112によって減速された後、正/逆回転して、図示しないスプロケットおよびチェーンを介して図1に示す巻取ドラム106を正/逆回転させて、シャッター102を巻取り/巻戻すことができる。
そして、この手動によるシャッター102の巻取り/巻き戻し操作を終了する場合は、操作ハンドル180による廻止めプレート163の押込み動作を終了して、図5(b)に示す状態から同図(a)に示す状態へ移行させることによって、前記プランジャ150は、シャッター102の自重降下によって僅かに回動した後、廻止めプレート163に形成した第2の係合溝174内に第1のピン部材162を再び係合させることにより、プランジャ150の逆回転を規制して、シャッター102がこれ以上自重降下するのを確実に阻止する。
次に、停電事故が発生した場合におけるシャッター開閉機108の動作について説明する。停電事故が発生したとき、前記シャッター開閉機108が動作中であれば、当然、図2に示す電動機110と電磁マグネット144への通電は停止される。
これにより、前記電動機110は回転子軸111の回転動作を停止し、電磁マグネット144は、ブレーキドラム148の吸引動作を終了して、第2の弾性部材164の付勢力により、ブレーキディスク139に貼着したブレーキライナ140に前記ブレーキドラム148を圧接する。
このとき、第1のブレーキ機構113に故障が発生していなければ、前記ブレーキドラム148は、第1のブレーキ機構113によってシャッター102が下降する方向に回転子軸111が回転することを防止し、また、前記第1のブレーキ機構113が故障している場合は、第2のブレーキ機構114によってシャッター102が下降する方向に前記回転子軸111が回転することを防止する。
また、停電が発生した際に、シャッター開閉機108が停止中であれば、前記シャッター開閉機108は、前記第1のブレーキ機構113または第2のブレーキ機構14のどちらかの制動作用によってシャッター102の自重降下が阻止された状態を継続する。
このような状態で、前記停電事故が、例えば、火災等に起因するものである場合、防火および防煙の目的で、前記シャッター102を下降させて、図1に示す開口部107を閉鎖する必要がある。このような緊急の事態が発生した場合、熱や煙を感知する報知器等の警報手段の作動と連動して、または、シャッター開閉機108の管理者が手動によって図2に示す操作ワイヤ166を引き操作することにより、これに連結される操作杆167を支持ピン165を支点に図2に示す時計回り方向に回動させる。
前記操作杆167の回動によって、これと連動連結される電磁マグネット144のプランジャ150は、第2のブレーキ機構114側に後退する。前記プランジャ150の後退によって、プランジャ150に取り付けられたストッパリング169は、ブレーキドラム148に衝接して、これを電磁マグネット48の鉄心部147側へ第2の弾性部材164の付勢力に反して移動させる。
これにより、前記ブレーキドラム148はブレーキライナ140から離隔してブレーキディスク139との間の制動状態を解消して、回転子軸111の回転を許容する。この結果、図1に示すシャッター102は自重降下して、防火,防煙に役立てることができる。
そして、前記シャッター102の下降動作によって図1に示す開口部107を完全に閉鎖した後は、前記操作ワイヤ166の引き操作を終了することにより、前記ブレーキドラム148は、第2の弾性部材164の付勢力によって再びブレーキライナ140に当接して、ブレーキディスク139を止着した回転子軸111に制動力を付与することができる。
以上説明したように、本発明のシャッター開閉機108は、電動機110の回転子軸111に制動力を付与する第1のブレーキ機構113に不具合が発生した場合にあっても、第2のブレーキ機構114によって確実に前記回転子軸111に制動力を付与することができるので、シャッター102が意に反して自重降下することによって、利用者に怪我等の不測の事態が生じることを確実に阻止することができる。
また、本発明のシャッター開閉機108は、第2のブレーキ機構114によって前記回転子軸111に制動力が付与されている状態であっても、操作ハンドル180による廻止めプレート163の押込み操作によって、第2のブレーキ機構114による制動作用を良好に解消して前記回転子軸111を正方向または逆方向に自由に回転させて、シャッター102を手動で開閉させることができる。
さらに、本発明のシャッター開閉機108は、火災等に起因して停電が発生した場合、操作ワイヤ166を手動若しくは電動で引張り操作することにより、これと連結される操作杆167を操作してブレーキドラム148とブレーキディスク139に貼着したブレーキライナ140とを離隔させて、前記ブレーキディスク139を止着した回転子軸111の制動状態を解消することにより、シャッター102を自重降下させて開口部107を閉鎖し、防火,防煙措置を迅速,確実に講じることができる。
本発明によれば、ブレーキドラムに対して第2のピン部材を利用して回転方向に係合されたプランジャの他端に第1のピン部材に係合可能な第2の係合溝を形成した廻止めプレートと、該廻止めプレートの回転を規制するブラケットからなる第2のブレーキ機構を備えて構成し、なおかつ、通常時、前記第1のピン部材は、第2の係合溝との間に所定の角度間隔を保った状態で、第2の弾性部材に反して前記ブラケット内に押し込まれた状態を維持させて前記第2のブレーキ機構を構成したので、第1のブレーキ機構に故障が発生した場合、シャッターの自重降下によって前記プランジャが回転して、第1のピン部材が廻止めプレートに形成した第2の係合溝に第2の弾性部材の付勢力を利用して嵌合されることにより、前記プランジャ,第2のピン部材,ブレーキドラム,ブレーキライナ,ブレーキディスクを介して、前記回転子軸111に制動力を付与することができる。つまり、第1のブレーキ機構が故障した場合であっても、第2のブレーキ機構によってシャッターの自重降下を確実に防止することが可能なシャッター開閉機を提供することができる。
電動シャッターを示す正面図である。 シャッター開閉機の構造を示す縦断面図である。 第1のブレーキ機構を示す横断面図である。 第2のブレーキ機構を示す横断面図である。 操作ハンドルによる第2のブレーキ機構の操作状態を示す説明図である。
符号の説明
101 電動シャッター
102 シャッター
103,104 案内レール
105 シャッターケース
106 巻取ドラム
107 開口部
108 シャッター開閉機
109 操作ボックス
110 電動機
111 回転子軸
112 減速機構
113 第1のブレーキ機構
114 第2のブレーキ機構
115 制御ボックス
116 外枠
116a,125,143,145,155,160,171 連結ボルト
117 右外枠
117a 外側張出部
117b,138 中央張出部
118a 第1の軸受
118b 第2の軸受
119 内側壁面
120 第1の減速ギア
122 第1の減速軸
123,129 小径ギア
124 左外枠
126 内側段部
127 第2の減速ギア
128 第2の減速軸
130 上側底部
131 下側底部
132 上側張出部
133 下側張出部
134a 第3の軸受
134b 第4の軸受
135 出力軸
136 第3の減速ギア
137 基部側枠体
139 ブレーキディスク
139a 第1の筒体部
139b 第2の筒体部
139c 円板部
140 ブレーキライナ
141 遠心ブレーキ
142 他端側枠体
144 電磁マグネット
146 コイル部
147 鉄心部
148 ブレーキドラム
148a 円盤部
148b 円筒部
149 開孔部
150 プランジャ
151 中央開口部
152 第1のピン部材
153 第1の弾性部材
154 ラチェット
154a 逆止爪
154b 枢支ピン
154c 復帰バネ
156 ブラケット
156a 径大部
156b 径小部
157 区画板
158 中空筒
159 脱落防止板
161 中空部
162 第1のピン部材
163 廻止めプレート
164 第2の弾性部材
165 支持ピン
166 操作ワイヤ
167 操作杆
168 第2の係合溝
169 ストッパリング
170 ラチェット歯
172 第1の係合溝
173 係合片
174 第2の係合溝
175 開放端
176 挿通口
177 第3の係合溝
178 連結部材
179 腕部
180 操作ハンドル


Claims (6)

  1. シャッター等の開閉体を巻き取るドラム体に連動連結されて、電動機等の駆動源によって前記ドラム体を回転させることにより、前記開閉体を上下動させる電動式の開閉機において、前記駆動源の回転子軸に軸着されて、該回転子軸とともに回転するブレーキディスクと、該ブレーキディスクに止着したブレーキライナに第1の弾性部材の付勢力によって圧接されて、前記回転子軸の回転を制動するブレーキドラムと、該ブレーキドラムを前記第1の弾性部材の付勢力に反して前記ブレーキライナから離隔させる電磁マグネットを備え、かつ、前記ブレーキディスクには、前記回転子軸の制動状態において、前記開閉体が上昇する方向にのみ前記回転子軸が回転することを許容する第1のブレーキ機構と、該第1のブレーキ機構の故障時、前記開閉体が下降する方向に前記回転子軸が回転することを防止する第2のブレーキ機構を具備して構成したことを特徴とするシャッター開閉機。
  2. 前記第2のブレーキ機構は、前記ブレーキドラムの軸心として回転する前記電磁マグネットのプランジャと、該プランジャに具備されて、ブラケットに穿設した第1の係合溝に嵌合する係合片を外径部に備えて、前記第1のブレーキ機構の故障時、前記プランジャの軸心回りの回転を規制する廻止めプレートと、前記第1のブレーキ機構の正常時、前記廻止めプレートの内径部に形成した第2の係合溝と係合可能な形状をなし、かつ、前記第2の係合溝と所定の角度間隔を保って前記プランジャの軸心方向と直交して突出する第1のピン部材と、前記ブラケットに固定されて、前記廻止めプレートの脱落を阻止する脱落防止板と、前記廻止めプレートを前記脱落防止板側へ押圧する第2の弾性部材を具備して構成したことを特徴とする請求項1記載のシャッター開閉機。
  3. 前記プランジャは、当該プランジャの長手方向と直交する方向に突出する第2のピン部材を備え、前記ブレーキドラムは前記第2のピン部材と前記プランジャの軸心回りにのみ係合する第2の係合溝を形成して構成したことを特徴とする請求項2記載のシャッター開閉機。
  4. 前記プランジャは、外部操作可能な操作杆と、前記ブレーキドラムを当該プランジャとともに前記電磁マグネット側へ移動させるストッパリングを具備して構成したことを特徴とする請求項2,3記載のシャッター開閉機。
  5. 前記脱落防止板は、前記プランジャを軸心回りに回転させる操作ハンドルを着脱可能な開放端を外部へ突出させる中空部を形成して構成したことを特徴とする請求項2ないし4記載のシャッター開閉機。
  6. 前記操作ハンドルは、前記プランジャの開放端を挿入する挿通口と、前記廻止めプレートと当接する接触端面、および、前記第1のピン部材と第2の係合溝の係合状態を解除可能な深さ位置で、前記第1のピン部材と係合可能な第3の係合溝を形成した連結部材を具備して構成したことを特徴とする請求項5記載のシャッター開閉機。
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