JP2006053299A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 転写ローラによってトナー画像の転写を終えた用紙の、近接して位置した定着装置内での定着搬送速度を制御して転写ずれや画像汚れのない定着画像を得るようにする。
【解決手段】 転写ローラ5Aからの分離位置と、定着ニップ部Nとを結ぶ線XXより下方に用紙のループ検出を行うセンサP1,P2が設けられていて、上流側のセンサP1は下流側のセンサP2よりも線XXより遠くに位置していて、センサP2がループ検出したときの定着手段の線速度をV2、センサP1がループ検出したときの定着手段の線速度をV1とするとき、V1>V2となるように速度制御を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】 転写ローラ5Aからの分離位置と、定着ニップ部Nとを結ぶ線XXより下方に用紙のループ検出を行うセンサP1,P2が設けられていて、上流側のセンサP1は下流側のセンサP2よりも線XXより遠くに位置していて、センサP2がループ検出したときの定着手段の線速度をV2、センサP1がループ検出したときの定着手段の線速度をV1とするとき、V1>V2となるように速度制御を行う。
【選択図】 図3
Description
本発明は、電子写真方式等を用いた、例えばプリンタ、複写機等の画像形成装置に係わり、特にトナー像を保持した転写紙の定着を行う定着手段を可変速とした画像形成装置に関する。
画像形成装置では、電子写真感光体上に像形成手段によってトナー画像を形成し、感光体上に形成されたトナー画像を直接または中間転写体を介して、転写材(以後、転写紙とも用紙ともいう)上に転写を行い、転写されて転写材上に保持するトナー画像を定着手段によって加熱・加圧を行って定着し、機外に排出することが行われる。
定着手段としては、ローラ定着、ベルト定着等の定着手段が用いられるが、何れもローラ間、或いはベルト間にトナー画像を保持した転写材を挟持搬送する過程において加熱・加圧して転写材上にトナー画像を定着することが行われる。
画像形成装置では、装置のコンパクト化が求められ、転写分離部と定着手段とを結ぶ用紙の搬送路の長さは、用紙の紙長より短く配置することが避けられない。
転写分離部と定着手段とを結ぶ搬送路の長さが短くとも、転写ローラによって搬送される用紙の搬送速度と、定着手段によって搬送される用紙の搬送速度とが等しければ問題ないが、現実には等速とすることは困難である。
定着手段による定着搬送速度は、定着しようとする用紙の紙種、斤量や、トナー付着量、定着時の環境温度等によって変動し、一定値に設定することは困難である。定着搬送速度が転写ローラ部分での搬送速度よりも大きいときは、引っ張られて搬送される用紙の後半に転写ずれや倍率不良が生じる。また、定着搬送速度が転写ローラ部分での搬送速度よりも小さいときは、転写ローラと定着手段との間にはループ(たるみ)が生じ、用紙後端が転写ローラから外れる際には、たるんだ用紙後端は付近の部材に接触し、画像汚れ等が発生する。
かかる問題を解決する手段として、特許文献1ではループ検知手段を設け、所定のタイミングからループを検知するまでの時間を計測し、これに基づいて定着搬送速度を算定し設定することが提案されている。
特開2000−352850号公報
特許文献1では、所定のタイミングからループが形成されてそのループが検知されるまでの時間を計測し、これに基づいて定着搬送速度を算定し設定する方法が用いられている。この方法は、1枚の用紙について定着搬送速度が一定であれば問題はないが、実際には1枚の用紙の定着搬送中に定着手段の温度が変動し、或いは付着トナーの状態が一様でないこと等が原因となって定着搬送速度が変動することに対応できない。
本発明は、定着搬送中の用紙によって形成されるループの状態を検知することによって、1枚毎の用紙について定着搬送中の定着手段の速度制御を行うようにして、転写ずれや画像汚れのない画像が得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的の画像形成装置は、本発明の請求項1,2に記載の画像形成装置によって達成される。
(請求項1)
像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上に形成したトナー画像を転写材上に転写する転写ローラを用いた転写手段と、前記転写材上に付着したトナー画像の定着を行う定着手段と、制御部とを有した画像形成装置において、
前記定着手段は定着搬送速度を可変とする機能を有し、
前記転写手段からの分離位置と、前記定着手段への挿入位置とを結ぶ線より下方に転写材のループ検出を行うループ検知手段P1、P2が設けられていて、転写手段からの上流側に設けられたループ検知手段P1は、下流側に設けられたループ検知手段P2よりも前記転写手段と定着手段とを結ぶ線より遠くに位置していて、
制御部は、ループ検知手段P2がループ検知したときの定着手段の線速度をV2、ループ検知手段P1がループ検知したときの定着手段の線速度をV1とするとき、V1>V2となるよう速度制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記ループ検知手段P1、P2は何れも揺動可能とするアクチエータと該アクチエータの変位を検知するフォトセンサとよりなり、
前記転写手段と前記定着手段との間には、前記定着手段の挿入位置に向けて傾斜した転写材のガイド板が設けられていて、
前記アクチエータは、前記ガイド板のガイド面より突出した状態に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項1)
像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上に形成したトナー画像を転写材上に転写する転写ローラを用いた転写手段と、前記転写材上に付着したトナー画像の定着を行う定着手段と、制御部とを有した画像形成装置において、
前記定着手段は定着搬送速度を可変とする機能を有し、
前記転写手段からの分離位置と、前記定着手段への挿入位置とを結ぶ線より下方に転写材のループ検出を行うループ検知手段P1、P2が設けられていて、転写手段からの上流側に設けられたループ検知手段P1は、下流側に設けられたループ検知手段P2よりも前記転写手段と定着手段とを結ぶ線より遠くに位置していて、
制御部は、ループ検知手段P2がループ検知したときの定着手段の線速度をV2、ループ検知手段P1がループ検知したときの定着手段の線速度をV1とするとき、V1>V2となるよう速度制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記ループ検知手段P1、P2は何れも揺動可能とするアクチエータと該アクチエータの変位を検知するフォトセンサとよりなり、
前記転写手段と前記定着手段との間には、前記定着手段の挿入位置に向けて傾斜した転写材のガイド板が設けられていて、
前記アクチエータは、前記ガイド板のガイド面より突出した状態に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
本発明により、画像形成時に転写ローラから定着手段へと搬送される用紙について、その間に形成される用紙のループ量を複数のループ検知手段によって検知し、検知したループ量の大きさに応じて定着モータによる定着搬送速度の制御を行うことによって、絶えず適当とするループ量が維持されて、転写ずれや画像汚れのないコピー画像が得られるコンパクトな画像形成装置が提供されることとなる。
以下、本発明の画像形成装置の実施の形態を図を用いて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成図である。
このカラー画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、縦列配置された複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、複数のローラにより巻回され回動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の中間転写体7と、給紙搬送手段、及び定着装置8とから成る。
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、像担持体(感光体)1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y、一次転写手段5Y、クリーニング手段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、像担持体(感光体)1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M、一次転写手段5M、クリーニング手段6Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、像担持体(感光体)1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C、一次転写手段5C、クリーニング手段6Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、像担持体(感光体)1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K、一次転写手段5K、クリーニング手段6Kを有する。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、一次転写手段5Y,5M,5C,5Kにより、回動する中間転写体7上に逐次重ね合うよう転写されて、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20内に収容された転写材Pは、給紙手段21により給紙され、複数の中間ローラ22A,22B,22C,22D、レジストローラ23を経て、二次転写手段5Aに搬送され、用紙P上にカラー画像が一括転写される。カラー画像が転写された用紙Pは、定着装置8により定着処理され、排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
両面画像形成時には、第1面に画像形成され、定着装置8から排出された用紙Pは、分岐手段26により用紙排紙路から分岐され、下方の反転通紙路27A,27B,27Cを通過して、中間ローラ22Dにおいて合流する。反転搬送された用紙Pは、レジストローラ23を経て、二次転写手段5Aに搬送され、用紙Pの第2面上にカラー画像が一括転写される。カラー画像が転写された用紙Pは、定着装置8により定着処理され、排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
一方、二次転写手段5Aにより用紙Pにカラー画像を転写した後、用紙Pを曲率分離した中間転写体7は、クリーニング手段6Aにより残留トナーが除去される。
画像形成処理中、一次転写手段5Kは常時、感光体1Kに圧接している。他の一次転写手段5Y,5M,5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対応する感光体1Y,1M,1Cに圧接する。二次転写手段5Aは、ここを用紙Pが通過して二次転写が行われる時にのみ、中間転写体7に圧接する。
図2には、図1に示した二次転写手段5A(本実施形態においては、二次転写手段として転写ローラを用いていることから、単に転写ローラ5Aとも称する)及び定着装置8付近の断面要部図を示している。
中間転写体7は、転写ローラ5Aに対向した位置では、ベルトの内側から内部ローラ7Aによって支持され回動していて、転写時には転写ローラ5Aが用紙を挟んで中間転写体7に圧接する構成となっている。
中間転写体上に形成されたトナー画像と同期して、レジストローラ23を経て搬送ガイド22Eにガイドされて移動する用紙Pは、中間転写体7と、トナーと逆極性のバイアス電圧が印加された転写ローラ5Aとの間で挟持搬送され、トナー画像は用紙P上に転写される。
トナー画像が転写された用紙Pは線速度VT(本実施例においてはVT=220mm/s)をもって定着装置8に向けて分離搬送される。なお用紙が分離搬送される際、用紙は上側に凹のループが形成される方向に排出される。図上で、5Bは転写ローラ5Aに設けた分離手段で、7Bは中間転写体7に設けた分離爪で、用紙Pの転写ローラ5A及び中間転写体7からの分離搬送を確実にしている。
転写ローラ5Aに近接して位置し、ループ形成を行う空間を隔てて位置した定着装置8で、81は可回転の加熱ローラで、金属円筒上に弾性のシリコンゴム層を設け、上層にトナーに対して離型性を有するPFA(パーフルオロアルコキシ)チューブを被せたソフトローラで、内側にはハロゲンヒータからなる加熱源81Aが位置固定して設けられている。
82は、加熱ローラ81と圧接しながら接触点(ニップ部)において同方向に回転する加圧ローラで、金属芯上にシリコンゴム層と更にその外側にPFAチューブを被せたソフトローラである。
83はクリーニングローラで、83Aは離型剤であるシリコンオイルを含浸させたクリーニングウェブで、加熱ローラ81表面に圧接し、加熱ローラ表面のクリーニングを行っている。
TSは温度センサで、加熱ローラ81の表面温度を検知していて、温度センサTSの検出信号により制御手段はヒータ電源81Aへの通電を制御し、画像形成時には加熱ローラ81の表面温度を所定温度に制御している。
加熱ローラ81は、本実施形態においては可変速の定着モータMによって駆動回転し、加熱ローラ81と加圧ローラ82とが圧接する定着ニップ部Nに用紙Pが導入されると、ヒータ電源81Aにより加熱された加熱ローラ81の熱が用紙Pに付与され、用紙P上のトナー像が加熱定着され、定着がなされた用紙Pは搬送ローラ84によって定着装置8外へと搬出される。
本実施形態においては、転写ローラ5Aからの分離位置と、加熱ローラ81と加圧ローラ82とで形成する定着ニップ部Nへの挿入位置とを結ぶ線XXより下方にループ検出を行うループ検知手段P1,P2(以後、単にセンサP1、センサP2ともいう)が設けられている。図3は、ループ検知手段P1,P2と、その配設位置関係を示す説明図である。
ループ検知手段P1,P2は、それぞれ揺動中心P1B,P2Bを中心として揺動するアクチエータP1A,P2Aと、アクチエータP1A,P2Aの変位を検知するフォトセンサP1C,P2Cとから構成されていて、アクチエータP1A,P2Aは用紙のループに当接すると変位し、フォトセンサP1C,P2CがONすることによってループがアクチエータP1A,P2Aに当接したことが検知される。
ループ検知手段P1,P2において、ループ検知手段P1はループ検知手段P2より上流側に設けられていて、ループ検知手段P1のアクチエータP1Aは線XXより下方で直交方向にL1離れて位置し、ループ検知手段P2のアクチエータP2Aは線XXより下方で直交方向にL2離れて位置していて、L1>L2の配設関係となっている。
転写ローラの5Aと定着ニップ部Nとの間には、定着ニップ部Nに向けて用紙を支えるように傾斜した、用紙を案内するガイド板22Fが設けられていて、ガイド板22Fのガイド面から僅かに突出した形で揺動可能としたアクチエータP1A,P2Aが配設されている。
転写ローラ5Aと定着ニップ部Nとの間でたるみが生じると、図3に示すように、ループ(小)では用紙はアクチエータP1A,P2Aに接触することなく、ループ検知手段P1,P2はOFFの状態となっている。たるみが生長したループ(中)では、ループはガイド板22Fに沿って生長し、アクチエータP2Aが変位してループ検知手段P2はONとなり、たるみが更に生長したループ(大)ではアクチエータP2A,P1Aが変位し、ループ検知手段P2,P1はONとなる。但し、ガイド板22Fの形状等によっては、ループ(大)でループ検知手段P2だけがONとなることもある。
本発明においては、制御部はループ検知手段P2がループ検知したときの定着手段の線速度をV2、ループ検知手段P1がループ検知したときの定着手段の線速度をV1とするとき、V1>V2となるよう速度制御を行っている。
図4には、電気制御系の概要を示している。110は演算処理を行うCPUで、ROM111,RAM112,不揮発性メモリ113が接続している。ROM111には、演算基礎データをはじめ、画像形成プログラムが記憶されていて、画像形成プログラムの中には、二次転写を終えた用紙を可変速の定着手段へと搬送し、定着が行われる間に定着手段の速度制御を行う定着搬送速度制御プログラムが含まれている。
CPU110はインターフェース120を介して外部機器に接続されていて、入力側には温度センサTSやループ検知手段P1,P2等が接続され、出力側には画像形成手段をはじめヒータ電源81Aや定着モータM等が接続されている。
画像形成に当っては、CPU110はROM111に記憶された画像形成プログラムを呼び出し、一旦メモリ内に読み込まれた画像データを用い、画像形成手段によって中間転写体7上にトナー画像を形成し、転写ローラ5Aによってトナー画像の用紙上への転写が行われる。
二次転写工程の制御が終わると、CPUはROM111に記憶された定着搬送速度制御プログラムを呼び出して、定着モータMの速度制御を行う。図5には、定着搬送速度制御プログラムによって行われるフローチャートを示している。
本実施形態においては、定着手段8を駆動する定着モータMは可変となっていて、本実施例では定着搬送速度はV0,V1,V2の3段階に切り替えることが可能となっていて、転写分離時の用線の線速度VTに対して、
V0≒0.95VT
V1≒VT
V2≒1.1VT
に設定している。ここで最も低速の定着搬送速度V0を0.95VTに設定した理由は、用紙の紙質や環境温度等が変化しても定着搬送速度の変動値は3〜4%程度に止まるところから設定されたもので転写分離時の線速度VTに対してV0=0.95VTで定着搬送を行うときは、転写ローラ5Aニップ部N間にループは形成されるが、用紙を引張って転写ずれや画像汚れ等が生じることはない。
V0≒0.95VT
V1≒VT
V2≒1.1VT
に設定している。ここで最も低速の定着搬送速度V0を0.95VTに設定した理由は、用紙の紙質や環境温度等が変化しても定着搬送速度の変動値は3〜4%程度に止まるところから設定されたもので転写分離時の線速度VTに対してV0=0.95VTで定着搬送を行うときは、転写ローラ5Aニップ部N間にループは形成されるが、用紙を引張って転写ずれや画像汚れ等が生じることはない。
図5のフローチャートで、定着モータMは画像形成中の予め設定されたタイミングで回転を開始している(S1)。回転開始時の定着搬送速度はV0に設定している(S2)。
そして、制御部はセンサP2がONしたか否かのチェックを行っていて(S3)、センサP2がOFFの状態では、センサP1がONしたか否かのチェックを行っていて(S4A)、センサP1もOFFの状態ではフローはステップS3に戻るよう制御している。〔このステップサイクルは、用紙先端がまだニップ部Nに到達していないか、到達しても僅かの時間しか経過していない状態にある。〕
センサP2がONしたか否かのチェックで(S3)、センサP2がONしているときは制御部は定着搬送速度をV2に設定して(S4)、センサP2のONの状態は続いているか否かのチェックを行っていて(S5)、センサP2がOFFになったと検知したときには、フローはステップS2に戻るよう制御している。〔このステップサイクルは、用紙先端がニップ部に到達し、ループはループ(中)に生長したが、定着搬送速度をV2に設定することでループは縮小してループ(小)の状態へと戻るときのフローである。〕
センサP2のONが続いているか否かのチェックで(S5)、ONの状態が続いているときは、制御部はセンサP1はONにしたか否かのチェックを行い(S6)、ONしたと検知したときは、定着搬送速度をV1に設定するよう制御を行っている(S7)。
〔このフローは、ループがループ(大)にまで生長したときのフローで、ループが収縮するよう定着搬送速度を転写分離時の速度VTよりも明らかに高速の速度V1に設定している。〕
制御部は、センサP1のONが続いているか否かのチェックを行い(S8)、OFFになったと検知したときは、定着搬送速度をV0に設定して(S9)、ステップS3に戻るよう制御を行っている。
センサP2がONしたか否かのチェックで(S3)、センサP2がONしているときは制御部は定着搬送速度をV2に設定して(S4)、センサP2のONの状態は続いているか否かのチェックを行っていて(S5)、センサP2がOFFになったと検知したときには、フローはステップS2に戻るよう制御している。〔このステップサイクルは、用紙先端がニップ部に到達し、ループはループ(中)に生長したが、定着搬送速度をV2に設定することでループは縮小してループ(小)の状態へと戻るときのフローである。〕
センサP2のONが続いているか否かのチェックで(S5)、ONの状態が続いているときは、制御部はセンサP1はONにしたか否かのチェックを行い(S6)、ONしたと検知したときは、定着搬送速度をV1に設定するよう制御を行っている(S7)。
〔このフローは、ループがループ(大)にまで生長したときのフローで、ループが収縮するよう定着搬送速度を転写分離時の速度VTよりも明らかに高速の速度V1に設定している。〕
制御部は、センサP1のONが続いているか否かのチェックを行い(S8)、OFFになったと検知したときは、定着搬送速度をV0に設定して(S9)、ステップS3に戻るよう制御を行っている。
かかる定着搬送のフローによる制御は、連続コピー時にも搬送される1枚毎の搬送される用紙に対して行われて、各用紙は転写ずれや画像汚れのない良好な定着画像が得られることとなる。
5A 二次転写手段、転写ローラ
7 中間転写体
8 定着装置
81 加熱ローラ
82 加圧ローラ
M 定着モータ
N ニップ部
P1,P2 ループ検知手段、センサ
P1A,P2A アクチエータ
P1C,P2C フォトセンサ
7 中間転写体
8 定着装置
81 加熱ローラ
82 加圧ローラ
M 定着モータ
N ニップ部
P1,P2 ループ検知手段、センサ
P1A,P2A アクチエータ
P1C,P2C フォトセンサ
Claims (2)
- 像担持体と、該像担持体上にトナー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上に形成したトナー画像を転写材上に転写する転写ローラを用いた転写手段と、前記転写材上に付着したトナー画像の定着を行う定着手段と、制御部とを有した画像形成装置において、
前記定着手段は定着搬送速度を可変とする機能を有し、
前記転写手段からの分離位置と、前記定着手段への挿入位置とを結ぶ線より下方に転写材のループ検出を行うループ検知手段P1、P2が設けられていて、転写手段からの上流側に設けられたループ検知手段P1は、下流側に設けられたループ検知手段P2よりも前記転写手段と定着手段とを結ぶ線より遠くに位置していて、
制御部は、ループ検知手段P2がループ検知したときの定着手段の線速度をV2、ループ検知手段P1がループ検知したときの定着手段の線速度をV1とするとき、V1>V2となるよう速度制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記ループ検知手段P1、P2は何れも揺動可能とするアクチエータと該アクチエータの変位を検知するフォトセンサとよりなり、
前記転写手段と前記定着手段との間には、前記定着手段の挿入位置に向けて傾斜した転写材のガイド板が設けられていて、
前記アクチエータは、前記ガイド板のガイド面より突出した状態に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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