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JP2006048498A - コイン型情報記録媒体 - Google Patents

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智彦 村川
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Abstract

【課題】通信特性のばらつきが小さく、美観が良好で、耐久性に優れたコイン型情報記録媒体を提供する。
【解決手段】所要の外径及び厚さを有する金属リング1と、当該金属リング1の中央開口1a内に埋め込まれた2つの樹脂成形体2,3と、樹脂成形体2,3の間に挟み込まれたアンテナ一体型のICチップ4とからコイン型情報記録媒体を構成する。金属リング1の中央開口1a内には、樹脂成形体2,3の位置決め手段として、金属リング1の内周面より起立された薄肉の突片5を突出する。樹脂成形体2,3は、所定の面を対向にして同心に組み合わせたとき、金属リング1の中央開口1a内に密に収まるように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、アミューズメント施設の代用貨幣(トークン)や電子ロック装置の解錠キーそれに物品管理用のタグなどとして使用されるコイン型情報記録媒体に係り、特に、外観構成部材として金属リングを用いたコイン型情報記録媒体における非接触通信用アンテナ及びICチップの保持手段に関する。
従来より、アミューズメント施設の代用貨幣や電子ロック装置の解錠キーなどとして、金属リングの中央開口内に非接触通信式のIC回路を樹脂封止したものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この金属リングを備えたコイン型情報記録媒体は、外観構成部材が樹脂材料や金属粉末を混入した樹脂材料にて形成されたコイン型情報記録媒体に比べて重量が大きいので、コイン型情報記録媒体を使用する機器内での重量不足による動作不良を回避することができる。
特開2001−148047号公報
しかしながら、従来の金属リングを備えたコイン型情報記録媒体は、金属リングの中央開口内に非接触通信式のIC回路を樹脂封止する構成であるので、金属リングの厚み方向及び径方向に関してIC回路の非接触通信用アンテナを精度良く配置することが困難で、リーダライタに備えられた非接触通信用アンテナにコイン型情報記録媒体を所定の配列で対向させても各コイン型情報記録媒体ごとの通信特性のばらつきが大きいという問題がある。
なお、樹脂封止時にIC回路を何らかの支持部材で支持すれば、金属リングの厚み方向及び径方向に関してIC回路の非接触通信用アンテナをある程度精度良く配置することができるが、このように支持部材を用いると、製品であるコイン型情報記録媒体の樹脂封止部に支持部材或いは支持部材の痕跡が残るので、コイン型情報記録媒体の美観が損なわれたり、IC回路の防水性が不十分になってコイン型情報記録媒体の耐久性が損なわれるという問題を生じる。
本発明は、かかる従来技術の不備を解決するためになされたものであり、その目的は、通信特性のばらつきが小さく、美観が良好で、耐久性に優れたコイン型情報記録媒体を提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、コイン型情報記録媒体を、金属リングと、入出力端子に非接触通信用アンテナが接続されたICチップを少なくとも含む搭載部品と、前記搭載部品を挟み込み、前記金属リングの内部空間内に埋め込まれる2つの樹脂成形体とからなり、前記金属リングに、前記金属リングの厚み方向及び径方向に関して前記2つの樹脂成形体の設定位置を規制するための位置決め手段を備えるという構成にした。
かかる構成によると、金属リングの厚み方向及び径方向に関してICチップの入出力端子に接続された非接触通信用アンテナを所定の位置に高精度に設定することができるので、各コイン型情報記録媒体の通信特性のばらつきを小さくすることができる。また、樹脂成形体は、金属リングの中央開口の形状及び寸法に応じて高精度に製造することができるので、非接触通信用アンテナ及びICチップを樹脂封止する場合に比べて金属リングと樹脂部の一体感を高めることができ、製品であるコイン型情報記録媒体の美観を良好なものにできると共に、防水性の向上による耐久性の改善を図ることができる。
また、本発明は、前記構成のコイン型情報記録媒体において、前記位置決め手段として、前記金属リングよりも薄肉の突片を前記金属リングの内周面から内向きに突出するという構成にした。
かかる構成によると、金属リングの内周面及び突片に樹脂成形体の一部を突き当てるだけで金属リングの厚み方向及び径方向に関して非接触通信用アンテナを所定の位置に高精度に設定することができるので、コイン型情報記録媒体の組立を容易化することができる。また、樹脂成形体を埋め込んだ後は突片を目視できない状態にすることができるので、コイン型情報記録媒体の美観を高めることができる。
また、本発明は、前記構成のコイン型情報記録媒体において、前記突片に、前記金属リングに対する前記2つの樹脂成形体の回転を規制するための回り止め部を形成するという構成にした。
かかる構成によると、金属リングに対する非接触通信用アンテナの回転方向の位置ずれを防止することができるので、通信特性のばらつきをより低減することができる。
また、本発明は、前記構成のコイン型情報記録媒体において、前記ICチップとして、回路形成面上に絶縁層を介して前記非接触通信用アンテナが一体形成されたものを用いるという構成にした。
かかる構成によると、ICチップの製造段階でICチップと非接触通信用アンテナとを一体に形成することができるので、ICチップと非接触通信用アンテナとの接続工程が不要で、コイン型情報記録媒体の組立を容易化することができる。また、コイン型情報記録媒体に外力が作用した場合にも、ICチップと非接触通信用アンテナとの接続部が断線しにくいので、コイン型情報記録媒体の耐久性を高めることができる。
また、本発明は、前記構成のコイン型情報記録媒体において、前記非接触通信用アンテナとして、絶縁基板上に形成され、両端部が前記ICチップの入出力端子に接続されたものを用いるという構成にした。
かかる構成によると、ICチップの回路形成面に非接触通信用アンテナを一体形成する場合に比べて非接触通信用アンテナを大型化できるので、リーダライタとの間の通信距離の拡大及び通信特性の改善を図ることができる。
また、本発明は、前記構成のコイン型情報記録媒体において、前記搭載部品として、前記非接触通信用アンテナ及びリーダライタに備えられた他の非接触通信用アンテナと電磁結合するブースタアンテナを備えるという構成にした。
かかる構成によると、リーダライタに備えられた非接触通信用アンテナとの間の電磁結合を強化することができるので、リーダライタとの間の通信距離の拡大及び通信特性の改善を図ることができる。
また、本発明は、前記構成のコイン型情報記録媒体において、前記2つの樹脂成形体が超音波融着により一体化されているという構成にした。
かかる構成によると、2つの樹脂成形体を接着する場合に比べて金属リングと2つの樹脂形成体との接合を短時間に行うことができ、コイン型情報記録媒体の低コスト化を図ることができる。
本発明のコイン型情報記録媒体は、金属リングと搭載部品を挟み込む2つの樹脂成形体を備えると共に、金属リングに樹脂成形体の位置決め手段を設けるので、金属リングの厚み方向及び径方向に関してICチップの入出力端子に接続された非接触通信用アンテナを所定の位置に高精度に設定することができる。よって、各コイン型情報記録媒体の通信特性のばらつきを小さくすることができ、当該コイン型情報記録媒体を使用するシステムの信頼性を高めることができる。また、高精度に製造可能な樹脂成形体によって搭載部品を挟み込み、かつこの樹脂成形体を金属リングの中央開口内に埋め込むので、非接触通信用アンテナ及びICチップを樹脂封止する場合に比べて金属リングと樹脂部の一体感を高めることができ、製品であるコイン型情報記録媒体の美観を良好なものにできると共に、防水性の向上による耐久性の改善を図ることができる。
まず、本発明に係るコイン型情報記録媒体の第1例を図1乃至図4に基づいて説明する。図1は第1実施形態例に係るコイン型情報記録媒体の平面図、図2は図1のA−A′断面図、図3は第1実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に適用される樹脂成形体の内面図、図4は第1実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に搭載されるICチップの斜視図である。
図1に示すように、本例のコイン型情報記録媒体は、所要の外径及び厚さを有する金属リング1と、当該金属リング1の中央開口1a内に埋め込まれた2つの樹脂成形体2,3と、樹脂成形体2,3の間に挟み込まれたアンテナ一体型のICチップ4とから構成されている。
金属リング1は、例えば真鍮、ステンレス、鉄、ニッケル、鉛、タングステン、アルミニウムなどの金属材料又はこれらの金属材料群から選択される少なくとも1種類の金属材料を含む合金材料をもって、5円硬貨乃至500円硬貨程度のサイズ及び重量に形成される。金属リング1の中央開口1a内には、図1及び図2に示すように、金属リング1の内周面より起立された薄肉の突片5が樹脂成形体2,3の位置決め手段として突出されている。この突片5は、金属リング1の厚み方向の中央部より内向きに突出されており、その内周端は凸部5aと凹部5bとが交互に連接された波形になっている。これら凸部5a及び凹部5bは、樹脂成形体2,3の回り止め手段として機能する。なお、本実施形態例においては、金属リング1の外形及び中央開口1aが円形に形成されているが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、多角形などの任意の形状に形成することができる。
樹脂成形体2,3は、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT樹脂)、ポリフェニレンサルファイト樹脂(PPS樹脂)、ポリカーボネート樹脂(PC樹脂)、ポリアミド樹脂、ポリプロピレン樹脂などをもって同形同大に形成されており、所定の面を対向にして同心に組み合わせたとき、金属リング1の中央開口1a内に密に収まるように構成されている。即ち、各樹脂成形体2,3は、外径が金属リング1の内周面の直径と略等しく形成されており、かつ厚みが金属リング1の厚みの2分の1に形成されている。そして、その内面外周部には、金属リング1の突片5を嵌合するための段部6が形成されており、当該段部6には、図3に示すように、突片5の凸部5aが嵌合される凹部6aと突片5の凹部5b内に嵌合される凸部6bとが交互に形成されている。また、各樹脂成形体2,3の内面中央部には、アンテナ一体型のICチップ4を位置決めして埋設するためのチップ収納部7が凹設されている。かように、本例のコイン型情報記録媒体は、樹脂成形体2,3を金属リング1の中央開口1a内に密に収まるように構成したので、金属リングと樹脂部の一体感を高めることができ、美観を良好なものにできると共に、防水性の向上による耐久性の改善を図ることができる。なお、樹脂成形体2,3を不透明な樹脂材料をもって構成すれば、金属リング1の中央開口1a内に埋め込んだとき、金属リング1に形成された突片5を目視されないようにすることができるので、製品であるコイン型情報記録媒体の美観をさらに良好なものにすることができる。
本例の樹脂成形体2,3は、外径を金属リング1の内周面の直径と略等しくしたので、金属リング1の中央開口1a内に埋め込んだとき、金属リング1の内周面が樹脂成形体2,3の位置決め手段として機能し、金属リング1の径方向に関するICチップ4の設定位置を高精度に規制することができる。また、内面外周部に突片5を嵌合するための段部6を形成したので、金属リング1の中央開口1a内に埋め込んだとき、金属リング1の突片5が樹脂成形体2,3の位置決め手段として機能し、金属リング1の厚み方向に関するICチップ4の設定位置を高精度に規制することができる。さらに、段部6の外周に所要の凹部6aと凸部6bとを形成したので、突片5に形成された凸部5aと凹部5bとが樹脂成形体2,3の回り止め手段として機能し、金属リング1の周方向に関するICチップ4の設定位置を高精度に規制することができる。
アンテナ一体型のICチップ4は、図4に示すように、所要のプロセスを経て作製されたICチップ4の回路形成面上にポリイミド樹脂層などの絶縁層8を介して渦巻き状のコイル9を非接触通信用アンテナとして形成し、ICチップ4の入出力端子4aとコイル9の両端とを絶縁層8に開設されたスルーホールを介して接続してなる。なお、コイル9の形成は、ICチップ4の元になるウエハ段階で再配線技術を応用することにより行われ、ICチップ4の中心O1とコイル9の巻回中心O2とは、厳密に合致される。したがって、アンテナ一体型のICチップ4を樹脂成形体2,3の内面中央部に凹設されたチップ収納部7に位置決めして埋設し、さらに樹脂成形体2,3を金属リング1の中央開口1a内にはめ込んだとき、非接触通信用アンテナであるコイル9の巻回中心が金属リング1の中心に厳密に配置される。かように、本例のコイン型情報記録媒体は、アンテナ一体型のICチップ4を搭載したので、ICチップと非接触通信用アンテナとを別体に形成した場合のようにICチップと非接触通信用アンテナとの接続工程が不要で、コイン型情報記録媒体の組立を容易化することができる。また、コイン型情報記録媒体に外力が作用した場合にも、ICチップと非接触通信用アンテナとの接続部が断線しにくいので、コイン型情報記録媒体の耐久性を高めることができる。
樹脂成形体2,3は、金属リング1の中央開口1a内にはめ込んだ後、超音波融着によって一体化される。したがって、接着により樹脂成形体2,3を接合する場合に比べて金属リング1と樹脂形成体2,3との接合を短時間に効率よく行うことができ、コイン型情報記録媒体の低コスト化を図ることができる。
次に、本発明に係るコイン型情報記録媒体の第2例を図5乃至図7に基づいて説明する。図5は第2実施形態例に係るコイン型情報記録媒体の平面図、図6は図5のB−B′断面図、図7は第2実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に適用される樹脂成形体とICチップとブースタアンテナの分解図である。
本例のコイン型情報記録媒体は、これらの図から明らかなように、樹脂形成体2,3内にアンテナ一体型のICチップ4とブースタアンテナ11とを搭載したことを特徴とする。ブースタアンテナ11は、ICチップ4に一体形成された非接触通信用アンテナ(コイル)9とリーダライタに備えられた図示しない非接触通信用アンテナとの電磁結合を強化するためのアンテナ装置である。
本例のブースタアンテナ11は、図5乃至図7に示すように、ICチップ4よりも大型の絶縁基板11aの表面に渦巻き状のコイル11bを形成してなる。コイル11bは、その巻回中心が絶縁基板11aの中心と厳密に合致され、ICチップ4の平面積よりも大きな面積にわたって形成される。絶縁基板11aとしては、例えばポリイミド樹脂シートなどが用いられる。また、コイル11bは、例えば絶縁基板11aの表面に均一な厚さに形成された銅箔をエッチングすることなどによって形成される。ICチップ4は、コイル9の形成面をブースタアンテナ11側にして設定することもできるし、コイル9の形成面をブースタアンテナ11と反対側にして設定することもできる。
本例の樹脂形成体2,3は、第1実施形態例の場合とは異なり、図6及び図7に示すように、互いに異なる形状に形成される。即ち、一方の樹脂形成体2には、金属リング1の突片5を嵌合するための段部6とアンテナ一体型のICチップ4を位置決めして埋設するためのチップ収納部7とブースタアンテナ11を位置決めして埋設するためのブースタ収納部12とが形成され、他方の樹脂形成体3は、平板状に形成される。なお、チップ収納部7とブースタ収納部12とは、同心に形成される。
その他の部分については、第1実施形態例に係るコイン型情報記録媒体と同じであるので、対応する部分に同一の符号を表示して説明を省略する。
本例のコイン型情報記録媒体は、ブースタアンテナ11を備えたので、ICチップ4に一体形成された非接触通信用アンテナ(コイル)9とリーダライタに備えられた図示しない非接触通信用アンテナとの電磁結合を強化することができ、リーダライタとの間の通信距離の拡大及び通信特性の改善を図ることができる。
次に、本発明に係るコイン型情報記録媒体の第3例を図8及び図9に基づいて説明する。図8は第3実施形態例に係るコイン型情報記録媒体の断面図、図9は第3実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に適用される樹脂成形体とICチップと非接触通信用アンテナの分解図である。
本例のコイン型情報記録媒体は、これらの図から明らかなように、樹脂形成体2,3内に非接触通信用アンテナを備えないICチップ21と、当該ICチップ21の入出力端子に両端部が接続された非接触通信用アンテナ22とを搭載したことを特徴とする。
本例の非接触通信用アンテナ22は、第2実施形態例におけるブースタアンテナ11と同様に、ICチップ21よりも大型の絶縁基板22aの表面に渦巻き状のコイル22bを形成してなる。コイル22bは、その巻回中心が絶縁基板22aの中心と厳密に合致され、ICチップ21の平面積よりも大きな面積にわたって形成される。絶縁基板22aとしては、例えばポリイミド樹脂シートなどが用いられる。また、コイル22bは、例えば絶縁基板22aの表面に均一な厚さに形成された銅箔をエッチングすることなどによって形成される。ICチップ21は、入出力端子の形成面をコイル22b側に向けて非接触通信用アンテナ22に実装される。ICチップ21の入出力端子とコイル22bとは、はんだ等の導電性接合材を介して電気的に接続される。
本例の樹脂形成体2には、金属リング1の突片5を嵌合するための段部6とICチップ21を位置決めして埋設するためのチップ収納部7と非接触通信用アンテナ22を位置決めして埋設するためのアンテナ収納部23とが形成される。なお、チップ収納部7とアンテナ収納部23とは、同心に形成される。
その他の部分については、第2実施形態例に係るコイン型情報記録媒体と同じであるので、対応する部分に同一の符号を表示して説明を省略する。
本例のコイン型情報記録媒体は、非接触通信用アンテナ22として、絶縁基板22a上に形成され、両端部がICチップ21の入出力端子に接続されたICチップ21よりも大型のコイル22bを用いるので、第1実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に比べてリーダライタとの間の通信距離を拡大することができ、かつリーダライタとの間の通信特性の改善を図ることができる。
なお、前記各実施形態例においては、非接触通信用アンテナ9,22及びブースタアンテナ11としてコイルを用いたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、例えばダイポールアンテナやループアンテナなど、平面状に形成可能な任意のアンテナ装置を用いることができる。
第1実施形態例に係るコイン型情報記録媒体の平面図である。 図1のA−A′断面図である。 第1実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に適用される樹脂成形体の内面図である。 第1実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に搭載されるICチップの斜視図である。 第2実施形態例に係るコイン型情報記録媒体の平面図である。 図5のB−B′断面図である。 第2実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に適用される樹脂成形体とICチップとブースタアンテナの分解図である。 第3実施形態例に係るコイン型情報記録媒体の断面図である。 第3実施形態例に係るコイン型情報記録媒体に適用される樹脂成形体とICチップと非接触通信用アンテナの分解図である。
符号の説明
1 金属リング
1a 中央開口
2,3 樹脂成形体
4 アンテナ一体型のICチップ
5 突片(位置決め手段)
5a 凸部(回り止め部)
5b 凹部(回り止め部)
6 段部
6a 凹部
6b 凸部
7 チップ収納部
9 コイル(非接触通信用アンテナ)
11 ブースタアンテナ
12 ブースタ収納部
21 ICチップ
22 非接触通信用アンテナ

Claims (7)

  1. 金属リングと、入出力端子に非接触通信用アンテナが接続されたICチップを少なくとも含む搭載部品と、前記搭載部品を挟み込み、前記金属リングの内部空間内に埋め込まれる2つの樹脂成形体とからなり、前記金属リングに、前記金属リングの厚み方向及び径方向に関して前記2つの樹脂成形体の設定位置を規制するための位置決め手段を備えたことを特徴とするコイン型情報記録媒体。
  2. 前記位置決め手段として、前記金属リングよりも薄肉の突片を前記金属リングの内周面から内向きに突出したことを特徴とする請求項1に記載のコイン型情報記録媒体。
  3. 前記突片に、前記金属リングに対する前記2つの樹脂成形体の回転を規制するための回り止め部を形成したことを特徴とする請求項2に記載のコイン型情報記録媒体。
  4. 前記ICチップとして、回路形成面上に絶縁層を介して前記非接触通信用アンテナが一体形成されたものを用いたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコイン型情報記録媒体。
  5. 前記非接触通信用アンテナとして、絶縁基板上に形成され、両端部が前記ICチップの入出力端子に接続されたものを用いたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコイン型情報記録媒体。
  6. 前記搭載部品として、前記非接触通信用アンテナ及びリーダライタに備えられた他の非接触通信用アンテナと電磁結合するブースタアンテナを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコイン型情報記録媒体。
  7. 前記2つの樹脂成形体が超音波融着により一体化されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコイン型情報記録媒体。
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