[go: up one dir, main page]

JP2006044334A - エンジン駆動二輪車のヒーターシステム - Google Patents

エンジン駆動二輪車のヒーターシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2006044334A
JP2006044334A JP2004225021A JP2004225021A JP2006044334A JP 2006044334 A JP2006044334 A JP 2006044334A JP 2004225021 A JP2004225021 A JP 2004225021A JP 2004225021 A JP2004225021 A JP 2004225021A JP 2006044334 A JP2006044334 A JP 2006044334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
radiator
air
engine
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004225021A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutoshi Serizawa
信利 芹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo R&D Co Ltd
Original Assignee
Tokyo R&D Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo R&D Co Ltd filed Critical Tokyo R&D Co Ltd
Priority to JP2004225021A priority Critical patent/JP2006044334A/ja
Publication of JP2006044334A publication Critical patent/JP2006044334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】
冬季等の気温が低いときにラジエータの通過エアーを搭乗者に当てること等により搭乗環境を向上させる。
【解決手段】
エンジン冷却水放熱用のラジエータ11と、ラジエータからの通過エアーが搭乗者に当たらない位置に設けられた第1のエアー排出口12と、通過エアーが搭乗者に当たる位置に設けられた第2のエアー排出口13と、ラジエータの通過エアーを第1のエアー排出口に導く第1のダクト14およびラジエータの通過エアーを第2のエアー排出口に導く第2のダクト15と、第1のダクトの入口、前記第2のダクトの入口の何れかを塞ぎ、前記ラジエータの通過エアーを、第2のダクト、前記第1のダクトの何れかに導く、通過エアー経路設定用のエアー経路切換板16と、ラジエータとエアー経路切換板との間または第2のダクト内に設けられた電動ファン17と、エアー経路切換板を駆動するエアー経路切換板駆動装置18とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、冬季等の気温が低いときにラジエータの通過エアーを搭乗者に当たるように排出し、夏季等の気温が低くないときにはラジエータの通過エアーを搭乗者に当たらないように排出することで搭乗環境を向上させることができ、または冬季等の気温が低いときに冷却水管の熱をフットレスト部に設けられた放熱プレートの上面から放出することで搭乗者の足裏を暖めることができるるエンジン駆動二輪車のヒーターシステムに関する。
近年、水冷エンジンを搭載したスクータが広く普及するようになっている。この種のスクータでは、図1に示すように、前輪81の後ろ側(ボディ外被82部分)にエンジン冷却水放熱用のラジエータ91が設けられている。
ラジエータ91には、図示しない水冷エンジンからポンプを介して引き出された冷却水管92が取り付けられている。
ラジエータ91の通過エアーAは、ボディ外被82の外側面のエアー排出口93から排出される。
ところで、自動車の場合には、冷却水が保有する熱はラジエータにより通過エアーの熱にエネルギー交換される。この通過エアーの熱エネルギーは、夏季等の気温が高いとき(低くないとき)は再利用することなく外気に排出エアーとして排出される。また、上記通過エアーの熱エネルギーは、冬季等の気温が低いときは、暖房用の熱エネルギー(温風等)に変換することで再利用に供された後、大気に排出される。
しかし、図1に示したスクータでは、冬季、夏季等にかかわらず(気温にかかわらず)、通過エアーAは、直接大気に排出される。
冷却水管の往路を流れる水の温度は、通常、100℃を超える程度に加熱され、また、ラジエータ91の出口での通過エアーの温度は、冬季においても60℃を超えることが少なくない。
このため、たとえば、図1のスクータでは、排出口93はボディ外被82の外側面に設けられているので、夏季等においては、温度が高い通過エアーは搭乗者に当たることはないものの、冬季等においても通過エアーは再利用されることなくそのまま大気に排出されてしまう。
本発明の目的は、冬季等の気温が低いときにラジエータの通過エアーを搭乗者に当たるように排出し、夏季等の気温が低くないときにはラジエータの通過エアーを搭乗者に当たらないように排出することで搭乗環境を向上させることができるエンジン駆動二輪車のヒーターシステムにを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、冬季等の気温が低いときに冷却水管の熱をフットレスト部に設けられた放熱プレートの上面から放出することで搭乗者の足裏を暖めることができるエンジン駆動二輪車のヒーターシステムを提供することにある。
本発明のエンジン駆動二輪車のヒーターシステムは、スクータ、オートバイ等に適用されるもので、エンジン冷却水放熱用のラジエータと、前記ラジエータからの通過エアーが搭乗者に当たらない位置に設けられた第1のエアー排出口および前記通過エアーが前記搭乗者に当たる位置に設けられた第2のエアー排出口と、前記ラジエータの通過エアーを前記第1のエアー排出口に導く第1のダクトおよび前記ラジエータの前記通過エアーを前記第2のエアー排出口に導く第2のダクトと、前記ラジエータの通過エアーを、前記第1のダクト、前記第2のダクトの何れかに導く、通過エアー経路設定用のエアー経路切換板と、前記エアー経路切換板を駆動するエアー経路切換板駆動装置と、を備えたことを特徴とする(以下、「第1発明のヒーターシステム」と言う)。
第1発明のヒーターシステムでは、通常、前記第1のダクトのダクトは、それぞれ複数経路に分岐し、各分岐したダクトは前記第1のエアー排出口を終端として開放され、また、前記第2のダクトも複数経路に分岐し、各分岐したダクトは前記第2のエアー排出口を終端として開放されるように構成される。
また、第1発明のヒーターシステムでは、第2のエアー排出口は、通常、ボディ外被の内側の適宜の複数個所(通過エアーが両ひざ,両すね,両足等に当たる個所)に設けられ、第1のエアー排出口は、従来のエンジン駆動二輪車におけるエアー排出口と同様、ボディ外被の外側面に設けられる。
第1発明において、エアー経路切換板駆動装置は、コンソールの近傍に設けることができ、通常、レバー等の操作手段、ワイヤー,リンク棒等の力伝達手段などにより、エアー経路切換板を駆動できるように構成できる。
第1発明のヒーターシステムでは、前記ラジエータと前記エアー経路切換板との間または前記第2のダクト内に設けられた電動ファンを備えることができる。
電動ファンは、搭乗者のマニュアル操作によりオン・オフするようにできる。また、前記ラジエータの通過エアーが前記第1のダクトを介して第1の排出口から排出されるようにエアー経路切換板が設定されているときには前記電動ファンをオフし、前記ラジエータの通過エアーが前記第2のダクトを介して第2の排出口から排出されるようにエアー経路切換板が設定されているときには前記電動ファンをオンするように構成できる。
本発明のエンジン駆動二輪車のヒーターシステムは、水冷エンジンを搭載したものであって、エンジン冷却水放熱用のラジエータと、フットレスト部に設けられ、前記ラジエータからの熱をその上面から放出する放熱プレートと、前記水冷エンジンと前記ラジエータとの間に設けられた往路と復路とからなる冷却水管であって、前記往路は、前記水冷エンジンから前記放熱プレートを介して前記ラジエータに接続される第1の管路と、前記水冷エンジンから前記放熱プレートを介さずに前記ラジエータに接続される第2の管路とに分岐し、これら分岐した第1の管路と第2の管路とが統合されされて前記ラジエータに接続される冷却水管と、前記冷却水管の分岐点に設けられ、前記水冷エンジンからの冷却水の管路を、前記第1の管路、第2の管路の何れかに切り換える冷却水管路切換え器と、前記冷却水切換え器を操作する操作装置とを備えたことを特徴とする(以下、「第2発明のヒーターシステム」と言う)。
第2発明のヒーターシステムでは、前記冷却水管路切換え器は、前記第1の管路と、前記第2の管路とに流れる冷却水を所定の流量比で分流する多段分流機構を有することができる。
第1発明によれば、冬季等の気温が低いときにラジエータの通過エアーを搭乗者に当て、夏季等の気温が低くないときにはラジエータの通過エアーを搭乗者に当てないことで搭乗環境を向上させることができる。
第2発明によれば、冬季等の気温が低いときに冷却水管の熱をフットレスト部に設けられた放熱プレートの上面から放出することで搭乗者の足裏を暖めることができる。
図2は第1発明のヒーターシステムの一実施形態を示すエンジン駆動二輪車の部分図である。図2において、エンジン駆動二輪車は、スクータ2で示してあり、ヒーターシステム1は、スクータ2のボディ外被22の前輪21側に設けられたラジエータ11と、第1のエアー排出口12および第2のエアー排出口13(131,132)と、第1のダクト14および第2のダクト15(151,152)と、エアー経路切換板16と、電動ファン17とを備えている。
ラジエータ11には、図示しないエンジンからの冷却水を導入するための冷却水管18が接続されている。第1のエアー排出口12は、ラジエータ11から送られてくる高い温度の通過エアーが搭乗者に当たらない位置に設けられ、第1のダクト14は、ラジエータ11の通過エアーAを第1のエアー排出口12に導くように構成されている。
また、第2のエアー排出口13(131,132)は、ラジエータ11から送られてくる高い温度の通過エアーが搭乗者に当たる位置に設けられ、第2のダクト15(151,152)は、ラジエータ11の通過エアーAを第2のエアー排出口13に導くように構成されている。
すなわち、第1のダクト14は、ラジエータ11を始端として2つの経路に分岐し、第1のエアー排出口12で終端し、大気に開放している。また、第2のダクト15は、まずジエータ11を始端として2つの経路に分岐し、さらにそれぞれが2つの経路(第2のダクト151,152)に分岐し、ダクト151はエアー排出口131を終端し、ダクト152はエアー排出口132を終端し、大気に開放される。
エアー経路切換板16は、通過エアー経路設定のために設けられるもので、ラジエータ11の通過エアーAを、第1のダクト14または第2のダクト15(151,152)の何れかに導くことができる。
図2では、電動ファン17は、ラジエータ11とエアー経路切換板16との間に設けられている。
なお、本発明では、第1のエアー排出口12や第2のエアー排出口13の位置や個数は適宜定めることができる。たとえば、図2では第1のエアー排出口12はスクータ2の左側のものを示してあるが、通常は右側にも同様の排出口が設けられる。また、第2のエアー排出口13は、符号131,132で示すものを中央に1つずつ設けたが、第2のエアー排出口131あるいは132を左右の適宜位置にそれぞれ一つずつ設けることもできる。第1および第2のエアー排出口の配置や数に応じて第1のダクト14および第2のダクト15の構成を変更することは言うまでもない。
スクータ2の右側についても同様の第1,第2のエアー排出口および第1,第2のダクトが設けられる。
図3(A)は図2の部分図からラジエータ11および第1のダクト14および第2のダクト15を抜き出して示す外観図であり、図3(B),(C)は、エアー経路切換板16の2つの動作モードを示す説明図である。
上述した図2では、図3(B)のモードでエアー経路切換板16が動作している場合を示しており、エアー経路切換板16は、第2のダクト15の入り口を塞ぐことで、通過エアーAを、第1のダクト14に導いている。
また、図4は、図3(C)のモードでエアー経路切換板16が動作している場合を示しており、エアー経路切換板16は、第1のダクト14の入り口を塞ぐことで、通過エアーAを、第2のダクト15に導いている。
図5〜図8は、エアー経路切換板駆動装置19の説明図である。図5において、エアー経路切換板駆動装置19は、駆動機構部191と、レバー192と、ワイヤ193とを備えており、レバー192を操作することによりワイヤ193に引張力または押し付け力が働き、駆動機構部191がエアー経路切換板16を、第2のダクト15の入り口を塞ぐ側(y1)または第1のダクト14を塞ぐ側(y2)に回動させるように構成されている。
図6は、駆動機構部191の詳細を示す図である。駆動機構部191は、ワイヤ193が挿通されるワイヤガイドWGと、支点Pを中心に回動する駆動子Cと、駆動子Cの一端に回転できるように取り付けられたワイヤ取り付けリングRと、一端Kが通気室10に固定され他端Lが駆動子Cに接続され、当該駆動子Cを付勢するスプリングSPとを備えている。
駆動子Cは、他端(ワイヤ193の先端が取り付けられた端とは反対側の端)がスリットSLを介してエアー経路切換板16に連結されている。図5のレバー192を操作することにより、ワイヤ193に引張力または押し付け力が働き、駆動子Cが支点Pを中心に回動する。これにより、エアー経路切換板16は、図7(A)に示す第2のダクト14の入り口を塞ぐ位置にセットされ、または図7(B)に示す第1のダクト15の入り口を塞ぐ位置にセットされる。
本実施形態では、電動ファン17には自動スイッチを設けることができ、エアー経路切換板16が図7(B)に示した第1のダクト14の入り口を塞ぐ位置にセットされたときはオンし、図7(A)に示す第2のダクト15の入り口を塞ぐ位置にセットされたときはオフするように構成できる。手動スイッチを適宜の個所に設けておき、搭乗者(運転者)が、電動ファン17を駆動できるようにしてもよい。
図8(A),(B)は、電動ファン171が、第2のダクト内に設けられた場合を示している。この場合にも電動ファン171には自動スイッチを設けることができ、図8(B)に示すようにエアー経路切換板16が第1のダクト14の入り口を塞ぐ位置にセットされたときはオンし、図8(A)に示すようにエアー経路切換板16が第2のダクト15の入り口を塞ぐ位置にセットされたときにオフするように電動ファン171の駆動回路を構成できる。この場合にも、手動スイッチを適宜の個所に設けておき、搭乗者(運転者)が、電動ファン171を駆動できるようにしてもよい。
第1発明では、第2のエアー排出口を足元(運転者の靴が置かれる位置)に設けることもできる。
第1発明のヒーターシステムでは、ヒーターシステム1に電動ファン17を設けないようにもできる。また、第2のエアー排出口131,133に、密閉型のシャッタを設けることもできる。
図9は第2発明のヒーターシステムの一実施形態を示すエンジン駆動二輪車の部分図である。図9において、エンジン駆動二輪車は、スクータ4で示してあり、ヒーターシステム5は、ラジエータ50と、放熱プレート51と、冷却水管52と、冷却水管路切換え器53と、操作装置54とを備えている。
放熱プレート51は、後述するように(図11参照)、左右のフットレスト部Fにそれぞれ設けられ、ラジエータ50からの熱をその上面から放出するように構成されている。
冷却水管52は、図示しない水冷エンジンと、ラジエータ50との間に設けられた往路521と復路522とからなる。往路521は、図10のシステム図に示すように、水冷エンジンから放熱プレート51を介してラジエータ50に接続される第1の管路5211と、水冷エンジンから放熱プレート51を介さずにラジエータ50に接続される第2の管路5212とに分岐し、これら分岐した第1の管路5211と第2の管路5212とが統合されてラジエータ50に接続されている。
冷却水管路切換え器53は、往路521の分岐点に設けられ、水冷エンジンからの冷却水の管路を、第1の管路5211、第2の管路5212の何れかに切り換えることができる。冷却水管路切換え器53に代えて、流量調整器(多段分流機構)を用いることもでき、この場合には、放熱プレート51の温度調節ができる。
なお、図9において、第1の管路5211と第2の管路5212との統合点を符号Pで示す。
操作装置54は、レバー,押しボタン等の装置であり、冷却水切換え器53をワイヤー,リンク棒等の力伝達手段などにより、操作(本実施形態では機械的に操作)することができる。
図11(A),(B)は、放熱プレート51が、第1の管路5211を流れる冷却水の熱を受け取り、当該熱をその上面から放出する機構を示す図であり、(A)は片側(左側)の放熱プレート51を斜め上から見た図、(B)は同じく放熱プレート51を斜め下から見た図である。図11(A),(B)において、放熱プレート51は、プレート部511と、管路結合体5121,5122とからなり、これらはアルミニウム、ステンレス鋼等により構成することができる。
管路結合体5121はプレート部511との下面に設けられている。管路結合体5121と5122とは、相対する面に溝が切られており、ネジ等により第1の管路5211を挟持できるように構成されている。
図9〜図11に示した第2発明のヒーターシステム5では、夏季等の気温が高いときには、操作装置54により、第2の管路5212を流れるように冷却水管路切換え器53を操作する。これにより、冷却水の熱は、ラジエータ50を介して、ボディ外被41に設けられたエアー排出口42から放出される。
また、冬季等の気温が低いときには、操作装置54により、第1の管路5212を流れるように冷却水管路切換え器53を操作する。これにより、冷却水の熱は、放熱プレート51のプレート部511の上面から放出される。
なお、冷却水管路切換え器53に、分流機能を設け、複数段の流量の切換えができるように構成できる。たとえば、第1段から第4段に構成した場合に、第1段では、第1の管路の流量:100%、第2の管路の流量:0%、第2段では、第1の管路の流量:70%、第2の管路の流量:30%、第3段では、第1の管路の流量:30%、第2の管路の流量:70%、第4段では、第1の管路の流量:0%、第2の管路の流量:100%のように構成できる。
これにより、放熱プレート51のプレート部511の上面から放出される熱エネルギーを、気温や天候に応じて調節することができる。
第2発明のヒーターシステムの実施形態では、冷却水管路切換え器53を、第1の管路5211と第2の管路5212とのエンジン側(管路の上流側)の分岐点に設けたが、第1の管路5211と第2の管路5212とのラジエータ50側(管路の下流側)の分岐点に設けることができる。
また、第2発明のヒーターシステムの実施形態では、第1の管路5211を直線状とし、これを放熱プレート51のプレート部511の下面に、管路結合体5121と5122とにより取り付けたが、第1の管路5211を直線状をジグザグ形状にしてプレート部511の下面に取り付けることもできる。この場合には、管路結合体5121と5122との溝の形状は第1の管路5211に合致させることは言うまでもない。
なお、図示はしないが、第2発明の構成を第1発明の構成に組み込むことができる。
従来のスクータのエンジン冷却水放熱用のラジエータの動作説明図である。 第1発明のヒーターシステムの一実施形態を示すエンジン駆動二輪車の部分図であり、図3(B)のモードでエアー経路切換板が動作している場合を示す図である。 (A)は図2の部分図からラジエータおよびダクトを抜き出して示す外観図であり、(B),(C)はエアー経路切換板の2つの動作モードを示す説明図である。 第1発明のヒーターシステムの一実施形態を示すエンジン駆動二輪車の部分図であり、図3(C)のモードでエアー経路切換板が動作している場合を示す図である。 エアー経路切換板駆動装置の説明図である。 駆動機構部を詳細に示す説明図である。 (A),(B)は駆動機構部による2つのモードにおける動作状態を示す図である。 (A),(B)は、電動ファンが、第2のダクト内に設けられた場合のエアー経路切換板の動作状態を示す図である。 第2発明のヒーターシステムの一実施形態を示すエンジン駆動二輪車の部分図である。 第2発明のヒーターシステムのシステム図である。 放熱プレートが、第2の管路を流れる冷却水の熱を熱を受け取り、当該熱をその上面から放出する機構を示す図であり、(A)は片側(左側)の放熱プレートを斜め下から見た様子を、(B)は同じく放熱プレートを斜め上から見た様子を示す図である。
符号の説明
1,5 ヒーターシステム
2,4 スクータ
11,50 ラジエータ
12 第1のエアー排出口
13,131,132 第2のエアー排出口
14 第1のダクト
15,151,152 第2のダクト
16 エアー経路切換板
17 電動ファン
18 冷却水管
19 エアー経路切換板駆動装置
22,41 ボディ外被
21 前輪
41 ボディ外被
42 エアー排出口
50 ラジエータ
51 放熱プレート
52 冷却水管
53 冷却水管路切換え器
54 操作装置
191 駆動機構部
192 レバー
193 ワイヤ
511 プレート部
521 往路
522 復路
5121,5122 管路結合体
5211 第1の管路
5212 第2の管路
WG ワイヤガイド
C 駆動子
P 統合点
SP スプリング
SL スリット

Claims (6)

  1. 水冷エンジンを搭載したエンジン駆動二輪車のヒーターシステムであって、
    エンジン冷却水放熱用のラジエータと、
    前記ラジエータからの通過エアーが搭乗者に当たらない位置に設けられた第1のエアー排出口および前記通過エアーが前記搭乗者に当たる位置に設けられた第2のエアー排出口と、
    前記ラジエータの通過エアーを前記第1のエアー排出口に導く第1のダクトおよび前記ラジエータの前記通過エアーを前記第2のエアー排出口に導く第2のダクトと、
    前記第1のダクトの入口、前記第2のダクトの入口の何れかを塞ぎ、前記ラジエータの通過エアーを、前記第2のダクト、前記第1のダクトの何れかに導く、通過エアー経路設定用のエアー経路切換板と、
    前記エアー経路切換板を駆動するエアー経路切換板駆動装置と、
    を備えたことを特徴とするエンジン駆動二輪車のヒーターシステム。
  2. 前記第1のダクトのダクトが複数経路に分岐し、各分岐したダクトは前記第1のエアー排出口で開放され、前記第2のダクトが複数経路に分岐し、各分岐したダクトは前記第2のエアー排出口で開放されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジン駆動二輪車のヒーターシステム。
  3. 前記ラジエータと前記エアー経路切換板との間または前記第2のダクト内に設けられた電動ファンを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン駆動二輪車のヒーターシステム。
  4. 前記電動ファンが前記第2のダクト内に設けられたヒーターシステムであって、
    前記エアー経路切換板駆動装置が前記ラジエータの通過エアーが前記第2のダクトに導かれるように前記エアー経路切換板を駆動したときに、前記電動ファンが駆動されることを特徴とする請求項3に記載のエンジン駆動二輪車のヒーターシステム。
  5. 水冷エンジンを搭載したエンジン駆動二輪車のヒーターシステムであって、
    エンジン冷却水放熱用のラジエータと、
    フットレスト部に設けられ、前記ラジエータからの熱をその上面から放出する放熱プレートと、
    前記水冷エンジンと前記ラジエータとの間に設けられた往路と復路とからなる冷却水管であって、前記往路は、前記水冷エンジンから前記放熱プレートを介して前記ラジエータに接続される第1の管路と、前記水冷エンジンから前記放熱プレートを介さずに前記ラジエータに接続される第2の管路とに分岐し、これら分岐した第1の管路と第2の管路とが統合されされて前記ラジエータに接続される冷却水管と、
    前記冷却水管の分岐点に設けられ、前記水冷エンジンからの冷却水の管路を、前記第1の管路、第2の管路の何れかに切り換える冷却水管路切換え器と、
    前記冷却水切換え器を操作する操作装置とを備えたことを特徴とするエンジン駆動二輪車のヒーターシステム。
  6. 前記冷却水管路切換え器は、前記第1の管路と、前記第2の管路とに流れる冷却水を所定の流量比で分流する多段分流機構を有することを特徴とする請求項5に記載のエンジン駆動二輪車のヒーターシステム。
JP2004225021A 2004-07-30 2004-07-30 エンジン駆動二輪車のヒーターシステム Pending JP2006044334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004225021A JP2006044334A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 エンジン駆動二輪車のヒーターシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004225021A JP2006044334A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 エンジン駆動二輪車のヒーターシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006044334A true JP2006044334A (ja) 2006-02-16

Family

ID=36023409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004225021A Pending JP2006044334A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 エンジン駆動二輪車のヒーターシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006044334A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074201A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Suzuki Motor Corp 燃料電池搭載の小型電動車両
EP1927737A1 (en) * 2006-12-01 2008-06-04 Kwang Yang Motor Co., Ltd. Air-guiding device for a motorcycle
CN107364522A (zh) * 2017-07-21 2017-11-21 浙江钱江摩托股份有限公司 一种摩托车的膝盖供暖机构
CN110985159A (zh) * 2019-12-30 2020-04-10 浙江康和机械科技有限公司 机油冷却器壳体组件及机油冷却器
JPWO2021199616A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07
CN116601073A (zh) * 2020-12-15 2023-08-15 Tvs电机股份有限公司 跨坐式机动车辆

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5885770A (ja) * 1981-11-13 1983-05-23 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のカウリング装置
JPS5997184U (ja) * 1982-12-22 1984-07-02 本田技研工業株式会社 スク−タ−型車輌の車体前部構造
JPS59153673A (ja) * 1983-02-19 1984-09-01 ヤマハ発動機株式会社 スク−タ型車輌のハンドルグリツプ暖房装置
JPS6072384U (ja) * 1983-10-26 1985-05-22 本田技研工業株式会社 スク−タ型自動二輪車
JPS63297179A (ja) * 1987-12-23 1988-12-05 本田技研工業株式会社 スクータ型車両
JPH01233182A (ja) * 1988-11-11 1989-09-18 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のカウリング装置
JPH01297385A (ja) * 1989-02-23 1989-11-30 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のエンジン冷却装置
JP2001106150A (ja) * 1999-10-13 2001-04-17 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両用の温風排出構造

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5885770A (ja) * 1981-11-13 1983-05-23 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のカウリング装置
JPS5997184U (ja) * 1982-12-22 1984-07-02 本田技研工業株式会社 スク−タ−型車輌の車体前部構造
JPS59153673A (ja) * 1983-02-19 1984-09-01 ヤマハ発動機株式会社 スク−タ型車輌のハンドルグリツプ暖房装置
JPS6072384U (ja) * 1983-10-26 1985-05-22 本田技研工業株式会社 スク−タ型自動二輪車
JPS63297179A (ja) * 1987-12-23 1988-12-05 本田技研工業株式会社 スクータ型車両
JPH01233182A (ja) * 1988-11-11 1989-09-18 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のカウリング装置
JPH01297385A (ja) * 1989-02-23 1989-11-30 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のエンジン冷却装置
JP2001106150A (ja) * 1999-10-13 2001-04-17 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両用の温風排出構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074201A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Suzuki Motor Corp 燃料電池搭載の小型電動車両
EP1927737A1 (en) * 2006-12-01 2008-06-04 Kwang Yang Motor Co., Ltd. Air-guiding device for a motorcycle
CN107364522A (zh) * 2017-07-21 2017-11-21 浙江钱江摩托股份有限公司 一种摩托车的膝盖供暖机构
CN110985159A (zh) * 2019-12-30 2020-04-10 浙江康和机械科技有限公司 机油冷却器壳体组件及机油冷却器
JPWO2021199616A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07
JP7431948B2 (ja) 2020-03-31 2024-02-15 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のラジエータ排風構造
CN116601073A (zh) * 2020-12-15 2023-08-15 Tvs电机股份有限公司 跨坐式机动车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62502814A (ja) 機関の冷却装置
JP2002233004A (ja) 車両の冷却装置
CA2667958A1 (en) Air management system for heavy duty truck under-hood heat control
EP1141528A4 (en) IMPROVED COOLING SYSTEM FOR CONSTRUCTION VEHICLE
JP2006044334A (ja) エンジン駆動二輪車のヒーターシステム
JP2011189764A (ja) 車両用空調装置
JP5772652B2 (ja) 車両の冷却装置
KR101542993B1 (ko) 차량의 냉각/열전 발전 시스템
DE102005054295A1 (de) Luftausströmer
JP4525431B2 (ja) 車両用換気装置
CN100445117C (zh) 汽车通风设备和汽车通风方法
JPH1053916A (ja) 通風装置を具備するヘルメット
KR20120023874A (ko) 전기자동차의 냉난방장치
WO2008065420A1 (en) Cooling system for ink curing apparatus
CN214776318U (zh) 一种水冷摩托车暖风装置
JP6343797B2 (ja) 車両のエンジン冷却装置
JP4280576B2 (ja) 車両用空調装置
JP7126752B2 (ja) 車両用空調装置
JP5720982B2 (ja) ダッシュボード冷却システム
JPS60179322A (ja) 自動車用冷暖房装置
JP2005329837A (ja) 車両用空調装置
CN216508781U (zh) 摩托车水箱结构
KR101746232B1 (ko) 차량용 공기조화장치
KR102418658B1 (ko) 차량용 공조장치
JP2017191638A (ja) 車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110111