[go: up one dir, main page]

JP2006041310A - 多数個取り配線基板 - Google Patents

多数個取り配線基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2006041310A
JP2006041310A JP2004221179A JP2004221179A JP2006041310A JP 2006041310 A JP2006041310 A JP 2006041310A JP 2004221179 A JP2004221179 A JP 2004221179A JP 2004221179 A JP2004221179 A JP 2004221179A JP 2006041310 A JP2006041310 A JP 2006041310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
hole
metallized layer
region
boundary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004221179A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuji Takato
竜次 高戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2004221179A priority Critical patent/JP2006041310A/ja
Publication of JP2006041310A publication Critical patent/JP2006041310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】 分割性を向上させるとともに分割時におけるメタライズ層の剥がれを抑制した多数個取り配線基板を提供すること。
【解決手段】 複数の配線基板領域102が縦横に配列形成された母基板101と、母基板101の上面111または下面112の配線基板領域102同士の境界109に形成された分割溝103と、境界109同士が交わる部位に形成された貫通孔104と、貫通孔104の内面に被着されたメタライズ層105とを備えている。メタライズ層105は、貫通孔104の内面の境界109を含む領域が露出されるように被着されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、母基板の中央部に複数の配線基板領域が縦横に配列形成された多数個取り配線基板に関するものである。
半導体素子や水晶振動子等の電子部品が搭載される配線基板は、酸化アルミニウム質焼結体等のセラミックス材料から成り、表面に配線導体が形成された四角平板状の複数のセラミック絶縁層が積層されて成る。この配線基板に電子部品が搭載され、配線導体に電子部品の電極が半田やボンディングワイヤ等を介して電気的に接続されることにより電子装置が形成される。
ここで、この配線基板は、近年の電子装置の小型化に伴いその大きさが数mm角程度の極めて小さなものとなってきており、配線基板の取り扱いの容易化を図り、配線基板の製造効率および電子装置の製造効率を向上させるために、広面積の母基板から多数個の配線基板を同時集約的に得るようにした多数個取り配線基板の形態で製造されている。
この多数個取り配線基板は、複数の配線基板領域が縦横に配列形成されるとともに外周部に枠状の捨て代領域が形成された母基板と、母基板の上面または下面の配線基板領域同士の境界に形成された分割溝と、境界同士が交わる部位に形成された貫通孔とを備えている。
そして、配線基板領域の搭載部に電子部品を搭載するとともに電子部品の電極をボンディングワイヤや半田等の電気的接続手段を介して配線導体に電気的に接続し、配線基板領域の上面に搭載部を塞ぐようにして金属やガラス等から成る蓋体を接合することにより、搭載部の内部に電子部品を気密封止することによって、多数の電子装置が縦横に配列形成される。その後、この多数個取りの状態の電子装置を個々の配線基板領域に分割することにより、複数の電子装置が形成される。なお、配線基板領域への電子部品の搭載は、多数個取り配線基板を個々の配線基板領域に分割した後に行われる場合もある。
ここで、貫通孔の内面にはメタライズ層が形成されており、メタライズ層を介して隣接する配線基板領域の各配線導体が導通されている。これにより、複数の配線基板領域の各配線導体同士が互いに電気的に接続され一括してめっき用の電流が供給される。また、この貫通孔に形成されたメタライズ層は、基板の上下面に経営された配線導体を導通させる機能を有している。
また、分割溝は、複数の配線基板領域を個片化するために、配線基板領域同士の境界に形成されている。このため、貫通孔には、分割溝が横切るようにして形成されている。分割溝は、例えば、母基板となるセラミックスグリーンシートの積層体の上面または下面に金属刃や金型等を押しつけることにより形成される。この分割溝を用いた母基板の分割は、分割溝に沿って母基板に曲げ応力を加え、母基板の分割溝からこれに対向する面にかけて亀裂を入れ、母基板を破断させることにより行なわれる。このような従来の多数個取り配線基板を開示するものとして下記文献がある。
特開2003−249593号公報
しかしながら、従来の多数個取り配線基板において、貫通孔の内面にはメタライズ層が被着されていることから、分割溝に沿って母基板を破断させて分割する際にメタライズ層が分割の妨げとなり、分割後の配線基板(個片化された配線基板)にバリや欠け等が生じてしまう可能性があるという問題があった。
特に、近年の電子装置の小型化に伴って配線基板の小型化が進み、配線基板は、例えば一辺の長さが3mm以下と非常に小さくなってきている。このように配線基板が小型化されると、それに応じて配線基板領域同士の境界に形成される貫通孔の内寸も小さくなり、大きい貫通孔の内面に被着されたメタライズ層に比べて、その表面に被着されるめっき層の厚さが相対的に厚くなってきた。母基板を分割溝に沿って分割する際に、その厚いめっき層が妨げとなり、配線基板のバリや欠けといった問題の発生がさらに顕著となってきた。
また、貫通孔の内寸が小さくなることにより、メタライズ層と貫通孔との接合面積も小さくなり、分割時の亀裂によりメタライズ層が貫通孔の内面から剥がれてしまう可能性がでてきた。特に、母基板の亀裂の終端側(分割溝の反対側)において、メタライズ層が剥がれてしまう可能性が高くなる。
本発明はかかる問題点に鑑み案出されたものであり、その目的は、分割性を向上させるとともに分割時におけるメタライズ層の剥がれを抑制した多数個取り配線基板を提供することにある。
本発明の多数個取り配線基板は、複数の配線基板領域が縦横に配列形成された母基板と、該母基板の上面または下面の前記配線基板領域同士の境界に形成された分割溝と、前記境界同士が交わる部位に形成された貫通孔と、該貫通孔の内面に被着されたメタライズ層とを備えており、前記メタライズ層は、前記貫通孔の前記内面の前記境界を含む領域が露出されるように被着されていることを特徴とするものである。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、前記メタライズ層が、前記貫通孔の前記内面の前記分割溝の底部を含む領域が露出されるように被着されていることを特徴とするものである。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、前記メタライズ層が、前記貫通孔の前記内面の前記下面側の端部または前記上面側の端部を含む領域が露出されるように被着されていることを特徴とするものである。
また、本発明の多数個取り配線基板は、好ましくは、前記メタライズ層が、前記貫通孔の前記内面の全周にわたって被着されていることを特徴とするものである。
本発明の多数個取り配線基板は、メタライズ層が、貫通孔の内面の境界を含む領域が露出されるように被着されていることにより、貫通孔の内面の境界を含む領域においてメタライズ層の強度を低減させることができ、メタライズ層による母基板の分割の妨げを抑制し分割性を向上させることができる。そして、分割性を向上させることにより、配線基板におけるバリや欠け等の発生を抑制することができる。
また、本発明の多数個取り配線基板によれば、好ましくは、メタライズ層が、貫通孔の内面の分割溝の底部を含む領域が露出されるように被着されていることにより、分割溝が形成されている側から亀裂を入れる際に、亀裂を入れるために加える外力を小さなものとすることができ、分割性をさらに向上させることが可能となる。そして、分割性を向上させることにより、配線基板におけるバリや欠け等の発生を抑制することができる。
また、本発明の多数個取り配線基板によれば、好ましくは、メタライズ層が、貫通孔の内面の下面側の端部または上面側の端部を含む領域が露出されるように被着されていることにより、貫通孔の内面の下面側の端部または上面側の端部の強度を低減させることができ、メタライズ層による母基板の分割の妨げを抑制し分割性を向上させることができる。そして、分割性を向上させることにより、配線基板におけるバリや欠け等の発生を抑制することができる。
また、メタライズ層が、貫通孔の内面の下面側の端部または上面側の端部を含む領域が露出されるように被着されていることにより、貫通孔の内面の下面側の端部または上面側の端部(すなわち、分割溝が形成された面とは逆面側の端部)から生じるメタライズ層の剥離を抑制することができる。
また、本発明の多数個取り配線基板によれば、好ましくは、メタライズ層が、貫通孔の内面の全周にわたって被着されていることにより、母基板に縦横に配列形成された配線基板領域において、隣り合う配線基板領域の配線導体同士を貫通孔の内面に形成されたメタライズ層を介して電気的に接続することができ、各配線基板領域に形成された配線導体のめっき処理を効率的に行うことができる。
本発明の多数個取り配線基板について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を用いて本発明の多数個取り配線基板の実施の形態の第1の例について説明する。図1(a)は、本発明の多数個取り配線基板の第1の例の構造を示す平面図である。図1(b)は、図1(a)に示した多数個取り配線基板のX−X’線における断面図である。図1(c)は、図1(b)に示した多数個取り配線基板のY−Y’線における断面図である。
本発明の多数個取り配線基板は、複数の配線基板領域102が縦横に配列形成された母基板101と、母基板の上面または下面に形成された分割溝103と、境界同士が交わる部位に形成された貫通孔104と、貫通孔104の内面に被着されたメタライズ層105とを備えている。
母基板101は、酸化アルミニウム質焼結体(セラミックス),窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,ガラスセラミックス等のセラミックス材料から成り、複数の絶縁層が積層されて成る。母基板101は、中央部に複数の配線基板領域102が縦横に全体として四角形状に配列形成されている。
この母基板101は、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合であれば、酸化アルミニウム等の原料粉末をシート状に成形したセラミックスグリーンシート(以下、グリーンシートという)を複数枚準備するとともに縦横に区画して配線基板領域102および捨て代領域106を設け、次に、このグリーンシートに打ち抜き加工を施した後、積層,焼成することによって形成される。
配線基板領域102は、例えば、一辺の長さが2.0〜20.0mm程度で厚みが0.4〜2.0mm程度の四角形状である。各配線基板領域2の上面111の中央部には、電子部品を収納し搭載するための凹部から成る搭載部107が設けられている。各配線基板領域102には、それぞれ配線導体108が形成されている。
配線導体108は、搭載部107に搭載される電子部品の電極とボンディングワイヤや半田等を介して電気的に接続され、配線基板領域102の側面または下面に導出された導電路として機能する。配線導体108は、タングステン,モリブデン,銅,銀等の金属材料から成る。配線導体108は、例えばタングステンから成る場合であれば、タングステンの金属ペーストを母基板101となるグリーンシートに所定のパターンで印刷しておき、グリーンシートと同時焼成することにより形成される。
配線導体108の表面に、酸化腐食を抑制するとともに半田やボンディングワイヤを接続する際の半田の濡れ性、ボンディングワイヤの接続性等の特性を向上させるために、ニッケルや金等のめっき層(図示せず)が被着されている。配線導体108にめっきを施すには、多数個取り配線基板をニッケル,金等のめっき液中に浸漬し、配線導体108に所定のめっき用電流を供給する。母基板101の対向する一対の辺にはめっき導通用パターン110が、配線導体108に電気的に接続されるように形成されており、めっき用治具(ラック)に設けられた導通用端子(図示せず)をめっき導通用パターン110に接触させるとともに、導通用端子の一対の端部でめっき導通用パターン110を上下から挟み込むことにより、電源から導通用端子とめっき導通用パターン110とを介して配線導体108にめっき用電流が供給される。
捨て代領域106は、母基板101の外周部に枠状に形成されている。捨て代領域106は、多数個取り配線基板の取り扱いを容易とすることや、上述のように、配線導体108にめっき層を被着させる際のめっき層の形成を容易にし、かつ均一で安定したものとすること等のために形成されている。
分割溝103は、配線基板領域102同士の境界109に形成されている。図1に示した本発明の第1の例の多数個取り配線基板において、分割溝103は、母基板101の上面111に形成されている。分割溝103は、母基板101を各配線基板領域102に分割する工程において分割効率を向上させるために形成されているものである。分割溝103を中心として母基板101を撓ませることにより、分割溝103の底部から対向面(図1の例では下面112)にかけて母基板101が破断され分割される。なお、分割溝103は、母基板101の上下両面に形成してもよい。また、分割溝103は、配線基板領域102と捨て代領域106との境界109にも形成されていることが望ましい。この分割溝103は、例えば、母基板101となるグリーンシートの積層体の上面の配線基板領域102の境界に金属刃や金型等を押圧して所定の深さで切り込みを入れることにより形成される。
メタライズ層105は、貫通孔104の内面の境界109を含む領域が露出されるように被着されている。すなわち、図1に示した本発明の第1の例の多数個取り配線基板において、貫通孔104の内面のうち上下方向で配線基板領域102間の境界線と重なる領域にメタライズ層105の非形成領域114が設けられている。この構成により、配線基板領域102同士の境界109に形成された分割溝109に沿って配線基板を分割する際に、貫通孔104の内面に被着されたメタライズ層105の強度を境界109において低減させ、配線基板の分割性を向上させることができる。そして、分割性を向上させることにより、配線基板におけるバリや欠け等の発生を抑制することができる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、メタライズ層105は、貫通孔104の内面の下面側の端部または上面側の端部を含む領域が露出されるように被着されていることが好ましい。図1に示した本発明の第1の例の多数個取り配線基板において、メタライズ層105は、貫通孔104の内面の下面112側の端部を含む領域が露出されるように被着されている。すなわち、貫通孔104の内面の下面112側の端部を含む領域にメタライズ層105の非形成領域114が設けられている。本発明の多数個取り配線基板は、このような構成により、貫通孔の内面の下面側の端部または上面側の端部の強度を低減させることができ、メタライズ層による母基板の分割の妨げを抑制し分割性を向上させることができる。そして、分割性を向上させることにより、配線基板におけるバリや欠け等の発生を抑制することができる。また、メタライズ層が、貫通孔の内面の下面側の端部または上面側の端部を含む領域が露出されるように被着されていることにより、貫通孔の内面の下面側の端部または上面側の端部(すなわち、分割溝が形成された面とは逆面側の端部)から生じるメタライズ層の剥離を抑制することができる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、メタライズ層105は、貫通孔104の内面の全周にわたって被着されていることが好ましい。図1に示した本発明の第1の例の多数個取り配線基板において、メタライズ層105は、第1の領域113において貫通孔104の内面の全周にわたって被着されている。本発明の多数個取り配線基板は、このような構成により、母基板に縦横に配列形成された配線基板領域において、隣り合う配線基板領域の配線導体同士を貫通孔の内面に形成されたメタライズ層を介して電気的に接続することができ、各配線基板領域に形成された配線導体のめっき処理を効率的に行うことができる。
電子部品(図示せず)が、配線基板領域102の搭載部107に搭載されとともに、電子部品の電極が、ボンディングワイヤや半田等の電気的接続手段を介して搭載部102またはその周辺に露出されている配線導体108に電気的に接続される。金属やガラス等から成る蓋体が、配線基板領域102の上面111に搭載部107を塞ぐようにして接合される。または、エポキシ樹脂等から成る樹脂製充填材が、搭載部107内に充填される。このように、搭載部107の内部に電子部品が気密封止されることによって、多数の電子装置が、縦横に配列および形成された多数個取りの状態に形成される。そして、この多数個取りの状態の電子装置が、個々の配線基板領域102毎に分割されることにより、多数個の製品としての電子装置が形成される。なお、配線基板領域102への電子部品の搭載は、多数個取り配線基板を個々の配線基板領域102に分割された後に行われてもよい。
次に、図2を用いて本発明の多数個取り配線基板の実施の形態の第2の例について説明する。図2(a)は、本発明の多数個取り配線基板の第2の例の構造を示す平面図である。図2(b)は、図2(a)に示した多数個取り配線基板のX−X’線における断面図である。図2(c)は、図2(b)に示した多数個取り配線基板のY−Y’線における断面図である。本発明の多数個取り配線基板は、母基板101の上面111および下面112に分割溝103,203が形成されている。
メタライズ層205は、貫通孔104の内面の境界109を含む領域が露出されるように被着されている。すなわち、図2に示した本発明の第2の例の多数個取り配線基板において、貫通孔104の内面のうち上下方向で配線基板領域102間の境界線と重なる領域にメタライズ層205の非形成領域214が設けられている。このような構成により、配線基板領域102同士の境界109に形成された分割溝109に沿って配線基板を分割する際に、貫通孔104の内面に被着されたメタライズ層105の強度を境界109において低減させ、配線基板の分割性を向上させることができる。そして、分割性を向上させることにより、配線基板におけるバリや欠け等の発生を抑制することができる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、メタライズ層105は、貫通孔104の内面の全周にわたって被着されていることが好ましい。図2に示した本発明の第2の例の多数個取り配線基板において、メタライズ層205は、第2の領域213において貫通孔104の内面の全周にわたって被着されている。本発明の多数個取り配線基板は、このような構成により、母基板に縦横に配列形成された配線基板領域において、隣り合う配線基板領域の配線導体同士を貫通孔の内面に形成されたメタライズ層を介して電気的に接続することができ、各配線基板領域に形成された配線導体のめっき処理を効率的に行うことができる。
また、本発明の多数個取り配線基板において、メタライズ層105は、前記貫通孔の前記内面の前記分割溝の底部を含む領域が露出されるように被着されていることが好ましい。図2に示した本発明の第2の例の多数個取り配線基板において、メタライズ層205は、貫通孔104の内面の分割溝203の底部を含む領域が露出されるように被着されている。すなわち、図2に示した本発明の第2の例の多数個取り配線基板において、貫通孔104の内面の分割溝203の底部を含む領域にメタライズ層205の非形成領域214が形成されている。本発明の多数個取り配線基板は、このような構成により、分割溝が形成されている側から亀裂を入れる際に、亀裂を入れるために加える外力を小さなものとすることができ、分割性をさらに向上させることが可能となる。そして、分割性を向上させることにより、配線基板におけるバリや欠け等の発生を抑制することができる。
なお、図1,2に示した例において、貫通孔104は、配線基板領域102の角部に形成されているが、配線基板領域102の角部のみではなく配線基板領域102の各辺にも形成されていてもよい。
(a)は、本発明の多数個取り配線基板の第1の例の構造を示す平面図であり、(b)は、(a)に示した多数個取り配線基板のX−X’線における断面図であり、(c)は、(b)に示した多数個取り配線基板のY−Y’線における断面図である。 (a)は、本発明の多数個取り配線基板の第2の例の構造を示す平面図であり、(b)は、(a)に示した多数個取り配線基板のX−X’線における断面図であり、(c)は、(b)に示した多数個取り配線基板のY−Y’線における断面図である。
符号の説明
101・・・母基板
102・・・配線基板領域
103・・・分割溝
104・・・貫通孔
105・・・メタライズ層
106・・・捨て代領域
107・・・搭載部
108・・・配線導体
109・・・境界
110・・・めっき導通用パターン
111・・・上面
112・・・下面
113・・・第1の領域
114・・・非形成領域

Claims (4)

  1. 複数の配線基板領域が縦横に配列形成された母基板と、該母基板の上面または下面の前記配線基板領域同士の境界に形成された分割溝と、前記境界同士が交わる部位に形成された貫通孔と、該貫通孔の内面に被着されたメタライズ層とを備えており、前記メタライズ層は、前記貫通孔の前記内面の前記境界を含む領域が露出されるように被着されていることを特徴とする多数個取り配線基板。
  2. 前記メタライズ層は、前記貫通孔の前記内面の前記分割溝の底部を含む領域が露出されるように被着されていることを特徴とする請求項1記載の多数個取り配線基板。
  3. 前記メタライズ層は、前記貫通孔の前記内面の前記下面側の端部または前記上面側の端部を含む領域が露出されるように被着されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の多数個取り配線基板。
  4. 前記メタライズ層は、前記貫通孔の前記内面の全周にわたって被着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の多数個取り配線基板。
JP2004221179A 2004-07-29 2004-07-29 多数個取り配線基板 Pending JP2006041310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004221179A JP2006041310A (ja) 2004-07-29 2004-07-29 多数個取り配線基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004221179A JP2006041310A (ja) 2004-07-29 2004-07-29 多数個取り配線基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006041310A true JP2006041310A (ja) 2006-02-09

Family

ID=35905963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004221179A Pending JP2006041310A (ja) 2004-07-29 2004-07-29 多数個取り配線基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006041310A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009010103A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Ngk Spark Plug Co Ltd 多数個取りセラミック基板
JP2009212319A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Ngk Spark Plug Co Ltd 多数個取り配線基板の製造方法
JP2010074118A (ja) * 2008-08-21 2010-04-02 Kyocera Corp 多数個取り配線基板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009010103A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Ngk Spark Plug Co Ltd 多数個取りセラミック基板
JP2009212319A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Ngk Spark Plug Co Ltd 多数個取り配線基板の製造方法
JP2010074118A (ja) * 2008-08-21 2010-04-02 Kyocera Corp 多数個取り配線基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6417056B2 (ja) 電子部品収納用パッケージ、多数個取り配線基板、電子装置および電子モジュール
JP7361132B2 (ja) 電子部品収納用パッケージ、電子装置および電子モジュール
JP5557924B2 (ja) 多数個取り配線基板および配線基板ならびに電子装置
JP3838935B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP2011071368A (ja) 多数個取り配線基板
JP4388410B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP2006041310A (ja) 多数個取り配線基板
JP4272550B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP2010153423A (ja) 多数個取り配線基板および配線基板ならびに電子装置
JP2007043061A (ja) 多数個取り配線基板
JP3842683B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP6258768B2 (ja) 配線基板および電子装置
JP2006066648A (ja) 多数個取り配線基板、電子部品収納用パッケージおよび電子装置
JP2004221514A (ja) 多数個取り配線基板
JP4272560B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP5460002B2 (ja) 多数個取り配線基板および配線基板ならびに電子装置
JP3798992B2 (ja) 多数個取りセラミック配線基板
JP4557786B2 (ja) 多数個取り配線基板
JP2005285866A (ja) 多数個取り配線基板
JP2005285865A (ja) 多数個取り配線基板
JP2004023051A (ja) 多数個取り配線基板
JP2006128297A (ja) 多数個取り配線基板および電子装置
JP6506132B2 (ja) 多数個取り配線基板および配線基板
JP2005340538A (ja) 多数個取り配線基板
JP2005050935A (ja) 多数個取り配線基板