[go: up one dir, main page]

JP2006040412A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006040412A
JP2006040412A JP2004219177A JP2004219177A JP2006040412A JP 2006040412 A JP2006040412 A JP 2006040412A JP 2004219177 A JP2004219177 A JP 2004219177A JP 2004219177 A JP2004219177 A JP 2004219177A JP 2006040412 A JP2006040412 A JP 2006040412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable chassis
optical disk
guide hole
turntable
chassis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2004219177A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Nishide
正彦 西出
Tetsuo Osaki
哲郎 大崎
Hirotoshi Hara
博俊 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orion Electric Co Ltd
Original Assignee
Orion Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orion Electric Co Ltd filed Critical Orion Electric Co Ltd
Priority to JP2004219177A priority Critical patent/JP2006040412A/ja
Priority to US11/187,914 priority patent/US20060026617A1/en
Priority to EP05254698A priority patent/EP1622142A2/en
Publication of JP2006040412A publication Critical patent/JP2006040412A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/051Direct insertion, i.e. without external loading means

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】
光ディスク装置において、ピックアップやターンテーブルなどを搭載する可動シャーシの昇降手段において、データの記録または再生をするときは前記可動シャーシの位置が安定していると共に、且つ前記可動シャーシの昇降手段において小型化と薄型化が実現出来る実用性に優れた光ディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
可動シャーシ20には後側21に設けた支点52により昇降動作を可能とすると共に、前記可動シャーシ20の前面壁22の2箇所に突起23を形成し、これと対向位置に設けた昇降用プレート40に形成した誘導孔41と前記突起23の一方が摺動して前記可動シャーシ20を昇降させると共に、前記誘導孔41の両端を延設した平行部44の片端と、別に設けた係合溝47の2箇所が前記2箇所の突起23と係合して保持することにより可動シャーシ20の位置の安定を図った。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DVDなどの光ディスクの記録再生に用いる光ディスク装置であり、特に光ディスクを安定させた状態で保持することができる光ディスク装置に関する。
従来の光ディスク装置ついては、例えば次のような従来技術が知られている。図9に示すようにディスクトレイ(図示略)の光ディスク挿脱口側を下面側とすると、可動シャーシ20の後側21には図示しないフレームとの間の2箇所に設けた緩衝体取り付け孔24に緩衝体(図示略)を介して支持されており、可動シャーシ20は前記緩衝体を支点として昇降自在に配置されている。また、前記可動シャーシ20の前面壁22には突起23が図10において横方向に2箇所形成されている。更に、前記可動シャーシの前面に対向した位置に前記フレームに設けた昇降用プレート案内部(図示略)にガイドされ横方向に摺動可能に配置された昇降用プレート40があり、図10に示す該昇降用プレート40には誘導孔41が横方向に2箇所形成されている。この2箇所に形成されたおのおのの誘導孔41の両端部には横方向に延設した誘導孔の平行部44が設けてあり、前記可動シャーシ20の前面壁22の2箇所に形成された突起23と摺動可能に係合されている。また、前記昇降用プレート40には図示しない駆動用モータの回転駆動力を直線運動に変換するラック48が配置されている。該昇降用プレート40は前記駆動用モータの回転駆動力をラック48により横方向への往復運動を可能とし、昇降用プレート40に形成された誘導孔41により前記可動シャーシ20の前面側は前記緩衝体を支点として昇降可能な自由端となる。
また、図10は可動シャーシ20の上面高さが前記昇降用プレート40の上面縁と概ね一致しており、図示しないクランパとターンテーブルが光ディスク(図示略)を狭持している状態を示す。この状態では図10に示すよう前記可動シャーシの前面壁22の2箇所に設けた突起23と、前記昇降用プレート40に設けた2箇所の誘導孔41を延設した誘導孔の平行部44の片端45が係合されている。
続いて図11は、前記可動シャーシ20が降下途中にある状態の説明図である。図示しないクランパとターンテーブルに狭持されていた光ディスクはクランパとターンテーブルから離れてディスクトレイ(図示略)の載置面に当接されており、すでに可動シャーシ20の前側が下降し始めており前記昇降用プレート40の前面側が前記図10より下降した位置にある。この状態では前記可動シャーシの前面壁22の2箇所に設けた突起23は、前記昇降用プレート40に設けた2箇所の誘導孔41に摺動しながら移動している。
次に図12について説明する。前記光ディスクを光ディスク装置から取り出すために前記可動シャーシ20は下降を完了している。前記可動シャーシ20の前面壁22に2箇所に設けた突起23は、前記昇降用プレート40に設けた2箇所の誘導孔41を延設した誘導孔の平行部44の右方向にある他端46に移動して係合されている。
また、特許文献1には、図13に示すように、図示しないディスクトレイの上方位置と下方位置とに振り分けて、光ディスク(図示略)を狭持するチャッキング機構の受け部材(ターンテーブル・図示略)とディスク押付け部材(クランパ・図示略)とを配備する。図示しないディスク押付け部材を取付けたドライブシャーシ(可動シャーシ)20の長手方向一端部21を、図示しない機枠(フレーム)に第1緩衝体53を介して取付ける。ドライブシャーシ(可動シャーシ)20の自由端(前面壁)22との対向箇所に配備したカム板(昇降用プレート)40のカム(誘導孔)41に案内されて昇降動作される可動体59に、防振ゴムでなる第2緩衝体54を介してドライブシャーシ(可動シャーシ)20の自由端22を連結する。可動体59を中空筒状の軸体で形成し、ドライブシャーシ(可動シャーシ)20の自由端(前面壁)22に突起した軸体23と可動体59との間に第2緩衝体54を圧入状態で介在させる方法が提案されている。
特開2003−223776号公報
前記従来例によれば、前記昇降用プレートは前記駆動用モータの回転駆動力をラックにより直線運動に変換されて左右方向への往復運動が可能であり、該昇降用プレートの2箇所に形成された誘導孔と前記可動シャーシの前面側に形成した2箇所の突起との摺動により、前記可動シャーシはその後側の2箇所に配置した緩衝体を支点として上下方向に昇降可能な自由端とすることができる。これにより、前記可動シャーシは前記2箇所の突起と誘導孔の摺動部と2箇所の緩衝体の合計4箇所により支持されている。しかし、前記光ディスクの挿脱口側である前面側に配置し、可動シャーシの幅方向に対する傾きを防止して安定性を確保するために設けられた2箇所の突起の間隔は、限られた可動シャーシの幅寸法による幅方向の制約の中で前記誘導孔を2箇所設置したことにより狭く、且つ突起の取り付け位置は可動シャーシの幅中心位置に対して偏りを生ずることは避けられない状況にあり、前記クランパとターンテーブルが光ディスクを保持している状態、即ち可動シャーシが上昇している状態、言い換えれば光ディスクとピックアップが近接している状態は光ディスクの記録面とピックアップから照射されるレーザー光の光軸が常に直交していることが要求されており、ピックアップを支持する可動シャーシが幅方向に傾きを生じ易い、若しくは傾くことは光ディスクとの記録データの授受において問題となる。また、可動シャーシが下降を開始した以降は光ディスクとの距離が離れるため、下降位置にあるときは、可動シャーシに対して位置の安定性は特段要求されないので、実質おのおの2箇所の傾斜溝と突起はあまり意味を持たない。また、逆におのおの2箇所の誘導孔と前記2箇所の突起の摺動によって可動シャーシを昇降させるには昇降用プレートの幅が広く必要であり、周辺に配置する可動シャーシ駆動機構の小型化、ひいてはディスク装置のコンパクト化に妨げとなっている。
また、特許文献1で提案されているディスク装置では、可動シャーシの自由端を傾動させるための可動体を軸体によって形成したので、その可動体の大きさが小型化され、また、可動体を軸体によって形成することにより可動シャーシの自由端の左右両側のスペースをモータの設置スペースなどに活用が可能となる。これによりモータからディスクトレイのラックまでの距離を短くして歯車列の構成の簡素化が可能としているが、ドライブシャーシ(可動シャーシ)の長手方向一端部と機枠(シャーシ)とは緩衝体を介して支持されており、且つ、可動シャーシの自由端側が前記可動シャーシのほぼ中央に位置する緩衝性を備えた可動体と、カム板(昇降用プレート)に設けたカム溝(誘導溝)と摺動自在に係合する機構は1組であることから、該可動シャーシは緩衝性支持体による3点支持の構成といえる。これにより、光ディスクをクランプしている時にディスク装置に対して小さな振動や衝撃を受ける場合では衝撃が吸収される構成となっているが、利用者が意図しない状況で硬質の物体が衝突してしまうといった状況では収容された光ディスクに損傷を与えるような影響が出てしまうことが懸念される。更に、光ディスクをクランプしている時は可動シャーシの前面側である自由端が1箇所で支持されているため可動シャーシの位置安定性が劣るといった問題がある。
本発明は、上記従来技術における問題点を鑑み、光ディスクを狭持するクランパと前記光ディスクを回転駆動するターンテーブル、及び光ディスクにデータを記録または再生するピックアップなどを備えた可動シャーシを、昇降用プレートに設けられた誘導孔と前記可動シャーシに設けた突起との摺動により昇降させる可動シャーシの昇降駆動機構において、前記可動シャーシを昇降させる昇降用プレートに形成した昇降駆動用の溝形状を工夫することにより、安定した光ディスクのクランプ動作を得ると共に、前記昇降用プレートの強度を確保し、光ディスク装置において光ディスクを収納したときは、可動シャーシの姿勢を安定させることによりピックアップの位置精度を高め、更に衝撃に強いディスククランプを得ると共に、昇降用プレートなどの小型化により可動シャーシの昇降駆動機構の小型化と薄型化が実現可能な光ディスク装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る光ディスク装置は、ターンテーブルとクランパにより光ディスクを挟持して固定させ、該固定された光ディスクの記録または再生を行う光ディスク装置において、前記ターンテーブルが設けられると共に該ターンテーブルと共に弧を描きながら昇降される可動シャーシに2箇所の突起を一体的に形成し、前記可動シャーシの取り付けられた前記光ディスク装置のフレームに前記可動シャーシを昇降させる誘導孔の形成された昇降用プレートを設け、前記誘導孔に前記2箇所の突起の内の一方を摺動自在に挿通させ、該一方の突起が前記誘導孔に誘導され前記ターンテーブルを前記可動シャーシと共に上方に可動された際、前記2箇所の突起の内の他方の突起が前記昇降用プレートに形成された係合溝に係合されるように構成したことにより、前記2箇所に形成した突起が前記昇降用プレートの摺動により前記誘導孔に誘導されて前記可動シャーシが上昇位置にあるときは、前記2箇所の突起の一方は前記誘導孔と係合し、前記他方の突起は係合溝に係合することにより、前記フレームに設けたクランパと前記可動シャーシに設けたターンテーブルにより光ディスクを挟持して固定することが出来ることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、可動シャーシの一方の突起が昇降用プレートの誘導孔に挿通された状態で、もう一方である可動シャーシの他方の突起が昇降用プレートの係合溝に係合されるから、例えば、従来の光ディスク装置のように、可動シャーシに設けられた単独の突起のみで可動シャーシを保持するのではなく、一方の突起が誘導孔に挿通された状態で昇降用プレートの係合溝に突起部が係合されるので、ターンテーブルとクランパにより挟持して固定された光ディスクを確実且つ安定させた状態で保持することができ、且つ光ディスクを挟持する際の挟持動作を確実にすることが出来る。
請求項2に係る光ディスク装置は、請求項1の光ディスク装置において、前記誘導孔は、前記昇降用プレートの摺動動作に連動して前記シャーシに形成した一方の突起を上下に誘導する為の傾斜部と、該傾斜部の両端から前記昇降用プレートの摺動方向に延設した平行部により構成したことを特徴とする。
請求項2の構成によれば、前記誘導孔は、前記昇降用プレートの摺動動作に連動して前記シャーシに形成した一方の突起を上下に誘導する為の傾斜部と、該傾斜部の両端から前記昇降用プレートの摺動方向に延設した平行部により構成したことにより、昇降用プレートは静止位置である上昇位置、或いは下降位置において、前記一方の突起を前記延設した平行部に位置させることにより、該平行部の上下の縁部に阻まれて前記突起は上下方向の動きが出来ないため、前記昇降用プレートは静止位置の安定を確保することが出来る。
請求項1に係る光ディスク装置の発明によれば、ターンテーブルとクランパにより光ディスクを挟持して固定させ、該固定された光ディスクの記録または再生を行う光ディスク装置において、前記ターンテーブルが設けられると共に該ターンテーブルと共に弧を描きながら昇降される可動シャーシに2箇所の突起を一体的に形成し、前記可動シャーシの取り付けられた前記光ディスク装置のフレームに前記可動シャーシを昇降させる誘導孔の形成された昇降用プレートを設け、前記誘導孔に前記2箇所の突起の内の一方を摺動自在に挿通させ、該一方の突起が前記誘導孔に誘導され前記ターンテーブルを前記可動シャーシと共に上方に可動された際、前記2箇所の突起の内の他方の突起が前記昇降用プレートに形成された係合溝に係合されるように構成したから、ターンテーブルとクランパにより挟持して固定された光ディスクを確実且つ安定させた状態で保持でき、しかも、光ディスクを挟持する際の挟持動作を確実にすることが出来るので、故障などを軽減し、動作の安定した光ディスク装置を提供することが出来る。
請求項2に係る光ディスク装置の発明によれば、前記昇降用プレートの摺動動作に連動して前記シャーシに形成した一方の突起を上下に誘導する為の傾斜部と、該傾斜部の両端から前記昇降用プレートの摺動方向に延設した平行部により構成したことにより、前記昇降用プレートは静止位置である上昇位置、或いは下降位置において、前記一方の突起を前記延設した平行部に位置させることにより、該平行部の上下の縁部に阻まれて前記突起は上下方向の動きが出来ないため、前記昇降用プレートは静止位置の安定を確保することが出来る。また、前記上昇位置においては、前記2箇所の突起の内の一方は前記延設した平行部と係合され、他方の突起は前記昇降用プレートに形成された係合溝に係合されており、前記2箇所の突起は前記平行部と係合溝の上下の縁部に阻まれて上下方向の動きは抑制され、ターンテーブルとクランパにより挟持して固定された光ディスクを更に確実且つ安定させた状態で保持することが出来る。更に、前記昇降用プレートにおいては前記誘導孔の1箇所と前記平行部の片方を省略した形状となり、孔や溝を大幅に減らすことが出来ることにより撓みを抑え強度を増すことが出来るので、設計段階において可動シャーシの全体に高さを抑えて薄型化を図るとか幅方向を狭くするなど強度の増加分に相当する形状の変更が可能となり設計時における自由度を向上させることが出来るなど、可動シャーシの昇降駆動機構の小型化と薄型化を実現することが可能となると共に、光ディスク装置のコンパクト化にも寄与することが出来る。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図8により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反さない範囲で、実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は本発明における一実施例を示す可動シャーシと昇降用プレートの分解斜視説明図である。
図1に示す光ディスク装置1には、フレーム10上に記録媒体である光ディスク2を光ディスク装置1の内外に挿脱自在に移動し載置するディスクトレイ30がフレーム10の側壁部11に設けられたトレイ案内部13によって図の前後方向に摺動自在に配置されていると共に、前記フレーム10にはターンテーブル62に載置された前記光ディスク2を図の上面側から押さえて該光ディスク2を狭持するクランパ50が設けられている。また、前記フレームの後側に2箇所の緩衝体取り付け孔24が配置され、緩衝体52を介して可動シャーシ20が前記緩衝体52を支点として昇降可能に設けられている。前記可動シャーシ20にはディスク駆動モータ61が配置されており、該ディスク駆動モータ61の駆動軸に配置され、前記回転駆動力を前記光ディスク2に伝達するターンテーブル62が支持されている。更に、前記可動シャーシ20には前記光ディスク2の記録面にレーザー光を照射してデータを記録または再生するピックアップ70が配置されている。これにより、前記可動シャーシ20に配置され前記ターンテーブル62、ピックアップ70などは該可動シャーシ20の昇降に合わせて弧を描きながら昇降動作が可能である。
次に、図1に示す可動シャーシ20の手前方向にある前面壁22と、これに対向して配置された昇降用プレート40ついて説明する。前記フレーム10の前面側には昇降用プレート40を図の左右方向に摺動自在に駆動可能とする昇降用プレート案内部12が備えられると共に、図示しない歯車やピニオンにより前記昇降用プレート40を左右方向に駆動するためのラック48が形成されている。また、前記可動シャーシ20の前面壁22には所定の間隔で略円柱状の突起23が2箇所配置されており、対向して配置された前記昇降用プレート40には誘導孔41と係合溝47が形成され、前記2箇所に配置された突起23と摺動自在に係合している。これにより、前記図示しないピニオンの回転駆動力を前記ラック48により左右方向に移動する前記昇降用プレート40の直線駆動力は前記誘導孔41により前記可動シャーシ20に伝達され、該可動シャーシ20は前記2箇所に配置した緩衝体52を支点として昇降動作をする。
続いて、図2、図3及び図6により、可動シャーシ20と昇降用プレート40の動作について詳細を説明する。
図2は本実施例における可動シャーシと昇降用プレートが配置された平面図である。また、図3は可動シャーシと昇降用プレートが配置された正面図であり、共に可動シャーシが上昇位置にある状態を示している。また、図6は前記上昇位置にある可動シャーシと昇降用プレートを側面から見た図である。図2に示す前記可動シャーシ20の前面壁22には所定の間隔をおいて略円柱状の突起23が形成されており、これを正面から見ると図3に示すように前記昇降用プレート40に形成された誘導孔41にはその両端部に誘導孔の平行部44が延設され、該誘導孔の平行部44の片端45と前記2箇所に形成された前記略円柱状の突起23の一方が係合している。また、前記2箇所に配置された他方の突起23と係合する係合溝47が前記2箇所に配置された突起と同じ間隔で前記昇降用プレート40に形成されている。図2及び図3は前記可動シャーシ20が図6に示すように上昇位置にあり、図1に示す光ディスク2をクランパ50とターンテーブル62により狭持されている状態を示している。これにより、前記可動シャーシ20は昇降用プレート40に形成された誘導孔41の平行部44の片端45と係合溝47の2箇所で前記昇降用プレート40に係合されている。したがって、前記可動シャーシ20は前記2箇所に配置した緩衝体52を合わせた4箇所で支持されていることとなり、該可動シャーシ20の位置の安定性は確保されている。更に、前記昇降用プレート40に形成した係合溝47は、概ね従来技術による誘導孔41とこれに延設した誘導孔の平行部44の他方を省略した形状であり、当該省略した長さ分だけ前記2箇所に形成した突起23の間隔を広げて配置することが出来る。従って、間隔を広げた分だけ前記可動シャーシ20の係合位置の安定性が優れていることとなる。また、図2には前記省略可能な長さ分のいくらかを切り詰めて前記2箇所に形成した突起23と誘導孔41及び係合溝47を少し狭く配置してあるが、従来例よりも前記2箇所に形成した突起23の間隔などは広く確保されており、前記昇降用プレート40の安定性を確保しながら幅方向を短くすることも可能である。
続いて図4及び図7は本発明における可動シャーシ20が下降途中にある状態を示している。前記昇降用プレート40が図の左方向に移動して可動シャーシ20に形成された突起23は前記係合溝47及び前記誘導孔41の平行部44の片端45との係合が解除されている。
図7に示すように前記可動シャーシ20の前面側は少し下降しており、図4に示す該可動シャーシ20に形成された突起23の一方は前記昇降用プレート40に形成された誘導孔41の平行部44の片端45から外れて誘導孔41の縁面を摺動しながら移動していると共に、同じく前記可動シャーシ20に形成された前記突起23の他方は前記昇降用プレート40に形成された係合溝47から外れている。従って前記可動シャーシ20が下降するときは、前記誘導孔41のみで案内されている。また、該可動シャーシ20が下降することにより、図1に示すターンテーブル50とクランパ62で狭持されていた光ディスク2はクランプが解除されディスクトレイ30の載置面に当接されている。
次に図5及び図8は本発明における可動シャーシ20が下降を完了し、図1に示す光ディスク2はディスクトレイ30上に載置され、前記ディスクトレイ30が図1の手前方向に引き出される、或いは引き出されてディスクトレイ30から光ディスク2が取り外されている。または光ディスク2を新たに挿入することが出来る状態を示している。
図5に示す前記昇降用プレート40は図の左側方向に移動して該昇降用プレート40に形成された誘導孔41の平行部44の他端46と可動シャーシ20に形成された突起23の一方とが係合しており、図8のように前記可動シャーシ20の前面側は最下位置に移動している。このときの可動シャーシ20は前記可動シャーシ20の前面壁22に設けられた略円柱状の突起23の一方と前記昇降用プレート40に形成した誘導孔41の平行部44の他端46の1箇所で係合されているが、特段の係合位置精度は要求されていない位置にあり、問題はない。
以上のように前記可動シャーシ20は、前記ディスクトレイ30の光ディスク挿脱口側31に対して後側21に緩衝体52を2箇所設け、該2箇所の緩衝体52を支点としてフレーム10に支持されており、前記ディスクトレイ30の載置された光ディスク2に対して昇降自在な可動シャーシ20が前記緩衝体52を支点として弧を描きながら昇降することを可能としている。また、昇降用プレート40が左右方向の動きをすることにより前記可動シャーシ20に形成した突起23が前記昇降用プレート40に形成した誘導孔41に案内されて前記可動シャーシ20が前記緩衝体52を支点として昇降することで、前記可動シャーシ20に支持されているディスク駆動モータ61やターンテーブル62、ピックアップ70などを前記光ディスク2に接近させる或いは遠ざける動作を行うことが出来る。
また、更に詳細に説明を加えると、可動シャーシ20の前面に形成した前面壁22には光ディスク挿脱口側31の幅方向に所定の間隔25で略円柱状の突起23が2箇所に形成されている。また、前記可動シャーシ20の前面壁22と対向する位置に昇降用プレート40が配置してあり、この昇降用プレート40は前記フレーム10に設けた案内部12により前記可動シャーシ20の前面壁22の幅方向に摺動可能に支持されている。更にこの前記昇降用プレート40には前記可動シャーシ20の前面壁22に形成した前記突起23の一方と摺動自在に係合する誘導孔41を設け、更に該誘導孔41の両端には前記可動シャーシ20の前面壁22の幅方向に平行部44を延設してあり、該延設した誘導孔41の平行部44の片端45と2箇所に形成された前記突起23の一方が係合すると共に、前記突起23の他方の位置に前記前面壁22の幅方向に切り欠いた係合溝47を形成した昇降用プレート40を備えたことにより、光ディスク装置1に光ディスク2を収容し、ターンテーブル62とクランパ50により光ディスク2を狭持している時は前記2箇所に配置した突起23が前記誘導孔41に延設した平行部44の片端45と係合溝47とで係合して前記可動シャーシ20を保持することが出来るので、該可動シャーシ20の位置の安定性は確保することが出来る。また、前記光ディスク2のクランプを解除しターンテーブル62から離脱させる際は、前記略円柱状の突起23の1箇所と前記誘導孔41のみで前記可動シャーシ20の下降を案内すると共に、係合を保持することが出来る。
これら前記可動シャーシ20に形成した2箇所の突起23と、前記昇降用プレート40に形成した誘導孔41と該誘導孔41を延設した平行部44、及び係合溝47の構成は、従来のように誘導孔41とこれを延設した平行部44を2箇所設けた場合と比べると、従来2箇所に配置した誘導孔41とこれを延設した平行部44のうち、一組の誘導孔41とこれを延設した平行部44はそのままの形状で残し、もう一組の誘導孔41と平行部44はその延設した平行部44の片方だけを残して他は省略した形状でもあり、前記省略した誘導孔41部分と片方の平行部44の長さ分だけ短くすることが出来る。言い換えれば、前記省略した長さ分だけ昇降用プレート40の幅は狭くすることが出来るが、これとは逆に、前記省略した長さ分まで昇降用プレート40の幅を広げると共に前記可動シャーシ20に形成した2箇所の突起23の間隔25を広げることができる。これら2箇所の突起23の間隔25を広げることにより可動シャーシ20の幅方向の安定性は大幅に向上させることが出来る。また、昇降用プレート40においては誘導孔41の1箇所と平行部44の片方を省略した形状となり、孔や溝を大幅に減らすことが出来ることにより撓みを抑え強度を増すことが出来るので、設計段階において可動シャーシ20の全体に高さを抑えて薄型化を図るとか幅方向を狭くするなど強度の増加分に相当する形状の変更が可能となり設計時における自由度を向上させることが出来るなど、可動シャーシ20の昇降駆動機構の小型化と薄型化を実現することが可能となると共に、光ディスク装置1のコンパクト化にも寄与することが出来る。
また、これらにより、従来のように可動シャーシ20の幅方向に対する傾きを防止して安定性を確保するために設けられた2箇所の突起23の間隔25は、前記誘導孔41を2箇所設置したことにより狭く、且つ突起23の取り付け位置は可動シャーシ20の幅中心位置に対して偏りを生ずることは避けられず、前記可動シャーシ20が上昇して前記クランパ50とターンテーブル62が光ディスク2を保持している状態、即ち光ディスク2とピックアップ70が近接している状態においては光ディスク2の記録面とピックアップ70から照射されるレーザー光の光軸が常に直交していることが要求されており、ピックアップ70を支持する可動シャーシ20が幅方向に傾きを生じ易い、或いは可動シャーシ20が傾くことにより光ディスク2との記録データの授受に支障をきたすといった問題は回避される。更に、特許文献1で提案されているディスク装置のように、可動シャーシ20のほぼ中央に位置する可動体(突起)と、カム板(昇降用プレート)に設けたカム溝(誘導溝)と係合する機構は1箇所で保持されているに過ぎず、可動シャーシ20の位置安定性が劣るといった問題も回避することが出来る。
以上、本実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、昇降用プレート40に形成する誘導孔41の傾斜方向やこれを延設する誘導孔の平行部44、更に係合溝47の配置は本実施例に限らず、使い易さを配慮して配置する位置や傾きの方向を変更するなど前記実施例に限定されるものではなく、適宜選定すればよい。
本発明の一実施例を示す可動シャーシと昇降用プレートの分解斜視説明図である。 本発明の一実施例を示す可動シャーシと昇降用プレートの平面説明図である。 本発明の一実施例を示す可動シャーシが上昇位置にある状態の正面説明図である。 本発明の一実施例を示す可動シャーシが下降途中にある状態の正面説明図である。 本発明の一実施例を示す可動シャーシが降下状態の正面説明図である。 本発明の一実施例を示す可動シャーシが上昇位置にある状態の側面説明図である。 本発明の一実施例を示す可動シャーシが下降途中にある状態の側面説明図である。 本発明の一実施例を示す可動シャーシが下降状態の側面説明図である。 従来の光ディスク装置における可動シャーシと昇降用プレートの平面説明図である。 従来の光ディスク装置における可動シャーシが上昇位置にある状態の正面説明図である。 従来の光ディスク装置における可動シャーシが下降途中にある状態の正面説明図である。 従来の光ディスク装置における可動シャーシが降下状態の正面説明図である。 従来の光ディスク装置における可動シャーシと昇降用プレートの分解斜視説明図である。
符号の説明
1 光ディスク装置
2 光ディスク
10 フレーム
20 可動シャーシ
21 後側
22 前面壁
23 突起
24 緩衝体取り付け孔
30 ディスクトレイ
31 光ディスク挿脱口側
41 誘導孔
44 誘導孔の平行部
45 誘導孔の平行部の片端
46 誘導孔の平行部の他端
47 係合溝
50 クランパ
52 緩衝体(支点)
61 ディスク駆動モータ
62 ターンテーブル
70 ピックアップ

Claims (2)

  1. ターンテーブルとクランパにより光ディスクを挟持して固定させ、該固定された光ディスクの記録または再生を行う光ディスク装置において、前記ターンテーブルが設けられると共に該ターンテーブルと共に弧を描きながら昇降される可動シャーシに2箇所の突起を一体的に形成し、前記可動シャーシの取り付けられた前記光ディスク装置のフレームに前記可動シャーシを昇降させる誘導孔の形成された昇降用プレートを設け、前記誘導孔に前記2箇所の突起の内の一方を摺動自在に挿通させ、該一方の突起が前記誘導孔に誘導され前記ターンテーブルを前記可動シャーシと共に上方に可動された際、前記2箇所の突起の内の他方の突起が前記昇降用プレートに形成された係合溝に係合されるように構成したことにより、前記2箇所に形成した突起が前記昇降用プレートの摺動により前記誘導孔に誘導されて前記可動シャーシが上昇位置にあるときは、前記2箇所の突起の一方は前記誘導孔と係合し、前記他方の突起は係合溝に係合することにより、前記フレームに設けたクランパと前記可動シャーシに設けたターンテーブルにより光ディスクを挟持して固定することが出来ることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記誘導孔は、前記昇降用プレートの摺動動作に連動して前記シャーシに形成した一方の突起を上下に誘導する為の傾斜部と、該傾斜部の両端から前記昇降用プレートの摺動方向に延設した平行部により構成したことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
JP2004219177A 2004-07-27 2004-07-27 光ディスク装置 Ceased JP2006040412A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004219177A JP2006040412A (ja) 2004-07-27 2004-07-27 光ディスク装置
US11/187,914 US20060026617A1 (en) 2004-07-27 2005-07-25 Optical disk device
EP05254698A EP1622142A2 (en) 2004-07-27 2005-07-27 Optical disk device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004219177A JP2006040412A (ja) 2004-07-27 2004-07-27 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006040412A true JP2006040412A (ja) 2006-02-09

Family

ID=35170196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004219177A Ceased JP2006040412A (ja) 2004-07-27 2004-07-27 光ディスク装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20060026617A1 (ja)
EP (1) EP1622142A2 (ja)
JP (1) JP2006040412A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199632A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Pioneer Electronic Corp ディスク装置
JP2011081863A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Sony Corp ドライブ装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070230106A1 (en) * 2006-03-30 2007-10-04 Inventec Corporation Disk drive fixing device
CN110185979B (zh) * 2019-06-04 2024-09-03 温州市瑞景照明有限公司 一种升降筒射灯
CN114464217B (zh) * 2020-11-09 2024-06-11 英业达科技有限公司 扣合装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3580369B2 (ja) 2002-01-29 2004-10-20 船井電機株式会社 ディスク装置
JP3889666B2 (ja) * 2002-05-16 2007-03-07 パイオニア株式会社 ディスク駆動装置
JP3095682U (ja) * 2003-02-03 2003-08-15 船井電機株式会社 ディスク装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199632A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Pioneer Electronic Corp ディスク装置
JP2011081863A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Sony Corp ドライブ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060026617A1 (en) 2006-02-02
EP1622142A2 (en) 2006-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6704270B2 (en) Disk recording or playback device having mechanism for adjusting tilt of pickup
JP2006040412A (ja) 光ディスク装置
JP2003338099A (ja) ディスク駆動装置
JP4271606B2 (ja) ディスク装置
US20070006242A1 (en) Disk drive equipped with tray
US7707595B2 (en) Disk drive equipped with mechanism for preventing rattling of traverse unit
JP5158329B2 (ja) ディスク装置
JP4294616B2 (ja) スロットイン型ディスク装置
JP2003100004A (ja) トレイを出没可能に具えたディスク記録又は再生装置
JP3822614B2 (ja) ディスク装置
JP2007066430A (ja) ガイドシャフト保持機構及びガイドシャフト保持機構を備えた光ディスクドライブ
JP4196893B2 (ja) ディスク装置
JP4285327B2 (ja) ディスク装置
JP2005216344A (ja) 光ピックアップモジュール用ラック、光ピックアップモジュール及び光ディスク装置
KR100884656B1 (ko) 디스크 드라이브의 디스크 로딩장치
JP5141575B2 (ja) 光ディスク装置
JP3427681B2 (ja) ディスク装置
JP2895992B2 (ja) ディスクプレーヤ
JP2007172787A (ja) ディスク装置
JP4096313B2 (ja) 光ディスク装置
JP5041173B2 (ja) ディスク装置
JP2007234071A (ja) トラバースユニットにおけるシャーシ昇降手段を備えた記録再生装置
JP2006155784A (ja) 光ディスク装置
KR100557527B1 (ko) 대물렌즈의 틸트조정구조 및 이 구조를 포함하는광기록재생장치
JP2010262718A (ja) 光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080617

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20081028