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JP2006025557A - 回転電機 - Google Patents

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JP2006025557A JP2004202544A JP2004202544A JP2006025557A JP 2006025557 A JP2006025557 A JP 2006025557A JP 2004202544 A JP2004202544 A JP 2004202544A JP 2004202544 A JP2004202544 A JP 2004202544A JP 2006025557 A JP2006025557 A JP 2006025557A
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JP2004202544A
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Yoshikatsu Nakamura
美勝 中村
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

【課題】 発電機や電動機等として用いられる回転電機において、固定子の接続部を簡単に絶縁することができるとともに、放電劣化による巻線焼損を防止でき、かつ信頼性の高い回転電機を提供する。
【解決手段】 回転電機の固定子の接続部絶縁を、印加電圧に対して放電しない厚さで、1周より多く、断面が螺旋状に巻回され、多角形に折り曲げられ、または内側に折り重ねられた絶縁紙32が差し込まれた絶縁チューブ31、または熱収縮性を有する絶縁チューブ31aで構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発電機や電動機等として用いられる回転電機に関するものである。
回転電機における固定子コイルの焼損原因のひとつに電圧劣化がある。これは、定格運転時、その部分に生じる電位差がその放電電圧より高い場合、部分放電を常時発生し、電線の絶縁皮膜に放電による劣化、つまり放電劣化が発生、進行する現象で、固定子コイルの短絡、焼損を招く。短絡個所としては、対地間と異相間があり、ともに絶縁を施す必要がある。
ここで、従来技術について説明する。
図6は回転電機の固定子を示す図で、(a)は回転電機の固定子の斜視図、(b)はコイルエンドの斜視図である。
図6(a),(b)において、11は固定子コイル、12は固定子鉄心、13はスロット、14は電線、14cは電線保護用絶縁チューブ、15は口出線、16aはスロットライナ、16bはウェッジ、16はスロット絶縁、17は相間絶縁紙、19は接続部絶縁、20は緊縛ひもである。なお、前記固定子鉄心12の内周部には、内周面に径方向の空隙を介して対向するように、図示しない回転子が配置されている。前記回転子は、前記固定子と回転子を含む外周に配設されたフレームの両側の開口部に取り付けられたブラケットに軸受を介して回転自在に支持された回転軸と、この回転軸に装着された、薄板鋼鈑を積層して形成された回転子鉄心とから構成されている。
ここで、対地間の絶縁としては、固定子コイル11とスロット13の間に必要であり、スロットライナ16aとウェッジ16bが挿入される。
異相間の絶縁としては、ひとつは位相が異なる2つの固定子コイル11(異相の固定子コイル11)の間に必要であり、相間絶縁紙17が挿入される。もうひとつは電線14と電線14、または電線14と口出線15を接続した接続部18と、異相の固定子コイル11や電線14、電線保護用絶縁チューブ14cとの間に必要であり、接続部絶縁19が設けられる。なお、接続部18は、金属製の圧着接続子を用いた機械的圧着やはんだ付け、溶融溶接による化学的接合等により形成される。
図7は、第1の従来技術による接続部絶縁を示す図で、(a)は絶縁テープを巻回途中の斜視図、(b)は絶縁テープを巻回後の斜視図である。これは、接続部18の周囲に絶縁テープ30が所定の厚さになるまで複数回巻回されたものである。作業手順としては、前記接続部18を形成した後、電気絶縁性、耐熱性に優れたポリエステルフィルムテープを複数回巻回し、最終面に、浸透せず常温硬化する酢酸ビニール等の接着剤をへら等で付着させて貼り付ける。または、裏面に耐熱性に優れたウレタンやアクリル樹脂等の接着層が設けられているポリエステルフィルム粘着テープを、同様に巻回する。
図8は、第2の従来技術による接続部絶縁を示す図で、(a)は絶縁チューブを挿入前の斜視図、(b)は絶縁チューブを挿入後の斜視図である。これは、接続部18に、絶縁チューブ31が挿入されたものである。具体的には、電線14に前もって絶縁チューブ31を通しておき、接続部18を形成後、接続部18の位置まで移動させる。絶縁チューブ31としては、電気絶縁用ガラスクロスに、シリコーン樹脂が含浸、加熱硬化されたシリコーンワニスガラスクロス等が用いられる。
図9は、第3の従来技術による接続部絶縁を示す図で、(a)は接続部絶縁紙の平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。図10は、固定子に取り付けた後の外観を示す正面図である(例えば、特許文献1参照)。
ここで、1、2、3は接続部収納部、4は超音波溶着部、5は台座部、6は固定子鉄心、7は主コイル、8は補助コイル、9は口出線である。接続部絶縁紙は、部分的に超音波溶着を行い、超音波溶着部4により、横一列に、袋状の接続部収納部1、2、3を設けたもので、接続部収納部1、2、3の中に各接続部を収納後、台座部5の部分がコイルエンドの中に挿入、固定されたものである。
特開平9−84288号公報(第4頁、図1、図2)
第1の従来技術による接続部絶縁は、接続部18の周囲に、絶縁テープ30が所定の厚さになるまで複数回巻回されたものである。前記絶縁テープ30の巻回において、接続部18の形状が平らではなく、せまい部位において行われるため、乱れた巻き方となる。全周で所定の厚さを確保するため、位置によっては不必要に巻回数が多くなってしまい、それだけ作業時間も長くなる。
第2の従来技術による接続部絶縁は、接続部18に、絶縁チューブ31が挿入されたものである。この場合、接続部18に圧着接続子の端部やはんだ、溶接ビートのバリが突起となり、絶縁チューブ31の内周に切り傷がつくことが懸念される。さらに固定子コイル11のコイルエンドの圧縮整形を行うと、前記突起の前記絶縁チューブ31の内周への浸入深さが深くなり(絶縁厚さの低下)、電界集中も生じることになり、放電しやすくなる。最悪の場合、前記突起により前記絶縁チューブ31が裂けてしまう。よって、このような加工劣化に耐えることのできるかたさと厚さの厚いものを選定する必要がある。
第3の従来技術による接続部絶縁は、部分的に超音波溶着を行い、超音波溶着部4により、横一列に、袋状の接続部収納部1、2、3を設けたもので、接続部収納部1、2、3の中に各接続部を収納後、台座部5の部分がコイルエンドの中に挿入、固定されたものである。この場合、絶縁紙を丸めた状態で超音波溶着ができる冶具と設備が必要であり、加工に時間がかかる。また、接続部収納部1、2、3の大きさや間隔が固定されるため、基本的に同じ製品にしか適用できず、汎用性が悪い。また、接続部収納部1、2、3は片側から収納するため、一方の電線の上に折り返して重ねることになり、接続部絶縁の設置スペースが広めに必要であるという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、時間をかけて不必要に絶縁厚さを厚くしておく必要がなく、加工劣化に強く、超音波溶着という複雑な加工が不要となり、出来上がり寸法による適用機種の制約もなく、省スペースで確実に接続部を絶縁することができる固定子の接続部絶縁構成を有する回転電機を提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、本発明は、回転電機の固定子の接続部絶縁を次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、接続部の絶縁を、印加電圧に対して放電しない厚さで、絶縁紙により構成された絶縁層を有する絶縁チューブで行なうことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は接続部の絶縁を、断面が螺旋状で、1周より多く巻回された絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブで行なうことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、接続部の絶縁を、断面が多角形で、1周より多く内側に折り曲げられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブで行なうことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、接続部の絶縁を、1周より多く内側に折り重ねられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブで行なうことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、接続部の絶縁を、断面が螺旋状に巻回され、多角形に折り曲げられ、または内側に折り重ねられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブで行ない、かつ、その絶縁チューブが絶縁紙よりも長く、熱収縮性を有するものであることを特徴とするものである。
本発明によると、次のような効果がある。
回転電機の固定子の接続部絶縁として、請求項1に記載の発明によると、印加電圧に対して放電しない厚さで、絶縁紙により構成された絶縁層を内周に有する絶縁チューブを挿入したものである。これにより、時間をかけて不必要に絶縁厚さを厚くしておく必要がなく、加工劣化に強く、超音波溶着という複雑な加工を行うことなく、出来上がり寸法による適用機種の制約もなく、省スペースで確実に接続部を絶縁することができる。
請求項2に記載の発明によると、断面が螺旋状で、1周より多く丸められた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブを挿入しているので、請求項1の発明の利点に加え、絶縁チューブ31の内周に、絶縁紙による絶縁層を簡単に設けることができる。
請求項3に記載の発明によると、断面が多角形で、1周より多く内側に折り曲げられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブを挿入しているので、請求項1の発明の利点に加え、絶縁チューブ31の内周に、絶縁紙による絶縁層を簡単に設けることができる。
請求項4に記載の発明によると、1周より多く内側に折り重ねられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブを挿入しているので、請求項1の発明の利点に加え、絶縁チューブ31の内周に、絶縁紙による絶縁層を簡単に設けることができる。
請求項5に記載の発明によると、断面が螺旋状に巻回され、多角形に折り曲げられ、または内側に折り重ねられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブにおいて、その絶縁チューブが絶縁紙よりも長く、熱収縮性を有するので、請求項1の発明の利点に加え、接続部絶縁が作業中にずれることを確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例による接続部絶縁を示す図で、(a)は単体の斜視図、(b)は接続部に挿入後の斜視図である。図1(a),(b)において、絶縁チューブ31の内周に絶縁紙32を差し込み、これを接続部絶縁19とする。前記絶縁紙32は、耐熱性、電気絶縁性、機械的強度等に優れる、全芳香族ポリアミド紙、電気絶縁用ポリエステルフィルムや、電気絶縁用ポリエステルフィルムの両面に全芳香族ポリアミド紙を接着剤で貼り合わせたノーメックスペーパ複合品等が用いられる。前記絶縁紙32により形成される絶縁層の片側の厚さは、印加電圧に対して放電しない厚さよりも厚くする。前記絶縁チューブ31は、電気絶縁用ガラスクロスにシリコーン樹脂が含浸、加熱硬化されたシリコーンワニスガラスチューブやガラスチューブが用いられる。前記絶縁チューブ31の内径は、前記接続部19と絶縁紙32の両側厚さの合計よりも大きいものである。絶縁チューブ31の長さは、前記絶縁層と同じであり、接続部18の他に、電線14の絶縁皮膜剥ぎ部14a、または口出線15の絶縁皮膜剥ぎ部14bを十分に包括するものである。そして、絶縁部の絶縁処理手順としては、製作した接続部絶縁19をあらかじめ一方の電線14に通しておき、電線14と電線14、または電線14と口出線15を接続して接続部18を製作後、前記接続部絶縁19を前記接続部18の位置まで移動させる。
本発明が特許文献1と異なるところは、接続部絶縁において、超音波溶着を行って接続部収納部を設けた絶縁紙を用いるのではなく、印加電圧に対して放電しない厚さで、絶縁紙により構成された絶縁層を有する絶縁チューブを用いている点である。
これにより、超音波溶着という複雑な加工が不要となり、接続部18を確実に絶縁することができる。また、これにより、時間をかけて不必要に絶縁厚さを厚くしておく必要がなく、加工劣化に強く、超音波溶着という複雑な加工を行うことなく、出来上がり寸法による適用機種の制約もなく、省スペースで確実に接続部を絶縁することができる。
図2は、本発明の第2の実施例による接続部絶縁の透視図である。これは、断面が螺旋状で3周ほど巻回された絶縁紙32を、絶縁チューブ31の中に差し込んだものである。接続部絶縁19の製作手順としては、必要な長さに裁断された所定の厚さの絶縁紙32を丸棒等に3周ほど巻き付けて螺旋状に形を作り、必要な長さに裁断された絶縁チューブ31の中に差し込む。または、かなり長い絶縁紙32を螺旋状にして、かなり長い絶縁チューブ31の中に差し込んだ後、必要な長さに裁断して製作する。接続部18の絶縁処理手順としては、製作した接続部絶縁19をあらかじめ一方の電線14に通しておき、接続部18を製作後、前記接続部絶縁19を前記接続部18の位置まで移動させる。ここで、絶縁紙32の巻回数は、どの方向においても切れ目が生じないように1周より多く巻回していれば良い。
これにより、第1の実施例における利点に加え、絶縁チューブ31の内周に、絶縁紙による絶縁層を簡単に設けることができる。
図3は、本発明の第3の実施例による接続部絶縁の透視図である。これは、断面が六角形で3周ほど内側に折り曲げられた絶縁紙32を、絶縁チューブ31の中に差し込んだものである。接続部絶縁19の製作手順としては、所定の厚さの絶縁紙32を、断面が六角形の棒等に3周ほど巻き付けて六角形に形を作り、絶縁チューブ31に差し込んで製作する。接続部18の絶縁処理手順としては、製作した接続部絶縁19をあらかじめ一方の電線14に通しておき、接続部18を製作後、前記接続部絶縁19を前記接続部18の位置まで移動させる。ここで、絶縁紙32の断面形状に制限は無く、四角形や八角形等の多角形でも良い。また、絶縁紙32の巻回数は、どの方向においても切れ目が生じないように1周より多く巻回していれば良い。
これにより、第1の実施例における利点に加え、絶縁チューブ31の内周に、絶縁紙による絶縁層を簡単に設けることができる。
図4は、本発明の第4の実施例による接続部絶縁の透視図である。これは、3周ほど内側に折り曲げられた絶縁紙32を、絶縁チューブ31の中に差し込んだものである。接続部絶縁19の製作手順としては、所定の厚さの絶縁紙32を内側に3周ほど折り曲げ、絶縁チューブ31に差し込んで製作する。接続部18の絶縁処理手順としては、製作した接続部絶縁19の中央にあらかじめ一方の電線14を通しておき、接続部18を製作後、前記接続部絶縁19を前記接続部18の位置まで移動させる。絶縁紙32の巻回数は、どの方向においても切れ目が生じないように1周より多く巻回していれば良い。
これにより、第1の実施例における利点に加え、絶縁チューブ31の内周に、絶縁紙による絶縁層を簡単に設けることができる。
図5は、本発明の第5実施例による接続部絶縁の透視図である。これは、断面が螺旋状に巻回された絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブ31aにおいて、その絶縁チューブ31aが絶縁紙32よりも長く、熱収縮性を有する構成としたものである。接続部絶縁19の製作手順としては、所定の厚さの絶縁紙32を螺旋状に巻き、絶縁チューブ31aに差し込んで製作する。ここで、絶縁紙32は、断面形状が多角形や、内側へ折り曲げられたものでも良い。また、絶縁紙32の巻回数は、どの方向においても切れ目が生じないように1周より多く巻回していれば良い。
接続部18の絶縁処理手順としては、製作した接続部絶縁19の中央にあらかじめ一方の電線14を通しておき、接続部18を製作後、前記接続部絶縁19を前記接続部18の位置まで移動後、ドライヤー等の局部加熱等により熱収縮させて末端を固定させる。
これにより、第1の実施例における利点に加え、接続部絶縁が作業中にずれることを確実に防止することができる。
本発明の第1の実施例による接続部絶縁を示す図で、(a)は単体の斜視図、(b)は接続部に挿入後の斜視図である。 本発明の第2の実施例による接続部絶縁の透視図である。 本発明の第3の実施例による接続部絶縁の透視図である。 本発明の第4の実施例による接続部絶縁の透視図である。 本発明の第5実施例による接続部絶縁の透視図である。 回転電機の固定子を示す図で、(a)は回転電機の固定子の斜視図、(b)はコイルエンドの斜視図である。 第1の従来技術による接続部絶縁を示す図で、(a)は絶縁テープを巻回途中の斜視図、(b)は絶縁テープを巻回後の斜視図である。 第2の従来技術による接続部絶縁を示す図で、(a)は絶縁チューブを挿入前の斜視図、(b)は絶縁チューブを挿入後の斜視図である。 第3の従来技術による接続部絶縁を示す図で、(a)は接続部絶縁紙の平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 第3の従来技術における接続部絶縁を固定子に取り付けた後の外観を示す正面図である。
符号の説明
1、2、3 接続部収納部
4 超音波溶着部
5 台座部
6、12 固定子鉄心
7 主コイル
8 補助コイル
9、15 口出線
11 固定子コイル
13 スロット
14 電線
14a、14b 絶縁皮膜剥ぎ部
14c 電線保護用絶縁チューブ
16a スロットライナ
16b ウェッジ
16 スロット絶縁
17 相間絶縁紙
18 接続部
19 接続部絶縁
20 緊縛ひも
30 絶縁テープ
31,31a 絶縁チューブ
32 絶縁紙
33 圧着接続子

Claims (5)

  1. ブラケットに軸受を介して回転自在に支持された回転軸と、
    薄板鋼板を積層して形成された回転子鉄心と、
    前記回転軸に前記回転子鉄心が装着された回転子と、
    内周面を前記回転子鉄心と径方向の空隙を介して対向させるとともに、複数のティースとスロットを有する薄板鋼板を積層して形成された固定子鉄心と、
    絶縁材料のスロットライナ及びウェッジにより形成され、前記スロット内に装着されたスロット絶縁と、
    電線を、前記スロット内に通し、軸方向の両端部が前記固定子鉄心の両端部から突出するようにして前記ティースに複数回巻回して形成された固定子コイルと、
    絶縁材料から加工される相間絶縁紙と、
    絶縁材料により被覆された口出線と、
    前記固定子コイルの電線と電線及び電線と前記口出線との接続部を絶縁する接続部絶縁と、
    前記固定子鉄心のスロットに前記スロット絶縁と前記固定子コイルを、コイルエンドに相間絶縁紙が装着され、前記接続部に接続部絶縁が施され、樹脂処理された固定子と、
    前記回転子と固定子を含む外周に取り付けられたフレームと、
    前記フレームの両側の開口部に取り付けられたブラケットと、を備え、
    前記接続部絶縁は、印加電圧に対して放電しない厚さで、絶縁紙により構成された絶縁層を有する絶縁チューブであることを特徴とする回転電機。
  2. 前記接続部絶縁は、断面が螺旋状で、1周より多く巻回された絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブであることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 前記接続部絶縁は、断面が多角形で、1周より多く内側に折り曲げられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブであることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  4. 前記接続部絶縁は、1周より多く内側に折り重ねられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブであることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  5. 前記接続部絶縁は、断面が螺旋状に巻回され、断面が多角形に折り曲げられ、または内側に折り重ねられた絶縁紙が差し込まれた絶縁チューブであり、かつ、前記絶縁チューブが絶縁紙よりも長く、熱収縮性を有することを特徴とする請求項1記載の回転電機。
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