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JP2006020021A - 無線通信装置及び電源供給方法 - Google Patents

無線通信装置及び電源供給方法 Download PDF

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JP2006020021A
JP2006020021A JP2004195290A JP2004195290A JP2006020021A JP 2006020021 A JP2006020021 A JP 2006020021A JP 2004195290 A JP2004195290 A JP 2004195290A JP 2004195290 A JP2004195290 A JP 2004195290A JP 2006020021 A JP2006020021 A JP 2006020021A
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JP2004195290A
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Masaaki Yoshino
正哲 吉野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 電源消費の低下と電波受信圏内復帰への迅速性の要求を満たすことができる無線通信装置及び電源供給方法を提供すること。
【解決手段】 受信部106は、無線信号を受信し、圏外判定部108は、無線信号の電波受信圏外であるか否かを判定し、発着信頻度記憶105は、無線信号を発着信する頻度を示す発着信頻度を、任意の時間帯毎に記憶し、時刻管理部102は、現在時刻を管理し、制御部103は、圏外判定部108が電波受信圏外であると判断した場合に、前記現在時刻が含まれる時間帯に対応する発着信頻度に基づいて、受信部106へ電源を供給する時間間隔を制御し、電源部104は、制御部103が制御する時間間隔を用いて、受信部106へ電源を供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信装置及び電源供給方法に関し、特に、消費電力を低減する無線通信装置及び電源供給方法に関する。
従来、無線通信装置及び電源供給方法としては、特許文献1に記載されているものがある。特許文献1では、電波受信圏外へ移行したことを検出し、この電波受信圏外への移行を検出するまでの過去一定時間内の無線信号の受信状況に基づいて、受信部により間欠的に電源を供給する時間間隔を制御することを特徴とする。
特開平10−51833号公報
しかしながら、従来の技術では、電波受信圏外移行前の過去の電波受信環境が良好なため、受信部への電源供給間隔を短くすることで低消費電力化に応えているが、ユーザが無線通信装置を使用する使用頻度が小さい時間帯にもかかわらず無駄な電源が消費されるという問題がある。
また、過去の電波受信環境が劣悪なために、受信部への電源供給間隔を長くすることで電波受信圏内復帰の迅速性に応えているが、ユーザの使用頻度が高いにもかかわらず、電波受信圏内復帰の遅延が起こるという問題がある。さらに、電波受信圏外移行前の電波受信状況の変化により電源供給する時間間隔を制御するだけでは、使用頻度が少ない時間帯に、無駄な電力消費が行われ、利用頻度が高い時間帯には、電波受信圏内復帰が遅れるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、無線通信装置が電波受信圏外に移行した場合に、電波受信圏外の時間帯における、ユーザが無線通信装置を使用する使用頻度に応じて、受信部へ電源を供給する時間間隔を制御することにより、電源消費の低下と電波受信圏内復帰への迅速性の要求を満たすことができる無線通信装置及び電源供給方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置は、無線信号を受信する受信手段と、無線信号の電波受信圏外であるか否かを判定する圏外判定手段と、無線信号を発着信する頻度を示す発着信頻度を、任意の時間帯毎に記憶する発着信頻度記憶手段と、現在時刻を管理する時刻管理手段と、前記圏外判定手段が電波受信圏外であると判断した場合に、前記現在時刻が含まれる時間帯に対応する発着信頻度に基づいて、前記受信手段へ電源を供給する時間間隔を制御する制御手段と、前記制御手段が制御する時間間隔を用いて、前記受信手段へ電源を供給する電源手段とを備える構成を採る。
本発明によれば、無線通信装置が電波受信圏外に移行した場合に、電波受信圏外の時間帯における、ユーザが無線通信装置を使用する使用頻度に応じて、受信部へ電源を供給する時間間隔を制御することにより、電源消費の低下と電波受信圏内復帰への迅速性の要求を満たすことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の概略構成を示すブロック図の一例である。ここでは、無線通信装置の一例として携帯電話100を用いて説明する。
携帯電話100は、無線部101と、時刻管理部102と、制御部103と、電源部104と、発着信頻度記憶部105、アンテナ109とから主に構成される。無線部101は、受信部106と、送信部107と、圏外判定部108とを含む。
無線部101は、アンテナ109を介して無線信号を送受信する。受信部106は、無線信号を受信し、送信部107は、無線信号を送信する。圏外判定部108は、携帯電話100が無線信号を受信可能な電波受信圏内に存在するか、無線信号を受信できない電波受信圏外に存在するかを判断する。一般的に、電波受信圏内か圏外かは、同期信号によって同期がとれなかった場合に電波受信圏内/圏外を判定することになる。
時刻管理部102は、時刻要素を管理し、出力する。時刻要素は、現在時刻を含む。また、時刻要素は、現在時刻に加え、曜日を含む場合、曜日のみの場合もあり得る。
発着信頻度記憶部105は、所定の時間帯における携帯電話100の使用頻度(発着信の回数)を数値化し、発着信頻度として、所定の時間帯ごとに対応づけて記憶する記憶領域である。
電源部104は、受信部106、送信部107へ電源を供給する。
制御部103は、圏外判定部108が電波受信圏外であると判定した場合、現在時刻と、発着信頻度記憶部105に記憶された発着信頻度とに基づいて、電源部104が受信部106へ供給する電源を制御する。なお、電源制御の具体的な動作例については、後述する。
次いで、上記構成を有する無線通信装置の動作について、携帯電話100を一例として、図2及び図3を用いて説明する。
図2は、電波受信圏外に移行した場合の電源制御の動作フローチャート図の一例を示したものであり、図3は、発着信頻度テーブルの構成例を示した図である。
発着信頻度テーブルは、発着信頻度記憶部105へ記憶されるテーブルの一例である。図3に示した発着信頻度テーブルは、発着信頻度(Frequency)を1,2,3の三種類の使用頻度に区分し、0時から24時の時間帯に対応する発着信頻度を示している。
まず、圏外判定部108が電波受信圏外に移行したと判定した場合、制御部103は時刻管理部102から現在時刻を読み出す(取得する)(S101)。続いて制御部103は、読み出した現在時刻を用いて発着信頻度テーブルを検索し、現在時刻に対応する時間帯(現在時刻が含まれる時間帯)の発着信頻度を発着信頻度テーブルから読み出す(S102)。制御部103は、読み出された発着信頻度を用いて、電源部104が受信部106へ供給する時間間隔(電源供給時間間隔)を設定する。この実施の形態では、発着信頻度が1の場合(S103)、時間間隔Tに設定する(S104)。発着信頻度が1ではなく2の場合(S105)、時間間隔をTに設定する(S106)。発着信頻度が1でも2でもない場合、時間間隔をTに設定する(S107)。発着信頻度が多い発着信頻度3ほど、時間間隔も短い時間間隔Tに設定する。電源部104は、設定された時間間隔で受信部106へ供給する電源を制御する。
なお、ここでは発着信頻度が1,2,3及び、時間間隔がT、T、T(この実施の形態では、T<T<T)の3種類のパターンを示したが、本発明はこれに限ったものではなく、さらに細かい種類の発着信頻度、時間間隔を設定してもよい。
また、実施の形態1では、発着信頻度を時間帯毎に対応づける場合を一例として説明したが、一日の時間帯毎に対応する発着信頻度に限られるわけではない。発着信頻度記憶部105は、曜日別に構成され、曜日と現在時刻とによって発着信頻度が対応づけられる場合であってもよい。さらに、一日の時間帯に関係なく、曜日毎にそれぞれ発着信頻度が設定されている場合であってもよい。
このように、本実施の形態によれば、電波受信圏外移行時に、ユーザの発着信頻度に基づいて、電波受信圏外時の受信部106への電源供給間隔を制御し、使用頻度が低い時に電源供給間隔を大きくすることで、電源消費をより低減することができるとともに、使用頻度が高い時の電源供給間隔を小さくすることで電波受信圏内復帰を迅速に行うことができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る携帯電話200の概略構成ブロック図の一例を示すものである。本実施の形態においても、無線通信装置の一例として携帯電話200を用いて説明する。本実施の形態は、無線部101の発着信履歴から携帯無線装置の発着信頻度記憶部105へユーザの使用頻度を登録する点が、実施の形態1とは相違している。
携帯電話200は図1の携帯電話100に加え、発着信履歴記憶部201と、発着信カウンタ203と、発着信頻度判定部204とを備えている。また、図4の携帯電話200においては、アンテナ109を介して送受信される無線信号は、時刻管理部202へ入力される。さらに、時刻管理部202は、実施の形態1の携帯電話100の時刻管理部102とは異なる機能を有する。
発着信履歴記憶部201は、発着信カウンタ203がカウントする発着信の回数(発着信回数)を記憶する記憶領域である。
発着信カウンタ203は、発着信の回数をカウントするカウンタである。発着信カウンタ203は、時刻管理部202からの指示に基づいて、カウントアップする。また、時刻管理部202は、携帯電話200が発着信したことを無線信号の入力によって検出する。
発着信頻度判定部204は、所定の閾値を用いて、発着信回数を判定し、発着信頻度と対応づける。ここでは、実施の形態1と同様に、発着信頻度は、1,2,3の三つの数値を用いて説明する。
時刻管理部202は、実施の形態1で説明した機能に加え、次のような機能を有する。時刻管理部202は、前記無線信号の入力によって、携帯電話200が発着信を行ったことを検出し、発着信カウンタ203へ通知する。また、時刻管理部202は、発着信頻度判定部204を起動するタイミングを管理する。具体的には、時刻管理部202は、時間帯の区切りを検出するスケジューラの機能を保持し、時間帯の区切りを検出した場合に、発着信頻度判定部204を起動する。
なお、図4において図1と同一符号を付けたものは、同一名称であり、同様の機能を有するため説明を省略する。
次いで、本実施の形態に係る携帯電話200の動作について、図5,図6,図7を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係る発着信履歴記憶の動作フローチャート図の一例を、図6は、時間毎の発着信回数から発着信頻度を判定する動作フローチャート図の一例を、図7は、発着信頻度テーブルの一例を示す図である。図7に示した発着信頻度テーブルは、0時から24時までを一時間毎の時間帯に区切り、それぞれの時間帯の発着信回数と発着信頻度とを記憶する。例えば、時間帯10は、10時からの一時間の時間帯を示している。
以下は、実施の形態1と異なる動作について説明する。
まず、発着信履歴記憶の動作について図5を用いて説明する。
発着信履歴記憶の動作は、発着信が検出されるまでは、待ち状態にあり、発着信が検出されることによって開始する。発着信の検出は、時刻管理部202へ入力される信号によって、検出される。受信部106への着信信号または、送信部107への送信信号が入力された場合(S201)、時刻管理部202は、現在時刻を読み出し(S202)、発着信カウンタ203で時間毎の発着信回数をカウントさせ(S203)、カウントした発着信回数を発着信履歴記憶部201へ記憶する(S204)。次に、発着信が検出されるまで、発着信履歴記憶の動作は、待ち状態となる。
次に、発着信頻度を判定する動作について図6、図7を用いて説明する。
時刻管理部202は、発着信頻度テーブルに記憶する時間間隔の時間が経過したことを検出すると、発着信頻度判定部204へ発着信頻度の判定を実行させる。このとき、時刻管理部202は、判定を実行する時間帯を発着信頻度判定部204へ通知する。発着信頻度判定部204は、発着信履歴記憶部201に記憶されている発着信回数を読み出し(S211)、読み出した時間帯あたりの発着信回数がNより大きい場合(S212)、発着信頻度1に設定する(S213)。また、時間帯あたりの発着信回数がN以下でNより大きい場合は(S214)、発着信頻度2に設定する(S215)。時間帯あたりの発着信回数がN以下の場合は、発着信頻度3に設定する(S216)。
発着信頻度判定部204は、時刻管理部202から通知された時間帯と前記判定した使用頻度とを対応づけて発着信頻度テーブルへ登録する。具体的には、発着信頻度判定部204で判定された発着信頻度は、図7の発着信頻度テーブルのように記憶される。電波受信圏外移行時に、制御部103は、発着信頻度テーブルに記憶された発着信頻度に基づいて、電源供給時間間隔を図2に示したフローチャート図のように制御する。
なお、ここでは、一例として、一定時間当たりの発着信回数に基づいて発着信頻度を判定する発着信頻度テーブルが1つある例を示したが、本発明はこれに限ったものではなく、曜日毎など、数パターン用意することで、いくつかのライフサイクルに応じて発着信頻度を登録してもよい。
また、発着信履歴記憶部201は、少なくとも、一つの時間帯の発着信回数を保持するする。また、発着信履歴記憶部201は、発着信回数と時間帯とを保持する構成であってもよく、時間帯毎に、時間帯と発着信回数とを対応づけて保持する構成であってもよい。
また、この実施の形態では、時刻管理部202がスケジューラの機能を備える場合を説明したが、時刻管理部202とは別に、タイマを備え、タイマがスケジューラの機能を実現する構成であってもよい。
このように、本実施の形態によれば、時間帯毎の発着信の回数は、時間帯毎(あるいは、曜日毎)の発着信の回数などの発着信履歴を利用して発着信頻度を利用することができる。作成された発着信頻度テーブルによるユーザの発着信頻度及び時間帯から、無線通信装置が電波受信圏外へ移行した場合の受信部への電源供給間隔を制御し、使用頻度が低い時に電源供給間隔を大きくすることで、電源消費をより低減することができるとともに、使用頻度が高い時の電源供給間隔を小さくすることで電波受信圏内復帰を迅速に行うことができる。さらに、発着信頻度テーブルをライフサイクルに応じた時刻要素(所定の時間、曜日毎等)を用いて作成することによって電源供給のきめ細やかな制御が可能となる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る携帯電話300の概略構成ブロック図の一例を示すものである。
本実施の形態においても、無線通信装置の一例として携帯電話300を用いて説明する。本実施の形態は、無線通信装置が有する発着信頻度記憶部へ発着信頻度を登録する場合に、ユーザからの登録を受けつける点が実施の形態1あるいは実施の形態2とは相違している。
図8は、本実施の形態に係る携帯電話300の概略構成ブロック図の一例を示す。携帯電話300は図1の携帯電話100に加え、入力部301と、発着信頻度格納部302とを備えている。
入力部301は、ユーザから発着信頻度の値の入力を受けつけ、入力された発着信頻度を発着信頻度テーブルへ格納する。
発着信頻度格納部302は、入力部301が受けつけた発着信頻度と時間帯とを対応つけて発着信頻度記憶部105へ格納する。
なお、図8において図1と同一符号を付けたものは、同一名称、同様の機能を有するため説明を省略する。また、発着信頻度テーブルは、図7に示した構成のテーブルを一例として用いて説明する。発着信回数の欄は使用しない。
次いで、携帯電話300の動作について、図9を用いて説明する。
図9は、本実施の形態に係わる発着信頻度記憶の動作フローチャート図の一例を示す。以下は、実施の形態1と異なるフローについてのみ説明する。
入力部301は、ユーザが発着信頻度を入力する画面を提供し、入力機器(例えば、キーボード、マウス等)を介してユーザが入力を開始するのを待ち受ける(S301)。
入力部301が提供する画面は、一定時間間隔を特定する時間帯を入力する領域と、使用頻度を入力する領域とを含む。時間帯、使用頻度は、複数の選択肢を表示し、それぞれ一つの選択肢を選択する形式であっても良い。ここでは、使用頻度は、よく使う、たまに使う、その他の三つのいずれかがユーザによって選択された場合を一例として説明する。
入力部301は、ユーザが入力したことを検出すると(S301)、ユーザから入力された時間帯、使用頻度のデータを取得する(S302)。
次に、発着信頻度格納部302は、入力部301が取得した時間帯、使用頻度のデータに基づいて、一定時間間隔毎の使用頻度に基づいて、発着信頻度を判定し、判定した発着信頻度を発着信頻度記憶部105に含まれる発着信頻度テーブルへ格納する(S303〜S307)。
発着信頻度格納部302は、一定時間間隔毎の使用頻度により、よく使う時間帯の場合は(S303)、発着信頻度3に設定する(S304)。よく使う時間帯ではなく、たまに使う時間帯の場合は(S305)、発着信頻度2に設定する(S306)。よく使う時間帯ではなく、たまに使う時間帯でもない場合は、発着信頻度1に設定する(S307)。携帯電話300が電波受信圏外へ移行した場合に、発着信頻度格納部302によってデータが格納された発着信頻度テーブルから、制御部103への電源供給時間間隔を図2のフローチャート図のように制御する。
なお、ここでは、使用時間帯及び頻度を登録する例を挙げたが、本発明はこれに限ったものではなく、旅行、学校、仕事など、ライフスタイルに応じて使用頻度を登録してもよい。
このように、本実施の形態によれば、ユーザが主に使う時間帯を指定し、ユーザからの指定に基づいて登録した発着信頻度に応じて、電源供給時間間隔を制御することで、ユーザが使用頻度を低いと登録した時間帯の電源消費をより低減することができるとともに、使用頻度が高いと登録した時間帯の電波受信圏内復帰を迅速に行うことができる。
(実施の形態4)
図10は、本発明の実施の形態4に係わる無線通信装置の概略構成ブロック図の一例を示す。本実施の形態においても、無線通信装置の一例として、携帯電話400を用いて説明する。本実施の形態は、携帯電話400の位置情報と発着信頻度テーブルに保持する発着信頻度とを用いて、電源部の電源を供給する時間間隔を制御する点が実施の形態1とは相違する。
携帯電話400は、図1の携帯電話100に加え、位置情報取得部402、タイマ403を備え、さらに、制御部401は、携帯電話100の制御部103とは異なる機能を有する。
制御部401は、位置情報と発着信頻度テーブルとを用いて電源供給制御を行う。その他の機能については、携帯電話100の制御部103と同様の機能を有する。
位置情報取得部402は、位置情報を測位する装置から位置情報を取得し、取得した位置情報を予め決められた種別に分類して現在地を設定し、設定した現在地を記憶する。ここでは、現在地として、都市部、郊外、その他の三種類に分類する場合を説明する。前記三種類は、位置情報(緯度、経度)から分類する。位置情報取得部402は、前記三種類のそれぞれ該当する位置情報の境界情報を保持し、前記境界情報に基づいて、現在地を分類する。境界情報は、都市部、郊外、その他それぞれの境界となる位置を示すものである。図10では、位置情報を測位する装置の一例として、GPS(Global Positioning System)1000を示している。
タイマ403は、一定時間を計測し、一定時間が経過した場合に、位置情報取得部402へ処理開始を指示する。
なお、図10において図1と同一符号を付けたものは、同一名称、同様の機能を有するため説明を省略する。
次いで、本実施の形態に係る携帯電話400の動作について、図11,図12を用いて説明する。
図11は、本実施の形態に係る現在地登録する動作フローチャート図の一例を、図12は、電波受信圏外へ移行した場合の電源供給制御の動作フローチャート図の一例を示したものである。以下は、実施の形態1と異なる動作について説明する。
まず、位置情報を登録する動作について説明する。
タイマ403は、時刻管理部102から時刻の通知を受けて一定時間計測する(S401)。タイマ403によって一定時間が経過したと判定された場合(S402)、位置情報取得部402へ処理の開始を指示する。位置情報取得部402は、GPS1000が測位する位置情報を取得し(S403)、取得した位置情報を前記境界情報を用いて分類する(S404〜S409)。位置情報が都市部に含まれる場合は(S404)、現在地を都市部に設定する(S405)。位置情報が都市部でなく郊外に含まれる場合は(S406)、現在地を郊外に設定する(S407)。位置情報が都市部にも郊外にも含まれない場合は、現在地をその他(海上、海外など)に設定する(S408)。位置情報取得部402は、設定した現在地を登録する(S409)。
次に、電源供給制御の動作について説明する。
制御部401は、電波受信圏外へ移行したことを検出すると、電源を供給する電源供給時間間隔を決定する。具体的には、実施の形態1と同様に図3に一例として示した発着信頻度テーブルが保持する発着信頻度に基づいて、時間間隔T、T、Tのいずれかを決定する(S451)。その際の動作は、図2の電源制御動作フローチャート図に従う。
次に、位置情報取得部402から現在地を読み出し(S452)、現在地と発着信頻度記憶部に記憶された発着信頻度に基づいて受信部106への電源を供給する時間間隔を設定する。ここでは、制御部401は、時間間隔に対して、α<β<γの係数を用いる場合を一例として説明する。
現在地が都市部の場合は(S453)、受信部への電源供給時間間隔を、設定した時間間隔×αに設定する(S454)。現在地が都市部でなく郊外の場合は(S455)、受信部への電源供給時間間隔を、設定した時間間隔×βに設定する(S456)。現在地が都市部でも郊外でもない場合は、受信部への電源供給時間間隔を、設定した時間間隔×γに設定する(S457)。制御部401は、設定された電源供給時間間隔を用いて、受信部106へ供給する電源を制御する。
ここでは、位置情報を取得する手段としてGPS1000が測位する位置情報を用いたが、本発明はこれに限ったものではなく、他の方法で位置情報を取得してもよい。
このように、本実施の形態によれば、ユーザの携帯電話の現在地情報により、より電波受信圏外度が高い場所(電波受信圏外から復帰に時間がかかる場所)、電波受信圏外度が低い場所(ビルの陰など一瞬だけ電波受信圏外の場所)にいるユーザなど、場所に応じて電源供給時間間隔を制御することで、使用頻度が低く、より電波受信圏外度が高い場所にいる場合の電源消費をより低減することができるとともに、使用頻度が高く、電波受信圏外度が低い場所にいる場合の電波受信圏内復帰を迅速に行うことができる。
(実施の形態5)
図13は、本発明の実施の形態5に係る携帯電話500の概略構成ブロック図の一例を示す。本実施の形態においても、無線通信装置の一例として携帯電話500を用いて説明する。本実施の形態は、携帯電話が電波受信圏外へ移行したい回数を示す圏外カウンタ数と発着信頻度テーブルに保持する発着信頻度とを用いて、電源部の電源を供給する時間間隔を制御する点が実施の形態1とは相違している。
携帯電話500は図1の携帯電話100に加え、圏外カウンタ502と、タイマ503を備え、さらに、制御部501は、携帯電話100の制御部103とは異なる機能を有する。
制御部501は、圏外カウンタ502がカウントした圏外移行回数と発着頻度テーブルとを用いて電源供給制御を行う。その他の機能については、携帯電話100の制御部103と同様の機能を有する。
圏外カウンタ502は、タイマ503から一定時間の経過を通知されたときに、圏外判定部108の電波受信圏外か否かの判定に基づいて、電波受信圏外の回数をカウントする。
タイマ503は、一定時間を計測し、一定時間が経過した場合に、圏外カウンタ502へ通知する。
なお、図13において図1と同一符号を付けたものは、同一名称、同様の機能を有するため説明を省略する。
次いで、本実施の形態に係る携帯電話500の動作について、図14,図15を用いて説明する。
図14は、本実施の形態に係る電波受信圏外へ移行した回数をカウントする圏外カウントの動作フローチャート図の一例を、図15は圏外カウント数に応じて電源制御する動作フローチャート図の一例を示す。以下は、実施の形態1と異なるフローについて説明する。
まず、圏外カウントの動作について説明する。タイマ503は、時刻管理部102から時刻の通知を受けて一定時間計測する(S501)。タイマ503によって一定時間が経過をしたと判定した場合(S502)、タイマ503は、圏外カウンタ502へ処理の開始を指示する。圏外カウンタ502は、圏外判定部108から電波受信圏外か電波受信圏内かを示す電波受信情報を取得する(S503)。圏外カウンタ502は、電波受信情報が電波受信圏外か圏外ではないかを判定する(S504)。電波受信圏外と判定された場合、圏外カウンタ502が保持するカウント値をカウントアップする(S505)。電波受信圏外ではないと判定された場合、圏外カウンタ502を0(零)にリセットする(S506)。
次に、電源制御する動作について説明する。
制御部501は、電源供給間隔を制御する際に、電源を供給する電源供給時間間隔を決定する。具体的には、実施の形態1と同様に図3に一例として示した発着信頻度テーブルが保持する発着信頻度に基づいて、時間間隔T、T、Tのいずれかを決定する(S551)。その際の動作は、図2の電源制御動作フローチャート図に従う。
次に、制御部501は、カウントした圏外カウント値を読み出し(S552)、圏外カウント値と前記発着信頻度記憶部に記憶された前記発着信頻度に基づいて前記受信部への電源供給時間間隔を設定する。ここでは、制御部501は、α<β<γの係数を用いる場合を一例として説明する。また、圏外カウンタ502は、所定の閾値(N、N)を用いて判断する。
圏外カウント値がNより大きい場合は(S553)、受信部への電源供給時間間隔を、設定した時間間隔×αに設定する(S554)。圏外カウント値がN以下でNより大きい場合は(S555)、受信部への電源供給時間間隔を、設定した時間間隔×βに設定する(S556)。圏外カウント値がN以下の場合は、受信部への電源供給時間間隔を、設定した時間間隔×γに設定する(S557)。制御部501は、設定された電源供給時間間隔を制御する。
ここでは、圏外カウント値がN以下の場合は、受信部への電源供給時間間隔を、設定した時間間隔×γに設定するとしたが、本発明はこれに限ったものではなく、さらに圏外カウント数が多い場合及び(または)使用頻度数が少ない場合、その他の条件で、受信部への電源供給を停止してもよい。
このように、本実施の形態によれば、圏外カウンタ数に応じて、電波受信圏外時の受信部への電源を供給する時間間隔が制御されることにより、使用頻度が低く、電波受信圏外に長く滞在した場合の電源消費をより低減することができるとともに、使用頻度が高く、電波受信圏外時間が短い場合の電波受信圏内復帰を迅速に行うことができる。
(実施の形態6)
図16は、本発明の実施の形態6に係る携帯電話600の概略構成ブロック図の一例を示すものである。本実施の形態においても、無線通信装置の一例として携帯電話600を用いて説明する。
本実施の形態は、ユーザが電波受信圏外になりそうな時間帯を予め入力し、入力された時間帯と発着信頻度テーブルに保持される発着信頻度とを用いて、電源部電源を供給する時間間隔を制御する点が実施の形態1とは相違している。
携帯電話600は図1の携帯電話100に加え、入力部602と、圏外時刻記憶部603とを備え、さらに、制御部601は、携帯電話100の制御部103とは異なる機能を有する。
制御部601は、予めユーザによって設定された圏外時間帯と発着信頻度テーブルとを用いて電源供給制御を行う。
入力部602は、無線信号の電波受信圏外であることが予想される圏外時間帯の入力を受けつける。
圏外時刻記憶部603は、入力部602が受けつけた圏外時間帯を記憶する。圏外時間帯は、圏外時間テーブル(図17を用いて後述する)として格納される。
なお、図16において図1と同一符号を付けたものは、同一名称、同様の機能を有するため説明を省略する。
次いで、本実施の形態に係る携帯電話500の動作について、図17,図18を用いて説明する。
図17は、本実施の形態に係る圏外時間テーブルの一例を示す図を、図18はユーザが予め設定した電波受信圏外時間か電波受信圏内時間かに応じて電源制御する動作フローチャート図の一例を示す。以下は、実施の形態1と異なるフローについて説明する。
まず、図17に一例を示す圏外時間テーブルの作成について説明する。入力部602は、予め電波受信圏外になりそうな時間帯の入力を受けつける。入力部602は、入力された圏外時間帯が電波受信圏外に指定されるように圏外時間テーブルを作成し、圏外時刻記憶部603に記憶する。
次に、携帯電話600が電波受信圏外へ移行した場合の動作について説明する(図18)。
制御部601は、電源供給間隔を制御する際に、電源を供給する電源供給時間間隔を決定する。具体的には、実施の形態1と同様に図3に一例として示した発着信頻度テーブルが保持する発着信頻度に基づいて、時間間隔T、T、Tのいずれかを決定する(S601)。その際の動作は、図2の電源制御動作フローチャート図に従う。
制御部601は、現在時刻と、圏外時刻記憶部603に記憶された圏外時間テーブルを読み出し、現在時刻が電波受信圏外の時間帯か電波受信圏内の時間帯かを確認する(S602)。現在時刻が予め設定された圏外時刻か判定する(S603)。現在時刻が予め設定された圏外時間帯の場合は、決定した時間間隔×αに設定する(S604)。制御部601は、設定された電源供給時間間隔を制御する。
ここでは、現在時刻が予め設定された圏外時刻の場合は、前記決定した時間間隔×αに設定するとしたが、本発明はこれに限ったものではなく、現在時刻が圏外時刻であると判定された場合、制御部601は、受信部106への電源供給を停止してもよい。
このように、本実施の形態によれば、使用頻度が低く、電波受信圏外にいる予定の時間帯の電源消費をより低減することができるとともに、使用頻度が高く電波受信圏内にいる予定の時間帯の電波受信圏内復帰を迅速に行うことができる。また、ユーザによって入力された圏外時間帯を用いるため、ユーザの意向を反映することができる。
(実施の形態7)
図19は、本発明の実施の形態7に係る携帯電話700の概略構成ブロック図の一例を示すものである。本実施の形態においても、無線通信装置の一例として携帯電話700を用いて説明する。
本実施の形態は、電波受信圏外移行前までの、無線信号の受信状況履歴(受信状況)と発着信頻度とを用いて、電源部の電源を供給する時間間隔を制御する点が実施の形態1とは相違している。
携帯電話700は図1の携帯電話100に加え、タイマ702と、受信状況履歴記憶部703とを備え、さらに、制御部701は、携帯電話100の制御部103とは異なる機能を有する。
制御部701は、電波受信圏外移行前までの、無線信号の受信状況履歴と発着信頻度テーブルを用いて電源供給制御を行う。
タイマ702は、一定時間を計測し、一定時間が経過した場合に、受信状況履歴記憶部703へ受信状況履歴を記憶させる。
受信状況履歴記憶部703は、受信状況履歴を記憶する記憶領域である。受信部106は、受信状況履歴を受信状況履歴記憶部703へ格納する。
なお、図19において図1と同一符号を付けたものは、同一名称、同様の機能を有するため説明を省略する。
次いで、本実施の形態に係る携帯電話700の動作について、図20,図21を用いて説明する。
図20は、本実施の形態に係る無線信号の受信状況履歴記憶動作フローチャート図の一例を、図21は無線信号の受信状況履歴に応じて電源制御する動作フローチャート図の一例を示す。以下は、実施の形態1と異なるフローについて説明する。
制御部701は、電波受信圏外へ移行したことを検出すると、電源を供給する電源供給時間間隔を決定する。具体的には、実施の形態1と同様に図3に一例として示した発着信頻度テーブルが保持する発着信頻度に基づいて、時間間隔T、T、Tのいずれかを決定する。その際の動作は、図2の電源制御動作フローチャート図に従う。
タイマ702が一定時間計測する(S701)。タイマ702が一定時間の経過をしたと判定した場合(S702)、受信部106は、無線信号の受信状況履歴を受信状況履歴記憶部703へ記憶する(S703)。電源供給間隔を制御する際に、受信状況履歴を読み出し(S751)、読み出した受信状況履歴が良好の場合は(S752でYes)、発着信頻度記憶部105に記憶された前記発着信頻度に基づいて前記受信部への電源供給時間間隔を設定する(図示せず)。読み出した受信状況履歴が劣悪の場合は(S752でNo)、発着信頻度記憶部105に記憶された前記発着信頻度に基づいた前記受信部への電源供給時間間隔×αを設定する(S753)。
ここでは、受信状況履歴が良好な場合と劣悪な場合、2通りのパターンでの電源供給時間間隔について記述したが、本発明はこれに限ったものではなく、数パターンの受信状況履歴を用意し、それぞれの受信状況履歴に応じた電源供給時間間隔を設定してもよい。
このように、本実施の形態の無線通信装置によれば、過去、電波受信圏外移行前の無線信号の受信状況履歴と、ユーザの使用頻度から、間欠時間を制御することにより、使用頻度が低く、電波受信圏外移行前の無線信号受信状況履歴が劣悪な場合の電源消費をより低減することができるとともに、使用頻度が高く、電波受信圏外移行前の無線信号受信状況履歴が良好な場合の電波受信圏内復帰を迅速に行うことができる。
なお、上記各実施の形態では、無線通信装置の一例として携帯電話100を挙げたが、本発明はこれに限ったものではなく、PHS(Personal Handyphone System)(登録商標)、PDA(Personal Digital Assistants)等、その他の携帯無線装置でもよい。また、無線通信装置には、携帯無線装置も含まれるが、携帯できる通信装置に限られることはなく、移動体に設置された無線通信装置であってもよい。移動体は、自動車、航空機等、自由に移動可能な装置が含まれる。
本発明に係る無線通信装置及び電源供給方法は、電源消費の低下と電波受信圏内復帰への迅速性の要求を満たすために好適である。
本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の概略構成を示すブロック図 上記実施の形態に係る電波受信圏外に移行した場合の電源制御の動作フローチャート図 上記実施の形態に係る発着信頻度テーブルの構成例を示した図 本発明の実施の形態2に係る携帯電話の概略構成ブロック図 上記実施の形態に係る発着信履歴記憶の動作フローチャート図 上記実施の形態に係る時間毎の発着信回数から発着信頻度を判定する動作フローチャート図 上記実施の形態に係る発着信頻度テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態3に係る携帯電話の概略構成ブロック図 上記実施の形態に係る発着信頻度記憶の動作フローチャート図 本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の概略構成ブロック図 上記実施の形態に係る現在地登録する動作フローチャート図 上記実施の形態に係る電波受信圏外へ移行した場合の電源供給制御の動作フローチャート図 本発明の実施の形態5に係る携帯電話の概略構成ブロック図 上記実施の形態に係る電波受信圏外へ移行した回数をカウントする圏外カウントの動作フローチャート図 上記実施の形態に係る圏外カウント数に応じて電源制御する動作フローチャート図 本発明の実施の形態6に係る携帯電話の概略構成ブロック図 上記実施の形態に係る圏外時間テーブルの一例を示す図 上記実施の形態に係るユーザが予め設定した電波受信圏外時間か電波受信圏内時間かに応じて電源制御する動作フローチャート図 本発明の実施の形態7に係る携帯電話の概略構成ブロック図 上記実施の形態に係る無線信号の受信状況履歴記憶動作フローチャート図 上記実施の形態に係る無線信号の受信状況履歴に応じて電源制御する動作フローチャート図
符号の説明
100,200,300,400,500,600,700 携帯電話
101 無線部
102,202 時刻管理部
103,401,501,601,701 制御部
104 電源部
105 発着信頻度記憶部
106 受信部
107 送信部
108 圏外判定部
109 アンテナ
201 発着信履歴記憶部
203 発着信カウンタ
204 発着信頻度判定部
301,602 入力部
302 発着信頻度格納部
402 位置情報取得部
403,503,702 タイマ
502 圏外カウンタ
603 圏外時刻記憶部
703 受信状況履歴記憶部
1000 GPS

Claims (10)

  1. 無線信号を受信する受信手段と、
    無線信号の電波受信圏外であるか否かを判定する圏外判定手段と、
    無線信号を発着信する頻度を示す発着信頻度を、任意の時間帯毎に記憶する発着信頻度記憶手段と、
    現在時刻を管理する時刻管理手段と、
    前記圏外判定手段が電波受信圏外であると判断した場合に、前記現在時刻が含まれる時間帯に対応する発着信頻度に基づいて、前記受信手段へ電源を供給する時間間隔を制御する制御手段と、
    前記制御手段が制御する時間間隔を用いて、前記受信手段へ電源を供給する電源手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御手段は、発着信頻度が高いほど電源を供給する時間間隔を短くすることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記無線通信装置は、さらに、
    無線信号の発着信を検出し、発着信の回数をカウントする発着信カウンタと、
    前記発着信カウンタがカウントした発着信の回数を記憶する発着信履歴記憶手段と、
    前記発着信履歴記憶手段が記憶した発着信の回数を判定して前記発着信頻度へ変換し、変換した発着信頻度を前記発着信頻度記憶手段へ記憶する発着信頻度判定手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記時刻管理手段は、現在時刻と曜日とを管理し、
    前記発着信頻度記憶手段は、曜日別に構成され、それぞれの曜日毎に発着信頻度と時間帯とを対応づけて記憶することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 前記無線通信装置は、さらに、
    発着信頻度と時間帯との入力を受けつける入力手段と、
    前記入力手段が受けつけた発着信頻度と時間帯とを対応づけて前記発着信頻度記憶手段へ格納する発着信頻度格納手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  6. 前記無線通信装置は、さらに、
    自己の位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報と、前記発着信頻度とを用いて、前記時間間隔を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  7. 前記無線通信装置は、さらに、
    所定の間隔で、前記圏外判定手段の判定結果が無線信号の電波受信圏外である回数をカウントする圏外カウンタを備え、
    前記制御手段は、前記圏外カウンタのカウントした値と前記発着信頻度とに基づいて、前記時間間隔を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  8. 前記無線通信装置は、さらに、
    無線信号の電波受信圏外であることが予想される圏外時間帯の入力を受けつける入力手段と、
    前記入力手段が入力を受けつけた圏外時間帯を記憶する圏外時間帯記憶手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記圏外時間帯記憶手段に記憶された圏外時間帯と前記発着信頻度とに基づいて、前記時間間隔を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  9. 前記無線通信装置は、さらに、
    無線信号の受信状況履歴を記憶する受信状況履歴記憶手段と、
    所定の時間毎に、無線信号の受信状況履歴を検出し、検出した無線信号の受信状況履歴を前記受信状況履歴記憶手段へ格納する受信状況履歴格納手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記受信状況履歴記憶手段に記憶された受信状況履歴と前記発着信頻度とに基づいて、前記時間間隔を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  10. 無線信号の電波受信圏外であるか否かを判定する圏外判定工程と、
    無線信号を発着信する頻度を示す発着信頻度を、任意の時間帯毎に発着信頻度記憶領域へ記憶する発着信頻度記憶工程と、
    現在時刻を管理する時刻管理工程と、
    前記圏外判定工程が電波受信圏外であると判断した場合に、前記現在時刻が含まれる時間帯に対応する発着信頻度に基づいて、前記受信工程へ電源を供給する時間間隔を制御する制御工程と、
    前記制御工程が制御する時間間隔を用いて、電源を供給する電源供給工程と
    を備えることを特徴する電源供給方法。
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