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JP2006018409A - 電源回路 - Google Patents

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JP2006018409A JP2004193556A JP2004193556A JP2006018409A JP 2006018409 A JP2006018409 A JP 2006018409A JP 2004193556 A JP2004193556 A JP 2004193556A JP 2004193556 A JP2004193556 A JP 2004193556A JP 2006018409 A JP2006018409 A JP 2006018409A
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Koichi Kasuya
宏一 粕谷
Nobutada Ueda
展正 植田
Koji Numazaki
浩二 沼崎
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Abstract

【課題】 負荷が低消費電流モードで作動する場合における暗電流の低減を図る。
【解決手段】 所定の消費電流で出力端子から定電圧を出力するアクティブモード用電源回路20と、このアクティブモード用電源回路20よりも少ない消費電流で出力端子から定電圧を出力する低消費電流モード用電源回路30と、マイコン42がアクティブモードで作動する場合、アクティブモード用電源回路20から負荷に定電圧を供給させ、マイコン42が低消費電流モードで作動する場合、低消費電流モード用電源回路30から負荷に定電圧を供給するように切り替えを行う切替回路11を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、低消費電流モードで作動する負荷に電源を供給する電源回路に関し、例えば、車両に搭載され、モータ、ソレノイド、ランプを制御するための混成集積回路などに適用される。
従来、低消費電流モードで作動する負荷に電源を供給する電源回路として、ブリッジ整流回路を備えたスタンバイ電源回路と、ツェナーダイオードを備えたスタンバイ電源回路の2系統の電源回路を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−23463号公報
上記したような電源回路は、交流電源から直流の一定電圧を生成して負荷に供給するようになっているが、自動車などの車両に搭載される電子機器の多くは、直流電源としてのバッテリーからの電源供給によって作動する。
例えば、車両に搭載される電子制御装置(以下、ECUという)は、バッテリーの直流電圧(例えば、12V)から一定電圧(例えば5V)を生成する電源回路を備えている。
図3に、従来のECUのブロック構成を示す。図3において、ECUは、LSI40および複合IC2を備えている。これらのLSI40および複合IC2は、ECUプリント板3に搭載されている。
LSI40は、電源回路60から出力される5V電圧から3V電圧を生成してマイコン42へ供給するマイコン用電源回路41、メモリに記憶されたプログラムに従って、モータ、ソレノイド、ランプの制御を行うマイコン42、電圧監視やモータの回転数を検出するために入力される各種アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路44を備えている。
マイコン42は、通常の作動を行う通常消費電流のアクティブモードと、待機時に限定された作動のみを行う低消費電流の低消費電流モードを有し、イグニッションスイッチがオフしたような状態では、低消費電流モードで作動するようになっている。したがって、このようなイグニッションスイッチがオフした状態であっても、ECUは所定の暗電流を消費する。
複合IC50は、電源回路60とLIN通信用バッファ61等を備えている。
LIN通信用バッファ61は、通信バス端子2aを介して入力される外部信号を受信する。このLIN通信用バッファ61によって受信された外部信号はLSI40のマイコン42へ入力される。なお、マイコン42は、この外部信号等をトリガとして、アクティブモードであるか低消費電流モードであるかを示す切替信号を出力する。
電源回路60は、図示しないバッテリーの直流電圧から5V電圧を生成し、LSI40に供給する。
この電源回路60の電流供給能力は、マイコン42がアクティブモードになった場合のLSIの消費電流に基づいて設計される。例えば、マイコン42がアクティブモードになった場合のLSI40の消費電流が数十mA、マイコン42が低消費電流モードになった場合のLSI40の消費電流が数百μAの場合、電源回路60の電流供給能力は、マイコン42がアクティブモードになった場合のLSI40の消費電流である数十mA以上として設計される。
このため、電源回路60は、電流駆動能力の比較的大きなトランジスタなどの部品で構成される。
このような電流駆動能力の大きな部品で回路が構成されると、電源回路60の消費電流が大きくなり、負荷が低消費電流モードで作動する場合における暗電流も大きくなってしまうといった問題があった。
本発明は上記問題に鑑みたもので、負荷が低消費電流モードで作動する場合における暗電流の低減を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、通常の消費電流で作動するアクティブモードと低消費電流で作動する低消費電流モードを有する素子を含む負荷に定電圧を供給する電源回路であって、所定の消費電流で出力端子から定電圧を出力する第1の電源回路と、第1の電源回路よりも少ない消費電流で出力端子から定電圧を出力する第2の電源回路と、素子がアクティブモードで作動する場合、第1の電源回路から負荷に定電圧を供給させ、素子が低消費電流モードで作動する場合、第2の電源回路から負荷に定電圧を供給するように切り替えを行う切替手段と、を備えたことを特徴としている。
このように、切替手段は、素子が低消費電流モードで作動する場合、第2の電源回路から負荷に定電圧を供給するように切り替えを行うので、第1の電源回路から負荷に定電圧を供給する場合よりも少ない消費電流で負荷に定電圧を供給することができ、すなわち、負荷が低消費電流モードで作動する場合における暗電流の低減を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明では、第2の電源回路が定電圧を出力する出力端子と第1の電源回路が定電圧を出力する出力端子は接続され、第2の電源回路が出力する定電圧は、第1の電源回路が出力する定電圧よりも低くなっており、第2の電源回路は、第2の電源回路が出力する定電圧よりも出力端子の電圧が低い場合、出力端子から定電圧を出力し、第2の電源回路が出力する定電圧よりも出力端子の電圧が高い場合、出力端子から定電圧の出力を停止させる出力手段を備えたことを特徴としている。
このように、出力手段は、第2の電源回路が出力する定電圧よりも出力端子の電圧が低い場合、出力端子から定電圧を出力し、第2の電源回路が出力する定電圧よりも出力端子の電圧が高い場合、出力端子から定電圧の出力を停止させることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、出力手段は、ベースに一定の電圧が印加され、エミッタから定電圧を出力する出力段トランジスタであり、出力段トランジスタのエミッタと第1の電源回路の出力端子を接続することによって実現できる。
また、請求項4に記載の発明のように、請求項1に記載の発明における切替手段は、第1の電源回路に備えられ、素子からアクティブモードであることを示す切替信号が入力された場合、第1の電源回路に定電圧を出力させ、素子から低消費電流モードであることを示す切替信号が入力された場合、第1の電源回路に定電圧の出力を停止させるスイッチ手段を備えることによって実現することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、第1の電源回路は、素子がアクティブモードで作動する場合における負荷の消費電流よりも大きな電流供給能力を有し、第2の電源回路は、素子が低消費電流モードで作動する場合における負荷の消費電流よりも大きな電流供給能力を有しているので、負荷に十分な電流を供給することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、第2の電源回路としては、比較的少ない消費電流で定電圧を生成することができるツェナーダイオードを用いて構成することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、第1の電源回路または第2の電源回路から出力される定電圧から、定電圧と異なる定電圧を生成して素子に供給する電源を備えることで、常時、素子に定電圧を供給することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、電源回路は、混成集積回路に搭載され、モールド成型されてもよい。これにより、気密性が確保され、水等の浸入を防止できる。
本発明の一実施形態に係る電源回路を含む混成集積回路のブロック構成を図1に示す。なお、上記した従来技術と同一部分には、同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図1に示した構成は、図3に示した構成と比較して、複合IC2の内部構成と、複合IC2およびLSI40が複合集積回路1上に構成された点が異なる。
混成集積回路1は、複合IC2およびLSI40を備え、モータ、ソレノイド、ランプ(いずれも図示せず)などを駆動、制御する比較的小規模なECUとして機能する。また、複合IC2とLSI40は同一基板上に形成され、複合IC2とLSI40のほぼ全体がモールド成型されている。
複合IC2は、アクティブモード用電源回路20、低消費電流モード用電源回路30、切替回路11およびLIN通信用バッファ61を備えている。なお、本実施形態に係る電源回路は、アクティブモード用電源回路20、低消費電流モード用電源回路30および切替回路11によって構成されている。
アクティブモード用電源回路20および低消費電流モード用電源回路30は、それぞれ図示しないバッテリーの直流電圧(例えば、12V)から直流の5V電圧を生成する。なお、本実施形態において、アクティブモード用電源回路20が第1の電源回路に相当し、低消費電流モード用電源回路30が第2の電源回路に相当する。
アクティブモード用電源回路20は、LSI40のマイコン42がアクティブモードで作動する場合にLSI40が消費する消費電流よりも大きな電流供給能力を有し、出力端子から定電圧を出力する。
低消費電流モード用電源回路30は、後述するツェナーダイオードを利用した電源により構成され、LSI40のマイコン42が低消費電流モードで作動する場合におけるLSI40の消費電流よりも大きな電流供給能力を有し、出力端子から定電圧を出力する。
なお、マイコン42が低消費電流モードで作動する場合、高精度の電圧は要求されない。このため、低消費電流モード用電源回路30は、比較的簡単な構成で低消費電流を実現できるツェナーダイオード31を用いた電源回路により構成されている。
切替回路11は、LSI40のマイコン42がアクティブモードで作動する場合、アクティブモード用電源回路20の出力電圧をLSI40に供給し、LSI40のマイコン42が低消費電流モードで作動する場合、低消費電流モード用電源回路30の出力電圧をLSI40に供給するように切り替えを行う。
図2に、アクティブモード用電源回路20および低消費電流モード用電源回路30の回路構成を示す。
まず、アクティブモード用電源回路20について説明する。アクティブモード用電源回路20は、温度依存性の少ないバンドギャップ基準電圧を出力するバンドギャップ回路21、このバンドギャップ基準電圧に基づいてNPN型トランジスタ23のベース電圧を制御する演算増幅器22、出力段に設けられたNPN型トランジスタ23、抵抗24、25、スイッチ回路26を備えている。
スイッチ回路26は、マイコン42から入力される切替信号に応じて、バンドギャップ回路21および演算増幅器22にバッテリー電圧の供給の切り替えを行う。具体的には、マイコン42からアクティブモードを示す切替信号が入力された場合、スイッチ回路26はバンドギャップ回路21および演算増幅器22へのバッテリー電圧の供給を行い、マイコン42からスイッチ回路26に低消費電流モードを示す切替信号が入力された場合、スイッチ回路26はバンドギャップ回路21および演算増幅器22へのバッテリー電圧の供給を停止させる。
演算増幅器22の非反転入力端子+には、バンドギャップ回路21から出力されるバンドギャップ基準電圧が印加され、演算増幅器22の反転入力端子−には、NPN型トランジスタ23のエミッタ電圧を抵抗24と25で分圧した電圧が印加されるようになっている。
そして、演算増幅器22は、反転入力端子+と非反転入力端子−間の電圧が等しくなるように作用する。このような演算増幅器22の作用によって、抵抗24と抵抗25の接続点の電圧がバンドギャップ回路21の出力電圧と等しくなり、NPN型トランジスタ23のエミッタから安定した高精度の5V電圧が出力される。
なお、アクティブモード用電源回路20は、NPN型トランジスタ23のコレクタを入力端子、NPN型トランジスタ23のエミッタを出力端子、接地電位をグランド端子とした3端子レギュレータのようなレギュレータ電源として作動する。このような構成により、アクティブモード用電源回路20は、高精度の定電圧を出力するようになっている。
また、バンドギャップ回路21に流れる電流は数mA、演算増幅器22に流れる電流は数mA、NPN型トランジスタ23に流れる電流は数十mA程度となっている。
次に、低消費電流モード用電源回路30について説明する。低消費電流モード用電源回路30は、所定のツェナー電圧を有するツェナーダイオード31、一定の電流を供給する定電流回路34、35、PNP型トランジスタ32、出力段のNPN型トランジスタ33を備えている。
PNP型トランジスタ32のベースには、ツェナーダイオード31のカソードが接続され、ツェナーダイオード31のツェナー電圧が印加される。なお、本実施形態におけるツェナーダイオード31のツェナー電圧は4.9Vとなっている。
また、PNP型トランジスタ32は、ベースに印加されたツェナーダイオード31のツェナー電圧をベース−エミッタ間電圧VBE分たけレベルシフトする。
これにより、PNP型トランジスタ32のエミッタ電位は、ツェナーダイオード31のツェナー電圧よりもPNP型トランジスタ32のベース−エミッタ間電圧VBEに相当する0.7Vだけ高くなる。
また、NPN型トランジスタ33のベースの電位は、NPN型トランジスタ33のベース電位よりも、NPN型トランジスタ33のベース−エミッタ間電圧VBEに相当する0.7Vだけ低くなる。
したがって、NPN型トランジスタ33のエミッタの電位は、ツェナーダイオード31のツェナー電圧と等しい4.9Vとなる。
このように、NPN型トランジスタ33のエミッタに接続された出力端子2cには、ツェナーダイオード31のツェナー電圧と等しい4.9Vが出力される。
なお、定電流回路34に流れる電流は数μA、定電流回路35に流れる電流は数十μA、NPN型トランジスタ33に流れる電流は数百μA程度となっている。したがって、低消費電流モード用電源回路30の消費電流は数百μA程度となる。
このように、低消費電流モード用電源回路30は、アクティブモード用電源回路20と比較して十分に少ない消費電流で負荷に定電圧を供給することができるように構成されている。
また、低消費電流モード用電源回路30の出力端子に相当するNPN型トランジスタ33のエミッタと、アクティブモード用電源回路20の出力端子に相当するNPN型トランジスタ23のエミッタは、出力端子2cにおいて接続されている。
図2に示した構成において、マイコン42からアクティブモード用電源回路20に低消費電流モードであることを示す切替信号が入力されると、アクティブモード用電源回路20は定電圧の出力をオフし、低消費電流モード用電源回路30のPNP型トランジスタ32のベース電位は5.6V、エミッタ電位は4.9Vとなり、PNP型トランジスタ32はオン状態となる。
そして、PNP型トランジスタ32のエミッタから出力される4.9Vの電圧によって、出力端子2cの電圧は4.9Vとなる。
次に、マイコン42からアクティブモード用電源回路20にアクティブモードであることを示す切替信号が入力されると、アクティブモード用電源回路20は定電圧を出力し、アクティブモード用電源回路20から出力される5V電圧によって、出力端子2cの電圧は5Vとなる。
このとき、低消費電流モード用電源回路30のNPN型トランジスタ33のエミッタ電位が0.1V上昇して5Vとなり、NPN型トランジスタ33のベース−エミッタ間電圧が0.6Vとなり、NPN型トランジスタ33は自動的にオフ状態となる。
再度、アクティブモード用電源回路20が定電圧の出力を停止すると、低消費電流モード用電源回路30のNPN型トランジスタ33はオン状態となり、低消費電流モード用電源回路30から出力される4.9V電圧によって、出力端子2cの電圧は4.9Vとなる。
このように、アクティブモード用電源回路20は、マイコン42からアクティブモードであることを示す切替信号が入力されると定電圧を出力し、マイコン42から低消費電流モードであることを示す切替信号が入力されると定電圧の出力を停止する。また、アクティブモード用電源回路20が定電圧を出力すると、低消費電流モード用電源回路30は自動的に定電圧の出力をオフし、アクティブモード用電源回路20が定電圧の出力を停止すると、低消費電流モード用電源回路30は自動的に定電圧を出力する。
なお、図1においては説明の簡略化のため、切替回路11が、アクティブモード用電源回路20の出力電圧と低消費電流モード用電源回路30の出力電圧の切り替えを行うものとして説明したが、上記した作動によってアクティブモード用電源回路20の出力電圧と低消費電流モード用電源回路30の出力電圧が切り替えられる。
上記したように、所定の消費電流で出力端子から定電圧を出力するアクティブモード用電源回路20と、このアクティブモード用電源回路20よりも少ない消費電流で出力端子から定電圧を出力する低消費電流モード用電源回路30と、マイコン42がアクティブモードで作動する場合、アクティブモード用電源回路20から負荷に定電圧を供給させ、マイコン42が低消費電流モードで作動する場合、低消費電流モード用電源回路30から負荷に定電圧を供給するように切り替えを行う切替回路11を備えている。
このように、マイコン42が低消費電流モードで作動する場合、アクティブモード用電源回路20よりも少ない消費電流で出力端子から定電圧を出力する低消費電流モード用電源回路30によって負荷に定電圧を供給するので、負荷が低消費電流モードで作動する場合における暗電流の低減を図ることができる。
また、低消費電流モード用電源回路30が定電圧を出力する出力端子とアクティブモード用電源回路20が定電圧を出力する出力端子は接続され、低消費電流モード用電源回路30が出力する定電圧は、アクティブモード用電源回路20が出力する定電圧よりも低くなっている。
そして、低消費電流モード用電源回路30は、低消費電流モード用電源回路30が出力する定電圧よりも出力端子の電圧が高い場合、出力端子から定電圧を自動的に出力し、低消費電流モード用電源回路30が出力する定電圧よりも出力端子の電圧が低い場合、出力端子から定電圧の出力を自動的に停止することができる。
また、低消費電流モード用電源回路30は、ベースに一定電圧が印加され、エミッタから定電圧を出力するNPN型トランジスタ33を備え、このNPN型トランジスタ33のエミッタがアクティブモード用電源回路20の出力端子と接続されている。
したがって、アクティブモード用電源回路20が定電圧を出力すると、NPN型トランジスタ33のエミッタの電圧が上昇し、NPN型トランジスタ33のベースーエミッタ間電圧が低下するため、NPN型トランジスタ33はオフ状態となる。したがって、低消費電流モード用電源回路30は、定電圧の出力を停止させることができる。また、アクティブモード用電源回路20が定電圧の出力をオフすると、低消費電流モード用電源回路30のNPN型トランジスタ33はオン状態となり、低消費電流モード用電源回路30は、定電圧を出力することができる。
アクティブモード用電源回路20は、マイコン42がアクティブモードで作動する場合における負荷の消費電流よりも大きな電流供給能力を有し、低消費電流モード用電源回路30は、マイコン42が消費電流モードで作動する場合における負荷の消費電流よりも大きな電流供給能力を有しているので、負荷に十分な電流を供給することができる。
また、低消費電流モード用電源回路30は、比較的少ない消費電流で定電圧を生成することができるツェナーダイオード31を用いて構成することができる。
また、アクティブモード用電源回路20または低消費電流モード用電源回路30から出力される5V電圧から3V電圧を生成してマイコン42に供給するマイコン用電源回路41を備えているので、常時、マイコン42に定電圧を供給することができる。
また、本実施形態に係る電源回路は、混成集積回路1に搭載され、モールド成型されているので気密性が確保され、水等の浸入を防止できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態において、通常の消費電流で作動するアクティブモードと低消費電流で作動する低消費電流モードを有する素子として、マイコン42を例に説明したが、マイコンに限定されるものではなく、例えば、通信用半導体装置などの適用することもできる。
また、上記実施形態では、アクティブモード用電源回路20が定電圧の出力をオンすると、低消費電流モード用電源回路30のNPN型トランジスタ33がオフ状態となり、アクティブモード用電源回路20が定電圧の出力をオフすると、低消費電流モード用電源回路30のNPN型トランジスタ33がオン状態となる例を示したが、例えば、リレー等の切替回路を用いて負荷への定電圧の出力を切り替えるようにしても良い。
また、上記実施形態では、負荷であるLSI40にマイコン用電源回路41を備えた例を示したが、複合IC2の電源回路内にマイコン用電源回路41を備えても良い。
本発明の一実施形態に係る電源回路を含む混成集積回路のブロック構成を示す図である。 アクティブモード用電源回路および低消費電流モード用電源回路の構成を示す図である。 従来の一般的なECUのブロック構成を示す図である。
符号の説明
1…混成集積回路、2…複合IC、3…ECUプリント板、11…切替回路、
20…アクティブモード用電源回路、21…バンドギャップ回路、
22…演算増幅器、23…NPN型トランジスタ、24、25…抵抗、
26…スイッチ回路、30…低消費電流モード用電源回路、
31…ツェナーダイオード、32…PNP型トランジスタ、
33…NPN型トランジスタ、34、35…定電流回路、
41…マイコン用電源回路、42…マイコン、44…A/D変換回路、
50…複合IC、60…電源回路、61…LIN通信用バッファ。

Claims (8)

  1. 通常の消費電流で作動するアクティブモードと低消費電流で作動する低消費電流モードを有する素子を含む負荷に定電圧を供給する電源回路であって、
    所定の消費電流で出力端子から定電圧を出力する第1の電源回路と、
    前記第1の電源回路よりも少ない消費電流で出力端子から定電圧を出力する第2の電源回路と、
    前記素子が前記アクティブモードで作動する場合、前記第1の電源回路から前記負荷に定電圧を供給させ、前記素子が前記低消費電流モードで作動する場合、前記第2の電源回路から前記負荷に定電圧を供給するように切り替えを行う切替手段と、を備えたことを特徴とする電源回路。
  2. 前記第2の電源回路が前記定電圧を出力する出力端子と前記第1の電源回路が前記定電圧を出力する出力端子は接続され、
    前記第2の電源回路が出力する定電圧は、前記第1の電源回路が出力する定電圧よりも低くなっており、
    前記第2の電源回路は、前記第2の電源回路が出力する定電圧よりも前記出力端子の電圧が低い場合、前記出力端子から前記定電圧を出力し、前記第2の電源回路が出力する定電圧よりも前記出力端子の電圧が高い場合、前記出力端子から前記定電圧の出力を停止させる出力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記出力手段は、ベースに一定の電圧が印加され、エミッタから前記定電圧を出力する出力段トランジスタであり、
    前記出力段トランジスタのエミッタは、前記第1の電源回路の出力端子に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電源回路。
  4. 前記切替手段は、前記第1の電源回路に備えられ、前記素子から前記アクティブモードであることを示す切替信号が入力された場合、前記第1の電源回路に定電圧を出力させ、前記素子から前記低消費電流モードであることを示す切替信号が入力された場合、前記第1の電源回路に定電圧の出力を停止させるスイッチであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電源回路。
  5. 前記第1の電源回路は、前記素子が前記アクティブモードで作動する場合における前記負荷の消費電流よりも大きな電流供給能力を有し、前記第2の電源回路は、前記素子が前記低消費電流モードで作動する場合における前記負荷の消費電流よりも大きな電流供給能力を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電源回路。
  6. 前記第2の電源回路は、ツェナーダイオードを備え、このツェナーダイオードのツェナー電位を用いて生成した定電圧を前記出力端子から出力することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電源回路。
  7. 前記第1の電源回路または第2の電源回路から出力される定電圧から、前記定電圧と異なる定電圧を生成して前記素子に供給する電源を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電源回路。
  8. 前記電源回路は、混成集積回路に搭載され、この混成集積回路のほぼ全体がモールド成型されたものであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電源回路。
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