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JP2006004358A - 温度調整装置、自動販売機および商品収納装置 - Google Patents

温度調整装置、自動販売機および商品収納装置 Download PDF

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JP2006004358A
JP2006004358A JP2004182756A JP2004182756A JP2006004358A JP 2006004358 A JP2006004358 A JP 2006004358A JP 2004182756 A JP2004182756 A JP 2004182756A JP 2004182756 A JP2004182756 A JP 2004182756A JP 2006004358 A JP2006004358 A JP 2006004358A
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JP2004182756A
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Koji Kamiyama
浩二 上山
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Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】容器Vの外径が変動した場合や、容器Vが円筒形でない場合であっても、熱交換効率が悪化しない温度調整装置、自動販売機並びに商品収納装置を提供する。
【解決手段】容器Vが載置されて回転する回転テーブル11と、容器Vに向かって進退する進退スタンド61と、進退スタンド61に傾動自在に設置された傾動スタンド71と、これらを進退および傾動する牽引ワイヤ81とを有し、所定の温度に調整された流体を噴射する進退噴射管91sおよび傾動噴射管91が、それぞれ進退スタンド61と傾動スタンド71に支持されている。牽引ワイヤ81の牽引によって、進退スタンド61は前進当接板62が容器Vに当接するまで前進し、傾動スタンド71は倒伏当接板72が容器Vに当接するまで倒伏するから、流体は容器Vから所定の距離で、容器表面の略法線方向に噴射される。
【選択図】図7

Description

本発明は、容器に封入された飲料、たとえば、缶、ボトル缶、瓶、ペットボトル、紙パック等に封入された飲料を所望の温度に調整する温度調整装置、および該温度調整装置を具備する自動販売機並びに商品収納装置に関するものである。
温度調整装置は、容器に封入された飲料、たとえば、缶、ボトル缶、瓶、ペットボトル、紙パック等に封入された飲料を、所望の温度に調整するものである。すなわち、利用者がホット飲料(たとえば、55℃程度)を希望する場合、当該利用者は、常温または所望温度まで加熱されていない飲料が封入された容器を温度調整装置に投入して加熱したり、あるいは、利用者がコールド飲料(たとえば、5℃程度)を希望する場合、当該利用者は、常温または所望温度まで冷却されていない飲料が封入された容器を温度調整装置に投入して冷却したりする。
そして、温度調整装置には、商品販売店等の、たとえば、カウンタ脇等に単独で設置されるもの(いわゆる「スタンドアロン型」)、あるいは、飲料の自動販売機や商品収納装置(「ショーケース」に同じ)に装備されるものがある。
また、飲料の自動販売機の内部に設置された温度調整装置では、飲料が封入された容器(以下「商品」と称す場合がある)が払い出される前に略自動的に温度調整装置を通過して温度調整されるものがある。一方、飲料の自動販売機から商品が一旦払い出された後に、利用者が個々に温度調整するために自動販売機に設置された温度調整装置、すなわち、自動販売機の外部から利用する温度調整装置がある。なお、温度調整の要領には、所定の低温もしくは高温に温度調整された熱媒体(液体、蒸気、気体等)中に商品を浸漬したり、該熱媒体を商品に吹き付けたりするものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−307213号公報(第3−4頁、図1)
ところで、特許文献1に開示された温度調整装置では、常温状態で収納された商品を、払い出される前に温度調整装置に取り込み、加熱(ホット)または冷却(コールド)の選択指令に会わせて加熱または冷却された熱冷媒を商品に吹き付けるものあるから、該選択指令に対する適切な対応や迅速な温度調整が可能になるものである。また、収納された飲料(商品に同じ)を長時間にわたって所望の温度に維持しておく必要がないため、飲料の品質劣化の問題や装置の電力浪費の問題が解決されるものである。
しかしながら、かかる温度調整装置は一対の支持ローラに商品が載置させ、支持ローラの回転によって商品が回転し、該回転中の商品に熱媒体が噴射されるものである。このとき、熱媒体の噴射ノズルが所定の位置に固定されているため、以下の理由により、温度調整が不十分なまま、商品が払い出されるおそれや、利用者の待ち時間が長くなるおそれがあった。
(あ)容器(商品に同じ)の外径の大小によって、容器と噴射ノズルとの距離や、噴射された流体が容器の表面に衝突する角度が動するため、熱交換効率が悪化する場合がある。
(い)さらに、噴射ノズルが直線状に配置されているため、容器が円筒形でない場合、たとえば、口元が絞られた瓶の場合、噴射された流体が絞られた範囲(いわゆる「肩」に相当する範囲)の表面に衝突する角度が大幅に変動するため、熱交換効率が悪化する場合がある。
本発明は上記おそれを解消するためのものであり、容器の外径が変動した場合や、容器が円筒形でない場合であっても、熱交換効率が悪化しない温度調整装置、および該温度調整装置を装備した自動販売機並びに商品収納装置を提供することを目的とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項1)は、飲料を所望の温度に調整する温度調整装置であって、
該飲料が封入された容器を回転する容器回転手段と、
回転している前記容器に向けて、所定の温度に調整された流体を噴射する流体噴射管を具備する流体噴射手段と、
該流体噴射手段の流体噴射管を前記容器回転手段の回転中心に対して略放射方向に進退する噴射管進退手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項2)は、前記噴射管進退手段が、前記略放射方向に進退自在に案内され、前記流体噴射管を保持する進退スタンドと、該進退スタンドを進退させるスタンド進退機構と、前記進退スタンドが前進した際に前記容器に当接する前進当接板とを有し、
前記流体噴射管が流体を噴射する際、前記スタンド進退機構は前記前進当接板が前記容器に当接するまで前記進退スタンドを前進させ、さらに、前記流体噴射管が流体の噴射を停止した際、前記スタンド進退機構は前記前進当接板が前記容器から離隔するまで前記進退スタンドを後退させることを特徴とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項3)は、前記流体噴射管が屈折自在であって、前記容器回転手段の回転中心に略平行の平行部と、前記容器回転手段の回転中心に対して傾動自在な傾動部とによって形成され、該傾動部が前記容器の外郭形状に対応して傾動することを特徴とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項4)は、前記噴射管進退手段が、前記略放射方向に進退自在に案内されて前記流体噴射管の平行部を保持する進退スタンドと、該進退スタンドに傾動自在に設置されて前記流体噴射管の傾動部を保持する傾動スタンドと、前記進退スタンドを進退させると共に前記傾動スタンドを傾動させるスタンド駆動機構と、前記進退スタンドが前進した際に前記容器に当接する前進当接板と、前記傾動スタンドが倒伏した際に前記容器に当接する倒伏当接板とを有し、
前記流体噴射管が流体を噴射する際、前記スタンド駆動機構は前記前進当接板が前記容器に当接するまで前記進退スタンドを前進させると共に、前記倒伏当接板が前記容器に当接するまで前記傾動スタンドを倒伏させ、
さらに、前記流体噴射管が流体の噴射を停止した際、前記スタンド進退機構は前記傾動スタンドを起立させると共に前記進退スタンドを後退させることを特徴とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項5)は、前記スタンド駆動機構が、前記進退スタンドを前記容器回転手段の回転中心から離れる方向に付勢する後退用バネと、前記傾動スタンドを前記容器回転手段の回転中心に平行になるように付勢する起立用バネと、前記進退スタンドに係止して一端が前記傾動スタンドに設置されると共に他端が後記スタンド牽引手段に設置されたスタンド牽引ワイヤと、該スタンド牽引ワイヤを牽引するワイヤ牽引手段とを有し、
前記ワイヤ牽引手段が前記スタンド牽引ワイヤを牽引した際、まず、前記後退用バネが伸張して前記進退スタンドは前進し、その後、前記起立用バネが伸張して前記傾動スタンドは倒伏し、
さらに、前記ワイヤ牽引手段が前記スタンド牽引ワイヤの牽引を緩めると、まず、前記起立用バネが元に戻って前記傾動スタンドは起立し、その後、前記後退用バネが元に戻って前記進退スタンドは後退することを特徴とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項6)は、前記流体噴射管から流体が、前記容器回転手段の回転中心に対して斜め上方向に噴射されることを特徴とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項7)は、前記流体噴射手段の流体噴射管および前記容器回転手段の容器載置部が、噴射された流体の散逸を防止するための温度調整チャンバ内に配置され、
該温度調整チャンバに前記容器を搬出入するための商品出し入れ口が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項8)は、前記流体噴射手段の流体噴射管が噴射された流体の散逸を防止するための温度調整チャンバ内に配置され、
該温度調整チャンバに前記容器回転手段の容器載置部が通過自在な開口部が設けられ、
前記容器載置部を前記温度調整チャンバ内に侵入させるための移動手段が、前記容器回転手段または前記温度調整チャンバの何れかに設けられていることを特徴とする。
また、 本発明に係る自動販売機(請求項9)は、商品を搬出するための商品搬出口を具備する開閉扉によって前面が開閉される筐体からなる商品収納庫と、
該商品収納庫内に配置され、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、
前記商品ラックから落下した商品を前記商品搬出口の方向に搬送する商品搬送手段とを有するものであって、
前記筐体に前記何れかの温度調整装置が設置されていることを特徴とする。
さらに、 本発明に係る商品収納装置(請求項10)は、商品を出し入れする開口部および該開口部を開閉する開閉扉を具備する筐体と、該筐体内に配置されて商品を収納する商品棚とを有すものであって、
前記筐体に前記何れかの温度調整装置が設置されていることを特徴とする。
本発明に係る温度調整装置(請求項1)は、流体噴射手段の流体噴射管を容器回転手段の回転中心に対して略放射方向に進退する噴射管進退手段とを有すから、容器の外径の大小に係わらず、流体噴射管と容器表面との距離を一定に保つことができる。
本発明に係る温度調整装置(請求項2)は、流体噴射管が流体を噴射する際、スタンド牽引機構が前進当接板が前記容器に当接するまで進退スタンドを前進させるから、簡単な機構によって、流体噴射管と容器表面との距離を正確に保つことができる。
本発明に係る温度調整装置(請求項3)は、前記流体噴射管が屈折自在であって、容器の外郭形状に対応して傾動する傾動部を具備するから、容器が円筒形でない場合、たとえば、口元が絞られた瓶の場合であっても、噴射された流体が容器表面に衝突する角度の変動を抑えることができる。
本発明に係る温度調整装置(請求項4)は、流体噴射管が流体を噴射する際、スタンド駆動機構が前進当接板および倒伏当接板が容器に当接するまで、進退スタンドを前進および傾動スタンドを倒伏させるから、容器が円筒形でない場合、たとえば、口元が絞られた瓶の場合であっても、流体噴射管と容器表面との距離を正確に保持し、また、噴射された流体が容器表面に衝突する角度を比較的正確に保持することができる。
本発明に係る温度調整装置(請求項5)は、ワイヤ牽引手段がスタンド牽引ワイヤを牽引すると、まず、進退スタンドには容器回転手段の回転中心に近づく方向の力が作用して、後退用バネが伸張して進退スタンドが前進し、その後、起立用バネが伸張して傾動スタンドが倒伏するから、簡素な機構でもって、容器が円筒形でない場合、たとえば、口元が絞られた瓶の場合であっても、流体噴射管と容器表面との距離を正確に保持し、また、噴射された流体が容器表面に衝突する角度を比較的正確に保持することができる。
本発明に係る温度調整装置(請求項6)は、流体噴射管から流体が斜め上方向に噴射されるから、噴射された流体が容器の筒状部の表面において略法線方向で衝突するから、良好な熱交換効率が保証される。
本発明に係る温度調整装置(請求項7)は、流体噴射手段の流体噴射管が進退するため、流体噴射管が後退した状態で、容器(商品に同じ)を容器載置部に直接載置することができるから、容器回転手段または温度調整チャンバを相対的に移動させるための移動手段が不要になる。
本発明に係る温度調整装置(請求項8)は、流体噴射管が配置された温度調整チャンバの開口部に容器載置部を侵入させるため、温度調整チャンバと容器回転手段とをそれぞれ別個の構造にすることができ、また、容器を載置する位置または温度調整チャンバを設置する場所の選定の自由度が増す。
また、 本発明に係る自動販売機(請求項9)は、前記何れかの温度調整装置が設置されているため、払い出された後の商品を、利用者の好みに応じて適宜温度調整することが可能になる。このため、商品を常温で収納したり、あるいは、比較的低い温度に加熱(弱加熱)して収納したりまたは比較的高い温度に冷却(弱冷却)して収納したりすることができるから、自動販売機の熱交換の負荷が低減して、熱交換手段の小能力化・小型化や、負省電力が図られる。
さらに、 本発明に係る商品収納装置(請求項10)は、前記何れかの温度調整装置が設置されているため、払い出された後の商品を、利用者の好みに応じて適宜温度調整することが可能になる。このため、商品を常温で収納したり、あるいは、比較的低い温度に加熱(弱加熱)して収納したりまたは比較的高い温度に冷却(弱冷却)して収納したりすることができるから、ショーケースの熱交換負荷が低減して、熱交換手段の小能力化・小型化や、負省電力が図られる。
以下、図面に基づいて実施形態を説明する、なお、以下の各図において同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
[実施形態1]
(温度調整装置その1)
図1は本発明の温度調整装置に係る実施形態1の構成を模式的に示す側面視の一部断面図である。図1において、温度調整装置1は、容器Vに封入された飲料(図示しない)を所望の温度に調整するためのものであって、温度調整装置1のみが独立して設置される場合(いわゆる「スタンドアロン型」に同じ)と、自動販売機等に取り付けられる場合(これについては別途説明する)とがある。
温度調整装置1は、容器Vを回転する容器回転手段10と、回転している容器Vに向けて、所定の温度に調整された流体を噴射する流体噴射管21を具備する流体噴射手段20と、流体噴射管21を容器回転手段10の回転の中心(以下「回転中心C」と称す)に対して略放射方向に進退する噴射管進退手段30とを有している。なお、図中、噴射管進退手段30を1台のみ記載しているが、本発明は、1台に限定するものではなく複数台であってもよい。また、複数台の場合、相互の間隔は不均一であってもよい。
(容器回転手段)
容器回転手段10は、容器Vが載置される回転テーブル11と、回転テーブル11を回転駆動する回転モータ13と、回転テーブル11と回転モータ13とを連結する回転軸12と、載置された容器Vを把持する図示しない把持手段とを有している。
なお、回転軸12は、チャンバ50の回転軸孔51にシール手段14を介して液密的に配置されているから、当該部分から流体が流れ出すことがない。
(噴射管進退手段)
そして、噴射管進退手段30は、回転中心Cに対して略放射方向に設置された進退スタンドガイド33に進退自在に案内された進退スタンド31と、進退スタンド31を進退させるスタンド牽引機構40と、進退スタンド31が前進した際に、容器Vに当接する前進当接板32とを有している。なお、進退スタンド31は流体噴射管21を保持している。
スタンド牽引機構40は、進退スタンド31を回転中心Cから遠ざかる方向(以下「後退」または「後退方向」と称す」に付勢する後退用バネ34と、一端が進退スタンド31に固定され、進退スタンド31を回転中心Cに近づける方向(以下「前進」または「前進方向」と称す)に牽引するためのスタンド牽引ワイヤ41(以下「牽引ワイヤ41」と称す)を有している。
そして、牽引ワイヤ41(一端が各牽引スタンド31に固定されている)の他端は、牽引方向を変更する牽引用プーリ35(進退スタンドガイド33に設置されている)を介して共通の牽引テーブル43に固定され、牽引テーブル43には巻き取りワイヤ44が固定され、巻き取りワイヤ44は巻き取りモータ46に設置された巻き取りドラム45によって巻き取られる。このとき、牽引ワイヤ41はシール手段47によって液密的にチャンバ50を貫通している。
なお、牽引ワイヤ41には緩衝用の牽引バネ42が設置されているが、これを撤去しても、これの代わりに巻き取りワイヤ44に緩衝用のバネを設置してもよい。また、牽引テーブル43を撤去して、各牽引ワイヤ41のそれぞれに巻き取りドラム45を設けてもよい。
さらに、牽引ワイヤ41等に代えて、牽引テーブル43をラック/ピニオン機構あるいはアクチュエータ(エアーシリンダ、ソレノイド/リンク機構等)で直接移動させてもよい。また、後退用バネ34および牽引ワイヤ41等に代えて、進退スタンド31を直接前後進させるアクチュエータ(エアーシリンダ、ソレノイド/リンク機構等)を設置してもよい。また、プーリ35に代えて略円弧状の案内溝を設けてもよい。
さらに、後退用バネ34に代えて前進方向に付勢するバネを設置し、牽引ワイヤ41を後退方向に牽引するようにしてもよい。このとき、巻き取りモータ46を起動すると、進退スタンド31は後退することになる。
(流体噴射手段)
流体噴射手段20は、気体、蒸気、液体またはスラリ等の熱媒体(以下まとめて「流体」と称す)を所定の温度に加熱または冷却(以下まとめて「温度調整」と称す)して貯留する貯留タンク23と、温度調整済み流体を流体分配部25に供給するための供給管24と、供給された流体を各流体噴射管21に分配するための流体分配部25と、流体分配部25と流体噴射管21とを連結する可撓性を具備する連結管26と、噴射された流体を貯留タンク23に戻す戻り管27とを有している。
また、流体噴射管21は進退スタンド31に支持され、回転中心Cに向かって少し斜め上方向に流体が噴出するような噴射口22(ノズル孔または穿孔等)が所定間隔で設けられている。
なお、供給管24には図示しない開閉手段(ソレノイドバルブ等)および流体輸送手段(圧送ポンプ等)が設置され、温度調整装置1の図示しない制御部からの制御信号に基づいて流体を所定の時間だけ供給している。
さらに、貯留タンク23は1台に限定されるものではなく、複数台であってもよい。たとえば、加熱された流体を貯留する加熱貯留タンクと冷却された流体を貯留する冷却貯留タンクとを装備し、制御部からの制御信号に基づいて、適宜、加熱または冷却された流体を供給するようにしてもよい。
また、流体分配部25はチャンバ50の天井に配置するものに限定するものではなく、チャンバ50の底面に配置してもよい。このとき、進退スタンドガイド33に連結管26が貫通自在な長孔(進退方向に長い)を設け、該長孔を貫通して連結管26を進退スタンド31に保持させれば、連結管26を引きずって進退する進退スタンド31の動きが阻害されることがない。
(温度調整方法)
図2は、図1に示す温度調整装置における温度調整方法を説明する側面視の一部断面図であって、進退スタンドが前進した状態を示している。以下、図1(進退スタンドが後退した状態を示している)および図2に基づいて温度調整装置1を利用する概略手順を説明する。
(S1)利用者は、飲料が封入された容器V(商品に同じ)を、チャンバ50の商品出し入れ口52に設置された商品出し入れ扉53を開いて、商品出し入れ口52を経由して回転テーブル11に載置する。
(S2)利用者は、温度調整装置1に対して温度調整指令を入力する(たとえば、スタートボタンを押す)。
(S3)そうすると、容器Vが回転テーブル11に載置されていること、チャンバ50の商品出し入れ口52が閉鎖していること等を確認の上、回転テーブル11は回転を始める。
(S4)そして、該回転と同時にまたは該回転に前後して、巻き取りモータ46が回転し、巻き取りドラム45に巻き取りワイヤ44が巻き取られ、進退スタンドは牽引ワイヤ41によって前進方向に牽引される。
(S5)そして、前進当接板32が容器Vに当接したところで、巻き取りモータ46は回転を停止する。
(S6)そこで、流体噴射口22から容器Vに向かって、所定の時間にわたって流体が噴射される。
(S7)そして、流体の噴射が終了したところで、回転テーブル11は回転を停止し、且つ、容器Vを開放(把持の停止に同じ)する。
(S8)最後に、回転テーブル11の停止が確認されたところで、チャンバ50の商品出し入れ口52の商品取り出し扉53を開き、利用者は温度調整された容器V(飲料が封入された商品に同じ)を取り出すことになる。
以上より、本発明の温度調整装置1を利用することにより、利用者は適宜、温度調整された飲料(飲料が封入された容器または商品に同じ)を得ることができることになる。このとき、流体噴射口22と容器Vとの距離は、前進当接板32によって正確に決定されるため、容器Vの外径が様々に変化する場合であっても、噴射された流体は一定の条件で容器Vの外面に衝突し、一定の熱交換が実行されるから、迅速且つ正確な温度調整が可能になる。
なお、前記手順は概略であって、温度調整指令に際して、加熱または冷却の選択や、長時間噴射または短時間噴射の選択等のオプションを追加してもよい。また、流体の噴射終了後に、容器Vに付着した流体を吹き飛ばすために、さらに所定の時間だけ回転を継続したり、圧縮空気等の吹き付けをしてもよい。
また、前進当接板32が容器Vに当接したことを検出する検出手段は限定するものではなく、たとえば、巻き取りモータ46の電流値の変化、巻き取りワイヤに作用する引っ張り力、前進当接板32に作用する圧縮力を検出したり、前進当接板32の先端に当接センサ(いわゆるタッチセンサ)を設置したりしてもよい。
さらに、回転テーブル11はチャンバ50内にあらかじめ設置されたものに限定するものではなく、チャンバ50に回転テーブル11が通過自在な開口部を設け、回転テーブル11またはチャンバ50の何れか一方に昇降手段を設置して、回転テーブル11に容器Vが載置された後、回転テーブル11を上昇またはチャンバ50を下降して、回転テーブル11がチャンバ50内に取り込まれるようにしてもよい。
[実施形態2]
(温度調整装置その2)
図3は本発明の温度調整装置に係る実施形態2の構成を模式的に示すものであって、(a)は側面視の一部断面図、(b)は部分拡大図である。図3おいて、温度調整装置2は、温度調整装置1(図1参照)の噴射管進退手段30の進退スタンド31に屈折機能、すなわち、進退スタンド31の一部を傾動自在にしたものである。そして、かかる噴射管進退手段を、噴射管進退手段60と称呼する。
(噴射管進退手段)
噴射管進退手段60は、進退スタンド61(回転中心Cに対して略放射方向に設置された進退スタンドガイド63に進退自在に案内されている)と、進退スタンド61が前進した際に、容器Vに当接する前進当接板62と、進退スタンド61を後退方向に付勢する後退用バネ64と、牽引ワイヤ81が係止する傾動用プーリ66と、傾動スタンド71が傾動自在に支持される傾動スタンド支持部73とを有している。
また、進退スタンドガイド63には、牽引ワイヤ81の牽引方向を水平方向から鉛直方向に変更するための牽引用プーリ65が設置され、流体噴射手段20の連結管26が貫通する長孔67が設けられている。なお、プーリ65またはプーリ66に代えて、略円弧状の案内溝を設けてもよい。
一方、傾動スタンド支持部73に支持された傾動スタンド71には、傾動スタンド71が回転中心Cに向かって傾動(以下「倒伏」と称す)した際に、容器Vに当接する倒伏当接板72と、倒伏した傾動スタンド71を回転中心Cに略平行に戻す(以下「起立」と称す)ための起立用バネ74と、牽引ワイヤ81を固定するワイヤ固定部75と、起立位置において、傾動スタンド71が回転中心Cから離れる方向に傾動することを停止する図示しないストッパが設置されている。なお、ワイヤ固定部75は、傾動スタンド支持部73の中心(以下「傾動中心」と称す)よりも回転中心Cに近い位置に設けられている。
(スタンド駆動機構)
進退スタンド61および傾動スタンド71は、スタンド駆動機構80によって駆動されている。すなわち、スタンド駆動機構80は、一端が傾動スタンド71のワイヤ固定部75に固定され、進退スタンド61に設置された傾動用プーリ66および進退スタンドガイド63に設置された牽引用プーリ65に係止して駆動される牽引ワイヤ81を有している。なお、スタンド駆動機構80において「駆動する」としたのは、温度調整装置1(図1参照)のスタンド牽引機構40との混乱を避けるためであって、実質「牽引する」に同じ内容である。
そして、牽引ワイヤ81の他端は、緩衝バネ82を介して駆動ロッド88に設置されている。駆動ロッド88はシール手段87によって液密的にチャンバ50を貫通し、その下端は共通の牽引テーブル83に固定されている。そして、牽引テーブル83には巻き取りワイヤ84が固定され、巻き取りワイヤ84は巻き取りモータ86に設置された巻き取りドラム85によって巻き取られるから、スタンド牽引機構40に準じた構成である。
(流体噴射手段)
流体噴射手段90は、流体を温度調整して貯留する貯留タンク93と、温度調整済み流体を流体分配部95に供給するための供給管94と、供給された流体を各流体噴射管91に分配するための流体分配部95と、流体分配部95と流体噴射管91とを連結する可撓性を具備する連結管96と、噴射されたチャンバ50内の流体を貯留タンク93に戻す戻り管97とを有している。
そして、流体噴射管91は可撓自在または一部におけて屈折自在であって、進退スタンド61および傾動スタンド71に支持され、噴射口92(ノズル孔または穿孔等)が所定間隔で設けられている。なお、進退スタンド61に支持された範囲の流体噴射管91(以下「進退噴射管91s」と称す)からは、回転中心Cに向かって少し斜め上方向に流体が噴出するような噴射口(以下「進退噴射口92s」と称す)が設けられている。また、傾動スタンド71に支持された範囲の流体噴射管91(以下「傾動噴射管91k」と称す)からは、傾動スタンド71が起立した際、回転中心Cに向かって略垂直方向に流体が噴出するような噴射口(以下「傾動噴射口92k」と称す)が設けられている。
なお、以上は、同一の流体噴射管91においてそれぞれ所定範囲を、進退噴射管91sあるいは傾動噴射管91kと称呼しているが、進退噴射管91sおよび傾動噴射管91kをそれぞ別個に形成し、それぞれを別個の連結管でもって流体分配部95に連結してもよい。
(傾動スタンドの傾動要領)
図4〜図6は、図3に示す温度調整装置における傾動スタンドの動きを説明するものであって、図4および図5は進退スタンドが前進した状態を示す側面視の一部断面図、図6は図5における流体の噴射状況を模式的に示す側面図である。
以下、図3(進退スタンドが後退した状態を示している)、図4(進退スタンドが前進した状態を示している)、および図5(傾動スタンドが倒伏した状態を示している)に基づいて温度調整装置2における傾動スタンド71の動きを説明する。
(i)巻き取りモータ86が回転して、巻き取りワイヤ84および牽引テーブル83を介して牽引ワイヤ81が駆動(牽引されるに同じ)される。
(ii)すると、傾動スタンド71のワイヤ固定部75には下向きの力が作用するから、傾動スタンド71は傾動スタンド支持部73を中心にして回転中心C側(容器V側に同じ)に傾動しようとする。
(iii)このとき、傾動スタンド71を起立させる起立用バネ74のバネ係数(付勢力に同じ)の方が、進退スタンド61を後退方向に付勢する後退用バネ64のバネ係数(付勢力に同じ)よりも大きいため、傾動スタンド71が倒伏する前に、後退用バネ64が伸ばされて、進退スタンド61が前進を始める。
(iv)そして、前進当接板62が容器Vに当接したところで、進退スタンド61は前進を停止し、後退用バネ64はそれ以上伸ばされなくなる。
(v)そこで、今度は、起立用バネ74が変形して(コイル状バネの場合は伸ばされ、板状バネの場合は曲げられるに同じ)、傾動スタンド71は倒伏を始める。
(vi)そして、倒伏当接板72が容器Vに当接したところで、傾動スタンド71は倒伏を停止し、巻き取りモータ86は回転を停止する。
(vii)そして、図示しない制御手段の指令によって、進退噴射管91sおよび傾動噴射管91kから流体が容器Vに向かって噴出され、温度調整が実行される。
(viii)さらに、流体の噴出が終了した後は、巻き取りモータ86は逆転して、牽引ワイヤ81の牽引を緩めるから、これに伴って、傾動スタンド71は起立し、さらに、進退スタンド61が後退する。
(温度調整方法)
したがって、利用者は、温度調整装置1における前記(S1)〜(S8)に準じた概略手順によって、適宜、温度調整された飲料(飲料が封入された容器または商品に同じ)を得ることができることになる。
このとき、進退スタンド61に支持された進退噴射管91sは、容器Vの表面から一定距離に近接し、しかも、該表面に向かって少し斜め上方向(図6において「θ」にて示す)に流体を噴出し、一方、傾動スタンド71に支持された傾動噴射管91kは、容器Vの肩部分(上部の傾斜範囲)から略一定の位置に近接し、しかも、該肩部分の表面の法線により近い方向に流体を噴出する。
すなわち、流体は容器Vの表面に対して好適は距離および方向から噴射され、且つ、周囲に広がり、しかも、容器Vは回転しているため、高い熱交換効率でもって飲物は温度調整されるから、迅速且つ確実な温度調整が図られる。
[実施形態3]
(温度調整装置その3)
図7および図8は本発明の温度調整装置に係る実施形態3の構成を模式的に示す側面視の一部断面図である。図7および図8おいて、温度調整装置3は、温度調整装置2(図3参照)における容器回転手段10の回転モータ13を昇降自在な昇降プレート15に設置したものである。
また、密閉プレート16が昇降プレート15に平行に設置され、容器回転手段10の回転軸12が、密閉プレート16の回転軸孔17をシール手段14を介して液密的に貫通している。
一方、チャンバ50には商品(容器に同じ)を出し入れするために商品出し入れ口がなく、回転テーブル11が出入り自在な回転テーブル孔54が設けられ。回転テーブル孔54の周囲に密閉プレート16が液密的に当接するシール手段55が設置されている。
したがって、回転テーブル11に容器Vが載置された状態で、昇降プレート15が昇降手段9によって上昇すると(図7に示す状態に同じ)、容器Vおよび回転テーブル11は回転テーブル孔54を経由してチャンバ50内に侵入し、やがて、密閉プレート16がシール手段55に当接することになる。
すなわち、商品は、回転テーブル11を下降した状態(図8に示す状態に同じ)で、チャンバ50の外で回転テーブル11に載置されることになる。このとき、回転テーブル11の周囲に進退スタンド61の前進当接板62や進退スタンドガイド63等、該載置の際に商品または利用者の手が触れるおそれのある物がないから、載置が容易になる。また、商品の載置を考慮することなく、進退スタンド61の移動距離を短くすることができるから、進退スタンドガイド63の短尺化やチャンバ50の小径化が可能になる。
なお、シール手段55は密閉プレート16の側面において摺動するものに限定するものではなく、チャンバ50の外面または密閉プレート16の上面に設置して、上下方向に挟圧されるようにしてもよい。また、昇降手段9は、たとえば、リンク機構、電動シリンダ、エアーシリンダ、ワイヤやチェーンによる懸吊機構等いずれであってもよい。
さらに、昇降プレート15を昇降するものに限定するものではなく、昇降プレート15を固定して、チャンバ50を昇降自在にしてもよい。このとき、流体噴射手段90の供給管94および戻り管97を可撓性を具備するものにする。
[実施形態4]
(温度調整装置その4)
図9は本発明の温度調整装置に係る実施形態4の構成を模式的に示す側面視の一部断面図である。図9おいて、温度調整装置4は、温度調整装置2(図3参照)における容器回転手段10をチャンバ50内に収納し、スタンド駆動機構80および貯留タンク93をチャンバの天井外面に設置したものである。
容器回転手段10を構成する回転モータ13は、チャンバ50の内部に設けられたモータ室56内に設置され、その回転軸12mにはベルトプーリ18が固定されている。
また、回転テーブル11の回転軸12tは、チャンバ50に設置された軸受け14tによって回転自在、且つ、液密的に支持されている。そして、回転テーブル11の外周にベルトプーリが一体的に形成され、回転テーブル11とベルトプーリ18とがベルト19によって連係されている。したがって、回転モータ13の回転によって回転テーブル11は回転することになる。このとき、モータ室56と進退スタンドガイド63とは位相が相違している(回転中心Cに対して回転方向で分散配置されているに同じ)から、相互に干渉することがない。
なお、ベルトプーリ18に代えて、歯車を設置し、一方、回転テーブル11または回転軸12に歯車を設置して、両者を直接または中間歯車を介して噛み合わせてもよい。
スタンド駆動機構80の牽引ワイヤ81は、牽引用プーリ65に係止して上方向に方向転換し、チャンバ50の天井を貫通し、該天井外面に設置された天井プーリ57によって略水平方向に方向転換して、牽引テーブル83に設置され、さらに巻き取りワイヤ84が巻き取りドラム85に巻き取られている。また、進退スタンド61が複数の場合、各進退スタンド61の進退距離が同一になるように、それぞれの牽引ワイヤ81毎に所定個数の天井プーリ57が設置されている。
また、巻き取りドラム85および巻き取りモータ86はチャンバ50の天井外面に設置されているが、天井の上方に設置してもよい。さらに、流体噴射手段90の貯留タンク93および流体分配部95もチャンバ50の天井外面に設置されているが、貯留タンク93を別途任意の位置に設置して、供給管94によって流体分配部95に連結してもよい。
したがって、温度調整装置4は、チャンバ50の下方に部材を有しないから、たとえば、自動販売機の商品収納室内への設置が容易になる。
[実施形態5]
(自動販売機)
図10〜図12は本発明の自動販売機に係る実施形態5の構成を模式的に示すものであって、図10は正面図、図11は側面視の断面図、図12は冷却ユニットの構成図である。
図10および図11において、自動販売機100は、断熱材によって囲まれ一面に開口部が設けられた筐体111と、商品を搬出する商品搬出口113が設けられ前記開口部を開閉自在な断熱扉112とを具備する商品収納庫110と、商品収納庫110の内部の空気を所定の温度にするための熱交換手段120(ヒータまたは冷却ユニットの一方または両方)と、商品収納庫110内の空気を循環させるための送風ファン130とを有している。
また、断熱扉112に対峙して開閉自在な外扉140と、商品収納庫110から払い出された(販売された)商品Sを、利用者の嗜好に応じて適宜温度調整するための温度調整装置101とが設置されている。なお、商品Sは、缶、ビン、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品であって、商品そのものまたは飲料等が封入された容器Vを指している。以下、温度調整装置101として実施形態4に示す温度調整装置4が採用された場合を例に説明する。
商品収納庫110の商品搬出口113に向かって傾斜したシュータ114が配置され、シュータ114が商品収納庫110の内部を上下に仕切っている。そして、シュータ114の上方に商品Sを集積するための商品ラック115が配置され、シュータ114の下方に熱交換室121が配置されている。
シュータ114には、送風ファン130から吹き出された空気(冷却または加熱された空気)を商品ラック115に向かって略上方に流し、商品収納庫110の内部を循環させるための通気穴(図示しない)が穿設されている。さらに、商品収納庫110の後面には、所定の断面積の循環ダクト116が設けられ、商品ラック115の位置から空気を吸い込んで、熱交換室121に空気を吹き出し、空気の循環を促進している。
なお、熱交換室121には、送風ファン130と、冷却ユニット150を形成する蒸発器155と、ヒータ(図示しない)とが収納されている。
したがって、冷却ユニット150を稼働して蒸発器155に冷熱を供給すると、蒸発器155において冷却された空気が通気穴を経由して商品ラック115に向けて吹き出し、そこに集積した商品Sを冷却する。そして、暖まった空気は循環ダクト116を経由して再度蒸発器155に戻ってくる。一方、ヒータを稼働した場合には、加熱された空気が通気穴を経由して商品ラック115に向けて吹き出し、そこに集積した商品Sを加熱する。そして、冷めた空気は循環ダクト116を経由して再度ヒータ160に戻ってくる。
なお、ヒータ(商品収納庫110を加熱する)または蒸発器155(商品収納庫110を冷却する)は、商品の種類や季節の変化に応じて商品収納庫毎に適宜使い分けられている。
外扉140の表面側には、収納している商品を示す商品見本Dを表示するディスプレイウインドウ141と、商品選択用の押ボタン142と、紙幣を挿入する紙幣挿通口143と、硬貨を投入する硬貨投入口144と、所定の情報(たとえば、投入された金額やおつりの金額等)を表示する一体表示器145と、商品取出口146と、温度調整装置101に商品Sを出し入れするための温度調整用開口部147と、温度調整装置101(温度調整装置4に同じ)の始動を指示するための温度調整開始ボタン148と、温度調整中(たとえば、点灯)および温度調整終了(たとえば、温度調整終了後から商品Sが取り出されるまでの間の点滅)を知らせる温度調整ランプ149が設けられている。また、温度調整用開口部147は、温度調整装置4の商品出し入れ口52(商品取り出し扉53が設置されてあいる)に連通している。
よって、利用者が紙幣または硬貨を投入し、商品選択用の押ボタン142を押せば、所望の商品Sが商品取出口146に払い出される(販売されるに同じ)。
そして、利用者が販売された商品Sを温度調整する場合、該商品Sを手にし、商品取り出し扉53を開けて、温度調整用開口部147および商品出し入れ口52を経由して、商品Sを回転テーブル11に載置し、温度調整開始ボタン148を押せば、前述の概略手順に従って商品Sは温度調整され、さらに、温度調整ランプ149が、たとえば点滅して温度調整の終了を知らせたところで、利用者は温度調整された商品Sを取り出すことになる。
したがって、自動販売機100から販売された(払い出された)商品Sの温度が所望の加熱温度より低い温度であったり、所望の冷却温度より高い温度であったり、あるいは常温であったりしても、利用者は適宜温度調整することができるから、自動販売機100の加熱や冷却の程度を緩和することが可能になり、熱交換手段の加熱容量や冷却容量を小さくすること、および消費電力を低減することができる。すなわち、自動販売機100の製造コストおよび運転コストが低減する。
なお、商品出し入れ扉53は利用者が手動で開閉するものであっても、温度調整用開口部147に商品Sが挿入されたことを検出して自動で開閉するものであってもよい。
また、以上は温度調整装置101として温度調整装置4を採用した場合を例示しているが、温度調整装置1〜3のいずれを採用してもよい。また、温度調整装置101に加熱温度調整と冷却温度調整の選択機能を付与し(たとえば、加熱用および冷却用にそれぞれ別個の貯留タンクを設け、加熱調整または冷却調整を選択する選択指令に応じて加熱用流体または冷却用流体を切り換えて噴射する等)、温度調整開始ボタン148に並べて加熱/冷却選択ボタンを設けてもよい。
図12において、冷却ユニット150は、冷媒を圧縮する圧縮器151と、圧縮器151によって圧縮された高圧冷媒を凝縮する凝縮器152と、高圧冷媒を各商品収納庫に振り分けるための電磁153a、153b、153cと、振り分けられた高圧冷媒を減圧する膨張機構154a、154b、154c(電子膨張弁、キャピラリーチューブ等)と、減圧された低温低圧冷媒を蒸発させる蒸発器155a、155b、155cと、蒸発(加熱に同じ)された低圧冷媒を集積するアキュムレータ156と、これら機器を連結する冷媒配管157とを具備するものであって、背景技術におけるものに同じである。なお、添え字「a、b、c」は商品収納室が3室の場合であって、それぞれを識別するためのものであるが、図中、共通する事項については添え字を省略している。
[実施形態6]
(商品収納装置)
図13および図14は本発明の商品収納装置に係る実施形態6の構成を模式的に示すものであって、図13は正面図、図14は側面視の断面図である。
図13および図14において、商品収納装置200(いわゆる「ショーケース」に同じ)は、断熱材によって囲まれた商品収納庫210と、商品収納庫210の内部の空気を所定の温度にするための熱交換手段(ヒータまたは冷却ユニットの一方または両方、図示しない)と、商品収納庫210から払い出された(販売された)商品Sを、利用者の嗜好に応じて適宜温度調整するための温度調整装置201とを有している。
商品収納庫210には、一方の面に開閉自在な商品供給部211が形成され、これに対峙する面に開閉自在な商品取り出し部212を形成し、商品供給部211から商品取り出し部212に向かって僅かに下方向に傾斜する複数の商品収納棚を有する商品収納ラック(図示しない)が設置されている。
したがって、利用者が商品取り出し部212側から商品Sを取り出すと、順次、収納された商品Sは自重によって商品取り出し部212側に移動し、商品供給部211側の空いたスペースには、適時、新たな商品Sが商品供給部211側から供給されるものである。
また、商品供給部211および商品取り出し部212には、これらを気密的に開閉する商品供給部扉213および商品取り出し部扉214が設置され、商品取り出し部扉214は収納された商品Sを外部から視認可能なように透明になっている。
なお、商品Sは、缶、ビン、ペットボトル等の容器に入れた飲料等の商品であって、商品そのものまたは飲料等が封入された容器Vを指している。以下、温度調整装置201として実施形態3に示す温度調整装置3(図14において、一部の部材の記載を省略している)が採用された場合を例に説明する。
商品収納庫210の天井近くには、冷却ユニット(図示しない)を構成する蒸発器(図示しない)と、該蒸発器によって冷却された空気の下降または循環を促進するための送風ファン(図示しない)が設置されている。したがって、商品Sは商品収納ラックに収納されている間に、所定の温度に冷却されることになる。なお、該冷却ユニットは実施形態5における冷却ユニット150(図12参照)に同じであるから説明を省略する。
商品収納庫210の商品取り出し部212の脇に、温度調整装置201に商品Sを出し入れするための温度調整用開口部220、温度調整装置201(温度調整装置3に同じ)の始動を指示するための温度調整開始ボタン221と、温度調整中(たとえば、点灯)および温度調整終了(たとえば、温度調整終了後から商品Sが取り出されるまでの間の点滅)を知らせる温度調整ランプ222が設けられている。
よって、利用者が商品取り出し部扉214を開いて商品Sを取り出し、該商品Sを温度調整する場合、該商品Sを手にして、温度調整用開口部220を経由して、下降している回転テーブル11に載置し、温度調整開始ボタン221を押せば、前述の概略手順に従って、回転テーブル11が上昇してチャンバ50内に侵入し、図示しない噴射管が前進かつ倒伏して流体を噴射するから、商品Sは温度調整される。そして、回転テーブル11が下降し、温度調整ランプ222が、たとえば点滅して温度調整の終了を知らせたところで、利用者は温度調整された商品Sを取り出すことになる。
したがって、商品収納装置200に収納されている商品Sの温度が所望の冷却温度より高い温度(弱冷却)であったり、あるいは常温であったりしても、利用者は適宜温度調整することができるから、自動販売機100の冷却の程度を緩和することが可能になり、熱交換手段の冷却容量を小さくすること、および消費電力を低減することができる。すなわち、商品収納装置200の製造コストおよび運転コストが低減する。
なお、温度調整装置201は温度調整装置3に限定するものではなく、温度調整装置1、2または4のいずれを採用してもよい。また、以上は、商品Sを冷却して収納する場合であるが、商品Sを加熱して収納する場合も同様の作用・効果が奏されるものである。
本発明は以上の構成であるから、スタンドアロン型の温度調整装置または各種装置に取り付けられる温度調整装置として、さらに、温度調整装置を取り付けた自動販売機ないし商品収納装置として広く利用することができる。
本発明の温度調整装置に係る実施形態1の構成を示す側面視の一部断面図。 図1に示す温度調整装置における温度調整方法を説明する一部断面図。 本発明の温度調整装置に係る実施形態2の構成を模式的に示す一部断面図。 図3に示す温度調整装置における傾動スタンドの動きを説明する断面図。 図3に示す温度調整装置における傾動スタンドの動きを説明する断面図。 図3に示す温度調整装置における流体の噴射状況を模式的に示す側面図。 本発明の温度調整装置に係る実施形態3の構成を模式的に示す一部断面図。 本発明の温度調整装置に係る実施形態3の構成を模式的に示す一部断面図。 本発明の温度調整装置に係る実施形態4の構成を模式的に示す一部断面図。 本発明の自動販売機に係る実施形態5の構成を模式的に示す正面図。 本発明の自動販売機に係る実施形態5の構成を模式的に示す側断面図。 本発明の自動販売機に係る実施形態5の冷却ユニットの構成図。 本発明の商品収納装置に係る実施形態6の構成を模式的に示す正面図。 本発明の商品収納装置に係る実施形態6の構成を模式的に示す側断面図。
符号の説明
1 温度調整装置
2 温度調整装置
3 温度調整装置
4 温度調整装置
9 昇降手段
10 容器回転手段
11 回転テーブル
12 回転軸
12m 回転軸
12t 回転軸
13 回転モータ
14 シール手段
14t 軸受け
15 昇降プレート
16 密閉プレート
17 回転軸孔
18 ベルトプーリ
19 ベルト
20 流体噴射手段
21 流体噴射管
22 流体噴射口
23 貯留タンク
24 供給管
25 流体分配部
26 連結管
27 管
30 噴射管進退手段
31 進退スタンド
32 前進当接板
33 進退スタンドガイド
34 後退用バネ
35 牽引用プーリ
40 スタンド牽引機構
41 牽引ワイヤ
42 牽引バネ
43 牽引テーブル
44 巻き取りワイヤ
45 巻き取りドラム
46 巻き取りモータ
47 シール手段
50 チャンバ
51 回転軸孔
52 商品出し入れ口
53 商品出し入れ扉
54 回転テーブル孔
55 シール手段
56 モータ室
57 天井プーリ
60 噴射管進退手段
61 進退スタンド
62 前進当接板
63 進退スタンドガイド
64 後退用バネ
65 牽引用プーリ
66 傾動用プーリ
67 長孔
71 傾動スタンド
72 倒伏当接板
73 傾動スタンド支持部
74 起立用バネ
75 ワイヤ固定部
80 スタンド駆動機構
81 牽引ワイヤ
82 緩衝バネ
83 牽引テーブル
84 巻き取りワイヤ
85 巻き取りドラム
86 巻き取りモータ
87 シール手段
88 駆動ロッド
90 流体噴射手段
91 流体噴射管
91k 傾動噴射管
91s 進退噴射管
92 流体噴射口
92k 傾動噴射口
92s 進退噴射口
93 貯留タンク
94 供給管
95 流体分配部
96 連結管
97 戻り管
100 自動販売機
101 温度調整装置
110 商品収納庫
140 外扉
141 ディスプレイウインドウ
146 商品取出口
147 温度調整用開口部
148 温度調整開始ボタン
149 温度調整ランプ
150 冷却ユニット
200 商品収納装置
201 温度調整装置
210 商品収納庫
211 商品供給部
212 商品取り出し部
220 温度調整用開口部
221 温度調整開始ボタン
222 温度調整ランプ
C 回転中心
D 商品見本
S 商品
V 容器

Claims (10)

  1. 飲料を所望の温度に調整する温度調整装置であって、
    該飲料が封入された容器を回転する容器回転手段と、
    回転している前記容器に向けて、所定の温度に調整された流体を噴射する流体噴射管を具備する流体噴射手段と、
    該流体噴射手段の流体噴射管を前記容器回転手段の回転中心に対して略放射方向に進退する噴射管進退手段とを有することを特徴とする温度調整装置。
  2. 前記噴射管進退手段が、前記略放射方向に進退自在に案内され、前記流体噴射管を保持する進退スタンドと、該進退スタンドを進退させるスタンド進退機構と、前記進退スタンドが前進した際に前記容器に当接する前進当接板とを有し、
    前記流体噴射管が流体を噴射する際、前記スタンド進退機構は前記前進当接板が前記容器に当接するまで前記進退スタンドを前進させ、さらに、前記流体噴射管が流体の噴射を停止した際、前記スタンド進退機構は前記前進当接板が前記容器から離隔するまで前記進退スタンドを後退させることを特徴とする温度調整装置。
  3. 前記流体噴射管が屈折自在であって、前記容器回転手段の回転中心に略平行の平行部と、前記容器回転手段の回転中心に対して傾動自在な傾動部とによって形成され、該傾動部が前記容器の外郭形状に対応して傾動することを特徴とする請求項1または2記載の温度調整装置。
  4. 前記噴射管進退手段が、前記略放射方向に進退自在に案内されて前記流体噴射管の平行部を保持する進退スタンドと、該進退スタンドに傾動自在に設置されて前記流体噴射管の傾動部を保持する傾動スタンドと、前記進退スタンドを進退させると共に前記傾動スタンドを傾動させるスタンド駆動機構と、前記進退スタンドが前進した際に前記容器に当接する前進当接板と、前記傾動スタンドが倒伏した際に前記容器に当接する倒伏当接板とを有し、
    前記流体噴射管が流体を噴射する際、前記スタンド駆動機構は前記前進当接板が前記容器に当接するまで前記進退スタンドを前進させると共に、前記倒伏当接板が前記容器に当接するまで前記傾動スタンドを倒伏させ、
    さらに、前記流体噴射管が流体の噴射を停止した際、前記スタンド進退機構は前記傾動スタンドを起立させると共に前記進退スタンドを後退させることを特徴とする請求項3記載の温度調整装置。
  5. 前記スタンド駆動機構が、前記進退スタンドを前記容器回転手段の回転中心から離れる方向に付勢する後退用バネと、前記傾動スタンドを前記容器回転手段の回転中心に平行になるように付勢する起立用バネと、前記進退スタンドに係止して一端が前記傾動スタンドに設置されると共に他端が後記スタンド牽引手段に設置されたスタンド牽引ワイヤと、該スタンド牽引ワイヤを牽引するワイヤ牽引手段とを有し、
    前記ワイヤ牽引手段が前記スタンド牽引ワイヤを牽引した際、まず、前記後退用バネが伸張して前記進退スタンドは前進し、その後、前記起立用バネが伸張して前記傾動スタンドは倒伏し、
    さらに、前記ワイヤ牽引手段が前記スタンド牽引ワイヤの牽引を緩めると、まず、前記起立用バネが元に戻って前記傾動スタンドは起立し、その後、前記後退用バネが元に戻って前記進退スタンドは後退することを特徴とする請求項4記載の温度調整装置。
  6. 前記流体噴射管から流体が、前記容器回転手段の回転中心に対して斜め上方向に噴射されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の温度調整装置。
  7. 前記流体噴射手段の流体噴射管および前記容器回転手段の容器載置部が噴射された流体の散逸を防止するための温度調整チャンバ内に配置され、
    該温度調整チャンバに前記容器を搬出入するための商品出し入れ口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の温度調整装置。
  8. 前記流体噴射手段の流体噴射管が噴射された流体の散逸を防止するための温度調整チャンバ内に配置され、
    該温度調整チャンバに前記容器回転手段の容器載置部が通過自在な開口部が設けられ、
    前記容器載置部を前記温度調整チャンバ内に侵入させるための移動手段が、前記容器回転手段または前記温度調整チャンバの何れかに設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の温度調整装置。
  9. 商品を搬出するための商品搬出口を具備する開閉扉によって前面が開閉される筐体からなる商品収納庫と、
    該商品収納庫内に配置され、商品を収納して順次下方に搬出する機能を有する商品ラックと、
    前記商品ラックから落下した商品を前記商品搬出口の方向に搬送する商品搬送手段とを有する自動販売機であって、
    前記筐体に請求項1乃至8の何れかに記載の温度調整装置が設置されていることを特徴とする自動販売機。
  10. 商品を出し入れする開口部および該開口部を開閉する開閉扉を具備する筐体と、
    該筐体内に配置されて商品を収納する商品棚とを有する商品収納装置であって、
    前記筐体に請求項1乃至8の何れかに記載の温度調整装置が設置されていることを特徴とする商品収納装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013500458A (ja) * 2009-07-30 2013-01-07 エンバイロ−クール ユーケー リミテッド 冷却における改良
CN108507253A (zh) * 2018-03-30 2018-09-07 佛山市健群生物科技有限公司 一种多功能医疗冷柜
CN114529078A (zh) * 2022-02-17 2022-05-24 薛凯 一种基于电力交易平台的电力交易方法

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