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JP2005532144A - 食物ウォーミング装置及び方法 - Google Patents

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JP2005532144A JP2004562618A JP2004562618A JP2005532144A JP 2005532144 A JP2005532144 A JP 2005532144A JP 2004562618 A JP2004562618 A JP 2004562618A JP 2004562618 A JP2004562618 A JP 2004562618A JP 2005532144 A JP2005532144 A JP 2005532144A
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Abstract

トレイ内の食物に熱を伝えるためのオーブン及びそのオーブンを使用するための方法である。オーブンは、仕切りを備えたキャビネットを有している。仕切りは、キャビネットの内部を、多数の、分離し且つ熱的に独立している保存区画に、分割している。各保存区画は、食物のトレイを取り外し可能に受け入れるようになっている。トレイの上の熱源は、トレイ内の食物を加温するために放射熱を放出する。制御機構が、各熱源が作動している加熱保存時間期間を有する食物についての全保存時間期間を、制御する。オーブンは、区画内に強制空気を供給するために、制御機構の制御の下で、強制換気機構を有している。熱源は、連続した負荷サイクルの間、作動したり停止したりして、加熱保存時間期間の間、各区画の食物を選択保存温度に維持するようになっている。

Description

発明の詳細な説明
発明の背景
本発明は、概ねオーブンに関するものであり、特に、食物を給仕したり更には調理したりするのに適した温度に食物を保存するためのオーブンに関するものである。
一実施形態において、本発明は、特に(排他的ではないが)、外食装置を対象としている。その装置は、赤外線ヒーターを用いて、食物を給仕する前に更には調理するために、食物を適した温度に保存するものである。そのような技術は、例えばファストフード産業において、食物を加熱するためによく用いられている。しかしながら、そのような装置は、ある不都合を有している。例えば、短い保存時間(例えば1時間以内)及び急激な製品品質低下が、保存用途へのこの技術の有効性を限界づけている。しかも、異なる食品は、最適条件に保存されるのに必要な赤外線エネルギー量が、異なっている。保存される食物の品質は、保存オーブン内の温度及び空気流によって大部分が影響を受ける。食物が蒸発によって水分を失うと、臭いが失われる。これは、製品の外見や味に影響する。例えば、鶏肉繊維は乾燥して硬くなるが、パン粉づけは乾燥して脂っこくなる。フレンチフライは、水分を失うと、乾燥ゴム状となり、外皮はみずみずしさを失う。
加熱サイクルの回数及び期間は、比較的均一な温度を提供するために、調理される食物の熱量に、通常は依存する。従来の赤外線保存装置では、食物に供給される赤外線エネルギー量を制御するための調節を行うことができず、また、赤外線熱源が食品に対して固定位置にあるので、大きなスペースを必要としている。
St. Louis, Mo.のDuke Manufacturing Co.に譲渡され、ここに参照として組み込まれた、米国特許第6,175,099、6,262,394、6,541,739は、保存用又は調理用のオーブンを対象としており、それは、従来のものの改良であり、種々の揚げ物に有効であることが証明されている。しかしながら、特に、ハッシュブラウンズ、フレンチフライ、焼き鳥、鳥やエビの天婦羅のような、揚げ物などの食品の保存時間期間及び品質を向上させる技術が、なお要求されている。
発明の概要
本発明の幾つかの対象物は、次のとおりである。すなわち、食物を、品質を低下させることなく、長く保存するのに適した、オーブンの設備である。その食品は、フライドポテト、フライドチキン、焼き鳥のような、湿ったりゴム状になったりする傾向にある硬い外皮を有する食品を、含んでいる。また、食物の品質を向上させるために、蒸発損失をより精密に制御できる、オーブンの設備である。
一般に、本発明の一実施形態は、トレイ内の食物に熱を伝達するためのオーブンである。各トレイは、底壁と、側壁と、端壁と、を有している。側壁及び端壁は、トレイのオープントップを構成する上部リムまで、底壁から上に延びている。オーブンは、内部を有するキャビネットを備えている。オーブンは、更に、キャビネット内に仕切りを備えている。仕切りは、キャビネットの内部を、多数の、分離し且つ熱的に独立している保存区画に、分割している。各保存区画は、多数のトレイの内の1つのトレイを取り外し可能に受け入れるようになっている。オーブンは、また、熱源及び制御機構を有している。熱源は、各トレイの上方にあり、食物を加温するためにトレイ内の食物に放射熱を放つことができるようになっている。また、制御機構は、互いに独立した熱源の作動を制御するためのものであり、それによって、各区画における温度を、独立に制御できる。一実施形態では、制御機構は、タイマーコントロールを備えている。タイマーコントロールは、他の区画から独立した各区画についての保存時間期間を設定する。保存時間期間は、各熱源が作動している間の加熱保存時間期間を少なくとも含んでいる。別の実施形態においては、オーブンは、強制換気機構も備えている。それは、制御機構による制御の下で、区画に強制空気を供給する。
本発明は、また、オーブンの作動を制御する方法を対象としている。オーブンは、キャビネットと、キャビネット内の、多数の、分離し且つ熱的に独立している保存区画と、熱源と、を備えている。各保存区画は、食物を収容するためのトレイを取り外し可能に受け入れるようになっている。熱源は、各トレイの上方にあり、食物を加温するためにトレイ内の食物に放射熱を放出する。方法は、連続した負荷サイクルの間、各熱源を作動させたり停止させたりして、加熱保存時間期間の間、各区画内の食物を、選択保存温度に維持する工程、を含んでいる。各負荷サイクルは、加熱区間に続く非加熱区間からなっている。本発明の一実施形態において、方法は、更に、食物を収容しているトレイを各区画内に選択保存温度以上の温度で設置する工程と、区画の温度が非加熱保存時間期間の間に選択保存温度まで冷える間、区画の熱源を停止状態に維持する工程と、連続した負荷サイクルの間、区画の熱源を作動させたり停止させたりして、区画内の食物を、加熱保存時間期間の間、選択保存温度に維持する工程と、を含んでいる。他の実施形態においては、方法は、食物を収容しているトレイを各区画内に選択保存温度以下の温度で設置する工程と、区画の熱源を作動させて区画の温度を再熱化保存時間期間の間、選択保存温度まで上昇させる工程と、連続した負荷サイクルの間、区画の熱源を作動させたり停止させたりして、区画内の食物を、加熱保存時間期間の間、選択保存温度に維持する工程と、を含んでいる。
本発明の別の実施形態は、オーブンの作動を制御する方法を対象としている。オーブンは、キャビネットと、キャビネット内の、多数の、分離し且つ熱的に独立している保存区画と、熱源と、を備えている。各保存区画は、食物を収容するためのトレイを取り外し可能に受け入れるようになっている。熱源は、各トレイの上方にあり、食物を加温するためにトレイ内の食物に放射熱を放出する。方法は、各区画についての選択保存温度を設定する工程と、各区画についての保存時間期間を設定する工程と、を含んでいる。保存時間期間は、加熱保存時間期間を含んでいる。方法は、更に、各加熱保存時間期間の間、各熱源を作動させて、各区画の食物を、選択保存温度に維持する工程、を含んでいる。
本発明は、また、多数のトレイを取り外し可能に受け入れるための内部を有するキャビネットと、トレイのオープントップを覆う多数のカバーと、を備えたオーブンを対象としている。各カバーは、各トレイのトップに被さる金属部分を有している。オーブンは、各カバーの金属部分を加熱するための熱源を有しており、したがって、加熱された金属部分は、トレイ内の食物を加温するために各トレイ内の食物に対して放射熱を放出する。カバーの少なくとも幾つかは、そのようなカバーを有する各トレイから水分を放出するための1つ以上の開口を、有している。
本発明は、熱源を中に有するオーブン内に受け入れられたトレイを覆うためのカバーも対象としている。各トレイは、底壁と、側壁と、端壁と、を有している。側壁及び端壁は、トレイのオープントップを構成する上部リムまで、底壁から上に延びている。カバーは、熱源から熱を受け入れるための、及び、食物を加温するためにトレイ内の食物に対して放射熱を放出するための、トレイのオープントップの上に横たわるようになった金属壁、を備えている。カバーは、トレイから水分を放出するための1つ以上の開口を中に有している。
他の目的及び特徴が、以下において、明確に指摘される。
図面を通して、対応する部分には、対応する符号を付している。
好ましい実施形態の詳細な説明
図1は本発明のオーブンの一実施形態を示している。オーブン1は、内部12を有するキャビネットを備えている。内部12は、多数のトレイ3を取り外し可能に受け入れるための多数の段を備えている。各段におけるトレイは、並んで配置されている。図示するように、オーブンは、上段5と下段7との2つの段を有しており、各段は、3つのトレイを収容できる。段の数及び各段におけるトレイの数は、変更できる。
オーブン1は、頂部9と、底部11と、側部13、15と、棚17と、を有している。棚17は、頂部と底部の略中間を一方から他方へ延びている。棚17と頂部9とは、上段5を構成している。低部11と棚17とは、下段7を構成している。オーブンは、前パネル19と、対応する後パネル(図示せず)とを、有している。各パネルは、開口21を有している。開口21は、各トレイ3を前又は後から、各段の中又は外へスライドさせるためのものである。
一実施形態において、各トレイ3は、略平面視長方形であり、底部23と、対向する側壁25と、端壁27と、を有している。各トレイは、ヒートシンク29内のオーブン1の各段5、7内に配置されている。ヒートシンク29は、各段において前から後へ延びている。各トレイは、各開口21の前又は後を通って、ヒートシンク内から摺動可能に引き出され又は入れられるために、ヒートシンク内に摺動可能に配置されている。各ヒートシンク29は、例えばアルミニウムでできており、底部31と側壁33(図2)とを有している。側壁33は、外向き(横方向)に延びたフランジ35と、フランジの外縁から上に延びたリム37と、を有している。各ヒートシンクは、1つのトレイを保持するためのトレイ受入部材を構成している。電気抵抗加熱要素39は、ヒートシンクの底部に接触した底部分41と、各ヒートシンクの側部に接触して上に延びた側部分43と、を有している。加熱要素39は、ヒートシンク及びその中のトレイ3を加熱するよう設けられている。各ヒートシンク29及び関連する加熱要素39は、各トレイ3及びその食物内容物を加熱するための主熱源を構成している。全ての加熱要素34のためのオンオフ電力制御45が設けられている。上段及び下段の加熱要素39のための温度制御47が設けられている。上段5の各加熱要素39の底部分41は、棚17上にあり、下段7の各加熱要素39の底部分41は、オーブン1の底部11上にある。各加熱要素の側部43は、各ヒートシンク29のフランジ35まで上に延びている。St. Louis, Mo.のDuke Manufacturing Co.に譲渡され、ここに参照として組み入れる、米国特許第6,175,099、6,262,394は、更に、ヒートシンク29及び関連した装置の構成に関して詳細に述べている。
ヒートシンク29及び関連した加熱要素39以外の、主熱源を、本発明の範囲から逸脱することなく使用できる。
好ましい実施形態において、各トレイ3は、リム49を有している。リム49は、外側(横方向)に延びた上部部分51と共に、各ヒートシンクのフランジ35に摺接係合している下向きに延びた傾斜リップ53、を有している。リムは、トレイ3のオープントップ32を構成している。カバー55が、各トレイのオープントップに設けられている。各カバーは、各トレイのトップの上に横たわっている金属部分57を有している。特に、各カバーの金属部分57は、水平クロス壁を備えており、該クロス壁は、陽極酸化アルミシートの長方形プレートと、陽極酸化金属のアングル61と、を備えている。上記プレートは、例えば、その各々の側において下向きのフランジ59を有しており、アングル61は、各側の縁においてその長手に延びている。下向きフランジ59の下部エッジは、ヒートシンクフランジ35のトップに係合している。1つ以上のカバー55が、各トレイ3のリム49の上方に間隔を置いて配置されており、その間隔は、1インチ以下、より好ましくは約0.40インチ以下、更に好ましくは約0.30インチ以下である。1つ以上の開口63が、そのような開口を有する各トレイから水分を放出するために、少なくとも1つのカバー55に設けられている。図4は、図のようなパターンで配置された16個の開口63を有するカバーを示している。その数とパターンは、大きく変更することができ、1つの開口を有するカバーの1つの開口の面積及び1つ以上の開口を有するカバーの全開口の面積は、カバーで覆われているトレイ3のオープントップの面積の約25%以下が好ましく、より好ましくは約5%以下、更に好ましくは1%以下である。1つのカバーにおける全開口の面積及び開口の特定パターンは、カバーで覆われるトレイ内の食物のタイプ及び量に応じて変更できる。どのような状況でも、開口のサイズ及びパターンは、トレイから放出される水分量を正確に制御するために選択することができ、したがって、食物の品質を長期間維持するために条件を最適化できる。
各カバー55は、システム65の一部である。システム65は、主熱源に加えて、各トレイ内の食物を加熱する。主熱源とは、例えば、各ヒートシンク29及び加熱要素39である。この補助加熱システム65は、各カバー55の金属部分57を加熱するための熱源67を備えており、それによって、金属部分はトレイ3内の食物を更に加温するために、各トレイ内の食物に対して放射熱を放出するようになっている。各カバー55の上方に設けられている各熱源67は、1個の電気加熱要素69を備えており、それは、オーブン又はキャビネット1の内部表面に取り付けられたシートメタルハウジング71中に設けられている。特に、加熱要素69は、市販されているものであり、すなわち、St. Louis, MissouriのCarlton Companyによって販売されているChromalox electrical resistance heater elementである。ハウジング71は、アルミニウムのようなシートメタルからなる浅いパンであり、長方形の底部73と、側部75と、端部77と、側部のトップから外に延びているフランジ79と、を有している。
一実施形態において、加熱要素69は、長手方向に延びたパンの底部73上に、位置している。パンの底部からカバーへ熱を付随的に放出すると共にパン71の底部73を加熱することによって、各カバー55を加熱するように、加熱要素69は電気回路に適切に接続されている。上記回路に接続するための加熱要素の端子81、83が設けられている。パン71は、各パン71の底部73が各カバー55の上方に間隔を置いて設けられているオーブン内又はキャビネット内に、取り付けられており、その間隔は、2.0インチ以下、より好ましくは約1.0インチ以下である。一実施形態において、各熱源67によって各カバー55へ供給される電力は、例えば100〜500ワットの範囲であり、各熱源67は、各カバー55を好ましくは華氏200〜500度の範囲の温度まで加熱するよう作動できる。オーブン1内のカバー55をロックするための回転ロック85が設けられている。
図5は、本発明の第2の実施形態のオーブン101を示している。オーブン101は、長方形又は箱型のキャビネット102を備えている。キャビネット102は、頂部109と、底部111と、対向する側部113、115と、前パネル119と、対応する後パネル(図示せず)と、を有している。キャビネット102は、多数のトレイ103を取り外し可能に受け入れるための内部112を構成している。オーブン101は、キャビネット102内に、垂直仕切り126と水平仕切り127とを有しており、それらは、内部112を、多数の、分離し且つ熱的に独立している保存区画128に、分割している。垂直仕切り126及び水平仕切り127の数(及び、したがって、区画128の数)は、変更できる。好ましくは仕切り126、127は区画128の間における食品香料の伝達を防止する。
前パネル119及び後パネルは、各区画128に連通した開口121を含んでいる。一実施形態において、前パネル119の開口121は、各区画128がオーブン101の前から後へ延び且つトレイ103の1つをオーブン101の前又は後のいずれかから取り外し可能に受け入れることができるように、後パネルに形成された対応する開口(図示せず)を、有している。開口121は、各トレイ103をスライドさせて区画128に入れたり出したりできるサイズを有している。
好ましくは、区画128及び対応する開口121は、区画の幾つかの段に設けられている。図5に示されるように、オーブンは、上段132と中段134と下段136の3の水平段を有している。各段は、3つの区画128を備えており、各区画は、個々のトレイ103を収容できる。段の数及び各段の区画の数は変更できる。いくつかの実施形態においては、例えば2つ、3つ又はそれ以上の区画128を有する一個の段を有するようにオーブン101を構成することが望ましい。好ましくは、キャビネット102全体は、シートメタル材料で作られており、少なくとも頂部109、底部111、及び側部113、115は、内部112を隔離するために二重壁構造である。
オーブン101は、オーブン101の作動を制御するための制御機構140を備えている。好ましくは、制御機構140は、作業者入力装置を有しており、それは、一実施形態においては、キーパッド142及びディスプレイ144を備えており、各区画128における温度及び/又は空気流のような環境を制御するために選択的に作業者が制御機構とやりとりできるようにしている。制御機構は、各区画128用の別々のキーパッドを備えてもよい。或いは、作業者入力装置は、ダイヤル、スイッチ、その他公知の同様のものを含むことができる。例えば、前パネル119に取り付けられ、ユーザ選択位置へ押し戻し式で移動できる、回転可能な制御ダイヤルは、制御機構140への作業者の入力を可能にできる。制御機構140は、ある区画128の状態や区画内の食物の状態を作業者に知らせるための連動した指示ライト(図示せず)を含むことができる。その状態とは、区画内の温度が所望の温度であるか否かや、区画内の食物が所望の保存時間に近づいていたり超えていたりしているかどうかである。更に、制御機構140の作動は、以下に述べる通りである。
図6〜8に示すように、各区画128は、トレイ支持体を有している。一実施形態において、トレイ支持体は、内向き(横向き)に延びたフランジ144を備えており、フランジ144は、区画128の対向側にて垂直仕切り126から延びている。フランジ144は、区画128において異なった高さでトレイ103を支持するために、垂直に配置されている。一実施形態において、オーブン101の区画128は、異なったサイズのトレイを収容するために、異なった幅及び/又は高さを有している。トレイ支持体が垂直仕切り126において溝やスロットのような他の形態をとることができることは、明らかである。
各区画128の上方に位置する熱源146は、トレイ103内に収容されている食物を加温するために、トレイ103が位置する区画内へ放射熱を放射する。各熱源146は、主熱源として作用して、各トレイ103を加熱したり、その食物内容物を調理したり、或いは、既に調理された食物を選択温度近くに維持したりすることができる。図6に示される実施形態では、熱源146Aは、水晶赤外線熱源であるが、他の熱源を使用することもできる。例えば、図7はセラミック赤外線熱源146Bを示し、図8は酸化マグネシウム146Cでできた抵抗加熱要素を示している。或いは、ハロゲン赤外線熱源又は他の熱源を用いてもよい。各熱源146によって供給される電力は、約20〜2000ワットの間の範囲であり、望ましくは約25〜1500ワット、好ましくは約30〜1000ワット、より好ましくは約35〜750ワット、更に好ましくは約40〜600ワットである。一実施形態において、各熱源146は、約400ワットの電力を供給する。熱源146以外にオーブン101を加熱するための追加の手段を、本発明の範囲から逸脱することなく使用できる。トレイ103及びその中に収容された食物を加熱するために使用される、ある種の装置の構成に関して、更に詳細に説明するものとして、前述した米国特許第6,175,099、6,262,394、及び6,541,739を挙げることができる。
一実施形態においては、パネル150が、トレイ103及びその内容物が熱源と接触するのを防止するために、各熱源146とその各区画128との間に、配置されている。一実施形態においては、パネル150は、熱源146によって生じる放射エネルギーを区画128内へ通過させることができる強化ガラスカバーである。この実施形態では、パネルは、好ましくは、透明又は半透明なガラスでできている。或いは、パネル150は、放射金属プレートでもよい。この後者の実施形態では、熱源146は、パネル150を加熱するのに使用される。そのとき、パネルは、トレイ103の内容物を加温するために、熱を放射する。反射体152が、熱源146の上方に位置しており、その下のトレイ103に向けて熱を放射している。
図9は、区画128内へ再循環空気を供給するための強制換気機構154を有するオーブン101の実施形態を示している。機構154は、下部空気ダクト160と、上部空気ダクト162と、ファンシステム156と、を備えており、ファンシステム156は、下部空気ダクト及び上部空気ダクトを通して空気を移動させる。一作動モードでは、ファンシステム156は、空気を、流路に沿って、下部空気ダクト160を通し、区画128内を通し、上部空気ダクト162を通し、ファンシステムへ戻すように、一方向に循環させる。下部空気ダクト160は、トレイ103の下の区画128のフロア166に設けられている開口164を通して、区画128内に強制空気を運ぶ。空気は、トレイ103の上のパネル150の1つ以上の開口168を通って、区画128から上部空気ダクト162内へ流れる。第2作動モードでは、ファンシステム156は、空気を、上部空気ダクト162を通し、開口168を介して区画内に降ろし、開口164を介して下部空気ダクト160内へ通し、そしてファンシステムへ戻すように、逆方向に移動させる。
パネル150及びフロア166における開口164、168の数やパターンは、各区画128において使用される熱源146のタイプや区画内の食物のタイプに依存して大きく変更することができる。ファンシステム156のサイズ及び/又は速度、及び/又は各区画128に関する開口164、168の数、パターン、及び/又はサイズは、各トレイ103の周りの空気流を調節して種々の食品に対して最適な空気流を提供するために、変更することができる。しかも、開口164,168の数、サイズ、及び/又はパターンは、各区画128から放散される水分量を正確に制御するために選択でき、したがって、食物の品質を長期間維持するための条件を最適化できる。
上部ダクト熱源170及び下部ダクト熱源172が、選択された流路に沿って流れる空気を加熱するために、各空気ダクト162、160内に、設けられている。上部ダクト熱源170及び下部ダクト熱源172は、区画を通して流れる空気を加熱し、その結果、任意に、食物を対流加熱によって加温することもできる。ダクト熱源170、172は市販されているものであり、例えば、St. Louis, MissouriのCarlton Companyによって販売されているChromalox electrical resistance heater elementである。ダクト熱源170、172は、初期温度が低い場合や大量の食物が区画内に置かれた場合などのように、区画128において更に加熱が必要とされる場合に、使用できる。一実施形態においては、当業者にとって公知である従来の抵抗熱検出器タイプのセンサーのような温度センサー174(図9)を、区画128の各々内に、又は空気ダクト162、160内に、設けることができる。温度センサー174は、制御機構140にフィードバックを提供して、例えば、ディスプレイ144に温度の表示を供給したり、ファンシステム156の作動を制御したり、警告システム(図示せず)に指示を与えたりする。警告システムは、温度が選択されたしきい値を超えた場合に警告する。強制換気機構154は、区画128に貯蔵された食物を強制冷却するために、再循環空気を供給することもできる。図9は、1つのダクトと1つの強制換気機構154とを備えたオーブンを示しているが、多数の段を備えたオーブン101は、本発明の範囲内で、各段のための関係した空気ダクト160,162を備えた別々のファンシステムを持つこともできる。
トレイ103内の食物上を流れる空気流は、食物から蒸発する水分量を作業者が制御できるように、制御される。空気流の方向が、底部から上部へ、例えば、下部空気ダクト160から区画128を通って上部空気ダクト162内へ、の場合は、対流熱がトレイ内の食物に対してトレイの下方から供給され、赤外線熱がトレイ103の上方の熱源146から供給される。空気が上部から底部へ流れるように空気流の方向を変えることによって、食物を、対流熱とトレイ103の上方から導かれる赤外線熱との組み合わせによって調理したり保存したりできる。トレイ内の食物に依存して、空気流は、調理/保存のサイクルの間、一方向からのもの、例えば常に底部から頂部へのもの、に継続的に維持できる。或いは、空気流が食品の底部から又は頂部から選択的に導かれるように、空気流の方向は、調理/保存のサイクルの間、逆にすることができる。一実施形態では、強制換気機構154は、熱源146が作動している間は空気を供給し、熱源が停止している時は止められる。
図10に示すように、各トレイ103は、平面視長方形であり、底部180と、対向する側壁182と、端壁184と、オープントップと、を有している。図に示されるように、各トレイ103は、リム186を有している。リム186は、1つの区画内の各支持フランジ144に摺接係合をするようになっている一対の横方向に延びたリップ190を、備えている。1つ以上の開口194が、底部180及び/又は側壁182及び端壁184の少なくとも1つに設けられており、トレイ103を通して空気を循環させて各トレイから水分を放出できるようになっている。図10は、底部180及び各側壁182に16個の開口194を有し、且つ、各端壁184に図のようなパターンで配置された8個の開口194を有する、トレイを示している。開口194の数、パターン、及びサイズは、大きく変更できる。例えば、トレイ103の開口194は、円形、楕円形、四角形、又はその他の形状でもよい。また、各開口は、約0.1〜約1.0平方インチの間の面積を有してもよい。トレイの開口194の全面積は、トレイ103のオープントップの面積の約50%以下、好ましくは約25%以下、より好ましくは約10%以下、であるのが望ましい。また、オーブン101内の異なるトレイ103は、異なるパターンの開口194を有してもよい。開口194の全面積及び/又はトレイ103の特定パターンの開口は、トレイ103内の食物のタイプ及び量に依存して変更する。どのような状況でも、開口194のサイズ及びパターンは、トレイ103から蒸発する水分量を正確に制御するために選択でき、したがって、食物の品質を長期間維持するための条件を最適化できる。
制御機構140は、オーブン101の各区画128における温度及び/又は空気流のような環境を選択的に制御するのに使用される。以下に、より十分に述べるように、制御機構140は、適切なタイマー及び負荷サイクル制御を備えており、各熱源146の負荷サイクルの長さを制御する。「負荷サイクル」という言葉は、熱源オンタイムと熱源オフタイムとの和に対する熱源オンタイムの割合を意味している。制御機構140は、適切なマイクロプロセッサーと特有のソフトウェアとを用いて、リレー198(図11)を制御する。リレー198は、熱源146、170、172と、ファン156と、を作動させる。
図11は、制御機構140によって制御されるオーブン制御回路196の一実施形態の一部の単純な略図である。回路196は、オーブンの多数の区画128内の熱源146と、上部及び下部ダクト160、162内の熱源170、172と、を作動させる。図示した実施形態では、制御機構140は、従来のリレー198に電圧を加えることによってオーブン101内の熱源を調節する。1つの区画用の熱源146が、他の区画用の対応する熱源が異なるレベルで作動したり停止したりする間に作動できるように、制御機構140は、区画128内の熱源146を独立的に作動させることができる。しかも、流路中の一方又は両方の熱源が作動できないように、及び、例えばある段で頂部熱源が作動できる間、他の段で底部熱源が作動できるように、制御機構140は、上部ダクト熱源170と下部ダクト熱源172とを独立的に作動させることができる。キーパッド142又は他の適切な作業者入力装置を用いることによって、制御機構140は、熱源146、170、172を制御して種々のパラメーターを調節するようプログラムできる。パラメーターとしては、例えば、環境保存時間、加熱保存時間、全保存時間、ヒーター時間割合、負荷サイクルの時間基準、調理又は再熱化時間、及び/又は、温度であり、以下により詳しく述べる。そのように、制御機構140は、熱源146の作動を互いに独立して制御するので、各区画128の温度は独立して制御できる。
通常、オーブン101は、少なくとも2つのモードで作動する。第1の「冷却及び保存」モードでは、食物がまさに調理されたところであるので、オーブン内に置かれた食物の初期温度は食物の所望の保存温度より高い。このモードでは、制御機構140は、区画128内の食物が非加熱保存時間期間中に選択保存温度まで冷える間に、各区画128内の熱源を停止状態に維持するよう、作動でき、また、区画128内の熱源146を作動させたり停止させたりして、区画128内の食物を、加熱保存時間期間の間、選択保存温度付近に維持するよう、作動できる。第2の「加熱及び保存」又は「再熱化」モードでは、食物が冷凍されているところであるので、オーブン内に置かれた食物の初期温度は食物の所望の保存温度より低い。このモードでは、制御機構140は、区画128内の熱源を作動させて、区画128内の温度を、再熱化保存温度時間期間の間、選択保存温度まで上昇させるよう、作動でき、また、少なくとも1つの区画128内の熱源146を作動させたり停止させたりして、区画128内の食物を、加熱保存時間期間の間、選択保存温度に維持するよう、作動できる。図1のオーブン1は、本発明の範囲から逸脱することなく、同様の方法で使用できる。
図12及び図13は、第1の(冷却及び保存)モードにおけるオーブン101の作動の一実施例を示している。特に、図12は、オーブン101の1つの区画128に関する完全保存サイクルDについての時間対温度曲線を示している。図13は保存サイクルDの間の同じ区画の熱源146についての時間対作動曲線を示している。図12の時間対温度曲線は、時間の関数として食品の温度をプロットしている。この曲線がオーブン101内に保存される食品の種類によって異なることは、当業者ならば理解できる。
冷却及び保存の状態では、通常、約華氏170〜210度の所望の高い内部温度が達成されるまで、食品は、フライング、グリリング、ベーキングなどによって、通常は調理される。食品は、トレイ103内に置かれて、オーブン101内の区画128内に挿入される。作業者は、キーパッド142又は他の入力装置を用いて、Tで示される所望の保存温度を選択する。温度Tは、区画内に最初に置かれた食物の温度Tcよりも低い。保存温度Tは、味、外観、及び/又は他の食物品質を保存するために、食物を維持するための所望温度である。作業者は、全保存時間D期間も選択する。全保存時間Dは、食物がオーブン101内で保存され且つ所望の品質レベルに維持されるための、全時間である。或いは、制御機構140は、作業者が区画内に置かれる食物のタイプを選択しさえすればよいようにプログラムでき、また、制御機構140は、食物のタイプに関して事前に選択されたセッティングを自動的に使用する。
全保存時間D期間は、環境保存時間を備えている。すなわち、それは、図12のBで示されるような非加熱冷却時間期間である。その時間の間、食品は所望の保存温度Tまで冷却される。好ましくは、環境保存時間B期間の間、食品がより迅速に冷えるために、熱源146は停止状態にある。食品は、点Aに示されるような所望の保存温度Tに到達するまで、環境保存時間Bの間、冷却される。一実施形態では、強制換気機構154(図9)からの強制空気流が、温度をより迅速に低下させるのに使用できる。食物の内部温度が所望の保存温度Tまで低下した後、食物は加熱保存時間期間の間、食物品質を保存するために、所望の保存温度付近で保存される。加熱保存時間C期間は、全保存時間(保存サイクル)Dの残りの期間からなっている。加熱保存時間Cの間、熱源146は、区画128へ熱を供給するために負荷サイクル内で作動する。しかも、制御機構140は、熱源170、172及びファンシステム156を制御して、内部食物温度を、加熱保存時間Cの間、所望の保存温度T付近に維持する。
図13に示すように、熱源146は、Gに示すように制御された手順又は負荷サイクル内で、続けて作動されたり停止されたりして、区画128内の温度を選択保存温度T付近に維持する。各負荷サイクルGは、熱源146が作動されている時間期間である加熱区間Eと、それに続く熱源が停止されている時間期間である非加熱区間Fと、からなっている。負荷サイクルGの時間基準は、図13に示されるような熱源146の作動及び停止の1サイクルを完成するのに必要とされる時間である。一実施形態では、負荷サイクルGの時間基準及び熱源146の時間割合(すなわち、負荷サイクルGの時間基準によって除された加熱区間Eをパーセントで表したもの)は、区画128内の実際の温度を、所望温度の少なくとも約15度内に、好ましくは少なくとも約10度内に、より好ましくは約5度内に、更により好ましくは約2度内に、維持する。
作業者は、制御機構140のキーパッド142又は他の入力装置を用いて、例えば、環境保存時間遅延B、加熱区間E、負荷サイクルGの時間基準、及び/又は、全保存時間Dのような、種々のパラメーターを、設定することができる。これらのパラメーターは、作業者によって選択でき、又は、作業者が適当な食品を選択しさえすればよいように区画128内の食品のタイプについて予め設定できる。1つ以上の区画128を有するオーブン101の制御機構140は、各区画内の熱源146の負荷サイクルを制御して、区画内の温度を種々のレベルに維持できる。
作業者は、キーパッド142又は他の入力装置を用いて、ファンシステム156を作動させたり強制空気流の方向を選択したりすることによって、強制換気機構154(図9)の作動も制御できる。一実施形態では、強制換気機構154からの強制空気流は、トレイ103に向かって概ね上方向の流れとして、トレイ103の下方の位置で、区画128内に、対流加熱空気を伝達する。或いは、換気システムは、トレイ103に向かった概ね下向きの方向の流れとして、トレイ103の上方の位置で、区画128内へ、加熱空気を伝達する。ファンシステム156は、加熱空気が区画128を通って一方向に循環するように、また、加熱空気が区画128を通って反対方向に循環するよう空気流の方向が逆になるように、作動できる。作業者は、制御機構140の、キーパッド142又は他の入力装置を用いて、ファンシステム156が区画128を通して空気を循環させる期間を、選択することができる。例えば、一実施形態では、強制換気機構154は、熱源146が作動している時にファンシステム156が作動し、熱源が停止している時にファンシステム156が停止するように、負荷サイクルGの間、制御された手順で作動する。或いは、ファンシステム156は、全保存時間D期間の間、連続して作動でき、又は、ファンシステム156は、ファンシステムが、熱源から独立している負荷サイクルGの、所望の割合であるように、作動できる。好ましくは、ファンシステム156は、区画128内の食物からの水分の蒸発を制御するために適切な時間割合で作動する。ファンシステム156が作動する時間割合は、望ましくは、区画128内に置かれる食物のタイプ及び/又は量に依存する。ファンシステム156が作動する時間割合及び空気流の方向は、作業者によって選択でき、又は作業者が適当な食品を選択しさえすればよいように区画128内の食品のタイプに関して予め設定できる。しかも、各区画128内の少なくとも1つのトレイ103の垂直位置は、変更できる。
オーブンが冷却及び保存モードで作動している場合の、特定の食品に対する、典型的なオーブン設定を、以下に述べる。
実施例1−フライドチキンナゲット
環境保存時間遅延(B)=10分
保存温度(T)=180EF
負荷サイクル(G)の時間基準=120秒
時間割合(E)=50%
全保存時間(D)=60分
実施例2−フライドアップルターンオーバー
環境保存時間遅延(B)=25分
保存温度(T)=200EF
負荷サイクル(G)の時間基準=120秒
時間割合(E)=40%
全保存時間(D)=240分
図14及び図15は、第2の(加熱及び保存、又は再熱化)モードにおける、オーブン101の作動の一実施例を示している。特に、図14は、オーブン101の1つの区画128についての、完全な保存サイクルDに関する時間対温度曲線を示し、図15は、保存サイクルDの間の同じ区画の熱源146に関する時間対作動曲線を示している。図14の時間対温度曲線は、時間の関数として食品の温度をプロットしている。この曲線がオーブン101に保存される食品のタイプによって異なっていることは、当業者が理解できる。
このモードでは、オーブン101は、食品の温度を選択温度に上昇させ、また、食品を選択温度で保存するために、使用される。初期温度Tで食品を収容しているトレイ103が、区画128内に置かれる。(温度Tは、冷凍又は冷蔵の温度から周囲温度以上まで変更できる)。作業者は、キーパッド142又は他の入力装置を用いて、所望の保存温度T(初期食物温度Tよりも高い)及び全保存時間D期間を選択する。或いは、制御機構140は、作業者が区画内に置かれる食物のタイプを選択しさえすればよいようにプログラムできる。また、制御機構140は、食物のタイプについての予め選択された設定を自動的に使用する。どちらの場合でも、制御機構は、熱源146を作動させて、食物が時間Hで保存温度Tに到達する加熱又は再熱化の時間I期間の間、食品の温度を上昇させる。熱源146は、連続した負荷サイクルGに関する加熱保存時間Cの間、作動したり停止したりして、全保存時間D期間の間、区画128内の食物を、選択保存温度Tに維持する。好ましくは、加熱保存時間C期間は、熱源146がEで示されるように作動している場合の負荷サイクルGの区間と、熱源が上述したようにFで示されているように停止している間の区間と、を含んでいる。
オーブンが加熱及び保存のモードで作動している場合の、特定の食品についての典型的なオーブン設定を、以下に述べる。
実施例3−ダイスカットの凍結チキン
再熱化時間(I)=40分
保存温度(T)=220EF
負荷サイクル(G)の時間基準=180秒
時間割合(E)=50%
全保存時間(D)=160分
実施例4−冷蔵ビーフ BBQ
再熱化時間(I)=30分
保存温度(T)=210EF
負荷サイクル(G)の時間基準=180秒
時間割合(E)=30%
全保存時間(D)=240分
本発明の加熱システム及びトレイ103からの水分の蒸発を制御する機能によって、チキンやフレンチフライのような外食で調理された食物の保存時間(D)は、実質的に増大され、良い外観及び味が維持される。これに関して、チキンからの水分の蒸発率を制御することは、例えば、チキン繊維が乾燥したり堅くなったりするのを排除でき、また、パン粉付けが乾燥したり脂っこくなったりするのを排除できる。フレンチフライに関しては、例えば、水分が失われたり外皮がみずみずしさを失ったりすることによって乾燥したゴム状の外観となることが、排除される。
本発明又は好ましい実施形態での要素に用いる冠詞、「a」、「an」、「the」、「said」は、1つ以上の要素があることを意味している。「備える」「含む」「有する」という言葉は、包括的であることを意図しており、列挙した要素以外の更なる要素があることを意味している。
上述からすれば、本発明の幾つかの目的が達成され、他の有利な結果が得られることが、わかる。本発明の範囲から逸脱しないで、上述した構成に種々の変更を加えることができるので、上記記載や添付図面に示される全てのことは、例示のように解釈され、限定される意味ではない。
食物収容トレイを受け入れるためのヒートシンクと、ヒートシンク上に取り付けられた補助熱源と、トレイ(図示せず)を覆うための金属カバーと、を備えた、本発明のオーブンの正面図である。 図1の一部の拡大断面図であり、カバーの下の各ヒートシンク内に位置したトレイを示している。 ヒートシンクとカバーと補助熱源とを示す斜視図である。 カバー自体の平面図である。 食物収容トレイを受け入れるための区画を備えた、本発明のオーブンの別の実施形態の正面斜視図である。 図5のオーブンの一部の断面図であり、熱源の下の各区画内に位置したトレイを示している。 図6に類似したオーブンの一部の断面図であり、交互に並んだ熱源の下の各区画内に位置したトレイを示している。 図6に類似したオーブンの一部の断面図であり、交互に並んだ熱源の下の各区画内に位置したトレイを示している。 図5のオーブンの一部の断面図であり、本発明の実施形態のオーブンの換気システムを示している。 図5のオーブンで使用されたトレイの一実施形態の斜視図である。 図5のオーブンの制御回路の一実施形態の略線図である。 図5のオーブンの一作動モードを示す、時間対温度曲線の線図である。 図12で示された作動モードの時間対熱源作動曲線である。 図5のオーブンの作動モードとは異なるモードを示す、時間対温度曲線の線図である。 図14で示された作動モードの、時間対熱源作動曲線である。

Claims (73)

  1. 暖かい食物を保存するための多数のトレイと、トレイ内の食物に熱を伝えるためのオーブンと、からなる装置であって、各トレイは、底壁と、側壁と、端壁と、を有しており、側壁及び端壁は、トレイのオープントップを構成する上部リムまで、底壁から上に延びており、
    上記オーブンは、
    内部を有するキャビネットと、
    上記内部を、多数の、分離し且つ熱的に独立している保存区画に、分割する、キャビネット内の仕切りと、
    多数の熱源と、
    相互に独立している熱源の作動を制御し、それによって、各区画内の温度を独立して制御できる、制御機構と、を備えており、
    各保存区画は、多数の上記トレイの内の1つのトレイを、取り外し可能に受け入れるようになっており、
    少なくとも1つの熱源が、各区画の上方に位置しており、食物を加温するためにトレイ内の食物に対して放射熱を放出するよう作動するようになっていることを特徴とする装置。
  2. 上記制御機構が、他の区画から独立している各区画について保存時間期間を設定するためのタイマーコントロールを備えており、
    上記保存時間期間は、各熱源が作動している間の加熱保存時間期間を少なくとも備えている、請求項1記載の装置。
  3. 上記保存時間期間が、上記加熱保存時間期間と、各熱源が作動していない非加熱保存時間期間と、の合計からなっている、請求項2記載の装置。
  4. 上記制御機構は、連続した負荷サイクルの間に、少なくとも1つの上記熱源を作動させたり停止させたりして、加熱保存時間期間の間、各区画の食物を、選択保存温度に維持するよう作動でき、
    各負荷サイクルは、加熱区間とそれに続く非加熱区間とからなっている、請求項1記載の装置。
  5. 上記制御機構が、負荷サイクルの加熱区間の長さを制御するための負荷サイクルコントロールを備えている、請求項4記載の装置。
  6. 上記制御機構が、各区画内の保存温度を選択するための温度コントロールを備えている、請求項4記載の装置。
  7. 上記制御機構は、上記区画内の食物の温度が非加熱保存時間期間の間に上記選択保存温度まで低下する間、少なくとも1つの区画内の熱源を停止させるよう作動でき、また、上記連続した負荷サイクルの間、少なくとも1つの上記区画内の熱源を作動させたり停止させたりして、上記加熱保存時間期間の間、区画内の食物を、上記選択保存温度に維持するよう作動できるものである、請求項6記載の装置。
  8. 区画内に冷却空気を供給するための強制換気機構を、更に備えており、
    上記制御機構は、上記非加熱保存時間期間の間、強制換気機構を作動させるよう作動できるものである、請求項7記載の装置。
  9. 上記制御機構が、他の区画から独立している各区画について保存時間期間を設定するためのタイマーコントロールを備えており、
    上記保存時間期間は、各熱源が作動している加熱保存時間期間を少なくとも備えている、請求項7記載の装置。
  10. 上記タイマーコントロールが、上記非加熱保存時間期間と上記加熱保存時間期間との合計からなる保存時間期間を設定するよう作動できるものである、請求項9記載の装置。
  11. 上記制御機構が、少なくとも1つの区画内の熱源を作動させて、再熱化保存時間期間の間、区画内の温度を上記選択保存温度に上昇させるよう作動でき、また、上記連続した負荷サイクルの間、少なくとも1つの上記区画内の熱源を作動させたり停止させたりして、上記加熱保存時間期間の間、区画内の食物を、上記選択保存温度に維持するよう作動できるものである、請求項6記載の装置。
  12. 上記制御機構が、保存時間期間を設定するためのタイマーコントロールを備えており、
    上記保存時間期間は、各熱源が作動している加熱保存時間期間を少なくとも備えた上記保存時間期間を少なくとも備えている、請求項11記載の装置。
  13. 上記タイマーコントロールが、上記再熱化保存時間期間と上記加熱保存時間期間との合計からなる保存時間期間を設定するよう作動できるものである、請求項12記載の装置。
  14. 上記制御機構の制御下において強制空気を区画内に供給するための強制換気機構を、更に備えている、請求項1記載の装置。
  15. 上記強制換気機構が、区画内のトレイの下方の位置で区画内に強制空気を運ぶための下部空気ダクトを備えている、請求項14記載の装置。
  16. 上記強制換気機構が、区画内のトレイの上方の位置で区画外へ強制空気を運ぶための上部空気ダクトを備えている、請求項15記載の装置。
  17. 上記強制換気機構が、上記上部空気ダクト及び上記下部空気ダクトを通して空気を移動させるためのファンシステムを更に備えている、請求項16記載の装置。
  18. 上記ファンシステムが、第1モードにおいては、上記下部空気ダクトと上記区画と上記上部空気ダクトとからなる流路に沿って一方向に空気を循環させるよう作動でき、第2モードにおいては、上記流路に沿って反対方向に空気を循環させるよう作動できるものである、請求項17記載の装置。
  19. 上記流路に沿って流れる空気を加熱するために上記上部空気ダクト及び上記下部空気ダクトの少なくとも1つに設けられた熱源を、更に備えている、請求項18記載の装置。
  20. 上記制御機構が、区画内の温度を検知するための温度センサーを区画内に更に備えており、
    上記制御機構は、上記ファンシステムの作動を制御するために上記温度センサーからの信号に応答できるものである、請求項19記載の装置。
  21. 上記強制空気が対流加熱空気である、請求項14記載の装置。
  22. 上記トレイが孔を有しており、該孔は、区画に入る強制空気を通して流して、食物に含まれる水分を除去することができるものである、請求項21記載の装置。
  23. 上記熱源が、水晶赤外線熱源、ハロゲン赤外線熱源、セラミック赤外線熱源、及び酸化マグネシウムでできた抵抗加熱要素、からなるグループから選択されるものである、請求項1記載の装置。
  24. 上記トレイの内の少なくとも幾つかが、トレイから水分を放出するための1つ以上の通気開口を有している、請求項1記載の装置。
  25. 異なったトレイが、異なった孔パターンを有している、請求項24記載の装置。
  26. 異なったトレイが、異なった孔サイズを有している、請求項24記載の装置。
  27. 熱源とその各区画との間に位置するパネルを、更に備えている、請求項1記載の装置。
  28. 上記仕切りが、区画間における食品香料の移動を防止するものである、請求項1記載の装置。
  29. 上記熱源が、上記トレイの上に設けられた1つ以上の電気加熱要素を備えている、請求項1記載の装置。
  30. 各熱源によって供給される電力が、40〜600ワットの範囲である、請求項1記載の装置。
  31. トレイを区画内の異なった高さで支持するために各区画において区画の対向した側部に垂直に配置された肩部を、更に備えている、請求項1記載の装置。
  32. 上記区画が異なった幅を有している、請求項1記載の装置。
  33. 上記熱源が電気抵抗加熱要素からなっている、請求項1記載の装置。
  34. オーブンの作動を制御する方法であって、
    上記オーブンが、キャビネットと、キャビネット内の、多数の、分離し且つ熱的に独立している保存区画と、各トレイの上方の熱源と、を備えており、
    各保存区画は、食物を収容するためのトレイを取り外し可能に受け入れるようになっており、
    熱源は、食物を加温するためにトレイ内の食物に対して放射熱を放射するようになっており、
    上記方法が、
    連続した負荷サイクルの間、各熱源を作動させたり停止させたりして、加熱保存時間期間の間、各区画内の食物を、選択保存温度に維持する工程、を備えており、
    各負荷サイクルが、加熱区間とそれに続く非加熱区間とからなっていることを特徴とする方法。
  35. 負荷サイクルの加熱区間の長さを変更する工程を更に備えている、請求項34記載の方法。
  36. 少なくとも2つの区画を異なった選択保存温度に維持する工程を、更に備えている、請求項34記載の方法。
  37. 食物を収容しているトレイを上記選択保存温度以上の温度で各区画内に配置する工程と、
    区画内の食物が非加熱保存時間期間の間に冷える間、区画内の熱源を停止させる工程と、
    上記連続した負荷サイクルの間、少なくとも1つの上記区画内の熱源を作動させたり停止させたりして、上記加熱保存時間期間の間、区画内の食物を、上記選択保存温度に維持する工程と、を備えている、請求項34記載の方法。
  38. 上記非加熱保存時間期間の間、冷却空気を区画内に供給する工程を、更に備えている、請求項37記載の方法。
  39. 食物を収容しているトレイを上記選択保存温度以下の温度で各区画内に配置する工程と、
    区画内の熱源を作動させて、区画内の温度を、再熱化保存時間期間の間、上記選択保存温度まで上昇させる工程と、
    上記連続した負荷サイクルの間、少なくとも1つの上記区画内の熱源を作動させたり停止させたりして、上記加熱保存時間期間の間、区画内の食物を、上記選択保存温度に維持する工程と、を備えている、請求項37記載の方法。
  40. 他の区画から独立している各区画について保存時間期間を設定する工程を、更に備えており、
    上記保存時間期間は、各熱源が作動している加熱保存時間期間を少なくとも備えている、請求項34記載の方法。
  41. 上記保存時間期間が、上記加熱保存時間期間と、各熱源が作動していない非加熱保存時間期間と、の合計からなっている、請求項40記載の方法。
  42. 対流加熱空気を区画内に運ぶ工程を更に備えている、請求項34記載の方法。
  43. 上記対流加熱空気を、上記トレイに向かった概ね上方向の流れとして、トレイの下方の位置で区画内に運ぶ工程を、更に備えている、請求項42記載の方法。
  44. 上記対流加熱空気を、上記トレイに向かった概ね下方向の流れとして、トレイの上方の位置で区画内に運ぶ工程を、更に備えている、請求項42記載の方法。
  45. 加熱空気を、区画を通して一方向に循環させ、そして、空気流の方向を逆にして、加熱空気を、区画を通して異なった方向に循環させる工程を、更に備えている、請求項42記載の方法。
  46. 各区画内の少なくとも1つのトレイの垂直位置を変更する工程を、更に備えている、請求項34記載の方法。
  47. オーブンの作動を制御する方法であって、
    上記オーブンが、キャビネットと、キャビネット内の、多数の、分離し且つ熱的に独立している保存区画と、各トレイの上方の熱源と、を備えており、
    各保存区画は、食物を収容するためのトレイを取り外し可能に受け入れるようになっており、
    熱源は、食物を加温するためにトレイ内の食物に対して放射熱を放射するようになっており、
    上記方法が、
    各区画についての選択保存温度を設定する工程と、
    各区画についての保存時間期間を設定する工程と、
    各加熱保存時間期間の間、各熱源を作動させて、各区画内の食物を、上記選択保存温度に維持する工程と、を備えており、
    上記保存時間期間が、加熱保存時間期間からなっていることを特徴とする方法。
  48. 上記保存時間期間が、上記加熱保存時間期間と、各熱源が作動していない非加熱保存時間期間と、の合計からなっている、請求項47記載の方法。
  49. 食物を収容しているトレイを上記選択保存温度以上の温度で各区画内に配置する工程と、
    区画内の食物が非加熱保存時間期間の間に冷える間、区画内の熱源を停止させる工程と、
    上記連続した負荷サイクルの間、少なくとも1つの上記区画内の熱源を作動させたり停止させたりして、上記加熱保存時間期間の間、区画内の食物を、上記選択保存温度に維持する工程と、を備えている、請求項47記載の方法。
  50. 上記非加熱保存時間期間の間、冷却空気を区画内に供給する工程を、更に備えている、請求項49記載の方法。
  51. 食物を収容しているトレイを上記選択保存温度以下の温度で各区画内に配置する工程と、
    区画内の熱源を作動させて、区画内の温度を、再熱化保存時間期間の間、上記選択保存温度まで上昇させる工程と、
    上記連続した負荷サイクルの間、少なくとも1つの上記区画内の熱源を作動させたり停止させたりして、上記加熱保存時間期間の間、区画内の食物を、上記選択保存温度に維持する工程と、を備えている、請求項50記載の方法。
  52. 暖かい食物を保存するための多数のトレイと、トレイ内の食物に熱を伝えるためのオーブンと、からなる装置であって、各トレイは、底壁と、側壁と、端壁と、を有しており、側壁及び端壁は、トレイのオープントップを構成する上部リムまで、底壁から上に延びており、
    上記オーブンが、
    上記多数のトレイを取り外し可能に受け入れるための内部を有するキャビネットと、
    トレイのオープントップを覆い、各々が各トレイのトップの上に横たわっている金属部分を有している、多数のカバーと、
    各カバーの金属部分を加熱して、金属部分がトレイ内の食物を加温するために各トレイ内の食物に対して放射熱を放出するようになっている、熱源と、
    そのようなカバーを有する各トレイから水分を放出するためにカバーの少なくとも幾つかに設けられた1つ以上の開口と、を備えていることを特徴とする装置。
  53. 1つ以上の上記カバーが、各トレイのリムとシール接触している、請求項52記載の装置。
  54. 1つ以上の上記カバーが、1インチ以下の距離だけ離れて、各トレイのリムの上方に位置している、請求項52記載の装置。
  55. 1つ以上の上記カバーが、約0.40インチ以下の距離だけ離れて、各トレイのリムの上方に位置している、請求項52記載の装置。
  56. 上記熱源が、上記カバーの上に位置する1つ以上の電気加熱要素を備えている、請求項52記載の装置。
  57. 各加熱要素が、キャビネットの内面に取り付けられたハウジング内に収容されている、請求項56記載の装置。
  58. 上記熱源が、2.0インチ以下の距離で各カバーの上に位置している、請求項52記載の装置。
  59. 上記熱源が、1.0インチ以下の距離で各カバーの上に位置している、請求項52記載の装置。
  60. 上記キャビネット内に多数のトレイ受入部材を更に備えており、
    その各々が1つのトレイを保持するためのサイズ及び形を有している、請求項52記載の装置。
  61. 上記トレイ受入部材が、ヒートシンクであり、その各々が、底壁と側壁とを有しており、側壁がその間にトレイを受け入れるために底壁から上に延びている、請求項60記載の装置。
  62. 各ヒートシンクの側壁が、トレイの上の上記カバーの1つを支持するための概ね水平な肩部を有している、請求項61記載の装置。
  63. 各カバーが、概ね水平なメタルクロス壁と、クロス壁から下に延びた脚と、を備えており、脚は、各ヒートシンクの肩部の上に載るためのものであり、カバーのクロス壁とヒートシンクの底壁との間の間隔が、ヒートシンク内に受け入れられたトレイの高さより実質的に大きくないものである、請求項62記載の装置。
  64. カバーの1つ以上の上記開口の全面積が、カバーが覆っているトレイのオープントップの面積の25%以下である、請求項52記載の装置。
  65. カバーの1つ以上の上記開口の全面積が、カバーが覆っているトレイのオープントップの面積の5%以下である、請求項52記載の装置。
  66. カバーの1つ以上の上記開口の全面積が、カバーが覆っているトレイのオープントップの面積の1%以下である、請求項52記載の装置。
  67. 熱源が、華氏200〜500度の範囲の温度まで、各カバーを加熱するよう作動できるものである、請求項52記載の装置。
  68. 上記熱源によって各カバーに供給される電力が、100〜500ワットの範囲である、請求項52記載の装置。
  69. 熱源を有するオーブン内に受け入れられたトレイを覆うためのカバーであって、
    各トレイは、底壁と、側壁と、端壁と、を有しており、側壁及び端壁は、トレイのオープントップを構成する上部リムまで、底壁から上に延びており、
    上記カバーが、
    上記熱源から熱を受け入れるために、及び、食物を加温するためにトレイ内の食物に対して放射熱を放射するために、トレイのオープントップの上に横たわっている金属壁と、
    トレイから水分を放出するためにカバーに設けられた1つ以上の開口と、を備えていることを特徴とするカバー。
  70. 上記金属壁が、トレイの上に概ね水平に延びており、
    上記カバーが、トレイの上のオーブン内でカバーを支持するためにクロス壁から下に延びた脚を更に備えている、請求項69記載のカバー。
  71. 上記1つ以上の開口の全面積が、トレイのオープントップの面積の25%以下である、請求項69記載のカバー。
  72. 上記1つ以上の開口の全面積が、トレイのオープントップの面積の5%以下である、請求項71記載のカバー。
  73. 上記1つ以上の開口の全面積が、トレイのオープントップの面積の1%以下である、請求項72記載のカバー。
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