JP2005520611A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 中底（２）及び甲革（４）の下縁を包み込むウェルト（３）に結合されるソール（１）を備えた履物において、
   甲革（４）の内側表面には防水膜若しくは半透膜（６）が裏打ちされ、前記中底（２）に結合された防水テープは前記膜によって裏打ちされた前記甲革（４）の下方内縁に沿って接着されていることを特徴とする履物。
2. 請求項１に記載の履物において、
   前記ウェルト（３）はプラスチック若しくはゴム材料で前記ソール（１）と一体的に形成されていることを特徴とする履物。
3. 請求項１又は２に記載の履物において、
   前記膜（６）は半透膜であることを特徴とする履物。
4. 請求項３に記載の履物において、
   前記膜（６）は非孔質重合材料のシートからなることを特徴とする履物。
5. 請求項１〜４の何れかに記載の履物において、
   前記膜（６）は熱活性接着剤からなる接着剤パターンによって前記甲革（４）に結合されていることを特徴とする履物。
6. 請求項１〜５の何れかに記載の履物において、
   前記防水テープ（７）は前記中底（２）に縫い付けられていることを特徴とする履物。
7. 請求項６に記載の履物において、
   裏地（５）が、前記中底（２）に防水テープ（７）を結合させるための縫い目（９）と同じ縫い目で前記中底（２）に縫い付けられることを特徴とする履物。
8. 請求項１〜７の何れかに記載の履物において、
   前記防水テープ（７）は15〜20ｍｍの幅を有し、前記甲革（４）に接着されている部分（８）は７〜10ｍｍの幅を有していることを特徴とする履物。
9. 請求項１〜８の何れかに記載の履物において、
   前記防水テープ（７）は熱活性接着剤層によって前記甲革（４）に接着されていることを特徴とする履物。
10. 履物を製造する方法において、
    甲革（４）の内部に防水膜若しくは半透膜（６）を裏打ちする工程と、
    前記膜（６）が裏打ちされた前記甲革（４）の下縁に防水テープ（７）を接着する工程と、
    前記防水テープ（７）を中底（２）に結合する工程と、
    前記甲革（４）に結合された中底（２）を型に挿入する工程であって、その型の中では、中底２とウェルト３の下であって甲革４の下縁の周り、及び甲革４の下縁と前記中底２の間の防水テープの部分の周りに、ソール１を形成する工程とからなることを特徴とする履物の製造方法。
11. 請求項１０に記載の方法において、
    裏地（５）が前記防水テープと共に前記中底（２）に縫い付けられることを特徴とする方法。