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JP2005352837A - バーコード読取装置 - Google Patents

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JP2005352837A
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Masaru Shimono
勝 下野
Yuichi Nishida
裕一 西田
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

【課題】 読取対象となるバーコードについて、バーコードの種類が複数ある場合のみならず、そのバーコードの各種類に対応するデータフォーマットが複数ある場合にも、適切にデータ読取を行うことができるバーコード読取装置を提供する。
【解決手段】 バーコードの識別データが含まれていないバーコードを読み取り、そのバーコードに含まれている複数のデータを変換してデータ処理するバーコード読取装置であって、前記バーコードの種類と前記バーコードのデータフォーマットとの組み合わせに対応した読取パターンを複数記憶し、前記バーコードの読み取り時に、前記記憶された複数の読取パターンの内から一の読取パターンを指定して読み取ることを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、バーコードの識別データが含まれていないバーコードを読み取り、そのバーコードに含まれる複数のデータを変換してデータ処理するバーコード読取装置に関する。
多数の商品を取り扱う食品流通業界等では、商品管理の効率化を図るために、各商品にバーコードが付与されているが、一般的に使用されるバーコードとしては、ITF、CODE128、JAN等の複数種類が存在する。したがって、バーコードの読取処理を行うときに異なる種類のバーコードが混在することがあり、その場合には、バーコードの種類別に商品を振り分けて、バーコードの種類に対応した読取パターンが設定されたバーコード読取装置を使用していた。
これに対して、バーコードに含まれるスタートビットやエンドビットによりバーコードの種類を特定し、そのバーコードの種類に応じた読取パターンを選択してデータ読取をするバーコード読取装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、バーコードに埋め込まれたフラグによりバーコードの種類とその読取方法を決定し、それに応じた読取パターンを選択してデータ読取をするバーコード読取装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。これらのバーコード読取装置は、バーコード種類ごとにデータフォーマットが一義的に定められていることを前提として、特定されたバーコードの種類から読取パターンを一義的に決定するものである。
実公平2−38983号公報 実開昭58−183563号公報
しかしながら、実際には、バーコードのデータフォーマットは、バーコードの種類から必ずしも一義的に定められるものではない。例えば、商品の納入業者が、自社での商品管理を行い易くするために独自のデータフォーマットを設定する場合があり、同種類のバーコードでありながら、異なる複数のデータフォーマットが設定されている場合も少なくない。したがって、複数の仕入先から購入した商品等についてデータ読取する場合、バーコードの種類とそのデータフォーマットの組み合わせが特定され、その組み合わせに対応した読取パターンを選択することにより、初めてバーコードのデータ読取が適切に行えるものである。上記従来の読取装置は、同種類のバーコードの中で複数のデータフォーマットが存在する場合に対応することはできず、その都度、データフォーマットに合わせた読取パターンを設定しなければならない。
本願発明は、上記のような事情に鑑みて、読取対象となるバーコードについて、バーコードの種類が複数ある場合のみならず、そのバーコードの各種類に対応するデータフォーマットが複数ある場合にも、適切にデータ読取を行うことができ、また、読み取ったデータの適切性を担保することができるバーコード読取装置を提供する。
請求項1の発明は、バーコードを読み取り、そのバーコードに含まれている複数のデータを変換してデータ処理するバーコード読取装置であって、
前記バーコードの種類と前記バーコードのデータフォーマットとの組み合わせに対応した読取パターンを複数記憶し、
前記バーコードの読み取り時に、前記記憶された複数の読取パターンの内から一の読取パターンを指定して読み取ることを特徴とするバーコード読取装置を提供する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のバーコード読取装置であって
前記読み取り時に読取対象となるバーコードの種類を判別する判別手段を備え、
前記指定された読取パターンで前記バーコードを読み取る際に、その読取パターンのバーコードの種類と、前記判別手段により判別されたバーコードの種類が一致しない場合に警告することを特徴とするバーコード読み取り装置を提供する。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のバーコード読取装置であって
前記読み取りにより得られた適切なバーコードデータを記憶する記憶手段を備え、
前記読み取りにより得られたバーコードデータが、前記記憶手段に既に記憶されているデータと一致するか否かを判断する重複読取判断手段を備え、
前記重複読取判断手段にて重複読み取りと判断された場合には警告することを特徴とするバーコード読取装置を提供する。
請求項4の発明は、請求項1から3に記載のバーコード読取り装置であって
前記複数のデータの一つは牛の個体識別番号であることを特徴とするバーコード読取装置を提供する。
請求項1に記載のバーコード読取装置によれば、バーコードの種類が複数ある場合のみならず、そのバーコードの各種類に対応するデータフォーマットが複数ある場合にも、バーコードデータの適切な読取をすることができる。
請求項2に記載のバーコード読取装置によれば、読取対象となるバーコードの種類と、適用される読取パターンのバーコードの種類とが一致しない場合に警告するので、バーコードデータの適切な読取を担保することができる。
請求項3に記載のバーコード読取装置によれば、読取対象となるバーコードのバーコードデータと、記憶手段に既に記憶されているバーコードデータとが一致する場合に警告するので、適切なバーコードデータの記憶を担保することができる。
請求項4に記載のバーコード読取装置によれば、食肉の流通におけるトレーサビリティの担保に必要な下流商品へのデータ受け渡しを確実にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しつつ説明する。
図1〜図7は、本発明の実施の形態の一例を示す。図1は、読取対象となるバーコードが印字されるラベルである。図2は、バーコードの種類を判別する方法をまとめた表である。図3は、バーコード(ITF−30)とそれに対して設定されるデータフォーマットの内容を示す図で、(a)と(b)は、異なるデータフォーマットが設定されたものを示す。図4は、図3と異なる種類のバーコード(CODE128)とそれに対して設定されるデータフォーマットの内容を示す図で、(a)と(b)は、異なるデータフォーマットが設定されたものを示す。図5は、バーコード読取装置の構成を示すブロック図である。図6は、読取パターンを設定するための画面の一例を示す図である。図7は、バーコード読取装置によるデータ読取作業を示すフロー図である。
(読取対象となるバーコードについて)
図1は、食肉卸業者から入荷される肉のパッケージに貼付されるラベルであって、複数のデータ(商品コード、製造日、個体識別番号等の商品データ)が含まれるバーコードと、肉牛の品種、品名及び加工者名とが印字される。ここで、図1のラベルに印字されるバーコードは、ITFと呼ばれる種類であるが、本実施形態に係るバーコード読取装置により読み取るバーコードとしては、ITFに加えて、CODE39、NW−7、JAN、CODE128という複数種類のバーコードが想定されている。
なお、これらのバーコードの種類は、図2の表に示されるように、(1)バーコードを構成するバー幅が、ナロー(狭い)、ワイド(広い)の2段階の幅のみで構成されているか、あるいは、4段階の幅で構成されているか、及び、(2)バーコードの両端に配置されるスタートビットとエンドビットに使用されるバーの構成がどのようになっているか、によって判別することができるものである。
ところで、同一種類のバーコードに含まれるデータ量(数字・文字・記号等の桁数)は、当然ながら同一に設定されているが、そのバーコードに含まれるデータのフォーマットは統一されているわけではない。すなわち、バーコードに含まれるデータのフォーマット(どのようなデータをどの桁位置から何桁を使って表示させるかの取り決め)をどのように設定するかは、バーコードラベルを作成する食肉卸業者の自由であり、したがって、同一種類のバーコードでありながら、そのデータフォーマットは異なっている場合がある。例えば、図3(a)及び(b)に示されるように、同じITF30桁で構成されるバーコードデータであっても、(a)のバーコードと(b)のバーコードとで含まれるデータの内容、桁位置、桁数が異なる場合がある。
図3(a)のバーコードは、商品コード(第1桁目から4桁)、重量(第5桁目から6桁)、製造日(第11桁目から6桁)、枝肉番号(第17桁目から4桁)、個体識別番号(第21桁目から10桁)でデータフォーマットが設定される。これに対して、図3(b)のバーコードは、商品コード(第1桁目から3桁)、製造日(第4桁目から6桁)、カートンID(第10桁目から5桁)、ロット番号(第15桁目から6桁)、個体識別番号(第21桁目から10桁)でデータフォーマットが設定されており、商品コードの桁数、製造日の位置が相違し、重量、枝肉番号が含まれていないことに加えて、カートンID、ロット番号が含まれている点が異なる。したがって、これらは、同一種類のバーコード(ITF)ではあるが、各データフォーマットに適合した読取パターンを適用しなければ、適切なデータ読取ができないものである。
また、図4は、図3に示されるバーコードとは種類の異なるCODE128(20桁)で構成されるバーコードである。これらのバーコードについても、図4(a)では、商品コード(第1桁目から4桁)、重量(第5桁目から6桁)、個体識別番号(第11桁目から10桁)でデータフォーマットが設定されるのに対して、図4(b)では、個体識別番号(第1桁目から10桁)、製造日(第11桁目から4桁)、商品コード(第15桁目から6桁)でデータフォーマットが設定されており、データの位置、項目等に違いがある。したがって、これらも、同一種類のバーコード(CODE128)ではあるが、図3に示されるバーコードと同様に、各データフォーマットに適合した読取パターンを適用しなければ、適切なデータ読取ができないものである。
上述したとおり、本実施形態において読取対象となるバーコードは、ITF、CODE128等の複数種類があり、しかもバーコードの各種類に対してデータフォーマットが一義的に定められるものではなく、一種類のバーコードに対して複数のデータフォーマットが設定されている場合がある。また、本実施形態において読取対象となるバーコードには、上述したとおり、商品コード、重量、個体識別番号等、商品に関するデータは含まれているものの、各バーコードに設定されるデータフォーマットを識別するための識別データは一切含まれていない。これにより、バーコードデータに識別データを含まないことによって、バーコードがデータを格納することができる桁数を最大限に活用することができるものである。
なお、本実施形態において読取対象となるバーコードに、商品に関するデータが様々な組み合わせ、順序で含まれていることは、上述のとおりであるが、牛の個体識別番号(10桁)については、いずれのデータフォーマットにおいても含まれており、バーコード種類とデータフォーマットとの組み合わせに対応する読取パターンのいずれにおいても、個体識別番号が読取項目として必ず含まれているものである。
(バーコード読取装置について)
本実施形態に係るバーコード読取装置は、図5に示されるように、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という。)1と、パソコン1にそれぞれ交信可能に接続されるハンディーバーコードスキャナー(以下「スキャナー」という。)2及びプリンター3と、で構成されており、上述した、データフォーマットの識別データを含まないバーコードを読み取って、そのバーコードに含まれる複数のデータを、数字・文字・記号等のデータに変換して、この数字等のデータを予め設定されたデータ項目に振り分けて記憶する処理を行うものである。
パソコン1は、スキャナー2による読取対象であるバーコードの種類とデータフォーマットとの組み合わせに対応した複数の読取パターンを定義して記憶することができ、記憶した読取パターンの定義ファイルをスキャナー2へ送信することができ、さらにスキャナー2によって読み取られたバーコードから得られるデータを受信して蓄積することができるように設定されている。なお、読取パターンの設定は、パソコン1のモニター画面に表示されるバーコード定義マスターメンテナンス画面(図6)で行うことができる。
図6は、図3(a)のバーコードに対する読取パターンを設定する場合におけるバーコード定義マスターメンテナンス画面を表示したものであり、バーコード種類を「パターン名称」欄に入力し、データフォーマットを「項目取得設定」欄に入力することにより設定できるものである。「項目取得設定」欄において、「位置」はバーコードデータにおいて第何桁目から始まるデータであるかを示し、「桁数」は使用する桁数を示すものである。例えば、商品コードは、第1桁目から4桁で表されるものである。また、「項目取得設定」欄において、空白のままとされている項目(ここでは、カートンID、ロット番号及び規格番号)はデータフォーマットに含まれない項目である。
このようなデータ入力作業及び入力データの記憶を複数回繰り返すことにより、データ読み取りに必要な複数の読取パターンの定義をパソコン1に蓄積することができる。なお、画面左上のパターン番号とは、バーコード種類及びデータフォーマットの組み合わせに対応して設定される読取パターンに付与される番号であり、後述するスキャナー2によるデータ読取の際には、作業者が、このパターン番号を指定して読み取ることとなる。
スキャナー2は、レーザー光を照射しながらバーコードをスキャンし、その反射光を光学センサーで受けて電気的に解析することにより、読取対象のバーコードのバー幅とスペース幅の比率に基づき、バーコードの種類を判別するとともに、指定される読取パターンに基づいて、バーコードデータの数字・文字・記号等へのデータ変換処理を行い、データ変換された適切なバーコードデータを、商品コード、重量、個体識別番号等に分けて記憶する。
そのために、スキャナー2は、以下のように構成されている。まず、パソコン1が送信した定義ファイルを受信して、バーコードの種類とデータフォーマットとの組み合わせに対応した複数の読取パターンを記憶することができ、かつ、指定された読取パターンで読み取られた適切なバーコードデータを、商品コード、重量、個体識別番号等の項目に分けて記憶することができるように構成されている。記憶されたデータは、読取作業の終了時に、パソコン1に送信することができ、送信完了後はスキャナー2内に記憶されたバーコードデータは削除されるようになっている。
また、バーコードの読み取り時に、バーコード読取装置を取り扱う作業者が選択することにより、スキャナー2に記憶された複数の読取パターンの中から読み取ろうとするバーコードの種類とデータフォーマットの組み合わせに対応した一の読取パターンを予め指定することができ、指定された読取パターンでバーコードの読み取りをすることができるように構成されている。
さらに、スキャナー2は、バーコードの読み取り時に、図2で説明した判別方法に基づいて、読み取り対象となるバーコードに含まれるスタートビット及びエンドビットのバー構成からバーコード種類を判別する判別手段を備えている。そして、指定された読取パターンでバーコードを読み取る際に、その読取パターンのバーコードの種類と、上記判別手段により判別されたバーコードの種類が一致しない場合には、その旨を警告するとともにデータの読み取りを停止することできるように構成されている。
上記以外に、スキャナー2には、読み取りにより得られた適切なバーコードデータが、既に記憶されている先行のバーコードデータと同一であるか否かを判断する重複読取判断手段を備えている。この重複読取判断手段は、バーコードデータ全体が完全一致する場合に、重複読み取りがあったものと判断するものである。なお、重複読み取りと判断された場合には、その旨の警告がなされるが、同一商品が二つのパッケージに分けて梱包される等、異なるパッケージ間でバーコードデータが一致する場合があるため、警告時に、自動的にデータを削除するのではなく、作業者の判断で、データ削除あるいはデータ保存のいずれかを選択することができるように設定されている。
プリンター3は、スキャナー2からパソコン1に送信され、商品コード、個体識別番号等の項目ごとに分けた状態で記憶されたバーコードデータや、設定されているバーコードの種類とデータフォーマットの組み合わせ及びそれに対応した読取パターン等を、一覧表として印刷することができるものである。
(上記バーコード読取装置による読取作業について)
上記バーコード読取装置による読取作業について、図7に示されるフロー図を参照しながら説明する。まず、図6に示されるバーコード定義マスターメンテナンス画面で、想定されるバーコード種類及びデータフォーマットの組み合わせに対応する読取パターンを設定しておく〔ステップa〕。そして、設定された定義マスターをスキャナー2に送信して、スキャナー2側のセットアップを行っておく〔ステップb〕。
そして、読取作業を開始する際に、作業者が、スキャナー2により読み取ろうとするバーコードの読取パターンを指定して〔ステップc〕、読取対象となるラベル上のバーコードについてスキャン、すなわち読み取りを行う〔ステップd〕。次に、判別手段により判別されるバーコードの種類が、指定された読取パターンのバーコードの種類との一致性が判定され〔ステップe〕、不一致の場合には、読取パターンの指定に誤りがあったと考えられるため、その旨を警告して〔ステップf〕、読取パターンの指定をやり直しが求められることになる〔ステップc〕。
バーコードの種類が一致した場合には、読取パターンの指定が適切なものであると判断して読み取りにより得られたデータを記憶手段に記憶する〔ステップg〕。ここで、新しく記憶されるデータが、記憶手段に既に記憶されている先行データと同一であるか否かが、重複読取判断手段により判断され〔ステップh〕、同一と判断された場合には、その旨の警告とともにデータを削除するか否かの問いかけがなされる〔ステップi〕。作業者が、上述したように、異なるパッケージ間で同一データが存在する事情があると認めて、重複読み取りではないと判断した場合には、データ削除をしないが、作業者が読取ミス等による重複読取と判断した場合には、データ削除を行うものである〔ステップj〕。
その後に、読取作業を終了するか否かの問いかけがなされる〔ステップk〕。まだ、終了していない場合には、バーコードを読み取る商品を取り替えて〔ステップl〕、新たな読取を行うこととなる。読み取りが終了した場合には、スキャナー2に記憶されたデータをパソコン1に送信するか否かの問いかけがなされる〔ステップm〕。これに対して、作業者が送信する旨を入力すれば、データはパソコン1に送信されて〔ステップn〕、その後、スキャナー2のデータは消去されて〔ステップo〕、作業は終了する〔ステップp〕。作業を一時的に中断する場合等で、パソコン1へのデータ送信及びデータ消去を保留する場合には、送信する旨の入力をしないで作業を終える〔ステップp〕。
(本実施形態に係るバーコード読取装置の特徴点)
本実施形態に係るバーコード読取装置は、上記のように構成される結果、下記のような特徴点を有する。第一に、バーコードの種類とバーコードのデータフォーマットとの組み合わせに対応した読取パターンを複数記憶して、バーコードの読み取り時に、記憶された複数の読取パターンの内から一の読取パターンを指定して読み取ることとしたので、バーコードの各種類に対してデータフォーマットが一義的に設定されていない(同一種類のバーコードに対して複数の異なるデータフォーマットが設定されている)場合であっても、バーコードデータの適切な読取が可能になるという特徴点を有する。その結果、同じ種類のバーコードを使用しながら相互に異なるデータフォーマットを設定している複数の仕入先から商品を購入している場合でも、これらの仕入先間でデータフォーマットを統一させる等の煩わしい調整作業を行わなくても、これらの商品に付されているバーコードから適切にデータ読取をすることができるものである。
第二に、スキャナー2に、読み取り時に読取対象となるバーコードの種類を判別する判別手段を備えて、指定された読取パターンでバーコードを読み取る際に、その読取パターンのバーコードの種類と、判別手段により判別されたバーコードの種類が一致しない場合に警告して、読取パターンの選択のやり直しをさせることにしたので、読み取り作業中に読み取りパターンの設定間違いという単純なミスを発見することができ、バーコードデータの適切な読取が担保されるという特徴点を有する。
第三に、スキャナー2に、読み取りにより得られた適切なバーコードデータを記憶する記憶手段と、読み取りにより得られたバーコードデータが既に記憶されているデータと一致するか否かを判断する重複読取判断手段を備えており、データ一致があった場合には、その読み取り時点で警告することとしたので、データ読取終了後に、データの重複読取があったか否かを検証したり、あるいはその検証ができないために読取を一からやり直したりしなくても済むという特徴点を有している。
第四に、バーコードに含まれる複数のデータには、牛の個体識別番号(10桁)が含まれていることから、これらのデータを適切に読み取ることによって、食肉の流通におけるトレーサビリティの担保に必要な下流商品へのデータ受け渡しを確実にすることができるという特徴点を有する。近年では、食肉の安全性を確保する観点から、トレーサビリティを担保することが急務とされているが、上述したように、上流の商品を取り扱う仕入先間のデータフォーマットの共通化を待つことなく、対応することが可能となるものである。
(上記実施形態の変形例)
上記実施形態において、スキャナー2に備えられる重複読取判断手段は、バーコードデータ全体が完全一致する場合に、重複読み取りと判断することとしていたが、これに代えて、商品コード、個体識別番号等の一部のバーコードデータが一致することをもって、重複読み取りがあったものと判断するようにしても良い。
上記実施形態において、スキャナー2がパソコン1に交信可能に接続されている旨を説明したが、常時接続である必要は無く、両者間におけるデータ交信が行われる際に接続されていれば足りる。また、読取パターンの設定はパソコン1で行うこととしたが、スキャナー2において設定しても良い。
その他、本発明に係るバーコード読取装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
読取対象となるバーコードが印字されるラベル。 バーコードの種類を判別する方法をまとめた表。 バーコードとそれに設定されるデータフォーマットを示す図。 図3と異なる種類のバーコードとそれに設定されるデータフォーマットを示す図。 バーコード読取装置の構成を示すブロック図。 読取パターンを設定するための画面の一例を示す図。 バーコード読取装置によるデータ読取作業を示すフロー図。
符号の説明
1 パソコン
2 スキャナー
3 プリンター

Claims (4)

  1. バーコードを読み取り、そのバーコードに含まれている複数のデータを変換してデータ処理するバーコード読取装置であって、
    前記バーコードの種類と前記バーコードのデータフォーマットとの組み合わせに対応した読取パターンを複数記憶し、
    前記バーコードの読み取り時に、前記記憶された複数の読取パターンの内から一の読取パターンを指定して読み取ることを特徴とするバーコード読取装置。
  2. 請求項1に記載のバーコード読取装置であって
    前記読み取り時に読取対象となるバーコードの種類を判別する判別手段を備え、
    前記指定された読取パターンで前記バーコードを読み取る際に、その読取パターンのバーコードの種類と、前記判別手段により判別されたバーコードの種類が一致しない場合に警告することを特徴とするバーコード読み取り装置。
  3. 請求項1または2に記載のバーコード読取装置であって
    前記読み取りにより得られた適切なバーコードデータを記憶する記憶手段を備え、
    前記読み取りにより得られたバーコードデータが、前記記憶手段に既に記憶されているデータと同一であるか否かを判断する重複読取判断手段を備え、
    前記重複読取判断手段にて重複読み取りと判断された場合には警告することを特徴とするバーコード読取装置。
  4. 請求項1から3に記載のバーコード読取り装置であって
    前記複数のデータの一つは牛の個体識別番号であることを特徴とするバーコード読取装置。
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