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JP2005348292A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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JP2005348292A
JP2005348292A JP2004168208A JP2004168208A JP2005348292A JP 2005348292 A JP2005348292 A JP 2005348292A JP 2004168208 A JP2004168208 A JP 2004168208A JP 2004168208 A JP2004168208 A JP 2004168208A JP 2005348292 A JP2005348292 A JP 2005348292A
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JP2004168208A
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Yasuhiro Tokunaga
保浩 徳永
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来技術において、URIにより電子ドキュメントを特定するが、2以上の電子ドキュメントに重複したURIが設定される可能性もあり、重複設定された場合に、所望のドキュメントが取得できない場合もあった。
【解決手段】本発明は、ドキュメントと当該ドキュメントをユニークに識別する情報であるグローバルドキュメントコードを対に有するドキュメント情報を1対以上格納しており、受け付けた出力指示に対応するドキュメント情報を取得するドキュメント情報取得部と、ドキュメント情報取得部が取得したドキュメントに対して、当該ドキュメントと対になるグローバルドキュメントコードを、ドキュメントの所定の位置に配置して当該ドキュメントを出力する出力部を具備する情報処理装置であり、紙ドキュメントと電子データの完全な対応が可能となる。
【選択図】図2


Description

本発明は、ドキュメントを処理する情報処理装置等に関するものである。
従来技術として、紙文書と電子文書と統合的に取り扱うドキュメント管理システムにおいて、原本文書をネットワーク上で特定できるようにし、電子文書との総合管理を合理的に行うドキュメント管理システム、特に重要度やアクセス権限等に応じた連携管理を行うドキュメント管理システムがある(特許文献1参照)。具体的には、従来のドキュメント管理システムは、画像入力手段と、出力手段と、電子化文書作成手段と、データベース手段と、保管場所制御手段と、URI(Uniform Resource Identifier)添付手段と、セキュリティレベル設定手段と、アクセスレベル設定手段と、クライアント手段と、サーバ手段とを有するドキュメント管理システムである。
特開2003−157251号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来技術において、URIにより電子ドキュメントを特定するが、2以上の電子ドキュメントに重複したURIが設定される可能性もあり、重複設定された場合に、所望のドキュメントが取得できない場合もあった。
また、紙のドキュメントの上に手書きで情報を付加した場合、手書き部分を、電子的に有効に利用したり、編集したりすることができなかったために、電子データと紙ドキュメントがURIにより対応付けられている場合でも、紙ドキュメントに対する書き込みがあった後は、実質的に異なる内容のものとなっており、URIによる紙ドキュメントと電子データの対応の意義が小さくなっていた。
第一の発明にかかる情報処理装置は、ドキュメントと当該ドキュメントをユニークに識別する情報であるグローバルドキュメントコードを対に有するドキュメント情報を1対以上格納しているドキュメント格納部と、ドキュメントの出力指示を受け付ける指示受付部と、前記指示受付部が出力指示を受け付けた場合に、当該出力指示に対応するドキュメント情報を前記ドキュメント格納部から取得するドキュメント情報取得部と、前記ドキュメント情報取得部が取得したドキュメントに対して、当該ドキュメントと対になるグローバルドキュメントコードを、ドキュメントの所定の位置に配置して当該ドキュメントを出力する出力部を具備する情報処理装置である。なお、グローバルドキュメントコードは、例えば、MACアドレスやグローバルIPアドレスなどを利用した、ユニークな情報である。
この構成により、紙ドキュメントと電子データの完全な対応が可能となる。
第二の発明にかかる情報処理装置は、第一の発明にかかる情報処理装置において、ドキュメント情報の登録を受け付ける登録受付部と、前記登録受付部が受け付けたドキュメント情報を前記ドキュメント格納部に蓄積するドキュメント情報蓄積部をさらに具備する情報処理装置である。
この構成により、新たにドキュメントを登録できる。
なお、第二の発明にかかる情報処理装置は、グローバルドキュメントコードを生成するコード生成手段をさらに具備することが好適である。
この構成により、グローバルドキュメントコードが印刷されていない紙ドキュメントを
登録する場合でも、ユニークなグローバルドキュメントコードを付与したドキュメントを登録できる。
第三の発明にかかる情報処理装置は、少なくとも1枚の用紙にグローバルドキュメントコードが印刷された1枚以上の用紙をスキャンするスキャナ部と、前記スキャナ部でスキャンして取得した画像からグローバルドキュメントコードを取得するグローバルドキュメントコード取得部と、前記グローバルドキュメントコード取得部で取得したグローバルドキュメントコードに対応するドキュメントを取得するドキュメント取得部と、前記ドキュメント取得部が取得したドキュメントを出力するドキュメント出力部を具備する情報処理装置である。
この構成により、少なくとも1枚の用紙にグローバルドキュメントコードが印刷された1枚以上の用紙をスキャンした場合に、当該グローバルドキュメントコードに対応する電子データ(ドキュメント)を得ることができる。
第四の発明にかかる情報処理装置は、第三の発明にかかる情報処理装置に対して、スキャナ部がスキャンした1枚以上の用紙と、前記ドキュメント取得部が取得したドキュメントとの差分の情報である差分情報を取得する差分情報取得部をさらに具備し、前記ドキュメント出力部は、前記ドキュメント取得部が取得したドキュメントおよび前記差分情報取得部が取得した差分情報、または前記差分情報取得部が取得した差分情報を出力する情報処理装置である。
この構成により、紙ドキュメントに手書きで記載した情報の電子的な出力や管理が可能となる。
第五の発明にかかる情報処理装置は、第四の発明にかかる情報処理装置に対して、ドキュメント出力部が取得した差分情報に対する編集入力を受け付ける編集入力受付部と、前記編集入力受付部で受け付けた編集入力に基づいて差分情報を変更する差分情報変更部をさらに具備し、前記ドキュメント出力部が出力する差分情報は、前記差分情報変更部が変更した結果の情報である情報処理装置である。
この構成により、紙ドキュメントに手書きで記載した情報に対して編集が可能となる。
本発明は、電子ドキュメントと紙ドキュメントの完全で、かつ有効な対応付けが可能となる。
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における情報処理装置11のブロック図である。本情報処理装置11は、例えば、デジタル複合機である。デジタル複合機とは、ファックス送受信機能、コピー機能、プリンタ機能やスキャナ機能を具備する事務機器である。
情報処理装置11は、ドキュメント格納部1101、指示受付部1102、ドキュメント情報取得部1103、出力部1104、登録受付部1105、ドキュメント情報蓄積部1106を具備する。登録受付部1105は、スキャナ手段11051、判断手段11052、コード生成手段11053、コード取得手段11054を具備する。
ドキュメント格納部1101は、ドキュメントと当該ドキュメントをユニークに識別す
る情報であるグローバルドキュメントコード(以下、適宜「GDC」という。)を対に有するドキュメント情報を1対以上格納している。GDCは、例えば、二次元バーコードで表現される。また、紙ドキュメントに印刷されるGDCと電子的に管理されているGDCは、対応付けられていれば良く、全く一致しなくても良い。GDCは、例えば、情報処理装置11のMACアドレスをキーに構成されているコードであったり、情報処理装置11がネットワーク上に接続されている場合の、情報処理装置11に割り当てられたグローバルIPアドレスをキーに構成されているコードであったりする。ドキュメント格納部1101は、通常、不揮発性の記録媒体が好適である。
指示受付部1102は、ドキュメントの出力指示を受け付ける。この出力指示は、例えば、情報処理装置11のボタンの押下により受け付ける。また、この出力指示は、例えば、ネットワークから通信手段により受け付ける。指示受付部1102は、ボタン等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェアや、無線または有線などでの通信手段などで実現され得る。
ドキュメント情報取得部1103は、指示受付部1102が出力指示を受け付けた場合に、当該出力指示に対応するドキュメント情報をドキュメント格納部1101から取得する。ドキュメント情報取得部1103は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ドキュメント情報取得部1103がドキュメント情報を取得するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部1104は、ドキュメント情報取得部1103が取得したドキュメントに対して、当該ドキュメントと対になるGDCを、ドキュメントの所定の位置に配置して当該ドキュメントを出力する。出力とは、通常、印刷であるが、ディスプレイへの表示、外部の装置への送信等を含む概念である。出力部1104は、プリンタ機構およびドライバーソフト等で実現され得る。
登録受付部1105は、ドキュメント情報の登録を受け付ける。ドキュメント情報は、ユーザによる情報処理装置11の操作により受け付けても良いし、ネットワークから通信手段により受け付けても良い。登録受付部1105は、例えば、以下のスキャナ手段11051、判断手段11052、コード生成手段11053、コード取得手段11054により実現される。
ドキュメント情報蓄積部1106は、登録受付部1105が受け付けたドキュメント情報をドキュメント格納部1101に蓄積する。ドキュメント情報蓄積部1106は、例えば、スキャナ手段11051がスキャンして取得した画像データと、コード取得手段11054が取得したGDCを有するドキュメント情報をドキュメント格納部1101に蓄積する。また、ドキュメント情報蓄積部1106は、例えば、スキャナ手段11051がスキャンして取得した画像データと、コード生成手段11053が生成したGDCを有するドキュメント情報をドキュメント格納部1101に蓄積する。また、ドキュメント情報蓄積部1106は、例えば、スキャナ手段11051がスキャンして取得した画像データを文字認識手段(図示しない)により文字コードに変換したデータと、コード生成手段11053が生成したGDCを有するドキュメント情報をドキュメント格納部1101に蓄積する。ドキュメント情報蓄積部1106は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ドキュメント情報蓄積部1106の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
スキャナ手段11051は、1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンする。スキャナ手段11051は、通常、2枚以上の紙ドキュメントを紙送りする機構を有する。また、
スキャナ手段11051は、1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンし、画像データを得る。ただし、スキャナ手段11051は、スキャンして得た画像データを文字認識し、文字コードに変換しても良い。スキャナ手段11051は、例えば、スキャナ機構および紙送り機構等により実現され得る。なお、スキャナ機構および紙送り機構は、公知技術であるので詳細な説明は省略する。
判断手段11052は、スキャナ手段11051がスキャンした紙ドキュメントにGDCが印刷されているか否かを判断する。なお、紙ドキュメントにGDCが印刷されている場合はコード取得手段11054がGDCを取得し、GDCが印刷されていない場合はコード生成手段11053がGDCを生成する。GDCが二次元バーコードである場合、例えば、判断手段11052は、二次元バーコードリーダーの技術を用いて実現され得る。判断手段11052は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。判断手段11052の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
コード生成手段11053は、グローバルドキュメントコードを生成する。コード生成手段11053は、例えば、情報処理装置11が保持しているMACアドレス、日付(例えば、「20040425」など)およびシーケンシャル番号によりGDCを決定する。シーケンシャル番号とは、例えば、ある日に生成したGDCの番号(1から始まり、順次、インクリメントされる番号)である。かかる場合、GDCは、「3456871_20040425_1」などとなる。コード生成手段11053は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。コード生成手段11053の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
コード取得手段11054は、スキャナ手段11051がスキャンした、例えば、1ページ以上の紙ドキュメントのうちの1ページ目の紙の所定の位置(右上、右下、左下など)に印刷されたGDCを取得する。例えば、GDCは、二次元バーコードである。ただし、GDCは、数字列やバーコードなどでも良い。コード取得手段11054は、例えば、紙ドキュメントの1ページ目の二次元バーコードからGDCを読み取る。読み取ったGDCは、例えば、「3456871_20040425_1」などであり、二次元バーコードの形式でなくても良い。
以下、情報処理装置11の動作について図2、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)指示受付部1102または登録受付部1105が入力を受け付けたか否かを判断する。入力を受け付ければステップS202に行き、入力を受け付けなければステップS201に戻る。
(ステップS202)指示受付部1102は、ステップS201で受け付けた指示がドキュメントの出力指示であるか否かを判断する。出力指示であればステップS203に行き、出力指示でなければステップS208に飛ぶ。
(ステップS203)ドキュメント情報取得部1103は、ステップS201で受け付けた出力指示に対応するドキュメント情報をドキュメント格納部1101から取得する。出力指示は、例えば、ドキュメント名を含む。また、出力指示は、例えば、GDCを含む。ドキュメント情報取得部1103は、例えば、ドキュメント名やGDCをキーにして、ドキュメント格納部1101からドキュメント情報を検索する。
(ステップS204)ドキュメント情報取得部1103は、ステップS203でドキュメントが取得できたか否かを判断する。ドキュメントが取得できればステップS205に行き、ドキュメントが取得できなければステップS207に飛ぶ。
(ステップS205)出力部1104は、ステップS203で取得したドキュメントに
対して、当該ドキュメントと対になるGDCをドキュメント格納部1101から取得し、当該GDCをドキュメントの所定の位置(たとえば、1ページ目の右上済み)に配置して、出力するドキュメントを構成する。なお、例えば、ステップS203で取得したドキュメントが画像データであり、GDCを含む画像データである場合は、GDCをドキュメントの所定の位置に配置する処理は不要となる。ステップS203で取得したドキュメントがGDCを含むか否かの判断を行って、GDCを含まない場合のみ、GDCをドキュメントの所定の位置に配置しても良い。
(ステップS206)出力部1104は、ステップS205で構成したドキュメントを出力する。ステップS201に戻る。
(ステップS207)出力部1104は、エラーの旨を出力する。ステップS201に戻る。
(ステップS208)登録受付部1105は、ドキュメント情報の登録を受け付けたか否かを判断する。ドキュメント情報の登録を受け付ければステップS209に行き、ドキュメント情報の登録を受け付けなければステップS201に戻る。
(ステップS209)スキャナ手段11051は、1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンし、画像データを構成する。この画像データの構成は、通常のスキャナの読み取り機能による結果物(画像)の生成を言う。
(ステップS210)判断手段11052は、スキャナ手段11051がスキャンした紙ドキュメントにGDCが印刷されているか否かを判断する。かかる判断は、例えば、紙ドキュメントの1ページ目の所定位置に、所定の印刷(例えば、二次元バーコードの印刷)が存在するか否かにより判断する。GDCが印刷されていればステップS211に行き、GDCが印刷されていなければステップS214に飛ぶ。
(ステップS211)コード取得手段11054は、スキャナ手段11051がスキャンした、例えば、1ページ以上の紙ドキュメントのうちの1ページ目の紙の所定の位置に印刷されたGDCを取得する。かかる処理は、例えば、二次元バーコードリーダーと同様の処理である。
(ステップS212)登録受付部1105は、ステップS209で構成された画像データとGDCに基づいてドキュメント情報を構成する。
(ステップS213)ドキュメント情報蓄積部1106は、ステップS212で構成したドキュメント情報をドキュメント格納部1101に蓄積する。ステップS201に戻る。
(ステップS214)コード生成手段11053は、GDCを生成する。ステップS212に行く。GDCの生成アルゴリズムの例は、図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
(ステップS301)コード生成手段11053は、情報処理装置11において図示しない格納手段に保持しているMACアドレスを取得する。
(ステップS302)コード生成手段11053は、情報処理装置11において図示しない時計手段が保持している日付情報を取得する。
(ステップS303)コード生成手段11053は、カウンタの値を取得する。なお、カウンタは、順次インクリメントされ、日付が変わると「1」に初期化される、とする。
(ステップS304)コード生成手段11053は、カウンタの値を1、インクリメントする。
(ステップS305)コード生成手段11053は、MACアドレス、日付、カウンタの3つの情報を結合して、GDCを構成する。上位関数(図2の処理)にリターンする。
リターン時のリターン値は、GDCである。
なお、図3のフローチャートにおいて、MACアドレスの代わりに、グローバルIPアドレスなどの他のユニークな情報を用いても良い。また、日付およびカウンタを用いることは必須ではない。日付を用いずに、情報処理装置11でユニークなカウンタとMACアドレスのみを用いても良い。GDCが、ユニークになるように生成されれば良い。
以下、本実施の形態における情報処理装置11の具体的な動作について説明する。情報処理装置11は、例えば、複合機である。
今、情報処理装置11のドキュメント格納部1101は、図4のドキュメント管理表を保持している。ドキュメント管理表は、「ID」「GDC」「ドキュメント名」「ドキュメント」を有するレコードを1以上保持している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表管理上の要請のために存在する。「ドキュメント」は、ドキュメントの実データであり、通常、画像データであるが、テキストファイル等の他の形式のデータでも良い。また、画像データのフォーマットは、問わない。
かかる状況において、情報処理装置11のユーザは、「レポート1」を有するドキュメントの出力指示を、情報処理装置11に入力する、とする。すると、情報処理装置11の指示受付部1102は、「レポート1」を有するドキュメントの出力指示を受け付ける。次に、ドキュメント情報取得部1103は、「レポート1」をドキュメント名に有する「ドキュメント」とGDC「7631058_20040411_1」を取得する。次に、出力部1104は、GDC「7631058_20040411_1」に対応する二次元バーコードを生成する。なお、「7631058_20040411_1」に対応する二次元バーコードを生成する技術は、公知技術である。次に、出力部1104は、生成した二次元バーコードをドキュメントの所定の位置(ここでは、右上)に配置し、ドキュメントを印刷する。出力部1104が印刷したドキュメントの例を図5に示す。図5において、二次元バーコードで表現されたGDCが第1ページの右上に配置されている。
次に、情報処理装置11のユーザは、図6に示す数枚の紙からなるドキュメント「業務レポート」を情報処理装置11に読み込ませる、とする。つまり、ユーザは、情報処理装置11のスキャナ手段11051のドキュメント読み取り口にドキュメント「業務レポート」を設置し、例えば、スタートボタン(図示しない)を押下する。なお、ドキュメント「業務レポート」の第1ページの右上に、二次元バーコードが印刷されている。次に、スキャナ手段11051は、順次紙送りしながら、ドキュメント「業務レポート」を読み込み、ドキュメント「業務レポート」の画像データを1ページずつ構成する。
次に、判断手段11052は、スキャナ手段11051がスキャンした紙ドキュメントにGDCが印刷されていると判断する。そして、コード取得手段11054は、スキャナ手段11051がスキャンした、ドキュメント「業務レポート」のうちの1ページ目の紙の所定の位置に印刷された二次元バーコードを取得し、当該二次元バーコードからGDC「3521001_20040426_1」を取得する。そして、登録受付部1105は、ここでは、ドキュメント「業務レポート」のうちの1ページ目の画像データから、所定の位置に存在する二次元バーコードの画像を削除する。そして、ドキュメント情報蓄積部1106は、登録受付部1105が受け付けたドキュメント情報をドキュメント格納部1101に蓄積する。かかるドキュメント情報は、所定の位置に存在する二次元バーコードの画像が削除された、1ページ目の画像データと、2ページ目以降の画像データを有する画像データの集合のドキュメントと、GDC「3521001_20040426_1」を有する。そして、ドキュメント情報蓄積部1106は、レコードID「n」を生成し、ドキュメント管理表に新たなレコードを追加する(図7参照)。図7において、ドキュメント名は存在しない。なお。ドキュメント名は、別途、ユーザが入力するなどしても良い。なお、ここでは、所定の位置に存在する二次元バーコードの画像が削除された、1ペー
ジ目の画像データが蓄積されたが、二次元バーコードの画像は削除されることは必須ではない。二次元バーコードの画像が削除された場合には、電子化されたドキュメントの出力時に、ユーザの指定により二次元バーコードを出力したり、出力しなかったりの出力制御が容易になり好適である。
情報処理装置11のユーザは、図8に示す数枚の紙からなるドキュメント「参考資料」を情報処理装置11に読み込ませる、とする。つまり、ユーザは、情報処理装置11のスキャナ手段11051のドキュメント読み取り口にドキュメント「参考資料」を設置し、例えば、スタートボタン(図示しない)を押下する。なお、ドキュメント「参考資料」の第1ページの右上には、二次元バーコードが印刷されていない。次に、スキャナ手段11051は、順次、ドキュメント「業務レポート」を読み込み、ドキュメント「参考資料」の画像データを1ページずつ構成する。
次に、判断手段11052は、スキャナ手段11051がスキャンした紙ドキュメントにGDCが印刷されていないと判断する。そして、コード生成手段11053は、以下の手順でGDCを生成する。まず、コード生成手段11053は、情報処理装置11のMACアドレス「7631058」を取得する。なお、情報処理装置11のMACアドレス「7631058」は、図示しない手段により、情報処理装置11が予め保持している。次に、コード生成手段11053は、情報処理装置11の時計(または、カレンダー)から、本日の日付(西暦)を取得する。次に、コード生成手段11053は、カウンタの値「1」を取得する。そして、コード生成手段11053は、MACアドレス、日付、カウンタの値を「_」で結合し、GDC「7631058_20040427_1」を生成する。
そして、ドキュメント情報蓄積部1106は、登録受付部1105が受け付けたドキュメント情報をドキュメント格納部1101に蓄積する。かかるドキュメント情報は、1ページ目以降の画像データを有する画像データの集合のドキュメントと、GDC「7631058_20040427_1」を有する。そして、ドキュメント情報蓄積部1106は、レコードID「n+1」を生成し、ドキュメント管理表に新たなレコードを追加する(図9参照)。図9において、ドキュメント名は存在しない。なお。ドキュメント名は、別途、ユーザが入力するなどしても良い。
なお、上記の具体例において、ドキュメント名をキーにしてドキュメントを出力したが、GDCをキーとしてドキュメントを出力しても良いことは言うまでもない。
以上、本実施の形態によれば、必ずユニークなコードであるグローバルドキュメントコード(GDC)が、ドキュメントに対して割り振られ、当該GDCとドキュメントが対に管理される。その結果、例えば、GDCをキーとしてドキュメントが特定でき、出力できる。
なお、本実施の形態において、主として、MACを用いてGDCを構成したが、グローバルIPアドレス(IPVer4,Ver6などを問わない。)などの他の情報を用いてGDCを構成しても良い。
また、本実施の形態によれば、情報処理装置11はスタンドアロンであるがごとく記載したが、ネットワークにより他の装置に接続されていても良いことは言うまでもない。例えば、情報処理装置11は、ドキュメント情報を格納しており、情報処理端末12からの指示に従って、ドキュメントを情報処理端末12に送信し、情報処理端末12がドキュメントを出力しても良い。かかる場合の情報処理装置11と情報処理端末12を有する情報処理システムのブロック図を図10に示す。図10において、出力部1104は、ドキュメントを情報処理端末12に送信する。また、指示受付部1102は、情報処理端末12からの指示を受け付ける。また、情報処理端末12は、入力受付部1201、指示送信部1202、ドキュメント受信部1203、ドキュメント出力部1204を具備する。入力受付部1201は、ドキュメントの出力指示を受け付ける。かかる出力指示は、GDCや
ドキュメント名を有する。指示送信部1202は出力指示を情報処理装置11に送信する。ドキュメント受信部1203は、出力指示の送信に対応して、情報処理装置11からドキュメントを受信する。ドキュメント出力部1204は、ドキュメント受信部1203が受信したドキュメントを出力する。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、ドキュメントの出力指示を受け付ける指示受付ステップと、前記指示受付ステップで出力指示を受け付けた場合に、当該出力指示に対応するドキュメント情報を取得するドキュメント情報取得ステップと、前記ドキュメント情報取得ステップで取得したドキュメントに対して、当該ドキュメントと対になるグローバルドキュメントコードを、ドキュメントの所定の位置に配置して当該ドキュメントを出力する出力ステップを実行させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、コンピュータに、ドキュメント情報の登録を受け付ける登録受付ステップと、前記登録受付ステップで受け付けたドキュメント情報を蓄積するドキュメント情報蓄積ステップをさらに実行させるためのプログラム、でも良い。
また、前記登録受付ステップは、1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンするスキャンステップと、前記スキャンステップでスキャンした1ページ以上の紙ドキュメントのうちの1ページ目の紙の所定の位置に印刷されたグローバルドキュメントコードを取得するコード取得ステップを具備し、前記ドキュメント情報蓄積ステップは、前記スキャンステップでスキャンして取得したデータと、前記コード取得ステップで取得したグローバルドキュメントコードを有するドキュメント情報を蓄積しても良い。
さらに、前記登録受付ステップは、1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンするスキャンステップと、グローバルドキュメントコードを生成するコード生成ステップを具備し、前記ドキュメント情報蓄積ステップは、前記スキャンステップでスキャンして取得したデータと、前記コード生成ステップで生成したグローバルドキュメントコードを有するドキュメント情報を蓄積しても良い。
(実施の形態2)
本実施の形態において、紙ドキュメントをスキャンし、GDCから、ネット上の電子化ドキュメントを取得し、出力する情報処理システムや、紙ドキュメントの上に、例えば、手書きで書き込んだ場合でも、新しい電子データが得られる情報処理システムについて説明する。また、紙ドキュメントの上に、例えば、手書きで書き込んだ場合に、書き込んだ情報を編集したり、手書き情報と他の情報(元々印刷されていた情報)を区別して表示したりする等の処理を行える情報処理システムについて説明する。
図11は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。情報処理システムは、ドキュメント格納装置111と情報処理装置112を具備する。ドキュメント格納装置111は、例えば、ハードディスク等の大容量の記録媒体を保持しているコンピュータである。情報処理装置112は、例えば、デジタル複合機である。
ドキュメント格納装置111は、ドキュメント格納部1101、指示受信部11102、ドキュメント情報取得部1103、出力部1104、登録受付部11105、ドキュメント情報蓄積部11106を具備する。
情報処理装置112は、指示受付部11201、スキャナ部11202、グローバルド
キュメントコード取得部11203、ドキュメント取得部11204、ドキュメント出力部11205、差分情報取得部11206、編集入力受付部11207、差分情報変更部11208、ドキュメント構成部11209、ドキュメント送信部11210を具備する。
指示受信部11102は、外部からドキュメントの取得指示を受け付ける。取得指示とは、ドキュメントを送信する旨を示す指示である。外部とは、例えば、情報処理装置112である。指示受信部11102は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
登録受付部11105は、外部からドキュメントの登録指示を受け付ける。なお、登録指示は、GDCや登録するドキュメントの情報を有する。登録受付部11105は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
ドキュメント情報蓄積部11106は、登録受付部11105で登録指示を受け付けた場合、ドキュメントをドキュメント格納部1101に蓄積する。
指示受付部11201は、各種指示を受け付ける。指示には、ドキュメントを読み込んで出力する指示である読込指示、ドキュメントをドキュメント格納装置111から取得する指示である取得指示、編集したドキュメントをドキュメント格納装置111に蓄積する指示である登録指示などがある。登録指示は、蓄積するドキュメント(通常、画像データ)とGDCを有する。
スキャナ部11202は、少なくとも1枚の用紙にグローバルドキュメントコードが印刷された1枚以上の用紙をスキャンする。スキャナ部11202は、通常、2枚以上の紙ドキュメントを紙送りする機構を有する。また、スキャナ部11202は、1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンし、画像データを得る。ただし、スキャナ部11202は、スキャンして得た画像データを文字認識し、文字コードに変換しても良い。スキャナ部11202は、例えば、スキャナ機構および紙送り機構等により実現され得る。なお、スキャナ機構および紙送り機構は、公知技術であるので詳細な説明は省略する。
グローバルドキュメントコード取得部11203は、スキャナ部11202でスキャンして取得した画像データからGDCを取得する。例えば、GDCが二次元バーコードで、ドキュメントに二次元バーコードが印刷されている場合、グローバルドキュメントコード取得部11203は、二次元バーコードから数字のコードを得る。グローバルドキュメントコード取得部11203は、例えば、二次元バーコードリーダーのソフトウェアドライバー部で実現され得る。
ドキュメント取得部11204は、グローバルドキュメントコード取得部11203で取得したグローバルドキュメントコードに対応するドキュメントを取得する。ドキュメント取得部11204は、例えば、グローバルドキュメントコード取得部11203で取得したGDCに対応するドキュメント格納装置に、ネットワークを経由してアクセスし、ドキュメントを取得する。ドキュメント取得部11204は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
ドキュメント出力部11205は、ドキュメント取得部11204が取得したドキュメントを出力する。ドキュメント出力部11205は、ドキュメント取得部11204が取得したドキュメントおよび差分情報取得部11206が取得した差分情報を出力する場合もある。また、ドキュメント出力部11205は、差分情報取得部11206が取得した差分情報のみを出力する場合もある。ドキュメント出力部11205は、ドキュメント取得部11204が取得したドキュメントおよび差分情報変更部11208が変更した結果の情報を重ねて出力する場合もある。なお、出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信等を含む概念である。ドキュメント出力部11205は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。ドキュメント出力部11205は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出
力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
差分情報取得部11206は、スキャナ部11202がスキャンした1枚以上の用紙と、ドキュメント取得部11204が取得したドキュメントとの差分の情報である差分情報を取得する。差分情報取得部11206は、2つの画像データを比較し、差分のデータ箇所のみを取得する。差分情報取得部11206は、2つの画像データを比較し、差分のデータを画像データとして取得しても良いし、当該画像データを文字認識し、当該文字認識結果である文字コードとして取得しても良い。差分情報取得部11206は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。差分情報取得部11206の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
編集入力受付部11207は、ドキュメント出力部11205が取得した差分情報に対する編集入力を受け付ける。かかる編集は、文字コードの編集でも、画像データの編集でも良い。編集入力を入力する入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。編集入力受付部11207は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
差分情報変更部11208は、編集入力受付部11207で受け付けた編集入力に基づいて差分情報を変更する。差分情報変更部11208が差分情報を変更した結果は、文字コードであっても、画像データであっても良い。差分情報変更部11208は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。差分情報取得部11206の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
ドキュメント構成部11209は、ドキュメント格納装置111に送信するドキュメントを構成する。このドキュメントは、例えば、差分情報取得部11206が取得した差分情報や、差分情報変更部11208で更新した差分情報や、ドキュメント取得部11204が取得したドキュメントを含む。ドキュメント構成部11209は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ドキュメント構成部11209の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
ドキュメント送信部11210は、ドキュメント構成部11209が構成したドキュメントをドキュメント格納装置111に送信する。ドキュメント送信部11210は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、ドキュメント格納装置111の動作について図12のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1201)指示受信部11102は、情報処理装置112からドキュメントの取得指示を受け付けたか否かを判断する。取得指示を受け付ければステップS1202に行き、取得指示を受け付けなければステップS1205に飛ぶ。
(ステップS1202)ドキュメント情報取得部1103は、取得指示が有するGDCを取得する。
(ステップS1203)ドキュメント情報取得部1103は、ステップS1202で取得したGDCに対応するドキュメントをドキュメント格納部1101から取得する。
(ステップS1204)出力部1104は、ステップS1203で取得したドキュメントを情報処理装置112に送信する。ステップS1201に戻る。
(ステップS1205)登録受付部11105は、情報処理装置112からドキュメントの登録指示を受け付けたか否かを判断する。登録指示を受け付ければステップS1206に行き、登録指示を受け付けなければステップS1201に戻る。
(ステップS1206)ドキュメント情報蓄積部11106は、ステップS1205で受け付けた登録指示が有するGDCを取得する。
(ステップS1207)ドキュメント情報蓄積部11106は、ステップS1205で受け付けた登録指示が、差分情報を有するか否かを判断する。差分情報を有する場合はステップS1208に行き、差分情報を有さない場合はステップS1213に飛ぶ。
(ステップS1208)ドキュメント情報蓄積部11106は、ステップS1206で取得したGDCが、ドキュメント格納部1101に格納されているGDCであるか否かを判断する。格納されているGDCであればステップS1209に行き、格納されているGDCでなければステップS1210に飛ぶ。
(ステップS1209)ドキュメント情報蓄積部11106は、差分情報を蓄積する。この場合、ドキュメント情報蓄積部11106は、GDCをキーにして、当該GDCに対応する態様で差分情報を蓄積する。ステップS1201に戻る。
(ステップS1210)ドキュメント情報蓄積部11106は、ステップS1205で受け付けた登録指示が、ドキュメント(たとえば、ドキュメントの実体を示す画像データ)を含むか否かを判断する。ドキュメントを含めばステップS1211に行き、ドキュメントの情報を含まなければステップS1201に戻る。
(ステップS1211)ドキュメント情報蓄積部11106は、ステップS1205で受け付けた登録指示が有するドキュメントを取得する。
(ステップS1212)ドキュメント情報蓄積部11106は、ドキュメント、差分情報およびGDCを有する情報をドキュメント格納部1101に蓄積する。ステップS1201に戻る。
(ステップS1213)ドキュメント情報蓄積部11106は、ステップS1206で取得したGDCが、ドキュメント格納部1101に格納されているGDCであるか否かを判断する。格納されているGDCであればステップS1214に行き、格納されているGDCでなければステップS1201に戻る。
(ステップS1214)ドキュメント情報蓄積部11106は、ステップS1205で受け付けた登録指示が、ドキュメントの情報を含むか否かを判断する。ドキュメントの情報を含めばステップS1215に行き、ドキュメントの情報を含まなければステップS1201に戻る。
(ステップS1215)ドキュメント情報蓄積部11106は、ステップS1205で受け付けた登録指示が有するドキュメントを取得する。
(ステップS1216)ドキュメント情報蓄積部11106は、ドキュメントおよびG
なお、図12のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、情報処理装置112の動作について図13のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1301)指示受付部11201は、指示を受け付けたか否かを判断する。指示を受け付ければステップS1302に行き、指示を受け付けなければステップS1301に戻る。
(ステップS1302)ステップS1301で受け付けた指示が読込指示であるか否かを判断する。読込指示であればステップS1303に行き、読込指示でなければステップS1306に飛ぶ。
(ステップS1303)スキャナ部11202は、1枚以上の紙ドキュメントをスキャンする。紙が2枚以上ある場合は、スキャナ部11202は、紙送りしながら1枚ずつスキャンする。
(ステップS1304)スキャナ部11202は、読み込んだ紙ドキュメントから画像データを構成する。
(ステップS1305)ドキュメント出力部11205は、ステップS1304で構成した画像データを出力する。ステップS1301に戻る。
(ステップS1306)ステップS1301で受け付けた指示が取得指示であるか否かを判断する。取得指示であればステップS1307に行き、取得指示でなければステップS1313に飛ぶ。
(ステップS1307)スキャナ部11202は、少なくとも1枚目の紙ドキュメントをスキャンする。
(ステップS1308)グローバルドキュメントコード取得部11203は、ステップS1307でスキャンして取得した画像データからGDCを取得する。
(ステップS1309)グローバルドキュメントコード取得部11203は、ステップS1308で取得したGDCから、ドキュメントを取得するための指示(取得指示)を構成する。かかる指示は、GDCを有する。
(ステップS1310)ドキュメント取得部11204は、ステップS1309で構成した取得指示を、ドキュメント格納装置111に送信する。
(ステップS1311)ドキュメント取得部11204は、取得指示の送信に対応するドキュメントを、ドキュメント格納装置111から受信したか否かを判断する。ドキュメントを受信すればステップS1312に行き、ドキュメントを受信しなければステップS1311に戻る。
(ステップS1312)ドキュメント出力部11205は、ステップS1311で受信したドキュメントを出力する。
(ステップS1313)ステップS1301で受け付けた指示が編集指示であるか否かを判断する。編集指示であればステップS1314に行き、編集指示でなければステップS1301に戻る。
(ステップS1314)編集入力受付部11207は、ドキュメントを出力中であるか否かを判断する。ドキュメントを出力中であればステップS1315に行き、ドキュメントを出力中でなければS1301に戻る。
(ステップS1315)カウンタiに1を設定する。
(ステップS1316)編集入力受付部11207は、出力中のドキュメントにi枚目のドキュメントが存在するか否かを判断する。i枚目のドキュメントが存在すればステップS1317に行き、i枚目のドキュメントが存在しなければステップS1320に飛ぶ。
(ステップS1317)差分情報取得部11206は、i枚目の2種のデータの差分情報を取得する。2種のデータとは、取得指示により、紙ドキュメントから読み込んだ画像データ(ステップS1307)と、ステップS1311で受信したデータである。差分情報取得部11206は、2つの画像データの左上のドットから右下のドットを順に比較し、異なるドットのみを抽出し、差分情報を得る。かかる差分情報は、ステップS1307でスキャンした紙ドキュメントに手書きで記載された手書き文字等である。
(ステップS1318)差分情報取得部11206は、ステップS1317で取得した差分情報を文字コードに変換する。手書き文字等を文字コードに変換するアルゴリズムは公知技術であるので、ここでの説明は省略する。なお、文字コードに変換する処理は必須ではなく、差分情報も画像データとして保持しても良い。
(ステップS1319)カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1316に戻る。
(ステップS1320)ドキュメント出力部11205は、ステップS1318で取得
した、文字コードに変換した差分情報を出力する。出力は、第1ページの差分情報だけでも良いし、すべてのページの差分情報を出力しても良い。その他、任意のページの差分情報を出力することもできる。
(ステップS1321)編集入力受付部11207は、差分情報に対する編集入力を受け付けたか否かを判断する。編集入力を受け付ければステップS1322に行き、編集入力を受け付けなければステップS1323に飛ぶ。
(ステップS1322)差分情報変更部11208は、ステップS1321における入力に基づいて、差分情報を更新する。ステップS1321に戻る。
(ステップS1323)ドキュメント送信部11210は、編集終了の指示を受け付けたか否かを判断する。編集終了の指示を受け付ければステップS1324に行き、編集終了の指示を受け付けなければステップS1321に戻る。
(ステップS1324)ドキュメント送信部11210は、ステップS1320で出力した差分情報およびステップS1322で更新した差分情報に基づいて、送信する情報を構成する。なお、送信する情報には、ステップS1308で取得したGDCを含む。
(ステップS1325)ドキュメント送信部11210は、ステップS1324で構成した情報をドキュメント格納装置111に送信する。ステップS1301に戻る。
なお、図13のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。ドキュメント格納装置111は、例えば、複合機やコンピュータ(サーバ装置)である。また、情報処理装置112は、例えば、複合機である。
今、ドキュメント格納装置111のドキュメント格納部1101は、図9のドキュメント管理表を保持している、とする。
そして、情報処理装置112のユーザは、図14に示すドキュメント「レポート1」を情報処理装置112のトレイにセットし、取得指示を入力した、とする。情報処理装置112の指示受付部11201は、取得指示を受け付ける。そして、スキャナ部11202は、図14に示すドキュメント「レポート1」をスキャンし、ドキュメント「レポート1」の画像データを構成する。なお、ドキュメント「レポート1」は、図9における「ID=1」のドキュメントを印刷した紙ドキュメントに、手書きで文字等を記入した紙ドキュメントである。図14において、ドキュメント「レポート1」には、第1ページ、第3ページおよび第4ページに手書きの書き込みがある。
次に、情報処理装置112のグローバルドキュメントコード取得部11203は、ドキュメント「レポート1」の第1ページの右上に存在する二次元バーコードを読み取り、GDC「7631058_20040411_1」を取得する。
次に、ドキュメント取得部11204は、GDC「7631058_20040411_1」と取得指示を示す命令識別子「2」から、図15に示す送信する取得指示を構成する。なお、取得指示を示す命令識別子が「2」であることは、情報処理装置112は予め保持している、とする。次に、情報処理装置112のドキュメント取得部11204は、図15に示す取得指示をドキュメント格納装置111に送信する。
次に、ドキュメント格納装置111は、図15に示す取得指示を受信する。そして、ドキュメント情報取得部1103は、取得指示が有するGDCを取得する。そして、ドキュメント情報取得部1103は、取得したGDC「7631058_20040411_1」に対応するドキュメントを図9のドキュメント管理表から取得する。ここでは、図9の「ID=1」のドキュメントが取得される。
次に、出力部1104は、取得したドキュメントを情報処理装置112に送信する。
次に、情報処理装置112のドキュメント取得部11204は、GDC「7631058_20040411_1」に対応するドキュメントを受信する。そして、ドキュメント出力部11205は、受信したドキュメントを出力する。かかる出力のイメージ図を図16に示す。図16は、情報処理装置112の液晶ディプレイ(上記で図示しなかった)上に、受信したドキュメントが表示された画面例である。
次に、ユーザは、情報処理装置112の画面において、「差分編集」ボタンを押下して、編集指示をする。次に、編集入力受付部11207は、ドキュメントを出力中であるか否かを判断する。ドキュメントを出力中であるので、1枚ずつ、受信したドキュメントの画像データと、スキャナ部で読み取ったドキュメントの画像データを比較し、差分情報を抽出する。そして、差分情報を文字認識し、文字コードに変換する。次に、変換した差分情報(コード化した文字等の情報)を受信したドキュメントと共に表示する。そして、変換した差分情報は、編集可能なように、テキストボックスの中に表示する。かかる表示態様を図17に示す。次に、ユーザは、第3ページ目を指示し、画面の表示を図18に示す表示に変更する。図18において、第1ページの差分情報「筋が通ってない」がテキストボックスに2行にわたって表示されている。なお、上記の処理で、差分情報を文字認識し、文字コードに変換したが、画像データのままで編集処理を行っても良い。
次に、ユーザは、「筋が通ってない」を編集し、「筋が通ってない→OK」と変更する。かかる場合、ユーザは、2行目の「ない」のスペースは消去する編集をした、とする。すると、情報処理装置112は、図19のような画面を得る。
次に、ユーザは、情報処理装置112に対して、「編集終了」の指示を入力した、とする。次に、情報処理装置112のドキュメント送信部11210は、出力した差分情報および更新した差分情報に基づいて、送信する情報を構成する。ドキュメント送信部11210は、まず、登録指示を示す命令識別子「3」とGDC「7631058_20040411_1」を取得し、送信する情報のヘッダーを構成する(図20参照)。次に、ドキュメント送信部11210は、「ページ番号」「差分情報」「位置情報」を有する差分情報に関する情報を1以上、取得する。ここでは、まず、ドキュメント送信部11210は、ページ番号「1」、差分情報「2004/4/28」、位置情報「(150,217)」を取得する。位置情報は、差分情報が記載されている左上の座標値である。なお、差分情報に関する情報は、差分情報のフォントサイズや色など、種々の情報が含まれていても良い。そして、次に、ドキュメント送信部11210は、ページ番号「1」、差分情報「筋が通って」、位置情報「(162,312)」を取得する。さらに、ドキュメント送信部11210は、他の2つの差分情報に関する情報を取得する。そして、ドキュメント送信部11210は、以上の取得した情報を結合し、図20の送信する情報を得る。
次に、ドキュメント送信部11210は、図20の情報を送信する。
次に、ドキュメント格納装置111は、図20の情報を受信する。そして、登録受付部11105は、情報処理装置112からドキュメントの登録指示を受け付けたか否かを判断し、受信した図20の情報の命令識別子「3」から、登録指示を受け付けたと判断する。
次に、ドキュメント情報蓄積部11106は、GDC「7631058_20040411_1」を取得する。次に、受信した図20の情報の中に、差分情報とGDCが存在するので、差分情報をすべて蓄積する。具体的には、ドキュメント情報蓄積部11106は、図21に示す差分情報管理表に差分情報を蓄積する。差分情報管理表は、「ID」「GDC」「Ver」「ポインタ」を有する。「ポインタ」は、差分情報の実体へのポインタである。「Ver」は、ドキュメントのバージョンを示す。ここでは、差分情報が存在する、ということは、バージョンは2以上である、とする。また、ドキュメント情報蓄積部11106は、バージョンは2から、順次、3,4とインクリメントする、とする。差分情報の実体は、さらにポインタにより、他の差分情報の実体をリンクしている。それによって、一のドキュメントに手書きされた情報が管理される。
なお、別の時刻に、ドキュメント格納装置111がGDC「7631058_20040411_1」のドキュメントの差分情報を受信した場合、ドキュメント情報蓄積部11106は、バージョン3として、元のドキュメントの情報とバージョン2の差分情報を含めたバージョン3との差分情報を取得し、蓄積する。
また、情報処理装置112は、バージョン2のGDC「7631058_20040411_1」のドキュメントを取得した場合、手書きした情報(差分情報)と元の情報を合成して出力しても良い。また、かかる場合、情報処理装置112は、手書きした情報(差分情報)と元の情報を、区別して(色やフォントな文字サイズなどにより区別するなどが考えられる。)出力しても良い。情報処理装置112にとって、手書きした情報(差分情報)と元の情報の区別が可能であるので、かかる処理は容易である。
以上、本実施の形態によれば、紙ドキュメントをスキャンし、GDCから、ネット上の電子化ドキュメントを取得し、出力することができる。かかることにより、手書きなどにより汚れた、古いドキュメントから、新しいドキュメントを得ることができる。
また、本実施の形態によれば、紙ドキュメントの上に、例えば、手書きで書き込んだ場合に、書き込んだ情報を編集したり、手書き情報と他の情報(元々印刷されていた情報)を区別して表示したりする等の処理を行える。
また、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、少なくとも1枚の用紙にグローバルドキュメントコードが印刷された1枚以上の用紙をスキャンするスキャンステップと、前記スキャンステップでスキャンして取得した画像データからグローバルドキュメントコードを取得するグローバルドキュメントコード取得ステップと、前記グローバルドキュメントコード取得ステップで取得したグローバルドキュメントコードに対応するドキュメントを取得するドキュメント取得ステップと、前記ドキュメント取得ステップで取得したドキュメントを出力するドキュメント出力ステップを実行させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記スキャンステップでスキャンした1枚以上の用紙と、前記ドキュメント取得ステップで取得したドキュメントとの差分の情報である差分情報を取得する差分情報取得ステップをさらに実行させ、前記ドキュメント出力ステップは、前記ドキュメント取得ステップで取得したドキュメントおよび前記差分情報取得ステップで取得した差分情報、または前記差分情報取得ステップで取得した差分情報を出力しても良い。
さらに、上記プログラムにおいて、コンピュータに、前記差分情報取得ステップで取得した差分情報に対する編集入力を受け付ける編集入力受付ステップと、前記編集入力受付ステップで受け付けた編集入力に基づいて差分情報を変更する差分情報変更ステップをさらに実行させ、前記ドキュメント出力ステップで出力する差分情報は、前記差分情報変更ステップで変更した結果の情報であっても良い。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記のプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(情報送信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置等によれば、電子ドキュメントと紙ドキュメントの完全で、かつ有効な対応付けが可能となる、という効果を有し、複合機等として有用である。
実施の形態1における情報処理装置のブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同ドキュメント管理表を示す図 同ドキュメントの例を示す図 同ドキュメントの例を示す図 同ドキュメント管理表を示す図 同ドキュメントの例を示す図 同ドキュメント管理表を示す図 同情報処理システムのブロック図 実施の形態2における情報処理システムのブロック図 同ドキュメント格納装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同ドキュメントの例を示す図 同取得指示の構成を示す図 同ドキュメントの画面表示例を示す図 同ドキュメントの画面表示例を示す図 同ドキュメントの画面表示例を示す図 同ドキュメントの画面表示例を示す図 同登録指示の構成を示す図 同差分情報管理表を示す図
符号の説明
11、112 情報処理装置
12 情報処理端末
111 ドキュメント格納装置
1101 ドキュメント格納部
1102、11201 指示受付部
1103 ドキュメント情報取得部
1104 出力部
1105、11105 登録受付部
1106、11106 ドキュメント情報蓄積部
1201 入力受付部
1202 指示送信部
1203 ドキュメント受信部
1204 ドキュメント出力部
11051 スキャナ手段
11052 判断手段
11053 コード生成手段
11054 コード取得手段
11102 指示受信部
11202 スキャナ部
11203 グローバルドキュメントコード取得部
11204 ドキュメント取得部
11205 ドキュメント出力部
11206 差分情報取得部
11207 編集入力受付部
11208 差分情報変更部
11209 ドキュメント構成部
11210 ドキュメント送信部


Claims (17)

  1. ドキュメントと当該ドキュメントをユニークに識別する情報であるグローバルドキュメントコードを対に有するドキュメント情報を1対以上格納しているドキュメント格納部と、
    ドキュメントの出力指示を受け付ける指示受付部と、
    前記指示受付部が出力指示を受け付けた場合に、当該出力指示に対応するドキュメント情報を前記ドキュメント格納部から取得するドキュメント情報取得部と、
    前記ドキュメント情報取得部が取得したドキュメントに対して、当該ドキュメントと対になるグローバルドキュメントコードを、ドキュメントの所定の位置に配置して当該ドキュメントを出力する出力部を具備する情報処理装置。
  2. 前記出力部は、
    2枚以上になる前記ドキュメントの第1番目のページの所定の位置に前記グローバルドキュメントコードを印刷する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記ドキュメント情報の登録を受け付ける登録受付部と、
    前記登録受付部が受け付けたドキュメント情報を前記ドキュメント格納部に蓄積するドキュメント情報蓄積部をさらに具備する請求項1または請求項2いずれか記載の情報処理装置。
  4. 前記登録受付部は、
    1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンするスキャナ手段と、
    前記スキャナ手段がスキャンした1ページ以上の紙ドキュメントのうちの1ページ目の紙の所定の位置に印刷されたグローバルドキュメントコードを取得するコード取得手段を具備し、
    前記ドキュメント情報蓄積部は、
    前記スキャナ手段がスキャンして取得したデータと、前記コード取得手段が取得したグローバルドキュメントコードを有するドキュメント情報を前記ドキュメント格納部に蓄積する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記登録受付部は、
    1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンするスキャナ手段と、
    グローバルドキュメントコードを生成するコード生成手段を具備し、
    前記ドキュメント情報蓄積部は、
    前記スキャナ手段がスキャンして取得したデータと、前記コード生成手段が生成したグローバルドキュメントコードを有するドキュメント情報を前記ドキュメント格納部に蓄積する請求項3記載の情報処理装置。
  6. 少なくとも1枚の用紙にグローバルドキュメントコードが印刷された1枚以上の用紙をスキャンするスキャナ部と、
    前記スキャナ部でスキャンして取得した画像データからグローバルドキュメントコードを取得するグローバルドキュメントコード取得部と、
    前記グローバルドキュメントコード取得部で取得したグローバルドキュメントコードに対応するドキュメントを取得するドキュメント取得部と、
    前記ドキュメント取得部が取得したドキュメントを出力するドキュメント出力部を具備する情報処理装置。
  7. 前記ドキュメント取得部は、
    前記グローバルドキュメントコード取得部で取得したグローバルドキュメントコードに対応するドキュメント格納装置に、ネットワークを経由してアクセスし、前記ドキュメント
    を取得する請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記スキャナ部がスキャンした1枚以上の用紙と、前記ドキュメント取得部が取得したドキュメントとの差分の情報である差分情報を取得する差分情報取得部をさらに具備し、
    前記ドキュメント出力部は、
    前記ドキュメント取得部が取得したドキュメントおよび前記差分情報取得部が取得した差分情報、または前記差分情報取得部が取得した差分情報を出力する請求項6または請求項7いずれか記載の情報処理装置。
  9. 前記差分情報取得部が取得した差分情報に対する編集入力を受け付ける編集入力受付部と、
    前記編集入力受付部で受け付けた編集入力に基づいて差分情報を変更する差分情報変更部をさらに具備し、
    前記ドキュメント出力部が出力する差分情報は、前記差分情報変更部が変更した結果の情報である請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記ドキュメント出力部は、
    前記ドキュメント取得部が取得したドキュメントおよび前記差分情報変更部が変更した結果の情報を重ねて出力する請求項9記載の情報処理装置。
  11. コンピュータに、
    ドキュメントの出力指示を受け付ける指示受付ステップと、
    前記指示受付ステップで出力指示を受け付けた場合に、当該出力指示に対応するドキュメント情報を取得するドキュメント情報取得ステップと、
    前記ドキュメント情報取得ステップで取得したドキュメントに対して、当該ドキュメントと対になるグローバルドキュメントコードを、ドキュメントの所定の位置に配置して当該ドキュメントを出力する出力ステップを実行させるためのプログラム。
  12. コンピュータに、
    ドキュメント情報の登録を受け付ける登録受付ステップと、
    前記登録受付ステップで受け付けたドキュメント情報を蓄積するドキュメント情報蓄積ステップをさらに実行させるための請求項11記載のプログラム。
  13. 前記登録受付ステップは、
    1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンするスキャンステップと、
    前記スキャンステップでスキャンした1ページ以上の紙ドキュメントのうちの1ページ目の紙の所定の位置に印刷されたグローバルドキュメントコードを取得するコード取得ステップを具備し、
    前記ドキュメント情報蓄積ステップは、
    前記スキャンステップでスキャンして取得したデータと、前記コード取得ステップで取得したグローバルドキュメントコードを有するドキュメント情報を蓄積する請求項12記載のプログラム。
  14. 前記登録受付ステップは、
    1ページ以上の紙ドキュメントをスキャンするスキャンステップと、
    グローバルドキュメントコードを生成するコード生成ステップを具備し、
    前記ドキュメント情報蓄積ステップは、
    前記スキャンステップでスキャンして取得したデータと、前記コード生成ステップで生成したグローバルドキュメントコードを有するドキュメント情報を蓄積する請求項12記載のプログラム。
  15. コンピュータに、
    少なくとも1枚の用紙にグローバルドキュメントコードが印刷された1枚以上の用紙をスキャンするスキャンステップと、
    前記スキャンステップでスキャンして取得した画像データからグローバルドキュメントコードを取得するグローバルドキュメントコード取得ステップと、
    前記グローバルドキュメントコード取得ステップで取得したグローバルドキュメントコードに対応するドキュメントを取得するドキュメント取得ステップと、
    前記ドキュメント取得ステップで取得したドキュメントを出力するドキュメント出力ステップを実行させるためのプログラム。
  16. コンピュータに、
    前記スキャンステップでスキャンした1枚以上の用紙と、前記ドキュメント取得ステップで取得したドキュメントとの差分の情報である差分情報を取得する差分情報取得ステップをさらに実行させ、
    前記ドキュメント出力ステップは、
    前記ドキュメント取得ステップで取得したドキュメントおよび前記差分情報取得ステップで取得した差分情報、または前記差分情報取得ステップで取得した差分情報を出力する請求項15記載のプログラム。
  17. コンピュータに、
    前記差分情報取得ステップで取得した差分情報に対する編集入力を受け付ける編集入力受付ステップと、
    前記編集入力受付ステップで受け付けた編集入力に基づいて差分情報を変更する差分情報変更ステップをさらに実行させ、
    前記ドキュメント出力ステップで出力する差分情報は、前記差分情報変更ステップで変更した結果の情報である請求項16記載のプログラム。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007316998A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Casio Electronics Co Ltd 文書管理システム
JP2012199698A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Toshiba Tec Corp 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム

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