JP2005347203A - 屋外設置式電源供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 水による故障や感電を防ぐことができ、小型かつ廉価な屋外設置式電源供給装置を提供する。
【解決手段】 屋外に設置され電源を供給するための屋外設置式電源供給装置1において、開口2を有し開口2内にコンセント3を収容する筐体4と、筐体4に設けられ開口2を開閉可能にする蓋状のカバー5と、カバー5の開閉状態を検出する開閉検出手段6と、コンセント3にプラグ7が装着されているか否かを検出するプラグ検出手段8と、プラグ検出手段8でプラグ7が装着されていることを検出し、かつ、開閉検出手段6でカバー5が閉じていることを検出したときにコンセント3に通電する通電制御手段9とを備えたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 屋外に設置され電源を供給するための屋外設置式電源供給装置1において、開口2を有し開口2内にコンセント3を収容する筐体4と、筐体4に設けられ開口2を開閉可能にする蓋状のカバー5と、カバー5の開閉状態を検出する開閉検出手段6と、コンセント3にプラグ7が装着されているか否かを検出するプラグ検出手段8と、プラグ検出手段8でプラグ7が装着されていることを検出し、かつ、開閉検出手段6でカバー5が閉じていることを検出したときにコンセント3に通電する通電制御手段9とを備えたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、屋外設置式電源供給装置に関するものである。
屋外に設置される電気のコンセントには、コンセント部の露出を防ぐためのカバーを設けたり、雨よけの傘を設けたりしている。コンセントプラグの抜き差し時の安全の観点からは、電力線の他に信号線を有する専用コネクタと専用プラグを形成し、専用コネクタに専用プラグが挿入され、信号線を通じてキー等を検知したときにのみ専用コネクタに通電するように構成されているものがある。また主に電気自動車への給電装置としては、充電部が露出しない非接触式(インダクティブ方式)のコンセント(特許文献1参照)がある。
ところで、近年環境保護の観点からアイドリングストップ運動が実施されているが、要冷蔵品を積載した車両や炎天下の車両等、エンジンを切ることができない車両も多かった。このため、本出願人は、車両の空調装置に電源を供給すべく屋外にコンセントを設置する公共システムを発案した。しかしながら、上述のカバー付きコンセントでは、カバーを開閉するときに内部が濡れてしまう可能性があり、故障発生や感電発生の虞があった。また、一般に感電の可能性が低いとされる非接触式コンセントや信号線付きコンセントにあっては、大型、高価格となってしまう課題があった。そしていずれのコンセントにおいても、いたずらや盗電の防止は考慮されておらず、公共の場に設置することができないという課題があった。
そこで、本発明の目的は上記課題を解決し、水による故障や感電を防ぐことができ、小型かつ廉価な屋外設置式電源供給装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、屋外に設置され電源を供給するための屋外設置式電源供給装置において、開口を有し該開口内にコンセントを収容する筐体と、該筐体に設けられ上記開口を開閉可能にする蓋状のカバーと、上記カバーの開閉状態を検出する開閉検出手段と、上記コンセントにプラグが装着されているか否かを検出するプラグ検出手段と、プラグ検出手段でプラグが装着されていることを検出し、かつ、上記開閉検出手段でカバーが閉じていることを検出したときに上記コンセントに通電する通電制御手段とを備えたものである。
上記開口は上記筐体の正面に形成され、上記コンセントは、上記開口の上端を基点としてそこから垂下する鉛直線に対し60度以上上記筐体内に入った位置に設けられるとよい。
上記コンセントは下方又は斜め下方に向けられるとよい。
また、電源供給に必要な情報を入力するための情報入力手段を備え、上記通電制御手段はさらに上記情報入力手段で上記情報を得られたときに上記コンセントへの通電を行うように構成されるとよい。
料金を徴収するための料金徴収手段を備え、該料金徴収手段は、給電終了後に料金を徴収するように構成されるとよい。
また、料金を徴収するための料金徴収手段を備え、上記通電制御手段はさらに上記料金徴収手段で所定の料金を得られたときに上記コンセントへ通電を行うように構成されるとよい。
そして、上記カバーを閉じた状態にロックするロック手段を備えるとよい。
また、電源供給に必要な情報を入力するための情報入力手段と、該情報入力手段から上記情報を得たときに上記ロック手段のロックを解除するロック制御手段とを備えるとよい。
上記情報入力手段が非接触式のICカードリーダからなるとよい。
また、料金を徴収するための料金徴収手段と、該料金徴収手段で上記料金が得られたときに上記ロック手段のロックを解除するロック制御手段とを備えてもよい。
上記料金徴収手段が非接触式のICカードリーダからなるとよい。
そして、上記コンセントは車載空調装置に交流電源を供給するように構成されるとよい。
本発明によれば、水による故障や感電を防ぐことができ、小型かつ廉価にできる。
図1は、本発明の好適実施の形態を示す屋外設置式電源供給装置の側断面図であり、図2は屋外設置式電源供給装置の正面図であり、図3は屋外設置式電源供給装置の斜視図である。
図1に示すように、屋外設置式電源供給装置1は、開口2を有し開口2内にコンセント3を収容する筐体4と、筐体4に設けられ開口2を開閉可能にする蓋状のカバー5と、カバー5の開閉状態を検出する開閉検出手段6と、コンセント3にプラグ7が装着されているか否かを検出するプラグ検出手段8と、プラグ検出手段8でプラグ7が装着されていることを検出し、かつ、開閉検出手段6でカバー5が閉じていることを検出したときにコンセント3に通電する通電制御手段9とを備えて構成されている。コンセント3は車載空調装置(図示せず)に交流電源を供給するように構成されている。
筐体4は、上下に長い直方体状に形成されており、内部を上下に三分割されている。開口2は、筐体4の下段の部屋の正面に形成されており、コンセント3は開口2内に形成されるプラグ接続室10内に収容されている。図2及び図3に示すように、開口2はプラグ接続室10の下端まで延びて形成されており、プラグ接続室10の底面11には、開口2から導入された電源コード12を挿通させるための切欠13が形成されている。プラグ接続室10の奥を区画する仕切板14は、下向きに傾斜する傾斜部15を有する。傾斜部15にはコンセント3が傾斜面に沿って斜め下方に向けて取り付けられており、たとえコンセント3が濡れても水気を速やかにコンセント3外に排出できるようになっている。また図1に示すように、コンセント3は、開口2の上端を基点としてそこから垂下する鉛直線16に対し60度以上筐体4内に入った位置に設けられており、カバー5を開けた程度では雨水等で容易に濡れないように構成されている。
図1に示すように、カバー5は、筐体4に水平軸20回り回動自在に枢支されたフレーム部21と、フレーム部21にボルト等を介して取り外し可能に設けられた蓋板22とからなる。フレーム部21には、後述するロック用レバー23に係合されると共に後述する中間レバー24に係合されるピン状の係合部25が設けられている。カバー5の回動中心である水平軸20は、機構室19内に開口2に近接して設けられており、カバー5を開口2に沿って垂下させられるようになっている。カバー5は、水平軸20から垂れ下がることで開口2を塞ぎ、上方に回動することで開口2を開けるように構成されている。カバー5の前面には取っ手26が設けられており、取っ手26を引くことで容易にカバー5を開けられるようになっている。
開閉検出手段6は、発光部(図示せず)と受光部(図示せず)とを備え、発光部からの光を受光部で受光することで光の経路上に障害物があるか否かを検出するフォトセンサからなる。開閉検出手段6は、筐体4の中段に形成された機構室19内に設けられており、カバー5の開閉に連動するリンク機構18に発光部と受光部との間を遮られることでカバー5の開閉を検出できるように構成されている。
リンク機構18は、カバー5に係合される中間レバー24と、中間レバー24に係合されコンセント3のプラグ接続口(図示せず)に近接離間可能に回動されるプラグ検出用レバー27とを備えて構成されている。
中間レバー24は、閉じた状態のカバー5が開き始めるときと、開いた状態のカバー5が開口2を閉じ始めるときとにカバー5に係合して回動するように構成されており、カバー5の回動をプラグ検出用レバー27に伝達する機能と、開閉検出手段6にカバー5の開閉状態を連絡する機能とを有する。中間レバー24は、長手方向の中央を筐体4に水平軸32回り回動自在に枢支されており、一端側をカバー5に係合されている。そして、中間レバー24は、他端側を後述するプラグ検出用レバー27に係脱可能に当接され、開閉検出手段6に近接離間させるようになっている。中間レバー24の他端側には、プラグ検出用レバー27に当接されるピン状の係合部33と、開閉検出手段6にカバー5の開状態を連絡すべく周方向に延びる被検出部34とが形成されている。被検出部34は、中間レバー24がカバー5の開動作に連動して回動を始めたときに開閉検出手段6の発光部と受光部との間を遮るように形状を決定されており、カバー5の開閉を開閉検出手段6に確実に伝えることができるようになっている。中間レバー24の被検出部34は、周方向に延びる板状に形成されており、カバー5が開いているときには常に発光部と受光部との間を遮るように構成されている。また具体的には、中間レバー24は、一端側をカバー5の係合部25に当接されると共に、機構室19内で回動するように回動角度を規制されており、カバー5が所定角度を超えて回動したときに係合部25から離れるようになっている。そして、中間レバー24は弾発付勢手段たる第1スプリング35を介してプラグ検出用レバー27に連結され、プラグ検出用レバー27は第2スプリング72を介して筐体4に連結されている。これにより、中間レバー24は、一端側をカバー5の係合部25に押し付けるように弾発付勢されており、閉じた状態から所定の角度以内にあるカバー5から外れないようになっている。
プラグ検出用レバー27は、筐体4に水平軸40回り回動自在に枢支されている。プラグ検出用レバー27は、プラグ接続室10内に延び、コンセント3に差されたプラグ7に当接される検知アーム部36と、後述するプラグ検出手段8に近接離間される被検出部37とを備えて構成されている。検知アーム部36は、鉤型に屈曲して形成されており、先端にプラグ7に当接されるローラ状の探触部38を設けられている。検知アーム部36は、第1スプリング35による付勢により中間レバー24の他端側に当接されるようになっている。これにより検知アーム部36は、カバー5が開いたとき、カバー5に連動してコンセント3から退避する方向に回動するようになっており、プラグ7の抜き差しを邪魔しないようになっている。また、検知アーム部36は、コンセント3へ近接する方向に対しては第1スプリング35により付勢され回転する。これにより、検知アーム部36がプラグ7に当接されているときにカバー5が閉じても、第1スプリング35が伸び必要以上にプラグ7を押すのを防ぐようになっている。
プラグ接続室10と機構室19とを仕切る仕切板14には、カバー5のフレーム部21を前後移動可能に挿通させるためのスリット(図示せず)と、プラグ検出用レバー27を前後移動可能に挿通させるためのスリット(図示せず)とが形成されており、カバー5やプラグ検出用レバー27の揺動を邪魔しないようになっている。ただし、プラグ検出用レバー27は、コンセント3に当たることで回動を止めるようになっており、コンセント3がストッパを構成している。
プラグ検出手段8は、開閉検出手段6と同様のフォトセンサからなり、機構室19内に設けられている。プラグ検出手段8は、コンセント3にプラグ7が装着されていないときにプラグ検出用レバー27の被検出部37で発光部と受光部との間を遮るように位置決めして配置されており、プラグ検出用レバー27がプラグ7に当接されているとき発光部と受光部との間に光が通るようになっている。プラグ検出用レバー27の被検出部37は、プラグ検出用レバー27が所定の姿勢にあるときにのみフォトセンサの光を遮る小さな板状に形成されており、コンセント3に装着されたプラグ7が小さくても確実に検出できるようになっている。
図1に示すように、通電制御手段9は、コンピュータからなり、筐体4の上段に形成される制御室41内に設けられている。図6に示すように、通電制御手段9は、開閉検出手段6やプラグ検出手段8を構成するフォトセンサに接続された入力アンプ45と、入力アンプ45に接続されたCPU53と、CPU53にドライバ46を介して接続されコンセント3への通電をオン・オフするコンタクタ47とを備えて構成されている。通電制御手段9は、図7に示すように、開閉検出手段6からカバー5が閉じている48旨の信号を受け、かつ、プラグ検出手段8からプラグ7が装着されている49旨の信号を受けたときにコンセント3に通電50し、それ以外のときはコンセント3への通電を遮断69するように構成されている。
また、筐体4の機構室19内には、カバー5を閉じた状態にロックするロック手段17が設けられている。ロック手段17はソレノイドからなり、伸縮をロックされることで後述するロック用レバー23を介してカバー5の開閉をロックするように構成されている。
ロック用レバー23は、ロック手段17に連結されロック時にカバー5の回動を規制するものである。具体的には、ロック用レバー23は、筐体4に水平軸28回り回動自在に枢支されると共に、ロック手段17に連結リンク29を介して連結されている。また、ロック用レバー23は、カバー5の係合部25に係合されるフック部30を有し、カバー5が開くときフック部30を押されて回動すると共に、ロック時にカバー5の回動を止めるようになっている。フック部30は、カバー5が開かれロック用レバー23が所定角度以上回動されたときにカバー5から外れるようにその形状を決定されており、ロック手段17を所定の範囲を超えて伸縮させないようになっている。またさらに、ロック用レバー23には、フック部30から外れたカバー5の係合部25を再びフック部30に係合させるべくカバー5の係合部25をフック部30に案内するガイド部31が形成されている。ガイド部31は、係合部25が当接される位置に係合部25を滑らせるための傾斜を形成してなる。また、ロック手段17は、制御室41内に設けられたロック制御手段44によってコントロールされるようになっている。ロック制御手段44は、ロック手段17たるソレノイドが所定長さ以上に伸長されたときにソレノイドをロックし、後述する情報入力手段43から所定の情報が入力されたときにソレノイドのロックを解除するように構成されている。
図1及び図2に示すように、情報入力手段43は、電源供給に必要な情報を入力するためのものであり、非接触式のICカードリーダ51からなる。ICカードリーダ51は、電力供給者が予め利用者に発行したICカード(図示せず)を読み取れるようになっており、予め登録された個人情報等をICカードから読み取ったり、屋外設置式電源供給装置1で使用した電力量等の利用履歴や課金金額等の情報をICカードに書き込めるようになっている。
図6に示すように、ロック制御手段44は、情報入力手段43を構成するICカードリーダ51に接続されたラインドライバ52と、ラインドライバ52に接続されたCPU53と、CPU53に接続されると共に、ロック手段17に接続されたドライバ54とを備えて構成されている。ロック制御手段44のCPU53は、通電制御手段9と兼用となっている。また、CPU53には、電子式電力量計55が入力アンプ56を介して接続され、時計57及びメモリ58がIOバッファ59、60を介して接続されると共に、表示LED61及びブザー62がドライバ63、64を介して接続されている。電子式電力量計55と時計57は、主に利用履歴情報を作成するために用いられる。図2に示すように、表示LED61は、筐体4の前面に設けられており、利用の可否や、ICカードによる認証の成否、給電状況等を表示するユーザインタフェースとして用いられるようになっている。ブザー(図示せず)は、誤操作等を知らせるときに用いられる。また、図6に示すように、CPU53にはホストコンピュータ(図示せず)に接続するためのインタフェース65がラインドライバ66を介して接続されており、メモリ58内に記録した稼働履歴等の各種情報を外部出力したり、制御プログラム等のメンテナンスを受けられるようになっている。
また、図1に示すように、筐体4には、ロック手段17の不具合等によりカバー5が開かなくなったときにロック用レバー23を強制的に回動させるための手動レバー39が水平軸40回り回動自在に枢支されている。手動レバー39は、手動操作する側の端を制御室41内に延出されており、図1及び図4に示す背面窓42を開けることで容易に操作できるようになっている。背面窓42は通常鍵を掛けられており、装置の管理者等限られた人間以外は開けられないようになっている。
次に本実施の形態の作用を述べる。
屋外設置式電源供給装置1から電源供給を受ける場合、図5に示すように、車両70を屋外設置式電源供給装置1の近傍に止め、エンジンを止める。このとき、屋外設置式電源供給装置1のカバー5はロック手段17によって開閉をロックされると共に、通電制御手段9によってコンセント3への通電を遮断されており、部外者がいたずらや盗電等をできないようになっている。
まず、カバー5のロックを解除するため、図2に示す屋外設置式電源供給装置1のICカードリーダ51に所定のICカードをかざし、ICカードを読み取らせる。これにより、ロック制御手段44はロック手段17たるソレノイドのロックを解除する。
この後、図9に示すように、取っ手26を引き上げてカバー5を開ける。カバー5が開き始めると、カバー5の係合部25がロック用レバー23を押し回し、ロック手段17を縮退させる。また、第1スプリング35によってプラグ検出用レバー27に連結され、さらにプラグ検出用レバー27が第2スプリング72に連結されることによって係合部25に押し付けられていた中間レバー24は、係合部25に追従するように回動を始める。中間レバー24は、他端側の係合部33でプラグ検出用レバー27を押し、探触部38をコンセント3から離間させるようにプラグ検出用レバー27を回動させる。また同時に、プラグ検出手段8たるフォトセンサの光を遮断していた被検出部37がプラグ検出手段8から離れ、プラグ7を検出しているときと同じ状態となる。
図10に示すように、カバー5が所定角度以上開くと、カバー5の係合部25がロック用レバー23のフック部30から外れ、ロック用レバー23が元の姿勢に戻ると共に、中間レバー24が探触部38を仕切板14の上まで回転する。この状態で予め車両70に装備した車載空調装置71のプラグ7をコンセント3に差す。このとき、中間レバー24の被検出部34は開閉検出手段6たるフォトセンサの光を遮る位置にあり、通電制御手段9はカバー5が開いていることを検知しているため、図7に示すように、コンセント3への通電は遮断されており、たとえ濡れた手でプラグ7を差しても感電することはない。
取っ手26から手を離すと、カバー5は下方へ回動して閉じる。このとき、カバー5の係合部25は中間レバー24に当たったのち、中間レバー24を第1スプリング35に反して回動させる。また、カバー5の係合部25は、ロック用レバー23を押し回しながらガイド部31に沿ってフック部30に案内され、フック部30に再び係合される。ロック手段17は再びロックされ、カバー5は再び開閉をロックされる。中間レバー24に押し上げられていたプラグ検出用レバー27は、第1スプリング35の付勢により探触部38を下降させるように回動し、探触部38をコンセント3に差されたプラグ7に当てることで回動を止められる。このとき、中間レバー24の被検出部34は開閉検出手段6たるフォトセンサの光を通す位置で止まり、かつ、プラグ検出用レバー27の被検出部37はプラグ検出手段8たるフォトセンサの光を通す位置で止まる。このため、図7に示すように通電制御手段9はカバー5が閉じていることを検知すると共に、コンセント3にプラグ7が装着されていることを検知し、コンセント3に通電を始める。車載空調装置71のスイッチを入れることで車載空調装置71を作動させることができる。
屋外設置式電源供給装置1からの電源供給を終了するときは、車載空調装置71のスイッチを切り、上述の要領でICカードリーダ51にICカードを読み取らせ、カバー5のロックを解除する。この後、カバー5を開け、プラグ7を抜く。図7に示すように、カバー5を開けることで、コンセント3への通電は遮断されるため、たとえ手が濡れていても感電することはない。カバー5から手を離すと、カバー5は自重で閉じ、ロック手段17によって再び開閉をロックされる。このとき、コンセント3にプラグ7が装着されていないため、プラグ検出用レバー27は中間レバー24の係合部33に当たる所定の位置まで回動される。このため、プラグ検出用レバー27の被検出部37はプラグ検出手段8たるフォトセンサの光を遮断する位置で止まる。通電制御手段9は、プラグ7が装着されていないことを検知し、図7に示すように、コンセント3への通電を遮断する状態を維持することとなる。
また、万一ロック用レバー23が引っ掛かる等によりカバー5が開かなくなった場合、背面窓42を開け、制御室41内の手動レバー39を引く。これにより、ロック用レバー23を手動レバー39の他端側で押し回すことができ、カバー5を開くことができる。
このように、開口2を有し開口2内にコンセント3を収容する筐体4と、筐体4に設けられ開口2を開閉可能にする蓋状のカバー5と、カバー5の開閉状態を検出する開閉検出手段6と、コンセント3にプラグ7が装着されているか否かを検出するプラグ検出手段8と、プラグ検出手段8でプラグ7が装着されていることを検出し、かつ、開閉検出手段6でカバー5が閉じていることを検出したときにコンセント3に通電する通電制御手段9とを備えて屋外設置式電源供給装置1を構成したため、コンセント3に風雨が当たるのを防ぐことができると共に、プラグ装着時にコンセント3への通電を遮断しておくことができ、水による故障や感電を防ぐことができる。そして、信号線等を有しない通常のコンセント3及びプラグ7を用いることができるため、装置を小型かつ廉価なものにできる。
開口2は筐体4の正面に形成され、コンセント3は、開口2の上端を基点としてそこから垂下する鉛直線16に対し60度以上筐体4内に入った位置に設けられるため、カバー5が全開されているときであってもコンセント3が雨等で濡れるのを防ぐことができる。
コンセント3は斜め下方に向けられているため、たとえ濡れても水分を速やかにコンセント3外に排出することができ、コンセント3内に水が溜まるのを防ぐことができる。なお、コンセント3は鉛直下方に向けてもよい。
また、カバー5を閉じた状態にロックするロック手段17を備えて屋外設置式電源供給装置1を構成したため、部外者によるいたずらや、盗電等を防ぐことができる。
そして、電源供給に必要な情報を入力するための情報入力手段43と、情報入力手段43から情報を得たときにロック手段17のロックを解除するロック制御手段44とを備えたため、容易に利用者を識別してロックを解除することができる。
情報入力手段43が非接触式のICカードリーダ51からなるものとしたため、筐体4にカードを取り込むための穴を形成する必要がなく、装置内に雨水等が浸入するのを防ぐことができる。
コンセント3は車載空調装置71に交流電源を供給するように構成したため、アイドリングを止めても車両70内を冷やすことができ、排気ガスによる環境破壊を抑えることができる。
なお、通電制御手段9は、カバー5が閉じており、かつ、プラグ7が装着されているときにコンセント3に通電するものとしたが、通電の条件は更に多くてもよい。例えば、通電制御手段9は、図12に示すように、カバー5が閉じており48、かつ、プラグ7が装着されており49、かつ、情報入力手段43に電源供給に必要な情報を入力された67ときにコンセント3に通電50するものであってもよい。
このように、プラグ検出手段8でプラグ7が装着されていることを検出し、かつ、開閉検出手段6でカバー5が開いていることを検出し、さらに情報入力手段43で電源供給に必要な情報を得られたときにコンセント3への通電を行うように通電制御手段9を構成することにより、たとえカバー5を壊しても盗電できなくすることができ、いたずら等を更に効果的に防ぐことができる。
また、情報入力手段43は、防水対策上ICカードリーダ51であることが好ましいが、これに限るものではない。例えば情報入力手段43は磁気カードを読み書きする磁気カードリーダであってもよく、暗証番号等を入力するキー状の入力装置であってもよく、指紋や目等の体の特徴から個人を識別する識別装置であってもよい。
情報入力手段43は、料金を徴収するための料金徴収手段を兼ねていても良い。この場合、情報入力手段43は読み書き可能なICカードリーダ51とし、ICカードをプリペイドカードとして用いるとよい。ロック制御手段44は、料金徴収手段で残金がある旨の料金情報が得られたときにロック手段17のロックを解除し、料金徴収手段は、給電終了後に利用電力量に応じた金額を残金から差し引く等により料金を徴収するものであるとよい。料金徴収手段は、磁気カードからなるプリペイドカードであってもよい。
料金徴収手段は、貨幣や紙幣等の現金を授受する通貨機器(図示せず)であってもよい。この場合、前払い式とし、利用後に釣り銭を出すシステムにするとよい。ロック制御手段44は、料金が得られたときと、精算時とにロック手段17のロックを解除するように構成するとよい。通電制御手段9は、図13に示すように、カバー5が閉じており48、かつ、プラグ7が装着されており49、かつ、料金徴収手段に現金が投入されている68ときにコンセント3に通電50するものであるとよい。
また、屋外設置式電源供給装置1は、情報入力手段43に替えて料金徴収手段を備えてもよく、情報入力手段43とは別に料金徴収手段を備えていてもよい。
通電制御手段9のCPU53とロック制御手段44のCPU53は兼用するものとしたが、別々のCPUであってもよいのは勿論である。
開閉検出手段6とプラグ検出手段8はフォトセンサからなるものとしたが、これに限るものではなく、近接スイッチ等の他のセンサであってもよい。そして、開閉検出手段6は中間レバー24が所定の位置にあるか否かを検出するものとしたが、カバー5の位置を直接検出するものであってもよい。また、プラグ検出手段8はプラグ検出用レバー27が所定の位置にあるか否かを検出するものとしたが、プラグ7を直接検出するものであってもよい。この場合、プラグ検出手段8は、赤外線センサ(非接触式のセンサ)等、他のセンサであってもよい。
1 屋外設置式電源供給装置
2 開口
3 コンセント
4 筐体
5 カバー
6 開閉検出手段
7 プラグ
8 プラグ検出手段
9 通電制御手段
16 鉛直線
17 ロック手段
43 情報入力手段
44 ロック制御手段
51 ICカードリーダ
2 開口
3 コンセント
4 筐体
5 カバー
6 開閉検出手段
7 プラグ
8 プラグ検出手段
9 通電制御手段
16 鉛直線
17 ロック手段
43 情報入力手段
44 ロック制御手段
51 ICカードリーダ
Claims (12)
- 屋外に設置され電源を供給するための屋外設置式電源供給装置において、開口を有し該開口内にコンセントを収容する筐体と、該筐体に設けられ上記開口を開閉可能にする蓋状のカバーと、上記カバーの開閉状態を検出する開閉検出手段と、上記コンセントにプラグが装着されているか否かを検出するプラグ検出手段と、プラグ検出手段でプラグが装着されていることを検出し、かつ、上記開閉検出手段でカバーが閉じていることを検出したときに上記コンセントに通電する通電制御手段とを備えたことを特徴とする屋外設置式電源供給装置。
- 上記開口は上記筐体の正面に形成され、上記コンセントは、上記開口の上端を基点としてそこから垂下する鉛直線に対し60度以上上記筐体内に入った位置に設けられる請求項1記載の屋外設置式電源供給装置。
- 上記コンセントは下方又は斜め下方に向けられた請求項1又は2記載の屋外設置式電源供給装置。
- 電源供給に必要な情報を入力するための情報入力手段を備え、上記通電制御手段はさらに上記情報入力手段で上記情報を得られたときに上記コンセントへの通電を行うように構成された請求項1〜3いずれかに記載の屋外設置式電源供給装置。
- 料金を徴収するための料金徴収手段を備え、該料金徴収手段は、給電終了後に料金を徴収するように構成された請求項1〜4いずれかに記載の屋外設置式電源供給装置。
- 料金を徴収するための料金徴収手段を備え、上記通電制御手段はさらに上記料金徴収手段で所定の料金を得られたときに上記コンセントへ通電を行うように構成された請求項1〜4いずれかに記載の屋外設置式電源供給装置。
- 上記カバーを閉じた状態にロックするロック手段を備えた請求項1〜6いずれかに記載の屋外設置式電源供給装置。
- 電源供給に必要な情報を入力するための情報入力手段と、該情報入力手段から上記情報を得たときに上記ロック手段のロックを解除するロック制御手段とを備えた請求項7記載の屋外設置式電源供給装置。
- 上記情報入力手段が非接触式のICカードリーダからなる請求項8記載の屋外設置式電源供給装置。
- 料金を徴収するための料金徴収手段と、該料金徴収手段で上記料金が得られたときに上記ロック手段のロックを解除するロック制御手段とを備えた請求項7記載の屋外設置式電源供給装置。
- 上記料金徴収手段が非接触式のICカードリーダからなる請求項10記載の屋外設置式電源供給装置。
- 上記コンセントは車載空調装置に交流電源を供給するように構成された請求項1〜11いずれかに記載の屋外設置式電源供給装置。
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