[go: up one dir, main page]

JP2005346876A - 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005346876A
JP2005346876A JP2004167988A JP2004167988A JP2005346876A JP 2005346876 A JP2005346876 A JP 2005346876A JP 2004167988 A JP2004167988 A JP 2004167988A JP 2004167988 A JP2004167988 A JP 2004167988A JP 2005346876 A JP2005346876 A JP 2005346876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
write
memory cell
data
erase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004167988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4170261B2 (ja
Inventor
Junichi Yamashita
淳一 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Micro Systems Co Ltd filed Critical Renesas Micro Systems Co Ltd
Priority to JP2004167988A priority Critical patent/JP4170261B2/ja
Publication of JP2005346876A publication Critical patent/JP2005346876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4170261B2 publication Critical patent/JP4170261B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

【課題】
書込み/消去時の電圧ストレスを低減できる不揮発性半導体記憶装置を提供すること。
【解決手段】
本発明にかかる不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルに印加する書込み若しくは消去電圧を決定する制御回路27と、決定された書込み若しくは消去電圧に関するデータを記憶するEXTRA領域21と、記憶された書込み若しくは消去電圧に関するデータに基づいて、書込み若しくは消去電圧を発生する電圧発生回路30と、発生された書込み若しくは消去電圧をメモリセルに印加する書込み回路13若しくは消去回路17と、を備えるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法に関し、特に、電気的にデータの書込み若しくは消去可能なメモリセルを備える不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法に関する。
電気的に書換え可能な不揮発性半導体メモリのうち、一括あるいはブロック単位にデータが消去されるフラッシュメモリは、パソコン(パーソナルコンピュータ)等に搭載されてBIOS(Basic Input/Output System)の格納に用いられたり、パソコンやデジタルカメラ、家庭用ゲーム機等のメモリカード等として広く利用されている。
フラッシュメモリでは、メモリセルへのデータの書込み/消去を行う際、メモリセルのゲート及びソースに高電圧を印加する必要があり、この際の電圧ストレスが問題となってメモリセルの劣化を引き起こし、その結果、書込み/消去時間の増加につながるとともに、書換え回数が減少する。すなわち、書込み/消去時において、メモリセルに余分な電圧ストレスを与えないことは、フラッシュメモリの書換え回数の増加につながる。
フラッシュメモリにおけるメモリセルの状態には、読出し状態、書込み状態、消去状態が存在する。図8は、これらの状態において、フラッシュメモリのメモリセルに印加される電圧の電圧配置を示している。図8(a)はメモリセルのデータの読出し時、図8(b)はメモリセルのデータの書込み時、図8(c)はメモリセルのデータの消去時の電圧配置である。
尚、各メモリセルには、例えば、「0」又は「1」の1ビットのデータが記憶可能であり、本明細書では、メモリセルにこのデータを書込むことを「メモリセルの書込み」ともいい、メモリセルからこのデータを消去することを「メモリセルの消去」ともいい、メモリセルからこのデータを読出すことを「メモリセルの読出し」ともいう。
図8(a)から(c)に示されるように、フラッシュメモリは、行方向(X方向)、列方向(Y方向)にマトリクス状に配列された複数のメモリセルを含むメモリセルアレイから構成され、各メモリセルはMOSトランジスタを備えている。各MOSトランジスタは、ゲートがメモリセルアレイの各行に設けられたワード線81と接続され、ドレインがメモリセルアレイの各列に設けられたビット線82と接続され、ソースがメモリセルアレイの各行に設けられたソース線83と接続されている。ワード線81、ビット線82、ソース線83に所定の電圧を加えることにより、選択されたメモリセルのデータの読出し、書込み、消去が行われる。
図8(a)に示されるように、メモリセルのデータの読出し時は、読出したいメモリセルに対して、ゲート電圧Vread、ドレイン電圧Vrdが印加される。この例では、ゲート電圧Vreadとして、ワード線81に電源電位Vddが印加され、ドレイン電圧Vrdとして、ビット線82に1Vが印加され、ソース線83には0Vが印加されている。
図8(b)に示されるように、メモリセルのデータの書込み時は、書込みたいメモリセルに対して、ゲート電圧Vwg、ドレイン電圧Vwd、ソース電圧Vw(書込み電圧)が印加される。この例では、ゲート電圧Vwgとして、ワード線81に1.6Vが印加され、ドレイン電圧Vwdとして、ビット線82に0.6Vが印加され、ソース電圧Vwとして、ソース線83に7.6Vが印加されている。
図8(c)に示されるように、メモリセルの消去時は、消去したいメモリセルに対して、ゲート電圧Ve(消去電圧)が印加される。この例では、ゲート電圧Veとして、ワード線81に12Vが印加され、ビット線82及びソース線83には0Vが印加されている。
このようなフラッシュメモリにおいては、上記の書込み電圧Vwや消去電圧Veを、所定のパルス幅を有する書込みパルスや消去パルスとして、選択されたメモリセルに印加して、しきい値をシフトさせデータの記憶や消去を行うようにしているが、実際の製品では製造ばらつきにより、同一のパルス幅を有する書込みパルスや消去パルスを印加した場合でも書込み不良(書込み不足および過剰書込みを含む)や消去不良が発生するという問題があった。
そこで、書込み電圧Vwや消去電圧Veをメモリセルの特性に応じて補正するフラッシュメモリが特許文献1で開示されている。図9から図11を用いて、従来のフラッシュメモリについて説明する。
図9は、特許文献1に記載されている従来のフラッシュメモリの構成図である。このフラッシュメモリは、図9に示されるように、メモリアレイ11、データラッチ12、書込み回路13、アドレスレジスタ回路14、X−DEC(デコーダ)回路15、Y−DEC回路16、消去回路17、SA−AMP(センスアンプ)回路18、I/Oバッファ23、電源回路25、電源SW(切替)回路26、制御回路27を備えている。
電源回路25によって、書込み電圧Vwや消去電圧Veが生成され、書込み回路13や消去回路17等を介して、書込み電圧Vwや消去電圧Veがメモリアレイ11のメモリセルに印加される。電源回路25は、書込み電圧Vwや消去電圧Veの電圧を補正する電圧補正回路40を備えている。
図10は、従来のフラッシュメモリに設けられる電圧補正回路40の構成を示す回路図である。図10に示されるように、電圧補正回路40は、昇圧回路(もしくは降圧回路)31の出力電圧を直列抵抗Rで分圧する分圧回路41、直列抵抗Rと並列に接続されたMOSトランジスタQa,Qb,Qc,Qd,Qeとから構成されている。これらのMOSトランジスタQa〜Qeのゲート端子に制御信号Sa〜Seが入力され、書込み電圧Vwや消去電圧Veが制御される。
図11は、従来のフラッシュメモリにおいて、書込み電圧Vwを決定する方法を示すフローチャートである。消去電圧Veについても、書込み電圧Vwと同様に決定される。
まず、書込み電圧Vwを設計に従った初期電圧に設定する(ステップS111)。次いで、書込みデータをフラッシュメモリ内のデータラッチ12に格納する(ステップS112)。次いで、書込み回路13によって書込みパルスを生成し、選択されているメモリセルに印加する(ステップS113)。次いで、読出し電圧Vrdを印加して読出しを行う(ステップS114)。次いで、しきい値Vth’が所定のレベルV1以上か判定する(ステップS115)。次いで、しきい値Vth’が所定レベルV1以上ではないと判定された場合、電圧補正回路40によって書込み電圧Vwを補正する(ステップS116)。そして、再度、書込み(ステップS113)、読出し(ステップS114)、判定(ステップS115)が行われる。
こうして、初期電圧では書込みや消去できないデバイスに対して、書込み電圧Vwや消去電圧Veを初期電圧から順次、上げて書込みや消去を行うことによって不良発生を軽減している。
一般に、メモリセルに一定のパルス幅で所定の電圧を加え、消去が完了するまで繰り返し消去を行うリトライ方式では、書込みや消去を繰り返し行った結果、書込みあるいは消去電圧の高い方がリトライ回数が増えることが知られている。すなわち、同じ書込みあるいは消去パルス幅であれば、書込みあるいは消去電圧が高いほうがより電圧ストレスが大きくなるため、ストレスのかかるトンネル膜が劣化する。
尚、従来の不揮発性半導体メモリの消去方法として特許文献2が知られている。また、従来の不揮発性半導体メモリの書込み方法として特許文献3,4が知られている。
特開2000−123584号公報 特開平5−234388号公報 特開平5−314780号公報 特開平6−195988号公報
特許文献1の従来のフラッシュメモリでは、毎回同じ電圧からの書込み/消去を行うのため、最適な書込み/消去電圧に到達するまでに余計な電圧ストレスがかかるという問題点がある。また、フラッシュメモリの書込み/消去特性は、各チップによってバラツキがあるにもかかわらず、すべてチップについて同じ条件で書込み/消去を行うことは書込み/消去特性の悪いチップに余計な電圧ストレスを与えることにもなる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、書込み/消去時の電圧ストレスを低減できる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる不揮発性半導体半導体記憶装置は、電気的にデータの書込み若しくは消去可能なメモリセルを備える不揮発性半導体記憶装置であって、前記メモリセルの特性に応じて、前記メモリセルに印加する書込み若しくは消去電圧を決定する電圧決定部と、前記電圧決定部によって決定された書込み若しくは消去電圧に関するデータを記憶する電圧記憶部と、前記電圧記憶部によって記憶された書込み若しくは消去電圧に関するデータに基づいて、前記書込み若しくは消去電圧を発生する電圧発生部と、前記電圧発生部によって発生された書込み若しくは消去電圧を前記メモリセルに印加し、前記メモリセルのデータを書込み若しくは消去するデータ書換え部と、を備えるものである。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスを低減することができる。
上述の不揮発性半導体記憶装置において、前記電圧決定部は、前記データ書換え部によって書込み若しくは消去されたメモリセルのデータを読出す読出し部と、前記読出し部によってデータが読出されたメモリセルのしきい値レベルを判定する判定部と、前記判定部によって、前記メモリセルのしきい値レベルが所定のレベルに達していると判定された場合に、前記データ書換え部によって前記メモリセルに印加された電圧を前記書込み若しくは消去電圧であると決定する決定部と、を備えていてもよい。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスをさらに低減することができる。
上述の不揮発性半導体記憶装置において、前記判定部によって、前記メモリセルのしきい値レベルが所定のレベルに達していないと判定された場合に、前記電圧発生部によって発生される書込み若しくは消去電圧を補正する電圧補正部を、さらに備え、前記データ書換え部は、前記電圧補正部によって補正された電圧を前記メモリセルに印加するものであってもよい。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスをより低減することができる。
上述の不揮発性半導体記憶装置において、前記電圧発生部は、入力されるクロックに基づいて電源電圧を昇圧若しくは降圧し、前記書込み電圧若しくは消去電圧を出力する昇圧若しくは降圧回路と、前記昇圧若しくは降圧回路の出力電圧と、基準電圧とを比較するコンパレータと、前記コンパレータの出力に基づいて、前記昇圧若しくは降圧回路に入力するクロックを制御するオシレータと、を備えていてもよい。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスを効果的に低減することができる。
上述の不揮発性半導体記憶装置において、前記電圧補正部は、前記電圧発生部によって発生された電圧を分圧する複数の抵抗からなる分圧回路と、前記複数の抵抗の抵抗値を切り替えるスイッチと、を備え、前記電圧記憶部によって記憶される書込み若しくは消去電圧に関するデータは、前記スイッチをオンオフするデータであってもよい。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスを効率よく低減することができる。
上述の不揮発性半導体記憶装置において、前記電圧記憶部によって記憶される書込み若しくは消去電圧に関するデータは、前記メモリセルに前記書込み若しくは消去電圧の印加を繰り返すリトライ回数を有し、前記データ書換え部は、前記リトライ回数に応じた期間、前記書込み若しくは消去電圧を印加するものであってもよい。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスをさらに低減することができる。
上述の不揮発性半導体記憶装置において、前記電圧記憶部は、前記メモリセルから構成されるメモリセルアレイの一部の領域であってもよい。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスを効率よく低減することができる。
本発明にかかる不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み若しくは消去方法は、電気的にデータの書込み若しくは消去可能なメモリセルを備える不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み若しくは消去方法であって、前記メモリセルの特性に応じて、前記メモリセルに印加する書込み若しくは消去電圧を決定するステップと、前記決定された書込み若しくは消去電圧に関するデータを記憶するステップと、前記記憶された書込み若しくは消去電圧に関するデータに基づいて、前記書込み若しくは消去電圧を発生するステップと、前記発生された書込み若しくは消去電圧を前記メモリセルに印加し、前記メモリセルのデータを書込み若しくは消去するステップと、を備えるものである。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスを低減することができる。
上述の不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み若しくは消去方法において、前記書込み若しくは消去電圧を決定するステップは、前記メモリセルのデータを書込み若しくは消去するステップによって、書込み若しくは消去されたメモリセルのデータを読出すステップと、前記読出されたメモリセルのしきい値レベルを判定するステップと、前記判定するステップによって、前記メモリセルのしきい値レベルが所定のレベルに達していると判定された場合に、前記書込み若しくは消去するステップによって前記メモリセルに印加された電圧を前記書込み若しくは消去電圧であると決定するステップと、を備えていてもよい。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスをさらに低減することができる。
上述の不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み若しくは消去方法において、前記判定するステップによって、前記メモリセルのしきい値レベルが所定のレベルに達していないと判定された場合に、前記電圧を発生するステップによって発生される書込み若しくは消去電圧を補正するステップを、さらに備え、前記メモリセルのデータを書込み若しくは消去するステップは、前記電圧を補正するステップによって補正された電圧を前記メモリセルに印加するものであってもよい。これにより、メモリセルの書込み/消去時の電圧ストレスをより低減することができる。
本発明によれば、書込み/消去時の電圧ストレスを低減できる不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
発明の実施の形態1.
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態1にかかるフラッシュメモリの構成について説明する。図1に示されるように、このフラッシュメモリは、記憶素子としてメモリアレイ11を備えている。メモリアレイ11は、図8と同様に、複数のメモリセルから構成されている。
また、このフラッシュメモリは、外部から入力された書込みデータを保持するデータラッチ12、データラッチ12に保持されたデータに基づいてメモリアレイ11に対して書込みを行う書込み回路13、アドレス信号を保持するアドレスレジスタ回路14、メモリアレイ11内のワード線の中からアドレスレジスタ回路14に取り込まれたXアドレスに対応した1本のワード線を選択するX−DEC(デコーダ)回路15、消去の際にブロック(マット)の選択等を行う消去回路17、メモリアレイ11より読出されたデータを増幅して出力するSA−AMP(センスアンプ)回路18、書込み等の際にメモリアレイ11のソース線を選択するS−DEC回路19、アドレスレジスタ回路14に取り込まれたYアドレスに対応した1本のビット線を選択するY−SELE(選択)回路20を備えている。また、書込み回路13(データ書込み部)と消去回路17(データ消去部)は、電源回路25から出力される書込み電圧Vwあるいは消去電圧Veをメモリセルに印加して、メモリセルの書込みあるいは消去を行うデータ書換え部として動作する。
さらに、このフラッシュメモリには、外部からの制御信号をフラッシュメモリ内の各回路への制御信号に変換する制御回路27、アドレス信号やデータ信号の入出力を行うI/Oバッファ23、チャージポンプのような昇圧および降圧回路を備え、外部から供給される電源電位Vddに基づいて書込み電圧Vw、消去電圧Ve、読出し電圧Vrd等チップ内部で必要とされる電圧を生成する電源回路25、メモリの動作状態に応じてこれらの電圧の中から所望の電圧を選択してメモリアレイ11に供給する電源SW(切替)回路26等が設けられている。
また、制御回路27は、図3や図5に後述する手順に従ってメモリセルに印加する書込み電圧Vwあるいは消去電圧Veを決定する電圧決定部として動作する。例えば、この電圧決定部は、メモリセルのデータを読出す読出し部(不図示)と、データを読出したメモリセルのしきい値レベルを判定する判定部(不図示)と、このしきい値が所定のレベルに達したときの電圧を書込み電圧Vwあるいは消去電圧Veであると決定する決定部(不図示)と、を有している。電源回路25には、後述の電圧発生回路30(電圧発生部)や電圧補正回路40(電圧補正部)が設けられており、電圧発生回路30によって発生され、制御回路27の制御に従い電圧補正回路40によって補正された書込み電圧Vwあるいは消去電圧Veがメモリアレイ11に印加される。
本実施形態では、さらに、メモリアレイ11内にEXTRA領域21が設けられている。EXTRA領域21とは、マイクロコンピュータのプログラム格納領域(以下ユーザー領域)以外にメモリセル領域にもうけられたテスト、セキュリティなどの情報を格納する領域で、ユーザー領域とは異なるブロックに配置されている。そして、EXTRA領域21は、電圧記憶部として、書込み/消去電圧の初期値を示すデータを記憶する。
この書込み/消去電圧の初期値を示すデータは、例えば、後述する電圧補正回路40の補正コードであるが、電圧補正回路40によって所望の書込み電圧Vwあるいは消去電圧Veが生成できれば、任意のデータ形式でもよい。尚、この書込み/消去電圧の初期値を示すデータは、メモリアレイ11内のEXTRA領域21に限らず、その他の領域やその他の記憶素子等に格納されてもよい。
次に、図2を用いて、本実施形態にかかる電圧発生回路及び電圧補正回路の構成について説明する。この電圧発生回路30及び電圧補正回路40は、上記の電源回路25に設けられた回路である。電圧発生回路30は、基準電圧Vrefに基づいて書込み電圧Vwあるいは消去電圧Veを発生させる回路であり、電圧補正回路40は、制御信号に基づいて電圧発生回路30の出力する書込み電圧Vwあるいは消去電圧Veの電圧を補正する回路である。
電圧発生回路30は、図2に示されるように、入力されるクロックに応じた電圧を発生するチャージポンプ等の昇圧回路(もしくは降圧回路)31、基準電圧Vrefと昇圧回路31の出力電圧とを比較するコンパレータ33、コンパレータ33の出力に基づいたクロックを生成するオシレータ32を備えている。コンパレータ33とオシレータ32を設けることにより、基準電圧Vrefに対して、昇圧回路31に入力するクロックが可変となり、昇圧回路31の出力電圧を制御することができ、安定した電圧を精度よく発生させることができる。尚、コンパレータ33は、昇圧回路31の出力を抵抗Rを介して参照しているが、昇圧回路31の出力を直接参照してもよいし、複数の抵抗Rを介して参照してもよい。
電圧補正回路40は、図2に示されるように、昇圧回路31から出力される電圧を、直列形態の抵抗(もしくはダイオード)Rで分割する分圧回路41、分圧回路41を構成する直列抵抗Rのうち幾つかと並列に接続されたMOSトランジスタQa,Qb,Qc,Qd,Qeを備えており、これらのMOSトランジスタQa〜Qeのゲート端子には、それぞれ制御信号である補正コードSa〜Seが入力される。補正コードSa〜Seは、例えば、制御回路27内の切替え制御レジスタによって出力される信号である。この補正コードSa〜Seに応じてMOSトランジスタQa〜Qeがオン状態またはオフ状態にされることにより分圧回路41による分圧比が設定され、その分圧比に応じた電圧が書込み電圧Vw(もしくは消去電圧Ve)として出力される。すなわち、補正コードSa〜Seにより書込み電圧Vw、消去電圧Veを可変にできる。
例えば、MOSトランジスタQa〜Qeのいずれかをオン状態からオフ状態にすると、書込み電圧Vw(もしくは消去電圧Ve)はより高い電圧となる。MOSトランジスタQa〜Qeのいずれかをオフ状態からオン状態にすると、書込み電圧Vw(もしくは消去電圧Ve)はより低い電圧となる。尚、この例では、5つの抵抗RをMOSトランジスタQa〜Qeによって制御しているが、これに限らず、任意の数の抵抗としてもよい。
次に、図3及び図4を用いて、本実施形態にかかるメモリセルのデータの消去方法について説明する。図3は、メモリセルの消去の手順を示すフローチャートであり、図4は、メモリセルの消去時の信号を示すタイミングチャートである。このメモリセルの消去は、図1及び図2の回路によって行われる。
図3に示されるように、まず、消去電圧Veの初期設定を行う(ステップS301)。制御回路27は、EXTRA領域21の消去電圧初期値コードを読出し、このコードをフラッシュコントローラの切替え制御レジスタに設定し、レジスタ値に対応した電圧補正回路40の補正コードを発生する。電圧補正回路40は、この補正コードに従い、電源回路25から出力される消去電圧Veを所望の初期値に設定する。尚、一番初めの消去においては、EXTRA領域21に消去電圧初期値コードが書込まれていない為、消去電圧Veは任意の電圧でよく、例えば、低い電圧を初期値として設定してもよい。
次いで、消去パルスを印加しメモリセルの消去を行う(ステップS302)。消去回路17は、制御回路27等の指示に従い、消去するブロックをメモリアレイ11から選択し、消去パルスを生成して、選択されているメモリセルに消去パルス印加する。
具体的には、図4に示されるように、電源回路25等に電源電位Vddの消去モード信号が入力され、電源回路25は消去電圧Veを出力する。そして、消去回路17が電源電位Vddの消去パルスを出力すると、メモリセルのゲートに、消去パルスと同じ幅で消去電圧Veが印加される。このとき、メモリセルのソース及びドレインは0Vである。こうして、所望のメモリセルのデータが消去される。
次いで、消去したメモリセルを読出す(ステップS303)。X−DEC回路15やY−SELE回路20によって読出すメモリセルを選択し、所定レベルの読出し電圧Vrd(例えば1.0V)をメモリアレイ11のワード線に印加して読出し、SA−AMP回路18によって所定のレベルに増幅されて出力される。
次いで、読出した結果が所望の消去レベルまで達しているかどうか判定を行う(ステップS304)。制御回路27は、読出された消去後のビットのしきい値が所定のレベル以下か判定する。
ステップS304において、読出した結果が所望の消去レベルに達していないと判定された場合、電圧補正を行う(ステップS305)。制御回路27は、切替え制御レジスタを変更して、対応する補正コードも変更される。電圧補正回路40は、補正コードに従い消去電圧Veを補正する。そして、補正された消去電圧Veを用いて、消去パルスを再度印加する(ステップS302)。さらに、読出し(ステップS303)、読出し結果の判定を行う(ステップS304)。
ステップS304において、読出した結果が所望の消去レベルに達していると判定された場合、その時点での電圧の補正コードを消去電圧初期値コードとしてEXTRA領域21に書込む(ステップS306)。こうして、消去不良が発生することなく、メモリセルの消去が行われる。
次に、図5及び図6を用いて、本実施形態にかかるメモリセルのデータの書込み方法について説明する。図5は、メモリセルの書込みの手順を示すフローチャートであり、図6は、メモリセルの書込み時の信号を示すタイミングチャートである。このメモリセルの書込みは、図1及び図2の回路によって行われる。尚、図5及び図6の書込み方法は、図3及び図4で示した消去方法と同じか類似の方法であり、適宜、説明を省略する。
図5に示されるように、まず、書込み電圧Vwの設定を行う(ステップS501)。制御回路27は、EXTRA領域21に書込まれている書込み電圧初期値コードを読出して補正コードを発生し、電圧補正回路40は、この補正コードに従い、書込み電圧Vwを所望の初期値に設定する。
次いで、書込みパルスを印加しメモリセルの書込みを行う(ステップS502)。制御回路27は、書込みデータをフラッシュメモリ内のデータラッチ12に格納し、X−DEC回路15やY−SELE回路20によって書込むメモリセルを選択し、書込み回路13は、データラッチ12に格納された書込みデータに従って書込みパルスを生成し、選択されているメモリセルに書込みパルスを印加する。
具体的には、図6に示されるように、電源回路25等に電源電位Vddの書込みモード信号が入力され、電源回路25は書込み電圧Vwを出力する。このとき、X−DEC回路15やY−SELE回路20によって、メモリセルのゲートにはVwgが印加され、メモリセルのドレインにはVwdが印加される。そして、書込み回路13が、電源電位Vddの書込みパルスを出力すると、メモリセルのソースに、書込みパルスと同じ幅で書込み電圧Vwが印加される。こうして、所望のメモリセルにデータが書込まれる。
次いで、書込んだメモリセルを読出し(ステップS503)、読出した結果が所望の書込レベルまで達しているかどうか判定を行う(ステップS504)。制御回路27は、読出された書込み後のビットのしきい値が所定のレベル以上か判定する。
ステップS504において、読出した結果が所望の書込みレベルに達していないと判定された場合、電圧補正を行う(ステップS505)。そして、補正された書込み電圧Vwを用いて、書込みパルスを再度印加する(ステップS502)。さらに、読出し(ステップS503)、読出し結果の判定を行う(ステップS504)。
ステップS504において、読出した結果が所望の書込みレベルに達していると判定された場合、その時点での電圧の補正コードを書込み電圧初期値コードとしてEXTRA領域21に書込む(ステップS506)。こうして、消去不良が発生することなく、メモリセルの消去が行われる。
このように、メモリセルが所定の消去/書込みレベルに達するまで、消去電圧Ve/書込み電圧Vwを初期値から順に補正をかけていき、メモリセルが所定の消去/書込みレベルに達したときの電圧補正回路の補正コードをEXTRA領域21に書込み、次回の消去/書込みの初期設定のとき、EXTRA領域21に書かれた補正コードを読出しはじめから最適な消去電圧Ve/書込み電圧Vwで消去/書込みを行うことができる。
すなわち、従来技術では、消去/書込みを行う際の消去電圧Ve/書込み電圧Vwの初期値は、毎回必ず一定の電圧に設定したが、本実施形態では前回消去/書込みを行ったときの補正コードを記憶しておき、次回からその補正コードを初期値と設定するため、2回目以降の消去/書込みの際も必要な印加電圧に達するまでにメモリセルに与える余分な電圧ストレスを加えること無く消去/書込みを行うことができる。したがって、メモリセルの劣化を低減し、書換え回数を伸ばすことができる。また、余計な消去/書込みを行わないので、消去/書込み時間の短縮が可能となる。
発明の実施の形態2.
次に、図7のフローチャートを用いて、本発明の実施の形態2にかかるメモリセルの消去方法について説明する。尚、フラッシュメモリや電圧補正回路の構成等は、図1及び図2と同様である。また、図7におけるステップS701〜S706は、図3におけるステップS301〜S306と同じか類似の方法であり、適宜、説明を省略する。
図7に示されるように、まず、消去電圧Veの初期設定を行い(ステップS701)、消去パルス幅を設定する(ステップS707)。制御回路27は、EXTRA領域21のリトライ回数を読出し、リトライ回数により規定される消去パルス幅を、消去回路17に設定する。
次いで、消去パルスを印加しメモリセルの消去を行う(ステップS702)。消去回路17は、設定されたパルス幅の消去パルスを生成し、選択されているメモリセルに消去パルス印加する。
次いで、消去したメモリセルを読出し(ステップS703)、読出した結果が所望の消去レベルまで達しているかどうか判定を行う(ステップS704)。
ステップS704において、読出した結果が所望の消去レベルに達していないと判定された場合、リトライ回数の判定を行う(ステップS708)。制御回路27は、例えば、リトライ回数が10回以上かどうか判定する。
ステップS708において、リトライ回数が10回以上ではないと判定された場合、リトライ回数をインクリメントして、消去パルスを再度印加し(ステップS702)、読出し(ステップS703)、読出し結果の判定を行う(ステップS704)。
ステップS708において、リトライ回数が10回以上であると判定された場合、電圧補正を行う(ステップS705)。そして、補正された消去電圧Veを用いて、消去パルスを再度印加する(ステップS702)。さらに、読出し(ステップS703)、読出し結果の判定を行う(ステップS704)。
ステップS704において、読出した結果が所望の消去レベルに達していると判定された場合、その時点での電圧の補正コードを消去電圧初期値コードとしてEXTRA領域21に書込む(ステップS706)。さらに、その時点でのリトライ回数をEXTRA領域21に書込む(ステップS709)。こうして、消去不良が発生することなく、メモリセルの消去が行われる。尚、同様の方法によりメモリセルの書込みを行うこともできる。
このように、本実施形態では、書込み/消去のためにメモリセルに一定のパルス幅で所定の電圧を加え、書込み/消去が完了するまで繰り返し書込み/消去を行うリトライ方式を用いる。例えば、従来は、リトライ回数を10回とした場合、リトライ回数の分、毎回消去電圧Ve、書込み電圧Vwをメモリセルのゲート及びソースに印加する際のセットアップが必要になるが、本実施形態では、最適な電圧値とリトライ回数をEXTRA領域21に書込むことによってリトライ回数分の消去/書込みパルスを1回のパルスにして消去/書込みを行う。
たとえば、消去パルスを2ms、リトライ回数5回で読出しの判定をパスするとすると、次回の消去は10msの消去パルスにより1回消去を行うだけで、メモリセルの消去が可能となり、4回分の消去パルスのセットアップ時間を短縮することができるため、消去時間(書込み時間)の短縮につながる。
本発明にかかるフラッシュメモリ回路部の構成例を示すブロック図である。 本発明にかかるフラッシュメモリに設けられる電源回路の構成例を示す回路図である。 本発明にかかるフラッシュメモリにおける消去方法の一例を示すフローチャートである。 本発明にかかるフラッシュメモリにおける消去パルス印加時のタイミングチャートである。 本発明にかかるフラッシュメモリにおける書込み方法の一例を示すフローチャートである。 本発明にかかるフラッシュメモリにおける書込みパルス印加時のタイミングチャートである。 本発明にかかるフラッシュメモリにおける消去電圧の決定手順の一例を示すフローチャートである。 フラッシュメモリセルの読出し、書込み、消去時の電圧配置を示す図である。 従来のフラッシュメモリ回路部の構成例を示すブロック図である。 従来のフラッシュメモリに設けられる電圧補正回路の構成例を示す回路図である。 従来のフラッシュメモリにおける書込み電圧の決定手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
11 メモリアレイ
12 データラッチ
13 書込み回路
14 アドレスレジスタ回路
15 X−DEC回路
16 Y−DEC回路
17 消去回路
18 SA−AMP回路
19 S−DEC回路
20 Y−SELE回路
21 EXTRA領域
23 I/Oバッファ
25 電源回路
26 電源SW回路
27 制御回路

Claims (10)

  1. 電気的にデータの書込み若しくは消去可能なメモリセルを備える不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記メモリセルの特性に応じて、前記メモリセルに印加する書込み若しくは消去電圧を決定する電圧決定部と、
    前記電圧決定部によって決定された書込み若しくは消去電圧に関するデータを記憶する電圧記憶部と、
    前記電圧記憶部によって記憶された書込み若しくは消去電圧に関するデータに基づいて、前記書込み若しくは消去電圧を発生する電圧発生部と、
    前記電圧発生部によって発生された書込み若しくは消去電圧を前記メモリセルに印加し、前記メモリセルのデータを書込み若しくは消去するデータ書換え部と、
    を備える不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記電圧決定部は、
    前記データ書換え部によって書込み若しくは消去されたメモリセルのデータを読出す読出し部と、
    前記読出し部によってデータが読出されたメモリセルのしきい値レベルを判定する判定部と、
    前記判定部によって、前記メモリセルのしきい値レベルが所定のレベルに達していると判定された場合に、前記データ書換え部によって前記メモリセルに印加された電圧を前記書込み若しくは消去電圧であると決定する決定部と、
    を備える、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記判定部によって、前記メモリセルのしきい値レベルが所定のレベルに達していないと判定された場合に、前記電圧発生部によって発生される書込み若しくは消去電圧を補正する電圧補正部を、さらに備え、
    前記データ書換え部は、前記電圧補正部によって補正された電圧を前記メモリセルに印加する、
    請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記電圧発生部は、
    入力されるクロックに基づいて電源電圧を昇圧若しくは降圧し、前記書込み電圧若しくは消去電圧を出力する昇圧若しくは降圧回路と、
    前記昇圧若しくは降圧回路の出力電圧と、基準電圧とを比較するコンパレータと、
    前記コンパレータの出力に基づいて、前記昇圧若しくは降圧回路に入力するクロックを制御するオシレータと、
    を備える、請求項1乃至3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記電圧補正部は、前記電圧発生部によって発生された電圧を分圧する複数の抵抗からなる分圧回路と、前記複数の抵抗の抵抗値を切り替えるスイッチと、を備え、
    前記電圧記憶部によって記憶される書込み若しくは消去電圧に関するデータは、前記スイッチをオンオフするデータである、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記電圧記憶部によって記憶される書込み若しくは消去電圧に関するデータは、前記メモリセルに前記書込み若しくは消去電圧の印加を繰り返すリトライ回数を有し、
    前記データ書換え部は、前記リトライ回数に応じた期間、前記書込み若しくは消去電圧を印加する、
    請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記電圧記憶部は、前記メモリセルから構成されるメモリセルアレイの一部の領域である、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 電気的にデータの書込み若しくは消去可能なメモリセルを備える不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み若しくは消去方法であって、
    前記メモリセルの特性に応じて、前記メモリセルに印加する書込み若しくは消去電圧を決定するステップと、
    前記決定された書込み若しくは消去電圧に関するデータを記憶するステップと、
    前記記憶された書込み若しくは消去電圧に関するデータに基づいて、前記書込み若しくは消去電圧を発生するステップと、
    前記発生された書込み若しくは消去電圧を前記メモリセルに印加し、前記メモリセルのデータを書込み若しくは消去するステップと、
    を備える不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み若しくは消去方法。
  9. 前記書込み若しくは消去電圧を決定するステップは、
    前記メモリセルのデータを書込み若しくは消去するステップによって、書込み若しくは消去されたメモリセルのデータを読出すステップと、
    前記読出されたメモリセルのしきい値レベルを判定するステップと、
    前記判定するステップによって、前記メモリセルのしきい値レベルが所定のレベルに達していると判定された場合に、前記書込み若しくは消去するステップによって前記メモリセルに印加された電圧を前記書込み若しくは消去電圧であると決定するステップと、
    を備える、請求項8に記載の不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み若しくは消去方法。
  10. 前記判定するステップによって、前記メモリセルのしきい値レベルが所定のレベルに達していないと判定された場合に、前記電圧を発生するステップによって発生される書込み若しくは消去電圧を補正するステップを、さらに備え、
    前記メモリセルのデータを書込み若しくは消去するステップは、前記電圧を補正するステップによって補正された電圧を前記メモリセルに印加する、
    請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置のデータ書込み若しくは消去方法。
JP2004167988A 2004-06-07 2004-06-07 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法 Expired - Fee Related JP4170261B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004167988A JP4170261B2 (ja) 2004-06-07 2004-06-07 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004167988A JP4170261B2 (ja) 2004-06-07 2004-06-07 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005346876A true JP2005346876A (ja) 2005-12-15
JP4170261B2 JP4170261B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=35499088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004167988A Expired - Fee Related JP4170261B2 (ja) 2004-06-07 2004-06-07 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4170261B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7372733B2 (en) 2006-05-23 2008-05-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Non-volatile semiconductor memory device having different erase pass voltages for respective memory sectors and associated erase method
JP2010080031A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7372733B2 (en) 2006-05-23 2008-05-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Non-volatile semiconductor memory device having different erase pass voltages for respective memory sectors and associated erase method
JP2010080031A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4170261B2 (ja) 2008-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5106817B2 (ja) 信頼性を向上させることができるフラッシュメモリ装置
KR101126006B1 (ko) 열화에 응답한 메모리 장치의 제어
JP4170682B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
JP4901348B2 (ja) 半導体記憶装置およびその制御方法
JP3098486B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR100672984B1 (ko) 프로그램 시간을 줄일 수 있는 플래시 메모리 장치
CN113724768B (zh) 半导体存储装置及读取方法
KR960005370B1 (ko) 비휘발성 반도체 메모리 장치를 소거하고 검증하기 위한 방법 및 장치
US20030043629A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device that can suppress effect of threshold voltage variation of memory cell transistor
JP5264047B2 (ja) 半導体メモリ装置の制御情報をプログラムするための方法と装置
US8767474B2 (en) Nonvolatile memory device and method for controlling the same
JP5258244B2 (ja) 半導体集積回路
KR100572332B1 (ko) 불 휘발성 메모리 장치 및 그것의 프로그램 방법
JP2008130123A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4118623B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4170261B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書込み若しくは消去方法
JP2009070531A (ja) 半導体装置及びその制御方法
JP2006065945A (ja) 不揮発性半導体記憶装置および半導体集積回路装置
KR20150051056A (ko) 반도체 장치 및 그 동작 방법
JP4039812B2 (ja) 不揮発性記憶装置
JP2006338789A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2647027B2 (ja) 消去可能な不揮発性半導体記憶装置
CN108511018B (zh) 半导体存储装置以及数据读出方法
KR100192567B1 (ko) 불휘발성반도체메모리장치의프로그램전압발생장치및소거전압발생장치
JP2004014052A (ja) 不揮発性半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees