JP2005342031A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性を向上させた遊技機を提供する。
【解決手段】 図柄制御基板37と、音声/ランプ制御基板39と、払出制御基板41とにDPRAM37b,39b,41bをそれぞれ搭載し、これらDPRAMの一方のポートに図柄制御基板37のCPU37aと、音声/ランプ制御基板39のCPU39aと、払出制御基板41のCPU411とをそれぞれ接続する一方、他方のポートにメイン基板35のCPU351をそれぞれ接続する。そして、これらDPRAMを介して、CPU351と、CPU37a,39a,411との間にてコマンドの送受信を行う。
【選択図】図2
【解決手段】 図柄制御基板37と、音声/ランプ制御基板39と、払出制御基板41とにDPRAM37b,39b,41bをそれぞれ搭載し、これらDPRAMの一方のポートに図柄制御基板37のCPU37aと、音声/ランプ制御基板39のCPU39aと、払出制御基板41のCPU411とをそれぞれ接続する一方、他方のポートにメイン基板35のCPU351をそれぞれ接続する。そして、これらDPRAMを介して、CPU351と、CPU37a,39a,411との間にてコマンドの送受信を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、遊技を制御するコマンドを送信するメインCPUを搭載したメイン基板と、該メインCPUから送信されたコマンドに基づいて処理を行うサブCPUを搭載したサブ基板とを備えた遊技機に関する。
一般的に、パチンコ遊技機には、遊技を制御するコマンドを送信するメインCPUを搭載したメイン基板と、メインCPUから送信されたコマンドに基づいて処理を行うサブCPUを搭載した複数のサブ基板(例えば、図柄制御基板や払出制御基板など)とが具備されている(例えば、特許文献1を参照。)。
ここで、これらメイン基板及びサブ基板にはそれぞれ、入出力ポートが搭載されており、メインCPU及びサブCPUは、入出力ポートを介してコマンドの送受信を行うように設定されている。つまり、メインCPUは、出力ポートを介して、ストローブ信号とコマンドとをサブCPUへ送信し、又、サブCPUは、入力ポートを介して、メインCPUからのストローブ信号を受信すると、実行中の処理を中断し、入力ポートを介してコマンドを取得する処理を直ちに実行するのである。
特開2003−260195号公報(段落[0029]〜[0190]、図1)
ところで、上述のように、従来のパチンコ遊技機では、メインCPUとサブCPUとが入出力ポートを介してコマンドの送受信を行うため、メイン基板の各出力ポートと、各サブ基板上の入力ポートとがそれぞれ、別個のケーブルハーネスによって1対1で接続されている。
このため、各ケーブルハーネスをたどれば、各ケーブルハーネス上を伝送されるコマンドの伝送先であるサブ基板を容易に判別できる上、各ケーブルハーネスをロジックアナライザに接続すれば、メインCPUから各サブCPUにそれぞれ送信されるコマンドのコードを容易に把握できるのである。
又、各サブCPUは、メインCPUからストローブ信号を受信すると、コマンドを取得する処理を直ちに実行するため、メインCPUのストローブ信号の送信タイミングを把握すれば、各サブCPUがコマンドを取得するタイミングを容易に把握できるのである。
つまり、従来のパチンコ遊技機では、これらを糸口として、パチンコ遊技機の不正操作が発生することが考えられるため、その対策を講じておく必要がある。
そこで、本発明は、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性を向上させた遊技機を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性を向上させた遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、遊技を制御するコマンドを送信するメインCPUを搭載したメイン基板と、該メインCPUから送信されたコマンドに基づいて処理を行うサブCPUを搭載したサブ基板とを備えた遊技機において、サブ基板は、アクセス用のポートを複数有するメモリであるマルチポートメモリを備え、メインCPU及びサブCPUは、該マルチポートメモリにおける別個のポートにそれぞれ接続され、該マルチポートメモリを介してコマンドの送受信を行うことを特徴とする。
このように構成された遊技機では、メインCPUが、マルチポートメモリにコマンドを書き込んだのち、サブCPUがマルチポートメモリからコマンドを読み込み、処理を実行する。
つまり、この遊技機では、従来のように、メインCPUがコマンドを送信している最中に、サブCPUが、このコマンドを取得する処理を直ちに実行する必要がないため、コマンドを取得するタイミングをコマンドの送信タイミングと同期させなくても任意に設定することができる。
これにより、サブCPUがコマンドを取得するタイミングが分かりづらくなるため、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性を向上させることができる。
更に、遊技機が複数のサブ基板を備える場合には、メイン基板と各サブ基板とを同一のデータバス、アドレスバス、制御バスで接続できるため、これらバスを構成するケーブルハーネスをたどっても、各コマンドの伝送先がどのサブ基板であるのかを把握することを困難にでき、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性をより一層向上できる。
更に、遊技機が複数のサブ基板を備える場合には、メイン基板と各サブ基板とを同一のデータバス、アドレスバス、制御バスで接続できるため、これらバスを構成するケーブルハーネスをたどっても、各コマンドの伝送先がどのサブ基板であるのかを把握することを困難にでき、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性をより一層向上できる。
尚、遊技機がサブ基板を複数備える場合には、複数のマルチポートメモリがメインCPUに接続される。このため、マルチポートメモリへのアドレス信号をデコードして、アドレス信号が指し示すマルチポートメモリへのアクセスをイネーブルにするデコード回路を遊技機に備え、各マルチポートメモリへのアクセスを個々に区別できるようにする必要がある。
しかしながら、例えば、デコード回路をメイン基板に設けた場合、デコード回路と各マルチポートメモリとを接続するメイン基板とサブ基板との間の各信号線の電圧を監視していれば、データバス上にコマンドが発生した際に、どのマルチポートメモリへのアクセスがイネーブルになっているのかを確認できるため、これによって、コマンドの送信先を把握できてしまう。
そこで、これを解決するために、遊技機は、請求項2記載のように、デコード回路をサブ基板に備えることが望ましい。
即ち、メイン基板とサブ基板との間ではなく、サブ基板上のみにてデコード信号が伝送されるため、メイン基板とサブ基板との間における信号を監視しただけでは、どのマルチポートメモリへのアクセスがイネーブルにされたのかを把握することが困難となる。
即ち、メイン基板とサブ基板との間ではなく、サブ基板上のみにてデコード信号が伝送されるため、メイン基板とサブ基板との間における信号を監視しただけでは、どのマルチポートメモリへのアクセスがイネーブルにされたのかを把握することが困難となる。
従って、データバス上を伝送されるコマンドの伝送先がどのサブ基板であるのかを判別することが困難となるため、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性をより一層向上させることができる。
尚、デコード回路は、アドレス信号をフルデコードしても良いし、アドレス信号の一部のビットのみをデコードしても良い。
ところで、メインCPUを不正に動作させる不正コマンドをマルチポートメモリに設定しておけば、メインCPUに不正コマンドを読み込ませ、メインCPUを不正に操作することが可能となる。
ところで、メインCPUを不正に動作させる不正コマンドをマルチポートメモリに設定しておけば、メインCPUに不正コマンドを読み込ませ、メインCPUを不正に操作することが可能となる。
そこで、メインCPUは、請求項3記載のように、マルチポートメモリへのアクセスが該マルチポートメモリに書込を行うライトアクセスのみに制限されていることが望ましい。
このようにメインCPUからマルチポートメモリへのアクセスが制限されていれば、マルチポートメモリに不正コマンドが設定されても、メインCPUがその不正コマンドを読み込んでしまうことを防止できるため、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性をより一層向上できる。
尚、この場合、請求項4記載のように、マルチポートメモリは、該マルチポートメモリに書込を行う旨を示すライト信号を受信するライト端子と、該マルチポートメモリから読込を行う旨を示すリード信号を受信するリード端子とを別個に備え、メインCPUは、ライト端子と接続される一方、リード端子と未接続にされていると良い。
このように遊技機が構成されていれば、マルチポートメモリのライト端子及びリード端子と、メインCPUとの接続を確認するだけで、メインCPUからマルチポートメモリへのアクセスがライトアクセスのみに制限されているか否かを容易に確認できる。つまり、不正操作が施されているか否かを容易に確認できるため、メイン基板とサブ基板との間のセキュリティ性をより一層向上させることができる。
ところで、メインCPUがマルチポートメモリへの書込が完了した際に、その旨を示す完了信号をサブCPUへ送信すれば、サブCPUは、完了信号を受信したタイミングに基づいて、マルチポートメモリにアクセスすべきタイミングを容易に把握できる。
しかしながら、この完了信号をメインCPUからサブCPUへ送信する形態であると、完了信号の送信先を確認することで、コマンドの送信先を容易に判別できてしまう。
そこで、これを解決するために、請求項5記載のように、メインCPUがマルチポートメモリへの書込を完了した際に、その旨を示す完了信号を送信する信号送信手段をサブ基板に備えると良い。
そこで、これを解決するために、請求項5記載のように、メインCPUがマルチポートメモリへの書込を完了した際に、その旨を示す完了信号を送信する信号送信手段をサブ基板に備えると良い。
即ち、完了信号がメイン基板とサブ基板との間にて送受信されることがないため、コマンドの送信先を判別し難くなり、メイン基板とサブ基板との間のセキュリティ性を一層向上させることができる。
尚、信号送信手段は、マルチポートメモリと別個にサブ基板に搭載されても良いし、マルチポートメモリと一体にサブ基板に搭載されても良い。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
まず、図1は、本発明に係るパチンコ遊技機1の正面図である。
図1に示すように、パチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」ともいう。)1は、遊技機島に固定される外枠3と、開閉自在に外枠3に軸支された内枠5とを備える。
まず、図1は、本発明に係るパチンコ遊技機1の正面図である。
図1に示すように、パチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」ともいう。)1は、遊技機島に固定される外枠3と、開閉自在に外枠3に軸支された内枠5とを備える。
そして、内枠5には、遊技を演出するために点灯させる3つの内枠ランプ7と、遊技者が遊技球を投入する遊技盤9と、遊技盤9を封止する金枠11と、遊技者が遊技盤9上への遊技球の投入操作を行うためのハンドル13と、当該パチンコ機1から払い出される遊技球(貸球及び賞球)を貯留する上受け皿15と、上受け皿15が遊技球を貯留しきれなくなるなどして、上受け皿15から排出される遊技球を貯留する下受け皿17とが設けられている。
又、遊技盤9上には、LCD(Liquid Crystal Display)からなり、文字や図形を要素とした3つの特別図柄(図示せず)や遊技に関わる各種画像(図示せず)を表示するためのディスプレイ19と、特別図柄の変動表示が保留されていることを遊技者に示す複数(本実施形態では、4つ)の特別図柄保留ランプ21と、特別図柄の変動表示を開始させるために遊技者が遊技球を投入する始動入賞装置23と、「大当たり」の発生時に実行する大当たり遊技の際に、遊技者が遊技球を投入する大入賞装置25とが設けられている。尚、始動入賞装置23は、所謂、チューリップ式からなり、図中左右方向に開閉動作する1対の可動片23aを備える。又、大入賞装置25は、図中手前方向に傾倒動作して当該大入賞装置25の入賞口を開放する開閉板25aを備える。
更に、遊技盤9上には、7セグメントLEDからなり、1桁の数字からなる普通図柄(図示せず)を変動表示する普通図柄表示装置27と、普通図柄の変動表示が保留されていることを遊技者に示す複数(本実施形態では、4つ)の普通図柄保留ランプ29と、遊技を演出するために点灯させる1対の遊技盤ランプ31と、遊技球の通過を検出する1対の始動ゲート33とが設けられている。
次に、図2は、パチンコ機1における制御系統の一部の構成を示す構成ブロック図である。
図2に示すように、パチンコ機1には、当該パチンコ機1を統括制御するメイン基板35と、ディスプレイ19に特別図柄や遊技に関わる各種画像を表示したり、普通図柄表示装置27に普通図柄を表示するサブ基板である図柄制御基板37と、声や効果音、音楽などの音声を出力したり、内枠ランプ7や遊技盤ランプ31、特別図柄保留ランプ21、普通図柄保留ランプ29を点灯するサブ基板である音声/ランプ制御基板39と、上受け皿15及び下受け皿17への遊技球の払出を行うサブ基板である払出制御基板41とが具備されている。そして、基板間制御バス43と、基板間データバス45と、基板間アドレスバス47とを構成する同一のケーブルハーネス49でこれら基板を相互に接続して、当該パチンコ機1の制御系統が構築されている。
図2に示すように、パチンコ機1には、当該パチンコ機1を統括制御するメイン基板35と、ディスプレイ19に特別図柄や遊技に関わる各種画像を表示したり、普通図柄表示装置27に普通図柄を表示するサブ基板である図柄制御基板37と、声や効果音、音楽などの音声を出力したり、内枠ランプ7や遊技盤ランプ31、特別図柄保留ランプ21、普通図柄保留ランプ29を点灯するサブ基板である音声/ランプ制御基板39と、上受け皿15及び下受け皿17への遊技球の払出を行うサブ基板である払出制御基板41とが具備されている。そして、基板間制御バス43と、基板間データバス45と、基板間アドレスバス47とを構成する同一のケーブルハーネス49でこれら基板を相互に接続して、当該パチンコ機1の制御系統が構築されている。
ここで、図3は、メイン基板35の一部の構成を示す構成ブロック図である。
図3に示すように、メイン基板35には、メイン基板35にて実行すべき各種処理を実行するCPU351と、CPU351が実行する各種処理のプログラムを記憶するROM353と、CPU351が各種処理を実行する際にデータを一時格納するRAM355と、インターバルタイマやカウンタとして機能するCTC357と、CPU351からの信号を外部に出力したり、外部からの信号をCPU351へ入力する入出力ポート(I/O)359とを内蔵したマイクロコンピュータ(以下、単に「マイコン」という。)35aが搭載されている。
図3に示すように、メイン基板35には、メイン基板35にて実行すべき各種処理を実行するCPU351と、CPU351が実行する各種処理のプログラムを記憶するROM353と、CPU351が各種処理を実行する際にデータを一時格納するRAM355と、インターバルタイマやカウンタとして機能するCTC357と、CPU351からの信号を外部に出力したり、外部からの信号をCPU351へ入力する入出力ポート(I/O)359とを内蔵したマイクロコンピュータ(以下、単に「マイコン」という。)35aが搭載されている。
又、メイン基板35には、入出力の方向をメイン基板35の内部から外部への単方向に設定されたバスバッファ回路35bと、メイン基板35の外部から入力される信号をメイン基板35の内部へ出力するゲート回路35cと、メイン基板35の内部から出力される信号をメイン基板35の外部へ出力するラッチ回路35dと、アドレス信号をフルデコードして、その結果に応じたデコード信号を出力するアドレスデコード回路35eとが搭載されている。
そして、マイコン35aは、メイン基板35上に設けられた内部制御バス361と、内部データバス363と、内部アドレスバス365とを介してバスバッファ回路35bに接続されており、上述の各種サブ基板に対する制御信号や、データ信号、アドレス信号をバスバッファ回路35bに出力する。これにより、マイコン35aから出力される制御信号やアドレス信号、データ信号は、バスバッファ回路35bを介して、上述の基板間制御バス43、基板間データバス45、基板間アドレスバス47に出力される。
又、マイコン35aは、内部データバス363を介してゲート回路35cに接続されており、当該パチンコ機1に具備された各種スイッチの信号をゲート回路35cから受信する。但し、ゲート回路35cは、メモリマップドI/O方式にてCPU351のアドレス空間にアドレスが割り当てられており、内部アドレスバス365に接続されたアドレスデコード回路35eがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみ作動するように設定されている。
又、マイコン35aは、内部データバス363を介してラッチ回路35dに接続されており、当該パチンコ機1に具備された各種ソレノイドを作動させる作動信号をラッチ回路35dに出力する。但し、ラッチ回路35dは、ゲート回路35cと同様に、メモリマップドI/O方式にてCPU351のアドレス空間にアドレスが割り当てられており、アドレスデコード回路35eがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみ作動するように設定されている。
続いて、図4は、図柄制御基板37の一部の構成を示す構成ブロック図である。
図4に示すように、図柄制御基板37には、図柄制御基板37にて実行すべき各種処理を実行するCPU37aと、アクセス用のポートを2つ備えたデュアルポートRAM(以下、「DPRAM」という。)37bと、CPU37aが実行する各種処理のプログラムを記憶するROM37cと、アドレス信号をフルデコードして、その結果に応じたデコード信号を出力するアドレスデコード回路37d,37eと、図柄制御基板37の外部から入力される信号にノイズ除去や波形成形を施したのち、図柄制御基板37の内部に出力する入力インターフェイス(I/F)37fと、上述のディスプレイ19を制御する画像制御IC37gと、図柄制御基板37の内部から出力される信号を図柄制御基板37の外部に出力する出力インターフェイス(I/F)37h,37kとが搭載されている。
図4に示すように、図柄制御基板37には、図柄制御基板37にて実行すべき各種処理を実行するCPU37aと、アクセス用のポートを2つ備えたデュアルポートRAM(以下、「DPRAM」という。)37bと、CPU37aが実行する各種処理のプログラムを記憶するROM37cと、アドレス信号をフルデコードして、その結果に応じたデコード信号を出力するアドレスデコード回路37d,37eと、図柄制御基板37の外部から入力される信号にノイズ除去や波形成形を施したのち、図柄制御基板37の内部に出力する入力インターフェイス(I/F)37fと、上述のディスプレイ19を制御する画像制御IC37gと、図柄制御基板37の内部から出力される信号を図柄制御基板37の外部に出力する出力インターフェイス(I/F)37h,37kとが搭載されている。
そして、CPU37aは、図柄制御基板37上に設けられた内部制御バス371と、内部データバス373と、内部アドレスバス375とを介してROM37cに接続されており、ROM37cに逐次アクセスして、各種処理のプログラムを取得する。但し、ROM37cは、内部アドレスバス375に接続されたアドレスデコード回路37dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU37aからのアクセスを受け付けるように設定されている。
又、CPU37aは、内部データバス373を介して出力I/F37hに接続されており、上述の普通図柄表示装置27に表示させる普通図柄の指定コマンドを出力I/F37hに出力する。但し、出力I/F37hは、メモリマップド方式にてCPU37aのアドレス空間にアドレスが割り当てられており、アドレスデコード回路37dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみ作動するように設定されている。
又、CPU37aは、内部制御バス371と、内部データバス373と、内部アドレスバス375とを介して画像制御IC37gに接続されており、ディスプレイ19に表示させる画像の指定コマンドなどを画像制御IC37gに出力する。但し、画像制御IC37gは、メモリマップド方式にてCPU37aのアドレス空間にアドレスが割り当てられており、アドレスデコード回路37dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU37aからのアクセスを受け付けるように設定されている。そして、画像制御IC37gは、指定コマンドに応じた画像信号を出力I/F37kを介してディスプレイ19に出力する。
又、DPRAM37bは、一方のポートが内部制御バス371と、内部データバス373と、内部アドレスバス375とを介してCPU37aに接続されており、CPU37aがデータを取り込んだり、CPU37aから任意のタイミングで要求されたデータをCPU37aへ出力する。但し、DPRAM37bは、アドレスデコード回路37dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU37aからのアクセスを受け付けるように設定されている(つまり、アドレスデコード回路37dのデコード信号により、DPRAM37bへのアクセスをイネーブルにする。)。
又、DPRAM37bは、他方のポートが図柄制御基板37上に設けられた内部制御バス381と、内部データバス383と、内部アドレスバス385とを介して入力I/F37fに接続されており、基板間制御バス43と、基板間データバス45と、基板間アドレスバス47とを介してメイン基板35のCPU351から入力された制御信号、データ信号、アドレス信号を受信する。但し、DPRAM37bは、メイン基板35のCPU351におけるアドレス空間にもアドレスが割り当てられており、内部アドレスバス385に接続されたアドレスデコード回路37eがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU351からのアクセスを受け付けるように設定されている(つまり、アドレスデコード回路37eのデコード信号により、DPRAM37bへのアクセスをイネーブルにする。)。そして、DPRAM37bは、CPU351からのアクセスが完了すると、その旨を示す完了信号をCPU37aへ出力する。
ここで、図7は、DPRAM37bの概要を説明する説明図である。
図7に示すように、DPRAM37bは、DPRAM37bへのアクセスが完了した旨を示す完了信号を出力する出力端子INTと、DPRAM37bから読込を行う旨を示す制御信号であるリード信号を受信するリード端子REと、DPRAM37bに書込を行う旨を示す制御信号であるライト信号を受信するライト端子REと、データ信号を入出力するデータ端子D0〜Dxと、アドレス信号を受信するアドレス端子A0〜Axを双方のポートに備える。尚、本実施形態のDPRAM37bは、リード端子REに印加される電圧がHiレベルである場合に、DPRAMへのリードアクセスを受け付け、又、ライト端子REに印加される電圧がHiレベルである場合に、DPRAMへのライトアクセスを受け付けるように設定されている。
図7に示すように、DPRAM37bは、DPRAM37bへのアクセスが完了した旨を示す完了信号を出力する出力端子INTと、DPRAM37bから読込を行う旨を示す制御信号であるリード信号を受信するリード端子REと、DPRAM37bに書込を行う旨を示す制御信号であるライト信号を受信するライト端子REと、データ信号を入出力するデータ端子D0〜Dxと、アドレス信号を受信するアドレス端子A0〜Axを双方のポートに備える。尚、本実施形態のDPRAM37bは、リード端子REに印加される電圧がHiレベルである場合に、DPRAMへのリードアクセスを受け付け、又、ライト端子REに印加される電圧がHiレベルである場合に、DPRAMへのライトアクセスを受け付けるように設定されている。
そして、CPU351に接続されるポートでは、リード端子REが図柄制御基板37のグランドに接続されて、CPU351と未接続にされている一方、ライト端子WEが内部制御バス381を介して、CPU351に接続されている。
又、CPU37aに接続されるポートでは、リード端子RE及びライト端子WEの双方が内部制御バス371に接続されている。
つまり、DPRAM37bは、ライト端子WEとリード端子REとを別個に備え、CPU351に対してはライトアクセスのみを許可する一方、CPU37aに対してはリードアクセス及びライトアクセスの双方を許可するように設定されている。
つまり、DPRAM37bは、ライト端子WEとリード端子REとを別個に備え、CPU351に対してはライトアクセスのみを許可する一方、CPU37aに対してはリードアクセス及びライトアクセスの双方を許可するように設定されている。
続いて、図5は、音声/ランプ制御基板39の一部の構成を示す構成ブロック図である。
図5に示すように、音声/ランプ制御基板39には、音声/ランプ制御基板39にて実行すべき各種処理を実行するCPU39aと、DPRAM39bと、CPU39aが実行する各種処理のプログラムを記憶するROM39cと、アドレス信号をフルデコードして、その結果に応じたデコード信号を出力するアドレスデコード回路39d,39eと、音声/ランプ制御基板39の外部から入力される信号にノイズ除去や波形成形を施したのち、音声/ランプ制御基板39の内部に出力する入力I/F39fと、当該パチンコ機1に具備されたスピーカ(図示せず)への音声信号を出力する音声制御IC39gと、当該パチンコ機1に具備された各種ランプを点灯させるドライバ回路39hと、入力された信号を増幅して出力するアンプ回路39kとが搭載されている。
図5に示すように、音声/ランプ制御基板39には、音声/ランプ制御基板39にて実行すべき各種処理を実行するCPU39aと、DPRAM39bと、CPU39aが実行する各種処理のプログラムを記憶するROM39cと、アドレス信号をフルデコードして、その結果に応じたデコード信号を出力するアドレスデコード回路39d,39eと、音声/ランプ制御基板39の外部から入力される信号にノイズ除去や波形成形を施したのち、音声/ランプ制御基板39の内部に出力する入力I/F39fと、当該パチンコ機1に具備されたスピーカ(図示せず)への音声信号を出力する音声制御IC39gと、当該パチンコ機1に具備された各種ランプを点灯させるドライバ回路39hと、入力された信号を増幅して出力するアンプ回路39kとが搭載されている。
そして、CPU39aは、音声/ランプ制御基板39上に設けられた内部制御バス391と、内部データバス393と、内部アドレスバス395とを介してROM39cに接続されており、ROM39cに逐次アクセスして、各種処理のプログラムを取得する。但し、ROM39cは、内部アドレスバス395に接続されたアドレスデコード回路39dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU39aからのアクセスを受け付けるように設定されている。
又、CPU39aは、内部データバス393を介してドライバ回路39hに接続されており、各種ランプの点灯コマンドをドライバ回路39hに出力する。但し、ドライバ回路39hは、メモリマップド方式にてCPU39aのアドレス空間にアドレスが割り当てられており、アドレスデコード回路39dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみ作動するように設定されている。
又、CPU39aは、内部制御バス391と、内部データバス393と、内部アドレスバス395とを介して音声制御IC39gに接続されており、スピーカから出力させる音声の指定コマンドなどを音声制御IC39gに出力する。但し、音声制御IC39gは、メモリマップド方式にてCPU39aのアドレス空間にアドレスが割り当てられており、アドレスデコード回路39dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU39aからのアクセスを受け付けるように設定されている。そして、音声制御IC39gは、指定コマンドに応じた音声信号をアンプ回路39kを介してスピーカに出力する。
又、DPRAM39bは、一方のポートが内部制御バス391と、内部データバス393と、内部アドレスバス395とを介してCPU39aに接続されており、CPU39aがデータを取り込んだり、CPU39aから任意のタイミングで要求されたデータをCPU39aへ出力する。但し、DPRAM39bは、アドレスデコード回路39dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU39aからのアクセスを受け付けるように設定されている(つまり、アドレスデコード回路39dのデコード信号により、DPRAM39bへのアクセスをイネーブルにする。)。
又、DPRAM39bは、他方のポートが音声/ランプ制御基板39上に設けられた内部制御バス401と、内部データバス403と、内部アドレスバス405とを介して入力I/F39fに接続されており、基板間制御バス43と、基板間データバス45と、基板間アドレスバス47とを介してメイン基板35のCPU351から入力された制御信号、データ信号、アドレス信号を受信する。但し、DPRAM39bは、メイン基板35のCPU351におけるアドレス空間にもアドレスが割り当てられており、内部アドレスバス405に接続されたアドレスデコード回路39eがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU351からのアクセスを受け付けるように設定されている(つまり、アドレスデコード回路39eのデコード信号により、DPRAM39bへのアクセスをイネーブルにする。)。そして、DPRAM39bは、CPU351からのアクセスが完了すると、その旨を示す完了信号をCPU39aへ出力する。
尚、DPRAM39bの概要については、上述のDPRAM37bと全く同様である(図7参照。)。
続いて、図6は、払出制御基板41の一部の構成を示す構成ブロック図である。
続いて、図6は、払出制御基板41の一部の構成を示す構成ブロック図である。
図6に示すように、払出制御基板41には、払出制御基板41にて実行すべき各種処理を実行するCPU411と、CPU411が実行する各種処理のプログラムを記憶するROM413と、CPU411が各種処理を実行する際にデータを一時格納するRAM415と、インターバルタイマやカウンタとして機能するCTC417と、CPU411からの信号を外部に出力したり、外部からの信号をCPU411へ入力するI/O419とを内蔵したマイコン41aが搭載されている。
又、払出制御基板41には、DPRAM41bと、アドレス信号をフルデコードして、その結果に応じたデコード信号を出力するアドレスデコード回路41c,41dと、払出制御基板41の外部から入力される信号にノイズ除去や波形成形を施したのち、払出制御基板41の内部に出力する入力I/F41eと、払出制御基板41の内部から出力される信号を払出制御基板41の外部へ出力するラッチ回路41fとが搭載されている。
そして、マイコン41aは、払出制御基板41上に設けられた内部データバス423を介してラッチ回路41fに接続されており、当該パチンコ機1に具備された遊技球の払出装置(図示せず)に払い出させる遊技球の払出数などを指定する指定コマンドをラッチ回路41fに出力する。但し、ラッチ回路41fは、メモリマップドI/O方式にてCPU411のアドレス空間にアドレスが割り当てられており、アドレスデコード回路41cがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみ作動するように設定されている。
又、DPRAM41bは、一方のポートが払出制御基板41上に設けられた内部制御バス421と、内部データバス423と、内部アドレスバス425とを介してマイコン41aに接続されており、マイコン41aがデータを取り込んだり、マイコン41aから任意のタイミングで要求されたデータをマイコン41aへ出力する。但し、DPRAM41bは、アドレスデコード回路41cがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU411からのアクセスを受け付けるように設定されている(つまり、アドレスデコード回路41cのデコード信号により、DPRAM41bへのアクセスをイネーブルにする。)。
又、DPRAM41bは、他方のポートが払出制御基板41上に設けられた内部制御バス431と、内部データバス433と、内部アドレスバス435とを介して入力I/F41eに接続されており、基板間制御バス43と、基板間データバス45と、基板間アドレスバス47とを介してメイン基板35のCPU351から入力された制御信号、データ信号、アドレス信号を受信する。但し、DPRAM41bは、メイン基板35のCPU351におけるアドレス空間にもアドレスが割り当てられており、内部アドレスバス435に接続されたアドレスデコード回路41dがアドレス信号をフルデコードして出力するデコード信号を受信している際にのみCPU351からのアクセスを受け付けるように設定されている(つまり、アドレスデコード回路41dのデコード信号により、DPRAM41bへのアクセスをイネーブルにする。)。そして、DPRAM41bは、CPU351からのアクセスが完了すると、その旨を示す完了信号をマイコン41aへ出力する。
尚、DPRAM41bの概要については、マイコン41aがRAM415を内蔵しているため、CPU351に接続されるポートでは、リード端子REが払出制御基板41のグランドに接続され、ライト端子WEが内部制御バス431に接続されている一方、マイコン41aに接続されるポートでは、リード端子REが内部制御バス421に接続され、ライト端子WEが払出制御基板41のグランドに接続されている。
つまり、DPRAM41bは、CPU351に対してはライトアクセスのみを許可する一方、CPU411に対してはリードアクセスのみを許可するように設定されている。
以上のように構成された本実施形態のパチンコ機1では、メイン基板35のCPU351が、各サブ基板のCPUに対するコマンドを各サブ基板のDPRAMに書き込んだのち、各DPRAMから出力される完了信号に基づいて、各サブ基板のCPUが、DPRAMからコマンドを読み込み、処理を実行する。
以上のように構成された本実施形態のパチンコ機1では、メイン基板35のCPU351が、各サブ基板のCPUに対するコマンドを各サブ基板のDPRAMに書き込んだのち、各DPRAMから出力される完了信号に基づいて、各サブ基板のCPUが、DPRAMからコマンドを読み込み、処理を実行する。
つまり、本実施形態のパチンコ機1では、従来のように、メインCPUがコマンドを送信している最中に、サブCPUが、このコマンドを取得する処理を直ちに実行する必要がないため、コマンドを取得するタイミングをコマンドの送信タイミングと同期させなくても任意に設定することができる。
これにより、サブCPUがコマンドを取得するタイミングが分かりづらくなるため、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性を向上させることができる。
更に、複数のサブ基板が同一の基板間制御バス43、基板間データバス45、基板間アドレスバス47で接続されているため、ケーブルハーネス49をたどっても、各コマンドの伝送先がどのサブ基板であるのかを把握することを困難にでき、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性をより一層向上できる。
更に、複数のサブ基板が同一の基板間制御バス43、基板間データバス45、基板間アドレスバス47で接続されているため、ケーブルハーネス49をたどっても、各コマンドの伝送先がどのサブ基板であるのかを把握することを困難にでき、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性をより一層向上できる。
又、本実施形態のパチンコ機1では、アドレス信号が指し示すDPRAMへのアクセスをイネーブルにするアドレスデコード回路をサブ基板に備え、サブ基板上のみにてデコード信号が伝送されるため、メイン基板35とサブ基板との間における信号を監視しただけでは、どのDPRAMへのアクセスがイネーブルにされたのかを把握することが困難となる。
従って、基板間データバス45上を伝送されるコマンドの伝送先がどのサブ基板であるのかを判別することが困難となるため、メイン基板とサブ基板との間におけるセキュリティ性をより一層向上させることができる。
又、本実施形態のパチンコ機1では、CPU351は、各DPRAMへのアクセスがライトアクセスのみに制限されているため、DPRAMに不正コマンドが設定されても、CPU351がその不正コマンドを読み込んでしまうことを防止できる。即ち、メイン基板35とサブ基板との間におけるセキュリティ性をより一層向上できる。
又、本実施形態のパチンコ機1では、各サブ基板上の各DPRAMは、ライト端子WEとリード端子REとを別個に備えているため、DPRAMのライト端子WE及びリード端子REと、CPU351との接続を確認するだけで、CPU351から各DPRAMへのアクセスがライトアクセスのみに制限されているか否かを容易に確認できる。つまり、不正操作が施されているか否かを容易に確認できるため、メイン基板35とサブ基板との間のセキュリティ性をより一層向上させることができる。
又、本実施形態のパチンコ機1では、各サブ基板上のCPUがDPRAMからコマンドを読み込むタイミングを計る完了信号がメイン基板35とサブ基板との間にて送受信されることがないため、コマンドの送信先を判別し難くなり、メイン基板35とサブ基板との間のセキュリティ性をより一層向上させることができる。
又、本実施形態のパチンコ機1では、CPU351は、各サブ基板のCPUに対するコマンドをDPRAMに書込んでおくだけで良く、従来のように、各サブ基板のCPUがコマンドを取得するまでコマンドを出力し続ける必要がないため、単位時間内にその分多くの処理を実行することができる。又、これにより、CPU351から各サブ基板のCPUへコマンドを送信するのに、互いの同期を図る必要がなくなるため、通信プロトコルに関する設計をする必要がなくなり、設計の手間をその分削減することができる。
尚、本実施形態では、CPU351が本発明におけるメインCPUに相当し、メイン基板35が本発明におけるメイン基板に相当する。
又、本実施形態では、CPU37a,39a,411が本発明におけるサブCPUに相当し、図柄制御基板37と、音声/ランプ制御基板39と、払出制御基板41とが本発明におけるサブ基板に相当する。
又、本実施形態では、CPU37a,39a,411が本発明におけるサブCPUに相当し、図柄制御基板37と、音声/ランプ制御基板39と、払出制御基板41とが本発明におけるサブ基板に相当する。
又、本実施形態では、DPRAM37b,39b,41bが本発明におけるマルチポートメモリ及び信号送信手段に相当し、アドレスデコード回路37e,39e,41dが本発明におけるデコード回路に相当する。
又、本実施形態では、ライト端子WEが本発明におけるライト端子に相当し、リード端子REが本発明におけるリード端子に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、各サブ基板にDPRAMを具備したが、メイン基板に具備しても良いし、メイン基板とサブ基板との間に中継基板を設け、この中継基板上に具備しても良いし、パチンコ機1のその他の部位にDPRAMを具備しても良い。
又、上記実施形態では、各サブ基板内で、メイン基板35のCPU351からのアドレス信号をデコードしていたが、メイン基板35内にてデコードし、メイン基板35から該当するDPRAMにデコード信号を出力しても良い。
又、上記実施形態では、各DPRAMは、リード端子REがCPU351と未接続にされていたが、CPU351に接続されていても良い。但し、この場合、各DPRAMにリードアクセスしないようにCPU351を設定することで、不正操作を防止する。
又、上記実施形態では、各DPRAMは、ライト端子とリード端子とが別個に具備されていたが、1つの端子をライト端子とリード端子とに併用しても良い。この場合、この端子に印加される電圧によってライトアクセスとリードアクセスとを分別すれば良く、メイン基板35のCPU355に接続される側のポートでは、ライトアクセスの電圧に固定し、サブ基板のCPUに接続される側のポートでは、リードアクセスの電圧に固定すれば良い。
又、上記実施形態では、各サブ基板は、アドレスデコード回路でアドレス信号をフルデコードしてDPRAMを選択するように構成されていたが、周知のチップセレクト回路でアドレス信号の一部のビットをデコードして、DPRAMを選択するように構成されていても良い。
又、上記実施形態では、サブ基板の数として3つのものを示したが、サブ基板の数は1つでも良いし、2つ、もしくは、4つ以上でも良い。
又、上記実施形態では、本発明をパチンコ機に適用したが、アレンジボール遊技機や、スロット遊技機、遊技球を用いてスロット遊技を行う遊技機(所謂、「パチロット」)などといった他の形態の遊技機に適用しても勿論良い。
又、上記実施形態では、本発明をパチンコ機に適用したが、アレンジボール遊技機や、スロット遊技機、遊技球を用いてスロット遊技を行う遊技機(所謂、「パチロット」)などといった他の形態の遊技機に適用しても勿論良い。
1…パチンコ機、3…外枠、5…内枠、7…内枠ランプ、9…遊技盤、11…金枠、13…ハンドル、15…上受け皿、17…下受け皿、19…ディスプレイ、21…特別図柄保留ランプ、23…始動入賞装置、23a…可動片、25…大入賞装置、25a…開閉板、27…普通図柄表示装置、29…普通図柄保留ランプ、31…遊技盤ランプ、33…始動ゲート、35…メイン基板、35a,41a…マイコン、35b…バスバッファ回路、35c…ゲート回路、35d,41f…ラッチ回路、35e,37d,37e,39d,39e,41c,41d…アドレスデコード回路、37a,39a,351,411…CPU、37b,39b,41b…DPRAM、37c,39c,353,413…ROM、355,415…RAM、37g…画像制御IC、37f,39f,41e…入力I/F、37h,37k…出力I/F、39…音声/ランプ制御基板、39g…音声制御IC、39h…ドライバ回路、39k…アンプ回路、41…払出制御基板、43…基板間制御バス、45…基板間データバス、47…基板間アドレスバス、49…ケーブルハーネス、357,417…CTC、359,419…I/O、361,371,381,391,401,421,431…内部制御バス、363,373,383,393,403,423,433…内部データバス、365,375,385,395,405,425,435…内部アドレスバス。
Claims (5)
- 遊技を制御するコマンドを送信するメインCPUを搭載したメイン基板と、
該メインCPUから送信されたコマンドに基づいて処理を行うサブCPUを搭載したサブ基板と、
を備えた遊技機において、
前記サブ基板は、アクセス用のポートを複数有するメモリであるマルチポートメモリを備え、
前記メインCPU及び前記サブCPUは、該マルチポートメモリにおける別個のポートにそれぞれ接続され、該マルチポートメモリを介して前記コマンドの送受信を行うことを特徴とする遊技機。 - 前記サブ基板は、前記マルチポートメモリへのアドレス信号をデコードし、該アドレス信号が指し示す前記マルチポートメモリへのアクセスをイネーブルにするデコード回路を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記メインCPUは、前記マルチポートメモリへのアクセスが該マルチポートメモリに書込を行うライトアクセスのみに制限されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
- 前記マルチポートメモリは、該マルチポートメモリに書込を行う旨を示すライト信号を受信するライト端子と、該マルチポートメモリから読込を行う旨を示すリード信号を受信するリード端子とを別個に備え、
前記メインCPUは、前記ライト端子と接続される一方、前記リード端子と未接続にされていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。 - 前記サブ基板は、前記メインCPUが前記マルチポートメモリへの書込を完了した際に、その旨を示す完了信号を送信する信号送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284009A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機用音声制御装置及び当該遊技機用音声制御装置を備えた遊技機 |
JP2008295601A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機用制御装置及び当該遊技機用制御装置を備えた遊技機 |
Citations (4)
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JPH09102035A (ja) * | 1995-10-09 | 1997-04-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像処理装置 |
JPH11253636A (ja) * | 1998-03-10 | 1999-09-21 | Le Tec:Kk | 遊技機用情報制御システム |
JP2002032240A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-31 | Denso Corp | Cpu開発支援装置 |
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-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004162208A patent/JP2005342031A/ja active Pending
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