JP2005340947A - 携帯型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 移動中は動画表示を自動的に休止し、移動が終わると表示を自動的に再開してユーザの行動に応じた表示形態を行う。
【解決手段】 携帯型表示装置1は、放送される番組を受信するチューナ13、番組を記憶するハードディスク装置17、番組の表示を行うディスプレイ部3、及び各種制御を行うシステム制御部10等を備え、システム制御部10には振動センサ11が接続される。振動センサ11は一定値以上の振動を検出すると、検出信号をシステム制御部10へ送り、システム制御部10は検出信号を受けると移動状態であると判断する。受信した番組の表示中にシステム制御部10が移動状態の判断を行うと、表示を休止すると共に受信した番組の記憶を開始し、システム制御部10が移動状態でないと云う判断を行うと、追っかけ再生を開始する。
【選択図】 図2
【解決手段】 携帯型表示装置1は、放送される番組を受信するチューナ13、番組を記憶するハードディスク装置17、番組の表示を行うディスプレイ部3、及び各種制御を行うシステム制御部10等を備え、システム制御部10には振動センサ11が接続される。振動センサ11は一定値以上の振動を検出すると、検出信号をシステム制御部10へ送り、システム制御部10は検出信号を受けると移動状態であると判断する。受信した番組の表示中にシステム制御部10が移動状態の判断を行うと、表示を休止すると共に受信した番組の記憶を開始し、システム制御部10が移動状態でないと云う判断を行うと、追っかけ再生を開始する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、装置の移動中は表示を自動的に休止し、装置の移動が止まると表示を再開するようにした携帯型表示装置に関する。
従来、持ち運び可能な携帯型のテレビジョン装置が存在し、屋外等でテレビ番組の視聴を可能にしている。また、昨今は半導体メモリ、光ディスク、及び磁気ディスク等の各種記憶媒体に記憶された画像を再生する画像再生装置に、画像を表示する液晶製の小型ディスプレイ部を設けた携帯型の画像再生装置がある。このような携帯型の画像再生装置は、どのような場所でも記憶媒体に記憶した動画を表示再生できるため、例えば、前夜に放送されたテレビ番組を記憶して翌日の電車での通勤時間中に前夜の番組を視聴することも可能になる。
一方、上述した携帯型の装置とは別に、テレビ番組の録画装置の中にはランダムアクセスが可能な記憶媒体を用いることで番組の録画中に、その録画した番組を録画した箇所から順に再生できる機能(いわゆるタイムシフト機能)を有した装置がある(特許文献1参照)。
特開平6−14274号公報
携帯型の画像再生装置は場所に関係なく動画の再生が可能であるが、ユーザの使用状態を考慮すると再生を停止した方がよい場面もある。しかし、従来の携帯型の画像再生装置では状態に応じて再生を停止するような配慮がなされていないと云う問題がある。例えば、歩行中のユーザは周囲の状況を見ながら歩くので、携帯型の画像再生装置で画像の表示を続けても無駄に電力を消費することになる。また、携帯型の画像再生装置を自動車の車内に持ち込んだ場合でも、運転中のユーザは前方を見るため、画像の表示は無駄になる。
上述したような問題は携帯型のテレビジョン装置でも当てはまる。しかし、例えば、携帯型のテレビジョン装置で歩行中及び運転中等は番組の表示を停止するようにした場合、ユーザは表示が停止された間に放送された番組の内容を見逃してしまうという問題が生じる。
本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたものであり、装置の移動中は動画の再生表示を休止して無駄な再生を防止した携帯型表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、タイムシフト機能を付加すると共に装置の移動中にタイムシフト機能を作動させることで、番組の無駄な表示を防止すると共に表示を停止した間に放送された番組を移動が終わってから視聴できるようにした携帯型表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、タイムシフト機能を付加すると共に装置の移動中にタイムシフト機能を作動させることで、番組の無駄な表示を防止すると共に表示を停止した間に放送された番組を移動が終わってから視聴できるようにした携帯型表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る携帯型表示装置は、記憶媒体に記憶してある動画を読み出して表示部で表示する動画再生処理を行う携帯型表示装置において、移動状態であるか否かを検出する検出手段と、動画再生処理中に前記検出手段が移動状態であることを検出した場合、動画再生処理を休止する休止手段と、該休止手段による動画再生処理の休止中に前記検出手段が移動状態でないことを検出した場合、動画再生処理を再開する再開手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、移動中は動画の再生表示を休止すると共に、移動が終わると再生表示を再開するので、ユーザの移動状態に応じて動画が再生表示されるようになる。それにより、例えば、歩行中又は運転中等は動画が再生表示されないため、ユーザは通常通りに歩行、運転を行うことができ、携帯型表示装置はユーザが見ることができない状態での無駄な再生表示に係る処理の実行を回避して効率的な動作環境を確保できる。
また、本発明に係る携帯型表示装置は、動画を受信する受信手段、及び該受信手段が受信した動画を表示する表示部を備える携帯型表示装置において、ランダムアクセスが可能な記憶媒体を装着する媒体装着部と、移動状態であるか否かを検出する検出手段と、前記受信手段が受信する動画の前記表示部での表示中に前記検出手段が移動状態であることを検出した場合、前記表示部での表示を休止する休止手段と、該休止手段による表示の休止中に前記受信手段が受信する動画を前記媒体装着部に装着される記憶媒体に記憶する処理を行う記憶処理手段と、該記憶処理手段による記憶処理中に前記検出手段が移動状態でないことを検出した場合、記憶媒体に記憶された動画を記憶順に読み出して前記表示部で表示する動画再生手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、移動中は動画の表示を休止すると共に受信した動画を記憶し、移動が終わると記憶した番組を順次再生表示するので、ユーザの移動状態に応じて動画の表示が休止され、休止された場合は休止された箇所から記憶された動画で続きを表示できるようになる。その結果、ユーザは携帯型表示装置でテレビ放送の番組を見ていても歩行及び運転等を行う移動中は、表示が中止されるので動画の表示により移動が妨げられることもなく、また、移動が終わると再生表示が行われることで、移動中に放送された内容を見逃すことも防止できる。
さらに、本発明に係る携帯型表示装置は、前記検出手段は、振動の有無により移動状態であるか否かを検出することを特徴とする。
本発明にあっては、検出手段が装置に加えられる振動の有無により移動状態であるか否かを検出するので、移動に係る検出を確実に行えるようになる。
本発明にあっては、検出手段が装置に加えられる振動の有無により移動状態であるか否かを検出するので、移動に係る検出を確実に行えるようになる。
本発明にあっては、移動中は動画の再生表示を休止すると共に、移動が終わると再生表示を再開するので、ユーザの移動状況に応じて再生表示と再生表示休止とを自動的に切り替えることができ、無駄な再生表示を解消すると共にユーザの移動状況に応じた再生表示を実現できる。
また、本発明にあっては、移動中は動画の表示を休止すると共に受信した動画を記憶し、移動が終わると記憶した動画を順次再生表示するので、ユーザの移動状況に応じて動画の表示と表示休止とを自動的に切り替えることができ、表示休止を行った場合は、休止した箇所から記憶した動画を再生表示するので、表示が休止されても見逃すことなくユーザは続きを見ることができる。
さらに、本発明にあっては、検出手段が装置に加えられる振動の有無により装置が移動状態であるか否かを検出するので、ユーザの移動状態に応じた表示に係る制御を確実に行うことができる。
さらに、本発明にあっては、検出手段が装置に加えられる振動の有無により装置が移動状態であるか否かを検出するので、ユーザの移動状態に応じた表示に係る制御を確実に行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯型表示装置1の斜視図である。携帯型表示装置1は、ボックス状の筐体2の前面2aに画像を表示するディスプレイ部3(表示部に相当)及び音声を出力するスピーカ4を配置しており、筐体2の上面2bにはユーザからの各種操作を受け付ける複数のスイッチ、ボタンからなる操作部5を設けている。また、携帯型表示装置1は、筐体2の一側面2cには装置付属のイヤホーン9を差し込む音声出力端子6を設けており、反対側の他側面2dにテレビ放送を受信するアンテナ7を設けている。
図2は、携帯型表示装置1の内部構成を示すブロック図である。携帯型表示装置1は、装置の全体的な各種制御を行うシステム制御部10、テレビ放送の番組に係る電波信号を受信するチューナ13、電波信号に対する各種処理を行う各部14〜19、画像を表示するディスプレイ部3、音声を出力する音声出力部12を内部バス1aで接続した構成にしている。以下、内部バス1aに接続された各部13、14等を説明する。
チューナ13は、アンテナ7よりテレビ放送(アナログ放送)の番組に応じたアナログの電波信号を受信するものであり、ユーザが操作部5で選局した放送局に応じた周波数の電波信号を受信して信号変換部14へ伝送する。信号変換部14は伝送されてきたアナログの電波信号をデジタル信号に変換する処理等を行う。また、信号変換部14は受信した番組の記録処理が行われる場合、変換したデジタル信号を記録信号処理部15へ伝送し、受信した番組を表示出力する場合はデジタル信号に含まれる音声信号を音声出力部12へ伝送すると共にデジタル信号に含まれる映像信号をディスプレイ部3へ伝送する。なお、信号変換部14のデジタル信号の伝送先はユーザの操作部5の設定に応じてシステム制御部10により制御されている。
記録信号処理部15は、伝送されてきたデジタル信号の圧縮処理を行い、本実施形態ではシステム制御部10の制御に基づきMPEG方式で圧縮処理を行っている。HDDインタフェース部16は記憶媒体の装着を行う媒体装着部に相当し、ランダムアクセスが可能な記憶媒体であるハードディスク装置17と接続されて、システム制御部10の制御により所要のインタフェース仕様に基づき伝送されてきたデジタル信号のハードディスク装置17への書込処理(記憶)を行うと共に、記憶したデジタル信号をハードディスク装置17から読み出す処理を行う。
再生信号処理部18は、HDDインタフェース部16でハードディスク装置17から読み出されたデジタル信号に対して伸張処理を行うコーデック処理手段を有し、伸張処理を行った信号に含まれる音声信号を音声出力部12へ伝送し、映像信号をスケーリング部19へ伝送する。スケーリング部19は、伝送されてきた映像信号をディスプレイ部3で表示させるために所定の処理を実行し、ディスプレイ部3の液晶ドライバ3bへ出力する。
ディスプレイ部3は液晶ディスプレイ3a及び液晶ドライバ3bを有し、液晶ドライバ3bはスケーリング部19からの映像信号をシステム制御部10の制御に従ったタイミングで液晶ディスプレイ3aへ送る。液晶ディスプレイ3aは多数の液晶素子を二次元マトリクス状に配列した構成になっており、送られてきた映像信号を表示することで、テレビ放送の番組の画像(動画)及びハードディスク装置17に記憶された動画等の各種映像を表示する。
また、音声出力部12はスピーカ4及び音声出力部6と接続されており、送られてきた音声信号に対して所要の処理を行い、音声出力端子6にイヤホーン9が接続されているときは音声出力端子6へ音声信号を出力し、イヤホーン9が接続されていないときはスピーカ4へ音声信号を出力する。このような処理を音声出力部12が行うことで、ユーザが受信した番組の音声又はハードディスク装置17に記憶されている音声をイヤホーン9又はスピーカ4から聞くことができる。
一方、システム制御部10と接続される振動センサ11は、携帯型表示装置1が移動状態であるか否かを検出する検出手段に相当し、本実施形態では携帯型表示装置1が一定値以上の振幅で振動しているときに検出信号をシステム制御部10へ伝送する仕様になっている。
振動センサ11及び操作部5が接続されるシステム制御部10は、上述した各部の処理に対する制御を行っており、内部にRAM及びROMを内蔵し(図示せず)、RAMには処理に係るデータ等が一時的に記憶され、ROMにはシステム制御部10の制御内容を規定したプログラム及びディスプレイ部3に表示するメニュー画像のデータ等が予め記憶されている。よって、システム制御部10はROMに記憶されたプログラムに従い各種制御を行う。また、システム制御部10が行う制御の中には、操作部5でユーザから受け付けた操作指示に基づき制御の処理が開始されるものもある。
例えば、ユーザがテレビ放送を選局して番組を視聴する操作を操作部5に対して行うと、選局された周波数の電波信号をチューナ13で受信して信号変換部14から音声出力部12及びディスプレイ部3へ所要の信号が伝送されるようにシステム制御部10が制御を行う。このような制御をシステム制御部10が行うことで、ユーザは携帯型表示装置1でテレビ放送の番組を視聴できる。
また、ユーザがハードディスク装置17に記憶された番組を再生する指示を操作部5に対して行うと、ハードディスク装置17から再生対象の番組が読み出され、その番組に含まれる音声信号が再生信号処理部18から音声出力部12へ伝送されると共に、その番組に含まれる映像信号がスケーリング部19からディスプレイ部3へ伝送されるようにシステム制御部10が制御を行う。このような動画の再生処理の制御をシステム制御部10が行うことで、記録された番組をユーザは視聴できる。
さらに、本実施形態のシステム制御部10は振動センサ11から検出信号を受け付けると、携帯型表示装置1が移動状態であると判断し、検出信号を受け付けないときは移動状態でないと判断する処理を行う。この携帯型表示装置1の移動に係る判断は、動画の再生処理及び受信した番組の表示処理を実行するか否かの制御を行う基準になっている。
即ち、動画の再生処理中にシステム制御部10が携帯型表示装置1の移動状態であることを判断した場合、動画の再生処理を休止するように、ハードディスク装置17から再生対象を読み出す処理を休止させる制御をHDDインタフェース部16に対してシステム制御部10が行う。また、動画の再生処理の休止中にシステム制御部10が振動センサ11からの検出信号を受け付けなくなり携帯型表示装置1が移動状態でないと判断した場合、動画の再生処理を再開するように、HDDインタフェース部16がハードディスク装置17から再生対象の読出処理を再開する制御をシステム制御部10が行う。
また、ディスプレイ部3での番組(動画)の表示中にシステム制御部10が携帯型表示装置1の移動状態であることを判断した場合、番組の動画表示及び音声出力を休止するように信号変換部14に対してシステム制御部10が制御を行う。また、動画表示及び音声出力を休止してからチューナ13で受信した番組はハードディスク装置17へ記憶されるように各部14〜16に対する制御をシステム制御部10が行う。
さらに、動画表示及び音声出力を休止して受信した番組の記憶中にシステム制御部10が振動センサ11からの検出信号を受け付けなくなり携帯型表示装置1が移動状態でないと判断した場合、ハードディスク装置17に記憶された番組を記憶された順序で読み出すようにシステム制御部10が制御を行う。さらにまた、ハードディスク装置17から読み出した番組の音声信号を音声出力部12へ出力すると共に読み出した番組の映像信号をディスプレイ部3へ出力して再生表示させるようにシステム制御部10が制御を行う。なお、ハードディスク装置17から番組の読出を開始しても、ハードディスク装置17はチューナ13が受信した番組の記憶をユーザの番組の視聴が続くまで継続する。
よって、携帯型表示装置1の移動中は、システム制御部10が上述した制御を行うことで、無駄な表示処理が行われなくなり、図2で示していない電池装着部に装着される電池の消費電力の削減にも貢献している。
次に、上述した構成の携帯型表示装置1におけるハードディスク装置17に記憶された動画の再生表示に係る一連の処理の流れを、図3に示す第1フローチャートに基づき説明する。
先ず、携帯型表示装置1は、ユーザからの動画再生の指示に基づき指示対象の動画をハードディスク装置17から読み出してディスプレイ部3で再生表示を行う(S1)。次に、携帯型表示装置1は、動画の再生表示中に移動しているか否かを振動センサ11の検出に基づきシステム制御部10で判断を行う(S2)。
先ず、携帯型表示装置1は、ユーザからの動画再生の指示に基づき指示対象の動画をハードディスク装置17から読み出してディスプレイ部3で再生表示を行う(S1)。次に、携帯型表示装置1は、動画の再生表示中に移動しているか否かを振動センサ11の検出に基づきシステム制御部10で判断を行う(S2)。
システム制御部10は、携帯型表示装置1が移動していないと判断した場合(S2:NO)、動画の再生表示処理の段階(S1)へ戻り、再生表示を継続する。また、システム制御部10は携帯型表示装置1が移動していると判断した場合(S2:YES)、動画の再生表示を休止する(S3)。再生表示の休止中も携帯型表示装置1は、システム制御部10で移動しているか(移動が続いているか)否かを判断しており(S4)、携帯型表示装置1が移動していると判断した場合(S4:YES)、再生表示を休止する処理の段階(S3)へ戻り、再生表示の休止を継続する。
また、携帯型表示装置1は、システム制御部10で携帯型表示装置1が移動していないと判断した場合(S4:NO)、再生表示を再開する(S5)。よって、ユーザに携帯される携帯型表示装置1は、ユーザと一緒に移動している最中は動画の再生を自動的に休止する一方、ユーザが停止すると自動的に動画の再生を再開するため、ユーザは停止した状態でのみ再生される動画を見ることができ、携帯型表示装置1の無駄な再生表示を防止できる。なお、第1フローチャートは、再生表示を1度休止してから再開する場合の処理を示したが、ユーザが移動及び停止を複数回繰り返す場合は、第1フローチャートの処理が繰り返し行われることになる。
図4の第2フローチャートは、携帯型表示装置1における受信した番組(動画)の表示に係る一連の処理の流れを示したものである。
番組表示に対して携帯型表示装置1は、ユーザからの番組の選局に係る指示に基づき選局された番組を受信してディスプレイ部3に表示する(S10)。次に、携帯型表示装置1は、番組のディスプレイ部3での表示中に移動しているか否かを振動センサ11の検出に基づきシステム制御部10で判断を行う(S11)。
番組表示に対して携帯型表示装置1は、ユーザからの番組の選局に係る指示に基づき選局された番組を受信してディスプレイ部3に表示する(S10)。次に、携帯型表示装置1は、番組のディスプレイ部3での表示中に移動しているか否かを振動センサ11の検出に基づきシステム制御部10で判断を行う(S11)。
システム制御部10は、携帯型表示装置1が移動していないと判断した場合(S11:NO)、番組の表示処理の段階(S10)へ戻り、番組表示を継続する。また、システム制御部10は携帯型表示装置1が移動していると判断した場合(S11:YES)、ディスプレイ部3での番組表示を休止し(S12)、休止以降に受信した番組をハードディスク装置17へ記録する(S13)。なお、番組の受信及び受信した番組のハードディスク装置17への記録は、ユーザの指示があるまで継続される。
ハードディスク装置17への記録中、携帯型表示装置1は、システム制御部10で移動しているか(移動が続いているか)否かを判断しており(S14)、携帯型表示装置1が移動していると判断した場合(S14:YES)、移動しているか否かの判断を再度行う。また、システム制御部10が移動していないと判断した場合(S14:NO)、ハードディスク装置17に記憶された番組を記憶された順序で所謂追っかけ再生を行うことによりディスプレイ部3に表示する(S15)。
よって、携帯型表示装置1は、ユーザが移動している間、受信した番組の表示を自動的に休止し、ユーザが停止するとタイムシフト機能を作動させて記録した番組の再生表示を行うことで、ユーザの移動中に放送された部分を表示できる。なお、第2フローチャートは、表示を一度休止してから再生表示(追っかけ再生)を行う場合の処理を示したが、ユーザが移動及び停止を複数回繰り返す場合、移動毎に再生表示が休止されることになる。
図5は、図4の第2フローチャートに処理において、放送される番組に対するチューナ13、ディスプレイ部3、及びハードディスク装置17での処理状況を時系列順に示した図である。具体的に説明すると、ユーザが時刻t1から放送が開始される番組を視聴する操作を行うと、携帯型表示装置1はチューナ13で番組を受信し、受信した番組の画像をディスプレイ部3で表示する。このように番組の画像を表示している状態で、ユーザが時刻t2に移動を始めるとディスプレイ部3での表示が休止される。その結果、時刻t1〜t2では、放送される番組の画像A1から画像A2までをチューナ13で受信してディスプレイ部13で表示する。
時刻t2以降、チューナ13は継続して番組を受信するが、時刻t2以降にチューナ13が受信する番組(画像A3)からハードディスク装置17に記録される。チューナ13は放送が終了される時刻t4までユーザの受信を中止する操作が無い限り、受信を継続し、ハードディスク装置17もチューナ13の受信に連携して番組の記録を継続する。
ユーザが時刻t3で移動を止めたとすると、時刻t3からハードディスク装置17で記憶された番組を記憶順に読み出してディスプレイ部3で表示する再生表示処理を開始する。図5の場合ではユーザが移動を始めた時刻t2で放送された番組の画像A3から表示が行われるため、移動前の最後に表示された画像A2に続く場面をユーザが見ることができる。上述した番組の再生表示処理は、放送された番組の最後の画像A4まで行われるので、再生表示処理の終了は時刻t5となり、時刻t4から時刻t5までの時間は、時刻t2から時刻t3の移動中の時間に相当している。
このように本発明に係る携帯型表示装置1は、ユーザが歩行及び運転等を行う移動中ではディスプレイ部3の無駄な表示が自動的に止まり、移動が終わると表示が再開されるため、様々な用途に適した表示形態を実現できる。例えば、複数の電車を乗り継いで通勤するユーザが携帯型表示装置1を使用すると、電車に乗っている間はディスプレイ部3での表示内容を見ることができ、電車の乗り換え時はディスプレイ部3の表示が止まるため歩くことに専念でき、電車の乗り換えが終われば休止された続きを楽しむことができる。また、ユーザが自動車に携帯型表示装置1を持ち込んで使用する場合、停車する毎にディスプレイ部3で表示が行われるため、ディスプレイ部3での表示で運転を妨げることが無くなる。
なお、本発明に係る携帯型表示装置1は、上述した構成に限定されるものではなく種々の変形例の適用が可能である。例えば、振動センサ11は、加速度センサ、音量測定センサ等のセンサに置き換えることが可能であり、加速度センサを用いたときは一定値以上の加速度を検出するとディスプレイ部3での表示を休止するような制御が可能であり、また、音量測定センサを用いたときは一定以上の音量を検出するとディスプレイ部3での表示を休止するような制御が可能である。また、記憶媒体にはハードディスク装置17以外のランダムアクセス可能な半導体メモリ、光ディスク等の記憶媒体を適用することが可能であり、また、携帯型表示装置1に記憶媒体のスロット部等の媒体受入部を設けることで、リムーバブルタイプの各種記憶媒体の適用も可能になる。さらに番組の受信機能を省略して携帯型表示装置1を再生専用の構成にすることも可能であり、この場合は非ランダムアクセス型の磁気テープ等の記憶媒体の適用も可能になり、装置のコストダウンを図れる。
1 携帯型表示装置
3 ディスプレイ部
4 スピーカ
5 操作部
7 アンテナ
10 システム制御部
11 振動センサ
13 チューナ
17 ハードディスク装置
3 ディスプレイ部
4 スピーカ
5 操作部
7 アンテナ
10 システム制御部
11 振動センサ
13 チューナ
17 ハードディスク装置
Claims (3)
- 記憶媒体に記憶してある動画を読み出して表示部で表示する動画再生処理を行う携帯型表示装置において、
移動状態であるか否かを検出する検出手段と、
動画再生処理中に前記検出手段が移動状態であることを検出した場合、動画再生処理を休止する休止手段と、
該休止手段による動画再生処理の休止中に前記検出手段が移動状態でないことを検出した場合、動画再生処理を再開する再開手段と
を備えることを特徴とする携帯型表示装置。 - 動画を受信する受信手段、及び該受信手段が受信した動画を表示する表示部を備える携帯型表示装置において、
ランダムアクセスが可能な記憶媒体を装着する媒体装着部と、
移動状態であるか否かを検出する検出手段と、
前記受信手段が受信する動画の前記表示部での表示中に前記検出手段が移動状態であることを検出した場合、前記表示部での表示を休止する休止手段と、
該休止手段による表示の休止中に前記受信手段が受信する動画を前記媒体装着部に装着される記憶媒体に記憶する処理を行う記憶処理手段と、
該記憶処理手段による記憶処理中に前記検出手段が移動状態でないことを検出した場合、記憶媒体に記憶された動画を記憶順に読み出して前記表示部で表示する動画再生手段と
を備えることを特徴とする携帯型表示装置。 - 前記検出手段は、振動の有無により移動状態であるか否かを検出する請求項1又は請求項2に記載の携帯型表示装置。
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- 2004-05-24 JP JP2004153676A patent/JP2005340947A/ja active Pending
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