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JP2005340614A - クリーンシステム用ロードポート - Google Patents

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JP2005340614A
JP2005340614A JP2004159199A JP2004159199A JP2005340614A JP 2005340614 A JP2005340614 A JP 2005340614A JP 2004159199 A JP2004159199 A JP 2004159199A JP 2004159199 A JP2004159199 A JP 2004159199A JP 2005340614 A JP2005340614 A JP 2005340614A
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仁 鈴木
Tsutomu Okabe
勉 岡部
Hiroshi Igarashi
宏 五十嵐
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Abstract

【課題】 FIMSシステムにおけるいわゆるドア開放時における清浄空間の汚染可能性を低減する。
【解決手段】 FIMSシステムにおけるロードポートのドアを駆動する駆動機構として、駆動初期時とそれ以外の状態において駆動速度が異なるものを用いる。特に駆動初期時には極低速度にてドアを駆動可能とし、所定量ドアを開放した後には、通常に制御された高速度でドアを駆動することとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体、フラットパネルディスプレイ用パネル、光ディスク等、高清浄な環境下にてそのプロセスが行われる物品の製造工程において、当該物品等を収容する物品収容容器に対して当該物品等を搬入、搬出するための清浄空間を形成する、いわゆるロードポートに関する。より詳細には、当該収容容器本体における開口部を閉鎖する蓋の開閉操作と同時に、清浄空間の開閉を行うポートドアに関する。
以前、半導体製造プロセスは、半導体ウエハを取り扱う部屋内部を高清浄化したいわゆるクリーンルーム内において行われていた。しかしウエハサイズの大型化とクリーンルームの管理に要するコスト削減との観点から、近年では処理装置内部、ポッド(ウエハの収容容器)、及び当該ポッドから処理装置への基板受け渡しを行う微小空間のみを高清浄状態に保つ手法が採用されるに至っている。
ポッドは、その内部に複数のウエハを平行且つ隔置した状態で保持可能な棚と、その一面にウエハ出し入れに用いられる開口部とを有する略立方体形状を有する本体部と、その開口部を閉鎖する蓋とから構成される。この開口部の形成面がポッドの鉛直下方ではなく一側面(微小空間に対して正面)に配置されたポッドは、FOUP(front-opening unified pod)と総称され、本発明はこのFOUPを用いる構成を主として対象としている。
上述した微小空間は、ポッド開口部と向かい合う第一の開口部と、第一の開口部を閉鎖するドアと、半導体処理装置側に設けられた第二の開口部と、第一の開口部からポッド内部に侵入してウエハを保持すると共に第二の開口部を通過して処理装置側にウエハを搬送する移載ロボットとを有している。微小空間を形成する構成は、同時にドア正面にポッド開口部が正対するようにポッドを支持する載置台を有している。
載置台上面には、ポッド下面に設けられた位置決め用の穴に嵌合されてポッドの載置位置を規定する位置決めピンと、ポッド下面に設けられた被クランプ部と係合してポッドを載置台に対して固定するクランプユニットとが配置されている。通常、載置台はドア方向に対して所定距離の前後移動が可能となっている。ポッド内のウエハを処理装置に移載する際には、ポッドが載置された状態でポッドの蓋がドアと接触するまでポッドを移動させ、接触後にドアによってポッド開口よりその蓋が取り除かれる。これら操作によって、ポッド内部と処理装置内部とが微小空間を介して連通することとなり、以降ウエハの移載操作が繰り返して行われる。特許文献1乃至4に示されるように、この載置台、ドア、第一の開口部、ドアの開閉機構、第一の開口部が構成された微小空間の一部を構成する壁等を含めて、FIMS(front-opening interface mechanical standard)システムと総称される。
米国特許6501070B1号 米国特許6281516B1号 特開2003−45933号公報 特開2002−353293号公報
前述したFOUP及びFIMSにおける微小空間の内部は、その周囲に存在する空気とは異なる気体に満たされ、且つ周囲の圧力(大気圧)とは異なる圧力に保持されることが一般的である。これは、大気中に存在する有機物、水分等によるウエハの汚染を防止するためであり、通常は高純度の窒素ガスを所定圧力にてこれら空間に導くことで当該状態を得ている。また、この所定圧力は、内部空間から周囲空間に向かうガス流れを形成して周囲空間からの内部空間への粉塵等の流入を防止するために、周囲圧力より高めに設定されることが多い。
このようなFOUP及びFIMSにおける微小空間の内部の圧力は、設備簡易化の観点から通常一定に保つ機構しか設けられていない。従って、ドアがFOUPの蓋をその本体より取り外す場合、圧力差が存在する二つ或いは三つの空間が一気に接続されることとなり、これら空間間に急激な気流が発生することとなる。このような気流は塵等の発生、及びこれらの空間内への巻き込みを生じさせ、これら空間の清浄度を劣化させる恐れがある。即ち、ドアの開放操作により、塵等の発生、清浄空間の汚染が生じる可能性が存在している。また、近年のウエハサイズの大型化に伴って、FOUP及び上述した微小空間の容積は増大化しており、これに伴う、当該汚染等の発生可能性も増大すると考えられる。
本発明は、このような状況に鑑みて為されたものであり、ドアの開放に伴って生じる清浄空間の汚染可能性を低減するFOUP、及びFOUPにおけるドアの開放機構、即ちFIMSシステム提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係るロードポートは、開口及び被収容物を所定の方向に並置して収容する本体部と本体部から分離可能であって開口を塞ぐ蓋とを有するポッドから、蓋の取り外し及び取り付けを行なうロードポートであって、開口と対向する第一開口部を有する室と、第一開口部を閉止すると共に前記蓋を保持可能なドアと、ドアを一端に支持して他端において駆動装置と連結されると共に、中間部において固定部材によって回転可能に支持されるドアアームとを有し、駆動装置は、駆動初期時において所定の速度でドアアームを駆動し、駆動時初期時以外は所定の速度より速い速度でドアアームを駆動することを特徴としている。
なお、駆動装置としては種々の形態からなるものが適用可能であるが、本発明において、駆動装置は、2ステップシリンダであることが好ましい。この場合、当該2ステップシリンダは、円筒状のシリンダ室と、シリンダ室と同軸の円板形状を有してシリンダ室内に配置されてシリンダ室をロッド側シリンダ室とヘッド側シリンダ室とに分離するピストンと、ロッド側シリンダ室と2ステップシリンダの外部とを連通させるロッド側ポート及びシリンダ室と同軸であってシリンダ室の内径より小さな内径を有してロッド側シリンダ室と2ステップシリンダの外部とを連通させる貫通穴と、ヘッド側シリンダ室のピストンが配置される側とは異なる端部に連通すると共にヘッド側シリンダ室を2ステップシリンダの外部と連通させるヘッド側ポートと連通する、シリンダ室と同軸であってシリンダ室の内径より小さな内径を有する円筒状の補助室及び補助室とは異なる位置に設けられてその内部に絞り部を有するバイパス路と、ピストンと同軸であって一端をピストンに支持されると共に、他端が貫通孔を介して2ステップシリンダの外部まで延在するシリンダロッドと、ピストンと同軸でピストンにおける補助室側の面で一端を支持されると共に、他端において補助室の内径より小さい外径を有する拡径部を有するヘッド部と、補助室におけるシリンダ室の軸方向所定位置において補助室内周面に固定されたヘッド側パッキンとを有し、拡径部の外周面はヘッド側パッキンと密着状態で摺動可能であり、密着状態においてヘッド側シリンダ室はバイパス路のみを介してヘッド側ポートと連通する構成からなるものを用いることが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るドアの開放方法は、開口及び被収容物を所定の方向に並置して収容する本体部と本体部から分離可能であって開口を塞ぐ蓋とを有するポッドから、蓋の取り外しを行なうロードポートであって、開口と対向する第一開口部を有する室と、第一開口部を閉止すると共に蓋を保持可能なドアと、ドアを一端に支持して他端において駆動装置と連結されると共に中間部において固定部材によって回転可能に支持されるドアアームとを有するロードポートにおいて、ドアによって第一開口部を開放する方法であって、ドアが第一開口を開放する初期時において、駆動装置によって所定の速度にてドアを駆動し、ドアが第一開口より第一の所定量離れた後には、駆動装置によって所定の速度よりも速い速度にてドアを駆動し、ドアが第一開口より第二の所定量離れた後に、駆動装置によるドアの開放を停止し、ドア及び駆動装置を一体として第一開口部から隔置することを特徴としている。
本発明によれば、ドア開放速度を低下させることによって各空間の急激な圧力変動を無くし、発塵を抑制することが可能となる。また、各空間の内圧変動に対してドア開放操作が最も影響を与えるドア開放初期のみその速度を低減し、影響が小さくなる開放中期以降はその速度を増加させることとしている。即ち、ドアの開閉領域全域において当該速度を低下させるのではなく、当該領域の一部のみを低速で操作することとし、ドア開放に要する動作時間の延長を抑えている。従って、従来のドア開放に要する時間を大きく延長することなく、発塵等の抑制及びこれらによる清浄空間の汚染可能性を低減することが可能となる。
以下に図面を参照して、本発明に係るロードポートについてその実施形態について説明する。図1は、FOUPの一部、及びFIMSシステムにおけるドアとその開閉機構の主要部の側面図を示している。また、図2、は当該システムにおいてドア開閉の操作を実際に行う駆動装置である2ステップシリンダの断面について、その概略構成を示している。より詳細には、図1は、ロードポートの第一の開口部をドアが閉止ししており、蓋が閉じた状態にあるFOUPが当該ドアに接触した状態を示している。
図中、FOUP本体2は、蓋4によってその開口が閉止されている。ドア6はドアアーム42により支持されており、図に示す状態においてFIMSシステムにおける第一開口部10を閉止している。蓋4のドア6側表面及びドア6の蓋4側表面には、これらを係止、非係止状態に移行させる不図示の係止機構が配置されている。ドアアーム42は、その上端部においてドア6と接続されてこれを支持している。同時に、ドアアーム42は、その下端部において、後述する2ステップシリンダ31と、シリンダロッド37によって連結されている。当該連結は、ドアアーム42の下端に埋設されたピン40が、シリンダロッド37先端に設けられた長孔38に挿入させることによって為されている。
ドアアーム42は、更にその中間部において、不図示のベアリング等を介して、支点41を中心として回動可能な状態で後述する固定部材39に固定されている。2ステップシリンダ31によって、シリンダロッド37が伸縮することによって、ピン40を介してドアアーム42は支点41を中心として回動される。ピン40が挿入される長孔38の形状を適当なものとすることにより、この回動動作を滑らかなものとしている。本実施例においては、2ステップシリンダ31は、ドアアーム42に対して支点41と同じ側に配置されている。即ち、シリンダロッド37が最も伸びた際にドア6が第一開口部10を閉止し、シリンダロッド37の縮みに応じて第一開口部10を開くこととなる。
なお、シリンダロッド37のストロークは、ドア6によって保持された蓋4が第一開口部10を形成する壁面と干渉しない位置まで移動可能となる大きさを有すれば良い。2ステップシリンダ31、シリンダロッド37、ドアアーム42及びドア6は、後述する実施例に示すように、固定部材39に支持されている。当該固定部材39は可動部56に固定されており、可動部56は支持軸57によって上下方向(支持軸の延在方向)への移動が可能となっている。2ステップシリンダ31がドア6及び蓋4を所定量FOUP2の開口から離した段階で、可動部56が下方に移動し、これにより第一開口10が全開された状態を得る。
次に、本発明の実施形態において用いる2ステップシリンダ31の構造について、その断面構造を示す図2を参照して説明する。2ステップシリンダ31は、ヘッド側ポート21、ロッド側ポート22、及びこれらポートによって圧力流体を供給及び排出可能なシリンダ室23がその内部に形成されたシリンダボディ20と、シリンダ室23内部に収容されるピストン24とを有している。シリンダ室23はシリンダロッド37の軸と同軸に形成された円筒状の空間であり、シリンダロッド側の端面においてシリンダロッド37が貫通する貫通孔23cと連通している。
貫通孔23cはシリンダ室23の内径よりも小さな内径に設定されており、シリンダ室23を2ステップシリンダ31の外部に連通している。また、シリンダ室23は、シリンダロッド側とは反対側の端面において、シリンダ室23とは同軸であってその内径が当該室の内径より小さい円筒形状の補助室23dと連通している。また、同時に、補助室23dとは異なる位置に配置され、補助室23dよりも更に内径が小さいバイパス路25も、シリンダロッド側の端面に対して連通している。バイパス路25はその途中において内径を小さくした絞り部分25aを有している。バイパス路25を通過する圧力流体の流量は、この絞り部25aの内径に応じて定められる。
補助室23d及びバイパス路25は、更にヘッド側ポート21と連通している。ピストン24は、シリンダ室23の内径より僅かに小さい外径を有する円板形状からなり、その側面にはシリンダ室内壁対して摺動可能に密着するシリンダパッキン26が配置されている。ピストン24及びシリンダパッキン26により、シリンダ室23は、ヘッド側シリンダ室23aとロッド側シリンダ室23bとに分離される。ヘッド側ポート21は補助室23d及びバイパス路25を介してヘッド側シリンダ室23aと連通し、ロッド側ポート22はロッド側シリンダ室23bと連通している。また、シリンダ室23のヘッド側端面であって補助室23dと連結部分の周囲、及びロッド側端面であって貫通孔23cとの連結部分の周囲には各々クッション19が配置されている。当該クッション19は、ピストン24がシリンダ室23の端面と衝突することを防止し、シリンダロッド37の動作範囲を規定している。
円板形状のピストン24のロッド側面には、この円板と同軸となるようにシリンダロッド37が接続されており、このシリンダロッド37が貫通する貫通孔23cの内周面にはシリンダ室の気密を保つためにロッド側パッキン27が配置される。ロッド側パッキン27は、シリンダロッド37の外周面を摺動可能に密着、支持し、ロッド側シリンダ室23bを密閉状態に保っている。また、ピストン24のヘッド側面には、この円板と同軸の円筒状形状からなるヘッド28を有している。ヘッド28は、補助室23dの内径より充分に小さい外径を有し、ピストン24と連なる側とは異なる端部において、その径が拡大された所定の長さを有する拡径部28aを有している。
補助室23dの内周面の所定位置にはヘッド側パッキン29が固定されている。拡径部28aの外径は、このヘッド側パッキン29と密着すると同時に、パッキン29が存在しない領域においては、補助室23dの内周面との間に充分な隙間が存在するように設定されている。即ち、拡径部28aがヘッド側パッキン29と密着する領域においては、ヘッド側シリンダ室23aはバイパス路25のみを介してヘッド側ポート21と連結される。従って、拡径部28aがヘッド側パッキン29と密着する際には、ヘッド側シリンダ室23aからの圧力流体の排出は絞り部25aのみを介して為される。また、ピストン24のヘッド側への移動に伴ってヘッド28が移動し、この密着状態が解除された移行は、圧力流体は主としてヘッド28の外周面と補助室23dの内周面との間の空間を介して為される。
次に、2ステップシリンダ31の動作について説明する。図3〜図6は、図2に示したシリンダロッド37が最も伸びた状態から、シリンダロッド37が最も縮んだ状態に至るまでの各段階を各々示している。以下、各段階について個々に説明する。まず、図2に示す状態にある2ステップシリンダ31におけるロッド側シリンダ室23bに対して、ロード側ポート22を介して、所定の圧力に維持された不図示の圧力流体源より圧力流体が供給される。圧力流体の供給に伴ってロッド側シリンダ室23b内部の圧力は増加し、ヘッド側シリンダ室26a内部の圧力とつりあった後、更にピストン24に対してヘッド側向き(図中左向き)の力を与える。この力の作用により、ピストン24はヘッド側シリンダ室23a内部の圧力流体に圧縮力を加える。
圧縮力の付加によって、ヘッド側シリンダ室23a内部の圧力流体はバイパス路25を介してヘッド側ポート21へ排出される。しかし、絞り部25aの内径を僅かな大きさとしていることから圧力流体の排出速度は小さく、ヘッド側シリンダ室23a内部の圧力はロッド側シリンダ室23b内部の圧力と平衡を保ちながら緩やかに上昇する。この状態において、図3に示すように、ピストン24は、この圧力流体の排出速度に応じて緩やかにヘッド側に移動し始める。
ピストン24が図4に示す位置まで移動すると、拡径部28aとヘッド側パッキン29との密着状態が解除される。本実施の形態においては、拡径部28aとヘッド部28との連結部分においてその外径が連続的に変化するテーパー部を設けてある。従って、密着状態解除後、ヘッド側シリンダ室23a内の圧力流体がヘッド側ポート21に至る流路が、直ちにヘッド部28外周面と補助室23dの内周面との隙間を有するものとなるのでは無く、その隙間は徐々に大きくなっていく。当該隙間の大きさが絞り部25aにおける流路の大きさを超えた段階から、圧力流体の排出流路は当該隙間が主体となる。
図5に示すように、当該隙間が所定の大きさに達した後は、圧力流体の排出流路が一定且つ充分な大きさを有することとなる。従って、ピストン24は、ロッド側ポート22からの圧力流体の供給量に応じた所定の速度で、ヘッド側へ移動する。この移動は、ピストン24のヘッド側端面がシリンダ室23のヘッド側端面に配置されたクッション19と接触するまで続けられる。ピストン24がクッション19に接触した後、シリンダロッド37の安定して停止するために、ロッド側シリンダ室23bに所定量の圧力流体が更に供給された後、圧力流体の供給が停止される。
以上述べたように、本実施の形態に係る2ステップシリンダによれば、ロッド側ポートからの圧力流体の供給を行った初期時において、絞り部25aの径、ヘッド側シリンダ室23aの内部圧力、及び圧力流体の供給速度に応じて、シリンダロッド37はその縮動動作を緩やかに始める。拡径部28aの長さに応じた距離をシリンダロッド37が縮んだ後、シリンダロッド37は圧力流体の供給速度に応じた速度へその速度を変化させ、更なる縮動動作を行う。なお、圧力流体の流出経路が変化する際に、ヘッド側シリンダ室23aの内部圧力が大きく変化するとによってシリンダロッド37の縮動動作の速度がばらつく恐れがある。本実施の形態においては、テーパー部28bの傾きを適当なものとすることによりシリンダロッド37が低速動作から高速動作に至る際の速度変化を連続的且つ所定の範囲内の変動へと抑えている。
上述した2ステップシリンダ31を用いてドア6の開閉操作を行うことにより、ドア6は、2ステップシリンダ31におけるシリンダロッド37の動作に応じて次のように駆動される。即ち、ドア6を駆動して第一開口10を開放する際、まず開放初期において、2ステップシリンダ31は図3に示す状態にある。従って、シリンダロッド37は緩やかな縮動動作を開始し、当該ロッドによってドアアーム42が牽引されることでドア6は低速での開放動作を開始する。このドア6の移動速度は、バイパス路25における絞り部25aの内径によって、所定の速度に定められている。ドア6の開放動作の進行と共にシリンダロッド37は更に縮動し、図4に示す状態を経て図5に示す状態に至る。
図4に示す状態においてドア6は、第一の所定量だけ第一開口部10から離れた状態となる。シリンダロッド37の更なる縮動に伴って、ドア6の開放動作も初期の所定の速度である低速の駆動からより速い速度である高速駆動に移行する。図6に示す状態でシリンダロッド37の縮動動作が停止すると、2ステップシリンダ31によるドア6の開放操作は第二の所定位置に達し、その駆動を停止し、続いてこれら構成の降下が行われる。
以上に述べた2ステップシリンダ31をドア6の駆動装置として用いることにより、ドア6及び蓋4の開放操作により関連する空間の圧力変動が最も急激に生じる開放初期に、当該開放操作を極緩やかな低速で開始することが可能となる。従って、圧力変動に伴う気流の発生を抑制し、当該気流の巻き込み等による清浄空間の汚染を防止することが可能となる。また、低速駆動が行われる区間を拡径部28aの長さによって適当なものと定めることにより、各空間の圧力変動がほぼ無くなった後に所定の高速駆動によって更なるドア開放操作を行うことが可能となる。従って、ドア及び蓋の開放操作に要する時間の延長を抑制し、実質的な開放操作の時間の延長を無くすことが可能となる。
なお、本実施の形態においては、最も簡易且つ効果的な構成を有する駆動装置として2ステップシリンダを用いることとしている。しかしながら、FIMSシステムにおけるドアを低速及び高速の異なる速度で駆動可能とすることにより、本発明による効果を得ることが可能である。従って、2ステップシリンダを、モータ等の電動式の駆動装置、カムを用いた駆動装置、通常のシリンダを用いて圧力媒体の導入経路を低速用及び高速用の2系統配した構成、或いは更なる構成の2ステップシリンダ等により置き換えることとしても良い。
しかし、これら構成は以下のような利点及び欠点を有している。例えば、電動式の駆動装置の場合、低速駆動区間を任意に変更可能である等設定変更の自由度に関しては優れる。しかしながら、駆動条件がある程度定められた後には、コスト、信頼性等の観点から明らかなオーバースペックとなり実用的ではないと判断される。カムを用いた駆動機構は、設定変更が容易ではなく、部品点数が増加する、機構が複雑化するといった難点があり、この点からも実用的とはいえない。
圧力流体の導入経路を2系統配置し、電磁弁にてこれらを切り替えることで低速及び高速の駆動を行う方式も考えられる。当該方式は、従来から用いられている構成をそのまま使用することで実施可能であるが、ユーティリティ上2系統の圧力源を必要とするため、新たな設備の設置を要する。また、当該方式の場合、低速駆動域と高速駆動域との切り替え部分を厳密に制御することが難しく、より厳密な速度管理を行う上では不適当な方式ともといえる。更なる構成の2ステップシリンダを用いることも可能であるが、2ステップシリンダは通常構成が複雑であり、使用環境によっては、長時間の安定動作が困難な場合も生じ得る。本実施の形態に示した2ステップシリンダは、その構成が簡単であり、使用環境等による影響に強く、長時間の安定動作を提供することが可能と考えられる。
次に本発明に係るFIMSシステム用のロードポートを、実際のFIMSシステムに用いた場合について、本発明の実施例として以下に述べる。以下、実際に用いられる、当該FIMSシステムが取り付けられたいわゆるミニエンバイロメント方式に対応した半導体処理装置等について簡単に説明する。図8は半導体ウエハ処理装置50の全体を示している。半導体ウエハ処理装置50は、主にロードポート部51、搬送室52、および処理室59から構成されている。それぞれの接合部分は、ロードポート側の仕切り55aおよびカバー58aと、処理室側の仕切り55bおよびカバー58bとにより区画されている。半導体ウエハ処理装置50における搬送室52では塵を排出して高清浄度を保つ為、その上部に設けられたファン(不図示)により搬送室52の上方から下方に向かって空気流を発生させている。これで塵は常に下側に向かって排出されることになる。
ロードポート部51上には、シリコンウエハ等(以下、単にウエハと呼ぶ)の保管用容器たるポッドが台53上に据え付けられる。先にも述べたように、搬送室52の内部はウエハ1を処理する為に高清浄度に保たれており、更にその内部にはロボットアーム54が設けられている。このロボットアーム54によって、ウエハはポッド2内部と処理室59の内部との間を移送される。処理室59には、通常ウエハ表面等に薄膜形成、薄膜加工等の処理を施すための各種機構が内包されているが、これら構成は本発明と直接の関係を有さないためにここでの説明は省略する。
ポッドは、被処理物たるウエハ1を内部に収めるための空間を有し、いずれか一面に開口部を有する箱状の本体部2と、該開口部を密閉するための蓋4とを備えている。本体部2の内部にはウエハ1を一方向に重ねる為の複数の段を有する棚が配置されており、ここに載置されるウエハ1各々はその間隔を一定としてポッド内部に収容される。なお、ここで示した例においては、ウエハ1を重ねる方向は、鉛直方向となっている。搬送室52のロードポート部51側には、第一開口部10が設けられている。第一開口部10は、ポッドが第一開口部10に近接するようにロードポート部51上で配置された際に、ポッドの開口部と対向する位置に配置されている。また、搬送室52には内側における開口部10付近には、上述したドア開閉機構が設けられている。
図7は、ロードポートにおけるドア開閉機構に関連する部分を拡大した側断面図を示している。より具体的には、当該ドア開閉機構を用いてポッドから蓋4を取り外した状態についてその側断面概略を示している。ドア開閉機構は、上述したように、ドア6とドアアーム42とを備えている。ドア6は、ドアアーム42の一端に対して回動可能に連結されている。ドアアーム42の他端は、エアー駆動式の2ステップシリンダ31の一部であるシリンダロッド37の先端部に対して、ピン40を介して、当該ピン40に対して回転可能に支持されている。
ドアアーム42の該一端と該他端との間には、貫通穴が設けられている。当該穴と、ドア開閉機構を昇降させる可動部56に固定される固定部材39の穴とを不図示のピンが貫通することにより、支点41が構成されている。従って、2ステップシリンダ31の駆動によるロッド37の伸縮に応じて、ドアアーム42は支点41を中心に回動可能となる。
これら構成によってウエハ1の処理を行う際には、まず搬送室開口部10に近接するように台53上に配置して、ドア6により蓋4を保持する。そしてシリンダ31のロッドを縮めるとドアアーム42が支点41を中心に搬送室開口部10から離れるように移動する。この動作によりドア6は蓋4とともに回動して蓋4をポッドから取り外す。その状態が図7に示されている。その後、可動部56を下降させて蓋4を所定の待避位置まで搬送し、開放されたポッドからウエハが取り出され、当該ウエハに対して処理室59において種々の処理が施される。以上の構成からなるドア開閉機構を有するFIMSシステムを用いることによって、より清浄は空間にてポッドに対するウエハの取り出し等の作業を行うことが可能となる。
なお、上述した実施形態及び実施例においては、本発明は、FIMSシステムを対象として述べているが、本発明の適用例は当該システムに限定されない。周囲圧力とは異なる圧力に保持された複数の空間間を仕切るドア等の部材を開閉する構成を有する系であれば、本発明に係るロードポート、即ちドア開閉機構を適用することは可能である。
本発明に係るロードポートにおける主要部の概略構成を示す側断面図である。 図1に示す2ステップシリンダの断面該略図である。 図1に示す2ステップシリンダの断面該略図である。 図1に示す2ステップシリンダの断面該略図である。 図1に示す2ステップシリンダの断面該略図である。 図1に示す2ステップシリンダの断面該略図である。 本発明に係るロードポートを用いたFIMSシステムにおける当該機構に関連する部分を模式的に示す側面図である。 図7に示すFIMSシステムを適用した半導体処理装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1:ウエハ、 2:ポッド本体、 4:蓋、 6:ドア、 10、第一開口部、 19:クッション、 20:シリンダボディ、 21:ヘッド側ポート、 22:ロッド側ポート、 23:シリンダ室、 24:ピストン、 25:バイパス路、 26:シリンダパッキン、 27:ロッド側パッキン、 28:ヘッド部、 29:ヘッド側パッキン、 31:2ステップシリンダ、 37:シリンダロッド、 38:長孔、 39:固定部材、 40:ピン、 42:ドアアーム、 50:半導体処理装置、 51:ロードポート部、 52:搬送室、 53:台、 54:ロボットアーム、 55:仕切り、 56:可動部、 58:カバー、 59:処理室

Claims (4)

  1. 開口及び被収容物を所定の方向に並置して収容する本体部と、前記本体部から分離可能であって前記開口を塞ぐ蓋とを有するポッドから、前記蓋の取り外し及び取り付けを行なうロードポートであって、
    前記開口と対向する第一開口部を有する室と、
    前記第一開口部を閉止すると共に前記蓋を保持可能なドアと、
    前記ドアを一端に支持し、他端において駆動装置と連結されると共に、中間部において固定部材によって回転可能に支持されるドアアームとを有し、
    前記駆動装置は、駆動初期時において所定の速度で前記ドアアームを駆動し、駆動時初期時以外は前記所定の速度より速い速度で前記ドアアームを駆動することを特徴とするロードポート。
  2. 前記駆動装置は、2ステップシリンダであることを特徴とする請求項1記載のロードポート。
  3. 前記2ステップシリンダは、
    円筒状のシリンダ室と、
    前記シリンダ室と同軸の円板形状を有し、前記シリンダ室内に配置されて、前記シリンダ室をロッド側シリンダ室とヘッド側シリンダ室とに分離するピストンと、
    前記ロッド側シリンダ室と前記2ステップシリンダの外部とを連通させるロッド側ポート及び前記シリンダ室と同軸であって前記シリンダ室の内径より小さな内径を有して前記ロッド側シリンダ室と前記2ステップシリンダの外部とを連通させる貫通穴と、
    前記ヘッド側シリンダ室の前記ピストンが配置される側とは異なる端部に連通すると共に前記ヘッド側シリンダ室を前記2ステップシリンダの外部と連通させるヘッド側ポートと連通する、前記シリンダ室と同軸であって前記シリンダ室の内径より小さな内径を有する円筒状の補助室及び前記補助室とは異なる位置に設けられてその内部に絞り部を有するバイパス路と、
    前記ピストンと同軸であって一端を前記ピストンに支持されると共に、他端が前記貫通孔を介して前記2ステップシリンダの外部まで延在するシリンダロッドと、
    前記ピストンと同軸で前記ピストンにおける補助室側の面で一端を支持されると共に、他端において前記補助室の内径より小さい外径を有する拡径部を有するヘッド部と、
    前記補助室における前記シリンダ室の軸方向所定位置において前記補助室内周面に固定されたヘッド側パッキンとを有し、
    前記拡径部の外周面は、前記ヘッド側パッキンと密着状態で摺動可能であり、前記密着状態において前記ヘッド側シリンダ室は前記バイパス路のみを介して前記ヘッド側ポートと連通することを特徴とする請求項2記載のロードポート。
  4. 開口及び被収容物を所定の方向に並置して収容する本体部と前記本体部から分離可能であって前記開口を塞ぐ蓋とを有するポッドから、前記蓋の取り外しを行なうロードポートであって、前記開口と対向する第一開口部を有する室と、前記第一開口部を閉止すると共に前記蓋を保持可能なドアと、前記ドアを一端に支持し、他端において駆動装置と連結されると共に、中間部において固定部材によって回転可能に支持されるドアアームとを有するロードポートにおいて、前記ドアによって前記第一開口部を開放する方法であって、
    前記ドアが前記第一開口を開放する初期時において、前記駆動装置によって所定の速度にて前記ドアを駆動し、
    前記ドアが前記第一開口より第一の所定量離れた後には、前記駆動装置によって前記所定の速度よりも速い速度にて前記ドアを駆動し、
    前記ドアが前記第一開口より第二の所定量離れた後に、前記駆動装置による前記ドアの開放を停止し、前記ドア及び前記駆動装置を一体として前記第一開口部から隔置することを特徴とする開放方法。
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