JP2005339024A - コンテンツ配信システム、サーバ装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置およびコンテンツ配信方法 - Google Patents
コンテンツ配信システム、サーバ装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置およびコンテンツ配信方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 予め指定されたコンテンツ送信装置から特定のコンテンツ受信装置に該当コンテンツを配信できるようする。
【解決手段】 データファイル更新配信センタ4は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が指定された配信管理情報を作成する。この配信管理情報に登録された送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、コンテンツ特定情報と識別情報を対応付けた配信許諾情報と、配信すべきコンテンツ本体を配信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 データファイル更新配信センタ4は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が指定された配信管理情報を作成する。この配信管理情報に登録された送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、コンテンツ特定情報と識別情報を対応付けた配信許諾情報と、配信すべきコンテンツ本体を配信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システム、このコンテンツ配信システムを構成するサーバ装置とコンテンツ送信装置およびコンテンツ受信装置と、コンテンツ配信方法に関する。詳しくは、予め指定されたコンテンツ送信装置から特定のコンテンツ受信装置に該当コンテンツを配信できるようにしたものである。
街頭等の公共性の高い場所でコンテンツ配信を実現するためには、不特定多数のユーザが利用するため、簡単な操作でかつ短時間でコンテンツを配信することが求められる。
コンテンツの伝送手段として電気的なケーブルを利用する方式では、大容量のコンテンツを短時間で配信することができない。そこで、光通信を利用したコンテンツ配信システムが提案されている
コンテンツの伝送手段として光通信を利用する方式では、まず、光ファイバケーブルの使用が考えられる。しかし、光ファイバケーブルのコネクタは繰り返しの着脱に対する耐久性が低く、不特定多数のユーザが利用するシステムには適さない。
コンテンツの伝送手段として光通信を利用する方式では、まず、光ファイバケーブルの使用が考えられる。しかし、光ファイバケーブルのコネクタは繰り返しの着脱に対する耐久性が低く、不特定多数のユーザが利用するシステムには適さない。
このため、非接触で光通信を行えるようにしたシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
コンテンツの配信側と受信側の通信を光通信で行うことで、大容量のコンテンツの配信は可能となる。しかし、配信側でのコンテンツの記憶容量には限界があることから、扱うコンテンツが大容量化すると、配信するコンテンツを管理する機能が必要となってくる。
特に、不特定多数のユーザが利用するシステムでは、異なるコンテンツを配信する必要性があるので、配信するコンテンツを管理する機能が必要である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、予め指定されたコンテンツ送信装置から特定のコンテンツ受信装置に該当コンテンツを配信できるようにしたコンテンツ配信システム、このコンテンツ配信システムを構成するサーバ装置とコンテンツ送信装置およびコンテンツ受信装置と、コンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るコンテンツ配信システムは、サーバ装置から複数のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信し、各コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、サーバ装置は、あかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、配信管理情報に登録された送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、少なくともコンテンツ特定情報と識別情報を対応付けた配信許諾情報と、配信すべきコンテンツ本体を配信する配信管理手段を備えたものである。
本発明に係るコンテンツ配信システムでは、サーバ装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報の登録を受けて配信管理情報を作成する。
サーバ装置は、配信管理情報に登録された送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、コンテンツ特定情報と識別情報を対応付けた配信許諾情報を作成し、配信すべきコンテンツ本体と共に該当コンテンツ送信装置に配信する。
また、本発明に係るコンテンツ配信システムは、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ送信装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定されて対応付けられた配信許諾情報が配信されて登録され、配信許諾情報で特定されたコンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信するものである。
本発明に係るコンテンツ配信システムでは、コンテンツ送信装置は配信許諾情報が登録されることで、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を認識している。
コンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受けると、そのコンテンツ受信装置がコンテンツの配信が許諾されているか判断する。そして、コンテンツの配信を許諾したコンテンツ受信装置に対して該当コンテンツの配信を行う。
本発明に係るサーバ装置は、複数のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信するサーバ装置において、あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、配信管理情報に登録された送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、少なくともコンテンツ特定情報と識別情報を対応付けた配信許諾情報と、配信すべきコンテンツ本体を配信する配信管理手段を備えたものである。
本発明に係るサーバ装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報の登録を受けて配信管理情報を作成する。
そして、配信管理情報に登録された送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、コンテンツ特定情報と識別情報を対応付けた配信許諾情報を作成し、配信すべきコンテンツ本体と共に該当コンテンツ送信装置に配信する。
本発明に係るコンテンツ送信装置は、コンテンツ受信装置と通信してコンテンツを配信するコンテンツ送信装置において、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定されて対応付けられた配信許諾情報が配信されて登録され、配信許諾情報で特定されたコンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信するものである。
本発明に係るコンテンツ送信装置では、配信許諾情報が登録されることで、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を認識している。
コンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受けると、そのコンテンツ受信装置がコンテンツの配信が許諾されているか判断する。そして、コンテンツの配信を許諾したコンテンツ受信装置に対して該当コンテンツの配信を行う。
本発明に係るコンテンツ受信装置は、コンテンツ送信装置と通信してコンテンツを受信するコンテンツ受信装置において、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する識別情報をコンテンツ送信装置に通知するものである。
本発明に係るコンテンツ受信装置では、特定のコンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する識別情報をコンテンツ送信装置に通知する。
本発明に係るコンテンツ配信方法は、サーバ装置から複数のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信し、各コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信方法において、サーバ装置は、あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、配信管理情報に登録された送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、少なくともコンテンツ特定情報と識別情報を対応付けた配信許諾情報と、配信すべきコンテンツ本体を配信するようにしたものである。
本発明に係るコンテンツ配信方法では、サーバ装置において、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報の登録を受けて配信管理情報が作成される。
そして、配信管理情報に登録された送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、コンテンツ特定情報と識別情報を対応付けた配信許諾情報が作成され、配信すべきコンテンツ本体と共に該当コンテンツ送信装置に配信される。
本発明によれば、複数のコンテンツ送信装置の中で、コンテンツの配信要求のあったコンテンツ送信装置に対してコンテンツを配信することができる。そして、指定されたコンテンツ送信装置から特定のコンテンツ受信装置に該当コンテンツを配信することができる。
これにより、複数のコンテンツ送信装置の全てに同一のコンテンツを配信する必要がなく、伝送コストを抑えることができる。
また、コンテンツの提供者側は、コンテンツを配信するコンテンツ送信装置等をコントロールできるので、サーバ装置とコンテンツ送信装置の間、およびコンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間でのコンテンツの配信を最適化できる。
また、コンテンツを受ける側は、所望のコンテンツ送信装置を指定してコンテンツのダウンロードを受けることができるので、利便性が向上する。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置では、配信先が決まっているコンテンツを保存すれば良いので、配信先の決まっていないコンテンツを保存する必要がなく、保存するコンテンツを減らすことができる。これにより、扱うコンテンツが容量の大きなデータファイルであっても、記憶装置の容量を抑えた構成としてコストを低減させることができる。
更に、本発明に係るコンテンツ受信装置では、ダウンロード要求を自機の識別番号により行うので、コンテンツの配信を受ける際にコンテンツを指定する情報の入力操作が不要で、操作が容易であるので、短時間でコンテンツの配信を受けることができる。
以下、図面を参照して本発明のコンテンツ配信システム、サーバ装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置およびコンテンツ配信方法の実施の形態について説明する。
<コンテンツ配信システムの概要>
図1は本実施の形態のコンテンツ配信システムの概要を示す構成図である。本実施の形態のコンテンツ配信システム1は、ユーザが所有する携帯受信端末2に、街頭等に設置した末端送信機3で映像や音楽等のコンテンツを配信する構成である。
図1は本実施の形態のコンテンツ配信システムの概要を示す構成図である。本実施の形態のコンテンツ配信システム1は、ユーザが所有する携帯受信端末2に、街頭等に設置した末端送信機3で映像や音楽等のコンテンツを配信する構成である。
特定の携帯受信端末2に対して特定の末端送信機3で指定のコンテンツを配信するため、携帯受信端末2のユーザによって所望のコンテンツの配信をどの末端送信機3で受けたいかが予め指定され、該当末端送信機3は、指定コンテンツを特定の携帯受信端末2へ配信できるようにする。
このため、末端送信機3にコンテンツを配信するデータファイル更新配信センタ4は、ユーザ等より指定された末端送信機3に該当コンテンツを配信する。
携帯受信端末2と末端送信機3は、例えば光通信や無線通信によってコンテンツのデータファイルの送受信を行う。ここで、末端送信機3から携帯受信端末2への通信をダウンリンク、携帯受信端末2から末端送信機3への通信をアップリンクと称す。
<コンテンツ配信システムの具体的構成例>
図2は第1の実施の形態のコンテンツ配信システム1Aの構成例を示すブロック図で、まず、末端送信機3Aと携帯受信端末2Aの具体的な構成例について説明する。
図2は第1の実施の形態のコンテンツ配信システム1Aの構成例を示すブロック図で、まず、末端送信機3Aと携帯受信端末2Aの具体的な構成例について説明する。
ここで、本例ではダウンリンクチャネルを空間伝送による光通信で実現し、アップリンクチャネルは無線通信で実現する。このように、ダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルを非対称とすることで、簡単な構成の光結合手段を利用して、携帯受信端末2Aと末端送信機3Aを着脱自在な構成とし、かつ末端送信機3Aから高速通信で携帯受信端末2Aへコンテンツを配信できるようにする。
末端送信機3Aの構成から説明すると、末端送信機3Aは、発光部11、キャッシュメモリ12、ブリッジIC13、シリアライザ14を備える。発光部11はダウンリンク用送信デバイスの一例で、光通信手段を構成する。発光部11は発光手段としてレーザダイオード15を備えて、電気信号を光信号に変換して出力する。
キャッシュメモリ12はいわゆる高速ストレージデバイスの一例で、RAM等で構成され、レーザダイオード15から出力するコンテンツのデータファイルを格納する。
ブリッジIC13はキャッシュメモリ12からデータファイルを読み出す。また、キャッシュメモリ12にデータファイルを書き込む。
シリアライザ14はキャッシュメモリ12からブリッジIC13により読み出されたデータファイルを、パラレルデータからシリアルデータに変換してレーザダイオード15に送る。
また、末端送信機3Aは主記憶装置16、システムコントローラ17、メモリ18、外部I/O19を備える。主記憶装置16はいわゆる低速ストレージデバイスの一例で、例えばハードディスクドライブ装置(HDD)等で構成され、キャッシュメモリ12に格納するデータファイルを格納する。
システムコントローラ17はCPU等で構成され、ダウンロード要求のあった携帯受信端末2Aが配信許諾されているか否かの判断、およびキャッシュメモリ12に格納した所定のデータファイルのレーザダイオード15からの出力等の制御を行う。
メモリ18はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ17で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O19は入出力手段の一例で、例えばディスプレイである。
更に、末端送信機3Aは、無線通信部20とネットワーク通信部21を備える。無線通信部20はアップリンク用受信デバイスの一例で、無線通信手段を構成する。無線通信部20は携帯受信端末2Aと通信を行うので、近距離通信が出来れば良く、例えばBluetoothやIEEE802.11の使用が考えられる。なお、BluetoothとIEEE802.11は干渉しないので、2つの通信機能を備えてもよい。
ネットワーク通信部21はデータファイル更新配信センタ4と例えばインターネットや専用回線等を介して接続され、データファイル更新配信センタ4との間で通信を行う。
また、末端送信機3Aは、検出スイッチ22とインジケータ24を備える。検出スイッチ22は装着検出手段の一例で、例えば一対の受発光素子を備えた光センサ等で構成される。なお、検出スイッチ22は携帯受信端末2Aの装着を検出できれば良く、携帯受信端末2Aとの通信が行えるか否かを検出する必要はない。
インジケータ24は通知手段の一例で、例えば発光ダイオード等のランプで構成され、任意のユーザの携帯受信端末2Aからコンテンツの取得要求があった場合に、配信許諾されているか否か等を通知する。
ここで、インジケータ24で2つの状態を表示できれば、配信許諾している旨と、配信許諾していない旨をユーザに通知できる。例えば、インジケータ24が単色の1個のランプであれば、点灯と点滅等で2つの状態が表すことができる。また、インジケータ24が発光色の異なる2個のランプ、あるいは2色に発光できる1個のランプであれば、発光色の違いで2つの状態を表すことができる。
なお、外部I/O19としてディスプレイを備える場合は、配信許諾の有無等をディスプレイに表示しても良い。この場合は、ディスプレイが通知手段となる。
次に、携帯受信端末2Aの構成について説明する。携帯受信端末2Aは受光部25、キャッシュメモリ26、ブリッジIC27、デシリアライザ28を備える。受光部25はダウンリンク用受信デバイスの一例で、発光部11と対になって光通信手段を構成する。受光部25は受光手段としてフォトディテクタ29を備えて、受光した光信号を電気信号に変換する。
キャッシュメモリ26は高速ストレージデバイスの一例で、RAM等で構成され、末端送信機3Aから受信したデータファイルを格納する。ブリッジIC27はキャッシュメモリ26にデータファイルを書き込む。また、キャッシュメモリ26からデータファイルを読み出す。
デシリアライザ28はフォトディテクタ29で電気信号に変換されたデータファイルを、シリアルデータからパラレルデータに変換してブリッジIC27に送る。
また、携帯受信端末2Aはシステムコントローラ30、メモリ31、外部I/O32を備える。システムコントローラ30はCPU等で構成され、フォトディテクタ29で受信したデータファイルのキャッシュメモリ26への格納、キャッシュメモリ26に格納したデータファイルの読み出し等の制御を行う。メモリ31はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ30で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O32は入出力手段の一例で、例えばディスプレイである。
更に、携帯受信端末2Aはレーザセンサ33とインジケータ34を備える。レーザセンサ33は光検出手段の一例で、フォトディテクタ29がレーザ光を受信したか否かを検出する。インジケータ34は通知手段の一例で、例えば発光ダイオード等のランプで構成され、自機が配信許諾されているか否か等を通知する。
ここで、インジケータ34でも2つの状態を表示できれば配信許諾の有無をユーザに通知できる。例えば、インジケータ34が単色の1個のランプであれば、点灯と点滅等で2つの状態が表すことができる。また、インジケータ34が発光色の異なる2個のランプ、あるいは2色に発光できる1個のランプであれば、発光色の違いで2つの状態を表すことができる。
なお、外部I/O32としてディスプレイを備える場合は、配信許諾の有無等をディスプレイに表示しても良い。この場合は、ディスプレイが通知手段となる。
また、携帯受信端末2Aは無線通信部35を備える。無線通信部35はアップリンク用送信デバイスの一例で、末端送信機3Aの無線通信部20と対になって無線通信手段を構成する。無線通信部35は無線通信部20と同じ通信機能を備えれば良く、例えばBluetoothやIEEE802.11の使用が考えられる。なお、BluetoothとIEEE802.11は干渉しないので、2つの通信機能を備えてもよい。
なお、携帯受信端末2Aは主記憶装置36を備えても良い。主記憶装置36は低速ストレージデバイスの一例で、ハードディスクドライブ装置等で構成され、キャッシュメモリ26に格納したデータファイルを格納する。
主記憶装置36はキャッシュメモリ26より容量が大きく、末端送信機3Aから配信されてキャッシュメモリ26に格納されたコンテンツのデータファイルを、主記憶装置36に移動して格納することで、携帯受信端末2Aでコンテンツを保存できるようになる。
図3は第1の実施の形態のデータファイル更新配信センタ4Aの構成例を示すブロック図で、次に、データファイル更新配信センタ4Aの具体的な構成例について説明する。
データファイル更新配信センタ4Aはサーバ装置の一例で、主記憶装置37、システムコントローラ38、メモリ39、外部I/O41を備える。主記憶装置37は例えばハードディスクドライブ装置(HDD)等で構成され、各末端送信機3Aに配信するデータファイルを格納する。
システムコントローラ38はCPU等で構成され、末端送信機3Aへコンテンツを配信する際に、プログラムを実行することで実現される機能である配信管理手段としての直接3つ組管理機能38aによって、特定の携帯受信端末2Aに対して指定されたコンテンツを指定された末端送信機3Aで配信できるようにするための配信管理情報を作成し、コンテンツのデータファイルと共に所定の末端送信機3Aへ配信する等の制御を行う。
メモリ39はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ38で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O41は入出力手段の一例で、例えばディスプレイやキーボード等である。
更に、データファイル更新配信センタ4Aはネットワーク通信部42を備える。ネットワーク通信部42は各末端送信機3Aと例えばインターネットや専用回線等を介して接続され、各末端送信機3Aとの間で通信を行う。
図4は携帯受信端末の構成例を示す外観斜視図で、図4(a)は携帯受信端末2Aの正面側の構成を示し、図2(b)は携帯受信端末2Aの裏面側の構成を示す。
携帯受信端末2Aは筐体の正面に例えば図2に示す外部I/O32の一例としてディスプレイ43を備える。また、ディスプレイ43で再生するコンテンツの指定等を行うため操作部44を備える。更に、携帯受信端末2Aは筐体の正面に図2で説明したインジケータ34を備える。なお、本例ではインジケータ34は2個のランプで構成される。また、携帯受信端末2Aは筐体の裏面に受光部25を備える。
図5は末端送信機3Aの構成例を示す外観斜視図で、図5(a)は末端送信機単体の状態を示し、図5(b)は携帯受信端末2Aが装着された状態を示す。
末端送信機3Aは上面に携帯受信端末2Aの装着部45を備え、装着部45に発光部11を備える。また、装着部45と並べて、例えば図2に示す外部I/O19の一例としてディスプレイ46を備えても良い。携帯受信端末2Aへ配信するコンテンツが映像を含むものである場合は、ディスプレイ46は例えば携帯受信端末2Aへ配信するコンテンツの概要等を表示する。
なお、図5(b)に示すように、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aの装着部45に装着された状態で、ディスプレイ46が隠れないように各部の配置が設定される。
また、末端送信機3Aは装着部45に図2で説明した検出スイッチ22を備える。図5(b)に示すように、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aの装着部45に装着されると、検出スイッチ22は携帯受信端末2Aの存在を検出することができる。
更に、末端送信機3Aは例えばディスプレイ46に並べて図2で説明したインジケータ24を備える。なお、本例ではインジケータ24は2個のランプで構成される。
携帯受信端末2Aのユーザは、図5(b)に示すように携帯受信端末2Aを末端送信機3Aの装着部45に装着して、後述するようにコンテンツの配信を受けようとする際に、配信許諾の有無等を末端送信機3Aのインジケータ24あるいは図4に示す携帯受信端末2Aのインジケータ34の状態、あるいは末端送信機3Aのディスプレイ46あるいは携帯受信端末のディスプレイ43の表示で確認することができる。
なお、図4に示す携帯受信端末2Aの受光部25と図5に示す末端送信機3Aの発光部11は着脱自在に結合し、末端送信機3Aから出射されたレーザ光を携帯受信端末2Aで受光する。そして、ユーザが携帯受信端末2Aを末端送信機3Aの装着部45にセットする際に、大まかな位置合わせをしてセットすれば、発光側と受光側の光軸が一致するような構成を備える。
例えば、光結合手段として、凸状のホルダと凹状のホルダを備える。凸ホルダは例えば半球状の凸球面で構成され、凹ホルダに嵌めると、光軸が一致する方向に位置合わせが行われる構成である。また、凸ホルダと凹ホルダに突き当てにより光軸を傾斜させずに互いを保持する突き当て面を備える。
これにより、携帯受信端末2Aを末端送信機3Aの装着部45に置くだけで、携帯受信端末2Aへコンテンツが配信できるようなシステムが構成される。
<コンテンツ配信システムの動作例>
図1〜図5で説明したコンテンツ配信システム1の動作の概要を説明すると、コンテンツのダウンロードを可能とする携帯受信端末2Aを特定するため、データファイル更新配信センタ4Aに対して事前にコンテンツの配信対象となる携帯受信端末2Aを特定する情報が登録される。また、コンテンツのダウンロードを可能とする末端送信機3Aを特定する情報が登録される。
図1〜図5で説明したコンテンツ配信システム1の動作の概要を説明すると、コンテンツのダウンロードを可能とする携帯受信端末2Aを特定するため、データファイル更新配信センタ4Aに対して事前にコンテンツの配信対象となる携帯受信端末2Aを特定する情報が登録される。また、コンテンツのダウンロードを可能とする末端送信機3Aを特定する情報が登録される。
データファイル更新配信センタ4Aでは、事前に登録された情報から配信を管理する配信管理情報を作成し、コンテンツのデータファイルと共に所定の末端送信機3Aへ配信する。そして、配信を受けた末端送信機3Aでは、携帯受信端末2Aからのダウンロード要求に対して、配信管理情報に従ってコンテンツの配信を行う。
図6はデータファイル更新配信センタでの処理例を示すフローチャートで、まず、データファイル更新配信センタ4Aから末端送信機3Aへコンテンツを配信する処理について説明する。
ステップA1:サービスの利用者である携帯受信端末2Aのユーザは、データファイル更新配信センタ4Aに対して、電話、インターネット等の通信手段を利用して、(a)自身の携帯受信端末2Aの端末番号と、(b)コンテンツを受け取りたい末端送信機3Aの送信機番号と、(c)受け取りたいコンテンツ名を通知する。
また、サービスの提供者側のシステムから、データファイル更新配信センタ4Aに対して、インターネット等の通信手段を利用して、(a)コンテンツを配信したい携帯受信端末2Aの端末番号と、(b)コンテンツを配信したい末端送信機3Aの送信機番号と、(c)配信したいコンテンツ名が通知されても良い。更に、コンテンツを配信したい携帯受信端末2Aの特定は、個々の端末番号でなく、例えば端末番号何番から何番まで等のクラスタ単位での指定でも良い。
ここで、ユーザから通知される情報と、サービス提供者側から通知される情報は等価であるので、以下の説明では、ユーザからの情報として説明する。
データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、ユーザ等から通知された端末番号、送信機番号およびコンテンツのデータファイル名を対応付けて、主記憶部37あるいはメモリ39等に登録する。
ステップA2:データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となったかチェックする。コンテンツの更新契機としては、例えば1時間ごと、毎月1日など、定期的なタイミングとする。
ステップA3:末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となっていない場合は、ステップA1の処理に戻り、データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、ユーザからの事前登録を継続する。更新契機となった場合はステップA4の処理を行う。
ステップA4:ステップA3の判断で末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となった場合は、データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接3つ組管理機能38aにより、図7に示す直接3つ組リストを作成する。
図7は配信管理情報の一例を示し、図7(a)は直接3つ組リスト、図7(b)は末端送信機3A毎の配信許諾端末番号テーブルである。
データファイル更新配信センタ4Aでは、どのデータファイルをどの末端送信機3Aに配信して、各末端送信機3Aでどの携帯受信端末2Aからのダウンロード要求に応答するかを、直接3つ組管理機能38aで制御、管理する。
このため、ユーザからの通知等を受けると、配信管理情報としてまず図7(a)に示す直接3つ組リスト101を作成する。直接3つ組リスト101は、ユーザ等から通知された携帯受信端末2Aの端末番号(識別情報)、末端送信機3Aの送信機番号(送信機情報)およびコンテンツのデータファイル名(コンテンツ特定情報)が対応付けられている。
図7(a)では、各行がそれぞれ異なる携帯受信端末2Aのユーザから通知されたダウンロード要求の内容である。例えば、第1行は、「端末番号MD101の携帯受信端末2Aのユーザが、送信機番号KIOSK−345の末端送信機3Aから、データファイル名DF−00845のデータファイルをダウンロードしたい。」という要求の登録内容である。
この直接3つ組リスト101から、各末端送信機3A毎に配信すべきコンテンツを決定すると共に、配信を許諾する携帯受信端末2Aとの対応付けを行って図7(b)のテーブルを作成する。
例えば、図7(a)の直接3つ組リスト101では、送信機番号「KIOSK−345」の末端送信機3Aと、送信機番号「KIOSK−358」の末端送信機3Aが、異なるユーザからそれぞれコンテンツの配信を受けたい末端送信機として指定されている。
データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接3つ組管理機能38aにより、直接3つ組リスト101から末端送信機3A毎に端末番号とデータファイル名を対応付けたテーブルを作成する。
図7の例では、送信機番号「KIOSK−345」の末端送信機3Aに対してテーブル102−1が作成され、送信機番号「KIOSK−358」の末端送信機3Aに対してテーブル102−2が作成される。
ここで、各テーブル102は、端末番号とデータファイル名が対応付けられることで、どの携帯受信端末2Aにどのコンテンツを配信して良いかを許諾する配信許諾情報となる。このため、テーブル102を配信許諾端末番号テーブルと称す。
ステップA5:データファイル配信更新センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接3つ組管理機能38aにより、図7(a)に示す直接3つ組リスト101から、図7(b)に示す各末端送信機毎の配信許諾端末番号テーブル102を作成し、該当データファイルと共に所定の末端送信機3Aに配信する。
なお、データファイル更新配信センタ4Aと各末端送信機3Aは、インターネット等のネットワーク5以外に、衛星回線、物流で運ばれるハードディスク配布を含めた広い意味でのネットワークで接続され、データファイル更新配信センタ4Aから所定の末端送信機3Aにコンテンツのデータファイル等が配信される。
さて、図7(a)の直接3つ組リスト101では、データファイル名「DF−00845」のデータファイルについて、端末番号「MD−101」の携帯受信端末2Aのユーザと、端末番号「MD211」の携帯受信端末2Aのユーザから、送信機番号「KIOSK−345」の末端送信機3Aでのダウンロード要求を受けている。
このように、異なるユーザから同一のデータファイルに対して同一の末端送信機3Aでのダウンロード要求がある場合に、データファイル更新配信センタ4Aから該当末端送信機3Aに同一のデータファイルを複数回配信する必要はない。例えば、送信機番号「KIOSK−345」の末端送信機3Aへは、データファイル名「DF−00845」のデータファイルを1つ配信するだけで良い。
末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの配信処理は後述するが、例えば図7に示す端末番号「MD−101」の携帯受信端末2Aと、端末番号「MD211」の携帯受信端末2Aへデータファイル名「DF−00845」のデータファイルを配信する際には、末端送信機3Aにおいて「DF−00845」のデータファイルの複製をそれぞれの携帯受信端末2Aに対して行い、各携帯受信端末2Aにダウンロードすることができる。
なお、データファイル更新配信センタ4Aでは、直接3つ組リスト101と各末端送信機3A毎の配信許諾端末番号テーブル102は、主記憶装置37あるいはメモリ39等に格納される。
また、各末端送信機3Aでは、データファイル更新配信センタ4Aからコンテンツのデータファイル本体と、自機に対応した配信許諾端末番号テーブル102の配信を受けると、主記憶装置16あるいはメモリ18等に格納する。そして、配信すべきコンテンツのデータファイルを所定の契機でキャッシュメモリ12に格納し、発光部11から出力可能な状態とする。
図8および図9は末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの配信処理例を示すフローチャートで、次に、上述したようにデータファイル更新配信センタ4Aから所定の末端送信機3Aへ配信されたコンテンツを、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへ配信する動作について説明する。
ステップB1:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、検出スイッチ22が携帯受信端末2Aを検出するまでは、レーザダイオード15の駆動を停止し、データファイルの転送を行わない待機状態とする。
ステップB2:ユーザは、端末受信端末2を図5に示す末端送信機3Aの装着部45にセットすべく、携帯受信端末2Aを末端送信機3Aに近づける。
ステップB3:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aからのアップリンクを無線通信部20で受信し、接続が確立したかチェックする。
ステップB4:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aからのアップリンクによる接続が確立できない場合は、携帯受信端末2Aが近くに存在しないと判断して処理を終了する。
ステップB5:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、検出スイッチ22が携帯受信端末2Aの装着を検出したかチェックする。
ステップB6:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aの装着を検出できない場合は、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aに装着されていないと判断して処理を終了する。
ステップB7:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aの装着を検出できた場合は、ダウンリンクキャリアとしてレーザダイオード15を所定の強度で発光させる。なお、ここでの出力はデータとしての意味を持つ必要はない。
ステップB8:携帯受信端末2Aは末端送信機3Aからのダウンリンクキャリアを検出したかチェックする。すなわち、末端送信機3Aのレーザダイオード15が発光しているので、携帯受信端末2Aを末端送信機3Aに正しく装着すると、フォトディテクタ29にレーザ光が入射する。
携帯受信端末2Aでは、フォトディテクタ29へレーザ光が入射したか否かをレーザセンサ33で検出することで、携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30はダウンキャリアの有無を検出する。
ステップB9:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、フォトディテクタ29にレーザ光が入射しておらずダウンリンクキャリアを検出できない場合は、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aに正しくセットされていないと判断して処理を終了する。
ステップB10:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、ステップB9でダウンリンクキャリアを検出した場合は、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aに正しくセットされたと判断して、インジケータ34を例えば所定時間点灯させてユーザに通知する。
また、ステップB10の処理では、外部I/O32を構成するディスプレイ43に正しく装着された旨の文言を表示してもよい。
ステップB11:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、無線通信部35で末端送信機3Aの無線通信部20からの接続確認信号を受信したかチェックする。
ステップB12:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、無線通信部35で末端送信機3Aからの接続確認信号を受信していない場合は、アップリンクが確立していないと判断して処理を終了する。
ステップB13:無線通信部35による接続が確立していると、携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、メモリ31等に予め登録してある自機の端末番号を無線通信部35を介して末端送信機3Aに送信する。端末番号は識別情報の一例で、個々の携帯受信端末2Aで固有の番号であり、末端送信機3Aは携帯受信端末2Aを識別することができる。
ステップB14:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、メモリ18等に格納した図7(b)に示す配信許諾端末番号テーブル102に登録されているかチェックする。
ステップB15:携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、配信許諾端末番号テーブル102に登録されていない場合はステップB16の処理を行い、登録されている場合はステップB17の処理を行う。
ステップB16:携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、配信許諾端末番号テーブル102に登録されていない場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、例えば外部I/O19を構成するディスプレイ46に、配信可否情報として端末番号が登録されておらず配信許諾されていない旨を表示し、処理を終了する。
また、末端送信機3Aの無線通信部20から携帯受信端末2Aの無線通信部35への通信機能、あるいは、発光部11から受光部25への通信機能を利用して、端末番号が登録されていない旨の情報を携帯受信端末2Aへ通知することで、端末番号が登録されていない旨を携帯受信端末2Aのディスプレイ43で表示することもできる。
ステップB17:ステップB15の判断で、携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、配信許諾端末番号テーブル102に登録されている場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、配信可否情報としてディスプレイ46に端末番号が登録されており配信許諾されている旨を表示する。
この場合も、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの通信機能を利用して、端末番号が登録されている旨の情報を携帯受信端末2Aへ通知することで、端末番号が登録されている旨を携帯受信端末2Aのディスプレイ43で表示することもできる。
ステップB18:携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、配信許諾端末番号テーブル102に登録されている場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、配信許諾端末番号テーブル102に登録されている該当端末番号に対応したデータファイル名で特定されるデータファイルを送信する。
すなわち、キャッシュメモリ12に格納された該当データファイルをブリッジIC13で読み出し、シリアライザ14でパラレルデータからシリアルデータに変換し、レーザダイオード15で電気信号を光信号に変換して送信する。
ステップB19:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、末端送信機3Aより受信したデータファイルをキャッシュメモリ26に格納する。すなわち、受信した光信号をフォトディテクタ29で電気信号に変換し、デシリアライザ28でシリアルデータからパラレルデータに変換して、ブリッジIC27によりキャッシュメモリ26に格納する。
ステップB20:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、受信したデータファイルが正常かチェックする。
ステップB21:受信したデータファイルが正常でない場合は、例えばステップB18に戻り、正常に受信されるまで、あるいは検出スイッチ22が携帯受信端末2Aの装着を検出しなくなるまで、該当データファイルの送信が繰り返される。
ステップB22:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、受信したデータファイルが正常な場合は、受信処理を終了する。
以上の処理で、あらかじめ指定した末端送信機3Aに携帯受信端末2Aを装着すると、携帯受信端末2Aの端末番号によって指定されたデータファイルが、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへ送信され、携帯受信端末2Aで受信される。そして、携帯受信端末2Aのキャッシュメモリ26に格納されたデータファイルは、例えばディスプレイ43で表示される。
<データファイル更新配信センタの他の構成例>
図10は第2の実施の形態のデータファイル更新配信センタの構成例を示すブロック図で、次に、データファイル更新配信センタ4の他の構成例について説明する。図10に示すデータファイル更新配信センタ4Bでは、コンテンツの配信を受けたい末端送信機3Aの指定を、送信機番号に加えて、予め設定されている各末端送信機3Aのプロパティ(属性)によって行えるようにしたものである。
図10は第2の実施の形態のデータファイル更新配信センタの構成例を示すブロック図で、次に、データファイル更新配信センタ4の他の構成例について説明する。図10に示すデータファイル更新配信センタ4Bでは、コンテンツの配信を受けたい末端送信機3Aの指定を、送信機番号に加えて、予め設定されている各末端送信機3Aのプロパティ(属性)によって行えるようにしたものである。
ここで、図10において図3と同じ構成については同じ番号を付してここでは説明を省略する。
システムコントローラ38は、プログラムを実行することで実現される機能である配信管理手段としての間接3つ組管理機能38bによって、ユーザ等のプロパティの指定から、このプロパティを満たす所定の末端送信機3Aを決定して配信管理情報を作成し、コンテンツのデータファイルと共に該当末端送信機3Aへ配信する等の制御を行う。
末端送信機3Aのプロパティとしては、以下のような例が考えられる。
(1)設置場所名
(2)設置地域名
(3)末端送信機機種名
(4)末端送信機の設置日時
(5)データファイルの種別で分けたサービス名
(6)扱えるデータファイルのサイズ別サービス名
(7)伝送速度別サービス名
(8)末端送信機の付加機能別サービス名
(9)末端送信機の高さ
システムコントローラ38の間接3つ組管理機能38bは、これらの中から指定された1つあるいは複数のプロパティから、該当する1つあるいは複数の末端送信機3Aを特定する。
(1)設置場所名
(2)設置地域名
(3)末端送信機機種名
(4)末端送信機の設置日時
(5)データファイルの種別で分けたサービス名
(6)扱えるデータファイルのサイズ別サービス名
(7)伝送速度別サービス名
(8)末端送信機の付加機能別サービス名
(9)末端送信機の高さ
システムコントローラ38の間接3つ組管理機能38bは、これらの中から指定された1つあるいは複数のプロパティから、該当する1つあるいは複数の末端送信機3Aを特定する。
このため、データファイル更新配信センタ4Bには、各末端送信機とそのプロパティを対応付けたテーブルが予め登録される。
図11は末端送信機毎にプロパティを対応付けたテーブルの一例を示す。図11では、属性管理情報として各末端送信機3A毎に設置場所と、設置地域と、機種名が対応付けて登録されている。
例えば、送信機番号「KIOSK−545」の末端送信機3Aは、設置場所としてはJR品川駅に設置され、設置地域としては港区に設置され、機種としてはA型であることが判る。
データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、ユーザ等からコンテンツの配信を受けたい末端送信機を例えばその設置場所で指定された場合は、図11のプロパティテーブル103によって該当する末端送信機3Aを特定する。
図12は間接3つ組管理機能38bにより作成される配信管理情報の一例を示し、図12(a)は間接3つ組リスト、図12(b)は間接3つ組リストから抽出した直接3つ組リストである。
データファイル更新配信センタ4Bでは、ユーザ等からコンテンツの配信を受けたい末端送信機の指定を受ける際、設置場所等のプロパティによる指定を受け付ける。
これにより、ユーザ等からのダウンロード要求の登録を受けると、間接3つ組管理機能38bにより、配信管理情報として、まず図12(a)に示す間接3つ組リスト104を作成する。
間接3つ組リスト104は、ユーザ等から通知された携帯受信端末2Aの端末番号と、末端送信機3Aのプロパティおよびコンテンツのデータファイル名が対応付けられている。図12の例では、末端送信機3Aを特定するプロパティとして設置地域あるいは設置場所を使用している。
そして、間接3つ組管理機能38bは、図11に示すプロパティテーブル103と、図12(a)の間接3つ組リスト104から、実際にコンテンツを配信する末端送信機3Aを特定して、図12(b)の直接3つ組リスト105を作成する。
例えば、コンテンツの配信を受けたい末端送信機として、港区に設置されている末端送信機と指定されると、図11の例では、送信機番号「KIOSK−545」の末端送信機が特定される。
また、品川区に設置されている末端送信機と指定されると、図11の例では、送信機番号「KIOSK−546」の末端送信機と、送信機番号「KIOSK−547」の末端送信機が特定される。このように、指定されたプロパティによっては、複数の末端送信機3Aが特定される場合もある。
更に、JR五反田駅に設置されている末端送信機と指定されると、図11の例では送信機番号「KIOSK−547」の末端送信機が特定される。
そして、図12(b)に示す直接3つ組リスト105から、図7(b)に示す各末端送信機毎の配信許諾テーブル102を作成する。
なお、以上の例では1つのプロパティが指定されたものとしたが、複数のプロパティが指定されても良い。この場合、複数のプロパティは、「かつ(and)」、「または(or)」等の論理演算で合成される。
例えば、図11の例では、「設置地域が品川区で、かつ、機種がA型であるもの」というような指定ができる。あるいは、「設置場所がJR品川駅またはJR五反田駅」というような指定ができる。
図13は第2の実施の形態のデータファイル更新配信センタでの処理例を示すフローチャートで、上述したようにプロパティ指定から末端送信機3Aを特定して該当末端送信機3Aへコンテンツを配信する処理について説明する。
ステップC1:携帯受信端末2Aのユーザ等は、データファイル更新配信センタ4Bに対して、電話、インターネット等の通信手段を利用して、(a)自身の携帯受信端末2Aの端末番号と、(b)コンテンツを受け取りたい末端送信機3Aのプロパティ情報と、(c)受け取りたいコンテンツ名を通知する。
ステップC2:データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となったかチェックする。コンテンツの更新契機としては、図6のフローチャートと同じ定期的なタイミングである。
ステップC3:末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となっていない場合は、ステップC1の処理に戻り、データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、ユーザからの事前登録を継続する。更新契機となった場合はステップC4の処理を行う。
ステップC4:ステップC3の判断で末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となった場合は、データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、間接3つ組管理機能38bにより、図12(a)に示す間接3つ組リスト104から、図11に示すプロパティテーブル103を参照してプロパティを満たす末端送信機群を抽出する。
ステップC5:データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、間接3つ組管理機能38bにより、図12(b)に示す直接3つ組リスト105を作成する。
ステップC6:データファイル配信更新センタ4Bのシステムコントローラ38は、間接3つ組管理機能38bにより、図12(b)に示す直接3つ組リスト105から、図7(b)に示すような各末端送信機毎の配信許諾テーブル102を作成し、該当データファイルと共に所定の末端送信機3Aに配信する。
なお、携帯受信端末2Aからのダウンロード要求に対する末端送信機3Aからのコンテンツ配信処理、データファイルの削除処理等は上述した通りである。
以上のように、プロパティによりコンテンツの配信を受けたい末端送信機3Aを指定できるので、末端送信機の送信機番号を知らなくても、コンテンツの配信を受けたい末端送信機を指定できる。
また、サービスの提供者は、地域限定等でコンテンツを配信でき、コンテンツの配信をコントロールできる。
<コンテンツ配信システムの他の構成例>
データファイル更新配信センタ4A,4Bでは、どの末端送信機3Aにどのデータファイルを配信したのかの情報が各3つ組リストや配信許諾端末番号テーブル等により記録される。これらの情報を、全ての末端送信機3Aに配信することで、各末端送信機3Aでは、他の末端送信機3Aがどのデータファイルの配信可能か認識可能となる。
データファイル更新配信センタ4A,4Bでは、どの末端送信機3Aにどのデータファイルを配信したのかの情報が各3つ組リストや配信許諾端末番号テーブル等により記録される。これらの情報を、全ての末端送信機3Aに配信することで、各末端送信機3Aでは、他の末端送信機3Aがどのデータファイルの配信可能か認識可能となる。
これにより、例えば、図9のフローチャートのステップB16で、携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、配信許諾端末番号テーブルに登録されていない場合に、端末番号が登録されていない旨を表示すると共に、データファイルの指定を受ければ、どの末端送信機3Aで配信を受けることが可能かをガイドできる。
この場合は、携帯受信端末2Aが装着された末端送信機3A等で、この携帯受信端末2Aの端末番号と、データファイル名を対応付ける処理を行う。なお、データファイル名の指定は、例えば、携帯受信端末2Aの操作、あるいは末端送信機3Aの操作で可能である。
そして、端末番号とデータファイル名を対応付けた情報を、該当コンテンツを保存してある末端送信機3Aに送信することで、携帯受信端末2Aを該当末端送信機3Aに装着すれば、所望のコンテンツの配信を受けることが可能となる。
ここで、末端送信機3Aで携帯受信端末2Aの端末番号とデータファイル名を対応付ける処理を行うため、配信情報管理手段として、各末端送信機3Aに図3で説明したデータファイル管理配信センタ4Aに備えた直接3つ組管理機能あるいは図10で説明したデータファイル管理配信センタ4Bに備えた間接3つ組管理機能を備える。また、各末端送信機3A間で通信する通信機能を備える。
これにより、携帯受信端末2Aの操作等で端末番号およびデータファイル名の指定を受け、ある末端送信機3Aで3つ組リストから配信許諾端末番号テーブルを作成して、該当コンテンツを保存してある他の末端送信機3Aに送信することができる。ここで、コンテンツのデータファイルは、全ての末端送信機3Aで共通に保存している必要はない。
あるいは、ある末端送信機3Aにおいて携帯受信端末2Aの操作等で指定を受けた端末番号およびデータファイル名を、該当コンテンツを保存してある他の末端送信機3Aに送信し、この末端送信機3Aで3つ組リストから配信許諾端末番号テーブルを作成して、特定の携帯受信端末2に対してコンテンツの配信を許諾できる。
以上のように、末端送信機3A間で通信を行うことで、データファイル更新配信センタ4A等を介さず特定の携帯受信端末2に対してコンテンツの配信を許諾できる。
なお、ある末端送信機3Aにおいて携帯受信端末2Aの操作等で端末番号およびデータファイル名の指定を受け、この情報をデータファイル更新配信センタ4A等に通知して特定の携帯受信端末2に対してコンテンツの配信を許諾しても良い。
<末端送信機と携帯受信端末の他の構成例>
以上の例では、ダウンリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による光通信で実現し、アップリンクチャネルは無線通信で実現したが、ダウンリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による光通信で実現し、アップリンクチャネルを赤外線を利用した別の光通信で実現しても良い。更に、ダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による双方向の光通信で実現しても良い。
以上の例では、ダウンリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による光通信で実現し、アップリンクチャネルは無線通信で実現したが、ダウンリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による光通信で実現し、アップリンクチャネルを赤外線を利用した別の光通信で実現しても良い。更に、ダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による双方向の光通信で実現しても良い。
また、ダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルの双方を無線通信で実現しても良いし、更には電気ケーブル等を利用した有線通信で実現して良い。
次にダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルの双方を無線通信で実現した末端送信機と携帯受信端末の例について説明する。
図14は第2の実施の形態のコンテンツ配信システムの概要を示す構成図である。第2の実施の形態のコンテンツ配信システム1Bを構成する末端送信機3Bは、60GHz等のミリ波帯電波を送信する送信部を備える。また、携帯受信端末2Bは、ミリ波帯電波を受信する受信部と、端末の向きが末端送信機3Bを向いているか否かをユーザに認識させるインデックスレーザ用のレーザ光の発光手段を備える。
ミリ波帯電波は直進性がありかつ多くの情報を伝送できるが、指向性が高いので、送信側と受信側の位置合わせが重要となる。本例では、携帯受信端末2Bをインデックスレーザが末端送信機3Bを照射する向きとすると、末端送信機3Bからの電波を受信できる位置関係となるようにして、簡単な構成でコンテンツ等の配信を可能とする。
図15は第2の実施の形態のコンテンツ配信システムの構成例を示すブロック図、図16は末端送信機の構成例を示す一部破断斜視図で、次に末端送信機3Bおよび携帯受信端末2Bの具体的構成例について説明する。
末端送信機3Bは、天井、壁面あるいは床面等に設置され、送信部51、キャッシュメモリ52、ブリッジIC53、シリアライザ54を備える。なお、図14では天井に設置した例を示す。
送信部51はダウンリンク用送信デバイスの一例で、第1の無線通信手段を構成する。送信部51は60GHz帯等のミリ波帯電波を出力するアンテナ等を備える。
キャッシュメモリ52はいわゆる高速ストレージデバイスの一例で、RAM等で構成され、送信部51から出力するコンテンツのデータファイルを格納する。
ブリッジIC53はキャッシュメモリ52からデータファイルを読み出す。また、キャッシュメモリ52にデータファイルを書き込む。
シリアライザ54はキャッシュメモリ52からブリッジIC53により読み出されたデータファイルを、パラレルデータからシリアルデータに変換して送信部51に送る。
また、末端送信機3Bは主記憶装置56、システムコントローラ57、メモリ58、外部I/O59を備える。主記憶装置56はいわゆる低速ストレージデバイスの一例で、例えばハードディスクドライブ装置(HDD)等で構成され、キャッシュメモリ52に格納するデータファイルを格納する。
システムコントローラ57はCPU等で構成され、ダウンロード要求のあった携帯受信端末2Bが配信許諾されているか否かの判断、およびキャッシュメモリ52に格納した所定のデータファイルの送信部51からの出力等の制御を行う。
メモリ58はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ57で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O59は入出力手段の一例で、例えばディスプレイである。
更に、末端送信機3Bは、無線通信部60とネットワーク通信部61を備える。無線通信部60はアップリンク用受信デバイスの一例で、第2の無線通信手段を構成する。無線通信部60は携帯受信端末2Bと通信を行うので、近距離通信が出来れば良く、例えばBluetoothやIEEE802.11の使用が考えられる。
ネットワーク通信部61は、図3等で説明したデータファイル更新配信センタ4Aと例えばインターネットや専用回線等を介して接続され、データファイル更新配信センタ4Aとの間で通信を行う。
また、末端送信機3Bは、インデックスセンサ62、視認用ライト63、インジケータ64を備える。インデックスセンサ62は装着検出手段の一例で、図16に示すように送信部51の図示しないアンテナに隣接して配置される。インデックスセンサ62は例えば受光素子を備えた光センサ等で構成される。
視認用ライト63は位置確認手段の一例で、図16に示すように送信部51の図示しないアンテナに隣接して配置される。ここで、末端送信機3Bは、視認用ライト63を目視できる位置を、電波受信可能範囲内で規制するため、図16に示すようにライトガイド55を備える。
ライトガイド55は円錐型あるいは円筒型のカバーであり、図14に示すように末端送信機3Bが天井に設置されている場合は、末端送信部3Bの下に位置すると、ユーザは視認用ライト63を目視できるようになる。
ユーザが視認用ライト63を目視できる位置では、所定の位置に携帯受信端末2Bを配置することで、送信部51からの指向性の高い電波が受信可能な状態となる。これに対して、ライトガイド55により視認用ライト63を目視できない位置では、送信部51からの電波が受信不可能であることを認識できる。
インジケータ64は通知手段の一例で、例えば発光ダイオード等のランプで構成され、通信状態や配信許諾の有無等をユーザに通知する。
ここで、インデックスセンサ62で後述する携帯受信端末2Bからのインデックスレーザ光を検出すると、視認用ライト63の点灯状態を変化させても良い。この場合は、視認用ライト63が通知手段となる。このため本例では、視認用ライト63は2色の異なる色で発光できる構成とする。
次に、携帯受信端末2Bの構成について説明する。携帯受信端末2Bは受信部65、キャッシュメモリ66、ブリッジIC67、デシリアライザ68を備える。受信部65はダウンリンク用受信デバイスの一例で、送信部51と対になって第1の無線通信手段を構成する。受信部65は60GHz帯等のミリ波帯電波を受信するアンテナ等を備える。
キャッシュメモリ66は高速ストレージデバイスの一例で、RAM等で構成され、末端送信機3Bから受信したデータファイルを格納する。ブリッジIC67はキャッシュメモリ66にデータファイルを書き込む。また、キャッシュメモリ66からデータファイルを読み出す。
デシリアライザ68は受信部65で受信したデータファイルを、シリアルデータからパラレルデータに変換してブリッジIC67に送る。
また、携帯受信端末2Bはシステムコントローラ70、メモリ71、外部I/O72を備える。システムコントローラ70はCPU等で構成され、受信部65で受信したデータファイルのキャッシュメモリ66への格納、キャッシュメモリ66に格納したデータファイルの読み出し等の制御を行う。メモリ71はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ70で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O72は入出力手段の一例で、例えばディスプレイである。
更に、携帯受信端末2Bはインデックスレーザ69と電波センサ73とインジケータ74を備える。インデックスレーザ69は位置確認手段の一例で、可視光レーザあるいは指向性のある可視光を照射する。
ここで、インデックスレーザ光が末端送信機3Bのインデックスセンサ62を照射したときに、受信部65が送信部51からの電波を正しく受信できる位置関係となるように各部の配置が決定される。このため、例えば受信部65の図示しないアンテナと、インデックスレーザ65から出射されるレーザ光の向きが鉛直となるように配置される。
電波センサ73は検出手段の一例で、受信部65で電波を受信したか否かを検出する。インジケータ74は通知手段の一例で、例えば発光ダイオード等のランプで構成され、通信状態や配信許諾の有無等をユーザに通知する。
また、携帯受信端末2Bは無線通信部75を備える。無線通信部75はアップリンク用送信デバイスの一例で、末端送信機3Bの無線通信部60と対になって第2の無線通信手段を構成する。無線通信部75は無線通信部60と同じ通信機能を備えれば良く、例えばBluetoothやIEEE802.11の使用が考えられる。
なお、携帯受信端末2Bは主記憶装置76を備えても良い。主記憶装置76は低速ストレージデバイスの一例で、ハードディスクドライブ装置等で構成され、キャッシュメモリ66に格納したデータファイルを格納する。
主記憶装置76はキャッシュメモリ66より容量が大きく、末端送信機3Bから配信されてキャッシュメモリ66に格納されたコンテンツのデータファイルを、主記憶装置76に移動して格納することで、携帯受信端末2Bでコンテンツを保存できるようになる。
末端送信機3Bと携帯受信端末2Bの動作の概要を説明する。なお、末端送信機3Bへのコンテンツの配信処理は、図6等で説明した処理と同じである。
まず、末端送信機3Bのシステムコントローラ57は、視認用ライト63を例えば赤色で点灯させておく。
携帯受信端末2Bのユーザは、視認用ライト63が目視できる位置に移動する。上述したように、末端送信機3Bに備えたライトガイド55によって、ユーザは末端送信機3Bに対して所定の位置に来ないと、視認用ライト63を目視できない。これにより、自身が携帯受信端末2Bを利用してコンテンツ配信を受けられる位置にいるか否かを認識できる。
携帯受信端末2Bのユーザは、視認用ライト63が目視できる位置で、インデックスレーザ69のレーザ光で末端送信部3Bを照射できるように、携帯受信端末2Bの向きを調整する。
インデックスレーザ69のレーザ光は可視光であるので、ユーザは容易に携帯受信端末2Bを所定の向きに調整できる。
末端端末装置3Bのシステムコントローラ57は、インデックスセンサ62が光を検出すると、携帯受信端末2Bが電波の受信可能範囲に位置したと判断して、視認用ライト63の点灯色を例えば緑に切り替える。
これにより、ユーザは携帯受信端末2Bが電波の受信ができる状態になったと認識できる。
また、末端送信機3Bに携帯受信端末2Bが接近したことで、末端送信部3Bの無線通信部60と携帯受信端末2Bの無線通信部75の通信が行われ、携帯受信端末2Bからのアップリンクで自機の端末番号を末端送信部3Bに通知する。
ここで、末端送信機3Bには、図3のデータファイル更新配信センタ4Aから図7で説明した配信許諾端末番号テーブルとコンテンツのデータ本体が配信されてキャッシュメモリ52等に保存されている。
システムコントローラ57は、携帯受信端末2Bから通知された端末番号が図7で説明した配信許諾端末番号テーブルに登録されているか否かチェックする。
そして、携帯受信端末2Bから通知された端末番号が配信許諾端末番号テーブルに登録されている場合は、配信許諾端末番号テーブルで特定される該当コンテンツのデータファイルを送信部51から出力する。
末端送信機3Bの送信部51から出力されたデータファイルは、携帯受信端末2Bの受信部65で受信され、キャッシュメモリ66等に格納される。
これにより、末端送信機3Bと携帯受信端末2Bの間で、無線通信によってコンテンツの配信が行われる。なお、無線通信部に代えて、インデックスレーザ69とインデックスセンサ62をアップリンク用の通信手段としても良い。
本発明は、不特定多数のユーザがコンテンツ受信装置を所有し、街頭等にコンテンツ送信装置を設置して、短時間で大容量のコンテンツを配信できるシステムの実現に好適である。
1・・・コンテンツ配信システム、2・・・携帯受信端末、3・・・末端送信機、4・・・データファイル更新配信センタ、11・・・発光部、12・・・キャッシュメモリ、13・・・ブリッジIC、14・・・シリアライザ、15・・・レーザダイオード、16・・・主記憶装置、17・・・システムコントローラ、18・・・メモリ、19・・・外部I/O、20・・・無線通信部、21・・・ネットワーク通信部、22・・・検出スイッチ、24・・・インジケータ、25・・・受光部、26・・・キャッシュメモリ、27・・・ブリッジIC、28・・・デシリアライザ、29・・・フォトディテクタ、30・・・システムコントローラ、31・・・メモリ、32・・・外部I/O、33・・・レーザセンサ、34・・・インジケータ、35・・・無線通信部、36・・・主記憶装置、37・・・主記憶装置、38・・・システムコントローラ、39・・・メモリ、41・・・外部I/O、42・・・ネットワーク通信部、43・・・ディスプレイ、44・・・操作部、45・・・装着部、46・・・ディスプレイ
Claims (29)
- サーバ装置から複数のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信し、各コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
前記サーバ装置は、
あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、
前記配信管理情報に登録された前記送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、少なくとも前記コンテンツ特定情報と前記識別情報を対応付けた配信許諾情報と、配信すべきコンテンツ本体を配信する配信管理手段を備えた
ことを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 前記各コンテンツ送信装置の属性を管理する属性管理情報が登録され、前記配信管理手段は、指定された条件を満たす単数あるいは複数の前記コンテンツ送信装置を特定して、前記配信管理情報を作成する
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ送信装置は、前記サーバ装置から配信された前記配信許諾情報と配信すべきコンテンツを保存し、
前記配信許諾情報で特定されたコンテンツ受信装置からダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ受信装置は、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する前記識別情報を前記コンテンツ送信装置に通知し、
前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置から受信した前記識別情報が、前記配信許諾情報に登録されている場合はコンテンツを配信する
ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ送信装置と前記コンテンツ受信装置の少なくとも一方に、配信可否情報を利用者に通知する通知手段を備えた
ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ配信システム。 - 前記配信可否情報として、前記配信許諾情報に登録される前記識別情報の有無から、前記コンテンツ受信端末が配信許諾されているか否かが通知される
ことを特徴とする請求項5記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置へ通信を行う光通信手段と、
前記コンテンツ受信装置から前記コンテンツ送信装置へ通信を行う無線通信手段とを備えた
ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ配信システム。 - 前記光通信手段は、一対の発光手段および受光手段を備え、前記発光手段と前記受光手段が対向する位置へガイドして前記コンテンツ送信装置と前記コンテンツ受信装置を着脱自在に結合する光結合手段を備えた
ことを特徴とする請求項7記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置の装着の有無を検出する装着検出手段を備え、
前記コンテンツ送信装置は、前記装着検出手段で前記コンテンツ受信装置の装着を検出すると、前記発光手段の出力処理を開始する
ことを特徴とする請求項8記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ受信装置は、前記受光手段による光の受光の有無を検出する光検出手段を備え、
前記コンテンツ受信装置は、前記光検出手段で光を検出すると、受信処理を開始する
ことを特徴とする請求項8記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置へ通信を行う第1の無線通信手段と、
前記コンテンツ受信装置から前記コンテンツ送信装置へ通信を行う第2の無線通信手段とを備えた
ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置へ通信を行う無線通信手段と、
前記コンテンツ受信装置から前記コンテンツ送信装置へ通信を行う光通信手段とを備えた
ことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ配信システム。 - 前記配信管理情報が前記各コンテンツ送信装置に配信され、
前記各コンテンツ送信装置は、自機以外のコンテンツ送信装置に配信されたコンテンツを特定する配信情報管理手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。 - 前記配信情報管理手段は、前記コンテンツ受信装置の識別情報と該当コンテンツのコンテンツ特定情報の通知を受けて前記配信許諾情報を作成する
ことを特徴とする請求項13記載のコンテンツ配信システム。 - コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
前記コンテンツ送信装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定されて対応付けられた配信許諾情報が配信されて登録され、
前記配信許諾情報で特定されたコンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する
ことを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ受信装置は、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する前記識別情報を前記コンテンツ送信装置に通知し、
前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置から受信した前記識別情報が、前記配信許諾情報に登録されている場合はコンテンツを配信する
ことを特徴とする請求項15記載のコンテンツ配信システム。 - 前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置へ通信を行う光通信手段と、
前記コンテンツ受信装置から前記コンテンツ送信装置へ通信を行う無線通信手段とを備えた
ことを特徴とする請求項15記載のコンテンツ配信システム。 - 前記光通信手段は、一対の発光手段および受光手段を備え、前記発光手段と前記受光手段が対向する位置へガイドして前記コンテンツ送信装置と前記コンテンツ受信装置を着脱自在に結合する光結合手段を備えた
ことを特徴とする請求項17記載のコンテンツ配信システム。 - 複数のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信するサーバ装置において、
あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、
前記配信管理情報に登録された前記送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、少なくとも前記コンテンツ特定情報と前記識別情報を対応付けた配信許諾情報と、配信すべきコンテンツ本体を配信する配信管理手段を備えた
ことを特徴とするサーバ装置。 - 前記各コンテンツ送信装置の属性を管理する属性管理情報が登録され、前記配信管理手段は、指定された条件を満たす単数あるいは複数の前記コンテンツ送信装置を特定して、前記配信管理情報を作成する
ことを特徴とする請求項19記載のサーバ装置。 - コンテンツ受信装置と通信してコンテンツを配信するコンテンツ送信装置において、
配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定されて対応付けられた配信許諾情報が配信されて登録され、
前記配信許諾情報で特定されたコンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する
ことを特徴とするコンテンツ送信装置。 - 配信可否情報を利用者に通知する通知手段を備えた
ことを特徴とする請求項21記載のコンテンツ送信装置。 - 自機以外の送信装置に配信されたコンテンツを特定する配信情報管理手段を備えた
ことを特徴とする請求項21記載のコンテンツ送信装置。 - 前記配信情報管理手段は、前記コンテンツ受信装置の識別情報と該当コンテンツのコンテンツ特定情報の通知を受けて前記配信許諾情報を作成する
ことを特徴とする請求項21記載のコンテンツ送信装置。 - コンテンツ送信装置と通信してコンテンツを受信するコンテンツ受信装置において、
コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する識別情報を前記コンテンツ送信装置に通知する
ことを特徴とするコンテンツ受信装置。 - 前記コンテンツ送信装置から通知される配信可否情報を利用者に通知する通知手段を備えた
ことを特徴とする請求項25記載のコンテンツ受信装置。 - サーバ装置から複数のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信し、各コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信方法において、
前記サーバ装置は、あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、
前記配信管理情報に登録された前記送信機情報で特定されるコンテンツ送信装置毎に、少なくとも前記コンテンツ特定情報と前記識別情報を対応付けた配信許諾情報と、配信すべきコンテンツ本体を配信する
ことを特徴とするコンテンツ配信方法。 - 前記コンテンツ送信装置は、前記サーバ装置から配信された前記配信許諾情報と配信すべきコンテンツを保存し、
前記配信許諾情報で特定されたコンテンツ受信装置からダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する
ことを特徴とする請求項27記載のコンテンツ配信方法。 - 前記コンテンツ受信装置は、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する前記識別情報を前記コンテンツ送信装置に通知し、
前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置から受信した前記識別情報が、前記配信許諾情報に登録されている場合はコンテンツを配信する
ことを特徴とする請求項27記載のコンテンツ配信方法。
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JP2004154830A JP2005339024A (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | コンテンツ配信システム、サーバ装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置およびコンテンツ配信方法 |
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- 2004-05-25 JP JP2004154830A patent/JP2005339024A/ja active Pending
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