JP2005333432A - 番組記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 据置型記録再生装置の再生機能を制限することなく、据置型記録再生装置で記録した番組を携帯型記録再生装置にコピーできる携帯型番組記録再生装置を実現する。
【解決手段】 据置型記録再生装置1で記録した番組を、着脱自在の接続部3を介して携帯型記録再生装置2に行うコピーを、据置型記録再生装置1が再生動作を行っていないときにのみコピーするに際し、携帯型記録再生装置2のハードディスク207にコピーされた番組を表示し、及び番組内容を消去するか否かを表示する表示手段205と、番組内容の再生時間を計測する再生時間計測手段201cと、再生時間が所定値を超えたときに再生した番組を携帯型記録再生装置のハードディスク207の空き容量を考慮して消去するか否かを指示する記録コンテンツ管理手段201fとを用いて、携帯型番組記録再生装置を構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 据置型記録再生装置1で記録した番組を、着脱自在の接続部3を介して携帯型記録再生装置2に行うコピーを、据置型記録再生装置1が再生動作を行っていないときにのみコピーするに際し、携帯型記録再生装置2のハードディスク207にコピーされた番組を表示し、及び番組内容を消去するか否かを表示する表示手段205と、番組内容の再生時間を計測する再生時間計測手段201cと、再生時間が所定値を超えたときに再生した番組を携帯型記録再生装置のハードディスク207の空き容量を考慮して消去するか否かを指示する記録コンテンツ管理手段201fとを用いて、携帯型番組記録再生装置を構成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、テレビジョン放送を受信して内蔵する記録媒体に記録した番組信号を、携帯型の記録再生装置にコピーし、外出先で視聴するための番組記録に係る番組データの管理機能を有する番組記録再生装置に関する。
最近、外出先でも録画したテレビジョン放送番組を視聴可能な携帯型テレビジョン放送番組再生装置や録画再生装置が開発されている。それらの装置は所望の録画した番組を視聴するように使用されるため、視聴する番組の録画機能に関しても予約機能の簡便さが求められる。例えば、携帯型の記録再生装置で予約録画の制御情報を作成する。携帯型の記録再生装置で可搬型の記録媒体に記録する。そして、前記可搬型の記録媒体を据置型記録再生装置に装着することにより、据置型記録再生装置により可搬型の記録媒体に記録した番組を外出先で再生している。
特許文献1には、携帯型記録再生装置により制御情報(エージェントデータ)をリムーバブルな記録媒体(ディスクメディア)に記録し、据置型記録再生装置にロードする。据置型記録再生装置はロードされたエージェントデータに基づいて録画予約を行い、内蔵のハードディスクに記録する。記録された録画内容はハードディスクから携帯型記録再生装置のディスクメディアに転送され、記録される。その後据置型記録再生装置では、エージェントデータを基に録画予約され、録画された番組はディスクメディアに記録される。携帯型記録再生装置は据置型記録再生装置で記録した放送番組をリムーバブルな記録媒体に、又は内蔵される記録媒体に記録する。記録された番組を携帯しながら視聴できるようにした記録装置及び携帯端末装置が開示されている。
一方、据置型記録再生装置として、内蔵されるハードディスクの他に、記録可能なDVD或いは従来のVHS方式カセットテープ等の記録媒体とを組み合わせたコンビネーション型の記録再生装置も開発されている。そして、ランダムアクセス可能な大容量の記録媒体を有するHDD(ハードディスクドライブ)内蔵型記録装置は、録画予約が容易であり、さらに記録された番組を携帯型の記録再生装置にコピーするのも容易であるなど携帯型端末装置に対する据置型装置として都合が良い。そのハードディスクレコーダは使用者が番組を記録するときはもとより視聴のみを行うときにも受信される番組を記録して再生するため、追っかけ再生、キャッシュ再生など便利な機能を有している。
特開2003−348508号公報
しかしながら、通常のハードディスクレコーダに記録する際の映像信号の圧縮符号化及び記録された信号を再生するときの復号化回路は各々1系統づつしか所有していないため、記録及び再生動作は各々1系統づつしか出来ない。即ち、追っかけ再生をしながら記録内容の携帯用記録媒体へのコピーするなどは出来ないなど、外出中に録画した番組を携帯用の記録媒体にコピーするときにはハードディスクは視聴中である以外の番組再生を行う必要があるなど、再生機能上の制限がある。即ち、ハードディスクレコーダに記録した番組は、使用者がハードディスクレコーダを操作しない時間帯に携帯用記録媒体へコピーすることになるため、使用者による操作が行われない時間帯に自動的にコピー動作を行うようにしなければならない。そして、自動的にコピー動作を行うためには、例えばコピー時に記録媒体の空き領域不足などにより生じるコピーの失敗を未然に防ぐようにする必要がある。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解消するためになされた、携帯用記録再生装置にコピーされた番組データの管理を容易に行うためのものであり、親機となるハードディスクレコーダに対して再生機能上の制限を与えることなく、且つ親機で記録した番組データを子機である携帯用記録再生装置へ行うコピーの失敗を未然に防ぐようにした番組記録データの管理を行う番組記録再生装置を提供することを目的とする。
本願発明における発明は、受信される番組内容の予約信号を出力する第1操作部104及び前記第1操作部の信号により、前記番組内容を記録再生する第1記録再生部107を有する第1記録再生装置1と、前記第1記録再生部から転送された前記番組内容を着脱自在の接続部3を介して記録再生する第2記録再生部及び前記第2記録再生部に記録された番組内容を記録再生するように指令信号を送る第2操作部204を有する第2記録再生装置2と、からなり、前記接続部が接続状態であって前記第1記録再生部が再生を行っていない場合のみ、前記第1記録再生部の番組内容を前記第2記録再生部に記録する番組記録再生システムにおける番組記録再生装置おいて、前記第2記録再生装置の再生時間が所定時間を超えた場合に再生された番組内容を前記第2記録再生部の空き容量を考慮して消去するか否かを指示する指示手段101fを備えることを特徴とする番組記録再生装置。
本発明によれば、接続部が接続状態であって第1記録再生部が再生を行っていない場合のみ、第1記録再生部の番組内容を第2記録再生部にコピー又はムーブする番組記録再生装置を、第2記録再生装置の第2記録再生部に記録された番組内容を再生し、再生時間が所定時間を超えた場合に第2記録再生部の空き容量を考慮して消去するか否かを指示する指示手段を備える格別な構成があるので、第2記録再生装置に記録した番組内容を認識できる所定時間以上視聴し、再生を停止する操作が行われたときに視聴し終えた又は視聴を中断した番組を保存するか、消去可能とするか、又は消去するかをワンタッチで入力可能とし、操作が簡易であり、操作忘れを未然に防止し、且つ第1記録再生装置で予約して記録した番組データを確実に第2の記録再生装置に記録するようにしており、第1記録再生装置の追っかけ再生やキャッシュ再生を含めた再生機能に実質的に制限を与えることなく、且つ記録時に記録媒体の空き領域不足などにより生じる記録の失敗を未然に防ぐことのできる番組記録再生装置を提供することができる。
以下に本発明の実施形態に係る番組記録再生装置について図1〜図14を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る番組記録再生システムの概略構成を示したものである。
図2は、本発明の実施形態の説明に係るEPGの表示画面例である。
図3は、本発明の実施形態に係る録画予約の入力画面例を示したものである。
図4は、本発明の実施形態に係る番組予約リストの表示例を示したものである。
図5は、本発明の実施形態に係る据置型番組記録再生装置の要部の構成を示したものである。
図6は、本発明の実施形態に係る記録コンテンツリストの記述例を示したものである。
図7は、本発明の実施形態に係る携帯型番組記録再生装置の要部の構成を示したものである。
図8は、本発明の実施形態に係る保存に係る操作画面例である。
図9は、本発明の実施形態に係る消去可能を指定するための操作画面例である。
図10は、本発明の実施形態に係る保存を指定するための操作画面例である。
図11は、本発明の実施形態の保存に係る操作画面例である。
図12は、本発明の実施形態の消去に係る操作画面例である。
図13は、本発明の実施形態に係る要部の動作シーケンスを示したものである。
図14は、本発明の実施形態に係る要部の動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施形態に係る番組記録再生システムの概略構成を示したものである。
図2は、本発明の実施形態の説明に係るEPGの表示画面例である。
図3は、本発明の実施形態に係る録画予約の入力画面例を示したものである。
図4は、本発明の実施形態に係る番組予約リストの表示例を示したものである。
図5は、本発明の実施形態に係る据置型番組記録再生装置の要部の構成を示したものである。
図6は、本発明の実施形態に係る記録コンテンツリストの記述例を示したものである。
図7は、本発明の実施形態に係る携帯型番組記録再生装置の要部の構成を示したものである。
図8は、本発明の実施形態に係る保存に係る操作画面例である。
図9は、本発明の実施形態に係る消去可能を指定するための操作画面例である。
図10は、本発明の実施形態に係る保存を指定するための操作画面例である。
図11は、本発明の実施形態の保存に係る操作画面例である。
図12は、本発明の実施形態の消去に係る操作画面例である。
図13は、本発明の実施形態に係る要部の動作シーケンスを示したものである。
図14は、本発明の実施形態に係る要部の動作を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る番組記録再生装置は、受信される番組内容の予約信号を出力する第1操作部104及び第1操作部の信号により、番組内容を記録再生する第1記録再生部(ハードディスク)107を有する第1記録再生装置(据置型記録再生装置)1と、第1記録再生部から転送された番組内容を着脱自在の接続部3を介して記録再生する第2記録再生部及び第2記録再生部に記録された番組内容を記録再生するように指令信号を送る第2操作部204を有する第2記録再生装置(携帯型記録再生装置)2と、からなり、接続部が接続状態であって第1記録再生部が再生を行っていない場合のみ、第1記録再生部の番組内容を第2記録再生部に記録する番組記録再生システムにおける番組記録再生装置おいて、第2記録再生装置の再生時間が所定時間を超えた場合に再生された番組内容を第2記録再生部の空き容量を考慮して消去するか否かを指示する指示手段101fを備えて構成されている。
図1に示す、本発明の第1実施形態における番組記録再生装置について、図1〜図14を用いて説明する。
図1に示す放送番組記録再生システムは、制御部101、操作部104、TVチューナ部105、信号処理部106、ハードディスクドライブ107、ディジタルインタフェース(ディジタルI/F)109、データバス110、データコネクタ111、映像出力端子112、及び音声出力端子113よりなる据置型記録再生装置1と、制御部201、ROM202、RAM203、操作部204、表示部205、信号処理部206、ハードディスクドライブ207、ディジタルインタフェース209、データバス210、データコネクタ211、及び音声出力端子213よりなる携帯型記録再生装置2とより構成される。TVチューナ部105にはアンテナ8が接続される。データコネクタ111とデータコネクタ211とは着脱可能なデータケーブル3で接続される。制御部101は例えばマイクロコンピュータを備えて構成され、据置型記録再生装置1の各機能回路の制御を行う。操作部104は例えば据置型記録再生装置1のフロントパネルに設けられる操作スイッチから成り、操作部104に対して行われた操作に応じて、制御部101は制御対象に対して所要の動作を実行させる。
図1に示す放送番組記録再生システムは、制御部101、操作部104、TVチューナ部105、信号処理部106、ハードディスクドライブ107、ディジタルインタフェース(ディジタルI/F)109、データバス110、データコネクタ111、映像出力端子112、及び音声出力端子113よりなる据置型記録再生装置1と、制御部201、ROM202、RAM203、操作部204、表示部205、信号処理部206、ハードディスクドライブ207、ディジタルインタフェース209、データバス210、データコネクタ211、及び音声出力端子213よりなる携帯型記録再生装置2とより構成される。TVチューナ部105にはアンテナ8が接続される。データコネクタ111とデータコネクタ211とは着脱可能なデータケーブル3で接続される。制御部101は例えばマイクロコンピュータを備えて構成され、据置型記録再生装置1の各機能回路の制御を行う。操作部104は例えば据置型記録再生装置1のフロントパネルに設けられる操作スイッチから成り、操作部104に対して行われた操作に応じて、制御部101は制御対象に対して所要の動作を実行させる。
まず、据置型記録再生装置1の操作部104が操作されて、使用者により希望される放送番組が録画予約される。予約時間が到来するときに制御部101からはTVチューナ部105に対して設定された放送の受信命令がデータバス110を介して出力される。TVチューナ部105ではアンテナ8から入力される信号を受信する。設定されたチャンネルが例えば地上波アナログ放送の場合、TVチューナー部105からはアナログビデオ信号とアナログオーディオ信号が出力される。設定されたチャンネルが例えばBSデジタル放送の場合、圧縮符号化されたデジタルデータストリームが出力される。信号処理部106では入力された信号がアナログビデオ信号とアナログオーディオ信号の場合は、それらの信号は図示しないアナログ/デジタル変換回路によってデジタル信号に変換された後に、所定の図示しない符号化回路によって圧縮データストリームに変換され、データバス110に出力される。入力された信号が圧縮デジタルデータストリームの場合は、そのデータストリーム、或いは必要に応じて制御部101により設定された圧縮率のデータストリームに変更され、さらには符号化方式の変更されたデータストリームとして生成され、データバス110に出力される。データストリームは制御部101からの記録命令により指定されるハードディスクドライブ107に記録される。この記録は、携帯型記録再生装置2が据置型記録再生装置1にデータケーブル3を介して接続されていないときにも実行される。
携帯型記録再生装置2が据置型記録再生装置1に接続されたときは、制御部101によりディジタルインタフェース109を介して接続される携帯型記録再生装置2が検出される。制御部101では、据置型記録再生装置1で行われる記録データの視聴、及び他の番組の予約記録等に障害を与えないかを判断する。支障を与えないとされる時刻が到来したときに携帯型記録再生装置2により予約された記録データは携帯型記録再生装置2に伝送される。据置型記録再生装置1からは、携帯型記録再生装置2に電源をオンするための命令が送信され、携帯型記録再生装置2では伝送されるデータストリームの記録に係る準備が行われる。制御部201では、携帯型記録再生装置2の記録に係る各部の機能がアクティブとされ、準備が完了したときに制御部101に対して記録準備完了の信号が伝送される。記録準備完了の信号を受信した制御部101ではハードディスクドライブ107が再生され、再生して得られたデータストリームはハードディスクドライブ207に伝送され、そこに記録される。ハードディスクドライブ107に記録された放送番組のデータストリームがハードディスクドライブ207に伝送され、記録が終了したときに制御部101からは制御部201に対して伝送終了に係る信号が伝送される。制御部201では記録動作を終了させ、必要に応じて携帯型記録再生装置2の電源をオフとする。
携帯型記録再生装置2が移動され、例えば通勤電車内で操作部204が操作されたときには、制御部201によりハードディスクドライブ207に記録されたデータストリームが再生して得られ、信号処理部206では所定の符号化方式により圧縮符号化されたデータストリームが復号される。復号して得られた映像信号は表示部205に表示され、音声信号は図示しない内蔵スピーカを、または音声出力端子213に接続されるヘッドフォンを発音させる。再生時間が、例えば10分を超えた後に停止ボタンが操作されたときには表示器に再生を終えた番組を保存するか、消去するか、又は場合によっては消去しても良い消去可能とするかの、後述の表示画面を提示する。提示画面に従って、例えば早送りボタン(FF)が操作されたときには保存とし、巻き戻しボタン(REW)が操作されたときには消去可能、又は消去とする保存フラグを、記録された番組一覧である記録コンテンツリストに保存フラグとして記述する。
その後、据置型記録再生装置1で記録した番組を携帯型記録再生装置2にコピーするときに、仮に携帯型記録再生装置2のハードディスクの空き領域が不足しているときには、制御部201は最初に空き領域に、次に消去領域にコピーを行い、それでも記録領域が不足するときには消去可能領域へ記録するように制御するので、重要度(保存度)の低い番組から順に上書き記録され、所定の番組のコピーを行うことが出来るため、録画予約して記録した番組のコピーは使用者が据置型記録再生装置1を使用しない時間帯に自動的に行うことが出来る。また、携帯型記録再生装置2により番組を視聴した直後の停止ボタン操作により保存、消去に係る設定画面が提示されるためワンタッチで番組の保存フラグを設定できるため、操作が簡易であり、且つ保存フラグの設定忘れによる記録領域の不足が原因で生じる上記自動コピー時の失敗を未然に防止することが出来る。ここで、制御部201がそのための制御を内蔵するCPUにより行う。処理に係るプログラムはROM202に蓄積され、処理に係るデータはRAM203に一時記憶される。
以上、放送番組記録再生システムの構成とその動作について概説した。
以上、放送番組記録再生システムの構成とその動作について概説した。
次に、携帯型記録再生装置2で再生するための放送番組の、据置型記録再生装置1でなされる予約設定について更に述べる。
図2に、据置型記録再生装置1がディジタル放送を受信して、またはインターネットを介して得た電子番組ガイドの表示例を示す。使用者は操作部104や図示しないリーモートコントローラを操作し、録画予約する番組の欄を選択し、決定ボタンを操作する。その操作により予約番組を記録する媒体の指定を要求する。
図3に、番組予約時の表示画面例を示す。
同図において、電子番組ガイドのクイズが選択されたときに、その選択された番組を視聴のみを行う番組として予約するか、据置型記録再生装置1で記録する番組として予約するか、または据置型記録再生装置1での記録後に記録された番組を携帯型記録再生装置2にコピーするかのいずれで記録を行うかを操作により決定する。
図2に、据置型記録再生装置1がディジタル放送を受信して、またはインターネットを介して得た電子番組ガイドの表示例を示す。使用者は操作部104や図示しないリーモートコントローラを操作し、録画予約する番組の欄を選択し、決定ボタンを操作する。その操作により予約番組を記録する媒体の指定を要求する。
図3に、番組予約時の表示画面例を示す。
同図において、電子番組ガイドのクイズが選択されたときに、その選択された番組を視聴のみを行う番組として予約するか、据置型記録再生装置1で記録する番組として予約するか、または据置型記録再生装置1での記録後に記録された番組を携帯型記録再生装置2にコピーするかのいずれで記録を行うかを操作により決定する。
図4に、録画予約された情報を基に生成された番組予約リストの表示例を示す。
同図において、左から、予約された日付、曜日、時刻、放送局、番組名、記録先指定、及び優先順位指定を示す。記録先指定は「本体」「外部」及び「本体と外部」の欄よりなる。優先順位指定は「本体優先」及び「外部優先」よりなっている。ここで、「本体」はハードディスクドライブ107を指定し、「外部」はハードディスクドライブ207を指定する。「本体と外部」を指定したときには、指定された番組はハードディスクドライブ107とハードディスクドライブ207の両者に記録される。即ち、ハードディスクドライブ107に記録された番組はハードディスクドライブ207にコピーされた後でも消去されない。
同図において、左から、予約された日付、曜日、時刻、放送局、番組名、記録先指定、及び優先順位指定を示す。記録先指定は「本体」「外部」及び「本体と外部」の欄よりなる。優先順位指定は「本体優先」及び「外部優先」よりなっている。ここで、「本体」はハードディスクドライブ107を指定し、「外部」はハードディスクドライブ207を指定する。「本体と外部」を指定したときには、指定された番組はハードディスクドライブ107とハードディスクドライブ207の両者に記録される。即ち、ハードディスクドライブ107に記録された番組はハードディスクドライブ207にコピーされた後でも消去されない。
ところで、ディジタル放送の場合には放送内容のコピーが1回のみ認められるコピーワンス方式により放送される場合が有る。その場合は放送された番組の記録を複数の記録媒体に行うことは許されない。従って「本体と外部」による記録先指定はできない。そこで、記録を1つの媒体にのみ行うように指定する。また、他の媒体にコピーする場合は元の媒体に記録されていた番組データを消去する。クイズとドラマは本体と外部の2つのメディアへの記録が指定されいる。その場合には、優先順位指定により本体と外部とのどちらを優先して記録するかを優先順位指定により指定する。予め優先順位指定をしておくことにより、録画する番組がコピーワンスの制限付きである場合には、単に「本体と外部」により予約した番組の記録実行が禁止されてしまう、或いは「本体」のみ優先とされて記録される。その場合は、携帯型記録再生装置2にも記録するように設定した番組はハードディスクドライブ207に記録されてなく、移動先での再生ができない。録画予約の設定時に優先順位を指定しておくことにより、例えば携帯型記録再生装置2での記録を優先したいときにハードディスクドライブ207への記録を優先するように指定する。その優先順位の指定により、仮に録画予約した番組がコピーワンス制限のある番組の場合であっても、使用者の指定する所望の記録媒体に記録されるため、外出先で希望した番組を視聴できないとなどの不具合を防止出来る。
次に、据置型記録再生装置1の記録及び再生動作について述べる。
据置型記録再生装置1はランダムアクセス可能なハードディスク107を用いて記録および再生を行っているため、放送中の番組を現在から過去に連続的にタイムシフトしながら視聴できるキャッシュ再生や過去に記録を開始した番組を、現在記録中の番組に追いつくようにして再生できる追っかけ再生などの便利な機能を有している。それらの機能は、ハードディスクドライブ107をデータストリームの2倍以上のデータレートにより記録を行い、その後記録した信号を再生することにより実現している。しかし、通常のハードディスクレコーダは、データストリームを生成するためのエンコーダと、データストリームをデコードするためのデコーダとをそれぞれ1系統づつしか有していないため、2つの映像信号を同時に符号化して記録したり、又は同時に復号化して再生したりすることは出来ない。そこで、据置型記録再生装置1は、使用者が据置型記録再生装置1に記録した番組を再生しない時間帯、及び追っかけ再生などで据置型記録再生装置1の再生機能が用いられていない時間帯にのみ、ハードディスク207にコピーすべきデータとして記録された番組データを携帯型記録再生装置2にコピーする。即ち、据置型記録再生装置1は、使用者が据置型記録再生装置1を用いて再生動作を行うことのない時間帯を認識して実行するようにしている。
据置型記録再生装置1はランダムアクセス可能なハードディスク107を用いて記録および再生を行っているため、放送中の番組を現在から過去に連続的にタイムシフトしながら視聴できるキャッシュ再生や過去に記録を開始した番組を、現在記録中の番組に追いつくようにして再生できる追っかけ再生などの便利な機能を有している。それらの機能は、ハードディスクドライブ107をデータストリームの2倍以上のデータレートにより記録を行い、その後記録した信号を再生することにより実現している。しかし、通常のハードディスクレコーダは、データストリームを生成するためのエンコーダと、データストリームをデコードするためのデコーダとをそれぞれ1系統づつしか有していないため、2つの映像信号を同時に符号化して記録したり、又は同時に復号化して再生したりすることは出来ない。そこで、据置型記録再生装置1は、使用者が据置型記録再生装置1に記録した番組を再生しない時間帯、及び追っかけ再生などで据置型記録再生装置1の再生機能が用いられていない時間帯にのみ、ハードディスク207にコピーすべきデータとして記録された番組データを携帯型記録再生装置2にコピーする。即ち、据置型記録再生装置1は、使用者が据置型記録再生装置1を用いて再生動作を行うことのない時間帯を認識して実行するようにしている。
図5に示した、制御部101の行う動作の内、再生時間の集計、及び記録したデータを携帯型記録再生装置2にコピーするコピー制御を行う回路部に係る構成を示し、図面を参照して説明する。
制御部101は、録画予約時間管理手段101a、再生動作検出手段101b、再生週間テーブル作成手段101c、接続状態検出手段101d、接続状態週間テーブル作成部101e、外部機器コピー管理手段101f、外部機器コピー制御手段101g、及び外部機器領域管理手段101hよりなっている。
まず、操作部104が操作されて図2に示す電子番組表の番組が指定され、図3に示す画面により外部に記録するとして予約された番組情報は録画予約時間管理手段101aにおいて図4に示す番組予約リストが作成され、そのリストを基に外部に記録すべき番組の受信時刻などが管理される。再生動作検出手段101bでは、操作部104が再生動作に係り操作された時間帯を検出する。再生動作は操作によるチャンネル切換え、音量調整、追っかけ再生における早送り、逆方向再生などの操作時間、及びCM(コマーシャル放送)スキップに係る操作がなされたときの時間帯を再生時間帯として認識する。但し、その集計する時間帯に、電源が投入され、予約された録画番組のために行われるチャンネル切換え動作等は再生時間帯に含めないものとする。時間帯の認識は、例えば10分間に1回でも再生制御に係る操作がなされたときにはその時間帯を再生制御のなされた時間帯であるとして検出する。再生動作検出手段101bで検出された再生時間帯に係る情報は再生週間テーブル作成手段101cに供給され、そこで再生時間帯のデータは曜日毎のデータとして整理される。
制御部101は、録画予約時間管理手段101a、再生動作検出手段101b、再生週間テーブル作成手段101c、接続状態検出手段101d、接続状態週間テーブル作成部101e、外部機器コピー管理手段101f、外部機器コピー制御手段101g、及び外部機器領域管理手段101hよりなっている。
まず、操作部104が操作されて図2に示す電子番組表の番組が指定され、図3に示す画面により外部に記録するとして予約された番組情報は録画予約時間管理手段101aにおいて図4に示す番組予約リストが作成され、そのリストを基に外部に記録すべき番組の受信時刻などが管理される。再生動作検出手段101bでは、操作部104が再生動作に係り操作された時間帯を検出する。再生動作は操作によるチャンネル切換え、音量調整、追っかけ再生における早送り、逆方向再生などの操作時間、及びCM(コマーシャル放送)スキップに係る操作がなされたときの時間帯を再生時間帯として認識する。但し、その集計する時間帯に、電源が投入され、予約された録画番組のために行われるチャンネル切換え動作等は再生時間帯に含めないものとする。時間帯の認識は、例えば10分間に1回でも再生制御に係る操作がなされたときにはその時間帯を再生制御のなされた時間帯であるとして検出する。再生動作検出手段101bで検出された再生時間帯に係る情報は再生週間テーブル作成手段101cに供給され、そこで再生時間帯のデータは曜日毎のデータとして整理される。
次に、使用者と共に外出先から帰宅した携帯型記録再生装置2が据置型記録再生装置1に接続される時間帯の管理について述べる。
図1に示す放送番組記録再生システムでは据置型記録再生装置1と携帯型記録再生装置2とは、データコネクタ111とデータコネクタ211とが着脱可能なデータケーブル3により接続されている。ディジタルインタフェース109は接続されてなされる通信の状態から携帯型記録再生装置2が接続されたことを検出する。ここで、携帯型記録再生装置2の接続は有線であるデータケーブル3により行う他に、例えば家庭内LANを用いて無線により結合する方法がある。有線の場合にはデータケーブル3の接続忘れは非接続として検出されるが、無線接続の場合では携帯型記録再生装置2のディジタルインタフェース209を、例えば10分に1回程度アクティブにする機能を備えておけばその時間において接続がなされたとして検出することが出来る。接続状態週間テーブル作成部101eでは接続状態検出手段101dで検出された接続状態を日ごとに整理し、接続の状態を週間テーブルに記述する。週間テーブルにより使用者の行動パターンに従った接続状態が認識される。
図1に示す放送番組記録再生システムでは据置型記録再生装置1と携帯型記録再生装置2とは、データコネクタ111とデータコネクタ211とが着脱可能なデータケーブル3により接続されている。ディジタルインタフェース109は接続されてなされる通信の状態から携帯型記録再生装置2が接続されたことを検出する。ここで、携帯型記録再生装置2の接続は有線であるデータケーブル3により行う他に、例えば家庭内LANを用いて無線により結合する方法がある。有線の場合にはデータケーブル3の接続忘れは非接続として検出されるが、無線接続の場合では携帯型記録再生装置2のディジタルインタフェース209を、例えば10分に1回程度アクティブにする機能を備えておけばその時間において接続がなされたとして検出することが出来る。接続状態週間テーブル作成部101eでは接続状態検出手段101dで検出された接続状態を日ごとに整理し、接続の状態を週間テーブルに記述する。週間テーブルにより使用者の行動パターンに従った接続状態が認識される。
外部機器コピー管理手段101fには再生週間テーブル、接続状態週間テーブル、及び記録領域に係る情報が入力される。そして、外部装置に記録するとして一時的にハードディスクドライブ107に記録された番組があり、据置型記録再生装置1で再生動作が行われないとして検出される時間帯に外部機器コピー制御手段101gよりディジタルインタフェース109を介して携帯型記録再生装置2の制御部201に対してコピーを開始するための制御信号を伝送する。
制御部201は携帯型記録再生装置2のコピーに必要な回路部の電源をONとすると共に、制御部201はハードディスクドライブ207の空き領域、消去領域、及び消去可能領域がどの程度あるかに係る記録領域情報を外部機器領域管理手段101hに対して伝送する。
制御部201は携帯型記録再生装置2のコピーに必要な回路部の電源をONとすると共に、制御部201はハードディスクドライブ207の空き領域、消去領域、及び消去可能領域がどの程度あるかに係る記録領域情報を外部機器領域管理手段101hに対して伝送する。
図6に示す記録コンテンツリストが記録領域に係る情報である。記録コンテンツリストには番組名(記録コンテンツ)、据置型記録再生装置1で録画した日付、曜日、時間、データサイズ、放送者名、及び符号化時の圧縮に係る記録モードが録画時の情報として記述される。記録コンテンツリストには、記録コンテンツに係る視聴結果に係り、最終視聴日時、視聴済みであるか否か、及びコンテンツを保存しておくべきか否かに係る保存フラグが記述される。このリストは、図4で予約された番組のうち、金曜から土曜までの4つの番組がハードディスクドライブ207にコピーされ、その内の金曜の番組が視聴された場合のリストである。保存フラグは保存、消去可能、及び消去の順でコンテンツの保存順位を示す。この保存順位はコンテンツの視聴直後、又はコンテンツの視聴中断直後に指定が行われる。例えば、記録コンテンツのうち「映画◎◎◎◎」を選択し再生した場合にその「映画◎◎◎◎」を最後まで再生または、所定の時間、例えば10分を超えて再生した後に操作部204又は図示しないリモートコントローラーの操作部により停止(ストップ)ボタンが操作された時点で、「映画◎◎◎◎」の視聴欄の記述を“New”から“済”に変更する。そして、表示部205に保存に係る選択を依頼する指示画面を表示する。その動作について更に述べる。
図7に、制御部201の行う動作のうち、携帯型記録再生装置2で行われる記録コンテンツの管理に係る構成を示し、図面を参照して説明する。
制御部201は、再生動作検出手段201a、停止動作検出手段201b、再生時間計測手段201c、FF(fast-forward)/REW(Rewind)操作検出手段201d、消去フラグ設定手段201e、記録コンテンツ管理手段201f、表示画面作成手段201g、及び上書き記録制御手段201hよりなっている。
まず、操作部204の図示しない再生ボタンが操作されて記録されたコンテンツの再生が開始されるときは、その動作を再生動作検出手段201aにより検出し、再生時間計測手段201cのタイマー計測を開始する。次に操作部104の図示しない停止ボタンが操作されたときには停止動作検出手段201bはその操作を検出し、再生時間計測手段201cの計測を停止し、再生時間が何分であったかの情報を得る。再生時間が例えば10分間を超えたときにはそのコンテンツ(番組)が視聴されたとする情報を記録コンテンツ管理手段201fに出力する。その記録コンテンツ管理手段201fは表示画面作成手段201gに対して視聴したコンテンツの保存に係る後記の表示画面を作成させる。表示画面は表示部205により表示される。その表示結果を基にして使用者により操作部204のFF、またはREWボタンが操作される。FF/REW操作検出手段201dはその操作を検出し、検出された操作結果を基に消去フラグ設定手段201eでコンテンツの保存優先度に係るフラグが設定される。記録コンテンツ管理手段201fは設定されたフラグに従って記録コンテンツリストを書き替える。
据置型記録再生装置1により予約され、録画された番組を携帯型記録再生装置2のハードディスク207にコピーするときには、上書き記録制御手段201hにより制御され、優先順位の低いコンテンツから順に上書きされるようにして記録される。
制御部201は、再生動作検出手段201a、停止動作検出手段201b、再生時間計測手段201c、FF(fast-forward)/REW(Rewind)操作検出手段201d、消去フラグ設定手段201e、記録コンテンツ管理手段201f、表示画面作成手段201g、及び上書き記録制御手段201hよりなっている。
まず、操作部204の図示しない再生ボタンが操作されて記録されたコンテンツの再生が開始されるときは、その動作を再生動作検出手段201aにより検出し、再生時間計測手段201cのタイマー計測を開始する。次に操作部104の図示しない停止ボタンが操作されたときには停止動作検出手段201bはその操作を検出し、再生時間計測手段201cの計測を停止し、再生時間が何分であったかの情報を得る。再生時間が例えば10分間を超えたときにはそのコンテンツ(番組)が視聴されたとする情報を記録コンテンツ管理手段201fに出力する。その記録コンテンツ管理手段201fは表示画面作成手段201gに対して視聴したコンテンツの保存に係る後記の表示画面を作成させる。表示画面は表示部205により表示される。その表示結果を基にして使用者により操作部204のFF、またはREWボタンが操作される。FF/REW操作検出手段201dはその操作を検出し、検出された操作結果を基に消去フラグ設定手段201eでコンテンツの保存優先度に係るフラグが設定される。記録コンテンツ管理手段201fは設定されたフラグに従って記録コンテンツリストを書き替える。
据置型記録再生装置1により予約され、録画された番組を携帯型記録再生装置2のハードディスク207にコピーするときには、上書き記録制御手段201hにより制御され、優先順位の低いコンテンツから順に上書きされるようにして記録される。
図8は、「映画◎◎◎◎」を保存に設定するか否かの選択を依頼する表示であり、使用者は操作部104又は図示しないリモートコントローラーの所定のボタンを操作し、容易に“保存”又は“消去可能”の設定を行える。図8の例では“保存”をREWボタンにより、“消去可能”をFFボタンによりワンタッチで操作することにしている。
図9は、保存されたコンテンツの2度目の視聴後に表示する画面であり保存設定の確認またはその“消去可能”への変更をFFボタンにより行う場合である。使用者が設定変更を望まない場合は、所定の時間、例えば表示後5秒以内に所定のボタンを操作しない場合や、指定以外のボタンを操作することで設定されている保存状態を継続させる。この画面により、設定情報を容易に知ることができると共に、設定内容を変更する、又は変更しない場合の操作がワンタッチ操作により簡単に設定できる。
図9は、保存されたコンテンツの2度目の視聴後に表示する画面であり保存設定の確認またはその“消去可能”への変更をFFボタンにより行う場合である。使用者が設定変更を望まない場合は、所定の時間、例えば表示後5秒以内に所定のボタンを操作しない場合や、指定以外のボタンを操作することで設定されている保存状態を継続させる。この画面により、設定情報を容易に知ることができると共に、設定内容を変更する、又は変更しない場合の操作がワンタッチ操作により簡単に設定できる。
図10は “保存”設定になっていない、即ち“消去可能”設定になっているコンテンツを視聴した直後に表示される画面例である。ハードディスクドライブ207の空き容量が所定容量に満たない場合には、コンテンツリストの視聴を“New”とし、保存フラグを“消去可能”としておく。新たな番組をコピーするときには、消去可能コンテンツの中での保存順位は“済み”より“New”の方が高いものとして上書き記録を行う。
図11、及び図12に示す設定の依頼画面は、ハードディスクドライブ207の記録容量が少なくなったときに示す画面である。それらの画面は、図8、及び図9で「消去可能」を選択する画面として表示されていた記述を「消去」として表示している点で異なっている。この場合は“保存”の設定がされない限り消去される設定である。
図11、及び図12に示す設定の依頼画面は、ハードディスクドライブ207の記録容量が少なくなったときに示す画面である。それらの画面は、図8、及び図9で「消去可能」を選択する画面として表示されていた記述を「消去」として表示している点で異なっている。この場合は“保存”の設定がされない限り消去される設定である。
次に、図13に示すコピー動作シーケンスについて説明する。
据置型記録再生装置1で再生動作が行われない時間帯に、携帯型記録再生装置2の接続が検出されたときは、予め据置型記録再生装置1に録画予約されて録画された番組データ(コンテンツ)のコピーを開始する。
まず、(1)で据置型記録再生装置1の制御部101は携帯型記録再生装置2の制御部201に対してコピー開始命令を伝送する。携帯型記録再生装置2のコピーに係る回路部がアクティブとされたころに記録された番組のサイズ情報を伝送する。制御部201はハードディスクドライブ207に記録されているコンテンツを記録コンテンツリストにより確認し、空き領域、消去領域、及び消去可能領域を基に記録領域が不足しないかを検出する。記録領域が不足しないときには(4)の記録レディ情報を制御部101に伝送する。記録領域が不足する場合には圧縮率を高圧縮に変更したコンテンツの送信を要求するようにしても良い。送信要求を受信した制御部101はデータ記録命令を伝送し、続けてコンテンツのデータ(ビットストリーム)を送信する。送信されたデータは最初に(6)ハードディスク207の空き領域に記録し、次に(7)消去領域へ記録し、その後は(8)消去可能領域の視聴済み領域に、さらに記録領域が不足している場合には消去可能領域のうちのNew領域に対して記録を行う。記録は保存順位の低い順からなされる。
据置型記録再生装置1で再生動作が行われない時間帯に、携帯型記録再生装置2の接続が検出されたときは、予め据置型記録再生装置1に録画予約されて録画された番組データ(コンテンツ)のコピーを開始する。
まず、(1)で据置型記録再生装置1の制御部101は携帯型記録再生装置2の制御部201に対してコピー開始命令を伝送する。携帯型記録再生装置2のコピーに係る回路部がアクティブとされたころに記録された番組のサイズ情報を伝送する。制御部201はハードディスクドライブ207に記録されているコンテンツを記録コンテンツリストにより確認し、空き領域、消去領域、及び消去可能領域を基に記録領域が不足しないかを検出する。記録領域が不足しないときには(4)の記録レディ情報を制御部101に伝送する。記録領域が不足する場合には圧縮率を高圧縮に変更したコンテンツの送信を要求するようにしても良い。送信要求を受信した制御部101はデータ記録命令を伝送し、続けてコンテンツのデータ(ビットストリーム)を送信する。送信されたデータは最初に(6)ハードディスク207の空き領域に記録し、次に(7)消去領域へ記録し、その後は(8)消去可能領域の視聴済み領域に、さらに記録領域が不足している場合には消去可能領域のうちのNew領域に対して記録を行う。記録は保存順位の低い順からなされる。
図14に示すフローチャートにより保存順位の設定動作について述べる。
まず、携帯型記録再生装置2の操作部204が操作されて指定されるコンテンツAを再生するため、S(ステップ)51により記録されたコンテンツAの再生命令が発行される。S52でによりハードディスクドライブ207よりコンテンツAのデータが読み出され、圧縮符号化されて記録されているデータは信号処理部206により復号化され、得られる映像信号は表示部205に表示される。その表示はS53によりコンテンツAが終了したとして検出されるまで、又はS54でストップボタンが操作されるまで継続される。コンテンツAの再生途中でストップボタンが操作されたときにはS55でそれまでに再生された時間はB分間(例えば10分間)を超えたか否かが検出され、超えていないときにはそのままの状態で再生動作が終了される。再生時間がB分間を超えたときにはS56でコンテンツAの視聴フラグを済(例えば数字の1をフラグとして立てる)とする。
まず、携帯型記録再生装置2の操作部204が操作されて指定されるコンテンツAを再生するため、S(ステップ)51により記録されたコンテンツAの再生命令が発行される。S52でによりハードディスクドライブ207よりコンテンツAのデータが読み出され、圧縮符号化されて記録されているデータは信号処理部206により復号化され、得られる映像信号は表示部205に表示される。その表示はS53によりコンテンツAが終了したとして検出されるまで、又はS54でストップボタンが操作されるまで継続される。コンテンツAの再生途中でストップボタンが操作されたときにはS55でそれまでに再生された時間はB分間(例えば10分間)を超えたか否かが検出され、超えていないときにはそのままの状態で再生動作が終了される。再生時間がB分間を超えたときにはS56でコンテンツAの視聴フラグを済(例えば数字の1をフラグとして立てる)とする。
S57でコンテンツAの保存設定画面(図8〜図12)を表示部205に表示する。S58で保存として定義されるFFキー(左側を向いた2個の三角印)が操作されたときにはS62により表示を終了し、コンテンツAの保存フラグを“保存”にする。例えば2進数の11をたてて終了する。S58でFFキーが操作されなかったときはS59でRewキー(右側を向いた2個の三角印)が操作されたかを検出する。その検出はS61によりC秒(例えば5秒間)経過するまで検出し、Rewキーが操作された場合またはC秒以上経過したときにはS63により保存設定画面の表示を終了し、コンテンツAの保存フラグを“消去”にする。ここで、消去可能の場合には2進数の10、消去の場合には2進数の01を保存フラグとして立てるようにしてもよい。
以上、本実施形態による放送番組記録再生システムの構成とその動作について詳述した。
その放送番組記録再生システムに用いられる据置型記録再生装置1はランダムアクセス可能なハードディスクドライブ207を記録媒体として用い、携帯型記録再生装置2で視聴を希望する番組を予約して録画すると共に、受信中の番組を追っかけ再生などの機能により再生しながら視聴することができる。そして、据置型記録再生装置1の再生機能が用いられない時間帯を検出し、その時間帯に記録した番組を携帯型記録再生装置2に記録(コピー又はムーブ)するようにしていため、使用者は便利な追っかけ再生などの再生機能を実質的に制限することなく録画番組のコピーが出来る。従って、そのコピーがなされる時間帯は使用者が据置型記録再生装置1を使用していない例えば就寝中の時間帯である場合もあるので、仮にコピー動作に不具合がある場合であってもそれを解決しながら自動的に(使用者の判断、操作を必要とせずに)行える必要がある。携帯型記録再生装置2に記録された番組は視聴した後、又は番組内容を認識可能な所定時間以上の視聴を行った後に視聴を中断したときにはその番組を、保存、消去可能、消去にランク分けしたフラグを付して管理することがワンタッチ操作により出来るようにしてある。従って、視聴の直後にフラグを付すことが出来、その操作も容易であり、フラグを付す操作を忘れてしまうことを防止できる。そのように好適なフラグの付されて記録された番組は、使用者が不在のときになされるコピー又はムーブ動作に対して、記録領域が不足するためにコピーが失敗し、携帯型記録再生装置2を移動先で視聴できない、又はさらに圧縮率を高めた画質の悪い画質で視聴せざるを得ないといったような課題を解決し、好適な録画番組の再生を可能とするものである。
その放送番組記録再生システムに用いられる据置型記録再生装置1はランダムアクセス可能なハードディスクドライブ207を記録媒体として用い、携帯型記録再生装置2で視聴を希望する番組を予約して録画すると共に、受信中の番組を追っかけ再生などの機能により再生しながら視聴することができる。そして、据置型記録再生装置1の再生機能が用いられない時間帯を検出し、その時間帯に記録した番組を携帯型記録再生装置2に記録(コピー又はムーブ)するようにしていため、使用者は便利な追っかけ再生などの再生機能を実質的に制限することなく録画番組のコピーが出来る。従って、そのコピーがなされる時間帯は使用者が据置型記録再生装置1を使用していない例えば就寝中の時間帯である場合もあるので、仮にコピー動作に不具合がある場合であってもそれを解決しながら自動的に(使用者の判断、操作を必要とせずに)行える必要がある。携帯型記録再生装置2に記録された番組は視聴した後、又は番組内容を認識可能な所定時間以上の視聴を行った後に視聴を中断したときにはその番組を、保存、消去可能、消去にランク分けしたフラグを付して管理することがワンタッチ操作により出来るようにしてある。従って、視聴の直後にフラグを付すことが出来、その操作も容易であり、フラグを付す操作を忘れてしまうことを防止できる。そのように好適なフラグの付されて記録された番組は、使用者が不在のときになされるコピー又はムーブ動作に対して、記録領域が不足するためにコピーが失敗し、携帯型記録再生装置2を移動先で視聴できない、又はさらに圧縮率を高めた画質の悪い画質で視聴せざるを得ないといったような課題を解決し、好適な録画番組の再生を可能とするものである。
さらに、携帯型記録再生装置は通常、持ち運びに便利なように小型軽量であることが望ましいため、携帯型機器にテレビジョン放送を受信するチューナーを搭載するのは実用的でない。また、性能面からも小型のアンテナでテレビジョン放送を感度よく受信することは難しい。それに比し据え置き型装置に、携帯端末に記録したい番組を予約して記録し、記録した番組を携帯端末などにコピーするようにする場合では、携帯端末で品質の良い番組を視聴できる実施形態での効果を有している。
なお、本実施形態では、据置型記録再生装置で記録した番組を携帯型記録再生装置で再生する場合を主に述べたが、据置型記録再生装置で記録した番組をその据置型記録再生装置で再生する場合にも応用可能である。即ち、録画予約を行うときにはハードディスクの記録容量を越える容量の番組を予約して録画する。録画した番組を再生した場合、及び所定時間以上を再生して中断した場合には図8〜図12の保存設定画面を提示し、保存に係る優先順位付けを図14のフローチャートにより行う。簡単な操作により保存フラグを記述した図6に示した記録コンテンツリストを作成できるため、次に予約されている番組の記録容量が不足する場合であっても、図13に示したシーケンスによりハードディスクの記録内容を管理しつつ上書き記録を行う。従って、予約された番組の録画前に、使用者が特にハードディスクの記録内容の消去作業を行うことなしに所望の画質で予約した番組を録画することが出来るものである。
さらに、空き容量以上の番組を予約し、予約番組の受信時間が到来する前に番組内容を把握可能である程度の時間視聴した番組について消去可能の設定を行う本実施携帯で記述した技術は据置型記録再生装置に限ることなく、放送受信機能を有する携帯型記録再生装置に対しても応用が可能である。特に、地上波デジタル放送受信装置の場合では1セグメント方式と称する移動受信を考慮した放送もなされており、所定の画質による受信が可能である。この場合にも、所定時間以上の再生を行った後での停止ボタンの操作を検出し、使用者はワンタッチで、且つ操作忘れのない方法によりその番組に対して消去可能の設定を行うようにすることにより、所定の記録領域を有する記録媒体を有効に活用した記録媒体の空き領域不足などにより生じるコピーの失敗を未然に防ぐ、更には低伝送レートによる画質が悪化された番組記録を防止することができる。
本発明は、データストリームを複数の媒体に記録可能な放送番組記録再生システムにおいて、第1の記録媒体に記録した番組を携帯型である第2の記録媒体にコピー(ムーブ)して視聴する、または第1の記録媒体に空き容量以上の番組を予約して録画するようにした番組記録再生装置の実現に適用できる。
1 据置型記録再生装置
2 携帯型記録再生装置
3 データケーブル
8 アンテナ
101 制御部
101a 録画予約時間管理手段
101b 再生動作検出手段
101c 再生週間テーブル作成手段
101d 接続状態検出手段
101e 接続状態週間テーブル作成部
101f 外部機器コピー時間管理手段
101g 外部機器コピー制御手段
101h 外部機器領域管理手段
104 操作部
105 TVチューナ部
106 信号処理部
107 ハードディスクドライブ
109 ディジタルインタフェース
110 データバス
111 データコネクタ
112 映像出力端子
113 音声出力端子
201 制御部
201a 再生動作検出手段
201b 停止動作検出手段
201c 再生時間計測手段
201d FF/REW操作検出手段
201e 消去フラグ設定手段
201f 記録コンテンツ管理手段
201g 表示画面作成手段
201h 上書き記録制御手段
202 ROM
203 RAM
204 操作部
205 表示部
206 信号処理部
207 ハードディスクドライブ
208 メディアドライバ
209 ディジタルインタフェース
210 データバス
211 データコネクタ
213 音声出力端子
2 携帯型記録再生装置
3 データケーブル
8 アンテナ
101 制御部
101a 録画予約時間管理手段
101b 再生動作検出手段
101c 再生週間テーブル作成手段
101d 接続状態検出手段
101e 接続状態週間テーブル作成部
101f 外部機器コピー時間管理手段
101g 外部機器コピー制御手段
101h 外部機器領域管理手段
104 操作部
105 TVチューナ部
106 信号処理部
107 ハードディスクドライブ
109 ディジタルインタフェース
110 データバス
111 データコネクタ
112 映像出力端子
113 音声出力端子
201 制御部
201a 再生動作検出手段
201b 停止動作検出手段
201c 再生時間計測手段
201d FF/REW操作検出手段
201e 消去フラグ設定手段
201f 記録コンテンツ管理手段
201g 表示画面作成手段
201h 上書き記録制御手段
202 ROM
203 RAM
204 操作部
205 表示部
206 信号処理部
207 ハードディスクドライブ
208 メディアドライバ
209 ディジタルインタフェース
210 データバス
211 データコネクタ
213 音声出力端子
Claims (1)
- 受信される番組内容の予約信号を出力する第1操作部及び前記第1操作部の信号により、前記番組内容を記録再生する第1記録再生部を有する第1記録再生装置と、前記第1記録再生部から転送された前記番組内容を着脱自在の接続部を介して記録再生する第2記録再生部及び前記第2記録再生部に記録された番組内容を記録再生するように指令信号を送る第2操作部を有する第2記録再生装置と、からなり、前記接続部が接続状態であって前記第1記録再生部が再生を行っていない場合のみ、前記第1記録再生部の番組内容を前記第2記録再生部に記録する番組記録再生システムにおける番組記録再生装置おいて、
前記第2記録再生装置の再生時間が所定時間を超えた場合に再生された番組内容を前記第2記録再生部の空き容量を考慮して消去するか否かを指示する指示手段を備えることを特徴とする番組記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004150150A JP2005333432A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 番組記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004150150A JP2005333432A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 番組記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005333432A true JP2005333432A (ja) | 2005-12-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004150150A Pending JP2005333432A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 番組記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005333432A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279698A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nec Personal Products Co Ltd | 録画番組自動格納システム |
JP2007251803A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Sharp Corp | 記録再生装置、携帯端末装置、記録再生システム、及び記録再生方法 |
JP2009055629A (ja) * | 2008-10-22 | 2009-03-12 | Sharp Corp | 記録再生装置、携帯端末装置、記録再生システム、及び記録再生方法 |
JP2010244595A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Sharp Corp | 記録装置及び携帯端末装置 |
-
2004
- 2004-05-20 JP JP2004150150A patent/JP2005333432A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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