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JP2005332372A - 画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP2005332372A JP2005113757A JP2005113757A JP2005332372A JP 2005332372 A JP2005332372 A JP 2005332372A JP 2005113757 A JP2005113757 A JP 2005113757A JP 2005113757 A JP2005113757 A JP 2005113757A JP 2005332372 A JP2005332372 A JP 2005332372A
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豊 米田
Junichi Ikeda
純一 池田
Satoru Numakura
覚 沼倉
Mitsuhiro Oizumi
充弘 大泉
Koji Oshikiri
幸治 押切
Toru Sasaki
徹 佐々木
Yasuyuki Shindo
泰之 進藤
Mitsuharu Takeo
光治 竹尾
Noriyuki Terao
典之 寺尾
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Abstract

【課題】メモリバスの帯域が足りなくなることを防止し、データ転送の負荷を分散することができるようにする。
【解決手段】原稿の画像を読み取る画像入力装置2と、この読み取った画像データに基づいて媒体上に画像形成を行うプリンタエンジン3と、を備えているデジタル複写機1である。データの転送には、PCI Express規格のバスを用いている。PCI Express規格による同一のスイッチには同規格のエンドポイントとして記憶領域と、当該記憶領域と画像データの送受信を行なうハードウェアリソースとが接続されている。すなわち、入出力領域21、画像入力装置2、プリンタエンジン3がスイッチ11に接続され、保存領域22、圧縮器5、ハードディスク6がスイッチ12に接続されている。
【選択図】 図16

Description

本発明は、画像データに関する所定の処理を行なう画像処理装置、及び原稿の画像を読み取って用紙などの媒体上に画像形成する画像形成装置に関する。
高速シリアルインタフェースとして、PCIバス方式の後継規格に当るPCI Express(登録商標)なるインタフェースが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
"PCI Express 規格の概要"Interface誌、July'2003 里見尚志
図22は、従来の専用、汎用バスを備えたデジタル複写機において、画像データの流れを説明する説明図である。画像データの流れは矢印で示している。
図22のデジタル複写機201においては、画像入力装置202で読み取った画像データをいったんメモリ203に保存し、その画像データをプリンタエンジン204に出力して画像形成を行なっている。また、デジタル複写機201においては、メモリ203に保存した画像データを圧縮器208で圧縮符号化して、再度メモリ203に記憶し、あるいはこれをハードディスク(HDD)205に保存する機能を備えている。メモリ203の入出力領域206は、画像入力装置202で読み取った画像データをいったん記憶する記憶領域であり、保存領域207は圧縮器208で圧縮符号化した画像データを記憶する記憶領域である。メモリ203へのデータの入出力はアービター209で調停され、メモリバス210により行なわれる。
しかしながら、このような従来のシステムについては、前述のように、画像データを処理するときには必ず画像データがメモリバス210を通過することになるので、メモリバス210の帯域が足りなくなり得る不具合がある。例えば、
画像入力装置202からメモリ203へのデータ転送率が15MBytes/sec
メモリ203からプリンタエンジン204へのデータ転送率が20MBytes/sec
メモリ203から圧縮器208へのデータ転送率が25MBytes/sec
圧縮器208からメモリ203へのデータ転送率が25MBytes/sec
メモリ203からHDD205へのデータ転送率が50MBytes/sec
とする。この場合におけるそれぞれのデータ転送の開始時刻、終了時刻、及びメモリバス210の転送率の和を図23に示す。図23において、
画像入力装置202からメモリへのデータ転送の開始時刻 0秒
終了時刻 0.60秒
メモリ上の画像データをプリンタエンジンへデータ転送する開始時刻 0.36秒
終了時刻 0.81秒
メモリ上の画像データをプリンタ圧縮器へデータ転送する開始時刻 0.48秒
終了時刻 0.66秒
プリンタ圧縮器からメモリへデータ転送する開始時刻 0.48秒
終了時刻 0.66秒
圧縮符号化されたメモリ上のデータをHDDにデータ転送する開始時刻 0.57秒
終了時刻 0.75秒
とすると、それぞれのデータ転送が重なる0.57秒から0.60秒の間は135MB/secのデータ転送が発生することになる。
本発明の目的は、メモリバスの帯域が足りなくなることを防止し、データ転送の負荷を分散することができるようにすることである。
本発明は、画像データに関する所定の処理を行なう画像処理装置において、データの転送を行うバス及びスイッチと、画像データの記憶を行なう記憶領域と、画像データの送受信を行なうハードウェアリソースと、を備え、同一の前記スイッチに前記記憶領域と前記ハードウェアリソースとが接続されている、ことを特徴とする画像処理装置である。
別の面から見た本発明は、原稿の画像を読み取る画像入力装置と、この読み取った画像データに基づいて媒体上に画像形成を行うプリンタエンジンと、を備えている画像形成装置において、データの転送にPCI Express規格のバスを用いていて、前記規格による同一のスイッチには前記規格のエンドポイントとして記憶領域と、当該記憶領域と画像データの送受信を行なうハードウェアリソースとが接続されている、ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、記憶領域と、ハードウェアリソースとを同一のスイッチに接続することにより、従来のように画像データの転送では必ず一つのメモリバスが使用されるということが回避できるので、メモリバスの帯域が足りなくなることを防止し、データ転送の負荷を分散することができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
以下では、PCI Expressの詳細について、[PCI Express規格の概要]〜[PCI Express のアーキテクチャの詳細]の欄で説明し、その後、本実施の形態のデジタル複写機について[デジタル複写機]の欄で説明する。
[PCI Express規格の概要]
まず、本実施の形態は高速シリアルバスの一つであるPCI Express(登録商標)を利用するものであり、本実施の形態の前提として当該PCI Express規格の概要について、非特許文献1の一部抜粋により説明する。ここに、高速シリアルバスとは、1本の伝送路を用いてシリアル(直列)伝送により高速(100Mbps程度以上)にデータをやり取りすることができるインタフェースを意味する。
PCI Expressは、PCIの後継規格としてコンピュータ全般に通用する標準拡張バスとして規格化されたバスであり、概略的には、低電圧差動信号伝送、ポイントツーポイントで送受信独立の通信チャネル、パケット化されたスプリットトランザクション、リンク構成の違いによる高いスケーラビリティなどの特徴を持つ。
図1に既存のPCIシステム、図2にPCI Expressシステムの各々の構成例を示す。既存のPCIシステムにあっては、CPU100やAGPグラフィックス101やメモリ102が接続されたホストブリッジ103に対して、PCI-X(PCIの上位互換規格)デバイス104a,104bがPCI-Xブリッジ105aを介して接続されたり、PCIデバイス104c,104dが接続されたPCIブリッジ105bやPCIバススロット106が接続されたPCIブリッジ107がPCI-Xブリッジ105cを介して接続されたりしたツリー構造(木構造)とされている。
これに対して、PCI Expressシステムにあっては、CPU110やメモリ111が接続されたルートコンプレックス112に対して、PCI Expressグラフィックス113がPCI Express114aにより接続され、また、エンドポイント115aやレガシーエンドポイント116aがPCI Express114bにより接続されたスイッチ117aがPCI Express114cにより接続され、さらには、エンドポイント115bやレガシーエンドポイント116bがPCI Express114dにより接続されたスイッチ117bやPCIバススロット118が接続されたPCIブリッジ119がPCI Express114eにより接続されたスイッチ117cがPCI Express114fにより接続されたツリー構造(木構造)とされている。
実際に想定されるPCI Expressプラットホーム例を図3に示す。図示例は、デスクトップ/モバイルへの適用例を示し、CPU121がCPUホストバス122により接続され、メモリ123が接続されたメモリハブ124(ルートコンプレックスに相当する)に対して、例えば、グラフィックス125がx16のPCI Express126aにより接続され、また、変換機能を有するI/Oハブ127がPCI Express126bにより接続されている。このI/Oハブ127には、例えば、Serial ATA128によりHDDまたはストレージ129が接続され、LPC130によりローカルI/O131が接続され、USB 2.0132やPCIバススロット133が接続されている。さらには、I/Oハブ127には、PCI Express126cによりスイッチ134が接続され、このスイッチ134には、各々、PCI Express126d,126e,126fによりモバイルドック135、ギガビットイーサネット(イーサネットは登録商標)136、アドインカード137が接続されている。
即ち、PCI Expressシステムでは、従来のPCI,PCI-X,AGPといったバスがPCI Expressで置き換わり、既存のPCI/PCI-Xデバイスを接続するためにブリッジが使用される。チップセット間の接続もPCI Express接続となり、IEEE1394,Serial ATA,USB 2.0などの既存のバスはI/OハブによりPCI Expressに接続される。
[PCI Expressの構成要素]
A.ポート(Port)/レーン(Lane)/リンク(Link)
図4に物理層の構造を示す。ポートは、物理的には同一半導体内にあり、リンクを形成するトランスミッタ/レシーバの集合で、論理的にはコンポーネント間を1対1で接続(ポイント・ツー・ポイント)するインタフェースを意味する。転送レートは、例えば片方向2.5Gbpsとされている(将来的には、5Gbpsや10Gbpsが想定されている)。レーンは、例えば0.8Vの差動信号ペアのセットで、送信側の信号ペア(2本)、受信側の信号ペア(2本)からなる。リンクは、2つのポートとその間を結ぶレーンの集まりであり、コンポーネント間のデュアルシンプレックス通信バスである。「xNリンク」はN本のレーンから構成され、現在の規格では、N=1,2,4,8,16,32が定義されている。図示例は、x4リンク例である。例えば、図5に示すように、デバイスA,B間を結ぶこのレーン幅Nを可変することにより、スケーラブルなバンド幅を構成することが可能となる。
B.ルートコンプレックス(Root Complex)
ルートコンプレックス112は、I/O構造の最上位に位置し、CPUやメモリサブシステムをI/Oに接続する。ブロック図などでは、図3に示すように、「メモリハブ」と記述されることが多い。ルートコンプレックス112(又は、124)は、1つ以上のPCI Expressポート(ルートポート)(図2中では、ルートコンプレックス112中の四角で示す)を持ち、各々のポートは独立したI/O階層ドメインを形成する。I/O階層ドメインは、単純なエンドポイントである場合(例えば、図2中のエンドポイント115a側の例)や、多数のスイッチやエンドポイントから形成される場合(例えば、図2中のエンドポイント115bやスイッチ117b,115c側の例)がある。
C.エンドポイント(End Point)
エンドポイント115は、タイプ00hのコンフィグレーション空間ヘッダを持つデバイス(具体的には、ブリッジ以外のデバイス)で、レガシーエンドポイントとPCI Expressエンドポイントとに分けられる。両者の大きな違いは、PCI ExpressエンドポイントはBAR(ベースアドレスレジスタ)で基本的にI/Oポートリソースを要求せず、このためI/Oリクエストを要求しない。また、PCI Expressエンドポイントは、ロックリクエストもサポートしていない。
D.スイッチ(Switch)
スイッチ117(又は、134)は、2つ以上のポートを結合し、ポート間でのパケットルーティングを行う。コンフィグレーションソフトウェアからは、当該スイッチは、図6に示すように、仮想PCI-PCIブリッジ141の集合体として認識される。図中、両矢印はPCI Expressリンク114(又は、126)を示し、142a〜142dはポートを示す。このうち、ポート142aはルートコンプレックスに近い方のアップストリームポートであり、ポート142b〜142dはルートコンプレックスから遠い方のダウンストリームポートである。
E.PCI Express114e−PCIブリッジ119
PCI ExpressからPCI/PCI-Xへの接続を提供する。これにより、既存のPCI/PCI-XデバイスをPCI Expressシステム上で使用することができる。
[階層アーキテクチャ]
従来のPCIのアーキテクチャは、図7−1に示すように、プロトコルとシグナリングが密接に関連する構造であり階層という考え方はなかったが、PCI Expressでは、図7−2に示すように、一般的な通信プロトコルやInfiniBandのように、独立した階層構造とされ、各層に分けて仕様が定義されている。即ち、最上位のソフトウェア151、最下位の機構(メカニカル)部152間に、トランザクション層153、データリンク層154、物理層155を持つ構造とされている。これにより、各層のモジュール性が確保され、スケーラビリティを持たせることやモジュールの再利用が可能となる。例えば、新たな信号コーディング方式や伝送媒体を採用する場合、物理層を変更するだけでデータリンク層やトランザクション層は変更せずに対応できる。
PCI Expressのアーキテクチャの中心となるのは、トランザクション層153、データリンク層154、物理層155であり、各々図8を参照して説明する以下のような役割を持つ。
A.トランザクション層153
トランザクション層153は、最上位に位置し、トランザクションレイヤパケット(TLP)の組み立て、分解機能を持つ。トランザクションレイヤパケット(TLP)は、リード/ライト、各種イベントといったトランザクションの伝達に用いられる。また、トランザクション層153は、トランザクションレイヤパケット(TLP)のためのクレジットを用いたフロー制御を行う。各層153〜155におけるトランザクションレイヤパケット(TLP)の概要を図9に示す(詳細は、後述する)。
B.データリンク層154
データリンク層154の主な役割は、エラー検出/訂正(再送)によりトランザクションレイヤパケット(TLP)のデータ完全性を保証することと、リンク管理である。データリンク層154間では、リンク管理やフロー制御のためのパケットのやり取りを行う。このパケットは、トランザクションレイヤパケット(TLP)と区別するために、データリンクレイヤパケット(DLLP)と呼ばれる。
C.物理層155
物理層155は、ドライバ、入力バッファ、パラレル−シリアル/シリアル−パラレル変換器、PLL、インピーダンス整合回路といったインタフェース動作に必要な回路を含んでいる。また、論理的な機能としてインタフェースの初期化・保守の機能を持つ。物理層155は、データリンク層154/トランザクション層153を実際のリンクで使用される信号技術から独立させる役目も持っている。
なお、PCI Expressのハードウェア構成上、エンベデッド・クロックという技術を採用しており、クロック信号はなく、クロックのタイミングはデータ信号中に埋め込まれており、受信側でデータ信号のクロスポイントを基にクロックを抽出する方式とされている。
[コンフィグレーション空間]
PCI Expressは、従来のPCIと同様にコンフィグレーション空間を持つが、その大きさは従来のPCIが256バイトであるのに対して、図10に示すように、4096バイトへと拡張されている。これにより、多数のデバイス固有レジスタセットを必要とするデバイス(ホストブリッジなど)に対しても、将来的に十分な空間が確保されている。PCI Expressでは、コンフィグレーション空間へのアクセスは、フラットなメモリ空間へのアクセス(コンフィグレーションリード/ライト)で行われ、バス/デバイス/機能/レジスタ番号はメモリアドレスにマップされている。
当該空間の先頭256バイトは、PCIコンフィグレーション空間として、BIOSや従来のOSからI/Oポートを使用した方法でもアクセスできる。従来のアクセスをPCI Expressでのアクセスに変換する機能は、ホストブリッジ上に実装される。00hから3FhまではPCI2.3互換のコンフィグレーションヘッダとなっている。これにより、PCI Expressで拡張された機能以外であれば、従来のOSやソフトウェアをそのまま使用することができる。即ち、PCI Expressにおけるソフトウェア層は、既存のPCIと互換性を保ったロード・ストア・アーキテクチャ(プロセッサが直接I/Oレジスタをアクセスする方式)を継承している。しかし、PCI Expressで拡張された機能(例えば、同期転送やRAS(Reliability,Availability and Serviceability)などの機能)を使用するには、4KバイトのPCI Express拡張空間にアクセスできるようにする必要がある。
なお、PCI Expressとしては様々なフォームファクタ(形状)が考えられるが、具体化している例としては、アドインカード、プラグインカード(NEWCARD)、Mini PCI Expressなどがある。
[PCI Express のアーキテクチャの詳細]
PCI Express のアーキテクチャの中心となっているトランザクション層153、データリンク層154、物理層155について、各々詳細に説明する。
A.トランザクション層153
トランザクション層153の主な役割は、前述したように、上位のソフトウェア層151と下位のデータリンク層154との間でトランザクションレイヤパケット(TLP)の組み立てと分解を行うことである。
a.アドレス空間とトランザクションタイプ
PCI Expressでは、従来のPCIでサポートされていたメモリ空間(メモリ空間とのデータ転送用)、I/O空間(I/O空間とのデータ転送用)、コンフィグレーション空間(デバイスのコンフィグレーションとセットアップ用)に加えて、メッセージ空間(PCI Expressデバイス間のインバンドでのイベント通知や一般的なメッセージ送信(交換)用…割り込み要求や確認は、メッセージを「仮想ワイヤ」として使用することにより伝達される)が追加され、4つのアドレス空間が定義されている。各々の空間に対してトランザクションタイプが定義されている(メモリ空間、I/O空間、コンフィグレーション空間は、リード/ライト、メッセージ空間は基本(ベンダ定義含む))。
b.トランザクションレイヤパケット(TLP)
PCI Expressは、パケット単位で通信を行う。図9に示したトランザクションレイヤパケット(TLP)のフォーマットにおいて、ヘッダのヘッダ長は3DW(DWはダブルワードの略;合計12バイト)又は4DW(16バイト)で、トランザクションレイヤパケット(TLP)のフォーマット(ヘッダ長とペイロードの有無)、トランザクションタイプ、トラフィッククラス(TC)、アトリビュートやペイロード長などの情報が含まれる。パケット内の最大ペイロード長は1024DW(4096バイト)である。
ECRCは、エンドツーエンドのデータ完全性を保証するためのもので、トランザクションレイヤパケット(TLP)部分の32ビットCRCである。これは、スイッチ内部などでトランザクションレイヤパケット(TLP)にエラーが発生した場合、LCRC(リンクCRC)ではエラーを検出できないためである(エラーとなったTLPでLCRCが再計算されるため)。
リクエストは、完了パケットが不要なものと必要なものとがある。
c.トラフィッククラス(TC)と仮想チャネル(VC)
上位のソフトウェアは、トラフィッククラス(TC)を使用することによりトラフィックの差別化(優先度をつける)を行うことができる。例えば、映像データをネットワークのデータよりも優先して転送する、といったことが可能となる。トラフィッククラス(TC)はTC0からTC7まで8つある。
仮想チャネル(VC:Vertual Channel)は、各々独立した仮想通信バス(同一のリンクを共用する複数の独立したデータ・フロー・バッファを使用するメカニズム)で、各々がリソース(バッファやキュー)を持ち、図11に示すように、独立したフロー制御を行う。これにより、1つの仮想チャネルのバッファが満杯の状態(full)になっても、他の仮想チャネルの転送を行うことができる。つまり、物理的には1つのリンクを仮想的な複数のチャネルに分けることで、有効に使用することができる。例えば、図11中に示すように、スイッチを経由してルートのリンクが複数のデバイスに分かれる場合、各デバイスのトラフィックの優先度を制御することができる。VC0は必須で、コストパフォーマンスのトレードオフに応じてその他の仮想チャネル(VC1〜VC7)が実装される。図11中の実線矢印は、デフォルト仮想チャネル(VC0)を示し、破線矢印はその他の仮想チャネル(VC1〜VC7)を示している。
トランザクション層内では、トラフィッククラス(TC)が仮想チャネル(VC)にマッピングされる。1つの仮想チャネル(VC)に対して1つ又は複数のトラフィッククラス(TC)をマッピングできる(仮想チャネル(VC)の数が少ない場合)。単純な例では、各トラフィッククラス(TC)から各仮想チャネル(VC)に1対1、全てのトラフィッククラス(TC)を仮想チャネルVC0にマッピングする、といったことが考えられる。TC0−VC0のマッピングは、必須/固定で、それ以外のマッピングは上位のソフトウェアから制御される。ソフトウェアはトラフィッククラス(TC)を利用することで、トランザクションの優先度を制御することが可能となる。
d.フロー制御
受信バッファのオーバーフローを避け、伝送順序を確立するためにフロー制御(FC:Flow Control)が行われる。フロー制御は、リンク間のポイントツーポイントで行われ、エンドツーエンドではない。従って、フロー制御により最終的な相手(コンプリータ)にパケットが届いたことを確認することはできない。
PCI Expressのフロー制御は、クレジット・ベースで行われる(データ転送を始める前に、受け取り側のバッファの空き状況を確認し、オーバーフロー、アンダフローが発生しないメカニズム)。即ち、受信側はリンク初期化時にバッファ容量(クレジット値)を送信側に通知し、送信側はクレジット値と送信するパケットの長さとを比較し、一定の残りがある場合のみパケットを送信する。このクレジットには6種類ある。
フロー制御の情報交換はデータリンク層のデータリンクレイヤパケット(DLLP)を使用して行われる。フロー制御はトランザクションレイヤパケット(TLP)のみに適用され、データリンクレイヤパケット(DLLP)には適用されない(DLLPは常時送受信可能)。
B.データリンク層154
データリンク層154の主な役割は、前述したように、リンク上の2つのコンポーネント間での信頼性の高いトランザクションレイヤパケット(TLP)交換機能を提供することである。
a.トランザクションレイヤパケット(TLP)の扱い
トランザクション層153から受け取ったトランザクションレイヤパケット(TLP)に対しては、先頭に2バイトのシーケンス番号、末尾に4バイトのリンクCRC(LCRC)を付加して、物理層155に渡す(図9参照)。トランザクションレイヤパケット(TLP)は、リトライバッファに保管され、相手から受信確認(ACK)が届くまで再送される。トランザクションレイヤパケット(TLP)の送信に失敗が続いた場合は、リンク異常であると判断して物理層155に対してリンクの再トレーニングを要求する。リンクのトレーニングが失敗した場合、データリンク層154の状態はインアクティブに遷移する。
物理層155から受け取ったトランザクションレイヤパケット(TLP)は、シーケンス番号とリンクCRC(LCRC)が検査され、正常であればトランザクション層153に渡され、エラーがあった場合は再送を要求する。
b.データリンクレイヤパケット(DLLP)
データリンク層154が生成するパケットは、データリンクレイヤパケット(DLLP)と呼ばれ、データリンク層154間でやり取りされる。データリンクレイヤパケット(DLLP)には、
・Ack/Nak:TLPの受信確認、リトライ(再送)
・InitFC1/InitFC2/UpdateFC:フロー制御の初期化とアップデート
・電源管理のためのDLLP
なる種類がある。
図12に示すように、データリンクレイヤパケット(DLLP)の長さは6バイトで、種類を示すDLLPタイプ(1バイト)、DLLPの種類で固有の情報(3バイト)、CRC(2バイト)から構成される。
C.物理層−論理サブブロック156
図8中に示す物理層155の論理サブブロック156での主な役割は、データリンク層154から受け取ったパケットを電気サブブロック157で送信できる形式に変換することである。また、物理層155を制御/管理する機能も有する。
a.データ符号化とパラレル−シリアル変換
PCI Expressは、連続した"0"や"1"が続かないように(長い期間、クロスポイントが存在しない状態が続かないようにするため)、データ符号化に8B/10B変換を用いる。変換されたデータは、図13中に示すように、シリアル変換され、LSBからレーン上に送信される。ここに、レーンが複数ある場合は(図13はx4リンクの場合を例示している)、符号化の前にデータがバイト単位で各レーンに割り振られる。この場合、一見パラレル・バスのようにみえるが、レーン毎に独立した転送を行うので、パラレル・バスで問題となるスキューが大幅に緩和される。
b.電源管理とリンクステート
リンクの消費電力を低く抑えるために、図14に示すように、L0/L0s/L1/L2というリンクステートが定義されている。
L0が通常モードで、L0sからL2へと低消費電力となるが、L0への復帰にも時間がかかるようになる。図15に示すように、ソフトウェアによる電源管理に加えて、アクティブステート電源管理を積極的に行うことにより、消費電力を極力小さくすることが可能となる。
D.物理層−電気サブブロック157
物理層155の電気サブブロック157での主な役割は、論理サブブロック156でシリアル化されたデータをレーン上に送信することと、レーン上のデータを受信して論理サブブロック156に渡すことである。
a.ACカップリング
リンクの送信側では、ACカップリング用のコンデンサが実装される。これにより、送信側と受信側のDCコモンモード電圧が同一である必要がなくなる。このため、送信側と受信側で異なる設計、半導体プロセス、電源電圧を使用することが可能となる。
b.デエンファシス
PCI Expressでは、前述したように、8B/10Bエンコーディングによってできるだけ連続した"0"や"1"が続かないように処理されるが、連続した"0"や"1"が続くこともある(最大5回)。この場合、送信側はデエンファシス転送を行わなければならないことが規定されている。同一極性のビットが連続する場合は、2つ目のビットからは差動電圧レベル(振幅)を3.5±0.5dB落とすことで、受信側で受け取る信号のノイズ・マージンを稼ぐ必要がある。これを、デエンファシスという。伝送路の周波数依存性減衰のため、変化するビットの場合は高周波成分が多く、減衰により受信側の波形が小さくなるが、変化しないビットの場合は高周波成分が少なく、相対的に受信側の波形が大きくなる。このため、受信側での波形を一定とするためにデエンファシスを行う。
[デジタル複写機]
図16は、本発明の第1の実施の形態のデジタル複写機1の概要を説明するブロック図である。画像データの流れは矢印で示している。
デジタル複写機1は、本発明の画像処理装置を実施するもので、画像データに関する所定の処理を行なう。この例では、デジタル複写機1は本発明の画像形成装置も実施しているので、原稿の画像を読み取る画像入力装置2と、この読み取った原稿の画像データに基づいて用紙などの媒体の上に画像形成を行う出力装置であるプリンタエンジン3とを備え、画像データに関する所定の処理として、画像入力装置2による原稿の画像の読み取りと、プリンタエンジン3による読み取り画像の印刷出力を実行する。なお、プリンタエンジン3の印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、様々な方式を用いることができる。
本実施の形態のデジタル複写機1は、画像データなどの転送を行なうのにPCI Express規格のバスを使用している。そして、画像入力装置2、プリンタエンジン3、メモリ4、圧縮器5、ハードディスク(HDD)6は、PCI Express規格のエンドポイント(End Point)となるハードウェアリソースである。スイッチ11,12は、PCI Express規格のスイッチ(Switch)であり、アービター13は、PCI Express規格のルートコンプレックス(Root Complex)となる。
画像入力装置2で読み取った原稿の画像データは、いったん記憶装置であるメモリ4に保存され、その画像データをプリンタエンジン3に出力して画像形成を行なう。また、メモリ4に保存した画像データは圧縮器5で圧縮符号化して、再度メモリ4に記憶し、あるいはこれをHDD6に保存することができる。メモリ4の入出力領域21は、画像入力装置2で読み取った画像データをいったん記憶する記憶領域であり、保存領域22は圧縮器5で圧縮符号化した画像データを記憶する記憶領域である。すなわち、記憶領域21,22は複数の用途に分割された単一の記憶装置であるメモリ4の一部である。メモリ4へのデータの入出力はアービター13で調停される。
各スイッチ11,12には、エンドポイントとして、記憶領域と、この記憶領域と画像データの送受信を行なうハードウェアリソースとが接続されている。
具体的には、入出力領域21と、入出力領域21に画像データを送信する画像入力装置2とが同一のスイッチ11に接続されている。また、入出力領域21に記憶されている画像データに基づいて画像を出力するプリンタエンジン3が、スイッチ11に接続されている。
また、画像データを圧縮する圧縮器5と、保存領域22とがスイッチ12に接続されている。
このように、記憶領域と、この記憶領域と画像データの送受信を行なうハードウェアリソースとを同一のスイッチに接続することにより、従来のように画像データの転送では必ず一つのメモリバスが使用されるということが回避できるので、メモリバスの帯域が足りなくなることを防止し、データ転送の負荷を分散することができる。
また、PCI Express規格のバスを使用しているため、後付けでハードウェアリソースやメモリを接続する際にも、メモリバスの帯域を気にすることがなくなる。すなわち、図17に示す例では、入出力領域21、保存領域22に相当する記憶領域としてそれぞれ独立のメモリデバイスである入出力用メモリ31、保存用メモリ32を使用しているが、画像データに所定の画像処理を施す画像処理回路41と、この画像処理後の画像データを記憶する独立のメモリデバイスである画処理用メモリ42とを後付するに際して、これらを同一のスイッチ14に接続すれば、ハードウェアリソースやメモリを増設しても、メモリバスの帯域が足りなくなることはなく、データ転送の負荷を分散することができる。
なお、以上の説明では、本発明の画像処理装置をデジタル複写機に適用する例について説明したが、本発明の画像処理装置はこれに限定されるものではなく、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置など、画像データに関する所定の処理を行なう様々な画像処理装置に適用することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図18ないし図20に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
図18は、本発明の第2の実施の形態のデジタル複写機1の概要を説明するブロック図である。画像データの流れは矢印で示している。
本実施の形態のデジタル複写機1は、画像データなどの転送を行なうのにPCI Express規格のバスを使用している。そして、画像入力装置2、プリンタエンジン3、メモリ4、圧縮器5、ハードディスク(HDD)6は、PCI Express規格のエンドポイント(End Point)となるハードウェアリソースである。スイッチ11は、PCI Express規格のスイッチ(Switch)であり、アービター13は、PCI Express規格のルートコンプレックス(Root Complex)となる。
画像入力装置2で読み取った原稿の画像データは、いったん記憶装置であるメモリ4に保存され、その画像データをプリンタエンジン3に出力して画像形成を行なう。また、メモリ4に保存した画像データは圧縮器5で圧縮符号化して、再度メモリ4に記憶し、あるいはこれをHDD6に保存することができる。メモリ4の入出力領域21は、画像入力装置2で読み取った画像データをいったん記憶する記憶領域であり、保存領域22は圧縮器5で圧縮符号化した画像データを記憶する記憶領域である。すなわち、記憶領域21,22は複数の用途に分割された単一の記憶装置であるメモリ4の一部である。メモリ4へのデータの入出力はアービター13で調停される。
ここで、個々のハードウェアリソース間のデータ転送は、
画像入力装置2から入出力領域21
入出力領域21から圧縮器5
入出力領域21からプリンタエンジン3
圧縮器5から保存領域22
保存領域22からHDD6
である。例えば、
画像入力装置2から入出力領域21へのデータ転送率が15MBytes/sec
入出力領域21からプリンタエンジン3へのデータ転送率が20MBytes/sec
入出力領域21から圧縮器5へのデータ転送率が25MBytes/sec
圧縮器5から保存領域22へのデータ転送率が25MBytes/sec
保存領域22からHDD6へのデータ転送率が50MBytes/sec
とすると、転送率は図19に示すようになる。図19は、各データ転送が発生する時間と、メモリの各領域(入出力領域、保存領域)のポートにおけるデータ転送率の和を示す説明図である。これによれば、PCI Express規格のスイッチ11の下に、ハードウェアリソースが接続されているので、入出力領域における転送率は60MB/sec保存領域のポートにおけるバス転送率75MB/secと負荷を分散させることができる。
スイッチ11には、エンドポイントとして、記憶領域と、この記憶領域と画像データの送受信を行なうハードウェアリソースとが接続されている。
具体的には、入出力領域21と、入出力領域21に画像データを送信する画像入力装置2とが同一のスイッチ11に接続されている。また、入出力領域21に記憶されている画像データに基づいて画像を出力するプリンタエンジン3と、画像データを圧縮する圧縮器5と、保存領域22とがスイッチ11に接続されている。
このように、記憶領域と、この記憶領域と画像データの送受信を行なうハードウェアリソースとを同一のスイッチに接続することにより、従来のように画像データの転送では必ず一つのメモリバスが使用されるということが回避できるので、メモリバスの帯域が足りなくなることを防止し、データ転送率の負荷を分散することができる。
一般に、入出力領域21から圧縮器5のデータ転送と、入出力領域21からプリンタエンジン3へのデータ転送とではバスが競合しており、トラフィックが低下することになる。ここで、図20はスイッチ11の出力ポートに4つのトラフィックが同時に開始し、速度に応じて順にデータ転送が終了していく特性を示したグラフである。図20に示すように、本実施の形態によれば、競合するトラフィックの数が減るに従って、それぞれグラフの傾きが急峻になっていき、データ転送レートが向上することになる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を図21に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
図21は、本発明の第3の実施の形態のデジタル複写機1の概要を説明するブロック図である。画像データの流れは矢印で示している。
本実施の形態のデジタル複写機1では、第1の実施の形態で説明した入出力領域21、保存領域22に相当する記憶領域としてそれぞれ独立のメモリデバイスである入出力用メモリ31、保存用メモリ32を使用している。これらを同一のスイッチ11に接続すれば、ハードウェアリソースやメモリを増設しても、メモリバスの帯域が足りなくなることはなく、データ転送率の負荷を分散することができる。
既存PCIシステムの構成例を示すブロック図である。 PCI Expressシステムの構成例を示すブロック図である。 デスクトップ/モバイルでのPCI Expressプラットホームの構成例を示すブロック図である。 x4の場合の物理層の構造例を示す模式図である。 デバイス間のレーン接続例を示す模式図である。 スイッチの論理的構造例を示すブロック図である。 既存のPCIのアーキテクチャを示すブロック図である。 PCI Expressのアーキテクチャを示すブロック図である。 PCI Expressの階層構造を示すブロック図である。 トランザクションレイヤパケットのフォーマット例を示す説明図である。 PCI Expressのコンフィグレーション空間を示す説明図である。 仮想チャネルの概念を説明するための模式図である。 データリンクレイヤパケットのフォーマット例を示す説明図である。 x4リンクでのバイトストライピング例を示す模式図である。 L0/L0s/L1/L2というリンクステートの定義について説明する説明図である。 アクティブステート電源管理の制御例を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施の形態のデジタル複写機の概要を説明するブロック図である。 デジタル複写機に画像処理回路とメモリを増設する場合の説明図である。 本発明の第2の実施の形態のデジタル複写機の概要を説明するブロック図である。 各データ転送が発生する時間と、メモリの各領域(入出力領域、保存領域)のポートにおけるデータ転送率の和を示す説明図である。 スイッチの出力ポートに4つのトラフィックが同時に開始し、速度に応じて順にデータ転送が終了していく特性を示したグラフである。 本発明の第3の実施の形態のデジタル複写機の概要を説明するブロック図である。 本発明の課題を説明する説明図である。 各データ転送が発生する時間、及びメモリバスの転送率の和を示す説明図である。
符号の説明
1 画像処理装置、画像形成装置
2 ハードウェアリソース、画像入力装置
3 ハードウェアリソース、出力装置、プリンタエンジン
4 記憶装置
5 ハードウェアリソース、圧縮器
6 ハードウェアリソース、ハードディスク
11,12,14 スイッチ
21,22,31,32,42 記憶領域
41 ハードウェアリソース

Claims (11)

  1. 画像データに関する所定の処理を行なう画像処理装置において、
    データの転送を行うバス及びスイッチと、
    画像データの記憶を行なう記憶領域と、
    画像データの送受信を行なうハードウェアリソースと、
    を備え、
    同一の前記スイッチに前記記憶領域と前記ハードウェアリソースとが接続されている、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記バス及びスイッチはPCI Express規格である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記記憶領域は複数の用途に分割された単一の記憶装置の一部である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ハードウェアリソースとして、前記記憶領域に画像データを送信する画像入力装置が前記スイッチに接続されている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一に記載の画像処理装置。
  5. 前記ハードウェアリソースとして、前記記憶領域に記憶されている画像データに基づいて画像を出力する出力装置が前記スイッチに接続されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの一に記載の画像処理装置。
  6. 前記ハードウェアリソースとして、画像データを処理する画像処理器が前記スイッチに接続され、
    前記記憶領域は前記圧縮器で圧縮後の画像データを記憶する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一に記載の画像処理装置。
  7. 原稿の画像を読み取る画像入力装置と、この読み取った画像データに基づいて媒体上に画像形成を行うプリンタエンジンと、を備えている画像形成装置において、
    データの転送にPCI Express規格のバスを用いていて、
    前記規格による同一のスイッチには前記規格のエンドポイントとして記憶領域と、当該記憶領域と画像データの送受信を行なうハードウェアリソースとが接続されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記記憶領域は複数の用途に分割された単一の記憶装置の一部である、ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記ハードウェアリソースとして、前記記憶領域に画像データを送信する前記画像入力装置が前記スイッチに接続されている、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記ハードウェアリソースとして、前記記憶領域に記憶されている画像データに基づいて前記画像形成を行う前記プリンタエンジンが前記スイッチに接続されている、ことを特徴とする請求項7〜9のいずれかの一に記載の画像形成装置。
  11. 前記ハードウェアリソースとして、画像データを圧縮する圧縮器が前記スイッチに接続され、
    前記記憶領域は前記圧縮器で圧縮後の画像データを記憶する、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
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