JP2005329309A - 食品乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乾燥効率がよく、しかも、装置全体の省スペース化、小型化を図る。
【解決手段】燃焼バーナ11によって熱風が生成される乾燥室3内に、生ゴミ等を破砕する回転可能な破砕刃15が設けられた破砕室5と、搬送始端部7aが前記破砕室5の底部排出口51と連通し合と共にその底部排出口51からの破砕物が前記乾燥室3内を通り外へ搬送される搬送装置7とを備える構造とする一方、前記破砕室5に、破砕刃15の上方から生ゴミ等を投入する生ゴミ投入口19を設けるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】燃焼バーナ11によって熱風が生成される乾燥室3内に、生ゴミ等を破砕する回転可能な破砕刃15が設けられた破砕室5と、搬送始端部7aが前記破砕室5の底部排出口51と連通し合と共にその底部排出口51からの破砕物が前記乾燥室3内を通り外へ搬送される搬送装置7とを備える構造とする一方、前記破砕室5に、破砕刃15の上方から生ゴミ等を投入する生ゴミ投入口19を設けるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は生ゴミ等の乾燥に適する食品乾燥装置に関する。
一般に生ゴミ等を乾燥処理する食品乾燥装置の概要は、例えば、ガス供給手段によって乾燥ガスが供給される容器内に、その容器内の生ゴミ等の処理物を攪拌するアジテータと、破砕用のチョッパーとが設けられ、攪拌しながら乾燥ガスによって乾燥が行なわれるようになっている。
特開2000−171154号公報
従来の食品乾燥装置は、容器内に破砕用のチョッパーが設けられているが、補助的なもので基本的には大きな生ゴミ等は破砕装置によって予め小さく破砕された後、投入されるようになっている。このために、乾燥装置の外に別途破砕装置が必要になることに加えて、破砕装置によって破砕された破砕物を乾燥装置へ搬送するため、乾燥装置の設置スペースの外に、搬送装置及び破砕装置のそれぞれの設置スペースを必要とする等大きなスペースを占有するようになる。また、装置全体が大型化する等の問題をかかえる。
そこで、本発明は、省スペース、小型化が図れると共に乾燥効率の良い食品乾燥装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明にあっては、
燃焼用バーナによって熱風が生成される乾燥室内に、生ゴミ等を破砕する回転可能な破砕刃が設けられた破砕室と、搬送始端部が前記破砕室の底部排出口と連通し合と共にその底部排出口からの破砕物が前記乾燥室内を通り外へ搬送される搬送装置とを備え、前記破砕室に、破砕刃の上方から生ゴミ等を投入する生ゴミ投入口を設けるようにしたことを特徴とする。
燃焼用バーナによって熱風が生成される乾燥室内に、生ゴミ等を破砕する回転可能な破砕刃が設けられた破砕室と、搬送始端部が前記破砕室の底部排出口と連通し合と共にその底部排出口からの破砕物が前記乾燥室内を通り外へ搬送される搬送装置とを備え、前記破砕室に、破砕刃の上方から生ゴミ等を投入する生ゴミ投入口を設けるようにしたことを特徴とする。
本発明の食品乾燥装置によれば、乾燥室内に破砕室及び搬送装置を設けるようにしたため、装置全体の省スペース化及び小型化を図ることができる。
また、破砕室の周壁及び搬送装置の搬送周壁は熱風によって熱が与えられた伝熱面となるため、破砕室は伝熱面による伝熱作用と温度の高い雰囲気温度の組合せによって破砕物を乾燥する一次乾燥用手段として働く。搬送装置は伝熱面による伝熱作用と温度の高い雰囲気温度の組合せによって前記破砕室からの搬送中の破砕物を乾燥する二次乾燥用手段として働き、一次、二次の組合せによって効率のよい乾燥を行なうことができる。
第1には、前記破砕室の周壁及びその周壁と対向し合う上下に長い破砕刃の対向領域を、前記破砕室の底部から上方へ向かって拡大する末拡がりのテーパ形状とし、垂直面と比較して破砕室の周壁伝熱面積の拡大を図ると共に破砕刃による破砕物の破砕作用が長時間にわたって受けることができるようにする。
第2には、前記破砕刃が回転した時の回転軌跡と前記破砕室の周壁との間を、一方が狭く、他方が拡くなる不均一なリング状の隙間形状とし、伝熱面となる周壁に対して強く押し付けながら摺りつぶすことで、破砕及び乾燥の向上を図るようにする。
第3には、前記破砕室を、燃焼バーナを備えた燃焼室と連通し、破砕室で発生した有害物質や、悪臭等を燃焼させることで無害、無臭とする。
以下、図1乃至図5の図面を参照しながら本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1はこの発明にかかる食品乾燥装置全体の模式図を示している。
食品乾燥装置1は、乾燥室3内に破砕室5と搬送装置7がそれぞれ配置されていることが特徴となっている。
乾燥室3は、上下、前後、左右が取囲まれたボックス状に形成され、支持フレーム9(一部分のみ示す)によって所定の高さに支持されている。乾燥室3内は燃焼バーナ11によって熱風が生成されると共に、その排気熱は排気ダクト13を介して外へ排出されるようになっている。
破砕室5は、内部に回転可能な破砕刃15を有すると共にその破砕刃15と対向し合う領域の周壁17は、前記破砕室5の底部5aから上方へ向かって拡大する末拡がりのテーパ形状となっている。
破砕室5の周壁17は、燃焼バーナ11によって熱が与えられることで内部へ熱を伝える伝熱面として作用し、テーパ形状とすることで垂直面と比較して伝熱面積の拡大が図られた形状となっている。
破砕室5の上方は、生ゴミ投入口19を有する一次貯留部21となっていて、前記生ゴミ投入口19は開閉蓋23によって常時閉塞されている。
一時貯留部21の底面は、図2に示すように金網でできた回転シャッタ25により開閉可能で、駆動部27によって回転自在に制御可能となっている。したがって、回転シャッタ25が水平姿勢(実線)の時、閉となり上方の生ゴミ投入口19からの投入された生ゴミ等は一時的に貯留された待機状態におかれる。同時に金網を通して上昇する加熱された空気により予備乾燥が行なわれるようになっている。
また、回転シャッタ25が水平姿勢から図2矢印のように回転した時、開となり一時貯留された生ゴミ等が下方へ落下するようになっている。
一時貯留部21及び前記破砕室5は、連通路29を介して燃焼室31と連通している。燃焼室31は、上下に長い円筒状に形成され、下部には強制的に排気するための排気ブロワ33が、上部には燃焼バーナ35がそれぞれ設けられている。
燃焼バーナ35は、前記連通路29と対向し合う位置で、燃焼室壁面に沿って火炎が噴射されることで、前記排気ブロワ33の排気作用と相俟って無害、無臭とする処理時間の長いスパイラル状の流れが確保されるようになっている。
破砕室5に設けられた破砕刃15は、駆動モータ37のモータ軸39によって時計方向、あるいは、反時計方向の回転動力が与えられるようになっている。
破砕刃15は図3から図5に示すように、前記モータ軸39に固着される円筒状の取付けボス部41の外周面から放射状に破砕体45が4枚、所定の傾斜角度θを有して延長している。その内の対向し合う2枚の破砕体45は上下に長い形状に作られていて、例えば、反時計方向に回転した時に破砕作用する刃部47が所定の間隔で複数設けられている。また、上下に短い対向し合う2枚の破砕体45の上端には反時計方向に回転した時に破砕作用する刃部49が、下端には時計方向に回転した時に破砕物を破砕室5の底部排出口51へ向けて効率よく掻出す掻出し板53がそれぞれ設けられている。
破砕室5の周壁17と対向し合う各破砕体45の対向領域は上方へ向かって拡大する末拡がりのテーパ形状に形成され、周壁17との間に所定の隙間dが作られるようになっている。
隙間dは、一方が狭く、他方が拡くなる不均一なリング状の隙間形状となっていて、拡い隙間dに入り込んだ破砕物が狭い隙間dへ向かって移動する時に伝達面となる周壁17へ強く押し付けられると同時に摺りつぶされる破砕作用が働くようになっている。
なお、不均一なリング状の隙間dを作るには、破砕室5の底部中心軸線に対して破砕刃15を取付けるモータ軸49の軸線を偏位させる手段とすることで得られるようになる。
あるいは、底部中心軸線とモータ軸49の軸線を同一とする一方、破砕刃15の回転軌跡に対して不均一なリング状の隙間となるよう周壁17の形状を変化させる手段とすることでもよい。
一方、破砕室5の底部5aに設けられた前記底部排出口51は、アクチュエータ等の駆動手段55によって開閉するシャッタ57が設けられ、シャッタ57の開により破砕物が搬送装置7の搬送始端部7aへ向けて送り出すことが可能となっている。
搬送装置7は筒状に形成された搬送周壁59の内部に、長手方向に沿って搬出用のスクリュー61が設けられたスクリュータイプの構造となっている。
搬送周壁5は前記燃焼バーナ11によって熱が与えられることで搬送中の破砕物に熱を与える伝熱面として作用し、その送り速度をコントロールすることで二次乾燥が行われるようになっている。
この場合、二次乾燥中に発生する有害物質や悪臭等を図1に示すように誘導ダクト63を介して燃焼室31へ続く連通路29へ送り込むようにすることが望ましい。
搬送装置7の搬送始端部7aは前記底部排出口51と連通している。搬送終端部7bは乾燥室3の外へ延長され、その搬送終端部7bに設けられた取出口65には開閉可能なシャッタ67が設けられた構造となっている。
このように構成された食品乾燥装置1によれば、破砕室5及び搬送装置7は乾燥室3内に配置されているため、装置全体の省スペース化と小型化が図れるようになる。
一方、破砕室5内に投下された生ゴミ等は破砕刃15による破砕作用を受ける。この時、テーパ形状となっている周壁17及び破砕刃15によってゆっくり下降し、長時間にわたって受ける破砕作用と不均一なリング状の隙間dによる摺りつぶし作用とによって確実に小さく破砕された後、搬送装置7によって外へ排出される。
これら、破砕工程、搬送工程において、破砕室7の周壁17及び搬送装置7の搬送周壁59は燃焼バーナ11によって熱が与えられた伝熱面となることで破砕中の破砕物を一次乾燥する。続いて搬送中の破砕物を二次乾燥することで、一次乾燥、二次乾燥の組合せによって破砕物は効率よく確実に乾燥されるようになる。
同時に、破砕室5及び搬送装置7内で発生した有害物質や悪臭等は燃焼室31内を通過する時に無害、無臭化され外に排気されるようになる。
また、破砕中に一時貯留部21内に投入された待機中の生ゴミ等は加熱された下からの空気によって予備乾燥が行なわれるため、後工程での乾燥時間が短くて済むようになる。
3…乾燥室
5…破砕室
5a…底部
7…搬送装置
7a…搬送始端部
11…燃焼バーナ
15…破砕刃
17…周壁
19…生ゴミ投入口
23…開閉蓋
31…燃焼室
35…燃焼バーナ
51…底部排出口
d…隙間
5…破砕室
5a…底部
7…搬送装置
7a…搬送始端部
11…燃焼バーナ
15…破砕刃
17…周壁
19…生ゴミ投入口
23…開閉蓋
31…燃焼室
35…燃焼バーナ
51…底部排出口
d…隙間
Claims (4)
- 燃焼バーナによって熱風が生成される乾燥室内に、生ゴミ等を破砕する回転可能な破砕刃が設けられた破砕室と、搬送始端部が前記破砕室の底部排出口と連通し合と共にその底部の排出口からの破砕物が前記乾燥室内を通り外へ搬送される搬送装置とを備え、前記破砕室に、破砕刃の上方から生ゴミ等を搬入する生ゴミ投入口を設けるようにしたことを特徴とする食品乾燥装置。
- 前記破砕室の周壁及びその周壁と対向し合う上下に長い破砕刃の対向領域は、前記破砕室の底部から上方へ向かって拡大する末拡がりのテーパ形状となっていることを特徴とする請求項1記載の食品乾燥装置。
- 前記破砕刃が回転した時の回転軌跡と前記破砕室の周壁との間は、一方が狭く、他方が拡くなる不均一なリング状の隙間形状となっていることを特徴とした請求項2記載の食品乾燥装置。
- 前記破砕室は、燃焼バーナを備えた燃焼室と連通していることを特徴とする請求項1,2,3のいずれかに記載の食品乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004148916A JP2005329309A (ja) | 2004-05-19 | 2004-05-19 | 食品乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004148916A JP2005329309A (ja) | 2004-05-19 | 2004-05-19 | 食品乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005329309A true JP2005329309A (ja) | 2005-12-02 |
Family
ID=35484303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004148916A Pending JP2005329309A (ja) | 2004-05-19 | 2004-05-19 | 食品乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005329309A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104646157A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-05-27 | 广东顺德盈派电器科技有限公司 | 一种粉碎干燥式家用垃圾处理机 |
CN106838915A (zh) * | 2017-01-13 | 2017-06-13 | 安徽未名鼎和环保有限公司 | 一种垃圾热解处理装置 |
KR102648223B1 (ko) * | 2023-05-22 | 2024-03-14 | 정유미 | 유기물 건조 및 열분해 교반기 |
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2004
- 2004-05-19 JP JP2004148916A patent/JP2005329309A/ja active Pending
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