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JP2005326759A - 中間転写装置及び画像形成装置 - Google Patents

中間転写装置及び画像形成装置 Download PDF

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JP2005326759A JP2004146485A JP2004146485A JP2005326759A JP 2005326759 A JP2005326759 A JP 2005326759A JP 2004146485 A JP2004146485 A JP 2004146485A JP 2004146485 A JP2004146485 A JP 2004146485A JP 2005326759 A JP2005326759 A JP 2005326759A
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Yusuke Kitagawa
裕介 北河
Akihito Serizawa
聡人 芹沢
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

【課題】 弾性を有する中間転写ベルトから転写残トナーを確実に除去でき、中間転写ベルトの伸縮度合いの変化を鈍化可能な中間転写装置と、このような中間転写装置を備えた画像形成装置を得る。
【解決手段】 中間転写ベルト用クリーナ82が揺動して接触位置に至った状態で、中間転写ベルト64が内側に撓んだ状態になっても、クリーニングロール83の中間転写ベルト64に対する接触位置の裏面接触位置64Tが、クリーニングバックアップロール74から離間した位置になるように、クリーニングロール83の位置及び移動範囲が決められている。クリーニングロール83がクリーニングバックアップロール74との間で中間転写ベルト64を挟まないので、中間転写ベルト64の伸縮度合いの変化が鈍化され、中間転写ベルト64は所定範囲の伸縮度合いを維持する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、中間転写装置及び画像形成装置に関する。
中間転写ベルトにトナー像を一次転写し、さらにこのトナー像を用紙などの記録媒体に二次転写する画像形成装置では、中間転写ベルトのトナー担持面に残留したトナー(いわゆる転写残トナー)を除去する必要がある。
また、一般に、中間転写ベルトとして、張架方向に弾性を有さないものが使用されるが、近年では、弾性を有する中間転写ベルトを使用し、感光体との密着性を向上させる等により、画質を高め、また低コスト省スペース化設計が可能なものが提案されている。
たとえば特許文献1には、弾性を有する中間転写ベルトを使用し、張架ロールに対向する位置に中間転写ベルトに接触するクリーニングロールを有すると共に、クリーニングロールの周面の一部に中間転写ベルトが沿うように接触させると共に、さらに中間転写ベルトを抑える補助ロールを設けたクリーニング装置が記載されている。
しかし、特許文献1の構成において、たとえばクリーニングロールが中間転写ベルトに対して接離するとき、この接離動作で、クリーニングロールと張架ロールとが、あるいはクリーニングロールと補助ロールとが、中間転写ベルトを挟んでしまうおそれがある(特に、クリーニングロール等の製造上あるいは組み付け上のバラツキ等があると、中間転写ベルトを挟んでしまう可能性が高くなる)。中間転写ベルトは弾性を有しているので、循環中に部分的に挟持されると伸縮度合いが変化してしまう。
特開2003−98839号公報
本発明は上記事実を考慮し、弾性を有する中間転写ベルトから転写残トナーを確実に除去でき、中間転写ベルトの循環方向及びこれに直行する方向への伸縮度合いの変化を鈍化可能な中間転写装置と、このような中間転写装置を備えた画像形成装置を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、無端状に形成され、複数のベルト支持部材によって循環可能に支持され、少なくとも循環方向に弾性を有する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトのトナー担持面に接触して、このトナー担持面のトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材のクリーニング面が前記トナー担持面に対して接離するように前記クリーニング部材を移動可能に支持するクリーニング部材支持手段と、を有し、前記クリーニング部材支持手段によってクリーニング面がトナー担持面に接触した接触位置での中間転写ベルトの裏面が前記ベルト支持部材から離間した位置となるようにクリーニング部材が配置されていることを特徴とするを特徴とする。
この中間転写装置では、クリーニング部材のクリーニング面がトナー担持面に接触した接触位置での中間転写ベルトの裏面が、ベルト支持部材から離間している。したがって、クリーニング面がトナー担持面に接触している状態で、クリーニング部材とベルト支持部材とで中間転写ベルトを挟まない。このため、クリーニング動作時に中間転写ベルトの伸縮度合いの変化を鈍化させることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記クリーニング部材支持手段によって前記クリーニング部材が前記中間転写ベルトに押圧されて中間転写ベルトが撓んだ状態において前記接触位置での中間転写ベルトの裏面が前記ベルト支持部材から離間した位置となるようにクリーニング部材が配置されていることを特徴とする。
このように、中間転写ベルトを撓ませてクリーニング面をトナー担持面に接触させることで、より広い接触面積を得て、効果的にクリーニングできる。また、中間転写ベルトを撓ませた状態でも、クリーニング部材とベルト支持部材とで中間転写ベルトを挟まないので、中間転写ベルトの循環方向及びこれに直行する方向への伸縮度合いの変化を鈍化させることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、前記中間転写ベルトの撓ませ量が、中間転写ベルトの厚みよりも少くされていることを特徴とする。
これにより、中間転写ベルトを過度に撓ませなくなるので、中間転写ベルトの循環方向及びこれに直行する方向への伸縮度合いをより小さく抑えることが可能になる。また、中間転写ベルトの撓みに起因する画像の劣化も抑制することが可能になる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記クリーニング部材が、前記中間転写ベルトの循環方向に沿って回転可能とされた回転型クリーニング部材、であることを特徴とする。
したがって、回転型クリーニング部材のクリーニング面(外周面)を中間転写ベルトのトナー担持面に接触させつつ回転させて、トナー担持面をクリーニングすることができる。特に、請求項4の構成において請求項3に記載のように、中間転写ベルトの撓ませ量を中間転写ベルトの厚みよりも少くすると、撓ませ量が中間転写ベルトの厚み以上とされた構成と比較して、中間転写ベルトから回転型クリーニング部材に作用する反発力が小さくなり、回転型クリーニング部材は中間転写ベルトに対し滑りやすくなる。滑りの発生により、中間転写ベルトの循環速度が飽和するため、回転型クリーニング部材の回転バラツキに起因する中間転写ベルトの循環速度の変動が軽減され、中間転写ベルトをより安定して循環させることが可能になる。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、複数の前記ベルト支持部材の少なくとも1つが、円筒状又は円柱状のベルト支持ロールとされ、前記回転型クリーニング部材の回転中心が、前記ベルト支持ロールの中間転写ベルト接触部分の端部からベルト支持ロールの半径に相当する距離以上離れた位置となるようにクリーニング部材が配置されていることを特徴とする。
したがって、回転型クリーニング部材の回転中心が、ベルト支持ロールの中間転写ベルト接触部分の端部からベルト支持ロールの半径に相当する距離よりも近くなっている構成と比較して、中間転写ベルトから回転型クリーニング部材に作用する反発力が小さくなり、回転型クリーニング部材は中間転写ベルトに対し滑りやすくなる。滑りの発生により、中間転写ベルトの循環速度が飽和するため、回転型クリーニング部材の回転バラツキに起因する中間転写ベルトの循環速度の変動が軽減され、中間転写ベルトをより安定して循環させることが可能になる。
また、中間転写ベルトからの反発力が軽減された状態で回転型クリーニング部材が中間転写ベルトに接触しているので、回転型クリーニング部材のいわゆる方辺り、及びこれによるベルトウォーク現象が生じる恐れも軽減できる。
請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記回転型クリーニング部材を、その外周のクリーニング面が前記トナー担持面に対して接離するように支持するクリーニング部材支持手段、を有することを特徴とする。
したがって、トナー担持面のクリーニングが必要な場合のみ、クリーニング面をトナー担持面に接触させ、クリーニングが不要な場合には、クリーニング面をトナー担持面から離間させることで、トナー担持面からの不用意なトナー除去や、中間転写ベルトへの負荷を防止できる。また、回転型クリーニング部材の回転中心が、ベルト支持ロールの中間転写ベルト接触部分の端部からベルト支持ロールの半径に相当する距離以上離れているのでクリーニング面がトナー担持面に接離するときの衝撃も緩和される。
請求項7に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記クリーニング部材が、中間転写ベルトの循環方向と反対方向を向いてトナー担持面に接触するスクレーパー、であることを特徴とする。
このように、スクレーパーをトナー担持面に接触させるだけの簡単な構成でトナー担持面をクリーニングできる。
しかも、スクレーパーは、中間転写ベルトの循環方向と反対方向(いわゆるドクター方向)を向いてトナー担持面に接触するように配置されているので、先端以外の部位がトナー担持面に接触すること(たとえばスクレーパーの中間部分が接触するいわゆる腹あたり)を防止して、確実にトナー担持面をクリーニングすることが可能になる。
請求項8に記載の発明では、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の中間転写装置と、前記中間転写装置にトナー像を一次転写する一次転写部(と、前記中間転写装置のトナー像を記録媒体に二次転写する二次転写部と、を有することを特徴とする。
この画像形成装置では、一次転写部から中間転写装置に画像が一次転写され、さらにこの画像が二次転写部によって記録媒体に二次転写されて、記録媒体上に所望の画像が形成される。請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の中間転写装置を有しており、中間転写ベルトの伸縮度合いをの変化を鈍化させることができるので、乱れの少ない高画質の画像を得ることができる。
本発明は上記構成としたので、弾性を有する中間転写ベルトから転写残トナーを確実に除去でき、中間転写ベルトの伸縮も鈍化できる。
以下、本発明にかかる中間転写装置及び画像形成装置を適用した一例として、公知の電子写真プロセスを適用したカラープリンタについて図面を参照して説明する。また、本発明が適用される画像形成装置は、以下で説明するカラープリンタに限らず、複写機、ファクシミリ、あるいは、複合機等の画像形成装置であってもよい。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、本発明の本質とは直接関係しないものについては、詳細な説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る中間転写装置62(詳細は後述する)とこの中間転写装置62がカラープリンタ本体12に装着されるカラープリンタ10の概要が示されている。
カラープリンタ10は、カラープリンタ本体12を有し、このカラープリンタ本体12の上部に回動支点14を中心に回動自在の開閉カバー16が設けられている。また、カラープリンタ本体12の下部に給紙ユニット18が配置されている。
給紙ユニット18は、記録用紙Pが収納される給紙カセット22を有する。給紙カセット22の奥端近傍上部には、給紙カセット22から記録用紙Pを供給するフィードロール24、及び、供給される記録用紙Pを1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から排出口30までの記録用紙Pの通路である。搬送路28は、カラープリンタ本体12の裏側(図1の右側)近傍にあって、給紙ユニット18から定着装置90まで略垂直に形成されている。この搬送路28の定着装置90の上流側に二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72の上流側にレジストロール32が配置されている。また、搬送路28の排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からフィードロール24により送り出された記録用紙Pは、リタードロール26により捌かれて最上部の記録用紙Pのみ搬送路28に導かれ、レジストロール32によりー時停止され、タイミングをとって二次転写ロール80と中間転写ベルト64(二次転写バックアップロール72)との間を通ってトナー像が転写され、この転写されたトナー像が定着装置90により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
カラープリンタ本体12には、略中央部にロータリ現像装置38が配置されている。ロータリ現像装置38は、現像器本体40内にイエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像器42a〜42dを有し、ロータリ現像装置中心44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器42a〜42dそれぞれは、現像ロール46a〜46dを有し、コイルスプリングなどの弾性体48a〜48dにより、現像器本体40の法線方向に押圧されている。
ロータリ現像装置38には、回転支軸49を軸として回転する感光体ドラム50が当接するように配置されており、現像ロール46a〜46dは、感光体ドラム50に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器本体40の外周から半径方向に、約2mm突出している。また、現像ロール46a〜46dそれぞれの両端には、現像ロール46a〜46dの直径よりもわずかに大きい直径のトラッキングロール(図示せず)が現像ロール46a〜46dと同軸で回転するように設けられている。つまり、現像器42a〜42dは、ロータリ現像装置中心44を中心として、それぞれ90°の間隔で現像器本体40の外周に配置され、現像ロール46a〜46dのトラッキングロールが感光体ドラム50の両端に設けられたフランジ(図示省略)に当接し、現像ロール46a〜46dと感光体ドラム50との間に所定の隙間を形成しつつ、感光体ドラム50上の潜像をそれぞれの色のトナーで現像する。
感光体ドラム50の下方には、帯電ロール52が設けられ、帯電ロール52に帯電バイアスを印加し、感光体ドラム50を一様に帯電する。感光体ドラム50の回転支軸49にぶら下がるように感光体ドラム用クリーナ54が設けられており、感光体ドラム50と感光体ドラム用クリーナ54とは一体化されている。感光体ドラム用クリーナ54は、一次転写後に感光体ドラム50に残留する廃トナーを掻き取るクリーニングブレード56と、クリーニングブレード56が掻き取った廃トナーを回収するトナー回収ケース58とから構成される。
なお、トナー回収ケース58の背面側(図1において右側)は、リブなどが形成され、記録用紙Pが滑らかに搬送されるように曲面にされて搬送路28の一部を形成している。
ロータリ現像装置38の下方背面側には、帯電ロール52により帯電された感光体ドラム50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、ロータリ現像装置38の上方には、ロータリ現像装置38によって可視化されたトナー像を一次転写位置で一次転写され、二次転写位置(二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とのニップ部)まで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、中間転写ベルト64、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、クリーニングバックアップロール74及びブラシバックアップロール76等を有する。
中間転写ベルト64は、弾性を有し、ロータリ現像装置38の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写ベルト64の上両側の長辺は、カラープリンタ本体12の上部に設けられた排出部36に対して略平行となるように張られている。
また、中間転写ベルト64は、中間転写ベルト64の長辺下方で一次転写ロール66の上流に配置されたラップインロール68と、一次転写ロール66の下流に配置されたラップアウトロール70との間で感光体ドラム50にラップ状に接触する一次転写部(感光体ドラムラップ領域)を有し、感光体ドラム50に所定の範囲だけ巻きついて、感光体ドラム50の回転に従動する。このように、中間転写ベルト64には、一次転写ロール66によって感光体ドラム50上のトナー像が、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に、トナー担持面64H(外側の面)上に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を二次転写ロール80に向けて搬送する。なお、ラップインロール68及びラップアウトロール70は、感光体ドラム50から離間している。
このように、中間転写ベルト64は、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、クリーニングバックアップロール74及びブラシバックアップロール76の5つのロールにより張架されており、一次転写ロール66によって感光体ドラム50上のトナー像が転写される。なお、これらのロールは、中間転写ベルト64を循環可能に張架支持すべく、円筒状又は円柱状に形成されている。
クリーニングバックアップロール74とブラシバックアップロール76との間隔は、上記したように、中間転写ベルト64が長辺と短辺とを有するように略扁平に張られたときの短辺となるように配置されている。このため、クリーニングバックアップロール74とブラシバックアップロール76との間隔が広い構成と比較して、中間転写装置62の小型化が図られている。
更に、中間転写ベルト64の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール70及び二次転写バックアップロール72により平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送部28に臨むようにされている。
なお、二次転写部において、中間転写ベルト64と搬送路28との間が、約12°の角度になるように、ラップアウトロール70は配置されている。
クリーニングバックアップロール74は、二次転写後に中間転写ベルト64に残留する廃トナーを、後述するクリーニングロール83が吸着除去することを補助し、ブラシバックアップロール76は、二次転写後に中間転写ベルト64に残留する廃トナーをブラシロール86が掻き取ることを補助する。
中間転写ベルト64の長辺上方には、反射型フォトセンサ78が開閉カバー16の裏面(内側)に固定されることによって設けられている。反射型フォトセンサ78は、中間転写ベルト64上に形成されたトナーのパッチを読み取り、中間転写ベルト64の回転方向における位置を検出するとともに、トナー像の濃度検知を行う。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写部における二次転写位置となっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写ベルト64に一次転写されたトナー像を二次転写位置で記録用紙Pに二次転写する。ここで、二次転写ロール80は、中間転写ベルト64が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナー像を中間転写ベルト上に重ねて一次転写され、搬送されている間は中間転写ベルト64から離間しており、黒のトナー像が転写されると中間転写ベルト64に当接するようにされている。
なお、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間には、所定の電位差が生じるようにされており、二次転写ロール80を高電圧にした場合には、二次転写バックアップロール72はグランド(GND)に接続される。
中間転写ベルト64の反感光体ドラム50側端には、中間転写ベルト用クリーナ82が設けられている。中間転写ベルト用クリーナ82は、帯電制御シート81、クリーニングロール83、ブラシロール86、トナー回収ケース88及び回転支軸89を有し、回転支軸89を軸として揺動する。この揺動により、中間転写ベルト用クリーナ82は、帯電制御シート81、クリーニングロール83及びブラシロール86が中間転写ベルト64に接触する接触位置(図2参照)と、中間転写ベルト64から離間する離間位置(図3参照)との間を移動する。
帯電制御シート81には、バイアス電源85が接続されており、所定のバイアス電圧(たとえば1700V)が印加されている。帯電制御シート81が中間転写ベルト64のトナー担持面64Hに接触すると、トナー担持面64H上のトナーを帯電させて、その帯電量を制御する。
クリーニングロール83は金属製で円柱状又は円筒状に形成されており、図示しない回転駆動源によって、中間転写ベルト64の循環速度と略等しい周速で回転する。さらに、クリーニングロール83は、接地線87によって接地(アース)され、又は帯電制御されたトナー担持面64H上のトナーと逆極性に帯電されており、電位が0Vに維持されている。したがって、クリーニングロール83の外周面(クリーニング面83C)が、中間転写ベルト64のトナー担持面64H上で帯電制御されたトナーを静電的に吸着しトナー担持面64Hから除去(クリーニング)する。
ここで、本実施形態では、中間転写ベルト用クリーナ82が揺動して接触位置に至った状態で、クリーニングロール83の中間転写ベルト64に対する接触位置の裏面接触位置64Tが、クリーニングバックアップロール74から離間した位置になるように、クリーニングロール83の位置及び移動範囲が、クリーニングバックアップロール74との関係において決められている。特に、図5に示すように、クリーニングロール83が中間転写ベルト64を押し込むことで、中間転写ベルト64が内側に撓んだ状態になっても、上記の裏面接触位置64Tが、クリーニングバックアップロール74から離間した位置になるように、クリーニングロール83の位置及び移動範囲が決められている。したがって、中間転写ベルト用クリーナ82が接触位置で中間転写ベルト64のトナー担持面64Hをクリーニングしている状態であっても、クリーニングロール83がクリーニングバックアップロール74との間で中間転写ベルト64を挟んでしまうことはない。
クリーニングロール83が中間転写ベルト64を押し込んだときの中間転写ベルト64の撓ませ量B1は、中間転写ベルト64自体の厚みT1よりも短くされている。中間転写ベルト64を過度に撓ませないので、中間転写ベルト64の伸縮度合いをより小さく抑えることができる。
さらに本実施形態では、中間転写ベルト64のクリーニングバックアップロール74との接触部分の接触端部74Tから、上記の裏面接触位置64Tまでの距離L1が、クリーニングバックアップロール74の半径R1に相当する距離以上となるように、クリーニングロール83の中心をが位置するようになっている。したがって、クリーニングロール83の中心が上記の距離L1が半径R1以内の位置となるようにクリーニングバックアップロール74に接近して配置されている構成と比較して、撓んだ中間転写ベルト64からクリーニングロール83に作用する反発力が、より小さくなっている。
ブラシロール86は、クリーニングロール83によるクリーニング後に残った廃トナーをさらに掻き取る。トナー回収ケース88は、クリーニングロール83及びブラシロール86でクリニーングした廃トナーを回収する。
ブラシロール86は、導電性の処理がなされたアクリルなどのブラシからなる。そして、中間転写ベルト64がトナー像を搬送する間には、クリーニングロール83及びブラシロール86が中間転写ベルト64から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写ベルト64に当接するようにされている。
なお、中間転写装置62、感光体ドラム50、帯電ロール52、感光体ドラム用クリーナ54及び中間転写ベルト用クリーナ82は、一体化され、像形成ユニット96の一部を構成する。
二次転写位置の上方には、定着装置90が配置されている。定着装置90は、加熱ロール92と加圧ロール94とを有し、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により記録用紙Pに二次転写されたトナー像を記録用紙Pに定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。排出ロール34は、排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ記録用紙Pを排出する。
つぎに、上記実施形態の作用について説明する。
画像形成時であって、且つ中間転写ベルト64のトナー担持面64H上に画像形成に使用されるトナー(正規トナー)が存在していないとき(たとえば、中間転写ベルト64の循環駆動直後など)は、図2に示すように、中間転写ベルト用クリーナ82を接触位置とし、帯電制御シート81、クリーニングロール83及びブラシロール86を中間転写ベルト64のトナー担持面64Hに当接させておく。
これに対し、画像形成時であって、且つ中間転写ベルト64のトナー担持面64H上に正規トナーが存在しているときには、図3に示すように、中間転写ベルト用クリーナ82を離間位置とし、帯電制御シート81、クリーニングロール83及びブラシロール86を中間転写ベルト64のトナー担持面64Hから離間させておく。これにより、中間転写ベルト64のトナー担持面64Hをクリーニングする必要がある場合にのみ確実にクリーニングし、クリーニング不要の場合には、不用意にトナーを除去しないようにすることができる。
画像形成信号が送られると、図示しない駆動機構によって感光体ドラム50の駆動ギアに駆動力が伝達され、感光体ドラム50が回転する。
感光体ドラム50が帯電ロール52により一様に帯電され、この帯電された感光体ドラム50に、画像信号に基づいて露光装置60から光線が出射される。露光装置60からの光線は、感光体ドラム50の表面を露光し、潜像が形成される。露光装置60により形成された感光体ドラム50の潜像は、ロータリ現像装置38によってイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナー像が現像され、中間転写ベルト64に重ねて一次転写される。一次転写において、感光体ドラム50に残留する廃トナーは、感光体ドラム用クリーナ54によって掻き取られ、回収される。
一方、給紙信号等により、給紙カセット22に収納された記録用紙Pは、フィードロール24により送り出され、リタードロール26により捌かれて搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれる。記録用紙Pが二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれると、中間転写ベルト64に一次転写されているトナー像が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とによって記録用紙Pに二次転写される。
トナー像を転写された記録用紙Pは、定着装置90に導かれ、加熱ロール92とによる熱圧力によって、トナー像が定着される。トナー像が定着した記録用紙Pは、排出ロール34により排出口30から排出部36へ排出される。
二次転写後に、中間転写ベルト64のトナー担持面64H上に残留する廃トナーは、中間転写ベルト用クリーナ82によって除去され、回収される。すなわち、トナー担持面64H上の廃トナーは、まず、帯電制御シート81によって所定の帯電量に帯電制御され、クリーニングロール83のクリーニング面83Cが、中間転写ベルト64のトナー担持面64H上で帯電制御されたトナーを静電的に吸着しトナー担持面64Hから除去(クリーニング)する。このとき、クリーニングロール83は中間転写ベルト64の循環速度と略等しい周速で回転するので、クリーニングロール83から中間転写ベルト64に作用する循環方向の力が小さくなり、中間転写ベルト64の伸縮を軽減できる。
ここで、本実施形態では、クリーニングロール83が中間転写ベルト64に接触して押し込み、中間転写ベルト64が内側に撓んだ状態になっても、裏面接触位置64Tが、クリーニングバックアップロール74から離間しており、クリーニング時に、クリーニングロール83がクリーニングバックアップロール74との間で中間転写ベルト64を挟まない。このため、循環中の中間転写ベルト64が局所的に挟まれることで生じる伸縮度合いの変化が鈍化され、中間転写ベルト64は所定範囲の伸縮度合いを維持する。
しかも、本実施形態では、クリーニングロール83の押し込みによる中間転写ベルト64の撓ませ量B1が、中間転写ベルト64自体の厚みT1よりも短くされることで、中間転写ベルト64を過度に撓ませないようになっており、中間転写ベルト64の伸縮度合いがより小さく抑えられている。
これらにより、中間転写ベルト64のトナー担持面64H上のトナー像が、中間転写ベルト64の伸縮度合いの変化による影響を受けにくくなり、画質の劣化を防止できる。
また、本実施形態では、クリーニングロール83の中心が、前記の距離L1が半径R1以上離れた位置とされ、撓んだ中間転写ベルト64からクリーニングロール83に作用する反発力が、より小さくなっている。このため、クリーニングロール83と中間転写ベルト64との間で生じる摩擦力も、より弱くなり、クリーニングロール83と中間転写ベルト64とは滑りやすくなっている。クリーニングロール83の周速は、中間転写ベルト64の循環速度と等しくなるように回転制御されるが、わずかな誤差(回転バラツキ)が生じることもあり、クリーニングロール83と中間転写ベルト64との摩擦力が大きいと、この誤差が中間転写ベルト64に作用して、中間転写ベルト64の伸縮度合いが変化したり、循環速度が変化したりする。これに対し、本実施形態では、クリーニングロール83が中間転写ベルト64に対して滑ることで、中間転写ベルト64の循環速度が飽和し、中間転写ベルト64の循環がクリーニングロール83から受ける影響が小さくなる。クリーニングロール83の回転バラツキに起因する中間転写ベルト64の循環速度の変動が軽減され、中間転写ベルト64をより安定して循環させることが可能となる。
また、クリーニングロール83は、その長手方向で均一に中間転写ベルト64に接触するように配置及び保持されるが、中間転写ベルト64との関係によっては、わずかに長手方向のいずれか一端のみが強く中間転写ベルト64に接触する、いわゆる方辺りやベルトウォーク現象が生じるおそれがある。しかし、本実施形態では、撓んだ中間転写ベルト64からクリーニングロール83に作用する反発力が、より小さくなっているので、このような方辺りやベルトウォーク現象も軽減される。
図6には、本発明の第2実施形態の中間転写装置の中間転写ベルト用クリーナ102の近傍が拡大して示されている。
第2実施形態では、第1実施形態のクリーニングロール83に代えて、スクレーパ84が設けられている点が、第1実施形態と異なっている。
スクレーパ84は、たとえば金属(たとえばステンレス)や樹脂(たとえばウレタンゴムに樹脂コート)などによって薄板状に形成されており、先端のクリーニング部84Cが、中間転写ベルト64の循環方向と反対方向を向いてトナー担持面64Hに接触するように配置されている。また、図示しない電源によって、中間転写ベルト64のトナー担持面64H上の廃トナーとは逆極性の電圧がかけられている。
したがって、第1実施形態のクリーニングロール83と同様に、二次転写後に中間転写ベルト64に残留する廃トナーを吸着しつつ掻き取ってクリーニングする。
そして、第2実施形態のスクレーパ84も第1実施形態のクリーニングロール83と同様に、スクレーパ84の中間転写ベルト64に対する接触位置の裏面接触位置64Tが、クリーニングバックアップロール74から離間した位置になるように、スクレーパ84の位置及び移動範囲が、クリーニングバックアップロール74との関係において決められている。特に、スクレーパ84が中間転写ベルト64を押し込んで中間転写ベルト64が内側に撓んだ状態になっても、裏面接触位置64Tが、クリーニングバックアップロール74から離間した位置になる。したがって、中間転写ベルト用クリーナ82が接触位置で中間転写ベルト64のトナー担持面64Hをクリーニングしている状態であっても、スクレーパ84がクリーニングバックアップロール74との間で中間転写ベルト64を挟んでしまうことはない。
また、スクレーパ84が中間転写ベルト64を押し込んだときの中間転写ベルト64の撓ませ量B1は、中間転写ベルト64自体の厚みT1よりも短くされて、中間転写ベルト64を過度に撓ませないようになっており、中間転写ベルト64の伸縮度合いがより小さく抑えられている。
したがって、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、循環中の中間転写ベルト64が局所的に挟まれることで生じる伸縮度合いの変化が鈍化され、中間転写ベルト64は所定範囲の伸縮度合いを維持する。
さらに、スクレーパ84は、中間転写ベルト64の循環方向と反対方向(いわゆるドクター方向)を向いてトナー担持面64Hに接触するように配置されている。このため、先端以外の部位がトナー担持面に接触すること(たとえばスクレーパーの中間部分が接触するいわゆる腹あたり、図6に二点鎖線で示すスクレーパ84参照)を防止して、確実にトナー担持面64Hをクリーニングすることが可能になる
なお、上記説明では、クリーニングロール83やスクレーパ84として、金属製のものを例に挙げているが、中間転写ベルト64のトナー担持面64Hの廃トナーを確実に除去できれば、材質は限定されない。ただし、上記のように金属製とすると、環境(温度や湿度など)の変化に対するクリーニングロール83及びスクレーパ84の特性変化が金属製以外のものよりも抑制されるので、中間転写ベルト64に対するクリーニングロール83又はスクレーパ84の負荷の変動も防止できる。
本発明のカラープリンタ10によって画像が形成される媒体としても、記録用紙Pに限らず、たとえば、OHPシートであってもよい。
本発明の実施形態に係る中間転写装置及びこの中間転写装置を用いたカラープリンタの内部を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態の中間転写装置の中間転写ベルトクリーナの近傍を中間転写ベルトへの接触位置で示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態の中間転写装置の中間転写ベルトクリーナの近傍を中間転写ベルトからの離間位置で示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態の中間転写装置のクリーニングロール近傍を中間転写ベルトへの接触位置で示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態の中間転写装置のクリーニングロール近傍を中間転写ベルトが撓んだ状態で示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態の中間転写装置のスクレーパ近傍を中間転写ベルトが撓んだ状態で示す拡大断面図である。
符号の説明
10 カラープリンタ(画像形成装置)
12 カラープリンタ本体
14 回動支点
16 開閉カバー
18 給紙ユニット
20 給紙ユニット本体
22 給紙カセット
24 フィードロール
26 リタードロール
28 搬送部
28 搬送路
30 排出口
32 レジストロール
34 排出ロール
36 排出部
38 ロータリ現像装置
40 現像器本体
42a 現像器
44 ロータリ現像装置中心
46a 現像ロール
48a 弾性体
49 回転支軸
50 感光体ドラム
50 反感光体ドラム
52 帯電ロール
54 感光体ドラム用クリーナ
56 クリーニングブレード
58 トナー回収ケース
60 露光装置
62 中間転写装置
64 中間転写ベルト
64H トナー担持面
66 一次転写ロール
68 ラップインロール
70 ラップアウトロール
72 二次転写バックアップロール
74 クリーニングバックアップロール
76 ブラシバックアップロール
78 反射型フォトセンサ
80 二次転写ロール
81 帯電制御シート
82 中間転写ベルト用クリーナ
83 クリーニングロール(回転型クリーニング部材)
83C クリーニング面(クリーニング部)
84 スクレーパ(クリーニング部材)
84C クリーニング部
86 ブラシロール
88 トナー回収ケース
89 回転支軸
90 定着装置
92 加熱ロール
94 加圧ロール
96 像形成ユニット
P 記録用紙

Claims (8)

  1. 無端状に形成され、複数のベルト支持部材によって循環可能に支持され、少なくとも循環方向に弾性を有する中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトのトナー担持面に接触して、このトナー担持面のトナーを除去するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材のクリーニング面が前記トナー担持面に対して接離するように前記クリーニング部材を移動可能に支持するクリーニング部材支持手段と、
    を有し、
    前記クリーニング部材支持手段によってクリーニング面がトナー担持面に接触した接触位置での中間転写ベルトの裏面が前記ベルト支持部材から離間した位置となるようにクリーニング部材が配置されていることを特徴とする中間転写装置。
  2. 前記クリーニング部材支持手段によって前記クリーニング部材が前記中間転写ベルトに押圧されて中間転写ベルトが撓んだ状態において前記接触位置での中間転写ベルトの裏面が前記ベルト支持部材から離間した位置となるようにクリーニング部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の中間転写装置。
  3. 前記中間転写ベルトの撓ませ量が、中間転写ベルトの厚みよりも少くされていることを特徴とする請求項2に記載の中間転写装置。
  4. 前記クリーニング部材が、前記中間転写ベルトの循環方向に沿って回転可能とされた回転型クリーニング部材、であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の中間転写装置。
  5. 複数の前記ベルト支持部材の少なくとも1つが、円筒状又は円柱状のベルト支持ロールとされ、
    前記回転型クリーニング部材の回転中心が、前記ベルト支持ロールの中間転写ベルト接触部分の端部からベルト支持ロールの半径に相当する距離以上離れた位置となるようにクリーニング部材が配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の中間転写装置。
  6. 前記回転型クリーニング部材を、その外周のクリーニング面が前記トナー担持面に対して接離するように支持するクリーニング部材支持手段、
    を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の中間転写装置。
  7. 前記クリーニング部材が、中間転写ベルトの循環方向と反対方向を向いてトナー担持面に接触するスクレーパー、
    であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の中間転写装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の中間転写装置と、
    前記中間転写装置にトナー像を一次転写する一次転写部と、
    前記中間転写装置のトナー像を記録媒体に二次転写する二次転写部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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