JP2005323595A - Il−13受容体ポリペプチド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】IL−13に特異的に結合することができる、特定な配列のフラグメントからなり、かつ/または細胞膜のレベルでIL−13によって特異的に生成されるシグナルの伝達に関与し、かつ/または特定な配列のポリペプチドに特異的な抗体によって認識され、ならびに/あるいは特定な配列のポリペプチドを認識する抗体を誘導することができる精製されたポリペプチド。
【選択図】なし
Description
IL-4と共有するその膨大な生物特性により、IL-13はIL-4様サイトカインとして説明されている。その活性は、B-細胞(3-5)、単球(6-10)および他の非-造血細胞(11-12)に対するIL-4の活性に実際に類似している。一方、IL-4とは反対に、休止または活性化T細胞に対しては特異的な効果を何ら及ぼさないようである(13)。
IL-13の抗-炎症および免疫調節活性は、例えば、自己免疫疾患、腫瘍およびウイルス病理の治療に有用となり得る。
細胞内の生物分子によって伝達されるシグナルの分析におけるステージの1つは、その膜受容体を同定することにある。IL-13受容体のこの側面に対して行った研究実験により、IL-13およびIL-4が共通の受容体、または非常に少なく見積もっても共通受容体複合体の幾つかのコンポーネント、ならびに共通のシグナル伝達エレメントを有することが示されている(15-18)。この受容体は、考えられる細胞型によって変動し得る数で、種々の細胞型の表面に存在する。IL-13およびIL-14受容体の比較分布が、A.J.Minty(14)によって示されている。
また、本発明の対象は、該ポリペプチドまたはその生物学的に活性なフラグメントをコードする単離DNA配列でもある。
加えて、本発明は、前記定義のヌクレオチド配列の少なくとも1種を含有する発現ベクター、および該ヌクレオチド配列のうちの1種の複製および/または発現を許容する条件下にてこれらの発現ベクターでトランスフェクトした宿主細胞に関する。
トランスフェクトした宿主細胞による組換えIL-13RβおよびIL-13Rαまたはそれらの生物学的に活性なフラグメントの産生方法も本発明の一部である。
さらに、cDNAの入手可能性により、IL-4/IL-13受容体複合体の再構成に必要な他の蛋白質を容易にクローニングすることができ、また、IL-13の活性の特異的なアンタゴニストとなり得る新規な医薬生成物の製造または合理的なモデリングにも有用である。
‐高親和性でIL-13に特異的に結合するポリペプチド(IL-13Rβ):配列番号2のアミノ酸配列を含むポリペプチド、またはそのいずれかの生物学的に活性なフラグメントもしくは誘導体;
a)配列番号2の配列または配列番号4の配列、および
b)前記定義による、配列番号2および配列番号4由来のいずれかの生物学的に活性な配列;から選択されるアミノ酸配列を含む精製ポリペプチドである。
誘導体の製造は種々の対象物を有することができ、これには特にIL-13に対する受容体の親和性を上昇させるもの、IL-13とIL-4との間の交差-競合を変調させるもの、それらの産生レベルを向上するもの、プロテアーゼに対するそれらの耐性を上昇させるもの、それらの生物活性を改善するもの、あるいは新規な医薬的および/または生物学的特性をそれらに付与するものが含まれる。
前記定義のポリペプチドの生物学的に活性な変異型の中では、前記のアミノ酸配列のうちの1種をコードする遺伝子の転写物(メッセンジャーRNA)の可変スプライシング(alternate splicing)によって生成されたフラグメントが好ましい。
もう1つの有利な態様により、本発明は、残基343、好ましくは残基337まで伸長する配列番号2の配列のポリペプチドの細胞外ドメインを特に含む、IL-13Rβsと称するIL-13Rβの可溶性形態、ならびに、残基343、好ましくは残基336と342との間の残基まで伸長する配列番号4の配列のポリペプチドの細胞外ドメインを特に含む、IL-13Rαsと称するIL-13Rαの可溶性形態に関する。
a)配列番号1の配列、
b)配列番号3の配列、
c)配列番号1の配列もしくは配列番号3の配列、またはそれらの相補的配列にハイブリダイズすることができ、かつIL-13受容体活性を有するポリペプチドをコードし、またはIL-13およびIL-4に対して高親和性を有する受容体を再構成することができる核酸配列、ならびに
d)遺伝コードの縮重のために、配列a)、b)およびc)由来となる核酸配列;から選択される単離核酸配列でもある。
最も短いプローブ、すなわち約10〜15ヌクレオチドのものの中では、適当なハイブリダイゼーション条件は当業者により日常的に使用されている温度およびイオン強度条件に相当する。
-所望により、後記のヌクレオチド配列を増幅させる予備工程の後であってもよいが、本発明のヌクレオチドプローブと前記のヌクレオチド配列との間のハイブリダイゼーション複合体の形成を許容する条件下にて、該プローブを生物試料とを接触させ;
-形成され得るハイブリダイゼーション複合体を検出し;ついで
-所望により、本発明のプローブとハイブリダイゼーション複合体を形成するヌクレオチド配列を配列決定してもよい;
ことを含む。
本発明のヌクレオチド配列は、いわゆるPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)技術またはそのいずれか他の変形により、配列決定反応または特異的な増幅反応用のセンスおよび/またはアンチセンス・オリゴヌクレオチドプライマーの製造および使用にも有用である。
それらは、より特に、アレルギーまたは炎症の治療に使用することができる。
これらのポリペプチドは、当業者に知られている組換え産物を作製するための技術により、前記定義のヌクレオチド配列から作製することができる。この場合においては、使用するヌクレオチド配列を、細胞性宿主中のその発現を許容するシグナルの制御下に置く。使用する細胞性宿主は、細菌のごとき原核生物系、または酵母、昆虫細胞、CHO細胞(チャイニーズハムスター卵巣細胞)または有利に商業的に入手可能ないずれかの他の系のごとき真核生物系から選択することができる。本発明のポリペプチドの発現に好ましい細胞性宿主は、繊維芽細胞系統COS-7またはCOS-3からなる。
COS-7またはCOS-3細胞の場合においては、(17)に記載されているのと同様に、ベクターpSE-1を使用してトランスフェクションを行うことができる。
これらの細胞は、配列番号2の配列または配列番号4の配列の組換えポリペプチドあるいはその誘導体の産生方法に使用することができ、該方法はそれ自体が本発明に含まれ、配列番号2の配列もしくは配列番号4の配列の組換えポリペプチドまたは誘導体の発現を許容する条件下にて該トランスフェクトした細胞を培養し、該組換えポリペプチドペプチドを回収することを特徴とする。
モノクローナル抗体は、KoehlerおよびMilstein(Nature,1975,256,495-497)によって記載されている慣用的なハイブリドーマ培養法に従って得ることができる。
本発明による抗体は、例えば、キメラ抗体、ヒト化(humanized)抗体、FabおよびF(ab’)2フラグメントである。それらは、標識化抗体または免疫コンジュゲートの形態としても存在し得る。例えば、それらは、ジフテリア毒のごとき毒素と、または放射性物と会合していてもよい。この場合においては、これらのイムノトキシンは、IL-13Rβおよび/またはIL-13Rαの過剰発現に関与するある種の病理の治療に使用することができる治療剤を構成し得る。
本発明の抗体、特にモノクローナル抗体は、例えば、免疫蛍光によってか、または金もしくはペルオキシダーゼ標識によって、特定の組織切片上のIL-13受容体の免疫組織化学分析にも使用することができる。
しかるに、本発明は、異常なレベルで発現されたIL−13Rβおよび/またはIL−13Rαを含有し得る生物試料中の、IL−13Rβおよび/またはIL−13Rαの異常な発現と関連付けられる病理のイン・ビトロ診断方法にも関し、該方法は、本発明の少なくとも1種の抗体を、IL−13Rβおよび/またはIL−13Rαと該抗体(群)との間の特異的な免疫複合体の可能な形成を許容する条件下にて、該生物試料と接触させ、形成され得る該特異的な免疫複合体を検出することを特徴とする。
-所望により支持体に結合されていてもよい、IL−13Rβおよび/またはIL−13Rαに対して特異的な少なくとも1種の抗体、
-IL−13Rβおよび/またはIL−13Rαと該抗体(群)との間の特異的な抗原/抗体複合体の形成を明らかにするための手段、および/またはこれらの複合体を定量化するための手段を含む。
また、本発明は、医薬上許容される担体と結合した、有効成分として、好ましくは可溶性形態の、前記定義に相当するポリペプチドを含む医薬組成物をも含む。
かかるポリペプチドは、細胞表面に発現されたIL−13Rβおよび/またはIL−13Rαと実際に競合して作用し、それによって、IL−13のその受容体への結合性に特異的なアンタゴニストを構成することができ、病理状態においてIL-13によって媒介される反応を変調させることを意図した医薬生成物の合成に有利に使用することができる。
実施例
結合性および交差-連結実験:
結合性および交差-連結実験は、[125I][Phe43]−IL−13−GlyTyrGlyTyrについて記載されている(17)のと同様にして行った。
Caki−1細胞(ATCC HTB46)を5×104細胞/ウェルの密度で24−ウェルプレートに入れ、培養3日後に、密集した単層を無ウシ胎児血清DMEM培地で3回洗浄した。Caki−1細胞の刺激は、Y124DIL−4または抗−gp140モノクローナル抗体の不存在または存在下にて、30ng/mlのIL−4またはIL−13を用いて行った。24時間培養した後に培養培地に放出されたIL−6の量を、ELISA技術(フランス,Innotest社製)によって測定した。
前記(25)と同様にして、合計RNAをCaki−1細胞から抽出した。ポリ(A)RNAは、オリゴ(dT)25で被覆した磁気ビーズ(Dynal社製)を用いて合計RNAから単離した。2×105クローンを含有するcDNAライブラリーは、プライマー−アダプター法(26)およびベクターpSE−1(27)を用いて構築した。用いた発現用のクローニング戦略は、以前に記載されている(17)。
RNA試料を逆転写酵素でコピーし、それを、配列+52〜+71に相当するセンスプライマーおよび+489〜+470に相当するアンチセンスプライマー(番号付けは図5および6に示すcDNA配列に基いて行った)を用いるPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)に付した。PCR−増幅産物は、cDNAの配列+445〜+461に相補的なプローブとハイブリダイズした。サイズマーカーを図の左に示す。
1)げっ歯類IL−13Rαプローブの調製
a)B9細胞の培養(28)
B9細胞は、10%ウシ胎児血清および50μg/mlのゲンタマイシンを補充したRPMI培地(Gibco社製)中で培養した。
b)B9細胞のRNAの調製
該細胞を、PBS緩衝液(GIBCO−BRL社製、生理リン酸緩衝液、参照04104040)で2回洗浄した。1,000rpmで10分間遠心分離した後に、細胞ペレットを以下の組成の溶解緩衝液中に懸濁した:4M グアニジン−チオシアネート;25mM クエン酸ナトリウム pH7;0.5%サルコシル;0.1M β2−メルカプトエタノール。
水性相に含まれるRNAを1容量のイソプロパノールの援助で−20℃にて沈殿させた。そのペレットを溶解緩衝液中に再懸濁した。その溶液をフェノール/クロロホルム混合液で再度抽出し、イソプロパノールでRNAを沈殿させた。そのペレットを70%ついで100%エタノールで洗浄した後に、RNAを水中に再懸濁させた。
cDNAは、ポリT12プライマーを用いて合計RNA5μgから調製した。合計RNAを、30μl容量の緩衝液:0.5mM 各デオキシヌクレオチド三リン酸および30単位のRNアシン(Promega社製)を含有する50mM トリス−HCl pH8.3、6mM MgCl2、10mM DTT、40mM KCl中、37℃にて1時間、ついで50℃にて10分間、さらに37℃にて10分間、逆転写酵素RNエースH(Gibco−BRL社製、参照8064A)200単位と共にインキュベートした。65℃にて10分間加熱することによって反応を終結させた。
重合は、以下の組成:10mM トリス−HCl pH8.3、2.5mM MgCl2、50mM KCl、0.2mM 4種のdNTP、2種の核酸プライマー各2μg/ml、および2.5U TAQ DNAポリメラーゼ(Beckman社製);の緩衝液50μl最終容量中、cDNA6μlを用いて行った。プライマーのペアは、Hilton(22)によって公開されている配列上で選択した。
5’AGAGGAATTACCCCTGGATG 3’
アンチセンス・プライマー:ヌクレオチド1256〜1275
5’TCAAGGAGCTGCTTTCTTCA 3'
反応は、94℃にて1分間、58℃にて1分間、72℃にて4分間の30サイクルにつづいて、72℃にて10分間の最終サイクル行った。
TAE緩衝液(40mM、トリス−HCl、1mM EDTA pH7.9)中の1%アガロースゲル(Sigma社製)上、100ボルトにて1時間流した後に、同緩衝液中の1μg/ml臭化エチジウム存在下にてゲルを染色した。増幅産物(1027塩基対(bp)のIL−13RαのcDNAフラグメント)に相当するバンドをGlass Maxキット(Gibco社製)を用いて抽出した。
マウスIL−13Rα受容体に相当する1027bpの精製cDNAフラグメント25ngを、BRL Random Primers DNA 標識化システムキットを用いて、2.4×109dpm/μgの比活性で32Pで標識するか;別法として、100ngを4×108dpm/μgの比活性でBoeringherキットを用いたニックトランスレーションによって標識した。
a)合計RNAの調製
合計RNAは、1b章で前記したのと同様にしてCaki−1細胞から抽出した。
RNAのポリA+画分の精製は、製造業者により推奨されている手法に従ってDYNAL オリゴ(dT)25 Dynabeadsキット(参照610.05)を用いて行った。原理は、それにポリ(dT)25オリゴヌクレオチドが結合している超常磁性ポリスチレンビーズの使用に基く。ポリA+画分は、磁性支持体に捕捉されたビーズに結合したオリゴ(dT)25オリゴヌクレオチドとハイブリダイズした。
ポリA+メッセンジャーRNA5μgを、MOPS緩衝液(10mM pH7.4、0.5mM EDTA)中の1%アガロース、8%ホルムアルデヒド変性ゲル上に負荷した。移動させ、20×SSC緩衝液中のN+Hybondメンブレン(Amersham社製)上に転移させた後に、そのRNAを真空下、80℃にてオーブン中で加熱することによって固定化させた。ついでそのメンブレンを、以下の緩衝液:1M NaCl、30%ホルムアミド;1%SDS、5×デンハート溶液;100μg/mlサケ精子DNA中、42℃にて2時間、プレハイブリダイズさせた。2時間のプレハイブリダイゼーション後に、そのメンブレンを2.5×106dpm/mlのランダム・プライマー法によって調製した一定濃度のマウスIL−13Rαプローブと同緩衝液中にて16時間ハイブリダイズさせた。ついでそのメンブレンを2×SSC緩衝液、0.1%SDS中、室温にて30分間、ついで同緩衝液中、50℃にて2時間、2回洗浄した。カセット(Molecular Dynamics社製)中で4日間感光させた後に、ノザンブロットをInstant Imager(Molecular Dynamics社製)で分析した。4200bpの優勢な転写物、および1500bpと2000bpとの二重バンド(doublet)がCaki−1細胞、U373およびU937で検出された。
COS−7またはCHO細胞を前記(17)と同様にしてペトリ皿中でトランスフェクトした。24時間後に、その細胞をトリプシン処理し、8×104細胞/ウェルの密度で24−ウェルプレート中で培養した。37℃にて48時間培養させた後に、その細胞を、前記(17)と同様のヨウ素化IL−13を用いる結合性実験(3回行ったアッセイは、10%未満の変動を示した)に用いた。トランスフェクションに関しては、COS−7またはCHO細胞を、種々のプラスミド0.6mgを用いて25−cm2プレート中でトランスフェクトした。24時間後に、細胞単層をトリプシン処理し、8×104細胞/ウェルにて12−ウェルプレート中で培養した。3日後に、標識IL−13、ならびに非標識IL−13および/またはIL−4を用いて結合性および競合実験を行った。結果は、別々に行った少なくとも3回の実験の代表なものである。
2×106のCHO細胞を10cmペトリ皿に入れた。24時間後に、その細胞をプラスミドDNA(34)6μgでトランスフェクトした。48時間後に、その細胞を、100ng/ml濃度のIL−13またはIL−4を含むか、または含まない培地3ml中、37℃にて30分間インキュベートした。ついで、その細胞をPBS−0.5mM EDTA緩衝液で2回濯ぎ、ついでPBS1.2ml中に採取した。ついで、その細胞を遠心分離し、細胞抽出物を(35)記載と同様にして調製した。ついで、細胞抽出物10〜20μg、および32Pで放射性同位元素標識化したオリゴヌクレオチド・プローブ(50,000−100,000cpm)を用いて、(36)記載と同様にしてEMSAを行った。ここに該プローブはヒトCεプロモーターのCεエレメントに相当する(37)。合成したオリゴヌクレオチド・プローブは以下の配列を有する:
5'−GATCCACTTCCCAAGAACAGA−3’
実施例1:
Caki−1細胞表面におけるヒトIL−13Rβの発現の分析
最近、ヒト腎臓ガン腫細胞が、IL−4およびIL−13により分有されている受容体に加えて、大過剰量の特異的なIL−13受容体を発現していることが発見された(21)。これらの結果に基づいて、ヒトガン腫細胞系統の試料を前記(17)と同様にしてIL−13の結合について実験した。IL−13に対する結合部位を特に多数発現する特定の系統Caki−1(ATCC HTB46)をより詳細に分析した。飽和実験から得たスキャッチャード曲線は、446±50pMのKdおよび7.2×104受容体/細胞の結合能力を有する結合部位が存在することを示した(図1)。競合実験においては、非標識IL−13は用量−依存的な様式で標識化IL−13を完全に置換したが、IL−4は高親和性で標識化IL−13の約10%を置換した。より高濃度のIL−4(100nMよりも高い濃度)でも、残りの90%の結合IL−13を置換しなかった(図2)。
IL−4またはIL−13により誘導されるIL−6の分泌の分析
本発明者らは、Caki−1細胞でIL−4またはIL−13によって誘導される分泌を分析した。2種のサイトカインは、同様なレベルのIL−6の分泌を誘導し、該分泌はIL−4Rのα鎖に特異的な抗体によって、およびアンタゴニストY124DIL−4によって阻害された(図4)。このことは、Caki−1細胞中の2種のサイトカインによって分有されている受容体がIL−6の分泌の誘導に寄与していることを示している。IL−4およびIL−13によって誘導される蛋白質複合体IRS1/4PS(18)のリン酸化を抗−IL−4R抗体およびIL−4アンタゴニストの存在または不存在下にて分析した場合にも、同様の結果が認められた。
IL−13受容体の一次サブユニット(IL−13Rβ)のクローニング
クローニングおよび発現のストラテジーは以前に記載されているもの(17)を用いた。2×105組換えクローンを含有するcDNAライブラリーは、Caki−1細胞を用いて構築した(26)。該ライブラリーを、各バッチのDNAがプラスミド形態であって、COS−7細胞に導入されている(29)1000のcDNAのバッチに分けた。トランスフェクトしたCOS−7細胞に対する標識化IL−13の結合性により、IL−13受容体をコードするクローンのバッチを同定することが可能となった。陽性バッチを分配し、IL−13に結合することができる細胞表面蛋白質の合成を行うことができる単一クローンが同定されるまで再スクリーニングした。2種の独立したIL−13Rβ cDNAを最後に単離した。IL−13Rβ cDNAの完全ヌクレオチド配列およびそれから予想されるアミノ酸配列を図5および6に示す。該cDNAはポリ−Aテイルを除く1298塩基長、および106塩基の短い3’非翻訳領域を有する。典型的な(canonical)AATAAAポリアデニル化シグナルは予想された部位に存在している。ヌクレオチド53と1192との間のオープンリーディングフレームは380アミノ酸のポリペプチドを規定する。該配列は、潜在的なシグナルペプチド、単一の貫膜ドメイン、および短い細胞質内テイルと共に膜蛋白質をコードする。
4箇所の潜在的なN−グリコシル化部位は細胞外領域に位置する。II型ファミリーのサイトカイン受容体の特徴として考えられている2種の共通モチーフ(30);第1のものはN−末端ジスルフィド架橋ループ構造由来であり、第2のものは細胞外領域のC−末端に位置するWSXWSタイプのモチーフである;も存在していることは重要である。非常に短い細胞質配列は、なぜ細胞内のシグナルを伝達するものがCaki細胞中のIL−4およびIL−13によって分有されている受容体複合体のみであるのかを説明しているのかも知れない。
種々の細胞系統におけるヒトIL−13RβメッセンジャーRNAの検出
驚くべきことには、Caki−1細胞中においては、大過剰量のIL−13Rβが発現されているのだが、IL−13RβおよびIL−4Rに対する同様の量のメッセンジャーRNAがノザンブロットによって検出された。この知見は、IL−4R転写物と比較してこのmRNAのより多量の翻訳が存在することを示しており、少数のIL−13結合部位しか発現していない細胞系統におけるIL−13Rβ mRNAの検出の欠如を説明している。RT−PCR分析(図8)は、Caki−1細胞で見出された転写物が、表皮ケラチン細胞系統A431、前骨髄細胞TF−1、プレモサイティック細胞(premocytic cell)U937、および細胞系統B IM9においてもより低レベルで存在することを示した。JurkatT細胞系統またはプレ−B NALM6細胞系統においては全く転写物が検出されなかった。これらの結果は、本発明者らによって以前に記載されたこれらと同一の系統で行ったIL−13結合性実験(17)、およびIL−13の知られている生物学的標的と合致した。
ヒトIL−13Rβ cDNAでトランスフェクトしたCOS−7細胞で行った結合性分析
IL−13Rβをコードする単離cDNAでトランスフェクトしたCOS−7細胞は、標識化IL−13に特異的に結合した。飽和曲線のスキャッチャード解析は、250±30pMのKd値と5.6×106受容体/細胞の最大結合能力とを有する単一のコンポーネント部位を示した(図9)。
可溶性形態の受容体によるIL−13のその膜受容体への結合性の阻害の実験
経時的発現(図13)または安定系統(図14)における結果を説明する。
IL−13RβおよびIL−13Rβsをコードする2種のcDNA配列を、IL−2 cDNAの代りにベクターp7055に挿入した(33)。得られたプラスミドは、各々、2036および2034と称する。
CHO細胞を3×105細胞/ウェルで12−ウェルプレートに接種し、翌日、COS細胞についてと同様にDEAE−デキストラン法によって、プラスミド2036もしくは2034、または対照としての空プラスミドpSE−1のいずれかでトランスフェクトした。
該細胞は、プラスミド2034でトランスフェクトした細胞の上清にIL−13Rβsが蓄積され、プラスミド2036でトランスフェクトした細胞の膜中においてIL−13Rβが良好に発現されるように、3日間培養した。
ついで、IL−13Rβs(2034)または陰性対照(空pSE−1)でトランスフェクトした細胞の上清を回収し、IL−13Rβでトランスフェクトした細胞を用いてIL−13の結合性の阻害を実験した。
IL−13Rβを発現しているCHO細胞(2036)の表面に対するIL−13の結合性は、放射性リガンドで1.5倍に希釈したこれらの粗製上清の存在下または不存在下で測定し、あるいは過剰量の非-放射性同位元素標識化IL−13(NSB)存在下にて測定した。結合性は、300pMの放射性リガンドを含む最終容量500ml中の全細胞に対して3回行った。
2種の安定な形質転換CHO系統は、完全IL−13Rβ(380残基のポリペプチド)または可溶性形態のIL−13Rβ(IL−13Rβs、IL−13Rβの残基1〜337に相当する切頭ポリペプチド)のコード配列でのトランスフェクションによって得た。これらの配列をベクターp7055に挿入した。
CHO−DHFR−細胞をプラスミド2036(IL−13Rβ)および2034(IL−13Rβs)でトランスフェクトし、組換えクローンを以前に記載されている(33)のと同様にして選抜した。
それに関しては、CHO−IL−13Rβs(CHO2034)クローンを皿当たり5×105細胞にて6cm皿に3回接種した。培養培地中に3日間蓄積させた後に、CHO2036クローンのIL−13Rβに対するIL−13結合阻害実験用に培地(皿当たり5ml)を収集した。同様にして、可溶性IL−13Rβを発現していないCHO細胞の上清を収集した。
ヒトIL−13Rα受容体のクローニング
a)Caki−1細胞のポリA+メッセンジャーRNAからのcDNAライブラリーの調製
[32P]dCTPで標識した一本鎖相補的DNA(得られた相補的DNAは3000dpm/ngの比活性を有する)は、ポリA+メッセンジャーRNA0.5μgで出発し、30μl容量の以下の緩衝液:
0.5mMの各種デオキシヌクレオチド三リン酸、[α32P]dCTP 30μCi、およびRNアシン(Promega社製) 30Uを含有する50mM トリス−HCl pH8.3、6mM MgCl2、10mM DTT、40mM KCl中にて、以下の配列(BamHI部位を含む):
5’<GATCCGGGCCCTTTTTTTTTTTT<3’
を有する合成プライマーを用いて調製した。逆転写酵素RNエースH(Giboco−BRL社製)200単位と共に37℃にて1時間、ついで50℃にて10分間、さらに37℃にて10分間インキュベートした後に、EDTA4μlを添加した。ついで、2N NaOH溶液6μlを添加し、65℃にて5分間インキュベートすることによって、RNA鋳型を分解した。
5’AAAAAAAAAAAAAGGGCCCG 3’
のアダプター120ng(1μl)、200mM NaCl溶液10μlと接触させ、その混合物を65℃にて5分間インキュベートし、ついでその反応物を室温まで放冷させた。つぎのステージは、以下の組成:50mM トリス−HCl pH7.5;10mM MgCl2、1mM ATP;を有する緩衝液中、酵素T4ファージDNAリガーゼ(Pharmacia社製)32.5単位を用いて、反応容量100μl中のクローニングベクターと一本鎖cDNAとを15℃にて一晩連結させることにあった。ついで、フェノールでの抽出につづいてクロロホルムで抽出することによって蛋白質を除去し、ついで10mM酢酸アンモニウム溶液1/10容量およびエタノール2.5容量を添加した。その混合物を遠心分離し、ペレットを以下の組成:33mM トリス−酢酸 pH7.9、62.5mM 酢酸カリウム、1mM 酢酸マグネシウムおよび1mM DTT;を有する緩衝液中に採取し、酵素T4ファージDNAポリメラーゼ(Pharmacia社製)30単位および1mMの4種のデオキシヌクレオチド三リン酸の混合物ならびにT4ファージ遺伝子32の蛋白質(Pharmacia社製)2単位を含む30μl容量中、37℃にて1時間、第2のcDNA鎖を合成した。その混合物をフェノールで抽出し、P10カラム(Biogel P10−200−400メッシュ−参照15011050−Biorad社製)上に沈殿させることによって痕跡を除去した。
得られた独立クローンの数は1,000,000であった。
全体ライブラリーをBiodyne Aメンブレン(PALL社製、参照BNNG 132)で被覆した寒天培地(直径150mmのペトリ皿)上に平板した。37℃にて一晩放置した後に、新たなメンブレン上に接触させることによってクローンを転移させた。その新たなメンブレンを、下記の組成の溶液に浸漬させたWathman 3MMペーパー上にそれを置くことによって処理した:0.5N NaOH、1.5M NaCl、5分間、ついで0.5M トリス−HCl pH8、1.5M NaCl、5分間。以下の緩衝液:10mM トリス−HCl pH8、10mM EDTA、50mM NaCl、0.1% SDS、100μg/ml プロテインキナーゼK;中、37℃にて30分間、プロテインキナーゼKで処理した後に、そのメンブレンを2×SSC緩衝液(クエン酸ナトリウム−NaCl)で完全に洗浄し、ついで真空下、オーブン中、80℃にて20分間乾燥した。
ついで、そのメンブレンを以下の緩衝液:1M NaCl;30%ホルムアミド;1%SDS;5×デンハート溶液;100μg/mlサケ精子DNA;中、42℃にて2時間プレハイブリダイズさせた。2時間のプレハイブリダイゼーション後に、そのメンブレンを、2.5×106dpm/mlのニックトランスレーションによって調製した一定濃度のマウスIL−13Rαプローブを含む同緩衝液中にて16時間ハイブリダイズさせた。そのメンブレンを2×SSC、0.1%SDS緩衝液中、室温にて30分間、2回洗浄し、ついで同緩衝液中、50℃にて2時間洗浄した。Kodak X−OMATフィルム存在下、−80℃にて一晩感光させた後に、数個の陽性クローンが検出された。
配列は、Applied Biosystem社製キット(参照401628)を用いて得た。IL−13Rα cDNAの完全核酸配列およびそれから予想されるアミノ酸配列を図15および16に示す。cDNAはポリ−Aテイルを除く3999塩基長であり、2145塩基の長い非翻訳3’領域を有している。
ヒトIL−13Rα cDNAでトランスフェクトしたCOS−3またはCHO細胞に対して行った結合性分析
IL−13Rαをコードする単離したcDNAでトランスフェクトしたCHO細胞は、標識化IL−13に特異的に結合した。飽和曲線のスキャッチャード解析は、4.5±0.4nMのKd値と26000受容体/細胞の最大結合能力とを有する単一のコンポーネント部位を示した(図19Cおよび19G)。
同時発現実験の結果を図19Dおよび19Hに示す。
以前に記載されたhIL−13Rβ鎖とは反対に、ヒトIL−13Rαはそれ自体の上に高親和性結合部位を構成しなかった。
したがって、IL−13RαおよびIL−4Rは、細胞膜中で相互作用して高親和性受容体を再構成する。
hIL−13RαおよびhIL−4Rを同時発現しているCHO細胞におけるIL−13およびIL−4によるSTAT蛋白質の活性化
ヒトPBMC細胞において、hIL−4およびIL−13は、後期転写因子であるSTAT6をリン酸化するJAK(janus)ファミリーの2種のチロシンキナーゼ、Jak1およびJak2を活性化した。この活性化された因子は核に入り、IL−4によって調節された遺伝子のプロモーター中の特異的エレメントに結合した。
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Claims (38)
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドをコードする配列またはその相補鎖からなることを特徴とするプローブを含む、ストリンジェントな条件下でのハイブリダイゼーションにより、生物試料中の、8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドをコードする核酸配列を検出するための、または、異型接合性または遺伝子転移の欠失のごとき異常な合成または遺伝的異常を明らかにするためのイン・ビトロ(in vitro)診断ツール。
- 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態をコードする配列またはその相補鎖からなることを特徴とするプローブを含む、ストリンジェントな条件下でのハイブリダイゼーションにより、生物試料中の、残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドをコードする核酸配列を検出するための、または、異型接合性または遺伝子転移の欠失のごとき異常な合成または遺伝的異常を明らかにするためのイン・ビトロ(in vitro)診断ツール。
- 残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態をコードする配列またはその相補鎖からなることを特徴とするプローブを含む、ストリンジェントな条件下でのハイブリダイゼーションにより、生物試料中の、残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドをコードする核酸配列を検出するための、または、異型接合性または遺伝子転移の欠失のごとき異常な合成または遺伝的異常を明らかにするためのイン・ビトロ(in vitro)診断ツール。
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドをコードするプローブを含む染色体異常を検出するための組成物。
- 配列番号:1の配列のヌクレオチド番号1からヌクレオチド1081まで伸長するヌクレオチドリンケージからなるプローブを含む染色体異常を検出するための組成物。
- 配列番号:1の配列のヌクレオチド番号1からヌクレオチド1063まで伸長するヌクレオチドリンケージからなるプローブを含む染色体異常を検出するための組成物。
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドをコードする配列またはその相補鎖からなるヌクレオチド・プローブを、所望により、前記ヌクレオチド配列の増幅の予備段階後であってもよいが、該プローブと前記のヌクレオチド配列との間のハイブリダイゼーション複合体の形成を許容するストリンジェントな条件下で接触させ;
形成し得るハイブリダイゼーション複合体を検出し;
所望により、本発明のプローブとハイブリダイゼーション複合体を形成するヌクレオチド配列を配列決定してもよいことを含む、8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドをコードする核酸配列のレベルにおける異常な合成または遺伝的異常をイン・ビトロ(in vitro)検出するための方法。 - 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドをコードする核酸配列またはその相補鎖からなるヌクレオチド・プローブを、所望により、前記ヌクレオチド配列の増幅の予備段階後であってもよいが、該プローブと前記のヌクレオチド配列との間のハイブリダイゼーション複合体の形成を許容するストリンジェントな条件下で、生物試料と接触させ;
形成し得るハイブリダイゼーション複合体を検出し;
所望により、配列番号:1の配列のヌクレオチド番号1からヌクレオチド1081まで伸長するヌクレオチドリンケージからなるプローブとハイブリダイゼーション複合体を形成するヌクレオチド配列を配列決定してもよいことを含む、残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドをコードする核酸配列のレベルにおける異常な合成または遺伝的異常をイン・ビトロ(in vitro)検出するための方法。 - 配列番号:1の配列のヌクレオチド番号1からヌクレオチド1063まで伸長するヌクレオチドリンケージからなるヌクレオチド・プローブを、所望により、前記ヌクレオチド配列の増幅の予備段階後であってもよいが、該プローブと前記のヌクレオチド配列との間のハイブリダイゼーション複合体の形成を許容するストリンジェントな条件下で、生物試料と接触させ;
形成し得るハイブリダイゼーション複合体を検出し;
所望により、該プローブとハイブリダイゼーション複合体を形成するヌクレオチド配列を配列決定してもよいことを含む、残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドをコードする核酸配列のレベルにおける異常な合成または遺伝的異常をイン・ビトロ(in vitro)検出するための方法。 - 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドをコードする核酸配列を使用することによって特徴付けられる、8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型である組換えポリペプチドの作製方法。
- 配列番号:1の配列のヌクレオチド番号1からヌクレオチド1081まで伸長するヌクレオチドリンケージからなる核酸配列を使用することによって特徴付けられる、残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態である組換えポリペプチドの作製方法。
- 配列番号:1の配列のヌクレオチド番号1からヌクレオチド1063まで伸長するヌクレオチドリンケージからなる核酸配列を使用することによって特徴付けられる、残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態である組換えポリペプチドの作製方法。
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドの発現を許容する条件下で、該ポリペプチドをコードする核酸でトランスフェクトした細胞を培養し;ついで
該組換えポリペプチドを回収することを特徴とするIL−13β受容体組換えポリペプチドを作製する方法。 - 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態である組換えポリペプチドの発現を許容する条件下で、配列番号:1の配列のヌクレオチド番号1からヌクレオチド1081まで伸長するヌクレオチドリンケージからなる配列を有する核酸でトランスフェクトした細胞を培養し、ついで、該組換えポリペプチドを回収することを特徴とするIL−13β受容体組換えポリペプチドを作製する方法。
- 残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態である組換えポリペプチドの発現を許容する条件下で、配列番号:1の配列のヌクレオチド番号1からヌクレオチド1063まで伸長するヌクレオチドリンケージからなる配列を有する核酸でトランスフェクトした細胞を培養し、ついで該組換えポリペプチドを回収することを特徴とするIL−13β受容体組換えポリペプチドを作製する方法。
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドを特異的に認識することができることを特徴とするモノクローナルまたはポリクローナル抗体、コンジュゲート抗体、またはそれらの断片。
- 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを特異的に認識することができることを特徴とするモノクローナル抗体またはポリクローナル抗体、コンジュゲート抗体、またはそれらの断片。
- 残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを特異的に認識することができることを特徴とするモノクローナル抗体またはポリクローナル抗体、コンジュゲート抗体、またはそれらの断片。
- 請求項16記載の抗体を含む、生物試料中の、8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドを検出するための組成物。
- 請求項17記載の抗体を含む、生物試料中の、残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを精製または検出するための組成物。
- 請求項18記載の抗体を含む、生物試料中の、残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを精製または検出するための組成物。
- 請求項16、17または18いずれかに記載の少なくとも1の抗体を、IL−13受容体と該抗体(または複数の該抗体)との間の特異的な免疫複合体の可能な形成を許容する条件下で接触させること、および、形成し得る特異的な免疫複合体を検出することを特徴とする、異常なレベルで発現されたIL−13受容体の異常な発現と相関する病理をイン・ビトロ(in vitro)で検出するための方法。
- 所望により支持体に結合していてもよい、請求項16、17または18いずれかに記載のIL−13受容体に特異的な少なくとも1の抗体、
IL−13受容体と該抗体(または複数の該抗体)との間の特異的な抗原/抗体複合体の形成を明らかにするための手段および/またはその複合体を定量化する手段を含む、生物試料中のIL−13受容体の異常な発現をイン・ビトロ(in vitro)診断するためのおよび/または該試料中のIL−13受容体の発現のレベルを測定するためのキット。 - 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチド、またはその活性をモジュレートすることができる因子を同定および/または単離するための方法であって、所望により未同定であってもよい化合物または種々の化合物を含有する混合物を、8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドを表面に発現している細胞と、該化合物が該ポリペプチドに対して親和性を有する場合には該ポリペプチドおよび該化合物の間の相互作用を許容する条件下で接触させること、および、該ポリペプチドに結合した化合物またはその生物活性をモジュレートすることができるものを検出および/または単離することを特徴とする該方法。
- 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチド、またはその活性をモジュレートすることができる因子を同定および/または単離するための方法であって、所望により未同定であってもよい化合物または種々の化合物を含有する混合物を、残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを表面に発現している細胞と、該化合物が該ポリペプチドに対して親和性を有する場合には該ポリペプチドおよび該化合物の間の相互作用を許容する条件下で接触させること、および、該ポリペプチドに結合した化合物またはその生物活性をモジュレートすることができるものを検出および/または単離することを特徴とする該方法。
- 残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチド、またはその活性をモジュレートすることができる因子を同定および/または単離するための方法であって、所望により未同定であってもよい化合物または種々の化合物を含有する混合物を、残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを表面に発現している細胞と、該化合物が該ポリペプチドに対して親和性を有する場合には該ポリペプチドおよび該化合物の間の相互作用を許容する条件下で接触させること、および、該ポリペプチドに結合した化合物またはその生物活性をモジュレートすることができるものを検出および/または単離することを特徴とする該方法。
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドを有効成分として含む医薬組成物。
- 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを有効成分として含む医薬組成物。
- 残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを有効成分として含む医薬組成物。
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドを含む、IL−13Rβの活性をモジュレートすることができる因子をスクリーニングするための組成物。
- 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを含む、IL−13Rβの活性をモジュレートすることができる因子をスクリーニングするための組成物。
- 残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドを含む、IL−13Rβの活性をモジュレートすることができる因子をスクリーニングするための組成物。
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドの使用によって特徴付けられる、IL−13Rβの活性をモジュレートすることができる生成物の製造方法。
- 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドの使用によって特徴付けられる、IL−13Rβの活性をモジュレートすることができる生成物の製造方法。
- 残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドの使用によって特徴付けられる、IL−13Rβの活性をモジュレートすることができる生成物の製造方法。
- 8個のC−末端残基が以下の6個の残基:VRCVTLによって置換されている配列番号:2の配列のポリペプチドの変異型であるポリペプチドの使用によって特徴付けられる、IL−13β拮抗作用を有する医療生成物の合成方法。
- 残基343まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドの使用によって特徴付けられる、IL−13β拮抗作用を有する医療生成物の合成方法。
- 残基337まで伸長する配列番号:2の配列のポリペプチドの可溶性形態であるポリペプチドの使用によって特徴付けられる、IL−13β拮抗作用を有する医療生成物の合成方法。
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