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JP2005322278A - ディスクローディング装置 - Google Patents

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JP2005322278A
JP2005322278A JP2004137106A JP2004137106A JP2005322278A JP 2005322278 A JP2005322278 A JP 2005322278A JP 2004137106 A JP2004137106 A JP 2004137106A JP 2004137106 A JP2004137106 A JP 2004137106A JP 2005322278 A JP2005322278 A JP 2005322278A
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JP2004137106A
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Tomoji Tokunaga
智士 徳永
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

【課題】ディスク状のメディアが載置される載置部材の搬入動作に応じて搬入経路中の駆動状況を制御する。
【解決手段】ディスク状のメディアが載置される載置部材(20)が、駆動手段(97)により装置本体(40)に対して搬入・搬出されるディスクローディング装置(10)である。このディスクローディング装置(10)は、載置部材(20)の搬入動作にともなって、載置部材(20)の移動領域中の位置を搬入経路の少なくとも一部について光学的に検出する位置検出手段(55,38)と、位置検出手段(55,38)による位置検出信号に基づいて、駆動手段(97)の駆動プロフィールを変化させる駆動プロフィール制御手段(93)とを備える。
【選択図】図16

Description

本発明は、ディスク装置において情報の記録・再生に用いるディスク状のメディアを装置本体に対して搬入・搬出させるディスクローディング装置に関するものである。
一般に、ディスク装置では、単体のディスクまたはカートリッジに内包したディスクを含むメディアをトレイに載置し、このトレイを装置本体に対して搬入・搬出させるようになっている。
図21〜図22に示す従来のディスク装置(光ディスク記録再生装置)を用いて、トレイへのカートリッジ載置とカートリッジ保持機構およびトレイのローディングおよびイジェクト動作について説明する。
図21において、201は光ディスク記録再生装置の本体、204はカートリッジおよび単体の光ディスクを載置するトレイ、100は光ディスクが収納されているカートリッジである。
トレイ204のカートリッジ載置面233の中央には、同心円に設けられた大小2つの凹部が設けられている。大径の凹部が大径ディスク載置部231、小径の凹部は小径ディスク載置部232であり、光ディスク記録再生装置201に装着するディスク外径に応じて使い分けるように準備されている。
またトレイ204には、カートリッジ100の外寸より少しだけ大きく、カートリッジ載置面233に垂直に形成される前壁面234、左壁面235、右壁面236が形成されている。
図22に示すように、トレイ204の奥側には、カートリッジ予圧部材237が前後方向に移動自在に設けられ、トレイ204の前側に予圧された状態で保持される構造となっている。
また、トレイ204の裏面には、メカシャーシ201aの前側に設けられたローディングモータ280によって駆動されるローディングギア系281の最終段の駆動ギアと係合するラックギア288が設けられている。
そのため、トレイ204は、ローディングモータ280の回転方向を切り替えることで、ローディングとイジェクトが可能な構成となっている。
トラバースベース266は、ディスクを保持し回転させるスピンドルモータ282、ディスクの情報の読出しまたはディスクに情報の書込みを行う光ピックアップ283、光ピックアップ283をディスクの半径方向に移動させるトラバースモータ284、およびリードスクリュー297を保持している。
トラバースベース266の後端はメカシャーシ201aにトーションバネで回動自在に保持され、前端が下方に軽負荷で予圧されている。
トラバースベース266の前端の左右には、2つのスリット穴が設けられており、メカシャーシ201aの底面に設けられた回動軸292を回転中心として挿入されたカムレバー285と係合している。トラバースベース266はカムレバー285の回転によって上下に駆動される。
トラバースベース266には、カートリッジ100の位置決め穴と係合する2本のアライメントピン214が設けられており、スピンドルモータ282に保持されたディスクとカートリッジ100のクリアランスを維持し、カートリッジ100がディスクと接触しない位置に位置決めする。
アライメントピン214の近傍には、ディスク状態検出スイッチ215が設けられている。カートリッジ100の検出穴との係合状態を判別することで、カートリッジ100に収納されるディスクの書込みの可否状態、ディスクの裏表、ディスクの記録容量を検出するため、プリント基板に実装された複数の検出スイッチがトラバースベース266と一体的に設けられている。
メカシャーシ201aにはアッパーベース228が上蓋として設けられている。アッパーベース228には、ディスクをスピンドルモータ282に固定するクランパ210と、クランパ210をスピンドルモータ282に対して上下方向に着脱自在に保持するクランプアーム212と、ローディング時のカートリッジ100の振動を規制するカートリッジ押さえバネ229とが設けられている。
カートリッジ押さえバネ229の下方への付勢力により、カートリッジ100をトレイ204に固定する。カートリッジ押さえバネ229の付勢力は、ローディング開始直後からローディング完了後まで、カートリッジ100をトレイ204に、トレイ204をメカシャーシ201aに付勢し、カートリッジ100、トレイ204、メカシャーシ201a間に発生するガタを解消し、ローディング時およびディスクの回転時に発生する振動と騒音を低減する機能を有している。
以上のように構成された光ディスク記録再生装置201の動作を、カートリッジ100に収納されたディスクの再生を行う場合を例に挙げて説明する。
前壁面234、左壁面235、右壁面236に囲まれたトレイ204に、カートリッジ100を載置する場合は、カートリッジ100の後端でカートリッジ予圧部材237をトレイ204に対して奥側へ押し込みながら、トレイ204の前方上側から斜め下方にカートリッジ100を滑らせ、最後にカートリッジ100の前端が前壁面234の内側面に接するように、カートリッジ載置面233に載置してトレイ204へのカートリッジ100の載置が完了する。
このとき、カートリッジ予圧部材237によって、カートリッジ100の前端は前壁面234の内側に押し付けられて、カートリッジ100はトレイ204に対して前後左右にがたつくことなく位置決めされる。
カートリッジ100を載置されたトレイ204は、ローディングモータ280の駆動力で、光ディスク記録再生装置201の内部に自動的にローディングされる。
トレイ204がローディング完了するまで、トラバースベース266上に保持されるスピンドルモータ282、トラバースモータ284、光ピックアップ283が、トレイ204、カートリッジ100、ディスクとの干渉を回避するため、トレイ204のローディング経路より下側に待避している。
トレイ204のローディングが完了する直前に、トレイ204上に設けられたクランプアーム駆動突起が、アッパーベース228にヒンジで回動自在に設けられたクランプアーム212の一方を押し上げ、クランパ210が保持されたもう一方を下降させる。その結果、ディスクをクランプ可能な位置までクランパ210を下降させる。
クランパ210が下降した後、トレイ204に載置されたカートリッジ100のローディングが完了すると、トレイ204とラックギア288の係合が解除され、駆動ギアによる駆動力はトレイ204から切り離され、ラックギア288だけがトレイ204に対して後方に駆動される。ラックギア288の後方への駆動力は、カムレバー285の回転力として伝達され、カムレバー285の斜面に沿ってトラバースベース266は上昇する。
トラバースベース266の上昇に伴い、トラバースベース266と一体的に設けられた2本のアライメントピン214は、カートリッジ100の前側に2個設けられた位置決め穴に挿入される。
ローディング時には、トレイ204のメカシャーシ201aに対するガタや、カートリッジ100のトレイ204に対するガタによって、カートリッジ100はスピンドルモータ282に対して位置ズレが発生する。カートリッジ100がスピンドルモータ282に対してズレた状態でディスクを回転させた場合、ディスクの外周部とカートリッジ100の内壁が接触し騒音が発生する。位置ズレが大きい場合には接触が抵抗となり、ディスクのクランプ状態が解除され、カートリッジ100の内部でディスクが破損する可能性がある。
アライメントピン214が、カートリッジ100の位置決め穴に挿入されることで、カートリッジ100のスピンドルモータ282に対する位置ズレは改善され、カートリッジ100とディスクの間に十分なクリアランスが確保される。
アライメントピン214のカートリッジ100の位置決め穴への挿入と前後して、ディスク状態検出スイッチ215もカートリッジ100の状態検出穴に挿入される。
アライメントピン214とは異なり、状態検出穴とディスク状態検出スイッチ215との間には大きなクリアランスが確保されているために、カートリッジ100に位置ズレが生じていても、カートリッジ100の状態検出に関しては、余裕をもって挿入動作が保証されている。
カートリッジ100へのアライメントピン214、ディスク状態検出スイッチ215の挿入と並行して、トラバースベース266の上昇の過程で、カートリッジ100に収納されたディスクのセンター穴に、センターコーンが挿入され、ディスクはカートリッジ100の空間内で浮上する。
ディスクの浮上に伴い、クランプ位置で待機していたクランパ210が、センターコーンと係合し、ディスクのクランプは完了する。
特開2003−263820号公報
しかしながら、上述したような従来のディスク装置(光ディスク記録再生装置)には、次のような問題があった。
メディアとして、カートリッジに内包したディスクと単体のディスクを両用するディスクローディング装置の場合、カートリッジのシャッタを開閉する際の負荷や、カートリッジの負荷に抗してカートリッジを装置本体内に搬入する負荷が大きいため、ギア比等の駆動系設計はカートリッジ主体に行われるのが一般的である。
その結果、大きな駆動トルクが必要となり、カートリッジ搬入時にちょうど良い速度にギア比を選ぶと、単体ディスクの場合やメディア無しの場合に、トレイ等の搬入速度が早くなりすぎて、ローディング時の騒音となる。また、メディアごとにトレイの速度や騒音が変わると、ディスク装置全体の品位が落ちてしまう。
また、万一、カートリッジを誤載置する等のトラブルが発生し、トレイが搬入途中で止まってしまった場合には、一定時間(所定のローディングに要する時間以上)経過後にフェールセーフ動作に移行するのが一般的である。
そのため、トラブル発生時に状況に応じた対応がなされるまでに時間がかかり、ユーザに不安を与えてしまう。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ディスク状のメディアが載置される載置部材の搬入動作に応じて搬入経路中の駆動状況を制御することのできるディスクローディング装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、ディスク状のメディアが載置される載置部材が、駆動手段により装置本体に対して搬入・搬出されるディスクローディング装置において、前記載置部材の搬入動作にともなって、当該載置部材の移動領域中の位置を搬入経路の少なくとも一部について光学的に検出する位置検出手段と、前記位置検出手段による位置検出信号に基づいて、前記駆動手段の駆動プロフィールを変化させる駆動プロフィール制御手段とを備えたディスクローディング装置である。
請求項2に係る発明は、ディスク状のメディアを内包したカートリッジが載置される載置部材が、駆動手段により装置本体に対して搬入・搬出されるディスクローディング装置において、前記載置部材の搬入動作にともなって、当該載置部材の移動領域中の位置を搬入経路の少なくとも一部について光学的に検出する位置検出手段と、前記位置検出手段による位置検出信号に基づいて、前記駆動手段の駆動プロフィールを変化させる駆動プロフィール制御手段とを備えたディスクローディング装置である。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の発明において、前記載置部材の搬入動作時に、当該載置部材に設けたメディア検出用の検出孔が遮光されるか否かによって、当該載置部材に載置されているメディアの種別を光学的に検出するメディア種別検出手段を備え、前記駆動プロフィール制御手段が、前記位置検出手段による位置検出信号および前記メディア種別検出手段によるメディア種別検出信号に基づいて、前記駆動プロフィールを変化させるディスクローディング装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の発明において、前記装置本体の内部温度を計測する温度計測手段を備え、前記駆動プロフィール制御手段が、前記温度計測手段による計測温度に基づいて、前記駆動プロフィールを変化させるディスクローディング装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の発明において、前記駆動プロフィール制御手段が、前記位置検出手段による位置検出信号の発生状況を監視し、前記位置検出信号の発生異常に即して前記駆動プロフィールを変化させるディスクローディング装置である。
本発明によるディスクローディング装置は、ディスク状のメディアが載置される載置部材が、駆動手段により装置本体に対して搬入・搬出されるディスクローディング装置において、前記載置部材の搬入動作にともなって、当該載置部材の移動領域中の位置を搬入経路の少なくとも一部について光学的に検出する位置検出手段と、前記位置検出手段による位置検出信号に基づいて、前記駆動手段の駆動プロフィールを変化させる駆動プロフィール制御手段とを備えた構成としたので、ディスク状のメディアが載置される載置部材の搬入動作に応じて搬入経路中の駆動状況を制御することができ、そのため、例えば、搬入経路中の騒音が大きい位置では搬入速度を低減することで騒音の発生を抑えることができる効果がある。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図19を参照して説明する。
図1は、本発明によるディスクローディング装置の一実施形態を示す斜視図であり、このディスクローディング装置(ディスク装置)10は、ディスク状のメディアが載置されるトレイ(載置部材)20と、トレイ20がローディングモータにより搬入・搬出される装置本体40とを備えている。
また、このディスクローディング装置(ディスク装置)10は、所定高さに保持されたメディアに対して、スピンドルモータを備えたトラバースベースが上下動してディスクにスピンドルモータを装填するのではなく、トレイ20に載置されたメディアを搬入終了端付近で上下動させることでディスクをスピンドルモータに装填するものである。
装置本体40は、メカシャーシ41をトップカバー42で覆った構造のものである。図2はトップカバー42を外した状態を示し、装置本体40内には、トレイ20を水平方向に沿って前後に移動可能に支持するトレイホルダ60が配置されている。
トレイホルダ60には、ディスクをスピンドルモータに固定するクランパ61が、クランプアーム62によって、スピンドルモータに対して上下方向に着脱自在に保持されている。
装置本体40の左右両側壁には、スライドカム50,51が水平方向に沿って前後に移動可能に設けられている。また、左右のスライドカム50,51は、メカシャーシ41の底部中央において支軸のまわりに揺動可能に設けられる図示しないコネクトアームの両端に取り付けられている。
右側のスライドカム51の下部には図示しないラックギアが設けられ、このラックギアは、装置本体40の右手前下部に設けられるローディングモータ(97:図16参照)により駆動されるピニオンギアと噛合するようになっている。
そのため、ピニオンギアの駆動により、右側のスライドカム51が水平方向後方へ移動するときは、コネクトアームによって連結された左側のスライドカム50は水平方向前方へ移動する。また、ローディングモータの回転方向を切り換えることで、左右のスライドカム50,51の移動方向が逆転するようになっている。
トレイホルダ60は、メカシャーシ41に対して垂直方向に移動可能に支持されている。また、トレイホルダ60は、左右両側壁に設けた図示しない突起が、左右のスライドカム50,51に形成した溝状の作動カムに係合している。図3に、左側のスライドカム50とそれに形成された作動カム52を示す。
図3に示すように、左側のスライドカム50の作動カム52は、手前から後方へ延びる水平部に続いて下向きの傾斜部が形成されている。一方、右側のスライドカム51の作動カムは、図示してないが、後部から手前へ延びる水平部に続いて下向きの傾斜部が形成されている。
そのため、ピニオンギアの駆動により、右側のスライドカム51が水平方向後方へ移動するとともに、左側のスライドカム50が水平方向前方へ移動するとき、この移動経路の途中過ぎまではトレイホルダ60は高い位置に保持される。そして移動経路の終端付近でトレイホルダ60は下降し、低い位置に切り換えて保持される。
また、ローディングモータの回転方向を切り換えて、右側のスライドカム51が水平方向前方へ移動するとともに、左側のスライドカム50が水平方向後方へ移動するときは、その移動経路の始端付近でトレイホルダ60は低い位置から高い位置まで上昇し、その後は高い位置に保持される。
このトレイホルダ60の高い位置が、メディアのローディング(搬入)とイジェクト(搬出)を行う高さであり、一方、トレイホルダ60の低い位置が、メディアをスピンドルモータに装填する高さである。
また、図3に示すように、左側のスライドカム50は、スライドカム50の移動方向に沿って多数のスリットが均等間隔で形成された格子部53を備えている。この格子部53を左右から挟む光センサ55がプリント基板に取り付けられ、メカシャーシ41の底部に固定されている。
そのため、スライドカム50が移動するとき、光センサ55が格子部53のスリットを通過する光を検出することでパルス状の出力が得られる。このパルス出力を図示しないカウンタがカウントすることで、スライドカム50がその移動領域中のどの位置にあるかをリアルタイムで正確に認識することができる。
図5はトレイ20の斜視図、図6はトレイ20の裏面から見た斜視図であり、トレイ20にはメディアとして、ディスクを内包するカートリッジ1(図8参照)、および、大小2サイズの単体のディスク2(図9参照),3(図10参照)が載置可能に構成されている。
図5に示すように、トレイ20は、カートリッジ1を載置するためのカートリッジ載置面21、大径(例えば12cm)ディスク2を載置するための大径ディスク載置面22、および、小径(例えば8cm)ディスク3を載置するための小径ディスク載置面23を、ディスクの中心位置を上下に重ねて備えている。
すなわち、トレイ20のカートリッジ載置面21は、その前後の高さに比べてカートリッジ1が収まる大きさの凹所として形成され、また、トレイ20の左右両側に形成された左壁部24および右壁部25が、トレイ20にカートリッジ1を載置するときの左右の位置決めガイドとして機能するようになっている。
また、大径ディスク載置面22および小径ディスク載置面23は、カートリッジ載置面21上のカートリッジ1に収容されたディスクの中心位置を中心とする同心円状に配置されたものであり、カートリッジ載置面21に対して大径ディスク載置面22がやや凹み、大径ディスク載置面22に対して小径ディスク載置面23がやや凹んで形成されている。
そして、トレイ20のカートリッジ載置面21、大径ディスク載置面22および小径ディスク載置面23には、それらの中心部を通りトレイ20の移動方向である前後方向に沿って、装置本体40内に設けられる光ピックアップを回避するための所要幅の開口部26が形成されている。
図6に示すように、トレイ20の裏面には、装置本体40の右手前下部に設けられるローディングモータ(97:図16参照)により駆動される駆動ギアと噛合するラックギア27が設けられている。トレイ20は、ローディングモータの回転方向を切り換えることで、ローディング(搬入)とイジェクト(搬出)を選択可能に構成されている。
このように、右側のスライドカム51を駆動するピニオンギアと、トレイ20を駆動する駆動ギアとが、同一のローディングモータ(97:図16参照)により駆動される。そのため、左側のスライドカム50に設けた格子部53のスリットを通過する光を光センサ55が検出し、得られるパルス出力をカウンタがカウントすることで、スライドカム50の位置だけでなく、トレイ20についてもその移動領域中のどの位置にあるかをリアルタイムで正確に認識することができる。また、時間を計測することにより移動速度を求めることができる。
図5〜図7に示すように、トレイ20には、メディア検出用の複数の検出孔30,31が形成されている。これらの検出孔30,31は、開口部26の左右両側においてトレイ20の移動方向中心線CLと平行で、小径ディスク載置面23を通る2本の直線L1,L2上に左右対称に設けられている。
すなわち、トレイ20のカートリッジ載置面21には、大径ディスク載置面22より後方に、検出孔30a,31aが左右対称に形成される。
大径ディスク載置面22には、小径ディスク載置面23より後方に、検出孔30b,31bが左右対称に形成され、また、小径ディスク載置面23より手前に、検出孔30e,31eが左右対称に形成される。
これらの検出孔30b,31b,30e,31eは、いずれも、大径ディスク載置面22の所定位置に載置された大径ディスク(12cmディスク)2の記録面外径のわずかに内側に配置されている。
小径ディスク載置面23には、後方に検出孔30c,31cが、また、手前に検出孔30d,31dが、それぞれ左右対称に形成される。
これらの検出孔30c,31c,30d,31dは、いずれも、小径ディスク載置面23の所定位置に載置された小径ディスク(8cmディスク)3の記録面外径のわずかに内側に配置されている。
図3に示すように、装置本体40の手前にはトレイホルダ60より前方において、トレイ20の前記直線L1,L2の真下に相当する位置に、2個の発光素子32,33が左右対称に設けられ、プリント基板に取り付けられてメカシャーシ41の底部に固定されている。
また、図4に示すように、装置本体40の手前において、発光素子32,33の真上に相当する位置には、2個の受光素子34,35が左右対称に設けられ、プリント基板に取り付けられてトップカバー42の裏面に固定されている。
そのため、発光素子32と受光素子34とで第1のホトカプラ(光路発生部材)36を構成し、また、発光素子33と受光素子35とで第2のホトカプラ(光路発生部材)37を構成する(図11参照)。
そして、第1のホトカプラ36で発生される光路は、トレイ20の移動にともなって、前記直線L1上に並んだ検出孔30a,30b,30c,30d,30eが塞がれていれば遮光され、このとき受光素子34の出力は「L」(Low)レベルとなる。一方、開いていれば透光され、このとき受光素子34の出力は「H」(High)レベルとなる。
同様に、第2のホトカプラ37で発生される光路は、トレイ20の移動にともなって、前記直線L2上に並んだ検出孔31a,31b,31c,31d,31eが塞がれていれば遮光され、このとき受光素子35の出力は「L」(Low)レベルとなる。一方、開いていれば透光され、このとき受光素子35の出力は「H」(High)レベルとなる。
この第1、第2のホトカプラ36,37は、受光素子34,35の出力に基づいてメディアの種別を含む状態を検出する検出回路38に接続される。
図11に示すように、この検出回路38には、第1、第2のホトカプラ36,37が接続されて、受光素子34,35の出力が入力されるだけでなく、光センサ55が接続されて、パルス出力が入力されるようになっている。
検出回路38は、左側のスライドカム50に設けた格子部53のスリットを通過する光を光センサ55が検出することで得られるパルス出力をカウントするカウンタを備え、移動するスライドカム50の位置確認用のエンコーダ機能を有している。そのため、検出回路38は、スライドカム50およびトレイ20について、その移動領域中のどの位置にあるかをリアルタイムで正確に認識することができる。
また、検出回路38は、トレイ20がローディングモータの駆動により装置本体40にローディング(搬入)されるとき、受光素子34の出力レベルを監視することで、検出孔30a,30b,30c,30d,30eの開閉状況を認識することができ、同様に、受光素子35の出力レベルを監視することで、検出孔31a,31b,31c,31d,31eの開閉状況を認識することができる。
また、検出回路38は、トレイ20がローディング(搬入)される移動工程中における検出孔30a,31a,30b,31b,30c,31c,30d,31d,30e,31eの開閉パターン(光路の遮光パターン)のデータを、内部テーブル39として備えている。
すなわち、トレイ20のカートリッジ載置面21の所定位置にカートリッジ1が載置されて、ローディング(搬入)される場合は、図8に示すように、すべての検出孔30a,31a,30b,31b,30c,31c,30d,31d,30e,31eがカートリッジ1によって塞がれるため、遮光パターンデータは、図12に示す内部テーブル39の(1)のようになる。
また、トレイ20の大径ディスク載置面22の所定位置に大径ディスク(12cmディスク)2が載置されて、ローディング(搬入)される場合は、図9に示すように、検出孔30a,31aだけが開口し、それ以外の検出孔30b,31b,30c,31c,30d,31d,30e,31eが大径ディスク(12cmディスク)2によって塞がれるため、遮光パターンデータは、図12に示す内部テーブル39の(2)のようになる。
また、トレイ20の小径ディスク載置面23の所定位置に小径ディスク(8cmディスク)3が載置されて、ローディング(搬入)される場合は、図10に示すように、検出孔30a,31a,30b,31b,30e,31eが開口し、残りの検出孔30c,31c,30d,31dが小径ディスク(8cmディスク)3によって塞がれるため、遮光パターンデータは、図12に示す内部テーブル39の(3)のようになる。
さらに、トレイ20に何も載置されず、空のままローディング(搬入)される場合は、図7に示すように、すべての検出孔30a,31a,30b,31b,30c,31c,30d,31d,30e,31eが開口しているため、遮光パターンデータは、図12に示す内部テーブル39の(4)のようになる。
したがって、検出回路38は、トレイ20がローディングモータの駆動により装置本体40にローディング(搬入)されるとき、受光素子34,35の出力レベルを監視することで得られる検出孔30a,31a,30b,31b,30c,31c,30d,31d,30e,31eの遮光パターンデータを、一時メモリに蓄える。そして、図12に示す内部テーブル39の基準となる遮光パターンデータと比較することで、トレイ20に載置されているメディアが、カートリッジ1、大径ディスク(12cmディスク)2、または
小径ディスク(8cmディスク)3のどれであるかを検出できるように構成されている。
図13はメカシャーシ41の底部に設置されるトラバースベース70の斜視図である。トラバースベース70には、カートリッジ1に内包されたディスクまたは単体のディスクを保持して回転させるスピンドルモータ71、ディスクに情報の書込み/読出しを行う光ピックアップ72、光ピックアップ72をディスクの半径方向に移動させるトラバースモータ73およびリードスクリュー74が取り付けられている。
そして、トラバースベース70は、メカシャーシ41に対して、6箇所のゴムダンパ75によって弾性的に保持されている。ゴムダンパ75により弾性支持されていることで、ディスクローディング装置10に対して外部からの振動または衝撃が与えられた場合の、ディスクの記録再生動作に対する影響を低減する効果を有している。
また、メカシャーシ41の底部には、手前側にアライメントピン80,80が、また、奥側に突起85,85が、それぞれ実質的に左右対称位置に設置され、トラバースベース70を貫通してその上方まで突出している。
図14に示すように、アライメントピン80は上下2段に構成されている。すなわち、アライメントピン80の先端には、カートリッジ1の図示しない位置決め穴に係合するカートリッジ位置決め部81が形成される。また、その下方には、トレイ20の位置決め孔28,28に係合するトレイ位置決め部82が形成される。
アライメントピン80,80は、トレイホルダ60の下降にともなってトレイ20が下降するとき、トレイ20のカートリッジ載置面21に載置されたカートリッジ1を位置決めするとともに、トレイ20も位置決めするものである。
図16は、ディスクローディング装置10の電気的構成を示す制御回路90のブロック図である。
制御回路90は、レーザ駆動回路91が動作して光ピックアップ(光学ヘッド)72からレーザ光をディスク2,3に照射し、光ピックアップ(光学ヘッド)72の受光部からディスク2,3の信号を受光して、この受光信号を再生信号処理回路92で処理するものである。
これらのレーザ駆動回路91、光ピックアップ(光学ヘッド)72、再生信号処理回路92の動作を、MPU(中央処理装置)93が、RAM94および変調復調回路95を用いて制御するようになっている。
また、光ピックアップ(光学ヘッド)72には温度センサ96が組み込まれており、ディスク2,3の記録膜近傍の温度を測定する。
制御回路90はまた、ローディングモータ97を駆動するPWM(Pulse Width Modulation)駆動回路98を備えている。PWM駆動回路98は、例えば図17(a)に示すように一定電圧をパルス状に供給し、パルスの供給幅を変えることにより、図17(b)に示すように供給幅に応じて供給パルスの積分相当の電流をローディングモータ97に供給することができる駆動回路である。
PWM駆動回路98は、ローディングモータ97の駆動電流をきめ細かく設定することができる。そのため、電流供給のプロフィールをファームウェアで設定しておけば、回路定数の変更や駆動機構の変更が不要のみならず、動作音の低減や機構の信頼性向上に活用できる。
そして、PWM駆動回路98を用いて設定するローディングモータ97によるトレイ20のローディングプロフィールを、光センサ55のパルス出力に応じて設定することで、トレイ20の移動領域中の位置に応じた制御が可能である。
次に、上記のように構成されたディスクローディング装置10の作用について説明する。
トレイ20をイジェクトさせて装置本体40から引き出した状態で、カートリッジ1、大径ディスク(12cmディスク)2、または小径ディスク(8cmディスク)3のいずれかを載置してトレイ20に挿入力を与えると、トレイ20は手動により装置本体40に対してローディング動作を開始する。
この手動によるローディング動作の途中で、トレイ20の図示しないイジェクトエンドスイッチがトレイ通過を検出し、その信号によりローディングモータ97の電源がオンする。
これにより、駆動ギアが回転を始めてトレイ20をローディング(搬入)方向へ移動させ始めるとともに、ピニオンギアが回転を始めてスライドカム50を移動させ始める。
イニシャルのローディングプロフィールは、カートリッジ1を想定して、例えば図18(a)に示す値に設定されている。
すなわち、トレイ20の動作の品位を保つため、最初は徐々にデューティを上げていき、カートリッジ1のシャッタを開ける位置では最も負荷が大きいため、それに応じたデューティに設定する。
ローディングエンド直前にデューティを下げて、ドン突きを防止する。このプロフィールに従ってローディング動作を行う。
トレイ20はトレイホルダ60との嵌合によりがた詰めが行われており、余計な負荷はかかっていないため、ローディング(搬入)動作中、トレイ20はトレイホルダ60に沿ってスムーズに移動する。
このとき、発光素子32と受光素子34からなる第1のホトカプラ36の光路、および、発光素子33と受光素子35からなる第2のホトカプラ37の光路は、いずれも、トレイ20によって遮光されているため、受光素子34,35の出力は「L」レベルのままに保たれる。
このようにして開始されたトレイ20のローディング(搬入)方向への移動工程中、検出回路38は、光センサ55のパルス出力をカウントすることで、トレイ20がその移動領域中のどの位置にあるかをリアルタイムで正確に認識している。
そして、検出回路38は、トレイ20のローディング(搬入)方向への移動にともなって、検出孔30a,31a、検出孔30b,31b、検出孔30c,31c、検出孔30d,31d、検出孔30e,31eが順番にホトカプラ36,37の位置に来たときの受光素子34,35の各出力レベルを監視して遮光パターンデータを得る。
得られた遮光パターンデータを、図12に示す基準となる遮光パターンデータと比較することで、検出回路38は、トレイ20に載置されているメディアが、カートリッジ1、大径ディスク(12cmディスク)2、または小径ディスク(8cmディスク)3のどれであるかを検出することができる。
トレイ20がローディング(搬入)経路の水平方向終端に達する直前に、ラックギア27の前端から駆動ギアが外れてローディングモータ97によるトレイ20の駆動が切り離されるが、スライドカム50,51は引き続きピニオンギアを介してローディングモータ97により水平方向に移動される。
このスライドカム50,51の移動によりトレイ20がローディング(搬入)経路の水平方向終端に達すると、トレイホルダ60の突起がスライドカム50,51の作動カム52の下向き傾斜部に沿って移動することで、垂直に下降する。
このトレイ20の下降にともなって、アライメントピン80,80は、まず、カートリッジ位置決め部81がトレイ20の位置決め孔28,28を心出しすることで、トラバースベース70とトレイ20に載置されているカートリッジ1との概略的な位置決めを行う。
トレイ20の下降にともない、続いてアライメントピン80,80は、カートリッジ位置決め部81がカートリッジ1の図示しない位置決め穴に係合し、カートリッジ1は所定位置に固定される。
トレイ20の下降にともない、さらにアライメントピン80,80は、トレイ位置決め部82がトレイ20の位置決め孔28,28に係合し、また、トレイ20の係合部29,29が突起85,85に係合して支持され、トレイ20は所定位置に固定される。
これによって、カートリッジ1およびトレイ20の位置決めが完了する。さらに、トレイホルダ60の突起とクランプアーム62の突起をスライドカム50,51に設けられた図示しないトーションスプリングによりメカシャーシ41に付勢することで、トレイ20およびカートリッジ1に生じる振動を規制する。
以上で、トレイ20に載置されたカートリッジ1のディスク装置10へのローディング動作が完了することとなる。
イジェクト動作はローディング動作の逆となる。イニシャルのイジェクトプロフィールは、カートリッジ1を想定して、例えば図19(a)に示す値に設定されている。
すなわち、最初はディスクのクランプを解除するためデューティを設定し、トレイ20が水平動作に移行し駆動ギアに連結する位置では、騒音が発生するためデューティを下げている。
カートリッジ1のシャッタを閉める位置では最も負荷が大きいため、それに応じたデューティに設定する。
トレイ20の動作の品位を保つため、イジェクトエンドまで徐々にデューティを下げてドン突きを防止する。このプロフィールに従ってイジェクト動作を行う。
また、トレイ20にカートリッジ1が載置されない場合は、カートリッジ1のシャッタを開閉する負荷がなくなるため、それに合せてプロフィールを変える。
検出回路38によりカートリッジ1ではないと判断された場合は、ローディングプロフィールを、図18(b)に示すプロフィールに変更する。この場合は、シャッタの開閉がなくなるため、その位置でのデューティの設定をカートリッジ1の場合に比べて下げることにより、動作音および速度の増加を防ぐことが可能になる。
また、イジェクトプロフィールについても同様に、図19(b)に示すプロフィールに変更する。シャッタの開閉がなくなるため、その位置でのデューティの設定をカートリッジ1の場合に比べて下げることで、動作音および速度の増加を防ぐことが可能になる。
一般に、実使用時のローディング動作音は小さい方が好ましいため、標準ディスクを想定してローディング機構のギア比やファーム仕様を設定するが、異常ディスクや低温時にはトルク不足となるためディスクが搬送できない等の不具合が発生する。
そこで、保証温度でのローディング・イジェクト動作と、温度環境によりローディング機構の負荷が大きくなる低温(例えば5度以下)の保証温度外で、ファームウェアの仕様を変えることにより、前記の不具合を解決することができる。切換のための温度測定は、光ピックアップ72の温度センサ96を使用する。
ローディング・イジェクト動作を行う前に温度を検出することにより、例えば図18(c)、19(c)に示すように予め用意されたプロフィール(負荷が大きいところでデューティを上げる)を適用する。
通常は、プロフィールに応じてローディング・イジェクト動作を完結するが、規格外のカートリッジを入れたり、指がトレイに挟まったりするような想定外の事情により、動作が途中でストップすることが考えられる。この場合、順方向に動かすためデューティを上げたほうが良い場合と、逆転方向に動かす方が良い場合が動作途中の位置により異なる。
そこで、光センサ55のパルス出力を監視し時間を計測することにより、前記の課題を解決することができる。
動作がストップしたことの判断として、光センサ55のパルス出力の変化が、例えば300ms以上ない場合、フェールセーフ動作に移行する。
トレイ20に指が挟まる可能性がある位置の場合は、直ちに反転動作を行う。また、カートリッジ1のシャッタ開閉位置の場合は、まず、デューティを上げ、それでも変わらない場合には反転させる。
以上に記載したローディングプロフィールの設定および変更(反転動作を含む)、イジェクトプロフィールの設定および変更(反転動作を含む)はいずれも、MPU(駆動プロフィール制御手段)93が、RAM94を用いて制御することによって実行するものである。
なお、スライドカム50に設けられた位置検出用のスリット53は、必ずしもスライドカム50の移動領域全体に亘り連続してある必要はなく、要求する精度に応じて必要な位置に構成すれば良い。
上記のように構成したこの発明によるディスクローディング装置10によれば、トレイ20およびスライドカム50の位置に応じた駆動制御が行えるため、騒音の低減および動作における品位の確保が可能となる。
また、メディアの種類を検出することにより、例えばカートリッジ1の場合には、シャッタを開閉するなど負荷が大きいところでは駆動トルクを上げ、メディアの種類、メディアの有無で生じる速度差による違和感の課題を解決することができる。
また、温度変化によるローディング時間、イジェクト時間のばらつきの低減が可能となる。
また、カートリッジ1を誤載置する等のトラブルが発生し、トレイ20が搬入、搬出途中で止まってしまった場合、短い時間間隔でフェールセーフ動作に移ることが可能となり、ユーザの不安を解消するとともに、可動部品の位置に応じたフェールセーフ動作が可能となる。
本発明によるディスクローディング装置(ディスク装置)の一実施形態を示す斜視図である。 トップカバーを外した状態を示す斜視図である。 スライドカムと光センサおよび発光素子の配置を示す斜視図である。 受光素子の配置を示す斜視図である。 トレイの斜視図である。 トレイの裏面から見た斜視図である。 トレイの検出孔の配置を示す平面図である。 カートリッジとトレイの検出孔との関係を示す平面図である。 12cmディスクとトレイの検出孔との関係を示す平面図である。 8cmディスクとトレイの検出孔との関係を示す平面図である。 検出手段を示すブロック図である。 基準の遮光パターンを示す内部テーブルである。 トラバースベースの斜視図である。 アライメントピンの拡大斜視図である。 ローディング完了時のトレイの斜視図である。 制御回路のブロック図である。 PWM駆動電圧およびPWM駆動電流を示す説明図である。 ローディング動作における駆動プロフィールを示す説明図である。 イジェクト動作における駆動プロフィールを示す説明図である。 従来例の全体を示す斜視図である。 従来例の全体を展開して示す斜視図である。
符号の説明
1 カートリッジ
2 大径(12cm)ディスク
3 小径(8cm)ディスク
10 ディスクローディング装置(ディスク装置)
20 トレイ(載置部材)
21 カートリッジ載置面
22 大径ディスク載置面
23 小径ディスク載置面
24 左壁部
25 右壁部
26 開口部
27 ラックギア
28 位置決め孔
29 係合部
30,31 検出孔
32,33 発光素子
34,35 受光素子
36,37 ホトカプラ(光路発生部材)
38 検出回路(位置検出手段/メディア種別検出手段)
39 内部テーブル
40 装置本体
41 メカシャーシ
42 トップカバー
50,51 スライドカム
52 作動カム
53 格子部
55 光センサ
60 トレイホルダ
61 クランパ
62 クランプアーム
70 トラバースベース
71 スピンドルモータ
72 光ピックアップ(光学ヘッド)
73 トラバースモータ
74 リードスクリュー
75 ゴムダンパ
80 アライメントピン
81 カートリッジ位置決め部
82 トレイ位置決め部
85 突起
90 制御回路
91 レーザ駆動回路
92 再生信号処理回路
93 MPU(駆動プロフィール制御手段)
94 RAM
95 変調復調回路
96 温度センサ(温度計測手段)
97 ローディングモータ
98 PWM駆動回路

Claims (5)

  1. ディスク状のメディアが載置される載置部材が、駆動手段により装置本体に対して搬入・搬出されるディスクローディング装置において、
    前記載置部材の搬入動作にともなって、当該載置部材の移動領域中の位置を搬入経路の少なくとも一部について光学的に検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段による位置検出信号に基づいて、前記駆動手段の駆動プロフィールを変化させる駆動プロフィール制御手段と、
    を備えたことを特徴とするディスクローディング装置。
  2. ディスク状のメディアを内包したカートリッジが載置される載置部材が、駆動手段により装置本体に対して搬入・搬出されるディスクローディング装置において、
    前記載置部材の搬入動作にともなって、当該載置部材の移動領域中の位置を搬入経路の少なくとも一部について光学的に検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段による位置検出信号に基づいて、前記駆動手段の駆動プロフィールを変化させる駆動プロフィール制御手段と、
    を備えたことを特徴とするディスクローディング装置。
  3. 前記載置部材の搬入動作時に、当該載置部材に設けたメディア検出用の検出孔が遮光されるか否かによって、当該載置部材に載置されているメディアの種別を光学的に検出するメディア種別検出手段を備え、
    前記駆動プロフィール制御手段が、前記位置検出手段による位置検出信号および前記メディア種別検出手段によるメディア種別検出信号に基づいて、前記駆動プロフィールを変化させることを特徴とする請求項2記載のディスクローディング装置。
  4. 前記装置本体の内部温度を計測する温度計測手段を備え、
    前記駆動プロフィール制御手段が、前記温度計測手段による計測温度に基づいて、前記駆動プロフィールを変化させることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載のディスクローディング装置。
  5. 前記駆動プロフィール制御手段が、前記位置検出手段による位置検出信号の発生状況を監視し、前記位置検出信号の発生異常に即して前記駆動プロフィールを変化させることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載のディスクローディング装置。
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