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JP2005319470A - 鉛フリーはんだ材料、電子回路基板およびそれらの製造方法 - Google Patents

鉛フリーはんだ材料、電子回路基板およびそれらの製造方法 Download PDF

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JP2005319470A JP2004137212A JP2004137212A JP2005319470A JP 2005319470 A JP2005319470 A JP 2005319470A JP 2004137212 A JP2004137212 A JP 2004137212A JP 2004137212 A JP2004137212 A JP 2004137212A JP 2005319470 A JP2005319470 A JP 2005319470A
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Abstract

【課題】 電子部品の実装プロセスにおいて接合材料として好適に用いることができる、改善されたSn−Ag−Cu系鉛フリーはんだ材料を提供する。
【解決手段】 Sn−Ag−Cu系はんだ材料に実質的に溶解しない元素を含む微粒子、好ましくはナノ粒子を、Sn−Ag−Cu系はんだ材料に添加して鉛フリーはんだ材料を得る。これにより得られる鉛フリーはんだ材料をはんだ付けに用いると、はんだ材料接合部の金属組織をより微細化することができる。特に、電子部品の実装プロセスにおいて本発明の鉛フリーはんだ材料を接合材料として用いれば、高い信頼性特性を有する電子回路基板を作製することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、いわゆる鉛フリーはんだ材料およびその製造方法に関する。更に、本発明は、そのような鉛フリーはんだ材料を用いて電子部品が基板に接合された(またははんだ付けされた)電子回路基板およびその製造方法に関する。
従来、電子機器に内蔵される電子回路基板においては、基板と電子部品とを接合するためにSn−Pb系はんだ材料、特にSn−37Pb共晶組成(融点183℃)を有するSn−Pb共晶はんだ材料が一般的に用いられて来た。しかし、近年、このようなSn−Pb系はんだ材料に含まれる鉛が不適切な廃棄物処理により環境汚染を招く可能性があることを考慮し、鉛を含有するはんだ材料の代替として、鉛を含まない、いわゆる「鉛フリー」のはんだ材料の研究開発が進められている(例えば特許文献1および2を参照のこと)。上記のような従来の鉛含有はんだ材料に代わる鉛フリーはんだ材料として現在有力視されているものの1つにSn−Ag−Cu系はんだ材料がある(例えば特許文献1を参照のこと)。
Sn−Ag−Cu系材料の共晶組成は未だ定かではないが、近年ではSn−3.8Ag−0.7Cu(融点217℃)またはその付近であると考えられている。電子部品実装プロセスにおいては、おおよそSn−(0〜4)Ag−(0〜1)Cuの組成を有するSn−Ag−Cu系はんだ材料、例えばSn−3.0Ag−0.5Cu(融点219〜220℃)の組成を有するはんだ材料が実用化されている。
尚、当業者には明白であるように、例えば「Sn−3.0Ag−0.5Cu」とは、全体基準で3.0質量%(または重量%、以下も同様)のAg、0.5質量%のCuおよび残部(この場合、96.5質量%)のSnから成る組成を意味するものであり、また、「Sn−(0〜4)Ag−(0〜1)Cu」とは、全体基準で0〜4質量%(但しゼロを除く)のAg、0〜1質量%(但しゼロを除く)のCuおよび残部(この場合、95〜100質量%(但し100を除く))のSnから成る組成を言うものである。本明細書においては、特に説明しない限り同様の表現により組成を示すものとする。また、このようにして組成が示されるはんだ材料は、列挙された元素のみから成ることを必ずしも要せず、不可避的に混入する極微量の元素を含んでいてもよい。
特表2001−504760号公報 特開2002−18589号公報
近年、電子機器の小型化・高性能化が益々進み、これに伴って、電子機器に内蔵される電子回路基板の信頼性特性の向上が強く望まれている。このため、電子部品の実装プロセスにおいて用いられるはんだ材料に対しても機械的強度および耐熱衝撃性等の向上が要求され、鉛フリーはんだ材料もその例外ではない。
しかし、Sn−Ag−Cu系鉛フリーはんだ材料を用いて作製した電子回路基板におけるクラック(凝固割れを含む)の発生率、機械的強度および熱衝撃試験による評価ひいては信頼性特性は、Sn−Pb共晶はんだ材料を用いた場合と比べて必ずしも十分でない。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、電子部品の実装プロセスにおいて接合材料として好適に用いることができる、改善された鉛フリーはんだ材料およびその製造方法を提供することにある。また、本発明の更なる目的は、このような鉛フリーはんだ材料を利用して得られる電子回路基板およびその製造方法を提供することにある。
尚、本明細書において「はんだ材料」とは一般的な意味で用い、比較的低い温度(例えば約230℃以下)で少なくとも部分的に溶融可能であり、常温では固体の金属材料であって、導電性材料の部材間、例えば電極間を電気的および物理的に接合する(即ち、はんだ付けする)ために用いられ得る材料を言う。例えば、電子部品の実装プロセスにおいては、電子部品の外部電極と回路基板上に形成されたランド(または配線)などとを電気的および物理的に接合するための接合材料として用いられる。
本発明によれば、(i)Sn−Ag−Cu系はんだ材料と、(ii)該Sn−Ag−Cu系はんだ材料に実質的に溶解しない元素を含む微粒子とを含む、新規な鉛フリーはんだ材料が提供される。本発明の鉛フリーはんだ材料を用いて得られた電子回路基板は、従来のSn−Ag−Cu系鉛フリーはんだ材料を用いた電子回路基板と比較して優れた機械的特性を示し、より高い信頼性特性を有することが本発明者らにより確認された。このような本発明の効果は、いずれの理論によっても拘束されるものではないが、Sn−Ag−Cu系はんだ材料がはんだ付けプロセスにおいて一旦溶融して凝固する際、上記微粒子によってはんだ材料融液中に結晶核(または凝固を開始する核となるもの)が導入され、その結果、はんだ組織が微細化されることによると考えられる。これについては後述の実施例に関連してより詳細に説明するものとする。
本発明において「Sn−Ag−Cu系はんだ材料に実質的に溶解しない元素」とは、その元素とSn−Ag−Cu系はんだ材料とを共存させた状態で高温条件下でSn−Ag−Cu系はんだ材料を完全に溶融させた後、次第に温度低下させていくときに、少なくともSn−Ag−Cu系はんだ材料が凝固し始める直前において、何らかの形態、例えば単体、合金または化合物(酸化物、炭化物、窒化物およびホウ化物ならびに金属間化合物を含む)などの形態で融液中で固体として、またはSn−Ag−Cu系はんだ材料に固溶せずに存在し得る元素を言うものとする。このような元素は、融液となるSn−Ag−Cu系はんだ材料の成分系に対して固有的に決まるものである。以下、Sn−Ag−Cu系はんだ材料に実質的に溶解しない元素を単に「非溶解元素」と言うものとする。
例えば、非溶解元素にはB、Al、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Zr、NbおよびMoからなる群から選択される1種またはそれ以上の元素を用いることができる。
上記のような非溶解元素は、Sn−Ag−Cu系材料の物理的および電気的性質などのはんだ材料として所望される性質に実質的に影響を与えない程度に少なく、かつ、凝固割れやクラック発生、機械的特性の低下などを効果的に防止し得る程度に多い量で、Sn−Ag−Cu系材料と共存することが好ましい。本発明のはんだ材料において非溶解元素は全体基準で、例えば0〜約0.5質量%(但しゼロは除く、本明細書において以下同様)、好ましくは0〜約0.2質量%の量で含まれる。尚、本発明に言う「全体基準」とはSn−Ag−Cu系はんだ材料および非固溶元素の微粒子を合せた全体を基準とすることを意味する。
本発明において、微粒子は上記のような非溶解元素の少なくとも1種を任意の形態で含有し得る。例えば、微粒子は一般的にはこれら非溶解元素の単体またはその化合物(酸化物、炭化物、窒化物およびホウ化物など)から成る。また、粒子内部がこれら非溶解元素の単体から成り、粒子表面がその酸化物、炭化物、窒化物およびホウ化物などの化合物から成っていてもよい。しかし、本発明はこれに限定されず、微粒子は上記のような非溶解元素およびそれらの化合物の2種またはそれ以上から成っていてよく、例えば、非溶解元素の混合物(合金を含む)および/またはその酸化物、炭化物、窒化物およびホウ化物などの化合物から成っていてもよい。
本発明に言う「微粒子」は、具体的には粒径が10μm以下であってよく、好ましくは1μm以下、例えば1nm〜1μm(即ち、ナノミクロンオーダー)である。このうち、粒径が1μm未満である微粒子は一般的に「ナノ粒子」または「ナノスケール粒子」と呼ばれ得る。「微粒子」は、このような大きさの粒径を有する限り、球形、回転楕円形、不定形など任意の形状を有し得る。尚、本明細書において「粒径」とは粒子の任意断面における最大長さを言うものとする。微粒子の粒径は、概略的には、そのSEM(走査型電子顕微鏡)写真像から求めることができる。
他方、Sn−Ag−Cu系はんだ材料には、はんだ付けに一般的に使用され得る組成を有するSn−Ag−Cu系材料を用いることができる。例えば、0〜約4質量%のAg、0〜約1質量%のCuおよび残部のSnを含んで成るはんだ材料を用いることができる。このようなSn−Ag−Cu系材料は約215〜約230℃の融点を有し得る。
Sn−Ag−Cu系はんだ材料と非溶解元素の微粒子とを含む本発明の鉛フリーはんだ材料は、例えば、全体基準で0〜約0.2質量%の非溶解元素、0〜約4質量%のAg、0〜約1質量%のCuおよび残部のSnを含んで成る。
本発明の鉛フリーはんだ材料の1つの態様において、Sn−Ag−Cu系はんだ材料は粒子(例えば粉末状の粒子、以下、単にはんだ粉末とも言う)の形態であり、非溶解元素を含む微粒子とはんだ粉末とが混在していてよい。この態様における鉛フリーはんだ材料は、少なくとも(i)Sn−Ag−Cu系はんだ材料から成る粒子と、(ii)非溶解元素を含む微粒子とを混合することによって得ることができる。よって、本発明の別の要旨によれば、以上のような鉛フリーはんだ材料の製造方法もまた提供される。
上記態様の本発明の鉛フリーはんだ材料は、非溶解元素の微粒子およびSn−Ag−Cu系はんだ粉末に加えてフラックスなどの他の成分を更に含んでいてもよい。このような鉛フリーはんだ材料は、例えば、非溶解元素の微粒子、Sn−Ag−Cu系はんだ粉末およびフラックス(またはフラックスの構成成分)を混合または混練して得ることができる。このような鉛フリーはんだ材料は、いわゆるはんだペースト(またはクリームはんだ)として用いることができる。もちろん、Sn−Ag−Cu系はんだ粉末を含む既存のはんだペースト(またはクリームはんだ)に非溶解元素の微粒子を添加混合して得てもよい。
本発明の鉛フリーはんだ材料の別の態様において、Sn−Ag−Cu系はんだ材料が連続相(またはバルク)を形成し、その連続相中に非溶解元素の微粒子が分散していてもよい。この態様における鉛フリーはんだ材料は、例えば、溶融状態のSn−Ag−Cu系材料中に非溶解元素の微粒子を分散させることによって液状物として得てよい。このような鉛フリーはんだ材料は、いわゆるフローはんだ(またははんだ噴流)として用いることができる。
あるいは、上記別の態様の鉛フリーはんだ材料は、溶融状態のSn−Ag−Cu系はんだ材料中に非溶解元素の微粒子を分散させた後、凝固させることによって固体として得てもよい。この場合、非溶解元素の微粒子の大きさは凝固の前後で変化し得る。得られた固体(または凝固物)は、必要に応じて成形、切削、粉砕、圧延など任意の適切な処理に付してよい。このような鉛フリーはんだ材料は任意の形態、例えばボールはんだ、糸はんだなどの形態で用いることができる。
本発明によって得られる鉛フリーはんだ材料は電子部品の実装プロセスにおいて接合材料として好適に用いられる。よって、本発明の更に別の要旨によれば、上述のような本発明の鉛フリーはんだ材料を利用して、電子部品が基板に接合された電子回路基板およびその製造方法もまた提供される。
例えば、本発明の鉛フリーはんだ材料をクリームはんだとして用いて、リフローはんだ付けプロセスによって電子回路基板を作製することができる。あるいは、本発明の鉛フリーはんだ材料をフローはんだ(またははんだ噴流)として用いて、フローはんだ付けプロセスによって電子回路基板を作製することもできる。リフローまたはフローはんだ付けプロセスには当該技術分野において既知のプロセスを適用してよい。
しかし、本発明によって提供される鉛フリーはんだ材料の用途は電子回路基板の作製に必ずしも限定されず、種々の部材間をはんだ付けするための接合材料として用いられ得、また、部材間を単に物理的(または機械的)にのみ接続するための接続材料としても用いられ得ることは、当業者であれば容易に想到されよう。
本発明によれば、改善されたSn−Ag−Cu系の鉛フリーはんだ材料およびその製造方法が提供される。本発明の鉛フリーはんだ材料は、従来のSn−Ag−Cu系はんだ材料と比較して優れた機械的特性を示し、本発明の鉛フリーはんだ材料を用いて電子回路基板を作製すれば、従来のSn−Ag−Cu系はんだ材料を用いるよりも高い信頼性特性を得ることができる。よって、本発明の鉛フリーはんだ材料は、電子部品の実装プロセスにおいて接合材料として好適に用いられる。
本発明の1つの実施形態において、鉛フリーはんだ材料は、非溶解元素であるB、Al、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Zr、NbおよびMoなどの元素の単体、ならびにその酸化物、炭化物、窒化物およびホウ化物からなる群から選択される1種またはそれ以上の材料から成る微粒子、好ましくはナノ粒子を、Sn−Ag−Cu系材料から成る一般的なはんだ粉末に添加混合して成る。この鉛フリーはんだ材料は、全体基準でSn−(0〜4)Ag−(0〜1)Cu−(0〜0.2)X(式中、Xは非溶解元素)の組成を有し得る。
非溶解元素の微粒子、好ましくはナノ粒子は、例えばガス中蒸発法により製造され得る。この方法は、不活性ガスを満たしたチャンバー内で、所定の原料物質をるつぼに配置して抵抗加熱などの蒸発源を用いて蒸発させるものである。微粒子は、発生した蒸気の凝縮によって生成したクラスターまたは超微粒子をチャンバーの内壁に付着させ、これを回収することにより得ることができる。この方法により得られる微粒子の粒径は通常は100nmを超え得るが、これは、蒸発源からの輻射などによりクラスターおよび/または超微粒子が互いに融合することによる。この方法においてチャンバー内で不活性ガスをフローさせた場合、得られる微粒子の粒径をより小さく、例えば10nm以下にすることができる。
また、非溶解元素の微粒子、好ましくはナノ粒子は、いわゆる溶液法(液相中での溶液反応を用いる化学的方法)や、アーク放電法、アーク溶解法、レーザー法およびスパッター法など、微粒子/ナノ粒子の製造方法として既知の任意の適切な方法を用いて製造することもできる。
他方、本発明に利用可能なSn−Ag−Cu系はんだ粉末は、当該技術分野において既知の方法、例えばアトマイズ法などによって製造され得る。アトマイズ法は、所定のSn−Ag−Cu系材料を加熱溶融させた状態で、窒素などのガス雰囲気中にノズルを通して噴霧するものである。これにより得られるはんだ粉末の粒径は、噴霧流量やノズル径によって制御可能である。しかし、これに限定されず、いずれの適切な方法によってはんだ粉末を製造してもよい。はんだ粉末の粒径は、特に限定されるものではないが、例えば約5〜40μmとされ得る。また、はんだ粉末は球形、回転楕円体形状、不定形などの任意の適切な形状を有し得る。
これら非溶解元素微粒子およびSn−Ag−Cu系はんだ粉末の混合は、混合技術の分野において既知の任意の適切な方法および/または装置を用いて実施してよい。
以上のようにして得られる鉛フリーはんだ材料は、フラックスと混合(または混練)してクリームはんだとしてもよい。フラックスは、例えばロジン、溶剤ならびに必要に応じて活性剤およびチキソ剤などを含み得る。これにより得られるクリームはんだを用いてリフローはんだ付けにより電子回路基板を作製すると、非溶解元素の微粒子を添加していない従来のSn−Ag−Cu系材料に比べて、はんだ接合部における強度などの機械的特性が向上すると共に、はんだ付けの際に該接合部に生じるクラック(この種のクラックは凝固割れとも言う)や、電子回路基板を熱衝撃試験に付した際に生じるクラックなどの発生率が効果的に低減され、耐熱衝撃性が向上し、これにより電子回路基板の信頼性特性が向上する。このような効果は、接合部における鉛フリーはんだ材料の金属組織の微細化と密接に関係していると考えられる。これについては後述の実施例1に関連して詳細に説明するものとする。
また、本実施形態の鉛フリーはんだ材料をそのままの形態で用いてもよい。例えばフローはんだとして用いてフローはんだ付けにより電子回路基板を作製してもよい。
以上、本発明の1つの実施形態について詳述したが、本発明はいかなる理論にも拘束されず、本発明の概念を逸脱しない範囲で種々の改変が成され得ることは当業者には容易に理解されよう。
本発明の鉛フリーはんだ材料の1つの実施例として、全体基準でSn−3Ag−0.5Cu−0.1Feの組成を有する鉛フリーはんだ材料を調整した。
より詳細には、Sn−3Ag−0.5Cuの組成を有する合金から成るはんだ粉末に、非溶解元素の1種であるFeから成るナノ粒子を添加混合して成る混合物を得た。ナノ粒子の粒径は約1nm〜1μm、はんだ粉末の粒径は約5〜40μmとした。Feナノ粒子は、はんだ粉末に対して0.1質量%となる量で添加混合した。このようなFeの添加量はSn−Ag−Cu系材料の量に比べてごくわずかであるので、全体基準とする場合のFeの割合は、添加前のSn−Ag−Cu系材料を基準とする場合と実質的に等しいとみなして差し支えない。よって、得られた鉛フリーはんだ材料は、全体基準でSn−3Ag−0.5Cu−0.1Feの組成を有する。また、比較のために、Sn−3Ag−0.5Cuの組成を有する鉛フリーはんだ材料を準備した。これは、Sn−3Ag−0.5Cuの組成を有する合金から成るはんだ粉末であり、Feナノ粒子を添加しない点で本実施例のはんだ材料と異なる。
上記のようにして得た本実施例および比較例のはんだ材料を、Sn−Ag−Cu系はんだ材料を用いる一般的なはんだ付け温度と等しい温度に加熱して一旦溶融させ、その後、凝固させて完全に固化させた。そして、この状態におけるはんだ材料の金属組織を観察した。このようにして観察される金属組織ははんだ付け後の接合部の金属組織と等しいとみなし得る。金属組織の観察は、上記のようにして得られたはんだ材料の断面を切削研磨し、エチルアルコールで研磨面を洗浄し、更に、1%濃度の硝酸でエッチングしてから行った。
図1は、Sn−3Ag−0.5Cu−0.1Feの組成を有する本実施例のはんだ材料の光学顕微鏡写真である。図2は、Feナノ粒子を添加しなかったSn−3Ag−0.5Cuの組成を有する比較例のはんだ材料の光学顕微鏡写真である。図1および図2において、淡いグレー色部分および濃いグレー色部分は互いに組成の異なる固相であって、淡いグレー色部分は初晶の相(β−Sn)であり、濃いグレー色部分は共晶の相である。
図1および2を参照して、初晶(β−Sn)の相がデンドライト(これは樹枝状晶とも呼ばれる)として存在し、その周囲を共晶の相が取り囲んだ金属組織が観察される。溶融状態のSn−Ag−Cu系材料が凝固する際、まず、初晶(β−Sn)がデンドライトとなって融液中で成長する。このとき、Agおよび/またはCuは初晶の相に極わずかに固溶してデンドライト(固相)中に取り込まれ得るが、大部分のAgおよびCuは初晶の相に固溶しきれずにデンドライトから排出されて融液中に分配される。このため、まだ凝固していない融液では、デンドライトの成長につれて融液中のAgおよびCuの濃度が上昇し、融液の組成が変化して最終的にSn−Ag−Cu系材料の共晶組成に達する(以下、単に共晶融液と言う)。よって、Sn−Ag−Cu系材料が完全に凝固する(即ち、凝固を完了する)直前の状態では、初晶のデンドライト(固相)の周囲を共晶融液が取り囲んだ状態となる。その後、共晶融液が凝固してSn−Ag−Cu系材料が完全に凝固すると、上記のような金属組織が得られる。
比較例のような従来のはんだ材料では、以上のようにしてデンドライトの周囲で共晶融液の凝固が進行するときに、例えばはんだ材料の凝固収縮力などの力が加わると、最後に凝固する共晶の相の部分(これは共晶融液であった部分に対応する)に亀裂が入る場合がある。この結果、完全に凝固したSn−Ag−Cu系材料において、共晶の相の部分に凝固割れが導入される傾向にあると考えられる。このようなメカニズムによって、はんだ付けの際(即ち、はんだ材料が一旦溶融して完全に凝固する際)にはんだ材料から成る接合部に凝固割れが導入されるものと考えられる。凝固割れは接合部の強度を低下させる要因となる。
これに対して、本実施例のはんだ材料では比較例のはんだ材料よりも金属組織が微細化されていることは図1および2を比較すれば明らかである。これは、本実施例のはんだ材料ではFeナノ粒子によって結晶核が導入されることによると考えられる。一般に、はんだ材料などの金属材料の凝固は、何らかの結晶核からデンドライトが成長することにより進行する。本実施例のように、結晶核として機能し得る物質を意図的に増やすことにより、より多くの結晶核からより多くのデンドライトが成長し、その結果、より微細な金属組織が形成され得ると考える。
結晶核は、一般的には、原子が数個集まった程度の大きさを有するとされている。非溶解元素の微粒子、好ましくはナノ粒子を添加するとSn−Ag−Cu系はんだ材料の融液中に結晶核を効果的に導入することが可能となると考えられる。結晶核は、非溶解元素の微粒子自身であってもよいし、あるいは、微粒子に起因して形成される金属間化合物などであってもよい。前者は、非溶解元素の微粒子が融液中で安定に存在し、実質的にそのままの状態(または大きさ)を維持して結晶核として機能し得る場合である。他方、後者は、非溶解元素の微粒子が融液中で安定に存在せず、微粒子に含まれる1種またはそれ以上の非溶解元素が、Sn、AgおよびCuの少なくとも1種の金属元素と金属間化合物を形成する場合である。もちろん、前者と後者の場合が複合して起こる場合もあり得るであろう。
非溶解元素の微粒子が、融液中で安定に存在するかどうか、また、金属間化合物を形成するかどうかは、微粒子を構成する物質に依存する。本実施例で用いたFeナノ粒子は、Sn−Ag−Cu系材料の融液中で金属間化合物であるFeSnなどを形成し、この金属間化合物が結晶核として機能し得ると考えられる。また、例えば、非溶解元素の酸化物、炭化物、窒化物およびホウ化物などの化合物から成る微粒子は、はんだ付け温度においても分解せず、融液中で安定に存在し、実質的にそのままの大きさを維持したままで、それ自体が結晶核として機能し得ると考えられる。
微粒子および/または微粒子に起因して形成される金属間化合物は、はんだ接合部において約10μm以下、好ましくは1μm以下、例えば1nm〜1μmの大きさで存在していることを、例えばSEM(走査型電子顕微鏡)観察により確認できれば、結晶核として機能し得るものと考えられる。
従って、本発明によれば、非溶解元素の微粒子に起因して接合部の金属組織を微細化することができるので、微細で入り組んだ相界面によって、はんだ付けの際に起こり得る凝固割れの導入を阻害することができると考えられる。この結果、従来のSn−Ag−Cu系鉛フリーはんだ材料よりも、強度などの接合部の機械的特性が向上し、接合部における凝固割れの発生を効果的に低減することができる。
更に、以上のようにして接合部の金属組織が微細化されることにより、熱衝撃試験の際に発生するクラックもまた、微細で入り組んだ相界面によって阻害することができる。この結果、熱衝撃試験において、従来のSn−Ag−Cu系鉛フリーはんだ材料よりも、接合部におけるクラック発生を効果的に低減することができ、耐熱衝撃性を向上させ、よって電子回路基板の信頼性特性を向上させることが可能となる。
上記のような説明は本発明を限定することを意図するものではなく、本発明はいずれの理論によっても拘束されない点に留意されるべきである。
本発明の電子回路基板の1つの実施例としてカーオーディオ基板を作製した。
まず、Sn−3.0Ag−0.5Cuの組成を有する合金から成るはんだ粉末がフラックスと混合されたはんだペーストにFeから成るナノ粒子を添加し、ミキサで混合してはんだペーストを得た。ナノ粒子の粒径は約1nm〜1μm、はんだ粉末の粒径は約5〜40μmとした。Feナノ粒子は、はんだ粉末に対して0.1質量%となる量で添加した。フラックスは、ロジン、溶剤ならびに必要に応じて活性剤およびチキソ剤などの他の成分を含む一般的なフラックスであった。また、比較のために、Sn−3.0Ag−0.5Cuの組成を有する合金から成るはんだ粉末がフラックスと混合されたはんだペーストを用意した。これは、Feナノ粒子を添加しない点で上記のはんだペーストと異なる。これら2種のはんだペーストは、実施例1およびその比較例の鉛フリーはんだ材料をはんだペーストとしたものに対応する。
以上のようにして得られた2種のはんだペーストを用いて、200mm×200mmのサイズのガラスエポキシ基板に半導体などの電子部品をリフローはんだ付けにより接合してカーオーディオ基板を作製した。この基板において、電子部品のパッケージから引き出されたリードと基板に設けられたランドとがはんだ付けされた。リードにはCu系合金から成る母材にNi−Pdから成るめっきが施されたものを使用し、ランド材料にはCuを使用した。
得られたカーオーディオ基板を熱衝撃試験に付した。熱衝撃試験では、−30℃および+125℃でそれぞれ30分間維持することを1サイクルとし、この熱サイクルを繰り返して実施した。比較例の鉛フリーはんだ材料を用いたカーオーディオ基板では、700サイクル程度から、クラック発生が基板のパッケージ端部の接合部において目視により認められた。これに対して本実施例の鉛フリーはんだ材料を用いたカーオーディオ基板では、1000サイクルにおいてもクラック発生が目視では認められず、1000サイクル以上までクラック発生が抑えられた。
以上の結果から、本発明の鉛フリーはんだ材料を用いて電子回路基板を作製すれば、従来のものを用いる場合よりも熱衝撃試験におけるクラックの発生が効果的に低減され、耐熱衝撃性が向上し、ひいては信頼性特性が向上することが確認された。
添加するナノ粒子を種々変化させたこと以外は実施例2と同様にして、鉛フリーはんだ材料を用いたはんだペーストを得た。ナノ粒子には、約20nmの粒径を有する粒子であって、Coから成るナノ粒子とFeから成るナノ粒子との2種類を用いた。また、CoおよびFeナノ粒子は、それぞれにつき、はんだ粉末に対して0.1質量%および0.05質量%の2種の割合で混合した。よって、得られた鉛フリーはんだ材料は、フラックス成分を除いて、全体基準でSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Co、Sn−3.0Ag−0.5Cu−0.05Co、Sn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Fe、Sn−3.0Ag−0.5Cu−0.05Feの組成を有する。
以上のようにして得られた4種のはんだペーストを銅板上に約100μmの厚さでそれぞれ印刷し、当該技術分野において既知のリフロー装置に通して熱負荷をかけた。このような操作により、電子部品を基板にはんだ付けする際にはんだ材料が曝される環境をシミュレートすることができる。このとき、いわゆるプリヒートは150℃/分の割合で実施し、また、リフロー時のピーク温度は約260℃とした(いずれも、銅板の表面温度とする)。リフローによってクリームはんだ中のフラックスははんだ接合部から排除されるので、リフロー後に銅板と接触しているはんだ接合部は実質的にフラックス成分を含まない鉛フリーはんだ材料から成ると考えてよい。その後、はんだ材料と銅板(Cu)との界面近傍の様子をSEM観察により調べた。
他方、比較のために、Sn−3.0Ag−0.5Cuの組成を有する合金から成るはんだ粉末がフラックスと混合されたはんだペーストを用意した。このはんだペーストは、CoまたはFeナノ粒子を添加しない点で本実施例のはんだペーストと異なる。この比較例のはんだペーストを上記と同様にして銅板上に印刷し、リフロー装置に通して、はんだ材料と銅板との界面近傍の様子をSEM観察により調べた。
また、更なる比較例として、Sn−3.0Ag−0.5Cu組成を有する合金から成るはんだ材料の塊に、CoおよびFeから成る粗大粒子をそれぞれ加えて、約800℃で2時間加熱し、次いで冷却(または放冷)することにより鋳造して、鉛フリーはんだ材料を鋳造品(または鋳物)の形態で得た。CoおよびFeは、はんだ材料に対して0.1質量%の割合で混合した。このようにして得られた比較例の鉛フリーはんだ材料を、300℃で1時間加熱して再溶解させ、厚さ約120μm、直径約3mmの略円板状にして、銅板上に形成した。以上により得られた銅板についても、上記と同様にしてリフロー装置に通して、はんだ材料と銅板との界面近傍の様子をSEM観察により調べた。
図3〜6は非溶解元素のナノ粒子を添加した本実施例の鉛フリーはんだ材料に関し、図3はSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Co/Cuの界面近傍のSEM写真、図4はSn−3.0Ag−0.5Cu−0.05Co/Cuの界面近傍のSEM写真、図5はSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Fe/Cuの界面近傍のSEM写真、図6はSn−3.0Ag−0.5Cu−0.05Fe/Cuの界面近傍のSEM写真である。図7は非溶解元素の粒子を添加しない比較例に関し、Sn−3.0Ag−0.5Cu/Cuの界面近傍のSEM写真である。図8および9は非溶解元素の粗大粒子を添加した比較例に関し、図8はSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Co/Cuの界面近傍のSEM写真、図9はSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Fe/Cuの界面近傍のSEM写真である。図3〜9において、SEM写真の色の濃い下方部分がCu(銅板)の部分であり、色の薄い上方部分がはんだ材料のバルクにあたる。
図3〜7を参照して、非溶解元素から成るナノ粒子を添加した本実施例のはんだ材料(図3〜6)では、非溶解元素の粒子を添加しない比較例のはんだ材料(図7)よりも、接合部にあたるはんだ材料の金属組織が微細化されていることがわかる。また、非溶解元素の粒子を添加しない場合(図7)には、CuSn(またはCuSn)の大きな金属間化合物が界面反応層として形成された(この金属間化合物は、図中のはんだ材料のバルク(上方部分)において銅板(下方部分)の界面近傍に形成されている不規則な凸部として観察される)。これに対して、ナノ粒子を添加した場合(図3〜6)のうち、特にCoから成るナノ粒子を添加した場合(図3および4)では、界面反応層がより薄くなることが確認された。このような金属組織の微細化および場合により界面反応層の薄層化は、はんだ接合部の接続信頼性を向上させるという効果を奏し得る。
また、非溶解元素の添加割合を0.1質量%とした図3、5、8および9を参照して、非溶解元素のナノ粒子の形態で添加した本実施例のはんだ材料(図3および図5)では、粗大粒子の形態で添加した比較例のはんだ材料(図8および9)よりも、はんだ材料の金属組織が微細化されていることがわかる。また、Co粗大粒子を添加した場合(図8)には、CuSnおよびCo−Cu−Snの大きな金属間化合物が形成され、Fe粗大粒子を添加した場合(図9)には、FeSnの大きな金属間化合物が形成された。これに対して、Coナノ粒子およびFeナノ粒子をそれぞれ添加した場合(図3および5)には、このような大きな金属間化合物は形成されず、金属組織が微細化されていることがわかる。
加えて、Coナノ粒子を添加した本実施例のSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Coはんだ材料(図3に示す材料)と、Co粗大粒子を添加した比較例のSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Coはんだ材料(図8に示す材料)について、はんだ材料と銅板との界面近傍のEPMA(Electron Probe Micro Analyzer)面分析を行った。図10および11は、それぞれ前者および後者の場合のSEM写真およびこれに対応するEPMA面分析象である。図10および11は各々4つの像を示しているが、左上の像はSEM写真(ぞれぞれ図3および図8に対応する)であり、右上の像はSnについてのEPMA面分析像、右下の像はCuについてのEPMA面分析像、左下の像はCoについてのEPMA面分析像である。EPMA面分析像において淡いグレー色部分は着目元素の存在を示す。
図10および11を参照して、Coをナノ粒子の形態で添加した場合(図10)と、粗大粒子の形態で添加した場合(図11)とでは、CoおよびCuの分布(それぞれ左下および右下の面分析像を参照のこと)に差が生じていることがわかる。例えばCoに着目すると、粗大粒子として添加した場合には、Coが数μmの大きさで析出しているが、ナノ粒子として添加した場合は、より微細な状態で析出していることがわかる。
本発明の1つの実施例における鉛フリーはんだ材料の金属組織を示す光学顕微鏡写真である。 比較例の鉛フリーはんだ材料の金属組織を示す光学顕微鏡写真である。 本発明のもう1つの実施例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Co/Cuの界面近傍のSEM写真である。 本発明のもう1つの実施例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu−0.05Co/Cuの界面近傍のSEM写真である。 本発明のもう1つの実施例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Fe/Cuの界面近傍のSEM写真である。 本発明のもう1つの実施例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu−0.05Fe/Cuの界面近傍のSEM写真である。 比較例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu/Cuの界面近傍のSEM写真である。 比較例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Co/Cuの界面近傍のSEM写真である。 比較例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Fe/Cuの界面近傍のSEM写真である。 本発明のもう1つの実施例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Co/Cuの界面近傍のSEM写真およびこれに対応するEPMA面分析象である。 比較例における鉛フリーはんだ材料を用いたときのSn−3.0Ag−0.5Cu−0.1Co/Cuの界面近傍のSEM写真およびこれに対応するEPMA面分析象である。

Claims (11)

  1. Sn−Ag−Cu系はんだ材料と、
    該Sn−Ag−Cu系はんだ材料に実質的に溶解しない元素を含む微粒子と
    を含む、鉛フリーはんだ材料。
  2. 前記微粒子は10μm以下の粒径を有する、請求項1に記載の鉛フリーはんだ材料。
  3. 前記元素は、B、Al、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Zr、NbおよびMoからなる群から選択される1種またはそれ以上の元素を含む、請求項1または2に記載の鉛フリーはんだ材料。
  4. 前記微粒子は、B、Al、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Zr、NbおよびMoの単体ならびにその酸化物、炭化物、窒化物およびホウ化物からなる群から選択される1種またはそれ以上の材料から成る、請求項1〜3のいずれかに記載の鉛フリーはんだ材料。
  5. 前記元素を鉛フリーはんだ材料全体基準で0〜0.5質量%(但しゼロは除く)の量で含む、請求項1〜4のいずれかに記載の鉛フリーはんだ材料。
  6. 鉛フリーはんだ材料全体基準で0〜0.2質量%の前記元素、0〜4質量%のAg、0〜1質量%のCu(但しいずれもゼロは除く)および残部のSnを含んで成る、請求項1〜5のいずれかに記載の鉛フリーはんだ材料。
  7. Sn−Ag−Cu系はんだ材料から成る粒子と、Sn−Ag−Cu系はんだ材料に実質的に溶解しない元素を含む微粒子とを混合することを含む、鉛フリーはんだ材料の製造方法。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の鉛フリーはんだ材料を得る、請求項7に記載の鉛フリーはんだ材料の製造方法。
  9. 請求項1〜6のいずれかに記載の鉛フリーはんだ材料を利用して、電子部品が基板に接合された電子回路基板。
  10. 請求項1〜6のいずれかに記載の鉛フリーはんだ材料を利用して、リフローはんだ付けにより電子部品を基板に接合することを含む、電子回路基板の製造方法。
  11. 請求項1〜6のいずれかに記載の鉛フリーはんだ材料を利用して、フローはんだ付けにより電子部品を基板に接合することを含む、電子回路基板の製造方法。
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