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JP2005317139A - 記録再生装置 - Google Patents

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JP2005317139A
JP2005317139A JP2004134685A JP2004134685A JP2005317139A JP 2005317139 A JP2005317139 A JP 2005317139A JP 2004134685 A JP2004134685 A JP 2004134685A JP 2004134685 A JP2004134685 A JP 2004134685A JP 2005317139 A JP2005317139 A JP 2005317139A
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光也 川下
Osamu Okada
修 岡田
Nobuyuki Bato
伸之 馬頭
Migaku Yokawa
琢 余川
Yoshikazu Ueda
芳和 植田
Hidenori Mitsunaga
英典 満永
Takashi Kono
貴 河野
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Denso Ten Ltd
Fujitsu Ltd
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Denso Ten Ltd
Fujitsu Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】過大な一時記憶領域を持たなくとも、使用者へ提供する音声の音質レベルや映
像の画質レベルを一定に保ちつつ、音声データ又は映像データを再生しながら並行しての
ダビングを実現することのできる記録再生装置を提供すること。
【解決手段】音声データなどのコンテンツを再生しながら、並行してコンテンツのダビ
ングを実行する記録再生装置において、ダビング対象となっているCD22から読み出し
たコンテンツに圧縮処理を施すエンコーダ23と、圧縮処理により得られた圧縮データを
デコーダ26で復元させ、復元したデータを再生させる制御手段と、コンテンツの再生と
並行して、圧縮処理により得られた圧縮データをHDD25へ書き込む書込手段とを装備
する。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録再生装置に関し、より詳細には、音声データや映像データなどのコンテン
ツの再生やダビングを行う記録再生装置に関する。
CDやDVDなどの記憶媒体を再生する再生装置は現在広く普及している。また、PC
などでは、CDから読み出した音声データを、ハードディスクなどの他の記憶媒体に記憶
させる、いわゆるダビング機能を備えたものが実用化されている。
そして、最近では、ある音楽CDに記憶されている音楽データを他の記憶媒体へ記憶を
させながら、前記音楽CDを再生させるといった技術が提案されている(例えば、下記の
特許文献1、2参照)。
特許文献1には、図17に示したように、ダビング用のバッファとして用いられるFI
FO(first-in first-out)1と、再生用のバッファとして用いられるFIFO2を設け
て、まずCDから読み出した音声データをFIFO2へ転送し、このFIFO2に蓄積し
た音声データを再生データレート(1倍速)で読み出して再生している間に、CDからダ
ビング用の音声データを倍速(再生データレート以上)で読み出し、読み出した音声デー
タをFIFO1へ転送し、この音声データをハードディスク6へ記憶させるといった処理
を繰り返し行うようにする技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、FIFO1、2に記憶される音声デ
ータは圧縮処理が施されたものではなく、CDから読み出した音声データそのままである
ため、FIFO1、2の記憶領域の容量を大きくとる必要があり、コストアップになると
いった問題がある。
また、特許文献1に開示された技術では、再生用のバッファとして用いられるFIFO
2のデータアンダーランを検出したときに、ダビング用の音声データの読み出しを一時中
断してCDから続きの再生用の音声データを読み出し、読み出した音声データをFIFO
2に蓄積させる必要がある。ダビング用の音声データの読み出しを中断すると、当然のこ
とではあるが、ハードディスク6へのダビングに要する時間は長くなり、ダビング効率が
悪くなってしまう。
他方、特許文献2には、図18に示したように、再生部11から倍速で音声データを読
み出し、読み出した音声データに圧縮処理を施して圧縮データを得る圧縮処理部12と、
圧縮処理部12からの圧縮データを記録するデータ記録領域14及び再生部11からの音
声データそのままを記録する一時記録領域15を有した記録媒体13とを備え、記録媒体
13の一時記録領域15に記録された音声データを再生データレート(1倍速)で信号処
理部16へ出力するようにした技術が開示されている。
しかしながら、特許文献2に開示された技術では、特許文献1に開示された技術と同様
に、一時記録領域15に記録される音声データは圧縮処理が施されたものではなく、CD
などから読み出した音声データそのままであるため、一時記録領域15の容量を大きくと
る必要があり、コスト高になるといった問題がある。
また、特許文献2には、図19に示したように、例えば、80分間の音楽が収録されて
いるCDを4倍速でダビングする場合、先頭20分の音声データを一時記録領域15へ記
録し、先頭20分については、一時記録領域15に記録された音声データを再生データレ
ートで信号処理部18へ出力するようにし、残り60分の音声データについては、データ
記録領域20に記録された音声データを再生データレートで読み出し、圧縮伸長処理部1
9で伸長処理された音声データを信号処理部18へ出力するようにした技術が開示されて
いる。これにより、一時記録領域15の容量を少なくすることができ、また、再生部11
におけるCDなどの記憶媒体を早く解放することができる。
しかしながら、特許文献2に開示された技術では、信号処理部18へ出力する音声デー
タについて、非圧縮音声データから圧縮音声データへの切り替えがあるため、音質が突然
劣化することがある。従って、使用者へ提供する音声の音質レベルを一定に保つことが困
難であるといった課題があった。
特開2002−203361号公報 特開2003−228907号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、過大な一時記憶領域を持たなくとも、
使用者へ提供する音声の音質レベルや映像の画質レベルを一定に保ちつつ、音声データ又
は映像データを再生しながら並行してのダビングを実現することのできる、また、使用者
の満足度が高くなる記録再生装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る記録再生装置(1)は、音声データなどのコン
テンツを再生しながら、並行して前記コンテンツのダビングを実行する記録再生装置にお
いて、ダビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧
縮手段と、前記圧縮処理により得られた圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデー
タを再生させる第1の再生制御手段と、コンテンツの再生と並行して、前記圧縮処理によ
り得られた圧縮データを記憶用記録手段へ書き込む第1の書込手段とを備えていることを
特徴としている。
上記記録再生装置(1)によれば、圧縮データを採用しているので、過大な一時記憶領
域を必要としない。そのため、もし仮に一時記憶領域を用いたとしても、コストの増大を
抑止することができる。また、前記圧縮処理により得られた(すなわち、前記記憶用記録
手段に記録される)圧縮データを用いて、コンテンツ(例えば、音声データ)の再生が行
われる。すなわち、コンテンツのダビングに遅れることなく、コンテンツの再生が行われ
る。従って、楽曲再生などの出だしを早くすることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(2)は、上記記録再生装置(1)において、コンテ
ンツの再生とは別に、前記圧縮処理により得られた圧縮データを前記記憶用記録手段へ書
き込む第2の書込手段と、前記記憶用記録手段に記録されている圧縮データを前記復元手
段で復元させ、復元したデータを再生させる第2の再生制御手段とを備えていることを特
徴としている。
上記記録再生装置(2)によれば、前記記憶用記録手段に記録されている圧縮データを
用いて、コンテンツの再生を行うことができる。例えば、再生用の楽曲データを音楽CD
から読み出さなくても、楽曲再生を実現することができる。従って、楽曲CDからのダビ
ング用の楽曲データの読み出しを中断しなくて良い。これにより、前記ダビング用記録媒
体へのコンテンツのダビングを効率よく行うことができる。
また、本発明に係る記録再生装置(3)は、上記記録再生装置(1)又は(2)におい
て、再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビングに用いられる圧縮データを一時記
憶領域に記憶させる第1の記憶手段を備えていることを特徴としている。
コンテンツや圧縮データの読み出しは、通常の再生速度(等倍速)よりも高速度で行う
ことができるが、コンテンツの再生は等倍速で行う必要がある。そのため、再生に用いら
れる圧縮データを一時記憶させる領域がなければ、前記記憶用記録手段からの圧縮データ
の読み出しを等倍速で行う必要がある。換言すれば、再生に用いられる圧縮データを一時
記憶させる領域があれば、前記記憶用記録手段からの圧縮データの読み出しを等倍速では
なく、任意の速度で行うことができる。
また、記録再生装置が屋内で利用される場合にはあまり問題とならないが、車室内など
移動体の中で利用される場合には、振動などで飛び(音飛び)が発生する可能性が高くな
る。これを解決する方法の一つとして、データを一時的に蓄積させておくといった方法が
ある。
上記記録再生装置(3)によれば、再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビング
に用いられる圧縮データが一時記憶領域に記憶されるので、前記記憶用記録手段からの圧
縮データの読み出しを等倍速ではなく、任意の速度で行うことができる。また、飛びを防
止することができる。また、前記一時記憶領域に記憶されるデータはコンテンツそのもの
ではなく、圧縮データであるため、その記憶容量を小さいものとすることができ、コスト
増大を抑えることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(4)は、上記記録再生装置(3)において、再生に
用いられる圧縮データを一時記憶する一時記憶領域と、ダビングに用いられる圧縮データ
を一時記憶する一時記憶領域とが独立していることを特徴としている。
上記記録再生装置(4)によれば、コンテンツ再生に影響されることなく、ダビングを
行うことができるので、ダビングの効率を良くすることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(5)は、上記記録再生装置(4)において、再生に
用いられる圧縮データを一時記憶する一時記憶領域と、ダビングに用いられる圧縮データ
を一時記憶する一時記憶領域とが共通していることを特徴としている。
上記記録再生装置(5)によれば、コンテンツ再生がダビングに影響されることになる
が一時記憶領域の容量を抑えることができるため、コストの低減を図ることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(6)は、上記記録再生装置(3)〜(5)のいずれ
かにおいて、再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビングに用いられる圧縮データ
を一時記憶する一時記憶領域が多重化されていることを特徴としている。
上記記録再生装置(6)によれば、現在使用中の一時記憶領域と待機中の一時記憶領域
とを設けることができるので、再生、ダビングそれぞれを時間のロス無くより効率的に行
うことができる。
また、本発明に係る記録再生装置(7)は、上記記録再生装置(3)〜(6)のいずれ
かにおいて、再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビングに用いられる圧縮データ
を一時記憶する一時記憶領域の記憶容量が、ダビング対象となっている前記記憶媒体の記
憶容量以上であり、前記第1の記憶手段が、前記圧縮処理により得られる、前記記憶媒体
に記憶されているコンテンツ全部の圧縮データを前記一時記憶領域に記憶させるものであ
ることを特徴としている。
上記記録再生装置(7)によれば、例えば、音楽CD1枚分に収録されている楽曲デー
タを一度に前記記憶用記録手段へ書き込むことができるので、ソフトの負荷を軽減するこ
とができる。また、前記記憶用記録手段への書き込み効率を良くすることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(8)は、上記記録再生装置(7)において、前記第
1の記憶手段が、前記圧縮データだけでなく、各コンテンツ間を示した情報を前記一時記
憶領域に記憶させるものであることを特徴としている。
上記記録再生装置(8)によれば、例えば、音楽CD1枚分に複数の楽曲が収録されて
いたとしても、各楽曲毎にファイルを分けることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(9)は、上記記録再生装置(3)〜(6)のいずれ
かにおいて、再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビングに用いられる圧縮データ
を一時記憶する一時記憶領域の記憶容量が、ダビング対象となっている前記記憶媒体に記
憶されているコンテンツ一つ分のデータ容量以上であり、前記第1の記憶手段が、前記圧
縮処理により得られる、前記記憶媒体に記憶されているコンテンツの圧縮データを、各コ
ンテンツ毎に前記一時記憶領域に記憶させるものであることを特徴としている。
上記記録再生装置(9)によれば、一時記憶領域に記憶されているデータをそのまま一
つのファイルとして、前記記憶用記録手段へ転送することができるので、ソフト処理の簡
素化を図ることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(10)は、上記記録再生装置(1)又は(2)にお
いて、再生に用いられる圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第2の記憶手段と、使用
者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング中にコンテ
ンツの早送りを要求していると判断した場合、前記使用者からの要求に基づいて、前記一
時記憶領域に記憶されている圧縮データを前記復元手段で高速度で復元させ、復元したデ
ータを再生させる第3の再生制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(10)によれば、前記一時記憶領域に記憶されている圧縮データを
用いて、早送りが行われる。従って、ダビングの終了に関係なく、コンテンツの早送りを
実現することができる。
また、本発明に係る記録再生装置(11)は、上記記録再生装置(1)、(2)、(1
0)のいずれかにおいて、再生に用いられる圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第2
の記憶手段と、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者が
ダビング中にコンテンツの巻き戻しを要求していると判断した場合、前記使用者からの要
求に基づいて、前記一時記憶領域に記憶されている圧縮データを逆方向に前記復元手段で
復元させ、復元したデータを再生させる第4の再生制御手段とを備えていることを特徴と
している。
上記記録再生装置(11)によれば、前記一時記憶領域に記憶されている圧縮データを
用いて、巻き戻しが行われる。従って、ダビングの終了に関係なく、コンテンツの巻き戻
しを実現することができる。
また、本発明に係る記録再生装置(12)は、上記記録再生装置(1)又は(2)にお
いて、再生に用いられる圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第2の記憶手段と、使用
者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング中にコンテ
ンツのリピート再生を要求していると判断した場合、復元位置を前記一時記憶領域の先頭
に戻し、前記一時記憶領域に記憶されている圧縮データを前記復元手段で復元させ、復元
したデータを再生させる第5の再生制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(12)によれば、前記一時記憶領域に記憶されている圧縮データを
用いて、リピート再生が行われる。従って、ダビングの終了に関係なく、リピート再生を
実現することができる。
また、本発明に係る記録再生装置(13)は、上記記録再生装置(1)又は(2)にお
いて、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング
中に飛び越し再生、又は前へ戻っての再生を要求していると判断した場合、前記使用者か
らの要求に基づいて、前記記憶用記録手段から所望のコンテンツに対する圧縮データを読
み出し、読み出した圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第3の記憶手段と、該第3の
記憶手段により前記一時記憶領域に記憶された圧縮データを前記復元手段で復元させ、復
元したデータを再生させる第6の再生制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(13)によれば、前記記憶用記録手段に記録されている圧縮データ
を用いて、飛び越し再生(例えば、トラックアップ)、又は前へ戻っての再生(例えば、
トラックダウン)が行われる。従って、前記記録媒体に記憶されている全てのコンテンツ
のダビングが終了していなくても、すなわちダビング途中であったとしても、前記記憶用
記録手段に既に記録されているものについては、トラックアップ、トラックダウンなどを
実現することができる。
また、本発明に係る記録再生装置(14)は、上記記録再生装置(1)又は(2)にお
いて、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング
中にダビングの対象となっている前記記憶媒体に記憶されているコンテンツとは別のコン
テンツの再生を要求していると判断した場合、前記使用者からの要求に基づいて、前記記
憶用記録手段から所望のコンテンツに対する圧縮データを読み出し、読み出した圧縮デー
タを一時記憶領域に記憶させる第4の記憶手段と、該第4の記憶手段により前記一時記憶
領域に記憶された圧縮データを前記復元手段で復元させ、復元したデータを再生する第7
の再生制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(14)によれば、前記記憶用記録手段に記録されている圧縮データ
を用いて、ダビング中とは別のコンテンツの再生が行われる。従って、ダビングの終了に
関係なく、前記別のコンテンツの再生を実現することができる。
また、本発明に係る記録再生装置(15)は、上記記録再生装置(1)において、使用
者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がコンテンツ再生中に
ダビングを要求しているか否かを判断するダビング要求判断手段を備え、前記第1の書込
手段が、前記ダビング要求判断手段により、前記使用者がコンテンツ再生中にダビングを
要求していると判断された場合に、再生中のコンテンツに対応する圧縮データを前記記憶
用記録手段へ書き込むものであることを特徴としている。
上記記録再生装置(15)によれば、使用者からダビング要求があると、再生中のコン
テンツに対応する圧縮データが前記記憶用記録手段へ書き込まれる。すなわち、使用者が
ダビングを要求するコンテンツに対応する圧縮データだけを前記記憶用記録手段へ書き込
むようにすることができる。また、ダビングさせる/させないの選択をそのコンテンツの
再生中に行うことができるので、前記選択の判断を使用者は直感的に行うことができる。
また、本発明に係る記録再生装置(16)は、上記記録再生装置(1)において、使用
者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がコンテンツ再生中に
ダビング却下を要求しているか否かを判断するダビング却下要求判断手段を備え、前記第
1の書込手段が、前記ダビング却下要求判断手段により、前記使用者がコンテンツ再生中
にダビング却下を要求していると判断された場合は、再生中のコンテンツに対応する圧縮
データを前記記憶用記録手段へ書き込まないものであることを特徴としている。
上記記録再生装置(16)によれば、使用者からダビングの却下要求があると、再生中
のコンテンツに対応する圧縮データは前記記憶用記録手段へ書き込まれない。すなわち、
使用者がダビングを要求するコンテンツに対応する圧縮データだけを前記記憶用記録手段
へ書き込むようにすることができる。また、ダビングさせる/させないの選択をそのコン
テンツの再生中に行うことができるので、前記選択の判断を使用者は直感的に行うことが
できる。
また、本発明に係る記録再生装置(17)は、上記記録再生装置(1)又は(2)にお
いて、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がコンテン
ツ再生中にダビングを要求しているか否かを判断するダビング要求判断手段と、該ダビン
グ要求判断手段による判断結果に基づいて、ダビングが要求されなかったコンテンツに対
応する圧縮データを、前記記憶用記録手段から削除、又は読出不可にする第1の削除手段
とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(17)によれば、上記記録再生装置(15)又は(16)とは異な
り、使用者がダビングを要求するものだけが前記記憶用記録手段へ書き込まれるのではな
く、前記記憶用記録手段へ一旦圧縮データが書き込まれ、使用者がダビングを要求しない
ものが削除、又は読出不可とされる。これにより、一時記憶領域の容量を小さいものにす
ることができ、コストの低減を図ることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(18)は、音声データなどのコンテンツを再生しな
がら、並行して前記コンテンツのダビングを実行する記録再生装置において、ダビング対
象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手段と、前記圧
縮処理により得られた圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデータを再生させる第
1の再生制御手段と、前記記憶媒体に記憶されているコンテンツ全部の圧縮データを一時
記憶領域に記憶させる第5の記憶手段と、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報
に基づいて、前記使用者がダビングを要求しているコンテンツを選択する第1のコンテン
ツ選択手段と、該第1のコンテンツ選択手段による選択結果に基づいて、前記使用者がダ
ビングを要求しているコンテンツに対応する圧縮データを、前記一時記憶領域から転送す
ることによって、前記記憶用記録手段へ書き込む第3の書込手段とを備えていることを特
徴としている。
上記記録再生装置(18)によれば、使用者がダビングを要求するコンテンツに対応す
る圧縮データだけを前記記憶用記録手段へ書き込むようにすることができる。また、前記
一時記憶領域の容量は大きくなるが、処理が簡素化されるので、処理速度を向上させるこ
とができる。
また、本発明に係る記録再生装置(19)は、音声データなどのコンテンツを再生しな
がら、並行して前記コンテンツのダビングを実行する記録再生装置において、ダビング対
象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手段と、前記圧
縮処理により得られた圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデータを再生する第1
の再生制御手段と、前記記憶手段に記憶されているコンテンツ全部の圧縮データを記憶用
記録手段へ書き込む第4の書込手段と、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に
基づいて、前記使用者がダビングを要求しているコンテンツを選択する第2のコンテンツ
選択手段と、該第2のコンテンツ選択手段による選択結果に基づいて、ダビングが要求さ
れていないコンテンツに対応する圧縮データを、前記記憶用記録手段から削除、又は読出
不可にする第2の削除手段とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(19)によれば、使用者がダビングを要求しないコンテンツに対応
する圧縮データだけは前記記憶用記録手段から削除、又は読出不可にされる。これにより
、使用者がダビングを要求するコンテンツに対応する圧縮データだけを前記記憶用記録手
段へ残すようにすることができる。また、コンテンツの選択は再生中に限定されないので
、ダビング終了後にもできる。
また、本発明に係る記録再生装置(20)は、音声データなどのコンテンツを再生する
機能と、前記コンテンツのダビングを実行する機能とを有した記録再生装置において、ダ
ビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手段と
、前記圧縮処理により得られた圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデータを再生
する第1の再生制御手段と、前記圧縮処理により得られた圧縮データを記憶用記録手段へ
書き込む第5の書込手段と、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、
前記使用者がダビングを要求していないコンテンツを選択する第3のコンテンツ選択手段
と、該第3のコンテンツ選択手段による選択結果に基づいて、ダビングが要求されていな
いコンテンツに対応する圧縮データを、前記記憶用記録手段からの読出を不可にする読出
不可手段とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(20)によれば、使用者がダビングを要求しないものについても、
削除するのではなく、読み出しを不可にするだけであるので、もし仮に、使用者が過った
操作を行ったとしても、復旧させることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(21)は、上記記録再生装置(20)において、前
記記憶用記録手段に記録されているコンテンツに関するデータの管理ファイルが少なくと
も2重化され、第1の管理ファイルには、前記記憶用記録手段に記録されている圧縮デー
タに対応する全てのコンテンツに関する情報が含まれ、第2の管理ファイルには、読出不
可となっているコンテンツに関する情報が含まれていないことを特徴としている。
上記記録再生装置(21)によれば、コンテンツに関するデータの管理が容易となる。
また、復旧処理の簡素化を図ることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(22)は、上記記録再生装置(20)又は(21)
において、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者が読出
不可の解除を要求しているか否かを判断する解除要求判断手段と、該解除要求判断手段に
より前記使用者が解除を要求していると判断された場合、前記読出不可を一括して解除す
る第1の解除手段とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(22)によれば、読出不可を一括して解除することができるので、
使用者の操作の簡素化を図ることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(23)は、上記記録再生装置(20)又は(21)
において、使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者が読出
不可の解除を要求しているコンテンツを選択する第4のコンテンツ選択手段と、該第4の
コンテンツ選択手段による選択結果に基づいて、読出不可の解除が要求されているコンテ
ンツに対応する圧縮データの読出不可を解除する第2の解除手段とを備えていることを特
徴としている。
上記記録再生装置(23)によれば、使用者が要求するものについて、読出不可を解除
させるようにすることができる。これにより、要求しないものまで読出不可が解除される
のを防止することができる。
また、本発明に係る記録再生装置(24)は、上記記録再生装置(20)又は(21)
において、ダビング対象となっている前記記憶媒体から得られる情報に基づいて、ダビン
グ対象となっているコンテンツに対応する圧縮データが前記記憶用記録手段に記録され、
なおかつ読出不可になっているか否かを検索する検索手段と、該検索手段による検索結果
に基づいて、該当する圧縮データの読出不可を解除する第3の解除手段とを備えているこ
とを特徴としている。
上記記録再生装置(24)によれば、再度同じコンテンツがダビングされる場合には、
読出不可となっているが、前記記憶用記録手段に既に記録されているものを利用すること
ができるので、ダビングの効率を向上させることができる。
また、本発明に係る記録再生装置(25)は、音声データなどのコンテンツを再生する
機能と、前記コンテンツのダビングを実行する機能とを有した記録再生装置において、ダ
ビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツを記憶用記録手段へ書き込む
第6の書込手段と、前記記憶用記録手段に記録されているコンテンツに圧縮処理を施す圧
縮手段と、前記圧縮処理により得られた圧縮データを前記記憶用記録手段へ書き込む第7
の書込手段と、前記記憶用記録手段に記録されている圧縮データを復元手段で復元させ、
復元したデータを再生させる第8の再生制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(25)によれば、上記記録再生装置(1)とは異なり、圧縮処理を
施す前に取りあえず、前記記憶媒体(例えば、音楽CD)から読み出したコンテンツ(例
えば、楽曲データ)が前記記憶用記録手段(例えば、ハードディスク)へ書き込まれ、そ
の後、圧縮処理が施される。これにより、復元手段(エンコーダ)の性能に拘らず高速ダ
ビングが可能となる。これは、音楽CDなどの記憶媒体を早く解放したい場合に特に有効
となる。
また、本発明に係る記録再生装置(26)は、上記記録再生装置(25)において、前
記圧縮処理に並行して、前記記憶用記録手段に記録されている非圧縮データを再生する第
9の再生制御手段を備えていることを特徴としている。
上記記録再生装置(26)によれば、前記圧縮処理に並行して、前記記憶用記録手段に
記録されている非圧縮データを用いて、コンテンツの再生ができる。すなわち、前記圧縮
処理が終了するのを待たなくても、コンテンツの再生ができる。
また、本発明に係る記録再生装置(27)は、上記記録再生装置(25)又は(26)
において、ダビングに用いられるコンテンツを一時記憶領域に記憶させる第6の記憶手段
を備えていることを特徴としている。
記録再生装置が屋内で利用される場合にはあまり問題とならないが、車室内など移動体
の中で利用される場合には、振動などで飛び(音飛び)が発生する可能性が高くなる。こ
れを解決する方法の一つとして、データを一時的に蓄積させておくといった方法がある。
上記記録再生装置(27)によれば、ダビングに用いられる圧縮データが一時記憶領域
に記憶されるので、音飛びなどの飛びを防止することができる。
また、本発明に係る記録再生装置(28)は、上記記録再生装置(25)〜(27)の
いずれかにおいて、再生に用いられる圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第7の記憶
手段を備えていることを特徴としている。
コンテンツや圧縮データの読み出しは、通常の再生速度(等倍速)よりも高速度で行う
ことができるが、コンテンツの再生は等倍速で行う必要がある。そのため、再生に用いら
れる圧縮データを一時記憶させる領域がなければ、前記記憶用記録手段からの圧縮データ
の読み出しを等倍速で行う必要がある。換言すれば、再生に用いられる圧縮データを一時
記憶させる領域があれば、前記記憶用記録手段からの圧縮データの読み出しを等倍速では
なく、任意の速度で行うことができる。
上記記録再生装置(28)によれば、再生に用いられる圧縮データが一時記憶領域に記
憶されるので、前記記憶用記録手段からの圧縮データの読み出しを等倍速ではなく、任意
の速度で行うことができる。
また、本発明に係る記録再生装置(29)は、音声データなどのコンテンツを再生する
機能と、前記コンテンツのダビングを実行する機能とを有した記録再生装置において、ダ
ビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手段と
、前記圧縮処理により得られた圧縮データを記憶用記録手段へ書き込む第5の書込手段と
、前記記憶用記録手段から圧縮データを読み出し、読み出した圧縮データを一時記憶領域
に記憶させる第8の記憶手段と、該第8の記憶手段により前記一時記憶領域に記憶された
圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデータを再生させる第10の再生制御手段と
を備えると共に、前記第8の記憶手段により前記一時記憶領域に記憶される圧縮データ量
が、記憶開始当初、それ以降と比較して少ないことを特徴としている。
前記記憶用記録手段から圧縮データを読み出し、読み出した圧縮データを一時記憶領域
に記憶させ、該一時記憶領域に記憶されている圧縮データを復元させて、復元したデータ
を再生する場合、前記記憶用記録手段から読み出す圧縮データの量が多ければ多いほど、
再生開始までに要する時間は長くなる。例えば、1分間分の楽曲データを12倍速で読み
出したとしても、読み出しには5秒を要する。すなわち、使用者から楽曲の再生が指示さ
れてから、再生開始までに5秒の時間差が生じることになる。
上記記録再生装置(29)によれば、前記記憶用記録手段から読み出されて、前記一時
記憶領域に記憶される圧縮データ量が、記憶開始当初(例えば、使用者から楽曲の再生が
指示された直後)、それ以降と比較して少ない。これにより、前記使用者から楽曲の再生
が指示されてから、ほとんど時間差無く楽曲を開始させることができる。例えば、12倍
速で6秒分の楽曲データを読み出すようにすれば、その時間差を0.5秒にすることがで
きる。
また、前記一時記憶領域に記憶される圧縮データが少ないと、早送りなどの処理が難し
くなるが、記憶開始から時間が経過すれば、前記一時記憶領域に多くの圧縮データ(例え
ば、1分間分)が蓄積されることになるので、早送りなどの処理についても十分対応する
ことができる。
また、本発明に係る記録再生装置(30)は、上記記録再生装置(29)において、前
記第8の記憶手段が、前記一時記憶領域に記憶させる圧縮データ量を徐々に増やしていく
ものであることを特徴としている。
上記記録再生装置(30)によれば、前記一時記憶領域に記憶させる圧縮データ量が徐
々に増やされるので、再生レスポンスの向上を図ると共に、その後の、早送りなどの処理
についても適切に対応することができる。
以下、本発明に係る記録再生装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a)
は、実施の形態(1)に係る記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図である。図
中21は、CD22などの記憶媒体からコンテンツ(例えば、楽曲データ)を倍速で読み
出し可能なCDドライブを示している。
CDドライブ21には、圧縮処理を施すエンコーダ23が接続されており、CDドライ
ブ21で読み出されたコンテンツはエンコーダ23で圧縮処理が施されるようになってい
る。エンコーダ23はバッファメモリ24を介して、HDD25及びデコーダ26に接続
されている。
HDD25は、エンコーダ23での圧縮処理により得られた圧縮データを保存するよう
になっており、デコーダ26は、エンコーダ23から送られてきた圧縮データやHDD2
5から読み出された圧縮データに対して復元処理を施すようになっている。デコーダ26
での復元処理により得られたデータは、変換部(図示せず)などを介して出力部27(例
えば、スピーカ)から出力されるようになっている。
バッファメモリ24は、エンコーダ23での圧縮処理により得られた圧縮データを一時
記憶して、HDD25やデコーダ26へ転送したり、HDD25から読み出された圧縮デ
ータを一時記憶して、デコーダ26へ転送するようになっている。なお、これら転送はバ
ッファメモリ24に装備されているDMAコントローラ(図示せず)によって制御され、
後述するシステムコントローラ28の処理負荷を軽減させるようになっている。
また、バッファメモリ24は、図1(b)に示したように、録音に用いられる録音用A
バッファ24a及び録音用Bバッファ24bと、再生に用いられる再生用Aバッファ24
c及び再生用Bバッファ24dとに分けて利用されるようになっており、HDD25へ転
送させる圧縮データについては、録音用Aバッファ24a又は録音用Bバッファ24bへ
記憶され、デコーダ26へ転送させる圧縮データについては、再生用Aバッファ24c又
は再生用Bバッファ24dへ記憶されるようになっている。
CPU等を含んで構成されるシステムコントローラ28はCDドライブ21、エンコー
ダ23、バッファメモリ24、及びHDD25に接続されており、例えば、CDドライブ
21を制御することによって、CDドライブ21にセットされているCD22から楽曲デ
ータを抽出(リッピング)することができるようになっている。また、システムコントロ
ーラ28には、使用者が操作し得る操作部29と表示部30とが接続されている。
実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるシステムコントローラ28の行う処理動
作[1−1]を図2に示したフローチャート、及び図3に示した録音/再生タイミングチ
ャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[1−1]は、使用者により操作部29
が操作され、楽曲を再生させながらダビングを行う並行モードが選択された場合に行われ
る動作である。
まず、CDドライブ21を制御することによって、CD22から高速度(例えば、4倍
速)で60秒分の楽曲データを読み出し(ステップS1)、読み出した楽曲データをエン
コーダ23で圧縮させる(ステップS2)。エンコーダ23での圧縮処理により得られた
圧縮データを録音用Aバッファ24aと再生用Aバッファ24cとに一時記憶させる(ス
テップS3)。
バッファメモリ24に装備されている前記DMAコントローラは、録音用Aバッファ2
4a及び録音用Bバッファ24bが空になっている状態で、圧縮データが入力されると、
入力された圧縮データ(録音用Aバッファ24aに記憶されている圧縮データ)を高速度
(少なくとも4倍速以上)でHDD25へ転送させ、他方、再生用Aバッファ24c及び
再生用Bバッファ24dが空になっている状態で、圧縮データが入力されると、入力され
た圧縮データ(再生用Aバッファ24cに記憶されている圧縮データ)を等倍速でデコー
ダ26へ転送させるようになっている。なお、上記したように、デコーダ26へ転送され
た圧縮データは、デコーダ26で復元されて出力部27から出力されるようになっている
。すなわち、音声として出力される。
次に、CD22から高速度(例えば、4倍速)で続きの60秒分の楽曲データを読み出
し(ステップS4)、読み出した楽曲データをエンコーダ23で圧縮させる(ステップS
5)。エンコーダ23での圧縮処理により得られた圧縮データを録音用Bバッファ24b
と再生用Bバッファ24dとに一時記憶させる(ステップS6)。
前記DMAコントローラは、録音用Aバッファ24aが空でない状態(HDD25へ転
送すべきデータを有している状態)で、圧縮データが入力されると、前の圧縮データ(録
音用Aバッファ24aに記憶されている圧縮データ)のHDD25への転送が終了してか
ら、新たに入力された圧縮データ(録音用Bバッファ24bに記憶されている圧縮データ
)を高速度(少なくとも4倍速以上)でHDD25へ転送させ、他方、再生用Aバッファ
24cが空でない状態(デコーダ26へ転送すべきデータを有している状態)で、圧縮デ
ータが入力されると、前の圧縮データ(再生用Aバッファ24cに記憶されている圧縮デ
ータ)のデコーダ26への転送終了後それに続けて(すなわち、楽曲が途切れないように
)、入力された圧縮データ(再生用Bバッファ24dに記憶されている圧縮データ)を等
倍速でデコーダ26へ転送させるようになっている。
次に、CD22から高速度(例えば、4倍速)で続きの60秒分の楽曲データを読み出
し(ステップS7)、読み出した楽曲データをエンコーダ23で圧縮させる(ステップS
8)。エンコーダ23での圧縮処理により得られた圧縮データを、録音用Aバッファ24
a、録音用Bバッファ24bのうち、空になっているバッファへ一時記憶させる(ステッ
プS9)。なお、ここで再生用のバッファに圧縮データを一時記憶させないのは、図4に
示したタイミングチャートからも分かるように、再生用のバッファからのデータの吐き出
しは録音用に比べて時間を要するからである。
前記DMAコントローラは、上記したように、例えば、録音用Bバッファ24bが空で
ない状態(HDD25へ転送すべきデータを有している状態)で、圧縮データが入力され
ると、前の圧縮データ(録音用Bバッファ24bに記憶されている圧縮データ)のHDD
25への転送が終了してから、新たに入力された圧縮データ(録音用Aバッファ24aに
記憶されている圧縮データ)を高速度(少なくとも4倍速以上)でHDD25へ転送させ
るようになっている。
なお、ここでは所定の時間分(例えば、60秒分)の楽曲データを読み出すようにして
いるが、楽曲は1分、2分、3分など、所定の時間分の倍数で完結するわけではないので
、各楽曲の長さに合わせて、楽曲データの読み出しを調節するのが望ましい。例えば、あ
る楽曲が3分44秒であれば、1〜3回目までは60秒分の楽曲データを読み出し、4回
目については44秒分の楽曲データだけを読み出すようにする。
また、ここでは所定の時間分(例えば、60秒分)の楽曲データに対応する圧縮データ
を録音用Aバッファ24a、録音用Bバッファ24b、再生用Aバッファ24c、再生用
Bバッファ24dに記憶させるようにしているが、別の実施の形態では、各バッファの容
量を楽曲1曲分のデータ容量以上にし、所定の時間分の楽曲データを読み出すのではなく
、1曲分の楽曲データを読み出して、これらバッファに記憶させるようにしても良い。こ
れにより、処理の負荷を軽減することができる。
次に、再生用Aバッファ24c、再生用Bバッファ24dのいずれかが空になっている
か否かを判断し(ステップ10)、いずれも空になっていないと判断すれば、次に、操作
部29から得られる情報に基づいて、使用者から早送りなどの指示が行われたか否かを判
断する(ステップS11)。
使用者から早送りなどの指示が行われたと判断すれば、操作割込処理(図4参照)を行
い(ステップS12)、その後、CD22に記憶されている楽曲データのダビングが終了
したか否かを判断する(ステップS13)。一方、使用者から早送りなどの指示は行われ
ていないと判断すれば、操作割込処理を行う必要がないので、そのままステップS13へ
進んで、ダビングが終了したか否かを判断する。ダビングが終了していないと判断すれば
、CD22から楽曲データを読み出す必要があるため、ステップS7へ戻り、一方、ダビ
ングが終了していると判断すれば、CD22から楽曲データを読み出す必要がないため、
ステップ10へ戻る。
他方、ステップS10において、再生用Aバッファ24c、再生用Bバッファ24dの
いずれかが空になっていると判断すれば、HDD25から次に再生用のバッファに記憶さ
せるべき圧縮データを読み出し(ステップS14)、読み出した圧縮データを、再生用A
バッファ24c、再生用Bバッファ24dのうち、空になっているバッファへ一時記憶さ
せる(ステップS15)。
次に、再生が終了したか否かを判断し(ステップS16)、再生が終了していると判断
すれば、処理動作[1−1]を終了し、再生が終了していないと判断すれば、ステップS
10へ戻る。
前記DMAコントローラは、上記したように、例えば、再生用Bバッファ24dが空で
ない状態(デコーダ26へ転送すべきデータを有している状態)で、圧縮データが入力さ
れると、前の圧縮データ(再生用Bバッファ24dに記憶されている圧縮データ)のデコ
ーダ26への転送終了後それに続けて、新たに入力された圧縮データ(再生用Aバッファ
24cに記憶されている圧縮データ)を等倍速でデコーダ26へ転送させるようになって
いる。
次に、実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるシステムコントローラ28の行う
処理動作[1−2](図2に示したステップS12)を図4に示したフローチャートに基
づいて説明する。まず、操作部29から得られた情報に基づいて、使用者から早送りの指
示が行われたか否かを判断し(ステップS21)、早送りの指示が行われたと判断すれば
、図5に示したように、早送り処理を行う(ステップS22)。
・早送り処理
まず、現在再生に利用している再生用のバッファから高速度で圧縮データを読み出し、
読み出した圧縮データをデコーダ26で復元させる。現在再生に利用している再生用のバ
ッファに記憶されている圧縮データの読み出しが終了した場合には、待機中となっていた
再生用のバッファから続けて、圧縮データを読み出すようにし、また、HDD25から続
きの圧縮データを読み出し、新たに待機中となった再生用のバッファに読み出した圧縮デ
ータを記憶させる。
ステップS21において、使用者から早送りの指示は行われていないと判断すれば、次
に、操作部29から得られる情報に基づいて、使用者から巻き戻しの指示が行われたか否
かを判断し(ステップS23)、巻き戻しの指示が行われたと判断すれば、図6に示した
ように、巻き戻し処理を行う(ステップS24)。
・巻き戻し処理
まず、現在再生に利用している再生用のバッファから圧縮データを逆方向に読み出し、
読み出した圧縮データをデコーダ26で復元させる。また、HDD25から前の圧縮デー
タを読み出し、待機中となっていた再生用のバッファに読み出した圧縮データを記憶させ
る。現在再生に利用している再生用のバッファに記憶されている圧縮データの読み出しが
終了した場合には、待機中となっていた再生用のバッファから続けて、圧縮データを読み
出すようにし、また、HDD25からさらに前の圧縮データを読み出し、新たに待機中と
なった再生用のバッファに読み出した圧縮データを記憶させる。
ステップS23において、使用者から巻き戻しの指示は行われていないと判断すれば、
次に、操作部29から得られる情報に基づいて、使用者からリピート再生の指示が行われ
たか否かを判断し(ステップS25)、リピート再生の指示が行われたと判断すれば、リ
ピート再生処理を行う(ステップS26)。
・リピート再生処理
まず、現在再生に利用している再生用のバッファに、再生中の楽曲の先頭部分が記憶さ
れている場合には、再生中のバッファに記憶されている圧縮データを先頭から読み出し、
読み出した圧縮データをデコーダ26で復元させる。一方、再生中のバッファに、再生中
の楽曲の先頭部分が記憶されていない場合には、HDD25から当該楽曲の先頭部分を含
んだ楽曲データを読み出し、待機中となっていた再生用のバッファに読み出した圧縮デー
タを記憶させ、そしてデコーダ26で復元させる。さらに、HDD25から当該楽曲の続
きの部分を含んだ楽曲データを読み出し、新たに待機中となった再生用のバッファに読み
出した圧縮データを記憶させる。
ステップS25において、使用者からリピート再生の指示は行われていないと判断すれ
ば、次に、操作部29から得られる情報に基づいて、使用者からトラックアップの指示が
行われたか否かを判断し(ステップS27)、トラックアップの指示が行われたと判断す
れば、図7に示したように、トラックアップ処理を行う(ステップS28)。
・トラックアップ処理
まず、HDD25から次に再生予定の楽曲の先頭部分を含んだ楽曲データを読み出し、
待機中となっていた再生用のバッファに読み出した圧縮データを記憶させ、そしてデコー
ダ26で復元させる。さらに、HDD25から当該楽曲の続きの部分を含んだ楽曲データ
を読み出し、新たに待機中となった再生用のバッファに読み出した圧縮データを記憶させ
る。また、トラックアップが1アップではなく、複数アップ指示された場合には、それに
応じた楽曲の圧縮データをHDD25から読み出すようにする。
ステップS27において、使用者からトラックアップの指示は行われていないと判断す
れば、次に、操作部29から得られる情報に基づいて、使用者からトラックダウンの指示
が行われたか否かを判断し(ステップS29)、トラックダウンの指示が行われたと判断
すれば、図8に示したように、トラックダウン処理を行う(ステップS30)。
・トラックダウン処理
まず、HDD25から直前に再生した楽曲の先頭部分を含んだ楽曲データを読み出し、
待機中となっていた再生用のバッファに読み出した圧縮データを記憶させ、そしてデコー
ダ26で復元させる。さらに、HDD25から当該楽曲の続きの部分を含んだ楽曲データ
を読み出し、新たに待機中となった再生用のバッファに読み出した圧縮データを記憶させ
る。また、トラックダウンが1ダウンではなく、複数ダウン指示された場合には、それに
応じた楽曲の圧縮データをHDD25から読み出すようにする。
ステップS29において、使用者からトラックダウンの指示は行われていないと判断す
れば、次に、操作部29から得られる情報に基づいて、使用者から再生中のCD22とは
別のCDに収録されていた楽曲の再生指示が行われたか否かを判断し(ステップS31)
、別のCDに収録されていた楽曲の再生指示が行われたと判断すれば、別の楽曲再生処理
を行う(ステップS32)。
・別の楽曲再生処理
まず、HDD25から当該CDに収録されていた楽曲の先頭部分を含んだ楽曲データを
読み出し、待機中となっていた再生用のバッファに読み出した圧縮データを記憶させ、そ
してデコーダ26で復元させる。さらに、HDD25から当該楽曲の続きの部分を含んだ
楽曲データを読み出し、新たに待機中となった再生用のバッファに読み出した圧縮データ
を記憶させる。
次に、実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるシステムコントローラ28の行う
処理動作[1−3]を図9に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理
動作[1−3]は、使用者により操作部29が操作され、HDD25に保存されている楽
曲の再生が指示された場合に行われる動作である。
まず、HDD25から使用者により指示された楽曲の先頭2秒分の圧縮データを4倍速
で読み出す(ステップS41)。すなわち、0.5秒で当該楽曲の先頭部分を含んだ圧縮
データを読み出す。次に、図10(a)に示したように、読み出した圧縮データを再生用
Aバッファ24cに一時記憶させる(ステップS42)。
バッファメモリ24に装備されている前記DMAコントローラは、上記したように、再
生用Aバッファ24c及び再生用Bバッファ24dが空になっている状態で、圧縮データ
が入力されると、入力された圧縮データ(再生用Aバッファ24cに記憶されている圧縮
データ)を等倍速でデコーダ26へ転送させるようになっている。なお、デコーダ26へ
転送された圧縮データは、デコーダ26で復元されて出力部27から出力されるようにな
っている。すなわち、音声として出力される。
次に、HDD25から当該楽曲の続きの4秒分の圧縮データを4倍速で読み出し(ステ
ップS43)、図10(b)に示したように、読み出した圧縮データを再生用Bバッファ
24dに一時記憶させる(ステップS44)。従って、先頭2秒分の再生が終了するまで
に、続きの4秒分の圧縮データがバッファメモリ24(再生用Bバッファ24d)に記憶
されることになる。
前記DMAコントローラは、上記したように、再生用Aバッファ24cが空でない状態
(デコーダ26へ転送すべきデータを有している状態)で、圧縮データが入力されると、
前の圧縮データ(再生用Aバッファ24cに記憶されている圧縮データ)のデコーダ26
への転送終了後それに続けて(すなわち、楽曲が途切れないように)、入力された圧縮デ
ータ(再生用Bバッファ24dに記憶されている圧縮データ)を等倍速でデコーダ26へ
転送させるようになっている。
次に、HDD25から当該楽曲の続きの8秒分の圧縮データを4倍速で読み出し(ステ
ップS45)、図10(c)に示したように、読み出した圧縮データを再生用Aバッファ
24cに一時記憶させる(ステップS46)。従って、先頭から6(=2+4)秒分の再
生が終了するまでに、続きの8秒分の圧縮データがバッファメモリ24(再生用Aバッフ
ァ24c)に記憶されることになる。
次に、HDD25から当該楽曲の続きの16秒分の圧縮データを4倍速で読み出し(ス
テップS47)、図10(d)に示したように、読み出した圧縮データを再生用Bバッフ
ァ24dに一時記憶させる(ステップS48)。従って、先頭から14(=2+4+8)
秒分の再生が終了するまでに、続きの16秒分の圧縮データがバッファメモリ24(再生
用Bバッファ24d)に記憶されることになる。
次に、再生用Aバッファ24c、再生用Bバッファ24dのいずれかが空になっている
か否かを判断し(ステップ49)、いずれも空になっていないと判断すれば、ステップS
49へ戻り、いずれかが空になっていると判断すれば、HDD25から当該楽曲の続きの
60秒分の圧縮データを4倍速で読み出し(ステップS50)、図10(e)、10(f
)に示したように、読み出した圧縮データを再生用Aバッファ24c、再生用Bバッファ
24dのうち、空になっているバッファへ一時記憶させる(ステップS51)。
次に、再生が終了したか否かを判断し(ステップS52)、再生が終了していると判断
すれば、処理動作[1−3]を終了し、一方、再生が終了していないと判断すれば、ステ
ップS49へ戻る。
上記実施の形態(1)に係る記録再生装置によれば、圧縮データを採用しているので、
過大なバッファメモリ24を必要としない。そのため、コストの増大を抑止することがで
きる。また、並行モードの開始当初(図3では開始から120秒間)においては、エンコ
ーダ23での圧縮処理により得られた圧縮データを用いて、楽曲の再生が行われる。すな
わち、録音に遅れることなく楽曲が再生される。従って、楽曲再生の出だしを早くするこ
とができる。
並行モードの開始当初以外(図3では120秒以降)では、HDD25に記録されてい
る圧縮データを用いて、楽曲の再生が行われる。すなわち、CD22から楽曲データを読
み出さなくても、楽曲再生を実現することができる。従って、CD22からのダビング用
の楽曲データの読み出しを中断しなくて良い。これにより、HDD25への楽曲録音を効
率よく行うことができる。
また、上記実施の形態(1)に係る記録再生装置によれば、ダビングが終了していなく
ても、楽曲の早送りや巻き戻し、リピート再生、トラックアップ、トラックダウンなどを
実現することができる。また、HDD25に保存されている楽曲を再生させる場合、再生
用のバッファ(再生用Aバッファ24c、再生用Bバッファ24d)に記憶させていく圧
縮データ量を初め少なくし、徐々に増やしていくようになっているので、使用者からの指
示に対するレスポンスを早めることができる。なお、バッファメモリ24に記憶させてい
くデータ量を徐々に増やしていく方法については、使用者から楽曲の再生が指示された場
合ではなく、並行モードで採用するようにしても良い。
図11(a)は、実施の形態(2)に係る記録再生装置の要部を概略的に示したブロッ
ク図である。なお、この記録再生装置は、バッファメモリ24及びシステムコントローラ
28を除き、図1(a)に示した記録再生装置と同様の構成であるため、バッファメモリ
及びシステムコントローラのみ異なる符号を付している。図中21は、CD22などの記
憶媒体からコンテンツ(例えば、楽曲データ)を倍速で読み出し可能なCDドライブを示
している。
CDドライブ21には、圧縮処理を施すエンコーダ23が接続されており、CDドライ
ブ21で読み出されたコンテンツはエンコーダ23で圧縮処理が施されるようになってい
る。エンコーダ23はバッファメモリ34を介して、HDD25及びデコーダ26に接続
されている。
HDD25は、エンコーダ23での圧縮処理により得られた圧縮データを保存するよう
になっており、デコーダ26は、エンコーダ23から送られてきた圧縮データやHDD2
5から読み出された圧縮データに対して復元処理を施すようになっている。デコーダ26
での復元処理により得られたデータは、変換部(図示せず)などを介して出力部27(例
えば、スピーカ)から出力されるようになっている。
バッファメモリ34は、エンコーダ23での圧縮処理により得られた圧縮データを一時
記憶して、HDD25やデコーダ26へ転送したり、HDD25から読み出された圧縮デ
ータを一時記憶して、デコーダ26へ転送するようになっている。なお、これら転送はバ
ッファメモリ34に装備されているDMAコントローラ(図示せず)によって制御され、
後述するシステムコントローラ38の処理負荷を軽減させるようになっている。
また、バッファメモリ34は、図11(b)に示したように、録音及び再生に用いられ
る録音再生用Aバッファ34aと、録音再生用Bバッファ34bとに分けて利用されるよ
うになっている。また、録音再生用Aバッファ34a、録音再生用Bバッファ34dはい
ずれも楽曲1曲分以上のデータ容量を有している。
CPU等を含んで構成されるシステムコントローラ38はCDドライブ21、エンコー
ダ23、バッファメモリ34、及びHDD25に接続されており、例えば、CDドライブ
21を制御することによって、CDドライブ21にセットされているCD22から楽曲デ
ータを抽出(リッピング)することができるようになっている。また、システムコントロ
ーラ38には、使用者が操作し得る操作部29と表示部30とが接続されている。
実施の形態(2)に係る記録再生装置におけるシステムコントローラ38の行う処理動
作[2−1]を図12に示したフローチャート、及び図13に示した録音/再生タイミン
グチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[2−1]は、使用者により操作部
29が操作され、楽曲を再生させながらダビングを行う並行モードが選択された場合に行
われる動作である。
まず、CDドライブ21を制御することによって、CD22から等倍速で1曲目の楽曲
データを1曲分読み出し(ステップS61)、読み出した楽曲データをエンコーダ23で
圧縮させる(ステップS62)。エンコーダ23での圧縮処理により得られた圧縮データ
を録音再生用Aバッファ34aに一時記憶させる(ステップS63)。
バッファメモリ34に装備されている前記DMAコントローラは、録音再生用Aバッフ
ァ34a及び録音再生用Bバッファ34bが空になっている状態で、圧縮データが入力さ
れると、入力された圧縮データ(録音再生用Aバッファ34aに記憶されている圧縮デー
タ)を等倍速でHDD25及びデコーダ26へ転送させるようになっている。なお、上記
したように、デコーダ26へ転送された圧縮データは、デコーダ26で復元されて出力部
27から出力されるようになっている。すなわち、音声として出力される。
次に、CD22から等倍速で2曲目の楽曲データを1曲分読み出し(ステップS64)
、読み出した楽曲データをエンコーダ23で圧縮させる(ステップS65)。エンコーダ
23での圧縮処理により得られた圧縮データを録音再生用Bバッファ34bに一時記憶さ
せる(ステップS66)。
前記DMAコントローラは、録音再生用Aバッファ34aが空でない状態(HDD25
及びデコーダ26へ転送すべきデータを有している状態)で、圧縮データが入力されると
、前の圧縮データ(録音再生用Aバッファ34aに記憶されている圧縮データ)のHDD
25及びデコーダ26への転送が終了してから、新たに入力された圧縮データ(録音再生
用Bバッファ34bに記憶されている圧縮データ)を等倍速でHDD25及びデコーダ2
6へ転送させるようになっている。
次に、CD22から等倍速で次の楽曲の楽曲データを1曲分読み出し(ステップS67
)、読み出した楽曲データをエンコーダ23で圧縮させる(ステップS68)。エンコー
ダ23での圧縮処理により得られた圧縮データを、録音再生用Aバッファ34a、録音再
生用Bバッファ34bのうち、空になっているバッファへ一時記憶させる(ステップS6
9)。
なお、ここでは1曲分の楽曲データを読み出し、バッファメモリ34に一時記憶させる
ようにしているが、別の実施の形態では、CD1枚分以上のデータ容量を有したバッファ
メモリを用い、1曲分ではなく、CD22に記憶されている楽曲データ全部まとめて読み
出し、前記バッファメモリに一時記憶させるようにしても良い。これにより、処理の負荷
を軽減することができる。なお、このとき各楽曲間を示した情報を前記バッファメモリに
記憶させるようにするのが望ましい。
次に、CD22に記憶されている楽曲データのダビング及び再生が終了したか否かを判
断する(ステップS70)。ダビング及び再生が終了していないと判断すれば、CD22
から楽曲データを読み出す必要があるため、ステップS67へ戻り、一方、ダビング及び
再生が終了していると判断すれば、CD22から楽曲データを読み出す必要がないため、
処理動作[2−1]を終了する。
上記実施の形態(2)に係る記録再生装置によれば、圧縮データを採用し、さらには録
音用と再生用とでバッファが別れていないので、過大なバッファメモリ34を必要としな
い。そのため、コストの増大を抑止することができる。また、ダビングと再生とが同時進
行であるため、使用者はダビング進行中の楽曲が何であるのかを容易に把握することがで
きる。
図14は、実施の形態(3)に係る記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図で
ある。図中41は、CD42などの記憶媒体からコンテンツ(例えば、楽曲データ)を倍
速で読み出し可能なCDドライブを示している。CDドライブ41には、バッファメモリ
43を介してHDD44が接続されており、HDD44にCDドライブ41で読み出され
た楽曲データが保存されるようになっている。
HDD44には圧縮処理を施すエンコーダ45が接続されており、HDD44から読み
出された楽曲データはエンコーダ45で圧縮処理が施され、圧縮処理により得られた圧縮
データについてはHDD44で保存されるようになっている。なお、圧縮データの保存後
は楽曲データをHDD44から消去するのが望ましい(記憶容量の確保)。また、HDD
44はバッファメモリ46を介して、デコーダ47に接続されている。
デコーダ47は、HDD44から読み出された圧縮データに対して復元処理を施すよう
になっている。デコーダ47での復元処理により得られたデータは、変換部(図示せず)
などを介して出力部48(例えば、スピーカ)から出力されるようになっている。バッフ
ァメモリ46は、HDD44から読み出された圧縮データを一時記憶して、デコーダ47
へ転送するようになっている。
CPU等を含んで構成されるシステムコントローラ49はCDドライブ41、バッファ
メモリ43、HDD44、エンコーダ45、及びバッファメモリ46に接続されており、
例えば、CDドライブ41を制御することによって、CDドライブ41にセットされてい
るCD42から楽曲データを抽出(リッピング)することができるようになっている。ま
た、システムコントローラ49には、使用者が操作し得る操作部50と表示部51とが接
続されている。
上記実施の形態(3)に係る記録再生装置によれば、圧縮処理を施す前に取りあえず、
CD42から読み出した楽曲データがHDD44へ書き込まれ、その後、圧縮処理が施さ
れる。これにより、エンコーダ45の性能に拘らず高速ダビングが可能となる。これは、
CD42などの記憶媒体を早く解放したい場合に特に有効となる。
また、CDドライブ41から読み出した楽曲データがバッファメモリ43で一時記憶さ
れるので、音飛びなどを防止することができる。また、HDD44から読み出した圧縮デ
ータがバッファメモリ46で一時記憶されるので、HDD44からの圧縮データを任意の
速度で読み出すことができる。なお、これらバッファメモリ43、46を採用しない場合
、記録再生装置としての性能は低下するが、コストを低くすることができる。
また、上記実施の形態(3)に係る記録再生装置では、HDD44から読み出した圧縮
データを用いて楽曲再生を行う場合について説明しているが、別の実施の形態では、例え
ば、図15に示したように、エンコーダ45での圧縮処理に並行して、HDD44から読
み出した楽曲データ(すなわち、非圧縮データ)を用いて楽曲再生を行うようにしても良
い。
また、上記実施の形態(1)〜(3)に係る記録再生装置では、CD22、42に収録
されている楽曲に対応する圧縮データを何の制限もなく、HDD25、44へ保存するよ
うにしているが、別の実施の形態では、例えば、操作部29、50から得られる情報に基
づいて、下記の1〜4に示したように、使用者からの要求を考慮に入れて、圧縮データを
HDD25、44へ保存させるようにしても良い。なお、ここでの判断はシステムコント
ローラで行うようにすれば良い。
1.ある楽曲の再生中に使用者がダビングを要求していると判断した場合、再生中の楽
曲に対応する圧縮データをHDDへ保存する。
2.ある楽曲の再生中に使用者がダビング却下を要求していると判断した場合、再生中
の楽曲に対応する圧縮データはHDDへ保存せず、ダビング却下の要求がなかった楽曲に
対応する圧縮データだけをHDDへ保存する。
3.再生より先に楽曲がHDDに保存されているとき:ある楽曲の再生中に使用者から
ダビングが要求されなかった(又はダビング却下が要求された)と判断した場合、再生中
の楽曲に対応する圧縮データをHDDから削除する。
4.1〜3とは異なり、HDDに既に保存されている圧縮データに対応する楽曲や、H
DDへ転送予定の圧縮データに対応する楽曲を表示部30、51へ表示することによって
使用者へ紹介して、使用者に保存を要求する楽曲を選択させるようにし、その選択結果に
基づいて、HDDから圧縮データを削除したり、又はHDDへ楽曲データを転送するよう
にしても良い。
また、さらに別の実施の形態では、使用者が保存を要求しなかった楽曲などに対応する
圧縮データをHDDから削除するのではなく、HDDからの読出を不可とするようにして
も良い。なお、これの管理については、図16に示したように、管理ファイルを2重化し
て管理するといった方法が挙げられ、管理ファイルF1には読出可能となっている楽曲が
示されており、管理ファイルF2には読出可能/読出不可に関係なくHDDにその圧縮デ
ータが記録されている楽曲が示されている。
HDDから削除するのではなく、HDDからの読出を不可とすれば、圧縮データの復旧
処理の簡素化を図ることができる。例えば、読出不可としているものを一括で解除したり
(管理ファイルF1を管理ファイルF1と同じにする)、使用者から選択されたものだけ
を解除することができる。また、再度同じ楽曲がダビングされる場合には、HDDに既に
記録されているものを利用することができるので、ダビングの効率を高めることができる
。なお、同じ楽曲がHDDに記録されているかどうかの判断については、HDDに記録さ
れている管理ファイル(各楽曲に関する情報を含む)とCDから得られるTOC情報とに
基づいて判断することができる。
なお、ここまでコンテンツが楽曲データの場合について説明してきたが、本発明に係る
記録再生装置は楽曲データなどの音声データに限定されるものではなく、映像データに対
しても利用可能であり、例えば、DVDに記録されている映像データについても、CDに
記録されている楽曲データと同様に記録再生可能である。
(a)は本発明の実施の形態(1)に係る記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図であり、(b)はバッファメモリの使用形態を示した図である。 実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるシステムコントローラの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る記録再生装置における録音/再生タイミングチャートを示した図である。 実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるシステムコントローラの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるバッファメモリの使用例を説明するための説明図である。 実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるバッファメモリの使用例を説明するための説明図である。 実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるバッファメモリの使用例を説明するための説明図である。 実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるバッファメモリの使用例を説明するための説明図である。 実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるシステムコントローラの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る記録再生装置におけるバッファメモリの使用例を説明するための説明図である。 (a)は実施の形態(2)に係る記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図であり、(b)はバッファメモリの使用形態を示した図である。 実施の形態(2)に係る記録再生装置におけるシステムコントローラの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る記録再生装置における録音/再生タイミングチャートを示した図である。 実施の形態(3)に係る記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図である。 別の実施の形態に係る記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図である。 管理ファイルの使用例を説明するための説明図である。 従来の記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図である。 従来の記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図である。 従来の記録再生装置の要部を概略的に示したブロック図である。
符号の説明
23、45 エンコーダ
24、34、43、46 バッファメモリ
25、44 HDD
26、47 デコーダ
28、38、49、49A システムコントローラ

Claims (30)

  1. 音声データなどのコンテンツを再生しながら、並行して前記コンテンツのダビングを実
    行する記録再生装置において、
    ダビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手
    段と、
    前記圧縮処理により得られた圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデータを再生
    させる第1の再生制御手段と、
    コンテンツの再生と並行して、前記圧縮処理により得られた圧縮データを記憶用記録手
    段へ書き込む第1の書込手段とを備えていることを特徴とする記録再生装置。
  2. コンテンツの再生とは別に、前記圧縮処理により得られた圧縮データを前記ダビング用
    記録手段へ書き込む第2の書込手段と、
    前記記憶用記録手段に記録されている圧縮データを前記復元手段で復元させ、復元した
    データを再生させる第2の再生制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の
    記録再生装置。
  3. 再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビングに用いられる圧縮データを一時記憶
    領域に記憶させる第1の記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の記録再生装置。
  4. 再生に用いられる圧縮データを一時記憶する一時記憶領域と、ダビングに用いられる圧
    縮データを一時記憶する一時記憶領域とが独立していることを特徴とする請求項3記載の
    記録再生装置。
  5. 再生に用いられる圧縮データを一時記憶する一時記憶領域と、ダビングに用いられる圧
    縮データを一時記憶する一時記憶領域とが共通していることを特徴とする請求項3記載の
    記録再生装置。
  6. 再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビングに用いられる圧縮データを一時記憶
    する一時記憶領域が多重化されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかの項に記
    載の記録再生装置。
  7. 再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビングに用いられる圧縮データを一時記憶
    する一時記憶領域の記憶容量が、ダビング対象となっている前記記憶媒体の記憶容量以上
    であり、
    前記第1の記憶手段が、前記圧縮処理により得られる、前記記憶媒体に記憶されている
    コンテンツ全部の圧縮データを前記一時記憶領域に記憶させるものであることを特徴とす
    る請求項3〜6のいずれかの項に記載の記録再生装置。
  8. 前記第1の記憶手段が、前記圧縮データだけでなく、各コンテンツ間を示した情報を前
    記一時記憶領域に記憶させるものであることを特徴とする請求項7記載の記録再生装置。
  9. 再生に用いられる圧縮データ、及び/又はダビングに用いられる圧縮データを一時記憶
    する一時記憶領域の記憶容量が、ダビング対象となっている前記記憶媒体に記憶されてい
    るコンテンツ一つ分のデータ容量以上であり、
    前記第1の記憶手段が、前記圧縮処理により得られる、前記記憶媒体に記憶されている
    コンテンツの圧縮データを、各コンテンツ毎に前記一時記憶領域に記憶させるものである
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれかの項に記載の記録再生装置。
  10. 再生に用いられる圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第2の記憶手段と、
    使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング中に
    コンテンツの早送りを要求していると判断した場合、前記使用者からの要求に基づいて、
    前記一時記憶領域に記憶されている圧縮データを前記復元手段で高速度で復元させ、復元
    したデータを再生させる第3の再生制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の記録再生装置。
  11. 再生に用いられる圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第2の記憶手段と、
    使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング中に
    コンテンツの巻き戻しを要求していると判断した場合、前記使用者からの要求に基づいて
    、前記一時記憶領域に記憶されている圧縮データを逆方向に前記復元手段で復元させ、復
    元したデータを再生させる第4の再生制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1
    、2、10のいずれかの項に記載の記録再生装置。
  12. 再生に用いられる圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第2の記憶手段と、
    使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング中に
    コンテンツのリピート再生を要求していると判断した場合、復元位置を前記一時記憶領域
    の先頭に戻し、前記一時記憶領域に記憶されている圧縮データを前記復元手段で復元させ
    、復元したデータを再生させる第5の再生制御手段とを備えていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の記録再生装置。
  13. 使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング中に
    飛び越し再生、又は前へ戻っての再生を要求していると判断した場合、前記使用者からの
    要求に基づいて、前記記憶用記録手段から所望のコンテンツに対する圧縮データを読み出
    し、読み出した圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第3の記憶手段と、
    該第3の記憶手段により前記一時記憶領域に記憶された圧縮データを前記復元手段で復
    元させ、復元したデータを再生させる第6の再生制御手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の記録再生装置。
  14. 使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビング中に
    ダビングの対象となっている前記記憶媒体に記憶されているコンテンツとは別のコンテン
    ツの再生を要求していると判断した場合、前記使用者からの要求に基づいて、前記記憶用
    記録手段から所望のコンテンツに対する圧縮データを読み出し、読み出した圧縮データを
    一時記憶領域に記憶させる第4の記憶手段と、
    該第4の記憶手段により前記一時記憶領域に記憶された圧縮データを前記復元手段で復
    元させ、復元したデータを再生する第7の再生制御手段とを備えていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の記録再生装置。
  15. 使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がコンテンツ再
    生中にダビングを要求しているか否かを判断するダビング要求判断手段を備え、
    前記第1の書込手段が、
    前記ダビング要求判断手段により、前記使用者がコンテンツ再生中にダビングを要求し
    ていると判断された場合に、再生中のコンテンツに対応する圧縮データを前記記憶用記録
    手段へ書き込むものであることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  16. 使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がコンテンツ再
    生中にダビング却下を要求しているか否かを判断するダビング却下要求判断手段を備え、
    前記第1の書込手段が、
    前記ダビング却下要求判断手段により、前記使用者がコンテンツ再生中にダビング却下
    を要求していると判断された場合は、再生中のコンテンツに対応する圧縮データを前記記
    憶用記録手段へ書き込まないものであることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  17. 使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がコンテンツ再
    生中にダビングを要求しているか否かを判断するダビング要求判断手段と、
    該ダビング要求判断手段による判断結果に基づいて、ダビングが要求されなかったコン
    テンツに対応する圧縮データを、前記記憶用記録手段から削除、又は読出不可にする第1
    の削除手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の記録再生装置。
  18. 音声データなどのコンテンツを再生しながら、並行して前記コンテンツのダビングを実
    行する記録再生装置において、
    ダビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手
    段と、
    前記圧縮処理により得られた圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデータを再生
    させる第1の再生制御手段と、
    前記記憶媒体に記憶されているコンテンツ全部の圧縮データを一時記憶領域に記憶させ
    る第5の記憶手段と、
    使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビングを要
    求しているコンテンツを選択する第1のコンテンツ選択手段と、
    該第1のコンテンツ選択手段による選択結果に基づいて、前記使用者がダビングを要求
    しているコンテンツに対応する圧縮データを、前記一時記憶領域から転送することによっ
    て、前記記憶用記録手段へ書き込む第3の書込手段とを備えていることを特徴とする記録
    再生装置。
  19. 音声データなどのコンテンツを再生しながら、並行して前記コンテンツのダビングを実
    行する記録再生装置において、
    ダビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手
    段と、
    前記圧縮処理により得られた圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデータを再生
    する第1の再生制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されているコンテンツ全部の圧縮データを記憶用記録手段へ書き込
    む第4の書込手段と、
    使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビングを要
    求しているコンテンツを選択する第2のコンテンツ選択手段と、
    該第2のコンテンツ選択手段による選択結果に基づいて、ダビングが要求されていない
    コンテンツに対応する圧縮データを、前記記憶用記録手段から削除、又は読出不可にする
    第2の削除手段とを備えていることを特徴とする記録再生装置。
  20. 音声データなどのコンテンツを再生する機能と、前記コンテンツのダビングを実行する
    機能とを有した記録再生装置において、
    ダビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手
    段と、
    前記圧縮処理により得られた圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデータを再生
    する第1の再生制御手段と、
    前記圧縮処理により得られた圧縮データを記憶用記録手段へ書き込む第5の書込手段と

    使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者がダビングを要
    求していないコンテンツを選択する第3のコンテンツ選択手段と、
    該第3のコンテンツ選択手段による選択結果に基づいて、ダビングが要求されていない
    コンテンツに対応する圧縮データを、前記記憶用記録手段からの読出を不可にする読出不
    可手段とを備えていることを特徴とする記録再生装置。
  21. 前記記憶用記録手段に記録されているコンテンツに関するデータの管理ファイルが少な
    くとも2重化され、
    第1の管理ファイルには、前記記憶用記録手段に記録されている圧縮データに対応する
    全てのコンテンツに関する情報が含まれ、
    第2の管理ファイルには、読出不可となっているコンテンツに関する情報が含まれてい
    ないことを特徴とする請求項20記載の記録再生装置。
  22. 使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者が読出不可の解
    除を要求しているか否かを判断する解除要求判断手段と、
    該解除要求判断手段により前記使用者が解除を要求していると判断された場合、前記読
    出不可を一括して解除する第1の解除手段とを備えていることを特徴とする請求項20又
    は請求項21記載の記録再生装置。
  23. 使用者が操作し得る入力手段から得られる情報に基づいて、前記使用者が読出不可の解
    除を要求しているコンテンツを選択する第4のコンテンツ選択手段と、
    該第4のコンテンツ選択手段による選択結果に基づいて、読出不可の解除が要求されて
    いるコンテンツに対応する圧縮データの読出不可を解除する第2の解除手段とを備えてい
    ることを特徴とする請求項20又は請求項21記載の記録再生装置。
  24. ダビング対象となっている前記記憶媒体から得られる情報に基づいて、ダビング対象と
    なっているコンテンツに対応する圧縮データが前記記憶用記録手段に記録され、なおかつ
    読出不可になっているか否かを検索する検索手段と、
    該検索手段による検索結果に基づいて、該当する圧縮データの読出不可を解除する第3
    の解除手段とを備えていることを特徴とする請求項20又は請求項21記載の記録再生装
    置。
  25. 音声データなどのコンテンツを再生する機能と、前記コンテンツのダビングを実行する
    機能とを有した記録再生装置において、
    ダビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツを記憶用記録手段へ書き
    込む第6の書込手段と、
    前記記憶用記録手段に記録されているコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手段と、
    前記圧縮処理により得られた圧縮データを前記記憶用記録手段へ書き込む第7の書込手
    段と、
    前記記憶用記録手段に記録されている圧縮データを復元手段で復元させ、復元したデー
    タを再生させる第8の再生制御手段とを備えていることを特徴とする記録再生装置。
  26. 前記圧縮処理に並行して、前記記憶用記録手段に記録されている非圧縮データを再生す
    る第9の再生制御手段を備えていることを特徴とする請求項25記載の記録再生装置。
  27. ダビングに用いられるコンテンツを一時記憶領域に記憶させる第6の記憶手段を備えて
    いることを特徴とする請求項25又は請求項26記載の記録再生装置。
  28. 再生に用いられる圧縮データを一時記憶領域に記憶させる第7の記憶手段を備えている
    ことを特徴とする請求項25〜27のいずれかの項に記載の記録再生装置。
  29. 音声データなどのコンテンツを再生する機能と、前記コンテンツのダビングを実行する
    機能とを有した記録再生装置において、
    ダビング対象となっている記憶媒体から読み出したコンテンツに圧縮処理を施す圧縮手
    段と、
    前記圧縮処理により得られた圧縮データを記憶用記録手段へ書き込む第5の書込手段と

    前記記憶用記録手段から圧縮データを読み出し、読み出した圧縮データを一時記憶領域
    に記憶させる第8の記憶手段と、
    該第8の記憶手段により前記一時記憶領域に記憶された圧縮データを復元手段で復元さ
    せ、復元したデータを再生させる第10の再生制御手段とを備えると共に、
    前記第8の記憶手段により前記一時記憶領域に記憶される圧縮データ量が、記憶開始当
    初、それ以降と比較して少ないことを特徴とする記録再生装置。
  30. 前記第8の記憶手段が、前記一時記憶領域に記憶させる圧縮データ量を徐々に増やして
    いくものであることを特徴とする請求項29記載の記録再生装置。
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